JP7725863B2 - 立体物印刷装置、および、立体物印刷方法 - Google Patents
立体物印刷装置、および、立体物印刷方法Info
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Description
1-1.立体物印刷装置の概略
図1は、第1実施形態に係る立体物印刷装置100の概略を示す斜視図である。立体物印刷装置100は、立体的なワークWの表面の一部の印刷領域WFにインクジェット方式により印刷を行う装置である。図1では、印刷領域WFは、ワークWの表面の一部であるが、表面の全部でもよい。
図2は、第1実施形態に係る立体物印刷装置100の電気的な構成を示すブロック図である。図2では、立体物印刷装置100の構成要素のうち、電気的な構成要素が示される。また、図2では、エンコーダー241_1からエンコーダー241_6までを含むアーム駆動機構240が示される。アーム駆動機構240は、関節230_1から関節230_6までを動作させる前述の駆動機構の集合体である。エンコーダー241_1からエンコーダー241_6までのそれぞれは、関節230_1から関節230_6までのそれぞれに対応して設けられ、エンコーダー241_1からエンコーダー241_6の回転角度等の動作量を計測する。なお、以下では、エンコーダー241_1からエンコーダー241_6のそれぞれをエンコーダー241という場合がある。
図3は、第1実施形態における液体吐出ユニット300の概略構成を示す斜視図である。
図4は、第1実施形態に係る立体物印刷方法の流れを示すフローチャートである。図5は、立体物印刷方法を実行中の一連の動作を説明するための説明図である。当該立体物印刷方法は、前述の立体物印刷装置100を用いて行われる。図5では、立体物印刷方法を実行中の一連の動作の各動作を実行した時刻とヘッド310の移動速度との関係を示すグラフgv1と、この一連の動作の各動作を実行した時刻とヘッド310の移動距離との関係を示すグラフgd1とを示す。
なお、第1移動動作は、「ロボットがヘッドを待機位置から印刷準備位置に向かって移動させる移動動作」の一例である。
なお、第1実施形態において、速度V0が「第1速度」の一例であり、印刷速度VPが「第2速度」の一例である。
ヘッド310の姿勢とは、b軸に沿って見た場合に、b軸まわりのヘッド310の姿勢である。また、ヘッド310の姿勢は、回動軸O5に沿って見た場合に、設置面BNの法線方向に沿った仮想直線LVに対して回動軸O6がなす角度によって示されるとも言える。図6では、液体吐出ユニット300が印刷準備位置PPに位置する場合のヘッド310の姿勢を角度θとして示してある。液体吐出ユニット300が印刷開始位置PSにおけるヘッド310の姿勢が、0度であるとし、仮想直線LVに対して回動軸O6が反時計回りに回転する方向を正の方向、時計回りに回転する方向を負の方向とする。
単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量について、単位期間は、どのような期間長でもよい。ある単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、ある単位期間の終了時点におけるヘッド310の姿勢を示す角度から、ある単位期間の開始時点におけるヘッド310の姿勢を示す角度を減じた値の絶対値を、単位期間の長さで除した値である。この除法について、被除数は0以上の値であり、除数は正の値である。したがって、ヘッド310の姿勢変化量は、0以上の値である。第1速度調整動作または印刷動作の実行期間が複数の単位期間に亘る場合、単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、複数の単位期間の各々のヘッド310の姿勢変化量の代表値である。代表値としては、例えば、平均値、最大値、または、中央値である。
代表値が平均値である場合、単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、複数の単位期間の各々のヘッド310の姿勢変化量の平均値である。例えば、印刷動作の実行期間が、2つの単位期間に亘り、1つ目の単位期間におけるヘッド310の姿勢変化量が、10度/秒であり、2つ目の単位期間におけるヘッド310の姿勢変化量が、20度/秒である場合、単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、(10+20)/2=15度/秒である。
また、代表値が最大値である場合、単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、複数の単位期間の各々のヘッド310の姿勢変化量の最大値である。例えば、印刷動作の実行期間が、2つの単位期間に亘り、1つ目の単位期間におけるヘッド310の姿勢変化量が、10度/秒であり、2つ目の単位期間におけるヘッド310の姿勢変化量が、20度/秒である場合、単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、Max(10,20)=20度/秒である。ただし、Max()は、1以上の引数のうち、最大値の引数の値を出力する関数である。
なお、b軸は、「複数のノズルの配列方向」の一例である。
なお、微小期間Δt1に対する速度変化ΔV1は、「第1速度調整動作におけるヘッドの加速度」の一例であり、微小期間Δt2に対する速度変化ΔV2は、「第2速度調整動作におけるヘッドの加速度」の一例である。
立体物印刷装置100は、立体的なワークW上の印刷領域WFに対してインクを吐出するヘッド310と、ヘッド310を支持し、ワークWとヘッド310との相対的な位置および姿勢を変化させるロボット200と、を有する。立体物印刷装置100は、第1速度調整動作と、印刷動作とを実行する。第1速度調整動作は、ヘッド310の位置を印刷準備位置PPから印刷準備位置PPよりも印刷領域WFに近い印刷開始位置PSに向かって移動しつつ、ヘッド310の移動速度を調整する。印刷動作は、印刷開始位置PSにおいてヘッド310が印刷領域WFに対してインクの吐出を開始し、ヘッド310からインクを吐出しつつ、ロボットがヘッド310の位置および姿勢を変化させる印刷動作と、を実行する。第1速度調整動作の実行中における単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、印刷動作の実行中における単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量よりも小さい。
ヘッド310の姿勢を変化させると、関節230に大きな回動が発生し、関節230に生じた振動は、アーム220を介してヘッド310に伝搬してヘッド310が振動することになる。ヘッド310が振動すると、ヘッド310の理想的な経路とに対してヘッド310の実際の経路との間に差が生じて、印刷画質の低下を招く。特に、印刷動作の前に生じた振動は、印刷動作の実行中にも残留し、印刷品質が劣化する。
ここで、印刷動作の前では、ヘッド310がインクを吐出しないため、ワークWの形状に応じたヘッド310の姿勢変化は、必須ではない。第1実施形態では、第1速度調整動作の実行中における単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量が、印刷動作の実行中における単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量よりも小さい、言い換えれば、印刷動作の前に実行される第1速度調整動作では、ワークWに沿った経路よりも曲がり度合いが緩やかな経路に沿ってヘッド310が移動する。第1速度調整動作において、ワークWに沿った経路よりも曲がり度合いが緩やかな経路に沿ってヘッド310が移動することにより、単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量を小さくすることで、参考例と比較して、関節230に発生する振動を抑制できる。振動を抑制できることをより詳細に説明するため、参考例における移動経路RUaについて図7で説明し、第1実施形態と第1参考例とにおけるヘッド310の姿勢変化量について、図8を用いて説明し、関節230_1に生じる振動について、図9および図10を用いて説明する。
ヘッド310の移動速度が単調増加であるため、加速と減速とを繰り返すことがない。加速と減速とを繰り返さないことにより、ヘッド310の振動が抑制されるので、印刷品質を向上できる。
速度維持動作を実行することによりインクが吐出される直前の速度変動を抑制できるので、立体物印刷装置100は、印刷品質を向上できる。
なお、ヘッド310の振動に伴う印刷品質の劣化を抑制する観点から、速度維持動作の実行中における単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量は、印刷動作の実行中における単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量と同等、もしくは、印刷動作の実行中における単位期間あたりのヘッド310の姿勢変化量よりも小さいことが好ましい。
ワークWを立体物印刷装置100が印刷できる位置に設定する場合、通常、ヘッド310は待機位置に待機させておく。ヘッド310をワークWから離れた待機位置に待機させておくことにより、ワークWを設置する際にヘッド310が干渉することを抑制できる。さらに、待機位置がキャップ位置であることにより、ノズルNの乾燥および固化を防止することができる。
ヘッド310の移動を一定期間停止することにより、第1移動動作によって生じた振動を減衰させることができる。
このように、第1速度調整動作では、速度V0である0メートル/秒から加速しているため、第1速度調整動作の前に発生した振動を減衰させた状態で、印刷動作を開始できるので、印刷品質を向上できる。
第1速度調整動作ではヘッド310の加速度の絶対値を第2速度調整動作におけるヘッド310の絶対値と比較して抑制することにより、ヘッド310の振動を抑制して印刷品質を高めることができる。一方、第2速度調整動作ではヘッド310の加速度の絶対値を第1速度調整動作におけるヘッド310の加速度の絶対値と比較して大きくすることにより、製品の製造にかかるタクトタイムを短くし、製品の生産性を向上できる。
第1実施形態によれば、第1速度調整動作における単位移動量あたりのb軸まわりのヘッド310の姿勢変化量が印刷動作における単位移動量あたりのb軸まわりのヘッド310の姿勢変化量よりも大きい態様と比較して、関節230に発生する振動を抑制できる。
第2実施形態にける立体物印刷方法は、印刷準備動作と、第2速度調整動作とを実行しない点で、第1実施形態と相違する。以下、第2実施形態について説明する。
グラフgv2に示すように、時刻t20から時刻t21まで、ヘッド310は移動しておらず、グラフgd2に示すように、ヘッド310を待機位置で待機させている。
第2実施形態において、最大速度Vmaxが「第1速度」の一例であり、印刷速度VPが「第2速度」の一例である。
以上説明したように、第2実施形態における第1速度調整動作の実行中における時刻t22から時刻t23において、ヘッド310の移動速度は、最大速度Vmaxから印刷速度VPへと近づくように単調減少する。
ヘッド310の移動速度が単調減少のため、加速と減速とを繰り返すことがない。加速と減速とを繰り返さないことにより、ヘッド310の振動を抑制し、印刷品質を向上できる。
第2実施形態における第1速度調整動作では、第1実施形態における第1速度調整動作と比較して、第1速度調整動作におけるヘッド310の平均の移動速度は大きくなる。この理由は、第2実施形態では、ヘッド310の移動速度は印刷速度VPより大きい速度から減速している一方で、第1実施形態では第1速度調整動作においてヘッド310の移動速度が印刷速度VPより小さい速度V0から加速するためである。したがって、第2実施形態では、第1実施形態と比較して、第1速度調整動作におけるヘッド310の平均の移動速度は大きいため、第2実施形態における立体物印刷装置100は、第1速度調整動作にかかる期間を短縮できる。
さらに、第2実施形態における第1移動動作では、第1実施形態における第1移動動作と比較して、第1移動動作におけるヘッド310の平均の移動速度は大きくなる。この理由は、第2実施形態では、第1移動動作の終了時のヘッド310の移動速度は、最大速度Vmaxである一方で、第1移動動作の終了時のヘッド310の移動速度は、速度V0であるためである。したがって、第2実施形態では、第1実施形態と比較して、第1移動動作におけるヘッド310の平均の移動速度が大きいため、第2実施形態における立体物印刷装置100は、第1移動動作にかかる期間を短縮できる。
以上により、第2実施形態では、第1実施形態と比較して、第1移動動作および第1速度調整動作にかかる期間が短縮されるため、製品の製造にかかるタクトタイムを短縮でき、製品の生産性を向上できる。
一方、第1実施形態では、第1速度調整動作では、速度V0である0メートル/秒から加速しているため、第1速度調整動作の前に発生した振動を減衰させた状態で印刷動作を開始できるので、第2実施形態と比較して、印刷品質を向上できる。
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
第1実施形態における第1速度調整動作において、ヘッド310の移動速度は、速度V0から印刷速度VPへと近づくように単調増加することを記載したが、単調増加せず、増加と減少とを繰り返しながら速度V0から印刷速度VPへと近づいてもよい。同様に、第2実施形態における第1速度調整動作において、ヘッド310の移動速度は、最大速度Vmaxから印刷速度VPへと近づくように単調減少することを記載したが、単調減少せず、減少と増加とを繰り返しながら最大速度Vmaxから印刷速度VPへと近づいてもよい。
第1実施形態および第2実施形態において、待機位置と印刷開始位置PSが近い場合には、立体物印刷装置100は、第1移動動作を実行しなくてもよい。第1移動動作を実行しない場合、待機位置が印刷準備位置PPであるとして、立体物印刷装置100は、ヘッド310の位置を待機位置から印刷開始位置PSに向かって移動しつつ、ヘッド310の移動速度を調整する。
第1実施形態に記載したように、印刷準備動作を実行しなくてもよい。さらに、印刷準備動作を実行しない場合に、第1移動動作の終了時および第1速度調整動作の開始時におけるヘッド310の移動速度は、速度V0に限らず、速度V0よりも大きく、かつ、印刷速度VP以下の速度であってもよい。第2変形例において、速度V0よりも大きく、かつ、印刷速度VP以下の速度が、「第1速度」の一例である。
第2実施形態において、最大速度Vmaxが「第1速度」の一例であると記載したが、これに限らない。例えば、「第1速度」は、印刷速度VPより大きく最大速度Vmax未満の速度でもよい。
第2実施形態において、立体物印刷装置100は、第2速度調整動作を実行しないが、第2速度調整動作を印刷動作と第2移動動作との間に実行してもよい。第5変形例においても、第2速度調整動作におけるヘッド310の加速度の絶対値は、第1速度調整動作におけるヘッド310の加速度の絶対値に比べて大きいことが好ましい。
前述の形態では、アーム220の先端に対するヘッド310の固定方法としてネジ止め等を用いる構成が例示されるが、当該構成に限定されない。例えば、アーム220の先端に装着されるハンド等の把持機構によりヘッド310を把持することにより、アーム220の先端に対してヘッド310を固定してもよい。
前述の形態では、1種類のインクを用いて印刷を行う構成が例示されるが、当該構成に限定されず、2種類以上のインクを用いて印刷を行う構成にも本発明を適用することができる。
本発明の立体物印刷装置の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を吐出する立体物印刷装置は、液晶表示装置のカラーフィルターを形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を吐出する立体物印刷装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。また、立体物印刷装置は、接着剤等の液体をワークに塗布するジェットディスペンサーとしても利用できる。
Claims (11)
- 立体的なワーク上の印刷領域に対して液体を吐出するヘッドであって、液体を吐出する
複数のノズルを有する前記ヘッドと、
前記ヘッドを支持し、前記ワークと前記ヘッドとの相対的な位置および姿勢を変化させ
るロボットであって、複数の関節を有する前記ロボットと、
を有する立体物印刷装置であって、
前記ロボットが前記ヘッドの位置を印刷準備位置から前記印刷準備位置よりも前記印刷
領域に近い印刷開始位置に向かって移動させつつ、前記ヘッドの移動速度を調整する第1
速度調整動作と、
前記印刷開始位置において前記ヘッドが前記印刷領域に対して液体の吐出を開始し、前
記ヘッドから液体を吐出しつつ、前記ロボットが前記ヘッドの位置および姿勢を変化させ
る印刷動作と、
を実行し、
前記第1速度調整動作の実行中における単位期間あたりの前記ヘッドの姿勢変化量は、
前記印刷動作の実行中における前記単位期間あたりの前記ヘッドの姿勢変化量よりも小さ
く、
前記第1速度調整動作は、前記ヘッドが液体を吐出せず、前記ヘッドのノズル面が前記
ワークに向く状態で、前記印刷準備位置から前記印刷開始位置に向かって前記ヘッドと前
記ワークとの間の距離が小さくなるように前記ロボットが前記ヘッドを移動させ、
前記印刷動作における前記ヘッドと前記印刷領域との間の距離が、前記第1速度調整動
作において前記ヘッドが前記印刷準備位置に位置するときの前記ヘッドと前記ワークとの
間の距離よりも短い、
ことを特徴とする立体物印刷装置。 - 前記第1速度調整動作は、
前記ヘッドの位置を前記印刷準備位置から前記印刷開始位置に向かって移動しつつ、前
記ヘッドの移動速度を前記印刷準備位置における速度である第1速度から前記印刷開始位
置における速度である第2速度へと調整し、
前記第1速度調整動作の実行中における期間において、前記ヘッドの移動速度は、前記
第1速度から前記第2速度へと近づくように単調増加または単調減少する、
ことを特徴とする請求項1に記載の立体物印刷装置。 - 前記第1速度調整動作と前記印刷動作との間の期間において、前記ヘッドの移動速度を
前記第2速度に維持しつつ、前記印刷開始位置に向かって前記ヘッドを移動させる速度維
持動作を実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載の立体物印刷装置。 - 前記ロボットが前記ヘッドの位置を前記印刷準備位置よりも前記印刷領域から離れた待
機位置において待機させる待機動作と、
前記ロボットが前記ヘッドを前記待機位置から前記印刷準備位置に向かって移動させる
移動動作と、
を前記第1速度調整動作よりも前に実行する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の立体物印刷装置。 - 前記ロボットが前記ヘッドの位置を前記印刷準備位置よりも前記印刷領域から離れた待
機位置において待機させる待機動作と、
前記ロボットが前記ヘッドを前記待機位置から前記印刷準備位置に向かって移動させる
移動動作と、
前記移動動作と前記第1速度調整動作との間に実行され、前記印刷準備位置において前
記ワークに対する前記ヘッドの相対的な移動を一定期間停止する印刷準備動作と、を実行
し、
前記第1速度調整動作の実行中における期間において、前記ヘッドの移動速度は、前記
第1速度から前記第2速度へと近づくように単調増加する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の立体物印刷装置。 - 前記印刷準備位置において、前記ワークに対する前記ヘッドの相対的な移動を一定期間
停止する印刷準備動作を前記第1速度調整動作の前に実行する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の立体物印刷装置。 - 前記第1速度調整動作は、
前記ヘッドの位置を前記印刷準備位置から前記印刷開始位置に向かって移動しつつ、前
記ヘッドの移動速度を前記印刷準備位置における速度である第1速度から前記印刷開始位
置における速度である第2速度へと調整し、
前記第2速度が、前記第1速度より大きい、
ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の立体物印刷装置。 - 前記第1速度調整動作は、
前記ヘッドの位置を前記印刷準備位置から前記印刷開始位置に向かって移動しつつ、前
記ヘッドの移動速度を前記印刷準備位置における速度である第1速度から前記印刷開始位
置における速度である第2速度へと調整し、
前記第2速度が、前記第1速度より小さい、
ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の立体物印刷装置。 - 前記ヘッドが液体の吐出を停止し、前記ヘッドの移動速度を変化させる第2速度調整動
作を前記印刷動作に続いて実行し、
前記第2速度調整動作における前記ヘッドの加速度の絶対値は、前記第1速度調整動作
における前記ヘッドの加速度の絶対値に比べて大きい、
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の立体物印刷装置。 - 前記第1速度調整動作における単位移動量あたりの前記複数のノズルの配列方向まわり
の前記ヘッドの姿勢変化量は、前記印刷動作における前記単位移動量あたりの前記配列方
向まわりの前記ヘッドの姿勢変化量よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の立体物印刷装置。 - 立体的なワーク上の印刷領域に対して液体を吐出するヘッドであって、液体を吐出する
複数のノズルを有する前記ヘッドと、
前記ヘッドを支持し、前記ワークと前記ヘッドとの相対的な位置および姿勢を変化させ
るロボットであって、複数の関節を有する前記ロボットと、
を用いた立体物印刷方法であって、
前記ロボットが前記ヘッドの位置を印刷準備位置から前記印刷準備位置よりも前記印刷
領域に近い印刷開始位置に向かって移動させつつ、前記ヘッドの移動速度を調整する第1
速度調整動作と、
前記印刷開始位置において前記ヘッドが前記印刷領域に対して液体の吐出を開始し、前
記ヘッドから液体を吐出しつつ、前記ロボットが前記ヘッドを移動させ、且つ、前記ヘッ
ドの姿勢を変化させる印刷動作と、
を実行し、
前記第1速度調整動作の実行中における単位期間あたりの前記ヘッドの姿勢変化量は、
前記印刷動作の実行中における前記単位期間あたりの前記ヘッドの姿勢変化量よりも小さ
く、
前記第1速度調整動作は、前記ヘッドが液体を吐出せず、前記ヘッドのノズル面が前記
ワークに向く状態で、前記印刷準備位置から前記印刷開始位置に向かって前記ヘッドと前
記ワークとの間の距離が小さくなるように前記ロボットが前記ヘッドを移動させ、
前記印刷動作における前記ヘッドと前記印刷領域との間の距離が、前記第1速度調整動
作において前記ヘッドが前記印刷準備位置に位置するときの前記ヘッドと前記ワークとの
間の距離よりも短い、
ことを特徴とする立体物印刷方法。
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