JP7733569B2 - クレーンの旋回制御装置およびこれを備えたクレーン - Google Patents
クレーンの旋回制御装置およびこれを備えたクレーンInfo
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Description
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るクレーン10の側面図である。なお、以後、各図には、「上」、「下」、「前」および「後」の方向が示されているが、当該方向は、各実施形態に係るクレーン10の構造および組立方法を説明するために便宜上示すものであり、本発明に係るクレーンの移動方向や使用態様などを限定するものではない。
図4は、クレーン10の旋回動作時に操作レバー81Aが受ける操作量の推移を示すグラフである。図5は、クレーン10の旋回動作時の上部旋回体12の旋回角速度の推移を示すグラフである。図6は、クレーン10の旋回動作時の吊り荷の荷振れ量の推移を示すグラフである。図7は、クレーン10の旋回動作時のアタッチメント先端の振れ量の推移を示すグラフである。
図8は、上部旋回体12の旋回角速度とアタッチメント10Sの振れ最大値との関係を示すグラフである。図9は、上部旋回体12の旋回角速度とアタッチメント10Sが受ける応力との関係を示すグラフである。図10は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sにおいて設定される旋回角速度制限値とアタッチメント長さとの関係を示すグラフである(制限値マップ)。
図11は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sにおいて設定される旋回角速度制限値と油圧ポンプ71の傾転との関係を示すグラフである。図12は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sを備えるクレーン10における操作レバー81Aの操作量と上部旋回体12の旋回角速度との関係を示すグラフである。図13は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行するクレーン10の旋回制御のフローチャートである。以下に、上記のような制限値マップを用いた、上部旋回体12の旋回制御について詳述する。
qp×ω_eng×Npump=qm×S×Ngear ・・・(式1)
なお、ω_engはエンジン回転数であり、Npumpは油圧ポンプ71の減速比であり、qmは旋回モータ72のモータ容量であり、Ngearは旋回モータ72から上部旋回体12にかけての旋回減速比である。したがって、上部旋回体12の旋回角速度Sを旋回角速度制限値S1に制限するためには、下記の式2を満たすように油圧ポンプ71の傾転q1(図11)を設定すればよい。
q1=qm×S1×Ngear/(ω_eng_Hi×Npump) ・・・(式2)
なお、ω_eng_Hiは、エンジン回転数(エンジンHIGHアイドルモード時)である。
次に、本発明の第2実施形態に係る旋回制御装置8Sを有するクレーン10について説明する。なお、本実施形態では、先の第1実施形態との相違点を中心に説明し、共通する点の説明を省略する(以後の各実施形態においても同様)。図14は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行する旋回制御におけるエンジン回転数と油圧ポンプ71の傾転との関係を示すグラフである。図15は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行する旋回制御において操作レバー81Aの操作量と上部旋回体12の旋回角速度との関係を示すグラフである。
q1min=S1×Ngear×qm/ω_eng_Hi ・・・(式3)
q1max=S1×Ngear×qm/ω_eng_Low ・・・(式4)
なお、ω_eng_Lowは、エンジン回転数(エンジンLowアイドルモード時)であって、エンジン回転数検出部75の検出値によって取得できる。
次に、本発明の第3実施形態に係る旋回制御装置8Sを有するクレーン10について説明する。図16は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行する旋回制御における操作レバー81Aの操作量と電磁比例弁(第1電磁比例弁77、第2電磁比例弁78)の2次圧との関係を示すグラフである。図17は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行する旋回制御における電磁比例弁の2次圧と上部旋回体12の旋回角速度との関係を示すグラフである。図18は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行するクレーン10の旋回制御のフローチャートである。
Smin=qmin×ω_eng×Npump/(qm×Ngear) ・・・(式5)
次に、本発明の第4実施形態に係る旋回制御装置8Sを有するクレーン10について説明する。図20は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sを備えるクレーン10のブーム16およびジブ19の模式図である。図21は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行する旋回制御における作業半径と負荷率との関係を示すグラフである。
次に、本発明の第5実施形態に係る旋回制御装置8Sを有するクレーン10について説明する。図22は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行する旋回制御における吊り荷荷重検出値の推移を示すグラフである。図23は、上部旋回体12の旋回角速度のふらつきを示すグラフである。図24は、本実施形態に係る旋回制御装置8Sが実行する旋回制御における上部旋回体12の旋回角速度の推移を示すグラフである。
次に、本発明の第6実施形態に係る旋回制御装置8Sを有するクレーン10について説明する。上記の説明では、角速度設定部801が、アタッチメント10Sの長さ、吊り荷荷重、作業半径などに応じて上部旋回体12の最大旋回角速度を設定する態様にて説明した。ここで、旋回動作情報取得部800Bが取得する前記旋回情報は、アタッチメント10Sの姿勢に関する情報(ブーム16、ジブ18の起伏角)を含むものでもよい。そして、角速度設定部801は、アタッチメント情報取得部800Aによって取得された前記アタッチメント情報、および旋回動作情報取得部800Bによって取得された前記アタッチメントの姿勢から決定される定格荷重に対する吊り荷荷重の比率に基づいて、最大旋回角速度を設定するものでもよい。この場合、前記定格荷重は、アタッチメント10Sの先端部から垂下される主巻ロープ50の最大掛け本数に対応して設定されることが望ましい。一般的なモーメントリミット機能(ML)に基づく定格荷重は、アタッチメント10Sの特性や油圧回路の特性に基づいて設定される。しかしながら、角速度設定部801が参照する上記の定格荷重では、油圧回路の特性を考慮する必要がないため、専らアタッチメント10Sの特性を考慮すればよい。このため、前記シーブブロックの主巻用ポイントシーブ56(図1)と吊荷用の主フック57に設けられたシーブブロックのシーブ58との間に掛け渡される主巻ロープ50の最大掛け本数(巻き数)に基づいて、前記定格荷重が設定される。したがって、現実的に主巻ロープ50が掛けられている掛け本数ではなく、上記のシーブ間に掛けることができる掛け本数の最大値が用いられる。この場合の定格荷重は、取り付けられたアタッチメント10Sの実力の負荷率と称することができる。
次に、本発明の第7実施形態に係る旋回制御装置8Sを有するクレーン10について説明する。上記の各実施形態では、角速度設定部801が最大旋回角速度を設定し、旋回制御部802が上部旋回体12の旋回角速度が角速度設定部801によって設定された最大旋回角速度を超えないように旋回駆動部7Sを制御する態様にて説明した。一方、本実施形態では、上部旋回体12の旋回動作中においてアタッチメント10Sの先端部の周速を鑑みて、旋回駆動部7Sが制御される。なお、アタッチメント10Sの先端部は、理想的には吊り荷の直上に位置するため、前記先端部の周速は吊り荷の周速とみなすことができる。
次に、本発明の第8実施形態に係る旋回制御装置8Sを有するクレーン10について説明する。上記の各実施形態では、角速度設定部801が最大旋回角速度を設定し、旋回制御部802が上部旋回体12の旋回角速度が角速度設定部801によって設定された最大旋回角速度を超えないように旋回駆動部7Sを制御する態様にて説明した。一方、本実施形態では、角速度設定部801によって設定された最大旋回角速度を最大値とする実効最大旋回角速度を、作業者が入力部82(図3)から入力することができる。そして、旋回制御部802は、上部旋回体12の旋回角速度が入力部82に入力された前記実効最大旋回角速度を超えないように旋回駆動部7Sを制御すればよい。一例として、角速度設定部801が設定した最大旋回角速度が1.0(rpm)であった場合、当該角速度を最大として、作業者は実効最大旋回角速度を入力部82を通じて手入力することができる。この場合も、上部旋回体12の旋回角速度の最大値は、角速度設定部801によって設定された最大旋回角速度に相当する。
10S アタッチメント
12 上部旋回体
14 下部走行体(下部本体)
15 キャブ
16 ブーム
18 ジブ
20 マスト
30 ブーム起伏用ウインチ
32 ジブ起伏用ウインチ
34 主巻用ウインチ
36 補巻用ウインチ
38 ブーム起伏用ロープ
44 ジブ起伏用ロープ
50 主巻ロープ
57 主フック
66 起伏角検出部
67 荷重検出部
70 エンジン
71 油圧ポンプ
71S 傾転調整部
72 旋回モータ
73 コントロールバルブ
74 リリーフ弁
75 エンジン回転数検出部
76 旋回角速度検出部
77 第1電磁比例弁
78 第2電磁比例弁
7S 旋回駆動部
7T 流量調整機構
80 制御部
800A アタッチメント情報取得部
800B 旋回動作情報取得部
801 角速度設定部
802 旋回制御部
803 記憶部
81 操作部
82 入力部
8S 旋回制御装置
CL 旋回中心軸
Claims (26)
- 下部本体と、
前記下部本体に対して上下方向に延びる旋回中心軸回りに旋回可能なように前記下部本体に支持される上部旋回体と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させるための操作を受け付けるとともに、前記操作の大きさに応じた旋回指令信号を出力する操作部と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させることが可能な旋回駆動部と、
前記上部旋回体に起伏方向に回動可能に支持される基端部と当該基端部とは反対側の先端部とを含み、前記上部旋回体に対して着脱可能なアタッチメントと、
前記アタッチメントの前記先端部から垂下され、吊り荷に接続される吊り荷ロープと、
を有するクレーンに用いられるクレーンの旋回制御装置であって、
アタッチメント情報を取得するアタッチメント情報取得部であって、前記アタッチメント情報は、前記上部旋回体の旋回角速度に起因して前記アタッチメントに作用する前記上部旋回体の旋回方向に沿った荷重である横荷重に基づいて前記旋回角速度の最大値である最大旋回角速度を設定するための、アタッチメント固有の情報である、アタッチメント情報取得部と、
前記操作部から出力された前記旋回指令信号を受け入れ、当該旋回指令信号に対応して前記上部旋回体が前記下部本体に対して旋回するように前記旋回駆動部を制御する旋回制御部と、
少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報に基づいて、前記上部旋回体の旋回動作において許容される前記最大旋回角速度を設定する角速度設定部と、
前記アタッチメント情報に対する前記最大旋回角速度の制限値を記憶している記憶部と、を備え、
前記記憶部に記憶されている前記アタッチメント情報に対する前記最大旋回角速度の各制限値は、前記アタッチメントの振れの許容値に対応する旋回角速度および前記アタッチメントの応力の許容値に対応する旋回角速度のうちの小さい方で、設定され、
前記角速度設定部は、少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記制限値を参照し、前記上部旋回体の旋回動作において許容される前記最大旋回角速度を設定し、
前記旋回制御部は、前記上部旋回体の前記旋回角速度が前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する、
クレーンの旋回制御装置。 - 前記アタッチメント情報は、前記基端部から前記先端部までの前記アタッチメントの長さを含み、
前記角速度設定部は、前記アタッチメントの長さが大きいほど前記最大旋回角速度が小さくなるように、前記最大旋回角速度を設定する、請求項1に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 旋回情報を取得する旋回情報取得部であって、前記旋回情報は前記最大旋回角速度を設定するための前記旋回動作の条件に関連する情報である、旋回情報取得部を更に備え、
前記角速度設定部は、前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記旋回情報に基づいて前記最大旋回角速度を設定する、請求項1または2に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記旋回情報は、前記吊り荷ロープに接続される吊り荷の荷重である吊り荷荷重に対応する情報を含み、
前記角速度設定部は、少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記吊り荷荷重に基づいて前記最大旋回角速度を設定する、請求項3に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記角速度設定部は、同じ前記アタッチメント情報において、前記吊り荷荷重が大きいほど前記最大旋回角速度が小さくなるように、前記最大旋回角速度を設定する、請求項4に記載のクレーンの旋回制御装置。
- 前記吊り荷荷重を検出することが可能な荷重検出部を更に備え、
前記角速度設定部は、前記吊り荷が地面から上方に離間した後であって前記操作部に入力される前記操作に応じて前記旋回駆動部が前記上部旋回体を旋回させる前の期間において、前記荷重検出部によって検出された前記吊り荷荷重に基づいて、前記最大旋回角速度を設定する、請求項4または5に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記旋回情報取得部によって取得される前記旋回情報は、予め設定された、前記吊り荷ロープに接続される吊り荷の最大荷重である最大吊り荷荷重に関する情報を含み、
前記角速度設定部は、前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記最大吊り荷荷重に基づいて前記最大旋回角速度を設定する、請求項4または5に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 下部本体と、
前記下部本体に対して上下方向に延びる旋回中心軸回りに旋回可能なように前記下部本体に支持される上部旋回体と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させるための操作を受け付けるとともに、前記操作の大きさに応じた旋回指令信号を出力する操作部と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させることが可能な旋回駆動部と、
前記上部旋回体に起伏方向に回動可能に支持される基端部と当該基端部とは反対側の先端部とを含み、前記上部旋回体に対して着脱可能なアタッチメントと、
前記アタッチメントの前記先端部から垂下され、吊り荷に接続される吊り荷ロープと、
を有するクレーンに用いられるクレーンの旋回制御装置であって、
アタッチメント情報を取得するアタッチメント情報取得部であって、前記アタッチメント情報は、前記上部旋回体の旋回角速度に起因して前記アタッチメントに作用する前記上部旋回体の旋回方向に沿った荷重である横荷重に基づいて前記旋回角速度の最大値である最大旋回角速度を設定するための、前記アタッチメント固有の情報である、アタッチメント情報取得部と、
少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報に基づいて、前記上部旋回体の旋回動作において許容される前記最大旋回角速度を設定する角速度設定部と、
前記操作部から出力された前記旋回指令信号を受け入れ、当該旋回指令信号に対応して前記上部旋回体が前記下部本体に対して旋回するように前記旋回駆動部を制御する旋回制御部であって、前記上部旋回体の旋回角速度が前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する旋回制御部と、を備え、
旋回情報を取得する旋回情報取得部であって、前記旋回情報は前記最大旋回角速度を設定するための前記旋回動作の条件に関連する情報である、旋回情報取得部を更に備え、
前記角速度設定部は、前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記旋回情報に基づいて前記最大旋回角速度を設定し、
前記旋回情報は、前記吊り荷ロープに接続される吊り荷の荷重である吊り荷荷重に対応する情報を含み、
前記角速度設定部は、少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記吊り荷荷重に基づいて前記最大旋回角速度を設定し、
前記旋回情報は、前記アタッチメントの姿勢に関する情報を含み、
前記角速度設定部は、前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記アタッチメントの姿勢から決定される定格荷重に対する前記吊り荷荷重の比率に基づいて、前記最大旋回角速度を設定し、
前記定格荷重は、前記アタッチメントの前記先端部から垂下される前記吊り荷ロープの最大掛け本数に対応して設定されている、クレーンの旋回制御装置。 - 前記角速度設定部は、前記上部旋回体の旋回動作開始時に前記最大旋回角速度を設定し、前記設定された最大旋回角速度を前記旋回動作中に維持する、請求項4乃至8の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。
- 前記角速度設定部は、前記上部旋回体の旋回動作中に、前記最大旋回角速度を所定の間隔で更新し、
前記旋回制御部は、前記上部旋回体の旋回角速度が前記角速度設定部によって更新された前記最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する、請求項3乃至8の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記旋回情報取得部によって取得される前記旋回情報は、平面視における前記アタッチメントの前記基端部から前記先端部までの距離である作業半径に関する情報を含み、
前記角速度設定部は、少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記作業半径に基づいて前記最大旋回角速度を設定する、請求項3乃至8の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記角速度設定部は、同じ前記アタッチメント情報において、前記作業半径が大きいほど前記最大旋回角速度が小さくなるように、前記最大旋回角速度を設定する、請求項11に記載のクレーンの旋回制御装置。
- 前記アタッチメントは、前記基端部を含み前記上部旋回体に起伏方向に回動可能に支持されるブームと、前記先端部を含み前記ブームに起伏方向に回動可能に支持されるジブとを有し、
前記旋回情報は、前記ブームの起伏角および前記ジブの起伏角に関する情報を更に含み、
前記角速度設定部は、少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記作業半径、前記ブームの起伏角および前記ジブの起伏角に基づいて前記最大旋回角速度を設定する、請求項11または12に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 下部本体と、
前記下部本体に対して上下方向に延びる旋回中心軸回りに旋回可能なように前記下部本体に支持される上部旋回体と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させるための操作を受け付けるとともに、前記操作の大きさに応じた旋回指令信号を出力する操作部と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させることが可能な旋回駆動部と、
前記上部旋回体に起伏方向に回動可能に支持される基端部と当該基端部とは反対側の先端部とを含み、前記上部旋回体に対して着脱可能なアタッチメントと、
前記アタッチメントの前記先端部から垂下され、吊り荷に接続される吊り荷ロープと、
を有するクレーンに用いられるクレーンの旋回制御装置であって、
アタッチメント情報を取得するアタッチメント情報取得部であって、前記アタッチメント情報は、前記上部旋回体の旋回角速度に起因して前記アタッチメントに作用する前記上部旋回体の旋回方向に沿った荷重である横荷重に基づいて前記旋回角速度の最大値である最大旋回角速度を設定するための、前記アタッチメント固有の情報である、アタッチメント情報取得部と、
少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報に基づいて、前記上部旋回体の旋回動作において許容される前記最大旋回角速度を設定する角速度設定部と、
前記操作部から出力された前記旋回指令信号を受け入れ、当該旋回指令信号に対応して前記上部旋回体が前記下部本体に対して旋回するように前記旋回駆動部を制御する旋回制御部であって、前記上部旋回体の旋回角速度が前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する旋回制御部と、を備え、
旋回情報を取得する旋回情報取得部であって、前記旋回情報は前記最大旋回角速度を設定するための前記旋回動作の条件に関連する情報である、旋回情報取得部を更に備え、
前記角速度設定部は、前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記旋回情報に基づいて前記最大旋回角速度を設定し、
前記旋回情報取得部によって取得される前記旋回情報は、平面視における前記アタッチメントの前記基端部から前記先端部までの距離である作業半径に関する情報を含み、
前記角速度設定部は、少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記作業半径に基づいて前記最大旋回角速度を設定し、
前記アタッチメントは、前記基端部を含み前記上部旋回体に起伏方向に回動可能に支持されるブームと、前記先端部を含み前記ブームに起伏方向に回動可能に支持されるジブとを有し、
前記旋回情報は、前記ブームの起伏角および前記ジブの起伏角に関する情報を更に含み、
前記角速度設定部は、少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記作業半径、前記ブームの起伏角および前記ジブの起伏角に基づいて前記最大旋回角速度を設定し、
前記角速度設定部は、同じ作業半径に対して、前記横荷重による前記アタッチメントのたわみが最大となる前記ブームの起伏角および前記ジブの起伏角の組み合わせに対応して、前記最大旋回角速度を設定する、クレーンの旋回制御装置。 - 前記旋回情報は、前記作業半径について、前記クレーンの転倒を防止するために吊り荷の荷重に応じて設定された最大作業半径に関する情報を含み、
前記角速度設定部は、前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報および前記旋回情報取得部によって取得された前記最大作業半径に基づいて前記最大旋回角速度を設定する、請求項11または12に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記角速度設定部は、前記上部旋回体の旋回動作開始時に前記最大旋回角速度を設定し、前記設定された最大旋回角速度を前記旋回動作中に維持する、請求項15に記載のクレーンの旋回制御装置。
- 前記角速度設定部は、前記上部旋回体の旋回動作中に、前記最大旋回角速度を所定の間隔で更新し、
前記旋回制御部は、前記上部旋回体の旋回角速度が前記角速度設定部によって更新された前記最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する、請求項11乃至14の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記旋回情報取得部は、前記上部旋回体の旋回動作中に、前記アタッチメントの起伏動作に伴って変化する前記作業半径に関する情報を取得し、
前記角速度設定部は、前記旋回情報取得部によって取得された前記作業半径の情報に基づいて前記最大旋回角速度を更新する、請求項17に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記角速度設定部は、前記上部旋回体の旋回動作開始時に前記最大旋回角速度を設定するとともに当該最大旋回角速度に対応する最大周速を更に演算し、前記上部旋回体の旋回動作中に前記アタッチメントの前記先端部の周速が前記最大周速を超えないように前記旋回動作中の前記最大旋回角速度を設定する、請求項1乃至3の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。
- 前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度を最大値とする実効最大旋回角速度を作業者が入力可能な入力部を更に備え、
前記旋回制御部は、前記上部旋回体の旋回角速度が前記入力部に入力された前記実効最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する、請求項1乃至3の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記入力部は、前記実効最大旋回角速度を段階的に選択可能なように構成されている、請求項20に記載のクレーンの旋回制御装置。
- 前記クレーンの前記旋回駆動部は、
出力軸を備えるエンジンと、
前記出力軸に連結され前記出力軸から入力される動力によって作動油を吐出する油圧ポンプであって、傾転指令信号の入力を受け付け当該傾転指令信号の大きさに応じて作動油の最大吐出量を変化させることが可能な可変容量式の油圧ポンプと、
内部に複数の油圧室を備え、前記油圧ポンプから供給される作動油を前記複数の油圧室のうちの一の油圧室に受け入れるとともに前記複数の油圧室のうちの他の油圧室から作動油を排出することで、前記上部旋回体を旋回させる駆動力を発生する油圧式の旋回モータと、
前記油圧ポンプと前記旋回モータとの間に介在するように配置されるコントロールバルブを含み、前記操作部から出力される前記旋回指令信号に応じて前記油圧ポンプから吐出された作動油のうち前記旋回モータに供給される作動油の流量を調整する流量調整機構と、
を有し、
前記旋回制御部は、前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度に対応する傾転指令信号を前記油圧ポンプに入力することで、前記上部旋回体の旋回角速度が前記最大旋回角速度を超えないように、前記油圧ポンプから吐出される作動油の吐出量を制限する、請求項1乃至21の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 下部本体と、
前記下部本体に対して上下方向に延びる旋回中心軸回りに旋回可能なように前記下部本体に支持される上部旋回体と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させるための操作を受け付けるとともに、前記操作の大きさに応じた旋回指令信号を出力する操作部と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させることが可能な旋回駆動部と、
前記上部旋回体に起伏方向に回動可能に支持される基端部と当該基端部とは反対側の先端部とを含み、前記上部旋回体に対して着脱可能なアタッチメントと、
前記アタッチメントの前記先端部から垂下され、吊り荷に接続される吊り荷ロープと、
を有するクレーンに用いられるクレーンの旋回制御装置であって、
アタッチメント情報を取得するアタッチメント情報取得部であって、前記アタッチメント情報は、前記上部旋回体の旋回角速度に起因して前記アタッチメントに作用する前記上部旋回体の旋回方向に沿った荷重である横荷重に基づいて前記旋回角速度の最大値である最大旋回角速度を設定するための、前記アタッチメント固有の情報である、アタッチメント情報取得部と、
少なくとも前記アタッチメント情報取得部によって取得された前記アタッチメント情報に基づいて、前記上部旋回体の旋回動作において許容される前記最大旋回角速度を設定する角速度設定部と、
前記操作部から出力された前記旋回指令信号を受け入れ、当該旋回指令信号に対応して前記上部旋回体が前記下部本体に対して旋回するように前記旋回駆動部を制御する旋回制御部であって、前記上部旋回体の旋回角速度が前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する旋回制御部と、を備え、
前記クレーンの前記旋回駆動部は、
出力軸を備えるエンジンと、
前記出力軸に連結され前記出力軸から入力される動力によって作動油を吐出する油圧ポンプであって、傾転指令信号の入力を受け付け当該傾転指令信号の大きさに応じて作動油の最大吐出量を変化させることが可能な可変容量式の油圧ポンプと、
内部に複数の油圧室を備え、前記油圧ポンプから供給される作動油を前記複数の油圧室のうちの一の油圧室に受け入れるとともに前記複数の油圧室のうちの他の油圧室から作動油を排出することで、前記上部旋回体を旋回させる駆動力を発生する油圧式の旋回モータと、
前記油圧ポンプと前記旋回モータとの間に介在するように配置されるコントロールバルブを含み、前記操作部から出力される前記旋回指令信号に応じて前記油圧ポンプから吐出された作動油のうち前記旋回モータに供給される作動油の流量を調整する流量調整機構と、
を有し、
前記旋回制御部は、前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度に対応する傾転指令信号を前記油圧ポンプに入力することで、前記上部旋回体の旋回角速度が前記最大旋回角速度を超えないように、前記油圧ポンプから吐出される作動油の吐出量を制限し、
前記油圧ポンプは、ゼロよりも大きな最小吐出量の作動油を吐出し、
前記旋回制御部は、
前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度に対応する前記油圧ポンプの吐出量が前記最小吐出量よりも大きい場合に、前記最大旋回角速度に対応する傾転指令信号を前記油圧ポンプに入力することで、前記上部旋回体の旋回角速度が前記最大旋回角速度を超えないように、前記油圧ポンプから吐出される作動油の吐出量を制限する一方、
前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度に対応する前記油圧ポンプの吐出量が前記最小吐出量よりも小さい場合に、前記最大旋回角速度に対応する強制指令信号を前記流量調整機構に入力することで、前記旋回指令信号の大きさに関わらず前記上部旋回体の旋回角速度が前記最大旋回角速度を超えないように前記流量調整機構から前記旋回モータに供給される作動油の流量を制限する、クレーンの旋回制御装置。 - 前記クレーンの前記旋回駆動部は、
出力軸を備えるエンジンと、
前記出力軸に連結され前記出力軸から入力される動力によって作動油を吐出する油圧ポンプと、
内部に複数の油圧室を備え、前記油圧ポンプから供給される作動油を前記複数の油圧室のうちの一の油圧室に受け入れるとともに前記複数の油圧室のうちの他の油圧室から作動油を排出することで、前記上部旋回体を旋回させる駆動力を発生する油圧式の旋回モータと、
前記油圧ポンプと前記旋回モータとの間に介在するように配置されるコントロールバルブを含み、前記操作部から出力される前記旋回指令信号に応じて前記油圧ポンプから吐出された作動油のうち前記旋回モータに供給される作動油の流量を調整する流量調整機構と、
を有し、
前記旋回制御部は、前記角速度設定部によって設定された前記最大旋回角速度に対応する強制指令信号を前記流量調整機構に入力することで、前記旋回指令信号の大きさに関わらず前記上部旋回体の旋回角速度が前記最大旋回角速度を超えないように前記流量調整機構から前記旋回モータに供給される作動油の流量を制限する、請求項1乃至21の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 前記クレーンの前記旋回駆動部は、
出力軸を備えるエンジンと、
前記出力軸に連結され前記出力軸から入力される動力によって作動油を吐出する油圧ポンプと、
内部に複数の油圧室を備え、前記油圧ポンプから供給される作動油を前記複数の油圧室のうちの一の油圧室に受け入れるとともに前記複数の油圧室のうちの他の油圧室から作動油を排出することで、前記上部旋回体を旋回させる駆動力を発生する油圧式の旋回モータと、
前記油圧ポンプと前記旋回モータとの間に介在するように配置されるコントロールバルブを含み、前記操作部から出力される前記旋回指令信号に応じて前記油圧ポンプから吐出された作動油のうち前記旋回モータに供給される作動油の流量を調整する流量調整機構と、
を有し、
前記旋回制御部は、前記上部旋回体の旋回角速度が前記最大旋回角速度を超えないように前記エンジンの回転数を制限する、請求項1乃至21の何れか1項に記載のクレーンの旋回制御装置。 - 下部本体と、
前記下部本体に対して上下方向に延びる旋回中心軸回りに旋回可能なように前記下部本体に支持される上部旋回体と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させるための操作を受け付けるとともに、前記操作の大きさに応じた旋回指令信号を出力する操作部と、
前記上部旋回体を前記下部本体に対して旋回させることが可能な旋回駆動部と、
前記上部旋回体に起伏方向に回動可能に支持される基端部と当該基端部とは反対側の先端部とを含み、前記上部旋回体に対して着脱可能なアタッチメントと、
前記アタッチメントの前記先端部から垂下され、吊り荷に接続される吊り荷ロープと、
前記上部旋回体の旋回角速度が少なくとも前記アタッチメントのアタッチメント情報に応じて設定された最大旋回角速度を超えないように前記旋回駆動部を制御する、請求項1乃至25の何れか1項に記載の旋回制御装置と、
を備える、クレーン。
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