JP7736209B2 - Scadaウェブhmiシステム - Google Patents

Scadaウェブhmiシステム

Info

Publication number
JP7736209B2
JP7736209B2 JP2024549742A JP2024549742A JP7736209B2 JP 7736209 B2 JP7736209 B2 JP 7736209B2 JP 2024549742 A JP2024549742 A JP 2024549742A JP 2024549742 A JP2024549742 A JP 2024549742A JP 7736209 B2 JP7736209 B2 JP 7736209B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hmi
screen
web browser
web
client device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2024549742A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2025032635A1 (ja
JPWO2025032635A5 (ja
Inventor
亮 清水
章 野島
伸夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TMEIC Corp
Original Assignee
TMEIC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TMEIC Corp filed Critical TMEIC Corp
Publication of JPWO2025032635A1 publication Critical patent/JPWO2025032635A1/ja
Publication of JPWO2025032635A5 publication Critical patent/JPWO2025032635A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7736209B2 publication Critical patent/JP7736209B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Description

本開示は、SCADAウェブHMIシステムに関する。
SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)は、社会インフラシステムを監視制御する仕組みとして知られている。社会インフラシステムは、鉄鋼圧延システム、電力送変電システム、上下水道処理システム、ビル管理システム、道路システムなどである。
SCADAは、産業制御システムの一種であり、コンピュータによるシステム監視とプロセス制御とデータ収集とを行う。SCADAでは、システムの処理性能に合わせた即応性(リアルタイム性)が必要である。
SCADAは、サブシステムとして、HMI(Human Machine Interface)、監視制御システム、遠方入出力装置(Remote Input Output:RIO)および通信基盤を備える。
HMIは、監視対象装置のデータをオペレータに提示し、オペレータが監視対象装置を監視し制御できるようにする機構である。監視制御システムは、Programmable Logic Controller(PLC)などによって構成される。監視制御システムは、監視対象装置のデータを収集し、監視対象装置に対して制御コマンドを送る。遠方入出力装置は、監視対象装置に設置されたセンサと接続し、センサの信号をデジタルのデータに変換し、そのデジタルデータを監視制御システムに送る。通信基盤は、監視制御システムと遠方入出力装置を接続する。
SCADA HMIサブシステムの一例として、特許文献1には、HMIクライアント装置とHMIサーバ装置とを備えるシステムが開示されている。特許文献1のような従来のSCADAでは、HMIサーバ装置が、PLCから受信したデータをHMIクライアント装置へ送信する。HMIクライアント装置は、コンピュータ本体と、キーボード・マウス等の入力デバイスと、モニタとを有し、モニタに1つのHMI画面を表示する。尚、出願人は、本開示に関連するものとして、下記特許文献2も認識している。
特許文献1に係るHMIサブシステムでは、1つのHMI画面を表示するために1台のHMIクライアント装置が必要である。費用、設置スペース、故障率、通信負荷を低減する観点から、1台のHMIクライアント装置で複数のHMI画面を同時に利用できることが望ましい。
日本特開2017-27211号公報 日本特開2019-114090号公報
本願発明者は、鋭意研究を進めた結果、ブラウザベースのSCADA HMIサブシステムを開発するに至った。これによれば、ウェブブラウザ上で動作するウェブアプリケーションとしてHMI画面を実現することができる。そのため、1台のHMIクライアント装置で複数のウェブブラウザを実行して、各ウェブブラウザにHMI画面を表示させることができる。
このようなブラウザベースのSCADA HMIサブシステムを産業プラントの生産ラインに適用することについて検討する。産業プラントのような大規模プラントでは、生産ラインが複数のセクションに分けられており、セクション毎に運転室(パルピット)が設けられる。各運転室には、HMI画面を描画するウェブブラウザを実行するHMIクライアント装置が配置される。電気室には、各ウェブブラウザと通信するウェブサーバを実行するHMIサーバ装置が配置される。
第1セクションのHMIクライアント装置のウェブブラウザでは、第1セクションの設備機器に関するHMI画面を操作可能とすべきであり、第2セクションのHMIクライアント装置のウェブブラウザでは、第2セクションの設備機器に関するHMI画面を操作可能とすべきである。このため、HMIクライアント装置の操作場所に応じて、即ち、HMIクライアント装置が設置されるセクションに応じて、各HMIクライアント装置のウェブブラウザに表示するHMI画面毎に操作権を設定するのが基本である。
しかしながら、HMIクライアント装置の操作場所に応じてHMI画面毎に操作可否を設定するだけでは十分とは言えず、監視する設備機器ひいては産業プラントの安全性が損なわれる虞があることが判明した。例えば、HMI画面を操作する複数の操作者の職務が同一であるとは限らず、複数の操作者の職務が異なる場合がある。この場合、HMI画面上の複数の操作パーツのうちの一部の操作パーツ(特定操作パーツ)は、例えば、操業担当により操作可能とする一方で、設備担当により操作不可能とすることが要求される。この要求を満たすには、HMI画面毎により詳細な操作権を設定する必要がある。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものである。本開示は、HMIクライアント装置の操作場所に応じてHMI画面毎に操作権を設定するという機能を基本としつつ、操作者の職務に応じてHMI画面毎に操作権を設定することが可能なSCADAウェブHMIシステムを提供することを目的とする。
第1の観点は、SCADAウェブHMIシステムに関連する。SCADAウェブHMIシステムは、ウェブサーバを実行するHMIサーバ装置と、ウェブサーバと通信する少なくとも1つのウェブブラウザを実行する複数のHMIクライアント装置を備える。HMIサーバ装置は、サーバプロセッサとサーバメモリとを備える。サーバメモリは、産業プラントを監視するためのHMI画面の画像データと、画面操作権情報と、パーツ操作権情報とを記憶する。画面操作権情報は、HMIクライアント装置の操作場所に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、HMI画面の操作可否を定める。パーツ操作権情報は、HMIクライアント装置の操作者の職務に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、HMI画面上の複数の操作パーツのうちの一部の操作パーツである特定操作パーツの操作可否を定める。サーバプロセッサは、画像データと画面操作権情報とパーツ操作権情報とをウェブブラウザへ送信可能な前記ウェブサーバを実行するように構成される。HMIクライアント装置は、クライアントプロセッサとクライアントメモリとモニタとを備える。クライアントメモリは、ウェブサーバから受信した画像データと画面操作権情報とパーツ操作権情報とを記憶する。クライアントプロセッサは、モニタに表示されるウェブブラウザと、画面描画処理とを実行するように構成される。画面描画処理は、HMI画面上の複数の操作パーツに、画面操作権情報に定められた操作可否を適用すると共に、HMI画面上の特定操作パーツに、パーツ操作権情報に職務に応じて定められた操作可否を優先して適用して、HMI画面をウェブブラウザに描画する。
第2の観点は、第1の観点に加えて、次の特徴をさらに有する。画面操作権情報は、HMIクライアント装置の操作者の職務に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、HMI画面の操作可否をさらに定める。パーツ操作権情報は、HMIクライアント装置の操作場所に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、HMI画面上の複数の操作パーツのうちの一部の操作パーツである特定操作パーツの操作可否をさらに定める。
第3の観点は、第1または第2の観点に加えて、次の特徴をさらに有する。画面描画処理は、画面操作権情報においてウェブブラウザによるHMI画面の操作が許可されており、かつ、パーツ操作権情報においてウェブブラウザによる特定操作パーツの操作が許可されていない場合に、特定操作パーツを操作不可能状態でウェブブラウザに描画し、複数の操作パーツのうち特定操作パーツ以外の操作パーツを操作可能状態でウェブブラウザに描画する。
第4の観点は、第1または第2の観点に加えて、次の特徴をさらに有する。画面描画処理は、画面操作権情報においてウェブブラウザによるHMI画面の操作が許可されておらず、かつ、パーツ操作権情報においてウェブブラウザによる特定操作パーツの操作が許可されている場合に、特定操作パーツを操作可能状態でウェブブラウザに描画し、複数の操作パーツのうち特定操作パーツ以外の操作パーツを操作不可能状態でウェブブラウザに描画する。
本開示によれば、HMI画面をウェブブラウザに描画するのに際し、HMI画面上の複数の操作パーツに、画面操作権情報に定められた操作可否が適用されると共に、HMI画面上の特定操作パーツに、パーツ操作権情報に職務に応じて定められた操作可否が優先して適用される。従って、HMIクライアント装置の操作場所に応じてHMI画面毎に操作権が設定され、操作者の職務に応じてHMI画面毎にHMI画面上の特定操作パーツの操作権が優先して設定される。これにより、HMI画面毎に、より詳細な操作権が設定されるため、監視するプラントの安全性が損なわれることを防止できる。
実施の形態によるSCADAウェブHMIシステムが適用される熱間圧延ラインの構成例を説明するための図である。 SCADAウェブHMIシステムを構成するHMIサーバ装置およびHMIクライアント装置が有する機能の概要を例示するブロック図である。 (a)は、粗圧延機に関するHMI画面の一例を示す図であり、(b)は、仕上圧延機に関するHMI画面の一例を示す図である。 画面操作権(操作場所)テーブルの一例を示す図である。 画面操作権(職務)テーブルの一例を示す図である。 パーツ操作権(操作場所)テーブルの一例を示す図である。 パーツ操作権(職務)テーブルの一例を示す図である。 実施の形態に係る画面描画処理について説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係るSCADAウェブHMIシステムのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態によるSCADAウェブHMIシステムついて、熱間圧延ラインRLに適用される場合を例に説明する。熱間圧延ラインRLは、産業システムの生産ラインの一例である。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1は、実施の形態によるSCADAウェブHMIシステム1が適用される熱間圧延ラインRLの構成例を説明するための図である。図2は、SCADAウェブHMIシステムを構成するHMIサーバ装置およびHMIクライアント装置が有する機能の概要を例示するブロック図である。図3(a)は、粗圧延機に関するHMI画面の一例を示す図であり、図3(b)は、仕上圧延機に関するHMI画面の一例を示す図である。
熱間圧延ラインRLは、金属材などの被圧延材Mrを、所望の板厚および板幅に圧延するものである。熱間圧延ラインRLは、設備機器として、加熱炉2、粗圧延機3、中間設備4、仕上圧延機5、水冷却装置6、コイラー7、および、それらの間で被圧延材Mrを搬送するローラーテーブル(図示省略)を備える。
加熱炉2は、被圧延材Mrを昇温する。昇温された被圧延材Mrはローラーテーブル上に抽出される。抽出された被圧延材Mrは、スラブと呼ばれる成形された金属の塊である。粗圧延機3は、加熱炉2の下流に設けられている。粗圧延機3は、単一のまたは複数(本実施の形態では2基)の圧延スタンドを備える。粗圧延機3は、被圧延材Mrを順方向(上流から下流へ)および逆方向(下流から上流へ)に複数回圧延する。
中間設備4は、粗圧延機3と仕上圧延機5の間に設けられている。中間設備4は、エッジヒーター、バーヒーター、コイルボックスなどを含む。仕上圧延機5は、中間設備4の下流に設けられている。仕上圧延機5は、複数(本実施の形態では8基)の圧延スタンドを備える。仕上圧延機5は、被圧延材Mrを上流から下流へ一方向に圧延する。
水冷却装置6は、仕上圧延機5の下流に設けられている。水冷却装置6には、圧延された被圧延材Mrへ注水することにより、被圧延材Mrを目標温度に冷却する。コイラー7は、水冷却装置6の下流に設けられている。水冷却装置6にて冷却された被圧延材Mrは、コイラー7に巻き取られ、コイル状の製品となる。
上述した各設備機器2~7は、電動機やドライブ装置のようなアクチュエータを夫々有する。また、圧延ラインRLの要所には、計測機器としての各種センサ(図示省略)が設けられている。各種センサは、被圧延材Mrと各設備機器2~7の状態とを逐次的に計測する。これらのアクチュエータやセンサは、制御LAN91を介して、PLC8に接続される。PLC8は、制御LAN91を介して、計算機室に配置された計算機10に接続される。計算機10は、被圧延材Mrについての圧延計画に基づいて各設備機器2~7に対する設定値を計算し、設定値をPLC8へ送信する。PLC8は、計算機10から受信した設定値と、後述するHMIクライアント装置12からHMIサーバ装置11を介して受信した制御信号に基づいて、各設備機器2~7のアクチュエータを制御する。
SCADAウェブHMIシステム1は、上記PLC8と、電気室に配置されるHMIサーバ装置11と、HMIクライアント装置12と、を備える。これらPLC8とHMIサーバ装置11とHMIクライアント装置12とは、イーサネット(登録商標)などの情報LAN92を介して接続される。
PLC8は、ブロックデータを含むパケットをマルチキャストまたはブロードキャストで情報LAN92へ周期的に送信する。ブロックデータは、PLC信号の集合である。1つのブロックデータには数十から数百のPLC信号が含まれる。PLC信号は、入出力信号やアラーム信号を含む。入出力信号は、HMIクライアント装置12の操作により生成され、各設備機器2~7のアクチュエータを制御するための制御信号(以下「アクチュエータ制御信号」ともいう)と、各センサにより計測された検出信号(以下「センサ検出信号」ともいう)を含む。PLC8は、HMIクライアント装置12の後述するHMI画面17上の操作パーツの操作により生成された上記制御信号を、HMIサーバ装置11から受信する。
熱間圧延ラインRLは、設備機器2~7に対応させて、複数(本実施の形態では2つ)のセクションに分けられている。各セクションは、運転室(パルピット)を夫々備える。粗圧延機3を有するセクションは、RM(Roughering Mills)運転室13を有する。仕上圧延機5を有するセクションは、FM(Finishing Mills)運転室14を有する。なお、セクションおよび運転室の数は夫々3つ以上であってもよい。
各運転室13,14は、モニタ15a,15bを有するHMIクライアント装置12a,12bを夫々備える。HMIクライアント装置12a,12bのモニタ15a,15bは、ウェブブラウザ16a,16bを表示し、表示したウェブブラウザ16a,16b上でHMI画面17a,17bを表示する。なお、本明細書においては、符号12a,15a~17aと符号12b,15b~17bとを区別しない場合、単に12,15~17と記す。
RM運転室13のHMIクライアント装置12aでは、ウェブブラウザ16a上で粗圧延機3に関するHMI画面17aを表示し、表示したHMI画面17a(具体的には、HMI画面17aに表示される少なくとも1つのパーツ)を操作可能とする。このHMIクライアント装置12aでは、ウェブブラウザ16bを実行し、ウェブブラウザ16b上で他のHMI画面17bを表示することもできるが、原則として、HMI画面17bを操作不可能とすることが要求される。同様に、FM運転室14のHMIクライアント装置12bでは、ウェブブラウザ16b上で仕上圧延機5に関するHMI画面17bを表示し、表示したHMI画面17bを操作可能とする。このHMIクライアント装置12bでは、ウェブブラウザ16aを実行し、ウェブブラウザ16a上で他のHMI画面17aを表示することもできるが、原則として、HMI画面17aを操作不可能とすることが要求される。そこで、本実施の形態では、後述する図4に示す画面操作権(操作場所)テーブル25を用いて、HMIクライアント装置12の操作場所により、各HMI画面17(G10,G11,G11)の画面操作権が設定される。
しかしながら、HMIクライアント装置12を操作する複数の操作者が担当する職務が同一であるとは限られず、複数の操作者の職務が異なる場合がある。職務には、設備機器に対して手動操作(手動介入)を実施するオペレータのような操業担当(オペレータ)や、設備機器の修理や構成部品の交換を含むメンテナンスを実施する設備担当などが含まれる。そして、HMIクライアント装置12で表示される複数のHMI画面17(G10,G11,G12)のうちのHMI画面17(G10)は、操業担当による操作は可能とし、設備担当による操作は不可能とすることが要求される場合がある。そこで、本実施の形態では、後述する図5に示す画面操作権(職務)テーブル26を用いて、HMIクライアント装置12にログインした操作者の職務により、各HMI画面17(G10,G11,G11)の画面操作権が設定される。
また、HMI画面17に表示される特定操作パーツ(後述)については、操作場所による画面操作権を有しないHMIクライアント装置12からの操作を可能とすることが要求される場合がある。これとは逆に、特定操作パーツについては、操作場所による画面操作権を有するHMIクライアント装置12からの操作を不可能とすることが要求される場合がある。そこで、本実施の形態では、後述する図6に示すパーツ操作権(操作場所)テーブル27を用いて、操作場所による特定操作パーツの操作権(操作可否)が設定される。
また、同一のHMI画面17を異なる操作者が操作する場合がある。例えば、手動操作を実施するための特定操作パーツは、操業担当による操作は可能とし、設備担当による操作は不可能とすることが要求される場合がある。例えば、ロール交換などのメンテナンスを実施するための特定操作パーツは、設備担当による操作は可能とし、操業担当による操作は不可能とすることが要求される場合がある。そこで、本実施の形態では、後述する図7に示すパーツ操作権(職務)テーブル28を用いて、職務による特定操作パーツの操作権(操作可否)が設定される。
図2に示すHMIサーバ装置11は、PLC信号をPLC8と送受信し、かつウェブサーバを実行する。HMIサーバ装置11は、後述する図9に示すように、各種処理を実行するプロセッサ111と、各種情報が格納されるメモリ112を備える。プロセッサ111およびメモリ112は、特許請求の範囲のサーバプロセッサおよびサーバメモリに夫々対応する。メモリ112に記憶されたプログラムをプロセッサ111が実行することにより、プロセッサ111は、PLC信号処理部21およびウェブサーバ処理部22として機能する。PLC信号処理部21およびウェブサーバ処理部22は、プロセス間通信により相互にデータを送受信可能である。
PLC信号処理部21は、周期的にPLC8からセンサ検出信号を含むPLC信号を受信し、受信したPLC信号を、ウェブサーバ処理部22を介してウェブブラウザ処理部31(各ウェブブラウザ16)へ送信する。また、PLC信号処理部21は、HMIクライアント装置12の各ウェブブラウザ16からウェブサーバ処理部22を介して、アクチュエータ制御信号を含むPLC信号を受信し、受信したPLC信号をPLC8へ送信する。
ウェブサーバ処理部22は、各HMIクライアント装置12のウェブブラウザ16(ウェブブラウザ処理部31)と、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)、WebSocketを用いて通信可能である。ウェブサーバ処理部22は、各ウェブブラウザ16(ウェブブラウザ処理部31)からのリクエストに応じてコンテンツの全部または一部を送信する。コンテンツは、HTMLファイル(図示省略)、HMI画面(HMI Screen)17毎の画像データであるSVG(Scalable Vector Graphics)ファイル23、パーツライブラリ24、画面操作権(操作場所)テーブル25、画面操作権(職務)テーブル26、パーツ操作権(操作場所)テーブル27、パーツ操作権(職務)テーブル28を含む。
パーツライブラリ24は、HMI画面17に表示されるパーツの種別(以下「パーツ種別」という)毎に動作を記述したスクリプトの集合を含む。スクリプトは、パーツ種別毎に定義されたJavaScript(登録商標)プログラムである。スクリプトは、必要に応じてパラメータ値が与えられて各ウェブブラウザ16上で実行可能である。パラメータ値は、例えば、画面操作権(操作場所)テーブル25および画面操作権(職務)テーブル26に定められた画面操作権の有無、並びに、パーツ操作権(操作場所)テーブル27およびパーツ操作権(職務)テーブル28に定められた特定パーツ操作権の有無を含む。
図4は、画面操作権(操作場所)テーブル25の一例を示す図である。画面操作権(操作場所)テーブル25は、HMIクライアント装置12a,12bの操作場所に応じて、具体的には、HMIクライアント装置12a,12bが設置されるRM運転室13,FM運転室14に応じて、各HMI画面17の画面操作権の有無(操作が許可されているか否か)を定めた画面操作権(操作場所)情報を含む。「G10」~「G12」は、各HMIクライアント装置12が実行するウェブブラウザ16上で表示されるHMI画面17のスクリーン名である。「G10」は、図3(a)に示すHMI画面17aのスクリーン名であり、「G11」は、図3(b)に示すHMI画面17bのスクリーン名である。図4に示す例では、RM運転室13で操作されるHMIクライアント装置12aは、ウェブブラウザ16a上でHMI画面17a(G10)を操作する画面操作権を有する一方で、ウェブブラウザ16上でHMI画面17(G11,G12)を操作する画面操作権を有しない。また、FM運転室14で操作されるHMIクライアント装置12bは、ウェブブラウザ16b上でHMI画面17b(G11)を操作する画面操作権を有する一方で、ウェブブラウザ16上でHMI画面17(G10,G12)の操作権を有しない。
図5は、画面操作権(職務)テーブル26の一例を示す図である。画面操作権(職務)テーブル26は、HMIクライアント装置12にログインした操作者の職務に応じて、具体的には、操業担当および設備担当に応じて、各HMI画面17の画面操作権の有無(操作が許可されているか否か)を定めた画面操作権(職務)情報を含む。図5に示す例では、操業担当がログインした場合、全てのHMI画面17(G10,G11,G12)を操作する画面操作権を有する。設備担当がログインした場合、HMI画面17(G11)を操作する画面操作権を有する一方で、HMI画面17(G10,G12)を操作する画面操作権を有しない。
図6は、パーツ操作権(操作場所)テーブル27の一例を示す図である。パーツ操作権(操作場所)テーブル27は、HMIクライアント装置12a,12bの操作場所に応じて、具体的には、HMIクライアント装置12a,12bが設置されるRM運転室13,FM運転室14に応じて、各HMI画面17に表示される特定パーツの操作権の有無(操作可否)を定めたパーツ操作権(操作場所)情報を含む。図6に示す例では、RM運転室13で操作されるHMIクライアント装置12aは、HMI画面17(G10)上の特定操作パーツ(1_PL)が操作不可と指定され、HMI画面17(G11)上の特定操作パーツ(3_PL)が操作可と指定されている。また、FM運転室14で操作されるHMIクライアント装置12bは、HMI画面17(G10)上の特定操作パーツ(1_PL)が操作可と指定され、HMI画面17(G11)上の特定操作パーツ(2_PL)が操作不可と指定されている。
図7は、パーツ操作権(職務)テーブル28の一例を示す図である。パーツ操作権(職務)テーブル28は、HMIクライアント装置12にログインした操作者の職務に応じて、具体的には、操業担当および設備担当に応じて、各HMI画面17に表示される特定パーツの操作権の有無(操作可否)を定めたパーツ操作権(職務)情報を含む。図7に示す例では、操業担当がログインした場合、HMI画面17(G11)上の特定操作パーツ(1_PL)が操作可と指定され、特定操作パーツ(4_PL,5_PL)が操作不可と指定されている。特定操作パーツ(1_PL)は、例えば、手動操作(手動介入)を実施するための操作パーツである。また、設備担当がログインした場合、HMI画面17(G11)上の特定操作パーツ(1_PL)が操作不可と指定され、特定操作パーツ(4_PL,5_PL)が操作可と指定されている。特定操作パーツ(4_PL,5_PL)は、例えば、メンテナンスを実施するための操作パーツである。
HMIクライアント装置12(12a,12b)は、処理回路30(30a,30b)と、モニタ15(15a,15b)を備える。処理回路30は、後述する図9に示すように、各種処理を実行するプロセッサ121と、各種情報が格納されるメモリ122を含む。プロセッサ121およびメモリ122は、特許請求の範囲のクライアントプロセッサおよびクライアントメモリに夫々対応する。メモリ122に記憶されたプログラムをプロセッサ121が実行することにより、プロセッサ121は、ウェブブラウザ処理部31(31a,31b)として機能する。なお、本明細書においては、符号30a~31aと符号30b~31bとを区別しない場合、単に30~31と記す。
ウェブブラウザ処理部31は、ウェブブラウザ16ごとに実行される。ウェブブラウザ16は、熱間圧延ラインRLを監視制御するためのHMI画面17を描画する。HMI画面17は操作者の操作により他のHMI画面17へ切り替わる。HMI画面17には複数のパーツが配置されている。パーツは、例えば、オペレータの操作に応じてPLC8へ制御信号を送信するための操作パーツ(1_PL,2_PL,3_PL,・・・)、受信したPLC信号に応じて表示状態(数値、文字、色、形)が変化する表示パーツ、他のHMI画面に切り替える画面遷移パーツ、などを含む。操作パーツには、上述したようにパーツ操作権(操作場所)テーブル27およびパーツ操作権(職務)テーブル28にて操作可否が定められた特定操作パーツ(1_PL,2_PL,3_PL,・・・,5_PL)が含まれる。
ウェブブラウザ処理部31は、各ウェブブラウザ16の起動時に、ウェブサーバ処理部22から、上述したHTMLファイル、SVGファイル23、パーツライブラリ24、画面操作権(操作場所)テーブル25、画面操作権(職務)テーブル26、パーツ操作権(操作場所)テーブル27、パーツ操作権(職務)テーブル28などを受信し、メモリ122に記憶する。また、各ウェブブラウザ16(ウェブブラウザ処理部31)は、HMIクライアント装置12にログインした操作者の職務を取得し、メモリ122に記憶する。操作者の職務は、例えば、複数の操作者のログインIDと職務とを纏めて登録したグループユーザリストを参照することで、取得することができる。また、これらに基づいて、ウェブブラウザ16は、操作パーツ(特定操作パーツを含む)や表示パーツなどを含むパーツが複数配置されたHMI画面17を描画する。また、各ウェブブラウザ16は、起動時にウェブサーバ処理部22から常に最新のファイルを取得するために、キャッシュを使用しないモードで実行される。
ウェブブラウザ処理部31は、HMIサーバ装置11から受信した画面操作権(操作場所)テーブル25を読み込んで、ウェブブラウザ16毎に操作場所による各HMI画面17の操作可否(操作権の有無)を判定する。また、ウェブブラウザ処理部31は、HMIサーバ装置11から受信した画面操作権(職務)テーブル26を読み込んで、ウェブブラウザ16毎に職務による各HMI画面17の操作可否(操作権の有無)を判定する。
これと共に、ウェブブラウザ処理部31は、HMIサーバ装置11から受信したパーツ操作権(操作場所)テーブル27を読み込んで、ウェブブラウザ16毎に操作場所に応じてHMI画面17(例えば、G11)上の特定操作パーツ(1_PL,2_PL,3_PL,・・・,5_PL)の操作可否を判定する。また、ウェブブラウザ処理部31は、HMIサーバ装置11から受信したパーツ操作権(職務)テーブル28を読み込んで、HMIクライアント装置12にログインした操作者の職務に応じてHMI画面17(G11)上の特定操作パーツ(1_PL,2_PL,3_PL,・・・,5_PL)の操作可否を判定する。
さらに、ウェブブラウザ処理部31は、画面描画処理32を実行する。画面描画処理32は、HMI画面17(G11)上の特定操作パーツ(1_PL,2_PL,3_PL,・・・,5_PL)に、パーツ操作権(操作場所)テーブル27およびパーツ操作権(職務)テーブル28に定められた操作場所および操作者の職務に応じた操作権(操作可否)を優先適用し、HMI画面17上の特定操作パーツ以外の操作パーツ(6_PL,・・・)に、画面操作権(操作場所)テーブル25および画面操作権(職務)テーブル26に定められた画面操作権(操作可否)を適用して、HMI画面17(G11)をウェブブラウザ16に描画する。
具体的には、ウェブブラウザ処理部31は、HMI画面17(G11)に配置されたパーツのパーツ種別に応じて、上述したパーツライブラリ24に含まれるパーツ種別毎のスクリプトを実行する。ここでは、パーツ種別のうち、スクリプトに渡される画面操作権およびパーツ操作権の有無(パラメータ値)に応じて動作が変化する操作パーツについて説明する。
操作パーツ(1_PL,2_PL,3_PL,4_PL,・・・)について、画面操作権(操作場所)テーブル25および画面操作権(職務)テーブル26においてウェブブラウザ16にHMI画面17の操作が許可されていない場合、原則として、ウェブブラウザ16のHMI画面17に配置された全ての操作パーツは操作不可状態で描画される。また、画面操作権(操作場所)テーブル25および画面操作権(職務)テーブル26において、ウェブブラウザ16にHMI画面17の操作が許可されている場合、原則として、ウェブブラウザ16のHMI画面17に配置された全ての操作パーツは操作可能状態で描画される。
これと共に、パーツ操作権(操作場所)テーブル27およびパーツ操作権(職務)テーブル28において、HMI画面17の特定操作パーツ(1_PL,2_PL,3_PL,・・・,5_PL)について操作場所や操作者の職務に応じて操作権が定められている場合は、特定操作パーツについてはパーツ操作権(操作場所)テーブル27およびパーツ操作権(職務)テーブル28に定義された操作権が優先適用される。パーツ操作権(操作場所)テーブル27およびパーツ操作権(職務)テーブル28に定められていない操作パーツについては、画面操作権(操作場所)テーブル25および画面操作権(職務)テーブル26に定められた操作権が適用される。
なお、操作不可状態において、操作パーツは、操業担当(オペレータ)や設備担当を含む操作者の実行操作(例えばマウスクリック)を受け付けない。操作可能状態において、操作パーツは、操作者の実行操作を受け付け、当該操作に応じた制御信号をHMIサーバ装置11へ送信する。
また、HMIクライアント装置12がHMIサーバ装置11からPLC信号を受信すると、ウェブブラウザ処理部31は、受信したPLC信号に応じて、各ウェブブラウザ16に表示されるHMI画面17毎に画面操作権およびパーツ操作権を動的に設定する。この場合も、上述したように画面操作権(操作場所)テーブル25、画面操作権(職務)テーブル26、パーツ操作権(操作場所)テーブル27、パーツ操作権(職務)テーブル28を参照するため、詳細な説明は省略する。
次に、図8を参照して、操作権の有無に応じた各ウェブブラウザ16におけるHMI画面17の描画について具体的に説明する。図8は、HMIクライアント装置12の描画処理例について説明するためのフローチャートである。
HMIクライアント装置12に操作者がログインすると、図8に示すルーチンが起動される。操作者の職務は、操業担当または設備担当である。ステップS1において、HMIクライアント装置12は、ウェブブラウザ16を実行(起動)する。ウェブブラウザ処理部31は、ウェブブラウザ16の終了時の位置およびサイズに依らず、ウェブブラウザ16を予め定めた初期位置および初期サイズで既定のモニタ15に表示する。
ステップS2において、各ウェブブラウザ16は、操作者のログインIDからログインした操作者の職務を取得すると共に、HMIサーバ装置11からコンテンツを取得する。コンテンツは、上述したHTMLファイル、SVGファイル23、パーツライブラリ24、画面操作権(操作場所)テーブル25、画面操作権(職務)テーブル26、パーツ操作権(操作場所)テーブル27、パーツ操作権(職務)テーブル28を含む。なお、パーツライブラリ24および各テーブル25~28はウェブブラウザ16の起動時にのみ取得すれば足りる。
ステップS3~ステップS12において、ウェブブラウザ処理部31は、上記ステップS2で取得した画面操作権(操作場所)テーブル25、画面操作権(職務)テーブル26、パーツ操作権(操作場所)テーブル27およびパーツ操作権(職務)テーブル28に従って、ウェブブラウザ16に指定されたHMI画面17を描画する。
ウェブブラウザ処理部31は、画面操作権(操作場所)テーブル25を参照し、HMIクライアント装置12の操作場所による当該HMI画面17の画面操作権があるか否かを判定する(ステップS3)。操作場所による画面操作権がない場合、ステップS9に進む。一方、操作場所による画面操作権がある場合、ステップS4に進む。
ステップS4では、画面操作権(職務)テーブル26を参照し、上記ステップS2で取得した職務による当該HMI画面17の画面操作権があるか否かを判定する。職務による画面操作権がない場合、ステップS9に進む。一方、職務による画面操作権がある場合、ステップS5に進む。
ステップS5では、パーツ操作権(操作場所)テーブル27を参照し、操作場所により操作不可と指定された特定操作パーツがあるか否かを判定する。操作場所による操作不可指定の特定操作パーツがある場合、ステップS8に進む。一方、操作場所による操作不可指定の特定操作パーツがない場合、ステップS6に進む。
ステップS6では、パーツ操作権(職務)テーブル28を参照し、職務により操作不可と指定された特定操作パーツがあるか否かを判定する。職務による操作不可指定の特定操作パーツがある場合、ステップS8に進む。一方、職務による操作不可指定の特定操作パーツがない場合、ウェブブラウザ処理部31は、当該HMI画面17上の全ての操作パーツを操作可能状態で描画する(ステップS7)。その後、本ルーチンを一旦終了する。
ステップS8では、当該HMI画面17上の特定操作パーツを操作不可能状態で描画すると共に、特定操作パーツ以外の操作パーツを操作可能状態で描画する(ステップS8)。その後、本ルーチンを一旦終了する。
ステップS9では、パーツ操作権(操作場所)テーブル27を参照し、操作場所により操作可と指定された特定操作パーツがあるか否かを判定する。操作場所による操作可指定の特定操作パーツがある場合、ステップS12に進む。一方、操作場所による操作可指定の特定操作パーツがない場合、ステップS10に進む。
ステップS10では、パーツ操作権(職務)テーブル28を参照し、職務により操作可と指定された特定操作パーツがあるか否かを判定する。職務による操作可指定の特定操作パーツがある場合、ステップS12に進む。一方、職務による操作可指定の特定操作パーツがない場合、ステップS11に進む。
ステップS11では、ウェブブラウザ処理部31は、当該HMI画面17上の全ての操作パーツを操作不可能状態で描画する(ステップS11)。その後、本ルーチンを一旦終了する。
ステップS12では、ウェブブラウザ処理部31は、当該HMI画面17上の特定操作パーツを操作可能状態で描画すると共に、特定操作パーツ以外の操作パーツを操作不可能状態で描画する(ステップS12)。その後、本ルーチンを一旦終了する。
上記ステップS1~S12の処理は、HMIクライアント装置12に操作者がログインしてウェブブラウザ16を起動する毎に実施される。
以上説明したルーチンによれば、ウェブブラウザ処理部31は、画面操作権(操作場所)テーブル25において操作場所によるHMI画面17の操作が許可されているが、パーツ操作権(職務)テーブル28において職務による特定操作パーツの操作が許可されていない場合、特定操作パーツを操作不可状態でウェブブラウザ16に描画し、特定操作パーツ以外の操作パーツを操作可能状態でウェブブラウザ16に描画する。
上述した図8のフローチャートでは、ウェブブラウザ16の起動時のHMI画面17の描画について説明した。これにより、HMI画面17毎に画面操作権やHMI画面17上の操作パーツの操作権の有無を静的に設定することが可能となる。ログイン状態で操作者がHMI画面17上の画面遷移ボタンを押して他のHMI画面17に遷移する場合がある。この場合、ウェブブラウザ処理部31は、HMIサーバ装置11から当該他のHMI画面17に関するHTMLファイル、SVGファイル23を新たに取得し、ステップS3以降の処理を実行することで、HMI画面17毎に画面操作権やパーツ操作権の有無が静的に設定される。
このように画面操作権およびパーツ操作権が静的に設定された後、HMIサーバ装置11からHMIクライアント装置12がPLC信号を受信すると、ステップS2~S12の処理を実行することで、HMI画面17毎に画面操作権やパーツ操作権の有無が静的に設定される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、HMI画面17をウェブブラウザ16に描画するのに際し、HMI画面17上の複数の操作パーツに、画面操作権(操作場所)テーブル25に定められた操作可否が適用されると共に、HMI画面17上の特定操作パーツに、パーツ操作権(職務)テーブル28に職務に応じて定められた操作可否が優先して適用される。従って、HMIクライアント装置12の操作場所に応じてHMI画面17毎に操作権が設定され、操作者の職務に応じてHMI画面17毎に特定操作パーツの操作権が優先して設定される。これにより、HMI画面17毎に、より詳細な操作権が設定されるため、監視する設備機器2~7ひいては熱間圧延ラインRLの安全性が損なわれることを防止できる。
図9は、HMIサーバ装置11およびHMIクライアント装置12のハードウェア構成例を示すブロック図である。
上述したHMIサーバ装置11の各処理は、処理回路により実現される。処理回路は、プロセッサ111と、メモリ112と、ネットワークインタフェース113とが接続して構成されている。サーバプロセッサとしてのプロセッサ111は、サーバメモリとしてのメモリ112に記憶された各種プログラムを実行することにより、HMIサーバ装置11の各機能を実現する。メモリ112は、主記憶装置および補助記憶装置を含む。メモリ112は、上述したHTMLファイル、SVGファイル23、パーツライブラリ24、画面操作権(操作場所)テーブル25、画面操作権(職務)テーブル26、パーツ操作権(操作場所)テーブル27、パーツ操作権(職務)テーブル28を予め記憶している。ネットワークインタフェース113は、情報LAN92を介して同一ネットワーク内の他の装置と通信可能に接続する。
上述したHMIクライアント装置12の各処理は、処理回路30により実現される。処理回路30は、プロセッサ121と、メモリ122と、ネットワークインタフェース123と、入力インタフェース124と、モニタ125とが接続して構成されている。プロセッサ121は、メモリ122に記憶された各種プログラムを実行することにより、HMIクライアント装置12の各機能を実現する。メモリ122は、主記憶装置および補助記憶装置を含む。ネットワークインタフェース123は、情報LAN92を介して同一ネットワーク内の他の装置と通信可能に接続する。入力インタフェース124は、キーボード、マウス、タッチパネル等からなる一組の入力デバイスである。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施の形態では、操作者の職務が操業担当および設備担当を含む場合を例に説明したが、これら操業担当および設備担当に加えて、全ての特定操作パーツの操作が許可される安全担当を職務にさらに含ませることもできる。また、操業担当を、手動操作の熟練度に応じて複数に区分けしてもよい。例えば、操業担当を、手動操作の熟練度が高いシニアオペレータ(シニア操業担当)と、シニアオペレータよりも熟練度の低いジュニアオペレータ(ジュニア操業担当)とに分けてもよい。本開示は、例えば、操作者の職務が、シニアオペレータ、ジュニアオペレータ、設備担当、安全担当を含む場合に適用することができる。
また、例えば、HMIクライアント装置12を設備担当の操作者が操作しない場合には、操作者の職務が、手動操作の熟練度が高いシニアオペレータと、シニアオペレータよりも熟練度の低いジュニアオペレータとを含むように構成することができる。この場合も、ジュニアオペレータによる特定操作パーツの操作を制限することができ、結果として、上記実施の形態と同様に監視する設備ひいては熱間圧延ラインRLの安全性が損なわれることを防止できる。
また、上記実施の形態では、熱間圧延ラインRLの設備を監視する場合を例に説明したが、他の産業プラントの設備を監視する場合にも適用することができる。
また、上記実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に本開示が限定されるものではない。また、上記実施の形態において説明する構造等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、本開示に必ずしも必須のものではない。
1…SCADAウェブHMIシステム、2…加熱炉、3…粗圧延機、4…中間設備、5…仕上圧延機、6…水冷却装置、7…コイラー、8…PLC、91…制御LAN、92…情報LAN、10…計算機、11…HMIサーバ装置、12,12a,12b…HMIクライアント装置、13…RM運転室、14…FM運転室、15,15a,15b…モニタ、16,16a,16b…ウェブブラウザ、17,17a,17b…HMI画面、21…PLC信号処理部、22…ウェブサーバ処理部、23…SVGファイル、24…パーツライブラリ、25…画面操作権(操作場所)テーブル、26…画面操作権(職務)テーブル、27…パーツ操作権(操作場所)テーブル、28…パーツ操作権(職務)テーブル、30,30a,30b…処理回路、31,31a,31b…ウェブブラウザ処理部、32,32a,32b…画面描画処理、111,121…プロセッサ、112,122…メモリ、113,123…ネットワークインタフェース、124…入力インタフェース、RL…熱間圧延ライン、Mr…被圧延材、G10,G11,G12…スクリーン名、1_PL,2_PL,3_PL,4_PL,5_PL…操作パーツ、1_PL,2_PL,3_PL,4_PL,5_PL…特定操作パーツ

Claims (4)

  1. ウェブサーバを実行するHMIサーバ装置と、前記ウェブサーバと通信する少なくとも1つのウェブブラウザを実行する複数のHMIクライアント装置を備えるSCADAウェブHMIシステムであって、
    前記HMIサーバ装置は、サーバプロセッサとサーバメモリとを備え、
    前記サーバメモリは、産業プラントを監視するためのHMI画面の画像データと、画面操作権情報と、パーツ操作権情報とを記憶し、
    前記画面操作権情報は、前記HMIクライアント装置の操作場所に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、前記HMI画面の操作可否を定め、
    前記パーツ操作権情報は、前記HMIクライアント装置の操作者の職務に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、前記HMI画面上の複数の操作パーツのうちの一部の操作パーツである特定操作パーツの操作可否を定め、
    前記サーバプロセッサは、前記画像データと前記画面操作権情報と前記パーツ操作権情報とを前記ウェブブラウザへ送信可能な前記ウェブサーバを実行する、ように構成され、
    前記HMIクライアント装置は、クライアントプロセッサとクライアントメモリとモニタとを備え、
    前記クライアントメモリは、前記ウェブサーバから受信した前記画像データと前記画面操作権情報と前記パーツ操作権情報とを記憶し、
    前記クライアントプロセッサは、
    前記モニタに表示される前記ウェブブラウザを実行し、
    前記HMI画面上の前記複数の操作パーツに、前記画面操作権情報に定められた操作可否を適用すると共に、前記HMI画面上の前記特定操作パーツに、前記パーツ操作権情報に前記職務に応じて定められた操作可否を優先して適用して、前記HMI画面を前記ウェブブラウザに描画する画面描画処理を実行する、ように構成される、SCADAウェブHMIシステム。
  2. 前記画面操作権情報は、前記HMIクライアント装置の操作者の職務に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、前記HMI画面の操作可否をさらに定め、
    前記パーツ操作権情報は、前記HMIクライアント装置の操作場所に応じて、ウェブブラウザに表示されるHMI画面毎に、前記HMI画面上の複数の操作パーツのうちの一部の操作パーツである特定操作パーツの操作可否をさらに定める、請求項1に記載のSCADAウェブHMIシステム。
  3. 前記画面描画処理は、
    前記画面操作権情報において前記ウェブブラウザによる前記HMI画面の操作が許可されており、かつ、前記パーツ操作権情報において前記ウェブブラウザによる前記特定操作パーツの操作が許可されていない場合に、
    前記特定操作パーツを操作不可能状態で前記ウェブブラウザに描画し、
    前記複数の操作パーツのうち前記特定操作パーツ以外の操作パーツを操作可能状態で前記ウェブブラウザに描画する、請求項1または請求項2に記載のSCADAウェブHMIシステム。
  4. 前記画面描画処理は、
    前記画面操作権情報において前記ウェブブラウザによる前記HMI画面の操作が許可されておらず、かつ、前記パーツ操作権情報において前記ウェブブラウザによる前記特定操作パーツの操作が許可されている場合に、
    前記特定操作パーツを操作可能状態で前記ウェブブラウザに描画し、
    前記複数の操作パーツのうち前記特定操作パーツ以外の操作パーツを操作不可能状態で前記ウェブブラウザに描画する、請求項1または請求項2に記載のSCADAウェブHMIシステム。
JP2024549742A 2023-08-04 2023-08-04 Scadaウェブhmiシステム Active JP7736209B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2023/028568 WO2025032635A1 (ja) 2023-08-04 2023-08-04 Scadaウェブhmiシステム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2025032635A1 JPWO2025032635A1 (ja) 2025-02-13
JPWO2025032635A5 JPWO2025032635A5 (ja) 2025-07-15
JP7736209B2 true JP7736209B2 (ja) 2025-09-09

Family

ID=94534096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024549742A Active JP7736209B2 (ja) 2023-08-04 2023-08-04 Scadaウェブhmiシステム

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP7736209B2 (ja)
CN (1) CN119790358A (ja)
TW (1) TWI885608B (ja)
WO (1) WO2025032635A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014225234A (ja) 2013-03-15 2014-12-04 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド 場所アウェアモバイル制御デバイスでプロセスプラントを制御するための方法及び装置
JP2019114090A (ja) 2017-12-25 2019-07-11 三菱電機株式会社 監視制御システム
JP2020518903A (ja) 2017-04-20 2020-06-25 サウジ アラビアン オイル カンパニー 遠隔端末ユニットからscadaネットワークへのアクセスの保護
WO2023127040A1 (ja) 2021-12-27 2023-07-06 東芝三菱電機産業システム株式会社 Scadaウェブhmiクライアント装置およびscadaウェブhmiシステム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010131069A1 (en) * 2009-05-11 2010-11-18 Clipper Windpower, Inc. Fiber optic distributed input/output system for wind turbine
US10613567B2 (en) * 2013-08-06 2020-04-07 Bedrock Automation Platforms Inc. Secure power supply for an industrial control system
US10955831B2 (en) * 2018-12-26 2021-03-23 Nozomi Networks Sagl Method and apparatus for detecting the anomalies of an infrastructure
EP3960396A1 (en) * 2020-08-31 2022-03-02 Siemens Aktiengesellschaft Enhancement of human-machine interface (hmi) for controlling a robot

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014225234A (ja) 2013-03-15 2014-12-04 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド 場所アウェアモバイル制御デバイスでプロセスプラントを制御するための方法及び装置
JP2020518903A (ja) 2017-04-20 2020-06-25 サウジ アラビアン オイル カンパニー 遠隔端末ユニットからscadaネットワークへのアクセスの保護
JP2019114090A (ja) 2017-12-25 2019-07-11 三菱電機株式会社 監視制御システム
WO2023127040A1 (ja) 2021-12-27 2023-07-06 東芝三菱電機産業システム株式会社 Scadaウェブhmiクライアント装置およびscadaウェブhmiシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2025032635A1 (ja) 2025-02-13
CN119790358A (zh) 2025-04-08
TWI885608B (zh) 2025-06-01
TW202507441A (zh) 2025-02-16
WO2025032635A1 (ja) 2025-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3085252B2 (ja) 遠隔操作カメラ映像中継システム
JP7245741B2 (ja) Scadaウェブhmiサーバおよびscadaウェブhmiシステム
US20180299863A1 (en) Combined visualization thin client hmi system and method
DE112013007104B4 (de) Überwachungssystem, Gebäudemanagementgerät, Überwachungsverfahren und Programm
EP3467599B1 (en) Event driven triggering of thin client resolution
CN112639642B (zh) Scada网络hmi服务器装置
US12436524B2 (en) SCADA web HMI client device and SCADA web HMI system
JP7736209B2 (ja) Scadaウェブhmiシステム
JP7409559B2 (ja) Scadaウェブhmiクライアント装置およびscadaウェブhmiシステム
TWI827482B (zh) Scada網頁hmi用戶裝置及scada網頁hmi系統
JP5721762B2 (ja) 設備管理システム、監視装置および監視プログラム
JP5743648B2 (ja) 管理装置及び設備管理システム
JPH1124710A (ja) 分散制御システム
DE102020214086A1 (de) Kommunikationssteuerung
JP3884549B2 (ja) 状態監視システム
JPWO2025032635A5 (ja)
JP2001324204A (ja) 空気調和装置の監視システム及び監視装置
JP4160768B2 (ja) Nc工作機械の管理方法
JP2018060451A (ja) 製品生産管理システム
JP2013077092A (ja) プラント監視制御装置
JP7477402B2 (ja) 制御装置および方法
DE102012224255A1 (de) Werkssicherheits-Verwaltungsvorrichtung, Verwaltungsverfahren und Verwaltungsprogramm
JP2007109022A (ja) 監視・制御システム
JP3392543B2 (ja) プラント監視装置
Borthwick et al. Implementation of a PC-based operator interface for a paper machine drive

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240822

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7736209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150