JP7736775B2 - エアロゾル発生物品、エアロゾル発生物品の製造方法、及びエアロゾル発生システム - Google Patents

エアロゾル発生物品、エアロゾル発生物品の製造方法、及びエアロゾル発生システム

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Description

本開示は、一般に、エアロゾル発生物品に関し、より具体的には、エアロゾル発生物品を加熱してユーザが吸入するためのエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生デバイスで使用するためのエアロゾル発生物品に関する。本開示の実施形態はまた、エアロゾル発生物品の製造方法及びエアロゾル発生システムに関する。
昨今、エアロゾル発生材料を燃やすのではなく加熱して吸入用のエアロゾルを生成するデバイスが、消費者に人気になってきている。
そのようなデバイスは、いくつかの異なる手法のうちの1つを使用して、エアロゾル発生材料に熱を供給することができる。そのような手法の1つは、誘導加熱システムを用いるエアロゾル発生デバイスを提供することであり、このエアロゾル発生デバイスには、エアロゾル発生材料を含むエアロゾル発生物品をユーザが着脱可能に挿入することができる。そのようなデバイスでは、誘導コイルがデバイスに設けられ、誘導加熱可能サセプタがエアロゾル発生物品に設けられる。ユーザがデバイスを作動させると、電気エネルギーが誘導コイルに供給され、これにより交流電磁場が発生する。サセプタがこの電磁場と結合して熱を発生し、この熱が、例えば伝導によって、エアロゾル発生材料に伝達され、エアロゾル発生材料が加熱されるとエアロゾルが発生する。
エアロゾル発生デバイスが発生するエアロゾルの特性はいくつかの要因に依存し、これには、エアロゾル発生デバイスで使用されるエアロゾル発生物品の構成が含まれる。したがって、製造が容易であり、物品の使用中に発生するエアロゾルの特性の最適化を可能にするエアロゾル発生物品を提供することが求められている。
本開示の第1の態様によれば、
第1の領域及び第2の領域を有するエアロゾル発生材料と、
第1の領域にある誘導加熱可能サセプタと
を備える、エアロゾル発生物品が提供される。
本開示の第2の態様によれば、第1の領域及び第2の領域を有するエアロゾル発生材料を備えるエアロゾル発生物品の製造方法であって、本方法が、第1の領域に誘導加熱可能サセプタを配置するステップを含む、方法が提供される。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生材料を燃やすことなくエアロゾル発生材料を加熱してエアロゾル発生材料の少なくとも1種の成分を揮発させ、それによりエアロゾル発生デバイスのユーザが吸入するための蒸気又はエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生デバイスで使用するためのものである。
一般論として、蒸気とは、その臨界温度よりも低い温度で気相である物質であり、これは、温度を下げることなく圧力を高めることにより、蒸気を液体に凝縮させ得ることを意味する一方、エアロゾルとは、空気中又は別のガス中の微細な固体粒子又は液滴の浮遊物である。ただし、本明細書では、「エアロゾル」及び「蒸気」という用語は、特に、ユー
ザによる吸入のために発生される吸入可能媒体の形態に関して交換可能に使用され得ることに留意されたい。
誘導加熱可能サセプタを第1の領域に容易に挿入できるため、エアロゾル発生物品は製造が容易である。
エアロゾル発生材料は第1の端部と第2の端部とを有することができ、第1の端部と第2の端部との間に中間点を有することができる。
一実施形態では、第1の領域は、物品内のエアロゾルの流れ方向に対して第2の領域の上流に配置され得る。誘導加熱可能サセプタを上流の第1の領域のみに設けることにより、第1の領域のエアロゾル発生材料は誘導加熱可能サセプタが発生する熱により加熱されてエアロゾルを発生する。そうすると、エアロゾルは第1の領域の下流にある第2の領域のエアロゾル発生材料を通って流れ、このことが、エアロゾルが冷えて凝縮するのを助けて、エアロゾル発生デバイスのユーザが吸入するのに適した蒸気又はエアロゾルを形成する。エアロゾルが第2の領域を通って流れると、エアロゾルのフレーバー特性は第2の領域のエアロゾル発生材料によっても強化され、それにより物品の使用中に発生するエアロゾル又は蒸気の特性が最適化されることが確保される。
第1の領域は第1の端部から中間点まで延びることができ、第2の領域は中間点から第2の端部まで延びることができる。誘導加熱可能サセプタは、第1の端部から中間点まで延びる細長い部分を備え得る。この構成により、誘導加熱可能サセプタは第1の領域を完全に通って延び、第1の領域のエアロゾル発生材料が誘導加熱可能サセプタから伝達される熱によって最も効果的に加熱されることが確保される。
別の実施形態では、第1の領域は、物品内のエアロゾルの流れ方向に対して第2の領域の下流に配置され得る。誘導加熱可能サセプタを下流の第1の領域のみに設けることにより、第1の領域のエアロゾル発生材料は誘導加熱可能サセプタが発生する熱により加熱されてエアロゾルを発生する。空気が上流の第2の領域を通って流れると、フレーバー化合物が、第2の領域のエアロゾル発生材料から放出されて、空気が下流の第1の領域を通って流れる前に空気に同伴され、それにより物品の使用中に発生するエアロゾル又は蒸気その特性が強化される。誘導加熱可能サセプタが上流の第2の領域に配置されておらず、したがって第1の端部から見えないため、エアロゾル発生物品の外観も改善される。誘導加熱可能サセプタを下流の第1の領域に配置することはまた、誘導加熱可能サセプタが、例えば第1の端部から脱落することにより、エアロゾル発生材料から外れないことを確保する。
第1の領域は第2の端部から中間点まで延びることができ、第2の領域は中間点から第1の端部まで延びることができる。誘導加熱可能サセプタは、第2の端部から中間点まで延びる細長い部分を備え得る。この構成により、誘導加熱可能サセプタは第1の領域を完全に通って延び、第1の領域のエアロゾル発生材料が誘導加熱可能サセプタから伝達される熱によって最も効果的に加熱されることが確保される。
誘導加熱可能サセプタは、エアロゾル発生物品の長手方向に実質的に平行な方向に延びることができる。この構成により、エアロゾル発生物品を通る空気の流れの抵抗が最小化される。
誘導加熱可能サセプタは管状であり得る。管状のサセプタを使用することにより、サセプタの管状の形状が渦電流の発生に適した閉じた円形の電気経路を提供するため、熱が第1の領域において効果的に発生することが確保される。
管状の誘導加熱可能サセプタの壁厚は、50μm~500μmとすることができ、一般的には75μm~300μmとすることができ、より一般的には100μm~200μmとすることができる。一例では、壁厚は約150μmであり得る。壁厚がこれらの範囲内であることにより、管状の誘導加熱可能サセプタをエアロゾル発生材料の第1の領域に挿入することが容易になる。例えば、壁厚が薄すぎる場合、管状の誘導加熱可能サセプタがエアロゾル発生材料への挿入の際に変形する場合がある。一方、壁厚が厚すぎる場合、管状の誘導加熱可能サセプタの挿入が困難になる場合があり、エアロゾル発生材料が変形したり変位したりする場合がある。加えて、壁厚がこれらの範囲内であることにより、エアロゾル発生デバイスでのエアロゾル発生物品の使用の際に、管状の誘導加熱可能サセプタが迅速に加熱されることが確保される。
管状の誘導加熱可能サセプタは円周方向に連続していてもよく、長手方向に延びる接合部又は継ぎ目がなくてもよい。これにより、管状の誘導加熱可能サセプタは一様な電気抵抗を有する。
第1の領域のエアロゾル発生材料は、管状の誘導加熱可能サセプタの内側及び外側の両方に配置され得る。この構成により、管状の誘導加熱可能サセプタからの熱が管状サセプタの内側及び外側の両方に配置されたエアロゾル発生材料に伝達され、それにより、サセプタがエアロゾル発生材料に囲まれているため、エアロゾルの発生が最適化され、エネルギー効率が改善される。
誘導加熱可能サセプタは、1つの先鋭又は尖状端部を備えてもよく、場合により複数の先鋭又は尖状端部を備えてもよい。その又はそれぞれの先鋭又は尖状端部は、エアロゾル発生材料の中間点に配置され得る。誘導加熱可能サセプタに先鋭又は尖状端部を設けることにより、誘導加熱可能サセプタをエアロゾル発生材料に、例えばエアロゾル発生物品の製造中に第1の端部又は第2の端部からエアロゾル発生材料に挿入することにより、容易に配置できる。
いくつかの実施形態では、先鋭又は尖状端部は、1mm未満の表面積を有し得る。表面積は0.5mm未満であり得、一般的には0.25mm未満である。表面積が小さいことにより、エアロゾル発生物品の製造中に誘導加熱可能サセプタをエアロゾル発生材料に挿入するのが容易になる。
誘導加熱可能サセプタは平坦部分を備え得る。平坦部分は、第1の領域が第2の領域の上流にある実施形態では、エアロゾル発生材料の第1の端部に配置され得る。平坦部分は、第1の領域が第2の領域の下流にある実施形態では、エアロゾル発生材料の第2の端部に配置され得る。平坦部分は、1mm超、好ましくは2mm超、且つエアロゾル発生物品の断面積未満であり得る投影面積又は包囲面積を有し得る。いくつかの実施形態では、平坦部分の投影面積又は包囲面積は、平坦部分の表面積よりも大きくなり得る。一例では、誘導加熱可能サセプタは、管状であり得、且つ環状の平坦部分を有し得る。平坦部分の表面積は環状の面積に対応し、投影面積又は包囲面積は管状サセプタの外周によって囲まれた面積、例えば円形の面積に対応し、囲まれた面積は環状の面積より大きい。平坦部分の投影面積又は包囲面積が平坦部分の表面積より大きい他の形状の誘導加熱可能サセプタを使用できることが当業者には理解されよう。平坦部分を設けることにより、誘導加熱可能サセプタをより容易に操作でき、且つ第1の端部又は第2の端部から角度などの正しい向きでエアロゾル発生材料により容易に挿入できる。
非限定的な例として、誘導加熱可能サセプタは、U字型、E字型、又はI字型とすることができる。U字型及びE字型の誘導加熱可能サセプタは、誘導加熱可能サセプタの一端
に平坦部分と、反対側の他端に複数の先鋭又は尖状端部との両方を備える誘導加熱可能サセプタの例であることが理解されよう。
誘導加熱可能サセプタは、非誘導加熱可能材料を含む先鋭又は尖状部分に接続され得る。非誘導加熱可能材料は、実質的に非導電性で磁気を通さない材料を含み得る。この構成により、先鋭又は尖状部分では熱が発生しないことが理解されよう。非誘導加熱可能材料、例えばプラスチック材料又は高温に耐えるセラミック材料を使用することにより、先鋭又は尖状部分の製造をより容易にすることができる。
一実施形態では、誘導加熱可能サセプタは、その一端で、非誘導加熱可能材料を含む先鋭又は尖状部分に接続され得る。
別の実施形態では、先鋭又は尖状部分は管状コネクタなどのコネクタを備えることができ、誘導加熱可能サセプタはコネクタに接続され得る。コネクタを設けることにより、先鋭又は尖状部分と誘導加熱可能サセプタとの接続が容易になり得る。
第1の例では、管状の誘導加熱可能サセプタは、管状コネクタの周りに配置され得、管状コネクタを取り囲み、管状コネクタに接続されるスリーブを形成し得る。この構成により、先鋭又は尖状端部と誘導加熱可能サセプタとが比較的容易に接続可能になり得る。
第2の例では、誘導加熱可能サセプタは、コネクタに適用される誘導加熱可能材料のコーティングを含み得る。
エアロゾル発生材料は、エアロゾル発生物品の長手方向軸に実質的に平行であり得るエアロゾル発生シートを備え得る。この構成により、第1の領域が第2の領域の上流にある実施形態では第1の端部から、又は第1の領域が第2の領域の下流にある実施形態では第2の端部から、誘導加熱可能サセプタをエアロゾル発生材料に挿入することを容易にし得る、及び/又はエアロゾル発生デバイスでのエアロゾル発生物品の使用の際に、エアロゾル発生材料を通る空気の流れを促進し得る。
一実施形態、例えば第1の領域が第2の領域の上流に配置される実施形態では、中間点と第2の端部との間の距離は、第1の端部と第2の端部との間の距離の20%~70%であり得る。中間点と第2の端部との間の距離は、第1の端部と第2の端部との間の距離の30%~60%であり得る。中間点と第2の端部との間の距離は、第1の端部と第2の端部との間の距離の40%~60%であり得る。中間点と第2の端部との間の距離は、第1の端部と第2の端部との間の距離の50%であり得る。このように、中間点は、第1の端部と第2の端部との間の中点に配置され得る。この構成により、第1の領域と第2の領域との間でのエアロゾル発生材料の機能のバランスが良くなり、エアロゾル発生物品の使用中に発生する、結果として得られるエアロゾルの特性が最適化されることが確保される。
誘導加熱可能サセプタの端部、例えば平坦部分は、第1の領域が第2の領域の上流にある実施形態では、エアロゾル発生材料の第1の端部と同一平面にあり得る。誘導加熱可能サセプタの端部、例えば平坦部分は、第1の領域が第2の領域の下流にある実施形態では、エアロゾル発生材料の第2の端部と同一平面にあり得る。或いは、誘導加熱可能サセプタの端部、例えば平坦部分は、エアロゾル発生材料の第1の端部又は第2の端部に埋め込まれ得る。誘導加熱可能サセプタの端部をエアロゾル発生材料に埋め込むことにより、誘導加熱可能サセプタ全体がエアロゾル発生材料に囲まれ、したがって誘導加熱可能サセプタからエアロゾル発生材料への熱の伝達が最大化されるため、エアロゾル又は蒸気をより効果的に発生させることができる。
誘導加熱可能サセプタは、エアロゾル発生物品の幅より長くなり得る長さを有し得る。結果として得られるエアロゾル発生物品は、エアロゾル発生デバイスの空洞に挿入するのに最適化された形状を有し得る。
エアロゾル発生材料はシート状の材料で巻かれる場合もある。これにより、シート状の材料はラッパーとして機能する。ラッパーは、実質的に非導電性で磁気を通さない材料を含むことができ、例えば紙製のラッパーを含むことができる。ラッパーを使用することにより、エアロゾル発生物品の製造及び取り扱いが容易になり、エアロゾルの発生が強化され得る。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生材料の第1の端部に通気性部材を備え得る。エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生材料の第2の端部に通気性部材を備え得る。通気性部材は通気性キャップであってもよい。通気性部材は、例えばセルロースアセテート繊維を含むフィルタであってもよい。
第1の領域が第2の領域の上流に配置される実施形態では、エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生材料の第1の端部に通気性部材、例えば通気性キャップを備え得る。第1の端部に見えるエアロゾル発生材料は、誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入することにより、わずかな変形を受ける場合があり、通気性部材は、第1の端部を覆い、第1の領域のエアロゾル発生材料が露出されない又は見えないことを確保することにより、エアロゾル発生物品の外観を改善するのに役立ち得る。通気性部材はまた、誘導加熱可能サセプタが第1の端部から脱落することによりエアロゾル発生材料の第1の領域から外れないことを確保するのにも役立ち得る。
通気性部材は、温度センサを受け入れるための開口部、例えばスリット又は孔を備え得る。開口部により、エアロゾル発生デバイスの温度センサを通気性部材内に配置し、場合により通気性部材を貫通し、誘導加熱可能サセプタのすぐ近くに配置できる。これにより、誘導加熱可能サセプタの温度を温度センサによって正確に検出できることと、エアロゾル発生デバイスの制御を最適化できることとが確保される。
開口部の寸法は、温度センサの寸法以下であり得る。例えば、開口部が孔である実施形態では、孔の内径は、温度センサの外径以下であり得る。この構成により、温度センサを開口部に挿入する際(エアロゾル発生物品がエアロゾル発生デバイスに挿入されるとき)に、及び/又は温度センサを開口部から取り出す際(エアロゾル発生物品がエアロゾル発生デバイスから取り外されるとき)に、温度センサが好都合にも洗浄され得る。
第1の領域が第2の領域の上流に配置される実施形態では、通気性部材は、エアロゾル発生材料の第1の領域と当接して同軸に整列され得る。
第1の領域が第2の領域の上流に配置される実施形態では、通気性部材は、エアロゾル発生材料の第1の領域と同軸に整列し、且つ間隔を空けて配置され得る。通気性部材は、エアロゾル発生材料の第1の領域から、間隙によって、例えば第1の端部と通気性部材との間に配置され得る中空管状部材によって作られる間隙によって、間隔を空けて配置され得る。間隙によってもたらされる通気性部材とエアロゾル発生材料の第1の領域との間の間隔は、通気性部材と第1の領域に配置された誘導加熱可能サセプタとの間の距離を増加させる。これにより、誘導加熱可能サセプタからの熱伝達による通気性部材への損傷の可能性が低下する。間隙によってもたらされる間隔はまた、第1の領域のエアロゾル発生材料の加熱中に第1の端部から放出される任意の凝縮蒸気又はエアロゾルを捕捉するのにも役立ち、それにより第1の端部からの凝縮蒸気又はエアロゾルの放出を最小化又は排除し得る。
通気性部材の開口部及び/又は通気性部材の長さは、エアロゾル発生デバイスの温度センサが通気性部材を通って通気性部材とエアロゾル発生材料の第1の領域との間の間隙内、例えば中空管状部材内に延びるように寸法決めされ得る。この構成により、温度センサを誘導加熱可能サセプタのすぐ近くに配置でき、それにより、誘導加熱可能サセプタの温度を温度センサによって正確に検出でき、エアロゾル発生デバイスの制御を最適化できることが確保される。加えて、温度センサを開口部に挿入する際(エアロゾル発生物品がエアロゾル発生デバイスに挿入されるとき)に、及び/又は温度センサを開口部から取り出す際(エアロゾル発生物品がエアロゾル発生デバイスから取り外されるとき)に、温度センサが通気性部材によってより効果的に洗浄され得る。
第2の態様による方法の一実施形態では、第1の領域は第2の領域の上流に配置され得、第1の領域はエアロゾル発生材料の第1の端部からエアロゾル発生材料の第1の端部と第2の端部との間の中間点まで延びることができ、第2の領域は中間点から第2の端部まで延びることができ、誘導加熱可能サセプタは管状であり得る。この場合、本方法は、管状の誘導加熱可能サセプタが第1の端部から中間点まで延びるように、管状の誘導加熱可能サセプタを第1の端部から第1の領域に挿入するステップを含み得る。
第2の態様による方法の別の実施形態では、第1の領域は第2の領域の下流に配置され得、第1の領域はエアロゾル発生材料の第2の端部からエアロゾル発生材料の第2の端部と第1の端部との間の中間点まで延びることができ、第2の領域は中間点から第1の端部まで延びることができ、誘導加熱可能サセプタは管状であり得る。この場合、本方法は、管状の誘導加熱可能サセプタが第2の端部から中間点まで延びるように、管状の誘導加熱可能サセプタを第2の端部から第1の領域に挿入するステップを含み得る。
本方法は、エアロゾル発生材料が管状の誘導加熱可能サセプタの内側及び外側の両方に配置されるように、管状の誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入するステップを含み得る。上述のように、この構成により、管状の誘導加熱可能サセプタからの熱が管状誘導加熱可能サセプタの内側及び外側の両方に配置されたエアロゾル発生材料に伝達され、それにより、エアロゾルの発生が最適化され、エネルギー効率が最大化されることが確保される。
本方法は、プッシャによって管状の誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入するステップを含み得る。プッシャは、管状の誘導加熱可能サセプタの端部に部分的に挿入され得る先細りの部分、例えば先細りの端部を有し得る。先細り部分は、管状の誘導加熱可能サセプタの内径に対応する外径を有し得る。これにより、プッシャによって、管状の誘導加熱可能サセプタが第1の領域に確実に正しく挿入される。
本方法は、誘導加熱可能サセプタが中間点まで延びるように、誘導加熱可能サセプタを第1の端部又は第2の端部から第1の領域に挿入するステップを含むことができ、また誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入する際に、第1の端部及び第2の端部のうちの反対側の端部でエアロゾル発生材料を支持するステップを含むことができる。第1の領域が第2の領域の上流に配置される実施形態では、本方法は、誘導加熱可能サセプタが第1の端部から中間点まで延びるように、誘導加熱可能サセプタを第1の端部から第1の領域に挿入するステップと、誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入する際に、エアロゾル発生材料を第2の端部で支持するステップとを含み得る。第1の領域が第2の領域の下流に配置される実施形態では、本方法は、誘導加熱可能サセプタが第2の端部から中間点まで延びるように、誘導加熱可能サセプタを第2の端部から第1の領域に挿入するステップと、誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入する際に、エアロゾル発生材料を第1の端部で支持するステップとを含み得る。
エアロゾル発生材料は、支持部材によって第1の端部又は第2の端部で支持され得る。誘導加熱可能サセプタを挿入する際に、例えば支持部材によって、エアロゾル発生材料を支持することにより、誘導加熱可能サセプタがエアロゾル発生材料に挿入されるときに、エアロゾル発生材料が適切に支持され、誘導加熱可能サセプタによって変位しないことが確保され得る。
支持部材は、外部支持部材、例えば製造装置の一部であり得る。本方法は、外部支持部材によってエアロゾル発生材料を第1の端部又は第2の端部で支持するステップを含むことができ、エアロゾル発生材料をエアロゾル発生物品の他の構成部分に組み付ける前に、誘導加熱可能サセプタを第1の端部又は第2の端部から第1の領域に挿入するステップを含むことができる。この構成により、エアロゾル発生材料の第1の端部又は第2の端部は外部支持部材によって直接支持される。これにより、誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入した後、フィルタなどのエアロゾル発生物品の他の構成部分をエアロゾル発生材料と組み合わせることができ、それによりエアロゾル発生物品の設計及び構築の自由度が高まることになる。
支持部材は、エアロゾル発生物品の構成部品、例えばフィルタによって提供される一体型支持部材であり得る。本方法は、エアロゾル発生材料と一体型支持部材として意図されている構成部分とを組み付けた後、誘導加熱可能サセプタを第1の端部又は第2の端部から第1の領域に挿入するステップを含み得る。この構成により、エアロゾル発生材料は、誘導加熱可能サセプタを第1の端部又は第2の端部のうちの反対側の端部から第1の領域に挿入する際に、一体型支持部材によって第1の端部又は第2の端部で支持される。外部支持部材が不要となるため、製造装置及び製造方法が簡素化され得る。
第2の領域のエアロゾル発生材料、すなわち中間点と第1の端部又は第2の端部の誘導加熱可能サセプタが挿入されない方の端部との間にあるエアロゾル発生材料は、エアロゾル発生材料の軸に垂直な方向、又は誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入する際の挿入の方向に圧縮され得る。誘導加熱可能サセプタを第1の領域に挿入する際に第2の領域のエアロゾル発生材料を圧縮する作用により、誘導加熱可能サセプタを挿入する際にエアロゾル発生材料が適切に支持され、変位されないことが確保される。
本方法は、ドラムの外面の周りに形成された受け入れ部分にエアロゾル発生材料を配置するステップを含み得る。受け入れ部分は、第1の領域のエアロゾル発生材料を圧縮しない第1の受け入れセクションを有することができ、第2の領域のエアロゾル発生材料を圧縮する第2の受け入れセクションを有することができる。本方法は、支持ドラムによって受け入れ部分内のエアロゾル発生材料を支持するステップを含み得る。任意選択の支持ドラムと組み合わせて、第1(非圧縮)の受け入れセクション及び第2(圧縮)の受け入れセクションを有するドラムを使用することにより、第2の領域のエアロゾル発生材料を圧縮する好都合な仕方が提供される。
本方法は、エアロゾル発生材料の周りにシート状の材料を巻き付けるステップを含み得る。
第1の領域が第2の領域の下流に配置される実施形態では、本方法は、誘導加熱可能サセプタを第2の端部からエアロゾル発生材料の第1の領域に挿入した後に、第2の端部にエアロゾル発生材料と同軸に整列してフィルタを配置するステップを含み得る。本方法は、中空管状部材を第2の端部とフィルタとの間に配置するステップをさらに含み得る。中空管状部材は、好都合にも、エアロゾル発生デバイスでのエアロゾル発生物品の使用中に、ユーザがフィルタを通して吸入する前に、第1の領域からの加熱蒸気又はエアロゾルを
冷却して凝縮させ得る。
本方法は、エアロゾル発生材料、フィルタ、及び任意選択の中空管状部材の周りにシート状の材料を巻き付けるステップをさらに含み得る。これにより、エアロゾル発生物品の構成部分が正しい位置関係に保持することが確保される。
本開示の第3の態様によれば、
空洞を画定する誘導コイルを備えるエアロゾル発生デバイスであって、誘導コイルが交流電磁場を発生するように構成される、エアロゾル発生デバイスと、
誘導加熱可能サセプタの長手方向軸が空洞の長手方向軸と実質的に整列するように空洞内に配置された、上で定義されたエアロゾル発生物品と
を備える、エアロゾル発生システムが提供される。
誘導加熱可能サセプタ、例えば管状の誘導加熱可能サセプタの長手方向軸が空洞の長手方向軸と実質的に整列するようにエアロゾル発生物品を空洞内に配置することにより、誘導加熱可能サセプタと誘導コイルとの位置関係が最適化され、それにより、電磁場と誘導加熱可能サセプタとが最適に結合され、ひいてはエアロゾル発生デバイスの動作中に誘導加熱可能サセプタが最適に加熱される。
誘導加熱可能サセプタは、アルミニウム、鉄、ニッケル、ステンレス鋼及びそれらの合金、例えばニッケルクロム又はニッケル銅などのうちの1種又は複数種を含み得るが、これらに限定されない。サセプタの近傍に電磁場を印加すると、渦電流及び磁気ヒステリシス損失により電磁気から熱へのエネルギー変換がもたらされるのに起因して、サセプタは、熱を発生することができる。
誘導コイルは、リッツ線又はリッツケーブルを含み得る。ただし、他の材料も使用できることが理解されよう。誘導コイルは、実質的にらせん状の形状であり得、例えばエアロゾル発生物品が配置される空洞の周りに延び得る。
らせん状の誘導コイルの断面が円形であることにより、エアロゾル発生デバイスに、例えばエアロゾル発生物品が使用中に受け入れられる空洞にエアロゾル発生物品を挿入することを容易にすることができ、エアロゾル発生材料を均一に加熱することが確保され得る。
誘導コイルは、約20mT~最高密度のポイントで約2.0Tの磁束密度を有する変動電磁場を伴って使用時に動作するように構成され得る。
エアロゾル発生デバイスは、高周波で動作するように構成され得る電源及び回路を含むことができる。電源及び回路は、約80kHz~500kHz、場合により約150kHz~250kHz、場合により約200kHzの周波数で動作するように構成され得る。電源及び回路は、使用される誘導加熱可能サセプタのタイプに応じて、例えばMHz範囲などのより高い周波数で動作するように構成され得る。
エアロゾル発生材料は、任意のタイプの固体又は半固体の材料であり得る。エアロゾル発生材料の例示的なタイプとしては、粉末、顆粒、粒子、ゲル、条片、ルーズリーフ、カットフィラー、ペレット、粉末、細片、ストランド、フォーム材料、及びシートが挙げられる。エアロゾル発生材料は、植物由来の材料、特にタバコを含み得る。
エアロゾル発生材料は、エアロゾルフォーマを含み得る。エアロゾルフォーマの例としては、グリセリン又はプロピレングリコールなどの多価アルコール及びその混合物が挙げ
られる。通常、エアロゾル発生材料は、乾燥重量ベースで約5%~約50%のエアロゾルフォーマ含有率を含み得る。いくつかの実施形態では、エアロゾル発生材料は、乾燥重量ベースで約15%のエアロゾルフォーマ含有率を含み得る。
図1aはエアロゾル発生物品の第1の例の概略断面図であり、図1bは図1aに示す矢印Aの方向から見た概略図である。 図2aはエアロゾル発生物品の第2の例の概略断面図であり、図2bは図2aに示す矢印Aの方向から見た概略図である。 図3aはエアロゾル発生物品の第3の例の概略断面図であり、図3bは図3aに示す矢印Aの方向から見た概略図である。 図4aはエアロゾル発生物品の第4の例の概略断面図であり、図4bは図4aに示す矢印Aの方向から見た概略図である。 図5a-5cは先鋭又は尖状端部を有する管状の誘導加熱可能サセプタの端部の概略図である。 図6a-6cは非誘導加熱可能先鋭又は尖状部分に一端で接続された誘導加熱可能サセプタの端部の概略図である。 図7a-7eはスリーブの形態であり、非誘導加熱可能部分に接続された誘導加熱可能サセプタの端部の概略図である。 エアロゾル発生デバイスと、図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品の第1の例とを備えるエアロゾル発生システムの概略断面図である。 エアロゾル発生物品の第5の例の概略断面図である。 エアロゾル発生物品の第6の例及びエアロゾル発生デバイスの一部の概略断面図である。 エアロゾル発生物品の第6の例及びエアロゾル発生デバイスの一部の概略断面図である。 エアロゾル発生物品の第7の例及びエアロゾル発生デバイスの一部の概略断面図である。 エアロゾル発生物品の第7の例及びエアロゾル発生デバイスの一部の概略断面図である。 図14a-14bは図4a及び図4bに示すエアロゾル発生物品の第4の例を製造するための装置及び方法の概略図である。 図14a及び図14bに示す装置と同様の装置の概略図である。 図16a-16bは図4a及び図4bに示すエアロゾル発生物品の第4の例を製造するための別の装置及び方法の概略図である。 エアロゾル発生物品を製造するための装置及び方法の概略図である。 エアロゾル発生物品を製造するための装置及び方法の概略図である。 図19a-19cは図18の矢印Aの方向から見た図である。 図20a-20cは図18の線B-Bに沿った断面図である。 エアロゾル発生物品の第7の例の概略断面図である。
以下、例示のみを目的として、添付図面を参照しながら本開示の実施形態を説明する。
始めに図1a及び図1bを参照すると、エアロゾル発生デバイスと共に使用するためのエアロゾル発生物品1の第1の例が示されており、エアロゾル発生デバイスの例については本明細書で後述する。エアロゾル発生物品1は、細長く実質的に円筒形である。断面が円形であることにより、ユーザによる物品1の取り扱い、及びエアロゾル発生デバイスの空洞への物品1の挿入が容易になる。
物品1は、第1の領域12及び第2の領域14を有するエアロゾル発生材料10を備える。第1の領域12は、物品1内のエアロゾルの流れ方向に対して第2の領域14の上流に配置される。エアロゾル発生材料10は、第1の端部16、第2の端部18、及び第1の端部16と第2の端部18との間にある中間点20を有する。図示の実施形態では、中間点20は、第1の端部16と第2の端部18との間の中点に配置され、それにより、第1の領域12と第2の領域14とは長手方向の寸法が同じである。しかしながら、本明細書で上述したように、第1の端部16と第2の端部18との間の他の位置に中間点20を配置することもできる。
物品1は、例えばセルロースアセテート繊維を含むフィルタ11を備え、フィルタ11は第2の領域14の下流に配置され、フィルタ11を通して、エアロゾル発生デバイスでの物品1の使用中に発生されたエアロゾル又は蒸気をユーザが吸入できる。エアロゾル発生材料10及びフィルタ11は、エアロゾル発生材料10の第1の領域12及び第2の領域14とフィルタ11との間の位置関係を維持するために、シート状の材料、例えば紙製ラッパー26によって巻かれる。
物品1は、第1の領域12に配置される誘導加熱可能サセプタ22を備える。誘導加熱可能サセプタ22は実質的にU字型であり、第1の端部16から中間点20まで第1の領域12を通って延びる2つの細長い部分22a、22bと、2つの細長い部分22a、22bを接続する接続部分23を備える。
細長い部分22a、22bの端部は、誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16から第1の領域12に挿入しやすくするために、先鋭又は尖状にされ得る。接続部分23は、誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16から第1の領域12に、例えば正しい向きで、容易に操作して挿入できるようにする平坦部分24を構成する。図示の例では、平坦部分24によって構成される誘導加熱可能サセプタ22の端部は、エアロゾル発生材料10の第1の端部16と同一平面上にあるが、他の実施形態では、平坦部分24によって構成される誘導加熱可能サセプタ22の端部は、誘導加熱可能サセプタ22が第1の領域12のエアロゾル発生材料10に完全に囲まれるように、第1の端部16に埋め込まれ得ることが理解されよう。
エアロゾル発生材料10は、通常、固体又は半固体の材料である。適切なエアロゾル形成固形物の例としては、粉末、顆粒、粒子、ゲル、条片、ルーズリーフ、カットフィラー、ペレット、粉末、細片、ストランド、フォーム材料、及びシートが挙げられる。エアロゾル発生材料10は、通常、植物由来の材料、特にタバコを含む。
エアロゾル発生材料10は、グリセリン又はプロピレングリコールなどのエアロゾルフォーマを含む。通常、エアロゾル発生材料は、乾燥重量ベースで約5%~約50%のエアロゾルフォーマ含有率を含み得る。加熱すると、エアロゾル発生材料10は、場合によりニコチン又はタバコ香味料などのフレーバー化合物を含む揮発性化合物を放出する。
エアロゾル発生デバイスにおける物品1の使用中に、誘導加熱可能サセプタ22の近くで時間変化する電磁場が印加されると、渦電流及び磁気ヒステリシス損失によって誘導加熱可能サセプタ22において熱が発生し、この熱は誘導加熱可能サセプタ22から第1の領域12のエアロゾル発生材料10に伝達されて、第1の領域12のエアロゾル発生材料10を燃やすことなく加熱し、それによりエアロゾルが発生する。ユーザがフィルタ11を通して吸入すると、エアロゾルは、物品1を通って第1の領域12から、また第2の領域14を通って下流方向に引き込まれる。エアロゾルが第2の領域14を通ってフィルタ11に向かって流れると、第2の領域14のエアロゾル発生材料10はエアロゾルを冷却して凝縮させて、ユーザがフィルタを通して11吸入するのに適した特性を持つエアロゾ
ル又は蒸気を形成する。同時に、第2の領域14のエアロゾル発生材料10が、第2の領域14を通って流れる加熱されたエアロゾルによって加熱されるため、第2の領域14のエアロゾル発生材料10から1種又は複数種の揮発性成分も放出される場合もあり、それにより、フィルタ11を通してユーザに送達される蒸気又はエアロゾルの特性(例えば、フレーバー)が強化される。
次に図2a及び図2bを参照すると、図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品1と同様のエアロゾル発生物品2の第2の例が示されており、対応する要素は同じ参照番号を使用して示されている。
エアロゾル発生物品2は、誘導加熱可能サセプタ22が実質的にE字型であり、第1の領域12を通って第1の端部16から中間点20まで延びる3つの細長い部分22a、22b、22cを備えることを除いて、すべての点で図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品1と同じである。3つの細長い部分22a、22b、22cは、接続部分23によって接続される。
上述のように、細長い部分22a、22b、22cの端部は、誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16から第1の領域12に挿入しやすくするために、先鋭又は尖状にされ得る。接続部分23も同様に、誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16から第1の領域12に容易に操作して挿入できるようにする平坦部分24を構成する。
次に図3a及び図3bを参照すると、図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品1と同様のエアロゾル発生物品3の第3の例が示され、対応する要素は同じ参照番号を使用して示されている。
エアロゾル発生物品3は、誘導加熱可能サセプタ22が実質的にI字型であり、第1の領域12を通って第1の端部16から中間点20まで延びる単一の細長い部分22を備えることを除いて、すべての点で図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品1と同じである。図3bから最もよく分かるように、誘導加熱可能サセプタ22は第1の領域12においてエアロゾル発生材料10の中央に配置されて、第1の領域12のエアロゾル発生材料10が均一に加熱されることを確保する。
次に図4a及び図4bを参照すると、図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品1と同様のエアロゾル発生物品4の第4の例が示されており、対応する要素は同じ参照番号を使用して示されている。
エアロゾル発生物品4は、誘導加熱可能サセプタ22が管状であることを除いて、すべての点で図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品1と同じである。第1の領域12のエアロゾル発生材料10は、管状の誘導加熱可能サセプタ22の内側及び外側の両方に配置されて、第1の領域12のエアロゾル発生材料10への熱伝達を最大化し、ひいては発生するエアロゾルの量を最大化し、エネルギー効率を最大化する。
好ましい実施形態では、管状の誘導加熱可能サセプタ22及び紙製ラッパー26は同心であり、それにより、第1の領域12のエアロゾル発生材料10が均一に加熱されることが確保される。
管状の誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16からエアロゾル発生材料10に挿入しやすくするために、管状の誘導加熱可能サセプタ22は、図5a~図5cに示すように、誘導加熱可能サセプタ22を第1の領域12に挿入した後に中間点20に配置される先鋭又は尖状端部28を備えることができる。例として、先鋭又は尖状端部28は、管状の
誘導加熱可能サセプタ22の端部を斜めに切断することにより作成され得る。
次に図6a~図6cを参照すると、また図5a~図5cに示す例の変形例では、管状の誘導加熱可能サセプタ22は、一端で、非誘導加熱可能材料、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などのプラスチック材料を含む先鋭又は尖状部分30に接続され得る。管状の誘導加熱可能サセプタ22の端部と先鋭又は尖状部分30の端部とは、通常、図6a及び図6cに示すのと同じ外径を有することができ、任意の適切な仕方で接続され得る。先鋭又は尖状部分30は、管状の誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16からエアロゾル発生材料10に挿入しやすくし、誘導加熱可能サセプタを第1の領域12に挿入した後に中間点20に配置される。先鋭又は尖状部分30は、例えば適切な成形又は押し出しプロセスによって容易に製造でき、先鋭又は尖状端部を設けるために構成要素を斜めに切断する必要性を潜在的に回避できる。
次に図7a~図7eを参照すると、また図6a~図6cに示す例の変形例では、管状の誘導加熱可能サセプタ22は、同様に、非誘導加熱可能材料、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などのプラスチック材料を備える先鋭又は尖状部分30に接続され得る。この例では、先鋭又は尖状部分30は、誘導加熱可能サセプタ22が接続される管状コネクタ32を備える。図7d及び図7eに示すように、管状コネクタ32を管状の誘導加熱可能サセプタ22の端部に挿入できるように、管状コネクタ32の外径は、管状の誘導加熱可能サセプタ22の内径よりも小さい。よって、管状の誘導加熱可能サセプタ22の端部は、管状コネクタ32を取り囲み、管状コネクタ32に接続されるスリーブを形成する。管状の誘導加熱可能サセプタ22の端部に当接する先鋭又は尖状部分30の外径は、管状の誘導加熱可能サセプタ22の外径に対応して、管状の誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16からエアロゾル発生材料10に挿入するのを容易にする滑らかな表面を提供する。
次に図8を参照すると、吸入されるエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生システム40が示されている。エアロゾル発生システム40は、ハウジング44と、電源46と、高周波で動作するように構成され得る制御回路48とを備えるエアロゾル発生デバイス42を備える。電源46は、通常、例えば電磁誘導式で充電可能であり得る1つ又は複数の電池を含む。エアロゾル発生デバイス42はまた、1つ又は複数の空気入口、例えば、2つの空気入口50a、50bを備える。
エアロゾル発生デバイス42は、エアロゾル発生材料を加熱するための誘導加熱アセンブリ52を備える。誘導加熱アセンブリ52は、本開示の態様による、対応する形状の略円筒形のエアロゾル発生物品を受け入れるように構成された、略円筒形の空洞54を備える。
図8は、空洞54に配置された図1a及び図1bに示すエアロゾル発生物品1の第1の例を示している。加熱区画を構成する空洞54及びエアロゾル発生物品1は、フィルタ11が空洞54から突出して、ユーザがシステム40の動作中に発生する蒸気又はエアロゾルを吸入するためにフィルタ11を唇に挟むことができるように構成される。
空気入口50a、50bは、空洞54と連通しており、空気をエアロゾル発生材料10の第1の領域12に導くように構成される。変形例(図示せず)では、空気入口50a、50bを通る空気が第1の領域12のエアロゾル発生材料10全体に均一に分配されるように、図8で見た空洞54の軸方向下端に通気性プラグを設けることができる。
誘導加熱アセンブリ52は、第1の軸端及び第2の軸端を有し、円筒形の空洞54の周りに延びるとともに電源46及び制御電気回路48により励磁され得るらせん状の誘導コ
イル56を備える。よって、誘導コイル56は、エアロゾル発生物品1が配置される空洞54を画定する。空洞54及びエアロゾル発生物品1がそれぞれの長手方向軸をそれぞれ有すること、及びエアロゾル発生物品1が空洞54内に配置されている場合、それらの長手方向軸が実質的に互いに整列していることに留意されたい。
制御電気回路48は、他の電子部品の中でも、電源46からの直流を誘導コイル56のための交流の高周波電流に変換するように構成されたインバータを備える。当業者には理解されるように、誘導コイル56が交流高周波電流によって励磁されると、交流の時間変動電磁場が発生する。この電磁場は、誘導加熱可能サセプタ22と結合し、誘導加熱可能サセプタ22内に渦電流及び/又は磁気ヒステリシス損失を発生し、サセプタを発熱させる。その後、この熱は、誘導加熱可能サセプタ22から、例えば伝導、放射、及び対流によって第1の領域12のエアロゾル発生材料10に伝達されて、エアロゾルを生成する。第1の領域12のエアロゾル発生材料10のエアロゾル化は、空気入口50a、50bを通して周囲環境から空気を加えることによって促進される。上述のように、第1の領域12のエアロゾル発生材料10を加熱することによって発生したエアロゾルは、次に、第2の領域14のエアロゾル発生材料10を通って流れ、そこで冷却されて凝縮して、システム40のユーザがフィルタ11を通して吸入するのに適する蒸気又はエアロゾルを形成する。
次に図9を参照すると、図4a及び図4bに示すエアロゾル発生物品4と同様のエアロゾル発生物品5の第5の例が示されており、対応する要素は同じ参照番号を使用して示されている。
エアロゾル発生材料10は、好都合には、エアロゾル発生材料10の取り扱いを容易にするために、シート状の材料、例えば紙製ラッパー60によって巻かれる。管状の誘導加熱可能サセプタ22は、エアロゾル発生材料が紙製ラッパー60に巻かれる前又は後のいずれかで、エアロゾル発生材料10の第1の領域12に配置され得る。
エアロゾル発生物品5は、エアロゾル発生材料10の第2の端部18とフィルタ11との間に配置された中空管状部材62を備える。エアロゾル発生材料10を加熱することにより物品5の使用中に発生したエアロゾルは、中空管状部材62を流れるときに冷却されて凝縮して、ユーザによる吸入に最適な特性を備えた蒸気又はエアロゾルを形成する。
エアロゾル発生物品5は、エアロゾル発生材料10の第1の端部16に通気性キャップの形態で、且つエアロゾル発生材料の10の第1の領域12と当接して同軸に整列される通気性部材64を備える。通気性部材64は、通常、フィルタであってもよく、例えばセルロースアセテート繊維を含むフィルタであってもよい。
誘導加熱可能サセプタ22が内部に配置された状態で巻かれたエアロゾル発生材料10、中空管状部材62、フィルタ11、及び通気性部材64を含む、エアロゾル発生物品5の様々な構成部分はすべて、組み立てられた物品5の構成部分の位置関係を維持するために、シート状の材料、例えば紙製ラッパー26で巻かれる。
次に図10及び図11を参照すると、図9に示すエアロゾル発生物品5と同様のエアロゾル発生物品6の第6の例が示されており、対応する要素は同じ参照番号を使用して示されている。
エアロゾル発生物品6では、通気性部材64は開口部68、例えばスリット又は孔を備え、開口部68は、上述の誘導加熱アセンブリ52の空洞54に配置された温度センサ70を受け入れるように適合される。図11から最もよく分かるように、開口部68は、温
度センサ70が開口部68内に完全に延びるが、そこから突出しないように寸法決めされる。開口部68はまた、好都合には、温度センサ70の外径と略同じ、又はそれよりわずかに小さい内径を有するように寸法決めされる。この場合、エアロゾル発生物品6を空洞54に挿入する際に、及び/又はエアロゾル発生物品6を空洞54から取り出す際に、通気性部材64によって温度センサ70の表面から堆積物を除去できる(これにより、温度センサ70を洗浄する)。
次に図12及び図13を参照すると、図10及び図11に示すエアロゾル発生物品6と同様のエアロゾル発生物品7の第7の例が示されており、対応する要素は同じ参照番号を使用して示されている。
通気性部材64はエアロゾル発生材料10の第1の領域12と同軸に整列されるが、通気性部材64とエアロゾル発生材料10の第1の端部16との間に配置された中空管状部材72によって形成された間隙によって第1の領域12から間隔を空けて配置される。
図13から最もよく分かるように、温度センサ70及び/又は通気性部材64の開口部68は、温度センサ70が通気性部材64を通って延び、中空管状部材72によって形成された間隙内に突出するように寸法決めされる。
次に図14a及び図14bを参照すると、図4に関連して上述したエアロゾル発生物品4を製造するための装置及び方法が示されている。
管状の誘導加熱可能サセプタ22をエアロゾル発生材料10の第1の領域12に配置するために、プッシャ74が管状の誘導加熱可能サセプタ22の端部に係合し、エアロゾル発生材料10に向かって移動して、管状の誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16から第1の領域12に押し込む。エアロゾル発生材料10はまた、誘導加熱可能サセプタ22を第1の領域12に挿入する際に製造装置(図示せず)の一部を形成する外部支持部材76によって、第2の端部18でも支持される。
図15に示すように、プッシャ74は、好都合には、管状の誘導加熱可能サセプタ22の内径に対応する外径を有する先細り端部78を有することができ、これにより、先細り端部78を管状の誘導加熱可能サセプタ22の端部に挿入でき、これらの2つの構成要素間の最適な整列及び連携が確保される。
次に図16a及び図16bを参照すると、また図14及び図15に関連して上述した実施形態の変形例では、エアロゾル発生材料10は、一体型支持部材80によって管状の誘導加熱可能サセプタ22を第1の領域12に挿入する際に、第2の端部18で支持され得る。図16a及び図16bに示す実施形態では、一体型支持部材80は、管状の誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16から第1の領域12に挿入する前に、エアロゾル発生材料10の第2の端部18に、例えばチップペーパー82によって固定されたフィルタ11によって構成される。
次に図17~図20を参照すると、エアロゾル発生物品を製造するための装置及び方法が示されており、第2の領域14のエアロゾル発生材料10が、エアロゾル発生材料10の軸に垂直な方向に(図17の矢印で示されている方向に)、且つ管状の誘導加熱可能サセプタ22を第1の領域16に挿入する際に圧縮されている。
特に図18及び図19a~図19cを参照すると、エアロゾル発生材料10は、ドラム92の外面の周りに形成された複数の受け入れ部分90、例えば溝のうちの1つに配置されている。各受け入れ部分90は、エアロゾル発生材料10の第1の領域12の位置に対
応し、第1の領域12のエアロゾル発生材料10を圧縮しない第1の受け入れセクション94を備える。各受け入れ部分90はまた、エアロゾル発生材料10の第2の領域14の位置に対応し、誘導加熱可能サセプタ22を第1の端部16から第1の領域12に挿入する際に第2の領域14のエアロゾル発生材料10を圧縮する第2の受け入れセクション96を備える。第2の受け入れセクション96は、例えば図19a~図19cの非限定的な例に示されるように、任意の適切な形状を有し得る。
エアロゾル発生材料10は、例えば、位置04において誘導加熱可能サセプタ22を第1の領域12に挿入する間、支持ドラム98によって受け入れ部分90に支持される。図20a~図20cからよく分かるように、支持ドラム98は、例えば図19a~図19cに示すような受け入れ部分90の形状に一致する形状を有して、エアロゾル発生材料10が受け入れ部分90で適切に支持されることを確保し、また特に、第2の受け入れセクション96に配置されたエアロゾル発生材料10の第2の領域14が、位置04において誘導加熱可能サセプタ22を第1の領域12に挿入する際に適切に圧縮されることを確保する。
次に図21を参照すると、上述のエアロゾル発生物品と同様のエアロゾル発生物品7の第7の例が示されており、対応する要素は同じ参照番号を使用して示されている。
エアロゾル発生物品7は、第1の領域12及び第2の領域14を、第1の領域12が物品1内のエアロゾルの流れ方向に対して第2の領域14の下流に配置される状態で有する、エアロゾル発生材料10を備える。
エアロゾル発生物品7は、下流の第1の領域12に配置され、第2の端部18から中間点20まで延びる誘導加熱可能サセプタ22を備える。誘導加熱可能サセプタ22は、図21に示すように管状とすることもできるし、例えば上述のような任意の他の適切な形状とすることもできる。
エアロゾル発生物品1はまた、例えばセルロースアセテート繊維を含むフィルタ11と、第2の端部18とフィルタ11との間に配置された中空管状部材62とを備える。エアロゾル発生物品7の様々な構成部分は、シート状の材料、例えば紙製ラッパー26によって巻かれて、構成部分が正しい位置関係に保持されることを確保する。
以上の段落では例示的な実施形態について説明してきたが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、これらの実施形態に対する様々な修正がなされ得ることを理解されたい。したがって、特許請求の範囲は、上述した例示的な実施形態に限定されるべきではない。
本明細書で特段の断りのない限り又は文脈によって明らかに矛盾しない限り、すべての可能な変形形態における上述した特徴の任意の組み合わせが本開示によって包含される。
文脈上、明らかに別段の要請のない限り、本明細書及び特許請求の範囲全体を通じて、「含む」、「含んでいる」などの語は、排他的意味又は網羅的意味とは反対に、包括的に、すなわち「含むが、限定されない」という意味で解釈されたい。
また、本発明は、以下の各形態によっても実現される。
[形態1]
第1の領域(12)及び第2の領域(14)を有するエアロゾル発生材料(10)と、
前記第1の領域(12)にある誘導加熱可能サセプタ(22)と
を備える、エアロゾル発生物品(1、2、3、4、5、6、7)。
[形態2]
前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の上流に配置され、好ましくは、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第1の端部(16)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)と第2の端部(18)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第2の端部(18)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、前記第1の端部(16)から前記中間点(20)まで延びる細長い部分(22a、22b、22c)を備える、形態1に記載のエアロゾル発生物品。
[形態3]
前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の下流に配置され、好ましくは、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第2の端部(18)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第2の端部(18)と第1の端部(16)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第1の端部(16)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、前記第2の端部(18)から前記中間点(20)まで延びる細長い部分(22a、22b、22c)を備える、形態1に記載のエアロゾル発生物品。
[形態4]
前記誘導加熱可能サセプタ(22)が管状である、形態1から3のいずれか1つに記載のエアロゾル発生物品。
[形態5]
前記エアロゾル発生材料(10)が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)の内側及び外側の両方に配置される、形態4に記載のエアロゾル発生物品。
[形態6]
前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、先鋭又は尖状端部(28)を備える、形態1から5のいずれか1つに記載のエアロゾル発生物品。
[形態7]
前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、非誘導加熱可能材料を含む先鋭又は尖状部分(30)に接続される、形態1から5のいずれか1つに記載のエアロゾル発生物品。
[形態8]
前記エアロゾル発生材料(10)が、前記エアロゾル発生物品の長手方向軸に実質的に平行なエアロゾル発生シートを備える、形態1から7のいずれか1つに記載のエアロゾル発生物品。
[形態9]
前記誘導加熱可能サセプタ(22)の端部が、前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)若しくは前記第2の端部(18)と同一平面上にある、又は前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)若しくは前記第2の端部(18)に埋め込まれる、形態2又は3に記載のエアロゾル発生物品。
[形態10]
前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、前記エアロゾル発生物品の幅よりも長い長さを有する、形態1から9のいずれか1つに記載のエアロゾル発生物品。
[形態11]
第1の領域(12)及び第2の領域(14)を有するエアロゾル発生材料(10)を備えるエアロゾル発生物品(1、2、3、4)の製造方法であって、前記方法が、前記第1の領域(12)に誘導加熱可能サセプタ(22)を配置するステップを含む、方法。
[形態12]
前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の上流に配置され、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第1の端部(16)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)と第2の端部(18)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第2の端部(18)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が管状であり、前記方法が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)が前記第1の端部(16)から前記中間点(20)まで延びるように、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の端部(16)から前記第1の領域(12)に挿入するステップを含む、形態11に記載の方法。
[形態13]
前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の下流に配置され、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第2の端部(18)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第2の端部(18)と第1の端部(16)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第1の端部(16)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が管状であり、前記方法が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)が前記第2の端部(18)から前記中間点(20)まで延びるように、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第2の端部(18)から前記第1の領域(12)に挿入するステップを含む、形態11に記載の方法。
[形態14]
前記方法が、プッシャ(74)によって前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の領域(12)に挿入するステップであって、前記プッシャ(74)が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)の端部に部分的に挿入され得る先細り部分(78)を有する、ステップを含む、形態12又は13に記載の方法。
[形態15]
前記エアロゾル発生材料(10)が、第1の端部(16)、第2の端部(18)、及び前記第1の端部(16)と前記第2の端部(18)との間にある中間点(20)を備え、前記方法が、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が前記中間点(20)まで延びるように、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の端部(16)又は前記第2の端部(18)から前記第1の領域(12)に挿入するステップと、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の領域(16)に挿入する際に、前記第1の端部(16)及び前記第2の端部(18)のうちの反対側の端部で前記エアロゾル発生材料(10)を支持するステップを含む、形態11に記載の方法。
[形態16]
前記エアロゾル発生材料(10)が、第1の端部(16)、第2の端部(18)、及び前記第1の端部(16)と前記第2の端部(18)との間にある中間点(20)を備え、前記方法が、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が前記中間点(20)まで延びるように、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の端部(16)又は前記第2の端部(18)から前記第1の領域(12)に挿入するステップであって、前記第2の領域(14)の前記エアロゾル発生材料(10)が、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の領域(16)に挿入する際に、前記エアロゾル発生材料(10)の軸に垂直な方向、又は挿入の方向に圧縮される、ステップを含む、形態11に記載の方法。
[形態17]
空洞(54)を画定する誘導コイル(56)を備えるエアロゾル発生デバイス(42)であって、前記誘導コイル(56)が交流電磁場を発生するように構成される、エアロゾル発生デバイス(42)と、
前記誘導加熱可能サセプタ(22)の長手方向軸が前記空洞(54)の長手方向軸と実質的に整列するように前記空洞(54)内に配置された、形態1から10のいずれか1つに記載のエアロゾル発生物品(1、2、3、4)と
を備える、エアロゾル発生システム(40)。

Claims (17)

  1. 第1の領域(12)及び第2の領域(14)を有するエアロゾル発生材料(10)と、
    前記第1の領域(12)にある誘導加熱可能サセプタ(22)と
    を備え、
    前記誘導加熱可能サセプタ(22)の前記第2の領域(14)側の端部には、非誘導加熱可能材料を含む先鋭又は尖状部分(30)が設けられる、エアロゾル発生物品(1、2、3、4、5、6、7)。
  2. 第1の領域(12)及び第2の領域(14)を有するエアロゾル発生材料(10)と、
    前記第1の領域(12)にある誘導加熱可能サセプタ(22)と
    を備え、
    前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の上流に配置され、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第1の端部(16)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)と第2の端部(18)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第2の端部(18)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、前記第1の端部(16)から前記中間点(20)まで延びる細長い部分(22a、22b、22c)を備え
    前記第2の領域には、エアロゾル発生材料(10)のみが設けられる、エアロゾル発生物品。
  3. 第1の領域(12)及び第2の領域(14)を有するエアロゾル発生材料(10)と、
    前記第1の領域(12)にある誘導加熱可能サセプタ(22)と
    を備え、
    前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の下流に配置され、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第2の端部(18)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第2の端部(18)と第1の端部(16)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第1の端部(16)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、前記第2の端部(18)から前記中間点(20)まで延びる細長い部分(22a、22b、22c)を備え
    前記第2の領域には、エアロゾル発生材料(10)のみが設けられる、エアロゾル発生物品。
  4. 前記誘導加熱可能サセプタ(22)が管状である、請求項1から3のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  5. 前記エアロゾル発生材料(10)が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)の内側及び外側の両方に配置される、請求項4に記載のエアロゾル発生物品。
  6. 前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、先鋭又は尖状端部(28)を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  7. 前記エアロゾル発生材料(10)が、前記エアロゾル発生物品の長手方向軸に実質的に平行なエアロゾル発生シートを備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  8. 前記誘導加熱可能サセプタ(22)の端部が、前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)と同一平面上にある、又は前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)に埋め込まれる、請求項2に記載のエアロゾル発生物品。
  9. 前記誘導加熱可能サセプタ(22)の端部が、前記エアロゾル発生材料(10)の前記第2の端部(18)と同一平面上にある、又は前記エアロゾル発生材料(10)の前記第2の端部(18)に埋め込まれる、請求項3に記載のエアロゾル発生物品。
  10. 前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、前記エアロゾル発生物品の幅よりも長い長さを有する、請求項1からのいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  11. 第1の領域(12)及び第2の領域(14)を有するエアロゾル発生材料(10)を備えるエアロゾル発生物品(1、2、3、4)の製造方法であって、前記方法が、前記第1の領域(12)に誘導加熱可能サセプタ(22)を配置するステップを含み、
    前記誘導加熱可能サセプタ(22)が、非誘導加熱可能材料を含む先鋭又は尖状部分(30)に接続される、方法。
  12. 前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の上流に配置され、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第1の端部(16)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第1の端部(16)と第2の端部(18)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第2の端部(18)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が管状であり、前記方法が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)が前記第1の端部(16)から前記中間点(20)まで延びるように、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の端部(16)から前記第1の領域(12)に挿入するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の領域(12)が前記第2の領域(14)の下流に配置され、前記第1の領域(12)が、前記エアロゾル発生材料(10)の第2の端部(18)から前記エアロゾル発生材料(10)の前記第2の端部(18)と第1の端部(16)との間にある中間点(20)まで延び、前記第2の領域(14)が、前記中間点(20)から前記第1の端部(16)まで延び、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が管状であり、前記方法が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)が前記第2の端部(18)から前記中間点(20)まで延びるように、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第2の端部(18)から前記第1の領域(12)に挿入するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記方法が、プッシャ(74)によって前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の領域(12)に挿入するステップであって、前記プッシャ(74)が、前記管状の誘導加熱可能サセプタ(22)の端部に部分的に挿入され得る先細り部分(78)を有する、ステップを含む、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 前記エアロゾル発生材料(10)が、第1の端部(16)、第2の端部(18)、及び前記第1の端部(16)と前記第2の端部(18)との間にある中間点(20)を備え、前記方法が、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が前記中間点(20)まで延びるように、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の端部(16)又は前記第2の端部(18)から前記第1の領域(12)に挿入するステップと、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の領域(12)に挿入する際に、前記第1の端部(16)及び前記第2の端部(18)のうちの反対側の端部で前記エアロゾル発生材料(10)を支持するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  16. 前記エアロゾル発生材料(10)が、第1の端部(16)、第2の端部(18)、及び前記第1の端部(16)と前記第2の端部(18)との間にある中間点(20)を備え、前記方法が、前記誘導加熱可能サセプタ(22)が前記中間点(20)まで延びるように、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の端部(16)又は前記第2の端部(18)から前記第1の領域(12)に挿入するステップであって、前記第2の領域(14)の前記エアロゾル発生材料(10)が、前記誘導加熱可能サセプタ(22)を前記第1の領域(12)に挿入する際に、前記エアロゾル発生材料(10)の軸に垂直な方向、又は挿入の方向に圧縮される、ステップを含む、請求項11に記載の方法。
  17. 空洞(54)を画定する誘導コイル(56)を備えるエアロゾル発生デバイス(42)であって、前記誘導コイル(56)が交流電磁場を発生するように構成される、エアロゾル発生デバイス(42)と、
    前記誘導加熱可能サセプタ(22)の長手方向軸が前記空洞(54)の長手方向軸と実質的に整列するように前記空洞(54)内に配置された、請求項1から10のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品(1、2、3、4)と
    を備える、エアロゾル発生システム(40)。
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