JP7737101B1 - 状態判定システム、状態判定方法、及び状態判定プログラム - Google Patents
状態判定システム、状態判定方法、及び状態判定プログラムInfo
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Abstract
【解決手段】状態判定システムSは、動作制御部911と、画像変換部912と、判定部512と、を備える。動作制御部911は、接触機構24の動作を制御することにより、接触機構24を包装容器10に接触させる。画像変換部912は、動作制御部911による接触機構24の動作に関する力触覚パラメータを画像に変換する。判定部512は、動作制御部911及び画像変換部912により包装容器10に対応する第1の画像が生成された後に、動作制御部911及び画像変換部912により包装容器10に対応する第2の画像が生成された場合に、第1の画像と第2の画像とを比較することで、包装容器10の破損に関する判定をする。
【選択図】図3
Description
すなわち、包装容器の時間経過に伴う状態の変化についても判定する必要がある。
このような従来技術によって、包装容器の時間経過に伴う状態の変化を判定するためには、例えば、包装容器それぞれを識別可能にした上で、それぞれの判定結果の履歴をデータベース化して管理したり、そのデータを他の物流拠点と共有するためのネットワークを構築したりする必要があった。
包装容器を検査対象物とする状態判定システムであって、
接触機構の動作を制御することにより、前記接触機構を前記検査対象物に接触させる動作制御手段と、
前記動作制御手段による前記接触機構の動作に関する力触覚パラメータ(慶應義塾が保有する特許権の特許公報(特許第6382203号公報)或いは本件明細書の段落[0059]に示す参考文献に記載されている、力触覚に関する諸パラメータ及びそれらパラメータから算出可能な二次的なパラメータに相当)を画像に変換する変換手段と、
前記動作制御手段及び前記変換手段により前記検査対象物に対応する第1の画像が生成された後に、前記動作制御手段及び前記変換手段により前記検査対象物に対応する第2の画像が生成された場合に、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較することで、前記検査対象物の破損に関する判定をする判定手段と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る状態判定システムSの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、状態判定システムSは、検査装置20、画像付与装置30、読み取り装置40、及び状態判定装置50を含む。また、図中には、検査対象物となる包装容器10も図示する。
一方で、第2の拠点に、読み取り装置40、検査装置20b、及び状態判定装置50が配置される。ここで、第2の拠点は、包装容器10の流通経路において、第1の拠点よりも後段に位置する物流拠点である。
ただし、本実施形態において、第1の拠点と、第2の拠点とで、通信を行う必要はない。そのため、第1の拠点と、第2の拠点との間で通信を行うためのネットワークを構築する必要はない。
なお、検査装置20aと、検査装置20bは、同一の機能を有する装置である。そのため、以下の説明において、この2つを区別することなく説明する際には、単に「検査装置20」と称する。
状態判定システムSは、このような包装容器10を検査対象物として、包装容器10の時間経過に伴う状態の変化を判定する。
そして、検査装置20では、操作機構22がマスタ装置として機能し、接触機構24がスレーブ装置として機能する。すなわち、マスタ装置に対するユーザの操作に基づいた動作をスレーブ装置に伝達して、スレーブ装置を包装容器10に接触させる。一方で、スレーブ装置に対する包装容器10からの反力の入力を、マスタ装置を介してユーザにフィードバックする。つまり、検査装置20では、バイラテラル制御が実現される。
そして、検査装置20では、慶應義塾が保有する特許権の特許公報(特許第6382203号公報)に記載されているバイラテラル制御を実現する。これにより、検査装置20は、同特許公報或いは本件明細書の段落[0059]に示す参考文献に記載されている、力触覚に関する諸パラメータ及びそれらパラメータから算出可能な二次的なパラメータ(以下、「力触覚パラメータ」と称する。)を算出する。
また、検査装置20は、この力触覚パラメータを画像データに変換する。
そして、状態判定装置50は、かかる判定により、内容物である食品等や、二酸化炭素や窒素ガスの漏れ(いわゆる空気漏れ)を検出したり、食品等が流体のような場合に、この流体である食品等の漏れを検出したりすることができる。これにより、空気漏れ等に伴う内容物の劣化や内容物の流出を、製品が消費者のもとに届く前に発見でき、製品としての品質を保証することが可能となる。
以上が、状態判定システムSのシステム構成となる。次に、状態判定システムSの処理手順の概略について説明する。
図2(a)に示すように、まず第1の拠点において、検査装置20aに包装容器10が設置される。そして、ユーザによる操作機構22に対する操作に基づいて、接触機構24の動作が開始される。これに伴い、接触機構24は下降し、包装容器10に接触する。
なお、動作パターンによっては、複数回の接触及び押圧を繰り返すこともある。例えば、「3秒程度の押圧を3回行う。」という動作パターンであれば、ユーザはこれに応じた操作を行う。この場合、図2(a)に示す動作と、図2(b)に示す動作は繰り返される。
そして、この画像化された力触覚パラメータがタグ付けされた包装容器10は、トラック等の車両や列車等により第2拠点に運送される。
そして、ユーザの操作が終了すると、検査装置20bは、力触覚パラメータを画像データに変換する。この画像データを便宜上、「第2の画像データ」と称する。第2の画像データは、状態判定装置50に対して送信される。
例えば、第1の画像データでは包装容器10が正常の状態を示すものであるにも関わらず、第2の画像データでは包装容器10が破損していることを示すものであったならば、第1の拠点から第2の拠点への流通過程で破損したことが判定できる。
他にも、例えば、第1の画像データでは包装容器10が正常の範囲内であるがやや破損していることを示すものであり、第2の画像データでも同様に包装容器10が正常の範囲内であるがやや破損していることを示すものであった場合は、状態が維持されており、今後の流通過程において、破損する可能性がそれほど高くないことを判定できる。
状態判定装置50は、このような判定結果をディスプレイに表示したり、紙媒体に印刷したりすることでユーザに通知する。このようにして、状態判定システムSの各装置が協働することで判定処理は実現される。
しかしながら、状態判定システムSによれば、画像を比較すればよいだけであり、従来技術のように、データベースやネットワークを用意する必要がない。
次に、状態判定システムSに含まれる各装置の構成について説明する。
図4は、検査装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4に示すように、検査装置20は、マスタ側ユニット21と、操作機構22と、スレーブ側ユニット23と、接触機構24と、制御ユニット25を備えている。
また、マスタ側ユニット21は、操作機構22を駆動するためのマスタ側アクチュエータ212と、マスタ側アクチュエータ212を駆動するマスタ側ドライバ211と、マスタ側アクチュエータ212による駆動で移動される操作機構22の可動部の位置を検出するマスタ側位置センサ213と、を備えている。
また、スレーブ側位置センサ233が検出する接触機構24の可動部の位置とは、例えば、接触機構24の可動部の所定の部位の位置である。ただし、接触機構24の可動部の位置に代えて、接触機構24が接触する所定の部位の位置(例えば、接触機構24の先端部の位置)を用いることとしてもよい。
なお、この力触覚を伝達する制御(バイラテラル制御)を実現するための具体的なアルゴリズムについては、図6を参照して後述する。
ドライブ98には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア(図示を省略する。)が適宜装着される。ドライブ98よってリムーバブルメディアから読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部95にインストールされる。
また、このようなハードウェア構成において、図2及び図3を参照して上述した判定処理を実現する場合、図5に示すように記憶部95の一領域には、力触覚パラメータ記憶部951が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
この制御を実現するために、動作制御部911は、制御を実現するための力触覚情報を取得する。例えば、動作制御部911は、マスタ側位置センサ213からマスタ側アクチュエータ212による駆動で移動される操作機構22の可動部の位置(具体的には、位置又は角度)を取得する。また、動作制御部911は、スレーブ側位置センサ233からスレーブ側アクチュエータ232による駆動で移動される接触機構24の可動部の位置(具体的には、位置又は角度)を取得する。これら取得された位置等の物理量データは、力触覚伝達の制御アルゴリズムにおいて、マスタ側ユニット21やスレーブ側ユニット23が駆動する各機構の動作の基準値として用いられる。
図6に示すように、動作制御部911に実装されるアルゴリズムは、機能別力・速度割当変換ブロックFTと、理想力源ブロックFCと、理想速度(位置)源ブロックPCと、逆変換ブロックIFTとを含む制御則として表される。図6に示す制御アルゴリズムは、本願の出願人を構成する慶應義塾が保有する特許権の特許公報(特許第6382203号公報)に記載されているものであり、当該特許公報に記載された各種制御アルゴリズムは、本実施形態においても適宜利用することができる。なお、本実施形態において、制御対象システムCSにおける、マスタ装置はマスタ側ユニット21及び操作機構22によって構成され、スレーブ装置はスレーブ側ユニット23及び接触機構24によって構成される。
このような制御アルゴリズムの下、検査装置20には、マスタ側位置センサ213によって検出された時系列の位置(角度)の検出値が入力される。この時系列の位置(角度)の検出値は、マスタ側アクチュエータ212,スレーブ側アクチュエータ232の動作を表すものであり、検査装置20は、入力された位置(角度)及びこれらの位置(角度)から導出された力に対して、慶應義塾が保有する特許権の特許公報(特許第6382203号公報)に記載されている座標変換を適用する。
また、この力触覚を伝達する制御に伴い、マスタ側位置センサ213やスレーブ側位置センサ233で検出された可動部の位置(角度)といった時系列のパラメータや、これに基づいて算出された力触覚を伝達するための時系列のパラメータは、力触覚パラメータとして力触覚パラメータ記憶部951に記憶される。すなわち、力触覚パラメータ記憶部951は、力触覚パラメータを記憶する記憶部として機能する。
このような画像変換を行うことにより、時系列の力触覚パラメータ自体を直接付与することなく、時系列の力触覚パラメータの特性を示す画像を付与することができる。
大西 公平,外1名,“IEEJ Journal of Industry Applications Vol.12 No.2 pp.125-130”,[online],令和4年10月21日,電気学会,[令和6年9月25日検索],インターネット
<URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejjia/12/2/12_22004546/_article/-char/ja>
この内、付与部38以外のハードウェアについては、図5を示した制御ユニット25の符号のみが違う同名のハードウェアと同様の機能であるため、重複する説明を省略する。
また、このようなハードウェア構成において、図2及び図3を参照して上述した判定処理を実現する場合、図7に示すように記憶部35の一領域には、画像データ記憶部351が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
そして、第1の画像が物理的に付与された包装容器10は、トラック等の車両や列車等により第2拠点に運送される。
図8は、読み取り装置40におけるハードウェア及び機能ブロックの一例を示すブロック図である。図8に示すように、読み取り装置40は、プロセッサ41と、ROM42と、RAM43と、通信部44と、記憶部45と、入力部46と、出力部47と、読み取り部48と、を含む。これら各部は、信号線により接続されており、相互に信号を送受する。
この内、読み取り部48以外のハードウェアについては、図5を示した制御ユニット25の符号のみが違う同名のハードウェアと同様の機能であるため、重複する説明を省略する。
また、このようなハードウェア構成において、図2及び図3を参照して上述した判定処理を実現する場合、図8に示すように記憶部45の一領域には、画像データ記憶部451が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
図9は、状態判定装置50におけるハードウェア及び機能ブロックの一例を示すブロック図である。図9に示すように、状態判定装置50は、プロセッサ51と、ROM52と、RAM53と、通信部54と、記憶部55と、入力部56と、出力部57と、ドライブ58と、を含む。これら各部は、信号線により接続されており、相互に信号を送受する。
これら各ハードウェアは、図5を示した制御ユニット25の符号のみが違う同名のハードウェアと同様の機能であるため、重複する説明を省略する。
また、このようなハードウェア構成において、図2及び図3を参照して上述した判定処理を実現する場合、図9に示すように記憶部55の一領域には、画像データ記憶部551と、判定結果記憶部552が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
他にも、例えば、図3を参照して上述したように、流通過程で状態が悪化していることや、状態が維持されていること等も判定できる。
他にも、例えば、第1の画像や第2の画像を点数化(スコア化)できる場合には、この点数を比較するようにしても判定をすることができる。
状態判定システムSに含まれる各装置について詳細に説明した。次に、これら各装置により実現される判定処理の処理内容について説明する。まず、判定処理の前提となる動作制御処理について説明する。動作制御処理は、判定処理におけるサブルーチンとして実行される。
図10は、状態判定システムSが実行する動作制御処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS1において、動作制御部911は、アクチュエータによる駆動で移動される対象となる機構の可動部の位置(角度)を取得する。本実施形態では、移動される対象となる機構は、操作機構22及び接触機構24である。この場合、動作制御部911は、これらの機構に対応する位置を、マスタ側位置センサ213と、スレーブ側位置センサ233から取得する。
ステップS3において、動作制御部911は、速度(位置)の領域における演算及び力の領域における演算を実行する。
ステップS5において、動作制御部911は、マスタ側アクチュエータ212及びスレーブ側アクチュエータ232の指令値を出力する。
これにより本処理は終了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態は例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、その他の様々な実施形態を取ることが可能である共に、省略及び置換等種々の変形を行うことができる。この場合に、これら実施形態及びその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
一例として、以上説明した本発明の実施形態を、以下のようにして変形してもよい。
上述した実施形態では、ユーザが操作機構22を操作することでバイラテラル制御を行い、力触覚パラメータを取得していた。これに限らず、ユーザの操作を操作機構22の入力としなくてもよい。例えば、過去に検査を行った際のユーザの操作(すなわち、ユーザの操作における力触覚)に相当する力触覚パラメータを記憶しておく。そして、この力触覚パラメータを再生して操作機構22の入力とすることで、接触機構24の動作制御を行う。これにより、ユーザの操作を要することなく検査装置20による検査を行い、今回検査対象となった包装容器10の状態を示す力触覚パラメータを取得することができる。この場合に、過去の力触覚パラメータではなく、プログラムにより生成した力触覚パラメータを入力とするようにしてもよい。
上述の実施形態では、第1の拠点で第1の画像データを生成し、第2の拠点で第2の画像データを生成していた。これに限らず、同一の拠点でこれら2つの画像データを生成するようにしてもよい。例えば、拠点が倉庫である場合に、或る日に第1の画像データを生成する。そして、或る程度の日数が経過した日に第2の画像データを生成する。そして、状態判定装置50は、これら第1の画像データと第2の画像データを比較することで判定を行う。これにより、倉庫での保存おける、包装容器10の時間経過に伴う状態の変化の判定結果を出力することができる。
上述の実施形態では、第1の画像データと、第2の画像データとを比較して判定をしていた。これに限らず第3以降の画像データとの比較を行うようにしてもよい。この場合、画像付与装置30により、第2の画像データを、包装容器10の第1の画像データが付与されていない箇所に物理的に付与する。そして、第3の拠点で、読み取り装置40によって第2の画像データを読み取ると共に、検査装置20cにより第3の画像データを生成する。
さらに、状態判定装置50は、第2の画像データと第3画像データを比較することで判定を行う。これにより、第2の拠点から第3の拠点までの包装容器10の時間経過に伴う状態の変化の判定結果を出力することができる。
また、これらの処理をさらに継続し、第N(Nは2以上の整数)の画像データと、それ以前の画像データとを比較することで判定を行うようにしてもよい。
上述の実施形態では、ユーザが検査装置20の接触機構24を操作して検査を行う際の、接触方法の動作パターンが予め定められていた。これに限らず、包装容器10や内容物の特性や大きさに応じて、接触方法の動作パターンを様々に設けるようにしてもよい。
そして、この場合に、この動作パターンについても画像に変換して、包装容器10に物理的に付与するようにしてもよい。
例えば、画像付与装置30は、第1の画像を生成する際に、検査装置20aでの検査で用いられた動作パターンが何れの動作パターンであるかを特定できる情報を画像に変換する。
また、読み取り装置40は、この特定できる画像を読み取ることで、動作パターンを特定する。
そして、検査装置20bで第2の画像を生成する際に、ユーザ及び検査装置20bは、特定された動作パターンで、接触機構24の動作を制御する。
これにより、第1の画像の生成時と第2の画像の生成時とで、接触機構24の接触方法の動作パターンを同一のものとできる。つまり、包装容器10や内容物の特性や大きさに応じて、接触方法の動作パターンを様々に設ける場合に、誤って異なる動作パターンの接触方法で接触して、画像を生成してしまうことを防止できる。
以上のように、本実施形態における状態判定システムSは、動作制御部911と、画像変換部912と、判定部512と、を備える。
動作制御部911は、接触機構24の動作を制御することにより、接触機構24を包装容器10に接触させる。
画像変換部912は、動作制御部911による接触機構24の動作に関する力触覚パラメータを画像に変換する。
判定部512は、動作制御部911及び画像変換部912により包装容器10に対応する第1の画像が生成された後に、動作制御部911及び画像変換部912により包装容器10に対応する第2の画像が生成された場合に、第1の画像と第2の画像とを比較することで、包装容器10の破損に関する判定をする。
しかしながら、状態判定システムSによれば、画像を比較すればよいだけであり、従来技術のように、データベースやネットワークを用意する必要がない。
付与部38は、第1の画像を、包装容器10に物理的に付与する。
読み取り部48は、付与部38に付与された第1の画像を読み取る。
判定部512は、読み取り部48が読み取った第1の画像と第2の画像とを比較することで、包装容器10の破損に関する判定をする。
これにより、検査対象物に第1の画像が物理的に紐づけられることになり、流通過程において、検査対象物それぞれと、これに対応する第1の画像との対応関係を管理する必要がなくなる。また、第1の画像に関するデータを、ネットワークを介して共有する必要がなくなる。
画像変換部912は、第1の画像を生成する際に、動作制御部911が用いた制御方法が何れの制御方法であるかを特定できる情報を画像に変換する。
読み取り部48は、特定できる画像を読み取ることで、制御方法を特定する。
第2の画像を生成する際に、動作制御部911は、特定された制御方法で、接触機構24の動作を制御する。
これにより、第1の画像の生成時と第2の画像の生成時とで、接触機構24の動作の制御方法(すなわち、検査対象物に対する接触方法の動作パターン)を同一のものとできる。つまり、検査対象物の特性や大きさに応じて、接触方法の動作パターンを様々に設ける場合に、誤って異なるパターンの接触方法で接触して、画像を生成してしまうことを防止できる。
これにより、第1の画像が印刷等されたことで、検査対象物パッケージのデザインが阻害されることや、パッケージに記載された注意書き等の情報が視認できなくなってしまうことが防止できる。
第1の画像を生成する第1の組は、第1の拠点に設置されている。
第2の画像を生成する第2の組は、第2の拠点に設置されている。
これにより、異なる物流拠点を移動した際の、検査対象物の時間経過に伴う状態の変化を判定することができる。
これにより、包装容器10からの空気漏れや、包装している物品の漏れがあるか否かを判定できる。
上述した実施形態による一連の処理を実行させる機能は、ハードウェアにより実現することもできるし、ソフトウェアにより実現することもできるし、これらの組み合わせにより実現することもできる
換言すると、上述した一連の処理を実行する機能が、状態判定システムSの何れかにおいて実現されていれば足り、この機能をどのような態様で実現するのかについては、特に限定されない。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
Claims (8)
- 包装容器を検査対象物とする状態判定システムであって、
接触機構の動作を制御することにより、前記接触機構を前記検査対象物に接触させる動作制御手段と、
前記動作制御手段による前記接触機構の動作に関する力触覚パラメータを画像に変換する変換手段と、
前記動作制御手段及び前記変換手段により前記検査対象物に対応する第1の画像が生成された後に、前記動作制御手段及び前記変換手段により前記検査対象物に対応する第2の画像が生成された場合に、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較することで、前記検査対象物の破損に関する判定をする判定手段と、
を備えることを特徴とする状態判定システム。 - 前記第1の画像を、前記検査対象物に物理的に付与する付与手段と、
前記付与手段に付与された前記第1の画像を読み取る読み取り手段と、
をさらに備え、
前記判定手段は、前記読み取り手段が読み取った第1の画像と前記第2の画像とを比較することで、前記検査対象物の破損に関する判定をする、
ことを特徴とする請求項1に記載の状態判定システム。 - 前記動作制御手段による、前記接触機構の動作の制御方法は複数存在し、
前記変換手段は、第1の画像を生成する際に、前記動作制御手段が用いた前記制御方法が何れの制御方法であるかを特定できる情報を画像に変換し、
前記読み取り手段は、前記特定できる画像を読み取ることで、制御方法を特定し、
前記第2の画像を生成する際に、前記動作制御手段は、前記特定された制御方法で、前記接触機構の動作を制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の状態判定システム。 - 前記付与手段は、可視光の下においてユーザが視認できないインクによって、前記検査対象物に前記第1の画像を付与する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の状態判定システム、 - 前記動作制御手段及び前記変換手段の組は複数存在し、
前記第1の画像を生成する第1の前記組は、第1の場所に設置されており、
前記第2の画像を生成する第2の前記組は、第2の場所に設置されている、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の状態判定システム。 - 前記判定手段は、前記検査対象物である前記包装容器の破損により、当該包装容器によって包装されている内容物が流出しているか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の状態判定システム。 - 包装容器を検査対象物とする状態判定システムが行う状態判定方法であって、
接触機構の動作を制御することにより、前記接触機構を検査対象物に接触させる動作制御ステップと、
前記動作制御ステップによる前記接触機構の動作に関する力触覚パラメータを画像に変換する変換ステップと、
前記動作制御ステップ及び前記変換ステップにより前記検査対象物に対応する第1の画像が生成された後に、前記動作制御ステップ及び前記変換ステップにより前記検査対象物に対応する第2の画像が生成された場合に、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較することで、前記検査対象物の破損に関する判定をする判定ステップと、
を含むことを特徴とする状態判定方法。 - 包装容器を検査対象物とする状態判定プログラムであって、
接触機構の動作を制御することにより、前記接触機構を検査対象物に接触させる動作制御機能と、
前記動作制御機能による前記接触機構の動作に関する力触覚パラメータを画像に変換する変換機能と、
前記動作制御機能及び前記変換機能により前記検査対象物に対応する第1の画像が生成された後に、前記動作制御機能及び前記変換機能により前記検査対象物に対応する第2の画像が生成された場合に、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較することで、前記検査対象物の破損に関する判定をする判定機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする状態判定プログラム。
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