JP7740830B2 - ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知を行う方法、システム、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知を行う方法、システム、およびコンピュータ・プログラム

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Description

本発明は、一般に、コンピュータ・システムに関し、より詳細には、ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知を提供するように構成され配置されている、コンピュータ実装方法、コンピュータ・システム、およびコンピュータ・プログラム製品に関する。
ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)またはストレージ・ネットワークは、統合されたブロックレベルのデータ・ストレージへのアクセスを提供するコンピュータ・ネットワークである。最も簡単に言うと、SANはデータ・ストレージの専用ネットワークである。SANは、ハードウェアとソフトウェアとの組合せである。SANは主に、デバイスがオペレーティング・システムには直接接続型ストレージとして見えるように、ディスク・アレイおよびテープ・ライブラリなどのストレージ・デバイスにサーバからアクセスするために使用される。SANは、通常、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)を介してアクセスできないストレージ・デバイスの専用ネットワークである。SANはブロックレベルのアクセスのみを提供するが、SAN上に構築されたファイル・システムはファイルレベルのアクセスを提供し、共有ディスク・ファイル・システムとして知られている。SANは、サーバの背後にあるネットワークと呼ばれることがあり、歴史的には、集中データ・ストレージ・モデルから発展しているが、独自のデータ・ネットワークを有する。SANにより、データの格納に加えて、データの自動バックアップおよびストレージの監視、ならびにバックアップ・プロセスも可能になる。
ストレージ・エリア・ネットワーク内のネットワーク輻輳を検出したネットワーク・デバイスがエンドポイント・デバイスと通信する方法を提供する。
本発明の実施形態は、ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知に関する。コンピュータ実装方法の非限定的な例は、輻輳通知を受信するための1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを登録することと、ストレージ・エリア・ネットワークに関連する輻輳イベントを検出することとを含む。ストレージ・エリア・ネットワークは、1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを含む。コンピュータ実装方法は、通知のために登録された1つまたは複数のエンドポイント・デバイスに、輻輳イベントに関する通知を送信することを含む。
本発明の他の実施形態は、上記方法の特徴をコンピュータ・システムおよびコンピュータ・プログラム製品に実装する。
さらなる技術的特徴および利点が、本発明の技術によって実現される。本発明の実施形態および態様は、本明細書に詳述され、特許請求される主題の一部とみなされる。より深い理解のために、詳細な説明および図面を参照されたい。
本明細書に記載の排他的権利の詳細が、特に示され、明細書の末尾の特許請求の範囲において明確に主張されている。本発明の実施形態の上記およびその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を添付図面と共に読むことにより明らかになる。
本発明の1つまたは複数の実施形態と組み合わせて使用する例示的なコンピュータ・システムのブロック図である。 本発明の1つまたは複数の実施形態による、ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知のためのシステムのブロック図である。 本発明の1つまたは複数の実施形態による、ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知のためのコンピュータ実装プロセスのフローチャートである。 本発明の1つまたは複数の実施形態による、例示的なネットワーク・デバイスおよび例示的なエンドポイント・デバイスのさらなる詳細を示す、簡略化したストレージ・エリア・ネットワークのブロック図である。 本発明の1つまたは複数の実施形態による、輻輳イベント通知のための例示的なメッセージ構造のブロック図である。 本発明の1つまたは複数の実施形態による、ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知を提供するためのコンピュータ実装方法のフローチャートである。 本発明の1つまたは複数の実施形態による、エンドポイント・デバイス登録データベース内のテーブルの例示的なエントリを示す図である。 本発明の1つまたは複数の実施形態によるクラウド・コンピューティング環境を示す図である。 本発明の1つまたは複数の実施形態による抽象化モデル層を示す図である。
本発明の1つまたは複数の実施形態は、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)輻輳のエンドポイント通知のためのコンピュータ実装方法、コンピュータ・システム、およびコンピュータ・プログラム製品を提供する。SANベンダは、ボトルネック検出、SAN分析などのネットワーク輻輳を検出するための多くの異なる機構およびツールを実装してきた。最新技術では、ポートの持続時間の増加が始まるとき、例えば、送信(TX)バッファ・クレジットがゼロのときなどに、サーバによってネットワーク輻輳が検出されるだけである。現在、SAN内の、ネットワーク輻輳を検出したネットワーク・デバイスが、サーバ、制御ユニット(CU)、または接続されている任意のエンドポイント・デバイスと通信する方法はない。
本発明の1つまたは複数の実施形態によれば、SAN内のネットワーク・デバイスは、検出されたネットワーク輻輳に関する通知をサーバ、制御ユニット(CU)、または接続されたエンドポイント・デバイス、あるいはその組合せに送信するように構成されている。これにより、接続されたエンドポイント・デバイスは、検出されたネットワーク輻輳の通知を受信することができるため、エンドポイント・デバイスによって適切な変更を自動的にトリガすることができる。本発明の1つまたは複数の実施形態によれば、エンドポイント・デバイスは、特定のネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方に関する通知を受信するためにネットワーク(すなわち、ネットワーク・デバイス)に登録するように構成されている。ネットワーク・デバイスは輻輳イベントを検出する。ネットワーク・デバイスは、ネットワーク・イベントの影響を受けるネットワークの関連セグメントからデータを収集することができる。ネットワーク・デバイスは、ネットワーク・イベントの特性に関する関連データを受信するように登録されている、接続されたエンドポイント・デバイスに、データを送信する。データ・ネットワーキングおよび待ち行列におけるネットワーク輻輳とは、ネットワーク・ノードまたはリンクあるいはその両方が処理できる量を超えるデータを送信しているときに発生するサービス品質の低下を指す。一般的な影響として、待ち行列遅延、パケット損失、または新しい接続のブロック、あるいはその組合せがある。
図1を参照すると、本発明の1つまたは複数の実施形態によるコンピュータ・システム100が全体的に示されている。コンピュータ・システム100は、本明細書に記載されるように、様々な通信技術を利用した任意の数のコンピューティング・デバイスおよびネットワークならびにこれらの組合せを含む、または使用する、あるいはその両方を行う電子コンピュータ・フレームワークであり得る。コンピュータ・システム100は、容易にスケーラブル(scalable)であり得、拡張可能であり得、モジュール化することができ、異なるサービスに変更するか、または一部の機能を他の機能から独立して再構成することができる。コンピュータ・システム100は、例えば、サーバ、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、またはスマートフォンであり得る。一部の例において、コンピュータ・システム100は、クラウド・コンピューティング・ノードであり得る。コンピュータ・システム100について、コンピュータ・システムによって実行されるプログラム・モジュールなどのコンピュータ・システム実行可能命令の一般的な文脈で説明することができる。一般に、プログラム・モジュールは、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、ロジック、データ構造などを含むことができる。コンピュータ・システム100は、通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理デバイスによってタスクが実行される分散クラウド・コンピューティング環境で実施され得る。分散クラウド・コンピューティング環境において、プログラム・モジュールは、メモリ・ストレージ・デバイスを含むローカルおよびリモートの両方のコンピュータ・システム・ストレージ媒体に配置され得る。
図1に示すように、コンピュータ・システム100は、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)101a、101b、101cなど(プロセッサ101と総称される)を有する。プロセッサ101は、シングルコア・プロセッサ、マルチコア・プロセッサ、コンピューティング・クラスタ、または任意の数の他の構成であり得る。プロセッサ101は、処理回路とも呼ばれ、システム・バス102を介してシステム・メモリ103および他の様々なコンポーネントに結合される。システム・メモリ103は、読み取り専用メモリ(ROM)104およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)105を含むことができる。ROM104は、システム・バス102に結合され、コンピュータ・システム100のある基本的な機能を制御する基本的な入出力システム(BIOS)またはその後継、例えば統一拡張ファームウェア・インターフェース(UEFI)を含むことができる。RAMは、プロセッサ101が使用するようにシステム・バス102に結合された読み書きメモリである。システム・メモリ103は、動作中の前記命令の動作のための一時的なメモリ空間を提供する。システム・メモリ103は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ、フラッシュ・メモリ、または任意の他の適切なメモリ・システムを含むことができる。
コンピュータ・システム100は、システム・バス102に結合された入出力(I/O)アダプタ106と通信アダプタ107とを含む。I/Oアダプタ106は、ハード・ディスク108または任意の他の同様のコンポーネントあるいはその両方と通信するスモール・コンピュータ・システム・インターフェース(SCSI)・アダプタであり得る。I/Oアダプタ106とハード・ディスク108とは、本明細書においてマス・ストレージ110と総称される。
コンピュータ・システム100上で実行するためのソフトウェア111を、マス・ストレージ110に格納することができる。マス・ストレージ110は、プロセッサ101が読み取り可能な有形記憶媒体の一例であり、様々な図面に関して以下で説明するように、コンピュータ・システム100を動作させるためにプロセッサ101によって実行される命令として、ソフトウェア111がマス・ストレージ110に格納される。コンピュータ・プログラム製品の例およびそのような命令の実行について、本明細書でより詳細に説明する。通信アダプタ107は、システム・バス102を外部ネットワークであり得るネットワーク112に相互接続して、コンピュータ・システム100が他のそのようなシステムと通信できるようにする。一実施形態において、システム・メモリ103の一部とマス・ストレージ110とは、図1に示す様々なコンポーネントの機能を調整するための任意の適切なオペレーティング・システムであり得るオペレーティング・システムを共同で格納する。
追加の入出力デバイスが、ディスプレイ・アダプタ115およびインターフェース・アダプタ116を介してシステム・バス102に接続された状態で示されている。一実施形態において、アダプタ106、107、115、116を、中間バス・ブリッジ(図示せず)を介してシステム・バス102に接続されている1つまたは複数のI/Oバスに接続することができる。ディスプレイ119(例えば、画面またはディスプレイ・モニタ)は、ディスプレイ・アダプタ115によってシステム・バス102に接続されており、ディスプレイ・アダプタ115は、グラフィックスの多いアプリケーションおよびビデオ・コントローラの性能を向上させるためのグラフィックス・コントローラを含むことができる。キーボード121、マウス122、スピーカ123などを、インターフェース・アダプタ116を介してシステム・バス102に相互接続することができ、インターフェース・アダプタ116は、例えば、複数のデバイス・アダプタを単一の集積回路に統合するスーパI/Oチップを含むことができる。ハード・ディスク・コントローラ、ネットワーク・アダプタ、およびグラフィックス・アダプタなどの周辺機器を接続するための適切なI/Oバスは、通常、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)およびペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト・エクスプレス(PCIe)などの共通プロトコルを含む。したがって、図1において構成されるように、コンピュータ・システム100は、プロセッサ101の形態の処理機能、システム・メモリ103およびマス・ストレージ110を含む格納機能、キーボード121およびマウス122などの入力手段、ならびにスピーカ123およびディスプレイ119を含む出力機能を含む。
一部の実施形態において、通信アダプタ107は、特にインターネット・スモール・コンピュータ・システム・インターフェースなどの任意の適切なインターフェースまたはプロトコルを使用してデータを送信することができる。ネットワーク112は、特に、セルラ・ネットワーク、無線ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、またはインターネットであり得る。外部コンピューティング・デバイスは、ネットワーク112を介してコンピュータ・システム100に接続することができる。一部の例において、外部コンピューティング・デバイスは、外部ウェブサーバまたはクラウド・コンピューティング・ノードであり得る。
図1のブロック図は、コンピュータ・システム100が図1に示すコンポーネントのすべてを含むことを示すよう意図したものではないことを理解されたい。むしろ、コンピュータ・システム100は、図1に示されていない任意の適切な、より少ない、または追加のコンポーネント(例えば、追加のメモリ・コンポーネント、組込みコントローラ、モジュール、追加のネットワーク・インターフェースなど)を含むことができる。さらに、コンピュータ・システム100に関して本明細書に記載された実施形態を、任意の適切なロジックで実装することができ、ロジックは、本明細書で言及されるとき、様々な実施形態において、任意の適切なハードウェア(例えば、特に、プロセッサ、組込みコントローラ、または特定用途向け集積回路)、ソフトウェア(例えば、特にアプリケーション)、ファームウェア、またはハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアの任意の適切な組合せを含むことができる。
図2は、本発明の1つまたは複数の実施形態による、ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知を含むストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)200の概略図である。SAN200は、スイッチなどの1つまたは複数のネットワーク・デバイス230にそれぞれ接続されている複数のエンドポイント・デバイス210およびエンドポイント・デバイス220を含む。ネットワーク・デバイス230は、メモリ回路および処理回路(例えば、監視回路および制限回路を含む)を含む。SAN200のネットワーク・トポロジは、ネットワーク・デバイス230がスイッチであるスイッチ型ファブリックであり得る。1つまたは複数の実施形態において、スイッチである特定のネットワーク・デバイス230を、スイッチ・モードまたはNポートID仮想化(NPIV)モードに設定することができる。1つまたは複数の実施形態において、SAN200内のエンドポイント・デバイス210、220のうちの少なくとも1つが、ホスト・デバイスとして構成されている。例えば、エンドポイント・デバイス210がホスト・デバイスであり得る。1つまたは複数の実施形態において、エンドポイント・デバイス210としてのホスト・デバイスは、図1に示すコンピュータ・システム100のようなコンピュータ・システムにおいて具現化される。さらに、エンドポイント・デバイス210、220およびネットワーク・デバイス230のいずれかを、コンピュータ・システム100に記載されている機能およびハードウェア・コンポーネントおよびソフトウェア・コンポーネントのいずれかを使用して実装することができる。
1つまたは複数の実施形態において、ネットワーク・デバイス230のそれぞれが、リンク225を介してネットワーク・デバイス230を様々なエンドポイント・デバイス210、220に接続する複数のポートを含む。加えて、各エンドポイント・デバイス210、220は、エンドポイント・デバイスを1つまたは複数のネットワーク・デバイス230または他のエンドポイント・デバイス220あるいはその両方に接続する1つまたは複数のポートを含む。1つまたは複数の実施形態において、各リンク225は、リンク225に接続されている2つのポートによって規定される。エンドポイント・デバイス220、210のポートはチャネル・ポートと呼ばれ、ネットワーク・デバイス230のポートはスイッチ・ポートと呼ばれる。
1つまたは複数の実施形態において、ネットワーク・デバイス230は、ファイバ・チャネル(FC)・プロトコルまたはファイバ・チャネル・オーバ・イーサネット(R)(FCoE)・プロトコルあるいはその両方をサポートする。例えば、特定の固定ポート・ネットワーク・デバイスが、FCプロトコルまたはFCoEプロトコルあるいはその両方をサポートすることができる。別の例として、特定のネットワーク・デバイス230が複数のライン・カードを含む場合、その少なくとも一部がFCプロトコルをサポートすることができる、またはその少なくとも一部がFCoEプロトコルをサポートすることができる、あるいはその両方であり得る。特定のネットワーク・デバイス230上の特定のポートが、デフォルトで、または設定通りに(as configured)(例えば、特定のポートがユニバーサル・ポートの場合)、FCプロトコルまたはFCoEプロトコルをサポートすることができることが留意される。オプションとして、ネットワーク・デバイス230は、情報を収集するための、例えば、エンドポイント・デバイス210として実装された管理デバイスに出力するための、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)などの1つまたは複数の他のプロトコルをサポートする。
図3は、本発明の1つまたは複数の実施形態によるストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知のためのコンピュータ実装プロセス300のフローチャートである。図4は、本発明の1つまたは複数の実施形態による、例示的なネットワーク・デバイス230、例示的なエンドポイント・デバイス210、およびエンドポイント・デバイス220のさらなる詳細を示す、簡略化したSAN200のブロック図である。図4のSAN200の略図は、単一のエンドポイント・デバイス210と単一のエンドポイント・デバイス220とがそれぞれ単一のネットワーク・デバイス230に接続されていることを単に示しているが、この図4の略図は説明のためのものに過ぎず、限定されることは意図していない。むしろ、図4のSAN200は、図2に示したSAN200に類似した多数のネットワーク・デバイス230に様々に接続された多数のエンドポイント・デバイス210、220を有することができる。図2および図4に示すSAN200を図1に示すコンピュータ・システム100またはコンピュータ・システム100の要素あるいはその両方と共に使用して、図3のコンピュータ実装プロセス300を実施することができる。したがって、以下で、図1、図2、および図4を参照して、コンピュータ実装プロセス300について説明する。
ブロック302において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、エンドポイント・デバイス210、220から登録要求402を受信して、SAN200にエンドポイント・デバイス210、220を登録するように構成されている。ネットワーク・デバイス230は、ネットワーク・デバイス230にそれぞれ接続されているエンドポイント・デバイス210、220から登録要求402を受信する。登録要求402は、エンドポイント・デバイス210、220が、特定のネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方、およびSAN200内の特定のサーバ・ブレード、ゾーン、およびスイッチ(ネットワーク・デバイス230)に関する通知を受信するように登録していることを示す。1つまたは複数の実施形態において、エンドポイント・デバイス210、220はそれぞれ、所望のネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404に登録するように構成されているクライアント・アプリケーション422を有することができ、または別の方法を登録のために使用することができ、あるいはその両方であり得る。
図1で説明したように、ソフトウェア・アプリケーション404を、1つまたは複数のプロセッサ101上で実行されるソフトウェア111として実装することができる。同様に、クライアント・アプリケーション422を、1つまたは複数のプロセッサ101上で実行するように構成されているソフトウェア111を使用して実装することができる。クライアント・アプリケーション422は、クッキ、プラグイン、シン・クライアントなどを含むことができ、クライアント・アプリケーション422は、ネットワーク・デバイス230にアクセスする1つのコンピュータ・ソフトウェアとして機能することができる。登録要求402は認証情報を含むことができ、または認証情報を各エンドポイント・デバイス210、220に事前に送信することができ、あるいはその両方であり得る。それぞれのエンドポイント・デバイス210、220に対して登録要求402で要求された、識別されたネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方に従って、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404はそれぞれ、要求された特定のサーバ・ブレード、ゾーン、およびスイッチ(ネットワーク・デバイス230)と共に、エンドポイント・デバイス210、220によって要求されたネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方を登録するように構成されている。各ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、登録されたエンドポイント・デバイス210、220と、それらの登録されたネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方のそれぞれのリストを、メモリ406のエンドポイント・デバイス登録データベース408に格納するように構成されている。エンドポイント・デバイス登録データベース408は、登録された各エンドポイント・デバイス210、220に対するエントリを含むテーブルを含むことができる。例示的なエンドポイント・デバイスに対するエンドポイント・デバイス登録データベース408内のテーブルの例示的なエントリを図7に示す。図7において、例示的なエンドポイント・デバイス210、220が「ABC」と描かれている。テーブルは、ネットワークID「DEF」、ポートID「GHI」、ならびにブレード・サーバ「J」、ゾーン「K」、およびスイッチ「L」(例えば、特定のネットワーク・デバイス230)などの他の識別に関する通知に対して、エンドポイント・デバイス「ABC」(例えば、エンドポイント・デバイス210、220)が登録されたことを示している。図7は、ネットワーク・デバイス230に登録されている単一のエンドポイント・デバイスのテーブル内の単一エントリの例示であるが、エンドポイント・デバイス登録データベース408内のテーブルは、登録されている様々なエンドポイント・デバイスの多数のエントリを含む。また、例示的なエンドポイント・デバイス「ABC」は、接続されている多数のネットワーク・デバイス230から、例えば、第1のネットワーク・デバイス230、第2のネットワーク・デバイス230、第3のネットワーク・デバイス230などから、輻輳通知を受信するように登録することができる。
SAN200内で、各ポートは、ポートのファイバ・チャネル(FC)・アドレスとして機能する一意のポート識別子(またはポート・アドレス)を有する。このポート識別子(またはポート・アドレス)により、SAN200を介してネットワーク・デバイス230上のそのポートにデータをルーティングすることができる。ネットワーク・デバイス230(例えば、FCスイッチ)は、エンドポイント・デバイスがファブリック(すなわち、SAN200)にログインしたときにポート識別子を割り当てる。ポート識別子は、物理識別子および論理識別子を含む。ポート・アドレスは、ネットワーク・デバイス230およびエンドポイント・デバイス210、220上の物理アドレスであるポート・レベル・アドレスである。リンク・アドレスとも呼ばれる論理識別子は、ネットワーク・デバイス230およびエンドポイント・デバイス210、220に関連付けられた論理識別子である。ネットワーク識別子は、ドメイン識別子(DID)およびファブリック識別子(FID)を含む。ドメイン識別子は、ネットワーク・デバイス230などの物理スイッチの物理的識別である。ファブリック識別子は、1つもしくは複数のネットワーク・デバイス230または1つもしくは複数の光ファイバ(すなわち、ケーブル)(または、場合によっては銅線)あるいはその両方などの、1つまたは複数のスイッチの論理識別子である。
図3を参照すると、ブロック304において、ネットワーク・デバイス230のそれぞれは、SAN200内の接続リンク225を監視するように構成されている。簡単にするために、リンク225は単一の線として示されているが、リンク225は光ファイバ・ケーブル、イーサネット(R)・ケーブル、同軸ケーブルなどの多数のケーブルを含む。ソフトウェア・アプリケーション404は、1つまたは複数の監視ソフトウェア・アプリケーションまたはツールあるいはその両方を含むことができ、これと統合することができ、またはこれと通信することができ、あるいはその組合せであり得る。本明細書で説明するように、ネットワークを監視するために、任意の適切な監視アプリケーションまたはツールあるいはその両方を使用することができる。例示的な監視ソフトウェア・アプリケーション/ツールは、ボトルネック検出、SAN分析などを含む。
ブロック306において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、SAN200内の輻輳イベントを検出するように構成されている。輻輳イベントは、多くのことによって引き起こされ得る、観測される減速である。フレームの受信が遅いエンドポイント(一般にスロー・ドレイン・デバイス(slow drain device)と呼ばれる)があり得、または輻輳イベントがコンポーネントもしくはリンクの障害(例えば、2つの冗長コンポーネントのうちの一方が故障したため、残りの一方のタスクが2倍になった)によるものであり得、あるいはその両方であり得る。輻輳は、インター・スイッチ・リンク(ISL)またはネットワーク・デバイス内部スイッチング・インフラストラクチャの「オーバ・サブスクリプション」によるものでもあり得る。オーバ・サブスクリプションは、デバイスに接続されているポートの全帯域幅が、内部スイッチング・インフラストラクチャ全体よりも大きいときに発生する。1つまたは複数の実施形態において、輻輳イベントのこの検出は、ベンダ固有の実装に基づく既知の技術を使用する。輻輳イベントは、データ・ネットワーキングおよび待ち行列における輻輳であり、ネットワーク・ノード(例えば、ネットワーク・デバイス230)またはリンク(例えば、リンク225に示される1つまたは複数のケーブル)あるいはその両方が処理できる量を超えるデータを送信しているときに発生するサービス品質の低下を引き起こす。輻輳イベントは、待ち行列遅延、パケット損失、または新しい接続のブロック、あるいはその組合せに関して閾値に達したときに発生し得る。
ブロック308において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、ネットワーク(すなわち、SAN200)のどのセグメント/部分に輻輳が検出されたか、またはどのセグメント/部分が輻輳イベントによる影響を受けるか、あるいはその両方を判定するように構成されている。影響を受けるSAN200のセグメント/部分を検出するためのデータ収集の様々な方法があり、輻輳は、ドメインID(DID)またはファブリックID(FID)あるいはその両方、ポートIDのような物理リンク・アドレス、チャネルIDのような論理リンク・アドレスなどのネットワーク識別子に基づくことができ、またはこれらによって識別することができ、あるいはその両方であり得る。輻輳セグメントを、特定のサーバ・ブレード、ゾーン、スイッチ(例えば、ネットワーク・デバイス230)などによって識別することもできる。1つまたは複数の実施形態において、輻輳セグメントの判定は、任意の既知の技術を使用することができる。
ブロック310において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、特定のサーバ・ブレード、ゾーン、スイッチ(例えば、ネットワーク・デバイス230)を含む、輻輳イベントの影響を受ける、識別された関連するネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方に関する通知を受信するように登録されたエンドポイント・デバイス210、220があるかどうかを判定するように構成されている。例えば、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、輻輳イベントにおける識別済みネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方(および、特定のサーバ・ブレード、ゾーン、スイッチ(例えば、ネットワーク・デバイス230))を、それぞれのエンドポイント・デバイス210、220によって登録された、登録済みネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方(および、特定の登録済みサーバ・ブレード、ゾーン、スイッチ(例えば、ネットワーク・デバイス230))に対して確認/比較するように構成されている。一致しない場合、フローは終了する。一致する場合、関連するネットワーク識別子またはポート識別子あるいはその両方(特定のサーバ・ブレード、ゾーン、スイッチ(例えば、ネットワーク・デバイス230))に関する通知を受信するように登録されたエンドポイント・デバイス210、220があり、ブロック312において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、データをパッケージ化し、輻輳イベント通知450を受信するように(事前に)登録されたエンドポイント・デバイス210、220に、輻輳イベント通知450を送信するように構成されている。
1つまたは複数の実施形態において、輻輳イベント通知450および非請求メッセージを、制御ユニット・ポート(CUP)としてより一般的に知られているFICON(ファイバ接続)ディレクタの制御デバイスを介して送信することができる。ネットワーク・デバイス230は、エンドポイント・デバイス210、220のそれぞれが通信できる制御ユニット・ポートを含む。エンドポイント・デバイス210、220は、(例えば、帯域通信において)制御ユニット・ポートを使用するように構成され得る。制御ユニットは、入出力デバイスの操作および制御に必要な論理機能を提供し、チャネル・サブシステムが提供する標準の制御形態に対応できるように、各デバイスの特性を適合させる。制御ユニットとチャネル・サブシステムとの間の通信は、チャネル・パスを介して行われる。制御ユニットは、チャネル・サブシステムからの制御信号を受け入れ、チャネル・パスを介してデータ転送のタイミングを制御し、デバイスのステータスに関する表示を提供する。制御ユニット・ポートは、ネットワーク・デバイス230に含まれる論理制御ユニットである。制御ユニット・ポート(CUP)の機能により、z/OS(R)システムが、チャネル・プログラムを介してFICON(R)ディレクタと通信することができる。これは、ポートのブロックおよびブロック解除、パフォーマンス監視、ならびにエラー報告機能などの制御機能を含む。CUPデバイスは、z/OS(R)システムがチャネル・プログラムをスイッチに対して発行できるようにする、スイッチにかかる特別なファームウェア負荷としてシミュレートされる。CUPデバイスは、入出力構成においてスイッチ・デバイスとして定義され、オンラインでz/OS(R)にもたらされる。CUPデバイスの制御ユニット定義は、制御ユニット・ポート(CUP)のアドレスとしてFICONアーキテクチャによって定義される、0xFEの予約ポート・アドレス宛先を有するスイッチに接続された1つまたは複数のチャネル・パスから構成される。したがって、この宛先ポートにルーティングされたI/O要求は、CUPに向けられる。
同様の非請求メッセージは、読み取り診断パラメータ(RDP)情報を含むことができる。非請求メッセージは、要求によって生成されないステータスまたはアラートなどを通信するためのものであり得る。一般的な動作では、IBM(R)z/OS(R)サーバは、データに関するコマンドをCUPに送信し、CUPはコマンドに応答する。これらは請求メッセージである。非請求メッセージは、CUPがコマンドなしでメッセージ/データをIBM(R)z/OS(R)サーバに送信するときのものである。1つまたは複数の実施形態において、輻輳イベント通知450を、単純なネットワーク管理ポート(SNMP)を介してエンドポイント・デバイス210、220に帯域外へ(out of band)送信することができる。1つまたは複数の実施形態において、輻輳イベント通知450を、共通情報モデル・オブジェクト・マネージャ(CIMOM)を介してエンドポイント・デバイス210、220に送信することができる。1つまたは複数の実施形態において、輻輳イベント通知450を、拡張リンク・サービス(ELS)としてエンドポイント・デバイス210、220に送信することができる。
図5は、本発明の1つまたは複数の実施形態による、例示的な輻輳イベント通知450のための例示的なメッセージ構造のブロック図である。図5において、輻輳イベント通知450は、通知の種類510、ネットワーク識別子520、および物理/論理識別子530を含む。通知の種類510は、輻輳検出およびネットワーク正常(network healthy)である2つの種類のうちの一方であり得る。ネットワーク・デバイス230が所定期間、輻輳(すなわち、輻輳イベント)を検出しない場合、または輻輳イベントが解決した(resolved congestion event)後、あるいはその両方において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、そのネットワークが正常であることを示す輻輳イベント通知450を、登録されたエンドポイント・デバイス210、220に送信するように構成されている。
輻輳イベント通知450において、ネットワーク識別子520は、輻輳がどこで発生しているかを識別する。ネットワーク識別子520は、輻輳を引き起こしている、または輻輳を受けている、あるいはその両方である1つまたは複数のネットワーク・デバイス230などの物理スイッチの物理的識別としてドメイン識別子(DID)を含むことができる。DIDはSAN内の物理スイッチの識別子であるため、このDIDは単一のネットワーク・デバイス230に固有のものである。また、ネットワーク識別子520は、輻輳を引き起こしている、または輻輳を受けている、あるいはその両方である1つまたは複数のネットワーク・デバイス230などの1つまたは複数のスイッチの論理識別子としてファブリック識別子(FID)を含むことができる。FIDは、SAN内に存在する各ファブリックへの論理的な割当てであり、複数のネットワーク・デバイス230にまたがることができる。1つまたは複数の実施形態において、ネットワーク識別子520は、輻輳を受けているゾーン、ブレード・サーバ、またはスイッチ、あるいはその組合せを列挙することもできる。SANゾーニングは、ファイバ・チャネル・デバイス(1つまたは複数のネットワーク・デバイス230および1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220など)を、ファブリックの物理的構成上の論理グループに配置する方法である。SANゾーニングを利用して、セキュリティのためにデータの区分化を実施することができる。
輻輳イベント通知450において、物理/論理識別子530は、輻輳を受けているネットワーク・デバイス230の一意のポート識別子(すなわち、ポート・アドレス)を含み、ポート識別子は物理識別子および論理識別子を含む。ポート・アドレスは、ネットワーク・デバイス230上の物理アドレスであるポート・レベル・アドレスであり、論理識別子は、ネットワーク・デバイス230に関連付けられた論理識別子である。
ネットワーク・デバイス230から輻輳イベント通知450を受信したことに応答して、輻輳イベント通知450は、エンドポイント・デバイス210、220上のクライアント・アプリケーション422に、ネットワークID520または物理ID/論理ID530あるいはその両方に関して識別された関連リンク225上のデータを減少させるトリガとして作用することができる。また、ネットワーク・デバイス230から輻輳イベント通知450を受信したことに応答して、輻輳イベント通知450は、クライアント・アプリケーション422に、輻輳イベント通知450を送信しなかった別のネットワーク・デバイス230を検索させ、これに接続させ、輻輳イベント通知450を送信しなかった、以前に接続されていたネットワーク・デバイス230により多くのデータ(トラフィック)を送信させると共に、輻輳イベント通知450を送信したネットワーク・デバイス230上のデータを減少させるなどのトリガとして作用することができる。ネットワーク・デバイス230から輻輳イベント通知450を受信したことに応答して、輻輳イベント通知450は、エンドポイント・デバイス210、220上のクライアント・アプリケーション422に、正常なネットワーク輻輳イベント通知450がネットワーク・デバイス230によって送信されるまで、影響を受けたネットワークID520または物理ID/論理ID530あるいはその両方に関連するすべてのデータを一時停止/停止させるトリガとして作用することができる。
図6は、本発明の1つまたは複数の実施形態による、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)輻輳のエンドポイント通知を提供するためのコンピュータ実装方法600のフローチャートを示す。図6のコンピュータ実装方法600は、図2に示す1つまたは複数のネットワーク・デバイス230を、図1のコンピュータ・システム100またはコンピュータ・システム100の要素あるいはその両方と共に使用して、SAN200によって実施され得る。ブロック602において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、輻輳イベント通知450を受信するための1つまたは複数のエンドポイント・デバイス(例えば、1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210または1つまたは複数のエンドポイント・デバイス220あるいはその両方)を登録するように構成されている。ブロック604において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220を含むストレージ・エリア・ネットワーク200に関連する輻輳イベントを検出するように構成されている。ブロック606において、ネットワーク・デバイス230のソフトウェア・アプリケーション404は、通知450を受信するように登録された1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220に、輻輳イベントに関する通知450を送信するように構成されている。
ネットワーク・デバイス230は、通知450のために登録された1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220のデータベース(例えば、エンドポイント・デバイス登録データベース408)にリストを格納するように構成されている。ネットワーク・デバイス230は、1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220から通知の要求(例えば、登録要求402)を受信するように構成されており、要求は、ストレージ・エリア・ネットワーク200内のデバイス(例えば、ネットワーク・デバイス230、エンドポイント・デバイス210、エンドポイント・デバイス220)の1つまたは複数のネットワーク識別子を含む。ネットワーク・デバイス230は、要求を受信したことに応答して、1つまたは複数のネットワーク識別子をデータベース(例えば、エンドポイント・デバイス登録データベース408)に格納するように構成されている。
ネットワーク・デバイス230は、1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220から通知の要求(例えば、登録要求402)を受信するように構成されており、要求は、ストレージ・エリア・ネットワーク200内のデバイス(例えば、ネットワーク・デバイス230、エンドポイント・デバイス210、エンドポイント・デバイス220)の1つまたは複数のポート識別子を含む。ネットワーク・デバイス230は、要求を受信したことに応答して、1つまたは複数のポート識別子をデータベース(例えば、エンドポイント・デバイス登録データベース408)に格納するように構成されている。1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220は、制御ユニット・ポート(CUP)を利用するようにネットワーク・デバイス230に登録されている。ネットワーク・デバイス230は、1つまたは複数のエンドポイント・デバイス210、220に、制御ユニット・ポートを利用し、ネットワーク・デバイス230と直接通信するための制御ユニットとして動作することを許可するように構成されている。通知450は、共通情報モデル・オブジェクト・マネージャ(CIMOM)を使用して送信されるように構成されている。
本開示は、クラウド・コンピューティングに関する詳細な説明を含むが、本明細書に記載される教示の実装形態はクラウド・コンピューティング環境に限定されるものではないことを理解されたい。むしろ、本発明の実施形態は、現在既知であるか、または今後開発される任意の他の種類のコンピューティング環境と共に実装することができる。
クラウド・コンピューティングは、最小限の管理労力またはサービスのプロバイダとの対話によって迅速にプロビジョニングおよびリリースされ得る構成可能なコンピューティング・リソース(例えば、ネットワーク、ネットワーク帯域幅、サーバ、処理、メモリ、ストレージ、アプリケーション、仮想マシン、およびサービス)の共用プールへの便利なオンデマンド・ネットワーク・アクセスを可能にするためのサービス配信のモデルである。このクラウド・モデルは、少なくとも5つの特徴と、少なくとも3つのサービス・モデルと、少なくとも4つの配備モデルとを含むことができる。
特徴は以下の通りである。
オンデマンド・セルフサービス:クラウド消費者は、サービスのプロバイダとの人的対話を必要とせずに、必要に応じて自動的に、サーバ時間およびネットワーク・ストレージなどのコンピューティング機能を一方的にプロビジョニングすることができる。
広帯域ネットワーク・アクセス:機能はネットワークを介して利用可能であり、異種のシンまたはシック・クライアント・プラットフォーム(例えば、携帯電話、ラップトップ、およびPDA)による使用を促進する標準機構を通じてアクセスされる。
リソース・プール:マルチテナント・モデルを使用して複数の消費者に対応するために、プロバイダのコンピューティング・リソースがプールされ、需要に応じて異なる物理リソースおよび仮想リソースが動的に割り当てられ、再割当てされる。消費者は一般に、提供されるリソースの正確な場所について制御することができないかまたは知らないが、より高い抽象化レベルの場所(例えば、国、州、またはデータセンタ)を指定することが可能であり得るという点で、場所独立感がある。
迅速な順応性:機能は、迅速かつ順応的に、場合によっては自動的にプロビジョニングされて、迅速にスケール・アウトすることができ、かつ迅速にリリースされて、迅速にスケール・インすることができる。消費者にとって、プロビジョニングのために利用可能な機能は、多くの場合、無制限であるように見え、いつでも任意の量を購入することができる。
従量制サービス:クラウド・システムが、サービスの種類(例えば、ストレージ、処理、帯域幅、およびアクティブ・ユーザ・アカウント)に適切な何らかの抽象化レベルの計量機能を活用することによって、リソースの使用を自動的に制御し、最適化する。リソース使用量を監視、制御、および報告して、利用サービスのプロバイダおよび消費者の両方に透明性を提供することができる。
サービス・モデルは以下の通りである。
サービスとしてのソフトウェア(SaaS):消費者に提供される機能は、クラウド・インフラストラクチャ上で実行されるプロバイダのアプリケーションを使用することである。アプリケーションは、ウェブ・ブラウザ(例えば、ウェブ・ベースの電子メール)などのシン・クライアント・インターフェースを通じて様々なクライアント・デバイスからアクセス可能である。消費者は、限られたユーザ固有アプリケーション構成設定の考えられる例外を除いて、ネットワーク、サーバ、オペレーティング・システム、ストレージ、または個々のアプリケーション機能も含む、基礎となるクラウド・インフラストラクチャを管理または制御しない。
サービスとしてのプラットフォーム(PaaS):消費者に提供される機能は、クラウド・インフラストラクチャ上に、プロバイダによってサポートされるプログラミング言語およびツールを使用して作成された、消費者作成アプリケーションまたは消費者取得アプリケーションを配備することである。消費者は、ネットワーク、サーバ、オペレーティング・システム、またはストレージを含む基礎となるクラウド・インフラストラクチャを管理または制御しないが、配備されたアプリケーションと、場合によってはアプリケーション・ホスティング環境構成とを制御することができる。
サービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS):消費者に提供される機能は、処理、ストレージ、ネットワーク、およびその他の基本的なコンピューティング・リソースをプロビジョニングすることであり、消費者は、オペレーティング・システムおよびアプリケーションを含み得る任意のソフトウェアを配備および実行することができる。消費者は、基礎となるクラウド・インフラストラクチャを管理または制御しないが、オペレーティング・システム、ストレージ、配備されたアプリケーションを制御することができ、場合によっては選択されたネットワーキング・コンポーネント(例えば、ホスト・ファイアウォール)の限定的な制御を行うことができる。
配備モデルは以下の通りである。
プライベート・クラウド:このクラウド・インフラストラクチャは、組織のためにのみ運用される。これは、組織または第3者によって管理されてよく、オンプレミスまたはオフプレミスに存在してよい。
コミュニティ・クラウド:このクラウド・インフラストラクチャは、いくつかの組織によって共用され、共通の関心事(例えば、任務、セキュリティ要件、ポリシ、およびコンプライアンス事項)を有する特定のコミュニティをサポートする。これは、組織または第3者によって管理されてよく、オンプレミスまたはオフプレミスに存在してよい。
パブリック・クラウド:このクラウド・インフラストラクチャは、一般人または大規模業界団体が利用することができ、クラウド・サービスを販売する組織によって所有される。
ハイブリッド・クラウド:このクラウド・インフラストラクチャは、2つ以上のクラウド(プライベート、コミュニティ、またはパブリック)の複合体であり、それらのクラウドは、固有のエンティティのままであるが、データおよびアプリケーションの移植性を可能にする標準化技術または専有技術(例えば、クラウド間のロード・バランシングのためのクラウド・バースティング)によって共に結合される。
クラウド・コンピューティング環境は、ステートレス性、疎結合性、モジュール性、および意味的相互運用性に焦点を合わせたサービス指向型である。クラウド・コンピューティングの核心にあるのは、相互接続されたノードのネットワークを含むインフラストラクチャである。
次に図8を参照して、例示的なクラウド・コンピューティング環境50を示す。図示のように、クラウド・コンピューティング環境50は、1つまたは複数のクラウド・コンピューティング・ノード10を含み、この1つまたは複数のクラウド・コンピューティング・ノード10と、例えば、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)もしくは携帯電話54A、デスクトップ・コンピュータ54B、ラップトップ・コンピュータ54C、または自動車コンピュータ・システム54N、あるいはその組合せなどの、クラウド消費者によって使用されるローカル・コンピューティング・デバイスとが、通信することができる。ノード10は相互に通信することができる。ノード10は、前述したプライベート・クラウド、コミュニティ・クラウド、パブリック・クラウド、またはハイブリッド・クラウド、あるいはその組合せなどの1つまたは複数のネットワークにおいて、物理的または仮想的にグループ化(図示せず)され得る。これにより、クラウド・コンピューティング環境50は、インフラストラクチャ、プラットフォーム、またはソフトウェア、あるいはその組合せを、クラウド消費者がそのためにローカル・コンピューティング・デバイス上でリソースを維持する必要がないサービスとして提供することができる。図8に示すコンピューティング・デバイス54A~54Nの種類は、例示に過ぎないことが意図されており、コンピューティング・ノード10およびクラウド・コンピューティング環境50が、(例えば、ウェブ・ブラウザを使用して)任意の種類のネットワークまたはネットワーク・アドレス可能接続あるいはその両方を介して任意の種類のコンピュータ化デバイスと通信することができるものと理解される。
次に図9を参照して、クラウド・コンピューティング環境50(図8)によって提供される1組の機能抽象化層を示す。図9に示すコンポーネント、層、および機能は、例示に過ぎないことが意図されており、本発明の実施形態はこれらに限定されないことを予め理解されたい。図示のように、以下の層および対応する機能が提供される。
ハードウェアおよびソフトウェア層60は、ハードウェア・コンポーネントおよびソフトウェア・コンポーネントを含む。ハードウェア・コンポーネントの例として、メインフレーム61、RISC(縮小命令セット・コンピュータ)アーキテクチャ・ベースのサーバ62、サーバ63、ブレード・サーバ64、ストレージ・デバイス65、ならびにネットワークおよびネットワーキング・コンポーネント66が挙げられる。一部の実施形態において、ソフトウェア・コンポーネントは、ネットワーク・アプリケーション・サーバ・ソフトウェア67およびデータベース・ソフトウェア68を含む。
仮想化層70は抽象化層を提供し、この抽象化層から、仮想エンティティの以下の例、すなわち、仮想サーバ71、仮想ストレージ72、仮想プライベート・ネットワークを含む仮想ネットワーク73、仮想アプリケーションおよびオペレーティング・システム74、ならびに仮想クライアント75を提供することができる。
一例において、管理層80は、以下に記載の機能を提供することができる。リソース・プロビジョニング81は、クラウド・コンピューティング環境内でタスクを実行するために利用されるコンピューティング・リソースおよび他のリソースの動的調達を行う。計量および価格設定82は、リソースがクラウド・コンピューティング環境内で利用されるときの費用追跡、およびこれらのリソースの消費に対する請求書発行またはインボイス処理を行う。一例において、これらのリソースは、アプリケーション・ソフトウェア・ライセンスを含むことができる。セキュリティは、クラウド消費者およびタスクの本人確認と、データおよび他のリソースの保護とを行う。ユーザ・ポータル83は、消費者およびシステム管理者にクラウド・コンピューティング環境へのアクセスを提供する。サービス・レベル管理84は、必要なサービス・レベルが満たされるように、クラウド・コンピューティング・リソース割当ておよび管理を行う。サービス・レベル合意(SLA)計画および履行85が、SLAにより将来の要求が予期されるクラウド・コンピューティング・リソースの事前準備および調達を提供する。
作業負荷層90は、クラウド・コンピューティング環境をそのために利用できる機能の例を提供する。この層から提供できる作業負荷および機能の例として、マッピングおよびナビゲーション91、ソフトウェア開発およびライフサイクル管理92、仮想教室教育配信93、データ解析処理94、トランザクション処理95、ならびに作業負荷および機能96に実装されるソフトウェア・アプリケーション(例えば、ソフトウェア・アプリケーション404、クライアント・アプリケーション422など)が挙げられる。また、ソフトウェア・アプリケーションは、リソース・プロビジョニング81と共に機能することができる、またはリソース・プロビジョニング81に組み込むことができる、あるいはその両方であり得る。
本明細書において、関連する図面を参照して、本発明の様々な実施形態が説明される。本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の代替実施形態が考えられる。以下の説明および図面において、要素間の様々な接続および位置関係(例えば、上、下、近接など)が示される。これらの接続または位置関係あるいはその両方は、特に規定されない限り、直接的または間接的であってよく、本発明はこの点において限定するよう意図したものではない。したがって、エンティティの結合は、直接的結合または間接的結合のいずれかを指すことができ、エンティティ間の位置関係は、直接的位置関係または間接的位置関係であってよい。さらに、本明細書に記載された様々なタスクおよびプロセス・ステップは、本明細書に詳細に記載されない追加のステップまたは機能を有する、より包括的な手順またはプロセスに組み込むことができる。
本明細書に記載の方法の1つまたは複数は、それぞれ当技術分野で周知の以下の技術のうちのいずれかまたは組合せで実装可能である。すなわち、データ信号に対して論理機能を実施するための論理ゲートを有する個別論理回路、適切な組合せ論理ゲートを有する特殊用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などである。
簡潔にするために、本発明の態様の作成および使用に関連する従来技術は、本明細書に詳細に記載されることもあれば、記載されないこともある。特に、本明細書に記載された様々な技術的特徴を実装するためのコンピューティング・システムおよび特定のコンピュータ・プログラムの様々な態様が周知である。したがって、簡潔にするために、多くの従来の実装に関する詳細は、本明細書において、既知のシステムまたはプロセスあるいはその両方の詳細を提供することなく、簡潔にのみ述べられるか、または完全に省略される。
一部の実施形態において、所与の位置で、または1つもしくは複数の装置もしくはシステムの動作に関連して、あるいはその両方で、様々な機能または動作を実行することができる。一部の実施形態において、所与の機能または動作の一部を第1のデバイスまたは位置で実行することができ、その機能または動作の残りの部分を、1つまたは複数の追加のデバイスまたは位置で実行することができる。
本明細書で使用されている用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としたものであり、限定することを意図したものではない。本明細書で使用されるとき、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が明確に他の解釈を示していない限り複数形も含むことを意図している。「備える」または「備えている」という用語あるいはその両方は、本明細書で使用されるとき、記載されている特徴、整数、ステップ、動作、要素、または構成要素、あるいはその組合せの存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、またはこれらのグループ、あるいはその組合せの存在も追加も排除しないことがさらに理解されよう。
以下の特許請求の範囲内のすべてのミーンズまたはステップ・プラス・ファンクション要素の対応する構造、材料、動作、および均等物は、具体的に特許請求されるように、他の特許請求される要素と組み合わせて機能を実行するための任意の構造、材料、または動作を含むことを意図している。本開示は、例示および説明の目的で提示されているが、網羅的であることも、開示された形態に限定することも意図していない。本開示の範囲および思想から逸脱することなく、多くの変更および変形が当業者に明らかであろう。実施形態は、本開示の原理および実際の応用を最もよく説明するために、かつ他の当業者が、様々な変更を含む様々な実施形態の開示を、考慮される特定の使用に適したものとして理解できるようにするために選択され記載された。
本明細書において示される図は例示である。本開示の思想から逸脱することなく、本明細書に記載された図またはステップ(もしくは動作)の多くの変形が存在し得る。例えば、動作を異なる順序で実行することができ、あるいは動作を追加、削除、または変更することができる。また、「結合される」という用語は、2つの要素間に信号経路を有することを述べており、それらの要素間に介在する要素/接続がない要素間の直接的接続を意味していない。これらの変形のすべてが、本開示の一部であるとみなされる。
以下の定義および略称が、特許請求の範囲および本明細書の解釈に使用される。本明細書で使用されるとき、「備える」、「備えている」、「含む」、「含んでいる」、「有する」、「有している」、「含有する」、「含有している」という用語、またはこれらの任意の他の変形は、非排他的包含をカバーするよう意図されている。例えば、要素のリストを含む組成物、混合物、プロセス、方法、製品、または装置は、それらの要素のみに必ずしも限定されず、明示的に記載されていないか、またはそのような組成物、混合物、プロセス、方法、製品、または装置に固有の他の要素を含むことができる。
加えて、「例示的」という用語は、本明細書において「例、事例、または実例としての役割を果たす」ことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書に記載された実施形態または設計は、必ずしも他の実施形態または設計よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。「少なくとも1つ」および「1つまたは複数」という用語は、1以上の任意の整数(すなわち、1、2、3、4など)を含むと理解される。「複数」という用語は、2以上の任意の整数(すなわち、2、3、4、5など)を含むと理解される。「接続」という用語は、間接的「接続」および直接的「接続」の両方を含むことができる。
「約」、「略」、「およそ」という用語、およびこれらの変形は、本出願の提出時に使用できる機器に基づいて、特定の量の測定に関連付けられた誤差の程度を含むよう意図されている。例えば、「約」は、所与の値の±8%または5%、あるいは2%の範囲を含むことができる。
本発明は、任意の可能な統合の技術的詳細レベルにおけるシステム、方法、またはコンピュータ・プログラム製品、あるいはその組合せであってよい。コンピュータ・プログラム製品は、プロセッサに本発明の態様を実行させるためのコンピュータ可読プログラム命令を有する1つ(または複数)のコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行デバイスによって使用するための命令を保持し格納することができる有形デバイスであってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子ストレージ・デバイス、磁気ストレージ・デバイス、光学ストレージ・デバイス、電磁ストレージ・デバイス、半導体ストレージ・デバイス、またはこれらの任意の適切な組合せであってよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例の非網羅的なリストには、以下のもの、すなわち、携帯型コンピュータ・ディスケット、ハード・ディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMもしくはフラッシュ・メモリ)、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、携帯型コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、メモリ・スティック、フロッピ(R)・ディスク、パンチカードもしくは命令が記録されている溝内の隆起構造などの機械的に符号化されたデバイス、およびこれらの任意の適切な組合せが含まれる。本明細書で使用されるコンピュータ可読記憶媒体は、電波もしくは他の自由に伝搬する電磁波、導波路もしくは他の伝送媒体を伝搬する電磁波(例えば光ファイバ・ケーブルを通過する光パルス)、または電線を介して伝送される電気信号などの、一過性の信号自体であると解釈されるべきではない。
本明細書に記載のコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体からそれぞれのコンピューティング/処理デバイスにダウンロードすることができ、または、ネットワーク、例えばインターネット、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワーク、または無線ネットワーク、あるいはその組合せを介して、外部コンピュータまたは外部ストレージ・デバイスにダウンロードすることができる。ネットワークは、銅伝送ケーブル、光伝送ファイバ、無線伝送、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイ・コンピュータ、またはエッジ・サーバ、あるいはその組合せを含むことができる。各コンピューティング/処理デバイスにおけるネットワーク・アダプタ・カードまたはネットワーク・インターフェースが、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、それらのコンピュータ可読プログラム命令を、それぞれのコンピューティング/処理デバイス内のコンピュータ可読記憶媒体に格納するために転送する。
本発明の動作を実行するためのコンピュータ可読プログラム命令は、アセンブラ命令、命令セット・アーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、集積回路の構成データ、あるいはSmalltalk(R)、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語および「C」プログラミング言語もしくは同様のプログラミング言語などの手続き型プログラミング言語を含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書かれたソース・コードまたはオブジェクト・コードであってよい。コンピュータ可読プログラム命令は、全体的にユーザのコンピュータ上で、一部がユーザのコンピュータ上で、独立型ソフトウェア・パッケージとして、一部がユーザのコンピュータ上かつ一部がリモート・コンピュータ上で、または全体的にリモート・コンピュータもしくはサーバ上で実行することができる。後者の場合、リモート・コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)もしくはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを使用してインターネットを介して)外部コンピュータに接続することができる。一部の実施形態において、本発明の態様を実行するために、例えば、プログラマブル論理回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、またはプログラマブル・ロジック・アレイ(PLA)を含む電子回路が、コンピュータ可読プログラム命令の状態情報を利用して電子回路をパーソナライズすることにより、コンピュータ可読プログラム命令を実行することができる。
本発明の実施形態による方法、装置(システム)、およびコンピュータ・プログラム製品のフローチャート図またはブロック図あるいはその両方を参照しながら、本発明の態様について本明細書で説明している。フローチャート図またはブロック図あるいはその両方の各ブロック、およびフローチャート図またはブロック図あるいはその両方におけるブロックの組合せは、コンピュータ可読プログラム命令によって実装できることが理解されるだろう。
これらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブル・データ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックに指定される機能/動作を実施する手段を作り出すべく、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブル・データ処理装置のプロセッサに提供されてマシンを作り出すものであってよい。これらのコンピュータ可読プログラム命令は、命令が格納されたコンピュータ可読記憶媒体が、フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックに指定される機能/動作の態様を実施する命令を含んだ製品を含むべく、コンピュータ可読記憶媒体に格納されて、コンピュータ、プログラマブル・データ処理装置、または他のデバイス、あるいはその組合せに特定の方式で機能するように指示できるものであってもよい。
コンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイスで実行される命令が、フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックに指定される機能/動作を実施するように、コンピュータによって実行されるプロセスを作り出すべく、コンピュータ、他のプログラマブル・データ処理装置、または他のデバイスにロードされ、コンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させるものであってもよい。
図中のフローチャートおよびブロック図は、本発明の様々な実施形態によるシステム、方法、およびコンピュータ・プログラム製品の可能な実装形態のアーキテクチャ、機能、および動作を示す。これに関して、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、指定された論理機能を実施するための1つまたは複数の実行可能命令を含む、命令のモジュール、セグメント、または部分を表すことができる。一部の代替実装形態において、ブロックに示す機能を、図示する順序以外で行うことができる。例えば、連続して示す2つのブロックを、実際には略同時に実行することができ、または、関与する機能に応じて、それらのブロックを時として逆の順序で実行することができる。また、ブロック図またはフローチャート図あるいはその両方の各ブロック、およびブロック図またはフローチャート図あるいはその両方におけるブロックの組合せは、指定された機能もしくは動作を実行する、または専用ハードウェア命令とコンピュータ命令との組合せを実行する専用ハードウェア・ベースのシステムによって実装することができることにも留意されたい。
本発明の様々な態様の説明は、例示の目的で提示されているが、網羅的であることも、開示された実施形態に限定することも意図していない。記載された実施形態の範囲および思想から逸脱することなく、多くの変更および変形が当業者に明らかであろう。本明細書で使用される用語は、実施形態の原理、市場で見られる技術に対する実際の応用または技術的改良を最もよく説明するために、または他の当業者が本明細書に記載された実施形態を理解できるようにするために選択された。
100 コンピュータ・システム
101 プロセッサ
101a 中央処理装置(CPU)
101b 中央処理装置(CPU)
101c 中央処理装置(CPU)
102 システム・バス
103 システム・メモリ
104 読み取り専用メモリ(ROM)
105 ランダム・アクセス・メモリ(RAM)
106 入出力(I/O)アダプタ
107 通信アダプタ
108 ハード・ディスク
110 マス・ストレージ
111 ソフトウェア
112 ネットワーク
115 ディスプレイ・アダプタ
116 インターフェース・アダプタ
119 ディスプレイ
121 キーボード
122 マウス
123 スピーカ
200 ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)
210 エンドポイント・デバイス
220 エンドポイント・デバイス
225 リンク、接続リンク、関連リンク
230 ネットワーク・デバイス
402 登録要求
404 ソフトウェア・アプリケーション
406 メモリ
408 エンドポイント・デバイス登録データベース
422 クライアント・アプリケーション
450 輻輳イベント通知、輻輳イベントに関する通知
510 通知の種類
520 ネットワーク識別子、ネットワークID
530 物理/論理識別子、物理ID/論理ID

Claims (14)

  1. コンピュータの情報処理によって、ストレージ・エリア・ネットワーク輻輳のエンドポイント通知を行う方法であって、
    通知を受信するための1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを登録することと、
    登録された前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスについてのエントリをデータベースに格納することであって、前記エントリは、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスが前記ストレージ・エリア・ネットワーク内のハードウェア・コンポーネントに関する通知に対して登録されたことを示す情報を含み、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスの少なくとも1つについての前記エントリは、輻輳セグメントを識別するためのハードウェア・コンポーネントとして特定のブレード・サーバ、ゾーン、およびスイッチの情報を有する、前記格納することと、
    前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを含むストレージ・エリア・ネットワークに関連する輻輳イベントを検出することと、
    前記輻輳イベントにおける情報と、前記エントリにおける前記特定のブレード・サーバ、ゾーン、およびスイッチの情報とを比較することと、
    前記輻輳イベントにおける情報と、前記特定のブレード・サーバ、ゾーン、およびスイッチの情報とが一致する場合、前記通知のために登録された前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスに、前記輻輳イベントに関する通知を送信することと
    を含む、方法。
  2. ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスから通知の要求を受信することであって、前記要求が、前記ストレージ・エリア・ネットワーク内のデバイスの1つまたは複数のネットワーク識別子を含む、前記受信することと、
    前記要求を受信したことに応答して、前記ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のネットワーク識別子をデータベースに格納することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスから通知の要求を受信することであって、前記要求が、前記ストレージ・エリア・ネットワーク内のデバイスの1つまたは複数のポート識別子を含む、前記受信することと、
    前記要求を受信したことに応答して、前記ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のポート識別子をデータベースに格納することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. ネットワーク・デバイスが、制御ユニット・ポートを利用するための前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを登録するように構成されている、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ネットワーク・デバイスが、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスに前記制御ユニット・ポートの利用を許可するように構成されている、請求項に記載の方法。
  6. 前記通知が、共通情報モデル・オブジェクト・マネージャ(CIMOM)を使用して送信されるように構成されている、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の方法。
  7. コンピュータ可読プログラム命令を有するメモリと、
    前記コンピュータ可読プログラム命令を実行するための1つまたは複数のプロセッサと
    を備え、
    前記コンピュータ可読プログラム命令が、
    通知を受信するための1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを登録することと、
    登録された前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスについてのエントリをデータベースに格納することであって、前記エントリは、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスが前記ストレージ・エリア・ネットワーク内のハードウェア・コンポーネントに関する通知に対して登録されたことを示す情報を含み、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスの少なくとも1つについての前記エントリは、輻輳セグメントを識別するためのハードウェア・コンポーネントとして特定のブレード・サーバ、ゾーン、およびスイッチの情報を有する、前記格納することと、
    前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを含むストレージ・エリア・ネットワークに関連する輻輳イベントを検出することと、
    前記輻輳イベントにおける情報と、前記エントリにおける前記特定のブレード・サーバ、ゾーン、およびスイッチの情報とを比較することと、
    前記輻輳イベントにおける情報と、前記特定のブレード・サーバ、ゾーン、およびスイッチの情報とが一致する場合、前記通知のために登録された前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスに、前記輻輳イベントに関する通知を送信することと
    を含む動作を実行するように前記1つまたは複数のプロセッサを制御する、システム。
  8. ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスから通知の要求を受信することであって、前記要求が、前記ストレージ・エリア・ネットワーク内のデバイスの1つまたは複数のネットワーク識別子を含む、前記受信することと、
    前記要求を受信したことに応答して、前記ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のネットワーク識別子をデータベースに格納することと
    をさらに含む、請求項に記載のシステム。
  9. ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスから通知の要求を受信することであって、前記要求が、前記ストレージ・エリア・ネットワーク内のデバイスの1つまたは複数のポート識別子を含む、前記受信することと、
    前記要求を受信したことに応答して、前記ネットワーク・デバイスにより、前記1つまたは複数のポート識別子をデータベースに格納することと
    をさらに含む、請求項に記載のシステム。
  10. ネットワーク・デバイスが、制御ユニット・ポートを利用するための前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスを登録するように構成されている、請求項から請求項までのいずれか1項に記載のシステム。
  11. 前記ネットワーク・デバイスが、前記1つまたは複数のエンドポイント・デバイスに前記制御ユニット・ポートの利用を許可するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記通知が、共通情報モデル・オブジェクト・マネージャ(CIMOM)を使用して送信されるように構成されている、請求項から請求項11までのいずれか1項に記載のシステム。
  13. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータ可読プログラム命令を含む、コンピュータ・プログラム。
  14. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるコンピュータ可読プログラム命令が格納された、コンピュータ可読記憶媒体。
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