JP7741695B2 - アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法

Info

Publication number
JP7741695B2
JP7741695B2 JP2021177592A JP2021177592A JP7741695B2 JP 7741695 B2 JP7741695 B2 JP 7741695B2 JP 2021177592 A JP2021177592 A JP 2021177592A JP 2021177592 A JP2021177592 A JP 2021177592A JP 7741695 B2 JP7741695 B2 JP 7741695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
substituted
hydrogen atom
compound represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021177592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023066792A (ja
Inventor
尚浩 高橋
浩一 中田
拓也 小助川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2021177592A priority Critical patent/JP7741695B2/ja
Priority to US18/047,305 priority patent/US12215065B2/en
Publication of JP2023066792A publication Critical patent/JP2023066792A/ja
Priority to US19/001,802 priority patent/US20250145557A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP7741695B2 publication Critical patent/JP7741695B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C227/00Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C227/14Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof
    • C07C227/16Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof by reactions not involving the amino or carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/68Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
    • C07C209/78Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton from carbonyl compounds, e.g. from formaldehyde, and amines having amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings, with formation of methylene-diarylamines
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/031Organic compounds not covered by group G03F7/029

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

本発明はアリールアミン化合物の製造方法に関する。
有機デバイスに使用される電荷輸送材料の1つとして、製造が容易であり、正孔移動度が高いアリールアミン化合物が知られている。この有機デバイスに使用されるアリールアミン化合物について、様々な機能発現のため種々の置換基を導入するといった手法が採用されている。(特許文献1、2参照)
特許文献1では、水分や放電生成物等に対する親和性を軽減させ、化学的劣化を抑制させる目的で電荷輸送材料をなすアリールアミン化合物の構造中にフッ素原子又は特定のフッ化アルキル基を含有させることが提案されている。
特許文献2では、有機デバイスの膜強度を高くさせ、耐摩耗性および耐傷性を向上させる目的で、電荷輸送材料をなすアリールアミン化合物に連鎖重合性基を導入することが提案されている。この連鎖重合性基としては、取扱の容易さからアクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基が用いられることが多い。これらの基を導入する手法としては、アクリル酸もしくはアクリル酸ハライドと電荷輸送材料をなすアリールアミン化合物のアルコール体とを縮合させて製造する方法が一般的である。
上記電荷輸送材料をなすアリールアミン化合物のアルコール体を得る手法としては、簡便でありかつ汎用的な材料を用いた合成法が提案されている。(特許文献3参照)この手法では、アリールアミン骨格に効率良く炭素鎖を導入することでアルコール体の前駆体を製造する方法が示されている。しかし、ハロゲン化、ヘック反応を経るため製造工程が比較的多くなってしまうという問題がある。また、反応触媒として高価なパラジウム触媒を必要とし、製造にかかるコストが高価になるという課題があった。
特開2018-194794号公報 特開2000-66425号公報 特開2010-248099号公報
Org. Synth. 2012, 89, 210-219 Sugasawa, T.ら J. Am. Chem. Soc. 1978, 100, 4842
塩化アルミニウムなどのルイス酸存在下、芳香族炭化水素に対して、アクリル酸またはアクリル酸エステルなどのα,β-不飽和カルボニル化合物を共役付加させる方法は一般的にフリーデルクラフツ反応と呼ばれている。(非特許文献2参照)この反応は、アリールアミンでは反応しないと考えられている。それはルイス酸とアリールアミンが錯体を形成することで、アリールアミンの電子密度が低下することに起因するためである。
このアリールアミンの電子密度の低下を抑えるために、ルイス酸を過剰量用いてα,β-不飽和カルボニル化合物等の反応物を活性化することが考えられる。しかし、これまでそのような成功例は知られていない。
また、ルイス酸を二種類(例えば、塩化アルミニウムと塩化ホウ素)用いる方法でアリールアミンの電子密度の低下を抑える提案もされている。(非特許文献2参照)しかし、この方法は芳香族アミンのオルト位にアシル化を行う反応であり、α,β-不飽和カルボニル化合物を共役付加させる方法はこれまで知られていなかった。
本開示の一態様は上記の点を鑑み、電荷輸送材料をなすアリールアミン化合物にα,β-不飽和カルボニル置換基を共役付加させアルキルエステル化アリールアミン化合物を製造する方法の提供に向けたものである。
本開示の態様によれば、
異なる二種類のルイス酸の存在下で、下記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、下記式(B)で表される化合物を付加反応させて、下記式(D)の部分構造を含む下記式(C)で表される化合物を製造する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法が提供される。
[式(A)中、Ra1、Ra2、Ra3、Ra4およびRa5は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Ra1、Ra2、Ra3、Ra4、Ra5の内、少なくとも一つは水素原子である。RaAおよびRaBは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
式(B)中、Rb1、Rb2およびRb3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rb4は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、式(A)との結合位置を表す。
式(C)中、Rc1、Rc2、Rc3、Rc4およびRc5は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RcAおよびRcBは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
式(D)中、Rd1、Rd2およびRd3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rd4は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、結合位置を表す。]
本開示の第二の態様によれば、
塩化アルミニウム、臭化アルミニウムおよび三フッ化ホウ素からなる群から選ばれる1つ以上のルイス酸の存在下で、上記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、上記式(B)で表される化合物を付加反応させて、上記式(D)の部分構造を含む上記式(C)で表される化合物を製造する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法が提供される。
本開示の第三の態様によれば、
塩化アルミニウムと三フッ化ホウ素の存在下で、上記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、上記式(B)で表される化合物を付加反応させて、上記式(D)の部分構造を含む上記式(C)で表される化合物を製造する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法が提供される。
本開示の第四の態様によれば、
ルイス酸の存在下で、上記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、上記式(B)で表される化合物を付加反応させて、上記式(D)の部分構造を含む上記式(C)で表される化合物を製造し、上記式(C)で表される化合物の上記式(D)で表される一価の置換基を還元して、下記式(S)で表される置換基へ変換する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法が提供される。
[式(S)中、R s1 、R s2 およびR s3 は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。R s4 は、水素原子、アルキル基、またはアリール基を表す。*は、結合位置を表す。]
本開示の第五の態様によれば、
上記第四の態様により得られた化合物の
記式(S)で表される置換基を修飾して架橋性基を有する下記式(T)で表される置換基へ変換する工程、
得られたアリールアミン化合物を用いて表面層用塗布液を得る工程、
前記表面層用塗布液の塗膜を形成する、工程および
前記塗膜を硬化して表面層を形成する工程
を含むことを特徴とする電子写真感光体の製造方法が提供される。
[式(T)中、Rt1、Rt2およびRt3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rt4は、水素原子、アルキル基、またはアリール基を表す。Rt5、Rt6、Rt7は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。]
本開示の一態様によれば、少ない工程数で電荷輸送材料をなすアリールアミン化合物にα,β-不飽和カルボニル置換基を共役付加させてアルキルエステル化アリールアミン化合物を製造することができる。本開示の製造方法は、ハロゲン化が必要なく、付加体が既に飽和アルキル鎖であるという利点を持つ。そのため、これまでアリールアミン化合物のアルコール体を合成する際の4段階の手法(臭素化、ヘック反応、不飽和結合の還元、エステルの還元)を大幅に簡略でき、2段階(本開示、エステルの還元)の少ない工程数で簡便に製造することが可能になる。また、前記アルキルエステル化アリールアミン化合物を用いた電子写真感光体を製造することができる。
以下に本発明を実施するための形態について説明するが、本開示の範囲はこの形態のみに限定されるものではなく、本開示の趣旨を損ねない範囲で変更されたものも本発明に含まれる。
(1)
本開示の一態様は、ルイス酸の存在下で、下記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、下記式(B)で表される化合物を付加反応させて、
下記式(D)の部分構造を含む下記式(C)で表される化合物を製造することを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法である。
[式(A)中、Ra1、Ra2、Ra3、Ra4およびRa5は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Ra1、Ra2、Ra3、Ra4、Ra5の内、少なくとも一つは水素原子である。RaAおよびRaBは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、オキシカルボニル基を表す。
式(B)中、Rb1、Rb2およびRb3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rb4は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、式(A)との結合位置を表す。
式(C)中、Rc1、Rc2、Rc3、Rc4およびRc5は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RcAおよびRcBは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
式(D)中、Rd1、Rd2およびRd3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rd4は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、結合位置を表す。]
(2)
前記式(A)で表される化合物が、下記式(E)で表される化合物であり、
前記式(C)で表される化合物が、下記式(F)で表される化合物であってもよい。
[式(E)中、Re1、Re2、Re3、Re4、Re5、Re6、Re7、Re8、Re9およびRe10は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Re1、Re2、Re3、Re4、Re5、Re6、Re7、Re8、Re9、Re10の内、少なくとも一つは水素原子を表す。ReAは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
式(F)中、Rf1、Rf2、Rf3、Rf4、Rf5、Rf6、Rf7、Rf8、Rf9およびRf10は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または前記式(D)で表される一価の基を表す。RfAは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。]
(3)
前記式(E)で表される化合物が、下記式(G)で表される化合物であり、
前記式(F)で表される化合物が、下記式(H)で表される化合物であってもよい。
[式(G)中、Rg1、Rg2、Rg3、Rg4、Rg5、Rg6、Rg7、Rg8、Rg9、Rg10、Rg11、Rg12、Rg13、Rg14およびRg15は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rg1、Rg2、Rg3、Rg4、Rg5、Rg6、Rg7、Rg8、Rg9、Rg10、Rg11、Rg12、Rg13、Rg14、Rg15の内、少なくとも一つは水素原子を表す。
式(H)中、Rh1、Rh2、Rh3、Rh4、Rh5、Rh6、Rh7、Rh8、Rh9、Rh10、Rh11、Rh12、Rh13、Rh14およびRh15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または前記式(D)で表される一価の基を表す。]
(4)
(4-1)
前記式(A)中のRa1が水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(C)で表される化合物を製造する、または
(4-2)
前記式(E)のRe1およびRe6の内、少なくとも一つは水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(F)で表される化合物を製造する、または
(4-3)
前記式(G)のRg1、Rg6およびRg11の内、少なくとも一つは水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(H)で表される化合物を製造する
ことが好ましい。
(5)
ルイス酸の存在下で、
前記式(A)で表される化合物の代わりに、下記式(I)で表される化合物を用い、
前記式(C)で表される化合物の代わりに、下記式(J)で表される化合物を用いて、
下記式(I)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子を、前記式(B)で表される化合物に付加反応させて、前記式(D)で表される部分構造を含む下記式(J)で表される化合物を製造してもよい。
[式(I)中、Ri1、Ri2、Ri3、Ri4およびRi5は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Ri1、Ri2、Ri3、Ri4、Ri5の内、少なくとも一つは水素原子である。RiC、RiDおよびRiEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
式(J)中、Rj1、Rj2、Rj3、Rj4およびRj5は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RjC、RjDおよびRjEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
(6)
前記式(I)で表される化合物が、下記式(K)で表される化合物であり、
前記式(J)で表される化合物が、下記式(L)で表される化合物であってもよい。
[式(K)中、Rk1、Rk2、Rk3、Rk4、Rk5、Rk6、Rk7、Rk8、Rk9およびRk10は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rk1、Rk2、Rk3、Rk4、Rk5、Rk6、Rk7、Rk8、Rk9、Rk10の内、少なくとも一つは水素原子である。RkCおよびRkDは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
式(L)中、Rl1、Rl2、Rl3、Rl4、Rl5、Rl6、Rl7、Rl8、Rl9およびRl10は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RlCおよびRlDは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
(7)
前記式(I)で表される化合物が、下記式(M)で表される化合物であり、
前記式(J)で表される化合物が、下記式(N)で表される化合物であってもよい。
[式(M)中、Rm1、Rm2、Rm3、Rm4、Rm5、Rm6、Rm7、Rm8、Rm9およびRm10は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rm1、Rm2、Rm3、Rm4、Rm5、Rm6、Rm7、Rm8、Rm9、Rm10の内、少なくとも一つは水素原子である。RmDおよびRmEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
式(N)中、Rn1、Rn2、Rn3、Rn4、Rn5、Rn6、Rn7、Rn8、Rn9およびRn10は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RnDおよびRnEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
(8)
前記式(K)で表される化合物が、下記式(O)で表される化合物であり、
前記式(L)で表される化合物が、下記式(P)で表される化合物であってもよい。
[式(O)中、Ro1、Ro2、Ro3、Ro4、Ro5、Ro6、Ro7、Ro8、Ro9、Ro10、Ro11、Ro12、Ro13、Ro14およびRo15は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Ro1、Ro2、Ro3、Ro4、Ro5、Ro6、Ro7、Ro8、Ro9、Ro10、Ro11、Ro12、Ro13、Ro14、Ro15の内、少なくとも一つは水素原子である。RoDは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは置換もしくは無置換のアリーレン基、置換または無置換のヘテロアリーレン基を表す。
式(P)中、Rp1、Rp2、Rp3、Rp4、Rp5、Rp6、Rp7、Rp8、Rp9、Rp10、Rp11、Rp12、Rp13、Rp14およびRp15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RpDは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
(9)
前記式(O)で表される化合物が、下記式(Q)で表される化合物であり、
前記式(P)で表される化合物が、下記式(R)で表される化合物であってもよい。
[式(Q)中、Rq1、Rq2、Rq3、Rq4、Rq5、Rq6、Rq7、Rq8、Rq9、Rq10、Rq11、Rq12、Rq13、Rq14、Rq15、Rq16、Rq17、Rq18、Rq19およびRq20は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rq1、Rq2、Rq3、Rq4、Rq5、Rq6、Rq7、Rq8、Rq9、Rq10、Rq11、Rq12、Rq13、Rq14、Rq15、Rq16、Rq17、Rq18、Rq19、Rq20の内、少なくとも一つは水素原子である。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
式(R)中、Rr1、Rr2、Rr3、Rr4、Rr5、Rr6、Rr7、Rr8、Rr9、Rr10、Rr11、Rr12、Rr13、Rr14、Rr15、Rr16、Rr17、Rr18、Rr19およびRr20は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または前記式(4)で表される一価の基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
(10)
(10-1)
前記式(I)のRi1は水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(J)で表される化合物を製造する、または、
(10-2)
前記式(K)のRk1およびRk6の内、少なくとも一つは水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子を選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(L)で表される化合物を製造する、または、
(10-3)
前記式(M)のRm1およびRm6の内、少なくとも一つは水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(N)で表される化合物を製造する、または、
(10-4)
前記式(O)のRo1、Ro6およびRo11の内、少なくとも一つは水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(P)で表される化合物を製造する、または、
(10-5)
前記式(Q)のRq1、Rq6、Rq11およびRq16の内、少なくとも一つは水素原子であり、
該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(R)で表される化合物を製造する
ことが好ましい。
(11)
(1)~(10)のいずれかの製造方法において使用したルイス酸と同当量のアルコールを加えることが好ましい。
(12)
前記アルコールとして、炭素数4以下の1価のアルコールまたは炭素数4以下の2価のアルコールを加えることが好ましい。
(13)
前記ルイス酸として、塩化アルミニウム、臭化アルミニウムおよび三フッ化ホウ素からなる群から選ばれる1つ以上のルイス酸を用いることが好ましい。
(14)
前記ルイス酸として、異なる二種類のルイス酸を加えることが好ましい。
(15)
前記ルイス酸として、塩化アルミニウムと三フッ化ホウ素とを加えることが好ましい。
(16)
(1)~(15)のいずれか1項に記載の製造方法により、前記式(C)、前記式(F)、前記式(H)、前記式(J)、前記式(L)、前記式(N)、前記式(P)または前記式(R)で表される化合物を製造し、
該化合物の式(D)で表される一価の置換基を還元して、下記式(S)で表される置換基へ変換してもよい。
[式(S)中、Rs1、Rs2およびRs3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rs4は、水素原子、アルキル基、またはアリール基を表す。*は、結合位置を表す。]
(17)
(16)に記載の製造方法により得られた該化合物の式(S)で表される置換基を修飾して架橋性基を有する下記式(T)で表される置換基へ変換してもよい。
[式(T)中、Rt1、Rt2およびRt3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rt4は、水素原子、アルキル基、またはアリール基を表す。Rt5、Rt6、Rt7は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。]
(18)
前記(17)に記載の製造方法により上記式(T)で表される置換基を含むアリールアミン化合物を得る工程、
得られたアリールアミン化合物を用いて表面層用塗布液を得る工程、
前記表面層用塗布液の塗膜を形成する工程、および
前記塗膜を硬化して表面層を形成する工程
を含む製造方法によって電子写真感光体を製造することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
まず、本発明の製造方法において、上記反応の進行を可能としたルイス酸について説明する。ルイス酸としては、以下のものが挙げられる。AlCl、AlBr、AlF、BF・OEt、BCl、BBr、GaCl、GaBr、InCl、InBr、In(OTf)、SnCl、SnBr、AgOTf、ScCl、Sc(OTf)、ZnCl、ZnBr、Zn(OTf)、MgCl、MgBr、Mg(OTf)、LiOTf、NaOTf、KOTf、MeSiOTf、Cu(OTf)、CuCl、YCl、Y(OTf)、TiCl、TiBr、ZrCl、ZrBr、FeCl、FeBr、CoCl、CoBrなど。中でもAlCl、AlBr、BF・OEt、BClが好ましい。
添加量としては、ルイス酸とアリールアミンが錯体を形成し反応性が低下してしまうことを考慮して、アリールアミンに含まれる窒素原子の数と反応点の数以上の当量を添加することが望ましい。例えば、(A)、(E)、(G)のモノアミンでは、窒素原子は1つであるため、反応点が1つの場合では、2当量以上、反応点が2つの場合は3当量以上加えることが望ましいことになる。また、(I)、(K)、(M)、(O)、(Q)のビスアミンでは、窒素原子は2つであるため、反応点が1つの場合では、3当量以上、反応点が2つの場合は4当量以上加えることが望ましいことになる。
また、反応性向上のため、異なるルイス酸を組み合わせて用いてもよい。異なるルイス酸の組み合わせとしては特に限定されないがAlClとBF・OEtが望ましい。この際、異なるルイス酸の添加量の比率に関しては、特に限定されないが同当量使用することが望ましい。
本発明において、上記反応は無溶媒での実施は可能であるが、溶媒を用いることが好ましい。溶媒としては特に限定されないが、芳香族系溶媒(トルエン、キシレン、クロロベンゼン、オルトジクロロベンゼン、ニトロベンゼン、メシチレン等)、炭化水素系溶媒(ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、テルピノレン等)、ハロゲン系炭化水素溶媒(ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム等)を用いるのが好ましい。また、複数の溶媒を組み合わせて用いてもよい。
本発明において、反応性向上のために添加剤としてアルコールを添加することが可能である。アルコールとしては、特に限定されないが、反応性の観点から炭素数4以下の1価のアルコールまたは炭素数4以下の2価のアルコールが望ましい(例えば、メタノール、エタノール、1-プロパノール、1-ブタノール、2-プロパノール、2-ブタノール、t―ブタノール、エチレングリコールなどが挙げられる。)
アルコールの添加量としては、特に限定されないが、1価のアルコールを用いる場合、反応性の観点から、上記反応で用いたルイス酸と同当量使用することが望ましい。また2価のアルコールを用いる場合は使用したルイス酸の半分の当量を使用することが望ましい。
続いて、上記式(A)、(C)、(E)、(F)、(G)、(H)、(I)、(J)、(K)、(L)、(M)(N)、(O)、(P)、(Q)および(R)について説明する。
上記化合物に含まれるアルキル基としては、以下のものが挙げられる。メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、n-ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert-ペンチル基、シクロペンチル基、n-ヘキシル基、1-メチルペンチル基、4-メチル-2-ペンチル基、3,3-ジメチルブチル基、2-エチルブチル基、シクロヘキシル基、1-メチルヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、4-tert-ブチルシクロヘキシル基等。
アリール基としては、フェニル基、ビフェニリル基、ナフチル基、フルオレニル基、アントラセニル基、フェナントレニル基、フルオランテニル基、ピレニル基、トリフェニレニル基等が挙げられる。さらに、アリール基は、これら共役構造を有する縮合多環構造が直接、または共役二重結合基を介して連なった構造の化合物であってもよい。
ヘテロアリール基としては、フラニル基、チオフェニル基、ベンゾフラニル基、ジベンゾフラニル基、イミダゾリル基、ピリジル基、キノリル基等が挙げられる。
アリーレン基としては、フェニレン基、ビフェニリレン基、ナフチレン基、フルオレニレン基、アントラセニレン基、フェナントレニレン基、フルオランテニレン基、ピレニレン基、トリフェニレニレン基等が挙げられる。
アリーレン基としては、フラニレン基、チオフェニレン基、ベンゾフラニレン基、ジベンゾフラニレン基、イミダゾリレン基、ピリジレン基、キノリレン基等が挙げられる。
アシル基としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ベンゾイル基等が挙げられる。
オキシカルボニル基としては、カルボニル基とアルコキシ基が結合した置換基であり、カルボン酸とそこから誘導されるエステルを表す。具体的には、以下のものが挙げられる。メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、イソプロピルオキシカルボニル基、1-ブチルオキシカルボニル基、2-ブチルオキシカルボニル基、tert-ブチルオキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基等。
続いて、上記式(B)について説明する。式(B)中、Rb1、Rb2およびRb3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rb4は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。特にアルコキシ基が好ましい。以下に、この具体例を示すが、本発明が下記の例示化合物に限られるわけではない。なお、Meはメチル基、Etはエチル基、Buはブチル基、Phはフェニル基を示す。
本発明において、反応温度は特に限定されないが、0℃から100℃以内であることが好ましい。100℃以上の温度では、反応性の低下が見られることがある。式(B)で表されるα,β-不飽和カルボニル化合物(アクリル化合物等)の重合や分解等の副反応が進行してしまい、反応性が著しく低下するためと考えられる。
反応時間としては特に限定されないが、通常では30分間~24時間の範囲で行なわれる。
反応条件としては、大気下もしくは不活性雰囲気(窒素やアルゴン等の希ガス)下で行うことができる。
反応の停止には、氷水を添加するか4℃程度まで冷やした水酸化ナトリウム等の塩基で中和を行ってもよい。
反応の後処理として、各種の精製操作を行なってもよい。抽出、カラム精製、蒸留、昇華精製、再結晶等を適宜用いることができる。
本発明の製造方法で得られる式(C)、(F)、(H)、(J)、(L)、(N)、(P)または(R)で表される化合物は、還元反応により式(S)で表される化合物へと変換が可能になる。還元剤としては、特に限定されないが以下のものが挙げられる。水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カルシウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化トリエチルホウ素リチウム、水素化ジイソブチルアルミニウム、水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム等。
式(S)で表される化合物は架橋性基を有する電荷輸送材料の反応中間体として有用である。すなわち、該アルコール置換基に架橋性基を有する化合物を結合させ、架橋性基を有する式(T)で表されるアリールアミン化合物とすることができる。式(T)で表される化合物は、溶媒に溶解して塗布液の塗膜を形成し、この塗膜を乾燥および/又は硬化させることによって電荷輸送層を形成することが可能である。重合性基としては、スチリル基、ビニル基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基等のラジカル重合性の官能基が挙げられる。
塗膜を硬化させる方法としては、熱、光(紫外線等)、又は、放射線(電子線等)を用いて重合させる方法が挙げられる。これらの中でも、放射線が好ましく、放射線の中でも電子線がより好ましい。
以下、具体的な実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれに限定して解釈されるものではない。
〔実施例1〕
下記反応式1で示される反応によりビスアルキルエステル化-化合物1の合成を行った。
窒素雰囲気下、フラスコにジブチルヒドロキシトルエンを1粒、塩化アルミニウムを2.44g(18.3mmol)、トルエンを7.30mL加え、4℃以下に冷却した。
ここにアクリル酸ブチルを2.62mL(18.3mmol)加え、10分程攪拌した。
ここに、0.5g(1.83mmol)のジフェニル3,4-キシリジン(化合物1)を加え、反応液を75℃まで加熱し、24時間攪拌した。
得られた反応液を4℃以下まで冷却し、水酸化ナトリウム水溶液を用いて中和を行った。
ここに酢酸エチル30mLを加え抽出を行なった。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン/メタノール=97/3)で精製することで、白褐色の粘性体として、ビスアルキルエステル化-化合物1を0.485g(収率50%)得た。
得られた化合物のHPLC測定結果は、溶出時間10.3分(メタノール/水=90/10展開溶媒、吸収波長300nmで検出)であり、LC-MSの結果は次のとおりだった。m/z: 530.3(イオン化法:APCI [M+1] 1H付加体)
ビスアルキルエステル化-化合物1のHPLC面積百分率値は68%であった。
〔実施例2~4〕
実施例1において塩化アルミニウムとアクリル酸ブチルの使用量を変えた以外は、実施例1と同様の方法で操作を行った。
実施例1~4の結果を表1に示す。
実施例3、4では24時間後、微量ながらも反応は進行していることが確認された。表1に示す結果から、ルイス酸(ここでは塩化アルミニウム)とアクリル酸エステルが過剰量存在すると反応性が向上することが分かる。
〔実施例5〕
(アルコール添加による反応性向上)
下記反応式2で示される反応によりビスアルキルエステル化-化合物1の合成を行った。
窒素雰囲気下、フラスコにジブチルヒドロキシトルエンを1粒、塩化アルミニウムを2.44g(18.3mmol)、トルエンを7.30mL加え、4℃以下に冷却した。
ここに1-ブタノールを1.67mL(18.3mmol)を加え塩化アルミニウムが溶解するまで10分程攪拌した。
ここにアクリル酸ブチルを2.62mL(18.3mmol)加え、反応液が薄い赤色になるまで5分程攪拌した。
続いて、0.5g(1.83mmol)のジフェニル3,4-キシリジン(化合物1)を加え、反応液を75℃まで加熱し、6時間攪拌した。
得られた反応液を4℃以下まで冷却し、水酸化ナトリウム水溶液を用いて中和を行った。
ここに酢酸エチル30mLを加え抽出を行なった。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン/メタノール=97/3)で精製することで、白褐色の粘性体として、ビスアルキルエステル化-化合物1を0.475g(収率49%)得た。
ビスアルキルエステル化-化合物1のHPLC面積百分率値は69%であった。
〔実施例6~10〕
実施例5において、添加するアルコールの種類、添加量、温度、反応時間を変えた以外は、実施例5と同様の方法で操作を行った。
実施例5~10の結果を表2に示す。
表2に示す実施例5と表1に示す実施例1とを比較すると、1-ブタノールを添加することで反応時間が24.0時間から6.0時間に短縮されたことが分かる。収率としても、ほぼ同等であることが確認された。また、1価のアルコールを用いる場合(ここでは1-ブタノール)、ルイス酸(ここでは塩化アルミニウム)と同当量添加することがよいことが分かる。また、二価のアルコール(ここではエチレングリコール)でも同等の反応性を示すことが分かる。
実施例10では目的物の生成が少なくなっていることから、アルコールの炭素数が増えるほど反応性の低下がみられる傾向が示唆された。
〔実施例11〕
(α,β-不飽和カルボニル化合物(式(B))の種類変更)
下記反応式3で示される反応によりビスアルキルエステル化-化合物2の合成を行った。
窒素雰囲気下、フラスコにジブチルヒドロキシトルエンを1粒、塩化アルミニウムを2.44g(18.3mmol)、トルエンを7.30mL加え、4℃以下に冷却した。
ここにエタノールを1.07mL(18.3mmol)を加え10分程攪拌した。
ここにアクリル酸エチルを1.99mL(18.3mmol)加え5分程攪拌した。
続いて、0.5g(1.83mmol)のジフェニル3,4-キシリジン(化合物1)を加え、反応液を75℃まで加熱し、6時間攪拌した。
得られた反応液を4℃以下まで冷却し、水酸化ナトリウム水溶液を用いて中和を行った。
ここに酢酸エチル30mLを加え抽出を行なった。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン/メタノール=97/3)で精製することで、白褐色の粘性体として、ビスアルキルエステル化-化合物2を0.451g(収率52%)得た。
得られた化合物のHPLC測定結果は、溶出時間6.9分(メタノール/水=90/10展開溶媒、吸収波長300nmで検出)であり、LC-MSの結果は次のとおりだった。m/z: 474.3(イオン化法:APCI [M+1] 1H付加体)
〔実施例12〕
(ルイス酸の変更)
下記反応式4で示される反応によりビスアルキルエステル化-化合物1の合成を行った。
窒素雰囲気下、フラスコにジブチルヒドロキシトルエンを1粒、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体を5.02mL(18.3mmol)、トルエンを7.30mL加え、4℃以下に冷却した。
ここにアクリル酸ブチルを2.62mL(18.3mmol)加え、10分程攪拌した。
ここに、0.5g(1.83mmol)のジフェニル3,4-キシリジン(化合物1)を加え、反応液を100℃まで加熱し、7時間攪拌した。
得られた反応液を4℃以下まで冷却し、水酸化ナトリウム水溶液を用いて中和を行った。
ここに酢酸エチル30mLを加え抽出を行なった。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン/メタノール=97/3)で精製することで、白褐色の粘性体として、ビスアルキルエステル化-化合物1を0.233g(収率24%)得た。
ビスアルキルエステル化-化合物1のHPLC面積百分率値は24%であった。
〔実施例13、14〕
実施例12において、ルイス酸の種類を表3に示すように変更した以外は、実施例12と同様の方法で操作を行った。
〔比較例1、2〕
実施例12において、ルイス酸を表3に示すブレンステッド酸に変更した以外は実施例12と同様の方法で操作を行った。
実施例12~14、比較例1、2の結果を表3に示す。
実施例13、14では微量ながらも目的物の生成は確認された。
比較例1、2では7時間反応させたが、ほぼ100%の原料回収となり反応が進行しないことが確認された。本発明の製造方法はブレンステッド酸の存在下では進行せず、ルイス酸の存在下で進行することが分かる。
〔実施例15〕
(複数のルイス酸を組み合わせて反応性を向上)
下記反応式5で示される反応によりビスアルキルエステル化-化合物2の合成を行った。
窒素雰囲気下、フラスコにジブチルヒドロキシトルエンを1粒、トルエンを7.30mL加え、4℃以下に冷却した。
ここに塩化アルミニウムを0.537g(4.03mmol)、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体を1.1mL(4.03mmol)、アクリル酸エチルを0.438mL(4.03mmol)を加え10分程攪拌した。
ここに、0.5g(1.83mmol)のジフェニル3,4-キシリジン(化合物1)を加え、反応液を室温で7時間攪拌した。
得られた反応液を4℃以下まで冷却し、水酸化ナトリウム水溶液を用いて中和を行った。
ここに酢酸エチル30mLを加え抽出を行なった。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン/メタノール=97/3)で精製することで、白褐色の粘性体として、ビスアルキルエステル化-化合物2を0.537g(収率62%)得た。
三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体と塩化アルミニウムを添加することで反応性が大幅に増加することが明らかになった。この二種類のルイス酸を混ぜることにより、系内で三塩化ホウ素が一定量生成され、これがアリールアミンの電子密度低下を抑制することで反応性が向上したためと考えられる。
(原料のアリールアミンの変更)
〔実施例16〕
下記反応式6で示される反応によりモノアルキルエステル化-化合物3の合成を行った。
窒素雰囲気下、フラスコにジブチルヒドロキシトルエンを1粒、トルエンを44.0mL加え、4℃以下に冷却した。
ここに塩化アルミニウムを7.32g(54.9mmol)、1-ブタノールを5.02mL(54.9mmol)を加え10分程攪拌した。
ここにアクリル酸ブチルを7.87mL(54.9mmol)加え5分程攪拌した。
続いて、3.0g(11.0mmol)の4-メチル-N-フェニル-N-(p-トリル)アニリン(化合物2)を加え、反応液を75℃まで加熱し、7時間攪拌した。
得られた反応液を4℃以下まで冷却し、水酸化ナトリウム水溶液を用いて中和を行った。
ここに酢酸エチル120mLを加え抽出を行なった。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン)で精製することで、白褐色の粘性体として、モノアルキルエステル化-化合物3を4.14g(収率94%)得た。
得られた化合物のHPLC測定結果は、溶出時間8.1分(メタノール/水=90/10展開溶媒、吸収波長300nmで検出)であり、LC-MSの結果は次のとおりだった。m/z: 401.2(イオン化法:APCI [M+1] 1H付加体)
〔実施例17~20〕
下記化合物3~6を用いて実施例16と同様の手法で反応を行った。目的物の生成はHPLCおよびLC-MSで確認した。原料のアリールアミンはそれぞれ0.5g用いて反応を行い、アクリル酸ブチル、塩化アルミニウムおよび1-ブタノールの使用量は、アリールアミンに対して5当量~20当量加え、反応温度は100℃で行った。
実施例17~20の結果を表4に示す。
〔実施例21〕
(還元反応)
下記反応式7で示される反応によりビスアルコール化-化合物8の合成を行った。
大気雰囲気下、フラスコにビスアルキルエステル化-化合物2を450mg、エタノールを5mL、塩化カルシウムを421mg加え、反応液を還流させた。
ここに水素化ホウ素ナトリウム287mgを30分間かけて数回に分けて添加した。その後、反応液を還流条件下で3時間攪拌した。得られた反応液を4℃以下まで冷却し、塩化水素水溶液を用いて中和を行った。ここに酢酸エチル30mLを加え抽出を行なった。集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘプタン=1/2)で精製することで、白色の固体としてビスアルコール化-化合物8を303mg(収率82%)得た。
〔実施例22〕
(アクリル化反応)
下記反応式8で示される反応によりビスアクリル化-化合物9の合成を行った。
大気雰囲気下、フラスコにビスアルコール化-化合物8を914mg、トルエンを3.6mL、4-メトキシフェノール(MEHQ)を3mg、アクリル酸を0.4mL、p-トルエンスルホン酸一水和物(PTSA)を45mg加えた。この反応液を還流条件下で3時間攪拌した。
得られた反応液を室温まで冷却し、水を添加した。ここにトルエン10mLを加え抽出を行なった。抽出は水層をトルエンで3回、有機層を水で2回洗浄した。
集めた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン)で精製することで、白褐色の粘性体として、ビスアクリル化-化合物9を692mg(収率59%)得た。
〔実施例23〕
(電子写真感光体の製造)
本実施例で示される部とは質量部のことを示す。
実施例22で得られたビスアクリル化-化合物9で示される化合物4部を、テトラヒドロフラン100部に溶解させて保護層用塗布液(表面層用塗布液)を調製した。この保護層用塗布液を正孔輸送層上にスプレー塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を10分間50℃で乾燥させ、電子線照射と加熱による重合硬化処理を行った。次に、上記アルミニウムシリンダーを大気雰囲気に取り出し、さらに10分間100℃で加熱することによって、膜厚5μmの保護層(表面層)を形成した。

Claims (15)

  1. 異なる二種類のルイス酸の存在下で、下記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、下記式(B)で表される化合物を付加反応させて、下記式(D)の部分構造を含む下記式(C)で表される化合物を製造する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(A)中、Ra1、Ra2、Ra3、Ra4およびRa5は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Ra1、Ra2、Ra3、Ra4、Ra5の内、少なくとも一つは水素原子である。RaAおよびRaBは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(B)中、Rb1、Rb2およびRb3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rb4は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、式(A)との結合位置を表す。
    式(C)中、Rc1、Rc2、Rc3、Rc4およびRc5は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RcAおよびRcBは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(D)中、Rd1、Rd2およびRd3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rd4は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、結合位置を表す。]
  2. 前記式(A)で表される化合物が、下記式(E)で表される化合物であり、
    前記式(C)で表される化合物が、下記式(F)で表される化合物である
    請求項1に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(E)中、Re1、Re2、Re3、Re4、Re5、Re6、Re7、Re8、Re9およびRe10は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Re1、Re2、Re3、Re4、Re5、Re6、Re7、Re8、Re9、Re10の内、少なくとも一つは水素原子を表す。ReAは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(F)中、Rf1、Rf2、Rf3、Rf4、Rf5、Rf6、Rf7、Rf8、Rf9およびRf10は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または前記式(D)で表される一価の基を表す。RfAは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。]
  3. 前記式(E)で表される化合物が、下記式(G)で表される化合物であり、
    前記式(F)で表される化合物が、下記式(H)で表される化合物である
    請求項2に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(G)中、Rg1、Rg2、Rg3、Rg4、Rg5、Rg6、Rg7、Rg8、Rg9、Rg10、Rg11、Rg12、Rg13、Rg14およびRg15は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rg1、Rg2、Rg3、Rg4、Rg5、Rg6、Rg7、Rg8、Rg9、Rg10、Rg11、Rg12、Rg13、Rg14、Rg15の内、少なくとも一つは水素原子を表す。
    式(H)中、Rh1、Rh2、Rh3、Rh4、Rh5、Rh6、Rh7、Rh8、Rh9、Rh10、Rh11、Rh12、Rh13、Rh14およびRh15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または前記式(D)で表される一価の基を表す。]
  4. 前記式(A)中のRa1が水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(C)で表される化合物を製造する、または、
    前記式(E)のRe1およびRe6の内、少なくとも一つは水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(F)で表される化合物を製造する、または、
    前記式(G)のRg1、Rg6およびRg11の内、少なくとも一つは水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(H)で表される化合物を製造する
    請求項1~3のいずれか1項に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
  5. 前記式(A)で表される化合物の代わりに、下記式(I)で表される化合物を用い、
    前記式(C)で表される化合物の代わりに、下記式(J)で表される化合物を用いて、
    下記式(I)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子を、前記式(B)で表される化合物に付加反応させて、前記式(D)で表される部分構造を含む下記式(J)で表される化合物を製造する、
    請求項1に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(I)中、Ri1、Ri2、Ri3、Ri4およびRi5は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Ri1、Ri2、Ri3、Ri4、Ri5の内、少なくとも一つは水素原子である。RiC、RiDおよびRiEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
    式(J)中、Rj1、Rj2、Rj3、Rj4およびRj5は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RjC、RjDおよびRjEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
  6. 前記式(I)で表される化合物が、下記式(K)で表される化合物であり、
    前記式(J)で表される化合物が、下記式(L)で表される化合物である
    請求項5に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(K)中、Rk1、Rk2、Rk3、Rk4、Rk5、Rk6、Rk7、Rk8、Rk9およびRk10は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rk1、Rk2、Rk3、Rk4、Rk5、Rk6、Rk7、Rk8、Rk9、Rk10の内、少なくとも一つは水素原子である。RkCおよびRkDは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
    式(L)中、Rl1、Rl2、Rl3、Rl4、Rl5、Rl6、Rl7、Rl8、Rl9およびRl10は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RlCおよびRlDは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
  7. 前記式(I)で表される化合物が、下記式(M)で表される化合物であり、
    前記式(J)で表される化合物が、下記式(N)で表される化合物である
    請求項5に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(M)中、Rm1、Rm2、Rm3、Rm4、Rm5、Rm6、Rm7、Rm8、Rm9およびRm10は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rm1、Rm2、Rm3、Rm4、Rm5、Rm6、Rm7、Rm8、Rm9、Rm10の内、少なくとも一つは水素原子である。RmDおよびRmEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
    式(N)中、Rn1、Rn2、Rn3、Rn4、Rn5、Rn6、Rn7、Rn8、Rn9およびRn10は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RnDおよびRnEは、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
  8. 前記式(K)で表される化合物が、下記式(O)で表される化合物であり、
    前記式(L)で表される化合物が、下記式(P)で表される化合物である
    請求項6に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(O)中、Ro1、Ro2、Ro3、Ro4、Ro5、Ro6、Ro7、Ro8、Ro9、Ro10、Ro11、Ro12、Ro13、Ro14およびRo15は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Ro1、Ro2、Ro3、Ro4、Ro5、Ro6、Ro7、Ro8、Ro9、Ro10、Ro11、Ro12、Ro13、Ro14、Ro15の内、少なくとも一つは水素原子である。RoDは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
    式(P)中、Rp1、Rp2、Rp3、Rp4、Rp5、Rp6、Rp7、Rp8、Rp9、Rp10、Rp11、Rp12、Rp13、Rp14およびRp15は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。RpDは、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
  9. 前記式(O)で表される化合物が、下記式(Q)で表される化合物であり、
    前記式(P)で表される化合物が、下記式(R)で表される化合物である
    請求項8に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(Q)中、Rq1、Rq2、Rq3、Rq4、Rq5、Rq6、Rq7、Rq8、Rq9、Rq10、Rq11、Rq12、Rq13、Rq14、Rq15、Rq16、Rq17、Rq18、Rq19およびRq20は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。Rq1、Rq2、Rq3、Rq4、Rq5、Rq6、Rq7、Rq8、Rq9、Rq10、Rq11、Rq12、Rq13、Rq14、Rq15、Rq16、Rq17、Rq18、Rq19、Rq20の内、少なくとも一つは水素原子である。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。
    式(R)中、Rr1、Rr2、Rr3、Rr4、Rr5、Rr6、Rr7、Rr8、Rr9、Rr10、Rr11、Rr12、Rr13、Rr14、Rr15、Rr16、Rr17、Rr18、Rr19およびRr20は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または前記式(4)で表される一価の基を表す。Arは、置換もしくは無置換のアリーレン基、または置換もしくは無置換のヘテロアリーレン基を表す。]
  10. 前記式(I)のRi1は水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(J)で表される化合物を製造する、または、
    前記式(K)のRk1およびRk6の内、少なくとも一つは水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子を選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(L)で表される化合物を製造する、または、
    前記式(M)のRm1およびRm6の内、少なくとも一つは水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(N)で表される化合物を製造する、または、
    前記式(O)のRo1、Ro6およびRo11の内、少なくとも一つは水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(P)で表される化合物を製造する、または、
    前記式(Q)のRq1、Rq6、Rq11およびRq16の内、少なくとも一つは水素原子であり、
    該水素原子が結合した炭素原子に選択的に、前記式(B)で表される化合物を付加させて、前記式(D)で表される化合物を導入し、前記式(R)で表される化合物を製造する
    請求項5~9のいずれか1項に記載のアリールアミン化合物の製造方法。
  11. 化アルミニウム、臭化アルミニウムおよび三フッ化ホウ素からなる群から選ばれる1つ以上のルイス酸の存在下で、下記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、下記式(B)で表される化合物を付加反応させて、下記式(D)の部分構造を含む下記式(C)で表される化合物を製造する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(A)中、R a1 、R a2 、R a3 、R a4 およびR a5 は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。R a1 、R a2 、R a3 、R a4 、R a5 の内、少なくとも一つは水素原子である。R aA およびR aB は、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(B)中、R b1 、R b2 およびR b3 は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。R b4 は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、式(A)との結合位置を表す。
    式(C)中、R c1 、R c2 、R c3 、R c4 およびR c5 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。R cA およびR cB は、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(D)中、R d1 、R d2 およびR d3 は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。R d4 は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、結合位置を表す。]
  12. 化アルミニウムと三フッ化ホウ素の存在下で、下記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、下記式(B)で表される化合物を付加反応させて、下記式(D)の部分構造を含む下記式(C)で表される化合物を製造する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(A)中、R a1 、R a2 、R a3 、R a4 およびR a5 は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。R a1 、R a2 、R a3 、R a4 、R a5 の内、少なくとも一つは水素原子である。R aA およびR aB は、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(B)中、R b1 、R b2 およびR b3 は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。R b4 は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、式(A)との結合位置を表す。
    式(C)中、R c1 、R c2 、R c3 、R c4 およびR c5 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。R cA およびR cB は、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(D)中、R d1 、R d2 およびR d3 は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。R d4 は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、結合位置を表す。]
  13. ルイス酸の存在下で、下記式(A)で表される化合物のベンゼン環上の水素原子が結合した炭素原子に、下記式(B)で表される化合物を付加反応させて、下記式(D)の部分構造を含む下記式(C)表される化合物を製造し、下記式(C)で表される化合物の前記式(D)で表される一価の置換基を還元して、下記式(S)で表される置換基へ変換する、ことを特徴とするアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(A)中、R a1 、R a2 、R a3 、R a4 およびR a5 は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。R a1 、R a2 、R a3 、R a4 、R a5 の内、少なくとも一つは水素原子である。R aA およびR aB は、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(B)中、R b1 、R b2 およびR b3 は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。R b4 は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、式(A)との結合位置を表す。
    式(C)中、R c1 、R c2 、R c3 、R c4 およびR c5 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、または式(D)で表される一価の基を表す。R cA およびR cB は、それぞれ独立に、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、アシル基、またはオキシカルボニル基を表す。
    式(D)中、R d1 、R d2 およびR d3 は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。R d4 は、水素原子、ヒドロキシ基、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換のアミノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または置換もしくは無置換のアリールオキシ基を表す。*は、結合位置を表す。]
    [式(S)中、Rs1、Rs2およびRs3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rs4は、水素原子、アルキル基、またはアリール基を表す。*は、結合位置を表す。]
  14. 請求項13に記載の製造方法により得られた化合物の前記式(S)で表される置換基を修飾して架橋性基を有する下記式(T)で表される置換基へ変換するアリールアミン化合物の製造方法。
    [式(T)中、Rt1、Rt2およびRt3は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。Rt4は、水素原子、アルキル基、またはアリール基を表す。Rt5、Rt6、Rt7は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。]
  15. 請求項14に記載の製造方法により記式(T)で表される置換基を含むアリールアミン化合物を得る工程、
    得られたアリールアミン化合物を用いて表面層用塗布液を得る工程、
    前記表面層用塗布液の塗膜を形成する工程、および
    前記塗膜を硬化して表面層を形成する工程
    を含む、ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
JP2021177592A 2021-10-29 2021-10-29 アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法 Active JP7741695B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021177592A JP7741695B2 (ja) 2021-10-29 2021-10-29 アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法
US18/047,305 US12215065B2 (en) 2021-10-29 2022-10-18 Methods for producing arylamine compound and electrophotographic photosensitive member
US19/001,802 US20250145557A1 (en) 2021-10-29 2024-12-26 Methods for producing arylamine compound and electrophotographic photosensitive member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021177592A JP7741695B2 (ja) 2021-10-29 2021-10-29 アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023066792A JP2023066792A (ja) 2023-05-16
JP7741695B2 true JP7741695B2 (ja) 2025-09-18

Family

ID=86146930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021177592A Active JP7741695B2 (ja) 2021-10-29 2021-10-29 アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US12215065B2 (ja)
JP (1) JP7741695B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000143786A (ja) 1998-11-11 2000-05-26 Fuji Xerox Co Ltd 電荷輸送性ポリエステルおよびそれを用いた有機電子デバイス
WO2001027145A1 (en) 1999-10-08 2001-04-19 The Scripps Research Institute Antibody catalysis of enantio- and diastereo-selective aldol reactions
JP2010248099A (ja) 2009-04-13 2010-11-04 Fujifilm Corp トリアリールアミン化合物の製造方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4011791B2 (ja) 1998-06-12 2007-11-21 キヤノン株式会社 電子写真感光体の製造方法
EP0964309B1 (en) 1998-06-12 2005-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic photosensitive member, process cartridge and electrophotographic apparatus, and process for producing the same photosensitive member
US8796490B2 (en) * 2010-04-28 2014-08-05 Fujifilm Corporation Method of producing a triarylamine compound
JP6702844B2 (ja) 2015-12-14 2020-06-03 キヤノン株式会社 電子写真感光体、電子写真装置およびプロセスカートリッジ
JP6842992B2 (ja) 2017-05-22 2021-03-17 キヤノン株式会社 電子写真感光体、電子写真装置、プロセスカートリッジおよび電子写真感光体の製造方法
JP7054366B2 (ja) 2018-05-31 2022-04-13 キヤノン株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP7129225B2 (ja) 2018-05-31 2022-09-01 キヤノン株式会社 電子写真感光体および電子写真感光体の製造方法
JP7150485B2 (ja) 2018-05-31 2022-10-11 キヤノン株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP7129238B2 (ja) 2018-06-22 2022-09-01 キヤノン株式会社 電子写真感光体、電子写真装置、プロセスカートリッジおよび電子写真感光体の製造方法
JP2020126236A (ja) 2019-02-05 2020-08-20 キヤノン株式会社 電子写真感光体、電子写真装置およびプロセスカートリッジ
JP7214559B2 (ja) 2019-04-26 2023-01-30 キヤノン株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP2020201465A (ja) 2019-06-13 2020-12-17 キヤノン株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP7346243B2 (ja) 2019-10-29 2023-09-19 キヤノン株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置および電子写真感光体の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000143786A (ja) 1998-11-11 2000-05-26 Fuji Xerox Co Ltd 電荷輸送性ポリエステルおよびそれを用いた有機電子デバイス
WO2001027145A1 (en) 1999-10-08 2001-04-19 The Scripps Research Institute Antibody catalysis of enantio- and diastereo-selective aldol reactions
JP2010248099A (ja) 2009-04-13 2010-11-04 Fujifilm Corp トリアリールアミン化合物の製造方法

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Hayashi, Daijiro et al.,H-type zeolite-catalyzed 1,4-addition of benzene derivatives to labile acrolein,Bulletin of the Chemical Society of Japan,89 (4),2016年,460-471
Li, Wu et al.,B(C6F5)3-Catalyzed Michael Reactions: Aromatic C-H as Nucleophiles,Organic Letters,2017年,19 (10),2568-2571
Liu, Zhizhou et al.,Michael Additions Catalyzed by a β-Diketiminate-Supported Aluminum Complex,Journal of Organic Chemistry,2018年,83 (9),5295-5300
Shibata, Takanori et al.,Enantioselective Formal C-H Conjugate Addition of Acetanilides to β-Substituted Acrylates by Chiral Iridium Catalysts,Chemistry - A European Journal,2017年,23 (1),88-91

Also Published As

Publication number Publication date
US12215065B2 (en) 2025-02-04
US20250145557A1 (en) 2025-05-08
US20230136697A1 (en) 2023-05-04
JP2023066792A (ja) 2023-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fukuyama et al. Total synthesis of gliotoxin, dehydrogliotoxin and hyalodendrin
KR102047043B1 (ko) Uv-led 광경화용 증감제 및 그 제조 방법 및 그 용도
TW201139400A (en) Process for the synthesis of ketobenzofuran derivatives
CN101657420B (zh) 制备卟啉衍生物,例如原卟啉(ix)和合成中间体的方法
JP6498611B2 (ja) N−複素環カルベン及びその中間体の合成
CN102459154A (zh) 用于制备羟胺类和药物的新方法
WO2016135751A1 (en) Novel process for the preparation of sacubitril and its intermediates
TWI488831B (zh) 用於製備經取代的聯苯基醯基苯胺類之方法
JP7741695B2 (ja) アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法
CN116326249A (zh) 用于制备氘化芳族化合物的方法和氘化反应组合物
KR20140022796A (ko) 2,3-이치환된 인돌의 제조방법
JPH0352876A (ja) 薬剤的効果を有する1h―4,1,2―ベンゾキサジアジン誘導体及びその製造法並びに使用法
Byers et al. Radical addition of diethyl (2-phenylseleno) propanedioate to olefins
Molina et al. Fused carbazoles by tandem Aza Wittig/electrocyclic ring closure. Preparation of 6H-pyrido [4, 3-b] carbazole, 11H-pyrido [4, 3-a] carbazole and 11H-pyrido [3, 4-a] carbazole derivatives
Craven et al. Cytochalasan syntheses: Synthesis of (17S, 18S)-17, 18-dihydroxy-10-(prop-2-YL)-14-methyl-[11] cytochalasa-6 (7), 13z, 19E-triene-1, 21-dione; an isomer of aspochalasin C
Haut et al. A Negishi cross-coupling reaction enables the total synthesis of (+)-stachyflin
Stammel et al. Synthesis and X‐ray Analysis of New [5] Helicenes–HMO Calculations on the Photocyclization of the Stilbene Precursors
Werner et al. Porphyrins with Four Azole Substituents in meso Positions: X-Ray Crystal Structure of Meso-tetrakis-(1-benzylpyrazol-4-yl)-porphyrin at 200 K
JP2024154209A (ja) アリールアミン化合物および電子写真感光体の製造方法
CN111099986B (zh) 氢化反应方法
CN104788355A (zh) 一种含氮杂环苯腈或邻苯二腈化合物的合成方法
Gioanola et al. Intramolecular addition of aryl radicals to carbon-nitrogen double bonds
EP4279480A1 (en) Cyclopropenium compounds, process for their preparation and use
Wang et al. Synthesis of 5-methylene-1, 3-cyclohexadienes (o-isotoluenes) via electrocyclization of (4Z)-1, 2, 4, 6-heptatetraenes
Selnick et al. Preparation and trapping of 3-lithium-O-lithiophenoxide

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230421

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20231101

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20231113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20241011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7741695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150