JP7742382B2 - 中継装置、中継方法、中継プログラム及び中継システム - Google Patents

中継装置、中継方法、中継プログラム及び中継システム

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Description

本発明は、中継装置、中継方法、中継プログラム及び中継システムに関する。
近年、映像を撮影するためのカメラ等の撮影装置と、撮影した映像データを分析するためのコンピュータシステムとが融合したAI(Artificial Intelligence)カメラの利用が増えている。AIカメラは、深層学習ベースのAI等の高速計算処理をするGPUと無線や有線の通信モジュールを搭載する。このようなAIカメラを利用することで、映像データからの特徴検出やアノテーションなどの処理をAIカメラ側において行うことができ、業務の効率化等が期待できる。
AIカメラの構成の1つとして、映像解析処理をネットワークのエッジにあたるコンピュータが行う構成がある。こうした構成を採用したAIカメラには、映像データをAI処理したうえでネットワークを経由してアプリケーションが動作するサーバ等へ伝送するEAB(Edge Artificial-Intelligence Box)を備えたものが存在する。
このようなAIカメラでは、利用者のネットワーク環境に接続された撮影装置から映像データをEABが取得し、EAB内でAI処理した結果がインターネット経由でサーバ等に送られる。ただし、利用者毎に撮影装置やネットワーク環境が異なるため、撮影装置の情報や生成される映像の情報に基づいてEABとカメラと間の通信を最適なネットワーク環境で行うことが望ましい。
なお、映像データの配信技術として、撮影装置が同一の映像信号から生成した低画質データを管理サーバに記録し且つ高画質データを撮影装置の記録装置等に記録し、ユーザ操作に応じて低画質データと高画質データとを切り替えて配信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-58994号公報
しかしながら、撮影装置毎に解像度等の画質や通信環境が異なり、適切なネットワーク環境を撮影装置毎に選択することは、利用者の指示に応じて通信経路を切り替える手法では作業負担が大きく、容易に実現することは困難である。また、高品質のデータにまで対応できるように通信経路を選んだ場合、低品質のデータを送信する撮影装置ではネットワーク資源の無駄が発生してしまう。逆に、ネットワーク環境を維持するために低品質のデータに対応した通信経路を選んだ場合、高品質のデータを送信する撮影装置が送信するには負荷が高くなり通信自体が困難となるおそれがある。このように従来の中継技術では、ネットワーク資源の無駄の発生やネットワーク負荷の増大のおそれがあり、通信の効率化を図ることは困難であった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信を効率化する中継装置、中継方法、中継プログラム及中継システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の中継装置は以下の各部を有する。第1経路選択部は、撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する。第1通信部は、前記第1経路選択部により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する。処理部は、前記第1通信部により取得された前記映像データを用いて第1処理を実行する。第2通信部は、前記処理部により前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する。
本発明によれば、通信を効率化することができる。
図1は、実施形態に係る中継システムのシステム構成図である。 図2は、顧客LANを介したEABの撮影装置との接続の一例を示す図である。 図3は、EABの撮影装置との直接接続の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るEABのブロック図である。 図5は、通信経路選択の一例を示す図である。 図6は、解像度の設定変更を伴う通信経路選択の一例を示す図である。 図7は、映像解析サーバとの接続に応じたEABの通信設定を示す図である。 図8は、実施形態に係るEABによる通信経路の決定処理のフローチャートである。 図9は、コンピュータのハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する中継装置、中継方法、中継プログラム及中継システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本願の開示する中継装置、中継方法、中継プログラム及中継システムが限定されるものではない。
(実施形態)
(はじめに)
顧客のネットワーク環境に接続されたカメラから映像を取得し、デバイス内で解析した結果をインターネット経由で通信することが行われる。顧客のネットワーク環境は既に構築及び運用されており、新規で映像解析データを加えることへの影響が懸念される。そこで、中継装置を用いて複数同時通信を異なる通信種別で行うことになった。しかしながら、撮影装置毎に解像度が異なるため、中継装置と撮影装置と間の通信を自動的に最適なネットワーク環境で行うことが難しい。
そこで、実施形態に係る中継装置は、通信するデータ量及び通信先等の撮影装置から取得できる情報を考慮して通信経路の優先度付けや場合分けを行い、ユーザ操作不要で使用する通信経路を決定する。以下に、実施形態に係る中継装置の詳細について説明する。
(システム構成)
図1は、実施形態に係る中継システムのシステム構成図である。中継システム100は、中継装置であるEAB1、顧客LAN(Local Area Network)2、クラウド上の映像解析サーバ3及び端末装置4を有する。
顧客LAN2には、撮影装置であるIP(Internet Protocol)カメラ21~23、顧客端末装置201及びハブ202等が配置される。また、顧客LAN2には、EAB1が接続される。
IPカメラ21~23は、顧客LAN2を介してEAB1に接続される。IPカメラ21~23は、複数の通信経路でEAB1に接続される。IPカメラ21~23は、EAB1との接続にハブ202を介してもよい。例えば、IPカメラ21~23は、それぞれ、イーサネット(登録商標)等による有線接続、Wi-Fiによる無線接続又はプライベート5Gによる無線接続等を用いてEAB1と通信することができる。ただし、これらの通信経路は一例であり、データを転送することができる規格に準拠した通信経路であれば、他の通信経路を用いることもできる。
IPカメラ21~23は、それぞれ撮影及びデータ転送のための仕様が予め決められている。例えば、IPカメラ21~23は、使用可能な、解像度、画像サイズ、フレームレート(fps:Frame Per Second)及び映像データのコーデックが予め決められている。ここで、IPカメラ21~23のそれぞれは、各設定について複数の種類が使用可能であってもよい。例えば、IPカメラ21は、複数の解像度が使用可能である場合もある。
IPカメラ21~23は、管理者により撮影及びデータ転送に用いる設定が予め指定される。IPカメラ21~23は、メーカー名や機種名の他に、それぞれの撮影装置20が使用可能な、解像度、画像サイズ、フレームレート及びコーデック等が登録された撮影装置情報を保持する。
IPカメラ21~23は、それぞれが、指定された設定にしたがい映像を撮影する。また、IPカメラ21~23は、EAB1から解像度の設定変更の指示を受けた場合、指定された解像度に設定を変更して撮影を行う。そして、IPカメラ21~23は、撮影した映像の映像データを、EAB1から指定された通信経路を用いてEAB1へ送信する。
なお、ここでは撮影装置としてIPカメラ21~23を例に説明したが、撮影装置は、映像を撮影する装置であれば他の装置であってもよい。
顧客端末装置201は、ハブ202等を介してIPカメラ21~23に接続可能である。IPカメラ21~23の管理者は、顧客端末装置201を用いてIPカメラ21~23の設定を行うことができる。
EAB1は、顧客LAN2を介してIPカメラ21~23と接続される。図2は、顧客LAN2を介したEABの撮影装置との接続の一例を示す図である。例えば、EAB1は、図2に示すように、モバイルデータ通信インタフェース101、有線通信インタフェース102及びWi-Fi通信インタフェース103を有する。
EAB1は、モバイルデータ通信インタフェース101、有線通信インタフェース102又はWi-Fi通信インタフェース103のいずれかもしくは複数を用いて顧客LAN2を介してIPカメラ21~23と通信可能である。例えば、図2では、EAB1は、Wi-Fi通信インタフェース103を用いて顧客LAN2に接続される。この場合、EAB1は、Wi-Fi通信による通信経路を用いてIPカメラ21~23と通信可能である。
また、図2では、1つの経路で接続される状態を示したが、EAB1は、モバイルデータ通信インタフェース101、有線通信インタフェース102又はWi-Fi通信インタフェース103のうちの複数のインタフェースで顧客LAN2に接続されてもよい。その場合、EAB1は、接続された経路の中から通信経路を選択してIPカメラ21~23と通信することが可能である。
図3は、EABの撮影装置との直接接続の一例を示す図である。例えば、EAB1は、図3に示すように、IPカメラ21と直接ネットワークで接続されてもよい。図3では、EAB1は、有線通信インタフェース102を用いてIPカメラ21と接続される。ただし、EAB1は、IPカメラ21のネットワーク機能に応じて他のインタフェースを用いた通信経路でIPカメラ21に接続しても良く、また、複数の通信経路で接続されてもよい。
図1に戻って説明を続ける。EAB1は、IPカメラ21~23それぞれとの間を接続する複数の通信経路の中から、IPカメラ21~23のそれぞれが生成する映像の解像度にしたがって、IPカメラ21~23毎に映像データの送受信に用いる最適な通信経路の種類を特定する。そして、EAB1は、特定した種類の通信経路を、映像データの送信に使用する通信経路としてIPカメラ21~23のそれぞれに通知する。また、特定した種類の通信経路が使用できない場合、EAB1は、より低い解像度に対応した使用可能な通信経路を使用する通信経路として決定する。そして、EAB1は、使用を決定した通信経路で映像データを送信するための設定の変更をIPカメラ21~23に指示するとともに、映像データの送信に使用する通信経路を通知する。
また、EAB1は、IPカメラ21~23から送信されたそれぞれの映像データに対して、指定されたAIアプリケーションを用いてAI処理を実行する。ここで、EAB1は、それぞれのデータを処理するAIアプリケーションとして同じAIアプリケーションを用いることもできるし、異なるアプリケーションを用いることもできる。
また、EAB1は、指定された優先度にしたがって、クラウド上の映像解析サーバ3との間を接続する複数の通信経路の中から映像データ及びAI処理の結果の送信に使用する通信経路を決定する。そして、EAB1は、AI処理の結果及び映像データを、決定した通信経路を用いて映像解析サーバ3へ送信する。EAB1については、後で詳細に説明する。
映像解析サーバ3は、クラウド上に配置された装置である。映像解析サーバ3は、EAB1とインターネットを経由して接続される。映像解析サーバ3は、AI処理の結果と映像データとをEAB1から受信する。そして、映像解析サーバ3は、例えば、AI処理の結果を視覚化することで付加価値を映像データに加える処理を行う。その後、映像解析サーバ3は、処理を施した映像データを端末装置4へ送信する。この映像解析サーバ3が、「データ処理装置」の一例にあたり、映像解析サーバ3による映像データ及びAI処理の結果を用いた処理が「第2処理」の一例にあたる。
端末装置4は、IPカメラ21~23で撮影された映像を用いて各種制御等を行う装置である。例えば、端末装置4は、IPカメラ21~23で撮影された映像を用いて、スマートリテール、スマートビルディング、スマートシティ又はスマートファクトリ等を実現するための制御処理を実行する。
(EABの構成)
図4は、実施形態に係るEABのブロック図である。次に、図4を参照して、本実施形態に係るEAB1の詳細について説明する。ここでは、IPカメラ21~23等の映像を生成するための各装置を区別せずに、撮影装置20として説明する。EAB1は、図2に示すように、第1通信部11、AI処理部12、第2通信部13、第1経路選択部14及び第2経路選択部15を有する。
第1通信部11は、1つ又は複数の撮影装置20それぞれと複数の通信経路により接続される。第1通信部11と各撮影装置20との間の複数の通信経路が、「第1の複数の通信経路」の一例にあたる。例えば、第1通信部11は、イーサネット通信による有線接続のための通信経路、Wi-Fi通信による無線接続のための通信経路及びプライベート5Gでの通信による無線接続のための通信経路等を有する。ただし、第1通信部11と各撮影装置20との間で使用可能な通信経路は同じでなくてもよい。
第1通信部11は、撮影装置20により生成される映像データの画質の情報等を含む撮影装置情報を受信する。例えば、第1通信部11は、顧客LAN2へのEAB1の接続時に、使用可能な通信経路のいずれかを用いて顧客LAN2に接続された各撮影装置20か解像度等の設定の情報が登録された撮影装置情報を取得する。
そして、第1通信部11は、撮影装置情報を第1経路選択部14へ出力する。その後、第1通信部11は、映像データの送信において撮影装置20に使用させる通信経路の情報を第1経路選択部14から受信して撮影装置20へ送信する。
また、第1通信部11は、第1経路選択部14から解像度の設定変更の指示の入力を受けた場合、その解像度の設定変更の指示を対象とされた撮影装置20へ送信して、撮影装置20の解像度の設定を変更させる。そして、第1通信部11は、映像データの送信において撮影装置20に使用させる通信経路の情報として、変更させた解像度に応じた通信経路の情報を第1経路選択部14から受信して撮影装置20へ送信する。
その後、第1通信部11は、第1経路選択部14により指定された通信経路を介して、映像データを撮影装置20から受信する。そして、第1通信部11は、受信した映像データをAI処理部12へ出力する。
第1経路選択部14は、撮影装置20毎の撮影装置情報の入力を第1通信部11から受ける。撮影装置情報には、メーカー名や機種名の他に、それぞれの撮影装置20が使用可能な、解像度、画像サイズ、フレームレート及びコーデック等の画質を表す情報が登録される。第1経路選択部14は、各撮影装置20について以下の経路選択処理を行う。いずれの撮影装置20に対する経路選択処理も同様に行われるので、以下では、1つの撮影装置20を例に経路選択処理について説明する。
第1経路選択部14は、撮影装置20解像度を撮影装置情報から取得する。ここで、第1経路選択部14は、解像度毎に使用する通信経路の種類の情報を保持する。例えば、第1経路選択部14は、解像度を高さに応じて高中低の3つの区分に分割して、区分毎に使用する通信経路の種類の情報を保持する。具体的には、第1経路選択部14は、高の区分の解像度に対して有線通信による通信経路を用い、中の区分の解像度に対してはプライベート5Gの通信による通信経路を用い、低の区分の解像度に対してはWi-Fi通信による通信経路を用いる等の情報を保持する。ただし、この解像度の分け方は3つの段階に限らず、2段階でも4段階以上でもよく、また、解像度毎に対応する通信経路の種類が決定されてもよい。
第1経路選択部14は、撮影装置情報から取得した撮影装置20の解像度に応じた通信経路の種類を特定する。次に、第1経路選択部14は、特定した種類の通信経路による撮影装置20との間の通信が可能か否かを判定する。例えば、特定した種類の通信経路が撮影装置20との間に存在しない場合や、存在しても障害の発生により使用が困難な場合等に、第1経路選択部14は、特定した種類の通信経路による撮影装置20との間の通信ができないと判定する。
通信可能であれば、特定した種類の通信経路をその撮影装置20からの映像データの送受信に使用する通信経路として決定する。その後、第1経路選択部14は、映像データの送信において撮影装置20に使用させる通信経路の情報を、第1通信部11を介して撮影装置20に通知する。
図5は、通信経路選択の一例を示す図である。例えば、EAB1が、IPカメラ21~23のそれぞれと有線通信による通信経路211、Wi-Fi通信による通信経路212及びプライベート5Gの通信による通信経路213で接続されている場合で説明する。また、第1経路選択部14は、解像度を高中低の3区分に分けて、解像度が高い区分から順に通信経路211、213、212を使用する通信経路とする場合で説明する。
第1経路選択部14は、IPカメラ21の撮影装置情報から、IPカメラ21が高の区分に含まれる解像度を用いることを確認する。そして、第1経路選択部14は、高の区分に対応する有線通信による通信経路211を、IPカメラ21との間の映像データの送受信における適切な通信経路として特定する。また、第1経路選択部14は、IPカメラ22の撮影装置情報から、IPカメラ22が中の区分に含まれる解像度を用いることを確認する。そして、第1経路選択部14は、中の区分に対応するプライベート5Gの通信による通信経路213を、IPカメラ22との間の映像データの送受信における適切な通信経路として特定する。また、第1経路選択部14は、IPカメラ23の撮影装置情報から、IPカメラ23が低の区分に含まれる解像度を用いることを確認する。そして、第1経路選択部14は、低の区分に対応するWi-Fi通信による通信経路212を、IPカメラ23との間の映像データの送受信における適切な通信経路として特定する。そして、いずれの種類の通信経路もIPカメラ21~23との間で通信可能であることから、第1経路選択部14は、それぞれの種類の通信経路を使用する通信経路として決定する。これにより、第1通信部11は、図5に示すように、IPカメラ21~23との間で、それぞれの解像度に応じた通信経路を用いて通信を行う。
図4に戻って説明を続ける。一方、特定した種類の通信経路では撮影装置20と接続されていないもしくは障害が発生しており不通である等、特定した種類の通信経路で通信できない場合、第1経路選択部14は、撮影装置20との間でより低い解像度に対応する通信経路での通信が可能か否かを判定する。具体的には、第1経路選択部14は、より低い解像度に対応した通信経路により撮影装置20との間で通信可能か、及び、その解像度に撮影装置20が対応しているか否かを判定する。
より低い解像度に対応する通信経路が使用可能な場合、第1経路選択部14は、使用可能な通信経路に対応する解像度のうち撮影装置20が使用可能な解像度の中でなるべく高い解像度の通信経路を使用する通信経路として決定する。この通信経路は、EAB1が撮影装置20との間で使用可能な通信経路に対応する解像度のうち、撮影装置20が使用可能な解像度であってその中でなるべく高い解像度に対応する通信経路である。次に、第1経路選択部14は、決定した通信経路に対応する解像度のうち、撮影装置20が使用可能なるべく高い解像度への設定変更の指示を、第1通信部11を介して撮影装置20へ送信する。その後、第1経路選択部14は、映像データの送信において撮影装置20に使用させる通信経路の情報を、第1通信部11を介して撮影装置20に通知する。
図6は、解像度の設定変更を伴う通信経路選択の一例を示す図である。例えば、EAB1が、IPカメラ21~23のそれぞれとWi-Fi通信による通信経路212で接続されており、且つ、障害などにより有線通信による通信経路211及びプライベート5Gの通信による通信経路213が使用できない場合で説明する。ここでも、第1経路選択部14は、解像度を高中低の3区分に分けて、解像度が高い区分から順に通信経路211、213、212を使用する通信経路とする。
この場合も、第1経路選択部14は、IPカメラ21の撮影装置情報から、IPカメラ21が高の区分に含まれる解像度を用いることを確認する。そして、第1経路選択部14は、高の区分に対応する通信経路211が使用可能かを判定する。この場合、第1経路選択部14は、通信経路211は使用できず、Wi-Fi通信による通信経路212が使用可能と判定する。そして、第1経路選択部14は、IPカメラ21との間の映像データの送受信に、低の区分に対応するWi-Fiを用いる通信経路212を使用することを決定する。その後、第1経路選択部14は、通信経路212で使用可能な解像度のうち、IPカメラ21が使用可能であり且つなるべく高い解像度への設定の変更をIPカメラ21に指示する。また、第1経路選択部14は、IPカメラ22の撮影装置情報から、IPカメラ22が中の区分に含まれる解像度を用いることを確認する。そして、第1経路選択部14は、中の区分に対応する通信経路213が使用可能かを判定する。この場合、第1経路選択部14は、通信経路213は使用できず、Wi-Fi通信による通信経路212が使用可能と判定する。そして、第1経路選択部14は、IPカメラ22との間の映像データの送受信に、低の区分に対応するWi-Fi通信による通信経路212を使用することを決定する。その後、第1経路選択部14は、通信経路212で使用可能な解像度のうち、IPカメラ22が使用可能であり且つなるべく高い解像度への設定の変更をIPカメラ22に指示する。また、第1経路選択部14は、IPカメラ23の撮影装置情報から、IPカメラ23が低の区分に含まれる解像度を用いることを確認する。この場合、低の区分に対応するWi-Fiを用いた通信経路211が使用可能であるので、第1経路選択部14は、IPカメラ23との間の映像データの送受信に通信経路211を使用することを決定する。そして、第1経路選択部14は、図5に示すように、IPカメラ21~23との間で、いずれとも通信経路212を用いて通信を行う。
例えば、IPカメラ21の解像度に応じた通信経路211が「第1通信経路」の一例にあたり、IPカメラ21とEAB1との間で第1通信経路による通信ができないことが、「第1通信経路の選択が困難な場合」の一例にあたる。さらに、IPカメラ21の解像度に適した通信経路211以外の、第1経路選択部14により選択された通信経路212が「第3通信経路」の一例にあたる。すなわち、第1経路選択部14は、IPカメラ21の情報に基づいた第1通信経路である通信経路211の選択が困難な場合、撮影装置20との間の通信経路の中からIPカメラ21の解像度に適した通信経路211以外の第3通信経路である通信経路212を選択して、第3通信経路で映像データを送信するようにIPカメラ21の設定を変更する。
ここで、本実施例では、解像度の区分と種類の異なる通信経路211~213とを1対1で対応させて、第1経路選択部14は、解像度に対応する通信経路を選択した。また、第1経路選択部14は、映像データの画質を良くするために、使用可能な通信経路のうちなるべく高い解像度を用いることができるように撮影装置20の設定を変更した。ただし、解像度に対する通信経路の選択及び撮影装置20の解像度の設定変更の方法はこれに限らない。
例えば、解像度の区分と通信経路211~213とを以下のように対応させることもできる。有線通信による通信経路211は、高中低の全ての区分の解像度の映像データを送信できる。また、プライベート5Gの通信による通信経路212は、中低の2つの区分の解像度の映像データを送信できる。これらに対して、Wi-Fi通信による通信経路213は、送信可能な映像データの解像度は低の区分に限られる。この場合、第1経路選択部14は、以下のように、撮影装置20が映像データの送信に使用する通信経路を決定してもよい。
例えば、撮影装置20の解像度が低の区分に含まれており、通信経路211~213の全てが使用可能であり、且つ、有線通信による通信経路211のネットワークリソースが通信経路212及び213に比べて多い場合、第1経路選択部14は、ネットワークリソースを有効に使用するために有線通信による通信経路211撮影装置20の映像データの送信に使用してもよい。この場合、撮影装置20の解像度及びネットワークリソースに基づく通信経路211の選択が「撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択する」の一例にあたる。
その場合で且つEAB1に複数台の解像度の区分が低の撮影装置20が接続されており、通信経路211~213の全てが使用可能である場合、全ての撮影装置20を有線通信による通信経路211に接続すると、ネットワークに負荷がかかるおそれがある。そこで、第1経路選択部14は、通信経路211の通信速度が閾値以下になった場合、通信速度が閾値内に収まるように、何台かの撮影装置20の映像データの送信にプライベート5Gの通信による通信経路212を使用するように変更してもよい。また、通信経路212の通信速度が閾値以下になった場合には、第1経路選択部14は、同様に、通信速度が閾値内に収まるように、何台かの撮影装置20の映像データの送信にWi-Fi通信による通信経路213を使用するように変更してもよい。
また、撮影装置20の解像度が高の区分に含まれている場合も同様であり、第1経路選択部14は、通信経路211の通信速度が閾値以下になった場合、通信速度が閾値内に収まるように何台かの撮影装置20の映像データの送信にプライベート5Gの通信による通信経路212を使用するように変更してもよい。この場合、第1経路選択部14は、プライベート5Gの通信による通信経路212を使用するために、中の区分の解像度への設定の変更を対象の撮影装置20に指示する。
ここでの通信速度が閾値以下になった場合が、「第1通信経路の選択が困難な場合」の一例にあたる。そして、通信経路211に代えて選択された通信経路212が、「第3通信経路」の一例にあたる。
また、本実施形態では、第1経路選択部14は、撮影装置20が生成する映像データのデータ量を規定する解像度に応じて通信経路を決定した。ただし、通信経路を決定するためのデータ量を規定するための基準はこれに限らず、送信するデータ量が把握できる情報であれば他の情報を用いることもできる。例えば、画像サイズ、フレームレート(FPS)、ビットレート又はコーデック等の映像の画質を表す他の情報でも、データ量が規定される。そこで、第1経路選択部14は、映像の画質を示すそれらの情報を撮影装置情報から取得して、使用する通信経路を決定してもよい。
ここで、第1経路選択部14は、撮影装置情報に登録された撮影装置20のメーカー名や機種名からこれらの情報を特定してもよい。また、第1経路選択部14は、これらの情報のうちのいくつかを組み合わせて通信経路の判定に用いてもよい。
さらに、第1経路選択部14は、撮影装置20との間の無線通信における電波強度を取得して、電波強度が基準値以下の無線通信は使用しない等、通信経路の選択に利用してもよい。他にも、第1経路選択部14は、映像データ毎にAI処理部12においてAI処理に使用される、撮影装置20に対応したAIアプリケーションの種類を通信経路の選択に使用してもよい。
例えば、データが少し落ちることを許容できるAIアプリケーションで処理される映像データを受信する場合、第1経路選択部14は、転送可能なデータ量が少ない通信経路を選択することもできる。すなわち、第1経路選択部14は、AIアプリケーションが最低限の性能を維持するために必要な映像品質を基準として、通信経路を選択することもできる。
このように、第1経路選択部14は、映像の画質を示す情報、電波強度及びAIアプリケーションの種類等の様々な撮影装置20の情報を基に、撮影装置20との間の映像データの送信に使用する通信経路を決定することができる。また、ここでは、第1経路選択部14は、予め決められた対応関係に基づいて取得した情報に対応する通信経路を選択したが、これに限らず例えばAIを用いて通信経路を決定してもよい。この第1経路選択部14により選択された第1通信部11と撮影装置20との間において映像データの送信に使用する通信経路が、「第1通信経路」の一例にあたる。
図4に戻って説明を続ける。AI処理部12は、複数の撮影装置20のそれぞれから送信された映像データの入力を第1通信部11から受ける。AI処理部12は、複数のAIアプリケーションを有する。例えば、あるAIアプリケーションは人の顔を検出するアプリケーションであり、他のAIアプリケーションは自動車を検出するアプリケーションであるといった具合に、各AIアプリケーションは実行するAI処理がそれぞれ異なってもよい。
AI処理部12は、取得した各映像データについて、指定されたAIアプリケーションを用いてAI処理を実行する。AI処理部12は、使用するAIアプリケーションの指定として、撮影装置20毎に予め決められた情報を保持しても良いし、映像データに付加された情報から使用するアプリケーションの指定を取得してもよい。そして、AI処理部12は、AI処理の結果を映像データとともに第2通信部13へ出力する。このAI処理部12が、「処理部」の一例にあたり、AI処理部12による映像データに対するAI処理が「第1処理」の一例にあたる。
第2経路選択部15は、第2通信部13と映像解析サーバ3とを接続する複数の通信経路について、それぞれの優先順位の指定の入力を図示しない入力部から受ける。この第2通信部13と映像解析サーバ3とを接続する複数の通信経路が、「第2の複数の通信経路」の一例にあたる。そして、第2経路選択部15は、使用可能な通信経路のうち優先度が最も高い通信経路を映像解析サーバ3との通信で使用する通信経路と決定する。この第2経路選択部15により選択された第2通信部13と映像解析サーバ3との間で映像データ及びAI処理の結果を送信に使用する通信経路が、「第2通信経路」の一例にあたる。
例えば、EAB1が、図5に示すように、イーサネットを用いた有線接続による通信経路301、5G通信による通信経路302、LTE(Long Term Evolution)通信による通信経路303及びWi-Fiによる通信経路304を有する場合で説明する。第2経路選択部15は、例えば、通信経路301、通信経路302、通信経路303、通信経路304の順で優先順位が低くなるように指定を受ける。その場合、第2経路選択部15は、使用できる通信経路の中で最も優先順位が高い有線接続による通信経路301を、映像解析サーバ3との間の通信で使用する通信経路として決定する。これにより、EAB1は、有線接続の通信経路301を用いて映像解析サーバ3と通信を行う。
図4に戻って説明を続ける。第2経路選択部15は、通信に使用すると決定した通信経路を用いて映像解析サーバ3との間の通信を行うことを第2通信部13に指示する。そして、第2経路選択部15は、第2通信部13の通信設定において、映像解析サーバ3との通信で使用すると決定した通信経路をオンに設定して、他の通信経路をオフに設定する。ただし、第1通信部11と第2通信部13とで同じ通信インタフェースを用いて通信を行う場合、第2経路選択部15は、第1通信部11が使用する通信経路についてはオンの設定を維持する。
図7は、映像解析サーバとの接続に応じたEABの通信設定を示す図である。ここでは、EAB1は、通信インタフェースとして、モバイルデータ通信インタフェース101、有線通信インタフェース102及びWi-Fi通信インタフェース103を有する場合で説明する。また、EAB1と顧客LAN2との間の通信には有線通信インタフェース102が用いられているものとする。
接続状態111は、EAB1と映像解析サーバ3とがモバイルデータ通信で通信を行う状態を示す。この場合、第2経路選択部15は、モバイルデータ通信インタフェース101による通信の設定をオンにして、有線通信インタフェース102による通信の設定をオンのまま残し、Wi-Fi通信インタフェース103による通信の設定をオフにする。
接続状態112は、EAB1と映像解析サーバ3とがWi-Fi通信で通信を行う状態を示す。この場合、第2経路選択部15は、モバイルデータ通信インタフェース101による通信の設定をオフにして、有線通信インタフェース102による通信の設定をオンのまま残し、Wi-Fi通信インタフェース103による通信の設定をオンにする。
接続状態112は、EAB1と映像解析サーバ3とが有線通信で通信を行う状態を示す。この場合、第2経路選択部15は、有線通信インタフェース102による通信の設定をオンのままとして、有線通信インタフェース102及びWi-Fi通信インタフェース103による通信の設定をオフにする。
図4に戻って説明を続ける。第2通信部13は、映像解析サーバ3と1つ又は複数の通信経路により接続される。例えば、第2通信部13は、イーサネット通信による有線接続による通信経路、5G通信を用いた無線接続のための通信経路、LTE通信を用いた無線通信による通信経路及びWi-Fiを用いた無線接続による通信経路等を有することができる。
第2通信部13は、映像解析サーバ3との間の通信に用いる通信経路の指定を第2経路選択部15から受ける。そして、第2通信部13は、第2経路選択部15から指定された通信経路を用いて、映像データ及びAI処理の結果を映像解析サーバ3へ送信する。この際、第2通信部13は、各映像データ及びAI処理の結果を同じ通信経路を用いてまとめて映像解析サーバ3へ送信することができる。
(中継処理)
図8は、実施形態に係るEABによる通信経路の決定処理のフローチャートである。次に、図8を参照して、本実施形態に係るEAB1による通信経路の決定処理の流を説明する。
第1経路選択部14は、顧客LAN2に接続された撮影装置20それぞれの撮影装置情報を取得する(ステップS1)。
次に、第1経路選択部14は、撮影装置20を1台選択する(ステップS2)。
次に、第1経路選択部14は、取得した撮影装置情報に基づき選択した撮影装置20との間の映像データの送受信に好適な通信経路を特定する(ステップS3)。
次に、第1経路選択部14は、特定した通信経路が撮影装置20との間を結ぶ通信経路として存在しており、映像データの送受信に使用する通信経路として使用可能か否かを判定する(ステップS4)。
使用する通信経路として使用可能な場合(ステップS4:肯定)、第1経路選択部14は、特定した通信経路を使用する通信経路として決定する(ステップS5)。その後、通信経路の決定処理は、ステップS8へ進む。
これに対して、使用する通信経路として使用困難な場合(ステップS4:否定)、第1経路選択部14は、選択した撮影装置20との間の使用可能な通信経路に対応する解像度のうちその撮影装置20が使用可能な解像度の中でなるべく高い解像度を抽出する。そして、第1経路選択部14は、使用可能な通信経路のうち抽出した解像度に対応する通信経路を使用する通信経路として決定する(ステップS6)。
そして、第1経路選択部14は、決定した通信経路に対応する解像度に設定を変更する指示を第1通信部11を介して撮影装置20に通知して、撮影装置20の設定を変更する(ステップS7)。その後、通信経路の決定処理は、ステップS8へ進む。
その後、第1経路選択部14は、決定した使用する通信経路を撮影装置20に通知する(ステップS8)。
次に、第1経路選択部14は、顧客LAN2に接続された全ての撮影装置20について、通信経路の決定が完了したか否かを判定する(ステップS9)。通信経路を決定していない撮影装置20が残っている場合(ステップS9:否定)、通信経路の決定処理は、ステップS2へ戻る。
これに対して、全ての撮影装置20について通信経路の決定が完了した場合(ステップS9:肯定)、第1経路選択部14は、撮影装置20との間の通信経路の設定を完了する。次に、第2経路選択部15は、映像解析サーバ3との間で映像データ及びAI処理の結果の送受信に使用する通信経路の優先度を入力部から取得する(ステップS10)。
その後、第2経路選択部15は、優先度にしたがい映像解析サーバ3との間で使用する通信経路を決定する。そして、第2経路選択部15は、決定した通信経路を用いて映像解析サーバ3との間で映像データの送受信が行われるように、第2通信部13の通信設定を行う(ステップS11)。
第1通信部11は、決定した各撮影装置20との間の通信経路を介して映像データを各撮影装置20から受信する(ステップS12)。
AI処理部12は、第1通信部11が受信した映像データに対してAI処理を実施する(ステップS13)。
第2通信部13は、決定した映像解析サーバ3との間の通信経路を介して、各撮影装置20から受信した映像データ及びそれぞれのAI処理の結果を映像解析サーバ3へ送信する(ステップS13)。
(効果)
以上に説明したように、本実施形態に係るEAB1は撮影装置20が生成する映像データの例えば解像度等の画質により決まるデータ量に基づいて使用する通信経路の種類を決定する。これにより、撮影装置20毎に最適な通信経路を選ぶことができ、自動的にネットワーク資源の無駄の発生やネットワーク負荷の増大を抑えて、通信の効率化を図ることが可能となる。
また、本実施形態に係るEAB1は、送られる映像データのデータ量から得られる最適な通信経路が使用できない場合に、映像データのデータ量を抑えるように撮影装置20の設定を変更し、次善の通信経路としてデータ量を抑えた通信経路の中から好適な通信経路を選択する。これにより、最適と考えられる通信経路が使用できない場合にも、なるべくネットワーク資源の無駄の発生やネットワーク負荷の増大を抑えて、通信の効率化を図ることが可能となる。
すなわち、実施形態に係る中継装置であるEAB1は、撮影装置20との間の第1の複数の通信経路の中から撮影装置20の情報を基に第1通信経路を選択する第1経路選択部14と、第1経路選択部14により選択された第1通信経路を用いて撮影装置20から映像データを取得する第1通信部11と、第1通信部11により取得された映像データを用いて第1処理を実行するAI処理部12と、AI処理部12により第1処理された映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信部13とを有する。
これにより、EAB1は、最適な通信経路を自動的に選択して撮影装置20から映像データを受信することができ、自動的にネットワーク資源の無駄の発生やネットワーク負荷の増大を抑えて、通信の効率化を図ることができる。
実施形態に係る中継装置であるEAB1において、第1経路選択部14は、撮影装置20の情報に含まれる映像データのデータ量を規定する情報を基に、第1通信経路を選択する。
これにより、EAB1は、データ量に応じた適切な通信経路を選択することができ、確実に通信の効率化を図ることができる。
実施形態に係る中継装置であるEAB1において、第1経路選択部14は、映像データのデータ量を規定する情報として画質を表す情報を基に、第1通信経路を選択する。
これにより、EAB1は、画質を基準としてデータ量に応じた適切な通信経路を選択することができ、より確実に通信の効率化を図ることができる。
施形態に係る中継装置であるEAB1は、データ処理装置である映像解析サーバ3との間の第2の複数の通信経路のそれぞれの優先順位を基に第2通信経路を選択する第2経路選択部15をさらに備え、第2通信部13は、第2経路選択部15により選択された第2通信経路を用いて前記映像データを送信する。
これにより、EAB1は、最適な通信経路を自動的に選択して映像解析サーバ3に対して映像データ及びAI処理の結果を送信することができ、自動的にネットワーク資源の無駄の発生やネットワーク負荷の増大を抑えて、通信の効率化を図ることができる。
(プログラム)
また、上記実施形態において説明したEAB1が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
図9は、コンピュータのハードウェア構成図である。EAB1は、例えば、図9に示すコンピュータ90により実現される。コンピュータ90は、例えば、図9に示すように、プロセッサ91、メモリ92、ハードディスク93及び通信インタフェース94を有する。
プロセッサ91は、ハードディスク93に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。メモリ92は、例えば、コンピュータ90の起動時にプロセッサ91によって実行されるブートプログラム等を格納する。ハードディスク93は、プロセッサ91によって実行されるプログラム、及び、係るプログラムによって使用されるデータ等を格納する。
通信インタフェース94は、通信網NW(Network)を介して他の機器からデータを受信してプロセッサ91へ送り、プロセッサ91が生成したデータを、通信網NWを介して他の機器へ送信する。通信インタフェース94は、図4に例示した第1通信部11及び第2通信部13の機能を実現する。
プロセッサ91は、ハードディスク93に格納された各種プログラムを読み出してメモリ92に展開して実行することにより、図4に例示したAI処理部12、第1経路選択部14及び第2経路選択部15の機能を実現する。プロセッサ91は、ハードディスク93からプログラムを読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網NWを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
(その他)
様々な実施形態を、図面を参照して、本明細書で詳細に説明したが、これらの複数の実施形態は例であり、本発明をこれらの複数の実施形態に限定することを意図するものではない。本明細書に記載された特徴は、当業者の知識に基づく様々な変形や改良を含む、様々な方法によって実現され得る。
また、上述した「部(module、-er接尾辞、-or接尾辞)」は、ユニット、手段、回路、ステップなどに読み替えることができる。例えば、通信部(communication module)、処理部(processing module)および選択部(selecting module)は、それぞれ、通信ユニット、制御ユニットおよび記憶ユニットに読み替えることができる。
1 EAB
2 顧客LAN
3 映像解析サーバ
4 端末装置
11 第1通信部
12 AI処理部
13 第2通信部
14 第1経路選択部
15 第2経路選択部
20 撮影装置
21~23 IPカメラ
100 中継システム
201 顧客端末装置
202 ハブ

Claims (9)

  1. 複数の撮影装置それぞれについて、撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択し、前記第1通信経路として同じ特定の通信経路を選択した撮影装置が複数あり、前記特定の通信経路の通信速度が閾値以下になった場合に、前記特定の通信経路が選択された撮影装置の少なくとも1つ以上について前記特定の通信経路よりも転送レートが低い通信経路を前記第1通信経路として選択しなおす第1経路選択部と、
    前記第1経路選択部により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信部と、
    前記第1通信部により取得された前記映像データを用いて第1処理を実行する処理部と、
    前記処理部により前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信部と
    を備えたことを特徴とする中継装置。
  2. 前記第1経路選択部は、前記撮影装置の情報に含まれる前記映像データのデータ量を規定する情報を基に、前記第1通信経路を選択することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記第1経路選択部は、前記映像データのデータ量を規定する情報として画質を表す情報を基に、前記第1通信経路を選択することを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記データ処理装置との間の複数の通信経路のそれぞれの優先順位を基に前記第2通信経路を選択する第2経路選択部をさらに備え、
    前記第2通信部は、前記第2経路選択部により選択された前記第2通信経路を用いて前記映像データを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  5. 前記第1経路選択部は、各前記第1通信経路を選択するために用いられた前記撮影装置の情報の設定変更の指示をそれぞれの前記撮影装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  6. 前記第1経路選択部は、前記撮影装置の情報に基づいた前記複数の通信経路の中からの前記第1通信経路の選択が困難な場合、前記複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報に基づく前記第1通信経路以外の第3通信経路を選択して、前記第3通信経路で映像データを送信するように前記撮影装置の設定を変更し、
    前記第1通信部は、前記第1経路選択部により選択された前記第3通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  7. 中継装置が、
    複数の撮影装置それぞれについて、撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択し、前記第1通信経路として同じ特定の通信経路を選択した撮影装置が複数あり、前記特定の通信経路の通信速度が閾値以下になった場合に、前記特定の通信経路が選択された撮影装置の少なくとも1つ以上について前記特定の通信経路よりも転送レートが低い通信経路を前記第1通信経路として選択しなおす第1経路選択工程と、
    前記第1経路選択工程により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信工程と、
    前記第1通信工程により取得された前記映像データを用いて第1処理を実行する処理工程と、
    前記処理工程により前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信工程と
    を含む処理を実行することを特徴とする中継方法。
  8. 複数の撮影装置それぞれについて、撮影装置との間の複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択し、前記第1通信経路として同じ特定の通信経路を選択した撮影装置が複数あり、前記特定の通信経路の通信速度が閾値以下になった場合に、前記特定の通信経路が選択された撮影装置の少なくとも1つ以上について前記特定の通信経路よりも転送レートが低い通信経路を前記第1通信経路として選択しなおす第1経路選択ステップと、
    前記第1経路選択ステップにより選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信ステップと、
    前記第1通信ステップにより取得された前記映像データを用いて第1処理する処理ステップと、
    前記処理ステップにより前記第1処理された前記映像データをデータ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする中継プログラム。
  9. 複数の撮影装置、中継装置及びデータ処理装置を有する中継システムであって、
    前記複数の撮影装置は、それぞれが前記中継装置と複数の通信経路で接続され、
    前記中継装置は、
    前記複数の撮影装置それぞれについて、前記複数の通信経路の中から前記撮影装置の情報を基に第1通信経路を選択し、前記第1通信経路として同じ特定の通信経路を選択した撮影装置が複数あり、前記特定の通信経路の通信速度が閾値以下になった場合に、前記特定の通信経路が選択された撮影装置の少なくとも1つ以上について前記特定の通信経路よりも転送レートが低い通信経路を前記第1通信経路として選択しなおす第1経路選択部と、
    前記第1経路選択部により選択された前記第1通信経路を用いて撮影装置から映像データを取得する第1通信部と、
    前記第1通信部により取得された前記映像データを用いて第1処理する処理部と、
    前記処理部により前記第1処理された前記映像データを前記データ処理装置へ第2通信経路を用いて送信する第2通信部とを備え
    前記データ処理装置は、前記第1処理された前記映像データを基に第2処理を実行する ことを特徴とする中継システム。
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