JP7743323B2 - 油量検出装置 - Google Patents

油量検出装置

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Description

本発明は、油量検出装置に関する。
従来、油量検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、エンジンコンパートメントを開けることなく油量検出作業を行うことができる油量検出装置が開示されている。上記特許文献1に開示された油量検出装置は、車両に搭載されていると共に、内部に油溜まり部を有する自動変速機に残存している油量を検出するためのものである。
また、上記特許文献1に記載された油量検出装置は、オイルレベルゲージとオイルレベルゲージを案内するガイドパイプとを有しており、ガイドパイプの開口からオイルレベルゲージを抜き差しすることにより油量の検出が可能となっている。
また、上記特許文献1に記載された油量検出装置では、車両のホイールハウス内にガイドパイプの開口が到来すると共に、オイルレベルゲージをホイールハウスの奥側から手前側に向けて引き抜き可能なようにガイドパイプが配置されている。
特開2019-65768号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された油量検出装置が、車両の幅方向側部において車両の前後方向に延びるように配置されたサイドメンバを有する車両に搭載される場合には、サイドメンバにおける車両の高さ方向の下端の位置がレベルゲージの把手位置よりも低くなることがある。この場合、サイドメンバの外方からオイルレベルゲージの把手部の視認性が悪くなると共に、オイルレベルゲージをガイドパイプから引き抜く際にオイルレベルゲージの引き抜き作業性も悪くなる、という問題点がある。
本発明は、上記問題点を解消すべくなされたものであって、オイルレベルゲージの視認性及び引き抜き作業性を向上することが可能な油量検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、次のように構成されている。
(1)本発明による油量検出装置は、車両の幅方向側部において車両の前後方向に延びるように配置されたサイドメンバを有する車両に搭載され、内部に油溜まり部を有する装置に残存している油量を検出するための油量検出装置であって、オイルレベルゲージと、前記オイルレベルゲージを案内するガイドパイプとを有しており、前記ガイドパイプの開口から前記オイルレベルゲージを抜き差しすることにより前記油量の検出が可能であり、前記ガイドパイプの開口は、車両の幅方向から見て、前記サイドメンバにおける車両の高さ方向の下端よりも上方に配置されており、前記オイルレベルゲージの端部には、把手部が設けられており、前記オイルレベルゲージの前記把手部には、車両の高さ方向の下方に延出した舌部が設けられていること、を特徴とする。
本発明による油量検出装置によれば、オイルレベルゲージの把手部に車両の高さ方向の下方に延出した舌部を設けることによって、オイルレベルゲージの把手部の形状が下方に延長されるため、車両(サイドメンバ)の外方からオイルレベルゲージの視認性を確保すると共に、把手部から下方に延長された部分の形状をサイドメンバの下方から作業者の指でつかみやすい形状とすることができる。すなわち、舌部により下方からの視認性が向上すると共に、下方からの掴みやすさが向上する。その結果、オイルレベルゲージの視認性及び引き抜き作業性を向上することができる。
(2)本発明による油量検出装置において、好ましくは、前記舌部は、車両の幅方向から見て、前記サイドメンバにおける車両の高さ方向の下端よりも下方に到来するように延出していること、を特徴とするとよい。このように構成すれば、車両の幅方向から舌部を視認し易くなるため、作業者が舌部をつかみ易くなる。これにより、作業者がオイルレベルゲージを引き抜く際に、作業者の手がサイドメンバに接触することがない。その結果、オイルレベルゲージの引き抜き作業性を向上することができる。
(3)本発明による油量検出装置において、好ましくは、前記オイルレベルゲージの前記把手部における前記舌部側とは反対側の部分には、凹部が設けられていること、を特徴とするとよい。このように構成すれば、作業者がオイルレベルゲージを引き抜く際に、作業者の指を凹部に引っ掛けることができる。これにより、オイルレベルゲージを摘んで引き抜き易くなるため、引き抜き作業性を向上することができる。
(4)本発明による油量検出装置において、好ましくは、前記オイルレベルゲージが、前記ガイドパイプに挿通されるゲージ部の一端側に前記把手部を設けたものであり、前記把手部が、前記ゲージ部側に向く第一面と、前記第一面とは反対側の第二面とを有し、前記第一面において前記舌部が設けられた部位に、第一指当部を有するものであり、前記第二面において前記舌部の延出方向とは逆側の端部に、第二指当部を有するものであり、前記第二指当部に作業者の親指を接触させるとともに、前記第一指当部に前記作業者の親指を除く他の一又は複数の指を接触させた状態で前記把手部を把持可能であること、を特徴とするとよい。このように構成すれば、作業者の親指と親指を除く他の指とによって、把手部を確実に把持することができるため、オイルレベルゲージをより引き抜き易くすることができる。
(5)この場合において、好ましくは、前記第一指当部、及び前記第二指当部の中間位置において、前記ゲージ部と前記把手部とが接続されていること、を特徴とするとよい。このように構成すれば、親指が当たる部分と親指を除く他の指が当たる部位との間にゲージ部が配置されるため、作業者がオイルレベルゲージを安定した状態で把持することができる。その結果、安定した状態でオイルレベルゲージをガイドパイプから引き抜くことができる。
(6)本発明による油量検出装置において、好ましくは、前記ガイドパイプの一部又は全部が、断面視において扁平形状に形成された扁平部とされており、前記オイルレベルゲージが、前記ガイドパイプに挿通されるゲージ部を有し、前記ゲージ部に対して直接的あるいは間接的に前記把手部が接続されたものであり、前記ゲージ部が、前記扁平部において前記ガイドパイプの延伸方向に挿通可能であると共に、前記ガイドパイプの周方向に回動不能に形成されたものであること、を特徴とするとよい。このように構成すれば、オイルレベルゲージのゲージ部とガイドパイプの扁平部との形状の兼ね合いによって、ゲージ部におけるガイドパイプの周方向の位置決めが行われるため、オイルレベルゲージがガイドパイプに対して周方向に回動することを規制できる。
(7)本発明による油量検出装置において、好ましくは、前記ガイドパイプは、車体側と固定されていない、前記車体側と接続されていない、及び前記車体側と縁切りされたものであることのうち、少なくともいずれかであること、を特徴とするとよい。このように構成すれば、ガイドパイプと車体側とを非固定、非接続、及び縁切りされたもののうち少なくともいずれかの状態とした場合においても、オイルレベルゲージの視認性を確保できると共に、把手部(舌部)を下方から指でつかみやすい形状とすることができる。その結果、オイルレベルゲージの視認性及び引き抜き作業性を向上することができる。
本発明に係る態様によれば、オイルレベルゲージの視認性及び引き抜き作業性を向上することが可能な油量検出装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る油量検出装置を搭載した車両を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る油量検出装置を車両前方側から見た状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る油量検出装置を示す要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るオイルレベルゲージをガイドパイプから引き抜く様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係るオイルレベルゲージを示す側面図である。 (a)は把手部及び舌部を示す上面図であり、(b)は把手部及び舌部を示す裏面図(背面図)であり、(c)は把手部及び舌部を示す側面図であり、(d)は把手部及び舌部を示す表面図(正面図)である。 (a)ガイドパイプの屈曲部における断面形状を他の部位と比較して示した断面図であり、(b)は(a)ガイドパイプの屈曲部におけるオイルレベルゲージとの関係を示した断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る油量検出装置を説明する。これらの図は模式図であって、必ずしも大きさを正確な比率で記したものではない。また、図中、同様の構成部品は、同様の符号を付して示す。
以下、本発明の一実施形態に係る油量検出装置10について、これを搭載した車両1を例に挙げて詳細に説明する。以下の説明においては、図1~図7を参照しつつ、車両1について油量検出装置10に関連する箇所を中心に概略を説明し、その後、油量検出装置10の詳細について説明する。
≪車両1の概略説明≫
車両1には、例えば原動機(エンジン)や自動変速機等の駆動装置2のように、ケーシングの底側にオイル溜め部を有し、オイル溜め部に潤滑油が貯留された状態で使用される装置が搭載されている。潤滑油は、原動機や自動変速機を構成する動力伝達部品(例えば、ピストン、歯車、金属ベルト)や、摺動部(例えば、滑り軸受け、ベアリング)等に供給されることにより、部品間の潤滑が行われる。また、自動変速機等の駆動装置においては、潤滑油に油圧ポンプにより圧力が付与され、自動変速機を搭載する車両の、前進後退の切替や変速を行うための作動油としても使用される。
車両1は、上述した原動機や駆動装置等の駆動装置2においてオイル溜め部に残存している油量を検出するための装備を備えている。本実施形態では、駆動装置2(図2参照)の油量を検出するための装備として、後に詳述する油量検出装置10が設けられている。
また、図1に示すように、車両1は、車体の前後左右の四箇所に車輪の上部を収容するホイールハウス3を備えている。さらに、車両1は、車体を構成する部材として、車両の幅方向側部において車両の前後方向に延びるように配置されたサイドメンバ4を有する。
≪油量検出装置10について≫
油量検出装置10は、上述した車両1に搭載されている駆動装置2における残油量を検出するためのものである。図2及び図3に示すように、油量検出装置10は、オイルレベルゲージ12とガイドパイプ14を有する。油量検出装置10は、図4に矢印Xで示すように、ガイドパイプ14の端部に設けられた開口16からオイルレベルゲージ12を抜き差しすることにより、駆動装置2における油量を検出できる。
図5に示すように、オイルレベルゲージ12は、把手部12a、上蓋部12b、シール部12c、ゲージ部12d、舌部12eを有する。把手部12aは、駆動装置2の外部からオイルレベルゲージ12を抜き差しする際に作業者が手で持つ(摘む)部分である。把手部12aは、ゲージ部12dの一端側の端部に取り付けられている。ゲージ部12dは、ガイドパイプ14に挿通されるものである。ゲージ部12dに対して直接的あるいは間接的に把手部12aが接続されている。
図2~図4に示すように、オイルレベルゲージ12の把手部12aにおける舌部12e側とは反対側の部分には、凹部12fが設けられている。図6(a)に示すように、凹部12fは、上方から見て、把手部12aにおけるゲージ部12d側とは反対側の端部に設けられている。凹部12fは、上方から見て、略半円形状に形成されている。凹部12fには、後述する、第二面122及び第二指当部122aが設けられている。
図5及び図6に示すように、把手部12aは、ゲージ部12d側に向く第一面121と、第一面121とは反対側の第二面122とを有している。第一面121において舌部12eが設けられた部位には、第一指当部121aを有している。第二面122において舌部12eの延出方向とは逆側の端部には、第二指当部122aを有している。
第二指当部122aは、把手部12aを作業者が掴むときに、作業者の親指を接触させることが可能な部分である。第二指当部122aは、親指を接触可能なものであればいかなるものであっても良いが、例えば親指を接触させやすいように面取りを行ったり、凹状に形成したものであったりすると良い。本実施形態では、第二指当部122aは、作業者の親指の形状に沿った形状となるように凹状に形成されている。これにより、第二指当部122aに作業者の親指を接触させるとともに、第一指当部121aに作業者の親指を除く他の一又は複数の指(例えば、人差し指、中指、薬指、小指のうち少なくとも一つ)を接触させた状態で把手部12aを把持可能である。すなわち、第一指当部121aの長さは、作業者の指が一本以上掛かる長さを有している。
第一指当部121a、及び第二指当部122aの中間位置において、把手部12aとゲージ部12dとが接続されている。把手部12aとゲージ部12dとの間には、上蓋部12b及びシール部12cが配設されている。上蓋部12b及びシール部12cは、異物が外部から駆動装置2内に入ったり、潤滑油の飛沫等が駆動装置2から漏出することを防止する。上蓋部12b及びシール部12cは、ゴム材などの弾性材料で一体に成形されることもある。
ここで、本実施形態では、図3に示すように、舌部12eは、オイルレベルゲージ12の把手部12aに設けられていると共に、車両の高さ方向の下方(垂直方向下方)に沿って延出している。具体的には、舌部12eは、車両の幅方向から見て、サイドメンバ4における車両の高さ方向(垂直方向)の下端よりも下方に到来するように延出している。これにより、舌部12eのうち下端部分121e(図3に示す範囲S)が、サイドメンバ4の外方(車両1の幅方向)から視認可能となっている。また、図6(b)~(d)に示すように、舌部12eは、車両の高さ方向の上方から下方に沿って所定の幅で先細るように形成されている。このような形状により、作業者が舌部12eを把持し易くすることが可能である。
図5に示すように、オイルレベルゲージ12の上蓋部12b下面からゲージ部12dの先端までの長さは、駆動装置2のケーシングの底部に貯留される潤滑油にゲージ部12dの先端が浸るように設定されている。また、ゲージ部12dの先端には、油量が適正量であるかを確認するための複数の目印12gが配設される。
図2~図4に示すように、ガイドパイプ14は、オイルレベルゲージ12を駆動装置2の底部にあるオイル溜め部に向けて案内するためのパイプである。ガイドパイプ14は、一端(先端)に開口16を有する。ガイドパイプ14は、開口16を介してオイルレベルゲージ12を抜き差し可能とされている。図3に示すように、ガイドパイプ14の開口16は、車両の幅方向から見て、サイドメンバ4における車両の高さ方向の下端4aよりも上方に配置されている。すなわち、ガイドパイプ14の開口16は、サイドメンバ4の外方(車両1の幅方向)から視認不可能になっている。
一方、図2~図4に示すように、ガイドパイプ14は、他端(基端)が駆動装置2のケーシングに設けられた接続口(図示せず)に対して接続されている。ガイドパイプ14は、前述の接続口を介して駆動装置2のケーシングと連通している。そのため、開口16を介してオイルレベルゲージ12を差し込むことにより、オイルレベルゲージ12を駆動装置2の底部に設けられたオイル溜め部に案内できる。ガイドパイプ14は、駆動装置2の内部に潤滑油を注入する際の注ぎ口を兼ねている。ガイドパイプ14は、オイルレベルゲージ12に配設されたシール部12cを嵌入することにより、異物の侵入や潤滑油の漏出を防止するとともに、オイルレベルゲージ12を脱落不能に保持できる。なお、本実施形態では、ガイドパイプ14は、サイドメンバ4等の車体側と固定されていない(非固定)か、車体側と接続されていない(非接続)か、及び車体側と縁切りされたものであることのうち、少なくともいずれかである。
図2に示すように、ガイドパイプ14は、基端から先端にかけて基端部14a、屈曲部14b、及び先端部14cの3つの領域を有する。ガイドパイプ14は、屈曲部14bを境界として屈曲した形状とされている。
基端部14aは、駆動装置2のケーシングに設けられた接続口に接続される箇所である。基端部14aは、駆動装置2に接続された状態において、駆動装置2のケーシングから立ち上がるように形成されている。
屈曲部14bは、基端部14aと先端部14cの中間に位置しており、所定の曲度で湾曲した形状とされている。ガイドパイプ14の一部又は全部は、断面視において扁平形状に形成された扁平部140とされている。具体的には、図7(a)に示すように、ガイドパイプ14は、基端部14a及び先端部14cにおいて断面形状が略真円状であるのに対し、屈曲部14bにおいて所定の扁平率で扁平した、略楕円状の断面形状を有する扁平部140とされている。図7(b)に示すように、ゲージ部12dは、扁平部140においてガイドパイプ14の延伸方向に挿通可能であると共に、ガイドパイプ14の周方向に回動不能に形成されたものである。
屈曲部14bの扁平部140の扁平率は、オイルレベルゲージ12のゲージ部12dの幅を考慮して規定されている。具体的には、図7(b)に示すように、オイルレベルゲージ12のゲージ部12dが屈曲部14bの内壁面に接触したとしても、オイルレベルゲージ12の幅方向両端部のみが接触し、他の箇所においては屈曲部14bの内壁面に接触しない大きさとなるように規定されている。
図2に示すように、先端部14cは、油量検出作業を行う際に作業者がアクセスする部分である。先端部14cの末端に、上述した開口16が設けられている。先端部14cは、上述した屈曲部14bを介して車両1の前方側に設けられた2つのホイールハウス3のうち一方側に向けて延びるように形成されている。そのため、開口16は、ホイールハウス3内に存在している。
先端部14cは、水平あるいは水平よりも上方に傾斜するように配置されている。先端部14cは、駆動装置2への潤滑油の注入時や、オイルレベルゲージ12の引き抜き時等に潤滑油が垂れ落ちるのを防止する観点からすると、先端部14cは水平よりも上方に傾斜したものであることが望ましい。例えば、先端部14cは、水平よりも5°以上10°以下の角度範囲で上方に傾斜したものであることが望ましい。
上記説明した実施形態によれば、以下の効果(1)~(7)を得ることができる。
(1)上記実施形態による油量検出装置10では、オイルレベルゲージ12の把手部12aに車両1の高さ方向の下方に延出した舌部12eを設けた。これにより、オイルレベルゲージ12の把手部12aの形状が下方に延長されるため、車両1(サイドメンバ4)の外方からオイルレベルゲージ12の視認性を確保すると共に、把手部12aから下方に延長された部分の形状をサイドメンバ4の下方から作業者の指でつかみやすい形状とすることができる。すなわち、舌部12eにより下方からの視認性が向上すると共に、下方からの掴みやすさが向上する。その結果、オイルレベルゲージ12の視認性及び引き抜き作業性を向上することができる。
(2)上記実施形態による油量検出装置10では、車両1の幅方向から見て、舌部12eがサイドメンバ4における車両1の高さ方向の下端よりも下方に到来するように延出するようにした。このように構成すれば、車両1の幅方向から舌部を視認し易くなるため、作業者が舌部12eをつかみ易くなる。これにより、作業者がオイルレベルゲージ12を引き抜く際に、作業者の手がサイドメンバ4に接触することがない。その結果、オイルレベルゲージ12の引き抜き作業性を向上することができる。
(3)上記実施形態による油量検出装置10では、オイルレベルゲージ12の把手部12aにおける舌部12e側とは反対側の部分に凹部12fを設けた。これにより、作業者がオイルレベルゲージ12を引き抜く際に、作業者の指を凹部12fに引っ掛けることができる。これにより、オイルレベルゲージ12を摘んで引き抜き易くなるため、引き抜き作業性を向上することができる。
(4)上記実施形態による油量検出装置10では、第二指当部122aに作業者の親指を接触させるとともに、第一指当部121aに作業者の親指を除く他の一又は複数の指を接触させた状態で把手部12aを把持可能にした。これにより、作業者の親指と親指を除く他の一又は複数の指とによって、把手部12aを確実に把持することができるため、オイルレベルゲージ12をより引き抜き易くすることができる。
(5)上記実施形態による油量検出装置10では、第一指当部121a及び第二指当部122aの中間位置において、ゲージ部12dと把手部12aとを接続した。これにより、親指が当たる部分と親指を除く他の一又は複数の指が当たる部位との間にゲージ部12dが配置されるため、作業者がオイルレベルゲージ12を安定した状態で把持することができる。その結果、安定した状態でオイルレベルゲージ12をガイドパイプ14から引き抜くことができる。
(6)上記実施形態による油量検出装置10では、ゲージ部12dが、扁平部140においてガイドパイプ14の延伸方向に挿通可能であると共に、ガイドパイプ14の周方向に回動不能に形成した。これにより、オイルレベルゲージ12のゲージ部12dとガイドパイプ14の扁平部140との形状の兼ね合いによって、ゲージ部12dにおけるガイドパイプ14の周方向の位置決めが行われるため、オイルレベルゲージ12がガイドパイプ14に対して周方向に回動することを規制できる。
(7)上記実施形態による油量検出装置10では、ガイドパイプ14を、車体側と固定されていない、車体側と接続されていない、及び車体側と縁切りされたものであることのうち、少なくともいずれかであるようにした。このように構成すれば、ガイドパイプ14と車体側とを非固定、非接続、及び縁切りされたもののうち少なくともいずれかの状態とした場合においても、オイルレベルゲージ12の視認性を確保できると共に、把手部(舌部)を下方から指でつかみやすい形状とすることができる。その結果、オイルレベルゲージ12の視認性及び引き抜き作業性を向上することができる。
(変形例)
上記実施形態は、以下のように変更した構成とすることもできる。
上記実施形態では、舌部が車両の幅方向から見てサイドメンバにおける車両の高さ方向の下端よりも下方に到来するように延出する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、舌部が車両の高さ方向の下方に延出していればよく、舌部が車両の高さ方向の下端よりも下方に到来するまで延出していなくてもよい。これによっても、サイドメンバの下方から舌部の視認性が向上すると共に、下方からの掴みやすさが向上する。その結果、オイルレベルゲージの視認性及び引き抜き作業性を向上することができる。
上記実施形態では、舌部が車両の幅方向から見て車両の垂直方向の下方に延出する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、舌部が車両の高さ方向の下方から視認可能であれば、車両の垂直方向の下方に対して任意の角度範囲内で舌部が傾いて配置されていてもよい。
上記実施形態は、いずれも本発明の適応の例示であり、特許請求の範囲に記載の範囲内におけるその他いかなる実施形態も、発明の技術的範囲に含まれることは当然のことである。
1 :車両
4 :サイドメンバ
4e :下端
10 :油量検出装置
12 :オイルレベルゲージ
12a :把手部
12e :舌部
12f :凹部
14 :ガイドパイプ
16 :開口
121 :第一面
121a :第一指当部
122 :第二面
122a :第二指当部
140 :扁平部

Claims (3)

  1. 車両の幅方向側部において車両の前後方向に延びるように配置されたサイドメンバを有する車両に搭載され、内部に油溜まり部を有する装置に残存している油量を検出するための油量検出装置であって、
    オイルレベルゲージと、
    前記オイルレベルゲージを案内するガイドパイプとを有しており、
    前記ガイドパイプの開口から前記オイルレベルゲージを抜き差しすることにより前記油量の検出が可能であり、
    前記ガイドパイプの開口は、車両の幅方向から見て、前記サイドメンバにおける車両の高さ方向の下端よりも上方に配置されており、
    前記オイルレベルゲージの端部には、把手部が設けられており、
    前記オイルレベルゲージの前記把手部には、車両の高さ方向の下方に延出した舌部が設けられていること、を特徴とする油量検出装置。
  2. 前記舌部は、車両の幅方向から見て、前記サイドメンバにおける車両の高さ方向の下端よりも下方に到来するように延出していること、を特徴とする請求項1に記載の油量検出装置。
  3. 前記オイルレベルゲージが、前記ガイドパイプに挿通されるゲージ部の一端側に前記把手部を設けたものであり、
    前記把手部が、前記ゲージ部側に向く第一面と、前記第一面とは反対側の第二面とを有し、
    前記第一面において前記舌部が設けられた部位に、第一指当部を有するものであり、
    前記第二面において前記舌部の延出方向とは逆側の端部に、第二指当部を有するものであり、
    前記第二指当部に作業者の親指を接触させるとともに、前記第一指当部に前記作業者の親指を除く他の一又は複数の指を接触させた状態で前記把手部を把持可能であること、を特徴とする請求項1又は2に記載の油量検出装置。
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