JP7743468B2 - 形状測定装置および形状測定装置の校正方法 - Google Patents

形状測定装置および形状測定装置の校正方法

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Description

本発明は、照明光を用いて板状の測定対象における輪郭形状を測定する形状測定装置および形状測定装置の校正方法に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、平行光を測定対象越しにイメージセンサに向けて照射し、イメージセンサに投影された前記測定対象の影像により前記測定対象の形状を測定する形状測定装置が知られている。
特開2006-145487号公報
ところで、測定対象が平行光の進行方向に長い部材である場合、回折縞が生じてしまう場合がある。前記回折縞が生じると、画像に前記測定対象の影像に加えて前記回折縞の像も写り込むため、測定結果の形状に誤差が生じてしまう。このため、画像の背景を、イメージセンサにおける受光光量の飽和によって、白色にしてしまうことが考えられる。しかしながら、この方法では、前記イメージセンサのダイナミックレンジを超えるため、前記イメージセンサの出力に基づき前記平行光の光量を設定値に調整できず、校正できない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、光量を校正できる形状測定装置および形状測定装置の校正方法を提供することである。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる形状測定装置は、照明部と、撮像部と、測定の場合に前記照明部と前記撮像部との間に板状の測定対象が配置され、前記照明部から照射された照明光によって形成された前記測定対象の影を前記撮像部で撮像することによって生成した前記測定対象の影画像に基づいて前記測定対象の輪郭形状を求める画像処理部とを備える装置であって、校正の場合に前記照明部と前記撮像部との間に配置される減光フィルタ部と、前記照明部から照射された照明光を、前記減光フィルタ部を介して前記撮像部で受光した受光光量に基づいて前記照明部から照射される照明光の光量を校正する校正部とを備える。
このような形状測定装置は、入射光の光量を低減して射出する減光フィルタ部を備えるので、撮像部のダイナミックレンジを超える設定値に、照明部から照射される照明光の光量を調整して校正する場合でも、前記撮像部のダイナミックレンジ内となるように減光フィルタ部によって減光することで、前記光量の校正ができる。
他の一態様では、上述の形状測定装置において、前記校正部は、前記撮像部で受光した受光光量が予め設定された所定の光量となるように、前記照明部を調整することによって、前記照明部から照射される照明光の光量を校正する。
これによれば、撮像部で受光した受光光量が予め設定された所定の光量となるように、前記照明部から照射される照明光の光量を校正する形状測定装置が提供できる。
他の一態様では、これら上述の形状測定装置において、前記校正後に前記照明部に流れる電流の電流値が、前記照明部の最大定格電流値に基づいて予め設定された閾値を超えると、警報を外部に報知する報知部をさらに備える。
照明部から照射される照明光の光量は、一般に、経年変化により低減する。このため、前記低減した光量を補うために、前記照明部に流れる電流の電流値が増大される。したがって、やがて、前記照明部に流れる電流の電流値が前記照明部の最大定格電流値を超えてしまい、前記照明部が故障してしまう。上記形状測定装置は、前記電流値が閾値を超えると、その旨の警報を外部に報知するので、前記照明部が故障してしまう前に、例えば発光素子の交換等の、対処ができる。
他の一態様では、これら上述の形状測定装置において、前記減光フィルタ部は、減光フィルタと、前記減光フィルタを校正位置と退避位置との間で移動させる移動駆動部とを備え、前記校正位置は、前記照明部と前記撮像部との間に前記減光フィルタを配置する位置であり、前記退避位置は、前記照明部と前記撮像部との間に前記減光フィルタを配置しない位置である。
このような形状測定装置は、減光フィルタを校正位置と退避位置との間で移動させる移動駆動部を備えるので、校正の場合と測定の場合とで減光フィルタを自動的に校正位置と退避位置との間で移動できる。
本発明の他の一態様にかかる形状測定装置の校正方法は、照明部と、撮像部と、測定の場合に前記照明部と前記撮像部との間に板状の測定対象が配置され、前記照明部から照射された照明光によって形成された前記測定対象の影を前記撮像部で撮像することによって生成した前記測定対象の影画像に基づいて前記測定対象の輪郭形状を求める画像処理部とを備える形状測定装置の校正方法であって、校正の場合に前記照明部と前記撮像部との間に減光フィルタを配置する配置工程と、前記照明部から照射された照明光を、前記減光フィルタを介して前記撮像部で受光した受光光量に基づいて前記照明部から照射される照明光の光量を校正する校正工程とを備える。
このような形状測定装置の校正方法は、校正の場合に、入射光の光量を低減して射出する減光フィルタを前記照明部と前記撮像部との間に配置するので、撮像部のダイナミックレンジを超える設定値に、照明部から照射される照明光の光量を調整して校正する場合でも、前記撮像部のダイナミックレンジ内となるように減光フィルタによって減光することで、前記光量の校正ができる。
他の一態様では、上述の形状測定装置の校正方法において、前記測定対象は、円板状の部材であり、前記輪郭形状は、前記円板状の部材における厚さ方向の輪郭形状である。
これによれば、円板状の部材における厚さ方向の輪郭形状を測定する形状測定装置の校正方法が提供できる。
他の一態様では、上述の形状測定装置の校正方法において、前記測定対象は、円板状の部材であり、前記輪郭形状は、前記円板状の部材における円周方向の輪郭形状である。
これによれば、円板状の部材における円周方向の輪郭形状を測定する形状測定装置の校正方法が提供できる。
他の一態様では、上述の形状測定装置の校正方法において、前記測定対象は、周方向の所定位置に切り欠きが形成されている円板状の部材であり、前記輪郭形状は、前記切り欠きの輪郭形状である。
これによれば、切り欠きの輪郭形状を測定する形状測定装置の校正方法が提供できる。
本発明にかかる形状測定装置および形状測定装置の校正方法は、光量を校正できる
実施形態における形状測定装置の構成を示すブロック図である。 前記形状測定装置における減光フィルタの退避位置を説明するための図である。 前記形状測定装置における減光フィルタの校正位置を説明するための図である。 一例として、前記形状測定装置で測定される輪郭形状を説明するための図である。 校正に関する、前記形状測定装置の動作を示すフローチャートである。 第3変形形態の形状測定装置を説明するための図である。 前記第3変形形態の形状測定装置で測定される測定対象を説明するための図である。 一例として、前記第3変形形態の形状測定装置で測定される輪郭形状を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の1または複数の実施形態が説明される。しかしながら、発明の範囲は、開示された実施形態に限定されない。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
実施形態における形状測定装置は、照明部と、撮像部と、測定の場合に前記照明部と前記撮像部との間に板状の測定対象が配置され、前記照明部から照射された照明光によって形成された前記測定対象の影を前記撮像部で撮像することによって生成した前記測定対象の影画像に基づいて前記測定対象の輪郭形状を求める画像処理部とを備える装置である。この形状測定装置は、校正の場合に前記照明部と前記撮像部との間に配置される減光フィルタ部と、前記照明部から照射された照明光を、前記減光フィルタ部を介して前記撮像部で受光した受光光量に基づいて前記照明部から照射される照明光の光量を校正する校正部とを備える。以下、このような形状測定装置およびこれに実装された形状測定装置の校正方法について、より具体的に説明する。
図1は、実施形態における形状測定装置の構成を示すブロック図である。図2は、前記形状測定装置における減光フィルタの退避位置を説明するための図である。図3は、前記形状測定装置における減光フィルタの校正位置を説明するための図である。図4は、一例として、前記形状測定装置で測定される輪郭形状を説明するための図である。
形状測定装置1000は、例えば、図1ないし図3に示すように、第1輪郭形状測定部1と、第1減光フィルタ部2と、制御処理部3と、入力部4と、出力部5と、インターフェース部(IF部)6と、記憶部7とを備える。
第1輪郭形状測定部1は、照明部と、撮像部と、測定の場合に前記照明部と前記撮像部との間に板状の測定対象WAが配置され、前記照明部から照射された照明光によって形成された測定対象WAの影を前記撮像部で撮像することによって生成した測定対象WAの影画像に基づいて測定対象WAの輪郭形状を求める画像処理部とを備える装置である。より具体的には、本実施形態では、第1輪郭形状測定部1は、測定対象WAの周縁部に外周の接線方向から光を当てることによって生じる前記周縁部の影を撮像した影画像に基づいて測定対象WAの輪郭形状を測定する装置である。測定対象WAは、例えば円板状の部材であり、前記輪郭形状は、例えば図4に示すように厚さ方向の影画像SWAに基づいて測定される、前記円板状の部材における厚さ方向の輪郭形状(円板の法線方向に直交する水平方向(側面)から見た外輪郭形状)である。測定対象WAは、図略の回転ステージ(ターンテーブル)に載置され、第1輪郭形状測定部1は、前記回転ステージによって測定対象WAを所定の角度間隔(サンプリング間隔)で順次に回転させ、周方向の各測定箇所(サンプリング点)で側面から見た各輪郭形状を測定する。第1輪郭形状測定部1は、例えば、第1測定部11と、第1形状演算部12(32)とを備える。
第1測定部11は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、測定対象WAの周縁部に外周の接線方向から光を当てることによって前記周縁部の影を生成し、この生成した前記周縁部の影を撮像する装置である。このような第1測定部11は、例えば、図2および図3に示すように、照明部(第1照明部)111と、照明光学系112と、受光光学系113と、撮像部114とを備える。第1照明部111は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、照明光を発光するものであり、例えば白色発光ダイオード等の光源を備えて構成される。照明光学系112は、第1照明部111から照射(放射)された照明光を平行光にコリメートするものであり、例えば1または複数のレンズを備えて構成される。受光光学系113は、測定対象WAの周縁部に前記平行光の照明光を当てることによって生じる前記周縁部の影の光学像を撮像部114の撮像面(受光面)に結像させるものであり、例えば1または複数のレンズを備えて構成される。撮像部114は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、撮像面に結像した前記周縁部の影の光学像を電気的な信号に変換するものであり、例えばCCD型エリアイメージセンサやCMOS型エリアイメージセンサを備えて構成される。撮像部114は、この撮像によって得られたデータ(影データ)を制御処理部3に出力する。これら第1照明部111、照明光学系112、受光光学系113および撮像部114それぞれは、各光軸が互いに一致するように、この順に配置される。
第1形状演算部12(32)は、本実施形態では後述するように制御処理部3に機能的に構成され、撮像部114の出力(前記影データ)を画像処理(第1画像処理)することで前記周縁部の影の画像(影画像)を表すデータである影画像データを生成し、この生成した影画像データを画像処理(第2画像処理)することによって測定対象WAの輪郭形状を求めるものである。前記第2画像処理は、例えばSobelフィルタ等のエッジフィルタによりエッジを抽出する第21画像処理、前記第21画像処理で抽出したエッジから、予め設定された輝度閾値によりノイズを除去する第22画像処理、および、前記第22画像処理によるノイズ除去後のエッジにフィッティングする曲線を前記影輪郭形状としてサブピクセル単位で求める第23画像処理等を備える。
本実施形態では、画像の背景を、イメージセンサにおける受光光量の飽和によって白色にしてしまうことで回折縞の影響を除去するために、第1照明部111は、撮像部114におけるエリアイメージセンサのダイナミックレンジDRを超えた予め設定された設定値SVの光量の照明光を照射する。撮像部114におけるエリアイメージセンサのダイナミックレンジDRを0≦DR≦DRuとすると、DRu<SVである。
第1減光フィルタ部2は、校正の場合に前記照明部111と前記撮像部114との間に配置され、入射光の光量を低減(減光)して射出する装置である。より具体的には、第1減光フィルタ部2は、本実施形態では、図2および図3に示すように、減光フィルタ21と、移動駆動部22とを備える。
減光フィルタ(NDフィルタ)21は、入射光の光量を低減(減光)して射出する光学素子である。減光フィルタ21には、入射光の光量を低減できれば、任意の光学フィルタが利用できる。例えば、減光フィルタ21には、ガラス基板に金属薄膜を積層した光学フィルタや、ガラス基板中や樹脂基板中に光吸収物質を混入した光学フィルタや、いわゆる磨りガラスの光学フィルタや、ガラス基板に誘電多層膜を積層した光学フィルタ等が利用できる。減光フィルタ21は、遮光範囲に波長依存性があってもよく、波長依存性がなくてもよく、第1照明部111から照射される照明光の波長に対し、減光できればよい。減光フィルタ21における、入射光に対する透過光の割合である透過率RV(0≦RV≦1)は、測定の場合に、撮像部114におけるエリアイメージセンサのダイナミックレンジDRを超えた設定値SVの光量を、校正の場合に、前記エリアイメージセンサのダイナミックレンジDR内の光量に低減するように適宜に設定される(0≦SV×RV≦DR)。
移動駆動部22は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、前記減光フィルタ21を校正位置と退避位置との間で移動させる装置である。前記校正位置は、図3に示すように、第1照明部111と撮像部114との間に減光フィルタ21を配置する位置であり、校正の場合に、減光フィルタ21が位置する位置である。前記退避位置は、図2に示すように、第1照明部111と撮像部との間に前記減光フィルタを配置しない位置であり、測定の場合に、減光フィルタ21が位置する位置である。すなわち、前記校正位置は、第1照明部111から照射された照明光が減光フィルタ21を介して撮像部114で受光されるような位置であり、前記退避位置は、第1照明部111から照射された照明光が減光フィルタ21を介さずに撮像部114で受光されるような位置である。なお、校正の場合、測定対象WAは、配置されてもよく、配置されなくてもよいが、図3では、この配置されない測定対象WAが破線で図示されている。図2に示す測定対象WAと図3に破線で示す測定対象WAとを重ねることによって、前記校正位置と前記退避位置とが対比でき、これら各位置の相違が認識できる。
移動駆動部22は、前記減光フィルタ21を校正位置と退避位置との間で移動できれば、任意の装置であってよく、移動駆動部22には、例えば、油圧シリンダや電動シリンダ等が利用できる。移動駆動部22には、本実施形態では、電動シリンダ22が用いられ、そのピストンロッド22aには、減光フィルタ21が取り付けられる。あるいは、移動駆動部22には、いわゆるラックアンドピニオンが用いられてもよい。前記ラックに減光フィルタ21が取り付けられ、前記ピニオンがモータによって駆動される。上述では、直線軌道で前記減光フィルタ21が校正位置と退避位置との間で移動されたが、曲線軌道で前記減光フィルタ21が校正位置と退避位置との間で移動されてもよい。この場合では、例えば、前記退避位置は、前記校正位置から時計回りまたは反時計回りに90度回転した位置に設定され、移動駆動部22は、減光フィルタ21を回転移動させる例えば減速機およびモータ等を備えて構成される。
入力部4は、制御処理部3に接続され、例えば、測定開始を指示するコマンド等の各種コマンド、および、測定対象名等の、形状測定装置1000を動作させる上で必要な各種データを前記形状測定装置1000に入力する機器であり、例えば、キーボード、マウス、および、所定の機能を割り付けられた複数の入力スイッチ等である。出力部5は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、入力部4から入力されたコマンドやデータおよび輪郭形状等を出力する機器であり、例えばCRTディスプレイ、LCD(液晶表示装置)および有機ELディスプレイ等の表示装置やプリンタ等の印刷装置等である。
なお、入力部4および出力部5は、タッチパネルより構成されてもよい。このタッチパネルを構成する場合において、入力部4は、例えば抵抗膜方式や静電容量方式等の操作位置を検出して入力する位置入力装置であり、出力部5は、表示装置である。このタッチパネルでは、表示装置の表示面上に位置入力装置が設けられ、表示装置に入力可能な1または複数の入力内容の候補が表示され、ユーザが、入力したい入力内容を表示した表示位置に触れると、位置入力装置によってその位置が検出され、検出された位置に表示された表示内容がユーザの操作入力内容として形状測定装置1000に入力される。このようなタッチパネルでは、ユーザは、入力操作を直感的に理解し易いので、ユーザにとって取り扱い易い形状測定装置1000が提供される。
IF部6は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、例えば、外部の機器との間でデータを入出力する回路であり、例えば、シリアル通信方式であるRS-232Cのインターフェース回路、Bluetooth(登録商標)規格を用いたインターフェース回路、および、USB規格を用いたインターフェース回路等である。また、IF部6は、例えば、データ通信カードや、IEEE802.11規格等に従った通信インターフェース回路等の、外部の機器と通信信号を送受信する通信インターフェース回路であってもよい。
記憶部7は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、制御処理プログラムが含まれ、前記制御処理プログラムには、例えば、制御プログラム、第1形状演算プログラム、校正プログラムおよび移動制御プログラム等が含まれる。前記制御プログラムは、形状測定装置1000の各部1、2、4~7を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するプログラムである。前記第1形状演算プログラムは、撮像部114から出力される影データを前記第1画像処理することで前記影画像データを生成し、この生成した影画像データを前記第2画像処理することによって測定対象WAの輪郭形状を求めるプログラムである。前記校正プログラムは、第1照明部111から照射された照明光を、減光フィルタ部2を介して撮像部114で受光した受光光量に基づいて前記第1照明部111から照射される照明光の光量を校正するプログラムである。前記移動制御プログラムは、校正の場合には減光フィルタ21を校正位置に位置させ、測定の場合には減光フィルタ21を退避位置に位置させるように、減光フィルタ部2の移動駆動部22を制御するプログラムである。
前記各種の所定のデータには、例えば、測定対象名、第1照明部111から照射される照明光の目標光量である前記設定値SV、減光フィルタ21の前記減光量RV、校正の際に電流値を調整する調整量△i、情報処理中の各データおよび輪郭形状等の、これら各プログラムを実行する上で必要なデータが含まれる。前記設定値SVおよび前記調整量△iは、例えば複数のサンプルから、予め適宜に設定される。
このような記憶部7は、例えば不揮発性の記憶素子であるROM(Read Only Memory)や書き換え可能な不揮発性の記憶素子であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等を備える。そして、記憶部7は、前記所定のプログラムの実行中に生じるデータ等を記憶するいわゆる制御処理部3のワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)等を含む。また、記憶部7は、比較的記憶容量の大きいハードディスク装置を備えて構成されてもよい。
制御処理部3は、形状測定装置1000の各部1、2、4~7を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、測定対象WAの輪郭形状を求めるための回路である。制御処理部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)およびその周辺回路を備えて構成される。制御処理部3には、前記制御処理プログラムが実行されることによって、制御部31、第1形状演算部32(12)、校正部33および移動制御部34が機能的に構成される。
制御部31は、形状測定装置1000の各部1、2、4~7を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、形状測定装置1000の全体の制御を司るものである。
第1形状演算部32(12)は、上述したように、撮像部114から出力される影データを前記第1画像処理することで前記影画像データを生成し、この生成した影画像データを前記第2画像処理することによって測定対象WAにおける厚さ方向の輪郭形状を求めるものである。
校正部33は、第1照明部111から照射された照明光を、減光フィルタ部2の減光フィルタ21を介して撮像部114で受光した受光光量に基づいて前記第1照明部111から照射される照明光の光量を校正するものである。
移動制御部34は、校正の場合には減光フィルタ21を校正位置に位置させ、測定の場合には減光フィルタ21を退避位置に位置させるように、減光フィルタ部2の移動駆動部22を制御するものである。
校正についてより具体的に説明すると、まず、移動制御部34は、移動駆動部22を制御することによって減光フィルタ21を校正位置に位置させる。続いて、制御部31は、前回の校正で調整された電流値(初回の場合にはデフォルト(初期値)の電流値)icの電流を第1照明部111に通電することによって第1照明部111から照明光を照射させ、この照射させた照明光を、減光フィルタ21を介して撮像部114のエリアイメージセンサで受光する。撮像部114のエリアイメージセンサにおける、減光フィルタ21を介した照明光を受光する範囲(受光範囲)内には、受光光量MVの算出用に、予め複数の受光素子が設定される。続いて、校正部33は、これら複数の受光素子における各出力の平均値を前記受光光量MVとして求め、この求めた受光光量MVに、減光フィルタ21の減光量RVを加算することによって、第1照明部111から照射された照明光の真の光量TV(=MV+RV)を求める。続いて、校正部33は、この求めた照明光の真の光量TVと前記設定値SVとを比較し、例えば、前記照明光の真の光量TVが前記設定値SVと予め設定された所定の範囲(マージン)内で一致するか否かを判定する。前記一致する場合には、校正部33は、校正の処理を終了する。一方、前記一致しない場合であって、照明光の真の光量TVが前記設定値SVより小さい場合には、前記電流値icに前記調整量△iを加算することによって前記電流値icを更新し(ic←ic+△i)、前記一致しない場合であって、照明光の真の光量TVが前記設定値SVより大きい場合には、前記電流値icに前記調整量△iを減算することによって前記電流値icを更新する(ic←ic-△i)。この更新後の電流値icで、上述と同様に、第1照明部111での照明光の照射、撮像部114のエリアイメージセンサでの前記照明光の受光、前記照明光の真の光量TVの演算、前記照明光の真の光量TVと前記設定値SVとの比較、および、比較結果に応じた電流値icの更新の各処理が実施され、これが前記比較結果が一致するまで繰り返される。そして、前記校正の処理が終了すると、校正部33は、そのときの電流値icを今回の校正で調整された電流値として記憶部7に記憶する(更新しない場合には前回の校正で調整された電流値icが今回の校正で調整された電流値として記憶部7に記憶され、更新した場合には更新後の電流値icが今回の校正で調整された電流値として記憶部7に記憶される)。移動制御部34は、移動駆動部22を制御することによって減光フィルタ21を退避位置に位置させる。
これら制御処理部3、入力部4、出力部5、IF部6および記憶部7は、例えば、デスクトップ型やノート型等のコンピュータによって構成可能である。
次に、本実施形態の動作について説明する。図5は、校正に関する、前記形状測定装置の動作を示すフローチャートである。
このような構成の形状測定装置1000は、その電源が投入されると、必要な各部の初期化を実行し、その稼働を始める。制御処理部3には、その制御処理プログラムの実行によって、制御部31、第1形状演算部32(12)、校正部33および移動制御部345が機能的に構成される。
例えば、入力部4で校正の開始を指示するコマンドを受け付けると、図5において、形状測定装置1000は、制御処理部3の移動制御部34によって移動駆動部22を制御することによって、減光フィルタ21を移動して校正位置に位置させる(S1)。
続いて、形状測定装置1000は、制御処理部3の制御部31によって、記憶部7に記憶されている電流値icの電流で第1照明部111から照明光を照射させ、この照射させた照明光を減光フィルタ21を介して撮像部114のエリアイメージセンサで受光する(S2)。
続いて、形状測定装置1000は、制御処理部3の校正部33によって、受光光量MVを求めて前記照明光の真の光量TV(=MV+RV)を求める(S3)。
続いて、形状測定装置1000は、校正部33によって、この求めた照明光の真の光量TVと前記設定値SVとを比較する(S4)。
続いて、形状測定装置1000は、校正部33によって、比較の結果、前記照明光の真の光量TVが前記設定値SVと前記所定の範囲内で一致するか否かを判定する(S5)。前記判定の結果、形状測定装置1000は、前記一致しない場合には、次に、処理S6を実行し、一方、前記一致する場合には、次に、処理S7を実行する。
この処理S6では、形状測定装置1000は、校正部33によって、前記照明光の真の光量TVが前記設定値SVより小さい場合には、前記電流値icに前記調整量△iを加算することによって前記電流値icを更新し(ic←ic+△i)、前記照明光の真の光量TVが前記設定値SVより大きい場合には、前記電流値icに前記調整量△iを減算することによって前記電流値icを更新し(ic←ic-△i)、処理を処理S2に戻す。
前記処理S7では、形状測定装置1000は、校正部33によって、そのときの電流値icを今回の校正で調整された電流値として記憶部7に記憶する。
そして、形状測定装置1000は、制御処理部3の移動制御部34によって移動駆動部22を制御することによって、減光フィルタ21を移動して退避位置に位置させ(S8)、本処理を終了する。
以上説明したように、実施形態における形状測定装置1000およびこれに実装された形状測定装置の校正方法は、入射光の光量を低減して射出する減光フィルタ部2を備えるので、撮像部114のダイナミックレンジDRを超える設定値SVに、第1照明部111から照射される照明光の光量を調整して校正する場合でも、前記撮像部114のダイナミックレンジDR内となるように減光フィルタ部2によって減光することで、前記光量の校正ができる。
本実施形態によれば、撮像部114で受光した受光光量MVが予め設定された所定の光量、例えば撮像部114におけるエリアイメージセンサのダイナミックレンジDRを超えて受光素子が飽和するような光量となるように、前記第1照明部111から照射される照明光の光量を校正する形状測定装置1000が提供できる。
上記形状測定装置1000は、減光フィルタ21を校正位置と退避位置との間で移動させる移動駆動部22を備えるので、校正の場合と測定の場合とで減光フィルタ21を自動的に校正位置と退避位置との間で移動できる。
なお、上述の実施形態では、減光フィルタ21が移動駆動部22によって校正位置と退避位置との間で移動されたが、減光フィルタ21を脱着する治具(取付け治具)が校正位置に設けられ、校正の場合に、ユーザ(オペレータ)によって減光フィルタ21が前記取付け治具に取り付けられ、測定の場合に、前記ユーザによって減光フィルタ21が前記取付け治具から取り外されてもよい(第1変形形態)。
また、上述の実施形態(前記第1変形形態を含む)において、形状測定装置1000は、校正後に第1照明部111に流れる電流の電流値iが、前記第1照明部111の最大定格電流値imaxに基づいて予め設定された閾値(警報報知閾値)ithを超えると、その旨の警報を外部に報知する報知部37をさらに備えてもよい(第2変形形態)。例えば、前記制御処理プログラムに含まれるプログラムとして、校正後に第1照明部111に流れる電流の電流値iが、前記第1照明部111の最大定格電流値imaxに基づく警報報知閾値ithを超えると、その旨の警報を外部に報知する報知プログラムが記憶部7に記憶され、前記制御処理プログラムが実行されることによって、図1に破線で示すように、このような報知部37が制御処理部3に機能的に構成される。前記警報報知閾値ithは、例えば、最大定格電流値imaxの8割5分や9割や9割5分等に適宜に設定される。報知部37は、上述の処理S7の実行の際に、今回の校正で調整された電流値icが前記警報報知閾値ithを超えているか否かを判定し、この判定の結果、前記超えている場合には、例えば、「照明光の光源を交換することを推奨します。」等の、第1照明部111の光源の交換を促すメッセージを前記警報として出力部5に出力させる。あるいは、例えば、警告灯の点灯や警報音の発報等で前記警報が報知されてもよい。
第1照明部111から照射される照明光の光量は、一般に、経年変化により低減する。前記光量は、給電電力量の増加に従って増加するため、前記低減した光量を補うために、一定電圧では前記第1照明部111に流れる電流の電流値icが増大される。したがって、やがて、前記第1照明部111に流れる電流の電流値icが前記第1照明部111の最大定格電流値imaxを超えてしまい、前記第1照明部111が故障してしまう。この第2変形形態における形状測定装置1000は、前記電流値icが警報報知閾値ithを超えると、警報を外部に報知するので、前記第1照明部111が故障してしまう前に、例えば光源の発光素子の交換等の、対処ができる。
また、上述の実施形態(前記第1および第2変形形態を含む)において、形状測定装置1000は、さらに、前記測定対象が円板状の部材であり、前記円板状の部材における円周方向の輪郭形状を測定するように構成されたり、前記測定対象が周方向の所定位置に切り欠きが形成されている円板状の部材であり、前記切り欠きの輪郭形状を測定するように構成されたりしてもよい(第3変形形態)。いずれか一方が形状測定装置1000にさらに備えられてもよいが、ここでは、両方が形状測定装置1000にさらに備えられる場合について、より具体的に説明する。
図6は、第3変形形態の形状測定装置を説明するための図である。なお、図6には、第1ないし第3減光フィルタ部2、42、52の図示が省略され、図示されていない。図7は、前記第3変形形態の形状測定装置で測定される測定対象を説明するための図である。図8は、一例として、前記第3変形形態の形状測定装置で測定される輪郭形状を説明するための図である。
このような第3変形形態における形状測定装置1000は、さらに、図1に破線で示すように、第2輪郭形状測定部41と、第2減光フィルタ部42と、第3輪郭形状測定部51と、第3減光フィルタ部52とを備える。
測定対象WAaは、ここでは、例えば、図7に示すように、周方向の所定位置に略「V」字形状の切り欠きNCが形成されている円板状の部材である。測定対象WAaが半導体ウェハである場合には、前記切り欠きNCによってその結晶方位が示される。
第2輪郭形状測定部41は、測定対象WAaにおける円周方向の輪郭形状(円板の法線方向から見た外輪郭形状)を測定する装置であり、例えば、第2測定部411と、第2形状演算部412(35)とを備える。
第2測定部411は、制御処理部3に接続され、制御処理部3の制御に従って、測定対象WAaの厚さ方向から所定の照明光を前記測定対象WAaに照射して前記測定対象WAaの周縁端の位置を測定する装置である。第2測定部411は、前記測定対象WAaの周方向θに沿う互いに異なる複数の測定箇所で前記周縁端の各位置を測定する。
このような第2測定部411は、例えば、図6に示すように、厚さ方向から径方向に沿って線状に照明光を測定対象WAaに照射する照明部(第2照明部)4111と、第2照明部4111から照射された照明光を、前記測定対象WAaを介して受光する受光部4112と、第2照明部4111と受光部4112とを所定の間隔を空けて互いに対向するように保持する保持部4113とを備え、これら第2照明部4111、保持部4113および受光部4112は、側面視にて略コ字形状(E字における中央の“-”を除去した形状)を呈している。したがって、受光部412は、第2照明部4111に対向するように配置される。第2照明部4111は、例えば、光源から放射された光をコリメータレンズで平行光とし、前記平行光を、一方向に長尺な矩形形状のスリット孔を形成した板状部材の前記スリット孔を介して径方向rに沿うスリット光とし、前記スリット光を前記照明光として測定対象WAaに照射する装置等を備えて構成され、受光部4112は、前記スリット孔より幅広なラインセンサまたはエリアイメージセンサ等を備えて構成される。このような第2照明部4111および受光部4112を備える第2測定部411では、前記一方向に径方向rが沿うように、測定対象WAaが第2測定部411に対して配置される。あるいは例えば、第2照明部4111は、光源から放射されたレーザ光を前記照明光として径方向rに走査させながら測定対象WAaに照射する装置であり、受光部4112は、前記レーザ光より幅広なラインセンサまたはエリアイメージセンサ等を備えて構成される。このような第2照明部4111および受光部4112を備える第2測定部411では、前記走査の方向に径方向rが沿うように、測定対象WAaが測定部1に対して配置される。保持部4113は、例えば一方向に延びる柱状部材であり、前記柱状部材の両端部で、前記一方向に直交する方向に延びるように第2照明部4111および受光部4112を保持する。
第2形状演算部412(35)は、この第3変形形態では制御処理部3に機能的に構成され、前記複数の測定箇所それぞれについて、受光部4112の出力に基づいて当該測定箇所における測定対象WAaの周縁端の位置を求め、前記複数の測定箇所それぞれで求めた測定対象WAaの周縁端の各位置に基づいて測定対象WAaにおける円周方向の輪郭形状を求めるものである。第2照明部4111から照射された線状の照明光は、測定対象WAaで遮光されるので、例えば輝度が予め設定された所定の閾値(周縁端位置判定閾値)未満である画素から、輝度が前記周縁端位置判定閾値以上となる画素を判定することで、この輝度が切り替わる画素の位置が測定対象WAaの周縁端の位置として求められ、線状の照明光における一方端(測定対象WAaの中心に近い端)から測定対象WAaの周縁端までの距離L1が求められる。原理的には、前記図略の回転ステージの中心(測定対象WAaの中心)から、線状の照明光における一方端までの距離L2は、予め既知であるので、前記距離L1に前記距離L2を加算することで、測定対象WAaの中心から、測定対象WAaの周縁端までの距離L3(=L1+L2)が求められる。この距離L3を前記複数の測定箇所それぞれについて求めることで、測定対象WAaにおける円周方向の輪郭形状が求められる。
第2減光フィルタ部42は、第2照明部4111と受光部4112との間に校正位置が設定されるように、第2輪郭形状測定部41に対して配置される点を除き、第1減光フィルタ部2と同様であるので、その説明を省略する。
校正部33は、さらに、第2照明部4111から照射された照明光を、第2減光フィルタ部42を介して受光部4112で受光した受光光量に基づいて前記照明部4111から照射される照明光の光量を校正する。前記校正プログラムは、さらに、第2照明部4111から照射された照明光を、第2減光フィルタ部42を介して受光部4112で受光した受光光量に基づいて前記照明部4111から照射される照明光の光量を校正するプログラムを含む。
そして、記憶部7は、前記制御処理プログラムに含まれるプログラムとして、前記複数の測定箇所それぞれについて、受光部4112の出力に基づいて当該測定箇所における測定対象WAaの周縁端の位置を求め、前記複数の測定箇所それぞれで求めた測定対象WAaの周縁端の各位置に基づいて測定対象WAaにおける円周方向の輪郭形状を求める第2形状演算プログラムを記憶する。前記制御処理プログラムが実行されることによって、第2形状演算部35(412)が制御処理部3に機能的に構成される。
第3輪郭形状測定部51は、測定対象WAaにおける切り欠きNCの輪郭形状(円板の法線方向から見た切り欠きNCの輪郭形状)を測定する装置であり、例えば、第3測定部511と、第3形状演算部512(36)とを備える。第3測定部511は、測定対象WAの厚さ方向から前記測定対象の周縁部分に光を当てる点を除き、第1測定部11と同様である。すなわち、第3測定部511は、第1照明部111および照明光学系112と同様な照明部および照明光学系を備える照明ユニット5111と、受光光学系113および撮像部114と同様な受光光学系および撮像部を備える受光ユニット5112とを備える。第3形状演算部512(36)は、前記受光ユニット5112の撮像部の出力を用いる点を除き、第1形状演算部32(12)と同様であるので、その説明を省略する。
第3減光フィルタ部52は、照明ユニット5111と受光ユニット5112との間に校正位置が設定されるように、第3輪郭形状測定部51に対して配置される点を除き、第1減光フィルタ部2と同様であるので、その説明を省略する。
校正部33は、さらに、照明ユニットから照射された照明光を、第3減光フィルタ部52を介して受光ユニット5112で受光した受光光量に基づいて前記照明ユニット5111から照射される照明光の光量を校正する。前記校正プログラムは、さらに、照明ユニットから照射された照明光を、第3減光フィルタ部52を介して受光ユニット5112で受光した受光光量に基づいて前記照明ユニット5111から照射される照明光の光量を校正するプログラムを含む。
そして、記憶部7は、前記制御処理プログラムに含まれるプログラムとして、第1形状演算プログラムと同様な第3形状演算プログラムを記憶する。前記制御処理プログラムが実行されることによって、第3形状演算部36(512)が制御処理部3に機能的に構成される。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
1000 形状測定装置
1 第1輪郭形状測定部
2 第1減光フィルタ部
3 制御処理部
5 出力部
7 記憶部
11 第1測定部
31 制御部
32(12) 第1形状演算部
33 校正部
34 移動制御部
35(412) 第2形状演算部
36(512) 第3形状演算部
37 警報部
41 第2輪郭形状測定部
42 第2減光フィルタ部
51 第3輪郭形状測定部
52 第3減光フィルタ部
411 第2測定部
511 第3測定部

Claims (7)

  1. 照明部と、撮像部と、測定の場合に前記照明部と前記撮像部との間に板状の測定対象が配置され、前記照明部から照射された照明光によって形成された前記測定対象の影を前記撮像部で撮像することによって生成した前記測定対象の影画像に基づいて前記測定対象の輪郭形状を求める画像処理部とを備える形状測定装置であって、
    校正の場合に前記照明部と前記撮像部との間に配置される減光フィルタ部と、
    前記照明部から照射された照明光を、前記減光フィルタ部を介して前記撮像部で受光した受光光量に基づいて前記照明部から照射される照明光の光量を校正する校正部とを備え、
    前記校正部は、前記撮像部で受光した受光光量が予め設定された所定の光量となるように、前記照明部を調整することによって、前記照明部から照射される照明光の光量を校正する、
    形状測定装置。
  2. 前記校正後に前記照明部に流れる電流の電流値が、前記照明部の最大定格電流値に基づいて予め設定された閾値を超えると、警報を外部に報知する報知部をさらに備える、
    請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記減光フィルタ部は、減光フィルタと、前記減光フィルタを校正位置と退避位置との間で移動させる移動駆動部とを備え、前記校正位置は、前記照明部と前記撮像部との間に前記減光フィルタを配置する位置であり、前記退避位置は、前記照明部と前記撮像部との間に前記減光フィルタを配置しない位置である、
    請求項1に記載の形状測定装置。
  4. 照明部と、撮像部と、測定の場合に前記照明部と前記撮像部との間に板状の測定対象が配置され、前記照明部から照射された照明光によって形成された前記測定対象の影を前記撮像部で撮像することによって生成した前記測定対象の影画像に基づいて前記測定対象の輪郭形状を求める画像処理部とを備える形状測定装置の校正方法であって、
    校正の場合に前記照明部と前記撮像部との間に減光フィルタを配置する配置工程と、
    前記照明部から照射された照明光を、前記減光フィルタを介して前記撮像部で受光した受光光量に基づいて前記照明部から照射される照明光の光量を校正する校正工程とを備え、
    前記校正工程は、前記撮像部で受光した受光光量が予め設定された所定の光量となるように、前記照明部を調整することによって、前記照明部から照射される照明光の光量を校正する、
    形状測定装置の校正方法。
  5. 前記測定対象は、円板状の部材であり、
    前記輪郭形状は、前記円板状の部材における厚さ方向の輪郭形状である、
    請求項に記載の形状測定装置の校正方法。
  6. 前記測定対象は、円板状の部材であり、
    前記輪郭形状は、前記円板状の部材における円周方向の輪郭形状である、
    請求項に記載の形状測定装置の校正方法。
  7. 前記測定対象は、周方向の所定位置に切り欠きが形成されている円板状の部材であり、
    前記輪郭形状は、前記切り欠きの輪郭形状である、
    請求項に記載の形状測定装置の校正方法。
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