JP7744164B2 - 分配装置 - Google Patents

分配装置

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JP7744164B2 JP2021102618A JP2021102618A JP7744164B2 JP 7744164 B2 JP7744164 B2 JP 7744164B2 JP 2021102618 A JP2021102618 A JP 2021102618A JP 2021102618 A JP2021102618 A JP 2021102618A JP 7744164 B2 JP7744164 B2 JP 7744164B2
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本発明は、分配装置に関する。
幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の分配装置は、幹線、複数の分岐線の端末に設けた端子金具と、バスバと、を収容部に共締めする構成となっている。
特開2017-175681号公報
しかしながら、回路の追加や変更、他の車両への流用があり、分岐線を増設するには、分配装置自体を取り換える必要があった。このため、容易に回路の追加や変更、他の車両への流用を行うことができない、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に分岐線を増やすことができる分配装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る分配装置は、下記[1]~[7]を特徴としている。
[1]
幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーと、
第2導電部と、前記第2導電部が取り付けられた第2樹脂ブロックと、を有し、前記第2導電部に、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具が接続されている第2ブロックアッシーと、
前記第1導電部と、前記第2導電部と、の間に接続された第3導電部と、を備え
前記第1樹脂ブロックは、単一の樹脂部材で構成され、
前記第3導電部は、前記第1導電部及び前記第2導電部の各々とは別の導電部材で構成され、且つ、前記第1導電部及び前記第2導電部の各々に組み付けられている、
分配装置であること。
[2]
[1]に記載の分配装置において、
前記幹線及び複数の前記分岐線の長手方向が平行になるように、前記幹線及び複数の前記分岐線の端末に設けた前記端子金具が、前記第1導電部及び前記第2導電部に接続され、
前記第1ブロックアッシー及び前記第2ブロックアッシーが、前記長手方向と交差する方向に並べて配置されている、
分配装置であること。
[3]
幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーと、
第2導電部と、前記第2導電部が取り付けられた第2樹脂ブロックと、を有し、前記第2導電部に、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具が接続されている第2ブロックアッシーと、
前記第1導電部と、前記第2導電部と、の間に接続された第3導電部と、を備え、
前記第1樹脂ブロック及び前記第2樹脂ブロックの間に配置される樹脂製のジョイントブロックをさらに備え、
前記第3導電部が前記ジョイントブロック上に配置されている、
分配装置であること。
[4]
[1]又は[2]に記載の分配装置において、
前記第1樹脂ブロックには、前記第2樹脂ブロックに係止する第1係止部が設けられ、
前記第2樹脂ブロックには、前記第1係止部に係止する第2係止部が設けられている、
分配装置であること。
[5]
幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーと、
第2導電部と、前記第2導電部が取り付けられた第2樹脂ブロックと、を有し、前記第2導電部に、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具が接続されている第2ブロックアッシーと、
前記第1導電部と、前記第2導電部と、の間に接続された第3導電部と、を備え、
前記幹線及び複数の前記分岐線の長手方向が平行になるように、前記幹線及び複数の前記分岐線の端末に設けた前記端子金具が、前記第1導電部及び前記第2導電部に接続され、
前記第1ブロックアッシー及び前記第2ブロックアッシーが、前記長手方向と交差する方向に並べて配置され、
複数の前記分岐線の端末に設けられた前記端子金具は、前記第1樹脂ブロック及び前記第2樹脂ブロックにおいて、前記長手方向及び前記第1ブロックアッシー及び前記第2ブロックアッシーの並び方向の双方に交差する交差方向に対向する外側面上に配置されている、
分配装置であること。
[6]
[5]に記載の分配装置において、
前記分岐線の端末に取り付けられた前記端子金具は、前記第1樹脂ブロックにおいて、前記並び方向に対向する外側面のうち前記第2樹脂ブロックから離れた側の外側面上に配置され、
前記分岐線の端末に取り付けられた前記端子金具は、前記第2樹脂ブロックにおいて、前記並び方向に対向する外側面のうち前記第1樹脂ブロックから離れた側の外側面上に配置されている、
分配装置であること。
[7]
幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーを備え、
前記第1樹脂ブロックには、他の樹脂ブロックに係止する係止部が設けられ
前記第1樹脂ブロックは、単一の樹脂部材で構成されている、
分配装置であること。
上記[1]の構成の分配装置によれば、第1ブロックアッシーの第1導電部と、第2ブロックアッシーの第2導電部と、の間に第3導電部が接続されている。これにより、通常は、第1ブロックアッシー及び第2ブロックアッシーの何れ一方のみを使用し、分岐線を増設したいときは、第1ブロックアッシーの第1導電部と、第2ブロックアッシーの第1導電部と、を第3導電部により接続することにより、分岐線を容易に増設することができる。
上記[2]の構成の分配装置によれば、小型化を図ることができる。
上記[3]の構成の分配装置によれば、第1樹脂ブロック及び第2樹脂ブロック上に第3導電部の搭載スペースがなくとも、ジョイントブロックを設けることにより、ジョイントブロックに第3導電部の搭載スペースを設けることができる。
上記[4]の構成の分配装置によれば、第1樹脂ブロックと第2樹脂ブロックとを直接、係止することができ、ジョイントブロックが必要なく、部品点数を削減することができる。
上記[5]の構成の分配装置によれば、並び方向に小型化を図ることができる。
上記[6]の構成の分配装置によれば、第1樹脂ブロックと第2樹脂ブロックとの間に端子金具が挟まれることがなく、小型化を図ることができる。
上記[7]の構成の分配装置によれば、通常は、第1ブロックアッシーのみを使用し、分岐線を増設したいときは、分岐線の端末が取り付けられた他のブロックアッシーが有する樹脂ブロックを係止させて、分岐線を容易に増設することができる。
本発明によれば、容易に分岐線を増やすことができる分配装置を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1実施形態における本発明の分配装置の斜視図である。 図2は、図1に示す分配装置の分解斜視図である。 図3は、図1に示す第1ブロックアッシーの分解斜視図である。 図4は、図1に示す第2ブロックアッシーの分解斜視図である。 図5は、図1に示す第1ブロックアッシーの変形例を示す分解斜視図である。 図6は、第2実施形態における本発明の分配装置の斜視図である。 図7は、図6に示す第1ブロックアッシーの斜視図である。 図8は、図6に示す第2ブロックアッシーの斜視図である。 図9は、図7に示す第1ブロックアッシーの分解斜視図である。 図10は、図8に示す第2ブロックアッシーの分解斜視図である。 図11は、図6に示す第1ブロックアッシーの変形例を示す分解斜視図である。 図12は、図6に示す第2ブロックアッシーの変形例を示す分解斜視図である。 図13は、参考例の分配装置の斜視図である。
(参考例)
まず、本発明に関する具体的な実施形態を説明する前に、参考例について図13を参照して説明する。参考例に示す分配装置100は、幹線L1から供給される電源を複数の分岐線L2(本実施形態では3本の分岐線)に分配する装置である。幹線L1及び複数の分岐線L2の端末には、ねじScを通すねじ挿入孔が設けられたLA端子から構成される端子金具T1、T2が取り付けられている。分配装置100は、ヒューズH10及びバスバ101と、ナットが固定された樹脂ブロック102と、を有している。ねじScとナットにより、ヒューズH10の一端と幹線L1の端子金具T1とを共締めして樹脂ブロック102に取り付けている。
バスバ101には、ヒューズH10を接続するためのねじ挿入孔と、分岐線L2の端子金具T2を接続するための3つのねじ挿入孔と、が設けられている。ねじScとナットNにより、ヒューズH10の他端とバスバ101とを共締めして樹脂ブロック102に取り付けている。また、ねじScとナットNによれ、分岐線L2の端子金具T2とバスバ101とを共締めして樹脂ブロック102に取り付けている。これにより、幹線L1からの電源を分岐線L2に分配することができる。
しかしながら、上述した参考例では、分岐線L2を増設したい場合、樹脂ブロック102自体を大きくしてより多くの分岐線L2を接続する必要があった。即ち、分岐線L2を増やしたい場合、分配装置100自体を取り換える必要があり、容易に分岐線L2を増設することができない。
次に、本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。以下、説明の便宜上、図1等に示すように、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、及び、「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。
(第1実施形態)
次に、上記問題を解決する第1実施形態における分配装置について図1~図4を参照して説明する。本実施形態の分配装置1Aは、1つの幹線L1から供給される電源を4つの分岐線L2に分岐する装置である。図1、図2などに示すように、分配装置1Aは、幹線L1及び2つの分岐線L2が取り付けられる第1ブロックアッシー2Lと、2つの分岐線L2が取り付けられる第2ブロックアッシー2Rと、ヒューズ(第3導電部)H1と、ジョイントブロック3と、を備えている。
まず、第1ブロックアッシー2Lについて説明する。第1ブロックアッシー2Lは、図2、図3などに示すように、第1導電部21Lと、第1導電部21Lが取り付けられた第1樹脂ブロック22Lと、を有する。第1導電部21Lには、幹線L1の端末が取り付けられた端子金具T1と、2つの分岐線L2の端末に取り付けられた端子金具T2と、が接続されている。本実施形態では端子金具T1、T2は、ねじScが挿入される円状のねじ挿入孔HSが設けられたLA端子から構成されている。
次に、第1導電部21Lについて説明する。本実施形態では、第1導電部21Lは、第1バスバ23Lと、2つのヒューズH21、H22と、から構成されている。第1バスバ23Lは、金属板にプレス加工等が施されて得られる配線部材である。第1バスバ23Lは、図3などに示すように、上下方向に垂直な上板部231Lと、上板部231Lの左端において前端部から下側に下垂する左右方向に垂直な側板部232Lと、側板部232Lの下端から右方向に延在する上下方向に垂直な下板部233Lと、側板部232Lの後端から右方向に延在する前後方向に垂直な係止板部234Lと、から構成されている。
上板部231Lには、ねじScを通す3つの円形状のねじ挿入孔HSが前後方向に並べて設けられている。下板部233Lには、ねじScを通す1つの円形状のねじ挿入孔HSが設けられている。係止板部234Lには、第1樹脂ブロック22Lの図示しない係止突部に係止される図示しない係止孔が設けられている。
ヒューズH21、H22は、チップヒューズから構成されたヒューズ本体24と、ヒューズ本体24の前後方向両端から突出する一対の接続部25と、を備えている。ヒューズ本体24は、ヒューズ本体24に過電流が流れると、ヒューズ本体24が溶断して、過電流を遮断することができる。一対の接続部25は、板状に設けられ、ねじScを通すためのねじ挿入孔HSが設けられている。
第1樹脂ブロック22Lは、前後方向に長尺な立方体状に形成されている。第1樹脂ブロック22Lの左右方向の長さは、ヒューズ本体24の左右方向の長さとほぼ等しく設けられている。第1樹脂ブロック22Lの上面及び下面には、ヒューズ収容部221Lと、互いの間にヒューズ収容部221Lを位置づける2つのナット固定部222Lと、が前後方向に並べて設けられている。第1樹脂ブロック22Lの上面及び下面に設けたヒューズ収容部221Lは、上下方向に対向する。また、第1樹脂ブロック22Lの上面及び下面に設けたナット固定部222Lも、上下方向に対向する。また、第1樹脂ブロック22Lの上面には、ナット固定部222Lよりも後側にさらにナット固定部223Lが設けられている。
ナット固定部222L、223Lには、ねじScと螺合するナットNが固定される。ナット固定部222L、223Lは、第1樹脂ブロック22Lの上面、下面から窪んで設けられている。この窪みの内側面には、ナットNの端部に設けたフランジが挿入される溝が形成されている。ナット固定部222L、223Lの窪み及び溝は、第1樹脂ブロック22Lの左端まで延在して設けられ、左方向に開口が設けられている。この開口からナット固定部222L、223Lの溝内にナットNの端部に設けたフランジが挿入され、固定される。
ヒューズ収容部221Lは、ヒューズH21、H22のヒューズ本体24が収容される。ヒューズ収容部221Lは、第1樹脂ブロック22Lの上面及び下面から窪んで設けられている。ヒューズ収容部221Lは、左右方向両端まで延在して設けられ、左右方向にそれぞれ開口が設けられている。
また、第1樹脂ブロック22Lには、左右方向に貫通する2つの係止孔224Lが前後方向に沿って並べて設けられている。2つの係止孔224Lの右側の開口から、後述するジョイントブロック3に設けた係止アーム311が挿入され、係止アーム311の先端に設けた係止突起312が第1樹脂ブロック22Lの左側面に係止する。2つの係止孔224Lのうち一方は、第1樹脂ブロック22Lの上面及び下面に設けたヒューズ収容部221L間に設けられている。他方は、前側のナット固定部222Lよりも前側に設けられている。
また、第1樹脂ブロック22Lの後面には、左右方向から見てT字状の係止溝226Lが設けられている。係止溝226Lは、左右方向に延在し、左右方向が開口している。この開口から後述するジョイントブロック3に設けたT字状の係止部322をスライド挿入することができる。
次に、第2ブロックアッシー2Rについて説明する。第1ブロックアッシー2Lと、第2ブロックアッシー2Rと、は左右方向が対称なミラー品に形成されている。よって、第2ブロックアッシー2Rについては、上述した第1ブロックアッシー2Lについての説明において、「第1」を「第2」に読み替え、「L」を「R」に読み替え、「左」を「右」に読み替え、「図3」を「図4」に読み替えると、おおよそ同様の説明ができるため、ここでは詳細な説明を省略する。第1ブロックアッシー2Lと、第2ブロックアッシー2Rと、で異なる点は、第2導電部21Rには、2つの分岐線L2の端末に取り付けられた端末T2が接続されているだけで、幹線L1が接続されていない点である。
次に、ジョイントブロック3について説明する。ジョイントブロック3は、図1に示すように、左右方向両側に第1ブロックアッシー2L及び第2ブロックアッシー2Rが配置され、ヒューズH1がジョイントブロック3上に配置される。ジョイントブロック3は、図2に示すように、左右方向両側に第1ブロックアッシー2L及び第2ブロックアッシー2Rが位置づけられる本体部31と、本体部31の後側に設けられた後端部32と、を有している。
本体部31は、前後方向に長尺な立方体状に設けられている。本体部31の左右方向両側面からは二対の係止アーム311が突出されている。係止アーム311は、上下方向に垂直な板状に設けられ、上下方向に可撓する。また、係止アーム311は、左右方向に延在し、先端に上方向に突出する係止突起312が設けられている。係止アーム311が、上記係止孔224L、224Rに挿入されると係止突起312が、第1樹脂ブロック22Lの左側面、第2樹脂ブロック2Rの右側面に係止される。これにより、第1樹脂ブロック22L及び第2樹脂ブロック22Rと、ジョイントブロック3と、が左右方向に係止される。
また、本体部31は、第1樹脂ブロック22L及び第2樹脂ブロック22Rの上下方向の高さよりも低く設けられている。これにより、第1ブロックアッシー2L及び第2ブロックアッシー2Rと、ジョイントブロック3と、を組付けると、図1に示すように、本体部31が第1樹脂ブロック22L及び第2樹脂ブロック22Rよりも下側に窪み、この窪みにヒューズH1のヒューズ本体24を収容することができる。
後端部32は、図2に示すように、本体部31よりも左右方向の長さが長く設けられている。詳しくは、第1樹脂ブロック22Lの左右方向の長さと、本体部31の左右方向の長さと、第2樹脂ブロック22Rの左右方向の長さと、の和とほぼ等しく設けられている。また、後端部32は、第1樹脂ブロック22L及び第2樹脂ブロック2Rの高さとほぼ同じに設けられている。この後端部32の前端面から本体部31が突出して設けられている。後端部32及び本体部31の下面は、略同一平面上に設けられている。これにより、後端部32の上面よりも本体部31の上面の方が下側に配置される。
また、後端部32の上面には、ナットNを固定するナット固定部321が設けられている。ナット固定部321は、左右方向に並べて2つ設けられている。ナット固定部321は、上面から窪んで設けられ、窪みの内側面にナットNのフランジが挿入される溝が形成されている。また、ナット固定部321の窪み及び溝は、後端まで延在して設けられている。これにより、ナット固定部321は、後側に開口が設けられ、この開口からナット固定部321の溝内にナットNのフランジを挿入して固定することができる。本実施形態では、左側に設けたナット固定部321にナットが固定されている。
また、後端部32の前面には、本体部31を挟む2つのT字状の係止部322が設けられている。係止部322は、前側に突出し、左右方向に延びる第1部分322Aと、第1部分322Aの前端から上下方向に突出し、左右方向に延びる第2部分322Bと、から構成され、T字状に形成される。このT字状の係止部322が、第1、第2樹脂ブロック22L、22Rに設けた係止溝226L、226Rにスライド挿入され、第1、第2樹脂ブロック22L、22Rと、ジョイントブロック3と、が前後方向に係止される。
次に、上述した分配装置1Aの組み立て手順について説明する。まず、第1ブロックアッシー2Lを組み立てる。第1樹脂ブロック22Lのナット固定部222L、223LにナットNを固定する。次に、第1バスバ23Lを左から右に動かして、第1樹脂ブロック22Lに設けた図示しない係止突起を、第1バスバ23Lに係止板部234Lに設けた係止孔内に挿入し、第1バスバ23Lを第1樹脂ブロック22Lに係止させる。
このとき、第1バスバ23Lの上板部231Lが第1樹脂ブロック22Lの上面に配置され、側板部232Lが第1樹脂ブロック22Lの左側面に配置され、下板部233Lが第1樹脂ブロック22Lの下面に配置される。また、上板部231Lに設けられた一番前のねじ挿入孔HS及び下板部233Lに設けられたねじ挿入孔HSが、ナット固定部222Lのうち後側に固定されたナットNと上下方向に対向する。また、上板部231Lに設けられた真ん中のねじ挿入孔HSがナット固定部223Lに固定されたナットNと上下方向に対向する。
次いで、ヒューズH21の接続部25の一方を上板部231L上に、ヒューズH22の接続部25の一方を下板部233L上に重ねる。ねじScをヒューズH21の接続部25の一方に設けたねじ挿入孔HSと、上板部231Lの一番前側のねじ挿入孔HSと、に通した状態で、第1樹脂ブロック22Lの上面に設けたナット固定部222Lのうち後側に固定されたナットNに螺合させる。また、ねじScをヒューズH22の接続部25の一方に設けたねじ挿入孔HSと、下板部233Lに設けたねじ挿入孔HSと、に通した状態で、第1樹脂ブロック22Lの下面に設けたナット固定部222Lのうち後側に固定されたナットNに螺合させる。これにより、第1樹脂ブロック22Lに、第1バスバ23L及びヒューズH21、H22が共締めされる。
また、端子金具T2をヒューズH21、H22の接続部25の他方にそれぞれ重ねる。このとき、端子金具T2よりも分岐線L2が前側となり、分岐線L2の長手方向が前後方向に平行となるように、端子金具T2を重ねる。次いで、ねじScを端子金具T2に設けたねじ挿入孔HSと、ヒューズH21、H22の接続部25の他方に設けたねじ挿入孔HSと、に通した状態で、第1樹脂ブロック22Lの上面、下面に設けたナット固定部222Lのうち前側に固定されたナットNに螺合させる。これにより、第1樹脂ブロック22Lに、ヒューズH21、H22と、端子金具T2と、が共締めされる。以上の組付工程により、第1ブロックアッシー2Lが完成する。
第2ブロックアッシー2Rについても、同様に組付ける。第2ブロックアッシー2Rの組付けについては、上述した第1ブロックアッシー2Lの組付けにおいて、「第1」を「第2」に読み替え、「L」を「R」に読み替え、「左」を「右」に読み替えると、説明できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、第1ブロックアッシー2L及び第2ブロックアッシー2Rをジョイントブロック3に組付ける。まず、第1ブロックアッシー2Lの組付けについて説明する。第1ブロックアッシー2Lを左から右に動かして、ジョイントブロック3に近づける。そして、第1ブロックアッシー2Lの係止溝226Lにジョイントブロック3に設けた2つの係止部332のうち左側をスライド挿入する。また、第1ブロックアッシー2Lの係止孔224Lの右側開口からジョイントブロック3の係止アーム311を挿入する。第1ブロックアッシー2Lをさらに左から右に動かすと、係止アーム311の先端に設けた係止突起312が第1樹脂ブロック22Lの左側面に係止する。これにより、第1ブロックアッシー2Lがジョイントブロック3に取り付けられる。
第2ブロックアッシー2Rの組付けについては、上述した第1ブロックアッシー2Lの取り付けにおいて、「第1」を「第2」に読み替え、「L」を「R」に読み替え、「左」を「右」に読み替えると、説明できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、ヒューズH1と幹線L1とを取り付ける。まず、ヒューズH1の取り付けについて説明する。ヒューズH1の接続部25をそれぞれ、第1バスバ23Lの上板部231L、第2バスバ23Rの上板部231Rに重ねる。ねじScをヒューズH1の接続部25に設けたねじ挿入孔HSと、上板部231L、231Rの真ん中に設けたねじ挿入孔HSと、に通した状態で、ナット固定部223L、223Rに固定されたナットNに螺合させる。これにより、第1、第2樹脂ブロック22L、22Rに第1バスバ23L、第2バスバ23Rと、ヒューズH1と、が共締めされる。
次に、幹線L1の取り付けについて説明する。第1、第2ブロックアッシー2L、2Rをジョイントブロック3に取り付けると、第1、第2バスバ23L、23Rの上板部231L、231Rの後端が後端部32上に重ねられる。端子金具T1を後端部32に重ねられた上板部231L上にさらに重ねる。このとき、端子金具T1よりも幹線L1が後側となり、幹線L1の長手方向が前後方向に平行となるように、端子金具T1を重ねる。次いで、ねじScを端子金具T1に設けたねじ挿入孔HSと、上板部231Lの一番後に設けられたねじ挿入孔HSと、を通した状態で、後端部32に固定されたナットNに螺合させる。これにより、ジョイントブロック3に、端子金具T1と、第1バスバ23Lと、が共締めされる。以上の組付け工程により、分配装置1Aが完成する。
上述した第1実施形態によれば、第1ブロックアッシー2Lの第1バスバ23Lと、第2ブロックアッシー2Rの第2バスバ23Rと、の間にヒューズH1が接続されている。これにより、通常は、第1ブロックアッシー2L及び第2ブロックアッシー2Rの何れか一方のみを使用し、分岐線L2を増設したいときは、第1ブロックアッシー2Lの第1バスバ23Lと、第2ブロックアッシー2Rの第2バスバ23Rと、をヒューズH1により接続することにより、分岐線L2を容易に増設することができる。
また、上述した第1実施形態によれば、幹線L1、分岐線L2は長手方向が前後方向に沿って平行になるように、幹線L1及び複数の分岐線L2の端末に設けた端子金具T1、T2が、第1導電部21L及び第2導電部21Rに接続されている。第1ブロックアッシー2L及び第2ブロックアッシー2Rが、左右方向に並べて配置されている。これにより、小型化を図ることができる。
また、上述した第1実施形態によれば、分配装置1Aが、第1樹脂ブロック22L及び第2樹脂ブロック22Rの間に配置されるジョイントブロック3を備え、ヒューズH1がジョイントブロック3上に配置されている。これにより、第1樹脂ブロック22L及び第2樹脂ブロック22R上にヒューズH1の搭載スペースがなくとも、ジョイントブロック3を設けることにより、ジョイントブロック3にヒューズH1の搭載スペースを設けることができる。
また、上述した第1実施形態によれば、端子金具T2は、第1樹脂ブロック22L及び第2樹脂ブロック22Rにおいて、前後方向(長手方向)及び左右方向(第1、第2ブロックアッシー2L、2Rの並び方向)の双方に直交する上下方向に対向する上面、下面(外側面)上に配置されている。これにより、左右方向に小型化を図ることができる。
なお、上述した第1実施形態では、第1導電部21Lを、第1バスバ23Lと、2つのヒューズH21、H22と、から構成されていたが、これに限ったものではない。第1導電部21Lとしては、図5に示すように、第1バスバ23Lのみから構成されていてもよい。図5に示す例では、第1バスバ23LにヒューズH21、H22を介して分岐線L2が接続されておらず、直接、分岐線L2が接続されている。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態における分配装置1Bについて図6~図10を参照して説明する。なお、図6~図10において、上述した第1実施形態で説明した図1~図4に示す分配装置1Aと同等の部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の分配装置1Bは、2つの幹線L1から供給される電源を6つの分岐線L2に分岐する装置である。2つの幹線L1の一方(図中左側)は、図示しないオルタネータに接続され、オルタネータからの電源を供給する。他方(図中右側)は、図示しないバッテリに接続され、バッテリからの電源を供給する。
第1実施形態の分配装置1Bは、ジョイントブロック3を設けることにより、ヒューズH1の収容スペースを確保していたが、第2実施形態の分配装置1Bは、ジョイントブロック3を備えていない。図6などに示すように、第2実施形態の分配装置1Bは、第1ブロックアッシー2LBと、第2ブロックアッシー2RBと、ヒューズ(第3導電部)H1と、を備えている。
まず、第1ブロックアッシー2LBについて説明する。第1ブロックアッシー2LBは、図7、図9などに示すように、第1導電部21LBと、第1導電部21LBが取り付けられた第1樹脂ブロック22LBと、を有する。第1導電部21LBに、幹線L1の一方の端末が取り付けられた端子金具T1と、3つの分岐線L2の端末に取り付けられた端子金具T2と、が接続されている。
まず、第1導電部21LBについて説明する。本実施形態では、第1導電部21LBは、第1バスバ23LBと、2つのヒューズH21、H22と、から構成されている。第1バスバ23LBは、金属板にプレス加工等が施されて得られる配線部材である。第1バスバ23LBは、図9などに示すように、上下方向に垂直な上板部231LBと、上板部231LBの前端から上方向に延在する前後方向に垂直な後側板部232LBと、後側板部232LBの上端から前方向に延在する上下方向に垂直な上板部233LBと、上板部233LBの左端から下方向に下垂する左右方向に垂直な側板部234LBと、側板部234LBの下端から右方向に延在する上下方向に垂直な下板部235LBと、側板部234LBの前端から前方向に突出し、側板部234LBと同一平面上に設けられた側板部236LBと、側板部234LBの後端から右方向に延在する前後方向に垂直な係止板部237LB(図7参照)と、から構成されている。
上板部231LBには、図9に示すように、後述するボルトBを通すボルト挿入孔HBと、ねじScを通すねじ挿入孔HSが前後方向に並べて設けられている。ボルト挿入孔HBは、ねじ挿入孔HSよりも後側に設けられ、上板部231LBの右端まで延在して設けられ、右側に開口が設けられている。この開口からボルトBをボルト挿入孔HBに挿入することができる。上板部233LB、側板部236LB、下板部235LBには各々、ねじScを通す1つのねじ挿入孔HSが設けられている。係止板部237LB(図7)には、第1樹脂ブロック22LBの図示しない係止突起に係止される図示しない係止孔が設けられている。
ヒューズH21、H22は、第1実施形態と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
第1樹脂ブロック22LBは、前後方向に長尺な立方体状に形成されている。第1樹脂ブロック22LBの左右方向の長さは、ヒューズ本体24の左右方向の長さよりも長く設けられている。第1樹脂ブロック22LBは、後端部221LBと、前端部222LBと、複数の係止アーム224LB(第1係止部)と、複数の係止部225LB(第1係止部)と、を有している。後端部221LBの上面は、前端部222LBの上面よりも下側に設けられ、後端部221LBと前端部222LBとの間には、段差面223LBが設けられている。後端部221LBの上面には、ボルト固定部226LBと、ナット固定部227LBと、が前後方向に並べて設けられている。ボルト固定部226LBは、ナット固定部227LBよりも後側に設けられている。ナット固定部227LBは、後端部221LBの左側に設けられ、ナット固定部227LBよりも右側にはヒューズH1のヒューズ本体24の左半分を収容する収容スペースが設けられている。
前端部222LBの上面及び下面にはそれぞれ、ヒューズ収容部228LBと、互いの間にヒューズ収容部228LBを位置付けるナット固定部229LBと、が前後方向に並べて設けられている。前端部222LBの上面及び下面に設けたヒューズ収容部228LBは、上下方向に対向する。また、前端部222LBの上面及び下面に設けたナット固定部229LBも、上下方向に対向する。また、前端部222LBの左側面にも、ヒューズ収容部228LBと、互いの間にヒューズ収容部228LBを位置づけるナット固定部229LBと、が前後方向に並べて設けられている。左側面に設けた後側のナット固定部229LBは、上面及び下面に設けたヒューズ収容部228LBと上下方向に並ぶ位置に設けられている。左側面に設けたヒューズ収容部228LBは、上面及び下面に設けたナット固定部229LBのうち前側と上下方向に並ぶ位置に設けられている。左側面に設けた前側のナット固定部229LBは、上面及び下面に設けた前側のナット固定部229LBよりも前側に位置している。
ナット固定部227LB、229LBには、ねじScと螺合するナットNが固定される。ナット固定部227LB、229LBは、第1樹脂ブロック22LBの上面、左側面、下面から窪んで設けられ、窪みの内側面には、ナットNの端部に設けたフランジが挿入される溝が形成されている。ナット固定部227LBの窪み及び溝は、後端部221LBの左端まで延在して設けられ、左方向に開口が設けられている。前端部222LBの上面及び下面に設けられたナット固定部229LBの窪み及び溝は、前端部222LBの左端まで延在して設けられ、左方向に開口が設けられている。前端部222LBの左側面に設けられたナット固定部229LBの窪み及び溝は、前端部222Bの上端まで延在して設けられ、上方向に開口が設けられている。これらナット固定部227LB、229LBの開口から溝内にナットNのフランジが挿入され、固定される。
ヒューズ収容部228LBは、ヒューズH21、H22のヒューズ本体24が収容される。ヒューズ収容部228LBは、第1樹脂ブロック22LBの上面及び下面から窪んで設けられている。ヒューズ収容部228LBは、左右方向両端まで延在して設けられ、左右方向にそれぞれ開口が設けられている。
複数の係止アーム224LBと、複数の係止部225LBと、は、後述する第2樹脂ブロック22RBに係止するために、前後方向に交互に並べて設けられている。また、複数の係止アーム224LBと、複数の係止部225LBと、は、後端部221LB及び前端部222LBから右側に突出して設けられている。係止アーム224LBは、前後方向に可撓に設けられ、右端に後側に突出する係止突起が設けられている。係止部225LBは、前後方向に垂直な板状に形成され、周縁に後側に突出する係止突起が設けられている。
次に、第2ブロックアッシー2RBについて説明する。第1ブロックアッシー2LBと、第2ブロックアッシー2RBと、は左右方向がほぼ対称なミラー品によって形成されている。よって、第2ブロックアッシー2RBについては、上述した第1ブロックアッシー2LBについての説明において、「第1」を「第2」に読み替え、「L」を「R」に読み替え、「左」を「右」に読み替え、「図9」を「図10」に読み替えると、おおよそ同様の説明ができるため、ここでは詳細な説明を省略する。
第1ブロックアッシー2LBと、第2ブロックアッシー2RBと、異なる点は、第2導電部21RLには、幹線L1の他方が接続されている点である。また、第1ブロックアッシー2LBと、第2ブロックアッシー2RBと、で左右対称となっていない点は、後端部221RBの上面形状と、上板部231RBの形状である。第2実施形態においては、後端部221RBの上面には、ボルト固定部226LBに代えてナット固定部227RBが設けられている。また、上板部231RBには、ボルト挿入孔HBに代えてねじ挿入孔HSが設けられている。
また、係止アーム224RB(第2係止部)、係止部225RB(第2係止部)も、左右対称となっていない。第2樹脂ブロック22RBの係止アーム224RBは、第1樹脂ブロック22LBの係止部225LBに左右方向に対向する位置に配置され、係止アーム224RBと、係止部225LBと、に設けた係止突起同士が左右方向に係止する。第2樹脂ブロック22RBの係止部225RBは、第1樹脂ブロック22LBの係止アーム224RBに左右方向に対向する位置に配置され、係止部225RBと、係止アーム224RBと、に設けた係止突起同士が左右方向に係止する。
次に、上述した分配装置1Bの組み立て手順について説明する。まず、第1ブロックアッシー2LBを組み立てる。第1樹脂ブロック22LBのナット固定部227LB、229LBにナットNを固定する。また、第1樹脂ブロック22LBのボルト固定部226LBにボルトBを固定する。次に、第1バスバ23LBを左から右に動かして、第1樹脂ブロック22LBに設けた図示しない係止突起を、第1バスバ23LBに係止板部237LBに設けた係止孔内に挿入し、第1バスバ23LBを第1樹脂ブロック22LBに係止させる。
このとき、第1バスバ23LBの上板部231LBが後端部221LBの上面に配置され、後側板部232LBが段差面223LBに配置され、上板部233LBが前端部222LBの上面に配置され、側板部234LB、236LBが前端部222LBの左側面に配置され、下板部235LBが前端部222LBの下面に配置される。また、このとき上板部231LBに設けられたボルト挿入孔HBにボルトBの軸部が挿入される。また、上板部231LBに設けられたねじ挿入孔HSがナット固定部227LBに固定されたナットNと上下方向に対向する。また、上板部233LB、側板部236LB及び下板部235LBに設けられたねじ挿入孔HSが、ナット固定部229LBに固定されたナットNと上下方向に対向する。
次いで、ヒューズH21の接続部25の一方を上板部233LB上に、ヒューズH22の接続部25の一方を下板部235LB上に重ねる。ねじScをヒューズH21の接続部25の一方に設けたねじ挿入孔HSと、上板部233LBのねじ挿入孔HSと、に通した状態で、前端部222LBの上面に設けたナット固定部229LBのうち後側に固定されたナットNに螺合させる。また、ねじScをヒューズH22の接続部25の一方に設けたねじ挿入孔HSと、下板部235LBに設けたねじ挿入孔HSと、に通した状態で、前端部222LBの下面に設けたナット固定部229LBのうち後側に固定されたナットNに螺合させる。これにより、第1樹脂ブロック22LBに、第1バスバ23LB及びヒューズH21、H22が共締めされる。
また、端子金具T2をヒューズH21、H22の接続部25の他方にそれぞれ重ねる。このとき、端子金具T2よりも分岐線L2が前側となり、分岐線L2が前後方向に平行になるように、端子金具T2を重ねる。次いで、ねじScを端子金具T2に設けたねじ挿入孔HSと、ヒューズH21、H22の接続部25の他方に設けたねじ挿入孔HSと、に通した状態で、前端部222LBの上面、下面に設けたナット固定部229LBのうち前側に固定されたナットNに螺合させる。これにより、第1樹脂ブロック22LBに、ヒューズH21、H22と、端子金具T2と、が共締めされる。
また、端子金具T2を側板部236Bに重ねる。このとき、同様に、端子金具T2よりも分岐線L2が前側となり、分岐線L2が前後方向に平行になるように、端子金具T2を重ねる。次いで、ねじScを端子金具T2に設けたねじ挿入孔HSと、前端部222LBの左側面に設けたナット固定部229LBのうち後側に固定されたナットNに螺合させる。これにより、第1樹脂ブロック22LBに、第1バスバ23LBと、端子金具T2と、が共締めされる。
また、端子金具T1のねじ挿入孔HSにボルトBの軸部を通した状態で、端子金具T1を第1バスバ23LBの上板部231LBに重ねる。このとき、端子金具T1よりも幹線L1が後側となり、幹線L1が前後方向に平行になるように、端子金具T1を重ねる。次いで、ナットNをボルトBに螺合させると、第1樹脂ブロック22LBに、第1バスバ23LBと、端子金具T1と、が共締めされる。以上の組付工程により、第1ブロックアッシー2LBが完成する。
第2ブロックアッシー2RBについても、同様に組付ける。第2ブロックアッシー2RBの組付けについては、上述した第1ブロックアッシー2LBの組付けにおいて、「第1」を「第2」に読み替え、「L」を「R」に読み替え、「左」を「右」に読み替えると、説明できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
第2ブロックアッシー2RBにおいては、端子金具T1の取り付けだけ異なるので、ここで説明する。端子金具T1を第2バスバ23RBの上板部231RBに重ねる。このとき、端子金具T1よりも幹線L1が後側となり、幹線L1が前後方向に平行になるように、端子金具T1を重ねる。次いで、ねじScを端子金具T1に設けたねじ挿入孔HSと、上板部231RBに設けたねじ挿入孔HSのうち後側と、に通した状態で、後端部221RBの上面に設けたナット固定部227RBのうち後側に固定されたナットNに螺合する。これにより、第2樹脂ブロック22RBに、第2バスバ23RBと、端子金具T1と、が共締めされる。
次に、第1ブロックアッシー2LB及び第2ブロックアッシー2RBを互いに取り付ける。第1、第2ブロックアッシー2LB、2RBを左右方向に沿って互いに近づける。そして、第1樹脂ブロック22LBに設けた係止アーム224LBを第2樹脂ブロック2RBに設けた係止部225RBに係止させ、第1樹脂ブロック22LBに設けた係止部225LBを第2樹脂ブロック2RBに設けた係止アーム224RBに係止させる。これにより、第1ブロックアッシー2LB及び第2ブロックアッシー2RBを左右方向に並べて取り付けることができる。
次に、ヒューズH1を取り付ける。ヒューズH1の接続部25をそれぞれ、第1バスバ23LBの上板部231LB、第2バスバ23RBの上板部231RBに重ねる。ねじScをヒューズH1の接続部25に設けたねじ挿入孔HSと、上板部231LB、231RBの前側のねじ挿入孔HSと、に通した状態で、後端部221LBの前側に設けたナット固定部227LBに固定されたナットNに螺合させる。これにより、第1、第2樹脂ブロック22LB、22RBに第1バスバ23LB、第2バスバ23RBと、ヒューズH1と、が共締めされる。
なお、上述した第2実施形態では、第1導電部21LBを、第1バスバ23LBと、2つのヒューズH21、H22と、から構成し、第2導電部21RBを、第2バスバ23RBと、2つのヒューズH21、H22と、から構成していたが、これに限ったものではない。第1導電部21LBとしては、図11に示すように、第1バスバ23LBと、3つのヒューズH21、H22、H23から構成されていてもよい。また、第2導電部21RBとしては、図12に示すように、第2バスバ23RBと、3つのヒューズH21、H22、H23から構成されていてもよい。第2実施形態では、前端部222LB、222RBの左側面、右側面に設けたヒューズ収容部228LB、228RB、ナット固定部229LB、229RBの前側は使用していなかったが、図11、図12に示す例では使用する。前端部222LB、222RBの左側面、右側面に取り付けられる端子金具T2は、ヒューズH23を介して第1バスバ23LB、第2バスバ23RBに接続される。
上述した第2実施形態によれば、第1樹脂ブロック22LBには、第2樹脂ブロック22RBに係止する係止アーム224LB、係止部225LBが設けられ、第2樹脂ブロック22RBには、係止アーム224LB、係止部225LBに係止する係止部225RB、係止アーム224RBが設けられている。これにより、第1樹脂ブロック22LBと第2樹脂ブロック22RBとを直接、係止することができ、ジョイントブロック3が必要なく、部品点数を削減することができる。
上述した第2実施形態によれば、分岐線L2に取り付けられた端子金具T2は、第1樹脂ブロック22LBにおいて、左右方向に対向する外側面のうち第2樹脂ブロック22RBから離れた側の左側面上に配置され、端子金具T2は、第2樹脂ブロック22RBにおいて、左右方向に対向する外側面のうち第1樹脂ブロック22LBから離れた側の右側面上に配置されている。これにより、第1樹脂ブロック22LBと第2樹脂ブロック22RBとの間に端子金具T2が挟まれることがなく、小型化を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上述した実施形態によれば、第3導電部としては、ヒューズH1を用いていたが、これに限らず、バスバを用いてもよい。
ここで、上述した本発明に係る分配装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[7]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
幹線(L1)から供給される電源を複数の分岐線(L2)に分岐する分配装置(1A、1B)であって、
第1導電部(21L、21LB)と、前記第1導電部(21L、21LB)が取り付けられた第1樹脂ブロック(22L、22LB)と、を有し、前記第1導電部(21L、21LB)に、前記幹線(L1)の端末に取り付けられた端子金具(T1)と、前記分岐線(L2)の端末に取り付けられた端子金具(T2)と、が接続されている第1ブロックアッシー(2L、2LB)と、
第2導電部(21R、21RB)と、前記第2導電部(21R、21RB)が取り付けられた第2樹脂ブロック(22R、22RB)と、を有し、前記第2導電部(21R、21RB)に、前記分岐線(L2)の端末に取り付けられた端子金具(T2)が接続されている第2ブロックアッシー(2R、2RB)と、
前記第1導電部(21L、21LB)と、前記第2導電部(21R、21RB)と、の間に接続された第3導電部(H1)と、を備えた、
分配装置(1A、1B)。
[2]
[1]に記載の分配装置(1A、1B)において、
前記幹線(L1)及び複数の前記分岐線(L2)の長手方向が平行になるように、前記幹線(L1)及び複数の前記分岐線(L2)の端末に設けた前記端子金具(T1、T2)が、前記第1導電部(21L、21LB)及び前記第2導電部(21R、21RB)に接続され、
前記第1ブロックアッシー(2L、2LB)及び前記第2ブロックアッシー(2R、2RB)が、前記長手方向と交差する方向に並べて配置されている、
分配装置(1A、1B)。
[3]
[1]又は[2]に記載の分配装置(1A、1B)において、
前記第1樹脂ブロック(22L、22LB)及び前記第2樹脂ブロック(22R、22RB)の間に配置される樹脂製のジョイントブロック(3)をさらに備え、
前記第3導電部(H1)が前記ジョイントブロック(3)上に配置されている、
分配装置(1A、1B)。
[4]
[1]又は[2]に記載の分配装置(1A、1B)において、
前記第1樹脂ブロック(22L、22LB)には、前記第2樹脂ブロック(22R、22RB)に係止する第1係止部(224LB、225LB)が設けられ、
前記第2樹脂ブロック(22R、22RB)には、前記第1係止部(224LB、225LB)に係止する第2係止部(224RB、225RB)が設けられている、
分配装置(1A、1B)。
[5]
[2]に記載の分配装置(1A、1B)において、
複数の前記分岐線(L2)の端末に設けられた前記端子金具(T2)は、前記第1樹脂ブロック(22L、22LB)及び前記第2樹脂ブロック(22R、22RB)において、前記長手方向及び前記第1ブロックアッシー(2L、2LB)及び前記第2ブロックアッシー(2R、2RB)の並び方向の双方に交差する交差方向に対向する外側面上に配置されている、
分配装置(1A、1B)。
[6]
[5]に記載の分配装置(1A、1B)において、
前記分岐線(L2)の端末に取り付けられた前記端子金具(T2)は、前記第1樹脂ブロック(22LB)において、前記並び方向に対向する外側面のうち前記第2樹脂ブロック(22RB)から離れた側の外側面上に配置され、
前記分岐線(L2)の端末に取り付けられた前記端子金具(T2)は、前記第2樹脂ブロック(22RB)において、前記並び方向に対向する外側面のうち前記第1樹脂ブロック(22LB)から離れた側の外側面上に配置されている、
分配装置(1A、1B)。
[7]
幹線(L1)から供給される電源を複数の分岐線(L2)に分岐する分配装置であって、
第1導電部(21L、21LB)と、前記第1導電部(21L、21LB)が取り付けられた第1樹脂ブロック(22L、22LB)と、を有し、前記第1導電部(21L、21LB)に、前記幹線(L1)の端末に取り付けられた端子金具(T1)と、前記分岐線(L2)の端末に取り付けられた端子金具(T2)と、が接続されている第1ブロックアッシー(2L、2LB)を備え、
前記第1樹脂ブロック(22L、22LB)には、他の樹脂ブロックに係止する係止部(224LB、225LB)が設けられた、
分配装置。
1A、1B 分配装置
2L、2LB 第1ブロックアッシー
3 ジョイントブロック
21L、21LB 第1導電部
22L、22LB 第1樹脂ブロック
2R、2RB 第2ブロックアッシー
21R、21RB 第2導電部
22R、22RB 第2樹脂ブロック
224LB 係止アーム(第1係止部、係止部)
225LB 係止部(第1係止部、係止部)
224RB 係止アーム(第2係止部、係止部)
225RB 係止部(第2係止部、係止部)
H1 ヒューズ(第3導電部)
L1 幹線
L2 分岐線
T1 端子金具
T2 端子金具

Claims (7)

  1. 幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
    第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーと、
    第2導電部と、前記第2導電部が取り付けられた第2樹脂ブロックと、を有し、前記第2導電部に、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具が接続されている第2ブロックアッシーと、
    前記第1導電部と、前記第2導電部と、の間に接続された第3導電部と、を備え
    前記第1樹脂ブロックは、単一の樹脂部材で構成され、
    前記第3導電部は、前記第1導電部及び前記第2導電部の各々とは別の導電部材で構成され、且つ、前記第1導電部及び前記第2導電部の各々に組み付けられている、
    分配装置。
  2. 請求項1に記載の分配装置において、
    前記幹線及び複数の前記分岐線の長手方向が平行になるように、前記幹線及び複数の前記分岐線の端末に設けた前記端子金具が、前記第1導電部及び前記第2導電部に接続され、
    前記第1ブロックアッシー及び前記第2ブロックアッシーが、前記長手方向と交差する方向に並べて配置されている、
    分配装置。
  3. 幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
    第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーと、
    第2導電部と、前記第2導電部が取り付けられた第2樹脂ブロックと、を有し、前記第2導電部に、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具が接続されている第2ブロックアッシーと、
    前記第1導電部と、前記第2導電部と、の間に接続された第3導電部と、を備え、
    前記第1樹脂ブロック及び前記第2樹脂ブロックの間に配置される樹脂製のジョイントブロックをさらに備え、
    前記第3導電部が前記ジョイントブロック上に配置されている、
    分配装置。
  4. 請求項1又は2に記載の分配装置において、
    前記第1樹脂ブロックには、前記第2樹脂ブロックに係止する第1係止部が設けられ、
    前記第2樹脂ブロックには、前記第1係止部に係止する第2係止部が設けられている、
    分配装置。
  5. 幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
    第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーと、
    第2導電部と、前記第2導電部が取り付けられた第2樹脂ブロックと、を有し、前記第2導電部に、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具が接続されている第2ブロックアッシーと、
    前記第1導電部と、前記第2導電部と、の間に接続された第3導電部と、を備え、
    前記幹線及び複数の前記分岐線の長手方向が平行になるように、前記幹線及び複数の前記分岐線の端末に設けた前記端子金具が、前記第1導電部及び前記第2導電部に接続され、
    前記第1ブロックアッシー及び前記第2ブロックアッシーが、前記長手方向と交差する方向に並べて配置され、
    複数の前記分岐線の端末に設けられた前記端子金具は、前記第1樹脂ブロック及び前記第2樹脂ブロックにおいて、前記長手方向及び前記第1ブロックアッシー及び前記第2ブロックアッシーの並び方向の双方に交差する交差方向に対向する外側面上に配置されている、
    分配装置。
  6. 請求項5に記載の分配装置において、
    前記分岐線の端末に取り付けられた前記端子金具は、前記第1樹脂ブロックにおいて、前記並び方向に対向する外側面のうち前記第2樹脂ブロックから離れた側の外側面上に配置され、
    前記分岐線の端末に取り付けられた前記端子金具は、前記第2樹脂ブロックにおいて、前記並び方向に対向する外側面のうち前記第1樹脂ブロックから離れた側の外側面上に配置されている、
    分配装置。
  7. 幹線から供給される電源を複数の分岐線に分岐する分配装置であって、
    第1導電部と、前記第1導電部が取り付けられた第1樹脂ブロックと、を有し、前記第1導電部に、前記幹線の端末に取り付けられた端子金具と、前記分岐線の端末に取り付けられた端子金具と、が接続されている第1ブロックアッシーを備え、
    前記第1樹脂ブロックには、他の樹脂ブロックに係止する係止部が設けられ
    前記第1樹脂ブロックは、単一の樹脂部材で構成されている、
    分配装置。
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