JP7746185B2 - 消火設備 - Google Patents
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Description
消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクルであって、
前記ORCサイクル上に設けられ、ガス状の前記消火剤であるガス状消火剤に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された凝縮器と、
前記ORCサイクル上の凝縮器の下流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した液状消火剤を昇圧するための昇圧ポンプと、
前記ORCサイクル上の前記昇圧ポンプの下流側に設けられ、前記液状消火剤に第2熱媒体からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成された気化器と、
前記ORCサイクル上の前記気化器の下流側、且つ前記凝縮器の上流側に設けられる膨張タービンであって、前記液状消火剤が気化したガス状消火剤により駆動される膨張タービンと、
を含むORCサイクルと、
前記液状消火剤又は前記ガス状消火剤の少なくとも一方を、前記ORCサイクルから抜き出して少なくとも1つの防火対象物に送るための少なくとも1つの消火剤供給ラインと、を備える。
図1は、一実施形態に係る消火設備を備える構造物の概略図である。図2~図11の各々は、一実施形態に係る消火設備の概略図である。幾つかの実施形態に係る消火設備1は、構造物11に搭載される。図示される実施形態では、構造物11は、データセンタからなる。構造物11は、構造物11の空調を調整するための空調機12、サーバを収容するための内部空間130を有するサーバラック13、サーバラック13やサーバ用のUPS等を収容するための内部空間140を有するサーバ室14、発電機や変電設備等の電力供給設備15を収容するための内部空間160を有する電力設備室16等を有する。電気設備に起因する火災が生じる虞があるため、空調機12、サーバラック13、サーバ室14および電力設備室16の少なくとも1つを後述する防火対象物10としてもよい。すなわち、構造物11は、少なくとも1つ防火対象物10を備える。
幾つかの実施形態に係る消火設備1は、図1~図11に示されるように、消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクル2と、消火剤をORCサイクル2から抜き出して少なくとも1つの防火対象物10に送るための少なくとも1つの消火剤供給ライン3と、を備える。以下、概ね液状の消火剤を液状消火剤とし、概ねガス状の消火剤をガス状消火剤とする。
消火剤は、例えば、HFC227eaやNovec(登録商標)1230等のような、ハロゲン化物であることが好ましい。また、消火剤は、所定温度で測定したときの電気伝導性が所定値以下である難燃性の高いものが好ましい。
ORCサイクル2は、消火剤を作動媒体として循環させるように構成された循環系統からなる。ORCサイクル2は、図2~図11に示されるように、ORCサイクル2上にそれぞれ設けられる凝縮器21、昇圧ポンプ22、気化器23および膨張タービン24を含む。ORCサイクル2は、消火剤を作動媒体とするオーガニックランキンサイクルを構成する。以下の説明では、単に上流側と呼ぶ場合、方向の説明にかかる部位や領域における流体の主たる流れの方向に沿った上流側を指すものとする。同様に、以下の説明では、単に下流側と呼ぶ場合、方向の説明にかかる部位や領域における流体の主たる流れの方向に沿った下流側を指すものとする。
凝縮器21は、ORCサイクル2上の膨張タービン24よりも下流側、且つ昇圧ポンプ22よりも上流側に設けられる。膨張タービン24において膨張した消火剤は、ガス状態で凝縮器21に流入する。凝縮器21は、ORCサイクル2を流れるガス状消火剤に第1熱媒体供給ライン4を流れる第1熱媒体(例えば冷却水等)からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成される。
消火設備1は、図2~図11に示されるように、液状態の第1熱媒体を貯留するように構成された第1熱媒体タンク41と、第1熱媒体供給ライン4と、をさらに備えていてもよい。第1熱媒体供給ライン4は、第1熱媒体タンク41から第1熱媒体の供給先(例えば凝縮器21等)に第1熱媒体を送るための、第1熱媒体の供給系統からなる。第1熱媒体タンク41に貯留される液状態の第1熱媒体は、凝縮器21に導かれるガス状消火剤よりも温度が低い。或る実施形態では、第1熱媒体タンク41には、第1熱媒体として約5℃の冷却水が貯留される。なお、第1熱媒体タンク41からの第1熱媒体は、液状態で凝縮器21に流入する。
昇圧ポンプ22は、ORCサイクル2上の凝縮器21よりも下流側に設けられる。凝縮器21において液化された消火剤は、液状態で昇圧ポンプ22に流入する。昇圧ポンプ22は、液状消火剤を昇圧するように構成される。昇圧ポンプ22を駆動させることで、消火剤が作動媒体としてORCサイクル2上を循環する。
ORCサイクル2は、図2~図11に示されるように、ORCサイクル2上の凝縮器21よりも下流側、且つ昇圧ポンプ22よりも上流側に設けられた消火剤貯留タンク25をさらに含んでいてもよい。消火剤貯留タンク25は、凝縮器21においてガス状消火剤が液化した液状消火剤を貯留するように構成される。昇圧ポンプ22を駆動させることで、消火剤貯留タンク25に貯留された液状消火剤が、ORCサイクル2上の消火剤貯留タンク25よりも下流側に送られる。
気化器23は、ORCサイクル2上の昇圧ポンプ22よりも下流側、且つ膨張タービン24よりも上流側に設けられる。昇圧ポンプ22により昇圧された消火剤は、液状態で気化器23に流入する。気化器23は、ORCサイクル2を流れる液状消火剤に第2熱媒体供給ライン5を流れる第2熱媒体(例えば、サーバ排熱を回収した冷媒油や冷媒水等)からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成される。
消火設備1は、図2~図11に示されるように、液状態の第2熱媒体を貯留するように構成された第2熱媒体タンク51と、第2熱媒体供給ライン5と、をさらに備えていてもよい。第2熱媒体供給ライン5は、第2熱媒体タンク51から第2熱媒体の供給先(例えば気化器23等)に第2熱媒体を送るための、第2熱媒体の供給系統からなる。第2熱媒体タンク51に貯留される液状態の第2熱媒体は、気化器23に導かれる液状消火剤よりも温度が高い。或る実施形態では、第2熱媒体タンク51には、第2熱媒体としてサーバ排熱を回収した約60℃の排熱回収冷媒(冷媒油や冷媒水等)が貯留される。なお、第2熱媒体タンク51からの第2熱媒体は、液状態で気化器23に流入する。
少なくとも1つの消火剤供給ライン3は、ORCサイクル2から少なくとも1つの防火対象物10に消火剤を送るための、消火剤の供給系統からなる。消火剤供給ライン3の各々は、その一端(上流端)31A、31BがORCサイクル2に接続され、その他端(下流端)32A、32Bが防火対象物10に接続されている。消火剤供給ライン3の各々の他端32A、32Bには、消火剤を噴射するための少なくとも1つの消火剤噴射口33A、33Bが形成されていてもよい。なお、消火剤供給ライン3の各々の他端32A、32Bには、複数の防火対象物10の各々に対して消火剤を噴射するための複数の消火剤噴射口33A、33Bが形成されていてもよい。
ORCサイクル2は、図2~図11に示されるように、膨張タービン24を迂回するバイパスライン27と、バイパスライン27上に設けられたバイパス弁28と、をさらに含んでいてもよい。バイパスライン27は、ORCサイクル2上の気化器23よりも下流側、且つ膨張タービン24よりも上流側に一端(上流端)が接続され、且つORCサイクル2上の膨張タービン24よりも下流側、且つ凝縮器21よりも上流側に他端(下流端)が接続されている。
幾つかの実施形態では、図2~図7、図10、図11に示されるように、上述した少なくとも1つの消火剤供給ライン3は、ORCサイクル2から少なくとも1つの防火対象物10(10A)に液状消火剤を送るための液状消火剤供給ライン3Aを含む。液状消火剤供給ライン3Aは、ORCサイクル2上における凝縮器21よりも下流側、且つ気化器23よりも上流側にその一端(上流端)31Aが接続されている。
幾つかの実施形態では、図2、図4~図7、図10、図11に示されるように、上述した液状消火剤供給ライン3Aの一端31Aは、ORCサイクル2上における昇圧ポンプ22よりも下流側、且つ気化器23よりも上流側に接続されている。この場合には、液状消火剤供給ライン3Aを通じて防火対象物10へ液状消火剤を送るときに、昇圧ポンプ22による消火剤の昇圧作用を利用できる。
上述した液状消火剤供給ライン3Aは、消火剤供給ライン3A上に設けられ、液状消火剤供給ライン3Aを流れる液状消火剤を昇圧するための補助ポンプ35を含んでいてもよい。補助ポンプ35は、液状消火剤を昇圧するように構成される。補助ポンプ35を駆動させることで、液状消火剤が液状消火剤供給ライン3Aの下流側に送られる。
幾つかの実施形態では、図8~図11に示されるように、上述した少なくとも1つの消火剤供給ライン3は、ORCサイクル2から少なくとも1つの防火対象物10(10B)にガス状消火剤を送るためのガス状消火剤供給ライン3Bを含む。ガス状消火剤供給ライン3Bは、ORCサイクル2上における気化器23よりも下流側、且つ凝縮器21よりも上流側に一端(上流端)31Bが接続されている。
幾つかの実施形態では、図8~図11に示されるように、上述したガス状消火剤供給ライン3Bの一端31Bは、上述したバイパスライン27に接続されている。この場合には、バイパスライン27を流れるガス状消火剤は、膨張タービン24において膨張しておらず、昇圧ポンプ22による昇圧作用が残っている。このため、バイパスライン27およびガス状消火剤供給ライン3Bを通じて防火対象物10へガス状消火剤を送るときに、昇圧ポンプ22による消火剤の昇圧作用を利用できる。
幾つかの実施形態では、図11に示されるように、上述したガス状消火剤供給ライン3Bは、ガス状消火剤供給ライン3B上に設けられ、ガス状消火剤供給ライン3Bを流れるガス状消火剤を昇圧するための補助圧縮機36を含んでいてもよい。補助圧縮機36は、ガス状消火剤を昇圧するように構成される。図示される実施形態では、ガス状消火剤供給ライン3Bは、補助圧縮機36に接続される電動機37をさらに含んでいてもよい。補助圧縮機36は、電動機37が電力を変換して出力する回転動力により回転駆動され、補助圧縮機36に導かれたガス状消火剤を昇圧するように構成される。補助圧縮機36を駆動させることで、ガス状消火剤がガス状消火剤供給ライン3Bの下流側に送られる。
幾つかの実施形態では、図9に示されるように、上述した少なくとも1つの消火剤供給ライン3は、ガス状消火剤供給ライン3Bに一端(上流端)381が接続された分岐ライン38をさらに含む。分岐ライン38の他端(下流端)382は、防火対象物10に接続されている。分岐ライン38の他端382には、消火剤を噴射するための少なくとも1つの消火剤噴射口383が形成されていてもよい。
幾つかの実施形態では、上述した第1熱媒体タンク41に貯留される第1熱媒体は、水よりも液化温度(沸点)が低い液化ガスからなる。この液化ガスとしては、液化天然ガス(LNG)、液体水素などが挙げられる。幾つかの実施形態では、上述した消火設備1は、図3、図4に示されるように、第1熱媒体を燃焼させるように構成される燃焼装置(例えば、ガスタービン)43をさらに備えていてもよい。燃焼装置43は、第1熱媒体供給ライン4の他端(下流端)に接続され、第1熱媒体供給ライン4上において気化した第1熱媒体が送られるように構成される。
上述した消火設備1は、図3、図4に示されるように、第1熱媒体供給ライン4上に設けられる第1熱媒体を加熱するための第1熱媒体側加熱器44をさらに備えていてもよい。第1熱媒体側加熱器44は、第1熱媒体供給ライン4上の凝縮器21又は中間サイクル側冷却器61よりも下流側に設けられる。第1熱媒体側加熱器44により、ガス状態の第1熱媒体が適温まで昇温されてから、第1熱媒体の供給先に供給される。第1熱媒体側加熱器44は、熱媒供給ライン5Aを流れる熱媒(例えば、サーバ排熱を回収した冷媒油や冷媒水等)と、第1熱媒体供給ライン4を流れる第1熱媒体とを熱交換させて、第1熱媒体を加熱するように構成されていてもよい。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述した消火設備1は、第3熱媒体を循環させるように構成された中間サイクル6をさらに備える。中間サイクル6は、中間サイクル側冷却器61と、中間サイクル側昇圧ポンプ62と、中間サイクル側加熱器63と、を含む。
中間サイクル側冷却器61は、中間サイクル6上の中間サイクル側加熱器63よりも下流側、且つ中間サイクル側昇圧ポンプ62よりも上流側に設けられる。中間サイクル側加熱器63において昇温した第3熱媒体は、中間サイクル側冷却器61に流入する。中間サイクル側冷却器61は、凝縮器21の代わりに、第1熱媒体供給ライン4上の第1熱媒体用ポンプ42よりも下流側に設けられる。中間サイクル側冷却器61は、第3熱媒体に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達させるように構成される。
中間サイクル側昇圧ポンプ62は、中間サイクル6上の中間サイクル側冷却器61よりも下流側に設けられる。中間サイクル側冷却器61において冷却された第3熱媒体は、液状態で中間サイクル側昇圧ポンプ62に流入する。中間サイクル側昇圧ポンプ62は、液状の第3熱媒体を昇圧するように構成される。中間サイクル側昇圧ポンプ62を駆動させることで、第3熱媒体が中間サイクル6上を循環する。
中間サイクル6は、中間サイクル6上の中間サイクル側冷却器61よりも下流側、且つ中間サイクル側昇圧ポンプ62よりも上流側に設けられた中間サイクル側貯留タンク64をさらに含んでいてもよい。中間サイクル側貯留タンク64は、中間サイクル側冷却器61において冷却された第3熱媒体を貯留するように構成される。中間サイクル側昇圧ポンプ62を駆動させることで、中間サイクル側貯留タンク64に貯留された第3熱媒体が、中間サイクル6上の中間サイクル側貯留タンク64よりも下流側に送られる。
凝縮器21は、ORCサイクル2上の膨張タービン24よりも下流側、且つ昇圧ポンプ22よりも上流側に設けられる。また、凝縮器21は、中間サイクル6上の中間サイクル側昇圧ポンプ62よりも下流側、且つ中間サイクル側加熱器63よりも上流側に設けられる。凝縮器21は、ORCサイクル2を流れるガス状消火剤と中間サイクル6を流れる第3熱媒体との間で熱交換を行うように構成される。凝縮器21における熱交換により、ORCサイクル2を流れるガス状消火剤が、中間サイクル6を流れる第3熱媒体により冷却され、凝縮(液化)する。また、中間サイクル6を流れる第3熱媒体が、ORCサイクル2を流れるガス状消火剤により加熱され、昇温する。
中間サイクル側加熱器63は、中間サイクル6上の中間サイクル側昇圧ポンプ62及び凝縮器21よりも下流側、中間サイクル側冷却器61よりも上流側に設けられる。中間サイクル側加熱器63は、中間サイクル6を流れる第3熱媒体に第4熱媒体からの熱エネルギーを伝達して昇温させるように構成される。
幾つかの実施形態では、図6に示されるように、上述した少なくとも1つの防火対象物10の各々は、消火剤が導入される内部空間100を有する。上述した消火設備1は、内部空間100に散布された消火剤に第5熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された第1の消火設備側凝縮器91と、第1の消火設備側凝縮器91において液化された消火剤を消火剤貯留タンク25に導くための液状消火剤回収ライン92と、をさらに備える。内部空間100に散布された消火剤は、ガス状態となる。
幾つかの実施形態では、図7に示されるように、上述した少なくとも1つの防火対象物10の各々は、消火剤が導入される内部空間100を有する。上述した消火設備1は、内部空間100に散布された消火剤を含む気体(空気)を内部空間100から取り出し、液化させた消火剤を消火剤貯留タンク25に戻すためのガス状消火剤回収ライン94をさらに備える。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクル(2)であって、
前記ORCサイクル(2)上に設けられ、ガス状の前記消火剤であるガス状消火剤に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された凝縮器(21)と、
前記ORCサイクル(2)上の凝縮器(21)の下流側に設けられ、前記凝縮器(21)において前記ガス状消火剤が液化した液状消火剤を昇圧するための昇圧ポンプ(22)と、
前記ORCサイクル(2)上の前記昇圧ポンプ(22)の下流側に設けられ、前記液状消火剤に第2熱媒体からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成された気化器(23)と、
前記ORCサイクル(2)上の前記気化器(23)の下流側、且つ前記凝縮器(21)の上流側に設けられる膨張タービン(24)であって、前記液状消火剤が気化したガス状消火剤により駆動される膨張タービン(24)と、
を含むORCサイクル(2)と、
前記液状消火剤又は前記ガス状消火剤の少なくとも一方を、前記ORCサイクル(2)から抜き出して少なくとも1つの防火対象物(10)に送るための少なくとも1つの消火剤供給ライン(3)と、を備える。
前記少なくとも1つの消火剤供給ライン(3)は、
前記ORCサイクル(2)から前記少なくとも1つの防火対象物(10)に前記液状消火剤を送るための液状消火剤供給ライン(3A)であって、前記ORCサイクル(2)上における前記凝縮器(21)よりも下流側、且つ前記気化器(23)よりも上流側に一端(31A)が接続された液状消火剤供給ライン(3A)を含む。
前記少なくとも1つの消火剤供給ライン(3)は、
前記ORCサイクル(2)から前記少なくとも1つの防火対象物(10)に前記ガス状消火剤を送るためのガス状消火剤供給ライン(3B)であって、前記ORCサイクル(2)上における前記気化器(23)よりも下流側、且つ前記凝縮器(21)よりも上流側に一端(31B)が接続されたガス状消火剤供給ライン(3B)を含む。
前記少なくとも1つの消火剤供給ライン(3)は、
前記ORCサイクル(2)から前記少なくとも1つの防火対象物(10)に前記液状消火剤を送るための液状消火剤供給ライン(3A)であって、前記ORCサイクル(2)上における前記凝縮器(21)よりも下流側、且つ前記気化器(23)よりも上流側に一端(31A)が接続された液状消火剤供給ライン(3A)と、
前記ORCサイクル(2)から前記少なくとも1つの防火対象物に前記ガス状消火剤を送るためのガス状消火剤供給ライン(3B)であって、前記ORCサイクル(2)上における前記気化器(23)よりも下流側、且つ前記凝縮器(21)よりも上流側に一端(31B)が接続されたガス状消火剤供給ライン(3B)と、を含む。
前記ガス状消火剤供給ライン(3B)の他端(32B)は、前記少なくとも1つの防火対象物(10)のうち、第1防火対象物(10B)に接続され、
前記液状消火剤供給ライン(3A)の他端(32A)は、前記少なくとも1つの防火対象物(10)のうち、前記第1防火対象物(10B)とは異なる第2防火対象物(10A)に接続された。
前記少なくとも1つの消火剤供給ライン(3)は、
前記ガス状消火剤供給ライン(3B)に一端(381)が接続された分岐ライン(38)であって、前記分岐ライン(38)上に設けられた前記ガス状消火剤を液化させるための消火用凝縮器(39)を含む分岐ライン(38)をさらに含み、
前記ガス状消火剤供給ライン(3B)の他端(32B)は、前記少なくとも1つの防火対象物(10)のうち、第1防火対象物(10B)に接続され、
前記分岐ライン(38)の他端(382)は、前記少なくとも1つの防火対象物(10)のうち、前記第1防火対象物(10B)とは異なる第2防火対象物(10A)に接続された。
前記液状消火剤供給ライン(3A)の前記一端(31A)は、前記ORCサイクル(2)上における前記昇圧ポンプ(22)よりも下流側、且つ前記気化器(23)よりも上流側に接続された。
前記液状消火剤供給ライン(3A)は、前記液状消火剤供給ライン(3A)上に設けられ、前記液状消火剤供給ライン(3A)を流れる前記液状消火剤を昇圧するための補助ポンプ(35)を含む。
前記ORCサイクル(2)は、
前記膨張タービン(24)を迂回するバイパスライン(27)であって、前記ORCサイクル(2)上の前記気化器(23)よりも下流側、且つ前記膨張タービン(24)よりも上流側に一端が接続され、且つ前記ORCサイクル(2)上の前記膨張タービン(24)よりも下流側、且つ前記凝縮器(21)よりも上流側に他端が接続されたバイパスライン(27)をさらに含み、
前記ガス状消火剤供給ライン(3B)の前記一端(31B)は、前記バイパスライン(27)に接続された。
前記ガス状消火剤供給ライン(3B)は、前記ガス状消火剤供給ライン(3B)上に設けられ、前記ガス状消火剤供給ライン(3B)を流れる前記ガス状消火剤を昇圧するための補助圧縮機(36)を含む。
第3熱媒体を循環させるように構成された中間サイクル(6)をさらに備え、
前記中間サイクル(6)は、
前記中間サイクル(6)上に設けられ、前記第3熱媒体に前記第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達させるように構成された中間サイクル側冷却器(61)と、
前記中間サイクル(6)上の前記中間サイクル側冷却器(61)よりも下流側に設けられ、前記第3熱媒体を昇圧するための中間サイクル側昇圧ポンプ(62)と、
前記中間サイクル(6)上の前記中間サイクル側昇圧ポンプ(62)よりも下流側、且つ前記中間サイクル側冷却器(61)よりも上流側に設けられ、前記第3熱媒体に第4熱媒体からの熱エネルギーを伝達して昇温させるように構成された中間サイクル側加熱器(63)と、を含み、
前記凝縮器(21)は、前記中間サイクル(6)上の前記中間サイクル側昇圧ポンプ(62)よりも下流側、且つ前記中間サイクル側加熱器(63)よりも上流側に設けられ、前記ORCサイクル(2)を流れる前記ガス状消火剤と前記中間サイクル(6)を流れる前記第3熱媒体との間で熱交換を行うように構成された。
前記昇圧ポンプ(22)は、圧力比を調整可能に構成された。
前記少なくとも1つの防火対象物(10)に設けられた火災報知器(7)と、
前記少なくとも1つの消火剤供給ライン(3)上に設けられた流量調整弁(34A、34B)と、をさらに備え、
前記火災報知器(7)からの火災報知信号を受信したときに、
前記流量調整弁(34A、34B)を開くとともに、前記昇圧ポンプ(22)の前記圧力比を増大させるように構成された。
前記少なくとも1つの防火対象物(10)の各々は、前記消火剤が導入される内部空間(100)を有し、
前記ORCサイクル(2)は、前記ORCサイクル(2)上の前記凝縮器(21)よりも下流側、且つ前記昇圧ポンプ(22)よりも上流側に設けられ、前記凝縮器(21)において前記ガス状消火剤が液化した前記液状消火剤を貯留するように構成された消火剤貯留タンク(25)をさらに含み、
前記消火設備(1)は、
前記内部空間(100)に散布された前記消火剤に第5熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された第1の消火設備側凝縮器(91)と、
前記第1の消火設備側凝縮器(91)において液化された前記消火剤を前記消火剤貯留タンク(25)に導くための液状消火剤回収ライン(92)と、をさらに備える。
前記少なくとも1つの防火対象物(10)の各々は、前記消火剤が導入される内部空間(100)を有し、
前記ORCサイクル(2)は、前記ORCサイクル(2)上の前記凝縮器(21)よりも下流側、且つ前記昇圧ポンプ(22)よりも上流側に設けられ、前記凝縮器(21)において前記ガス状消火剤が液化した前記液状消火剤を貯留するように構成された消火剤貯留タンク(25)をさらに含み、
前記消火設備(1)は、
前記内部空間(100)に散布された前記消火剤を含む気体を前記内部空間(100)から取り出し、液化させた前記消火剤を前記消火剤貯留タンク(25)に戻すためのガス状消火剤回収ライン(94)をさらに備え、
前記ガス状消火剤回収ライン(94)は、
前記ガス状消火剤回収ライン(94)上に設けられた第2の消火設備側凝縮器(95)であって、前記ガス状消火剤回収ライン(94)を流れる前記気体に第6熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して前記消火剤を液化させるように構成された第2の消火設備側凝縮器(95)と、
前記ガス状消火剤回収ライン(94)上の前記第2の消火設備側凝縮器(95)よりも下流側に設けられた気液分離器(96)であって、前記第2の消火設備側凝縮器(95)において液化された前記消火剤を前記気体から分離させるように構成された気液分離器(96)と、を含む。
2 ORCサイクル
3 消火剤供給ライン
3A 液状消火剤供給ライン
3B ガス状消火剤供給ライン
4 第1熱媒体供給ライン
5 第2熱媒体供給ライン
6 中間サイクル
7 火災報知器
10,10A,10B 防火対象物
11 構造物
21 凝縮器
22 昇圧ポンプ
23 気化器
24 膨張タービン
25 消火剤貯留タンク
26 発電機
27 バイパスライン
28 バイパス弁
28A 三方弁
31A,31B 一端(上流端)
32A,32B 他端(下流端)
33A,33B 消火剤噴射口
34A 第1の流量調整弁
34B 第2の流量調整弁
35 補助ポンプ
36 補助圧縮機
37 電動機
38 分岐ライン
39 消火用凝縮器
41 第1熱媒体タンク
42 第1熱媒体用ポンプ
51 第2熱媒体タンク
52 第2熱媒体用ポンプ
61 中間サイクル側冷却器
62 中間サイクル側昇圧ポンプ
63 中間サイクル側加熱器
64 中間サイクル側貯留タンク
Claims (15)
- 消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクルであって、
前記ORCサイクル上に設けられ、ガス状の前記消火剤であるガス状消火剤に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された凝縮器と、
前記ORCサイクル上の凝縮器の下流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した液状消火剤を昇圧するための昇圧ポンプと、
前記ORCサイクル上の前記昇圧ポンプの下流側に設けられ、前記液状消火剤に第2熱媒体からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成された気化器と、
前記ORCサイクル上の前記気化器の下流側、且つ前記凝縮器の上流側に設けられる膨張タービンであって、前記液状消火剤が気化したガス状消火剤により駆動される膨張タービンと、
を含むORCサイクルと、
前記液状消火剤又は前記ガス状消火剤の少なくとも一方を、前記ORCサイクルから抜き出して少なくとも1つの防火対象物に送るための少なくとも1つの消火剤供給ラインと、を備え、
第3熱媒体を循環させるように構成された中間サイクルをさらに備え、
前記中間サイクルは、
前記中間サイクル上に設けられ、前記第3熱媒体に前記第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達させるように構成された中間サイクル側冷却器と、
前記中間サイクル上の前記中間サイクル側冷却器よりも下流側に設けられ、前記第3熱媒体を昇圧するための中間サイクル側昇圧ポンプと、
前記中間サイクル上の前記中間サイクル側昇圧ポンプよりも下流側、且つ前記中間サイクル側冷却器よりも上流側に設けられ、前記第3熱媒体に第4熱媒体からの熱エネルギーを伝達して昇温させるように構成された中間サイクル側加熱器と、を含み、
前記凝縮器は、前記中間サイクル上の前記中間サイクル側昇圧ポンプよりも下流側、且つ前記中間サイクル側加熱器よりも上流側に設けられ、前記ORCサイクルを流れる前記ガス状消火剤と前記中間サイクルを流れる前記第3熱媒体との間で熱交換を行うように構成された、
消火設備。 - 前記少なくとも1つの消火剤供給ラインは、
前記ORCサイクルから前記少なくとも1つの防火対象物に前記液状消火剤を送るための液状消火剤供給ラインであって、前記ORCサイクル上における前記凝縮器よりも下流側、且つ前記気化器よりも上流側に一端が接続された液状消火剤供給ラインを含む、
請求項1に記載の消火設備。 - 前記少なくとも1つの消火剤供給ラインは、
前記ORCサイクルから前記少なくとも1つの防火対象物に前記ガス状消火剤を送るためのガス状消火剤供給ラインであって、前記ORCサイクル上における前記気化器よりも下流側、且つ前記凝縮器よりも上流側に一端が接続されたガス状消火剤供給ラインを含む、
請求項1に記載の消火設備。 - 前記少なくとも1つの消火剤供給ラインは、
前記ORCサイクルから前記少なくとも1つの防火対象物に前記液状消火剤を送るための液状消火剤供給ラインであって、前記ORCサイクル上における前記凝縮器よりも下流側、且つ前記気化器よりも上流側に一端が接続された液状消火剤供給ラインと、
前記ORCサイクルから前記少なくとも1つの防火対象物に前記ガス状消火剤を送るためのガス状消火剤供給ラインであって、前記ORCサイクル上における前記気化器よりも下流側、且つ前記凝縮器よりも上流側に一端が接続されたガス状消火剤供給ラインと、を含む、
請求項1に記載の消火設備。 - 前記ガス状消火剤供給ラインの他端は、前記少なくとも1つの防火対象物のうち、第1防火対象物に接続され、
前記液状消火剤供給ラインの他端は、前記少なくとも1つの防火対象物のうち、前記第1防火対象物とは異なる第2防火対象物に接続された、
請求項4に記載の消火設備。 - 消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクルであって、
前記ORCサイクル上に設けられ、ガス状の前記消火剤であるガス状消火剤に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された凝縮器と、
前記ORCサイクル上の凝縮器の下流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した液状消火剤を昇圧するための昇圧ポンプと、
前記ORCサイクル上の前記昇圧ポンプの下流側に設けられ、前記液状消火剤に第2熱媒体からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成された気化器と、
前記ORCサイクル上の前記気化器の下流側、且つ前記凝縮器の上流側に設けられる膨張タービンであって、前記液状消火剤が気化したガス状消火剤により駆動される膨張タービンと、
を含むORCサイクルと、
前記液状消火剤又は前記ガス状消火剤の少なくとも一方を、前記ORCサイクルから抜き出して少なくとも1つの防火対象物に送るための少なくとも1つの消火剤供給ラインと、を備え、
前記少なくとも1つの消火剤供給ラインは、
前記ORCサイクルから前記少なくとも1つの防火対象物に前記ガス状消火剤を送るためのガス状消火剤供給ラインであって、前記ORCサイクル上における前記気化器よりも下流側、且つ前記凝縮器よりも上流側に一端が接続されたガス状消火剤供給ラインを含み、
前記少なくとも1つの消火剤供給ラインは、
前記ガス状消火剤供給ラインに一端が接続された分岐ラインであって、前記分岐ライン上に設けられた前記ガス状消火剤を液化させるための消火用凝縮器を含む分岐ラインをさらに含み、
前記ガス状消火剤供給ラインの他端は、前記少なくとも1つの防火対象物のうち、第1防火対象物に接続され、
前記分岐ラインの他端は、前記少なくとも1つの防火対象物のうち、前記第1防火対象物とは異なる第2防火対象物に接続された、
消火設備。 - 前記液状消火剤供給ラインの前記一端は、前記ORCサイクル上における前記昇圧ポンプよりも下流側、且つ前記気化器よりも上流側に接続された、
請求項2、4又は5の何れか1項に記載の消火設備。 - 前記液状消火剤供給ラインは、前記液状消火剤供給ライン上に設けられ、前記液状消火剤供給ラインを流れる前記液状消火剤を昇圧するための補助ポンプを含む、
請求項2、4、5又は7の何れか1項に記載の消火設備。 - 消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクルであって、
前記ORCサイクル上に設けられ、ガス状の前記消火剤であるガス状消火剤に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された凝縮器と、
前記ORCサイクル上の凝縮器の下流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した液状消火剤を昇圧するための昇圧ポンプと、
前記ORCサイクル上の前記昇圧ポンプの下流側に設けられ、前記液状消火剤に第2熱媒体からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成された気化器と、
前記ORCサイクル上の前記気化器の下流側、且つ前記凝縮器の上流側に設けられる膨張タービンであって、前記液状消火剤が気化したガス状消火剤により駆動される膨張タービンと、
を含むORCサイクルと、
前記液状消火剤又は前記ガス状消火剤の少なくとも一方を、前記ORCサイクルから抜き出して少なくとも1つの防火対象物に送るための少なくとも1つの消火剤供給ラインと、を備え、
前記少なくとも1つの消火剤供給ラインは、
前記ORCサイクルから前記少なくとも1つの防火対象物に前記ガス状消火剤を送るためのガス状消火剤供給ラインであって、前記ORCサイクル上における前記気化器よりも下流側、且つ前記凝縮器よりも上流側に一端が接続されたガス状消火剤供給ラインを含み、
前記ORCサイクルは、
前記膨張タービンを迂回するバイパスラインであって、前記ORCサイクル上の前記気化器よりも下流側、且つ前記膨張タービンよりも上流側に一端が接続され、且つ前記ORCサイクル上の前記膨張タービンよりも下流側、且つ前記凝縮器よりも上流側に他端が接続されたバイパスラインをさらに含み、
前記ガス状消火剤供給ラインの前記一端は、前記バイパスラインに接続された、
消火設備。 - 前記ガス状消火剤供給ラインは、前記ガス状消火剤供給ライン上に設けられ、前記ガス状消火剤供給ラインを流れる前記ガス状消火剤を昇圧するための補助圧縮機を含む、
請求項3~6又は9の何れか1項に記載の消火設備。 - 第3熱媒体を循環させるように構成された中間サイクルをさらに備え、
前記中間サイクルは、
前記中間サイクル上に設けられ、前記第3熱媒体に前記第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達させるように構成された中間サイクル側冷却器と、
前記中間サイクル上の前記中間サイクル側冷却器よりも下流側に設けられ、前記第3熱媒体を昇圧するための中間サイクル側昇圧ポンプと、
前記中間サイクル上の前記中間サイクル側昇圧ポンプよりも下流側、且つ前記中間サイクル側冷却器よりも上流側に設けられ、前記第3熱媒体に第4熱媒体からの熱エネルギーを伝達して昇温させるように構成された中間サイクル側加熱器と、を含み、
前記凝縮器は、前記中間サイクル上の前記中間サイクル側昇圧ポンプよりも下流側、且つ前記中間サイクル側加熱器よりも上流側に設けられ、前記ORCサイクルを流れる前記ガス状消火剤と前記中間サイクルを流れる前記第3熱媒体との間で熱交換を行うように構成された、
請求項6又は9に記載の消火設備。 - 前記昇圧ポンプは、圧力比を調整可能に構成された、
請求項1乃至11の何れか1項に記載の消火設備。 - 前記少なくとも1つの防火対象物に設けられた火災報知器と、
前記少なくとも1つの消火剤供給ライン上に設けられた流量調整弁と、をさらに備え、
前記火災報知器からの火災報知信号を受信したときに、
前記流量調整弁を開くとともに、前記昇圧ポンプの前記圧力比を増大させるように構成された、
請求項12に記載の消火設備。 - 消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクルであって、
前記ORCサイクル上に設けられ、ガス状の前記消火剤であるガス状消火剤に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された凝縮器と、
前記ORCサイクル上の凝縮器の下流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した液状消火剤を昇圧するための昇圧ポンプと、
前記ORCサイクル上の前記昇圧ポンプの下流側に設けられ、前記液状消火剤に第2熱媒体からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成された気化器と、
前記ORCサイクル上の前記気化器の下流側、且つ前記凝縮器の上流側に設けられる膨張タービンであって、前記液状消火剤が気化したガス状消火剤により駆動される膨張タービンと、
を含むORCサイクルと、
前記液状消火剤又は前記ガス状消火剤の少なくとも一方を、前記ORCサイクルから抜き出して少なくとも1つの防火対象物に送るための少なくとも1つの消火剤供給ラインと、を備える消火設備であって、
前記少なくとも1つの防火対象物の各々は、前記消火剤が導入される内部空間を有し、
前記ORCサイクルは、前記ORCサイクル上の前記凝縮器よりも下流側、且つ前記昇圧ポンプよりも上流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した前記液状消火剤を貯留するように構成された消火剤貯留タンクをさらに含み、
前記内部空間に散布された前記消火剤に第5熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された第1の消火設備側凝縮器と、
前記第1の消火設備側凝縮器において液化された前記消火剤を前記消火剤貯留タンクに導くための液状消火剤回収ラインと、をさらに備える、
消火設備。 - 消火剤を作動媒体として循環させるように構成されたORCサイクルであって、
前記ORCサイクル上に設けられ、ガス状の前記消火剤であるガス状消火剤に第1熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して液化させるように構成された凝縮器と、
前記ORCサイクル上の凝縮器の下流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した液状消火剤を昇圧するための昇圧ポンプと、
前記ORCサイクル上の前記昇圧ポンプの下流側に設けられ、前記液状消火剤に第2熱媒体からの熱エネルギーを伝達して気化させるように構成された気化器と、
前記ORCサイクル上の前記気化器の下流側、且つ前記凝縮器の上流側に設けられる膨張タービンであって、前記液状消火剤が気化したガス状消火剤により駆動される膨張タービンと、
を含むORCサイクルと、
前記液状消火剤又は前記ガス状消火剤の少なくとも一方を、前記ORCサイクルから抜き出して少なくとも1つの防火対象物に送るための少なくとも1つの消火剤供給ラインと、を備える消火設備であって、
前記少なくとも1つの防火対象物の各々は、前記消火剤が導入される内部空間を有し、
前記ORCサイクルは、前記ORCサイクル上の前記凝縮器よりも下流側、且つ前記昇圧ポンプよりも上流側に設けられ、前記凝縮器において前記ガス状消火剤が液化した前記液状消火剤を貯留するように構成された消火剤貯留タンクをさらに含み、
前記内部空間に散布された前記消火剤を含む気体を前記内部空間から取り出し、液化させた前記消火剤を前記消火剤貯留タンクに戻すためのガス状消火剤回収ラインをさらに備え、
前記ガス状消火剤回収ラインは、
前記ガス状消火剤回収ライン上に設けられた第2の消火設備側凝縮器であって、前記ガス状消火剤回収ラインを流れる前記気体に第6熱媒体からの冷熱エネルギーを伝達して前記消火剤を液化させるように構成された第2の消火設備側凝縮器と、
前記ガス状消火剤回収ライン上の前記第2の消火設備側凝縮器よりも下流側に設けられた気液分離器であって、前記第2の消火設備側凝縮器において液化された前記消火剤を前記気体から分離させるように構成された気液分離器と、を含む、
消火設備。
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