JP7746410B2 - エアロゾル生成システム - Google Patents

エアロゾル生成システム

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Description

本発明は、エアロゾル生成システムに関する。
ユーザに吸引される物質を生成する電子タバコ及びネブライザ等の吸引装置が広く普及している。このような吸引装置は、エアロゾルを生成するためのエアロゾル源、及び生成されたエアロゾルに香味成分を付与するための香味源を用いることで、香味成分が付与されたエアロゾルを生成することができる。ユーザは、吸引装置にて生成された、香味成分が付与されたエアロゾルを吸引することで、香味を味わうことができる。
近年、スティック状に形成された基材をエアロゾル源又は香味源として使用するタイプの吸引装置に関する技術が盛んに開発されている。例えば、下記特許文献1には、スティック状に形成された基材に挿入されることで基材を内部から加熱するブレード状の加熱部が開示されている。
中国実用新案第209807157号明細書
しかし、上記の特許文献1に開示された加熱部は、加熱部全体で一様に発熱するため、加熱部から発せられた熱がエアロゾル生成基材以外に伝播してしまう可能性があった。したがって、エアロゾル生成基材に対する加熱効率が低下すると共に、加熱部から発せられた熱が吸引装置の信頼性に影響を与える可能性があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、加熱部から発せられた熱がエアロゾル生成基材以外に伝播することを抑制することが可能な、新規かつ改良されたエアロゾル生成システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、エアロゾル生成基材を内部から加熱する抵抗発熱部と、前記抵抗発熱部の互いに対向する面に設けられた一対の金属板と、を備え、一対の前記金属板は、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向する第1領域と、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向しない第2領域とを含む、エアロゾル生成システムが提供される。
前記第1領域は、前記抵抗発熱部が前記エアロゾル生成基材の内部に挿入される際の先端側に設けられ、前記第2領域は、前記先端側と反対の後端側に設けられてもよい。
前記第2領域は、前記金属板の一部が切り欠けられることで、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向しないように設けられてもよい。
前記第2領域では、一対の前記金属板の各々は、前記抵抗発熱部の断面形状の対角に位置する縁部を残して、前記金属板の一部を切り欠けられてもよい。
前記第2領域で切り欠けられる前記金属板の形状は、矩形形状であってもよい。
前記金属板及び前記抵抗発熱部が挿入される挿入部を有し、前記金属板及び前記抵抗発熱部をハウジングに固定する固定部をさらに備えてもよい。
前記挿入部には、前記第2領域の前記金属板、及び抵抗発熱部が挿入されてもよい。
前記固定部は、スーパーエンジニアリングプラスチックで構成されてもよい。
前記固定部は、円形又は矩形の平板形状であってもよい。
前記金属板は、ニッケル含有鉄合金で構成されてもよい。
前記抵抗発熱部は、平板形状であってもよい。
前記平板形状の厚みは、前記平板形状の幅の1/4未満であってもよい。
前記抵抗発熱部及び前記金属板が内部に挿入される前記エアロゾル生成基材をさらに備えてもよい。
前記金属板の少なくとも一方は、前記抵抗発熱部の互いに対向する面から前記抵抗発熱部の外形に沿って前記金属板の縁端部を折り曲げたリブ部を含んでもよい。
前記抵抗発熱部は、前記エアロゾル生成基材の内部に挿入される先端側に向かって角を成して突出する形状で構成されてもよい。
前記金属板の少なくとも一方は、前記抵抗発熱部の前記先端側の形状に沿って、前記金属板の縁端部を折り曲げた先端リブ部をさらに含んでもよい。
前記抵抗発熱部と、前記金属板とは、導電性接着ペーストにて接着されてもよい。
前記抵抗発熱部は、PTCヒータであってもよい。
前記抵抗発熱部は、チタン酸バリウムを含んでもよい。
前記抵抗発熱部の発熱温度は、350℃未満であってもよい。
以上説明したように本発明によれば、加熱部から発せられた熱がエアロゾル生成基材以外に伝播することを抑制することが可能である。
本発明の一実施形態に係る吸引装置の構成例を模式的に示す模式図である。 加熱部に含まれる加熱部本体の分解斜視図である。 図2に示す加熱部本体を含む加熱部の斜視図である。 第1の変形例に係る加熱部本体の分解斜視図である。 第2の変形例に係る加熱部本体の分解斜視図である。 第3の変形例に係る加熱部本体の分解斜視図である。 第4の変形例に係る加熱部本体の分解斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.吸引装置の構成例>
本構成例に係る吸引装置は、エアロゾル源を含む基材を基材内部から加熱することでエアロゾルを生成する。以下、図1を参照しながら、本構成例を説明する。
図1は、吸引装置の構成例を模式的に示す模式図である。図1に示すように、本構成例に係る吸引装置100は、電源部111、センサ部112、通知部113、記憶部114、通信部115、制御部116、加熱部121、及び収容部140を含む。吸引装置100では、収容部140にスティック型基材150が収容された状態で、ユーザによる吸引が行われる。以下、各構成要素について順に説明する。
なお、吸引装置100とスティック型基材150とは、協働してユーザにより吸引されるエアロゾルを生成する。そのため、吸引装置100とスティック型基材150との組み合わせは、エアロゾル生成システムとして捉えられてもよい。
電源部111は、電力を蓄積する。そして、電源部111は、吸引装置100の各構成要素に電力を供給する。電源部111は、例えば、リチウムイオン二次電池等の充電式バッテリにより構成され得る。電源部111は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により外部電源に接続されることで充電されてもよい。また、電源部111は、ワイヤレス電力伝送技術により送電側のデバイスに非接続な状態で充電されてもよい。他にも、電源部111は、吸引装置100から取り外し可能に設けられてもよく、新しい電源部111と交換可能に設けられてもよい。
センサ部112は、吸引装置100に関する各種情報を検出し、検出した情報を制御部116に出力する。一例として、センサ部112は、コンデンサマイクロホン等の圧力センサ、流量センサ、又は温度センサにより構成されてもよい。圧力センサ、流量センサ、又は温度センサは、ユーザによる吸引に伴う数値を検出した場合に、ユーザによる吸引が行われたことを示す情報を制御部116に出力することができる。他の一例として、センサ部112は、ボタン又はスイッチ等の、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力装置により構成されてもよい。特に、センサ部112は、エアロゾルの生成開始/停止を指示するボタンを含んでもよい。ユーザからの情報の入力を受け付ける入力装置は、ユーザにより入力された情報を制御部116に出力することができる。さらに他の一例として、センサ部112は、加熱部121の温度を検出する温度センサにより構成されてもよい。温度センサは、例えば、加熱部121の電気抵抗値に基づいて加熱部121の温度を検出することで、収容部140に収容されたスティック型基材150の温度を判断することができる。
通知部113は、情報をユーザに通知する。一例として、通知部113は、LED(Light Emitting Diode)などの発光装置により構成される。これによれば、通知部113は、電源部111の状態が要充電である場合、電源部111が充電中である場合、又は吸引装置100に異常が発生した場合等に、それぞれ異なる発光パターンで発光することができる。ここでの発光パターンとは、色、及び点灯/消灯のタイミング等を含む概念である。通知部113は、発光装置と共に又は代えて、画像を表示する表示装置、音を出力する音出力装置、及び振動する振動装置等により構成されてもよい。他にも、通知部113は、ユーザによる吸引が可能になったことを示す情報を通知してもよい。ユーザによる吸引が可能になったことを示す情報は、加熱部121により加熱されたスティック型基材150の温度が所定の温度に達した場合に通知され得る。
記憶部114は、吸引装置100の動作のための各種情報を記憶する。記憶部114は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体により構成される。記憶部114に記憶される情報の一例は、制御部116による各種構成要素の制御情報などの吸引装置100のOS(Operating System)に関する情報である。記憶部114に記憶される情報の他の一例は、吸引回数、吸引時刻、又は吸引時間累計などのユーザによる吸引に関する情報である。
通信部115は、吸引装置100と他の装置との間で情報を送受信するための通信インタフェースである。通信部115は、有線又は無線の任意の通信規格に準拠した通信を行う。このような通信規格としては、例えば、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等が採用され得る。一例として、通信部115は、ユーザによる吸引に関する情報をスマートフォンに表示させるために、ユーザによる吸引に関する情報をスマートフォンに送信してもよい。他の一例として、通信部115は、記憶部114に記憶されているOSの情報を更新するために、サーバから新たなOSの情報を受信してもよい。
制御部116は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って吸引装置100内の動作全般を制御する。制御部116は、例えばCPU(Central Processing Unit)、又はマイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。他に、制御部116は、使用するプログラム及び演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、並びに適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。吸引装置100は、制御部116による制御に基づいて各種処理を実行する。電源部111から他の各構成要素への給電、電源部111の充電、センサ部112による情報の検出、通知部113による情報の通知、記憶部114による情報の記憶及び読み出し、並びに通信部115による情報の送受信は、制御部116により制御される処理の一例である。各構成要素への情報の入力、及び各構成要素から出力された情報に基づく処理等、吸引装置100により実行されるその他の処理も、制御部116により制御される。
収容部140は、内部空間141を有し、内部空間141にスティック型基材150の一部を収容しながらスティック型基材150を保持する。収容部140は、内部空間141を外部に連通する開口142を有し、開口142から内部空間141に挿入されたスティック型基材150を保持する。例えば、収容部140は、開口142及び底部143を底面とする筒状体であり、柱状の内部空間141を画定する。収容部140は、筒状体の高さ方向の少なくとも一部において、内径がスティック型基材150の外径よりも小さくなるように構成され、内部空間141に挿入されたスティック型基材150を外周から圧迫するようにしてスティック型基材150を保持し得る。収容部140は、スティック型基材150を通る空気の流路を画定する機能も有する。かかる流路内への空気の入り口である空気流入孔は、例えば底部143に配置される。他方、かかる流路からの空気の出口である空気流出孔は、開口142である。
スティック型基材150は、スティック型のエアロゾル生成基材である。スティック型基材150は、基材部151、及び吸口部152を含む。
基材部151は、エアロゾル源を含む。エアロゾル源は、加熱されることで霧化され、エアロゾルを生成する。エアロゾル源は、例えば、刻みたばこ又はたばこ原料を、粒状、シート状、又は粉末状に成形した加工物などのたばこ由来材料を含んでもよい。また、エアロゾル源は、たばこ以外の植物(例えばミント又はハーブ等)から生成された、非たばこ由来材料を含んでもよい。吸引装置100が医療用吸入器である場合、エアロゾル源は、患者が吸入するための薬剤を含んでもよい。なお、エアロゾル源は固体に限られず、例えば、グリセリン若しくはプロピレングリコール等の多価アルコール、又は水等の液体であってもよい。基材部151の少なくとも一部は、スティック型基材150が収容部140に保持された状態において、収容部140の内部空間141に収容される。
吸口部152は、吸引の際にユーザに咥えられる部材である。吸口部152の少なくとも一部は、スティック型基材150が収容部140に保持された状態において、開口142から突出する。そして、開口142から突出した吸口部152をユーザが咥えて吸引することで、図示しない空気流入孔から収容部140の内部に空気が流入する。流入した空気は、収容部140の内部空間141を通過して、すなわち、基材部151を通過して、基材部151から発生するエアロゾルと共に、ユーザの口内に到達する。
加熱部121は、エアロゾル源を加熱することで、エアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成する。詳細は後述するが、加熱部121は、ブレード状に構成され、収容部140の底部143から収容部140の内部空間141に突出するようにして配置される。そのため、収容部140にスティック型基材150が挿入されると、ブレード状の加熱部121は、スティック型基材150の基材部151に突き刺さるようにして、スティック型基材150の内部に挿入される。そして、加熱部121が発熱すると、スティック型基材150に含まれるエアロゾル源がスティック型基材150の内部から加熱されて霧化され、エアロゾルが生成される。加熱部121は、電源部111から給電されると発熱する。一例として、所定のユーザ入力が行われたことがセンサ部112により検出された場合に、給電された加熱部121が発熱し、スティック型基材150の温度が所定の温度に達することで、スティック型基材150からエアロゾルが生成される。これにより、吸引装置100は、ユーザによる吸引を可能とすることができる。その後、所定のユーザ入力が行われたことがセンサ部112により検出された場合に、加熱部121の給電が停止されてもよい。他の一例として、ユーザによる吸引が行われたことがセンサ部112により検出されている期間において、給電された加熱部121によってエアロゾルが生成されてもよい。
<2.加熱部の詳細な構成>
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係る吸引装置100が備える加熱部121についてより詳細に説明する。図2は、加熱部121に含まれる加熱部本体1250の分解斜視図である。図3は、図2に示す加熱部本体1250を含む加熱部121の斜視図である。
図2に示すように、加熱部本体1250は、抵抗発熱部1210と、第1の金属板1220と、第2の金属板1230とを含む。加熱部本体1250は、第1の金属板1220及び第2の金属板1230を介して通電される抵抗発熱部1210からの発熱によって、スティック型基材150を内部から加熱することができる。
また、図3に示すように、抵抗発熱部1210、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230が貼り合わせられた加熱部本体1250は、固定部1260にて保持されることで吸引装置100のハウジング等に固定される。すなわち、加熱部121は、例えば、加熱部本体1250と、固定部1260とによって構成される。
ここで、図2及び図3において、加熱部本体1250がスティック型基材150の内部に挿入される先端側の方向を上方向とも称し、上方向と反対側の方向を下方向とも称する。また、第1の金属板1220、抵抗発熱部1210、及び第2の金属板1230が貼り合わせられる方向を前後方向とも称し、上下方向及び前後方向とそれぞれ直交する方向を左右方向とも称する。
抵抗発熱部1210は、抵抗加熱によって発熱する板状部材である。具体的には、抵抗発熱部1210は、第1の金属板1220及び第2の金属板1230の間で通電されることで発熱するPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータである。
PTCヒータは、所定の温度(キュリー温度と称される)に達すると急激に電気抵抗値が上昇し、電気が流れなくなる特性(PTC特性)を有する抵抗体を用いたヒータである。PTCヒータは、PTC特性を活用することで、制御装置を用いずとも温度にて通電量を制御することができるため、加熱温度をキュリー温度未満に制御することが可能である。したがって、PTCヒータは、対象をキュリー温度未満で加熱することが可能である。例えば、抵抗発熱部1210は、PTC特性を有するチタン酸バリウム(BaTiO)を抵抗体とするPTCヒータであってもよい。このような場合、抵抗発熱部1210は、チタン酸バリウムのキュリー温度を350℃に設定することができるため、350℃未満の温度でスティック型基材150を加熱することができる。
PTC特性を有するチタン酸バリウムのキュリー温度、又は電気抵抗値などの各種特性は、例えば、チタン酸バリウムに微量添加される添加材によって制御することが可能である。具体的には、チタン酸バリウムには、カルシウム(Ca)若しくはストロンチウム(Sr)などのアルカリ土類金属元素、又はイットリウム(Y)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、若しくはジスプロシウム(Dy)などの希土類金属元素などが添加されてもよい。添加されたこれらの元素は、チタン酸バリウムのBaサイト又はTiサイトを置換することで、チタン酸バリウムの焼結体の構造を制御することができる。チタン酸バリウムは、焼結体の構造が制御されることで、キュリー温度、又は電気抵抗値などの各種特性を制御することができる。
抵抗発熱部1210は、上下方向に延在する長手形状の平板にて構成されてもよい。すなわち、抵抗発熱部1210の長手形状の長手方向は、上下方向に対応し、長手形状の短手方向は、左右方向に対応する。長手形状の平板にて構成されることで、抵抗発熱部1210は、長手形状の長手方向(すなわち、上下方向)と垂直な断面が矩形形状となる。これによれば、抵抗発熱部1210は、断面が同一面積の円形状である場合と比較して、断面形状の周長をより長くすることができる。したがって、抵抗発熱部1210は、加熱部121と、加熱部121が挿入されるスティック型基材150との接触面積をより広くすることができるため、スティック型基材150をより効率的に加熱することができる。例えば、抵抗発熱部1210の平板形状の厚みは、長手形状の短手方向(すなわち、左右方向)の幅の1/4未満であってもよい。
また、スティック型基材150の内部に挿入される先端側の抵抗発熱部1210は、先端側に向かって(すなわち、上方向に向かって)角を成して突出する形状にて設けられてもよい。先端側に向かって成された角の形状は、鋭角、直角、又は鈍角のいずれであってもよい。例えば、抵抗発熱部1210は、スティック型基材150の内部に挿入される先端側(すなわち、上方向側)に頂点が存在すると共に、上下方向に向かって引き延ばされた五角形の平板形状にて設けられてもよい。抵抗発熱部1210は、スティック型基材150の内部に挿入される先端側(すなわち、上方向側)を剣先のように尖った形状とすることで、スティック型基材150の内部への加熱部121の挿入をより容易に行うことができるようになる。
第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、抵抗発熱部1210を挟持する一対の電極板である。具体的には、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、平板形状の抵抗発熱部1210の前後方向の対向する両主面に設けられてもよい。第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、短絡しないように、互いに離隔されて設けられる。
第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、導電性接着ペーストを用いて抵抗発熱部1210と貼り合わせられることで、抵抗発熱部1210へ通電することができる。導電性接着ペーストとしては、例えば、エポキシ系の接着剤中に導電粒子を均一に分散させた、いわゆる異方性導電接着剤を用いることができる。
第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、一例として、熱膨張率が低い金属で構成されてもよい。例えば、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、インバー(登録商標)などの熱膨張率が低いニッケル(Ni)含有鉄合金で構成されてもよい。これによれば、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、抵抗発熱部1210が発熱した際の熱膨張によって、抵抗発熱部1210との間の接着が剥離することを抑制することができる。
本実施形態に係る吸引装置100では、第1の金属板1220は、長手方向に配置された第1領域1220A、及び第2領域1220Bを含む。また、第2の金属板1230は、長手方向に配置された第1領域1230A、及び第2領域1230Bを含む。
第1領域1220A,1230Aは、加熱部本体1250がスティック型基材150の内部に挿入される先端側(すなわち、上方向側)に設けられ、第2領域1220B、1230Bは、先端側と反対の後端側(すなわち、下方向側)に設けられる。
第1領域1220A,1230Aは、抵抗発熱部1210の厚み方向に抵抗発熱部1210を挟んで第1の金属板1220、及び第2の金属板1230が互いに対向する領域である。第1領域1220A,1230Aでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、例えば、互いに同一の矩形形状にて抵抗発熱部1210を覆うように設けられてもよい。
第1領域1220A,1230Aでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の距離は、抵抗発熱部1210の前後方向の厚みと略同じとなる。したがって、第1領域1220A,1230Aでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の間の距離が比較的短いため、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の間の電気抵抗値が低くなり、電流が多く流れる。よって、第1領域1220A,1230Aでは、抵抗発熱部1210の発熱量が比較的多くなる。
第2領域1220B、1230Bは、抵抗発熱部1210の厚み方向に抵抗発熱部1210を挟んで互いに対向しない領域である。具体的には、第2領域1220B、1230Bは、抵抗発熱部1210の厚み方向に抵抗発熱部1210を挟んで互いに対向しないように、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の一部が切り欠けられた領域である。
例えば、第2領域1220B、1230Bの第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、抵抗発熱部1210の厚み方向の断面形状(矩形形状)の対角に位置する縁部を残して切り欠けられてもよい。例えば、第2領域1220Bの第1の金属板1220は、左方向側の縁部を残して矩形形状の領域を切り欠けられてもよい。また、第2領域1230Bの第2の金属板1230は、右方向側の縁部を残して矩形形状の領域を切り欠けられてもよい。
第2領域1220B、1230Bでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の距離は、抵抗発熱部1210の断面形状(矩形形状)の対角線の長さと略同じとなる。したがって、第2領域1220B、1230Bでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の間の距離が比較的長いため、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の間の電気抵抗値が高くなり、電流が流れにくくなる。よって、第2領域1220B、1230Bでは、抵抗発熱部1210の発熱量が比較的少なくなる。
これによれば、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、第1領域1220A,1230A、及び第2領域1220B,1230Bの各々で互いの距離を調整することで、抵抗発熱部1210の発熱量を調整することができる。具体的には、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、先端側(上方向側)の第1領域1220A,1230Aの抵抗発熱部1210の発熱量を多くすると共に、後端側(下方向側)の第2領域1220B,1230Bの抵抗発熱部1210の発熱量を少なくすることができる。このような場合、加熱部本体1250は、スティック型基材150をより効率的に加熱することができる。
ここで、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の後端側の端部は、抵抗発熱部1210の後端側の端部と同じ長さであってもよい。このような場合、図3に示すように、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、第1領域1220A,1230A、第2領域1220B,1230Bの両方で抵抗発熱部1210に貼り合わせられる。
上述したように、第2領域1220B,1230Bでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、互いに対角となる領域が切り欠けられているため、抵抗発熱部1210の厚み方向に抵抗発熱部1210を挟んで互いに対向しなくなる。したがって、第2領域1220B,1230Bでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の間の電気抵抗値が高くなるため、抵抗発熱部1210からの発熱量が減少する。よって、第2領域1220B,1230Bでは、抵抗発熱部1210からの発熱による周囲への影響が少なくなる。そのため、加熱部本体1250は、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の第2領域1220B,1230Bで固定部1260に保持されることで、固定部1260への熱の伝播を抑制することができる。
固定部1260は、加熱部本体1250を吸引装置100のハウジングに固定する構造部材である。具体的には、固定部1260は、スリット状の凹構造又は貫通孔構造の挿入部1261を有する円柱形状又は角柱形状で構成される。
固定部1260は、スーパーエンジニアリングプラスチックで構成されてもよい。スーパーエンジニアリングプラスチックは、耐熱性及び機械的強度が高く、かつ射出成形などで所望の形状を安価に形成可能であるため、構造部材の構成材料として好適に用いられる。例えば、固定部1260は、エンジニアリングプラスチックの一種であるPEEK(PolyEtherEtherKetone)で構成されてもよい。PEEKは、熱可塑性樹脂として非常に高い耐熱性を有すると共に、寸法安定性が高い樹脂である。したがって、固定部1260は、PEEKで構成されることで、抵抗発熱部1210が発する熱による寸法変化をより軽減することができる。
挿入部1261は、加熱部本体1250が挿入される1つの凹構造又は貫通孔構造であってもよい。固定部1260の挿入部1261には、第2領域1220Bの第1の金属板1220、第2領域1230Bの第2の金属板1230、及び抵抗発熱部1210が挿入されてもよい。固定部1260は、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230に加えて、抵抗発熱部1210が挿入部1261に挿入されることで、加熱部本体1250をより強固に保持することができる。
第2領域1220B,1230Bの抵抗発熱部1210は、発熱量が少ないため、固定部1260で保持した場合でも固定部1260への熱の伝播が少ない。したがって、本実施形態に係る吸引装置100では、抵抗発熱部1210で発した熱がスティック型基材150以外の構成に伝播することを抑制することができる。よって、本実施形態に係る吸引装置100は、スティック型基材150の加熱効率が向上させると共に、加熱部121から発せられた熱が信頼性に影響を与えることを抑制することができる。
<3.変形例>
図4~図7を参照して、本実施形態に係る加熱部本体1250の第1~第4の変形例について説明する。なお、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、交換可能であるため、以下の第1の金属板1220に対する説明は、第2の金属板1230に対する説明と読み替えることが可能である。
(第1の変形例)
図4は、第1の変形例に係る加熱部本体1251の分解斜視図である。図4においても、図2及び図3と同様に、上下方向、前後方向、及び左右方向を定義する。具体的には、加熱部本体1251がスティック型基材150の内部に挿入される先端側の方向を上方向とも称し、上方向と反対側の方向を下方向とも称する。また、第1の金属板1220、抵抗発熱部1210、及び第2の金属板1230が貼り合わせられる方向を前後方向とも称し、上下方向及び前後方向とそれぞれ直交する方向を左右方向とも称する。
図4に示すように、第1の変形例に係る加熱部本体1251では、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の第1領域1220A,1230Aは、抵抗発熱部1210の形状と対応した形状であってもよい。具体的には、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の第1領域1220A,1230Aは、抵抗発熱部1210と同様に、スティック型基材150の内部に挿入される先端側に頂点が存在する五角形形状であってもよい。これによれば、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、スティック型基材150の内部に挿入される先端側を剣先のように尖った形状とすることで、スティック型基材150の内部への加熱部121の挿入をより容易に行うことができる。
(第2の変形例)
図5は、第2の変形例に係る加熱部本体1252の分解斜視図である。図5においても、図2及び図3と同様に、上下方向、前後方向、及び左右方向を定義する。具体的には、加熱部本体1252がスティック型基材150の内部に挿入される先端側の方向を上方向とも称し、上方向と反対側の方向を下方向とも称する。また、第1の金属板1220、抵抗発熱部1210、及び第2の金属板1230が貼り合わせられる方向を前後方向とも称し、上下方向及び前後方向とそれぞれ直交する方向を左右方向とも称する。
図5に示すように、第2の変形例に係る加熱部本体1252では、第1の金属板1220に第1リブ部1241が設けられ、第2の金属板1230に第2リブ部1242が設けられる。
具体的には、第1リブ部1241は、第1の金属板1220の長手形状の短手方向(すなわち、左右方向)の一方の縁端部を抵抗発熱部1210の外形に沿って折り曲げることで形成される。第2リブ部1242は、第2の金属板1230の長手形状の短手方向(すなわち、左右方向)の他方の縁端部を抵抗発熱部1210の外形に沿って折り曲げることで形成される。
一例として、図5に示すように、第1リブ部1241は、第1の金属板1220の第1領域1220A及び第2領域1220Bの右方向側の縁端部を折り曲げることで形成されてもよい。第2リブ部1242は、第2の金属板1230の第1領域1230A及び第2領域1230Bの左方向側の縁端部を折り曲げることで形成されてもよい。
他の例として、図示しないが、第1リブ部1241は、第1の金属板1220の第1領域1220Aの左方向側の縁端部のみを折り曲げることで形成されてもよい。第2リブ部1242は、第2の金属板1230の第1領域1230Aの右方向側の縁端部を折り曲げることで形成されてもよい。
第1リブ部1241及び第2リブ部1242が設けられることで、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、第1リブ部1241及び第2リブ部1242を折り曲げた前後方向の強度がより高まるため、前後方向への変形を抑制することができる。これによれば、加熱部本体1252は、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の主面の法線方向に変形しにくくなるため、加熱部121が該法線方向に折れる可能性を低減することができる。
(第3の変形例)
図6は、第3の変形例に係る加熱部本体1253の分解斜視図である。図6においても、図2及び図3と同様に、上下方向、前後方向、及び左右方向を定義する。具体的には、加熱部本体1253がスティック型基材150の内部に挿入される先端側の方向を上方向とも称し、上方向と反対側の方向を下方向とも称する。また、第1の金属板1220、抵抗発熱部1210、及び第2の金属板1230が貼り合わせられる方向を前後方向とも称し、上下方向及び前後方向とそれぞれ直交する方向を左右方向とも称する。
図6に示すように、第3の変形例に係る加熱部本体1253では、第1の金属板1220に第1リブ部1241が設けられ、第2の金属板1230に第2リブ部1242が設けられる。また、第2領域1220B,1230Bでは、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の抵抗発熱部1210の厚み方向に対向する面全体が切り欠けられる。これにより、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230の第2領域1220B,1230Bには、第1リブ部1241及び第2リブ部1242のみが設けられる。
すなわち、第3の変形例に係る加熱部本体1253では、第2領域1220B,1230Bの第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、縁部を残さずに面全体が切り欠けられてもよい。
これによれば、抵抗発熱部1210は、第1リブ部1241及び第2リブ部1242の間で通電されることができる。このような場合、第1リブ部1241及び第2リブ部1242の間の距離は、抵抗発熱部1210の左右方向の幅となる。したがって、第1リブ部1241及び第2リブ部1242の間の電気抵抗値は、第1領域1220A,1230Aの第1の金属板1220、又は第2の金属板1230の間の電気抵抗値よりも高くなる。よって、第3の変形例に係る加熱部本体1253は、第2領域1220B,1230Bの抵抗発熱部1210の発熱量を第1領域1220A,1230Aの抵抗発熱部1210の発熱量よりも低減することができる。すなわち、第3の変形例に係る加熱部本体1253であっても、図2及び図3に示した加熱部本体1250と同様に、スティック型基材150の加熱効率が向上させると共に、加熱部121から発せられた熱が信頼性に影響を与えることを抑制することができる。
(第4の変形例)
図7は、第4の変形例に係る加熱部本体1254の分解斜視図である。図7においても、図2及び図3と同様に、上下方向、前後方向、及び左右方向を定義する。具体的には、加熱部本体1254がスティック型基材150の内部に挿入される先端側の方向を上方向とも称し、上方向と反対側の方向を下方向とも称する。また、第1の金属板1220、抵抗発熱部1210、及び第2の金属板1230が貼り合わせられる方向を前後方向とも称し、上下方向及び前後方向とそれぞれ直交する方向を左右方向とも称する。
図7に示すように、第4の変形例に係る加熱部本体1254では、第2の変形例にて説明した第1リブ部1241及び第2リブ部1242が設けられる。また、抵抗発熱部1210の先端側に向かって(すなわち、上方向に向かって)角を成して突出する形状に沿って先端リブ部1243がさらに設けられる。
具体的には、先端リブ部1243は、第1の金属板1220、又は第2の金属板1230の上方向側(すなわち、抵抗発熱部1210の先端側)の各辺の縁部を抵抗発熱部1210の外形に沿って折り曲げることで形成される。例えば、先端リブ部1243は、抵抗発熱部1210の先端側に向かって角を成して突出する形状に沿って、第1の金属板1220、又は第2の金属板1230の上方向側の2辺の縁部を折り曲げることで形成されてもよい。
先端リブ部1243が設けられることで、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230は、抵抗発熱部1210の先端側(すなわち、上方向側)に形成された剣先のように尖った形状を覆うことができる。これによれば、加熱部本体1254は、加熱部121がスティック型基材150に挿入された際に、第1の金属板1220、及び第2の金属板1230が抵抗発熱部1210から剥離することを防止することができる。したがって、加熱部本体1254は、スティック型基材150への挿入に対する加熱部121の耐久性をより向上させることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本発明の技術的範囲に属する。
(1)
エアロゾル生成基材を内部から加熱する抵抗発熱部と、
前記抵抗発熱部の互いに対向する面に設けられた一対の金属板と、
を備え、
一対の前記金属板は、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向する第1領域と、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向しない第2領域とを含む、エアロゾル生成システム。
(2)
前記第1領域は、前記抵抗発熱部が前記エアロゾル生成基材の内部に挿入される際の先端側に設けられ、前記第2領域は、前記先端側と反対の後端側に設けられる、前記(1)に記載のエアロゾル生成システム。
(3)
前記第2領域は、前記金属板の一部が切り欠けられることで、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向しないように設けられる、前記(1)又は(2)に記載のエアロゾル生成システム。
(4)
前記第2領域では、一対の前記金属板の各々は、前記抵抗発熱部の断面形状の対角に位置する縁部を残して、前記金属板の一部を切り欠けられる、前記(3)に記載のエアロゾル生成システム。
(5)
前記第2領域で切り欠けられる前記金属板の形状は、矩形形状である、前記(4)に記載のエアロゾル生成システム。
(6)
前記金属板及び前記抵抗発熱部が挿入される挿入部を有し、前記金属板及び前記抵抗発熱部をハウジングに固定する固定部をさらに備える、前記(1)~(5)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(7)
前記挿入部には、前記第2領域の前記金属板、及び抵抗発熱部が挿入される、前記(6)に記載のエアロゾル生成システム。
(8)
前記固定部は、スーパーエンジニアリングプラスチックで構成される、前記(6)又は(7)に記載のエアロゾル生成システム。
(9)
前記固定部は、円形又は矩形の平板形状である、前記(6)~(8)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(10)
前記金属板は、ニッケル含有鉄合金で構成される、前記(9)に記載のエアロゾル生成システム。
(11)
前記抵抗発熱部は、平板形状である、前記(1)~(10)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(12)
前記平板形状の厚みは、前記平板形状の幅の1/4未満である、前記(11)に記載のエアロゾル生成システム。
(13)
前記抵抗発熱部及び前記金属板が内部に挿入される前記エアロゾル生成基材をさらに備える、前記(1)~(12)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(14)
前記金属板の少なくとも一方は、前記抵抗発熱部の互いに対向する面から前記抵抗発熱部の外形に沿って前記金属板の縁端部を折り曲げたリブ部を含む、前記(1)~(13)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(15)
前記抵抗発熱部は、前記エアロゾル生成基材の内部に挿入される先端側に向かって角を成して突出する形状で構成される、前記(1)~(14)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(16)
前記金属板の少なくとも一方は、前記抵抗発熱部の前記先端側の形状に沿って、前記金属板の縁端部を折り曲げた先端リブ部をさらに含む、前記(15)に記載のエアロゾル生成システム。
(17)
前記抵抗発熱部と、前記金属板とは、導電性接着ペーストにて接着される、前記(1)~(16)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(18)
前記抵抗発熱部は、PTCヒータである、前記(1)~(17)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
(19)
前記抵抗発熱部は、チタン酸バリウムを含む、前記(18)に記載のエアロゾル生成システム。
(20)
前記抵抗発熱部の発熱温度は、350℃未満である、前記(1)~(19)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
100 吸引装置
121 加熱部
140 収容部
141 内部空間
142 開口
143 底部
150 スティック型基材
151 基材部
152 吸口部
1210 抵抗発熱部
1220 第1の金属板
1220A,1230A 第1領域
1220B,1230B 第2領域
1230 第2の金属板
1240 リブ部
1241 第1リブ部
1242 第2リブ部
1243 先端リブ部
1250,1251,1252,1253,1254 加熱部本体
1260 固定部
1261 挿入部

Claims (19)

  1. エアロゾル生成基材を内部から加熱する抵抗発熱部と、
    前記抵抗発熱部の互いに対向する面に設けられた一対の金属板と、
    を備え、
    一対の前記金属板は、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向する第1領域と、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向しない第2領域とを含み、
    前記第1領域は、前記抵抗発熱部が前記エアロゾル生成基材の内部に挿入される際の先端側に設けられ、前記第2領域は、前記先端側と反対の後端側に設けられる、エアロゾル生成システム。
  2. 前記第2領域は、前記金属板の一部が切り欠けられることで、前記抵抗発熱部の厚み方向に前記抵抗発熱部を挟んで前記金属板が互いに対向しないように設けられる、請求項に記載のエアロゾル生成システム。
  3. 前記第2領域では、一対の前記金属板の各々は、前記抵抗発熱部の断面形状の対角に位置する縁部を残して、前記金属板の一部を切り欠けられる、請求項に記載のエアロゾル生成システム。
  4. 前記第2領域で切り欠けられる前記金属板の形状は、矩形形状である、請求項に記載のエアロゾル生成システム。
  5. 前記金属板及び前記抵抗発熱部が挿入される挿入部を有し、前記金属板及び前記抵抗発熱部をハウジングに固定する固定部をさらに備える、請求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  6. 前記挿入部には、前記第2領域の前記金属板、及び抵抗発熱部が挿入される、請求項に記載のエアロゾル生成システム。
  7. 前記固定部は、スーパーエンジニアリングプラスチックで構成される、請求項又はに記載のエアロゾル生成システム。
  8. 前記固定部は、円形又は矩形の平板形状である、請求項のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  9. 前記金属板は、ニッケル含有鉄合金で構成される、請求項に記載のエアロゾル生成システム。
  10. 前記抵抗発熱部は、平板形状である、請求項1~のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  11. 前記平板形状の厚みは、前記平板形状の幅の1/4未満である、請求項10に記載のエアロゾル生成システム。
  12. 前記抵抗発熱部及び前記金属板が内部に挿入される前記エアロゾル生成基材をさらに備える、請求項1~11のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  13. 前記金属板の少なくとも一方は、前記抵抗発熱部の互いに対向する面から前記抵抗発熱部の外形に沿って前記金属板の縁端部を折り曲げたリブ部を含む、請求項1~12のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  14. 前記抵抗発熱部は、前記エアロゾル生成基材の内部に挿入される先端側に向かって角を成して突出する形状で構成される、請求項1~13のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  15. 前記金属板の少なくとも一方は、前記抵抗発熱部の前記先端側の形状に沿って、前記金属板の縁端部を折り曲げた先端リブ部をさらに含む、請求項14に記載のエアロゾル生成システム。
  16. 前記抵抗発熱部と、前記金属板とは、導電性接着ペーストにて接着される、請求項1~15のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  17. 前記抵抗発熱部は、PTCヒータである、請求項1~16のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
  18. 前記抵抗発熱部は、チタン酸バリウムを含む、請求項17に記載のエアロゾル生成システム。
  19. 前記抵抗発熱部の発熱温度は、350℃未満である、請求項1~18のいずれか一項に記載のエアロゾル生成システム。
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