JP7748670B2 - トレーニング支援システム及びトレーニング支援方法 - Google Patents

トレーニング支援システム及びトレーニング支援方法

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Description

本開示は、ユーザに、トレーニングを支援するトレーニング支援システム、及びトレーニング支援方法に関する。
従来、データベースに記憶された利用者の身体特性及び運動能力に関するデータや、利用者の運動履歴などを考慮して、利用者に適したトレーニングメニューを提案するように構成されたトレーニングメニュー提案システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のトレーニングメニュー提案システムでは、利用者がトレーニング施設で行った運動の種類、時間、回数などを、運動履歴としてデータベースに記憶するようになっている。
特開2011-189014号公報
しかしながら、特許文献1のトレーニングメニュー提案システムでは、利用者が利用するトレーニング施設を異動した場合に、データベースに記憶された過去に利用者が利用したトレーニング施設における各種データを、利用者が現在使用するトレーニング施設においてどのように使用するかについては開示されていない。
本開示の一態様は、ユーザが利用するトレーニング施設を異動しても、ユーザに対してトレーニングに関する支援を適切に行うことが可能なトレーニング支援システム、及びトレーニング支援方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るトレーニング支援システムは、管理データベースと、施設データベースとを有する管理サーバを備えている。前記管理データベースには、複数のトレーニング施設を利用する複数のユーザの利用情報の中から抽出されたユーザ情報が保存される。前記管理サーバは、前記ユーザが、前記複数のトレーニング施設のうちのいずれかのトレーニング施設からを他のいずれかのトレーニング施設へ異動した場合、異動前のトレーニング施設を前記ユーザが利用した際に前記管理データベースに保存された前記ユーザ情報を異動後のトレーニング施設を前記ユーザが利用する際に継続して使用する。
本開示の一態様に係るトレーニング支援方法は、保存ステップと、作成ステップと、送信ステップと、を含む。前記保存ステップでは、複数のトレーニング施設を利用する複数のユーザの利用情報の中から、各ユーザのユーザ情報を管理サーバの管理データベースに保存する。前記作成ステップでは、前記保存ステップにて前記管理データベースに保存された前記ユーザ情報を、所定のアルゴリズムを用いて解析することにより、特定の前記ユーザに適したトレーニングに関する提案情報を作成する。前記送信ステップでは、前記作成ステップにて作成された前記提案情報を、前記管理サーバからネットワークを介して通信装置へ送信する。
本開示の一態様によれば、ユーザが利用するトレーニング施設を異動しても、ユーザに対してトレーニングに関する支援を適切に行うことができる。
本開示の実施形態1に係るトレーニング支援システムの全体構成を示す図である。 実施形態1に係る管理サーバの制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るトレーニング支援システムにおけるユーザのユーザ情報の保存の流れを示すフローチャートである。 (a)は実施形態1に係る施設を利用するユーザの体型情報の一例を示すテーブルであり、(b)はユーザのトレーニング情報の一例を示すテーブルであり、(c)はユーザの食事情報の一例を示すテーブルである。 実施形態1に係るトレーニング支援システムによるユーザへの提案情報の提供の流れを示すフローチャートである。 (a)は実施形態1に係る通信装置の表示部に表示されるトレーニングメニューの一例を示す図であり、(b)は食事メニューの一例を示す図である。 実施形態2に係るトレーニング支援システムによるユーザのユーザ情報の保存の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係るトレーニング支援システムの施設内における各マシンの配置図である。
〔実施形態1〕
以下、本開示の実施形態1におけるトレーニング支援システム1の動作例について、図1~図6を参照して説明する。
[トレーニング支援システムの概略構成]
図1は、実施形態1のトレーニング支援システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、トレーニング支援システム1は、管理サーバ2と、通信装置4-1~4-5とを備えている。以下、通信装置4-1~4-5を総称する場合には、通信装置4と称す。
管理サーバ2は、管理センターXに配置され、制御装置10と、管理データベース20と、施設データベース30とを有している。制御装置10は、管理データベース20及び施設データベース30に接続されている。管理センターXには、管理者が滞在しており、トレーニング支援システム1の運営を管理している。
管理データベース20には、ユーザ情報が保存されるようになっている。ユーザ情報は、トレーニング施設Aを利用するユーザU1,U2、トレーニング施設Bを利用するユーザU3、トレーニング施設Cを利用するユーザU4,U5の利用情報の中から、各ユーザU1~U5の各トレーニング施設A,B,Cの利用に関する個人情報を取り除いた情報である。以下、トレーニング施設A,B,Cを、それぞれ単に、施設A,B,Cと称す。なお、各施設A,B,Cの数は、適宜変更可能である。
「ユーザ情報」には、詳しくは後述するが、各ユーザU1~U5を識別する識別情報であるユーザID、各ユーザU1~U5の体型情報、各ユーザU1~U5のトレーニング情報、及び各ユーザU1~U5の食事情報などが含まれる。このユーザ情報は、管理サーバ2の管理データベース20に、ユーザIDに対応付けられて保存される。
また、「個人情報」には、例えば、各ユーザU1~U5の予約情報、契約情報、決済情報、トレーナーのコメントに関する情報などが含まれる。
また、管理データベース20には、推薦ロジックが記憶されている。推薦ロジックは、各ユーザの性別、体型、トレーニング目的などをパラメータとして、ユーザ毎に最適なトレーニングメニュー及び食事メニューなどの提案情報を作成するための所定のアルゴリズムである。
制御装置10は、詳しくは後述するが、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御装置10は、管理データベース20に保存されたユーザ情報を用いることによって、各ユーザU1~U5に対して、トレーニング等に関する支援を適切に行うための装置である。
実施形態1のトレーニング支援システム1では、各ユーザU1~U5が利用する施設A,B,Cを異動する場合があることを想定している。例えば、図1に示すように、ユーザU2が施設Aから施設Bへ異動した場合、ユーザU2のユーザ情報は、管理データベース20に保存されたままとなる。このため、管理サーバ2の制御装置10は、ユーザU2が施設Aから施設Bへ異動しても、異動前の施設AをユーザU2が利用した際に管理データベース20に保存されたユーザ情報を、異動後の施設BをユーザU2が利用する際において継続して使用することが可能となっている。
施設データベース30は、第1記憶装置30Aと、第2記憶装置30Bと、第3記憶装置30Cとを有している。第1記憶装置30Aは、施設Aに関連した情報を記憶するためのものである。第2記憶装置30Bは、施設Bに関連した情報を記憶するためのものである。第3記憶装置30Cは、施設Cに関連した情報を記憶するためのものである。施設に関連した情報には、施設を利用するユーザの個人情報や施設の設備情報等が含まれる。
なお、第1記憶装置30A、第2記憶装置30B、及び第3記憶装置30Cは、1つの装置であってもよい。この場合、当該1つの装置は、施設A、施設B、及び施設Cのそれぞれに関連した情報を、別々に記憶可能な領域を有していればよい。
施設データベース30は、各ユーザU1~U5の個人情報を、施設A,B,C毎に記憶するものである。すなわち、第1記憶装置30Aに、施設Aを利用するユーザU1の個人情報を記憶する。また、第2記憶装置30Bに、施設Bを利用するユーザU2,U3の個人情報を記憶する。また、第3記憶装置30Cに、施設Cを利用するユーザU4,U5の個人情報を記憶する。
各施設A,B,Cには、種々のセンサ6A,6B,6Cがそれぞれ設けられている。センサ6A,6B,6Cには、例えば、各施設A,B,Cに設置されたカメラ、マシンや機材に設置されてユーザの各トレーニングの実行回数をカウントするセンサ、ユーザに直接取り付けられてユーザの歩数などを計測するセンサ、及びユーザの体動を検出する加速度センサ及び角速度センサなどが含まれる。
ネットワーク50は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)により構築される。管理サーバ2は、Web API(Application Programming Interface)等を介して提供されるサービスによって、各ユーザの施設の利用料金の決済機能、各施設におけるユーザの入退室管理の機能、及び、各ユーザの食事管理の機能などを実現してもよい。
通信装置4-1~4-5は、各ユーザU1~U5が所持しているものであり、スマートフォン、携帯電話機、ウェアラブル端末などである。施設Aを利用するユーザU1は、通信装置4-1を介して、管理サーバ2と通信可能である。施設Bを利用するユーザU2,U3は、通信装置4-2,4-3を介して、管理サーバ2と通信可能である。施設Cを利用するユーザU4,U5は、通信装置4-4,4-5を介して、管理サーバ2と通信可能である。
各ユーザU1~U5の各通信装置4-1~4-5には、トレーニング支援システム1を利用するための専用のアプリケーション(以下、アプリと称す)が、予めダウンロードされているものとする。各ユーザU1~U5は、アプリを起動することで、各種情報を管理サーバ2へ送信可能である。
また、各ユーザU1~U5は、管理サーバ2から送信される提案情報を各自の通信装置4-1~4-5によって受信し、各々の表示部41~45を視認することで、管理サーバ2からの提案情報の内容を確認できる。
[管理サーバの制御装置の構成]
図2は、管理サーバ2の制御装置10の電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御装置10は、処理部11と、取得部12と、提案情報出力部13と、メモリ14と、通信部15とを有し、これらがバスを介して電気的に接続された構成である。
処理部11は、メモリ14に記憶されたプログラム及び設定データを用いることにより、制御装置10の各部を制御する。取得部12は、管理データベース20に記憶されている各ユーザU1~U5のユーザ情報などを取得する。
提案情報出力部13は、推薦ロジックに基づき、各ユーザU1~U5に対してトレーニングに関する提案情報を作成する。提案情報出力部13は、提案情報として、ユーザに応じた最適なトレーニングメニュー及び食事メニュー等を作成する。提案情報出力部13は、通信部15を介して、作成した提案情報を通信装置4へ送信する。
メモリ14には、制御装置10を制御するための各種プログラム、及び各種設定データが記憶されている。また、メモリ14には、提案情報出力部13により作成された提案情報が一時的に記憶される。通信部15は、施設データベース30及び通信装置4と、ネットワーク50を介して通信する。
[ユーザの利用情報の保存の流れ]
次に、実施形態1のトレーニング支援システム1によるユーザの利用情報の抽出方法について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、実施形態1のトレーニング支援システム1におけるユーザのユーザ情報の保存の流れを示すフローチャートである。図4の(a)は、施設を利用するユーザの体型情報の一例を示すテーブルである。図4の(b)は、ユーザのトレーニング情報の一例を示すテーブルである。図4の(c)は、ユーザの食事情報の一例を示すテーブルである。
実施形態1では、施設Aを利用中であるユーザU1の利用情報の抽出方法について説明する。図3に示すように、まず、ユーザU1は、通信装置4を介して、ユーザID及びユーザの使用する通信装置4に関する情報を管理サーバ2へ送信する(S1)。
ユーザIDとしては、メールアドレス、アカウント名などを用いることができる。ユーザU1が所持する通信装置4-1には、トレーニング支援システム1を利用するための専用のアプリケーション(以下、アプリと称す)が、予めダウンロードされているものとする。通信装置4に関する情報としては、電話番号などが挙げられる。
ユーザU1が、通信装置4-1において、アプリを起動した後にユーザIDを入力すると、表示部41に入力画面が表示される。なお、ユーザIDを入力した後に、予め決めておいたパスワードを入力する設定であってもよい。
続いて、ユーザU1は、表示部41の入力画面に、個人情報を入力する。通信装置4-1は、入力された個人情報を管理サーバ2の施設データベース30へ送信する(S2)。「個人情報」の例としては、ユーザU1の契約情報、トレーニングのプラン情報、予約情報、及び支払情報などが挙げられる。
その後、制御装置10は、施設データベース30に、ユーザU1の個人情報を施設毎に保存する(S3)。具体的には、管理サーバ2は、ユーザU1の施設Aに関連した契約情報、プラン情報、予約情報、及び支払情報等の個人情報を、施設データベース30の第1記憶装置30Aに保存する。このようにして、施設データベース30によって、各ユーザU1~U5の個人情報を施設A,B,C毎に記憶させて管理することができる。
S3の後、ユーザU1は、通信装置4-1の表示部41に表示された入力画面に、自分の体型情報を入力する(S4)。「体型情報」の例としては、図4の(a)に示すように、性別、年齢、身長、体重、体脂肪率、BMIなどが挙げられる。
続いて、ユーザU1は、通信装置4-1の入力画面にトレーニング情報を入力する(S5)。「トレーニング情報」の例としては、図4の(b)に示すように、トレーニングのレベル、利用目的、目標体重、時間、消費カロリー、部位、筋肉名などが挙げられる。図4の(b)に示す例では、中級レベルのユーザU1が、90分のトレーニングを行うことにより、600kcalを消費すると共に、腹及び腕の筋力を向上させることを目的としている場合が示されている。
また、トレーニングの種類には、クランチ、スクワット、ダンベルプレス、レッグエクステンション、ヒップリフト、腿上げ、チェストプレス、レッグプレス、レッグカール、片足立ち、ショルダープレス、アームカール、及びウォーキング等がある。
なお、S5において、各施設A,B,Cにそれぞれ設置されたセンサ6A,6B,6Cにより検出された各種データが、管理サーバ2へ自動的に送信されるようにしてもよい。センサ6A,6B,6Cは、例えば、各施設A,B,Cに設置されたマシンや機材に設けられてユーザの所定のトレーニングの実行回数をカウントするセンサ、ユーザに直接取り付けられてユーザの歩数などを計測するセンサ、及びユーザの体動を検出する加速度センサ及び角速度センサなどが含まれる。
また、センサ6A,6B,6Cは、各施設A,B,Cに設置されたカメラであってもよい。この場合、管理サーバ2の制御装置10は、カメラが撮影したユーザの画像を解析することで、ユーザの身体の動作を認識して、ユーザの姿勢の変化の回数をカウントすることができる。これにより、ユーザが所定のトレーニングメニューを実行した回数をカウントすることが可能である。
次に、ユーザU1は、通信装置4-1の入力画面に食事情報を入力する(S6)。「食事情報」の例としては、図4の(c)に示すように、食事した日付、摂取したカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、及び水分の摂取量などが挙げられる。なお、食事情報の入力は、省略してもよいものとする。また、ユーザの体型情報、トレーニング情報、及び食事情報の入力画面は、それぞれ異なるものであってもよいし、同一の画面であってもよい。
そして、ユーザU1は、通信装置4-1を介して、S4~S6において入力されたユーザU1のユーザ情報を、管理サーバ2へ送信する(S7)。制御装置10は、受信したユーザU1のユーザ情報を、管理データベース20に保存する(S8:保存ステップ)。
ユーザ情報には、ユーザに関する情報として、ユーザID、性別、誕生日、身長、体重、体脂肪率、BMI、基礎代謝、筋肉量、筋肉率、骨格筋率、消費カロリー、トレーニングレベル、目標体重、減量期間、歩数などが含まれる。
このように、実施形態1のトレーニング支援システム1では、不特定多数のユーザの利用情報の中から抽出されたユーザ情報を管理データベース20に保存し、各ユーザに適したトレーニングメニュー及び食事メニューなどの提案情報の提供に役立てるようにしている。
[ユーザへの提案情報の提供の流れ]
次に、実施形態1におけるトレーニング支援システム1によるユーザU1への提案情報の提供の流れについて、図5及び図6を参照して説明する。図5は、トレーニング支援システム1によるユーザへの提案情報の提供の流れを示すフローチャートである。図6は、通信装置4の表示部41の表示の一例を示す図である。
図5に示すように、まず、ユーザU1は、通信装置4-1を介して、提案情報の提供を管理サーバ2へ依頼する(S11)。S11の後、管理サーバ2の制御装置10は、管理データベース20から、ユーザU1のユーザ情報、及びユーザU1に適した推薦ロジックを取得する(S12)。推薦ロジックは、各ユーザの体型情報、トレーニング情報、及び食事情報などに応じて、複数設けられているものとする。
例えば、図4の(a)に示すように、身長176cm、体重66kg、33才の男性が、目標体重60kgとし、腹及び腕の筋力UPを目的としてトレーニングを行う場合、制御装置10は、これらの条件に相応しい推薦ロジックを管理データベース20から取得する。
そして、提案情報出力部13は、推薦ロジックに基づき提案情報を作成する(S13:作成ステップ)。具体的には、提案情報出力部13は、所定のアルゴリズムを用いて、ユーザU1のユーザ情報を解析することにより、ユーザU1に適したトレーニングに関する提案情報を作成する。
なお、提案情報出力部13は、S13において、管理データベース20に保存された推薦ロジック以外にも、APIを介して提供される食事のメニューの作成や栄養計算などのサービスを参照して、提案情報を作成してもよい。
S13の後、管理サーバ2は、S13にて作成した提案情報を、通信装置4-1へ送信する(S14:送信ステップ)。提案情報には、ユーザU1が実行することが好ましいトレーニングのメニューや、ユーザU1が摂取すべき食事のメニューなどが含まれる。この提案情報は、各ユーザの性別や体型、トレーニングのレベル、及びトレーニングの目的などによって異なるものとなる。
そして、通信装置4-1は、管理サーバ2からの提案情報を受信し(S15)、受信した提案情報を表示部41に表示する(S16)。
図6は、通信装置4-1の表示部41の表示の一例を示す図である。図6の(a)には、ユーザU1に適したトレーニングメニューR1の一例が示されている。図6の(a)に示す例では、推奨されるマシン名、トレーニングする部位、セット数、トレーニングの時間、トレーニングの効果、トレーニングのレベル、及びトレーニングする場所が表示されている。
また、図6の(b)には、ユーザU1に適した食事メニューR2の一例が示されている。図6の(b)に示す例では、食事の日付、摂取カロリー、食事のメニュー及び各摂取量が表示されている。食事メニューとして、ご飯、鶏肉、出し巻き卵、味噌汁、野菜、及び牛乳が挙げられている。
ユーザU1は、通信装置4-1の表示部41に表示された提案情報の内容を確認することによって、その内容を自らのトレーニングに活用することで、各自に最適なトレーニングを効果的に実行できると共に、各自の目的に適した食事を継続的に摂取することができる。これにより、ユーザU1は、トレーニングの目的を無理なく実現することが可能となる。
また、ユーザU1は、提案されたトレーニングメニューの実行が完了すると、通信装置4-1を介して、トレーニングの内容を管理データベース20に記録しておくことで、トレーニングの管理を行うことができる。このように、紙媒体ではなく、管理データベース20にて各ユーザの情報を管理することで、緻密なデータ解析が可能となる。
以上説明した実施形態1のトレーニング支援システム1によれば、各ユーザU1~U5のトレーニング情報及び食事情報等を含むユーザ情報を管理データベース20に保存して、各ユーザU1~U5が利用する施設A,B,Cを異動しても、管理データベース20に保存されたユーザ情報を利用可能としている。これにより、各ユーザU1~U5が利用する施設A,B,Cを異動しても、各ユーザU1~U5に対して適切なトレーニングに関する支援を行うことができる。
更に、制御装置10は、推薦ロジックに基づいて、各ユーザU1~U5の体型情報、トレーニング情報、食事情報などを解析することにより、各ユーザU1~U5に最適なトレーニングメニュー及び食事メニューなどの提案情報を提供することができる。これにより、各ユーザU1~U5に応じて適切なトレーニングの支援を行うことができる。
〔実施形態2〕
次に、実施形態2のトレーニング支援システム1について、図7を参照して説明する。図7は、実施形態2に係るトレーニング支援システム1によるユーザのユーザ情報の保存の流れを示すフローチャートである。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。実施形態2では、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
実施形態2のトレーニング支援システム1では、図1の矢印に示すように、ユーザU2が施設Aから施設Bへ異動する場合について説明する。図7に示すように、まず、ユーザU2は、通信装置4-2を介して、施設Aと利用契約を行う(S21)。なお、ユーザU2は、施設Aに直接行って、施設A内において利用契約を行ってもよい。
続いて、管理サーバ2の制御装置10は、ユーザU2のユーザ情報を、管理データベース20に保存する(S22)。ユーザ情報には、ユーザの体型情報、トレーニング情報、及び食事情報などが含まれる。これらのユーザ情報は、ユーザのユーザIDに対応付けられている。
その後、ユーザU2は、通信装置4-2を介して施設Aを退会し、施設Bと利用契約する(S23)。なお、施設データベース30の第1記憶装置30Aに記憶されていたユーザU2の個人情報は、ユーザU2が施設Bとの利用契約がなされた時点で削除されるものとする。
S23の後、ユーザU2は、異動後の施設Bを利用する際に、通信装置4-2により、管理データベース20に保存されたユーザ情報を利用できる(S24)。このユーザ情報には、ユーザU2が異動前の施設Aを利用した際に、管理データベース20に保存されたユーザ情報が含まれる。
そして、ユーザU2は、通信装置4-2により、施設Bの契約としてログインし(S25)、同じユーザIDを継続利用することができる(S26)。
以上説明した実施形態2のトレーニング支援システム1によれば、図1に示すように、ユーザU2が施設Aから施設Bへ異動した場合であっても、管理サーバ2の制御装置10によって、管理データベース20に保存されたユーザU2のユーザ情報を取得できるので、施設AをユーザU2が利用した際に管理データベース20に保存されたユーザ情報も考慮して、ユーザU2に対して適切なトレーニング情報を提供できる。
また、ユーザU2は、施設Aから施設Bへ異動しても、通信装置4-2によって、過去に利用した施設Aに関連したユーザ情報を取得できる。このため、施設Bにおいてトレーニングを行う際に、異動前の施設AをユーザU2が利用した際に管理データベース20に保存されたユーザ情報を継続して使用できる。
〔実施形態3〕
次に、本開示の実施形態3のトレーニング支援システム1について、図5及び図8を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。実施形態3では、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
実施形態3の管理サーバ2では、同一の施設A,B,C内において多数のユーザが密集した状態でトレーニングを行うことを回避するために、施設A,B,Cの利用者の人数制限を行う設定がされているものとする。以下、ユーザU1が施設Aを利用する場合を想定して説明する。
図5に示すフローチャートにおいて、まず、ユーザU1は、通信装置4-1を介して、提案情報の提供を管理サーバ2へ依頼する(S11)。具体的には、ユーザU1は、通信装置4-1にてアプリを起動し、表示部41の入力画面に、希望するトレーニング日程、及びトレーニング情報等の希望条件を入力した後、提案情報の依頼を行う。通信装置4-1は、入力された希望条件の内容、及び提案情報の依頼が行われた旨を、管理サーバ2へ送信する。
ここで、ユーザU1が依頼する提案情報には、トレーニングメニューや食事メニュー以外に、ユーザU1の予約した日程において、施設A内に利用者が密集した状態を避けた通常状態で、ユーザU1が施設Aを利用できるか否かを示す情報が含まれる。
S11の後、管理サーバ2の制御装置10は、管理データベース20から、ユーザU1のユーザ情報及びユーザU1に対応した推薦ロジックを取得し(S12)、ユーザU1の希望条件を確認する。
そして、管理サーバ2において、制御装置10の提案情報出力部13は、推薦ロジックに基づき提案情報を作成する(S13)。S13において、提案情報出力部13は、ユーザU1の予約した日程における施設Aの利用者の人数が、施設Aの利用者の人数の上限値以上か否かを判定することに基づいて、ユーザU1が通常状態で施設Aを利用できるか否かを判断する。なお、利用者の人数の上限値は、各施設の規模等を考慮して、施設毎に予め設定されているものとする。
提案情報出力部13は、ユーザU1が通常状態で施設Aを利用できると判断した場合、例えば、「通常利用可能です。」というメッセージを通信装置4-1へ送信する。一方、提案情報出力部13は、ユーザU1が通常状態で施設Aを利用できないと判断した場合、例えば、「混雑状態であるため、別の日程を選んで下さい。」というメッセージを、通信部15を介して通信装置4-1へ送信する。
更に、提案情報出力部13は、S13において、図8に示す施設Aにおける各マシンの配置構成を考慮して、ユーザU1が通常状態で施設Aを利用できるように、ユーザU1への提案情報を生成してもよい。図8に示す例では、施設A内において、壁Wにより区画された部屋101に、マシンM1~マシンM4が4台ずつ計16台配置されている。
提案情報出力部13は、図8において例えばマシンM1-1が予約済みであって、ユーザU1がマシンM2の使用を希望している場合、マシンM1-1から離れた位置にあるマシンM2-4の利用を提案する提案情報を作成する。同様に、提案情報出力部13は、マシンM4-2が予約済みであって、ユーザU1がマシンM3の使用を希望している場合、マシンM4-2から離れた位置にあるマシンM3-4の利用を提案する提案情報を作成する。
なお、提案情報出力部13は、施設Aに設けられたカメラや人体センサ等のセンサ6Aによって、施設Aの部屋毎の滞在人数や、使用中のマシンの位置を検出することに基づいて、ユーザU1が密集状態を避けて施設Aを利用できるか否かを判断してもよい。
S13の後、管理サーバ2は、S13にて作成した提案情報を、通信装置4-1へ送信する(S14)。そして、通信装置4-1は、管理サーバ2からの提案情報を受信し(S15)、受信した提案情報を表示部41に表示する(S16)。提案情報には、上述した通り、ユーザU1が通常状態で利用できるか否かを示す情報や、最適なトレーニングメニューなどが含まれる。
これにより、ユーザU1は、密集した状態を避けた通常状態で施設Aを利用できるか否かを確認できる。そして、通常状態で施設Aを利用可能である場合、ユーザU1は、所望の日程で、施設Aにおいて最適なトレーニングメニューでトレーニングを行うことができる。一方、予約した日程が混雑状態である場合には、ユーザU1は、通信装置4-1を介して、S11をやり直し、別の日程で施設Aの予約を行うことができる。
以上説明した実施形態3のトレーニング支援システム1によれば、ユーザ同士が密集した状態になることを回避して、最適なトレーニングメニューでトレーニングを行うことができる。
〔その他の実施形態〕
上記した実施形態1~3では、各ユーザU1~U5が通信装置4-1~4-5を携帯しているものとしたが、これに限定されない。例えば、各施設A,B,Cに常駐しているトレーナーが、通信装置4を所持していてもよい。この場合、トレーナーは、各ユーザU1~U5に代わって、通信装置4を使用することで、専用のアプリにおいて、トレーニングメニューの更新や予約といった作業を行うことが可能である。
なお、トレーニングメニューの更新では、トレーナーは、例えば、トレーナーの指導したユーザが実行したトレーニングの種類及び回数などの記録を行う。また、トレーニングメニューの予約では、トレーナーは、ユーザの要望を聞き取り、次のトレーニング日程の調整を行うことが可能である。更に、トレーナーはアプリを利用することで、ユーザとトレーニングや食事に関するコメントの交換を行うことで、ユーザとのコミュニケーションを促進させることが可能である。
上記した実施形態1のトレーニング支援システム1では、管理サーバ2は、推薦ロジックに基づき、提案情報を作成するものとしたが、これに限定されない。例えば、管理サーバ2は、学習済モデルを用いることにより提案情報を作成してもよい。学習済モデルは、不特定多数のユーザに関する過去のある時点の利用情報と、前記過去のある時点よりも未来の利用情報との関係を、学習データとして学習することによって、特定のユーザにおける現在の利用情報に応じた最適なトレーニングメニュー及び食事メニュー等を予測可能なものである。
[ソフトウェアによる実現例]
管理サーバ2の制御装置10(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロックとしてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本開示の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
また、上記各実施形態で説明した各処理は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)に実行させてもよい。この場合、AIは上記制御装置で動作するものであってもよいし、他の装置(例えばエッジコンピュータまたはクラウドサーバなど)で動作するものであってもよい。
本開示は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1 トレーニング支援システム
2 管理サーバ
4、4-1~4-5 通信装置
41~45 表示部
10 制御装置
20 管理データベース
30 施設データベース
A、B、C トレーニング施設
U1~U5 ユーザ

Claims (5)

  1. 施設データベースと、管理データベースとを有する管理サーバを備え、
    施設データベースには、ユーザが、トレーニング施設と利用契約を結び、当該トレーニング施設を利用する際、当該ユーザから前記管理サーバへ送信される情報であって、各トレーニング施設と利用契約を結んでいるユーザ個人に関する情報であり、且つ、当該情報により個人を特定できる情報である個人情報が、当該ユーザが利用契約を結んでいるトレーニング施設毎に保存され、
    前記管理データベースには、ユーザが、トレーニング施設を利用する際、当該ユーザから前記管理サーバへ送信される情報であって、当該ユーザを他のユーザと識別し区別するための識別情報を含み当該識別情報と対応付けられた当該ユーザの利用情報のうち、当該ユーザの前記個人情報が除かれた情報である、不特定多数のユーザのユーザ情報が保存され、
    異なる2つのトレーニング施設を第1のトレーニング施設及び第2のトレーニング施設と称し、前記第1のトレーニング施設と利用契約を結んでいるユーザである第1のトレーニング施設ユーザが、前記第1のトレーニング施設から前記第2のトレーニング施設へ異動し、前記第2のトレーニング施設を利用する場合において、
    前記管理サーバは、
    前記第1のトレーニング施設ユーザが前記第2のトレーニング施設を利用する際、前記第1のトレーニング施設ユーザから前記管理サーバへ送信される、前記第1のトレーニング施設ユーザの識別情報に基づき、当該識別情報に対応付けられた、前記第1のトレーニング施設ユーザが前記第1のトレーニング施設を利用した際に前記管理データベースに保存されたユーザ情報を、前記管理データベースから取得することを特徴とするトレーニング支援システム。
  2. 前記ユーザが所持し、ネットワークを介して前記管理サーバと通信可能な通信装置を、更に備え、
    前記通信装置は、
    前記ユーザが利用する前記トレーニング施設を異動した場合、前記ユーザが過去に利用した前記トレーニング施設に関連した前記ユーザ情報を、前記管理データベースから取得するために、前記管理サーバに要求を送信し、当該ユーザ情報を受信することを特徴とする請求項1に記載のトレーニング支援システム。
  3. 前記管理サーバは、
    前記管理データベースに保存された複数の前記ユーザに関する前記ユーザ情報を、所定のアルゴリズムであって、前記ユーザの性別、体型及びトレーニング目的を含むパラメータに基づく前記アルゴリズムを用いて解析することにより、特定の前記ユーザに適したトレーニングに関する提案情報を作成し、前記提案情報を前記通信装置へ送信することを特徴とする請求項2に記載のトレーニング支援システム。
  4. 前記ユーザ情報は、前記ユーザを識別する識別情報に対応付けられた、前記ユーザの体型情報と、前記ユーザのトレーニング情報と、前記ユーザの食事情報と、を少なくとも含み、
    前記提案情報は、特定の前記ユーザに適したトレーニングメニューを含むことを特徴とする請求項3に記載のトレーニング支援システム。
  5. 管理サーバが、ユーザが、トレーニング施設と利用契約を結び、当該トレーニング施設を利用する際、当該ユーザから前記管理サーバへ送信される情報であって、各トレーニング施設と利用契約を結んでいるユーザ個人に関する情報であり、且つ、当該情報により個人を特定できる情報である個人情報を、当該ユーザが利用契約を結んでいるトレーニング施設毎に前記管理サーバの施設データベースに保存する第1の保存ステップと、
    前記管理サーバが、ユーザが、トレーニング施設を利用する際、当該ユーザから前記管理サーバへ送信される情報であって、当該ユーザを他のユーザと識別して区別するための識別情報を含み当該識別情報と対応付けられた当該ユーザの利用情報のうち、当該ユーザの前記個人情報が除かれた情報である、不特定多数のユーザのユーザ情報前記管理サーバの管理データベースに保存する第2の保存ステップと、
    前記管理サーバが、特定の前記ユーザの識別情報に対応付けられた、前記第2の保存ステップにて前記管理データベースに保存された前記ユーザ情報を、所定のアルゴリズムであって、特定の前記ユーザの性別、体型及びトレーニング目的を含むパラメータに基づく前記アルゴリズムを用いて解析することにより、特定の前記ユーザに適したトレーニングに関する提案情報を作成する作成ステップと、
    前記管理サーバが、前記作成ステップにて作成された前記提案情報を、前記管理サーバからネットワークを介して、特定の前記ユーザが所持し、前記ネットワークを介して前記管理サーバと通信可能な通信装置へ送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とするトレーニング支援方法。
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