(実施形態1)
実施形態1に係る空調制御システム1は、物件に設置された空気調和機を制御するシステムである。空調制御システム1は、図1に示すように、1つ以上の空気調和機100を制御する空調制御装置200と、空気調和機100が空調する空調対象空間に設置された1つ以上の発信機300と、ユーザが所持する無線端末400と、空調制御装置200による空気調和機100の制御を管理する管理装置500と、空調対象空間を含む物件の情報を管理する物件情報管理装置600と、を含む。
空気調和機100は、物件内の空調対象空間を空調する電気機器である。物件とは、例えば、住居、オフィスビル、商業施設等である。空調対象空間は、例えば、物件における室内の空間であり、複数のエリアに分割される。1つのエリアに、少なくとも1つの空気調和機100が設置される。空気調和機100は、ユーザにより操作されるリモコンからの制御信号に従って動作する。また、空気調和機100は、空調制御装置200から送信される制御情報に基づいて動作する。
空調制御装置200は、空気調和機100の運転を制御する装置であり、物件に設置された複数の空気調和機100と通信可能に接続する。また、空調制御装置200は、管理装置500と通信可能に接続する。空調制御装置200は、複数の空気調和機100の運転状況を監視し、複数の空気調和機100の運転を制御する。また、空調制御装置200は、管理装置500から受信する情報に基づいて、空気調和機100の運転を制御する。
発信機300は、各エリアに少なくとも1つ設置される。発信機300は、周期的に、自身を識別するための識別情報を示す無線信号を発信する。ここで、「周期的」とは、定められた処理を繰り返し実行することを指し、実行する間隔は一定に限らない。間隔は、管理装置500の操作者により任意に定められる。間隔は、予め定められた規則に従って設定されてもよいし、不規則な値に設定されてもよい。
無線端末400は、空調対象空間に存在するユーザが所持する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末である。無線端末400は、管理装置500と通信可能に接続する。無線端末400には、空気調和機100を制御するためのアプリケーションがインストールされている。以下、このアプリケーションを「空調アプリ」という。空調アプリは、発信機300との無線通信により無線端末400の位置を検出し、検出した位置を示す情報及び無線端末400のユーザを識別する情報を、管理装置500に送信する。
管理装置500は、空調制御装置200による空気調和機100の制御を管理する装置である。管理装置500は、空調制御装置200、無線端末400及び物件情報管理装置600と通信可能に接続する。
物件情報管理装置600は、空調対象空間を含む物件に関する物件情報を管理する装置であり、管理装置500と通信可能に接続する。物件情報には、物件のフロアの平面図、物件における発信機の設置位置の情報等が含まれる。
次に、図2を参照して空調制御装置200、無線端末400及び管理装置500が実現される情報処理装置10ハードウェア構成について説明する。
情報処理装置10は、種々の処理を実行するプロセッサ11と、プロセッサ11の作業領域として用いられる主記憶部12と、プロセッサ11の処理に用いられる種々のデータを記憶する補助記憶部13と、外部の装置と通信するための通信部14と、入力された情報を取得する入力部15と、種々の情報を提示する出力部16と、を有する。主記憶部12、補助記憶部13、通信部14、入力部15及び出力部16はいずれも、バス17を介してプロセッサ11に接続される。
プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)を含む。プロセッサ11は、補助記憶部13に記憶されるプログラムを実行することにより、情報処理装置10の種々の機能を実現する。
主記憶部12は、RAM(Random Access Memory)を含む。主記憶部12には、補助記憶部13からプログラムがロードされる。そして、主記憶部12は、プロセッサ11の作業領域として用いられる。
補助記憶部13は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)に代表される不揮発性メモリを含む。補助記憶部13は、プログラムの他に、プロセッサ11の処理に用いられる種々のデータを記憶する。補助記憶部13は、プロセッサ11の指示に従って、プロセッサ11によって利用されるデータをプロセッサ11に供給し、プロセッサ11から供給されたデータを記憶する。
通信部14は、外部の装置と通信するためのネットワークインタフェース回路を含む。通信部14は、外部の装置から信号を受信して、この信号により示されるデータをプロセッサ11へ出力する。また、通信部14は、プロセッサ11から出力されたデータを示す信号を外部の装置へ送信する。
入力部15は、入力キー、ポインティングデバイス等の入力デバイスを含む。入力部15は、情報処理装置10のユーザによって入力された情報を取得して、取得した情報をプロセッサ11に通知する。
出力部16は、LCD(Liquid Crystal Display)、スピーカ等の出力デバイスを含む。出力部16は、入力部15を構成するポインティングデバイスと一体的に形成されたタッチスクリーンを構成してもよい。出力部16は、プロセッサ11の指示に従って、種々の情報をユーザに提示する。
次に、図3を参照して、空調制御システム1の機能について説明する。
無線端末400は、機能的には、発信機300から信号を受信する無線信号受信部401と、受信した無線信号に基づいて無線端末400の位置を検出する位置検出部402と、発信機300に関する発信機情報を記憶する記憶部403と、検出した位置を示す位置情報を管理装置500に送信する位置情報送信部404と、発信機情報を管理装置500から受信する発信機情報受信部405と、無線端末400のユーザから第1在室時間閾値及び第1不在時間閾値の設定を受け付ける設定受付部406と、を備える。無線信号受信部401、位置検出部402、記憶部403、位置情報送信部404、発信機情報受信部405及び設定受付部406の機能は、空調アプリにより実現される。
管理装置500は、機能的には、無線端末400から位置情報を受信する位置情報受信部501と、位置情報を格納する記憶部502と、エリア毎にユーザを検知したか否かを判定するエリア検知判定部503と、エリア毎にユーザが在室しているか否かを判定する在・不在判定部504と、管理装置500の操作者から種々の設定を受け付ける設定受付部505と、在・不在情報を空調制御装置200に送信する在・不在情報送信部506と、発信機情報を無線端末400に送信する発信機情報送信部507と、物件情報を物件情報管理装置600から受信する物件情報受信部508と、を備える。
まず、無線端末400の機能について説明する。
無線信号受信部401は、エリアに設置された発信機300から発信される無線信号を受信する。無線信号受信部401は、受信した無線信号から、受信した無線信号を発信した発信機300を識別するための発信機識別情報を抽出する。また、無線信号受信部401は、発信機300から発信される無線信号を受信する際に、無線信号の電波強度を計測し、計測した電波強度を示す電波強度情報を抽出する。無線信号受信部401は、抽出した発信機識別情報と、取得した電波強度情報とを、位置検出部402に供給する。無線信号受信部401は、プロセッサ11と通信部14とが協働することにより実現される。
例えば、無線信号受信部401は、空調対象空間のエリアA1に設置された発信機300-A1から無線信号を受信したとすると、無線信号から発信機300-A1の発信機識別情報を取得し、発信機300-A1からの無線信号の電波強度を計測し、発信機300-A1の発信機識別情報と、計測した電波強度を示す電波強度情報と、を位置検出部402に供給する。
位置検出部402は、空調対象空間に存在するユーザが所持する無線端末400と、発信機300との間の無線通信により取得された情報に基づいて、無線端末400の位置を検出する。位置検出部402は、プロセッサ11により実現される。なお、位置検出部402は位置検出手段の一例である。
無線端末400と、発信機300との間の無線通信により取得された情報とは、例えば、無線信号受信部401より供給された発信機識別情報及び電波強度情報である。
例えば、位置検出部402は、発信機識別情報及び電波強度情報と、記憶部403に格納された、空調対象空間における発信機300の設置位置を示す設置位置情報と、に基づいて、無線端末400の位置を検出する。後述するように、設置位置情報は、発信機情報に含まれる情報であって、発信機情報は、発信機情報受信部405により受信され、記憶部403に格納される。具体的には、位置検出部402は、供給された電波強度情報が示す電波強度と、供給された発信機識別情報に対応付けられた設置位置情報が示す発信機300の設置位置とに基づいて、三角測量の原理により無線端末400の位置を検出する。ここで、検知された位置は、空調対象空間の平面におけるxy座標により示されるものとする。
記憶部403は、発信機情報受信部405が受信した発信機情報、無線端末を使用するユーザを識別するためのユーザ識別情報、設定受付部406が受け付けた第1ユーザ在室時間閾値及び第1ユーザ不在時間閾値を含む閾値情報と、を格納する。記憶部403は、補助記憶部13により実現される。
発信機情報とは、発信機識別情報と、設置位置情報とが対応付けられて含まれる情報である。例えば、発信機情報には、空調対象空間のエリアA1~AN(Nは1以上の正数)に設置された発信機300-A1~ANの発信機識別情報と、発信機300-A1~ANの空調対象空間における位置を示すxy座標で示された設置位置情報と、が含まれる。
ユーザ識別情報は、無線端末400のユーザにより予め登録される。例えば、無線端末400-1の記憶部403には、無線端末400-1のユーザの識別子“U1”がユーザ識別情報として記憶される。
第1ユーザ在室時間閾値とは、第1在室時間閾値の候補となる値であり、ユーザのそれぞれが設定することができる値である。第1在室時間閾値とは、エリア毎に求められる合計在室時間との比較に用いられる値であり、ユーザがエリアに在室しているか否かを判定するために用いられる。エリアの合計在室時間が第1在室時間閾値と同じ値になった場合、在・不在判定部504により、ユーザがそのエリアに在室していると判定される。以下、この判定を「在室判定」という。
第1ユーザ不在時間閾値とは、第1不在時間閾値の候補となる値であり、ユーザのそれぞれが設定することができる値である。第1不在時間閾値とは、エリア毎に求められる合計不在時間との比較に用いられる値であり、ユーザがエリアに在室しているか否かを判定するために用いられる。エリアの合計不在時間が第1不在時間閾値と同じ値になった場合、在・不在判定部504により、ユーザがそのエリアに在室していないと判定される。以下、この判定を「不在判定」という。
位置情報送信部404は、位置検出部402が検出した無線端末400の位置を示す位置情報を管理装置500に送信する。また、位置情報送信部404は、位置情報に対応付けて、位置検出部402が発信機300の位置を検出した時刻を示す時刻情報と、無線端末400のユーザのユーザ識別情報と、記憶部403に格納された第1ユーザ在室時間閾値及び第1ユーザ不在時間閾値を含む閾値情報と、を管理装置500に送信する。位置情報送信部404は、プロセッサ11と通信部14とが協働することにより実現される。
例えば、位置情報送信部404は、無線端末400-1の位置“[x1,y1]”を示す位置情報と、時刻情報“2022/11/01 9時0分0秒”と、無線端末400-1のユーザU1の識別子“U1”を示すユーザ識別情報と、第1ユーザ在室時間閾値“TH1-1”及び第1ユーザ不在時間閾値“TH1-2”を含む閾値情報と、を管理装置500に送信する。
発信機情報受信部405は、管理装置500から、発信機情報を受信することにより取得し、取得した発信機情報を記憶部403に格納する。発信機情報受信部405が発信機情報を取得するタイミングは任意である。発信機情報受信部405は、プロセッサ11と通信部14とが協働することにより実現される。
例えば、発信機情報受信部405は、空調アプリが起動されると、発信機情報の取得要求を管理装置500に送信し、発信機情報が含まれる応答を管理装置500から受信する。或いは、発信機情報受信部405は、ユーザの操作に従い、発信機情報の取得要求を管理装置500に送信する。そして、発信機情報受信部405は、管理装置500から受信した応答に含まれる発信機情報を、記憶部403に格納する。
設定受付部406は、ユーザから、第1在室時間閾値の候補となる第1ユーザ在室時間閾値と、第1不在時間閾値の候補となる第1ユーザ不在時間閾値と、の設定を受け付ける。設定受付部406は、プロセッサ11と入力部15とが協働することにより実現される。なお、設定受付部406は、第2設定受付手段の一例である。
例えば、設定受付部406は、ユーザU1から、第1ユーザ在室時間閾値を“TH1-1”とする設定、及び、第1ユーザ不在時間閾値を“TH1-2”とする設定を受け付ける。
次に、管理装置500の機能について説明する。
位置情報受信部501は、無線端末400から、位置情報と、時刻情報と、ユーザ識別情報と、第1ユーザ在室時間閾値及び第1ユーザ不在時間閾値を含む閾値情報と、を受信し、受信した情報を記憶部502に格納する。位置情報受信部501は、プロセッサ11と通信部14とが協働することにより実現される。
例えば、位置情報受信部501は、無線端末400-1の位置“[x1,y1]”を示す位置情報と、時刻情報“2022/11/01 9時0分0秒”と、無線端末400-1のユーザU1の識別子“U1”を示すユーザ識別情報と、第1ユーザ在室時間閾値“TH1-1”及び第1ユーザ不在時間閾値“TH1-2”を含む閾値情報と、を記憶部502に格納する。
記憶部502は、無線端末から受信した位置情報と、時刻情報と、ユーザ識別情報と、閾値情報と、を格納する。また、記憶部502は、在・不在判定部504により判定された結果を示すエリア毎の在・不在情報と、物件情報受信部508が物件情報管理装置600から受信した物件情報と、を格納する。記憶部502は、補助記憶部13により実現される。なお、記憶部502は、記憶手段の一例である。
例えば、記憶部502は、図4の位置情報テーブルに示すように、時刻情報と、ユーザ識別情報と、位置情報と、閾値情報と、対応付けて格納する。例えば、図4の位置情報テーブルの1行目のレコードは、時刻“2022/11/01 9時0分0秒”にユーザU1が位置“[x1,y1]”に存在し、ユーザU1の第1ユーザ在室時間閾値は“TH1-1”であり、ユーザU1の第1ユーザ不在時間閾値は“TH1-2”であることを示す。
また、記憶部502に格納される物件情報には、エリアA1~ANの範囲をxy座標で示すエリア情報が含まれる。
エリア検知判定部503は、位置検出部402により検出された位置に基づいて、エリアのそれぞれについて、エリアにおいてユーザが検知されたか否かを判定する。エリア検知判定部503は、プロセッサ11により実現される。なお、エリア検知判定部503は、エリア検知判定手段の一例である。
例えば、エリア検知判定部503は、周期的に(例えば、1分間隔)、無線端末400-1から受信した位置情報が示す位置“[x1,y1]”と、記憶部502に格納されたエリアA1~ANのエリア情報とに基づいて、エリアA1~ANのいずれかにおいて無線端末400-1、すなわち、ユーザU1が検知されたか否かを判定する。例えば、位置“[x1,y1]”が、エリアA1の座標の範囲内であるとすると、エリア検知判定部503は、エリアA1においてユーザU1が検知されたと判定する。
そして、エリア検知判定部503は、位置情報に対応付けられた時刻情報と、ユーザ識別情報と、ユーザが検知されたか否かについて判定された判定結果を示す情報と、検知されたエリアを示す検知エリア情報と、を対応付けた情報を、検知・非検知情報として、記憶部502に格納する。
例えば、エリア検知判定部503は、時刻情報“2022/11/01 9時0分0秒”と、ユーザ識別情報“U1”と、判定結果を示す情報“検知”と、検知エリア情報“エリアA1”と、を対応付けて、検知・非検知情報として、記憶部502に格納する。
在・不在判定部504は、エリア検知判定部503によりエリアにおいてユーザが検知されると、エリア毎に求められる合計在室時間のうち、ユーザが検知されたエリアの合計在室時間に予め定められた時間を加算する。また、在・不在判定部504は、エリア検知判定部503によりエリアにおいてユーザが検知されないと、エリア毎に求められる合計不在時間のうち、ユーザが検知されなかったエリアの合計不在時間に予め定められた時間を加算する。そして、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第1在室時間閾値と同じになると、そのエリアにユーザが在室していると判定する。また、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第1不在時間閾値と同じになると、そのエリアにユーザが在室していないと判定する。在・不在判定部504は、プロセッサ11により実現される。なお、在・不在判定部504は、在・不在判定手段の一例である。
予め定められた時間とは、エリア検知判定部503が検知を行う周期を示す時間であり、例えば、1分である。
ここで、在・不在判定部504は、記憶部502に格納された第1ユーザ在室時間閾値のうちいずれかを第1在室時間閾値と定め、記憶部502に格納された第1ユーザ不在時間閾値のうちいずれかを第1不在時間閾値と定める。
例えば、在・不在判定部504は、合計不在時間がゼロの場合、記憶部502に格納された第1ユーザ不在時間閾値のうち、エリアにおいて最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値を、第1不在時間閾値と定める。
また、設定受付部505は、合計在室時間がゼロの場合、記憶部502に格納された第1ユーザ在室時間閾値のうち、エリアにおいて最初に検知されたユーザの第1ユーザ在室時間閾値を第1在室時間閾値と定める。
例えば、在・不在判定部504は、エリアA1においてユーザU1が検知されると、エリアA1の合計在室時間に“1分”を加算する。また、在・不在判定部504は、エリアA2においてユーザが検知されない場合、エリアA2の合計不在時間に“1分”を加算する。そして、在・不在判定部504は、エリアA1の合計在室時間が、第1在室時間閾値(例えば、3分)と同じ値になると、エリアA1について在室判定をする。一方、在・不在判定部504は、エリアA2の合計不在時間が、第1不在時間閾値(例えば、3分)と同じ値になると、エリアA2について不在判定をする。そして、在・不在判定部504は、エリアを識別するためのエリア識別情報と判定結果を示す情報とを対応付けて、在・不在情報として、記憶部502に格納する。例えば、在・不在判定部504は、エリア識別情報“A1”と、判定結果を示す情報“在室”と、を対応付けて、在・不在情報として、記憶部502に格納する。
設定受付部505は、エリア毎の合計在室時間を、エリア検知判定部503によりエリアにおいてユーザが検知されなかったタイミング、又は、在・不在判定部504によりエリアにユーザが在室していないと判定されたタイミングのいずれかで、ゼロにリセットする設定を受け付ける。また、設定受付部505は、エリア毎の合計不在時間を、エリア検知判定部503によりエリアにおいてユーザが検知されたタイミング、又は、在・不在判定部504によりエリアにユーザが在室していると判定されたタイミングのいずれかで、ゼロにリセットする設定を受け付ける。設定受付部505は、プロセッサ11と入力部15とが協働することにより実現される。なお、設定受付部505は、第1設定受付手段の一例である。
例えば、設定受付部505は、管理装置500の操作者から、合計在室時間及び合計不在時間をゼロにリセットするタイミングについて設定を受け付ける。
合計在室時間をエリアにおいてユーザが検知されなかったタイミングでゼロにリセットすると、在・不在判定部504により在室判定がされにくくなり、空気調和機100の運転が抑制されるので、省エネを優先した制御を行うことができる。
合計在室時間をエリアにユーザが在室していないと判定されたタイミングでゼロにリセットすると、在・不在判定部504により在室判定がされやすくなり、ユーザの一時的な退出、及び、誤検知による空気調和機100の運転の停止を防ぐことができるので、ユーザ快適性を優先した制御を行うことができる。
合計不在時間をエリアにおいてユーザが検知されたタイミングでゼロにすると、在・不在判定部504により不在判定がされにくくなり、空気調和機100の運転の停止が抑制されるので、ユーザ快適性を優先した制御を行うことができる。
合計不在時間をエリアにユーザが在室していると判定されたタイミングでゼロにすると、在・不在判定部504により不在判定がされやすくなり、ユーザの一時的なエリアの通過、及び、誤検知による空気調和機100の運転の開始を防ぐことができるので、省エネを優先した制御を行うことができる。
また、設定受付部505は、エリアにおいて最後に検知されたユーザが複数の場合に、最後に検知された複数のユーザの第1ユーザ不在時間閾値のうち、最大値又は最小値のいずれかを第1不在時間閾値として用いる閾値設定を受け付ける。そして、在・不在判定手段は、エリアの合計不在時間がゼロの場合、最後に検知された複数のユーザの第1ユーザ不在時間閾値のうち、設定受付部505により受け付けられた閾値設定に基づいて、第1不在時間閾値を定める。
ここで、最後に検知された複数のユーザの第1ユーザ不在時間閾値のうち最大値を第1不在時間閾値と定めると、ユーザがエリアからいなくなってからも空気調和機100が運転を継続する時間が長くなるため、ユーザが直ぐ戻ってきた場合には、空気調和機100の運転は停止されず運転が継続されていることとなり、ユーザの快適性を優先した制御を行うことができる。
一方、最後に検知された複数のユーザの第1ユーザ不在時間閾値のうち最小値を第1不在時間閾値と定めると、ユーザがエリアからいなくなってから空気調和機100が運転を停止するまでの時間が短くなるので、省エネを優先した制御を行うことができる。
また、設定受付部505は、エリアにおいて最初に検知されたユーザが複数の場合に、最初に検知された複数のユーザの第1ユーザ在室時間閾値のうち、最大値又は最小値のいずれかを第1在室時間閾値として用いる閾値設定を受け付ける。そして、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間がゼロの場合、最初に検知された複数のユーザの第1ユーザ在室時間閾値のうち、設定受付部505により受け付けられた閾値設定に基づいて、第1在室時間閾値を定める。
ここで、最初に検知された複数のユーザの第1ユーザ在室時間閾値のうち最大値を第1在室時間閾値と定めると、ユーザがエリアに入ってきから空気調和機100が運転するまでの時間が長くなるため、空気調和機100の運転の開始の頻度を抑制することとなり、省エネを優先した制御を行うことができる。
一方、複数の最初のユーザの第1ユーザ在室時間閾値のうち最小値を第1在室時間閾値と定めると、ユーザがエリアに入ってきてから空気調和機100が運転するまでの時間が短くなるので、ユーザがエリアに入ってくると早く空気調和機100の運転の開始することになるので、ユーザ快適性を優先した制御を行うことができる。
在・不在情報送信部506は、空調制御装置200に、在・不在判定部504により判定された結果を示す在・不在情報を送信する。在・不在情報送信部506は、プロセッサ11と通信部14とが協働することにより実現される。
例えば、在・不在情報送信部506は、在・不在判定部504により在室判定がされると、エリアA1について“在室”を示す在・不在情報を送信する。また、在・不在情報送信部506は、在・不在判定部504により不在判定がされると、エリアA1について“不在”を示す在・不在情報を送信する。
発信機情報送信部507は、無線端末400に、記憶部502に格納された発信機情報を送信する。発信機情報受信部405は、プロセッサ11と通信部14とが協働することにより実現される。
例えば、発信機情報送信部507は、無線端末400から、発信機情報の取得要求を受信すると、記憶部502に格納された発信機情報を含む応答を、無線端末400に送信する。
物件情報受信部508は、物件情報管理装置600から、物件情報を受信することにより取得し、取得した物件情報を記憶部502に格納する。物件情報受信部508が物件情報を取得するタイミングは任意である。物件情報受信部508は、プロセッサ11と通信部14とが協働することにより実現される。
例えば、物件情報受信部508は、管理装置500において空調制御装置200を管理するためのプログラムが起動されると、物件情報の取得要求を物件情報管理装置600に送信し、物件情報が含まれる応答を物件情報管理装置600から受信する。或いは、物件情報受信部508は、管理装置500の操作者の操作に従い、物件情報の取得要求を物件情報管理装置600に送信する。
空調制御装置200は、在・不在判定部504によりエリアにユーザが在室しているか否かについて判定された判定結果を示す在・不在情報に基づいて、エリア毎に空気調和機100の運転を制御する。具体的には、空調制御装置200は、在・不在情報が、エリアにユーザが在室していると判定された判定結果を示し、ユーザが在室していると判定されたエリアを空調する空気調和機100が停止している場合、空気調和機100の運転を開始する。また、空調制御装置200は、在・不在情報が、エリアにユーザが在室していないと判定された判定結果示し、ユーザが在室していないと判定されたエリアを空調する空気調和機100が運転している場合、空気調和機100の運転を停止する。また、空調制御装置200は、エリアを空調する空気調和機100の運転が停止中に、エリアを空調する空気調和機100の運転が手動により制御されると、予め定められた手動制御時間、手動により運転が制御された空気調和機100について、在・不在情報に基づく運転の制御を停止する。手動制御時間とは、管理装置500の操作者により、任意に設定される時間であり、手動制御時間の間は、空気調和機100が手動により運転が制御される。
例えば、空調制御装置200は、管理装置500からエリアA1において“在室”を示す在・不在情報を受信すると、エリアA1に設置された空気調和機100-A1が停止している場合、予め設定された運転モード及び設定温度で運転を開始する。運転モードとは、冷房、暖房、除湿等、空気調和機100の運転の種類を示すものである。予め設定された運転モード及び設定温度とは、例えば、空気調和機100-A1が停止する前に設定されていた運転モード及び設定温度である。
また、空調制御装置200は、エリアA1において“不在”を示す在・不在情報を受信すると、エリアA1に設置された空気調和機100-A1が運転していれば、運転を停止する。また、空調制御装置200は、空気調和機100-A1についてリモコンにより手動で運転が開始されると、運転が開始されてから、手動制御時間(例えば、30分)、手動による運転を継続し、その間は、在・不在情報に基づく空気調和機100-A1の制御を停止する。そして、空調制御装置200は、運転が開始されてから、手動制御時間が経過すると、在・不在情報に基づく空気調和機100-A1の制御を行う。
次に、本実施形態に係る無線端末400が実行する位置情報送信処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。無線端末400は、例えば、ユーザにより空調アプリが起動されると、図5の位置情報送信処理を実行する。なお、図5のフローチャートにおける第1時間は、無線端末400のユーザ、管理装置500の操作者等により任意に設定される。
発信機情報受信部405は、管理装置500から、発信機情報を受信することにより取得し、取得した発信機情報を記憶部403に格納する(ステップS101)。
例えば、発信機情報受信部405は、空調アプリが起動されると、発信機情報の取得要求を管理装置500に送信し、発信機情報が含まれる応答を管理装置500から受信する。発信機情報受信部405は、受信した応答に含まれる発信機情報を、記憶部403に格納する。
無線信号受信部401は、エリアに設置された発信機300から発信される無線信号を受信し、発信機識別情報を抽出し、電波強度を計測する(ステップS102)。次に、位置検出部402は、直近に位置情報を管理装置500に送信してから第1時間が経過しているか否かを判断する(ステップS103)。位置検出部402は、直近に位置情報を管理装置500に送信してから第1時間が経過していると判断すると(ステップS103;YES)、無線端末400の位置を検出する(ステップS104)。一方、位置検出部402は、直近に位置情報を管理装置500に送信してから第1時間が経過していないと判断すると(ステップS103;NO)、ステップS102に戻る。そして、位置情報送信部404は、位置検出部402が検出した位置を示す位置情報と、時刻情報と、ユーザ識別情報と、閾値情報と、を管理装置500に送信する(ステップS105)。
例えば、ユーザU1の無線端末400-1の無線信号受信部401が、空調対象空間のエリアA1に設置された発信機300-A1から無線信号を受信したとすると、無線信号から発信機300-A1の発信機識別情報を抽出し、発信機300-A1からの無線信号の電波強度を計測する。次に、位置検出部402は、直近に位置情報を管理装置500に送信してから第1時間、例えば、1分経過していると判断すると、発信機識別情報及び電波強度情報と、記憶部403に格納された、空調対象空間における発信機300-A1の設置位置を示す設置位置情報と、に基づいて、無線端末400-1の位置を検出する。一方、位置検出部402は、直近に位置情報を管理装置500に送信してから第1時間が経過していないと判断すると、ステップS102に戻る。そして、位置情報送信部404は、無線端末400-1の位置“[x1,y1]”を示す位置情報と、時刻情報“2022/11/01 9時0分0秒”と、ユーザU1の識別子“U1”を示すユーザ識別情報と、第1ユーザ在室時間閾値“TH1-1”及び第1ユーザ不在時間閾値“TH1-2”を含む閾値情報と、を管理装置500に送信する。
次に、本実施形態に係る管理装置500が実行する在・不在判定処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。図6の在・不在判定処理は、省エネを優先する制御を実行する場合に行われる処理である。図6のフローチャートでは、エリアにおいてユーザが検知されなかった場合は、エリアの合計在室時間をゼロにリセットし、エリアについて在室判定がされると合計不在時間をゼロにリセットする。つまり、在・不在判定部504により在室判定がされにくくなり、また、在・不在判定部504により不在判定がされやすくなる。
管理装置500は、例えば、物件情報管理装置600から物件情報を受信し、無線端末400へ発信機情報を送信した後に、図6の在・不在判定処理を実行する。なお、図6のフローチャートにおける第2時間は、管理装置500の操作者により任意に設定される。
位置情報受信部501は、無線端末400から、位置情報と、時刻情報と、ユーザ識別情報と、第1ユーザ在室時間閾値及び第1ユーザ不在時間閾値を含む閾値情報と、を受信し、受信した情報を記憶部502に格納する(ステップS201)。エリア検知判定部503は、直近の在・不在判定処理から第2時間(例えば、1分)経過したか否かを判断する(ステップS202)。エリア検知判定部503は、直近の在・不在判定処理から第2時間経過したと判断すると(ステップS202;YES)、記憶部502に格納された各ユーザの位置情報に基づいて、エリアのそれぞれについて、エリアにおいてユーザが検知されたか否かを判定する(ステップS203)。一方、エリア検知判定部503は、直近の在・不在判定処理から第2時間経過していないと判断すると(ステップS202;NO)、ステップS201に戻る。
エリア検知判定部503によりユーザが検知されたと判定されたエリアについて(ステップS203;検知)、在・不在判定部504は、合計在室時間が0であるか否かを判断する(ステップS204)。一方、エリア検知判定部503によりユーザが検知されなかったと判定されたエリアについて(ステップS203:非検知)、在・不在判定部504は、合計在室時間をゼロにリセットする(ステップS210)。
在・不在判定部504は、合計在室時間が0であると判断すると(ステップS204;YES)、エリアにおいて最初に検知されたユーザの第1ユーザ在室時間閾値をエリアの第1在室時間閾値と定め(ステップS205)、ステップS206に進む。一方、在・不在判定部504は、合計在室時間が0でないと判断すると(ステップS204;NO)、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間に予め定められた時間を加算する(ステップS206)。そして、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第1在室時間閾値と同じか否かを判断する(ステップS207)。在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第1在室時間閾値と同じと判断すると(ステップS207;YES)、エリアにユーザが在室していると判定し(ステップS208)、“在室”を示す在・不在情報を記憶部502に格納する。そして、在・不在判定部504は、合計不在時間をゼロにリセットし(ステップS209)、ステップS216に進む。一方、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第1在室時間閾値と同じでないと判断すると(ステップS207;NO)、ステップS216に進む。在・不在情報送信部506は、空調制御装置200に、記憶部502に格納された、在・不在判定部504により判定された結果を示す在・不在情報を送信する(ステップS216)。
一方、ステップS210において、合計在室時間がゼロにリセットされた後、在・不在判定部504は、合計不在時間が0であるか否かを判断する(ステップS211)。在・不在判定部504は、合計不在時間が0であると判断すると(ステップS211;YES)、エリアにおいて最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値をエリアの第1不在時間閾値と定め(ステップS212)、ステップS213に進む。一方、在・不在判定部504は、合計不在時間が0でないと判断すると(ステップS211;NO)、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間に予め定められた時間を加算する(ステップS213)。そして、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第1不在時間閾値と同じか否かを判断する(ステップS214)。在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第1不在時間閾値と同じと判断すると(ステップS214;YES)、エリアにはユーザが在室していないと判定し(ステップS215)、“不在”を示す在・不在情報を記憶部502に格納し、ステップS216に進む。一方、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第1不在時間閾値と同じでないと判断すると(ステップS214;NO)、ステップS216に進む。
図6の在・不在判定処理の動作の詳細について、図7の動作例を示すテーブルを用いて説明する。図7のテーブルは、図6のフローチャートのステップS203において判定がされた一つのエリア(例えば、エリアA1)についての動作例である。
図7のテーブルは、動作例の番号と、ステップS203における判定結果と、図6のフローチャートのステップS203の後からステップS216の前までに経由したステップと、記憶部502に格納された在・不在情報が示す在・不在判定結果と、ステップS216における合計在室時間と、ステップS216における合計不在時間と、動作例の説明と、を対応付けて示す。図7の動作例は、番号の順に時系列で行われている動作を示す。なお、図7の動作例では、エリアA1の第1在室時間閾値は“3分”、エリアA1の第1不在時間閾値は“2分”に定められるものとする。また、図7の動作例1の前の状態では、エリアA1の合計不在時間は99分、エリアA1の合計在室時間は0分であり、エリアA1について不在判定がされている状態であるとする。
動作例1は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、ステップS210、ステップS211、ステップS213、ステップS214の順で処理が行われることを示している。ステップS210において合計在室時間がゼロにリセットされ、ステップS211において、エリアA1の合計不在時間“99分”は“0分”ではないと判断され、ステップS213に進み、合計不在時間“99分”に“1分”加算されて“100分”となる。そして、ステップS214において、合計不在時間“100分”は第1不在時間閾値“3分”を超えていると判定され、判定された“不在”の判定のままステップS216に進む。ステップS216での合計在室時間は“0分”であり、ステップS216での合計不在時間は“100分”である。
動作例2は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、ステップS204、ステップS205、ステップS206、ステップS207の順で処理が行われることを示している。ステップS204において、合計在室時間が“0分”と判断され、ステップS205において、ステップS203で最初に検知されたユーザの第1ユーザ在室時間閾値“3分”が第1在室時間閾値として定められ、ステップS206において、合計在室時間“0分”に“1分”加算される。ステップS207において、合計在室時間“1分”は第1在室時間閾値“3分”と同じでないと判断され、既に判定された“不在”の判定のままステップS216に進む。そして、ステップS216での合計在室時間は“1分”であり、ステップS216での合計不在時間は、動作例1と同じ“100分”である。動作例2では、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたが、合計不在時間は“0分”とされない。このような動作により、ユーザが一時的にエリアA1を通過した場合、又は、エリアA1においてユーザが検知されたと誤判定された場合であっても、不在判定が維持されやすくなり、頻繁に空気調和機が運転を開始することが少なくなるので、省エネを優先した制御をすることができる。
動作例3は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、動作例1と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS210において、動作例2の合計在室時間“1”がゼロにリセットされ、ステップS211において、エリアA1の合計不在時間“100分”は“0分”ではないと判断され、ステップS213に進み、合計不在時間“100分”に“1分”加算されて“101分”となる。ステップS214において、合計不在時間“101分”は第1不在時間閾値“2分”と同じでないと判断され、既にエリアA1について判定された“不在”のまま、ステップS216に進む。ステップS216での合計在室時間は“0分”であり、ステップS216での合計不在時間は“101分”である。ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、直ちに合計在室時間をゼロにリセットすることで、ユーザが一時的にエリアA1を通過した場合、又は、エリアA1においてユーザが検知されたと誤判定された場合であっても、在室判定がされにくくなり、頻繁に空気調和機が運転を開始することが少なくなるので、省エネを優先した制御をすることができる。
動作例4は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、動作例2と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS204において、合計在室時間が“0分”と判断され、ステップS205において第1在室時間閾値“3分”が再度定められ、ステップS206において、合計在室時間“0分”に“1分”加算される。ステップS207において、合計在室時間“1分”は第1在室時間閾値“3分”と同じでないと判断され、既に判定された“不在”の判定のままステップS216に進む。
動作例5は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、ステップS204、ステップS206、ステップS207の順で処理が行われることを示している。ステップS204において、合計在室時間“1分”が“0分”でないと判断され、ステップS206に進み、合計在室時間“1分”に“1分”加算される。ステップS207において、合計在室時間“2分”は第1在室時間閾値“3分”と同じでないと判断され、既に判定された“不在”の判定のままステップS216に進む。
動作例6は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、ステップS204、ステップS206、ステップS207、ステップS208、ステップS209の順で処理が行われることを示している。ステップS204において、合計在室時間“2分”が“0分”でないと判断され、ステップS206に進み、合計在室時間“2分”に“1分”加算される。ステップS207において、合計在室時間“3分”は第1在室時間閾値“3分”と同じと判断され、ステップS208において、エリアA1にユーザが在室していると判定され、“在室”を示す在・不在情報が記憶部502に格納される。そして、ステップS209において、合計不在時間“101分”が“0分”にリセットされ、ステップS216に進む。
動作例7は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、動作例5と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS204において、合計在室時間“3分”が“0分”でないと判断され、ステップS206に進み、合計在室時間“3分”に“1分”加算される。ステップS207において、合計在室時間“4分”は第1在室時間閾値“3分”と同じでないと判断され、動作例6で判定された“在室”の判定のままステップS216に進む。
動作例8は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、ステップS210、ステップS211、ステップS212、ステップS213、ステップS214の順で処理が行われることを示している。ステップS210において合計在室時間“4分”がゼロにリセットされ、ステップS211において、エリアA1の合計不在時間が“0分”と判断され、ステップS212において、最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値“2分”を第1不在時間閾値と定める。ステップS213において、合計不在時間“0分”に“1分”加算され、ステップS214において、合計不在時間“1分”は第1不在時間閾値“2分”と同じでないと判断され、動作例6で判定された“在室”の判定のままステップS216に進む。
動作例9は、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、動作例2,4と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS204において、合計在室時間が“0分”と判断され、ステップS205において第1在室時間閾値“3分”が再度定められ、ステップS206において、合計在室時間“0分”に“1分”加算される。ステップS207において、合計在室時間“1分”は第1在室時間閾値“3分”と同じでないと判断され、動作例6で判定された“在室”の判定のままステップS216に進む。
動作例10において、ステップS203において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、動作例5,7と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS204において、合計在室時間“1分”が“0分”でないと判断され、ステップS206に進み、合計在室時間“1分”に“1分”加算される。ステップS207において、合計在室時間“2分”は第1在室時間閾値“3分”と同じでないと判断され、動作例6で判定された“在室”の判定のままステップS216に進む。
動作例11において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、ステップS210、ステップS211、ステップS213、ステップS214、ステップS215の順で処理が行われることを示している。ステップS210において合計在室時間“2分”がゼロにリセットされ、ステップS211において、エリアA1の合計不在時間“1分”は“0分”ではないと判断され、ステップS213に進み、合計不在時間“1分”に“1分”加算される。そして、ステップS214において、合計不在時間“2分”は第1不在時間閾値“2分”と同じと判断され、ステップS215において、エリアA1にユーザが在室していないと判定され、“不在”を示す在・不在情報が記憶部502に格納される。そして、ステップS216に進む。
動作例12は、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、動作例1,3と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS210において、合計在室時間“0分”が再び“0分”にリセットされ、ステップS211において、エリアA1の合計不在時間“2分”は“0分”ではないと判断され、ステップS213に進み、合計不在時間“2分”に“1分”加算されて“3分”となる。そして、ステップS214において、合計不在時間“3分”は第1不在時間閾値“2分”でないと判断され、動作例11で判定された“不在”の判定のままステップS216に進む。
次に、本実施形態に係る管理装置500が実行する他の在・不在判定処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。図8の在・不在判定処理は、ユーザ快適性を優先する制御を実行する場合に行われる処理である。図8のフローチャートでは、エリアにおいてユーザが検知された場合は、エリアの合計不在時間を0にリセットし、エリアについて不在判定がされると合計在室時間をゼロにリセットする。つまり、在・不在判定部504により不在判定がされにくくなり、また、在・不在判定部504により在室判定がされやすくなる。
管理装置500は、例えば、物件情報管理装置600から物件情報を受信し、無線端末400へ発信機情報を送信した後に、図8の在・不在判定処理を実行する。なお、ステップS301~ステップS303の処理は、図6のステップS201~ステップS203の処理と同様である。
エリア検知判定部503によりユーザが検知されたと判定されたエリアについて(ステップS303;検知)、在・不在判定部504は、合計不在時間をゼロにリセットする(ステップS304)。一方、エリア検知判定部503によりユーザが検知されなかったと判定されたエリアについて(ステップS303:非検知)、在・不在判定部504は、合計不在時間が0であるか否かを判断する(ステップS310)。
在・不在判定部504は、合計在室時間が0であるか否かを判断する(ステップS305)。在・不在判定部504は、合計在室時間が0であると判断すると(ステップS305;YES)、エリアにおいて最初に検知されたユーザの第1ユーザ在室時間閾値をエリアの第1在室時間閾値と定め(ステップS306)、ステップS307に進む。一方、在・不在判定部504は、合計在室時間が0でないと判断すると(ステップS305;NO)、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間に予め定められた時間を加算する(ステップS307)。そして、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第1在室時間閾値と同じか否かを判断する(ステップS308)。在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第1在室時間閾値と同じと判断すると(ステップS308;YES)、エリアにユーザが在室していると判定し(ステップS309)、“在室”を示す在・不在情報を記憶部502に格納し、ステップS316に進む。一方、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第1在室時間閾値と同じでないと判断すると(ステップS308;NO)、ステップS316に進む。在・不在情報送信部506は、空調制御装置200に、記憶部502に格納された、在・不在判定部504により判定された結果を示す在・不在情報を送信する(ステップS316)。
一方、在・不在判定部504は、合計不在時間が0であると判断すると(ステップS310;YES)、エリアにおいて最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値をエリアの第1不在時間閾値と定め(ステップS311)、ステップS312に進む。一方、在・不在判定部504は、合計不在時間が0でないと判断すると(ステップS310;NO)、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間に予め定められた時間を加算する(ステップS312)。そして、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第1不在時間閾値と同じか否かを判断する(ステップS313)。在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第1不在時間閾値と同じと判断すると(ステップS313;YES)、エリアにはユーザが在室していないと判定し(ステップS314)、“不在”を示す在・不在情報を記憶部502に格納する。そして、在・不在判定部504は合計在室時間をゼロにリセットし(ステップS315)、ステップS316に進む。一方、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第1不在時間閾値と同じでないと判断すると(ステップS313;NO)、ステップS316に進む。
図8の在・不在判定処理の動作の詳細について、図9の動作例を示すテーブルを用いて説明する。図9のテーブルは、図8のフローチャートのステップS303において判定がされた一つのエリア(例えば、エリアA1)についての動作例である。
図9のテーブルは、動作例の番号と、ステップS303における判定結果と、図8のフローチャートのステップS303の後からステップS316の前までに経由したステップと、記憶部502に格納された在・不在情報が示す在・不在判定結果と、ステップS316における合計在室時間と、ステップS316における合計不在時間と、動作例の説明と、を対応付けて示す。図9の動作例は、番号の順に時系列で行われている動作を示す。なお、図9の動作例では、エリアA1の第1在室時間閾値は“2分”、エリアA1の第1不在時間閾値は“3分” に定められるものとする。また、図9の動作例1の前の状態では、エリアA1の合計不在時間は99分、エリアA1の合計在室時間は0分であり、エリアA1について不在判定がされている状態であるとする。
動作例1は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、ステップS310、ステップS312、ステップS313の順で処理が行われることを示している。ステップS310において、エリアA1の合計不在時間“99分”は“0分”ではないと判断され、ステップS312に進み、合計不在時間“99分”に“1分”加算されて“100分”となる。そして、動作例1では、ステップS313において、合計不在時間“100分”は第1不在時間閾値“2分”と同じでない判断され、既にエリアA1について判定された“不在”のままステップS316に進む。したがって、ステップS316での合計在室時間は“0分”であり、ステップS316での合計不在時間は“100分”である。
動作例2は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、ステップS304、ステップS305、ステップS306、ステップS307、ステップS308の順で処理が行われることを示している。ステップS304において、合計不在時間“100分”が“0分”にリセットされ、ステップS305において、合計在室時間が“0分”と判断され、ステップS306において、ステップS303で検知されたユーザの第1ユーザ在室時間閾値“2分”が第1在室時間閾値として定められる。ステップS307において、合計在室時間“0分”に“1分”加算され、ステップS308において、合計在室時間“1分”は第1在室時間閾値“2分”と同じでないと判断され、既に判定された不在の判定のままステップS316に進む。そして、動作例2において、ステップS316での合計在室時間は“1分”であり、ステップS316での合計不在時間は“0分”である。動作例2では、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されると、合計不在時間を“0分”とリセットする。このような動作により、不在判定されにくくなり、空気調和機100の運転の停止が抑制されるので、ユーザ快適性を優先した制御を行うことができる。
動作例3は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、ステップS310、ステップS311、ステップS312、ステップS313の順で処理が行われることを示している。ステップS310において、エリアA1の合計不在時間が“0分”と判断され、ステップS311において、エリアにおいて最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値“3分”を第1不在時間閾値と定め、ステップS312において、合計不在時間“0分”に“1分”が加算される。そして、ステップS313において、合計不在時間“1分”は第1不在時間閾値“3分”と同じでないと判断され、既に判定された“不在”の判定のままステップS316に進む。ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されても、合計在室時間をゼロにリセットしないことで、在室判定がされやすくなり、ユーザの一時的な退出、及び、誤検知による空気調和機100の運転の停止を防ぐことができるので、ユーザ快適性を優先した制御を行うことができる。
動作例4は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、ステップS304、ステップS305、ステップS307、ステップS308、ステップS309の順で処理が行われることを示している。ステップS304において、合計不在時間“1分”が“0分”にリセットされ、ステップS305において、合計在室時間“1分”が“0分”でないと判断され、ステップS307に進み、合計在室時間“1分”に“1分”加算される。ステップS308において、合計在室時間“2分”は第1在室時間閾値“2分”と同じと判断され、ステップS309において、エリアA1にユーザが在室していると判定され、“在室”を示す在・不在情報が記憶部502に格納される。そして、ステップS316に進む。
動作例5は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、ステップS304、ステップS305、ステップS307、ステップS308の順で処理が行われることを示している。ステップS304において、合計不在時間“1分”が“0分”にリセットされ、ステップS305において、合計在室時間“2分”が“0分”でないと判断され、ステップS307に進み、合計在室時間“2分”に“1分”加算される。ステップS308において、合計在室時間“3分”は第1在室時間閾値“2分”と同じでないと判断され、動作例4で判定された“在室”の判定のままステップS316に進む。
動作例6は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、動作例3と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS310において、エリアA1の合計不在時間が“0分”と判断され、ステップS311において、最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値“3分”を第1不在時間閾値と定め、ステップS312において、合計不在時間“0分”に“1分”加算される。そして、ステップS313において、合計不在時間“1分”は第1不在時間閾値“3分”と同じでないと判断され、動作例4で判定された“在室”の判定のままステップS316に進む。
動作例7は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、動作例5と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS304において、合計不在時間“1分”が“0分”にリセットされ、ステップS305において、合計在室時間“3分”が“0分”でないと判断され、ステップS307に進み、合計在室時間“3分”に“1分”加算される。ステップS308において、合計在室時間“4分”は第1在室時間閾値“2分”と同じでないと判断され、動作例4で判定された“在室”の判定のままステップS316に進む。
動作例8は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、動作例3,6と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS310において、エリアA1の合計不在時間が“0分”なので、ステップS311において、最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値“3分”を第1不在時間閾値と定め、合計不在時間“0分”に“1分”加算される。そして、ステップS313において、合計不在時間“1分”は第1不在時間閾値“3分”と同じでないと判断され、動作例4で判定された“在室”の判定のままステップS316に進む。
動作例9は、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、動作例1と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS310において、エリアA1の合計不在時間“1分”なので、ステップS312に進み、合計不在時間“1分”に“1分”加算される。ステップS313において、合計不在時間“2分”は第1不在時間閾値“3分”と同じでないと判断され、動作例4で判定された“在室”の判定のままステップS316に進む。
動作例10において、ステップS303において、エリアA1にユーザが検知されなかったと判定されると、ステップS310、ステップS312、ステップS313、ステップS314、ステップS315の順で処理が行われることを示している。ステップS310において、エリアA1の合計不在時間“2分”が“0分”ではないと判断され、ステップS312に進み、合計不在時間“2分”に“1分”加算される。ステップS313において、合計不在時間“3分”は第1不在時間閾値“3分”と同じと判断され、ステップS314において、エリアA1にユーザが在室していないと判定され、“不在”を示す在・不在情報が記憶部502に格納される。そして、ステップS315において、合計在室時間“4分”が“0分”にリセットされ、ステップS316に進む。
動作例11において、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、動作例2と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS304において、合計不在時間“3分”が“0分”にリセットされ、ステップS305において、合計在室時間が“0分”と判断され、ステップS306において、ステップS303で最初に検知されたユーザの第1ユーザ在室時間閾値“2分”が第1在室時間閾値として定められる。ステップS307において、合計在室時間“0分”に“1分”加算され、ステップS308において、合計在室時間“1分”は第1在室時間閾値“2分”と同じでないと判断され、動作例10で判定された“不在”の判定のままステップS316に進む。
動作例12は、エリアA1にユーザが検知されたと判定されると、動作例4と同様の順で処理が行われることを示している。ステップS304において、合計不在時間“0分”が再度ゼロにリセットされ、ステップS305において、合計在室時間“1分”が“0分”でないと判断され、ステップS307に進み、合計在室時間“1分”に“1分”加算される。ステップS308において、合計在室時間“2分”は第1在室時間閾値“2分”と同じと判断され、ステップS309において、エリアA1にユーザが在室していると判定され、“在室”を示す在・不在情報が記憶部502に格納される。そして、ステップS316に進む。
次に、本実施形態に係る空調制御装置200が実行する空調制御処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。図10の空調制御処理は、例えば、空調制御装置200が起動されると行われる処理であり、エリア毎に行われる処理である。
空調制御装置200は手動制御フラグを0に設定する(ステップS401)。空調制御装置200は、管理装置500から、在・不在情報を受信することにより、取得する(ステップS402)。次に、空調制御装置200は、停止中の空気調和機100の運転が手動により制御されたか否かを判断する(ステップS403)。空調制御装置200は、停止中の空気調和機100の運転が手動により制御されたと判断すると(ステップS403;YES)、手動制御フラグを1に設定する(ステップS404)。一方、空調制御装置200は、停止中の空気調和機100の運転が手動により制御されていないと判断すると(ステップS403;NO)、手動制御フラグが1か否かを判断する(ステップS405)。
例えば、空調制御装置200は、手動制御フラグを0に設定した後、エリアA1について不在を示す在・不在情報を取得すると、空調制御装置200の補助記憶部13に格納する。そして、エリアA1の空気調和機100-A1は停止中であり、空気調和機100-A1がリモコンの操作に従い運転を開始したとすると、空調制御装置200は、停止中の空気調和機100の運転が手動により制御されたと判断し、手動制御フラグを1に設定する。一方、空調制御装置200は、停止中の空気調和機100-A1が手動により制御を開始されなければ、ステップS405に進む。
空調制御装置200は、手動制御フラグが1であると判断すると(ステップS405;YES)、手動で運転が制御されてから手動制御時間が経過したか否かを判断する(ステップS406)。一方、空調制御装置200は、手動制御フラグが1でないと判断すると(ステップS405;NO)、ステップS408に進む。空調制御装置200は、手動で運転が制御されてから手動制御時間が経過したと判断すると(ステップS406;YES)、手動制御フラグを0に設定し(ステップS407)、在・不在情報に基づく運転の制御を行う(ステップS408)。一方、空調制御装置200は、手動で運転が制御されてから手動制御時間が経過していないと判断すると(ステップS406;NO)、ステップS402に戻る。
例えば、空調制御装置200は、エリアA1の手動制御フラグが1であると判断すると、手動で運転が制御されてから手動制御時間(例えば、30分)経過したか否かを判断する。そして、空調制御装置200は、手動制御時間が経過していると判断すると、手動制御フラグを0に設定して、補助記憶部13に格納された在・不在情報に基づいて、エリアA1の空気調和機100-A1を制御する。一方、空調制御装置200は、エリアA1の手動制御フラグが1でないと判断すると、ステップS408に進む。すなわち、手動による空気調和機100-A1の運転が制御されていない場合は、空調制御装置200は、補助記憶部13に格納された在・不在情報に基づいて、エリアA1の空気調和機100-A1を制御する。また、空調制御装置200は、手動で運転が制御されてから手動制御時間が経過していないと判断すると、ステップS402に戻る。すなわち、手動による空気調和機100-A1の運転を維持する。したがって、空調制御装置200は、手動制御時間は、在・不在情報に基づく制御を停止する。
本実施形態によれば、空調対象空間における在室判定及び不在判定のされやすさを調節することができる。これにより、空気調和機の制御について、省エネを優先するか、ユーザの快適性を優先するかを、空調制御システムの使用者が選択することができる。また、エリアにおけるユーザの誤検知による空気調和機の運転の停止を防いだり、誤検知による空気調和機の運転の開始を防ぐことができるので、位置の検知精度が低いシステムにおいても、省エネを優先した制御、及び、ユーザの快適性を優先した制御を行うことができる。
また、本実施形態によれば、ユーザの個人により設定された閾値を用いて、在室判定及び不在判定を行うので、ユーザの意向を反映した空調制御を行うことができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る空調制御システムは、実施形態1に示したエリアにおける在・不在判定に加え、省エネのための空調制御処理を実行するか否かの判定を行う。
実施形態2の空調制御システム1は、実施形態1の空調制御システム1と同様の構成及び機能部を有する。以下、実施形態1と異なる機能について説明する。
設定受付部406は、ユーザから、第1ユーザ在室時間閾値、第1ユーザ不在時間閾値、第2ユーザ在室時間閾値及び第2ユーザ不在時間閾値の設定を受け付ける。
第2ユーザ在室時間閾値とは、第1在室時間閾値よりも小さい値である第2在室時間閾値の候補となる値であり、ユーザのそれぞれが設定することができる値である。第2在室時間閾値とは、合計在室時間との比較に用いられる値であり、エリアの空気調和機100について省エネ制御を行うか否かの判定をするために用いられる。エリアの合計在室時間が第2在室時間閾値と同じ値になった場合、在・不在判定部504により、エリアの空気調和機100を省エネ制御すると判定される。
第2ユーザ不在時間閾値とは、第1不在時間閾値よりも小さい値である第2不在時間閾値の候補となる値であり、ユーザのそれぞれが設定することができる値である。第2不在時間閾値とは、合計不在時間との比較に用いられる値であって、エリアの空気調和機100について省エネ制御を行うか否かの判定をするために用いられる。エリアの合計不在時間が第2不在時間閾値と同じ値になった場合、在・不在判定部504により、エリアの空気調和機100を省エネ制御すると判定される。
例えば、設定受付部406は、ユーザU1から、第1ユーザ在室時間閾値を“TH1-1”とする設定、第1ユーザ不在時間閾値をとする“TH1-2”設定、第2ユーザ在室時間閾値を“TH1-3”とする設定、第2ユーザ不在時間閾値をとする“TH1-4”設定を受け付ける。
在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第2在室時間閾値と同じになると、エリアの空気調和機100について省エネ制御を行うことを判定する。
在・不在判定部504は、記憶部502に格納された第2ユーザ在室時間閾値のうちいずれかを第2在室時間閾値と定め、記憶部502に格納された第2ユーザ不在時間閾値のうちいずれかを第2不在時間閾値と定める。例えば、在・不在判定部504は、実施形態1の第1在室時間閾値及び第1不在時間閾値と同様に、第2在室時間閾値及び第2不在時間閾値を定める。
在・不在情報送信部506は、在・不在判定部504により省エネ制御を行うと判定されると、エリアA1について“省エネ制御”を示す在・不在情報を送信する。
空調制御装置200は、在・不在情報送信部506によりエリアについて省エネ制御を行うと判定されると、エリアの空気調和機100について省エネ制御を実行する。
例えば、空調制御装置200は、エリアA1において“省エネ制御”を示す在・不在情報を受信すると、エリアA1に設置された空気調和機100-A1が停止している場合、予め設定された“省エネ制御”用の運転モード及び設定温度で運転を開始する。ここで、“省エネ制御”用の運転モード及び設定温度とは、省エネの観点から望ましいと考えられ設定内容であり、空気調和機100の消費電力が比較的小さいと考えられる設定内容である。“省エネ制御”用の運転モード及び設定温度は、管理装置500の操作者により適宜設定される。
以下では、“省エネ制御”用の運転モードは、空気調和機100が停止する前に設定されていた運転モード又は運転中の運転モードと同じになるように設定されており、“省エネ制御”用の設定温度は、空気調和機100が停止する前又は運転中の運転モードが“冷房”の場合、空気調和機100が停止する前又は運転中の設定温度に“4℃”加えた値に設定され、空気調和機100が停止する前又は運転中の運転モードが“暖房”の場合、空気調和機100が停止する前又は運転中の設定温度から“4℃”差し引いた値に設定される。
例えば、空調制御装置200は、空気調和機100-A1が停止する前に設定されていた運転モードが“冷房”、設定温度が“25℃”であり、空気調和機100-A1が停止中に、エリアA1において“省エネ制御”を示す在・不在情報を受信すると、運転モード“冷房”、設定温度“29℃”で空気調和機100-A1を運転する。その後、空調制御装置200は、エリアA1において“在室”を示す在・不在情報を受信すると、運転モード“冷房”、空気調和機100-A1が停止する前に設定されていた設定温度“25℃”で空気調和機100-A1を運転する。
また、例えば、空調制御装置200は、空気調和機100-A1が停止する前に設定されていた運転モードが“暖房”、設定温度が“22℃”であり、空気調和機100-A1が停止中に、エリアA1において“省エネ制御”を示す在・不在情報を受信すると、運転モード“暖房”、設定温度“18℃”で空気調和機100-A1を運転する。その後、空調制御装置200は、エリアA1において“在室”を示す在・不在情報を受信すると、運転モード“暖房”、空気調和機100-A1が停止する前に設定されていた設定温度“22℃”で空気調和機100-A1を運転する。
また、例えば、空調制御装置200は、空気調和機100-A1の現在の運転モードが“冷房”、設定温度が“25℃”であり、空気調和機100-A1の運転中に、エリアA1において“省エネ制御”を示す在・不在情報を受信すると、運転モード“冷房”、設定温度“29℃”で空気調和機100-A1を運転する。その後、空調制御装置200は、エリアA1において“不在”を示す在・不在情報を受信すると、空気調和機100-A1の運転を停止する。
また、例えば、空調制御装置200は、空気調和機100-A1の現在の運転モードが“暖房”、設定温度が“22℃”であり、エリアA1において“省エネ制御”を示す在・不在情報を受信すると、運転モード“暖房”、設定温度“18℃”で空気調和機100-A1を運転する。その後、空調制御装置200は、エリアA1において“不在”を示す在・不在情報を受信すると、空気調和機100-A1の運転を停止する。
本実施形態に係る管理装置500が実行する在・不在判定処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。図11の在・不在判定処理は、省エネを優先する制御を実行する場合に行われる処理である。
管理装置500は、例えば、物件情報管理装置600から物件情報を受信し、無線端末400へ発信機情報を送信した後に、図11の在・不在判定処理を実行する。なお、ステップS501~ステップS504、ステップS506、ステップS509~ステップS513、ステップS515、ステップS518、ステップS519の処理は、図6のステップS201~ステップS204、ステップS206~ステップS211、ステップS213~ステップS215の処理と同様である。以下、処理の異なるステップについて説明する。
在・不在判定部504は、合計在室時間が0であると判断すると(ステップS504;YES)、エリアにおいて最初に検知されたユーザの第1ユーザ在室時間閾値及び第2ユーザ在室時間閾値をエリアの第1在室時間閾値及び第2在室時間閾値と定め(ステップS505)、ステップS506に進む。
ステップS506の後、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第2在室時間閾値と同じか否かを判断する(ステップS507)。在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第2在室時間閾値と同じと判断すると(ステップS507;YES)、エリアについて省エネ制御を行うと判定し(ステップS508)、“省エネ制御”を示す在・不在情報を記憶部502に格納し、ステップS520に進む。一方、在・不在判定部504は、エリアの合計在室時間の値がエリアの第2在室時間閾値と同じでないと判断すると(ステップS507;NO)、ステップS509に進む。
在・不在判定部504は、合計不在時間が0であると判断すると(ステップS513;YES)、エリアにおいて最後に検知されたユーザの第1ユーザ不在時間閾値及び第2ユーザ不在時間閾値をエリアの第1不在時間閾値及び第2不在時間閾値と定め(ステップS514)、ステップS515に進む。
ステップS515の後、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第2不在時間閾値と同じか否かを判断する(ステップS516)。在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第2不在時間閾値と同じと判断すると(ステップS516;YES)、エリアについて省エネ制御を行うと判定し(ステップS517)、“省エネ制御”を示す在・不在情報を記憶部502に格納し、ステップS520に進む。一方、在・不在判定部504は、エリアの合計不在時間の値がエリアの第2不在時間閾値と同じでないと判断すると(ステップS516;NO)、ステップS518に進む。
本実施形態に係る空調制御装置200が実行する空調制御処理は、図10のフローチャートと同様であるが、ステップS408において、受信する在・不在情報が示す内容が実施形態1と異なる。本実施形態では、ステップS408において受信する在・不在情報は、“在室”、“不在”及び“省エネ制御”を示し、空調制御装置200は、受信した在・不在情報に基づいてエリアの空気調和機100を制御する。
本実施形態によれば、合計在室時間が第2在室時間閾値と同じ値になった場合には、省エネを考慮した運転をし、その後、合計在室時間が第1在室時間閾値と同じ値になった場合には、ユーザにより設定された内容で運転を開始する。これにより、合計在室時間に応じて徐々に消費電力が高い運転に変えていくことができ、省エネを実現する運転をすることができる。また、合計在室時間の値が第1在室時間閾値に満たなくても、第2在室時間閾値と同じになれば、運転を開始する。よって、ユーザの快適性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、合計不在時間が第2不在時間閾値と同じ値になった場合には、省エネを考慮した運転をし、その後、合計不在時間が第1不在時間閾値と同じ値になった場合には、運転を停止する。これにより、合計不在時間に応じて徐々に消費電力が低い運転に変えていくことができ、省エネを実現する運転をすることができる。また、運転を急に停止するのではなく、合計不在時間が第2不在時間閾値と同じ値になった場合、停止に向けた運転に切り替えつつ運転を継続する。よって、ユーザの快適性を向上させることができる。
本実施形態によれば、合計在室時間及び合計不在時間について2段階の判断をすることにより、空気調和機に対してより細かい制御をすることができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る空調制御システムは、空気調和機以外の設備機器を、在・不在情報に基づいて制御する機器制御装置を有するシステムである。以下では、機器制御装置は、空調制御装置と一体として構成される場合を例に、実施形態3に係る空調制御システムについて説明する。
実施形態3の空調制御システム1において、図12に示すように、管理装置500は、空気調和機100及び設備機器700を制御する機器制御装置800と通信可能に接続する。実施形態3の空調制御システム1は、実施形態1の空調制御システム1と同様の構成及び機能部を有する。以下、実施形態1と異なる機能について説明する。
設定受付部406は、ユーザから、第1ユーザ在室時間閾値及び第1ユーザ不在時間閾値の設定の他に、設備機器700のうち、空気調和機100とは異なるタイミングで運転の開始及び停止を制御したい特定機器の設定を受け付ける。すなわち、設定受付部406は、ユーザから、設備機器700のうちいずれかを特定機器として指定する設定を受け付ける。以下、ユーザにより指定された特定機器を示す情報を、ユーザ特定機器情報という。なお、設定受付部406は、第3設定受付手段の一例である。
特定機器は、例えば、空調対象空間に設置された照明機器、換気機器、或いは、CO2センサのような設備機器である。例えば、ユーザは、エリアにおいて自身が検知されたと判定された場合に、照明については即時に点灯させたい、或いは、エリアから自身が検知されなくなったと判定された場合は、即時に消灯させたいという希望があれば、照明について特定機器として設定する。
設定受付部406が設定を受け付けた特定機器を示すユーザ特定機器情報は、記憶部403に格納される。そして、位置情報送信部404は、位置情報、時刻情報、ユーザ識別情報、及び、閾値情報と共に、ユーザ特定機器情報を、管理装置500に送信する。
位置情報受信部501は、受信した情報を記憶部502に格納する。そして、在・不在情報送信部506は、機器制御装置800に、ユーザ特定機器情報から定められた特定機器情報を在・不在情報に含めて送信する。ここで、在・不在情報は、記憶部502に格納されたユーザ特定機器情報が示す設備機器700のうちいずれかを特定機器と定める。例えば、エリアにおいて最初に検知されたユーザのユーザ特定機器情報が示す設備機器700を、特定機器と定め、定められた特定機器を示す特定機器情報を在・不在情報に含めて送信する。また、在・不在情報送信部506は、在・不在情報と共に、機器制御装置800に、検知・非検知情報を送信する。
機器制御装置800は、検知・非検知情報が、エリアにおいてユーザが検知されたと判定されたことを示し、在・不在情報が、ユーザが検知されたと判定されたエリアにユーザが在室していないと判定されたことを示す場合、ユーザが検知されたと判定されたエリアであって、ユーザが在室していないと判定されたエリアに設置された設備機器700のうち、予め定められた特定機器の運転を開始する。
例えば、機器制御装置800は、検知・非検知情報が、エリアA1おいてユーザU1が検知されたと判定されたことを示し、在・不在情報が、エリアA1において不在判定されたことを示す場合、エリアA1の設備機器700のうち、照明機器が特定機器と設定されていれば、照明機器を点灯する。
次に、本実施形態に係る機器制御装置800が実行する機器制御処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。図13の機器制御処理は、例えば、機器制御装置800が起動されると行われる処理であり、エリア毎に行われる処理である。なお、図13のフローチャートにおける、第3時間及び第4時間は、管理装置500の操作者又は機器制御装置800の操作者により任意に設定される。
機器制御装置800は手動制御フラグを0に設定する(ステップS601)。機器制御装置800は、管理装置500から、在・不在情報及び検知・非検知情報を受信することにより、取得する(ステップS602)。次に、機器制御装置800は、停止中の空気調和機100又は設備機器700の運転が手動により制御されたか否かを判断する(ステップS603)。機器制御装置800は、停止中の空気調和機100又は設備機器700の運転が手動により制御されたと判断すると(ステップS603;YES)、手動制御フラグを1に設定する(ステップS604)。一方、機器制御装置800は、停止中の空気調和機100又は設備機器700の運転が手動により制御されていないと判断すると(ステップS603;NO)、手動制御フラグが1か否かを判断する(ステップS605)。
例えば、機器制御装置800は、手動制御フラグ及び特定機器フラグを0に設定した後、エリアA1について“不在”を示す在・不在情報及び“検知”を示す検知・非検知情報を取得すると、取得した情報を機器制御装置800の補助記憶部13に格納する。そして、例えば、エリアA1の空気調和機100-A1は停止中であり、空気調和機100-A1がリモコンの操作に従い運転を開始したとすると、機器制御装置800は、停止中の空気調和機100の運転が手動により制御されたと判断し、手動制御フラグを1に設定する。一方、機器制御装置800は、停止中の空気調和機100又は設備機器700が手動で制御を開始されなければ、ステップS605に進む。
機器制御装置800は、手動制御フラグが1であると判断すると(ステップS605;YES)、手動で運転が制御されてから第3時間経過したか否かを判断する(ステップS606)。一方、機器制御装置800は、手動制御フラグが1でないと判断すると(ステップS605;NO)、ステップS608に進む。機器制御装置800は、手動で運転が制御されてから第3時間経過したと判断すると(ステップS606;YES)、手動制御フラグを0に設定し(ステップS607)、在・不在情報に特定機器情報が含まれているか否かを判断する(ステップS608)。一方、機器制御装置800は、手動で運転が制御されてから第3時間経過していないと判断すると(ステップS606;NO)、ステップS602に戻る。
例えば、機器制御装置800は、エリアA1の手動制御フラグが1であると判断すると、手動で運転が制御されてから第3時間(例えば、30分)経過したか否かを判断する。そして、機器制御装置800は、第3時間を経過していると判断すると、手動制御フラグを0に設定して、補助記憶部13に格納された在・不在情報に特定機器情報が含まれているか否かを判断する。一方、機器制御装置800は、エリアA1の手動制御フラグが1でないと判断すると、ステップS602に戻る。
機器制御装置800は、在・不在情報に特定機器情報が含まれていると判断すると(ステップS608;YES)、特定機器フラグを1に設定し(ステップS609)、特定機器フラグが1であるか否かを判断する(ステップS610)。機器制御装置800は、特定機器フラグが1であると判断すると(ステップS610;YES)、在・不在情報及び検知・検知情報に基づいて特定機器を制御する(ステップS611)。そして、機器制御装置800は、特定機器が制御されてから第4時間経過したか否かを判断する(ステップS612)。一方、機器制御装置800は、特定機器フラグが1でないと判断すると(ステップS610;NO)、ステップS614に進む。機器制御装置800は、特定機器が制御されてから第4時間経過したと判断すると(ステップS612;YES)、特定機器フラグを0に設定し(ステップS613)、在・不在情報に基づいて設備機器を制御する(ステップS614)。一方、機器制御装置800は、特定機器が制御されてから第4時間経過していないと判断すると(ステップS612;NO)、ステップS602に戻る。
例えば、機器制御装置800は、エリアA1について受信した在・不在情報に特定機器情報が含まれていると判断すると、エリアA1の特定機器フラグを1とする。そして、例えば、機器制御装置800は、“不在”を示す在・不在情報に“照明”を含む特定機器情報が含まれ、“検知”を示す検知・非検知情報を受信した場合、エリアA1に設置された照明機器を直ちに点灯する制御を行う。そして、機器制御装置800は、運転が制御されてから第4時間(例えば、30分)経過したか否かを判断する。一方、機器制御装置800は、エリアA1について受信した在・不在情報に、特定機器情報が含まれていないと判断すると、“不在”を示す在・不在情報に基づいて、エリアA1に設置された空気調和機100-A1及び設備機器700の運転を停止する。
本実施形態によれば、空気調和機だけでなく、空調対象空間に設置された設備機器も、在・不在の判定結果に基づいて運転の制御を行うことができる。そして、特定機器に指定された設備機器については、空気調和機を含むその他の設備機器と異なる運転を行うことができる。これにより、エリアにおいて不在判定がされた場合であっても、特定機器については即時運転を行うことができる。また、即時運転が開始された特定機器は、予め定められた期間、在・不在情報に関係なく運転を維持することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザ毎に特定機器を設定することができるので、ユーザの意向を反映した制御を行うことができる。
(変形例)
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
実施形態1,2において、管理装置500は、空調制御装置200に、在・不在情報を送信するとしたが、送信する情報はこれに限らない。例えば、管理装置500は、空調制御装置200に、在・不在情報と共に、空気調和機100の制御内容を指定する制御情報を送信してもよい。また、実施形態3において、管理装置500は、機器制御装置800に、在・不在情報を送信するとしたが、送信する情報はこれに限らない。例えば、管理装置500は、機器制御装置800に、在・不在情報と共に、設備機器700の制御内容を指定する制御情報を送信してもよい。
また、実施形態1,2において、管理装置500と、空調制御装置200とは、別の装置として設けられるが、これに限らず、管理装置500と、空調制御装置200とは、一つの装置により実現されてもよい。また、実施形態3において、管理装置500と、機器制御装置800とは、別の装置として設けられるが、これに限らず、管理装置500と、機器制御装置800とは、一つの装置により実現されてもよい。
また、実施形態3において、空調制御システム1では、空調制御装置200は、機器制御装置800と一体として構成されると説明したが、これに限らない。空調制御システム1において、空調制御装置200と機器制御装置800とは、別の装置として設けられてもよい。
また、上記実施形態において、管理装置500は、ユーザの脈拍、呼吸、体温等を示すバイタル情報を取得し、取得した情報を、在・不在情報に含めて、空調制御装置200又は機器制御装置800に送信してもよい。管理装置500は、空調対象空間に設置されたセンサ、無線端末にインストールされたアプリケーション等と連携することによりバイタル情報を取得する。例えば、管理装置500は、空調対象空間に設置された画像センサから取得した情報を解析することによりバイタル情報を取得したり、無線端末400が備えるユーザのバイタル情報の計測を行うアプリケーションと通信することにより、バイタル情報を取得する。そして、空調制御装置200又は機器制御装置800は、バイタル情報を利用して、空気調和機100又は設備機器700を制御してもよい。例えば、エリアに存在するユーザの心拍数が高い場合は、ユーザが検知されたエリアの空気調和機100の運転を即時に開始する。また、エリアに存在するユーザの心拍数に応じて、集中度を高めたり、リラックス度を高めるように照明機器の色を変化させてもよい。
また、上記実施形態に係る管理装置500の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータ又は情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ又は情報端末装置を実施形態に係る管理装置500として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD-ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットのような通信ネットワークを介して配布してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。