JP7757360B2 - 出力ダウンミックス表現を生成するための装置、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
出力ダウンミックス表現を生成するための装置、方法及びコンピュータプログラムInfo
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Description
)のような移動体通信用コーデックでは、遅延や複雑さの面で暗黙の制約があるため、MPEG-Hフォーマットコンバータのように帯域ごとのダウンミックスを適用するための専用の後処理ステージを持つことも選択肢にはならない。なぜなら、周波数領域への変換や逆変換が必要となり、複雑さと遅延の両方の増加を必然的に引き起こすためである。
ウンミックススキームに基づいている。このような状況では、入力ダウンミックス表現は、コア信号、残差信号、又は、残差信号及びパラメータから構成される。この信号は、サイド情報を用いてアップミックスされる。すなわち、パラメータ及び残差信号を用いて、又は残差信号だけを用いてアップミックスされる。アップミックスは、残差信号を含むすべての利用可能な情報を含む。ダウンミックスは、第1のダウンミックススキームとは異なる第2のダウンミックススキーム、すなわち、好ましくは、エネルギー計算に対処するための手段を有するアクティブダウンミックス、又は、言い換えれば、残差信号を生成せず、好ましくは、残差信号及び任意のパラメータを生成しないダウンミックススキームで実行される。このようなダウンミックスは、良好で快適で高品質なオーディオモノラルレンダリングの可能性を提供するが、アップミックスとその後のダウンミックス無しで使用した場合の入力ダウンミックス表現のコア信号は、残差信号及びパラメータを有利に考慮せずにレンダリングした場合には、いかなる快適で高品質なオーディオ再生もできない。
個々の時間領域出力は、クリティカルにサンプリングされた変換が実装されている場合、好ましくはある種のアップサンプリングの後に、サンプルごとに結合される。
ックスするためのダウンミキサ300を備える。好ましくは、ダウンミキサ300の出力は、モノラル出力を生成するための出力ステージ500に転送される。出力段は、例えば、出力ダウンミックス表現をレンダリング装置に出力するための出力インターフェースであり、あるいは、出力段500は、出力ダウンミックス表現をモノラル再生信号としてレンダリングするためのレンダリング装置を実際に構成する。
図示された第1の部分のような、スペクトルの限られた部分に対してのみ有効とすることができる。あるいは、装置は、フルバンド、すなわち、図9に例示的に示されたすべての帯域b1~b6に対して、1つのダウンミックス領域から別のダウンミックス領域への変換を実行することもできる。この部分は、スペクトル部分などの信号の任意の部分、時間ブロックまたはフレームなどの時間部分、または信号の他の任意の部分であり得る。ブロック又はフレームなどの時間部分、又は信号の任意の部分などとすることができる。
ミックスを行うアップミキサ200に入力され、第1の部分は、図1又は図2に関して説明したように、ダウンミキサ300に転送され、今度はダウンミキサ300が第2のダウンミックススキームでダウンミックスを実行する。図3に示された第2の部分は、アップミキサ200に入力された部分のダウンミックススキーム又はダウンミキサ300により出力された第2のダウンミックススキームから、例えば、第2のダウンミックススキームにあることがあるが、第3の、すなわち、他の任意のダウンミックススキームにもあることもある。第2の部分とダウンミキサ300の出力とでダウンミックス領域が同じである場合には、第2の部分プロセッサ600は一切必要とはならない。代わりに、第2の部分は、ダウンミックススキームに関して現在一致している第1の部分と第2の部分とを結合するためのコンバイナ400に転送することができる。しかし、第2の部分がダウンミックス領域にある場合、すなわち、ダウンミキサ300の出力が利用可能なダウンミックススキームとは異なる基礎的なダウンミックススキームを有する場合、第2の部分プロセッサ600が提供される。一般に、第2の部分プロセッサ600は、第3のダウンミックススキームにある第2の部分をアップミックスするためのアップミキサも備え、第2の部分プロセッサ600は、ダウンミキサ300から利用可能なものと同じダウンミックス領域に、すなわち、同じダウンミックススキームを使用して、アップミキサ表現をダウンミックスするためのダウンミキサをさらに備える。第2部分プロセッサ600は、コンバイナ400に入力されるデータの完全な調和が得られるように、アップミキサ200及びその後に接続されたダウンミキサ300を使用して実装することができる。コンバイナ400は、好ましくは、フィルタバンク、IDFT、IMDCTなどのスペクトル-時間変換器によって時間領域に変換されたモノラル出力ダウンミックス表現のスペクトル表現を出力する。あるいは、コンバイナ400は、個々の入力を個々の時間領域信号に結合するように構成されており、時間領域信号は時間領域で結合されて、時間領域のモノラル出力ダウンミックス表現を得る。
signal)をスペクトル表現に変換するように構成されている。さらに、第2の時間-スペクトル変換器120は、例えば、図2のサイド情報デコーダ30によって出力されるような復号化済み残差信号(decoded residual signal)を、210aで図示されるスペクトル表現に変換するように構成される。さらに、ライン210bには、例えば図2のサイド情報デコーダ30によっても出力されるサイドゲイン(side gain)などのオプションで提供される追加のパラメトリックデータが図示されている。図4のアップミキサ200は、低帯域、すなわち、例示的に図9の第1~第3バンドb1,b2,b3に対してアップミックスされた左チャネル(アップミックス済み
の左チャネル)とアップミックスされた右チャネル(アップミックス済みの右チャネル)を生成する。さらに、ブロック200の出力における低帯域アップミックスは、好ましくはアクティブダウンミックスを実行するダウンミキサ300に入力され、図9の例示的に示された3つの帯域b1,b2,b3に対する低帯域表現が提供されるようにする。この低
帯域ダウンミックスは、DFTブロック100によって既に生成された高帯域ダウンミックスと同じ領域内にある。ブロック100の高帯域の出力は、図9の例では、帯域b4、
b5、b6のダウンミックス表現に相当する。ここで、図4にIDFT400として示されているコンバイナ400への入力では、ダウンミックスの低帯域表現と高域表現は同じ「ダウンミックス領域」にあり、同じダウンミックススキームで生成されている。ここで、調和のとれたダウンミックス表現の低帯域と高帯域を組み合わせ、好ましくは時間領域に変換して、ブロック400の出力でモノラル出力信号を提供することができる。
ダウンミックスされたチャネル(ダウンミックス済みチャネル)のみを送信し、サイドパラメータを介してステレオ画像を再作成するというアイデアを中心に構築されている。エンコーダ側でのこのダウンミックスは、DFTドメイン[7]で両チャネルの重みを動的に計算することにより、アクティブに行われる。これらの重みは、2つのチャネルのそれぞれのエネルギーとその相互相関を用いて帯域ごとに計算される。ダウンミックスで保持すべきターゲットエネルギーは、位相回転した中間チャネルのエネルギーに等しい。
設けることができる。しかし、図7の下部に示されているスイッチング機能は、複合スイッチや2つ以上のスイッチなど、他のスイッチング手段によっても実装することができる。一般に、スイッチ1はモノラル出力モードで動作するように構成されており、「アップミックスハイ(upmix high)」とも示される第2のアップミキサ220がバイパスされるようになっている。さらに、第2のスイッチS2は、第2の制御信号CTRL2によって、図7で「アップミックスロー(upmix low)」と示されたアップミ
キサ200の出力をアクティブダウンミックス300に供給するように構成されている。さらに、モノラル出力モードでは、単一のモノラル出力信号を生成するための単一のコンバイナ400のみが必要であるため、図6に関して説明したアップミックスハイブロック220は非アクティブであり、さらに、「IDFTR」と示された第2のコンバイナ42
0も非アクティブである。
時間-周波数変換器100の出力が、図7の「アップミックスハイ」として示される第2のアップミキサ220に供給されるように構成される。スイッチS1の作動により、第2のコンバイナ220が作動する。さらに、コントローラ700は、ブロック200の出力がアクティブなダウンミキサ300に入力されず、ダウンミキサ300がバイパスされるように、第2のスイッチS2 720を制御するように構成されている。ブロック200の出力の左チャネル(低帯域)部分は、コンバイナ400のための低帯域部分として転送され、ブロック200の出力における右チャネルの低帯域部分は、図7に例示されているように、第2コンバイナ420の低帯域入力に転送される。さらに、ステレオ/マルチチャネル出力モードでは、ダウンミックス300は非アクティブである。
ネル用の重みwLが各帯域に対して得られるように、帯域ごとに行われる。
及びwLを計算することを示す。ターゲットエネルギーがダウンミックスによって保存さ
れ、位相回転された中間チャネルのエネルギーに等しいことが示されているが、wR及び
wLの計算にも、実際のダウンミックス信号の計算にも、そのような回転角を持つ回転が
実際に行われることは必要ではない。その代わり、回転角φでの実際の回転が行われない場合に必要となるのは、対応する帯域bにおけるLとRの相互相関の指標の計算だけである。前述の実施形態では、ターゲットエネルギーとして、位相回転したミッドチャネルのエネルギーを用いることを示したが、他のターゲットエネルギーを用いてもよいし、位相回転を全く行わなくてもよい。他のターゲットエネルギーに関して、これらのターゲットエネルギーは、ダウンミックス300によって生成されるダウンミックス信号のエネルギーが、例えば、図4のブロック100に入力される複号化済みコア信号の基礎となるようなパッシブダウンミックスのエネルギーよりも、同じ信号に対して変動が少なくなるようにするエネルギーである。
理が行われる。合成側の50%オーバーラップの組み合わせは、典型的には、好ましくは、クロスフェードの重みが分析/合成ウィンドウに既に含まれている、1つのブロックから他のブロックへのクロスフェードを伴うオーバーラップ加算操作によって実行される。しかし、そうでない場合には、図7又は図6のブロック400(例えば)又は420(例えば)の出力で実際のクロスフェードが行われ、モノラル出力信号又は左出力信号又は右出力信号のいずれかの各時間領域出力サンプルが、2つの異なるブロックの2つの値の加算によって生成されるようにする。50%以上のオーバーラップの場合は、3つ又は対応するさらに多くのブロック間のオーバーラップを同様に実行することができる。
[1] ITU-R BS.775-2, Multichannel Stereophonic Sound System With And Without Accompanying Picture, 07/2006.
[2] F. Baumgarte, C. Faller und P. Kroon, "Audio Coder Enhancement using Scalable Binaural Cue Coding with Equalized Mixing," in 116th Convention of the AES, Berlin, 2004.
[3] G. Stoll, J. Groh, M. Link, J. Deigmoller, B. Runow, M. Keil, R. Stoll, M. Stoll und C. Stoll, "Method for Generating a Downward-Compatible Sound Format". USA Patent US 2012/0 014 526, 2012.
[4] M. Kim, E. Oh und H. Shim, "Stereo audio coding improved by phase parameters," in 129th Convention of the AES, San Francisco, 2010.
[5] A. Adami, E. Habets und J. Herre, "Down-mixing using coherence suppression," in IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing, Florence, 2014.
[6] ISO/IEC 23008-3:, Information technology - High efficiency coding and media delivery in heterogeneous environments - Part 3: 3D audio, 2019.
[7] S. Bayer, C. Bors, J. Buthe, S. Disch, B. Edler, G. Fuchs, F. Ghido und M. Multrus, "DOWNMIXER AND METHOD FOR DOWNMIXING AT LEAST TWO CHANNELS AND MULTICHANNEL ENCODER AND MULTICHANNEL DECODER". Patent WO18086946, 17 05 2018.
[8] S. Bayer, M. Dietz, S. Dohla, E. Fotopoulou, G. Fuchs, W. Jaegers, G. Markovic, M. Multrus, E. Ravelli und M. Schnell, " APPARATUS AND METHOD FOR ESTIMATING AN INTER-CHANNEL TIME DIFFERENCE". Patent WO17125563, 27 07 2017.
Claims (25)
- 入力ダウンミックス表現から出力ダウンミックス表現を生成するための装置であって、前記入力ダウンミックス表現の第1の部分は第1のダウンミックススキームに従っており、前記入力ダウンミックス表現の第2の部分は第2のダウンミックススキームに従っており、前記装置は、
前記第1のダウンミックススキームに対応するアップミックススキームを使用して前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分をアップミックスして、第1のアップミックス済み部分を得るためのアップミキサ(200)と、
前記第1のダウンミックススキームとは異なる前記第2のダウンミックススキームに従って前記第1のアップミックス済み部分をダウンミックスして、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための前記出力ダウンミックス表現を表す第1のダウンミックス済み部分を得るためのダウンミキサ(300)と、
を備える、装置。 - 前記入力ダウンミックス表現の前記第1のダウンミックス済み部分と前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分又は前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分から導出されたダウンミックス済み部分とを結合して、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための第1の出力表現及び前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分のための第2の出力表現を含む前記出力ダウンミックス表現を得るためのコンバイナ(400)をさらに備え、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための前記第1の出力表現及び前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分のための前記第2の出力表現は前記第2のダウンミックススキームに基づいている、
請求項1に記載の装置。 - 前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分は第1の周波数帯域であり、前記第1のダウンミックススキームは残差信号に依存するダウンミックススキームであり、
前記アップミキサ(200)は、前記アップミックススキームとして、前記残差信号を用いてアップミックスを実行するように構成されている、または、
前記第2のダウンミックススキームは完全にパラメトリックなスキームである、
請求項1又は請求項2に記載の装置。 - 前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分は第2の周波数帯域であり、
前記コンバイナ(400)は、前記入力ダウンミックス表現の前記第1のダウンミックス済み部分と前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分とを結合して前記出力ダウンミックス表現を得るように構成されている、
請求項2に記載の装置。 - 前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための復号化済みコア信号と、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための残差信号と、を生成するためのオーディオデコーダ(10)をさらに備え、
前記アップミキサ(200)は、前記アップミックススキームにおいて、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための前記復号化済みコア信号と、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための前記残差信号とを使用するように構成され、
前記ダウンミキサ(300)は、前記入力ダウンミックス表現よりも多くのチャネルを含む前記第1のアップミックス済み部分を受信するように構成されている、
請求項1に記載の装置。 - 前記オーディオデコーダ(10)は、前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分のための復号化済みコア信号と、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための残差信号とを生成するように構成され、コンバイナ(400)は、前記第1のダウンミックス済み部分と前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分のための前記復号化済みコア信号と、を結合するように構成されている、
請求項5に記載の装置。 - 前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の時間領域入力ダウンミックス表現をスペクトル領域に変換する時間-スペクトル変換器(100)と、前記入力ダウンミックス表現の前記第1のダウンミックス済み部分及び前記第2の部分を時間領域に変換して前記出力ダウンミックス表現を得るためのスペクトル-時間変換器(400)と、をさらに備え、前記時間-スペクトル変換器(100)又は前記スペクトル-時間変換器(400)は、オーバーラップ加算処理を実行するように、又は前の時間ブロックから後の時間ブロックへのクロスオーバー処理を実行するように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記出力ダウンミックス表現をレンダリングデバイスに出力するための出力インターフェース(500)をさらに備える、又は、前記出力ダウンミックス表現をモノラル再生信号としてレンダリングするためのレンダリングデバイスをさらに備える、あるいは、
前記ダウンミキサ(300)は、前記第2のダウンミックススキームとして、アクティブダウンミックススキーム、エネルギー節減ダウンミックススキーム、又は前記出力ダウンミックス表現のターゲットエネルギーが第1のチャネル及び第2のチャネルから導出された中間チャネルのエネルギーに対して既定の比率であるダウンミックススキームを適用するように構成され、ここで前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルのうちの少なくとも1つは、前記入力ダウンミックス表現を形成するために合計される前に位相回転される、
請求項1に記載の装置。 - 前記時間-スペクトル変換器(100)は、前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分の時間領域入力ダウンミックス表現を前記スペクトル領域に変換するように構成される、あるいは、
前記ダウンミキサ(300)は、アクティブダウンミックススキームとして、ダウンミックス信号のターゲットエネルギーが第1のチャネル及び第2のチャネルから導出された中間チャネルのエネルギーに対して既定の比率であるダウンミックススキームを適用するように構成され、且つ前記既定の比率は、前記第1のチャネルのエネルギーと前記第2のチャネルのエネルギーが等しいこと、または前記第1のチャネルのエネルギーと前記第2のチャネルのエネルギーのうち高い方のエネルギーに関して3dbの範囲での偏差を示す、
請求項7に記載の装置。 - 前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分は、残差信号又は残差信号及びパラメトリック情報に依存する前記第1のダウンミックススキームに従っており、
前記アップミキサ(200)は、前記第1のダウンミックススキームに対応する前記アップミックススキームを使用して、かつ、前記残差信号又は前記残差信号及び前記パラメトリック情報をそれぞれ使用して、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記入力ダウンミックス表現をアップミックスして、前記第1のアップミックス済み部分を得るように構成され、
前記第2のダウンミックススキームは、少なくとも1つのダウンミックス済み部分を含む前記出力ダウンミックス表現を得るための、アクティブダウンミックススキーム又は完全にパラメトリックなダウンミックススキームである、
請求項1に記載の装置。 - 前記出力ダウンミックス表現をレンダリングデバイスに出力するための出力インターフェース(500)をさらに備える、又は前記出力ダウンミックス表現をモノラル再生信号としてレンダリングするためのレンダリングデバイスをさらに備える、請求項10に記載の装置。
- 前記ダウンミキサ(300)は、前記アクティブダウンミックススキームとして、エネルギー節減ダウンミックススキーム、又は、前記出力ダウンミックス表現のターゲットエネルギーが、第1のチャネル及び第2のチャネルから導出された中間チャネルのエネルギーに対して既定の比率であるダウンミックススキームを適用するように構成され、前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルのうちの少なくとも1つは合計される前に位相回転される、
請求項10又は11に記載の装置。 - 前記ダウンミキサ(300)は前記第2のダウンミックススキームを実行するように構成され、
前記第2のダウンミックススキームは、
複数のスペクトル線を含む、前記第1のアップミックス済み部分のスペクトル帯域について、第1のチャネルのための第1の重み及び第2のチャネルのための第2の重みを計算すること(800)と、
前記第1の重みを前記第1のチャネルの前記第1のアップミックス済み部分の前記スペクトル帯域のスペクトル線に適用し、前記第2の重みを前記第2のチャネルの前記第1のアップミックス済み部分の前記スペクトル帯域のスペクトル線に適用し、第1の加重済み線及び第2の加重済み線を加算して前記スペクトル帯域においてダウンミックス済みスペクトル線を取得すること(820)と、を含み、
前記装置は、前記ダウンミックス済みスペクトル線を時間領域に変換(840)して前記出力ダウンミックス表現の時間領域サンプルを得るように構成されている、
請求項1に記載の装置。 - 前記第1の重み及び前記第2の重みの前記計算は、前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルのエネルギー及びターゲットエネルギーを使用して、帯域ごとに実行される、請求項13に記載の装置。
- 前記ターゲットエネルギーは、位相回転された中間チャネルのエネルギーに等しい、又は、前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルのエネルギーから、及び前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとの間の相関値から導出される、請求項14に記載の装置。
- 前記第1の重み及び前記第2の重みの計算には、スペクトル帯域について、
前記スペクトル帯域内において前記第1のチャネルのための振幅関連の指標を計算すること(802)と、
前記スペクトル帯域内において前記第2のチャネルのための振幅関連の指標を計算すること(804)と、
前記スペクトル帯域内において前記第1のチャネルと前記第2のチャネルの線形結合のための振幅関連の指標を計算すること(806)と、
前記スペクトル帯域内において前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとの間の相互相関の指標を計算すること(808)と、
前記第1のチャネルのための前記振幅関連の指標、前記第2のチャネルのための前記振幅関連の指標、前記線形結合のための前記振幅関連の指標、及び前記相互相関の指標を使用して、前記第1の重み及び前記第2の重みを計算すること(810)と、
を含む、請求項13ないし15のいずれか1項に記載の装置。 - 前記アップミキサ(200)は前記アップミックススキームを実行するように構成され、前記アップミックススキームは、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のスペクトル帯域のスペクトル線から、前記スペクトル帯域のための予測パラメータ及び前記スペクトル帯域のための残差信号ライン、ならびに第1の計算規則を用いて、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記スペクトル帯域のための第1チャネルスペクトル線を計算することと、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記スペクトル帯域のスペクトル線から、前記スペクトル帯域のための予測パラメータ及び前記スペクトル帯域のための残差信号ライン、ならびに第2の計算規則を用いて、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記スペクトル帯域のための第2チャネルスペクトル線を計算することと、
を含み、
前記第1の計算規則は前記第2の計算規則と異なる、請求項1に記載の装置。 - 前記第1の計算規則は、加算及び減算のうちの一方を含み、前記第2の計算規則は、前記加算及び前記減算のうちの他方を含む、請求項17に記載の装置。
- 第1のダウンミックススキームに従っている第1の部分と、第2の部分と、前記第2の部分のためのパラメトリックデータとを含む入力ダウンミックス表現を提供するための入力インターフェース(100,120)と、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の第1のスペクトル表現および前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分の第2のスペクトル表現を生成するための第1の時間-スペクトル変換器(100)であって、前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分は、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分よりも高い周波数についてのスペクトル値を含む、第1の時間-スペクトル変換器(100)と、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための残差信号のスペクトル表現を生成するための第2の時間-スペクトル変換器(120)と、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記スペクトル表現を、前記残差信号の前記スペクトル表現を用いて、および前記第1のダウンミックススキームに対応するアップミックススキームを用いてアップミックスして、第1のアップミックス済み部分を得るための第1のアップミキサ(200)と、
前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分および前記パラメトリックデータを、前記第1のダウンミックススキームとは異なる第2のダウンミックススキームに対応する第2のアップミックススキームを用いてアップミックスして、第2のアップミックス済み部分を得るための第2のアップミキサ(220)と、
前記第2のダウンミックススキームに従って前記第1のアップミックス済み部分をダウンミックスして、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための出力ダウンミックス表現を表す第1のダウンミックス済み部分をスペクトル領域に得るための、ダウンミキサ(300)と、
マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第1のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第1のチャネルとを結合し、結合の結果を時間領域に変換してマルチチャネル出力信号の第1のチャネルを得るためのスペクトル-時間変換器を備える第1のコンバイナ(400)と、
前記マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第2のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第2のチャネルとを結合し、結合の結果を前記時間領域に変換して前記マルチチャネル出力信号の第2のチャネルを得るための第2のコンバイナ(420)と、
前記第1の時間-スペクトル変換器(100)と前記第2のアップミキサ(220)との間に接続されたスイッチ(710)と、
モノラル出力モードにおいて、前記スイッチ(710)を制御して前記第1の時間-スペクトル変換器(100)の出力を前記第1のコンバイナ(400)に接続する、または、前記第2のアップミキサ(220)をバイパスして前記第1のアップミキサ(200)の出力を前記ダウンミキサ(300)の入力に接続する、あるいは、前記マルチチャネル出力モードにおいて、前記スイッチ(710)を制御して前記第1の時間-スペクトル変換器(100)の出力を前記第2のアップミキサ(220)の入力に接続するように構成されているコントローラ(700)と
を備える、マルチチャネルデコーダ。 - 第1のダウンミックススキームに従っている第1の部分と、第2の部分と、前記第2の部分のためのパラメトリックデータとを含む入力ダウンミックス表現を提供するための入力インターフェース(100,120)と、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分を前記第1のダウンミックススキームに対応するアップミックススキームを用いてアップミックスして、第1のアップミックス済み部分を得るための第1のアップミキサ(200)と、
前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分および前記パラメトリックデータを、前記第1のダウンミックススキームとは異なる第2のダウンミックススキームに対応する第2のアップミックススキームを用いてアップミックスして、第2のアップミックス済み部分を得るための第2のアップミキサ(220)と、
前記第2のダウンミックススキームに従って前記第1のアップミックス済み部分をダウンミックスして、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための出力ダウンミックス表現を表す第1のダウンミックス済み部分を得るための、ダウンミキサ(300)と、
マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第1のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第1のチャネルとを結合し、結合の結果を時間領域に変換してマルチチャネル出力信号の第1のチャネルを得るための第1のコンバイナ(400)と、
前記マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第2のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第2のチャネルとを結合し、結合の結果を前記時間領域に変換して前記マルチチャネル出力信号の第2のチャネルを得るための第2のコンバイナ(420)と、
前記第1のアップミキサ(200)と前記ダウンミキサ(300)との間に接続されたスイッチ(720)と、
モノラル出力モードにおいては、前記スイッチ(720)を制御して前記第1のアップミキサ(200)の出力を前記ダウンミキサ(300)の入力に接続し、前記マルチチャネル出力モードにおいては、前記スイッチ(720)を制御して前記第1のアップミキサ(200)の出力を前記第2のコンバイナ(420)の入力に接続する、または前記ダウンミキサ(300)をバイパスするように構成されるコントローラ(700)と、
を備える、マルチチャネルデコーダ。 - 入力ダウンミックス表現から出力ダウンミックス表現を生成するための方法であって、前記入力ダウンミックス表現の第1の部分は第1のダウンミックススキームに従っており、前記入力ダウンミックス表現の第2の部分は第2のダウンミックススキームに従っており、前記方法は、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記入力ダウンミックス表現を前記第1のダウンミックススキームに対応するアップミックススキームを用いてアップミックスして、第1のアップミックス済み部分を取得するステップと、
前記第1のアップミックス済み部分を前記第1のダウンミックススキームとは異なる前記第2のダウンミックススキームに従ってダウンミックスして、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記出力ダウンミックス表現を表す第1のダウンミックス済み部分を取得するステップと
を含む、方法。 - 少なくとも前記入力ダウンミックス表現の第2の部分についての入力ダウンミックス表現およびパラメトリックデータを提供するステップと、
請求項21に記載の方法と、
を含むマルチチャネル復号化方法であって、
前記マルチチャネル復号化方法は、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分を前記第1のダウンミックススキームに対応する前記アップミックススキームに従ってアップミックスして、前記第1のアップミックス済み部分を取得するステップ、および/または、前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分および前記パラメトリックデータを前記第2のダウンミックススキームに対応する第2のアップミックススキームを使用してアップミックスして、第2のアップミックス済み部分を取得するステップと、
前記第1のアップミックス済み部分と前記第2のアップミックス済み部分とを結合して、マルチチャネル出力信号を取得するステップと、
をさらに含む、マルチチャネル復号化方法。 - 第1のダウンミックススキームに従っている第1の部分と、第2の部分と、前記第2の部分のためのパラメトリックデータとを含む入力ダウンミックス表現を提供するステップと、
第1の時間-スペクトル変換器(100)によって、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の第1のスペクトル表現および前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分の第2のスペクトル表現を生成するステップであって、前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分は、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分よりも高い周波数についてのスペクトル値を含む、ステップと、
前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための残差信号のスペクトル表現を生成するステップと、
第1のアップミキサ(200)によって、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分の前記スペクトル表現を、前記残差信号の前記スペクトル表現を用いて、および前記第1のダウンミックススキームに対応するアップミックススキームを用いてアップミックスして、第1のアップミックス済み部分を取得するステップと、
第2のアップミキサ(220)によって、前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分および前記パラメトリックデータを、前記第1のダウンミックススキームとは異なる第2のダウンミックススキームに対応する第2のアップミックススキームを用いてアップミックスして、第2のアップミックス済み部分を取得するステップと、
ダウンミキサ(300)によって、前記第1のアップミックス済み部分を前記第2のダウンミックススキームに従ってダウンミックスして、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための出力ダウンミックス表現を表す第1のダウンミックス済み部分をスペクトル領域に取得するステップと、
コンバイナ(400)によって、マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第1のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第1のチャネルとを結合し、結合の結果を時間領域に変換してマルチチャネル出力信号の第1のチャネルを得るステップと、
前記マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第2のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第2のチャネルとを結合し、結合の結果を前記時間領域に変換して前記マルチチャネル出力信号の第2のチャネルを得るステップと、
前記第1の時間-スペクトル変換器(100)と前記第2のアップミキサ(220)との間に接続されたスイッチ(710)を使用するステップと、
モノラル出力モードにおいて、前記スイッチ(710)を制御して前記第1の時間-スペクトル変換器(100)の出力を前記コンバイナ(400)に接続する、または、前記第2のアップミキサ(220)をバイパスして前記第1のアップミキサ(200)の出力を前記ダウンミキサ(300)の入力に接続する、あるいは、前記マルチチャネル出力モードにおいて、前記スイッチ(710)を制御して前記第1の時間-スペクトル変換器(100)の出力を前記第2のアップミキサ(220)の入力に接続するステップと、
を含む、マルチチャネル復号化方法。 - 第1のダウンミックススキームに従っている第1の部分と、第2の部分と、前記第2の部分のためのパラメトリックデータとを含む入力ダウンミックス表現を提供するステップと、
アップミキサ(200)によって、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分を前記第1のダウンミックススキームに対応するアップミックススキームを用いてアップミックスして、第1のアップミックス済み部分を得るステップと、
前記入力ダウンミックス表現の前記第2の部分および前記パラメトリックデータを、前記第1のダウンミックススキームとは異なる第2のダウンミックススキームに対応する第2のアップミックススキームを用いてアップミックスして、第2のアップミックス済み部分を取得するステップと、
ダウンミキサ(300)によって、前記第1のアップミックス済み部分を前記第2のダウンミックススキームに従ってダウンミックスして、前記入力ダウンミックス表現の前記第1の部分のための出力ダウンミックス表現を表す第1のダウンミックス済み部分を取得するステップと、
マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第1のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第1のチャネルとを結合して、結合の結果を時間領域に変換してマルチチャネル出力信号の第1のチャネルを取得するステップと、
コンバイナ(420)によって、前記マルチチャネル出力モードにおいて、前記第1のアップミックス済み部分の第2のチャネルと前記第2のアップミックス済み部分の第2のチャネルとを結合して、結合の結果を前記時間領域に変換して前記マルチチャネル出力信号の第2のチャネルを取得するステップと、
前記アップミキサ(200)と前記ダウンミキサ(300)との間に接続されたスイッチ(720)を使用するステップと、
モノラル出力モードにおいては、前記スイッチ(720)を制御して前記アップミキサ(200)の出力を前記ダウンミキサ(300)の入力に接続し、前記マルチチャネル出力モードにおいては、前記スイッチ(720)を制御して前記アップミキサ(200)の出力を前記コンバイナ(420)の入力に接続する、または前記ダウンミキサ(300)をバイパスするステップと、
を含む、マルチチャネル復号化方法。 - コンピュータまたはプロセッサ上で実行されるときに、請求項21乃至24のいずれか1項に記載の方法を実行するためのコンピュータプログラム。
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