JP7764885B2 - 収穫機 - Google Patents

収穫機

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JP7764885B2 JP2023141167A JP2023141167A JP7764885B2 JP 7764885 B2 JP7764885 B2 JP 7764885B2 JP 2023141167 A JP2023141167 A JP 2023141167A JP 2023141167 A JP2023141167 A JP 2023141167A JP 7764885 B2 JP7764885 B2 JP 7764885B2
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Description

本発明は、刈取装置によって刈取られた穀桿を脱穀する脱穀装置を装備した収穫機に関するものである。
従来、搖動選別棚に被処理物の層厚を検出する層厚センサを設けた脱穀装置を装備した収穫機がある(特許文献1参照)。
特開2021-052610号公報
従来の層厚センサは、搖動選別棚の左右片方に寄った部位に1つ設けたものであって、該1つの層厚センサで収量を算出するには誤差が大きくて適確な収量の算出が行なえない。
そこで、本発明は、適確な収量の算出が行なえる収穫機を提供することである。
第1の本発明は、刈取装置(4)にて刈り取られて搬送されてくる穀稈から穀粒の分離及び選別を行う脱穀装置(3)を装備した収穫機において、脱穀装置(3)の穀粒と排藁等の夾雑物を選別する選別装置(16)を通過する穀粒量を検出する穀粒量センサ(25)を複数配設し、該穀粒量センサ(25)は穀粒量が多いほど大きいセンサ電圧値を出力し、制御装置(27)が該センサ電圧値を用いて穀粒量を算出し、
複数の穀粒量センサ(25)を選別装置(16)の左右方向に横並びで配置し、収穫作業の開始時から所定時間及び/または収穫作業の停止時から所定時間が経過するまでは複数の穀粒量センサ(25)のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出し、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ(25)のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出し、複数の穀粒量センサ(25)の閾値未満のセンサ電圧値は除外することを特徴とする収穫機である。
第2の本発明は、刈取装置(4)にて刈り取られて搬送されてくる穀稈から穀粒の分離及び選別を行う脱穀装置(3)を装備した収穫機において、脱穀装置(3)の穀粒と排藁等の夾雑物を選別する選別装置(16)を通過する穀粒量を検出する穀粒量センサ(25)を複数配設し、該穀粒量センサ(25)は穀粒量が多いほど大きいセンサ電圧値を出力し、制御装置(27)が該センサ電圧値を用いて穀粒量を算出し、
複数の穀粒量センサ(25)を選別装置(16)の左右幅に亘って前後にずらして配置し、収穫作業の開始時から所定時間及び/または収穫作業の停止時から所定時間が経過するまでは複数の穀粒量センサ(25)のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出し、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ(25)のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出し、複数の穀粒量センサ(25)の閾値未満のセンサ電圧値は除外することを特徴とする収穫機である。
第3の本発明は、穀粒量センサ(25)のセンサ電圧値の変動が所定時間設定値を超えなければ、穀粒量センサ(25)が故障であると判定し、穀粒量の算出を停止し、報知装置を作動させて穀粒量センサ(25)の異常を報知することを特徴とする第1または第2の本発明の収穫機である。
第4の本発明は、所定の走行距離間ごとに算出された穀粒量を記録することを特徴とする第1または第2の本発明の収穫機である。
本発明に関連する第1の発明は、刈取装置4にて刈り取られて搬送されてくる穀稈から穀粒の分離及び選別を行う脱穀装置3を装備した収穫機において、脱穀装置3の穀粒と排藁等の夾雑物を選別する選別装置16を通過する穀粒量を検出する穀粒量センサ25を複数配設し、該穀粒量センサ25は穀粒量が多いほど大きいセンサ電圧値を出力し、制御装置27が該センサ電圧値を用いて穀粒量を算出する収穫機である。
本発明に関連する第1の発明によれば、制御装置27が複数の穀粒量センサ25のセンサ電圧値から穀粒量を算出するので、適確な穀粒量の算出が行なえる。
本発明に関連する第2の発明は、複数の穀粒量センサ25を選別装置16の左右方向に横並びで配置し、収穫作業の開始時から所定時間及び/または収穫作業の停止時から所定時間が経過するまでは複数の穀粒量センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出し、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ25のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出し、複数の穀粒量センサ25の閾値未満のセンサ電圧値は除外する本発明に関連する第1の発明の収穫機である。
本発明に関連する第2の発明によれば、収穫作業の開始時からしばらくの間は、選別装置16に入る穀粒量が少ないので、複数の穀粒量センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出することにより、穀粒量センサ25の閾値を過度に低く設定する必要が無く、誤検知が生じにくくなる。
また、収穫作業の終了後に次の作業位置または穀粒の排出位置へ移動する時、脱穀はしばらく継続され、選別装置16は少ない量の穀粒を処理するので、複数の穀粒量センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出することにより、穀粒量センサ25の閾値を過度に低く設定する必要が無く、誤検知が生じにくくなる。
また、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ25のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出するので、適確な穀粒量の算出が行なえる。
また、複数の穀粒量センサ25の閾値未満のセンサ電圧値は除外するので、選別装置16上の穀粒がほとんど通過していない場所での夾雑物の接触による穀粒量センサ25の誤検知を除外でき、適確な穀粒量の算出が行なえる。
本発明に関連する第3の発明は、複数の穀粒量センサ25を選別装置16の左右幅に亘って前後にずらして配置し、収穫作業の開始時から所定時間及び/または収穫作業の停止時から所定時間が経過するまでは複数の穀粒量センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出し、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ25のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出し、複数の穀粒量センサ25の閾値未満のセンサ電圧値は除外する本発明に関連する第1の発明の収穫機である
本発明に関連する第3の発明によれば、収穫作業の開始時からしばらくの間は、選別装置16に入る穀粒量が少ないので、複数の穀粒量センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出することにより、穀粒量センサ25の閾値を過度に低く設定する必要が無く、誤検知が生じにくくなる。
また、収穫作業の終了後に次の作業位置または穀粒の排出位置へ移動する時、脱穀はしばらく継続され、選別装置16は少ない量の穀粒を処理するので、複数の穀粒量センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出することにより、穀粒量センサ25の閾値を過度に低く設定する必要が無く、誤検知が生じにくくなる。
また、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ25のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出するので、適確な穀粒量の算出が行なえる。
また、複数の穀粒量センサ25の閾値未満のセンサ電圧値は除外するので、選別装置16上の穀粒がほとんど通過していない場所での夾雑物の接触による穀粒量センサ25の誤検知を除外でき、適確な穀粒量の算出が行なえる。
本発明に関連する第4の発明は、穀粒量センサ25のセンサ電圧値の変動が所定時間設定値を超えなければ、穀粒量センサ25が故障であると判定し、穀粒量の算出を停止し、報知装置を作動させて穀粒量センサ25の異常を報知する本発明に関連する第1~第3の何れかの発明の収穫機である。
本発明に関連する第4の発明によれば、穀粒量センサ25のセンサ電圧値の変動が所定時間設定値を超えなければ、穀粒量センサ25が故障であると判定し、穀粒量の算出を停止し、報知装置を作動させて穀粒量センサ25の異常を報知するので、誤った穀粒量の算出を防止し、穀粒量の算出が行われない状態で作業を続けることを防止できる。
本発明に関連する第5の発明は、所定の走行距離間ごとに算出された穀粒量を記録する本発明に関連する第1~第3の何れかの発明の収穫機である。
本発明に関連する第5の発明によれば、所定の走行距離間ごとに算出された穀粒量を記録するので、圃場内の所定の区間ごとの穀粒量がわかり、圃場内の肥沃度などの情報を得やすくなり、次期以降の作業計画作成の参考になると共に、収穫物の品質や収量の向上が図れる。
本発明の実施形態にかかるコンバインの側面図である。 同上コンバインの脱穀装置の側断面図である。 同上脱穀装置の要部の側断面図である。 同上脱穀装置の要部の平断面図である。 層厚センサの作用説明用の側面図である。 穀粒量算出の制御フロー図である。 所定距離毎の穀粒量記録の制御フロー図である。 層厚センサ故障時の制御フロー図である。 本発明の他の実施形態を示す脱穀装置の要部の平断面図である。 燃料タンクの平面図である。 燃料タンクの側面図である。 燃料タンクの背面図である。
以下、本発明の収穫機の一実施形態であるコンバインについて図面を参照しつつ詳述する。
なお、理解を容易にするために、操縦者から見て、前方を前側、後方を後側、右手側を右側、左手側を左側として便宜的に説明するが、これらにより本発明が限定されるものではない。
図1に示すように、1は機体フレーム、2は機体フレーム1の下部に設けた走行装置、3は機体フレーム1上に設けた脱穀装置、4は刈取装置、5はグレンタンク、6は脱穀装置3の前方の一側に設けた操縦部である。
刈取装置4は刈取上下シリンダにより上下動自在に取付ける。
図2及び図3に示すように、脱穀装置3の上部には刈取装置4により刈り取られてフィードチェン9により搬送された穀稈を脱穀処理する扱室10を設け、該扱室10内には扱胴11を扱胴軸12により軸装する。
扱胴11の主として下方側は扱網15により包囲する。
扱網15の下方には選別装置としての揺動選別棚16の始端部の移送棚17を臨ませる。移送棚17の下手側には穀粒と異物とを選別するシーブ18を設け、シーブ18の下手側には藁屑を移送し得るストローラック19を設ける。
揺動選別棚16の移送棚17の下方には唐箕20を設け、唐箕20は揺動選別棚16に向けて送風する。
21は一番コンベア、22は二番コンベアである。
図3~図5に示すように、揺動選別棚16の上方所定位置には、揺動選別棚16上の穀粒(被処理物)の層厚を検知する複数の穀粒量センサとしての層厚センサ25が所定間隔をあけて左右方向一直線上に設けられている。
各層厚センサ25は、脱穀装置3の左右機枠に固定された取付けステー26に等間隔にセンサ本体25aを設け、各センサ本体25aに基部が回動自在に設けた検出アーム25bを揺動選別棚16に向けて延ばし、検出アーム25bが初期角度Aから上方に向けて回動自在である。
層厚センサ25は、検出アーム25bが揺動選別棚16上の穀粒の層厚により初期角度Aから上方に向けて回動し、該回動角度に応じてセンサ本体25aが制御装置27に対して検出電圧を送る。
即ち、揺動選別棚16上の穀粒の層厚が薄い(穀粒量が少ない)時は、検出低電圧を制御装置27に送り、層厚が厚くなる程(穀粒量が多くなる程)検出高電圧を送るので、該層厚センサ25からの検出電圧によって制御装置27は揺動選別棚16上の穀粒の層厚を認識できる。
具体的に謂うと、層厚センサ25の検出アーム25bが初期角度Aから上方に向けて5度未満回動する範囲を閾値とし、揺動選別棚16上を夾雑物等が移動しているノイズ領域とし、層厚センサ25が出力するセンサ電圧値は1V未満である。
層厚センサ25の検出アーム25bが初期角度Aから上方に向けて5度以上15度未満回動する範囲が揺動選別棚16上を少量の穀粒が移動している穀粒量が少領域とし、層厚センサ25が出力するセンサ電圧値は1V以上~3V未満である。
層厚センサ25の検出アーム25bが初期角度Aから上方に向けて15度以上30度未満回動する範囲が揺動選別棚16上を中量の穀粒が移動している穀粒量が中領域とし、層厚センサ25が出力するセンサ電圧値は3V以上~5V未満である。
層厚センサ25の検出アーム25bが初期角度Aから上方に向けて30度以上45度未満回動する範囲が揺動選別棚16上を多量の穀粒が移動している穀粒量が多領域とし、層厚センサ25が出力するセンサ電圧値は5V以上である。
制御装置27は、層厚センサ25が出力するセンサ電圧値によって、単位収穫穀粒量(収量)を下記の計算式で計算する。
収量(Kg)=センサ電圧値(V)×作物係数
次に、図6~図8の制御フロー図に基づいて、コンバインが収穫作業する際の収量を算出する手法について説明する。
図6は、全体的な制御フロー図であって、コンバインのエンジンを始動すると、機体に設けた車速センサによる車速の検出を開始し、操縦部6に設けた主変速レバーの操作位置を検出するレバーポテンショメータによる主変速レバーの操作位置の検出を開始する。
車速センサが車速を検出して前進走行開始を検出する又はレバーポテンショメータが主変速レバーの前進操作位置になったことを検出し、刈取センサが刈取装置4及び脱穀装置3が駆動されたことを検出すると(収穫作業の開始時)、全ての層厚センサ25が検出を開始する。
走行開始(収穫作業の開始時)から所定時間(例えば、30秒~60秒)経過していない場合(一定時間経過前)、全ての層厚センサ25のセンサ電圧値を検出して比較し、最大のセンサ電圧値から前記計算式により収量(穀粒量)を算出する。
走行開始(収穫作業の開始時)から所定時間(例えば、30秒~60秒)経過した場合(一定時間経過後)で、全ての層厚センサ25のセンサ電圧値を検出して全てのセンサ電圧値が閾値である1V以上でない時は、センサ電圧値が閾値である1V未満のセンサ電圧値を除外してセンサ電圧値が閾値である1V以上のセンサ電圧値の平均値から前記計算式により収量(穀粒量)を算出する。
走行開始(収穫作業の開始時)から所定時間(例えば、30秒~60秒)経過した場合(一定時間経過後)で、全ての層厚センサ25のセンサ電圧値を検出して全てのセンサ電圧値が閾値である1V以上の時は、全てのセンサ電圧値の平均値から前記計算式により収量(穀粒量)を算出する。
そして、車速センサが車速を検出して走行停止を検出する又はレバーポテンショメータが主変速レバーの中立操作位置になったことを検出すると(収穫作業の停止時)、全ての層厚センサ25のセンサ電圧値を検出して比較し、最大のセンサ電圧値から前記計算式により収量(穀粒量)を算出する。
図7は、所定距離間の収量を記憶する制御フロー図であって、コンバインのエンジンを始動すると、機体に設けた車速センサによる車速の検出を開始し、操縦部6に設けた主変速レバーの操作位置を検出するレバーポテンショメータによる主変速レバーの操作位置の検出を開始する。
車速センサが車速を検出して前進走行開始を検出する又はレバーポテンショメータが主変速レバーの前進操作位置になったことを検出すると、走行距離センサが走行距離の検出を開始し、上記図6の制御フロー図に示すように収量(穀粒量)を算出する。なお、走行距離センサは、走行装置2の駆動ギヤの回転数を検出する一般的なものである。
そして、走行距離が所定距離に到達する度に所定距離間の収量(穀粒量)を逐次記憶する。
よって、所定の走行距離間ごとに算出された収量(穀粒量)を記録するので、圃場内の所定の区間ごとの収量(穀粒量)がわかり、圃場内の肥沃度などの情報を得やすくなり、次期以降の作業計画作成の参考になると共に、収穫物の品質や収量の向上が図れる。
図8は、層厚センサ25の故障時の制御フロー図であって、全ての層厚センサ25が検出を開始し、全ての層厚センサ25のセンサ電圧値を監視し、所定時間内(例えば、15~20秒)のセンサ電圧値の変動が設定値を超えていなければ、層厚センサ25が故障であると判定し、収量(穀粒量)の検出(算出)を停止し、モニタやブザーや音声警報やランプ等の報知装置を作動させて作業者に層厚センサ25(収量)検出異常を報知する。
よって、層厚センサ25のセンサ電圧値の変動が所定時間設定値を超えなければ、層厚センサ25が故障であると判定し、穀粒量の算出を停止し、報知装置を作動させて層厚センサ25の異常を報知するので、誤った穀粒量の算出を防止し、穀粒量の算出が行われない状態で作業を続けることを防止できる。
以上要するに、揺動選別棚16の上方所定位置に揺動選別棚16上の穀粒の層厚を検知する複数の層厚センサ25を設け、制御装置27が複数の層厚センサ25のセンサ電圧値から収量(穀粒量)を算出するので、適確な収量の算出が行なえ、収穫の後工程(乾燥等)の作業スケジュールをより正確に設定できる。
また、算出した収量を逐次操縦部6のモニタ等に表示すれば、リアルタイムの収量を確認しながら作業を行えると共に、収量が多い場合には作業速度が速い、収量が少ない場合には作業速度が遅いと判断ができる。
また、収穫作業の開始時からしばらくの間は、選別装置16に入る穀粒量が少ないので、複数の層厚センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出することにより、層厚センサ25の閾値を過度に低く設定する必要が無く、誤検知が生じにくくなる。
また、収穫作業の終了後に次の作業位置または穀粒の排出位置へ移動する時、脱穀はしばらく継続され、選別装置16は少ない量の穀粒を処理するので、複数の層厚センサ25のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出することにより、層厚センサ25の閾値を過度に低く設定する必要が無く、誤検知が生じにくくなる。
なお、層厚センサ25の閾値を過度に低く設定すると、穀粒でない藁屑等の夾雑物のみでも検出してしまって誤検知が多くなる。
また、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の層厚センサ25のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出するので、適確な穀粒量の算出が行なえる。
また、複数の層厚センサ25の閾値未満のセンサ電圧値は除外するので、選別装置16上の穀粒がほとんど通過していない場所での夾雑物の接触による層厚センサ25の誤検知を除外でき、適確な穀粒量の算出が行なえる。
<他の実施形態>
(1)図9は、層厚センサ25の配置を変更した第2実施形態を示す。
即ち、揺動選別棚16の上方所定位置には、揺動選別棚16上の穀粒(被処理物)の層厚を検知する複数の層厚センサ25が左右方向に所定間隔をあけて、且つ、所定の前後間隔で前後方向に所定距離ずらして設けられている。
なお、複数の層厚センサ25は、左右方向に所定間隔をあけて、前後方向に所定の間隔をあけて前後方向に不規則に配置しても良い。
また、複数の層厚センサ25は、穀粒の流動量が多い揺動選別棚16上の左右中央部に設けても良い。
また、複数の層厚センサ25は、穀粒の検出開始が比較的早期に判定できる揺動選別棚16の前後方向の中央部よりも流動方向前側に配置しても良い。
(2)複数の層厚センサ25毎に収量計算式を持たせて収量を算出しても良い。
また、全ての層厚センサ25のセンサ電圧値を検出して全てのセンサ電圧値が閾値である1V以上でない時は、センサ電圧値が閾値である1V未満のセンサ電圧値を除外してセンサ電圧値が閾値である1V以上のセンサ電圧値の平均値から前記計算式により収量(穀粒量)を算出する場合に、車速、作業時間、走行距離の何れかによる補正を行なっても良い。
また、車速センサが車速を検出して前進走行開始を検出する又はレバーポテンショメータが主変速レバーの前進操作位置になったことを検出し、刈取センサが刈取装置4及び脱穀装置3が駆動されたことを検出する作業条件を満たしていないにもかかわらず所定時間所定以上のセンサ電圧値を検出する場合は、当該層厚センサ25が故障していると判断してそのセンサ電圧値を除外して収量(穀粒量)を算出しても良い。
(3)図10~図12は、脱穀装置3下方の機体フレーム1に設けた燃料タンク31の構成を示す。
燃料タンク31は、脱穀装置3下方の機体フレーム1にボルト32にて固定されている。
燃料タンク31には、ステンレス製のタンク本体31aの一側壁の上部に基部が固定されたステンレス製の給油管33がL字状に上方に向けて延びて設けられ、その上端部に着脱自在の蓋33aを設けた給油口33bとなっている。
そして、燃料タンク31には、同じ一側壁の底面近くの下部に基部が固定された透明な樹脂製の燃料ゲージ管34がL字状に上方に向けて延びて設けられ、その上端部が燃料タンク31上面近くの高さ位置の給油管33上部に連結されている。
従って、燃料ゲージ管34には、燃料タンク31内に貯留された燃料の上液面と同じ位置に燃料の上液面があり、外部から燃料タンク31内に貯留された燃料の量が認識できる。
また、燃料ゲージ管34の下部には、機体が前後及び左右に大きく傾斜した際にエンストの可能性がある位置に給油指示ライン34aが引いてあり、給油時期が容易にわかる。
また、タンク本体31a上部に設けたエア抜きホース位置31bよりも少し上方位置に燃料ゲージ管34上端と給油管33の連結位置34bが設けられており、燃料タンク31に満タンに給油でき、且つ、入れすぎを防止できる。
また、給油管33は、脱穀装置3の右側板3aに設けた孔から右方に突出して設けてあり、燃料ゲージ管34は、脱穀装置3下方の右側の機体フレーム1の下方を迂回して右側板3aの右方に延びて設けられており、脱穀装置3のカバーを開けることなく給油や燃料の残量確認が容易に行なえる。
なお、右側板3aに設けた孔を貫通させた燃料ゲージ管34と孔の隙間は、シール材で塞いでいる。
また、燃料タンク31の下方は、機体フレーム1に下方から着脱自在に固定した蓋体にて覆っている。
従って、該蓋体を取り外すと、燃料タンク31の底面が露出し、燃料タンク31周囲の掃除や燃料タンク31の着脱が容易に行なえる。
また、蓋体を下方に膨らんだ凹状にすれば、大容量の燃料タンク31を装備することができ、更には、重心位置も低くすることができて機体のバランス向上に貢献できて湿田走行性能の向上が図れる。
3 脱穀装置
4 刈取装置
16 選別装置(揺動選別棚)
25 穀粒量センサ(層厚センサ)
27 制御装置

Claims (4)

  1. 刈取装置(4)にて刈り取られて搬送されてくる穀稈から穀粒の分離及び選別を行う脱穀装置(3)を装備した収穫機において、脱穀装置(3)の穀粒と排藁等の夾雑物を選別する選別装置(16)を通過する穀粒量を検出する穀粒量センサ(25)を複数配設し、該穀粒量センサ(25)は穀粒量が多いほど大きいセンサ電圧値を出力し、制御装置(27)が該センサ電圧値を用いて穀粒量を算出し、
    複数の穀粒量センサ(25)を選別装置(16)の左右方向に横並びで配置し、収穫作業の開始時から所定時間及び/または収穫作業の停止時から所定時間が経過するまでは複数の穀粒量センサ(25)のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出し、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ(25)のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出し、複数の穀粒量センサ(25)の閾値未満のセンサ電圧値は除外することを特徴とする穫機。
  2. 刈取装置(4)にて刈り取られて搬送されてくる穀稈から穀粒の分離及び選別を行う脱穀装置(3)を装備した収穫機において、脱穀装置(3)の穀粒と排藁等の夾雑物を選別する選別装置(16)を通過する穀粒量を検出する穀粒量センサ(25)を複数配設し、該穀粒量センサ(25)は穀粒量が多いほど大きいセンサ電圧値を出力し、制御装置(27)が該センサ電圧値を用いて穀粒量を算出し、
    複数の穀粒量センサ(25)を選別装置(16)の左右幅に亘って前後にずらして配置し、収穫作業の開始時から所定時間及び/または収穫作業の停止時から所定時間が経過するまでは複数の穀粒量センサ(25)のうちで最大のセンサ電圧値から穀粒量を算出し、収穫作業の開始時から所定時間が経過してから収穫作業の停止時までは複数の穀粒量センサ(25)のセンサ電圧値の平均値から穀粒量を算出し、複数の穀粒量センサ(25)の閾値未満のセンサ電圧値は除外することを特徴とする穫機。
  3. 穀粒量センサ(25)のセンサ電圧値の変動が所定時間設定値を超えなければ、穀粒量センサ(25)が故障であると判定し、穀粒量の算出を停止し、報知装置を作動させて穀粒量センサ(25)の異常を報知することを特徴とする請求項1または2に記載の収穫機。
  4. 所定の走行距離間ごとに算出された穀粒量を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の収穫機。
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