JP7766239B2 - 薬剤セット装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決するための本発明(関連発明)の具体的様相は、複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、一つの前記薬剤セット具の複数の前記薬剤収容部に複数の前記薬剤包装をセットするとき、当該複数の前記薬剤収容部のうちの一部に前記薬剤包装をセットする一部セット動作が可能であり、複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、複数対象セット動作では、前記薬剤セット具に対して前記一部セット動作を実行し、セットさせるべき全ての前記薬剤包装のうちの一部のみの前記薬剤包装がセットされた段階で、他の前記薬剤セット具に対して前記一部セット動作を実行し、セットさせるべき全ての前記薬剤包装のうちの一部のみの前記薬剤包装がセットされた段階で、必要に応じてさらに他の前記薬剤セット具に対して同様の前記一部セット動作を実行し、この動作を繰り返す動作が可能である、薬剤セット装置である。
上記課題を解決するための本発明の具体的様相は、複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、前記薬剤セット具は、上方が開放された容器であり、内側空間が薬剤収容部に区画されており、薬剤セット装置によってそれぞれの薬剤収容部に患者や服用時期に対応した薬剤を内包する薬剤包装をセットすることが可能であり、前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、一つの前記薬剤セット具の複数の前記薬剤収容部に複数の前記薬剤包装をセットするとき、当該複数の前記薬剤収容部のうちの一部に前記薬剤包装をセットする一部セット動作が可能であり、複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、複数対象セット動作として、第二セット動作を実行可能であり、前記第二セット動作は、1個目からn個目までの前記薬剤セット具の一つずつに対し、複数回の前記一部セット動作によってセットさせる動作を順次実行していく動作である、薬剤セット装置である。
上記課題を解決するための本発明のもう一つの具体的様相は、 複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、一つの前記薬剤セット具の複数の前記薬剤収容部に複数の前記薬剤包装をセットするとき、当該複数の前記薬剤収容部のうちの一部に前記薬剤包装をセットする一部セット動作が可能であり、複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、複数対象セット動作として、第二セット動作を実行可能であり、前記第二セット動作は、1個目からn個目までの前記薬剤セット具の一つずつに対し、複数回の前記一部セット動作によってセットさせる動作を順次実行していく動作である、薬剤セット装置である。
上記課題を解決するための本発明のもう一つの具体的様相は、複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、複数対象セット動作として、第二セット動作を実行可能であり、前記第二セット動作は、1個目からn個目までの前記薬剤セット具の一つずつに対し、複数回の前記一部セット動作によってセットさせる動作を順次実行していく動作である、薬剤セット装置である。
上記した様相は、前記複数対象セット動作では、複数の前記薬剤セット具の一つずつに前記一部セット動作を実行してセットさせるべき全ての前記薬剤包装のうちの一部のみの前記薬剤包装をセットし、その後に、それぞれに対して既に前記一部セット動作が実行された複数の前記薬剤セット具の一つずつに前記一部セット動作を再度実行し、この動作を繰り返して、複数の前記薬剤セット具のそれぞれに必要な前記薬剤包装をセットすることが好ましい。
上記課題を解決するための本発明のもう一つの具体的様相は、複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、前記薬剤包装が供給される薬剤包装供給部を複数有し、当該複数の薬剤包装供給部は、薬剤セット装置の本体部分とは別体のものであって、薬剤包装が複数帯状に繋がった薬剤包装帯を装着可能である包装帯装着部と、薬剤包装帯を繰り出す繰出機構が一組となって一体化されたものであり、当該薬剤包装供給部は、薬剤セット装置の本体部分に押し込まれた状態で動作可能となるものであり、薬剤包装帯を切断して一つの薬剤包装を形成する切断手段と、前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備えている薬剤セット装置である。
上記した各様相において、薬剤包装供給部は、ロール状に巻いた状態の薬剤包装帯を装着する巻芯部と、テンションプーリと、繰り出した薬剤包装帯の一部を把持する包体把持部を有し、当該包体把持部は、2つのローラを有し、前記巻芯部と、テンションプーリとが、前記2つのローラと、共通の壁面に取り付けられていて一体化されていることが好ましい。
上記した各様相の薬剤セット装置の好ましい使用方法は、一つの薬剤包装供給部に一人の患者に対して処方された薬剤の薬剤包装が帯状に繋がった薬剤包装帯を装着し、他の一つの薬剤包装供給部に他の一人の患者に対して処方された薬剤の薬剤包装が帯状に繋がった薬剤包装帯を装着した状態で使用するものである。
上記した各様相の薬剤セット装置の好ましい使用方法は、上記したいずれかに記載の薬剤セット装置によって、シート状の基材に、ポケット状の薬剤収容部が複数設けられた薬剤セット具に薬剤包装をセットするものである。
上記した各様相の薬剤セット装置の好ましい使用方法は、上記したいずれかに記載の薬剤セット装置によって、内側空間が小空間に仕切られて薬剤収容部が構成されたトレイに対し、薬剤包装をセットするものである。
具体的には、処方の内容に関する情報には、例えば、患者の氏名、年齢、性別、身長、体重といった薬剤が処方された患者に関する情報と、薬名、分量、用法、用量、服用期間等の患者に提供される薬剤に関する情報がある。また、処方を識別したり管理したりするための情報として、処方番号、Rp番号(レシピ番号)、処方の発行年月日等がある。
つまり、処方データは、これらの情報のうちで必要なものを含むデータである。
ホッパ装置17は、内部に開閉可能な蓋部17aを有しており、薬剤包装装置12に供給された包装前の薬剤(錠剤)が投入される装置である。本実施形態では、蓋部17aを閉状態としたホッパ装置17に薬剤が投入され、ホッパ装置17の内部に薬剤が一時的に留まった後、蓋部17aが開状態に移行し、ホッパ装置17の下側に薬剤が排出される。
そして、撮影によって得られた情報と、薬剤払出装置2の記憶部に予め記憶させた薬剤確認用情報に基づいて、これから包装しようとしている薬剤の数(個数、数量)とそれぞれの種類(薬種)を特定する。すなわち、これから何個の錠剤を包装しようとしているのか、また、包装しようとしている錠剤の種類は何であるのかを特定する。
なお、「薬剤確認用情報」とは、撮影によって取得可能な情報と、薬名や薬剤に付された番号(ID)等の薬剤の種類を特定可能な情報とを関連付けて記憶したデータベース等である。また、「薬剤確認用情報」は、薬剤のマスタ画像であってもよい。ここでいうマスタ画像とは、予め撮影により作成した画像(画像情報)そのものでもよく、該画像に薬剤名等を紐づけて記憶させた(登録させた)情報であってもよい。
また、薬剤払出装置2が実行する確認動作は、包装前確認動作、包装後確認動作のいずれか一方を実行する動作でもよいが、双方を実行する動作でもよい。カメラも必要に応じて一又は複数設けてもよい。
なお、作図の都合上、一部の薬剤包装25にのみ符号を付し、他の薬剤包装25への符号を省略する。また、以下の説明においても同様に、それぞれの図面で同じもの又は主だった部分が同じものが複数描写される場合、必要に応じて一部の符号を省略する。
対して、薬剤包装帯26を作製する場合には、先頭部分(ヘッダ部28又は一つ目の薬剤包装25)に相当する部分の先端部分と、最後尾の薬剤包装25に相当する部分の後端部分を切断することで作製する(図3(b)参照)。すなわち、薬剤包装25と薬剤包装帯26は、いずれも切断によって形成する。
なお、包装関連情報は、処方データ等と関連付けられた情報であり、処方データ等と共に、薬剤包装帯26に属する薬剤包装25に内包された薬剤の特定可能な情報であってもよい。例えば、包装関連情報を個別に割り当てた薬剤包装帯26のID等とし、処方データ等(処方データから作成するデータ)としてこのIDと、薬剤包装帯26に属する薬剤包装25に内包された薬剤に関する情報を関連付けて記憶しておく。そして、包装関連情報に基づいて処方データを参照することで、薬剤包装25に内包された薬剤の服用者や服用時期等の情報を取得する。
払出口37は、筐体36の内外を連通する孔であり、薬剤セット装置3が位置する方向とは異なる方向に向かって開口する。したがって、払出口37から薬剤包装帯26を払い出すことで、システムの使用者(薬剤師等)が受け取り可能な位置(場所)に薬剤包装帯26を直接払い出すことになる。
なお、筐体42には、扉部45とその上側に窓部46が形成され、扉部45を閉状態としても内部の様子を外部から視認可能できる。
ピックアップ装置58は、アーム部とハンド部を有し、ハンド部で薬剤包装25を挟持する(掴む)ことが可能な装置である。なお、ハンド部は、掴み具に限らず真空式等のパット等でもよい、薬剤包装25を把持、挟持、保持等することで持ち運びするものであればよい。
片側保持装置53a、他方側保持装置53bは、それぞれ投薬カレンダー80の片側の被保持部85aと他方側の被保持部85aを保持可能な装置である。また、それぞれの内部には、一つの被保持部85aと係合可能な係合片と、係合片を前後方向に移動させる支持プーリ及びベルト(又は、スプロケット及びレール)等によって形成される移動装置を備えたロボットが内蔵されている。
また、第一カレンダー保持装置53は、片側保持装置53a、他方側保持装置53bをベルト式の昇降装置等により同時に昇降させることが可能となっている。
上側コンベア部67は、搬送方向で離れた位置に配されて縦軸回転する2つのプーリと、2つのプーリに張力を持って懸架されたベルト部材を有する片側コンベア部67aと、複数の縦軸回転するローラが搬送方向で間隔を空けて配されるローラ列部67bを有する。なお、ローラ列部67bに属するローラは、自立駆動せずに空転するよう取り付けられる。
下側コンベア部68は、横軸回転する2つの2つのプーリと、2つのプーリに張力を持って懸架されたベルト部材を有するベルトコンベアである。
反対に外部払い出しモードでは、作製した薬剤包装帯26(図4参照)が包体待機領域70を経て、排出側経路75を搬送されていき、払出口37(図1参照)から払い出される。
より詳細には、この投薬カレンダー80は、異なる28人が属するグループを対象したグループ用の投薬カレンダー80(第一薬剤セット具)である。すなわち、複数の薬剤収容部82は、それぞれが別の人(患者)に処方された薬剤が内包された薬剤包装25を収容する部分となっている。また、複数の薬剤収容部82のそれぞれに収容される薬剤包装25には、同じ服用時期(〇月×日の朝食後)に服用する薬剤が内包される。
つまり、この投薬カレンダー80は、異なる患者に処方された服用時期が同じ薬剤をそれぞれに内包した複数の薬剤包装25を収容するものである。
なお、ここでいう「セット具関連情報」は、情報を表示された電子ペーパー83が取り付けられた投薬カレンダー80に関する情報の他、その投薬カレンダー80に収容させる薬剤包装25に関する情報であってもよい。例えば、投薬カレンダー80を使用する施設の施設名や、投薬カレンダー80を使用する病院の病院名、病棟名、病室名であってもよい。また、投薬カレンダー80に収容する薬剤包装25の服用日、服用時期であってもよく、この薬剤包装25に内包された薬剤の鑑査を行った鑑査者を特定する情報(鑑査者名、職員ID等)であってもよい。さらに上記した情報のうちの複数の情報でもよい。
また、「セット具関連情報」として、バーコードのような一次元コードやQRコード(登録商標)のような二次元コード等を識別情報として表示してもよい。すなわち、目視で直接内容の確認ができない情報を「セット具関連情報」としてもよい。この場合、スキャナ等を備えた外部機器でセット具関連情報を読み取ることで、外部機器がこのセット具関連情報を表示した投薬カレンダー80に収容する薬剤包装25に関する情報を取得する構成としてもよい。さらに、この外部機器は、薬剤セットシステム1に属する機器と信号を送受信可能な状態としてもよい。すなわち、セット具関連情報を読み取ることで取得した情報と、薬剤セットシステム1に属する機器のいずれかの記憶部に記憶させた情報に基づいて、上記した薬剤包装25に関する情報を取得する構成としてもよい。
なお、投薬カレンダーグループとは、複数の投薬カレンダー80の群であり、群に属する一つ一つの投薬カレンダー80が、セットさせるべき全ての薬剤包装25がセットされた状態となったものとする。なお、一つの投薬カレンダー80において、「セットさせるべき全ての薬剤包装25がセットされた」状態とは、その投薬カレンダー80の複数の薬剤収容部の一つ一つに対し、収容させるべき一又は複数の薬剤包装25がある場合には、その全てを収容し、空にすべき薬剤収容部82は空とした状態である。
つまり、投薬カレンダーグループに属する投薬カレンダー80が28個以下である場合、一度の複数対象セット動作で投薬カレンダーグループを形成することが可能である。以下の説明では、28個の投薬カレンダーが属する投薬カレンダーグループを形成する場合について説明する。
すなわち、一枚目の投薬カレンダー80は、〇月×日の朝食後に服用する薬剤が内包された薬剤包装25をセットするものである(図8参照)。次の二枚目の投薬カレンダー80には、同日の昼食後に服用する薬剤が内包された薬剤包装25をセットする(図17参照)。以下同様に、三枚目、四枚目、五枚目の投薬カレンダー80(詳細な図示を省略する)は、セットする薬剤包装25に内包された薬剤の服用時期が、それぞれ同日の夕食後、同日の就寝前、翌日の朝食後となる。
本実施形態のカート88は、人が後側に位置する持ち手部89を把持し、前方に押して使用するタイプのものとなっている(図10参照)。
ここで、カレンダー導入工程で導入する複数の投薬カレンダー80は、いずれも対象とするグループが同じ投薬カレンダー80であり、同形(略同形)のものとなっている。すなわち、それぞれの基材81の大きさ、薬剤収容部82の数、基材81に対するそれぞれの薬剤収容部82の位置、対応する部分にある(行列の成分が同じとなる)薬剤収容部82同士の位置及び大きさ等が同じである。また、基材81に対する他部分(電子ペーパー83、吊下用鉤状部84、被保持用棒状部85)の位置、それぞれの他部分の数、大きさ等が同じとなっている。つまり、複数の投薬カレンダー80は、いずれも同数の薬剤収容部82が同一の分布で配置されている(図15、図17参照)。
また、このとき、カート88の車輪取付部91及び複数のキャスター92は、薬剤セット装置3(装置間包体搬送手段63)の下方側に形成される空隙部95内に位置する(図9参照)。
なお、片側保持装置53a、他方側保持装置53bを上昇させる動作は、第一セット具収容部40aに設けたセンサがカート88を検知したことを条件に実施してもよく、使用者が表示装置4に所定の入力を行うことで実行してもよい。
複数の投薬カレンダー80が第一セット具収容部40aに導入されると、一つの投薬カレンダー80が包装体セット領域98に位置する(又は、包装体セット領域98まで移動させられる)。
すなわち、上記したように、一包ずつ薬剤包装25を作製し、長距離コンベア部64まで搬送する。そして、長距離コンベア部64に導入された薬剤包装25は、図14で示されるように、所定位置まで搬送される。
ここで、セット装置内搬送手段50は、行列状に配された複数の薬剤収容部82の行毎に薬剤包装25をセットする動作を実行する。すなわち、四つのピックアップ装置58が所定の行(図15では、最上部にある第一の行)に属する薬剤収容部82の上側まで移動し、それぞれ挟持していた薬剤包装25を離す(挟持を解除する)ことで、薬剤包装25が薬剤収容部82に投入(挿入)される。
つまり、一つ目の投薬カレンダー80aの複数の薬剤収容部82のうち、一部のみ(第一の行に属する薬剤収容部82のみ)に対して、セットする必要がある薬剤包装25をセットする動作(一部セット動作)が実行される。そして、一つ目の投薬カレンダー80aの他の行の薬剤収容部82に対して、セットする必要がある薬剤包装25をセットする動作を実行する前に、二つ目の投薬カレンダー80bの一部のみに対して、セットする必要がある薬剤包装25をセットする動作を実行する。
このとき、一つ目の投薬カレンダー80aにおいて薬剤包装25をセットする薬剤収容部82と、二つ目の投薬カレンダー80bにおいて薬剤包装25をセットする薬剤収容部82は、いずれも第一行に属する。つまり、それぞれの投薬カレンダー80a,80bに同一の分布で配された複数の薬剤収容部82において、互いに対応する部分である。
そして、続いて導入した残りの複数(14個)の投薬カレンダー80が第二セット具収容部40bに位置する。このとき、奥側から15個目(新規導入分の一つ目)の投薬カレンダー80、16個目(新規導入分の二つ目)の投薬カレンダー80、17個目投薬カレンダー80・・・がこの順に並んだ状態となり、いずれも表側が手前側を向いた状態となる。
このような場合、一つ目の投薬カレンダー80に対する第一行セット動作では、四つの薬剤収容部82にそれぞれ対象となる薬剤包装25をセットする。そして、続いて実行する二つ目の投薬カレンダー80に対する第一行セット動作では、三つの薬剤収容部82にそれぞれ対象となる薬剤包装25をセットする。具体的には、4つのピックアップ装置58のうち、行列の2列目(「鈴木」さんに割り当てられた薬剤収容部82)に対応付けられたピックアップ装置58は、薬剤包装25を保持しない(持ち運ばない)。その一方で、他の列に対応付けられた3つのピックアップ装置58は、それぞれが薬剤包装25を保持する。そして、薬剤包装25を保持しない(持ち運ばない)ピックアップ装置58は、対応付けられた薬剤収容部82に薬剤包装25をセットせず、他の3つのピックアップ装置58それぞれ対応付けられた薬剤収容部82に薬剤包装25をセットする。このことから、「鈴木」さんに割り当てられた行列の(1,2)成分にある薬剤収容部82に薬剤包装25がセットされず、同じ行の他の薬剤収容部82には薬剤包装25がセットされる。
この場合、その投薬カレンダー80に対して第α行セット動作を実行せず、包装体セット領域98から移動させてもよい。
この場合、複数の投薬カレンダー80にそれぞれ第一行セット動作を実行するとき、一つ目の投薬カレンダー80に第一行セット動作を実行した後、一つ目の投薬カレンダー80を包装体セット領域98から移動させる。そして、二つ目の投薬カレンダー80を包装体セット領域98に移動させた後、二つ目の投薬カレンダー80に第一行セット動作を実行せず、二つ目の投薬カレンダー80を包装体セット領域98から移動させてもよい。
具体的には、一つの投薬カレンダー80において、第一の行に属する4つの薬剤収容部82のうち、行列の(1,1)成分にある一つの薬剤収容部82にセットさせるべき薬剤包装25が2つであり、他の3つの薬剤収容部82にセットさせるべき薬剤包装25が1つずつである場合について説明する。
この場合、まず、4つの薬剤包装25を待機位置から搬送する動作を実行し、第一の行に属するそれぞれの薬剤収容部82に一つずつ薬剤包装25をセットする(図23(a)参照)。そして、投薬カレンダー80を包装体セット領域98から移動させず、1つの薬剤包装25を待機位置から搬送する動作を実施し、行列の(1,1)成分にある薬剤収容部82に1つの薬剤包装25をセットする(図23(b)参照)。このことにより、行列の(1,1)成分にある薬剤収容部82に合計2つの薬剤包装25がセットされ、第一の行に属する他の3つの薬剤収容部82に一つずつ薬剤包装25がセットされる。
具体的には、図25で示されるように、一つ目の投薬カレンダー100を包装体セット領域98に移動させ、一つ目の投薬カレンダー100に第一行セット動作を実行する(図25(a)参照)。その後、一つ目の投薬カレンダー80を包装体セット領域98に配したまま、一つ目の投薬カレンダー80に第二行セット動作を実行する(図25(b)参照)。同様に、第七行セット動作(図25(c)参照)まで順次実行していき、一つ目の投薬カレンダー80にセットさせるべき薬剤包装25を全てセットした状態とする。そして、一つ目の投薬カレンダー80を第二セット具収容部40bへと移動させ、二つ目の投薬カレンダー80を包装体セット領域98に移動させる。以下同様に、複数の投薬カレンダー80のそれぞれに対し、一つずつセットさせるべき薬剤包装25を全てセットさせる動作を実行する。このことにより、投薬カレンダーグループを形成する。
例えば、切断装置19では、薬剤包装帯26のみを作製するものとし、個別包体作製動作を実行する際には、切断装置19の下流側となる他の位置で薬剤包装帯26を切断する動作を実行してもよい。すなわち、薬剤払出装置2のうち、薬剤包装装置12の切断装置19よりも下流側となる部分に第二の切断装置(切断手段)を設け、個別包体作製動作を実行するとき、第二の切断装置で薬剤包装帯26を切断し、個別の薬剤包装25を形成してもよい。
すなわち、切断による個別の薬剤包装25の作製は、薬剤セットシステム1に属するいずれの装置(いずれの機器)で行ってもよい。
このような場合、複数対象セット動作では、このような薬剤包装(又は薬剤容器)をセットすべき薬剤収容部82には、薬剤包装をセットせず、セットさせるべき薬剤包装のうちで、薬剤セット装置3でセット可能なものだけをセットしてもよい。
同様に、薬剤包装25に印刷された文字を読み取り(文字解析し)、読み取った文字又は、読み取った文字と処方データに基づく情報から取得又は作成可能な情報を電子ペーパー83に表示させてもよい。
また、薬包供給装置202は、演算部、記憶部、通信部を備えた図示しない制御部を有しており、外部の機器(図示しない上位制御装置、薬剤分包機等の調剤機器、図示しない外部のPC等)との間で各種信号、各種情報の送受信が可能である。また、各種情報を記憶が可能である。
複数の引き出し群220は、それぞれが複数の引き出し部222(薬剤包装供給部)を有しており、本実施形態では第一引き出し部222aと、第二引き出し部222bからなる2つの引き出し部222を有する。このとき、複数の引き出し群220は、水平方向にずれた位置にそれぞれ形成されている。
包体把持部231は、繰り出した薬剤包装帯26の一部を把持する部分であり、縦軸回転する2つのローラを有する。すなわち、2つのローラで薬剤包装帯26の一部を挟んで把持する。
また、包装帯切断動作は、包装体切断装置233の本体部233aの下流側に、作製した一つの薬剤包装25を保持する保持手段(図示しない)を設けてもよい。この場合、切断によって一つの薬剤包装25を作製し、保持手段で薬剤包装25を待機させておく。そして、個別搬送手段226は、保持手段で待機する薬剤包装25をハンド部で把持し、下方側へ搬送する。
すなわち、投薬カレンダーグループに属するそれぞれの投薬カレンダー80(図8参照)において、行列の(1,1)成分に位置する薬剤収容部82にセットする薬剤包装25が連なって形成される同一患者分包帯30である。すなわち、同一患者分包帯30に属する一つ目の薬剤包装25は、一つ目の投薬カレンダー80の(1,1)成分に位置する薬剤収容部82にセットすべき薬剤包装である。また、二つ目の薬剤包装25は、二つ目の投薬カレンダー80の(1,1)成分に位置する薬剤収容部82にセットすべき薬剤包装である。以下同様に、それぞれの薬剤包装25は、それぞれ別の投薬カレンダー80にセットすべきものであり、いずれも投薬カレンダー80の(1,1)成分に位置する薬剤収容部82にセットすべきものである。
また、第三引き出し群220cの第一引き出し部222aに装着する同一患者分包帯30は、それぞれ別の投薬カレンダー80の(1,3)成分に位置する薬剤収容部82にセットすべき薬剤包装25が連なって形成されたものである。
第四引き出し群220dの第一引き出し部222aに装着する同一患者分包帯30は、それぞれ別の投薬カレンダー80の(1,4)成分に位置する薬剤収容部82にセットすべき薬剤包装25が連なって形成されたものである。
つまり、投薬カレンダー80に第二行セット動作を実行する動作では、それぞれの投薬カレンダー80に第一行セット動作を実行する動作に比べ、薬剤包装25を作製する引き出し部222であって薬剤包装25の搬送元となる引き出し部222が異なる。
また、上記した実施形態では、向かって左側に薬剤包装帯26を繰り出したが、図32で示されるように、右側に向かって繰り出してもよい。このとき、薬剤包装帯26は、時計回りに巻いてもよく(図32(a)参照)、反時計回りに巻いてもよい(図32(b)参照)。薬剤セット装置201の右側に薬包供給装置202を位置させるときに反時計回りに巻いてもよく、左側に位置させるときに時計回りに巻いてもよい。いずれの巻き方でも、図32で示されるように、薬剤包装帯26のうち、印刷された部分が引き出し部の手前側に位置するように巻くことが好ましい。
すなわち、配薬トレイ380は、上記した投薬カレンダー80と同様に、それぞれの小空間382にセットすべき一又は複数の薬剤包装25をセットするものである。
薬剤セット装置303は、セット具供給装置310と、セット具収容装置311と、薬剤セット部312と、搬送コンベア313と、トレイ受取装置314を備えている。
セット具収容装置311は、左側内部が第一セット具収容部311aであり、右側内部が第二セット具収容部311bとなっている。搬送コンベア313は、第二セット具収容部311bからセットさせるべき薬剤包装25が全てセットされた配薬トレイ380をトレイ受取装置314まで搬送する。トレイ受取装置314は、それぞれに薬剤包装25がセットされた複数の配薬トレイ380を縦に重ねた状態でそれぞれを保持可能な装置であり、配薬トレイ380の取り出しが可能なものとなっている。
Claims (10)
- 複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、
前記薬剤包装が供給される薬剤包装供給部を複数有しており、
それぞれの前記薬剤包装供給部は、複数の前記薬剤包装が帯状に繋がった薬剤包装帯を装着可能であり、
前記薬剤セット具は、上方が開放された容器であり、内側空間が薬剤収容部に区画されており、薬剤セット装置によってそれぞれの薬剤収容部に患者や服用時期に対応した薬剤を内包する薬剤包装をセットすることが可能であり、
前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、
一つの前記薬剤セット具の複数の前記薬剤収容部に複数の前記薬剤包装をセットするとき、当該複数の前記薬剤収容部のうちの一部に前記薬剤包装をセットする一部セット動作が可能であり、
複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、
複数対象セット動作として、第二セット動作を実行可能であり、
前記第二セット動作は、1個目からn個目までの前記薬剤セット具の一つずつに対し、複数回の前記一部セット動作によってセットさせる動作を順次実行していく動作である、薬剤セット装置。 - 複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、
前記薬剤包装が供給される薬剤包装供給部を複数有しており、
それぞれの前記薬剤包装供給部は、複数の前記薬剤包装が帯状に繋がった薬剤包装帯を装着可能であり、
前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、
一つの前記薬剤セット具の複数の前記薬剤収容部に複数の前記薬剤包装をセットするとき、当該複数の前記薬剤収容部のうちの一部に前記薬剤包装をセットする一部セット動作が可能であり、
複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、
複数対象セット動作として、第二セット動作を実行可能であり、
前記第二セット動作は、1個目からn個目までの前記薬剤セット具の一つずつに対し、複数回の前記一部セット動作によってセットさせる動作を順次実行していく動作である、薬剤セット装置。 - 複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、
前記薬剤セット具は、上方が開放された容器であり、内側空間が薬剤収容部に区画されており、薬剤セット装置によってそれぞれの薬剤収容部に患者や服用時期に対応した薬剤を内包する薬剤包装をセットすることが可能であり、
前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、
一つの前記薬剤セット具の複数の前記薬剤収容部に複数の前記薬剤包装をセットするとき、当該複数の前記薬剤収容部のうちの一部に前記薬剤包装をセットする一部セット動作が可能であり、
複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、
複数対象セット動作として、第二セット動作を実行可能であり、
前記第二セット動作は、1個目からn個目までの前記薬剤セット具の一つずつに対し、複数回の前記一部セット動作によってセットさせる動作を順次実行していく動作であり、
前記薬剤包装が供給される薬剤包装供給部を複数有しており、
前記薬剤包装又は当該薬剤包装の付属部分には、当該薬剤包装に関する情報を取得するための薬剤情報表示が付されており、
前記薬剤情報表示を読み取ることで、当該薬剤情報表示が自己又は付属部分に付された前記薬剤包装をセットする前記薬剤包装供給部を特定し、特定された前記薬剤包装供給部に前記薬剤包装をセットする、薬剤セット装置。 - 複数の薬剤収容部のそれぞれに薬剤を収容した薬剤包装をセットすることが可能な薬剤セット具に対し、前記薬剤包装をセットする薬剤セット装置であって、
前記薬剤包装を前記薬剤収容部まで移動させる包装体運搬手段を備え、
一つの前記薬剤セット具の複数の前記薬剤収容部に複数の前記薬剤包装をセットするとき、当該複数の前記薬剤収容部のうちの一部に前記薬剤包装をセットする一部セット動作が可能であり、
複数の前記薬剤セット具のそれぞれに前記薬剤包装をセットする複数対象セット動作が可能であり、
複数対象セット動作として、第二セット動作を実行可能であり、
前記第二セット動作は、1個目からn個目までの前記薬剤セット具の一つずつに対し、複数回の前記一部セット動作によってセットさせる動作を順次実行していく動作であり、
前記薬剤包装が供給される薬剤包装供給部を複数有しており、
前記薬剤包装又は当該薬剤包装の付属部分には、当該薬剤包装に関する情報を取得するための薬剤情報表示が付されており、
前記薬剤情報表示を読み取ることで、当該薬剤情報表示が自己又は付属部分に付された前記薬剤包装をセットする前記薬剤包装供給部を特定し、特定された前記薬剤包装供給部に前記薬剤包装をセットする、薬剤セット装置。 - 一つの前記薬剤セット具を配置可能な包装体セット領域を有し、
前記包装体セット領域に配置した前記薬剤セット具に前記薬剤包装をセットするものであり、
前記複数対象セット動作では、一の前記薬剤セット具を前記包装体セット領域まで移動させて前記一部セット動作を実行し、一の前記薬剤セット具を前記包装体セット領域から移動させた後、他の前記薬剤セット具を前記包装体セット領域まで移動させ、他の前記薬剤セット具に対して前記一部セット動作を実行する、請求項1乃至4のいずれかに記載の薬剤セット装置。 - 前記薬剤セット具は、複数の前記薬剤収容部が行列状に配されたものであり、
前記一部セット動作は、一つの行に属する前記薬剤収容部に対して前記薬剤包装をセットする動作である、請求項1乃至5のいずれかに記載の薬剤セット装置。 - 前記薬剤包装帯を切断して一つの前記薬剤包装を形成する包装帯切断動作が可能であり、
前記薬剤収容部に、前記包装帯切断動作で形成された前記薬剤包装をセットするものであり、
複数の前記薬剤包装供給部にそれぞれ装着したそれぞれの前記薬剤包装帯に対して前記包装帯切断動作を実行し、複数の前記薬剤包装帯のそれぞれから一つずつ形成した複数の前記薬剤包装を一つの前記薬剤セット具にセットする、請求項1又は2に記載の薬剤セット装置。 - 二以上の前記薬剤包装供給部が属する包装供給部群を有し、
前記包装体運搬手段は、前記薬剤包装供給部から前記薬剤包装を搬送する上流側搬送部を有し、
一の前記上流側搬送部は、一の前記包装供給部群に対応付けられ、対応付けられた前記包装供給部群に属する前記薬剤包装供給部から前記薬剤包装を搬送するものであり、
一の前記上流側搬送部が一の前記包装供給部群に属する一の前記薬剤包装供給部から前記薬剤包装を搬送する動作を実行している状態で、一の前記包装供給部群に属する他の前記薬剤包装供給部に前記薬剤包装帯を装着可能である、請求項1、2、7のいずれかに記載の薬剤セット装置。 - 前記薬剤情報表示を読み取ることで、当該薬剤情報表示が自己又は付属部分に付された前記薬剤包装を供給する前記薬剤包装供給部が特定され、特定された前記薬剤包装供給部に前記薬剤包装をセットするように促すセット案内動作を実行する、請求項3又は4に記載の薬剤セット装置。
- 読取装置を有し、
前記薬剤セット具は、所定の情報を表示する情報表示部を有しており、
前記薬剤包装又は当該薬剤包装の付属部分には、当該薬剤包装に関する情報を取得するための薬剤情報表示が付されており、
前記情報表示部は、前記読取装置で前記薬剤情報表示から読み取られた情報に基づいて取得された情報を表示する、請求項1乃至9のいずれかに記載の薬剤セット装置。
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