JP7766248B2 - 電池 - Google Patents

電池

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Description

本開示は、電池に関する。
近年、研究開発が盛んに行われているリチウム二次電池では、用いられる電極により、充放電電圧、充放電サイクル寿命特性、保存特性などの電池特性が大きく左右される。このことから、電極活物質を改善することにより、電池特性の向上が図られている。
例えば、充電の際に電気化学的にリチウムと合金化するアルミニウム、シリコン、錫などを電極として用いるリチウム二次電池が古くから提案されている。特許文献1は、シリコンと錫と遷移金属とを有する合金からなる負極材料を含む負極、正極、および電解質を備えたリチウム二次電池を開示している。特許文献2は、活物質として集電体上に設けられたシリコン薄膜を用いた負極と、正極と、電解質とを備えるリチウム二次電池を開示している。
特許第4898737号公報 特許第3733065号公報
本開示は、良好なサイクル特性を有する電池を提供する。
本開示の電池は、
第一電極と、
第二電極と、
電解液と、
を備え、
前記第一電極は、集電体と、活物質層と、を有し、
前記活物質層は、活物質の主成分としてBiを含み、
前記電解液は、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートからなる群より選択される少なくとも1つを含む。
本開示によれば、良好なサイクル特性を有する電池を提供できる。
図1は、本開示の実施形態に係る電池1000の構成例を模式的に示す断面図である。 図2は、Biめっき層からなる活物質層の厚みと、活物質の密度との関係を示すグラフである。 図3は、銅箔上に作製されたBiめっき層からなる活物質層およびBi粉体のX線回折パターンの一例を示すグラフである。 図4は、実施例1および2、並びに比較例1から4に係る電池のサイクル数と放電容量密度との関係を示すグラフである。
(本開示の基礎となった知見)
[背景技術]の欄に記載したとおり、リチウム二次電池では、電極活物質の改善によって電池特性の向上が図られている。
負極活物質としてリチウム金属が用いられる場合、重量当りおよび体積当りともに高いエネルギー密度を有するリチウム二次電池が得られる。しかし、このような構成を有するリチウム二次電池では、充電時にリチウムがデンドライト状に析出する。析出したリチウム金属の一部が電解液と反応するため、充放電効率が低く、サイクル特性が劣るという問題があった。
これに対し、炭素、特に黒鉛が負極として使用されることが提案されている。炭素が使用された負極では、炭素へのリチウムの挿入および離脱によって、充電および放電が行われる。このような構成を有する負極では、充放電機構上、リチウム金属がデンドライト状に析出しない。また、このような構成を有する負極が採用されたリチウム二次電池では、反応がトポタクティックなため可逆性が非常に良好であり、充放電効率がほぼ100%である。これらのことから、炭素、特に黒鉛が使用された負極が採用されたリチウム二次電池が実用化されている。しかし、黒鉛の理論容量密度は372mAh/gであり、これはリチウム金属の理論容量密度3884mAh/gの1/10程度である。したがって、黒鉛が使用された負極の活物質容量密度は低い。さらに、黒鉛の実容量密度がほぼ理論容量密度まで達しているため、黒鉛が使用された負極においては、高容量化が限界にきている。
これらに対し、充電の際に電気化学的にリチウムと合金化するアルミニウム、シリコン、錫などを電極として用いるリチウム二次電池が古くから提案されている。リチウムと合金化する金属の容量密度は、黒鉛の容量密度よりも格段に大きい。特にシリコンの理論容量密度は大きい。したがって、リチウムと合金化するアルミニウム、シリコン、錫などが用いられた電極は、高い容量を示す電池用負極として有望であり、これを負極とする種々の二次電池が提案されている(特許文献1)。
しかし、上記のようなリチウムと合金化する金属が用いられた負極は、リチウムを吸蔵すると膨張し、リチウムを放出すると収縮する。充放電においてこのような膨張および収縮を繰り返すと、電極活物質である合金自体が充放電により微粉化し負極の集電特性が悪化することから、十分なサイクル特性は得られていなかった。このような欠点を改良しようと、次のようないくつかの試みがなされている。例えば、表面を荒らした集電体上にシリコンをスパッタリングまたは蒸着で堆積させる、あるいは錫を電気めっきで堆積させる試みがなされている(特許文献2)。この試みでは、活物質、すなわちリチウムと合金化する金属が薄膜となって集電体と密着しているので、リチウムの吸蔵および放出により負極が膨張および収縮を繰り返しても、集電性がほとんど低下しない。
しかし、上記のようにスパッタリングまたは蒸着で活物質を形成した場合は、製造コストが高く、実用的ではない。製造コストの安価な電気めっきで活物質を形成するのが実用的であるが、シリコンは電気めっきが非常に困難である。また、電気めっきの安易な錫には、放電平坦性が乏しく、電池の電極として使いにくいという問題があった。
また、リチウムと合金化する金属として、ビスマス(Bi)が挙げられる。Biは、リチウム(Li)と、LiBiおよびLi3Biという化合物を作る。LiBiの電位およびLi3Biの電位は、互いにほとんど差がない。一方、放電平坦性が乏しい錫では、リチウムと形成される化合物が数種あり、それぞれの化合物の電位が互いにかなり異なる。すなわち、Biは、錫のような、リチウムと形成される複数種の化合物間で電位が大きく異なるという性質を持たない。このため、Biを活物質として含む電極は、電位がフラットであるため放電平坦性に優れている。したがって、Biを活物質として含む電極は、電池の電極として適していると考えられる。
しかし、Biを活物質として含む電極を備えた電池、特に活物質の主成分としてBiを含む活物質層を含む電極を備えた電池は、良好なサイクル特性を得られない場合があった。
そこで、本発明者らは、Biを活物質として含む電極を備えた電池について、サイクル特性を向上させるために鋭意検討した。その結果、本発明者らは、以下に示す本開示の電池を完成させるに至った。
(本開示に係る一態様の概要)
本開示の第1態様に係る電池は、
第一電極と、
第二電極と、
電解液と、
を備え、
前記第一電極は、集電体と、活物質層と、を有し、
前記活物質層は、活物質の主成分としてBiを含み、
前記電解液は、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートからなる群より選択される少なくとも1つを含む。
第1態様に係る電池では、活物質の主成分としてBiを含む活物質層を有する第一電極が、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートからなる群より選択される少なくとも1つを含む電解液と組み合わせて用いられている。この構成により、第1態様に係る電池は、良好なサイクル特性を有する。
本開示の第2態様において、例えば、第1態様に係る電池では、前記活物質の密度は、6.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下であってもよい。ここで、前記活物質の前記密度とは、前記第一電極が負極である場合は、前記電池が完全放電状態のときの前記活物質の密度であり、前記第一電極が正極である場合は、前記電池が満充電状態のときの前記活物質の密度である。
第2態様に係る電池は、高容量で良好なサイクル特性を有する。
本開示の第3態様において、例えば、第2態様に係る電池では、前記活物質の密度は、7.5g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下であってもよい。
第3態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性を有する。
本開示の第4態様において、例えば、第1から第3態様のいずれか1つに係る電池では、Cu-Kα線を用いた表面X線回折測定によって得られる前記活物質層のX線回折パターンにおいて、26°以上28°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度をI(1)とし37°以上39°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度をI(2)としたとき、前記I(1)に対する前記I(2)の比であるI(2)/I(1)は0.29以上であってもよい。
第4態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性を有する。
本開示の第5態様において、例えば、第4態様に係る電池では、前記I(2)/I(1)は0.57以下であってもよい。
第5態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性を有する。
本開示の第6態様において、例えば、第1から第5態様のいずれか1つに係る電池では、前記活物質層は、Bi単体を含んでもよい。
第6態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性を有する。
本開示の第7態様において、例えば第1から第6態様のいずれか1つに係る電池では、前記活物質層は、LiBiおよびLi3Biからなる群より選択される少なくとも1つを含んでもよい。
第7態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性を有する。
本開示の第8態様において、例えば第1から第7態様のいずれか1つに係る電池では、前記活物質層は活物質としてBi単体のみを含んでもよい。
第8態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性を有する。
本開示の第9態様において、例えば、第1から第8態様のいずれか1つに係る電池では、前記集電体は、Cuを含んでもよい。
第9態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性有する。
本開示の第10態様において、例えば、第1から第9態様のいずれか1つに係る電池では、前記活物質層は、めっき層であってもよい。
第10態様によれば、より高い体積当たりの容量を有し、かつ良好なサイクル特性を有する電池が得られる。
本開示の第11態様において、例えば、第1から第10態様のいずれか1つに係る電池では、前記第一電極は、負極であり、前記第二電極は、正極であってもよい。
第11態様に係る電池は、より高容量で良好なサイクル特性を有する。
(本開示の実施形態)
以下、本開示の実施形態が、図面を参照しながら説明される。以下の説明は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下に示される数値、組成、形状、膜厚、電気特性、二次電池の構造などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。
図1は、本開示の実施形態に係る電池1000の構成例を模式的に示す断面図である。
電池1000は、第一電極101と、第二電極103と、電解液102と、を備える。第一電極101は、集電体100と、活物質層104と、を有する。活物質層104は、活物質の主成分としてBiを含む。第二電極103は、集電体105と、活物質層106とを有していてもよい。
電池1000は、例えば、セパレータ107および外装108をさらに備える。セパレータ107は、第一電極101と第二電極103との間に配置されている。セパレータ107を介して、第一電極101と第二電極103とが互いに向かい合っている。第一電極101、第二電極103、セパレータ107、および電解液102は、外装108に収められている。電解液102は、例えば、第一電極101、第二電極103、およびセパレータ107に含浸された電解液である。電解液102は、外装108の内部空間に満たされていてもよい。
電池1000は、例えば、リチウム二次電池である。以下、電池1000がリチウム二次電池であって、充放電時に第一電極101の活物質層104および第二電極103において吸蔵および放出される金属イオンがリチウムイオンである場合を例に挙げて説明する。
「活物質層104が活物質の主成分としてBiを含む」とは、「活物質層104において、活物質としてモル比で最も多く含まれる成分がBiである」という意味である。
以上の構成によれば、良好な充放電サイクル特性を得られる。
活物質層104に含まれる活物質は、6.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下の密度を有していてもよい。
以上の構成によれば、より良好な充放電サイクル特性を得られる。
ここで、本明細書において、第一電極101の活物質層104に含まれる活物質の密度とは、第一電極101が負極である場合は、電池1000が完全放電状態のときの活物質層104に含まれる活物質の密度であり、第一電極101が正極である場合は、電池1000が満充電状態のときの活物質層104に含まれる活物質の密度である。すなわち、本明細書において特定される第一電極101の活物質層104に含まれる活物質の密度とは、満充電または完全放電により活物質層104からリチウムイオンが放出された状態のときの活物質層104に含まれる活物質の密度である。ここで、本開示の電池における「満充電状態」とは、一定の電流(例えば、理論容量に対し、0.05C)で、所定の電圧(例えば、負極電位がリチウム参照電極基準で0V)まで充電を行なった状態をいう。また、本開示の電池における「完全放電状態」とは、一定の電流(例えば、理論容量に対し、0.05C)で、所定の電圧(例えば、負極電位がリチウム参照電極基準で2V)まで放電を行なった状態をいう。活物質層104に含まれる活物質の密度は、例えば、活物質層104から活物質を取り出し、取り出された活物質の密度を例えばアルキメデス法を用いて算出することによって求めることができる。一例として、活物質層104が実質的に活物質からなる薄膜によって構成されている場合、当該薄膜の少なくとも一部をサンプルとして取り出して、そのサンプルの密度を例えばアルキメデス法を用いて算出することによって、活物質の密度が得られる。ここで、実質的に活物質からなる薄膜とは、活物質の含有割合が90質量%以上である薄膜のことを意味する。
活物質の主成分がBiであり、かつ活物質の密度が6.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下である活物質層104は、例えば、薄膜状に形成されたBi(以下、「Bi薄膜」という)によって構成され得る。上記の密度範囲を満たす高密度なBi薄膜で構成された活物質層104は、集電体100に接して設けられた場合、集電体100と高い密着性を有することができる。この構成によれば、活物質、すなわちリチウムと合金化する金属であるBiが、薄膜状の形態で集電体100と密着しているので、リチウムの吸蔵および放出によりBiが膨張および収縮を繰り返しても、電子伝導経路を維持することができる。したがって、本開示における第一電極101の活物質層104に含まれる活物質が6.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下の密度を満たす場合、Liの吸蔵および放出によって活物質層104が膨張および収縮を繰り返しても、集電性の低下が生じにくい。したがって、第一電極101の活物質層104に含まれる活物質が6.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下の密度を満たす場合、本開示の電池1000は、良好なサイクル特性を有することができる。
また、上記の密度範囲を満たすBi薄膜で構成された活物質層104は、活物質密度が高い活物質層であり、十分な電子伝導経路をとることができる。したがって、Bi薄膜で構成された活物質層104を備えている第一電極101は、Bi粉末によって活物質層が形成された電極と比較して、より高容量を実現することができる。したがって、第一電極101の活物質層104に含まれる活物質が6.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下の密度を満たす場合、本開示の電池1000は、良好なサイクル特性に加えて、高容量化も実現できる。
活物質層104に含まれる活物質の密度は、6.5g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下であってもよく、7.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下であってもよい。第一電極101が、このようなより高密度の活物質を含む活物質層104を備えることにより、電池1000は、より良好なサイクル特性と、より高い容量とを有することができる。
活物質層104に含まれる活物質の密度は、7.5g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下であってもよい。特に、7.5g/cm3以上の高密度の活物質を含む活物質層104を備える第一電極101は、電池1000のサイクル特性および容量をより一層向上させることができる。
Cu-Kα線を用いた表面X線回折測定によって得られる活物質層104のX線回折パターンにおいて、26°以上28°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度をI(1)とし、37°以上39°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度をI(2)としたとき、前記I(1)に対する前記I(2)の比であるI(2)/I(1)は0.29以上であってもよい。
ここで、X線回折パターンにおいて26°以上28°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークは、Bi単体の(1,0,-1,2)面に由来するピークに相当する。また、X線回折パターンにおいて37°以上39°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークは、Bi単体の(1,0,-1,4)面に由来するピークに相当する。ピーク強度比I(2)/I(1)が0.29以上であることは、活物質層104の表面において、空間群R-3mである三方晶系の結晶構造を有するBi単体の(1,0,-1,2)面に対する(1,0,-1,4)面の割合が高いことを意味する。すなわち、活物質層104の表面において(1,0,-1,4)面の配向性がより強いことを意味する。表面に、このようなBi単体の結晶構造における配向性を有する活物質層104は、集電体100と高い密着性を有することができる。したがって、活物質層104がこのような表面配向性を有することにより、充電および放電によって活物質層104が膨張および収縮を繰り返しても、集電性の低下が生じにくい。したがって、本開示の電池1000は、より良好なサイクル特性およびより高い容量を有することができる。
ピーク強度比I(2)/I(1)は、0.57以下であってもよい。
以上の構成によれば、より良好な充放電サイクル特性が得られる。
活物質層104のX線回折パターンは、波長1.5405Åおよび1.5444Å、すなわち、波長0.15405nmおよび0.15444nmであるCu-Kα線を用いて、θ-2θ法によるX線回折測定によって取得され得る。
X線回折パターンにおけるピークの回折角は、SN比(すなわち、バックグラウンドノイズNに対する信号Sの比)の値が1.3以上で、かつ半値幅が10°以下である山状の部分の最大強度を示す角度と定義される。半値幅とは、X線回折ピークの最大強度をIMAXとしたとき、強度がIMAXの半分の値となる2つの回折角の差で表わされる幅のことである。
活物質の主成分としてBiを含み、かつ上記の密度範囲および表面配向性を満たすBi薄膜で構成された活物質層104は、例えば、電気めっきによって作製することができる。活物質層104を電気めっきによって作製することによって第一電極101を製造する方法は、例えば以下のとおりである。
まず、電気めっきの基材を準備する。第一電極101においては、例えば集電体100が基材となる。一例として、集電体100として銅箔を用意する。銅箔を有機溶剤により予備脱脂した後、片面をマスキングして酸性溶剤に浸漬することで脱脂を行い、銅箔表面を活性化させる。活性化させた銅箔は、電流が印加できるように電源と接続される。電源と接続された銅箔は、ビスマスめっき浴に浸漬される。ビスマスめっき浴として、例えば、Bi3+イオンと有機酸とを含む有機酸浴が用いられる。その後、電流密度および印加時間を制御して銅箔に電流を印加することにより、マスキングをしていない銅箔表面にBiを電気めっきする。電気めっき後に、銅箔をめっき浴から回収し、マスキングを外した後に純水により洗浄、乾燥する。これらの方法により、Biを電気めっきすることによって作製された活物質層104を備えた第一電極101が得られる。なお、活物質層104の作製に用いられるビスマスめっき浴は、特には限定されず、Bi単体薄膜を析出させることが可能な公知のビスマスめっき浴の中から適宜選択することができる。ビスマスめっき浴では、有機酸浴として、有機スルホン酸浴、グルコン酸およびエチレンジアミン四酢酸(EDTA)浴、またはクエン酸およびEDTA浴が用いられ得る。また、ビスマスめっき浴には、例えば硫酸浴が用いられてもよい。また、ビスマスめっき浴には添加剤が加えられていてもよい。
ここで、Biを電気めっきすることによって作製された活物質層の厚みと、活物質の密度との関係を確認する。以下、Biを電気めっきすることによって作製された活物質層104が、「Biめっき層からなる活物質層」と記載されることがある。
図2は、Biめっき層からなる活物質層の厚みと、活物質の密度との関係を示すグラフである。なお、この場合の活物質の密度は、Biめっき層からなる活物質層の密度を求めることによって求められる。Biめっき層からなる活物質層のサンプルは、後述の実施例1と同様の方法で作製された。ただし、めっき基材である銅箔に対する電流の印加時間を、めっき厚み1μm、3μm、5μm、および10μmを狙って調整し、4つの活物質層のサンプルを作製した。活物質層の質量、面積、および厚みから、活物質層の厚みと活物質の密度との関係を求めた。なお、得られたBiめっき層の厚みは、蛍光X線分析装置(セイコーインスツル株式会社製、SEA6000VX)を用いて測定された。4つのサンプルにおける活物質層の厚さは、1.5μm、4.5μm、6.2μm、および10μmであった。図2のグラフに示されているように、活物質層がBiめっき層である場合、活物質の密度は7.5g/cm3から9.8g/cm3になることがわかる。
また、Biめっき層からなる活物質層について、表面X線回折測定により表面の構造解析も行われた。表面X線回折測定に用いられたBiめっき層からなる活物質層のサンプルは、活物質層の厚みと活物質の密度との関係を確認するために用いられたサンプルと同様の方法で準備された。比較のために、Bi粉体についてのX線回折測定も行われた。
図3は、銅箔上に作製されたBiめっき層からなる活物質層およびBi粉体のX線回折パターンの一例を示すグラフである。X線回折パターンは、Biめっき層の表面、つまり活物質層104の厚み方向よりX線回折装置(RIGAKU製、MiNi Flex)を用いて、波長1.5405Åおよび1.5444ÅであるCu-Kα線をX線として用いたθ-2θ法で測定したものである。
表1は、Cu-Kα線を用いた表面X線回折測定によって得られるBiめっき層およびBi粉末のX線回折パターンにおいて、26°以上28°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度I(1)と、37°以上39°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度I(2)との強度比I(2)/I(1)の算出結果を示す表である。表1には、様々な厚さのBiめっき層の測定結果およびBi粉末の3回の測定結果が示されている。
表1に示す様に、Biを電気めっきすることにより作製された活物質層104では、比I(2)/I(1)が0.29以上となることがわかる。したがって、Biを電気めっきすることにより作製された活物質層104の表面では、空間群R-3mである三方晶系の結晶構造を有するBi単体の(1,0,-1,2)面に対する(1,0,-1,4)面の割合が高いことがわかる。すなわち、活物質層104の表面において(1,0,-1,4)面の配向性がより強いことがわかる。また、図3に示すX線回折パターンにおいて、Biめっき層とBi粉体とを比較すると、厚み3μm以上のBiめっき層では、回折角2θ=40°付近のピーク強度I(3)のピーク強度が大きくなっている。このことから、Biめっき層では、空間群R-3mである三方晶系の結晶構造を有するBi単体の(2,-1,-1,0)面が表面となるように、配向することを見出した。厚み3μm未満のBiめっき層については、基材である銅箔の表面粗さ等の影響もあり、配向によるBi粉末とのX線回折パターンの差異は十分に確認できていないと考えられる。
以下、第一電極101が負極であり、かつ第二電極103が正極である場合を例に挙げて、本実施形態の電池1000の各構成についてより詳しく説明する。
[第一電極]
上述のとおり、第一電極101は、集電体100および活物質層104を有する。活物質層104の構成は、上述したとおりである。第一電極101は、負極として機能する。したがって、活物質層104は、リチウムイオンを吸蔵かつ放出する特性を有する負極活物質を含む。活物質層104に含まれるBiは、負極活物質として機能する。活物質層104は、例えばBi単体を含む。
Biは、リチウムに対して0.8Vで、リチウムイオンを吸蔵かつ放出する活物質である。Biは、リチウムと合金化する金属である。充電時にBiがリチウムと合金を形成することによって、リチウムが吸蔵される。すなわち、第一電極101において、電池1000の充電時に、リチウムビスマス合金が生成される。生成されるリチウムビスマス合金は、例えば、LiBiおよびLi3Biからなる群より選ばれる少なくとも1つを含む。すなわち、電池1000の充電時に、活物質層104は、例えばLiBiおよびLi3Biからなる群より選ばれる少なくとも1つを含む。電池1000の放電時に、リチウムビスマス合金からリチウムが放出され、リチウムビスマス合金がBiに戻る。
活物質層104は、活物質としてBi単体のみを含んでもよい。
活物質層104は、集電体100の表面に直接接して配置されていてもよい。
活物質層104は、薄膜状であってもよい。
活物質層104は、活物質層104は、めっきによりBiが堆積されることによって形成されためっき層であってもよい。活物質層104は、集電体100の表面に直接接して設けられるBiめっき層であってもよい。
活物質層104が集電体100の表面に直接接して設けられるめっき層であると、活物質層104が集電体100に密着する。これにより、活物質層104が膨張および収縮を繰り返した場合に起こる第一電極101の集電特性の悪化を抑制することができる。したがって、電池1000のサイクル特性がより向上する。さらに、活物質層104がめっき層であると、活物質層104に活物質であるBiが高密度で含まれるため、さらなる高容量化も実現できる。
活物質層104は、Bi以外の他の材料を含んでいてもよい。
活物質層104は、必要に応じて、導電材をさらに含んでいてもよい。
導電材として、炭素材料、金属、無機化合物、および導電性高分子が挙げられる。炭素材料として、黒鉛、アセチレンブラック、カーボンブラック、ケッチェンブラック、カーボンウィスカ、ニードルコークス、および炭素繊維が挙げられる。黒鉛として、天然黒鉛および人造黒鉛が挙げられる。天然黒鉛として、塊状黒鉛および鱗片状黒鉛が挙げられる。金属として、銅、ニッケル、アルミニウム、銀、および金が挙げられる。無機化合物として、タングステンカーバイド、炭化チタン、炭化タンタル、炭化モリブデン、ホウ化チタン、およびチッ化チタンが挙げられる。これらの材料は単独で用いられてもよいし、複数種が混合されて用いられてもよい。
活物質層104は、必要に応じて、結着剤をさらに含んでいてもよい。
結着剤として、含フッ素樹脂、熱可塑性樹脂、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)ゴム、スルホン化EPDMゴム、および天然ブチルゴム(NBR)が挙げられる。含フッ素樹脂として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、およびフッ素ゴムが挙げられる。熱可塑性樹脂として、ポリプロピレンおよびポリエチレンが挙げられる。これらの材料は単独で用いられてもよいし、複数種が混合されて用いられてもよい。
活物質層104の厚みは、特に限定されず、例えば、1μm以上、100μm以下であってもよい。
集電体100の材料は、例えば、単体の金属又は合金である。より具体的には、銅、クロム、ニッケル、チタン、白金、金、アルミニウム、タングステン、鉄、およびモリブデンからなる群より選ばれる少なくとも1つを含む単体の金属又は合金であってもよい。集電体100は、ステンレス鋼であってもよい。
集電体100は、銅(Cu)を含んでもよい。
集電体100は、板状又は箔状であってもよい。高い導電性を確保しやすい観点から、負極集電体は、金属箔であってもよく、銅を含む金属箔であってもよい。銅を含む金属箔としては、例えば、銅箔および銅合金箔が挙げられる。金属箔における銅の含有率は、50質量%以上であってもよく、80質量%以上であってもよい。特に、金属箔は、金属として実質的に銅のみを含む銅箔であってもよい。集電体100の厚みは、例えば、5μm以上20μm以下であってもよい。
集電体100は、積層膜であってもよい。
[電解液]
電解液102は、例えば、非水溶媒およびリチウム塩を含む。
電解液102は、非水溶媒として、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートからなる群より選択される少なくとも1つを含む。非水溶媒が、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートからなる群より選択される少なくとも1つのみからなっていてもよい。すなわち、非水溶媒の全質量に対するビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートの合計質量の割合が、例えば100質量%であってもよい。
電解液102は、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートを除く他の非水溶媒をさらに含んでいてもよい。
他の非水溶媒の例は、環状炭酸エステル溶媒、鎖状炭酸エステル溶媒、環状エーテル溶媒、鎖状エーテル溶媒、環状エステル溶媒、鎖状エステル溶媒、またはフッ素溶媒である。環状炭酸エステル溶媒の例は、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、またはブチレンカーボネートである。鎖状炭酸エステル溶媒の例は、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、またはジエチルカーボネートである。環状エーテル溶媒の例は、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、または1,3-ジオキソランである。鎖状エーテル溶媒の例は、1,2-ジメトキシエタン、または1,2-ジエトキシエタンである。環状エステル溶媒の例は、γ-ブチロラクトンである。鎖状エステル溶媒の例は、酢酸メチルである。フッ素溶媒の例は、フルオロプロピオン酸メチル、フルオロベンゼン、フルオロエチルメチルカーボネート、またはフルオロジメチレンカーボネートである。電解液102は、これらから選択される1種の非水溶媒を、他の非水溶媒としてさらに含んでいてもよい。あるいは、電解液102は、これらから選択される2種以上の非水溶媒の混合物を、他の非水溶媒としてさらに含んでいてもよい。
リチウム塩の例は、LiPF6、LiBF4、LiSbF6、LiAsF6、LiSO3CF3、LiN(SO2CF32、LiN(SO2252、LiN(SO2CF3)(SO249)、またはLiC(SO2CF33である。これらから選択される1種のリチウム塩が単独で使用されてもよい。あるいは、これらから選択される2種以上のリチウム塩の混合物が使用されてもよい。
[第二電極]
第二電極103は、正極として機能する。第二電極103は、リチウムイオンのような金属イオンを吸蔵および放出可能な材料を含有する。当該材料は、例えば、正極活物質である。
第二電極103は、集電体105と活物質層106とを有していてもよい。活物質層106は、正極活物質を含む。
活物質層106は、集電体105の表面に、集電体105に直接接して配置されていてもよい。
正極活物質として、例えば、リチウム含有遷移金属酸化物、遷移金属フッ化物、ポリアニオン材料、フッ素化ポリアニオン材料、遷移金属硫化物、遷移金属オキシ硫化物、または遷移金属オキシ窒化物、などが用いられうる。リチウム含有遷移金属酸化物の例としては、LiNi1-x-yCoxAly2((x+y)<1)、LiNi1-x-yCoxMny2((x+y)<1)またはLiCoO2、などが挙げられる。特に、正極活物質として、リチウム含有遷移金属酸化物を用いた場合には、電極の製造コストを安くでき、電池の平均放電電圧を高めることができる。例えば、正極活物質は、Li(Ni,Co,Mn)O2を含んでもよい。
集電体105の材料としては、例えば、金属材料が挙げられる。金属材料としては、銅、ステンレス鋼、鉄、アルミニウムなどが挙げられる。
第二電極103は、固体電解質を含んでもよい。固体電解質としては、リチウム二次電池に用いられる公知の固体電解質が使用可能である。例えば、ハロゲン化物固体電解質、硫化物固体電解質、酸化物固体電解質、高分子固体電解質、または錯体水素化物固体電解質が用いられてもよい。
ハロゲン化物固体電解質は、ハロゲン元素を含有する固体電解質を意味する。ハロゲン化物固体電解質は、ハロゲン元素だけでなく、酸素を含有していてもよい。ハロゲン化物固体電解質は、硫黄(S)を含まない。
ハロゲン化物固体電解質は、例えば、下記の組成式(1)により、表される材料であってもよい。
Liαβγ ・・・式(1)
ここでα、β、およびγは、0より大きい値であり、Mは、Li以外の金属元素および半金属元素からなる群より選択される少なくとも1つであり、Xは、F、Cl、Br、およびIからなる群より選ばれる少なくとも1つである。
「半金属元素」とは、B、Si、Ge、As、Sb、およびTeである。
「金属元素」とは、水素を除く周期表1族から12族中に含まれるすべての元素、ならびに、B、Si、Ge、As、Sb、Te、C、N、P、O、S、およびSeを除く全ての第13族から第16族中に含まれる元素である。すなわち、ハロゲン化合物と無機化合物を形成した際に、カチオンとなりうる元素群である。
組成式(1)において、Mは、Yを含み、Xは、ClおよびBrを含んでもよい。
硫化物固体電解質は、硫黄(S)を含有する固体電解質を意味する。硫化物固体電解質は、硫黄だけでなく、ハロゲン元素を含有していてもよい。
硫化物固体電解質としては、例えば、Li2S-P25、Li2S-SiS2、Li2S-B23、Li2S-GeS2、Li3.25Ge0.250.754、またはLi10GeP212などが用いられうる。
酸化物固体電解質としては、例えば、LiTi2(PO43およびその元素置換体を代表とするNASICON型固体電解質、(LaLi)TiO3系のペロブスカイト型固体電解質、Li14ZnGe416、Li4SiO4、LiGeO4およびその元素置換体を代表とするLISICON型固体電解質、Li7La3Zr212およびその元素置換体を代表とするガーネット型固体電解質、Li3PO4およびそのN置換体、ならびに、LiBO2およびLi3BO3などのLi-B-O化合物をベースとして、Li2SO4、Li2CO3などが添加されたガラスまたはガラスセラミックス、などが用いられうる。
高分子固体電解質としては、例えば、高分子化合物と、リチウム塩との化合物が用いられうる。高分子化合物はエチレンオキシド構造を有していてもよい。エチレンオキシド構造を有する高分子化合物は、リチウム塩を多く含有することができる。このため、イオン導電率をより高めることができる。リチウム塩としては、LiPF6、LiBF4、LiSbF6、LiAsF6、LiSO3CF3、LiN(SO2CF32、LiN(SO2252、LiN(SO2CF3)(SO249)、およびLiC(SO2CF33、などが使用されうる。例示されたリチウム塩から選択される1種のリチウム塩が、単独で使用されうる。もしくは、例示されたリチウム塩から選択される2種以上のリチウム塩の混合物が使用されうる。
錯体水素化物固体電解質としては、例えば、LiBH4-LiI、LiBH4-P25、などが用いられうる。
正極活物質は、0.1μm以上かつ100μm以下のメジアン径を有していてもよい。正極活物質が0.1μm以上のメジアン径を有する場合、正極活物質および固体電解質が良好な分散状態を形成できる。これにより、電池の充放電特性が向上する。正極活物質が100μm以下のメジアン径を有する場合、リチウム拡散速度が向上する。これにより、電池が高出力で動作し得る。
正極活物質は、固体電解質よりも大きいメジアン径を有していてもよい。これにより、正極活物質および固体電解質が良好な分散状態を形成できる。
電池のエネルギー密度および出力の観点から、第二電極103において、正極活物質の体積および固体電解質の体積の合計に対する正極活物質の体積の比は、0.30以上かつ0.95以下であってもよい。
固体電解質が正極活物質と反応するのを防ぐために、正極活物質の表面には、被覆層が形成されてもよい。これにより、電池の反応過電圧の上昇を抑制できる。被覆層に含まれる被覆材料の例は、硫化物固体電解質、酸化物固体電解質、またはハロゲン化物固体電解質である。
第二電極103の厚みは、10μm以上かつ500μm以下であってもよい。第二電極103の厚みが10μm以上である場合、十分な電池のエネルギー密度を確保し得る。第二電極103の厚みが500μm以下である場合、電池が高出力で動作し得る。
第二電極103は、電子導電性を高める目的で、導電材を含んでもよい。
第二電極103は、結着剤を含んでもよい。
導電材および結着剤として、活物質層104に使用可能な材料と同じ材料が使用されてもよい。
第二電極103は、リチウムイオンの授受を容易にし、電池の出力特性を向上する目的で、非水電解液、ゲル電解質、またはイオン液体を含有していてもよい。
非水電解液は、非水溶媒および当該非水溶媒に溶けたリチウム塩を含む。非水溶媒の例は、環状炭酸エステル溶媒、鎖状炭酸エステル溶媒、環状エーテル溶媒、鎖状エーテル溶媒、環状エステル溶媒、鎖状エステル溶媒、またはフッ素溶媒である。環状炭酸エステル溶媒の例は、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、またはブチレンカーボネートである。鎖状炭酸エステル溶媒の例は、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、またはジエチルカーボネートである。環状エーテル溶媒の例は、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、または1,3-ジオキソランである。鎖状エーテル溶媒の例は、1,2-ジメトキシエタン、または1,2-ジエトキシエタンである。環状エステル溶媒の例は、γ-ブチロラクトンである。鎖状エステル溶媒の例は、酢酸メチルである。フッ素溶媒の例は、フルオロエチレンカーボネート、フルオロプロピオン酸メチル、フルオロベンゼン、フルオロエチルメチルカーボネート、またはフルオロジメチレンカーボネートである。これらから選択される1種の非水溶媒が単独で使用されてもよい。あるいは、これらから選択される2種以上の非水溶媒の混合物が使用されてもよい。
リチウム塩の例は、LiPF6、LiBF4、LiSbF6、LiAsF6、LiSO3CF3、LiN(SO2CF32、LiN(SO2252、LiN(SO2CF3)(SO249)、またはLiC(SO2CF33である。これらから選択される1種のリチウム塩が単独で使用されてもよい。あるいは、これらから選択される2種以上のリチウム塩の混合物が使用されてもよい。リチウム塩の濃度は、例えば、0.5mol/リットル以上2mol/リットル以下の範囲にある。
ゲル電解質として、非水電解液を含浸させたポリマー材料が使用され得る。ポリマー材料の例は、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルニトリル、ポリフッ化ビニリデン、ポリメチルメタクリレート、またはエチレンオキシド結合を有するポリマーである。
イオン液体に含まれるカチオンの例は、
(i)テトラアルキルアンモニウムまたはテトラアルキルホスホニウムのような脂肪族鎖状4級塩類、
(ii)ピロリジニウム類、モルホリニウム類、イミダゾリニウム類、テトラヒドロピリミジニウム類、ピペラジニウム類、またはピペリジニウム類のような脂肪族環状アンモニウム、または
(iii)ピリジニウム類またはイミダゾリウム類のような含窒素ヘテロ環芳香族カチオンである。
イオン液体に含まれるアニオンの例は、PF6 -、BF4 -、SbF6 -、AsF6 -、SO3CF3 -、N(SO2CF32 -、N(SO2252 -、N(SO2CF3)(SO249-、またはC(SO2CF33 -である。
イオン液体はリチウム塩を含有してもよい。
[セパレータ]
セパレータ107は、リチウムイオン伝導性を有している。リチウムイオンの通過が許容される限り、セパレータ107の材料は特に限定されない。セパレータ107の材料は、固体電解質、ゲル電解質、リチウムカチオン交換樹脂などのイオン交換樹脂膜、半透膜及び多孔質膜からなる群より選ばれる少なくとも1つでありうる。これらの材料でセパレータ107が作られていると、電池1000の安全性を十分に確保できる。固体電解質としては、Li2S-P25などの硫化物固体電解質、Li7La3Zr212(LLZ)などの酸化物固体電解質などが挙げられる。ゲル電解質としては、PVdFなどのフッ素樹脂を含むゲル電解質が挙げられる。イオン交換樹脂膜としては、カチオン交換膜、アニオン交換膜などが挙げられる。多孔質膜としては、ポリオレフィン樹脂製の多孔質膜、ガラス繊維を不織布に織り込むことによって得られたガラスペーパーからなる多孔質膜などが挙げられる。
[外装]
外装108は、例えば、アルミニウム箔などの金属箔をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムなどの樹脂フィルムでラミネートすることによって得られた材料で作られている。外装108は、樹脂製または金属製の容器であってもよい。
上記においては、第一電極101が負極であって、第二電極103が正極である構成例について説明したが、第一電極101が正極であってもよく、第二電極103は負極であってもよい。
第一電極101が正極であり、第二電極103が負極である場合、活物質層104は、正極活物質層である。すなわち、活物質層104に含まれるBiが、正極活物質として機能する。この場合、負極である第二電極103は、例えばリチウム金属から構成される。
電池1000は、第一電極101、電解液102、第二電極103を基本構成として、大気や水分が混入しないように密閉容器内に封入する。電池1000の形状は、コイン型、円筒型、角型、シート型、ボタン型、扁平型、および積層型、などが挙げられる。
以下、実施例および比較例を用いて、本開示の詳細が開示される。以下の実施例は一例であって、本開示は以下の実施例のみに限定されない。
(実施例1)
<第一電極の作製>
前処理として、銅箔(10cm×10cm、厚み:12μm)を有機溶剤により予備脱脂した後、片面をマスキングして酸性溶剤に浸漬することで脱脂を行い、銅箔表面を活性化させた。メタンスルホン酸1.0mol/Lに、可溶性ビスマス塩としてメタンスルホン酸ビスマスをBi3+イオンが0.18mol/Lとなるように加えて、めっき浴が作製された。活性化させた銅箔は、電流を印加できるように電源に接続した後、めっき浴内に浸漬させた。その後、電流密度を2A/dm2に制御することにより、マスキングをしていない銅箔表面に、およそ1μmの厚みとなるようにBiを電気めっきした。電気めっき後に、銅箔を酸性浴から回収し、マスキングを外した後に純水により洗浄、乾燥し、2cm×2cmの大きさに打ち抜くことによって、第一電極が得られた。すなわち、実施例1の第一電極は、銅箔からなる集電体上に、Biめっき層からなる活物質層が設けられた構成を有していた。実施例1の第一電極において、Biめっき層からなる活物質層に含まれる活物質の密度は、図2のグラフより求めることができ、7.5g/cm3であった。また、Biめっき層からなる活物質層の表面X線回折測定によって得られるX線回折パターンは図3に示されており、ピーク強度比I(2)/I(1)は表1に示されている。実施例1に係る電池の活物質層において、ピーク強度比I(2)/I(1)は0.29以上であった。
<試験セルの作製>
作用極として第一電極が用いられた。対極として厚さ0.34mmのLi金属が用いられた。作用極は、二次電池の負極に対応する。Li金属は、微多孔性セパレータ(旭化成株式会社、セルガード3401)で二重に被覆された。電解液として、LiPF6を1.0モル/Lの濃度でビニレンカーボネート(VC)に溶解させた溶液を準備した。このような作用極、対極、および電解液を用いて、試験セルとしての電池を組み立てた。なお、ここで作製された試験セルは、作用極および対極を使用した単極試験セルであり、二次電池における電極の一方の極の性能を試験するために用いられる。詳しくは、作用極には試験対象の電極が用いられ、対極には作用極の反応を賄うに十分な量の適切な活物質が用いられる。本試験セルは、第一電極の負極としての性能を試験するものなので、通常用いられているように大過剰のLi金属が対極として用いられた。このような試験セルを用いて性能が試験された負極は、例えば、上述の実施形態において説明したような正極活物質、例えばLiを含有した遷移金属酸化物等を含む正極と組み合わせることによって、二次電池として使用され得る。
<充放電サイクル試験>
試験セルに対し、充放電試験を行った。0.6mA(0.15mA/cm2)の定電流値で、充電は0Vまで、放電は2Vまで実施した。これを1サイクルとした。なお、0.6mA(0.15mA/cm2)の定電流値は、0.5ITに相当する。充放電サイクル試験は、25℃で実施された。図4は、実施例1および2、並びに比較例1から4に係る電池のサイクル数と放電容量密度との関係を示すグラフである。図4に示されているように、実施例1に係る電池は、優れたサイクル特性を有しており、放電容量密度も高かった。
(実施例2)
<第一電極の作製>
実施例2の第一電極は、実施例1の第一電極と同様の方法で作製された。
<試験セルの作製>
電解液として、LiPF6を1.0モル/Lの濃度でフルオロエチレンカーボネート(FEC)に溶解させた溶液を用いた点以外は、実施例1の電池と同様の方法で実施例2の試験セルとしての電池が作製された。
<充放電サイクル試験>
実施例2で作製された試験セルに対し、実施例1と同様の方法で充放電サイクル試験を行った。図4に示されているように、実施例2に係る電池は、優れたサイクル特性を有しており、放電容量密度も高かった。
(比較例1)
<第一電極の作製>
比較例1の第一電極は、実施例1の第一電極と同様の方法で作製された。
<試験セルの作製>
電解液として、LiPF6を1.0モル/Lの濃度でエチレンカーボネート(EC)に溶解させた溶液を用いた点以外は、実施例1の電池と同様の方法で比較例1の試験セルとしての電池が作製された。比較例1の試験セルは、2つ作製された。
<充放電サイクル試験>
比較例1で作製された2つの試験セルのうちの一方を用いて、実施例1と同様の方法で充放電サイクル試験を行った。また、比較例1で作製された2つの試験セルのうちの他方を用い、放電終止電圧を1.4Vに変更した点以外は実施例1と同様の方法で、充放電サイクル試験を行った。図4に示されているように、比較例1に係る電池は、放電終止電圧2Vおよび1.4Vの両方において、実施例1および2の電池よりもサイクル特性が悪かった。放電終止電圧2Vの試験では、2サイクル目の充放電で放電容量が大きく減少し、10サイクル目の充放電では初期放電容量の1/7程度まで放電容量が低下した。また、放電終止電圧1.4Vの試験では、5サイクル目の充放電で放電容量が低下し始め、10サイクル目の充放電では初期放電容量の半分程度まで放電容量が低下した。
(比較例2)
<第一電極の作製>
比較例2の第一電極は、実施例1の第一電極と同様の方法で作製された。
<試験セルの作製>
電解液として、LiPF6を1.0モル/Lの濃度でプロピレンカーボネート(PC)に溶解させた溶液を用いた点以外は、実施例1の電池と同様の方法で比較例2の試験セルとしての電池が作製された。
<充放電サイクル試験>
比較例2で作製された試験セルに対し、実施例1と同様の方法で充放電サイクル試験を行った。図4に示されているように、比較例2に係る電池は、4サイクル目の充放電で放電容量が低下し始め、10サイクル目の充放電では初期放電容量の1/20程度まで放電容量が低下した。
(比較例3)
<第一電極の作製>
比較例3の第一電極は、実施例1の第一電極と同様の方法で作製された。
<試験セルの作製>
電解液として、LiPF6を1.0モル/Lの濃度でメチルエチルカーボネート(MEC)に溶解させた溶液を用いた点以外は、実施例1の電池と同様の方法で比較例3の試験セルとしての電池が作製された。
<充放電サイクル試験>
比較例3で作製された試験セルに対し、実施例1と同様の方法で充放電サイクル試験を行った。図4に示されているように、比較例3に係る電池は、2サイクル目の充放電で放電容量が低下し始め、10サイクル目の充放電では初期放電容量の1/30程度まで放電容量が低下した。
(比較例4)
<第一電極の作製>
比較例4の第一電極は、実施例1の第一電極と同様の方法で作製された。
<試験セルの作製>
電解液として、LiPF6を1.0モル/Lの濃度で混合溶媒エチレンカーボネート(EC)に溶解させた溶液を用いた点以外は、実施例1の電池と同様の方法で比較例4の試験セルとしての電池が作製された。混合溶媒は、ECおよびMECが、EC:MEC=1:1(体積比)で混合されたものであった。
<充放電サイクル試験>
比較例4で作製された試験セルに対し、実施例1と同様の方法で充放電サイクル試験を行った。ただし、放電終止電圧は1.4Vに変更された。図4に示されているように、比較例4に係る電池は、5サイクル目の充放電で放電容量が低下し始め、10サイクル目の充放電では初期放電容量の1/5程度まで放電容量が低下した。
以上の実施例1、実施例2、および比較例1から4の結果から、VCおよびFECからなる群より選択される少なくとも1つを含む電解液が用いられた電池は、活物質の主成分としてBiを含む活物質層を含む電極が用いられている場合でも、良好なサイクル特性を有することができることがわかった。
本開示の電池は、例えば、リチウム二次電池などとして、利用される。
1000 電池
100 集電体
101 第一電極
102 電解液
103 第二電極
104 活物質層
105 集電体
106 活物質層
107 セパレータ
108 外装

Claims (7)

  1. 第一電極と、
    第二電極と、
    電解液と、
    を備え、
    前記第一電極は、集電体と、活物質層と、を有し、
    前記集電体は、Cuを含み、
    前記活物質層は、活物質の主成分としてBiを含み、
    前記活物質層は、めっき層であり、
    前記電解液は、ビニレンカーボネートおよびフルオロエチレンカーボネートからなる群より選択される少なくとも1つを含み、
    Cu-Kα線を用いた表面X線回折測定によって得られる前記活物質層のX線回折パターンにおいて、26°以上28°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度をI(1)とし、37°以上39°以下の回折角2θの範囲に存在する最大ピークの高さ強度をI(2)としたとき、前記I(1)に対する前記I(2)の比であるI(2)/I(1)は0.29以上であり、
    前記第一電極は、負極であり、
    前記第二電極は、正極である、
    リチウム二次電池。
  2. 前記活物質の密度は、6.0g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下である、請求項1に記載のリチウム二次電池。
    ここで、前記活物質の前記密度とは、前記電池が完全放電状態のときの前記活物質の密度である
  3. 前記活物質の密度は、7.5g/cm3以上かつ9.8g/cm3以下である、請求項2に記載のリチウム二次電池。
  4. 前記I(2)/I(1)は0.57以下である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のリチウム二次電池。
  5. 前記活物質層は、Bi単体を含む、
    請求項1からのいずれか一項に記載のリチウム二次電池。
  6. 前記活物質層は、LiBiおよびLi3Biからなる群より選択される少なくとも1つを含む、
    請求項1からのいずれか一項に記載のリチウム二次電池。
  7. 前記活物質層は、活物質としてBi単体のみを含む、
    請求項1からのいずれか一項に記載のリチウム二次電池。
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