(TCI、空間関係、QCL)
NRでは、送信設定指示状態(Transmission Configuration Indication state(TCI状態))に基づいて、信号及びチャネルの少なくとも一方(信号/チャネルと表現する)のUEにおける受信処理(例えば、受信、デマッピング、復調、復号の少なくとも1つ)、送信処理(例えば、送信、マッピング、プリコーディング、変調、符号化の少なくとも1つ)を制御することが検討されている。
TCI状態は下りリンクの信号/チャネルに適用されるものを表してもよい。上りリンクの信号/チャネルに適用されるTCI状態に相当するものは、空間関係(spatial relation)と表現されてもよい。
TCI状態とは、信号/チャネルの疑似コロケーション(Quasi-Co-Location(QCL))に関する情報であり、空間受信パラメータ、空間関係情報(Spatial Relation Information)などと呼ばれてもよい。TCI状態は、チャネルごと又は信号ごとにUEに設定されてもよい。
QCLとは、信号/チャネルの統計的性質を示す指標である。例えば、ある信号/チャネルと他の信号/チャネルがQCLの関係である場合、これらの異なる複数の信号/チャネル間において、ドップラーシフト(Doppler shift)、ドップラースプレッド(Doppler spread)、平均遅延(average delay)、遅延スプレッド(delay spread)、空間パラメータ(spatial parameter)(例えば、空間受信パラメータ(spatial Rx parameter))の少なくとも1つが同一である(これらの少なくとも1つに関してQCLである)と仮定できることを意味してもよい。
なお、空間受信パラメータは、UEの受信ビーム(例えば、受信アナログビーム)に対応してもよく、空間的QCLに基づいてビームが特定されてもよい。本開示におけるQCL(又はQCLの少なくとも1つの要素)は、sQCL(spatial QCL)で読み替えられてもよい。
QCLは、複数のタイプ(QCLタイプ)が規定されてもよい。例えば、同一であると仮定できるパラメータ(又はパラメータセット)が異なる4つのQCLタイプA-Dが設けられてもよく、以下に当該パラメータ(QCLパラメータと呼ばれてもよい)について示す:
・QCLタイプA(QCL-A):ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延及び遅延スプレッド、
・QCLタイプB(QCL-B):ドップラーシフト及びドップラースプレッド、
・QCLタイプC(QCL-C):ドップラーシフト及び平均遅延、
・QCLタイプD(QCL-D):空間受信パラメータ。
ある制御リソースセット(Control Resource Set(CORESET))、チャネル又は参照信号が、別のCORESET、チャネル又は参照信号と特定のQCL(例えば、QCLタイプD)の関係にあるとUEが想定することは、QCL想定(QCL assumption)と呼ばれてもよい。
UEは、信号/チャネルのTCI状態又はQCL想定に基づいて、当該信号/チャネルの送信ビーム(Txビーム)及び受信ビーム(Rxビーム)の少なくとも1つを決定してもよい。
TCI状態は、例えば、対象となるチャネル(言い換えると、当該チャネル用の参照信号(Reference Signal(RS)))と、別の信号(例えば、別のRS)とのQCLに関する情報であってもよい。TCI状態は、上位レイヤシグナリング、物理レイヤシグナリング又はこれらの組み合わせによって設定(指示)されてもよい。
物理レイヤシグナリングは、例えば、下り制御情報(Downlink Control Information(DCI))であってもよい。
TCI状態又は空間関係が設定(指定)されるチャネルは、例えば、下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel(PDSCH))、下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel(PDCCH))、上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))、上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel(PUCCH))の少なくとも1つであってもよい。
また、当該チャネルとQCL関係となるRSは、例えば、同期信号ブロック(Synchronization Signal Block(SSB))、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal(CSI-RS))、測定用参照信号(Sounding Reference Signal(SRS))、トラッキング用CSI-RS(Tracking Reference Signal(TRS)とも呼ぶ)、QCL検出用参照信号(QRSとも呼ぶ)の少なくとも1つであってもよい。
SSBは、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal(PSS))、セカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal(SSS))及びブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel(PBCH))の少なくとも1つを含む信号ブロックである。SSBは、SS/PBCHブロックと呼ばれてもよい。
TCI状態のQCLタイプXのRSは、あるチャネル/信号(のDMRS)とQCLタイプXの関係にあるRSを意味してもよく、このRSは当該TCI状態のQCLタイプXのQCLソースと呼ばれてもよい。
(初期アクセス手順)
初期アクセス手順において、UE(RRC_IDLEモード)は、SS/PBCHブロック(SSB)の受信、Msg.1(PRACH/ランダムアクセスプリアンブル/プリアンブル)の送信、Msg.2(PDCCH、random access response(RAR)を含むPDSCH)の受信、Msg.3(RAR ULグラントによってスケジュールされるPUSCH)の送信、Msg.4(PDCCH、UE contention resolution identityを含むPDSCH)の受信、を行う。その後、UEから基地局(ネットワーク)によってMsg.4に対するACKが送信されるとRRC接続が確立される(RRC_CONNECTEDモード)。
SSBの受信は、PSS検出、SSS検出、PBCH-DMRS検出、PBCH受信、を含む。PSS検出は、物理セルID(PCI)の一部の検出と、OFDMシンボルタイミングの検出(同期)と、(粗い)周波数同期と、を行う。SSS検出は、物理セルIDの検出を含む。PBCH-DMRS検出は、ハーフ無線フレーム(5ms)内におけるSSBインデックス(の一部)の検出を含む。PBCH受信は、system frame number(SFN)及び無線フレームタイミング(SSBインデックス)の検出と、remaining minimum system information(RMSI、SIB1)受信用の設定情報の受信と、UEがそのセル(キャリア)にキャンプできるか否かの認識と、を含む。
SSBは、20RBの帯域と4シンボルの時間を有する。SSBの送信周期は、{5、10、20、40、80、160}msから設定可能である。ハーフフレームにおいて、周波数レンジ(FR1、FR2)に基づき、SSBの複数のシンボル位置が規定されている。
PBCHは、56ビットのペイロードを有する。80msの周期内にPBCHのN個の繰り返しが送信される。NはSSB送信周期に依存する。
システム情報は、PBCHによって運ばれるMIBと、RMSI(SIB1)と、other system information(OSI)と、からなる。SIB1は、RACH設定、RACH手順を行うための情報を含む。SSBとSIB1用PDCCHモニタリングリソースとの間の時間/周波数のリソースの関係は、PBCHによって設定される。
ビームコレスポンデンスを用いる基地局は、SSB送信周期毎に複数のSSBを複数のビームを用いてそれぞれ送信する。複数のSSBは、複数のSSBインデックスをそれぞれ有する。1つのSSBを検出したUEは、そのSSBインデックスに関連付けられたRACHオケージョンにおいて、PRACHを送信し、RARウィンドウにおいて、RARを受信する。
(ビームとカバレッジ)
高周波数帯においては、同期信号/参照信号に対してビームフォーミングを適用しなければ、カバレッジが狭くなり、UEが基地局を発見することが難しくなる。一方、カバレッジを確保するために、同期信号/参照信号にビームフォーミングを適用すると、特定の方向には強い信号が届くようになるが、それ以外の方向にはさらに信号が届きにくくなる。UEの接続前の基地局において、UEが存在する方向が不明であるとすると、適切な方向のみへのビームを用いて、同期信号/参照信号を送信することは不可能である。基地局が、異なる方向のビームをそれぞれ有する複数の同期信号/参照信号を送信し、UEが、どのビームを発見したかを認識する方法が考えられる。カバレッジのために細い(狭い)ビームを用いると、多くの同期信号/参照信号を送信する必要があるため、オーバーヘッドが増加し、周波数利用効率が低下するおそれがある。
ビーム(同期信号/参照信号)の数を減らしてオーバーヘッドを抑えるために、太い(広い)ビームを用いると、カバレッジが狭くなる。
将来の無線通信システム(例えば、6G)においては、ミリ波やテラヘルツ波などの周波数帯の利用がさらに進むと考えられる。多数の細いビームを用いて、セルのエリア/カバレッジを構築することによって、通信サービスを提供することが考えられる。
既存のFR2を用い、エリアを拡大すること、既存のFR2よりも高い周波数帯を用いること、が考えられる。これらの実現のために、マルチTRP、reconfigurable intelligent surface(RIS)などに加え、ビーム管理の改善が好ましい。
frequency range(FR)2用のPRACH拡張を含むカバレッジ拡張が検討されている。例えば、同じビーム又は異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返し(repetition)が検討されている。このPRACH拡張は、FR1に適用されてもよい。
PRACH拡張が、短PRACHフォーマットに適用されてもよいし、他のフォーマットに適用されてもよい。
図1のように、共通RACH設定(RACH-ConfigCommon)は、一般RACH設定(rach-ConfigGeneric)と、RAプリアンブル総数(totalNumberOfRA-Preambles)と、RACHオケージョン毎のSSB及びSSB毎のcontention-based(CB)プリアンブル(ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSB)と、を含んでもよい。rach-ConfigGenericは、PRACH設定インデックス(prach-ConfigurationIndex)と、メッセージ1FDM(msg1-FDM、1つの時間インスタンス内においてFDMされるPRACHオケージョンの数)と、を含んでもよい。ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSBは、RACHオケージョン毎のSSB数1/8(oneEighth、8個のRACHオケージョンに1つのSSBが関連付けられること)に対し、SSB毎のCBプリアンブルの数を含んでもよい。
タイプ1ランダムアクセス手順(4ステップランダムアクセス手順、メッセージ1/2/3/4)に対し、UEは、1つのPRACHオケージョンに関連付けられるSS/PBCHブロックの数Nと、有効なPRACHオケージョン毎、SS/PBCHブロック毎のCBプリアンブルの数Rとを、ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSBによって適用されてもよい。
タイプ1ランダムアクセス手順に対し、又は、タイプ1ランダムアクセス手順と独立したPRACHオケージョンの設定を伴うタイプ2ランダムアクセス手順(2ステップランダムアクセス手順、メッセージA/B)に対し、もしN<1の場合、1つのSS/PBCHブロックが1/N個の連続する有効なRACHオケージョンにマップされ、有効なPRACHオケージョン毎にSS/PBCHブロックインデックスに関連付けられた連続インデックスを伴うR個のCBプリアンブルが、プリアンブルインデックス0から始まる。もしN>=1の場合、有効なPRACHオケージョン毎にSS/PBCHブロックインデックスn(0<=n<-N-1)に関連付けられた連続インデックスを伴うR個のCBプリアンブルが、プリアンブルインデックスn・N_preamble^total/Nから始まる。ここで、N_preamble^totalは、タイプ1ランダムアクセス手順に対し、totalNumberOfRA-Preamblesによって与えられ、タイプ1ランダムアクセス手順と独立したPRACHオケージョンの設定を伴うタイプ2ランダムアクセス手順に対し、msgA-TotalNumberOfRA-Preamblesによって与えられる。N_preamble^totalは、Nの倍数である。
フレーム0から始まり、SS/PBCHブロックをPRACHオケージョンにマップするための、関連付け期間は、N_Tx^SSB個のSS/PBCHブロックインデックスがその関連付け期間内において少なくとも1回、PRACHオケージョンにマップされるように、PRACH設定期間と関連付け期間(PRACH設定期間の数)との関係(仕様に規定される関係)に従ってPRACH設定期間によって決定されるセット内の最小値である。ここで、UEは、SIB1内の、又は、共通サービングセル設定(ServingCellConfigCommon)内の、バースト内SSB位置(ssb-PositionsInBurst)の値からN_Tx^SSBを得る。もし関連付け期間内のSS/PBCHブロックインデックスからPRACHオケージョンへの整数回のマッピングサイクルの後、N_Tx^SSB個のSS/PBCHブロックインデックスへマップされない、PRACHオケージョン又はPRACHプリアンブルのセットがある場合、1つのSS/PBCHブロックインデックスも、PRACHオケージョン又はPRACHプリアンブルのそのセットへマップされない。関連付けパターン期間は、1つ以上の関連付け期間を含み、PRACHオケージョン及びSS/PBCHブロックインデックスの間のパターンが多くとも160ms毎に繰り返すように決定される。整数回の関連付け期間の後の、SS/PBCHブロックインデックスに関連付けられないPRACHオケージョンがあれば、そのPRACHオケージョンはPRACHに用いられない。
PRACH設定期間10、20、40、80、160[msec]に対し、関連付け期間は、それぞれ{1,2,4,8,16}、{1,2,4,8}、{1,2,4}、{1,2}、{1}である。
PRACHオケージョン(RACHオケージョン(RO))とビーム(SSB/CSI-RS)の関連付けのためのssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSBがoneHalf,n16を示し(N=1/2、R=16)、msg1-FDMが4である場合、1つの時間インスタンスに4つのROがFDMされ、1つのSSBが2つのROにマップされる。2つのROにプリアンブルインデックス0から15が関連付けられ、プリアンブルインデックス0から15がSS0Bに関連付けられる。このように、N<1の場合、1つのSSBが複数のROにマップされる。これによって、ビーム毎のROの容量が高められる。
ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSBがn4,n16を示し(N=4、R=16)、msg1-FDMが4、N_preamble^totalが64である場合、1つの時間インスタンスに4つのROがFDMされ、4つのSSBが1つのROにマップされる。1つのROにSSB0から3に関連付けられる。SSB0にプリアンブルインデックス0から15が関連付けられ、SSB1にプリアンブルインデックス15から31が関連付けられ、SSB2にプリアンブルインデックス32から47がSSB2が関連付けられ、SSB3にプリアンブルインデックス48から63がSSB3が関連付けられる。このように、同じROが異なるSS/PBCHブロックインデックスに関連付けられ、異なるプリアンブルが異なるSS/PBCHブロックインデックスを用いる。基地局は、受信したPRACHによって、関連付けられたSS/PBCHブロックインデックスを区別できる。
ランダムアクセスプリアンブルは、仕様のランダムアクセス設定に規定された時間リソースのみにおいて送信されることができ、FR1であるかFR2であるかと、スペクトラムタイプ(ペアード(paired)スペクトラム/supplementary uplink(SUL)/アンペアード(unpaired)スペクトラム)と、に依存する。PRACH設定インデックスは、上位レイヤパラメータprach-ConfigurationIndexによって、又は、もし設定されればmsgA-PRACH-ConfigurationIndexによって、与えられる。仕様において、PRACH設定インデックスの各値に対し、プリアンブルフォーマット、n_f(フレーム番号) mod x = yにおけるx及びy、サブフレーム番号、開始シンボル、サブフレーム内のPRACHスロット数、PRACHスロット内の時間ドメインPRACHオケージョン数N_t^RA,slot、PRACH継続時間N_dur^RA、の少なくとも1つに関連付けられている。
PRACH繰り返しがシナリオへ適用できるかどうか、異なる目的によってトリガされるRACH手順のタイプは異なる。RACH手順のタイプは、以下の少なくとも1つであってもよい。
・contention-free random access(CFRA)、PDCCHオーダRA(PDCCH ordered RA、PDCCHオーダによって開始される(initiated)RA)、beam failure recovery(BFR)用CFRA、system information(SI)要求用CFRA、同期を伴う再設定(reconfiguration with sync)用CFRAなど。
・contention-based random access(CBRA)、MACエンティティによってトリガされたRA、イベントを伴うRRCによってトリガされたRA、BFR用CBRAなど。
・4ステップRACH。
・2ステップRACH。
しかしながら、PRACH繰り返しの設定/手順が明らかでない。例えば、繰り返しのためのPRACHリソース(例えば、繰り返しパターン、繰り返し数)がどのように設定されるか、プリアンブル繰り返し送信のUE動作、RACHに関するカウンタ/タイマへの影響、などが明らかでない。このような設定/手順が明らかでなければ、通信品質/通信スループットの劣化のおそれがある。
(RA応答ウィンドウ)
RA応答ウィンドウ(ra-ResponseWindow)は、RA応答(RAR)をモニタするための時間ウィンドウである(special cell(SpCell)のみ)。RA競合解決タイマ(ra-ContentionResolutionTimer)は、RA競合解決のタイマである(SpCellのみ)。Msg.B応答ウィンドウは、2ステップRAタイプのためのRA応答(RAR)をモニタするための時間ウィンドウである(SpCellのみ)。
本開示において、SpCell、primary cell(PCell)、primary secondary cell(PSCell)、は互いに読み替えられてもよい。
RAプリアンブルが送信されると、測定ギャップが発生する可能性に関わらず、MACエンティティは、以下の動作1から3を行う。
[動作1]
もしBFRリクエスト用のコンテンションフリーRAプリアンブルがそのMACエンティティによって送信された場合、そのMACエンティティは、以下の動作1-1及び1-2を行う。
[[動作1-1]]そのMACエンティティは、RAプリアンブル送信の終了からの最初のPDCCHオケージョンにおいて、BFR設定(BeamFailureRecoveryConfig)内に設定されたra-ResponseWindowを開始する。
[[動作1-2]]そのMACエンティティは、ra-ResponseWindowが動作している間、C-radio network temporary identifier(RNTI)によって識別されるSpCellのBFR用サーチスペースID(recoverySearchSpaceId)によって指示されたサーチスペースにおいてPDCCH送信をモニタする。
[動作2]
そうでない場合、そのMACエンティティは、以下の動作2-1及び2-2を行う。
[[動作2-1]]そのMACエンティティは、RAプリアンブル送信の終了からの最初のPDCCHオケージョンにおいて、共通RACH設定(RACH-ConfigCommon)内に設定されたra-ResponseWindowを開始する。
[[動作2-2]]そのMACエンティティは、ra-ResponseWindowが動作している間、RA-RNTIによって識別されるRAR用のSpCellのPDCCH送信をモニタする。
[動作3]
もしBeamFailureRecoveryConfig内に設定されたra-ResponseWindowが満了し、且つ、C-RNTI宛のrecoverySearchSpaceIdによって指示されたサーチスペース上のPDCCH送信がそのプリアンブルが送信されたサービングセル上において受信された場合、又は、もしRACH-ConfigCommon内に設定されたra-ResponseWindowが満了し、且つ、送信されたプリアンブルインデックス(PREAMBLE_INDEX)に一致するRAプリアンブル識別子(identifiers)を含むRARが受信された場合、そのMACエンティティは、そのRAR受信を失敗と見なし、プリアンブル送信カウンタ(PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER)を1によってインクリメントする。
そのMACエンティティは、送信されたPREAMBLE_INDEXに一致するRAプリアンブル識別子(identifiers)を含むRARの受信成功の後のra-ResponseWindowを停止してもよい(RAR用のモニタリングを停止してもよい)。
RA応答ウィンドウ内のPDCCHモニタリングに対し、BFRに対する基地局の応答のためのPDCCHと、RARのためのPDCCHと、の2つのケースがある。以下の内容は、両方のケースに適用されてもよい。
MSGA(Msg.A)プリアンブルが送信されると、測定ギャップが発生する可能性に関わらず、MACエンティティは、以下の動作4から6を行う。
[動作4]
そのMACエンティティは、仕様に規定されたPDCCHモニタリングウィンドウにおいて、Msg.B応答ウィンドウ(msgB-ResponseWindow)を開始する。
msgB-ResponseWindowは、UEが、PRACH送信に対応するPRACHオケージョンの最後のシンボルの後の少なくとも1つのシンボルであるタイプ1-PDCCH CSSセットに対するPDCCHを受信することを設定された、最も早いCORESETの最初のシンボルにおいて開始してもよい。msgB-ResponseWindowの長さは、タイプ1-PDCCH CSSセット用のSCSに対応してもよい。
[動作5]
そのMACエンティティは、msgB-ResponseWindowが動作している間、MSGB-RNTIによって識別されるRAR用のSpCellのPDCCH送信をモニタする。
[動作6]
もしC-RNTI MAC CEが、そのMSGA内に含まれた場合、そのMACエンティティは、msgB-ResponseWindowが動作している間、C-RNTIによって識別されるRAR用のSpCellのPDCCH送信をモニタする。
RAプリアンブルが送信されるPRACHオケージョンに関連付けられたRA-RNTIは、以下のように計算される。
RA-RNTI = 1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_id
ここで、s_idは、PRACHオケージョンの最初のOFDMシンボルのインデックスである(0<=s_id<14)。t_idは、システムフレーム内のPRACHオケージョンの最初のスロットのインデックスである(0<=t_id<80)。t_idの決定のためのサブキャリア間隔(SCS)は、μの値に基づく。f_idは、周波数ドメインにおけるPRACHオケージョンのインデックスである(0<=f_id<8)。ul_carrier_idは、RAプリアンブル送信に用いられるULキャリアである(normal uplink(NUL)キャリアに対して0、supplementary uplink(SUL)キャリアに対して1)。RA-RNTIは、仕様に従って計算される。RA-RNTIは、4ステップRACH用のRNTIである。
RAプリアンブルが送信されるPRACHオケージョンに関連付けられたMSGB-RNTIは、以下のように計算される。
MSGB-RNTI = 1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_id+14×80×8×2
ここで、s_idは、PRACHオケージョンの最初のOFDMシンボルのインデックスである(0<=s_id<14)。t_idは、システムフレーム内のPRACHオケージョンの最初のスロットのインデックスである(0<=t_id<80)。t_idの決定のためのサブキャリア間隔(SCS)は、μの値に基づく。f_idは、周波数ドメインにおけるPRACHオケージョンのインデックスである(0<=f_id<8)。ul_carrier_idは、RAプリアンブル送信に用いられるULキャリアである(normal uplink(NUL)キャリアに対して0、supplementary uplink(SUL)キャリアに対して1)。MSGB-RNTIは、2ステップRACH用のRNTIである。
(PDCCHオーダ)
<PDCCHオーダ用DCIフォーマット>
DCIフォーマット1_0は、DCIフォーマットの識別子フィールドと、常に1にセットされたビットフィールドと、周波数ドメインリソース割り当て(frequency domain resource assignment)フィールドと、を含む。DCIフォーマット1_0のcyclic redundancy check(CRC)がC-RNTIによってスクランブルされ、周波数ドメインリソース割り当てフィールドが全て1である場合、そのDCIフォーマット1_0は、PDCCHオーダによって開始されるランダムアクセス手順用であり、残りのフィールドは、ランダムアクセスプリアンブル、UL/supplementary Uplink(SUL)インジケータ、SS/PBCHインデックス(SSBインデックス)、PRACHマスクインデックス、予約(reserved)ビット(12ビット)、である。
<PRACHオケージョン>
PDCCHオーダによってトリガされたPRACH送信の場合、PRACHマスクインデックスフィールドは、ランダムアクセスプリアンブルインデックスフィールドの値がゼロでない場合、PRACHオケージョンが、PDCCHオーダのSS/PBCHブロックインデックスフィールドによって示されるSS/PBCHブロックiンデックスに関連付けられているPRACH送信のPRACHオケージョンを示す。
上位レイヤによってトリガされたPRACH送信(PDCCHオーダによってトリガされないPRACH送信)の場合、もしssb-ResourceListが提供されると、PRACHマスクインデックスはra-ssb-OccasionMaskIndexによって示される。そのra-ssb-OccasionMaskIndexは、PRACHオケージョンが、選択されたSS/PBCHブロックインデックスに関連付けられているPRACH送信のための、そのPRACHオケージョンを示す。
PRACHオケージョンは、対応するSS/PBCHブロックインデックス毎に連続してマッピングされる。マスクインデックス値によって示されるPRACHオケージョンのインデックス付けは、SS/PBCHブロックインデックス毎、連続するPRACHオケージョンのマッピングサイクル毎に、リセットされる。UEは、利用可能な最初のマッピングサイクルにおいて、指示されたSS/PBCHブロックインデックスに対するPRACHマスクインデックス値によって示されるPRACHオケージョンを、PRACH送信用に選択する。
指示されたプリアンブルインデックスに対し、PRACHオケージョンの順序は、以下である。
・第1に、周波数多重されたPRACHオケージョンのための周波数リソースインデックスの増加順。
・第2に、PRACHスロット内の時間多重されたPRACHオケージョンのための時間リソースインデックスの増加順。
・第3に、PRACHスロットのインデックスの昇順。
上位レイヤからの要求に応じてトリガされるPRACH送信に対し、もしcsirs-ResourceListが提供されている場合、ra-OccasionListの値は、PRACH送信のPRACHオケージョンのリストを示し、PRACHオケージョンはcsi-RSによって示された選択されたCSI-RSインデックスに関連付けられる。ra-OccasionListによって示されるPRACHオケージョンのインデックス付けは、関連付けパターン期間毎にリセットされる。
PRACHマスクインデックス値(msgA-SSB-SharedRO-MaskIndex)の値は、SSBの許容されるPRACHオケージョン(PRACHオケージョンインデックスの値)に関連付けられる。
<MACエンティティにおけるランダムアクセス手順>
ランダムアクセス手順は、PDCCHオーダ、MACエンティティ自身、又は、仕様に準拠したイベントのためのRRCによって開始される。MACエンティティ内において、任意の時点において進行中のランダムアクセス手順は1つだけである。SCellのランダムアクセス手順は、0b000000と異なるra-PreambleIndexを伴うPDCCHオーダによってのみ開始される。
サービングセル上においてランダムアクセス手順が開始された場合、MACエンティティは、以下のことを行う。
・ランダムアクセス手順がPDCCHオーダによって開始され、且つ、PDCCHによって明示的に提供されたra-PreambleIndexが0b000000でない場合、又は、ランダムアクセス手順が同期を伴う再設定(reconfiguration)のために開始され、4ステップRAタイプのコンテンションフリーのランダムアクセスリソースが、ランダムアクセス手順のために選択されたBWPに対し、rach-ConfigDedicatedによって明示的に提供されている場合、RA_TYPEを4-stepRAに設定する。
選択されたRA_TYPEが4-stepRAに設定されている場合、MACエンティティは次のことを行う。
・ra-PreambleIndexがPDCCHから明示的に提供され、且つ、ra-PreambleIndexが0b000000ではない場合、PREAMBLE_INDEXを通知されたra-PreambleIndexにセットし、PDCCHによって通知されたSSBを選択する。
・上記のようにSSBが選択された場合、ra-ssb-OccasionMaskIndexによって与えられた制限によって許可され、選択されたSSBに対応する、PRACHオケージョンから、次に利用可能なPRACHオケージョンを決定する(MACエンティティは、仕様に従って、選択されたSSBに対応して、連続するPRACHオケージョンの中から等確率でランダムにPRACHオケージョンを選択する。MACエンティティは、選択されたSSBに対応する次に利用可能なPRACHオケージョンを決定する場合、測定ギャップの発生の可能性を考慮してもよい)。
<PDCCHオーダ受信とPRACH送信の間の時間>
もしPDCCHオーダによってランダムアクセス手順が開始された場合、UEは、上位レイヤによって要求されれば、仕様に記述されたように、PDCCHオーダ受信の最後のシンボルとPRACH送信の最初のシンボルとの間の時間が、N_(T,2)+Δ_BWPSwitching+Δ_Delay+T_switch[msec]以上である場合(時間条件)の、選択されたPRACHオケージョン内においてPRACHを送信する。ここで、N_(T,2)は、UE処理能力1(UE processing capability 1)のPUSCH準備時間に対応するN_2シンボルの継続時間である。μは、PDCCHオーダのサブキャリア間隔(SCS)設定と、それに対応するPRACH送信のSCS設定と、の間の最小SCS設定に対応すると仮定する。アクティブUL BWPが変化しない場合、Δ_BWPSwitching=0であり、そうでない場合、Δ_BWPSwitchingは仕様に定義される。FR1においてΔ_delay=0.5msecであり、FR2においてΔ_delay=0.25msecである。T_switchは、仕様に定義されているスイッチングギャップ継続時間である。
<PRACHオケージョンの有効(valid)/無効(invalid)の条件(有効条件)>
ペアード(paired)スペクトラム(FDD)又はSULバンドにおいて、全てのPRACHオケージョンが有効である。アンペアード(unpaired)スペクトラム(TDD)において、PRACHオケージョンは、以下の規定1及び2に従ってもよい。
[規定1]
UEがtdd-UL-DL-ConfigurationCommonを提供されていない場合において、PRACHスロット内のPRACHオケージョンが、PRACHスロット内のSS/PBCHブロックに先行せず、最後のSS/PBCHブロック受信シンボルから少なくともN_gapシンボル後に開始する場合、そのPRACHオケージョンは有効である。ここで、N_gapは仕様において規定されている。channelAccessMode=semistaticが提供された場合、UEが送信しない次のチャネル占有時間の開始前の連続するシンボルのセットと重複しない。SS/PBCHブロックの候補(candidate)SS/PBCHブロックインデックスは、SIB1内の又はServingCellConfigCommon内のssb-PositionsInBurstによって提供されるSS/PBCHブロックインデックスに対応する。
[規定2]
UEがtdd-UL-DL-ConfigurationCommonを提供されている場合、PRACHスロット内のPRACHオケージョンは、以下の場合に有効である。
・そのPRACHオケージョンがULシンボル内にある。又は、
・そのPRACHオケージョンがPRACHスロット内のSS/PBCHブロックに先行せず、最後のDLシンボルから少なくともN_gapシンボル後、且つ、最後のSS/PBCHブロックシンボルから少なくともN_gapシンボル後に、開始する。ここで、N_gapは仕様に規定される。もしchannelAccessMode=semistaticが提供された場合、そのPRACHオケージョンは、仕様に記載されているように、いかなる送信もあってはならない次のチャネル占有時間の開始前の連続するシンボルのセットと重複しない。SS/PBCHブロックの候補SS/PBCHブロックインデックスは、仕様に記載されているように、SIB1内の又はServingCellConfigCommon内のssb-PositionsInBurstによって提供されるSS/PBCHブロックインデックスに対応する。
(RAR受信)
PRACH送信に応じて、UEは、前述の上位レイヤによって制御されるウィンドウ中において、対応するRA-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_0の検出を試みる。UEがタイプ1-PDCCH CSSセットに対するPDCCHを受信することを設定された最も早いCORESETの最初のシンボルにおいて、すなわち、PRACH送信に対応するPRACHオケージョンの最後のシンボルの少なくとも1シンボル後において、そのウィンドウは開始する。そのシンボル期間は、タイプ1-PDCCH CSSセットに対するSCSに対応する。そのウィンドウの長さは、タイプ1-PDCCH CSSセットに対するSCSに基づき、ra-responseWindowによってスロット数として提供される。
もしUEが、対応するRA-RNTIによってスクランブルされたCRCと、UEがPRACHを送信したsystem frame number(SFN)のleast significant bits(LSBs)と同じ、DCIフォーマット内のSFNフィールドのLSBsと、を伴うそのDCIフォーマット1_0を検出し、且つ、UEが、対応するPDSCH内のトランスポートブロックを受信した場合、UEが、そのDCIフォーマット1_0を伴うPDCCHを受信するCORESET用のTCI状態(TCI-State)を提供されるか否かに関わらず、UEがPRACHの関連付けに用いる、SS/PBCHブロック又はCSI-RSリソースに関して、UEは、同じDMRSアンテナポートQCL特性(properties)を想定してもよい。
もしUEが、SpCellに対するCFRA手順をトリガするPDCCHオーダによって開始されるPRACH送信に応じて、対応するRA-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_0の検出を試みる場合、UEは、そのDCIフォーマット1_0を含むPDCCHと、そのPDCCHオーダと、が同じDMRSアンテナポートQCL特性(properties)を有すると想定してもよい。もしUEが、セカンダリセルに対するCFRA手順をトリガするPDCCHオーダによって開始されるPRACH送信に応じて、対応するRA-RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うDCIフォーマット1_0の検出を試みる場合、UEは、そのDCIフォーマット1_0を含むPDCCHの受信のためのタイプ1-PDCCH CSSセットに関連付けられたCORESETのDMRSアンテナポートQCL特性(properties)を想定してもよい。
RAR ULグラントは、周波数ホッピングフラグフィールドと、PUSCH周波数リソース配置(allocation)フィールドと、PUSCH時間リソース配置フィールドと、modulation and coding scheme(MCS)フィールドと、PUSCH用TPCコマンドフィールドと、CSIリクエストフィールドと、チャネルアクセス-cyclic prefix延長(CPext)フィールドと、の少なくとも1つを含んでもよい。
(PRACHの上りリンクカバレッジ改善)
マルチPRACH送信の以下の2つのケース/タイプが検討されている。
[ケース1/タイプ1マルチPRACH送信]
UEは、n個のランダムアクセスオケージョン(RO)/ROリソース上においてMsg1を繰り返し送信する。その後、UEは、設定されたタイプ1PDCCHオケージョンにおけるMsg2の検出を待つ。本開示において、n個のRO/ROリソースにおけるプリアンブルの繰り返し送信を、ROグループと呼ぶことがある。ROグループのサイズ(ROグループ内のROの数)は、nである。1つのROグループの後に、1つのRARウィンドウが開始される。
[ケース2/タイプ2マルチPRACH送信]
UEは、n個のランダムアクセスオケージョン(RO)リソース上においてMsg1を繰り返し送信する。各RO上のMsg1の送信の後、UEは、タイプ1PDCCHオケージョンにおけるMsg2の検出を待つ。ROグループのサイズ(ROグループ内のROの数)は、nである。各ROの後に、1つのRARウィンドウが開始される。
(PRACH繰り返しに用いられるビーム)
Rel.18において、同じビームを伴うPRACH繰り返しの機能と、異なる複数ビームを伴うPRACH繰り返しの機能と、が導入されることが検討されている。図2Aは、同じビームを用いるPRACHの複数繰り返しに対し、1つのRARウィンドウが用いられる(タイプ1マルチPRACH送信)ケースの一例を示す。図2Bは、同じビームを用いるPRACHの複数繰り返しに対し、複数のRARウィンドウがそれぞれ用いられるケース(タイプ2マルチPRACH送信)の一例を示す。図3Aは、異なる複数ビームを用いるPRACHの複数繰り返しに対し、1つのRARウィンドウが用いられる(タイプ1マルチPRACH送信)ケースの一例を示す。図3Bは、異なる複数ビームを用いるPRACHの複数繰り返しに対し、複数のRARウィンドウがそれぞれ用いられる(タイプ2マルチPRACH送信)ケースの一例を示す。
しかしながら、その2つの機能の関係/組み合わせ/相互作用が明らかでない。例えば、その2つの機能のが同時にサポート/適用されることができるかが明らかでない。もし、その2つの機能のが同時にサポート/適用されない場合、UEが、同じビームを用いてPRACH繰り返しを送信するか、異なる複数ビームを用いてPRACH繰り返しを送信するか、PRACH繰り返しを行わないか、をどのように決定するかが明らかでない。もし、その2つの機能のが同時にサポート/適用される場合、UEが、その2つの機能をいつ同時に適用するかが明らかでない。このように、2つの機能の関係が明らかでなければ、通信品質の低下などを招くおそれがある。
そこで、本発明者らは、同じビームを伴うPRACH繰り返しの機能と、異なる複数ビームを伴うPRACH繰り返しの機能と、の関係を着想した。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。各実施形態に係る無線通信方法は、それぞれ単独で適用されてもよいし、組み合わせて適用されてもよい。
本開示において、「A/B」及び「A及びBの少なくとも一方」は、互いに読み替えられてもよい。また、本開示において、「A/B/C」は、「A、B及びCの少なくとも1つ」を意味してもよい。
本開示において、通知、アクティベート、ディアクティベート、指示(又は指定(indicate))、選択(select)、設定(configure)、更新(update)、決定(determine)などは、互いに読み替えられてもよい。本開示において、サポートする、制御する、制御できる、動作する、動作できるなどは、互いに読み替えられてもよい。
本開示において、無線リソース制御(Radio Resource Control(RRC))、RRCパラメータ、RRCメッセージ、上位レイヤパラメータ、フィールド、情報要素(Information Element(IE))、設定などは、互いに読み替えられてもよい。本開示において、Medium Access Control制御要素(MAC Control Element(CE))、更新コマンド、アクティベーション/ディアクティベーションコマンドなどは、互いに読み替えられてもよい。
本開示において、上位レイヤシグナリングは、例えば、Radio Resource Control(RRC)シグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、ブロードキャスト情報などのいずれか、又はこれらの組み合わせであってもよい。
本開示において、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC Control Element(MAC CE))、MAC Protocol Data Unit(PDU)などを用いてもよい。ブロードキャスト情報は、例えば、マスタ情報ブロック(Master Information Block(MIB))、システム情報ブロック(System Information Block(SIB))、最低限のシステム情報(Remaining Minimum System Information(RMSI))、その他のシステム情報(Other System Information(OSI))などであってもよい。
本開示において、物理レイヤシグナリングは、例えば、下りリンク制御情報(Downlink Control Information(DCI))、上りリンク制御情報(Uplink Control Information(UCI))などであってもよい。
本開示において、インデックス、識別子(Identifier(ID))、インディケーター、リソースIDなどは、互いに読み替えられてもよい。本開示において、シーケンス、リスト、セット、グループ、群、クラスター、サブセットなどは、互いに読み替えられてもよい。
本開示において、パネル、UEパネル、パネルグループ、ビーム、ビームグループ、プリコーダ、Uplink(UL)送信エンティティ、送受信ポイント(Transmission/Reception Point(TRP))、基地局、空間関係情報(Spatial Relation Information(SRI))、空間関係、SRSリソースインディケーター(SRS Resource Indicator(SRI))、制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))、Physical Downlink Shared Channel(PDSCH)、コードワード(Codeword(CW))、トランスポートブロック(Transport Block(TB))、参照信号(Reference Signal(RS))、アンテナポート(例えば、復調用参照信号(DeModulation Reference Signal(DMRS))ポート)、アンテナポートグループ(例えば、DMRSポートグループ)、グループ(例えば、空間関係グループ、符号分割多重(Code Division Multiplexing(CDM))グループ、参照信号グループ、CORESETグループ、Physical Uplink Control Channel(PUCCH)グループ、PUCCHリソースグループ)、リソース(例えば、参照信号リソース、SRSリソース)、リソースセット(例えば、参照信号リソースセット)、CORESETプール、下りリンクのTransmission Configuration Indication state(TCI状態)(DL TCI状態)、上りリンクのTCI状態(UL TCI状態)、統一されたTCI状態(unified TCI state)、共通TCI状態(common TCI state)、擬似コロケーション(Quasi-Co-Location(QCL))、QCL想定などは、互いに読み替えられてもよい。
なお、本開示において、「…の能力を有する」は、「…の能力をサポートする/報告する」と互いに読み替えられてもよい。
(無線通信方法)
各実施形態において、1つのRACH試行、PRACH繰り返しからRAR受信の判定までの手順、繰り返し数のPRACH繰り返し、は互いに読み替えられてもよい。1つのRACH試行は、対応するRARの受信の成功又は失敗によって終了してもよい。1つのRACH試行内のRARの受信失敗によって別のRACH試行が開始されてもよい。
各実施形態において、繰り返しを伴わないPRACH(第1送信方式)は、繰り返しが適用/決定/設定/指示されないPRACHであってもよい。各実施形態において、同じビームを用いるPRACH繰り返し(第2送信方式)は、PRACHの複数繰り返しに1つの同じビーム/TCI状態/空間ドメインフィルタを用いることであってもよい。各実施形態において、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返し(第3送信方式)は、PRACHの複数繰り返しに異なる複数のビーム/TCI状態/空間ドメインフィルタをそれぞれ用いることであってもよい。各実施形態において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返し(第4送信方式)は、PRACHの複数繰り返しが複数セットを含み、各セットが2つ以上の繰り返しを含み、各セット内の2つ以上の繰り返しに同じビーム/TCI状態/空間ドメインフィルタを用い、複数セットに異なる複数のビーム/TCI状態/空間ドメインフィルタをそれぞれ用いることであってもよい。
各実施形態において、同じビームを用いるPRACH繰り返しの機能と異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの機能、2つの機能、2つの送信方法、2つの送信方式、2つの繰り返し方式、は互いに読み替えられてもよい。
各実施形態において、繰り返しを伴わないPRACHの機能と同じビームを用いるPRACH繰り返しの機能と異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの機能、3つの機能、3つの送信方法、3つの送信方式、は互いに読み替えられてもよい。
各実施形態において、繰り返しを伴わないPRACHの機能と同じビームを用いるPRACH繰り返しの機能と異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの機能と同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの機能、4つの機能、4つの送信方法、4つの送信方式、は互いに読み替えられてもよい。
各実施形態における各図(例えば、図6から図11のそれぞれ)の動作は、PRACHの複数繰り返しの後に1つのRARウィンドウを用いるケース(タイプ1マルチPRACH送信)に適用されているが、PRACHの各繰り返しの後に1つのRARウィンドウを用いるケース(タイプ2マルチPRACH送信)に適用されてもよい。
UEは、複数繰り返しを伴わない物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を送信する第1送信方式と、同じビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第2送信方式と、異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第3送信方式と、同じビーム及び異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第4送信方式と、の内の1つの送信方式を決定してもよい。UEは、前記送信方式を用いて、1つ以上のPRACHを送信してもよい。
<実施形態#1>
この実施形態は、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、が同時に適用されるか否かに関する。
《オプション1》
UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、を同時に報告することを想定しない、と規定されてもよい。
《オプション2》
UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、が同時に有効化/設定されることを、基地局によって指示/設定されると想定しない、と規定されてもよい。
UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、がSIB/RRC IEによって同時に有効化/設定されると想定しない、と規定されてもよい。UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための指示を伴って設定される任意のRACHリソースセットと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための指示を伴って設定される任意のRACHリソースセットと、があると想定しない、と規定されてもよい。UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しのために設定される任意のRACHリソースセットと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのために設定される任意のRACHリソースセットと、があると想定しない、と規定されてもよい。
《オプション3》
UEは、1つのRACH試行(attempt)内において、その2つの機能が同時に適用されると想定しない、と規定されてもよい。
1つのRACH試行において、UEが異なる複数ビーム上のPRACH繰り返しを送信する場合、UEは、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信すると想定しない、と規定されてもよい。1つのRACH試行において、UEが異なる複数ビーム上のPRACH繰り返しを送信する場合、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しのために設定される任意のRACHリソースセット上のPRACHオケージョンを送信すると想定しない、と規定されてもよい。1つのRACH試行において、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、の両方のために設定される任意のRACHリソースセットがあると想定しない、と規定されてもよい。
《オプション4》
UEは、1つのRACH試行内において、その2つの機能が同時に適用されてもよい。
《オプション5》
UEは、1つのRACH試行内において、その2つの機能が同時に適用されると想定しない、と規定されてもよい。オプション5は、オプション3に基づき、1つのRACH手順内の1つのRACH試行内において同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH手順内(プリアンブル送信カウンタPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERの満了の前)の別のRACH試行内において異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信すると想定しないという、追加の要件を伴ってもよい。
図4Aの例において、UEは、1つのRACH試行内において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH(Msg1)の複数繰り返しを送信する。PRACHの2つの繰り返しに対して1つのビーム及び1つのRARウィンドウが用いられる。複数のRARウィンドウが異なる複数ビームにそれぞれ対応する。この例は、オプション3/5に対して許容されない。この例は、オプション4に対して許容される。
図4Bの例において、UEは、1つのRACH手順内の1つのRACH試行内において、同じビームを用いるPRACHの複数繰り返しを送信し、RARの受信に失敗した場合、同じのRACH手順内の別のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いるPRACHの複数繰り返しを送信する。1つのRACH試行に対して1つのRARウィンドウが用いられる。この例は、オプション5に対して許容されない。この例は、オプション3に対して許容される。
UEは、以下のいくつかのケースの少なくとも1つをサポートしてもよい。
[ケース1]UEが、2つの機能のうち、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための能力のみを報告し、同じビームを用いるPRACH繰り返しのみが基地局によって有効化/設定されるケース
UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、を決定する。
[ケース2]UEが、2つの機能のうち、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための能力のみを報告し、同じビームを用いるPRACH繰り返しのみが基地局によって有効化/設定されるケース
UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信する。
[ケース3]UEが、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、を報告し、同じビームを用いるPRACH繰り返しのみが基地局によって有効化/設定されるケース
オプション1において、このケースは、エラーケースである。オプション2/3/4/5において、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、を決定する。
[ケース4]UEが、2つの機能のうち、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための能力のみを報告し、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのみが基地局によって有効化/設定されるケース
UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信する。
[ケース5]UEが、2つの機能のうち、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための能力のみを報告し、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのみが基地局によって有効化/設定されるケース
UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、を決定する。
[ケース6]UEが、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、を報告し、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのみが基地局によって有効化/設定されるケース
オプション1において、このケースは、エラーケースである。オプション2/3/4/5において、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、を決定する。
[ケース7]UEが、2つの機能のうち、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための能力のみを報告し、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、が基地局によって同時に有効化/設定されるケース
オプション1/3/4/5において、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、を決定する。オプション2において、このケースは、エラーケースである。
[ケース8]UEが、2つの機能のうち、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための能力のみを報告し、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、が基地局によって同時に有効化/設定されるケース
オプション1/3/4/5において、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、を決定する。オプション2において、このケースは、エラーケースである。
[ケース9]UEが、同じビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための能力と、を報告し、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、が基地局によって同時に有効化/設定されるケース
オプション1/2において、このケースは、エラーケースである。オプション3において、UEは、繰り返しを伴わないPRACHと、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、のいずれを適用するかを決定する。オプション4において、UEは、繰り返しを伴わないPRACHと、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、のいずれを適用するかを決定する。オプション5において、UEは、各RACH試行に対し、以下のいくつかの動作の少なくとも1つに従ってもよい。
・もしそのRACH試行がRACH手順の最初のRACH試行である場合、又は、もしUEがそのRACH手順の任意の以前のRACH試行内において繰り返しを伴うPRACHを送信していない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHと、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、のいずれを適用するかを決定する。
・もしUEがそのRACH手順の任意の以前のRACH試行内において同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信している場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHと、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、のいずれを適用するかを決定する。
・もしUEがそのRACH手順の任意の以前のRACH試行内において異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信している場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、のいずれを適用するかを決定する。
UEは、以下のいくつかの因子の少なくとも1つに基づいて、PRACH繰り返しを行うか否かと、PRACH繰り返しに同じビームを用いるか異なる複数ビームを用いるか同じビーム及び異なる複数ビームを用いるかと、の少なくとも1つを決定してもよい。
・仕様の定義。
・SIB/RRC IE/PDCCHオーダによる指示。
・RO設定パラメータ。
・現在のPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER。
・ランダムアクセス制限パラメータ。例えば、preambleTransMaxとra-ResponseWindowとra-ContentionResolutionTimerとの少なくとも1つ。
・SSB又はCSI-RSの1つ以上の受信のRSRP。
・同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、に対する優先度(priority)。
・ビームコレスポンデンスに関するUE能力。
UEが、配置(deployment)シナリオと、複信(duplex)モードと、周波数範囲と、ライセンス(licensed)バンドであるかアンライセンス(unlicensed)バンドであるかと、の少なくとも1つに基づいて、複数PRACH繰り返しを行うか否かと、PRACH繰り返しに同じビームを用いるか異なる複数ビームを用いるか同じビーム及び異なる複数ビームを用いるかを決定してもよい。配置シナリオは、例えば、地上ネットワーク又は非地上ネットワークであってもよいし、非地上ネットワークのタイプであってもよい。複信モードは、例えば、TDD(アンペアードスペクトラム)又はFDD(ペアードスペクトラム)であってもよい。周波数範囲は、例えば、FR1/2-1/2-2であってもよい。ライセンスバンドであるかアンライセンスバンドであるかと、ライセンスセルであるかアンライセンスセルであると、共有スペクトラムであるか否かと、共有スペクトラムチャネルアクセスを用いるか否かと、は互いに読み替えられてもよい。
例えば、UEは、静止軌道(Geostationary Earth Orbit、GEO)シナリオにおいて、同じビーム/異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、低軌道(Low Earth Orbit、LEO)シナリオにおいて、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。例えば、UEは、TDD(アンペアードスペクトラム)において、同じビーム/異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、FDD(ペアードスペクトラム)において、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。例えば、UEは、ライセンスバンドにおいて、同じビーム/異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、アンライセンスバンドにおいて、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。例えば、UEは、FR2-2において、同じビーム/異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、FR1/2-1において、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。
《例1》
この例は、UEが、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、の送信方法/送信方式をどのように決定するかに関する。この例は、ケース1/3/7に対応してもよい。
[選択肢1-0]
その送信方法は、仕様によって規定されてもよい。仕様は、UEが常に同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信すること、又は、UEが常に繰り返しを伴わないPRACHを送信すること、を規定してもよい。仕様は、(ケース1/3/7の内の)異なるケースに対して異なる動作を規定してもよい。
[選択肢1-1]
その送信方法は、SIB/RRC IE/(PDCCHオーダされるRACH手順のための)PDCCHオーダによって指示されてもよい。基地局は、同じビームを用いるPRACH繰り返しを行うか否か(及び繰り返し数)を、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示してもよい。
[選択肢1-2]
その送信方法は、RACHトリガリング方法/RACH目的に基づいてもよい。RACHトリガリング方法は、RACHがPDCCHオーダ/MACエンティティ/RRCによって開始されることであってもよい。RACH目的は、初期アクセス/システム情報(SI)要求/SpCell BFR/同期を伴う再設定(reconfiguration with sync)であってもよい。
同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否か(及び繰り返し数)と、RACHトリガリング方法/RACH目的と、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢1-3]
その送信方法は、RO設定パラメータに基づいてもよい。RO設定パラメータは、PRACH設定インデックス、PRACHフォーマット、RO当たりのSSB数、1つの時間インスタンス内にFDMされるPRACH送信オケージョン数、1つのサブフレーム内のPRACHスロット数、1つのPRACHスロット内の時間ドメインPRACHオケージョン数、PRACH継続時間(duration)、zeroCorrelationZoneConfig(サイクリックシフト数設定)、(同じビームを用いるPRACH繰り返しのための)プリアンブルの総数、の少なくとも1つであってもよい。
同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否か(及び繰り返し数)と、RO設定パラメータと、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢1-4]
その送信方法は、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいてもよい。もしPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、(仕様によって規定された、又は、SIB/RRC IEによって指示された)ある値よりも大きい場合、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。
PRACH繰り返し数が、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいてもよい。例えば、M1よりも小さいPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに対し、PRACH繰り返し数はN1であってもよい。M1以上でありM2よりも小さいPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに対し、PRACH繰り返し数はN2であってもよい。M2以上であるPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに対し、PRACH繰り返し数はN3であってもよい。
[選択肢1-5]
その送信方法は、ランダムアクセス制限パラメータ(preambleTransMaxとra-ResponseWindowとra-ContentionResolutionTimerとの少なくとも1つ)に対して設定された値に基づいてもよい。もしpreambleTransMaxに対して設定された値がある値Y1よりも小さい/Y1よりも大きい/Y1と等しい場合と、もしra-ResponseWindowに対して設定された値がある値Y2よりも小さい/Y2よりも大きい/Y2と等しい場合と、もしra-ContentionResolutionTimerに対して設定された値がある値Y3よりも小さい/Y3よりも大きい/Y3と等しい場合と、の少なく1つにおいて、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。ここで、Y1、Y2、Y3は、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。
PRACH繰り返し数が、ランダムアクセス制限パラメータに依存しなくてもよいし、依存してもよい。
[選択肢1-6]
その送信方法は、SSB又はCSI-RSの1つ以上の受信のRSRPに基づいてもよい。
UEは、(Rel.15/16/17のルールによって)選択されたSSB/CSI-RSのRSRP値と、RSRPのギャップの値の範囲と、の少なくとも1つに基づいて、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、を決定してもよい。そのギャップは、選択されたSSB/CSI-RSのRSRPと、全てのRSRP値の内の最大RSRP値又は平均RSRP値(又は、最大値からN個までのRSRP値の内のrsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値)と、の間のギャップであってもよい。PRACH繰り返しを行わないか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを行うか(及び繰り返し数)、は、そのギャップの値の範囲に対応してもよい。その対応の関係/マッピングは、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。例えば、そのマッピングは、ギャップがある値よりも大きい/小さいことに、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)否かを関連付けてもよい。
選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRPが、ある値よりも小さい場合と、選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRPが、全てのRSRP値の内の上位(N個)のRSRP値(の1つ)ではない場合と、選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRPが、最大RSRP値又は平均RSRP値より少なくともM dB小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。ここで、ある値、N、Mは、整数であり、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。
UEは、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)に基づいて、又は、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)の最大値/最小値/平均値/標準偏差に基づいて、又は、ある範囲内のRSRP値の数に基づいて、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)否かを決定してもよい。繰り返しを伴わないPRACHを行うか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを行うか(及び繰り返し数)は、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)の最大値/最小値/平均値/標準偏差に対する異なる複数範囲と、ある範囲内のRSRP値の数に対する異なる複数範囲と、の少なくとも1つに対応してもよい。その対応の関係/マッピングは、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。例えば、そのマッピングは、RSRPに基づく値がある値よりも大きい/小さいことに、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)否かを関連付けてもよい。
選択肢1-1から1-6の少なくとも2つの組み合わせが用いられてもよい。
《例2》
この例は、UEが、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、の送信方法/送信方式をどのように決定するかに関する。この例は、ケース5/6/8に対応してもよい。
[選択肢2-0]
その送信方法は、仕様によって規定されてもよい。仕様は、UEが常に異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信すること、又は、UEが常に繰り返しを伴わないPRACHを送信すること、を規定してもよい。仕様は、(ケース5/6/8の内の)異なるケースに対して異なる動作を規定してもよい。
[選択肢2-1]
その送信方法は、SIB/RRC IE/(PDCCHオーダされるRACH手順のための)PDCCHオーダによって指示されてもよい。基地局は、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを行うか否か(及び繰り返し数/ビーム数)を、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示してもよい。
[選択肢2-2]
その送信方法は、RACHトリガリング方法/RACH目的に基づいてもよい。RACHトリガリング方法は、RACHがPDCCHオーダ/MACエンティティ/RRCによって開始されることであってもよい。RACH目的は、初期アクセス/システム情報(SI)要求/SpCell BFR/同期を伴う再設定(reconfiguration with sync)であってもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否か(及び繰り返し数/ビーム数、又は、複数繰り返しに対する複数ビーム)と、RACHトリガリング方法/RACH目的と、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢2-3]
その送信方法は、RO設定パラメータに基づいてもよい。RO設定パラメータは、PRACH設定インデックス、PRACHフォーマット、RO当たりのSSB数、1つの時間インスタンス内にFDMされるPRACH送信オケージョン数、1つのサブフレーム内のPRACHスロット数、1つのPRACHスロット内の時間ドメインPRACHオケージョン数、PRACH継続時間(duration)、zeroCorrelationZoneConfig(サイクリックシフト数設定)、(異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための)プリアンブルの総数、の少なくとも1つであってもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否か(及び繰り返し数/ビーム数)と、RO設定パラメータと、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢2-4]
その送信方法は、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいてもよい。もしPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、(仕様によって規定された、又は、SIB/RRC IEによって指示された)ある値よりも大きい場合、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。
PRACH繰り返し数/ビーム数が、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいてもよい。例えば、M1よりも小さいPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに対し、PRACH繰り返し数/ビーム数はN1であってもよい。M1以上でありM2よりも小さいPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに対し、PRACH繰り返し数/ビーム数はN2であってもよい。M2以上であるPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに対し、PRACH繰り返し数/ビーム数はN3であってもよい。
[選択肢2-5]
その送信方法は、ランダムアクセス制限パラメータ(preambleTransMaxとra-ResponseWindowとra-ContentionResolutionTimerとの少なくとも1つ)に対して設定された値に基づいてもよい。もしpreambleTransMaxに対して設定された値がある値Y1よりも小さい/Y1よりも大きい/Y1と等しい場合と、もしra-ResponseWindowに対して設定された値がある値Y2よりも小さい/Y2よりも大きい/Y2と等しい場合と、もしra-ContentionResolutionTimerに対して設定された値がある値Y3よりも小さい/Y3よりも大きい/Y3と等しい場合と、の少なく1つにおいて、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。ここで、Y1、Y2、Y3は、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。
PRACH繰り返し数/ビーム数が、ランダムアクセス制限パラメータに依存しなくてもよいし、依存してもよい。
[選択肢2-6]
その送信方法は、SSB又はCSI-RSの1つ以上の受信のRSRPに基づいてもよい。
UEは、(Rel.15/16/17のルールによって)選択されたSSB/CSI-RSのRSRP値と、RSRPのギャップの値の範囲と、の少なくとも1つに基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)、を決定してもよい。そのギャップは、選択されたSSB/CSI-RSのRSRPと、全てのRSRP値の内の最大RSRP値又は平均RSRP値(又は、最大値からN個までのRSRP値の内のrsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値)と、の間のギャップであってもよい。PRACH繰り返しを行わないか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを行うか(及び繰り返し数/ビーム数)、は、そのギャップの値の範囲に対応してもよい。その対応の関係/マッピングは、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。例えば、そのマッピングは、ギャップがある値よりも大きい/小さいことに、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)否かを関連付けてもよい。
選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRPが、ある値よりも小さい場合と、選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRPが、全てのRSRP値の内の上位(N個)のRSRP値(の1つ)ではない場合と、選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRPが、最大RSRP値又は平均RSRP値より少なくともM dB小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。ここで、ある値、N、Mは、整数であり、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。
UEは、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)に基づいて、又は、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)の最大値/最小値/平均値/標準偏差に基づいて、又は、ある範囲内のRSRP値の数に基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)否かを決定してもよい。繰り返しを伴わないPRACHを行うか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを行うか(及び繰り返し数/ビーム数)は、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)の最大値/最小値/平均値/標準偏差に対する異なる複数範囲と、ある範囲内のRSRP値の数に対する異なる複数範囲と、の少なくとも1つに対応してもよい。その対応の関係/マッピングは、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。例えば、そのマッピングは、RSRPに基づく値がある値よりも大きい/小さいことに、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)否かを関連付けてもよい。
[選択肢2-7]
その送信方法は、ビームコレスポンデンスのUE能力に基づいてもよい。もしUEがビームコレスポンデンスの能力を有しない/報告しない場合、そのUEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。もしUEがビームコレスポンデンスの能力を有する/報告する場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。
選択肢2-1から2-7の少なくとも2つの組み合わせが用いられてもよい。
《例3》
この例は、UEが、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、の送信方法/送信方式(3つの送信方法の内の1つの送信方法)をどのように決定するかに関する。この例は、ケース9に対応してもよい。
[選択肢3-0]
その送信方法は、仕様によって規定されてもよい。仕様は、UEが常に同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信すること、又は、UEが常に異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信すること(及びビーム数)、又は、UEが常に繰り返しを伴わないPRACHを送信すること、を規定してもよい。
[選択肢3-1]
その送信方法は、SIB/RRC IE/(PDCCHオーダされるRACH手順のための)PDCCHオーダによって指示されてもよい。基地局は、3つの送信方法の内の1つの送信方法(及び、複数PRACH繰り返しの場合には繰り返し数/ビーム数)を、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示してもよい。
[選択肢3-2]
その送信方法は、RACHトリガリング方法/RACH目的に基づいてもよい。RACHトリガリング方法は、RACHがPDCCHオーダ/MACエンティティ/RRCによって開始されることであってもよい。RACH目的は、初期アクセス/システム情報(SI)要求/SpCell BFR/同期を伴う再設定(reconfiguration with sync)であってもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)と、RACHトリガリング方法/RACH目的と、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢3-3]
その送信方法は、RO設定パラメータに基づいてもよい。RO設定パラメータは、PRACH設定インデックス、PRACHフォーマット、RO当たりのSSB数、1つの時間インスタンス内にFDMされるPRACH送信オケージョン数、1つのサブフレーム内のPRACHスロット数、1つのPRACHスロット内の時間ドメインPRACHオケージョン数、PRACH継続時間(duration)、zeroCorrelationZoneConfig(サイクリックシフト数設定)、(同じビーム/異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための)プリアンブルの総数、の少なくとも1つであってもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)と、RO設定パラメータと、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢3-4]
その送信方法は、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいてもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)は、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERの値の異なる範囲に対応してもよい。3つの送信方法と、その範囲と、間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。例えば、そのマッピングは、RSRPに基づく値がある値よりも大きい/小さいことに、3つの送信方法の内の1つの送信方法を関連付けてもよい。
PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、X0以上である/X1よりも小さい場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、X2以上である/X3よりも小さい場合、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。PRACH繰り返し数がPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいて決定されてもよい。例えば、Y0<(又は≦)PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER<(又は≦)Y1である場合、PRACH繰り返し数はN1であってもよい。PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、X4以上である/X5よりも小さい場合、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。PRACH繰り返し数/ビーム数がPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいて決定されてもよい。例えば、Y2<(又は≦)PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER<(又は≦)Y3である場合、PRACH繰り返し数/ビーム数はN2であってもよい。
[選択肢3-5]
その送信方法は、ランダムアクセス制限パラメータ(preambleTransMaxとra-ResponseWindowとra-ContentionResolutionTimerとの少なくとも1つ)に対して設定された値に基づいてもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)は、ランダムアクセス制限パラメータの値の異なる範囲に対応してもよい。3つの送信方法と、その範囲と、間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。例えば、そのマッピングは、RSRPに基づく値がある値よりも大きい/小さいことに、3つの送信方法の内の1つの送信方法を関連付けてもよい。
preambleTransMaxが、X0以上である/X1よりも小さい場合と、ra-ResponseWindowが、Y0以上である/Y1よりも小さい場合と、ra-ContentionResolutionTimerが、Z0以上である/Z1よりも小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。preambleTransMaxが、X2以上である/X3よりも小さい場合と、ra-ResponseWindowが、Y2以上である/Y3よりも小さい場合と、ra-ContentionResolutionTimerが、Z2以上である/Z3よりも小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。preambleTransMaxが、X4以上である/X5よりも小さい場合と、ra-ResponseWindowが、Y4以上である/Y5よりも小さい場合と、ra-ContentionResolutionTimerが、Z4以上である/Z5よりも小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
PRACH繰り返し数/ビーム数が、ランダムアクセス制限パラメータに依存しなくてもよいし、依存してもよい。
[選択肢3-6]
その送信方法は、SSB又はCSI-RSの1つ以上の受信のRSRPに基づいてもよい。
UEは、(Rel.15/16/17のルールによって)選択されたSSB/CSI-RSのRSRP値と、RSRPのギャップの値の範囲と、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)と、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)の最大値/最小値/平均値/標準偏差と、ある範囲内のRSRP値の数と、の少なくとも1つに基づいて、3つの送信方法の内の1つの送信方法(及び、複数PRACH繰り返しの場合には繰り返し数/ビーム数)を決定してもよい。そのギャップは、選択されたSSB/CSI-RSのRSRPと、全てのRSRP値の内の最大RSRP値又は平均RSRP値(又は、最大値からN個までのRSRP値の内のrsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値)と、の間のギャップであってもよい。3つの送信方法の少なくとも1つは、そのギャップの値の範囲に対応してもよい。その対応の関係/マッピングは、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。例えば、そのマッピングは、ギャップがある値よりも大きい/小さいことに、3つの送信方法の内の1つの送信方法を関連付けてもよい。
(Rel.15/16/17のルールによって)選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRPが、ある範囲内にある場合と、そのギャップが、ある範囲内にある場合と、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)が、ある範囲内にある場合と、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)の最大値/最小値/平均値/標準偏差が、ある範囲内にある場合と、Mより多い/少ないRSRP値が、ある範囲内にある場合と、全てのSSB/CSI-RSの受信のRSRP値の最大値/最小値/平均値/標準偏差が、ある範囲内にある場合と、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値の最大値/最小値/平均値/標準偏差が、ある範囲内にある場合と、の少なくとも1つにおいて、もし選択されたSSB/CSI-RSの受信のRSRP値が、RSRP値の内の最大(上位X個)のRSRP値(の1つ)でない場合、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。ここで、ある値、X、Mは、整数であり、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。そうでない場合、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
[選択肢3-7]
その送信方法は、例1及び例2の組み合わせに基づいてもよい。
UEはまず、例1に基づいて、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。もし同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択されれなかった場合、UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
UEはまず、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。もし異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択されれなかった場合、UEは、例1に基づいて、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
[選択肢3-8]
その送信方法は、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、に対する優先度に基づいてもよい。
2つの繰り返し方式(同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返し)の優先度が、仕様に規定されてもよいし、(SIB/RRC IE/PDCCHオーダを介して)基地局によって指示されてもよい。例えば、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度は、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高くてもよいし、低くてもよい。
1つのRACH試行において、もしそのRACH試行が、現在のRACH手順内の1番目(又はX番目まで)のRACH試行である(PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERの値が0である(又はXより小さい))場合、又は、もしUEが、そのRACH手順内の任意の以前のX個の(連続する)RACH試行内において複数PRACH繰り返しを送信していない場合、UEは、そのRACH試行内において、より高い優先度を伴う繰り返し方式を適用することを決定してもよい。Xの値は、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示されてもよい。Xの値は、1以上の任意の整数であってもよい。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高い場合、UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを行うか否かを決定してもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高い場合、UEは、例1に基づいて、同じビームを用いるPRACH繰り返しを行うか否かを決定してもよい。
1つのRACH試行において、もしUEが、そのRACH手順内の任意の以前のX個の(連続する)RACH試行内において複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗した場合、UEは、以下のいくつかの動作のいずれかに従ってもよい。Xの値は、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示されてもよい。Xの値は、1以上の任意の整数であってもよい。
[[動作A]]
UEは、そのRACH試行内において、より低い優先度の繰り返し方式を用いて複数PRACH繰り返しを行う。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
[[動作B]]
UEは、そのRACH試行内において、より低い優先度を伴う繰り返し方式を適用するかを決定する。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
図5Aの例において、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、例1に基づいて、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
図5Bの例において、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
[選択肢3-9]
その送信方法は、ビームコレスポンデンスのUE能力に基づいてもよい。もしUEがビームコレスポンデンスの能力を有しない/報告しない場合、そのUEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。もしUEがビームコレスポンデンスの能力を有する/報告する場合、UEは、例1に基づいて、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するかを決定してもよい。
選択肢3-1から3-9の少なくとも2つの組み合わせが用いられてもよい。
《例4》
この例は、UEが、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか、の送信方法/送信方式(4つの送信方法の内の1つの送信方法)をどのように決定するかに関する。この例は、ケース9に対応してもよい。
[選択肢4-0]
その送信方法は、仕様によって規定されてもよい。仕様は、UEが常に同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信すること、又は、UEが常に異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信すること(及びビーム数)、又は、UEが常に同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信すること(及びビーム数)、又は、UEが常に繰り返しを伴わないPRACHを送信すること、を規定してもよい。
[選択肢4-1]
その送信方法は、SIB/RRC IE/(PDCCHオーダされるRACH手順のための)PDCCHオーダによって指示されてもよい。基地局は、4つの送信方法の内の1つの送信方法(及び、複数PRACH繰り返しの場合には繰り返し数/ビーム数)を、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示してもよい。
[選択肢4-2]
その送信方法は、RACHトリガリング方法/RACH目的に基づいてもよい。RACHトリガリング方法は、RACHがPDCCHオーダ/MACエンティティ/RRCによって開始されることであってもよい。RACH目的は、初期アクセス/システム情報(SI)要求/SpCell BFR/同期を伴う再設定(reconfiguration with sync)であってもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及びビーム当たりの繰り返し数)と、RACHトリガリング方法/RACH目的と、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢4-3]
その送信方法は、RO設定パラメータに基づいてもよい。RO設定パラメータは、PRACH設定インデックス、PRACHフォーマット、RO当たりのSSB数、1つの時間インスタンス内にFDMされるPRACH送信オケージョン数、1つのサブフレーム内のPRACHスロット数、1つのPRACHスロット内の時間ドメインPRACHオケージョン数、PRACH継続時間(duration)、zeroCorrelationZoneConfig(サイクリックシフト数設定)、(同じビーム/異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しのための)プリアンブルの総数、の少なくとも1つであってもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及びビーム当たりの繰り返し数)と、RO設定パラメータと、の間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。
[選択肢4-4]
その送信方法は、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいてもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及びビーム当たりの繰り返し数)は、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERの値の異なる範囲に対応してもよい。4つの送信方法と、その範囲と、間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。例えば、そのマッピングは、RSRPに基づく値がある値よりも大きい/小さいことに、4つの送信方法の内の1つの送信方法を関連付けてもよい。
PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、X0以上である/X1よりも小さい場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、X2以上である/X3よりも小さい場合、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。PRACH繰り返し数がPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいて決定されてもよい。例えば、Y0<(又は≦)PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER<(又は≦)Y1である場合、PRACH繰り返し数はN1であってもよい。PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、X4以上である/X5よりも小さい場合、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。PRACH繰り返し数/ビーム数がPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいて決定されてもよい。例えば、Y2<(又は≦)PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER<(又は≦)Y3である場合、PRACH繰り返し数/ビーム数はN2であってもよい。PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが、X6以上である/X7よりも小さい場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。ビーム数と、各ビームに対するPRACH繰り返し数と、PRACH繰り返しの総数と、の少なくとも1つがPREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERに基づいて決定されてもよい。例えば、Y4<(又は≦)PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER<(又は≦)Y5である場合、PRACHビーム数はN3であってもよく、PRACH繰り返しの総数はN4であってもよい。
[選択肢4-5]
その送信方法は、ランダムアクセス制限パラメータ(preambleTransMaxとra-ResponseWindowとra-ContentionResolutionTimerとの少なくとも1つ)に対して設定された値に基づいてもよい。
繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数)、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及び繰り返し数/ビーム数)、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか(及びビーム当たりの繰り返し数)は、ランダムアクセス制限パラメータの値の異なる範囲に対応してもよい。4つの送信方法と、その範囲と、間の関係/マッピングは、仕様によって規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定されてもよい。例えば、そのマッピングは、RSRPに基づく値がある値よりも大きい/小さいことに、4つの送信方法の内の1つの送信方法を関連付けてもよい。
preambleTransMaxが、X0以上である/X1よりも小さい場合と、ra-ResponseWindowが、Y0以上である/Y1よりも小さい場合と、ra-ContentionResolutionTimerが、Z0以上である/Z1よりも小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。preambleTransMaxが、X2以上である/X3よりも小さい場合と、ra-ResponseWindowが、Y2以上である/Y3よりも小さい場合と、ra-ContentionResolutionTimerが、Z2以上である/Z3よりも小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。preambleTransMaxが、X4以上である/X5よりも小さい場合と、ra-ResponseWindowが、Y4以上である/Y5よりも小さい場合と、ra-ContentionResolutionTimerが、Z4以上である/Z5よりも小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。preambleTransMaxが、X6以上である/X7よりも小さい場合と、ra-ResponseWindowが、Y6以上である/Y7よりも小さい場合と、ra-ContentionResolutionTimerが、Z6以上である/Z7よりも小さい場合と、の少なくとも1つにおいて、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
ビーム数と、各ビームに対するPRACH繰り返し数と、PRACH繰り返しの総数と、の少なくとも1つが、ランダムアクセス制限パラメータに依存しなくてもよいし、依存してもよい。
[選択肢4-6]
その送信方法は、SSB又はCSI-RSの1つ以上の受信のRSRPに基づいてもよい。
UEは、(Rel.15/16/17のルールによって)選択されたSSB/CSI-RSのRSRP値と、RSRPのギャップの値の範囲と、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)と、全てのRSRP値(又は、rsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値、又は、上位N個のRSRP値)の最大値/最小値/平均値/標準偏差と、ある範囲内のRSRP値の数と、の少なくとも1つに基づいて、4つの送信方法の内の1つの送信方法(及び、複数PRACH繰り返しの場合には繰り返し数/ビーム数)を決定してもよい。そのギャップは、選択されたSSB/CSI-RSのRSRPと、全てのRSRP値の内の最大RSRP値又は平均RSRP値(又は、最大値からN個までのRSRP値の内のrsrp-ThresholdSSBを超えるRSRP値)と、の間のギャップであってもよい。4つの送信方法の少なくとも1つは、そのギャップの値の範囲に対応してもよい。その対応の関係/マッピングは、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって指示されてもよい。例えば、そのマッピングは、ギャップがある値よりも大きい/小さいことに、4つの送信方法の内の1つの送信方法を関連付けてもよい。
X1より大きいRSRPを伴うN個より多いSSB/CSI-RSの受信があり、且つ、最大RSRPがX2よりも低い場合、UEは、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、各ビーム又は異なる複数ビームのいくつかの上において複数繰り返しを送信してもよい。
X3より大きいRSRPを伴うN個より多いSSB/CSI-RSの受信がある場合、UEは、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
X1より大きいRSRPを伴う1つのみのSSB/CSI-RSの受信があり、且つ、最大RSRPがX2よりも低い場合、UEは、同じ複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
[選択肢4-7]
その送信方法は、例1及び例2の組み合わせに基づいてもよい。
UEは、複数繰り返しに同じビームと、異なる複数ビームと、同じビーム及び異なる複数ビームと、のいずれを適用するかの決定に、例1/例2を用いてもよい。
UEは、例1を適用し(同じビームを用いるPRACH繰り返しが必要であるか否かを決定し)、その後、例2を適用し(異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが必要であるか否かを決定し)てもよい。UEは、以下のいくつかのステップに従ってもよい。
[[ステップ1]]UEは、例1に基づいて、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
[[ステップ2]]UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
UEは、以下のいずれかのケースの少なくとも1つに従ってもよい。
・例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択されず、且つ、例2によって異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択されない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。
・例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択されず、且つ、例2によって異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択される場合、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
・例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択され、且つ、例2によって異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択されない場合、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
・例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択され、且つ、例2によって異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択される場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
UEは、例2を適用し(異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが必要であるか否かを決定し)、その後、例1を適用し(同じビームを用いるPRACH繰り返しが必要であるか否かを決定し)てもよい。UEは、以下のいくつかのステップに従ってもよい。
[[ステップ1]]UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
[[ステップ2]]UEは、ステップ1において決定されたPRACH繰り返し送信ビームのそれぞれのビームに対し、例1に基づいて、そのビームを用いるPRACH繰り返しが必要であるか否かを決定してもよい。
UEは、以下のいずれかのケースの少なくとも1つに従ってもよい。
・例2によって異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択されず、且つ、例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択されない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。
・例2によって異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択されず、且つ、例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択される場合、UEは、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
・例2によって異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しが選択される場合において、決定された複数ビームのそれぞれのビームに対し、UEは、以下の(a)及び(b)の少なくとも1つに従ってもよい。
(a)例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択される場合、UEは、そのビーム上において複数繰り返しを送信してもよい。
(b)例1によって同じビームを用いるPRACH繰り返しが選択されない場合、UEは、そのビーム上において1つの繰り返しのみを送信してもよい。
[選択肢4-8]
その送信方法は、同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しと、に対する優先度に基づいてもよい。
2つの繰り返し方式(同じビームを用いるPRACH繰り返しと、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返し)の優先度が、仕様に規定されてもよいし、(SIB/RRC IE/PDCCHオーダを介して)基地局によって指示されてもよい。例えば、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度は、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高くてもよいし、低くてもよい。
1つのRACH試行において、もしそのRACH試行が、現在のRACH手順内の1番目(又はX番目まで)のRACH試行である(PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERの値が0である(又はXより小さい))場合、又は、もしUEが、そのRACH手順内の任意の以前のX個の(連続する)RACH試行内において複数PRACH繰り返しを送信していない場合、UEは、そのRACH試行内において、より高い優先度を伴う繰り返し方式を適用することを決定してもよい。Xの値は、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示されてもよい。Xの値は、1以上の任意の整数であってもよい。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高い場合、UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを行うか否かを決定してもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高い場合、UEは、例1に基づいて、同じビームを用いるPRACH繰り返しを行うか否かを決定してもよい。
1つのRACH試行において、もしUEが、そのRACH手順内の任意の以前のX個の(連続する)RACH試行内において複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗した場合、UEは、以下のいくつかの動作のいずれかに従ってもよい。Xの値は、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IE/PDCCHオーダによって指示されてもよい。Xの値は、1以上の任意の整数であってもよい。
[[動作A]]
UEは、そのRACH試行内において、より低い優先度の繰り返し方式を用いて複数PRACH繰り返しを行う。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
もしUEが、そのRACH手順内の任意の以前のX個の(連続する)RACH試行内において、より高い優先度を伴う複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗し、且つ、UEが、そのRACH手順内の任意の以前のY個の(連続する)RACH試行内において、より低い優先度を伴う複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗した場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
[[動作B]]
UEは、そのRACH試行内において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信する。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
[[動作C]]
UEは、そのRACH試行内において、より低い優先度を伴う繰り返し方式を適用するかを決定する。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、例1に基づいて、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。
もしUEが、そのRACH手順内の任意の以前のX個の(連続する)RACH試行内において、より高い優先度を伴う複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗し、且つ、UEが、そのRACH手順内の任意の以前のY個の(連続する)RACH試行内において、より低い優先度を伴う複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗した場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
[[動作D]]
UEは、そのRACH試行内において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信するかを決定してもよい。
同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、例2に基づいて、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。この場合、UEは、以下の動作D-1及びD-2の少なくとも1つに従ってもよい。
[[[動作D-1]]]
もし異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信すると決定された場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信する。そうでない場合、UEは、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信する。
[[[動作D-2]]]
もし異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信すると決定された場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信する。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信する。
異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、失敗した場合、UEは、例1に基づいて、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。この場合、UEは、以下の動作D-3及びD-4の少なくとも1つに従ってもよい。
[[[動作D-3]]]
もし同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信すると決定された場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信する。そうでない場合、UEは、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信する。
[[[動作D-4]]]
もし同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信すると決定された場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信する。そうでない場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信する。
もしUEが、そのRACH手順内の任意の以前のX個の(連続する)RACH試行内において、より高い優先度を伴う複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗し、且つ、UEが、そのRACH手順内の任意の以前のY個の(連続する)RACH試行内において、より低い優先度を伴う複数PRACH繰り返しを送信し、そのRACH試行が失敗した場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
以下、動作A/Cの具体例を示す。
図6の例において、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
図7の例において、さらに、2番目のRACH試行内において、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
図8の例において、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
図9の例において、さらに、2番目のRACH試行内において、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
以下、動作B/Dの具体例を示す。
図10の例において、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、同じビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
図11の例において、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しの優先度が、同じビームを用いるPRACH繰り返しの優先度よりも高く、且つ、UEが以前のRACH試行内において、異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信し、RARの受信に失敗した。UEは、次のRACH試行内において、同じビーム及び異なる複数ビームを用いる複数PRACH繰り返しを送信してもよい。
[選択肢4-9]
その送信方法は、ビームコレスポンデンスのUE能力に基づいてもよい。
もしUEがビームコレスポンデンスの能力を有しない/報告しない場合、そのUEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。UEは、例1に基づいて、(異なる複数ビームのそれぞれのビームに対し、)同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するか否かを決定してもよい。もし同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信すると決定された場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。もし同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信しないと決定された場合、UEは、異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。
もしUEがビームコレスポンデンスの能力を有する/報告する場合、UEは、例1に基づいて、繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信するかを決定してもよい。もし同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信すると決定された場合、UEは、同じビーム及び異なる複数ビームを用いるPRACH繰り返しを送信してもよい。もし同じビームを用いるPRACH繰り返しを送信しないと決定された場合、UEは、繰り返しを伴わないPRACHを送信してもよい。
選択肢4-1から4-9の少なくとも2つの組み合わせが用いられてもよい。
この実施形態によれば、UEは、PRACHの送信方式を適切に決定できる。また、UEは、複数繰り返しを行う場合、複数繰り返しに用いられるビームを適切に決定できる。
<補足>
初期アクセスのためのランダムアクセス手順において、UEは、PRACHの複数繰り返しに異なる複数ビームをそれぞれ用いてもよい。
RSRPが閾値よりも低い場合、UEは、PRACHの複数繰り返しに1つの同じビームを用いてもよい。
[UEへの情報の通知]
上述の実施形態における(ネットワーク(Network(NW))(例えば、基地局(Base Station(BS)))から)UEへの任意の情報の通知(言い換えると、UEにおけるBSからの任意の情報の受信)は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC CE)、特定の信号/チャネル(例えば、PDCCH、PDSCH、参照信号)、又はこれらの組み合わせを用いて行われてもよい。
上記通知がMAC CEによって行われる場合、当該MAC CEは、既存の規格では規定されていない新たな論理チャネルID(Logical Channel ID(LCID))がMACサブヘッダに含まれることによって識別されてもよい。
上記通知がDCIによって行われる場合、上記通知は、当該DCIの特定のフィールド、当該DCIに付与される巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check(CRC))ビットのスクランブルに用いられる無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier(RNTI))、当該DCIのフォーマットなどによって行われてもよい。
また、上述の実施形態におけるUEへの任意の情報の通知は、周期的、セミパーシステント又は非周期的に行われてもよい。
[UEからの情報の通知]
上述の実施形態におけるUEから(NWへ)の任意の情報の通知(言い換えると、UEにおけるBSへの任意の情報の送信/報告)は、物理レイヤシグナリング(例えば、UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC CE)、特定の信号/チャネル(例えば、PUCCH、PUSCH、PRACH、参照信号)、又はこれらの組み合わせを用いて行われてもよい。
上記通知がMAC CEによって行われる場合、当該MAC CEは、既存の規格では規定されていない新たなLCIDがMACサブヘッダに含まれることによって識別されてもよい。
上記通知がUCIによって行われる場合、上記通知は、PUCCH又はPUSCHを用いて送信されてもよい。
また、上述の実施形態におけるUEからの任意の情報の通知は、周期的、セミパーシステント又は非周期的に行われてもよい。
[各実施形態の適用について]
上述の実施形態の少なくとも1つは、特定の条件を満たす場合に適用されてもよい。当該特定の条件は、規格において規定されてもよいし、上位レイヤシグナリング/物理レイヤシグナリングを用いてUE/BSに通知されてもよい。
上述の実施形態の少なくとも1つは、特定のUE能力(UE capability)を報告した又は当該特定のUE能力をサポートするUEに対してのみ適用されてもよい。
当該特定のUE能力は、以下の少なくとも1つを示してもよい:
・同じビームを伴うPRACH繰り返し。
・異なる複数ビームを伴うPRACH繰り返し。
・同じビーム及び異なる複数ビームを伴うPRACH繰り返し。
・繰り返しを伴わないPRACHを送信するか、同じビーム/異なる複数ビームを伴う複数PRACH繰り返しを送信するか、をSIB/RRC IEによる設定/指示に基づいて決定すること。
・同じビームを伴うPRACH繰り返しの優先度、異なる複数ビームを伴うPRACH繰り返しの優先度。その優先度は、仕様に規定されてもよいし、SIB/RRC IEによって設定/指示されてもよい。
また、上記特定のUE能力は、全周波数にわたって(周波数に関わらず共通に)適用される能力であってもよいし、周波数(例えば、セル、バンド、バンドコンビネーション、BWP、コンポーネントキャリアなどの1つ又はこれらの組み合わせ)ごとの能力であってもよいし、周波数レンジ(例えば、Frequency Range 1(FR1)、FR2、FR3、FR4、FR5、FR2-1、FR2-2)ごとの能力であってもよいし、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing(SCS))ごとの能力であってもよいし、Feature Set(FS)又はFeature Set Per Component-carrier(FSPC)ごとの能力であってもよい。
また、上記特定のUE能力は、全複信方式にわたって(複信方式に関わらず共通に)適用される能力であってもよいし、複信方式(例えば、時分割複信(Time Division Duplex(TDD))、周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD)))ごとの能力であってもよい。
また、上述の実施形態の少なくとも1つは、UEが上位レイヤシグナリング/物理レイヤシグナリングによって、上述の実施形態に関連する特定の情報(又は上述の実施形態の動作を実施すること)を設定/アクティベート/トリガされた場合に適用されてもよい。例えば、当該特定の情報は、各実施形態の機能を有効化することを示す情報、特定のリリース(例えば、Rel.18/19)向けの任意のRRCパラメータなどであってもよい。
UEは、上記特定のUE能力の少なくとも1つをサポートしない又は上記特定の情報を設定されない場合、例えばRel.15/16の動作を適用してもよい。
(付記)
本開示の一実施形態に関して、以下の発明を付記する。
[付記1]
複数繰り返しを伴わない物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を送信する第1送信方式と、同じビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第2送信方式と、異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第3送信方式と、同じビーム及び異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第4送信方式と、の内の1つの送信方式を決定する制御部と、
前記送信方式を用いて、1つ以上のPRACHを送信する送信部と、を有する端末。
[付記2]
前記制御部は、前記送信方式の指示と、ランダムアクセス手順のトリガリング方法と、前記ランダムアクセス手順の目的と、前記PRACHの設定と、前記PRACHの送信カウンタと、前記ランダムアクセス手順の制限のパラメータと、同期信号ブロック及びチャネル状態情報参照信号の受信電力と、前記第2送信方式及び前記第3送信方式の少なくとも1つの優先度と、ビームコレスポンデンスに関する能力情報と、ネットワークのタイプと、複信方式と、周波数範囲と、の少なくとも1つに基づいて、前記送信方式を決定する、付記1に記載の端末。
[付記3]
前記制御部は、前記複数繰り返しに同じビームを用いる能力及び前記複数繰り返しに異なる複数ビームを用いる能力の両方を報告しない、又は、前記複数繰り返しに同じビームを用いること及び前記複数繰り返しに異なる複数ビームを用いることの両方を設定されると想定しない、又は、1つのランダムアクセスチャネル試行内において同じビーム及び異なる複数ビームの両方を適用しない、付記1又は付記2に記載の端末。
[付記4]
前記制御部は、1つのランダムアクセスチャネル試行内において同じビーム及び異なる複数ビームの両方を適用する、付記1から付記3のいずれかに記載の端末。
(無線通信システム)
以下、本開示の一実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、本開示の上記各実施形態に係る無線通信方法のいずれか又はこれらの組み合わせを用いて通信が行われる。
図12は、一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。無線通信システム1(単にシステム1と呼ばれてもよい)は、Third Generation Partnership Project(3GPP)によって仕様化されるLong Term Evolution(LTE)、5th generation mobile communication system New Radio(5G NR)などを用いて通信を実現するシステムであってもよい。
また、無線通信システム1は、複数のRadio Access Technology(RAT)間のデュアルコネクティビティ(マルチRATデュアルコネクティビティ(Multi-RAT Dual Connectivity(MR-DC)))をサポートしてもよい。MR-DCは、LTE(Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA))とNRとのデュアルコネクティビティ(E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC))、NRとLTEとのデュアルコネクティビティ(NR-E-UTRA Dual Connectivity(NE-DC))などを含んでもよい。
EN-DCでは、LTE(E-UTRA)の基地局(eNB)がマスタノード(Master Node(MN))であり、NRの基地局(gNB)がセカンダリノード(Secondary Node(SN))である。NE-DCでは、NRの基地局(gNB)がMNであり、LTE(E-UTRA)の基地局(eNB)がSNである。
無線通信システム1は、同一のRAT内の複数の基地局間のデュアルコネクティビティ(例えば、MN及びSNの双方がNRの基地局(gNB)であるデュアルコネクティビティ(NR-NR Dual Connectivity(NN-DC)))をサポートしてもよい。
無線通信システム1は、比較的カバレッジの広いマクロセルC1を形成する基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する基地局12(12a-12c)と、を備えてもよい。ユーザ端末20は、少なくとも1つのセル内に位置してもよい。各セル及びユーザ端末20の配置、数などは、図に示す態様に限定されない。以下、基地局11及び12を区別しない場合は、基地局10と総称する。
ユーザ端末20は、複数の基地局10のうち、少なくとも1つに接続してもよい。ユーザ端末20は、複数のコンポーネントキャリア(Component Carrier(CC))を用いたキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation(CA))及びデュアルコネクティビティ(DC)の少なくとも一方を利用してもよい。
各CCは、第1の周波数帯(Frequency Range 1(FR1))及び第2の周波数帯(Frequency Range 2(FR2))の少なくとも1つに含まれてもよい。マクロセルC1はFR1に含まれてもよいし、スモールセルC2はFR2に含まれてもよい。例えば、FR1は、6GHz以下の周波数帯(サブ6GHz(sub-6GHz))であってもよいし、FR2は、24GHzよりも高い周波数帯(above-24GHz)であってもよい。なお、FR1及びFR2の周波数帯、定義などはこれらに限られず、例えばFR1がFR2よりも高い周波数帯に該当してもよい。
また、ユーザ端末20は、各CCにおいて、時分割複信(Time Division Duplex(TDD))及び周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD))の少なくとも1つを用いて通信を行ってもよい。
複数の基地局10は、有線(例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)に準拠した光ファイバ、X2インターフェースなど)又は無線(例えば、NR通信)によって接続されてもよい。例えば、基地局11及び12間においてNR通信がバックホールとして利用される場合、上位局に該当する基地局11はIntegrated Access Backhaul(IAB)ドナー、中継局(リレー)に該当する基地局12はIABノードと呼ばれてもよい。
基地局10は、他の基地局10を介して、又は直接コアネットワーク30に接続されてもよい。コアネットワーク30は、例えば、Evolved Packet Core(EPC)、5G Core Network(5GCN)、Next Generation Core(NGC)などの少なくとも1つを含んでもよい。
コアネットワーク30は、例えば、User Plane Function(UPF)、Access and Mobility management Function(AMF)、Session Management Function(SMF)、Unified Data Management(UDM)、ApplicationFunction(AF)、Data Network(DN)、Location Management Function(LMF)、保守運用管理(Operation、Administration and Maintenance(Management)(OAM))などのネットワーク機能(Network Functions(NF))を含んでもよい。なお、1つのネットワークノードによって複数の機能が提供されてもよい。また、DNを介して外部ネットワーク(例えば、インターネット)との通信が行われてもよい。
ユーザ端末20は、LTE、LTE-A、5Gなどの通信方式の少なくとも1つに対応した端末であってもよい。
無線通信システム1においては、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM))ベースの無線アクセス方式が利用されてもよい。例えば、下りリンク(Downlink(DL))及び上りリンク(Uplink(UL))の少なくとも一方において、Cyclic Prefix OFDM(CP-OFDM)、Discrete Fourier Transform Spread OFDM(DFT-s-OFDM)、Orthogonal Frequency Division Multiple Access(OFDMA)、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)などが利用されてもよい。
無線アクセス方式は、波形(waveform)と呼ばれてもよい。なお、無線通信システム1においては、UL及びDLの無線アクセス方式には、他の無線アクセス方式(例えば、他のシングルキャリア伝送方式、他のマルチキャリア伝送方式)が用いられてもよい。
無線通信システム1では、下りリンクチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel(PDSCH))、ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel(PBCH))、下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel(PDCCH))などが用いられてもよい。
また、無線通信システム1では、上りリンクチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))、上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel(PUCCH))、ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel(PRACH))などが用いられてもよい。
PDSCHによって、ユーザデータ、上位レイヤ制御情報、System Information Block(SIB)などが伝送される。PUSCHによって、ユーザデータ、上位レイヤ制御情報などが伝送されてもよい。また、PBCHによって、Master Information Block(MIB)が伝送されてもよい。
PDCCHによって、下位レイヤ制御情報が伝送されてもよい。下位レイヤ制御情報は、例えば、PDSCH及びPUSCHの少なくとも一方のスケジューリング情報を含む下り制御情報(Downlink Control Information(DCI))を含んでもよい。
なお、PDSCHをスケジューリングするDCIは、DLアサインメント、DL DCIなどと呼ばれてもよいし、PUSCHをスケジューリングするDCIは、ULグラント、UL DCIなどと呼ばれてもよい。なお、PDSCHはDLデータで読み替えられてもよいし、PUSCHはULデータで読み替えられてもよい。
PDCCHの検出には、制御リソースセット(COntrol REsource SET(CORESET))及びサーチスペース(search space)が利用されてもよい。CORESETは、DCIをサーチするリソースに対応する。サーチスペースは、PDCCH候補(PDCCH candidates)のサーチ領域及びサーチ方法に対応する。1つのCORESETは、1つ又は複数のサーチスペースに関連付けられてもよい。UEは、サーチスペース設定に基づいて、あるサーチスペースに関連するCORESETをモニタしてもよい。
1つのサーチスペースは、1つ又は複数のアグリゲーションレベル(aggregation Level)に該当するPDCCH候補に対応してもよい。1つ又は複数のサーチスペースは、サーチスペースセットと呼ばれてもよい。なお、本開示の「サーチスペース」、「サーチスペースセット」、「サーチスペース設定」、「サーチスペースセット設定」、「CORESET」、「CORESET設定」などは、互いに読み替えられてもよい。
PUCCHによって、チャネル状態情報(Channel State Information(CSI))、送達確認情報(例えば、Hybrid Automatic Repeat reQuest ACKnowledgement(HARQ-ACK)、ACK/NACKなどと呼ばれてもよい)及びスケジューリングリクエスト(Scheduling Request(SR))の少なくとも1つを含む上り制御情報(Uplink Control Information(UCI))が伝送されてもよい。PRACHによって、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブルが伝送されてもよい。
なお、本開示において下りリンク、上りリンクなどは「リンク」を付けずに表現されてもよい。また、各種チャネルの先頭に「物理(Physical)」を付けずに表現されてもよい。
無線通信システム1では、同期信号(Synchronization Signal(SS))、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal(DL-RS))などが伝送されてもよい。無線通信システム1では、DL-RSとして、セル固有参照信号(Cell-specific Reference Signal(CRS))、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal(CSI-RS))、復調用参照信号(DeModulation Reference Signal(DMRS))、位置決定参照信号(Positioning Reference Signal(PRS))、位相トラッキング参照信号(Phase Tracking Reference Signal(PTRS))などが伝送されてもよい。
同期信号は、例えば、プライマリ同期信号(Primary Synchronization Signal(PSS))及びセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal(SSS))の少なくとも1つであってもよい。SS(PSS、SSS)及びPBCH(及びPBCH用のDMRS)を含む信号ブロックは、SS/PBCHブロック、SS Block(SSB)などと呼ばれてもよい。なお、SS、SSBなども、参照信号と呼ばれてもよい。
また、無線通信システム1では、上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal(UL-RS))として、測定用参照信号(Sounding Reference Signal(SRS))、復調用参照信号(DMRS)などが伝送されてもよい。なお、DMRSはユーザ端末固有参照信号(UE-specific Reference Signal)と呼ばれてもよい。
(基地局)
図13は、一実施形態に係る基地局の構成の一例を示す図である。基地局10は、制御部110、送受信部120、送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース(transmission line interface)140を備えている。なお、制御部110、送受信部120及び送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース140は、それぞれ1つ以上が備えられてもよい。
なお、本例では、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有すると想定されてもよい。以下で説明する各部の処理の一部は、省略されてもよい。
制御部110は、基地局10全体の制御を実施する。制御部110は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路などから構成することができる。
制御部110は、信号の生成、スケジューリング(例えば、リソース割り当て、マッピング)などを制御してもよい。制御部110は、送受信部120、送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース140を用いた送受信、測定などを制御してもよい。制御部110は、信号として送信するデータ、制御情報、系列(sequence)などを生成し、送受信部120に転送してもよい。制御部110は、通信チャネルの呼処理(設定、解放など)、基地局10の状態管理、無線リソースの管理などを行ってもよい。
送受信部120は、ベースバンド(baseband)部121、Radio Frequency(RF)部122、測定部123を含んでもよい。ベースバンド部121は、送信処理部1211及び受信処理部1212を含んでもよい。送受信部120は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、RF回路、ベースバンド回路、フィルタ、位相シフタ(phase shifter)、測定回路、送受信回路などから構成することができる。
送受信部120は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。当該送信部は、送信処理部1211、RF部122から構成されてもよい。当該受信部は、受信処理部1212、RF部122、測定部123から構成されてもよい。
送受信アンテナ130は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるアンテナ、例えばアレイアンテナなどから構成することができる。
送受信部120は、上述の下りリンクチャネル、同期信号、下りリンク参照信号などを送信してもよい。送受信部120は、上述の上りリンクチャネル、上りリンク参照信号などを受信してもよい。
送受信部120は、デジタルビームフォーミング(例えば、プリコーディング)、アナログビームフォーミング(例えば、位相回転)などを用いて、送信ビーム及び受信ビームの少なくとも一方を形成してもよい。
送受信部120(送信処理部1211)は、例えば制御部110から取得したデータ、制御情報などに対して、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)レイヤの処理、Radio Link Control(RLC)レイヤの処理(例えば、RLC再送制御)、Medium Access Control(MAC)レイヤの処理(例えば、HARQ再送制御)などを行い、送信するビット列を生成してもよい。
送受信部120(送信処理部1211)は、送信するビット列に対して、チャネル符号化(誤り訂正符号化を含んでもよい)、変調、マッピング、フィルタ処理、離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform(DFT))処理(必要に応じて)、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform(IFFT))処理、プリコーディング、デジタル-アナログ変換などの送信処理を行い、ベースバンド信号を出力してもよい。
送受信部120(RF部122)は、ベースバンド信号に対して、無線周波数帯への変調、フィルタ処理、増幅などを行い、無線周波数帯の信号を、送受信アンテナ130を介して送信してもよい。
一方、送受信部120(RF部122)は、送受信アンテナ130によって受信された無線周波数帯の信号に対して、増幅、フィルタ処理、ベースバンド信号への復調などを行ってもよい。
送受信部120(受信処理部1212)は、取得されたベースバンド信号に対して、アナログ-デジタル変換、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform(FFT))処理、逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform(IDFT))処理(必要に応じて)、フィルタ処理、デマッピング、復調、復号(誤り訂正復号を含んでもよい)、MACレイヤ処理、RLCレイヤの処理及びPDCPレイヤの処理などの受信処理を適用し、ユーザデータなどを取得してもよい。
送受信部120(測定部123)は、受信した信号に関する測定を実施してもよい。例えば、測定部123は、受信した信号に基づいて、Radio Resource Management(RRM)測定、Channel State Information(CSI)測定などを行ってもよい。測定部123は、受信電力(例えば、Reference Signal Received Power(RSRP))、受信品質(例えば、Reference Signal Received Quality(RSRQ)、Signal to Interference plus Noise Ratio(SINR)、Signal to Noise Ratio(SNR))、信号強度(例えば、Received Signal Strength Indicator(RSSI))、伝搬路情報(例えば、CSI)などについて測定してもよい。測定結果は、制御部110に出力されてもよい。
伝送路インターフェース140は、コアネットワーク30に含まれる装置(例えば、NFを提供するネットワークノード)、他の基地局10などとの間で信号を送受信(バックホールシグナリング)し、ユーザ端末20のためのユーザデータ(ユーザプレーンデータ)、制御プレーンデータなどを取得、伝送などしてもよい。
なお、本開示における基地局10の送信部及び受信部は、送受信部120、送受信アンテナ130及び伝送路インターフェース140の少なくとも1つによって構成されてもよい。
制御部110は、複数繰り返しを伴わない物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を送信する第1送信方式と、同じビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第2送信方式と、異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第3送信方式と、同じビーム及び異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第4送信方式と、の内の1つの送信方式を決定してもよい。送受信部120は、前記送信方式を用いて、1つ以上のPRACHを受信してもよい。
(ユーザ端末)
図14は、一実施形態に係るユーザ端末の構成の一例を示す図である。ユーザ端末20は、制御部210、送受信部220及び送受信アンテナ230を備えている。なお、制御部210、送受信部220及び送受信アンテナ230は、それぞれ1つ以上が備えられてもよい。
なお、本例では、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有すると想定されてもよい。以下で説明する各部の処理の一部は、省略されてもよい。
制御部210は、ユーザ端末20全体の制御を実施する。制御部210は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路などから構成することができる。
制御部210は、信号の生成、マッピングなどを制御してもよい。制御部210は、送受信部220及び送受信アンテナ230を用いた送受信、測定などを制御してもよい。制御部210は、信号として送信するデータ、制御情報、系列などを生成し、送受信部220に転送してもよい。
送受信部220は、ベースバンド部221、RF部222、測定部223を含んでもよい。ベースバンド部221は、送信処理部2211、受信処理部2212を含んでもよい。送受信部220は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、RF回路、ベースバンド回路、フィルタ、位相シフタ、測定回路、送受信回路などから構成することができる。
送受信部220は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。当該送信部は、送信処理部2211、RF部222から構成されてもよい。当該受信部は、受信処理部2212、RF部222、測定部223から構成されてもよい。
送受信アンテナ230は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるアンテナ、例えばアレイアンテナなどから構成することができる。
送受信部220は、上述の下りリンクチャネル、同期信号、下りリンク参照信号などを受信してもよい。送受信部220は、上述の上りリンクチャネル、上りリンク参照信号などを送信してもよい。
送受信部220は、デジタルビームフォーミング(例えば、プリコーディング)、アナログビームフォーミング(例えば、位相回転)などを用いて、送信ビーム及び受信ビームの少なくとも一方を形成してもよい。
送受信部220(送信処理部2211)は、例えば制御部210から取得したデータ、制御情報などに対して、PDCPレイヤの処理、RLCレイヤの処理(例えば、RLC再送制御)、MACレイヤの処理(例えば、HARQ再送制御)などを行い、送信するビット列を生成してもよい。
送受信部220(送信処理部2211)は、送信するビット列に対して、チャネル符号化(誤り訂正符号化を含んでもよい)、変調、マッピング、フィルタ処理、DFT処理(必要に応じて)、IFFT処理、プリコーディング、デジタル-アナログ変換などの送信処理を行い、ベースバンド信号を出力してもよい。
なお、DFT処理を適用するか否かは、トランスフォームプリコーディングの設定に基づいてもよい。送受信部220(送信処理部2211)は、あるチャネル(例えば、PUSCH)について、トランスフォームプリコーディングが有効(enabled)である場合、当該チャネルをDFT-s-OFDM波形を用いて送信するために上記送信処理としてDFT処理を行ってもよいし、そうでない場合、上記送信処理としてDFT処理を行わなくてもよい。
送受信部220(RF部222)は、ベースバンド信号に対して、無線周波数帯への変調、フィルタ処理、増幅などを行い、無線周波数帯の信号を、送受信アンテナ230を介して送信してもよい。
一方、送受信部220(RF部222)は、送受信アンテナ230によって受信された無線周波数帯の信号に対して、増幅、フィルタ処理、ベースバンド信号への復調などを行ってもよい。
送受信部220(受信処理部2212)は、取得されたベースバンド信号に対して、アナログ-デジタル変換、FFT処理、IDFT処理(必要に応じて)、フィルタ処理、デマッピング、復調、復号(誤り訂正復号を含んでもよい)、MACレイヤ処理、RLCレイヤの処理及びPDCPレイヤの処理などの受信処理を適用し、ユーザデータなどを取得してもよい。
送受信部220(測定部223)は、受信した信号に関する測定を実施してもよい。例えば、測定部223は、受信した信号に基づいて、RRM測定、CSI測定などを行ってもよい。測定部223は、受信電力(例えば、RSRP)、受信品質(例えば、RSRQ、SINR、SNR)、信号強度(例えば、RSSI)、伝搬路情報(例えば、CSI)などについて測定してもよい。測定結果は、制御部210に出力されてもよい。
なお、本開示におけるユーザ端末20の送信部及び受信部は、送受信部220及び送受信アンテナ230の少なくとも1つによって構成されてもよい。
制御部210は、複数繰り返しを伴わない物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を送信する第1送信方式と、同じビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第2送信方式と、異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第3送信方式と、同じビーム及び異なる複数ビームを用いて前記複数繰り返しを送信する第4送信方式と、の内の1つの送信方式を決定してもよい。送受信部220は、前記送信方式を用いて、1つ以上のPRACHを送信してもよい。
前記制御部210は、前記送信送信方式の指示と、ランダムアクセス手順のトリガリング方法と、前記ランダムアクセス手順の目的と、前記PRACHの設定と、前記PRACHの送信カウンタと、前記ランダムアクセス手順の制限のパラメータと、同期信号ブロック及びチャネル状態情報参照信号の受信電力と、前記第2送信方式及び前記第3送信方式の少なくとも1つの優先度と、ビームコレスポンデンスに関する能力情報と、ネットワークのタイプと、複信方式と、周波数範囲と、の少なくとも1つに基づいて、前記送信方式を決定してもよい。
前記制御部210は、前記複数繰り返しに同じビームを用いる能力及び前記複数繰り返しに異なる複数ビームを用いる能力の両方を報告しない、又は、前記複数繰り返しに同じビームを用いること及び前記複数繰り返しに異なる複数ビームを用いることの両方を設定されると想定しない、又は、1つのランダムアクセスチャネル試行内において同じビーム及び異なる複数ビームの両方を適用しなくてもよい。
前記制御部210は、1つのランダムアクセスチャネル試行内において同じビーム及び異なる複数ビームの両方を適用してもよい。
(ハードウェア構成)
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
ここで、機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、みなし、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)、送信機(transmitter)などと呼称されてもよい。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施形態における基地局、ユーザ端末などは、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図15は、一実施形態に係る基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局10及びユーザ端末20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、本開示において、装置、回路、デバイス、部(section)、ユニットなどの文言は、互いに読み替えることができる。基地局10及びユーザ端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサによって実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法を用いて、2以上のプロセッサによって実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。
基地局10及びユーザ端末20における各機能は、例えば、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004を介する通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(Central Processing Unit(CPU))によって構成されてもよい。例えば、上述の制御部110(210)、送受信部120(220)などの少なくとも一部は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部110(210)は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically EPROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(Compact Disc ROM(CD-ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD))及び時分割複信(Time Division Duplex(TDD))の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の送受信部120(220)、送受信アンテナ130(230)などは、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部120(220)は、送信部120a(220a)と受信部120b(220b)とで、物理的に又は論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、Light Emitting Diode(LED)ランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、基地局10及びユーザ端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor(DSP))、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアを用いて各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
(変形例)
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル、シンボル及び信号(シグナル又はシグナリング)は、互いに読み替えられてもよい。また、信号はメッセージであってもよい。参照信号(reference signal)は、RSと略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)、パイロット信号などと呼ばれてもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier(CC))は、セル、周波数キャリア、キャリア周波数などと呼ばれてもよい。
無線フレームは、時間領域において1つ又は複数の期間(フレーム)によって構成されてもよい。無線フレームを構成する当該1つ又は複数の各期間(フレーム)は、サブフレームと呼ばれてもよい。さらに、サブフレームは、時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ここで、ニューメロロジーは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing(SCS))、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM)シンボル、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)シンボルなど)によって構成されてもよい。また、スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(PUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(PUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。なお、本開示におけるフレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット、シンボルなどの時間単位は、互いに読み替えられてもよい。
例えば、1サブフレームはTTIと呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(3GPP Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(Resource Block(RB))は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(サブキャリア(subcarrier))を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBは、時間領域において、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックによって構成されてもよい。
なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(Physical RB(PRB))、サブキャリアグループ(Sub-Carrier Group(SCG))、リソースエレメントグループ(Resource Element Group(REG))、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(Resource Element(RE))によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(Bandwidth Part(BWP))(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL BWP(UL用のBWP)と、DL BWP(DL用のBWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
なお、上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix(CP))長などの構成は、様々に変更することができる。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースは、所定のインデックスによって指示されてもよい。
本開示においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式などは、本開示において明示的に開示したものと異なってもよい。様々なチャネル(PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、情報、信号などは、上位レイヤから下位レイヤ及び下位レイヤから上位レイヤの少なくとも一方へ出力され得る。情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、本開示における情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、下り制御情報(Downlink Control Information(DCI))、上り制御情報(Uplink Control Information(UCI)))、上位レイヤシグナリング(例えば、Radio Resource Control(RRC)シグナリング、ブロードキャスト情報(マスタ情報ブロック(Master Information Block(MIB))、システム情報ブロック(System Information Block(SIB))など)、Medium Access Control(MAC)シグナリング)、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。
なお、物理レイヤシグナリングは、Layer 1/Layer 2(L1/L2)制御情報(L1/L2制御信号)、L1制御情報(L1制御信号)などと呼ばれてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。また、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC Control Element(CE))を用いて通知されてもよい。
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真(true)又は偽(false)で表される真偽値(boolean)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line(DSL))など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用され得る。「ネットワーク」は、ネットワークに含まれる装置(例えば、基地局)のことを意味してもよい。
本開示において、「プリコーディング」、「プリコーダ」、「ウェイト(プリコーディングウェイト)」、「擬似コロケーション(Quasi-Co-Location(QCL))」、「Transmission Configuration Indication state(TCI状態)」、「空間関係(spatial relation)」、「空間ドメインフィルタ(spatial domain filter)」、「送信電力」、「位相回転」、「アンテナポート」、「アンテナポートグル-プ」、「レイヤ」、「レイヤ数」、「ランク」、「リソース」、「リソースセット」、「リソースグループ」、「ビーム」、「ビーム幅」、「ビーム角度」、「アンテナ」、「アンテナ素子」、「パネル」などの用語は、互換的に使用され得る。
本開示においては、「基地局(Base Station(BS))」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNB(eNodeB)」、「gNB(gNodeB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(Transmission Point(TP))」、「受信ポイント(Reception Point(RP))」、「送受信ポイント(Transmission/Reception Point(TRP))」、「パネル」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head(RRH)))によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本開示において、基地局が端末に情報を送信することは、当該基地局が当該端末に対して、当該情報に基づく制御/動作を指示することと、互いに読み替えられてもよい。
本開示においては、「移動局(Mobile Station(MS))」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment(UE))」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、無線通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体(moving object)に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。
当該移動体は、移動可能な物体をいい、移動速度は任意であり、移動体が停止している場合も当然含む。当該移動体は、例えば、車両、輸送車両、自動車、自動二輪車、自転車、コネクテッドカー、ショベルカー、ブルドーザー、ホイールローダー、ダンプトラック、フォークリフト、列車、バス、リヤカー、人力車、船舶(ship and other watercraft)、飛行機、ロケット、人工衛星、ドローン、マルチコプター、クアッドコプター、気球及びこれらに搭載される物を含み、またこれらに限られない。また、当該移動体は、運行指令に基づいて自律走行する移動体であってもよい。
当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
図16は、一実施形態に係る車両の一例を示す図である。車両40は、駆動部41、操舵部42、アクセルペダル43、ブレーキペダル44、シフトレバー45、左右の前輪46、左右の後輪47、車軸48、電子制御部49、各種センサ(電流センサ50、回転数センサ51、空気圧センサ52、車速センサ53、加速度センサ54、アクセルペダルセンサ55、ブレーキペダルセンサ56、シフトレバーセンサ57、及び物体検知センサ58を含む)、情報サービス部59と通信モジュール60を備える。
駆動部41は、例えば、エンジン、モータ、エンジンとモータのハイブリッドの少なくとも1つで構成される。操舵部42は、少なくともステアリングホイール(ハンドルとも呼ぶ)を含み、ユーザによって操作されるステアリングホイールの操作に基づいて前輪46及び後輪47の少なくとも一方を操舵するように構成される。
電子制御部49は、マイクロプロセッサ61、メモリ(ROM、RAM)62、通信ポート(例えば、入出力(Input/Output(IO))ポート)63で構成される。電子制御部49には、車両に備えられた各種センサ50-58からの信号が入力される。電子制御部49は、Electronic Control Unit(ECU)と呼ばれてもよい。
各種センサ50-58からの信号としては、モータの電流をセンシングする電流センサ50からの電流信号、回転数センサ51によって取得された前輪46/後輪47の回転数信号、空気圧センサ52によって取得された前輪46/後輪47の空気圧信号、車速センサ53によって取得された車速信号、加速度センサ54によって取得された加速度信号、アクセルペダルセンサ55によって取得されたアクセルペダル43の踏み込み量信号、ブレーキペダルセンサ56によって取得されたブレーキペダル44の踏み込み量信号、シフトレバーセンサ57によって取得されたシフトレバー45の操作信号、物体検知センサ58によって取得された障害物、車両、歩行者などを検出するための検出信号などがある。
情報サービス部59は、カーナビゲーションシステム、オーディオシステム、スピーカー、ディスプレイ、テレビ、ラジオ、といった、運転情報、交通情報、エンターテイメント情報などの各種情報を提供(出力)するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。情報サービス部59は、外部装置から通信モジュール60などを介して取得した情報を利用して、車両40の乗員に各種情報/サービス(例えば、マルチメディア情報/マルチメディアサービス)を提供する。
情報サービス部59は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ、タッチパネルなど)を含んでもよいし、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ、タッチパネルなど)を含んでもよい。
運転支援システム部64は、ミリ波レーダ、Light Detection and Ranging(LiDAR)、カメラ、測位ロケータ(例えば、Global Navigation Satellite System(GNSS)など)、地図情報(例えば、高精細(High Definition(HD))マップ、自動運転車(Autonomous Vehicle(AV))マップなど)、ジャイロシステム(例えば、慣性計測装置(Inertial Measurement Unit(IMU))、慣性航法装置(Inertial Navigation System(INS))など)、人工知能(Artificial Intelligence(AI))チップ、AIプロセッサといった、事故を未然に防止したりドライバの運転負荷を軽減したりするための機能を提供するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。また、運転支援システム部64は、通信モジュール60を介して各種情報を送受信し、運転支援機能又は自動運転機能を実現する。
通信モジュール60は、通信ポート63を介して、マイクロプロセッサ61及び車両40の構成要素と通信することができる。例えば、通信モジュール60は通信ポート63を介して、車両40に備えられた駆動部41、操舵部42、アクセルペダル43、ブレーキペダル44、シフトレバー45、左右の前輪46、左右の後輪47、車軸48、電子制御部49内のマイクロプロセッサ61及びメモリ(ROM、RAM)62、各種センサ50-58との間でデータ(情報)を送受信する。
通信モジュール60は、電子制御部49のマイクロプロセッサ61によって制御可能であり、外部装置と通信を行うことが可能な通信デバイスである。例えば、外部装置との間で無線通信を介して各種情報の送受信を行う。通信モジュール60は、電子制御部49の内部と外部のどちらにあってもよい。外部装置は、例えば、上述の基地局10、ユーザ端末20などであってもよい。また、通信モジュール60は、例えば、上述の基地局10及びユーザ端末20の少なくとも1つであってもよい(基地局10及びユーザ端末20の少なくとも1つとして機能してもよい)。
通信モジュール60は、電子制御部49に入力された上述の各種センサ50-58からの信号、当該信号に基づいて得られる情報、及び情報サービス部59を介して得られる外部(ユーザ)からの入力に基づく情報、の少なくとも1つを、無線通信を介して外部装置へ送信してもよい。電子制御部49、各種センサ50-58、情報サービス部59などは、入力を受け付ける入力部と呼ばれてもよい。例えば、通信モジュール60によって送信されるPUSCHは、上記入力に基づく情報を含んでもよい。
通信モジュール60は、外部装置から送信されてきた種々の情報(交通情報、信号情報、車間情報など)を受信し、車両に備えられた情報サービス部59へ表示する。情報サービス部59は、情報を出力する(例えば、通信モジュール60によって受信されるPDSCH(又は当該PDSCHから復号されるデータ/情報)に基づいてディスプレイ、スピーカーなどの機器に情報を出力する)出力部と呼ばれてもよい。
また、通信モジュール60は、外部装置から受信した種々の情報をマイクロプロセッサ61によって利用可能なメモリ62へ記憶する。メモリ62に記憶された情報に基づいて、マイクロプロセッサ61が車両40に備えられた駆動部41、操舵部42、アクセルペダル43、ブレーキペダル44、シフトレバー45、左右の前輪46、左右の後輪47、車軸48、各種センサ50-58などの制御を行ってもよい。
また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の基地局10が有する機能をユーザ端末20が有する構成としてもよい。また、「上りリンク(uplink)」、「下りリンク(downlink)」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイドリンク(sidelink)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りリンクチャネル、下りリンクチャネルなどは、サイドリンクチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末20が有する機能を基地局10が有する構成としてもよい。
本開示において、基地局によって行われるとした動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)を含むネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、基地局以外の1つ以上のネットワークノード(例えば、Mobility Management Entity(MME)、Serving-Gateway(S-GW)などが考えられるが、これらに限られない)又はこれらの組み合わせによって行われ得ることは明らかである。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Beyond(LTE-B)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、6th generation mobile communication system(6G)、xth generation mobile communication system(xG(xは、例えば整数、小数))、Future Radio Access(FRA)、New-Radio Access Technology(RAT)、New Radio(NR)、New radio access(NX)、Future generation radio access(FX)、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切な無線通信方法を利用するシステム、これらに基づいて拡張、修正、作成又は規定された次世代システムなどに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE又はLTE-Aと、5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において使用する「判断(決定)(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。例えば、「判断(決定)」は、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
また、「判断(決定)」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
また、「判断(決定)」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。つまり、「判断(決定)」は、何らかの動作を「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
本開示に記載の「最大送信電力」は送信電力の最大値を意味してもよいし、公称最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)を意味してもよいし、定格最大送信電力(the rated UE maximum transmit power)を意味してもよい。
本開示において使用する「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的であっても、論理的であっても、あるいはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。
本開示において、2つの要素が接続される場合、1つ以上の電線、ケーブル、プリント電気接続などを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域、光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びこれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「以下」、「未満」、「以上」、「より多い」、「と等しい」などは、互いに読み替えられてもよい。また、本開示において、「良い」、「悪い」、「大きい」、「小さい」、「高い」、「低い」、「早い」、「遅い」、「広い」、「狭い」、などを意味する文言は、原級、比較級及び最上級に限らず互いに読み替えられてもよい。また、本開示において、「良い」、「悪い」、「大きい」、「小さい」、「高い」、「低い」、「早い」、「遅い」、「広い」、「狭い」などを意味する文言は、「i番目に」(iは任意の整数)を付けた表現として、原級、比較級及び最上級に限らず互いに読み替えられてもよい(例えば、「最高」は「i番目に最高」と互いに読み替えられてもよい)。
本開示において、「の(of)」、「のための(for)」、「に関する(regarding)」、「に関係する(related to)」、「に関連付けられる(associated with)」などは、互いに読み替えられてもよい。
以上、本開示に係る発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示に係る発明が本開示中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本開示に係る発明は、請求の範囲の記載に基づいて定まる発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とし、本開示に係る発明に対して何ら制限的な意味をもたらさない。