JP7768363B2 - 車両用経路計画装置、車両用経路計画方法、車両用経路計画システム - Google Patents
車両用経路計画装置、車両用経路計画方法、車両用経路計画システムInfo
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Description
本発明は、部品の性能が低下した自動運転車両に対して効率的にメンテナンスを行うことを目的とする。
図1は、車両用経路計画システムの概略構成図である。車両用経路計画システム1は、ユーザの移動に用いる車両3が走行する経路(走行経路)を設定するシステムである。
車両用経路計画システム1は、制御装置2と、車両3(サービス車両)を少なくとも備える。
ユーザは、車両3を利用する際に、例えば、電子装置を用いて制御装置2にアクセスして、車両3を予約する。
利用リクエストデータは、例えば、車両3を利用して移動する人数(ユーザ自身を含む)の情報と、ユーザが車両3への乗車を希望する乗車場所(希望乗車地)と、ユーザが車両3からの降車を希望する降車場所(目的地)の情報を含む。これに加え、利用リクエストデータは、例えば、ユーザが車両3への乗車を希望する日付及び時間(希望乗車日時)と、ユーザが車両3からの降車を希望する日付及び時間(希望降車日時)の情報を含む。
制御装置2(サーバ装置)は、利用リクエストデータに応じた処理を行う。
制御装置2は、プロセッサ20と、記憶装置21と、通信装置22と、登録者データベース(登録者DB)23と、地図データベース(地図DB)24と、予約データベース(予約DB)25と、施設データベース(施設DB)26を備える。
プロセッサ20は、例えば、CPUやMPUであってよい。記憶装置21は、レジスタ、キャッシュメモリや、主記憶装置として使用されるROM、RAM等のメモリ等、一時的でない有形の記憶媒体を含んでよい。以下に説明する制御装置2の機能は、例えば、記憶装置21に格納されたコンピュータプログラムを、プロセッサ20が実行することにより実現される。
制御装置2は、通信装置22によって、車両3や電子装置との間でデータを送受信する。
地図DB24には、車両用経路計画システム1が配車サービスを提供する地域の地図情報が格納されている。地図情報は、例えば、ナビゲーション用の地図データ(以下、単に「ナビゲーション地図」という)であってよい。
制御装置2は、利用リクエストデータに含まれる希望乗車地、希望乗車日時、目的地と、制御装置2が算出した走行経路及び降車日時とを、車両3の運行計画として予約DB25に記憶する。
施設DB26は、車両3が備える部品の性能が低下している場合に検出する性能が低下している内容と、性能が低下している部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地とを、紐付けて記憶している。
車両3は、ユーザの要求に応じて運行する車両(いわゆる、デマンド型交通の車両)であり、例えば、乗り合いタクシーやロボットタクシーであってよい。
また、車両3は、制御装置2から出力された運行計画に従って、運転者(人間)が関与せずに、コントローラ34によって車両3を自動的に運転する自動運転車両である。
車両3は、制御装置2から運行計画を受信すると、運行計画に含まれる希望乗車日時までに到着するように乗車場所まで走行する。また、乗車場所において利用者が車両3に乗車すると、運行計画に含まれる走行経路に沿って降車場所まで走行する。
車載センサ30は、車両3の周囲の物体を検出する物体センサや、車両3から得られる様々な情報(車両状態)を検出する車両センサを含む。
物体センサは、例えば、車両3の周囲に存在する物体と車両3との相対位置、車両3と物体との距離、物体が存在する方向等の車両3の周囲環境を検出する。物体センサは、例えば、車両3の周囲環境を撮影するカメラを含んでよい。また、例えば、物体センサは、レーザレンジファインダ(LRF)やレーダ、LiDAR(LightDetectionandRanging)のレーザレーダ等の測距装置を含んでもよい。物体センサは、検出した車両3の周囲環境の情報である周囲環境情報を、コントローラ34へ出力する。
地図DB32は、地図情報を記憶する。地図情報は、ナビゲーション用の地図データ(以下、単に「ナビゲーション地図」という)と、自動運転用の地図として好適な高精度地図データ(以下、単に「高精度地図」という)とを含んでいてよい。
通信装置33は、車両3と外部装置との間における通信機能を提供する。通信装置33による通信方式は、例えば、公衆移動体通信網による無線通信、衛星通信、路車間通信等であってよい。
車両3は、通信装置33によって制御装置2との間でデータを送受信する。
なお、実施形態では、一例として、車両3の構成を、表示画面やスピーカー等の情報出力部と、タッチパネルやボタン等の情報入力部とを含む車内端末を備える構成とした場合について説明する。
以下、車両用経路計画システム1の詳細について説明する。図2Aは、車両3の機能構成(一例)を示す説明図である。
車両3は、性能低下判定部40と、低下内容検出部41を備える。
性能低下判定部40は、車載センサ30等、車両3が備える部品の性能が低下しているか否かを判定する。
実施形態では、一例として、性能低下判定部40が、性能が低下しているか否かを判定する部品を、車両3の周辺環境を検出する車載センサ30とした場合について説明する。
低下内容検出部41は、性能低下判定部40によって性能が低下していると判定された部品に対し、性能が低下している内容を検出する。
また、低下内容検出部41は、性能が低下していると判定された部品に対して、性能が低下している内容を検出することが不可能であった場合、性能が低下している内容を検出することが不可能であった情報を含む信号を、制御装置2へ出力する。
図2Bは、制御装置2の機能構成(一例)を示す説明図である。
制御装置2は、車両現在地取得部50と、リクエストデータ取得部51と、走行計画作成部52と、走行可能距離算出部53と、メンテナンス地抽出部54と、混雑度取得部55と、走行ルート変更部56を備える。これに加え、制御装置2は、移動手段検出部57と、目的地到着予測時刻算出部58と、目的地到着予測時刻提示部59と、移動手段変更地設定部60と、配車処理部61と、乗り継ぎスペース設定部62と、検出処理切り換え部63を備える。
リクエストデータ取得部51は、電子装置から利用リクエストデータを受信すると、利用リクエストデータが含む情報を予約DB25に登録する。
走行計画作成部52は、リクエストデータ取得部51が予約DB25に登録した情報に応じて、運行計画を作成する。
また、走行計画作成部52は、算出した走行経路を予約DB25に記憶する。これにより、走行計画作成部52が設定した走行経路は、ユーザに提供される配車サービスの運行計画として、予約DB25に記憶される。
さらに、走行計画作成部52は、運行計画に関する運行計画情報を、ユーザに供する車両3と、電子装置へ出力する。
具体的には、まず、低下内容検出部41が検出した内容に応じて、車両3が出力可能な走行速度を算出する。車両3が出力可能な走行速度を算出する際には、性能の内容を「中」と検出した場合、性能が「高」である場合に出力可能な走行速度(通常の走行速度)に、係数として「0.9」を乗算した速度を、車両3が出力可能な走行速度として算出する。また、性能の内容を「低」と検出した場合、性能が「高」である場合に出力可能な走行速度に、係数として「0.75」を乗算した速度を、車両3が出力可能な走行速度として算出する。
メンテナンス地抽出部54は、低下内容検出部41が、性能が低下している部品に対して検出した、性能が低下している内容に応じて、メンテナンス地を抽出する。
また、メンテナンス地抽出部54は、低下内容検出部41が検出した性能が低下している内容とメンテナンス地とを紐付けて記憶している施設DB26を参照して、メンテナンス地を抽出する。
性能が低下している部品がカメラであり、性能が低下している内容が、レンズに汚れが付着している場合、レンズに付着した汚れを除去することでメンテナンスが可能なメンテナンス地として、ガソリンスタンドを紐付ける。
また、性能が低下している部品がカメラであり、性能が低下している内容が、部品の交換が必要な故障である場合、部品を交換することでメンテナンスが可能なメンテナンス地として、車両3を扱うディーラーを紐付ける。
また、メンテナンス地抽出部54は、走行可能距離算出部53が算出した、車両3が走行することが可能な距離に応じて、車両3が走行することが可能な範囲内でメンテナンス地を抽出する。
走行ルート変更部56は、メンテナンス地抽出部54が抽出したメンテナンス地に応じて、車両3の現在地から目的地までの走行ルートを、車両3の現在地からメンテナンス地抽出部54が抽出したメンテナンス地までの走行ルートに変更する。
また、走行ルート変更部56は、メンテナンス地抽出部54が複数のメンテナンス地を抽出した場合、混雑度取得部55が取得した混雑度が最も低い施設が存在するメンテナンス地を、変更する走行ルートのメンテナンス地に設定する。
移動手段検出部57が他の移動手段を検出する際には、例えば、地図DB24に格納されている地図情報に基づいて、車両3の現在地からメンテナンス地までの間に存在する、公共交通機関の乗降所、レンタル形式で利用する自転車の駐輪所等を検出する。なお、公共交通機関の乗降所は、例えば、路線バスの停留所や、電車の駅等である。
また、移動手段検出部57が他の移動手段を検出する際には、例えば、車両3の現在地からメンテナンス地までの間において、乗り継ぎ車両に乗車することが可能な地点を検出する。乗り継ぎ車両とは、手動運転車両(タクシー、ハイヤー)又は他の自動運転車両である。
これに加え、目的地到着予測時刻算出部58は、移動手段検出部57が検出した他の移動手段を用いた場合に、ユーザが目的地へ到着すると予測される時刻である、変更到着予測時刻を算出する。変更到着予測時刻の算出は、例えば、他の移動手段が出力可能な走行速度と、ユーザが移動手段を車両3から他の移動手段に変更する位置と、ユーザの目的地と、地図DB24に格納されている地図情報を用いて行う。また、変更到着予測時刻の算出は、例えば、公共交通機関の時刻表や、ユーザが移動手段を車両3から他の移動手段に変更する位置から公共交通機関の乗降所までの距離や、公共交通機関の乗降所からユーザの目的地までの距離を用いて行う。
具体的には、目的地到着予測時刻算出部58が算出した継続走行到着予測時刻と変更到着予測時刻とを、対応する移動手段と共に、車両3が備える車内端末の表示画面に表示するための情報信号を生成し、生成した情報信号を車両3へ出力する。また、例えば、目的地到着予測時刻算出部58が算出した継続走行到着予測時刻と変更到着予測時刻とを、対応する移動手段と共に、ユーザが携帯している電子装置の表示画面に表示するための情報信号を生成し、生成した情報信号を電子装置へ出力する。
実施形態において、移動手段変更地は、車両3に乗車しているユーザが、車両3から、手動運転車両又は他の自動運転車両である乗り継ぎ車両、公共交通機関、レンタル形式で利用する自転車のうちいずれかへ乗り継ぐ地点である。
また、移動手段変更地設定部60は、メンテナンス地抽出部54が、走行可能距離算出部53が算出した、車両3が走行することが可能な距離の範囲内でメンテナンス地を抽出することが不可能な場合、以下の処理を行う。
なお、車両3が走行することが可能な範囲内に存在する停車可能な路肩は、例えば、地図DB24に格納されている地図情報を用いて取得する。また、移動手段変更地として、停車可能な路肩を設定した場合、制御装置2は、路肩に車両3を停車させる処理を行う。路肩に車両3を停車させる処理は、例えば、車両3へ、現在地から路肩の近くへ走行する走行経路と、路肩の近くから先行利用車両を路肩へ移動させて停車させるための、アクチュエータの制御信号を、運行計画に含んで出力する処理である。
また、配車処理部61は、例えば、移動手段変更地設定部60が設定した移動手段変更地へ最も早く到着することが可能な手動運転車両又は他の自動運転車両を、乗り継ぎ車両として選択して配車する。
なお、管制施設とは、例えば、ディーラーに設置されている整備工場や、車両3の製造会社に所属するオペレータとの通信が可能な施設や、性能が低下していると判定された部品を備える車両3が、自走して到着することが可能な車両整備工場である。
図3は、車両用経路計画システム1が行う動作を示すフローチャートである。
なお、以降の説明では、移動手段変更地で移動手段を変更する前にユーザが乗車している車両3を、「先行利用車両」と記載する場合がある。また、なお、図3に示すフローチャートは、走行計画作成部52が、運行計画情報を先行利用車両と電子装置へ出力しており、ユーザが乗車した先行利用車両が走行している状態からスタートする。
ステップS2において性能低下判定部40は、車載センサ30の性能が、通常の性能から低下しているか否かを判定する。車載センサ30の性能が低下していると判定した場合(ステップS2:Y)、処理はステップS3へ進む。車載センサ30の性能が低下していないと判定した場合(ステップS2:N)、処理はステップS4へ進む。
ステップS4において先行利用車両は、通常の走行を継続して、ユーザの目的地へ向けて走行する。
ステップS5において低下内容検出部41は、ステップS2で性能が低下していると判定された部品に対し、性能が低下している内容を検出することが可能であるか否かを判定する。性能が低下している内容を検出することが可能であると判定した場合(ステップS5:Y)、処理はステップS6へ進む。性能が低下している内容を検出することが不可能であると判定した場合(ステップS5:N)、処理はステップS7へ進む。
ステップS7において検出処理切り換え部63は、ステップS1で性能が低下していると判定された部品に対して、性能が低下している内容を検出する処理を、管制施設によって実行させる。
ステップS8において管制施設は、ステップS2で性能が低下していると判定された部品に対し、性能が低下している内容を検出する。
ステップS10において走行ルート変更部56は、ステップS9で抽出したメンテナンス地に応じて、先行利用車両の走行ルートを、メンテナンス地までの走行ルートに変更する処理(リルート処理)を行う。
ステップS11において先行利用車両は、ステップS10で変更した走行ルートを走行する。
ステップS12において目的地到着予測時刻提示部59は、移動手段検出部57が検出した複数の移動手段のそれぞれに対して、ユーザが目的地へ到着すると予測される時刻を、ユーザへ提示する。
ステップS14では、ステップS13で設定した移動手段変更地に応じて、ユーザが先行利用車両又は他の移動手段によって目的地へ移動する。なお、ユーザが他の移動手段によって目的地へ移動する場合、先行利用車両はメンテナンス地へ移動する。
ステップS20において移動手段変更地設定部60は、ステップS6で算出した、先行利用車両が走行することが可能な距離に応じて、先行利用車両が目的地へ到着することが可能であるか否かを判定する。先行利用車両が目的地へ到着することが可能であると判定した場合(ステップS20:Y)、処理はステップS21へ進む。先行利用車両が目的地へ到着することが不可能であると判定した場合(ステップS20:N)、処理はステップS22へ進む。
ステップS21において目的地到着予測時刻算出部58は、変更到着予測時刻を算出する。
ステップS22において目的地到着予測時刻算出部58は、変更到着予測時刻を算出する。
変更到着予測時刻が継続走行到着予測時刻よりも早い時刻であると判定した場合(ステップS23:Y)、処理はステップS25へ進む。変更到着予測時刻が継続走行到着予測時刻よりも遅い時刻であると判定した場合(ステップS23:N)、処理はステップS24へ進む。
なお、変更到着予測時刻と継続走行到着予測時刻が同じ時刻であると判定した場合には、ステップS24又はステップS25のどちらに進む処理としてもよい。
ステップS25において移動手段変更地設定部60は、ステップS21で算出した変更到着予測時刻に応じて、ユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する。
ステップS26において移動手段変更地設定部60は、ステップS22で算出した変更到着予測時刻に応じて、ユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する。
(1)車両用経路計画システム1を構成する車両用経路計画装置が備えるコンピュータが、自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定する処理を実行する。これに加え、性能が低下していると判定した部品に対し、性能が低下している内容を検出する処理と、検出した内容に応じて、性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地を抽出する処理を実行する。さらに、抽出したメンテナンス地に応じて、先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、現在地からメンテナンス地までの走行ルートに変更する処理を実行する。そして、変更した走行ルート上に、先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する処理を実行する。
このため、例えば、部品の性能が低下して走行速度が低下している先行利用車両に対して、効率的にメンテナンスを行うことが可能となる。これにより、例えば、メンテナンスが行われていない先行利用車両が、法定速度で走行している他車両よりも低い速度で走行することで、交通流を低下させる可能性を、低減させることが可能となる。
これにより、メンテナンス地を抽出する速度や精度を向上させることが可能となる。
これにより、部品の性能が低下している先行利用車両に対して、メンテナンスに要する時間を短縮することが可能となる。
これにより、部品の性能が低下している先行利用車両に対して、自走が不可能となる前に、性能が低下している部品のメンテナンスを行うことが可能となる。
これにより、路肩を移動手段変更地として設定する場合は、部品の性能が低下している先行利用車両に対して、自走が不可能となって交通流を低下させる前に、交通流に及ぼす影響が少ない場所へ停車させることが可能となる。また、メンテナンスが可能な施設を移動手段変更地として設定する場合は、部品の性能が低下している先行利用車両に対して、自走が不可能となる前に、性能が低下している部品のメンテナンスを行うことが可能となる。
これにより、先行利用車両に乗車しているユーザが、部品の性能が低下している先行利用車両から、徒歩による移動よりも短時間で、目的地へ移動することが可能となる。
これにより、先行利用車両に乗車しているユーザが、部品の性能が低下している先行利用車両から降車した後に、目的地へ到着するまでに要する時間を短縮することが可能となる。
これにより、先行利用車両に乗車しているユーザに対して、目的地へ到着すると予測される時刻を考慮した移動手段の選択肢を提示することが可能となる。
これにより、先行利用車両の到着まで移動手段変更地で待機している乗り継ぎ車両が交通流を低下させる可能性を、低減させることが可能となる。
これにより、コンピュータによる処理では性能が低下している内容を検出することが不可能である場合であっても、先行利用車両が備える部品に対して、性能が低下している内容を検出することが可能となる。
これにより、自動運転車両の走行において重要な要素である、車載センサ30が周辺環境を検出する性能が低下した内容に応じて、車載センサ30のメンテナンスを効率的に行うことが可能となる。
このため、例えば、部品の性能が低下して走行速度が低下している先行利用車両に対して、効率的にメンテナンスを行うことが可能となる。これにより、例えば、メンテナンスが行われていない先行利用車両が、法定速度で走行している他車両よりも低い速度で走行することで、交通流を低下させる可能性を、低減させることが可能となる。
さらに、制御装置2は、受信した内容に応じて、性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地を抽出する。そして、抽出したメンテナンス地に応じて、先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、現在地からメンテナンス地までの走行ルートに変更する。これに加え、変更した走行ルート上に、先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する。
このため、例えば、部品の性能が低下して走行速度が低下している先行利用車両に対して、効率的にメンテナンスを行うことが可能となる。これにより、例えば、メンテナンスが行われていない先行利用車両が、法定速度で走行している他車両よりも低い速度で走行することで、交通流を低下させる可能性を、低減させることが可能となる。
(1)実施形態では、移動手段変更地を、先行利用車両に乗車しているユーザが、先行利用車両から、他の自動運転車両である乗り継ぎ車両、公共交通機関、レンタル形式で利用する自転車のうちいずれかへ乗り継ぐ地点としたが、これに限定するものではない。すなわち、移動手段変更地を、先行利用車両に乗車しているユーザが、先行利用車両から降車して、徒歩により目的地へ移動する地点としてもよい。この処理は、例えば、移動手段変更地から目的地までの道路に渋滞が発生している場合や、公共交通機関に遅延等が発生している場合等に行う。
Claims (12)
- 自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定する処理と、
前記性能が低下していると判定した部品に対し、性能が低下している内容を検出する処理と、
前記検出した内容に応じて、前記性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地を抽出する処理と、
前記抽出したメンテナンス地に応じて、前記先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、前記現在地から前記メンテナンス地までの走行ルートに変更する処理と、
前記変更した走行ルート上に、前記先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する処理と、
を実行するコンピュータを備え、
前記コンピュータは、
前記性能が低下していると判定した部品を備える前記先行利用車両が走行することが可能な距離を算出する処理と、
前記検出した性能が低下している内容と、前記メンテナンス地と、を紐付けて記憶しているデータベースを参照して、前記算出した距離に応じて、前記先行利用車両が走行することが可能な範囲内で前記メンテナンス地を抽出する処理を実行する処理と、
を実行する車両用経路計画装置。 - 前記コンピュータは、
複数の前記メンテナンス地を抽出した場合、前記抽出した複数のメンテナンス地にそれぞれ存在する前記メンテナンスが可能な施設の混雑度を取得する処理と、
前記取得した混雑度が最も低い前記施設が存在する前記メンテナンス地を、前記変更する走行ルートの前記メンテナンス地に設定する処理と、を実行する請求項1に記載した車両用経路計画装置。 - 前記コンピュータは、
前記先行利用車両が走行することが可能な範囲内で前記メンテナンス地を抽出することが不可能な場合、前記先行利用車両が走行することが可能な範囲内に存在する停車可能な路肩、又は前記先行利用車両が走行することが可能な範囲内に存在し、且つ前記データベースが記憶している前記メンテナンスが可能な施設を、前記移動手段変更地として設定する処理を実行する請求項1に記載した車両用経路計画装置。 - 自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定する処理と、
前記性能が低下していると判定した部品に対し、性能が低下している内容を検出する処理と、
前記検出した内容に応じて、前記性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地を抽出する処理と、
前記抽出したメンテナンス地に応じて、前記先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、前記現在地から前記メンテナンス地までの走行ルートに変更する処理と、
前記変更した走行ルート上に、前記先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する処理と、
を実行するコンピュータを備え、
前記移動手段変更地は、前記先行利用車両に乗車しているユーザが、前記先行利用車両から、手動運転車両又は他の自動運転車両である乗り継ぎ車両、公共交通機関、レンタル形式で利用する自転車のうちいずれかへ乗り継ぐ地点であり、
前記コンピュータは、前記移動手段変更地で変更することが可能な複数の移動手段が存在する場合、前記複数の移動手段のうち前記目的地へ到着すると予測される時刻が最も早い移動手段に対応する移動手段変更地を設定する処理を実行する車両用経路計画装置。 - 前記コンピュータは、
前記移動手段変更地で乗り継ぐことが可能な複数の移動手段が存在する場合、前記複数の移動手段のそれぞれに対して前記目的地へ到着すると予測される時刻を前記ユーザへ提示する処理を実行する請求項4に記載した車両用経路計画装置。 - 自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定する処理と、
前記性能が低下していると判定した部品に対し、性能が低下している内容を検出する処理と、
前記検出した内容に応じて、前記性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地を抽出する処理と、
前記抽出したメンテナンス地に応じて、前記先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、前記現在地から前記メンテナンス地までの走行ルートに変更する処理と、
前記変更した走行ルート上に、前記先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する処理と、
を実行するコンピュータを備え、
前記移動手段変更地は、前記先行利用車両に乗車しているユーザが、前記先行利用車両から、手動運転車両又は他の自動運転車両である乗り継ぎ車両、公共交通機関、レンタル形式で利用する自転車のうちいずれかへ乗り継ぐ地点であり、
前記コンピュータは、前記先行利用車両が前記乗り継ぎ車両よりも遅れて前記移動手段変更地へ到着すると予測した場合、前記移動手段変更地を複数台の車両が停車することが可能なスペースに設定する処理を実行する車両用経路計画装置。 - 前記コンピュータは、
前記性能が低下している内容を検出することが不可能であった場合、前記性能が低下している内容を検出する処理を外部の管制施設によって実行させる請求項1~6のうちいずれか一項に記載した車両用経路計画装置。 - 前記性能が低下しているか否かを判定する部品は、前記先行利用車両の周辺環境を検出するセンサである請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載した車両用経路計画装置。
- 自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定し、
前記性能が低下していると判定した部品に対し、性能が低下している内容を検出し、
前記検出した内容を制御装置へ送信し、
前記制御装置が、
前記性能が低下していると判定した部品を備える前記先行利用車両が走行することが可能な距離を算出し、
前記検出した性能が低下している内容と、前記性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地と、を紐付けて記憶しているデータベースを参照し、前記検出した内容と前記算出した距離とに応じて、前記先行利用車両が走行することが可能な範囲内で前記メンテナンス地を抽出し、
前記抽出したメンテナンス地に応じて、前記先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、前記現在地から前記メンテナンス地までの走行ルートに変更し、
前記変更した走行ルート上に、前記先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する車両用経路計画方法。 - 自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定し、
前記性能が低下していると判定した部品に対し、性能が低下している内容を検出し、
前記検出した内容を制御装置へ送信し、
前記制御装置が、
前記検出した内容に応じて、前記性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地を抽出し、
前記抽出したメンテナンス地に応じて、前記先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、前記現在地から前記メンテナンス地までの走行ルートに変更し、
前記変更した走行ルート上に、前記先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定し、
前記移動手段変更地は、前記先行利用車両に乗車しているユーザが、前記先行利用車両から、手動運転車両又は他の自動運転車両である乗り継ぎ車両、公共交通機関、レンタル形式で利用する自転車のうちいずれかへ乗り継ぐ地点であり、
前記制御装置は、前記移動手段変更地で変更することが可能な複数の移動手段が存在する場合、前記複数の移動手段のうち前記目的地へ到着すると予測される時刻が最も早い移動手段に対応する移動手段変更地を設定する車両用経路計画方法。 - 自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定し、
前記性能が低下していると判定した部品に対し、性能が低下している内容を検出し、
前記検出した内容を制御装置へ送信し、
前記制御装置が、
前記検出した内容に応じて、前記性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地を抽出し、
前記抽出したメンテナンス地に応じて、前記先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、前記現在地から前記メンテナンス地までの走行ルートに変更し、
前記変更した走行ルート上に、前記先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定し、
前記移動手段変更地は、前記先行利用車両に乗車しているユーザが、前記先行利用車両から、手動運転車両又は他の自動運転車両である乗り継ぎ車両、公共交通機関、レンタル形式で利用する自転車のうちいずれかへ乗り継ぐ地点であり、
前記制御装置は、前記先行利用車両が前記乗り継ぎ車両よりも遅れて前記移動手段変更地へ到着すると予測した場合、前記移動手段変更地を複数台の車両が停車することが可能なスペースに設定する車両用経路計画方法。 - 自動運転車両である先行利用車両が備える部品の性能が低下しているか否かを判定し、前記性能が低下していると判定した部品に対して性能が低下している内容を検出し、
前記検出した内容を受信する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記性能が低下していると判定した部品を備える前記先行利用車両が走行することが可能な距離を算出し、
前記検出した性能が低下している内容と、前記性能が低下していると判定した部品のメンテナンスが可能な施設が存在する地点であるメンテナンス地と、を紐付けて記憶しているデータベースを参照し、前記受信した内容と前記算出した距離とに応じて、前記先行利用車両が走行することが可能な範囲内で前記メンテナンス地を抽出し、
前記抽出したメンテナンス地に応じて、前記先行利用車両の現在地から目的地までの走行ルートを、前記現在地から前記メンテナンス地までの走行ルートに変更し、
前記変更した走行ルート上に、前記先行利用車両に乗車しているユーザが先行利用車両から降車して他の移動手段に変更する地点である移動手段変更地を設定する車両用経路計画システム。
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