JP7773234B2 - 光学画像認識および分類装置 - Google Patents

光学画像認識および分類装置

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Description

特許法第30条第2項適用 総合科学誌「Nature」のウェブサイトに掲載された論文(ウェブサイトの掲載日:令和2年3月4日)(掲載アドレスは発明の新規性の喪失の例外の規定の適用を受けるための証明書に掲載)
本発明は、光学画像認識および分類のための改良装置に関する。
光学画像センサは、自律車両および自律ロボットを含むインテリジェントシステムのための様々なマシンビジョン装置の不可欠な要素である。フレームベースのカメラによって光学画像をキャプチャし、アナログ/デジタル変換器を使用してそれらを電子デジタル表現に変換し、例えば人工ニューラルネットワーク(ANN)などの機械学習アルゴリズムを使用してそれを処理することが知られている。このようなANNは、典型的には、相互接続された計算ユニット(シナプス)のいくつかの層を備え、その接続を調整することができ、そのことによりネットワークが画像の分類などのタスクを実行するように訓練されることが可能になる。しかしながら、光学画像センサからANNの出力層までのいくつかの層を通過する大量のデータ(大部分は冗長データ)は、低速および高電力消費をもたらす。
本発明の目的は、一般的な光学画像センサの上記問題および他の問題を解決し、光学画像の高速、ロバスト、かつ効率的な認識および分類を可能にする装置を提供することである。
この目的および他の目的は、請求項1に記載の装置によって達成される。
本発明に係る装置は、光学画像をn=1,2,…,N個の局所光パワー値Pに分割する光学装置を備える。このような光学装置は、認識および分類される画像を検出器アレイ上に投影するためのミラー、レンズ、または偏光子を備え得る。また光学装置は、デジタルカメラ装置のような単純なレンズ構成であってもよい。
本発明に係る装置は、局所光パワー値Pをピックアップするためにn=1,2,…,N個の光活性ピクセルを備える検出器アレイをさらに備える。このような光活性ピクセルは、短絡条件下で操作される半導体フォトダイオードを含むことが好ましく、その結果、光照射下で測定可能な出力電流を送出する。ピクセル数Nは本質的に制限されず、例えば、典型的な用途では、典型的な光学センサ構成の分解能に匹敵する約10,000~1,000,000であり得る。ピクセルは、用途に応じて、円形、矩形、もしくは正方形の領域、または任意の他の形状に配置され得る。
本発明によれば、各ピクセルは、サブピクセル、好ましくはm=1,2,…,M個のサブピクセルにセグメント化され、各サブピクセルは、光照射下で、その光応答度Rmnおよびピクセルで受け取られた局所光パワーPに応じて光電流Imnを送出する光活性面積を有する半導体フォトダイオードを含む。1ピクセル当たりのサブピクセルの数は、2、3、4、5、6、またはそれ以上であり得、サブピクセルは、ピクセル内の異なる位置に、線、円、または任意の矩形もしくは正方形の配置で配置され得る。1ピクセル当たりのサブピクセルの数に固有の制限はない。用途に応じて、1ピクセル当たり2×2、2×3、またはそれ以上のサブピクセルのマトリクス配列が形成され得るが、サブピクセルの線形アレイまたは円形配置も同様に実現可能である。ピクセルは全て、同じ数または異なる数のサブピクセルを有し得る。
で照射されると、各サブピクセルは、その固有の光応答度値Rmnに応じて電流を送出する。本発明によれば、ピクセル内のサブピクセルの光応答度値Rmnは同じではなく、したがって、Pの値で表される光学画像を認識し分類するための人工ニューラルネットワークを構築するための重みとして使用され得る。このために、各ピクセルのサブピクセルの出力は、別個の出力線を形成するように並列に接続され、各出力線は、ピクセル内の異なるサブピクセルによって生成される光検出器電流を合計する。検出器電流Iは、光応答度値Rmnおよび局所光パワーPの関数として次のように表され得る。
M個の検出器電流は、次に、人工ニューラルネットワーク(ANN)の外部または統合電子分類器回路内で光学画像を認識および分類するために使用され得る。したがって、検出器アレイ自体は、光パワーP値と調整可能な光応答行列Rmnとのリアルタイム乗算を実行する。次に、サブピクセルは人工ニューロンとして使用され、ネットワークのトレーニングは、各サブピクセルの光応答値Rmnを重みとして個々に設定する必要がある。したがって、本発明に係る装置は、コンピュータ実装方法がANNとして該装置を使用して光学画像を認識および分類することを可能にする。最初の教師ありまたは教師なしトレーニングステップでは、所定の画像のセットを使用して、各サブピクセルの重みRmnを個別に設定または調整することができる。次の分類ステップにおいて、投影された光学画像は、検出器電流Iに基づいて分類器回路によって分類され得る。このことにより、画像分類のための非常に高速なハードウェア実装ANNを実現することができる。
各ピクセルは、m=1,2,…,M個のサブピクセルにセグメント化され得、各ピクセルのサブピクセルの出力は、M本の出力線を形成するように接続され得る。各ピクセル内のサブピクセルの数は、いくつかの実施形態では、出力線の数Mと同じであり得るが、他の実施形態では、Mよりも少ない、または多い場合もある。サブピクセルはそれぞれ、ソースコンタクトおよびドレインコンタクトによって接触される半導体チャネルを有する半導体トランジスタとして実現されるフォトダイオードを備え得、ソースコンタクトは接地され、ドレインコンタクトはサブピクセルの出力線を形成する。チャネルは、Si、GaAs、または任意の他の半導体であり得る。チャネルとソースコンタクトおよびドレインコンタクトとの間にショットキーコンタクトが形成され得る。
本発明の一実施形態では、サブピクセルの光応答度値Rmnは、動作中に調整されないが、トレーニング期間中に初期化され、動作中には固定されたままになる。これは、Rmnの所望の値に対応して、各サブピクセルの光活性面積を異なるように設定することによって、フォトダイオードの製造時に実現可能である。ここで、光活性面積は、フォトダイオードの照射面積を示し、得られる光電流は、光活性面積に正比例する。この実施形態では、装置が電源電圧なしで動作することができ、Rmnの値を能動的に設定する必要がないという利点がある。照射下で、フォトダイオードは、Pおよびその光活性面積に正比例する電流を送出する。所与の単一用途のための光応答度値Rmnを生成するために必要な光活性面積は、初期シミュレーションまたは実験によって、製造前に予め決定され得る。
代替形態では、サブピクセルの光応答度値Rmnは、動作中に、好ましくは電気的手段によって能動的に調整可能である。これは、横方向pn接合がフォトダイオードのチャネル内に形成される場合に実現可能である。この接合のビルトイン電場は、2つの横方向に変位したゲート電極、ソースコンタクトの近くの第1のゲート電極、およびドレインコンタクトの近くの第2のゲート電極の影響を受ける可能性がある。ゲート電極における電圧は、pn接合に影響を及ぼし、したがって、サブピクセルの光応答度を能動的に設定または調整するために使用され得る。この実施形態では、各サブピクセルの光活性面積は同じであり得る。
第1のゲート電極および第2のゲート電極は、Alの絶縁層に埋め込まれ得る。ゲート電極間のチャネルに沿った横方向の距離は、500nm未満、特に約300nmであり得る。
本発明の一実施形態では、チャネルは、総厚が10nm未満、好ましくは5nm未満となるように、5層未満の原子層を含む。チャネルは、遷移金属ジカルコゲナイドなどの光活性材料として層状2次元半導体を含み得る。遷移金属ジカルコゲナイド(TMDC)単層は、化学式PXを有する2次元材料群であり、式中、Pは、VI族、V族およびVI族からの遷移金属を表し、Xは、硫黄、セレンまたはテルルなどのカルコゲンを表す。MoS、MoSe、MoTe、WSおよびWSeは、TMDCである。TMDCは、カルコゲン原子の2つの面の間に金属原子の面を有する層状構造を有する。各層は面では強く結合しているが、中間層での結合は弱い。したがって、TMDCは、様々な方法によって原子的に薄い層に容易に剥離され得る。TMDCは、層依存性の光学的および電気的特性を示す。TMDCのバンドギャップは、間接バンドギャップから直接バンドギャップに変化し、このことは、TMDCをオプトエレクトロニクスにおいて有用にする。このような2D半導体は、強い光物質相互作用および優れた光電子特性を示すだけでなく、マルチゲート電極を使用する静電ドーピングによって、デバイス内の電位プロファイルの外部調整可能性(ひいては、その光感受性)も提供する。
本発明の一実施形態では、装置は、画像分類器を実装するためのANNとして動作し、検出器電流Iに従って光学画像をいくつかのy、y、…、yの所定のカテゴリに分類するように適合された電子分類器回路を備える。これらの異なるカテゴリは、用途に依存し、トレーニング画像のセットを使用して分類器の初期トレーニング期間中に事前に準備される。分類器回路は、検出器電流Iをデジタルデータに変換するA/D変換器と、デジタルデータを処理するPCなどの制御ユニットとを備え得る。
本発明の一実施形態では、装置は、光学画像Pを類似の光学画像P’に符号化および復号化するオートエンコーダを実装するANNとして動作し、光応答度値Rmnが自動的に決定される。ここで、検出器アレイはエンコーダとして動作し、重みWnmを有する電子デコーダ回路が、IのM個の値をP’のN個の値にデコードするために設けられる。この実施形態では、電子比較器ユニットは、PとP’との間の誤差を最小にするようにRmnおよびWnmの値を調整するように適合される。
本発明の一実施形態では、装置は、必要な光応答度値Rmnを各サブピクセルに個別に付与するように適合された電子制御回路、特に電子メモリを備える。これは、例えば、サブピクセルの第1ゲート電極に電圧Vmnを設定し、第2ゲート電極に電圧-Vmnを設定することで実現可能である。このために、制御回路はD/A変換器を備え得る。D/A変換器は、第1のゲート電極における電圧と第2のゲート電極における電圧を逆に設定する(すなわち、第1のゲート電極における電圧が+Vに設定される場合に、第2のゲート電極における電圧が-Vに設定される)ように適合され得る。Vの値は、例えば、約1V~5Vであり得、この値は、光応答度値Rmnの典型的な範囲(例えば、-1A/W~+1A/W、または-60mA/W~+60mA/W)をもたらし得る。しかしながら、これらの値のいずれかに明示的に限定することを意図するものではない。各サブピクセルの光応答度値Rmnは、外部電子メモリに記憶され、ケーブリングを介して検出器アレイに供給されてもよい。
本発明の一実施形態では、サブピクセルはそれぞれ、2つの電気的に絶縁されたフローティングゲート電極を備え、第1のフローティングゲート電極は第1のゲート電極の近くに配置され、第2のフローティングゲート電極は第2のゲート電極の近くに配置される。フローティングゲート電極は、約2nm厚のAu層であり得る。フローティングゲート電極は、六方晶窒化ホウ素(hBN)の絶縁層に埋め込まれ得る。好ましくは、フローティングゲート電極とゲート電極との間の絶縁層は、例えば電子制御回路によって、割り当てられたゲート電極に電圧が印加されたときにフローティングゲートが帯電し、その後、十分に長い期間にわたってその電荷を保つことができるように、十分に薄い層である。サブピクセルは、トレーニング中に設定されると、それらの個々の光応答度値を保持し、調整可能な符号および大きさの光電流を送出する。
この実施形態は、全てのサブピクセルに常に適切な電圧を供給する必要がないという特定の利点を有する。その代わりに、トレーニング期間中、各サブピクセルは、列・行デコーダ(例えばデジタルピクセルカメラの標準構成要素である)を使用してアドレス指定することによって、一度帯電可能である。電荷はフローティングゲート上に保持され、十分に長い期間リセットされる必要はない。
一代替形態では、サブピクセルはそれぞれ、強誘電性ゲート誘電体を含む。
本発明はさらに、光学画像認識および分類のための人工ニューラルネットワークであって、本発明に係る装置を備え、サブピクセルが人工ニューロンとして使用され、サブピクセルの光応答度値Rmnが人工ニューラルネットワークの重みとして使用される人工ニューラルネットワークに関する。一実施形態では、サブピクセルの値Rmnは、ピクセル内の各サブピクセルの光活性面積によって最初に決定される。
本発明のさらなる特徴は、以下の特許請求の範囲、図面、および実施形態の説明から明らかになるであろう。本発明の特定の実施形態は、2020年3月4日に公開され、https://doi.org/10.1038/s41586-020-2038-xでダウンロード可能なMennelらの論文「Ultrafast machine vision with 2D material neural network image sensors」、Nature 579、62~66(2020)に記載されている。この論文の内容は、参照により本願明細書に援用される。
本発明に係る検出器アレイの例示的な一実施形態の概略図である。 検出器アレイにおける単一ピクセルの概略回路図である。 検出器アレイのさらなる実施形態の概略回路図である。 本発明に係る単一サブピクセルフォトダイオードの異なる実施形態の概略図である。 本発明に係る単一サブピクセルフォトダイオードの異なる実施形態の概略図である。 分類器およびオートエンコーダを実装するANNとしての本発明に係る装置の概略的な適用例を示す図である。 分類器およびオートエンコーダを実装するANNとしての本発明に係る装置の概略的な適用例を示す図である。 本発明に従うANNのためのトレーニングアルゴリズムの簡略化されたフローチャートである。 本発明に係る装置を用いて光学画像を分類するための実験装置を示す図である。 本発明に係る検出器アレイのさらなる実施形態を示す図である。 本発明に係る検出器アレイのさらなる実施形態を示す図である。
図1aは、本発明に係る装置の一実施形態のための検出器アレイ1の基本レイアウトの概略図である。検出器アレイは、2次元アレイに配置されたn=1,2,…,N個の光活性ピクセル2、2’、2”からなり、各ピクセルはm=1,2,…,M個のサブピクセル3に分割される。この実施形態では、M=4であり、各ピクセルは4つのサブピクセルを含む。各サブピクセル3はフォトダイオードを含み、フォトダイオードは、短絡条件下で動作し、光照射下でImn=Rmn・E・A=Rmn・Pの光電流を送出し、ここで、Rmnはサブピクセル3の光応答度であり、EおよびPはそれぞれn番目のピクセルにおける局所放射照度および光パワーを示し、Aはサブピクセルの光活性面積である。この実施形態では、各サブピクセルは同じ光活性面積を有する。数n=1,2,…,Nおよびm=1,2,…,Mは、対応するように、ピクセルインデックスおよびサブピクセルインデックスを示す。全てのピクセル2、2’、2”のサブピクセル3を並列に相互接続することによって、統合されたニューラルネットワークおよび撮像装置が形成される。
N個のピクセルにわたってm番目のサブピクセルによって生成された全ての光電流Imnを合計すると、M個の検出器電流が得られる。
この動作は、全てのピクセル2、2’、2”のサブピクセル3の出力を並列に配線することによって行われる。これにより、行列ベクトル積演算I=RPが実行され、ここで、R=(Rmn)は光応答度行列であり、P=(P,P,…,Pはチップ上に投影される光学画像を表すベクトルであり、I=(I,I,…,Iは出力ベクトルである。Rmnが特定の正または負の値に設定され得るという条件で、画像処理のための様々なタイプの人工ニューラルネットワーク(ANN)が実装され得、シナプス重みは光応答度行列Rmnにおいて符号化される。
図1bは、M個のサブピクセル3を含む検出器アレイ内の単一ピクセル2の概略回路図である。各サブピクセル3は、短絡条件下で動作する半導体フォトダイオードを含む。各フォトダイオードのソースコンタクトは相互接続され、接地される。フォトダイオードは、2つのゲート電極8、8’を有するスプリットゲートを特徴とする。
外部電子制御回路(図示せず)は、電圧V1n、V2n、…、VMnを供給し、これらの電圧は、ゲート電極8、8’に供給するためにピクセル2に導入され、各サブピクセル3の2つのゲート電極は、それぞれ正電圧および負電圧でバイアスされる。インバータのセットは、負電圧-V1n、-V2n、…-VMnを生成するために設けられる。各サブピクセル3の光応答度は、2つのゲート電極8、8’に一対のV/-V電圧を供給することによって個別に設定され得る。各フォトダイオードのM個のドレインコンタクトは、サブピクセル3の出力線4として動作し、結果として生じる光電流I1n、I2n、…、IMnを搬送する。
図1cは、27個のサブピクセル3からなる検出器アレイ1の一実施形態のさらなる概略回路図である。デバイスは、約17×17μmのピクセルサイズを有し、1ピクセル当たり3つのサブピクセル(M=3)を有する3×3撮像アレイ(ピクセル数N=9)を形成するように配置される。光照射下で個々のデバイスによって生成される短絡光電流は、サブピクセルを並列に配線することによってキルヒホッフの法則に従って合計される。各サブピクセル3には、その応答度を個別に設定するために、一対のゲート電圧V、-Vが供給される。チップのトレーニングおよび試験のために、光学装置10を使用して光学画像を投影した。650nmの波長および約0.1Wcm-2の最大放射照度を有する光が使用される。サイズが小さいにもかかわらず、そのような3×3ピクセルを有するネットワークは、いくつかの機械学習アルゴリズムを適用するのに十分である。特に、様式化された文字「n」、「v」、および「z」の分類、符号化、およびノイズ除去が実行可能である。
図2aは、2D半導体チャネル5の2つの異なる領域に結合するスプリットゲート電極8、8’(約300nm幅のギャップを有する)を使用して、横方向pn接合フォトダイオードを形成するために約4nmの厚さを有する数層のWSeチャネル5を有するトランジスタ構造によって実現される、単一のサブピクセル3の一実施形態の概略図である。

半導体材料WSeは、その両極性伝導挙動および優れた光電子特性のために選択された。一方のゲート電極8をVでバイアスし、他方のゲート電極8’を-Vでバイアスすることにより、-60mA/W~+60mA/Wで調整可能な(トレーニング可能な)応答度Rmnが可能になる。
デバイス製造の可能な方法を簡単に説明する。サブピクセル3の基板としてシリコンウエハを使用してこれに280nm厚のSiOをコーティングする。まず、電子ビームリソグラフィ(EBL)でデザインを描画し、Ti/Au(3nm/30nm)を蒸着することにより、下部金属層を形成する。次に、原子層堆積法を使用して30nm厚のAlゲート酸化物を形成する。Alアイソレータを貫通するビアホールをEBLによって画定し、脱イオン水中のKOHの30%溶液でエッチングした。約70×120μm2のWSeフレークをバルク結晶から機械的に剥離し、全ドライ粘弾性スタンピング法によって所望の位置に転写する。チャネル5の厚さは、約6単分子層WSe、または約4nmであり、光学顕微鏡下で推定可能である。EBLでマスクを画定し、Ar/SFプラズマで反応性イオンエッチングすることによって、先に転写されたWSeシートから27個のピクセルを分離した。反応性イオンエッチング酸素プラズマによる穏和な処理は、先行するエッチング工程の間に現れたポリマーマスクの表面からのクラストの除去を可能にした。次に、別のEBLプロセスおよびTi/Au(3nm/32nm)蒸着によって上部金属層を追加する。最後に、サンプルを68ピンチップキャリアにマウントし、ワイヤボンディングした。
図2bは、スプリットゲート電極8、8’およびフローティングゲート電極9、9’ を使用して、横方向pn接合フォトダイオードを形成するために約4nmの厚さを有する数層のWSeチャネル5を有するトランジスタ構造によって実現される、単一のサブピクセル3の一代替形態の概略図である。
Al2O3と六方晶窒化ホウ素(hBN)との間に挟まれた2nm厚のAu層の追加は、ゲート電極8、8’にゲート電圧が印加されたときに、フローティングゲート9、9’上の電荷の蓄積を可能にする。以前の構成を「記憶する」デバイスの能力は、時間分解光電流測定値から検証可能である。ゲート電極8、8’の電圧をVG1=+5VおよびVG2=-5Vに設定した後、切断する。フローティングゲート電極9、9’を有するフォトダイオードの使用は、各サブピクセル3のゲート電極8、8’を別々にアドレス指定することによって、サブピクセル3の光応答度値Rmnを連続的に設定することを可能にし、そのことにより、電荷がフローティングゲート電極9、9’に転送され、そこで検出器の動作のために蓄積される。繰り返しリフレッシュサイクルが必要な場合もあるが、動作中に装置に電気エネルギーを常に供給する必要はない。
図3aは、オフチップで実装される電子非線形分類器回路11内の非線形活性化関数を使用して、光学画像を分類するための単層パーセプトロンとして動作する本発明に係る装置の実施形態の概略図である。このタイプのANNは、Pで表される画像を異なるカテゴリyに分類することができる教師あり学習アルゴリズムを表す。
ANNの教師ありトレーニングのために、光学マトリクス上の文字、例えば、3×3マトリクス上の文字「n」、「v」、および「z」などの所定の画像のセットが、光学装置10を介して検出器アレイ1に光学的に投影される。入力データを増強するためにガウス雑音が加えられる。このような教師あり学習の例では、ワンホット(one-hot)エンコーディングが適用され得、3つの文字の各々が単一の出力ノード/ニューロンを活性化させる。M個の光電流に対する活性化関数(ノードの入力と出力との間の非線形関数マッピング)として、ソフトマックス関数
が選択され得、式中、スケーリング係数 ξ=1010-1 は、活性化関数の全値範囲がトレーニング中にアクセス可能であることを保証するために使用される。損失/コスト関数(トレーニング中に最小化される関数)として、クロスエントロピー
が使用され得、式中、yはラベルであり、M=3はクラス数である。出力ニューロンの活性化は、文字の各々に対する確率を表す。応答度の初期値は、ガウス分布からランダムに選択され、教師あり学習と教師なし学習とで異なっていた。応答度は、損失関数の勾配の逆伝播によってエポックごとに更新される。
ここで、学習率η=0.1である。トレーニングアルゴリズムの可能な一実施形態の詳細なフローチャートを図3cに示す。
図3bは、オートエンコーダとして動作する本発明に係る装置の一実施形態の概略図である。このようなANNは、教師なしトレーニングプロセスにおいて、画像のセットP=(P,P,…,P)のための効率的な表現(符号化)を学習することができる。エンコーダと共に、電子非線形デコーダ回路12は、その出力において、符号化データから元の画像P’≒Pを再現するようにトレーニングされる。ここで、エンコーダは検出器アレイ自体によって実現され、デコーダは外部電子デコーダ回路12によって実現される。電子比較器ユニット17は、P’をPと比較して、感光度値Rmnおよび重みWmnを調整する。コードニューロンに対して、ロジスティック(シグモイド)活性化関数を選択することができる。
同様に、スケーリング係数としてξ=1010-1が使用され、出力ニューロンについても同様である。
式中、
およびWnmはデコーダの重み行列を表す。元の画像と再構成画像との間の差に依存する平均二乗損失関数が使用され得る。応答度は、σ=0.15のノイズレベルで、損失の逆伝播によって再びトレーニングされる。エンコーダの応答度と共に、デコーダの重みWnmも同様にトレーニングされ得る。画像検知および処理は共にアナログ領域で実行されるので、システムの動作速度は、光電流生成に関与する物理的プロセスによってのみ制限される。結果として、画像認識および符号化は、従来達成され得るものよりも数桁高いレートで、リアルタイムで行われる。
図3cは、本発明に係る装置を使用するANNのためのトレーニングアルゴリズムの簡略化されたフローチャートである。このトレーニングアルゴリズムは、図4に示すような装置によって適用され得る。
図4は、本発明に係る装置の高速能力を実証するための実験装置を示す。光学装置10において、半導体レーザ(波長650nm)からの光は、強度変調モードで動作する空間光変調器(SLM)に照射される前に直線偏光された。SLM上では、異なる文字の形態の光学画像が表示され、光の偏光はピクセル値に応じて回転された。入射レーザー光の偏光方向に対して垂直に配向された光軸を有する直線偏光子は、検光子として機能した。生成された光学画像は、次に、光学装置10によって検出器アレイ1上に投影された。合計54個のD/Aコンバータ14を使用してサブピクセル3の各々に一対のゲート電圧が供給され、3つの出力電流がA/Dコンバータ15で測定された。出力電流信号は増幅され、制御ユニット16に供給された。約50ns以内の正確なパターン分類を実証することができた。したがって、システムは、毎秒2000万ビンのスループットで画像を処理することができる。この値は、使用される増幅器の帯域幅によってのみ制限され、実質的により高いレートが可能である。
図5aおよび図5bは、本発明に係る検出器アレイ1のさらなる実施形態の顕微鏡上面図である。検出器アレイ1は、N=784となるように、28×28ピクセル2、2’、2”のマトリクスを備える。各ピクセル2、2’、2”は、M=10となるように、10個以下のサブピクセル3の線形配列にセグメント化される。この実施形態では、いくつかのピクセルはM個未満のサブピクセルを有する。各サブピクセル3は、詳細図5bに示すように、矩形光活性面積を有するGaAsショットキーフォトダイオードを備える。各サブピクセル3は、光照射下で、その光応答度Rmnおよびピクセルで受け取られた局所光パワーPに応じて光電流Imnを送出する。全てのピクセルにわたる各サブピクセル3の出力は、m=1,2,…,M個の出力線4を形成するように接続され、各出力線4は、全ての784個のピクセル2、2’、2”内のm番目のサブピクセル3によって生成された光検出器電流(もしあれば)を合計し、10個の出力端子において、光学画像を認識および分類するために使用される検出器電流Iを送出する。
ピクセル2、2’、2”内のサブピクセル3の光応答度値Rmnは同じではなく、サブピクセル3の矩形光活性面積によって決定される。各ピクセル内の10個のサブピクセルの異なる光活性面積が図5bに示されており、図5bは、図5aの3×3ピクセルの詳細図である。サブピクセル3は、同じでない光活性面積を有し、その結果、各サブピクセル3に対して異なる光応答度値Rmnが得られる。ピクセル2、2’、2”のいくつかは、10個未満のサブピクセル3を有し、その結果、それぞれのサブピクセル3の光応答度値は0になる。この実施形態では、10本の別個の出力線4に対応する10個の手書き数字「0」~「9」を分類するために、検出器アレイ1の製造前に、好ましくはシミュレーションによって必要な面積が決定される。したがって、応答度値Rmnは固定され、動作中に変更することはできない。この実施形態の検出器アレイは、電源を必要とせず、適切な照射下で、10本の出力線4上に電流を直ちに送出する。数字「0」を投影すると、第1の出力端子上に電流が流れ、数字「1」を投影すると、第2の出力端子上に電流が流れるなど、以下同様の形で電流が流れる。
本発明に係る装置は、光学画像の超高速認識および符号化のために使用され得、容易に拡張可能であり、超高速分光法などの超高速マシンビジョン用途の様々な可能性を提供する。アナログディープラーニングネットワークの実装は、M個の光電流を電圧に変換し、次に、電圧をメモリスタクロスバーに供給することによって実現可能になる。オンチップトレーニングに加えて、ネットワークは、コンピュータシミュレーションを使用してオフラインでもトレーニング可能であり、その後、所定の光応答度行列がデバイスに転送される。
ANNにおける本発明に係る装置の使用は、例えば、事故予防の面において、または自律運転用途で、超高速マシンビジョンのための新たな機会を提供し得る。また、ANNにおける本発明に係る装置の使用は、スペクトル事象の検出および分類のための超高速分光法においても採用され得る。このような用途では、入射光をグリッドに通して多数の離散的な波長に分離することができ、その後、これらの波長を本発明に係る装置を使用して検出する。この場合、ピクセルの1次元アレイで十分である。本発明に係る装置の動作は、電気エネルギーがトレーニング中にのみ消費されるように、自己出力式であり得ることにさらに留意されたい。
本発明の実施形態は、デジタル電子回路において、有形に具現化されたコンピュータソフトウェアもしくはファームウェアにおいて、本明細書に開示される構造およびそれらの構造的均等物を含むコンピュータハードウェアにおいて、またはそれらのうちの1つまたは複数の組み合わせにおいて、実装され得る。本発明の実施形態は、専用の論理回路、例えば、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、ASIC(特定用途向け集積回路)、またはGPU(汎用グラフィックス処理装置 )によって実行され、装置はまた専用の論理回路、例えば、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、ASIC(特定用途向け集積回路)、またはGPU(汎用グラフィックス処理装置 )として実装され得る。本発明に係る方法の実行に適したコンピュータは、汎用もしくは専用マイクロプロセッサ、または任意の他の種類の中央処理装置(CPU)のいずれかに基づくコンピュータであり得る。そのような中央処理装置は、リード・オンリ・メモリまたはランダム・アクセス・メモリまたはその両方から命令およびデータを受信する。コンピュータの必須要素は、命令を実施または実行するための中央処理装置、ならびに命令およびデータを記憶するための1つまたは複数のメモリデバイスである。一般に、コンピュータはさらに、データを記憶するための1つまたは複数の大容量記憶装置(例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、または光ディスク)を含み得る、または大容量記憶装置からデータを受信するもしくは大容量記憶装置にデータを転送する、またはその両方のために大容量記憶装置に動作可能に結合され得る。しかしながら、コンピュータはこのようなデバイスを有する必要はない。コンピュータプログラム命令およびデータを記憶するのに適したコンピュータ可読媒体は、例として、半導体メモリデバイス(例えば、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリデバイスなど)、磁気ディスク(例えば、内蔵ハードディスクまたは取り外し可能なディスク)、光磁気ディスク、およびCD ROMディスクならびにDVD-ROMディスクを含む、あらゆる形態の不揮発性メモリ、媒体およびメモリデバイスを含む。プロセッサおよびメモリは、専用論理回路によって補完され得る、またが専用論理回路に組み込まれ得る。
本明細書は、多くの特定の実装詳細を含むが、これらは、任意の発明または特許請求され得るものの範囲を限定するものであると解釈すべきではなく、むしろ、本発明の特定の実施形態に特有であり得る特徴の説明として解釈すべきである。別々の実施形態の文脈において本明細書に記載されている特定の特徴は、1つの実施形態において組み合わせて実装されてもよい。他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内に含まれる。
1 検出器アレイ
2、2’、2” ピクセル
3 サブピクセル
4 出力線
5 チャネル
6 ソースコンタクト
7 ドレインコンタクト
8、8’ ゲート電極
9、9’ フローティングゲート電極
10 光学装置
11 分類器回路
12 デコーダ回路
13 制御回路
14 D/A変換器
15 A/D変換器
16 制御ユニット
17 比較器ユニット

Claims (19)

  1. 光学画像認識および分類のための装置であり、
    前記光学画像をn=1,2,…,N個の局所光パワー値Pnに分割する光学装置(10)と、
    前記局所光パワー値Pnをピックアップするためにn=1,2,…,N個の光活性ピクセル(2、2’、2”)を有する検出器アレイ(1)とを備え、
    各ピクセル(2、2’、2”)はサブピクセル(3)にセグメント化され、
    各サブピクセル(3)は、光照射下で、その光応答度値Rmnおよび前記ピクセル(2、2’、2”)で受け取られた前記局所光パワーPnに応じて光電流を送出する半導体フォトダイオードを含む、装置であって、
    ピクセル(2、2’、2”)内のサブピクセル(3)の前記光応答度値Rmnは同じでなく、
    各ピクセル(2、2’、2”)のサブピクセル(3)の出力は、いくつかの別個の出力線(4)を形成するように接続され、各出力線(4)は、各ピクセル(2、2’、2”)内の異なるサブピクセル(3)によって生成された光検出器電流を合計し、前記光学画像を認識および分類するために使用されるいくつかの検出器電流を送出し、
    各ピクセル(2、2’、2”)内のサブピクセル(3)の数は同じでないことを特徴とする、装置。
  2. 各ピクセル(2、2’、2”)は、m=1,2,…,M個のサブピクセル(3)にセグメント化され、各ピクセル(2、2’、2”)のサブピクセル(3)の出力は、M本の出力線(4)を形成するように接続されることを特徴とする、請求項1に記載の装置
  3. 前記サブピクセル(3)の前記光応答度値Rmnは、前記サブピクセル(3)の光活性面積に依存し、ピクセル(2、2’、2”)内の各サブピクセル(3)の光活性面積は同じではないことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の装置
  4. 前記サブピクセル(3)の前記光応答度値Rmnは、動作中に、電気的手段によって調整可能であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の装置
  5. 前記サブピクセル(3)はそれぞれ、ソースコンタクト(6)およびドレインコンタクト(7)によって接触される、Si、GaAs、または他の半導体材料の半導体チャネル(5)を備え、前記ソースコンタクト(6)は接地され、前記ドレインコンタクト(7)は前記サブピクセル(3)の出力を形成することを特徴とする、請求項1~請求項のいずれかに記載の装置
  6. 横方向pn接合が前記チャネル(5)内に形成され、2つのゲート電極(8、8’)が設けられ、第1のゲート電極(8)が前記ソースコンタクト(6)の近くに配置され、第2のゲート電極(8’)が前記ドレインコンタクトの近くに配置され、その結果、前記ゲート電極に電圧を印加することによって前記pn接合上のビルトイン電場を調整することができることを特徴とする、請求項に記載の装置
  7. 前記チャネル(5)は、層状2次元半導体を含み、総厚が10nm未満であることを特徴とする、請求項に記載の装置
  8. 画像分類器として動作し、検出器電流Imに従って前記光学画像をいくつかのy1、y2、…、yMの所定のカテゴリに分類するように適合された電子分類器回路(11)を備えることを特徴とする、請求項1~請求項のいずれかに記載の装置
  9. 前記装置は、PnをPn’に符号化/復号化するために、オートエンコーダとして、特にバイナリハッシュオートエンコーダとして動作し、前記検出器アレイ(1)は、エンコーダとして動作し、重みWnmを有する電子デコーダ回路(12)が、ImのM個の値をPn’のN個の値に復号化するために設けられ、電子比較器ユニット(17)が、RmnおよびWnmの値を調整してPnとPn’との間の誤差を最小化するために設けられることを特徴とする、請求項1~請求項のいずれかに記載の装置
  10. 前記第1のゲート電極(8)および前記第2のゲート電極(8’)において電圧Vmnおよび-Vmnを設定することによって、各サブピクセル(3)の光応答度Rmnを個々に提供するように適合された電子制御回路(13)を備えることを特徴とする、請求項に記載の装置
  11. 前記制御回路は、前記第1のゲート電極(8)における電圧を+VGに設定し、前記第2のゲート電極(8’)における電圧を-VG設定するように適合され、VGは約1V~5Vであり、その結果、光応答度Rmnの範囲は、-1A/W~+1A/Wになることを特徴とする、請求項10に記載の装置
  12. 前記サブピクセル(3)はそれぞれ、2つの電気的に絶縁されたフローティングゲート電極(9、9’)を備え、第1のフローティングゲート電極(9)は前記第1のゲート電極(8)の近くに配置され、第2のフローティングゲート電極(9’)は前記第2のゲート電極(8’)の近くに配置され、前記フローティングゲート電極(9、9’)と前記ゲート電極(8、8’)との間の絶縁層は、電圧が前記ゲート電極(8、8’)に印加されたときに帯電し得るように十分に薄いことを特徴とする、請求項または請求項10のいずれかに記載の装置
  13. 前記ゲート電極(8、8’)は、Al2O3の絶縁層に埋め込まれ、前記フローティングゲート電極(9、9’)は、六方晶窒化ホウ素(hBN)の絶縁層に埋め込まれることを特徴とする、請求項12に記載の装置
  14. 前記フローティングゲート電極(9、9’)は、約2nm厚のAu層であることを特徴とする、請求項12に記載の装置
  15. 各ピクセル(2、2’、2”)は、線形アレイにセグメント化される、またはM個のサブピクセル(3)の矩形マトリクスであることを特徴とする、請求項1~請求項14のいずれかに記載の装置。
  16. 光学画像認識および分類のための人工ニューラルネットワークであって、請求項1~請求項15のいずれかに記載の装置に、サブピクセル(3)を人工ニューロンとして使用させ、前記サブピクセル(3)の光応答度値Rmnを人工ニューラルネットワークの重みとして使用させるように構成されている、人工ニューラルネットワーク。
  17. 前記サブピクセル(3)の値Rmnは、ピクセル(2、2’、2”)内の各サブピクセル(3)の光活性面積を所定の値に設計することによって、各サブピクセル(3)について所定の値Rmnが得られるように構成されている、請求項16に記載の人工ニューラルネットワーク。
  18. 電気的手段によって、ゲート電極(8、8’)に電圧が印加された場合に、前記サブピクセル(3)の値Rmn動作中に調整可能に構成されている、請求項17に記載の人工ニューラルネットワーク。
  19. 電気的手段によって、ゲート電極(8、8’)に電圧が連続的に印加された場合に、前記サブピクセル(3)の値Rmnをトレーニング期間中に調整可能に構成され、そのことにより、前記ゲート電極(8、8’)に割り当てられたフローティングゲート電極(9、9’)に電荷を蓄積させるように構成されている、請求項18に記載の人工ニューラルネットワーク。
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