JP7775012B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムInfo
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Description
仮想オブジェクトを含む二次元画像を取得する取得手段と、
前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を、複数の画像に基づいて生成される実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に一致もしくは近づくように加工する加工手段と
を有し、
前記加工手段は、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの解像度と前記実オブジェクトの解像度との差が所定値よりも大きい場合に、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの解像度を加工することを特徴とする。
仮想視点画像上に描かれる実オブジェクト、例えば現実に存在する看板は、天候、照明、遮蔽物の影等の影響を受けて色が明るくなったり暗くなったりする。一方、CG画像上に描かれる仮想オブジェクト、例えば仮想看板は、そのような照明条件をシミュレートして描画しなければ周囲の環境の変化に応じた明るさにならない。しかしながら、時々刻々と変化する照明条件をコンピュータグラフィックスにより忠実にシミュレートすることは非常に困難である。撮影空間の照明条件により明るさに変化がある仮想視点画像と、そのような変化のないCG画像とを合成して得られる合成画像は、視聴者に不自然な印象を与える可能性がある。
図1(a)は、第1実施形態に係る、画像処理システム10の構成の一例を示す図である。画像処理システム10は、撮影システム101、画像処理装置102、情報処理装置103を備え、仮想視点画像、CG画像及びそれらを重畳した合成画像を生成する。
図2は、画像処理装置102の機能構成例を示すブロック図である。図2では、物理カメラの撮影条件や撮影空間の照明条件に応じたCG画像となるようにCG画像を加工し、加工したCG画像と仮想視点画像とを重ね合わせることにより合成画像を生成する処理を実現する機能構成の一例が示されている。本実施形態の画像処理装置102は、機能構成として、通信制御部201、仮想視点画像生成部202、CG画像生成部203、CG画像加工部204、合成画像生成部205を有する。
図3を用いて、第1実施形態による、CG画像の加工と合成画像の生成の手順を説明する。ここでは、CG画像加工部204によるCG画像の加工の一例として、仮想視点画像における実オブジェクトのテクスチャ(色情報)に基づいてCG画像の色味を変化させる態様を説明する。図3(a)は、撮影システム101の撮影空間上に実在する前景オブジェクト301、背景オブジェクト302、撮影空間上に実在しない仮想オブジェクト303を仮想カメラ304で撮影する様子を俯瞰で見た概略図である。図3(b)は、図3(a)で生成される仮想視点画像312とCG画像313とを合成する方法を説明した概略図である。
図4は、本実施形態に係る、CG画像と仮想視点画像の生成及びそれらの合成処理を示すフローチャートである。図4に示される処理は、例えば、ROM113に格納された制御プログラムがRAM112に読み出され、CPU111がこれを実行することによって実現される。通信制御部201は、撮影システム101から複数視点画像を受信し、情報処理装置103から仮想カメラのカメラパラメータを受信する。仮想視点画像生成部202およびCG画像生成部203がこれら受信データを通信制御部201から受け取ると図4に示される処理が開始される。
図5は、本実施形態に係る、CG画像の加工処理の一例を示すフローチャートであり、図4のS405におけるCG画像の加工処理の詳細を示す。第1実施形態におけるCG画像の加工処理では、3次元空間において仮想オブジェクトに近い前景モデルのテクスチャデータ(彩度と明度)に基づいてCG画像の色情報を決定し、加工する。より具体的には、CG画像加工部204は、仮想空間上で仮想オブジェクトが配置された位置に近い前景モデルの彩度と明度を取得し、それらに近づくように仮想オブジェクトの彩度と明度を変更する。加工前のCG画像の彩度や明度は、仮想オブジェクトのテクスチャデータやマテリアルデータに基づき、CG画像生成部203により算出されている。図5に示される処理は、CG画像加工部204により実行される。また、図5に示される処理は、仮想視点画像生成部202から中間データが取得され、CG画像加工部204からCG画像が取得されたことをトリガとして開始する。
第1実施形態では、前景モデルのテクスチャに基づいて、仮想視点画像に重畳するCG画像の彩度と明度を加工することで、仮想視点画像の実オブジェクトとCG画像の仮想オブジェクトの色味を合わせ、合成画像における違和感を低減する構成を説明した。第2実施形態では、実オブジェクトと仮想オブジェクトの解像度の違いにより生じる違和感を低減する構成を説明する。例えば、物理カメラから近い、もしくは望遠で撮影された現実の看板の画像は解像度が高くなり、反対に物理カメラから遠い、もしくは広角で撮影された現実の看板の画像の解像度は低くなる。このように、撮影条件により現実の看板の画像の解像度は異なるが、仮想オブジェクトである仮想看板のCG画像は常にその解像度が一定である。そのため、仮想空間に配置された仮想看板の画像と周囲の現実の看板の画像との解像度が異なるものとなり、看板どうしの解像感が不均一になるために、違和感のある不自然な合成画像が生成される可能性がある。
第1実施形態および第2実施形態では、仮想オブジェクトとの位置関係に基づいて選択された実オブジェクトに基づいてテクスチャデータが選択され、選択されたテクスチャデータに基づいてCG画像の加工が行われた。第3実施形態では、撮影システム101が撮影する空間に存在する実オブジェクトの種類(選手、ボール、看板など)を識別し、識別された種類と仮想オブジェクトの種類に基づいて選択された実オブジェクトのテクスチャデータに基づいてCG画像を加工する。なお、画像処理装置102のハードウェア構成や機能構成など第1実施形態と共通する部分は説明を省略ないしは簡略化し、以下では差異点であるCG画像の加工処理を中心に説明する。
第1実施形態乃至第3実施形態では、二次元画像である仮想視点画像上にCG画像を重畳する際に、複数視点画像により生成されたオブジェクトのテクスチャデータに基づき、CG画像を加工する処理を説明した。第4実施形態では、二次元画像として拡張現実画像が用いられる。すなわち、第4実施形態では、拡張現実(AR:Augmented Reality)において、カメラの撮影画像に基づき、CG画像を加工する態様を説明する。昨今、拡張現実技術を利用した様々なサービスが提供されている。AR技術を用いると、現実空間を撮像した画像(実画像)上にCG画像を重畳表示することができる。例えば、実画像に仮想広告(CG画像)を表示することができる。しかしながら、実画像とCG画像を重畳して表示した場合、実画像中のCG画像が浮いて見える不自然さが生じる場合がある。これは、第1実施形態乃至第3実施形態で説明した不自然さと同様である。拡張現実においても、撮影空間の照明条件やカメラの撮影条件などに応じて、実画像に写る現実空間に存在するオブジェクト(実オブジェクト)とCG画像に写る仮想オブジェクトの色味や解像感を合わせる必要がある。そこで、第4実施形態では、実オブジェクトと仮想オブジェクトの色味を合わせる一例として、カメラにより撮影された実画像に基づき、CG画像の彩度および/または明度を加工する手法を説明する。なお、第1実施形態乃至第3実施形態と共通する部分は省略ないしは簡略化して説明する。
図10は、本実施形態に係る、画像処理システム全体構成の一例を示す図である。画像処理システム1000は、カメラの撮影画像を取得し、撮影画像に写った実オブジェクトの色情報に応じてCG画像の色情報を決定する。そして、画像処理システム1000は、決定したCG画像の色情報に基づき合成画像を生成し出力する。画像処理システム1000は、カメラ1010、画像処理装置1020、及び表示装置1030を有する。第4実施形態の画像処理装置1020のハードウェア構成例は、第1実施形態(図1(b))で説明したとおりである。
図11は、画像処理装置1020の、カメラ1010の撮影画像に基づき、CG画像を加工する処理に係る機能構成の一例を示す図である。
図12を用いて、第4実施形態による、CG画像の加工と合成画像の生成の手順を説明する。ここでは、CG画像加工部1104によるCG画像の加工の一例として、実オブジェクトの撮影画像に基づいてCG画像の色味を変化させる態様を説明する。図12(a)は、カメラ1010の撮影空間上の実オブジェクト1201、撮影空間上に実在しない仮想オブジェクト1202を実カメラ(仮想カメラ)1203で撮影する様子を俯瞰で見た概略図である。なお、実カメラと仮想カメラの位置姿勢は一致している。図12(b)は、図12(a)の撮影画像1204とCG画像1206とを合成する方法を説明した概略図である。
図13は、本実施形態に係る、撮影画像とCG画像の合成処理を示すフローチャートである。図13に示される処理は、例えばROM113に格納された制御プログラムがRAM112に読み出され、CPU111がこれらを実行することで実現される。通信制御部1101は、カメラ1010から撮影画像と内部パラメータを受信する。カメラ情報推定部1102がこれら受信データを通信制御部1101から受け取ると図13に示される処理が開始される。
図14は、本実施形態に係る、CG画像の加工処理の一例を示すフローチャートであり、図13のS1303におけるCG画像の加工処理の詳細を示す。第4実施形態におけるCG画像の加工処理では、3次元空間において仮想オブジェクトと近い実オブジェクトの撮影画像の彩度と明度に基づいてCG画像の色情報を決定し、加工する。より具体的には、CG画像加工部1104は、現実(仮想)空間上で配置位置が仮想オブジェクトに近い実オブジェクトの撮影画像の彩度と明度を取得し、それらに近づくように仮想オブジェクトの彩度と明度を変更する。加工前のCG画像の彩度や明度は、仮想オブジェクトのテクスチャデータやマテリアルデータに基づき、CG画像生成部1103により算出されている。図14に示される処理は、CG画像加工部104により実行される。また、図14に示される処理は、通信制御部1101から撮影画像が取得され、CG画像生成部から現実空間の三次元情報、CG画像、仮想オブジェクトの配置情報、カメラパラメータが取得されたことをトリガとして開始される。ただし、現実空間の三次元情報は、実オブジェクト群の三次元座標の集合(点群)を想定する。
第4実施形態では、表示装置1030に実画像にCG画像を重畳した合成画像を表示する処理を説明した。第5実施形態では、光学シースルー型の表示装置、例えば拡張/複合現実用の光学シースルー型HMDに、撮影した実画像に基づき加工したCG画像を表示する態様を説明する。なお、第4実施形態と共通する部分は省略ないしは簡略化して説明する。
本開示は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (16)
- 仮想オブジェクトを含む二次元画像を取得する取得手段と、
前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を、複数の画像に基づいて生成される実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に一致もしくは近づくように加工する加工手段と
を有し、
前記加工手段は、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの解像度と前記実オブジェクトの解像度との差が所定値よりも大きい場合に、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの解像度を加工することを特徴とする画像処理装置。 - 仮想オブジェクトを含む二次元画像を取得する取得手段と、
前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を、複数の画像に基づいて生成される実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に一致もしくは近づくように加工する加工手段と、
前記実オブジェクトの種類を識別する識別手段と
を有し、
前記加工手段は、識別された種類の実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に基づいて前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を加工することを特徴とする画像処理装置。 - 仮想オブジェクトを含む二次元画像を取得する取得手段と、
前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を、複数の画像に基づいて生成される実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に一致もしくは近づくように加工する加工手段と
を有し、
前記加工手段は、前記仮想オブジェクトの位置と前記仮想オブジェクトの面の方向とに基づいて前記複数の画像の中から選択された画像の彩度および/または明度に基づいて、前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を決定することを特徴とする画像処理装置。 - さらに、
前記複数の画像と、仮想視点の位置及び前記仮想視点からの視線方向を示す視点情報とに基づいて仮想視点画像を生成する手段と、
前記仮想視点画像と前記加工手段により加工された前記二次元画像とに基づいて合成画像を生成する手段と
を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記合成画像は、前記仮想視点画像を前記二次元画像に重畳することで生成されることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記仮想オブジェクトの仮想空間における位置を取得し、
前記加工手段は、前記仮想オブジェクトとの位置関係に基づいて選択した実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に基づいて、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を加工することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記加工手段は、前記仮想オブジェクトに最も近い、または、前記仮想オブジェクトから所定距離の範囲にある実オブジェクトを選択することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
- 前記実オブジェクトは、人物であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記実オブジェクトは、構造物であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記二次元画像は、前記複数の画像に基づき生成される画像であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記加工手段は、前記実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および明度のそれぞれの平均値と前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および明度のそれぞれの平均値が一致するまたは近づくように、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および明度を加工することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記加工手段は、前記仮想オブジェクトの色相が維持されながら前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を加工することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 仮想オブジェクトを含む二次元画像を取得する取得工程と、
前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を、複数の画像に基づいて生成される実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に一致もしくは近づくように加工する加工工程と
を有し、
前記加工工程において、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの解像度と前記実オブジェクトの解像度との差が所定値よりも大きい場合に、前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの解像度を加工することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 仮想オブジェクトを含む二次元画像を取得する取得工程と、
前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を、複数の画像に基づいて生成される実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に一致もしくは近づくように加工する加工工程と、
前記実オブジェクトの種類を識別する識別工程と
を有し、
前記加工工程において、識別された種類の実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に基づいて前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を加工することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 仮想オブジェクトを含む二次元画像を取得する取得工程と、
前記二次元画像における前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を、複数の画像に基づいて生成される実オブジェクトの三次元形状に対応する色情報に含まれる彩度および/または明度に一致もしくは近づくように加工する加工工程と
を有し、
前記加工工程において、前記仮想オブジェクトの位置と前記仮想オブジェクトの面の方向とに基づいて前記複数の画像の中から選択された画像の彩度および/または明度に基づいて、前記仮想オブジェクトの彩度および/または明度を決定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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