JP7775206B2 - フェルール、光コネクタ、及び光接続構造 - Google Patents

フェルール、光コネクタ、及び光接続構造

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Description

本開示は、フェルール、光コネクタ、及び光接続構造に関する。
本出願は、2020年9月25日出願の日本出願第2020-161212号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用する。
特許文献1は、ガイドピンを用いて多芯の光ファイバ同士の位置合わせを行う技術を開示する。この技術では、フェルールの先端面に設けられた一対のガイドピン挿入孔に一対のガイドピンの一端部をそれぞれ挿入し、接続相手のフェルールの先端面に設けられた一対のガイドピン挿入孔に一対のガイドピンの他端部をそれぞれ挿入する。これにより、多芯の光ファイバ同士の位置合わせ(すなわち、多芯の光ファイバと接続相手の多芯の光ファイバとの位置合わせ)が行われる。
特開2019-90974号公報
本開示は、一側面として、フェルールを提供する。このフェルールは、複数の光ファイバを保持するように構成された光ファイバ保持部と、光ファイバ保持部が延在する第1方向と交差する第2方向において互いに対向する第1側面及び第2側面と、を備える。第1側面には、第1方向に沿って延在する第1凹部又は第1凸部が設けられている。第2側面には、第1方向に沿って延在する第2凹部又は第2凸部が設けられている。第1凹部又は第1凸部は、第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有する。
本開示は、別の側面として、光コネクタを提供する。この光コネクタは、上述したフェルールと、光ファイバ保持部に保持される複数の光ファイバと、を備える。
本開示は、更に別の側面として、光接続構造を提供する。この光接続構造は、複数の光ファイバと、複数の光ファイバを保持するフェルールと、アダプタと、を備える。アダプタは、筒形状をなしており、筒形状の内部においてフェルールと接続対象の他のフェルールとが互いに対向するようにフェルールが挿入して嵌合するように構成される。フェルールは、フェルールがアダプタに挿入する第1方向と交差する第2方向において互いに対向する第1側面及び第2側面を有する。第1側面には、第1方向に沿って延在する第1凹部又は第1凸部が設けられている。第2側面には、第1方向に沿って延在する第2凹部又は第2凸部が設けられている。アダプタの内面には、第1凹部と嵌合可能な第3凸部又は第1凸部と嵌合可能な第3凹部と、第2凹部と嵌合可能な第4凸部又は第2凸部と嵌合可能な第4凹部と、が設けられている。この光接続構造では、第1凹部又は第1凸部は、第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、且つ、第2凹部又は第2凸部は、第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部とを有するか、又は、第3凸部又は第3凹部は、第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、且つ、第4凸部又は第4凹部は、第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部とを有する。
図1は、一実施形態に係る光接続構造において光コネクタがアダプタに取り付けられた状態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す光接続構造において光コネクタがアダプタから取り外された状態を示す斜視図である。 図3は、一実施形態に係る光コネクタを示す斜視図である。 図4は、図3に示す光コネクタのフェルールを示す斜視図である。 図5は、変形例に係るアダプタ内において、図4に示すフェルール(光コネクタ)を別のフェルール(光コネクタ)に接続した状態を示す斜視図である。 図6は、図5に示す接続状態を側面側から視た図である。 図7は、図5に示す接続状態の断面図である。 図8は、変形例に係る光接続構造の断面図である。 図9は、別の変形例に係る光接続構造の断面図である。 図10は、更に別の変形例に係る光接続構造の断面図である。 図11は、更に別の変形例に係る光接続構造の断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
特許文献1に開示された技術のように、ガイドピンと、ガイドピン挿入孔が設けられたフェルールとを用いて複数の光ファイバ同士の位置決めを行う場合、次のような課題が生じ得る。例えば、複数の光ファイバ同士を高精度に位置決めするために、ガイドピン挿入孔とのクリアランスが極力小さくなるように高い寸法精度を有するガイドピンが必要となる。更に、ガイドピン挿入孔にガイドピンが挿入されたフェルールを清掃する際に、ガイドピン付近のダスト等の異物を除去しきれない場合があり、この場合、当該異物が妨げとなって複数の光ファイバ同士の位置決め精度が低下し、接続損失が増大し得る。
本開示に係るフェルール、光コネクタ、及び光接続構造によれば、簡易な構成で複数の光ファイバの位置決めを容易に行うことができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。本開示の一実施形態に係るフェルールは、複数の光ファイバを保持するように構成された光ファイバ保持部と、光ファイバ保持部が延在する第1方向と交差する第2方向において互いに対向する第1側面及び第2側面と、を備える。第1側面には、第1方向に沿って延在する第1凹部又は第1凸部が設けられている。第2側面には、第1方向に沿って延在する第2凹部又は第2凸部が設けられている。第1凹部又は第1凸部は、第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有する。
このフェルールでは、第1側面に第1凹部又は第1凸部が設けられており、第2側面に第2凹部又は第2凸部が設けられており、この形状に対応する内面を有するアダプタに挿入された際、第1凹部又は第1凸部と第2凹部又は第2凸部とをアダプタ内面に嵌合させることにより、第1方向と垂直な面内においてアダプタに対するフェルールの位置(すなわち、フェルールに保持される複数の光ファイバの位置)を規定することができる。つまり、このフェルール構成によれば、フェルールが挿入されて嵌合されるアダプタを、複数の光ファイバを位置決めする際の位置決め部材とすることにより、フェルールにガイドピン挿入孔を設けることなく複数の光ファイバを位置決めすることができる。その結果、複数の光ファイバ同士の位置決めのために高い寸法精度を有するガイドピンを用いる必要が無くなる。また、異物が付着したガイドピンを用いることによる複数の光ファイバ同士の位置決め精度の低下が発生する事態を回避できるので、接続損失の低下を抑制できる。
更に、このフェルールでは、より詳細には、第1側面においてアダプタ内面に接触してアダプタに対するフェルールの位置決めを行う第1位置決め部と第2位置決め部とを第1側面において互いに離れるように設け、これらの部分でフェルールの位置決めを行うようにしている。この構成によれば、第1側面の全体ではなく、第1位置決め部及び第2位置決め部のような限られた部分をアダプタ内面に接触させて位置決めを行うため、これらの位置決め部のみ高い寸法精度にすればよく、第1側面全体を高い寸法精度にしなくてもフェルールに保持される光ファイバの位置決めを高精度なものとすることができる。即ち、このフェルールでは、少なくとも2箇所の離れた位置決め部を高い寸法精度にすることで、フェルールのアダプタへの嵌合時のフェルールの傾き又は位置ずれ等を容易に管理することが可能となる。なお、光コネクタ用のフェルールは、例えば射出成形などによって作製され成形後に一部が収縮してしまうこともあり、連続したV溝等からなる第1側面の全体を高い寸法精度で作製するのは難しい場合もあり得る。しかしながら、上記のように第1側面の一部をアダプタ内面に接する位置決め部とすることにより寸法精度を高める部分を限定し、これにより、射出成形などで作製する場合であってもアダプタに対する位置決めを高精度にできるフェルールを容易に作製することが可能となる。以上、上述したフェルールによれば、簡易な構成で複数の光ファイバの位置決めを容易に行うことができる。
一実施形態として、第1凹部又は第1凸部は、第1位置決め部と第2位置決め部との間に位置し第1方向に沿って延在する第1段差部を更に有してもよい。第1段差部は、第1位置決め部の表面及び第2位置決め部の表面よりもフェルールの内側に窪んでいてもよい。この実施形態によれば、第1位置決め部と第2位置決め部とをアダプタ内面に確実に接触させてフェルールの位置決めを容易に行うことが可能となる。また、第1段差部が高い寸法精度を有していなくても、第1位置決め部及び第2位置決め部による位置決めへの影響を無くすことができる。なお、この実施形態において、第1段差部は、第1位置決め部の表面及び第2位置決め部の表面よりも0.005mm以上2mm以下の範囲で窪んでいてもよい。
一実施形態として、第1位置決め部と第2位置決め部とは、第1方向において、互いに1mm以上10mm以下の距離で離れていてもよい。この実施形態によれば、第1位置決め部と第2位置決め部とが互いに1mm以上離れて位置し、この状態でアダプタ内面に接触するため、両者が近接している場合(1mmよりも近い場合)に比べて、アダプタに対するフェルールの位置決めをより精度よく行うことが可能となる。また、第1位置決め部と第2位置決め部とが10mm以下の離隔距離とすることにより、フェルールを大型化させずに小型のものとすることができる。なお、ここでいう離隔距離は、第1位置決め部と第2位置決め部との最短の離隔距離、即ち、第1位置決め部の第2位置決め部寄りの端と第2位置決め部の第1位置決め部寄りの端との距離である。
一実施形態として、第1位置決め部と第2位置決め部とは、第1方向において、フェルールの隣接する端面又はフェルールの隣接する鍔部から少なくとも0.1mm以上離れるように内寄りに形成されていてもよい。この実施形態によれば、アダプタにフェルールを挿入する際又は抜出する際に、第1位置決め部又は第2位置決め部がかかる動作を阻害することを防止し、スムーズな挿抜動作を行うことが可能となる。
一実施形態として、第1位置決め部及び第2位置決め部それぞれの第1方向に沿った幅は、0.5mm以上3mm以下であってもよい。この実施形態によれば、フェルールをアダプタに挿入する際に、第1位置決め部及び第2位置決め部をより確実にアダプタ内面に接するようにすることができ、第1位置決め部及び第2位置決め部によるアダプタに対するフェルールの位置決めをより精度よく行うことが可能となる。
一実施形態として、第1位置決め部及び第2位置決め部それぞれは、第1方向に垂直な断面において、第1凹部である場合にはV字状又はU字状であってもよく、第1凸部である場合には半円突起形状又は楕円突起形状であってもよい。この実施形態によれば、第1位置決め部及び第2位置決め部の形状を簡易な構成とすることができ、また、簡易な構成であることから、第1位置決め部及び第2位置決め部の寸法精度を容易に高くできる。
一実施形態として、第2凹部又は第2凸部は、第1方向において互いに離れる第3位置決め部及び第4位置決め部と、第3位置決め部と第4位置決め部との間に位置し第1方向に沿って延在する第2段差部と、を有してもよい。第2段差部は、第3位置決め部の表面及び第4位置決め部の表面よりもフェルールの内側に窪んでいてもよい。この実施形態によれば、第1側面と同様に第2側面においても、第2側面の全体ではなく、第3位置決め部及び第4位置決め部のような限られた部分をアダプタ内面に接触させて位置決めを行うため、これらの位置決め部のみ高い寸法精度にすればよく、第2側面全体を高い寸法精度にしなくてもフェルールに保持される光ファイバの位置決めを高精度なものとすることができる。また、このフェルールを例えば射出成形などによって作製した場合であっても、第2側面の一部をアダプタ内面に接する位置決め部とすることにより寸法精度を高める部分を限定し、アダプタに対する位置決めを高精度にできるフェルールを容易に作製することが可能となる。また、第1段差部と同様に、第2段差部が高い寸法精度を有していなくても、第3位置決め部及び第4位置決め部による位置決めへの影響を無くすことができる。
上記の実施形態において、第2凹部又は第2凸部での第1方向における第3位置決め部及び第4位置決め部の配置箇所は、第1凹部又は第1凸部での第1方向における第1位置決め部及び第2位置決め部の配置箇所に対応するものであってもよい。この場合、フェルールをアダプタに挿入して位置決めを行う際、左右のバランスをよくして、より精度よくフェルールを位置決めすることが可能となる。なお、第3位置決め部及び第4位置決め部の配置箇所が第1位置決め部及び第2位置決め部の配置箇所に対応するとは、一例として、第3位置決め部及び第4位置決め部の配置箇所と第1位置決め部及び第2位置決め部の配置箇所とが第1方向において同じ場所に設けられることを意味する。
一実施形態として、フェルールは、第1方向において互いに対向する第1端面及び第2端面を更に備えてもよい。第1端面には、複数の光ファイバに対応する複数のレンズ又は複数の貫通穴が設けられてもよい。第2端面には、複数の光ファイバを一括して挿入可能な開口が設けられてもよい。この実施形態によれば、より簡易な構成でアダプタに対するフェルールの位置決めを行うことが可能となる。なお、このフェルールでは、第1端面には、フェルールを接続対象の他のフェルールに対して位置決めするための位置決めピン用の穴が設けられていない構成であってもよい。
本開示の一実施形態に係る光コネクタは、上述した何れかの実施形態に係るフェルールと、光ファイバ保持部に保持される複数の光ファイバと、を備える。この光コネクタによれば、上記フェルールの各実施形態と同様の作用効果を得ることが可能となる。
本開示の一実施形態に係る光接続構造は、複数の光ファイバと、複数の光ファイバを保持するフェルールと、アダプタと、を備える。アダプタは、筒形状をなしており、筒形状の内部においてフェルールと接続対象の他のフェルールとが互いに対向するようにフェルールが挿入して嵌合するように構成されている。フェルールは、フェルールがアダプタに挿入する第1方向と交差する第2方向において互いに対向する第1側面及び第2側面を有する。第1側面には、第1方向に沿って延在する第1凹部又は第1凸部が設けられている。第2側面には、第1方向に沿って延在する第2凹部又は第2凸部が設けられている。アダプタの内面には、第1凹部と嵌合可能な第3凸部又は第1凸部と嵌合可能な第3凹部と、第2凹部と嵌合可能な第4凸部又は第2凸部と嵌合可能な第4凹部と、が設けられている。この光接続構造では、第1凹部又は第1凸部は、第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、且つ、第2凹部又は第2凸部は、第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部とを有するか、又は、第3凸部又は第3凹部は、第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、且つ、第4凸部又は第4凹部は、第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部とを有する。
上記光接続構造によれば、上記フェルールの各実施形態と同様に、簡易な構成で複数の光ファイバの位置決めを行うことができる。
上記光接続構造の一実施形態として、第1凹部又は第1凸部が第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、且つ、第2凹部又は第2凸部が第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部とを有する場合において、第1凹部又は第1凸部は、第1位置決め部と第2位置決め部との間に位置し第1方向に沿って延在する段差部を更に有していてもよい。段差部は、第1位置決め部の表面及び第2位置決め部の表面よりもフェルールの内側に窪んでいてもよい。この実施形態によれば、第1位置決め部と第2位置決め部とをアダプタ内面に確実に接触させてフェルールの位置決めを容易に行うことが可能となる。
上記光接続構造の一実施形態として、第1凹部又は第1凸部が第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、且つ、第2凹部又は第2凸部が第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部とを有する場合において、第1方向と垂直な面内において、第1位置決め部及び第2位置決め部は、第3凸部又は第3凹部に接触可能となっており、第3位置決め部及び第4位置決め部は、第4凸部又は第4凹部に接触可能となっていてもよい。この実施形態によれば、アダプタに対するフェルールの位置決めを簡易な構成で実現することができる。
上記光接続構造の一実施形態として、第1凹部又は第1凸部が第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部とを有し、且つ、第2凹部又は第2凸部が第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部とを有する場合において、第3凸部又は第3凹部と第4凸部又は第4凹部との少なくとも一方は、第2方向に弾性変形可能に構成されていてもよい。この実施形態によれば、フェルールをアダプタに挿入し易くなるため、フェルールをアダプタに挿入する際の作業性が向上する。また、フェルールをアダプタに挿入するときに、第1凹部又は第1凸部と第2凹部又は第2凸部とが、第3凸部又は第3凹部と第4凸部又は第4凹部とにそれぞれ当接する場合、第3凸部又は第3凹部と第4凸部又は第4凹部の少なくとも一方が元の位置に復帰しようとする力がフェルールに加わる。これにより、第3凸部又は第3凹部と第4凸部又は第4凹部とによってフェルールが挟持されて固定されるので、アダプタに対するフェルールの位置ずれが抑制される。その結果、複数の光ファイバの位置決めを精度良く行うことができる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照して、本開示の一実施形態について詳細に説明する。本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、光接続構造1において光コネクタ2がアダプタ20に取り付けられた状態を示す斜視図である。図2は、光接続構造1において光コネクタ2がアダプタ20から取り外された状態を示す斜視図である。図1及び図2では、理解の容易のため、XYZ直交座標系を示している。他の図でも同様である。本実施形態では、光コネクタ2の長手方向であって光コネクタ2をアダプタ20に挿入する方向をZ方向(第1方向)とし、光コネクタ2の短手方向をY方向(第2方向)とし、光コネクタ2の高さ方向をX方向(第3方向)とする。
光接続構造1は、図1及び図2に示すように、フェルール10を有する光コネクタ2と、光コネクタ2をその中に挿抜可能なアダプタ20と、を備えている。光コネクタ2は、複数の光ファイバ3を収容する光ファイバテープ心線4と、ブーツ5と、光ファイバテープ心線4の先端部にブーツ5を介して取り付けられたフェルール10と、を有している。光ファイバテープ心線4の各光ファイバ3は、Z方向に沿って延在しており、Z方向と交差(例えば直交)するY方向に沿って並んで配置されている。光ファイバテープ心線4は、その内部において複数の光ファイバ3が複数段に重なって配置された構成でもよい。複数の光ファイバ3は、フェルール10の内部に形成された複数の光ファイバ溝(後述する図4参照)又は複数の光ファイバ保持孔にZ方向に沿って挿入されて保持される。
フェルール10は、例えば、略直方体状の外観を有し、複数の光ファイバ3を内部に収納し、各光ファイバ3を、他の光コネクタのフェルール(不図示)に保持される別の複数の光ファイバに光学的に結合させるための部材である。フェルール10は、この光学的な結合を行わせるために、Z方向に沿って、アダプタ20に挿抜可能となっている。なお、他の光コネクタは、光コネクタ2と同様の構成とすることができる。フェルール10は、本体部11と鍔部12とを有しており、XY平面に沿った断面形状では、鍔部12の方が本体部11よりも大きくなるように形成されている。
本体部11には、両側面13,14に凹部15,16(第1凹部、第2凹部)が設けられており、これら凹部15,16はZ方向に沿って延在している。凹部15,16は、例えばZ方向に延在するV溝又はU溝(断面はV字状又はU字状)であり、フェルール10をアダプタ20に対して挿抜する際のガイド溝として機能する。凹部15,16は、鍔部12に形成されていなくてもよいし、鍔部12まで延在していてもよい。フェルール10は、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエーテルサルホン(PES)、又はシクロオレフィンポリマー(COP)等の材料によって構成される。フェルール10は、例えば、Z方向に沿ってアダプタ20に挿入され、アダプタ20に嵌合される。
アダプタ20は、フェルール10をその内部に収容可能な筒状をなしており、フェルール10と接続対象の他のフェルールとがアダプタ20の筒形状の内部において互いに対向するようにフェルール10が挿入して嵌合するように構成されている。アダプタ20の内部では、フェルール10の前端面17と接続相手の他のフェルールの前端面とは、互いに突き当たって接触して光学的結合を為してもよいし、所定距離を空けて離れて光学的結合を為してもよい。アダプタ20は、より具体的には、前端面21において開口する収納部22を有しており、収納部22内にフェルール10を挿入できるように構成されている。収納部22は、アダプタ20の前端面21とはZ方向において逆側の後端面まで貫通しており、後端面の開口から上記した他のフェルールが挿入されるように構成されている。
アダプタ20の収納部22の両内側面には、Y方向において互いに対向する凸部23,24(第3凸部、第4凸部)が設けられている。凸部23,24は、アダプタ20の内側に向かって突出しており、フェルール10がアダプタ20内に挿入された際、フェルール10の凹部15,16内に入り込んで接触すると共に、フェルール10のアダプタ20内部への挿入及び外部への抜出をガイドする。アダプタ20の凸部23,24の外側に空隙25,26を更に設けるようにしてもよい。空隙25,26を設けることにより、凸部23,24がY方向において外側に容易に弾性移動できるようになる。このため、アダプタ20の凸部23,24がフェルール10の凹部15,16に確実に接触するようにやや幅狭に形成しても、アダプタ20を挿入した際に凸部23,24が外側に移動できるようになる。
光接続構造1が凹部15,16及び凸部23,24を含むことにより、ガイドピンを設けなくても、フェルール10をアダプタ20内に挿入した際にアダプタ20に対するフェルール10(即ち、光コネクタ2の複数の光ファイバ3)のX方向及びY方向における位置とXYZ軸の各軸を中心とする各回転を規制して、フェルール10の位置決めを行うことができる。また、光コネクタ2は、バネ等の弾性部材により前方に付勢され且つ光コネクタ2を内部に収納する外部ハウジングを有する場合には、外部ハウジングがアダプタ20と接すること又はバネ等によりフェルール10のZ方向の移動を規制してもよいし、アダプタ20内にフェルール10のZ方向への移動を規制する構成を備えるようにしてもよい。
このように位置決めされたアダプタ20に対して、対応する他の光コネクタが逆側から挿入されると、フェルール10の前端面17が接続相手のフェルール(不図示)の前端面に対向するようになり、両者が光結合される。アダプタ20は、例えば、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエーテルサルホン(PES)、又はポリアミド(PA)等の弾性を有する弾性材料によって構成されている。アダプタ20の材料の線膨張係数とフェルール10の材料の線膨張係数との差を小さくするため、アダプタ20の材料として、フェルール10と同種の材料を用いることが好ましい。また、アダプタ20の材料は、フィラー、又は摺動性を良くするための添加物を含んでいてもよい。
次に、図3及び図4を参照して、アダプタ20に挿入されるフェルール10の形状についてより詳細に説明する。図3は、一実施形態に係るフェルール10を備えた光コネクタ2を示す斜視図である。図4は、フェルール10を示す斜視図である。フェルール10は、上記したように、本体部11、鍔部12、側面13,14、凹部15,16、前端面17、後端面18、及び、レンズ群19を備えている。フェルール10には、更に、本体部11の上面に窓部11a,11bが設けられており、窓部11aの内側に複数の光ファイバ3を保持するための複数の溝部11c(光ファイバ保持部)が形成されている。複数の溝部11cは、例えばV溝又はU溝であってもよく、Z方向に沿って延在する。また、複数の溝部11cに変えて、光ファイバ保持用の複数の貫通孔をフェルール10内に設けてもよい。
光コネクタ2を構成する複数の光ファイバ3は、フェルール10の後端面18から続く収納部内に挿入されて、先端部分が複数の溝部11cに収納され、所定の位置に配置される。複数の溝部11cに整列して収納された各光ファイバ3は、フェルール10の外部に設けられたレンズ群19の各レンズにフェルール内側から光学的に結合される(この場合、フェルール10のレンズ群19までの部分は少なくとも光透過性の樹脂で例えば構成される)。光ファイバ3が溝部11cに収納された後には、窓部11aに蓋部6がX方向の上方から嵌合されて光ファイバ3を溝部11cに対して押さえつけて位置決めすると共に、窓部11a(蓋部6との隙間)または窓部11bから固定用の接着剤等を注入して光ファイバ3を複数の溝部11c等に対して固定する。
フェルール10の側面13に設けられた凹部15は、2つの位置決め部15a,15b(第1位置決め部、第2位置決め部)と、位置決め部15a,15bの間に位置する段差部15cと、位置決め部15aの外側に位置する段差部15dと、位置決め部15bと鍔部12との間に位置する段差部15eと、を有している。各段差部15c,15d,15eは、位置決め部15a,15bの各表面よりもフェルール10の内側に窪んでいる。つまり、位置決め部15a,15bが段差部15c,15d,15eよりも外側に僅かに突出する構成になっている。フェルール10では、アダプタ20に挿入した際、これら2つの位置決め部15a,15bがアダプタ20の凸部23に接触し(図2参照)、段差部15c,15d,15eはアダプタ20の凸部23に接触しない(もしくは僅かに触る程度)ようになる。段差部15c,15d,15eの窪み量としては、例えば、位置決め部15a,15bの各表面と各段差部15c,15d,15eの底面との差が0.005mm以上2mm以下となるようであってもよく、位置決め部15a,15bとアダプタ20の凸部23とのY方向における接触を阻害しない程度の僅かな段差となっている。ただし、位置決め部15a,15bの各表面と各段差部15c,15d,15eの底面との差が2mmより大きくてもよい。
各位置決め部15a,15bは、Z軸方向において互いに離れているが、離隔距離としては、例えば1mm以上10mm以下であってもよい。ここでいう離隔距離は、両位置決め部の最短の離隔距離、例えば、位置決め部15aの位置決め部15b寄りの端と位置決め部15bの位置決め部15a寄りの端との距離である。また、位置決め部15aは、Z軸方向において、フェルール10の隣接する前端面17からその端が少なくとも0.1mm以上離れるように内寄りに形成されている。ここでいう内寄りは、位置決め部15aが前端面17からZ軸方向に沿って鍔部12側に位置していることを意味する。また、位置決め部15bは、Z軸方向において、フェルール10の隣接する鍔部12からその端が少なくとも0.1mm以上離れるように内寄りに形成されている。ここでいう内寄りは、位置決め部15bが鍔部12からZ軸方向に沿って前端面17側に位置していることを意味する。以上の構成により、位置決め部15aと前端面17との間には段差部15dが形成され、位置決め部15bと鍔部12との間には段差部15eが形成される。また、各位置決め部15a,15bは、Z軸方向に沿った幅が0.5mm以上3mm以下であってもよい。このようにある程度の幅を持つことにより、アダプタ20に挿入された際、アダプタ20との接触領域を確保し、フェルール10(又は保持される複数の光ファイバ3)のアダプタ20に対する位置決めをより適切に行う箇所として機能することが可能となる。
また、フェルール10の側面14に設けられた凹部16は、凹部15と同様に、2つの位置決め部16a,16b(第3位置決め部、第4位置決め部)と、位置決め部16a,16bの間に位置する段差部16cと、位置決め部16aの外側に位置する段差部16dと、位置決め部16bと鍔部12との間に位置する段差部16eと、を有している。凹部16は、フェルール10のY方向における中心を通りZ軸方向に延びる中心軸線を中心として、凹部15と線対称な形状を有しており、位置決め部16a,16bは、位置決め部15a,15bと線対称な形状を有しており、段差部16c,16d,16eは、段差部15c,15d,15eと線対称な形状(つまり左右対称の形状)を有している。このため、位置決め部16a,16bは、側面13における位置決め部15a,15bとZ方向における同じ位置となるように、側面14に設けられている。また、各段差部16c,16d,16eは、位置決め部16a,16bの各表面よりもフェルール10の内側に窪んでいる。つまり、位置決め部16a,16bが段差部16c,16d,16eよりも外側に僅かに突出する構成になっている。位置決め部16a,16b及び段差部16c,16d,16eのその他の構成も、上述した位置決め部15a,15b及び段差部15c,15d,15eと同様であり、詳細な説明は省略する。
凹部15,16の位置決め部15a,15b,16a,16bは、断面形状がV字状である場合、Z方向に垂直な断面において、V字の開き角度(すなわち、V溝を構成する一対の面がなす角度)が例えば45°以上且つ150°以下となる構成であってもよい。位置決め部15a,15b,16a,16bのV溝の開き角度は、例えば、60°以上且つ100°以下であってもよいし、90°であってもよい。また、各位置決め部15a,15b,16a,16bを構成するV溝の底部は、Z方向に垂直な断面において、例えば丸みを帯びていてもよい。なお、Y方向に沿って互いに対向する凹部15の位置決め部15a,15bの底部と凹部16の位置決め部16a,16bの底部との距離は、アダプタ20の凸部23,24の先端間の距離よりも僅かに広くなるように形成されており、これにより、フェルール10をアダプタ20に挿入した際、凹部15の位置決め部15a,15b及び凹部16の位置決め部16a,16bにより、フェルール10がアダプタ20に対して所定の位置に位置決めされる。
このように、本実施形態に係るフェルール10では、両側面13,14の位置決め部15a,15b,16a,16bによりアダプタ20や他のフェルールへの位置決めが行われるため、前端面17において各側面13,14とレンズ群19との間にガイドピン挿入孔が設けられていない。このため、ガイドピン挿入孔の外径を考慮することなく、前端面17におけるレンズ群19の配置箇所を設定することができる。この場合、ガイドピン挿入孔を設けない分、フェルール10のサイズを小さくすることも可能となる。なお、レンズ群19に代えて、光ファイバ3の先端を挿入して前端面17に露出できるよう、各光ファイバ3に対応する貫通穴を設けてもよい。
以上、本実施形態に係るフェルール10では、側面13に凹部15が設けられており、側面14に凹部16が設けられており、この形状に対応する内面(凸部23,24)を有するアダプタ20に挿入された際、凹部15と凹部16とをアダプタ20の内面に嵌合させることにより、Z方向と垂直な面内においてアダプタ20に対するフェルール10の位置(すなわち、フェルール10に保持される複数の光ファイバ3の位置)を規定することができる。つまり、このフェルール構成によれば、フェルール10が挿入されて嵌合されるアダプタ20を、複数の光ファイバ3を位置決めする際の位置決め部材とすることにより、フェルール10にガイドピン挿入孔を設けることなく複数の光ファイバ3を位置決めすることができる。その結果、複数の光ファイバ3同士の位置決めのために高い寸法精度を有するガイドピンを用いる必要が無くなる。また、異物が付着したガイドピンを用いることによる複数の光ファイバ3同士の位置決め精度の低下が発生する事態を回避できるので、接続損失の低下を抑制できる。
更に、このフェルール10では、より詳細には、側面13においてアダプタ内面に接触してアダプタに対するフェルール10の位置決めを行う2つの位置決め部15a,15bを側面13において互いに離れるように設け、これらの部分でフェルール10の一方の位置決めを行うようにしている。また、側面14においてアダプタ内面に接触してアダプタに対するフェルール10の位置決めを行う2つの位置決め部16a,16bを側面14において互いに離れるように設け、これらの部分でフェルール10の他方の位置決めを行うようにしている。この構成によれば、側面13,14の全体ではなく、位置決め部15a,15b及び16a,16bのような限られた部分をアダプタ内面に接触させて位置決めを行うため、これらの位置決め部のみ高い寸法精度にすればよく、側面13,14全体を高い寸法精度にしなくてもフェルール10に保持される光ファイバ3の位置決めを高精度なものとすることができる。即ち、このフェルール10では、少なくとも各2箇所の互いに離れた位置決め部15a,15b及び16a,16bを高い寸法精度にすることで、フェルール10のアダプタ20への嵌合時のフェルール10の傾き又は位置ずれ等を容易に管理することが可能となる。なお、光コネクタ用のフェルールは、例えば射出成形などによって作製され成形後に一部が収縮してしまうこともあり、連続したV溝等からなる側面の全体を高い寸法精度で作製するのは難しい場合もあり得る。しかしながら、上記のように側面13、14の一部をアダプタ内面に接する位置決め部15a,15b,16a,16bとすることにより寸法精度を高める部分を限定し、これにより、射出成形などで作製する場合であってもアダプタ20に対する位置決めを高精度にできるフェルール10を容易に作製することが可能となる。なお、フェルール10は、射出成形以外で作製してももちろんよい。以上、フェルール10によれば、簡易な構成で複数の光ファイバ3の位置決めを容易に行うことができる。
本実施形態では、凹部15,16は、各位置決め部間に位置しZ方向に沿って延在する段差部15c,16cを更に有し、段差部15c,16cは、各位置決め部15a,16a等の表面よりもフェルール10の内側に窪んでいる。これにより、各位置決め部15a,15b及び16a,16bをアダプタ20の内面に確実に接触させてフェルール10の位置決めを容易に行うことが可能となる。また、段差部15c,16cが高い寸法精度を有していなくても、位置決め部15a,15b及び16a,16bによる位置決めへの影響を無くすことができる。
本実施形態では、位置決め部15a,15bは、Z方向において、互いに1mm以上10mm以下の距離で離れていてもよい。この場合、位置決め部15aと位置決め部15bとが互いに1mm以上離れて位置し、この状態でアダプタ内面に接触するため、両者が近接している場合(1mmよりも近い場合)に比べて、アダプタ20に対するフェルール10の位置決めをより精度よく行うことが可能となる。また、位置決め部15aと位置決め部15bとを10mm以下の離隔距離とすることにより、フェルール10を大型化させずに小型のものとすることができる。なお、位置決め部16a,16bの離隔距離の構成も同様である。
本実施形態では、位置決め部15a,15bは、Z向において、フェルール10の隣接する前端面17又はフェルール10の隣接する鍔部12から少なくとも0.1mm以上離れるように内寄りに形成されていてもよい。この場合、アダプタ20にフェルール10を挿入する際又は抜出する際に、位置決め部15a又は位置決め部15bがかかる動作を阻害することを防止し、スムーズな挿抜動作を行うことが可能となる。なお、位置決め部16a,16bの配置箇所も同様である。
本実施形態では、各位置決め部15a,15b及び16a,16bそれぞれのZ方向に沿った幅は、0.5mm以上3mm以下であってもよい。この場合、フェルール10をアダプタ20に挿入する際に、各位置決め部をより確実にアダプタ内面に接するようにすることができ、各位置決め部によるアダプタに対するフェルールの位置決めをより精度よく行うことが可能となる。
本実施形態では、各位置決め部15a,15b,16a,16bは、Z方向に垂直な断面において、V字状又はU字状であってもよい。この場合、各位置決め部の形状を簡易な構成とすることができ、また、簡易な構成であることから、各位置決め部の寸法精度を容易に高くできる。
本実施形態では、凹部16でのZ方向における位置決め部16a,16bの配置箇所が凹部15でのZ方向における位置決め部15a,15bの配置箇所に対応するものである。即ち、凹部16の側面形状と凹部15の側面形状がフェルール10の中心軸線を中心として線対称になっている。このため、フェルール10をアダプタ20に挿入して位置決めを行う際、左右のバランスをよくして、より精度よくフェルール10を位置決めすることが可能となる。
本実施形態では、フェルール10は、Z方向において互いに対向する前端面17及び後端面18を更に備え、前端面17には、複数の光ファイバ3に対応するレンズ群19の複数のレンズ又は複数の貫通穴が設けられ、後端面18には、複数の光ファイバ3を一括して挿入可能な開口が設けられている。そして、フェルール10では、前端面17には、フェルール10を接続対象の他のフェルールに対して位置決めするための位置決めピン用の穴が設けられていない。このため、より簡易な構成でアダプタ20に対するフェルール10の位置決めを行うことが可能となる。
本開示は、上述した実施形態に限定されず、請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、図5、図6及び図7を参照して、上述したフェルール10を含む光コネクタ2を備える光接続構造の変形例について説明する。この変形例では、アダプタ50が上記実施形態に係るアダプタ20と相違している。図5は、光接続構造51を示す斜視図である。図6は、光接続構造51を示す平面図である。図7は、光接続構造51を示す断面図である。なお、図5、図6及び図7に示す光コネクタは、複数の光ファイバ3等が省略された状態(すなわち、フェルール10のみが示された状態)で示されている。また、図5及び図6では、光接続構造51のアダプタ50を、YZ平面で切断したときの切断面として示している。
図5及び図6に示すように、光接続構造51は、Z方向において互いに向かい合うように配置された一対の光コネクタ2,2と、一対の光コネクタ2,2が挿入されるアダプタ50と、を備えている。一対の光コネクタ2,2は、互いに上下(X方向において対向する方向)を逆にされた状態で配置されており、アダプタ50の内部においてそれぞれのフェルール10,10の前端面17,17(例えば図4参照)同士が対面するようにアダプタ50に嵌合している。アダプタ50の内部において、一対のフェルール10,10の前端面17,17は、互いに突き当たって接触していてもよいし、互いに所定距離を空けて離れて対向してもよい。
アダプタ50は、一対のフェルール10,10を収容可能な筒状を呈しており、Z方向に沿って延在している。Z方向におけるアダプタ50の全長は、例えば、互いに接続された状態の一対のフェルール10,10の全長の合計長さよりも長い。図7に示すように、アダプタ50は、Z方向から見て、矩形筒状を呈している。アダプタ50は、矩形筒状の内部を構成する挿入孔56を有している。挿入孔56は、Z方向においてアダプタ50を貫通している。挿入孔56は、Z方向から見て略矩形状をなしており、4つの内面52,53,54,及び55によって構成されている。
内面52は、X方向においてフェルール10の外側面(上面)と対向しており、内面53は、X方向においてフェルール10の外側面(下面)と対向している。内面54は、Y方向においてフェルール10の側面13と対向しており、内面55は、Y方向においてフェルール10の側面14と対向している。内面54及び内面55には、フェルール10の凹部15の位置決め部15a,15b及び凹部16の位置決め部16a,16bをガイドするためのV突起54a及びV突起55aがそれぞれ設けられている。V突起54a及びV突起55aは、Y方向における挿入孔56の中央に関して互いに対称となる位置に配置されている。V突起54aは、XY断面においてV字状を呈する突起である。V突起54aは、内面54からフェルール10の側面13に向かって突出しており、側面13の凹部15の位置決め部15a,15bに当接している。V突起54aは、例えば、内面54においてZ方向に沿って連続的に延在して設けられている。V突起55aは、XY断面においてV字状を呈する突起である。V突起55aは、内面55からフェルール10の側面14に向かって突出しており、凹部16の位置決め部16a,16bに当接している。V突起55aは、例えば、内面55においてZ方向に沿って連続的に延在して設けられている。
V突起54aは、凹部15の位置決め部15a,15bと対応する形状を有しており、V突起54aの開き角度(すなわち、V突起54aを構成する一対の外面がなす角度)は、フェルール10の凹部15の位置決め部15a,15bの開き角度よりも小さく設定される。また、V突起54aの頂部は、例えば丸みを帯びており、略円形を有している。V突起55aは、凹部16の位置決め部16a,16bと対応する形状を有しており、V突起54aと同一の形状(例えば頂部の丸み等)を有している。V突起54aとV突起55aとの間のY方向の離隔距離は、フェルール10の凹部15の位置決め部15a(15b)と凹部16の位置決め部16a(16b)との間のY方向の幅よりも僅かに小さく設定されている。V突起54aとV突起55aとの間のY方向の離隔距離は、フェルール10がアダプタ50に挿入されていない状態において、V突起54aの頂部とV突起55aの頂部とのY方向の距離として定義することができる。凹部15の位置決め部15a(15b)と凹部16の位置決め部16a(16b)との間のY方向の幅は、凹部15の位置決め部15a(15b)の底部と凹部16の位置決め部16a(16b)の底部とのY方向の距離として定義することができる。この光接続構造51では、フェルール10がアダプタ50内に挿入された場合、フェルール10の凹部15の位置決め部15a,15bがV突起54aの先端の丸み部分の仮想円に対して外接すると共に、フェルール10の凹部16の位置決め部16a,16bがV突起55aの先端の丸み部分の仮想円に対して外接する。このような接続構造により、フェルール10がアダプタ50に対して適切に位置決めされる。
アダプタ50は、Y方向において挿入孔56の一方の外側に設けられる中空部61を更に有している。中空部61は、Y方向において、内面54を構成する壁部54Wを挟んで挿入孔56の外側に位置している。つまり、中空部61は、Y方向において壁部54Wを介して挿入孔56と離れている。中空部61は、例えば、挿入孔56とY方向に並ぶ位置において、Z方向に沿って直線状に延在している。壁部54Wは、中空部61と挿入孔56とを隔てるように、中空部61と挿入孔56との間をX方向に延在している。壁部54Wの厚さ(すなわち、Y方向における壁部54Wの幅)は、例えば、一定とされている。壁部54Wの厚さは、V突起54aの弾性変形を許容するために十分薄い厚さとなっている。同様に、内面55を構成する壁部の厚さも、V突起55aの弾性変形を許容するために十分薄い厚さとなっている。なお、Y方向において挿入孔56の他方の外側には、中空部は設けられていない。
以上に説明した光接続構造51では、フェルール10をアダプタ50に挿入する際、フェルール10の凹部15の位置決め部15a,15b及び凹部16の位置決め部16a,
16bをアダプタ50のV突起54a及びV突起55aにそれぞれ嵌合させる。このとき、V突起54aがフェルール10の凹部15の位置決め部15a,15b内に入り込んで当接すると共に、V突起55aがフェルール10の凹部16の位置決め部16a,16b
内に入り込んで当接する。ここで、上述したように、アダプタ50のV突起54aとV突起55aとの離隔距離は、フェルール10の凹部15の位置決め部15a(15b)と凹部16の位置決め部16a(16b)との幅よりも小さく設定されているので、アダプタ50のV突起54a及びV突起55aは、フェルール10の凹部15の位置決め部15a,15b及び凹部16の位置決め部16a,16bから反力を受け、Y方向においてフェ
ルール10の外側に弾性変形する。そして、アダプタ50のV突起54a及びV突起55aが元の位置に復帰しようとする力がフェルール10に加わり、フェルール10は、アダプタ50のV突起54a及びV突起55aに挟持されて固定された状態となる。
その結果、アダプタ50のV突起54a及びV突起55aがフェルール10の凹部15の位置決め部15a,15b及び凹部16の位置決め部16a,16bにそれぞれ接触し
、V突起54aと凹部15の位置決め部15a,15bとのY方向の隙間、及びV突起55aと凹部16の位置決め部16a,16bとのY方向の隙間は、それぞれゼロになる。
これにより、XY平面内においてアダプタ50に対するフェルール10の位置が規定されると共に、アダプタ50に対するフェルール10の回転方向の位置が規定される。その後、フェルール10の後方に取り付けられるスプリング(不図示)が、Z方向において接続相手のフェルール10側にフェルール10を付勢することによって、アダプタ50に対するフェルール10のZ方向の位置が規定される。このようにして、アダプタ50に対するフェルール10の位置が規定される。
この本変形例では、V突起54a及びV突起55aは、弾性材料により構成されるアダプタ50の一部を構成する部分であるため、V突起54a及びV突起55aは共に弾性変形可能に構成されている。しかし、例えば、V突起54aのみが弾性変形可能に構成され、V突起55aは弾性変形可能に構成されなくてもよい。本変形例では、V突起54aが設けられる壁部54Wの外側に中空部61が設けられているので、壁部54W付近の部分を弾性材料により構成すれば、V突起54aのみを弾性変形可能に構成することができる。この場合、フェルール10をアダプタ50に挿入する際には、弾性変形しないV突起55aにフェルール10の凹部16の位置決め部16a,16bを突き当てるように配置し、弾性変形するV突起54aにフェルール10の凹部15の位置決め部15a,15bを当接させる。このとき、V突起54aは、凹部15の位置決め部15a,15bから反力を受けて弾性変形し、V突起54aが元の位置に復帰しようとする力がフェルール10に加わる。これにより、フェルール10はV突起54a及びV突起55aに挟持されて固定された状態となり、アダプタ50に対するフェルール10の位置が規定される。このようなアダプタ構成であっても上述したフェルール10では、アダプタ50に対する位置決めを簡易な構成で行うことができる。
また、上記の実施形態及び変形例では、フェルール10の側面13,14に凹部15,16(溝)を形成し、アダプタ20,50の内面に凸部23,24又はV突起54a,55aを形成し、凹部15,16に凸部23,24又はV突起54a,55aが入り込むこ
とで、フェルール10のアダプタ20,50に対する位置決めが為されていた。しかしながら、図8に示すように、これらとは逆に、光接続構造101において、フェルール110の側面113,114に凸部115,116(第1凸部、第2凸部)を形成して、アダプタ150の内面152,153に凹部154,155(第3凹部、第4凹部)を設けて、フェルール110がアダプタ150に挿入されるようにしてもよい。フェルール110の側面形状を除く基本的な構成は、フェルール10と同様であり、図8では詳細な記載は省略している。この変形例では、フェルール110の側面113に形成される凸部115には2つの位置決め部115a,115bが設けられ、フェルール110の側面114に形成される凸部116には2つの位置決め部116a,116bが設けられてもよい。2つの位置決め部115a,115b及び2つの位置決め部116a,116bは、フェルール10の位置決め部15a,15b及び位置決め部16a,16bと同様に、長手方向(Z方向、図8の紙面に直交する方向)において互いに離れて形成されており、側面113及び側面114の他の部分(段差部)よりも外側に僅かに突出する構成になっている。なお、図9に示すように、光接続構造101Aにおいて、フェルール110Aの側面113A,114Aの凸部115A,116Aが半円突起形状又は楕円突起形状であってもよく、このような形状の側面113Aに2つの位置決め部117a,117bが設けられ、側面114Aに2つの位置決め部118a,118bが設けられてもよい。2つの位置決め部117a,117b及び2つの位置決め部118a,118bは、上記同様、フェルール10の位置決め部15a,15b及び位置決め部16a,16bと同様に、長手方向(Z方向、図9の紙面に直交する方向)において互いに離れて形成されており、側面113A及び側面114Aの他の部分(段差部)よりも外側に僅かに突出する構成になっている。
また、図10に示すように、光接続構造201において、フェルール210の側面213,214の凸部215,216には、位置決め部15a,15b及び位置決め部16a,16bに対応する構成を設けずに、アダプタ250の内面252に形成される凹部254に2つの位置決め部254a,254bを設け、アダプタ250の内面253に形成される凹部255に2つの位置決め部255a,255bを設けるようにしてもよい。2つの位置決め部254a,254b及び2つの位置決め部255a,255bは、フェルール10の位置決め部15a,15b及び位置決め部16a,16bと同様に、長手方向(Z方向、図10の紙面に直交する方向)において互いに離れて形成されており、内面252及び内面253の他の部分よりも外側に僅かに突出する構成になっている。なお、フェルール210の側面形状を除く基本的な構成は、フェルール10と同様であり、図10では詳細な記載は省略している。
また、図11に示すように、光接続構造301において、フェルール310の側面313,314の凹部315,316には位置決め部15a,15b及び位置決め部16a,16bを設けずに、アダプタ350の内面352に形成される凸部354に2つの位置決め部354a,354bを設け、アダプタ350の内面353に形成される凸部355に2つの位置決め部355a,355bを設けるようにしてもよい。2つの位置決め部354a,354b及び2つの位置決め部355a,355bは、フェルール10の位置決め部15a,15b及び位置決め部16a,16bと同様に、長手方向(Z方向、図11の紙面に直交する方向)において互いに離れて形成されており、内面352,353の他の部分(段差部)よりも外側に僅かに突出する構成になっている。なお、フェルール310の側面形状を除く基本的な構成は、フェルール10と同様であり、図11では詳細な記載は省略している。
また、本実施形態では、2つの位置決め部を1つの側面又は内面に設ける例を示したが、位置決め部は各側面において2つ以上であればよく、限定されない。例えば、上述した何れかの光接続構造において、1つの側面又は内面に、3つ又は4つの位置決め部を設けてもよい。
1,51,101,101A,201,301…光接続構造
2…光コネクタ
3…光ファイバ
4…光ファイバテープ心線
5…ブーツ
6…蓋部
10,110,110A,210,310…フェルール
11…本体部
11a,11b…窓部
11c…溝部(光ファイバ保持部)
12…鍔部
13,113,113A,213,313…側面(第1側面)
14,114,114A,214,314…側面(第2側面)
15,315…凹部(第1凹部)
15a,15b,115a,115b,117a,117b,254a,254b,354a,354b…位置決め部
15c,15d,15e…段差部
16,316…凹部(第2凹部)
16a、16b,116a,116b,118a,118b,255a,255b,355a,355b…位置決め部
16c,16d,16e…段差部
17…前端面
18…後端面
19…レンズ群又は貫通孔
20,50,150,250,350…アダプタ
21…前端面
22…収納部
23,354…凸部(第3凸部)
24,355…凸部(第4凸部)
25,26…空隙
52,53,54,55,152,153,252,253,352,353…内面
54a,55a…V突起(第3凸部、第4凸部)
54W…壁部
56…挿入孔
61…中空部
115,115A,215…凸部(第1凸部)
116,116A,216…凸部(第2凸部)
154,254…凹部(第3凹部)
155,255…凹部(第4凹部)

Claims (12)

  1. 複数の光ファイバを保持するように構成された光ファイバ保持部と、
    前記光ファイバ保持部が延在する第1方向と交差する第2方向において互いに対向する第1側面及び第2側面と、を備えるフェルールであって、
    前記第1側面には、前記第1方向に沿って延在する第1凹部又は第1凸部が設けられており、
    前記第2側面には、前記第1方向に沿って延在する第2凹部又は第2凸部が設けられており、
    前記第1凹部又は第1凸部は、前記第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部と、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との間に位置し前記第1方向に沿って延在する第1段差部とを有し、
    前記第1段差部は、前記第1位置決め部の表面及び前記第2位置決め部の表面よりも前記フェルールの内側に窪んでおり、
    前記第2凹部又は第2凸部は、前記第1方向において互いに離れる第3位置決め部及び第4位置決め部と、前記第3位置決め部と前記第4位置決め部との間に位置し前記第1方向に沿って延在する第2段差部と、を有し、
    前記第2段差部は、前記第3位置決め部の表面及び前記第4位置決め部の表面よりも前記フェルールの内側に窪んでいる、フェルール。
  2. 前記第1段差部は、前記第1位置決め部の表面及び前記第2位置決め部の表面よりも0.005mm以上2mm以下の範囲で窪んでいる、
    請求項1に記載のフェルール。
  3. 前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とは、前記第1方向において、互いに1mm以上10mm以下の距離で離れている、
    請求項1または請求項2に記載のフェルール。
  4. 前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とは、前記第1方向において、前記フェルールの隣接する端面又は前記フェルールの隣接する鍔部から少なくとも0.1mm以上離れるように内寄りに形成されている、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のフェルール。
  5. 前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部それぞれの前記第1方向に沿った幅は、0.5mm以上3mm以下である、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のフェルール。
  6. 前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部それぞれは、前記第1方向に垂直な断面において、前記第1凹部である場合にはV字状又はU字状であり、前記第1凸部である場合には半円突起形状又は楕円突起形状である、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のフェルール。
  7. 前記第2凹部又は前記第2凸部での前記第1方向における前記第3位置決め部及び前記第4位置決め部の配置箇所は、前記第1凹部又は前記第1凸部での前記第1方向における前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部の配置箇所に対応している、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のフェルール。
  8. 前記第1方向において互いに対向する第1端面及び第2端面を更に備え、
    前記第1端面には、前記複数の光ファイバに対応する複数のレンズ又は複数の貫通穴が設けられ、
    前記第2端面には、前記複数の光ファイバを一括して挿入可能な開口が設けられている、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載のフェルール。
  9. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のフェルールと、
    前記光ファイバ保持部に保持される複数の光ファイバと、
    を備える、光コネクタ。
  10. 複数の光ファイバと、
    前記複数の光ファイバを保持するフェルールと、
    筒形状をなしており、前記筒形状の内部において前記フェルールと接続対象の他のフェルールとが互いに対向するように前記フェルールが挿入して嵌合するアダプタと、
    を備え、
    前記フェルールは、前記フェルールが前記アダプタに挿入する第1方向と交差する第2方向において互いに対向する第1側面及び第2側面を有し、
    前記第1側面には、前記第1方向に沿って延在する第1凹部又は第1凸部が設けられており、
    前記第2側面には、前記第1方向に沿って延在する第2凹部又は第2凸部が設けられており、
    前記アダプタの内面には、前記第1凹部と嵌合可能な第3凸部又は前記第1凸部と嵌合可能な第3凹部と、前記第2凹部と嵌合可能な第4凸部又は前記第2凸部と嵌合可能な第4凹部と、が設けられており、
    前記第1凹部又は前記第1凸部は、前記第1方向において互いに離れる第1位置決め部と第2位置決め部と、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との間に位置し前記第1方向に沿って延在する第1段差部とを有し、
    前記第1段差部は、前記第1位置決め部の表面及び前記第2位置決め部の表面よりも前記フェルールの内側に窪んでおり、
    前記第2凹部又は前記第2凸部は、前記第1方向において互いに離れる第3位置決め部と第4位置決め部と、前記第3位置決め部と前記第4位置決め部との間に位置し前記第1方向に沿って延在する第2段差部と、を有し、
    前記第2段差部は、前記第3位置決め部の表面及び前記第4位置決め部の表面よりも前記フェルールの内側に窪んでいる、光接続構造。
  11. 記第1方向と垂直な面内において、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、前記第3凸部又は前記第3凹部に接触可能となっており、前記第3位置決め部及び前記第4位置決め部は、前記第4凸部又は前記第4凹部に接触可能となっている、
    請求項10に記載の光接続構造。
  12. 記第3凸部又は前記第3凹部と前記第4凸部又は前記第4凹部との少なくとも一方は、前記第2方向に弾性変形可能に構成されている、
    請求項10または請求項11に記載の光接続構造。
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