JP7776191B1 - ハニカム構造パネル、およびハニカム構造パネルの製造方法 - Google Patents

ハニカム構造パネル、およびハニカム構造パネルの製造方法

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Abstract

【課題】遮光効果を発揮しつつ、意匠性に優れたハニカム構造パネルを提供する。
【解決手段】本実施形態におけるハニカム構造パネルは、平面視で互いに直交する第1方向および第2方向に延びて矩形状を呈する枠体と、枠体の内側に配置されて固定される遮蔽部材と、を備える。ハニカム構造パネルの遮蔽部材は、平面視で六角形を呈する筒状のハニカム形状を複数有するコアユニットが、枠体の内側に第1方向および第2方向に並べて敷き詰められている。
【選択図】図7

Description

本開示の実施形態は、ハニカム構造パネル、およびハニカム構造パネルの製造方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。この文献には、建物の外壁に設けられる庇が、透光性を有する上側パネルおよび下側パネルと、上側パネルおよび下側パネルの少なくとも2つの主面に、所定の方向において交互に形成された複数の帯状の日射熱反射膜と、を備える遮光部材が開示されている。
特開2021-038631号公報
しかし、上記特許文献1の遮光部材は、無機質な構造であり意匠性に乏しかった。
本開示が解決しようとする課題は、遮光効果を発揮しつつ、意匠性に優れたハニカム構造パネルを提供することを目的とする。
本開示の一態様として、平面視で互いに直交する第1方向Xおよび第2方向Yに延びて矩形状を呈する枠体と、枠体の内側に配置されて固定される遮蔽部材と、を備え、遮蔽部材は、平面視で六角形を呈する筒状のハニカム形状を複数有するコアユニットが、枠体の内側に第1方向および第2方向に並べて敷き詰められているハニカム構造パネルが提供される。
図1は、第1実施形態に係るハニカム構造パネルの使用状態の一例を示す図である。 図2は、図1に示すハニカム構造パネルの平面図である。 図3は、図1に示すハニカム構造パネルの一部の構造の斜視図である。 図4は、図1に示すハニカム構造パネルの一部の断面構造を説明する図である。 図5は、ハニカム構造パネルを構成するコアユニットの構造を示す図である。 図6は、図5に示すハーフユニットの拡大図である。 図7Aは、枠体の内部にコアアセンブリが敷き詰められている状態を示す図であり、図7Bは、図7AにおけるB矢視図である。 図8Aは、コアアセンブリの上下に配置される調整コアユニットの構造を示す図である。図8Bは、下端部の調整コアユニットの側面図である。 図9は、第2実施形態に係るハニカム構造パネルの使用状態の一例を示す図である。 図10は、図9に示すハニカム構造パネルの正面図である。 図11は、図9に示すハニカム構造パネルの断面構造の一例を説明する図である。 図12は、第3実施形態に係るハニカム構造パネルの第1使用例を示す図である。 図13は、第3実施形態に係るハニカム構造パネルの第2使用例を示す図である。
<1.第1実施形態>
以下に、本開示の第1実施形態に係るハニカム構造パネル1について図面を参照しつつ説明する。本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は繰り返さない。
(1.1.ハニカム構造パネル1の使用状態)
図面を参照して、実施形態に係るハニカム構造パネル1の使用状態を説明する。図1は、第1実施形態に係るハニカム構造パネル1の使用状態の一例を示す図である。
図1に示すように、ハニカム構造パネル1は家屋100の屋根の上面に配置して使用される。図示の例において、屋根は透光性のある材質により形成されている。近年、特に夏季には都市部を中心に過酷な暑さが続いている。その原因には、物質が太陽光により熱せられることにより、物体の表面温度が上昇して周囲に放射される輻射熱の発生が挙げられる。
ハニカム構造パネル1の表面に太陽光の輻射熱が伝達すると、後述する遮蔽部材20の作用により赤外線の反射を促し、輻射熱の影響を低減する。すなわち、ハニカム構造パネル1が設けられた家屋100は、ハニカム構造パネル1により内部への輻射熱の伝達が抑えられるため、人が所在する家屋の内部に対して、太陽光からの輻射熱による温度の上昇を抑えることができる。ハニカム構造パネル1は特に夏場にその効果を顕著に発揮する。なお、図示の例では、ハニカム構造パネル1は、家屋100の屋根の上面に配置されているが、天井など家屋100の内部に配置されてもよい。また、1は取り外し可能に取り付けられる。
図2は、図1に示すハニカム構造パネル1の平面図である。図2に示すように、ハニカム構造パネル1は平面視で長辺と短辺を有する矩形状を呈する。以下の説明において、ハニカム構造パネル1の短辺に沿う方向を縦方向X(第1方向の一例)といい、ハニカム構造パネル1の長辺に沿う方向を横方向Y(第2方向の一例)といい、ハニカム構造パネル1の厚みに沿う方向を厚み方向Zという。
図示の例では、ハニカム構造パネル1は、太陽の動きに合わせて配置されている。具体的には、ハニカム構造パネル1は、縦方向Xが南北方向に沿い、横方向Yが東西方向に沿うように配置されていることが好ましい。これにより、地表に対して相対的に東から西に進む太陽の動きに対して、遮光効果を長時間確保することができる。このようなハニカム構造パネル1の具体的な構造について、以下に説明する。
(1.2.ハニカム構造パネル1および部材の構造)
図3は、図1に示すハニカム構造パネル1の一部の構造の斜視図(写真)である。図3に示すように、ハニカム構造パネル1は、矩形状の枠体10と、枠体10の内部に配置される遮蔽部材20とを備える。枠体10は、平面視で互いに直交する縦方向Xおよび横方向Yに延びている。遮蔽部材20は、枠体10の内側に配置されて枠体10に固定されている。
遮蔽部材20は、平面視で六角形を呈する筒状のハニカム形状を複数有するコアユニット21が、枠体10の内側に縦方向Xおよび横方向Yに並べて敷き詰められている。
コアユニット21は、ハニカム形状の中心軸が厚み方向Zに対して傾斜して配置されている。図3に示す例では、平面視で六角形を呈する筒状のハニカム形状は、中心軸が厚み方向Zの手前側に向かうに従い、下方に向けて延びるように配置されている。
図4は、図1に示すハニカム構造パネル1の一部の断面構造を説明する図である。図4に示すように、コアユニット21の壁面は、上方に向かうに従って北側に向かって延びるように傾斜している。断面視において、ある壁面の上端部と、その北側に位置する隣の壁面の下端部と、を結ぶ直線の角度(以下、基準角という)は、水平面に対して79度以上となっている。図示の例では基準角は79度となっている。基準角の大きさは、国内において最も太陽の高度が高くなる夏至の時期における標準的な太陽高度に基づいて設定されている。すなわち、ハニカム形状の壁面の基準角が79度以上あれば、最も太陽の高度が高くなる夏至の時期においても、縦方向Xに連なって並ぶハニカム形状の壁面により、太陽光を遮蔽することができる。
次に、ハニカム構造パネル1の部品構成と組立工程について説明する。図5は、ハニカム構造パネル1を構成するコアユニット21の構造の一例を示す図である。各部品の名称は以下のとおりである。
・コアユニット21:3つのハニカム形状が形成された構造物、遮蔽部材20の単位ユニットであり、2つのハーフユニット21Aが組み合わされて構成される。
・ハーフユニット21A:コアユニット21の半分を構成する素材、プレートへのプレス加工により形成される。
・プレート:ハーフユニット21Aとなるプレス折曲げ加工前の板材、例えばアルミニウム材
・コアアセンブリ22:複数のコアユニット21が横に並んで連結された構造物
・遮蔽部材20:枠体10の内部に複数のコアアセンブリ22が積層された構造物
図5に示す例では、4つのコアユニット21により、コアアセンブリ22が構成されている。コアユニット21は、2つのハーフユニット21Aにより構成されている。ハーフユニット21Aは、互いに構造の異なる第1ユニットから第7ユニットにより構成されている。
図示の例では、左端のコアユニット21は、第1ハーフユニット21Aと第2ハーフユニット21Aの組み合わせにより構成される。その右隣のコアユニット21は、第5ハーフユニット21Aと第7ハーフユニット21Aの組み合わせにより構成される。その右隣のコアユニット21は、第6ハーフユニット21Aと第7ハーフユニット21Aの組み合わせにより構成される。そして右端のコアユニット21は、第3ハーフユニット21Aと第4ハーフユニット21Aの組み合わせにより構成される。
図6は、図5に示すハーフユニット21Aの拡大図である。この図は、図5における左端のコアユニット21を構成する第1ハーフユニット21Aおよび第2ハーフユニット21Aを示している。それぞれのハーフユニット21Aには、厚み方向Zの両端縁に、厚み方向Zの外側に向けて突出する径合凸部41と、厚み方向Zの内側に向けて窪む径合凹部42と、が形成されている。径合凸部41と径合凹部42とは、横方向Yに間隔とあけて複数配置されている。
図5に示すように、複数の種類により構成されるハーフユニット21Aにおいて、径合凸部41および径合凹部42の配列パターンは、コアアセンブリ22におけるハーフユニット21Aの位置により異なっている。主に径合凸部41および径合凹部42の配列パターンの違いにより、複数種類のハーフユニット21Aが設けられている。
図6に示すように、縦方向Xに対向する2つのハーフユニット21Aにおいて、横方向Yの中間部分に位置する径合凸部41および径合凹部42は、互いに縦方向Xに近接するハーフユニット21A同士を結合する結合カシメ部31(第1カシメ部)を構成する。結合カシメ部31は、2つのハーフユニット21A同士を互いに結合する径合凸部41および径合凹部42により構成される。結合カシメ部31では、径合凸部41を径合凹部42の内側に嵌め込むように折り曲げることで、2つのハーフユニット21A同士が互いに結合される。
具体的には、図6の拡大図に示すように、第1ハーフユニットと第2ハーフユニットを互いに対向させて重ね合わせた状態で、第2ハーフユニットの径合凸部41を、第1ハーフユニットの径合凹部42の内側に嵌め込むように折り曲げる。これにより、径合凸部41がハニカム構造パネル1の表側から裏側に向かって屈曲して径合凹部42の内側に重なった状態となる。これにより、第1ハーフユニットと第2ハーフユニットとが結合される。このように径合凸部41と径合凹部42により結合カシメ部31を構成することで、横方向Yのずれが防止され、組み立て時の寸法が固定される。また、径合凸部41および径合凹部42が組み立て時のガイドとなることで、第1ハーフユニットおよび第2ハーフユニットの位置合わせがしやすくなる。
図5に示すように、コアユニット21における横方向Yの端部には、互いに横方向Yに隣り合うコアユニット21同士を連結する連結カシメ部32(第2カシメ部)が形成されている。連結カシメ部32は、コアユニット21における横方向Yの一方側の端部に形成される径合凸部41と、3つの径合凹部42とにより構成される。連結カシメ部32では、径合凸部41が、当該コアユニット21と隣り合う他のコアユニット21における横方向Yの他方側の端部に形成される径合凹部42に篏合されることで、互いに隣り合うコアユニット21同士が連結される。
言い換えれば、連結カシメ部32は、ハーフユニット21Aに形成された1つの径合凸部41と、ハーフユニット21Aに形成された3つの径合凹部42とにより構成される。連結カシメ部32では、径合凸部41を3つの径合凹部42の内側に嵌め込むように折り曲げることで、2つのコアユニット21同士が連結される。そして4つのコアユニット21が横方向Yに連結された状態で、コアアセンブリ22が構成される。
図7Aは、枠体10の内部にコアアセンブリ22が敷き詰められている状態を示す図であり、図7Bは、図7AにおけるB矢視図である。なお、図7Aでは、積層されるコアアセンブリ22のユニット単位の理解のために、図示の状態で最上位に位置するコアアセンブリ22について距離をあけて図示している。また、この図では、積層されるコアアセンブリ22の上端および下端の図示を省略している。
図7Aに示すように、コアユニット21には、積層方向である縦方向Xに互いに隣り合うコアアセンブリ22同士を接合する積層カシメ部33(第3カシメ部)が形成されている。積層カシメ部33は、コアユニット21に形成された径合凸部41および径合凹部42のうち、結合カシメ部31および連結カシメ部32として使用されていない部分により構成される。具体的には、コアユニット21のハニカム形状の一辺に形成された径合凸部41および径合凹部42が積層カシメ部33として機能する。積層カシメ部33では、コアアセンブリ22が積層された状態において、下側に位置する径合凸部41を、上側に位置する径合凹部42の内側に嵌め込むように折り曲げることで、2つのコアアセンブリ22同士が接合される。
また、コアアセンブリ22は、枠体10の内側に積層されて嵌め込まれる。図7Bに示すように、枠体10の内側には、厚み方向Zに対して傾斜して延びるスリット11が複数形成されている。スリット11は、縦方向Xに等間隔をあけて配置されている。図7Aに示すように、複数のコアユニット21により構成されたコアアセンブリ22は、その横方向Yの端部Eが、枠体10のスリット11に差し込まれた状態で、コアユニット21の端部Eが外側に向けて折り曲げられることで枠体10に固定されている(C矢視図参照)。
このように、コアアセンブリ22の横方向Yの端部Eが枠体10のスリット11の外側で折り曲げられることにより、コアアセンブリ22と枠体10とが強固に固定され、枠体10からコアアセンブリ22が脱落するのを防ぐことができる。このように、コアアセンブリ22の端部Eとスリット11は、コアアセンブリ22を枠体10に固定する第4カシメ部34を構成する。
図8Aは、コアアセンブリ22の上下に配置される調整コアユニット23の構造を示す図である。図8Bは、下端部の調整コアユニット23の側面図である。図8Aに示すように、コアアセンブリ22の上端および下端には、調整コアユニット23が配置される。調整コアユニット23は複数のパネルにより構成されている。図示の例では、横方向Yに5枚の調整コアユニット23が並べて配置されている。図8Bに示すように、調整コアユニット23の一部(調整コアユニット23a)は、リベット止め23Aにより枠体10の下端部又は上端部に固定される。これにより、調整コアユニット23は位置ずれすることなく、枠体10に強固に固定される。
そして、ハニカム構造パネル1の製造は以下の工程により行われる。
・第1工程:コアユニット21を形成する工程
・第2工程:コアアセンブリ22を形成する工程
・第3工程:コアアセンブリ22を枠体10の内部に積層する工程
・第4工程:コアアセンブリ22を枠体10の内側に固定する工程
第1工程では、まず、複数のプレートに対してプレス折曲げ加工を行い、これにより得られた2つのハーフユニット21Aを組み合わせて結合カシメ部31によって結合する。これにより、筒状のハニカム形状を複数有するコアユニット21が形成される。
第2工程では、第1工程により製造された複数のコアユニット21を、ハニカム形状が横方向Yに沿って並ぶように複数配置する。そして互いに隣り合うコアユニット21同士を連結カシメ部32によって連結する。これにより複数のコアユニット21からなるコアアセンブリ22を形成する。
第3工程では、第2工程により製造された複数のコアアセンブリ22を、縦方向Xに積層して、積層カシメ部33によって接合する。これにより、上下に並ぶコアアセンブリ22同士が接合される。
第4工程では、第3工程により積層されたコアアセンブリ22を、枠体10の内側に固定する。この際、コアアセンブリ22のうち、横方向Yの外端に位置するコアユニット21の端部Eを、枠体10の内部に形成されたスリット11に差し込んで、端部Eを折り曲げて第4カシメ部34を形成することで、コアアセンブリ22を枠体10に固定する。最後に、コアアセンブリ22の最上端および最下端に調整コアユニット23を配置し、リベット止め23Aにより調整コアユニット23の一部を枠体10に固定する。以上により、ハニカム構造パネル1が完成する。
(1.3.小括)
以上説明したように、本開示におけるハニカム構造パネル1は、枠体10と、枠体10の内側に配置されて固定される遮蔽部材20と、を備え、遮蔽部材20は、平面視で六角形を呈するコアユニット21が、枠体10の内側に並べて敷き詰められている。このため、遮光効果を発揮しつつ、意匠性に優れたハニカム構造パネル1を提供することができる。
また、コアユニット21は、ハニカム形状の中心軸が厚み方向Zに対して傾斜して配置されている。このため、ハニカム構造パネル1の厚み方向Zが上下方向に沿うようにハニカム構造パネル1を配置した場合において、太陽光をハニカム形状の筒体の壁面により効果的に遮蔽することができる。
また、コアユニット21は、その端部Eがスリット11に差し込まれて折り曲げられ、第4カシメ部34を形成することによって枠体10に固定されている。このため、コアユニット21と枠体10の位置ずれを防ぐことができる。
また、コアユニット21における第1方向の端部には、互いに隣り合うコアユニット21同士を連結するカシメ部が形成されている。このため、複数のコアユニット21を部材同士の連結により固定することができる。
また、カシメ部は係合凸部と係合凹部と、を備え、係合凸部が係合凹部に篏合することで、互いに隣り合うコアユニット21同士が連結される。このように、予め形成されたコアユニット21の係合凸部を係合凹部に篏合させることで、他の締結部品などを必要とせずに、簡易な構成により強固に固定することができる。
また、コアアセンブリ22の最上端および最下端には、調整コアユニット23が配置され、リベット止め23Aにより調整コアユニット23の一部が枠体10に固定される。このようにすることで、枠体10内部の上端および下端における隙間を埋めるとともに、コアアセンブリ22をより強固に枠体10に固定することができる。
<2.第2実施形態>
次に、第2実施形態に係るハニカム構造パネル1の構造について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を振り、繰り返しの説明を省略する。図9は、第2実施形態に係るハニカム構造パネル1の使用状態の一例を示す図である。図9は、図9に示すハニカム構造パネル1の正面図である。
図9に示すように、本実施形態に係るハニカム構造パネル1は、さらに家屋200等の目隠しとしての用途に用いられる。図示の例では、ハニカム構造パネル1は、家屋200の外側に立設されている。図10に示すように、ハニカム構造パネル1は、縦方向Xが上下方向に沿うように、横方向Yが左右方向に沿うように配置されている。なお、ハニカム構造パネル1は、図9に破線でしめすように、家屋200の内部に配置されてもよい。
図11は、ハニカム構造パネル1の断面構造を説明する図である。図11に示すように、ハニカム構造パネル1は、ハニカム形状の中心軸が、家屋の内側から外側に向かうに従って下方に向けて延びるように配置される。このため、家屋の外部から内部への視界を有効に遮ることができる。なお、ハニカム構造パネル1は、符号1Bで示すように、ハニカム形状の中心軸が、家屋の外側から内側に向かうに従って、下方に向けて延びるように配置されてもよい。
<3.第3実施形態>
次に、図12および図13を参照して、第3実施形態に係るハニカム構造パネル1の用途について説明する。図12は、第3実施形態における第1使用例を示す図である。図12に示すように、ハニカム構造パネル1を家屋300の室内のパーテーションとして使用してもよい。この場合には、ハニカム形状の壁面が傾斜しているため、ハニカム構造パネル1の厚み方向Zに挟む一方側から他方側への視界を遮ることができるとともに、風通しを確保して整風効果を得ることができる。なお、ハニカム構造パネル1は、図12に破線で示すように、家屋300の内部に配置されてもよいし、符号1Cで示すように、窓又は天井に配置して、室内を装飾する意匠板として使用してもよい。
図13は、第3実施形態における第2使用例を示す図である。図13に示すように、ハニカム構造パネル1をテラスに配置される花ブロックのような用途で使用してもよい。すなわち、ハニカム構造パネル1をテラスに立設することで、外からの視界を遮りながら、柔らかい光と風を取り入れることができる。またハニカム構造パネル1は筒状のハニカム形状により構成されているので、通気性に優れるとともに、家屋の内部から外部に対する部分的な視界を確保することで、防犯性を備えることもできる。
<4.その他の変形例>
以上、ハニカム構造パネル1の構成について説明してきたが、本開示の技術的思想の適用は、上記実施形態に限定されることはない。例えば、ハニカム構造パネル1は、4つのコアユニット21により1つのコアアセンブリ22が構成される例を示したが、この限りではない。コアアセンブリ22を構成するコアユニット21の数量は任意に変更することもできる。
また、上記の実施形態では、ハニカム構造パネル1において、コアアセンブリ22が縦方向Xに積層される構成を示したが、この限りではない。すなわち、コアアセンブリ22は横方向Yに積層されてもよい。
また、コアユニット21が3つのハニカム形状を呈する構成を示したが、コアユニット21が有するハニカム形状の数量は任意に変更することができる。また、コアユニット21は六角形以外の多角形の筒状構造物であってもよい。
なお、上記第1実施形態から第3実施形態までの複数の機能の内、少なくとも2つ以上の機能を備えるハニカム構造パネルも実現可能である。すなわち、第1実施形態としてのハニカム構造パネル1が備える遮光性と、第2実施形態としてのハニカム構造パネル1が備える目隠しとしての機能と、第3実施形態としてのハニカム構造パネル1が備えるとして意匠性および通風性の機能と、を少なくとも2つ以上備えるハニカム構造パネルを実現することもできる。
以上、本開示のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1:ハニカム構造パネル、10:枠体、11:スリット、20:遮蔽部材、21コアユニット、21A:ハーフユニット、22:コアアセンブリ、23:調整コアユニット、31:結合カシメ部(第1カシメ部)、32:連結カシメ部(第2カシメ部)、33:積層カシメ部(第3カシメ部)、34:第4カシメ部、41:径合凸部、42:径合凹部

Claims (4)

  1. 複数のプレートに対してプレス折曲げ加工を行い、2つのプレス折曲げ加工を行ったハーフユニットを組み合わせて第1カシメ部によって結合して、筒状のハニカム形状を複数有するコアユニットを形成する第1工程と、
    前記コアユニットを、前記ハニカム形状が第1方向に沿って並ぶように複数配置し、互いに隣り合う前記コアユニット同士を第2カシメ部によって連結して、複数の前記コアユニットからなるコアアセンブリを形成する第2工程と、
    複数の前記コアアセンブリを、前記第1方向と直交する第2方向に積層して、第3カシメ部によって接合する第3工程と、
    前記コアアセンブリを、矩形状を呈する枠体の内側に第4カシメ部によって固定する第4工程と、を行い、
    前記第4工程では、
    前記コアアセンブリのうち、前記第1方向の端部に位置する前記コアユニットの端部を、前記枠体の内部に形成されたスリットに差し込んだ状態で折り曲げることで、前記コアアセンブリを前記枠体に固定する、ハニカム構造パネルの製造方法。
  2. 前記スリットは、前記第1方向および前記第2方向の双方と直交する第3方向に対
    して傾斜して延びるように枠体の内部に形成されており、
    前記第4工程では、前記コアユニットの端部を、前記スリットに差し込んだ状態で折り曲げる、請求項1に記載のハニカム構造パネルの製造方法。
  3. 前記コアアセンブリの最上端および最下端の少なくとも一方に、複数の調整コアユニットを配置し、当該調整コアユニットを枠体に固定する工程をさらに含む、請求項1に記載のハニカム構造パネルの製造方法。
  4. 前記枠体を固定する工程では、調整コアユニットを、リベット止めにより前記枠体に固定する、請求項3に記載のハニカム構造パネルの製造方法。
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