JP7776343B2 - 販売情報管理装置、販売情報管理装置の制御方法、販売情報管理システムおよびプログラム - Google Patents

販売情報管理装置、販売情報管理装置の制御方法、販売情報管理システムおよびプログラム

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Description

本発明は、発券に基づく販売情報を管理する販売情報管理装置、当該販売情報管理装置の制御方法、発券に基づく販売情報を管理する販売情報管理システム、および発券に基づく販売情報を管理するための機能をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
現在、所定の商品を購入するための券売機が、飲食店や駅、店舗等に設置されている。たとえば、飲食店では、自身が望む商品を選択する操作を券売機に対し顧客が行うことで、選択された選択対象に対応する利用券が券売機から発行される。顧客は、発行された利用券を用いて、飲食物の提供を受けることができる。
この場合、券売機の設置者は、家族や夫婦、カップル等の顧客のグループが季節や時間帯ごとにどのような商品を購入する傾向にあるかを把握できると好ましい。これにより、設置者は、自身の店舗における商品戦略を適切に立てることができ、ビジネス展開を効率的に進めることができる。
以下の特許文献1には、商品を購入した顧客のグループ属性を推定するグループ属性推定方法が記載されている。この方法では、店舗内を撮像した画像から顧客同士の実空間における距離間隔の変化状態が検出される。この変化状態に基づき、同一のグループを形成する顧客が推定される。そして、グループの顧客ごとに属性が推定され、推定された属性に基づき、グループ属性が推定される。
特許第4198951号公報
しかしながら、上記のような推定方法では、店舗内が混みあっている場合等、一のグループに他のグループの顧客が接近しているような場合に、他のグループの顧客を一のグループの顧客であると誤って推定してしまう。
かかる課題に鑑み、本発明は、顧客のグループおよび当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することが可能な販売情報管理装置、販売情報管理装置の制御方法、販売情報管理システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、販売情報管理装置に関する。この態様に係る販売情報管理装置は、制御部を備え、前記制御部は、券売機における各発券の販売情報を取得し、前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する。
本態様に係る販売情報管理装置によれば、券売機の前から顧客が離散したタイミングと、券売機における発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報が推定される。このため、店舗内が混みあっている場合等、一のグループに他のグループの顧客が接近しているような場合であっても、他のグループの顧客を一のグループの顧客であると誤って推定してしまうことが生じにくい。よって、顧客のグループおよび当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することができる。
本態様に係る販売情報管理装置において、制御部は、前記発券のタイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定するよう構成され得る。
通常、発券のための操作を行った顧客は、発券に応じて券売機の前から離散する。また、発券のための操作を行った顧客と同伴の顧客が券売機の前に共にいる場合、この顧客は、発券に応じて券売機の前から離散するか、あるいは、自身が購入する商品が決まると、発券操作を行う顧客にその商品を伝えて、発券より前に券売機から離散することもある。したがって、上記構成のように、発券タイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループと推定することにより、同じグループに含まれる顧客を正確に推定できる。また、この発券の販売情報を当該グループの販売情報と推定することにより、グループと販売情報とを正確に紐付けることができる。
本態様に係る販売情報管理装置において、制御部は、所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、前記複数の発券の最初と最後の発券のタイミングとの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、前記グループを推定した前記複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定するよう構成され得る。
同じグループの顧客が複数の商品を購入する場合、複数回の発券操作が行われることがある。この場合、これらの発券は一定の流れをもって連続的に行われるため、これらの発券の時間間隔は、グループが異なる顧客が発券を行う場合に比べて、かなり短くなる。このため、所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、これら複数の発券は、同じグループによるものと推定できる。したがって、上記のように、所定の時間間隔以下でなされた複数の発券の最初と最後の発券タイミングの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定することにより、同じグループに含まれる顧客を正確に推定できる。また、これら複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する販売情報として推定することにより、当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することができる。
本態様に係る販売情報管理装置において、前記前後所定時間の前側の所定時間は、前回のグループ推定における顧客の最後の離散タイミングの直後から開始するよう設定され得る。
この構成によれば、同じグループの顧客が発券タイミングより比較的早く券売機の前から離散した場合も、この離散した顧客を当該グループに含めることができる。また、前側の所定時間は、前回のグループ推定における顧客の最後の離散タイミングから開始するため、他のグループの顧客が当該グループに含まれることもない。よって、同じグループに含まれる顧客をより正確に推定できる。
本態様に係る販売情報管理装置において、前記前後所定時間は、予め設定された固定の時間に設定されてもよい。これにより、処理の簡素化を図ることができる。
本態様に係る販売情報管理装置において、前記制御部は、発券に応じて前記券売機の前から離散した顧客を同じグループであると推定し、前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定するよう構成され得る。
通常、発券が済むと、顧客は券売機の前から離散する。このため、発券に応じて券売機の前から離散した顧客は、殆どの場合、同じグループであると推定され得る。上記構成によれば、発券に応じて券売機の前から離散した顧客が同じグループであると推定される。このため、同じグループの顧客を正確に推定できる。また、このグループを推定した発券の販売情報が、当該グループに対応する販売情報として推定される。このため、当該グループの販売情報を正確に推定できる。よって、上記構成によれば、顧客のグループおよび当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することができる。
この構成において、前記制御部は、発券に応じて前記券売機の前から顧客が離散した一連の発券タイミングのうち、前記グループを推定した第1発券タイミングと、その直前の第2発券タイミングとの間に少なくとも1つの他の発券があった場合、前記他の発券の販売情報を前記グループに対応する前記販売情報に含めるよう構成され得る。
この構成によれば、第1発券タイミングにより推定したグループの販売情報に含まれる可能性が高い他の発券の販売情報が、当該グループに対応する販売情報にさらに含まれる。よって、グループの販売情報をより正確に推定することができる。
また、この構成において、前記制御部は、前記グループに対応する発券のうち最も古い発券から所定時間だけ遡ったタイミングと前記第1の発券タイミングとの間に他の顧客が前記券売機の前から離散した場合、前記他の顧客を前記グループに含めるよう構成され得る。
この構成によれば、第1発券タイミングにより推定したグループに含まれる可能性が高い他の顧客が、当該グループにさらに含まれる。よって、グループに含まれる顧客をより正確に推定することができる。
本態様に係る販売情報管理装置において、前記制御部は、前記同じグループであると推定した顧客と所定時間以上顔が向き合う他の顧客、または、前記同じグループであると推定した顧客と所定時間以上接触した他の顧客を前記撮像画像に基づき推定し、推定した当該顧客を、前記グループに含めるよう構成され得る。
この構成によれば、グループに含まれる可能性が高い他の顧客を当該グループに含めることができ、グループに含まれる顧客をより正確に推定することができる。
本態様に係る販売情報管理装置において、前記制御部は、前記券売機の前に滞留することなく、離散した顧客を、前記グループの推定対象から除外するよう構成され得る。
この構成によれば、単に、券売機の前を通り過ぎただけのグループ外の顧客を同じグループの顧客と推定することを防ぐことができる。よって、同じグループに含まれる顧客をより正確に推定できる。
本態様に係る販売情報管理装置において、前記制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記グループの属性を推定するよう構成され得る。
このように、グループの属性をさらに推定することにより、当該グループの販売情報と当該グループの属性とをさらに紐づけることができる。よって、券売機が設置された店舗等において、グループ属性と販売情報とがどのような関係にあるかの情報を店舗等の管理者に提供できる。
この場合、前記制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記グループに含まれる各顧客の属性を推定し、推定した前記各顧客の属性と、前記グループに含まれる顧客の人数とに基づいて、前記グループの属性を推定するよう構成され得る。
このように、グループに含まれる各顧客の属性(性別、年齢等)とグループに含まれる顧客の人数とに基づいて、グループの属性(家族、夫婦、カップル、友人、単身、等)を推定することにより、グループの属性を正確に推定できる。
本態様に係る販売情報管理装置は、情報を記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記グループの属性と前記グループの販売情報とを互いに対応付けて前記記憶部に記憶させるよう構成され得る。
この構成によれば、記憶部に記憶されているグループの属性および当該グループの販売情報を記憶部から適宜読み出すことにより、券売機が設置された店舗等においてグループ属性と販売情報とがどのような関係にあるかの情報を、店舗等の管理者に提供できる。
また、制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記グループに含まれる各顧客の顔情報を抽出し、抽出した顔情報を、前記グループおよび前記販売情報の少なくとも何れか一方に対応付けて前記記憶部に記憶させるよう構成され得る。
この構成によれば、記憶部に記憶された顔情報に基づき、顧客のリピート率や、同一顧客による商品の購入傾向等の情報を、店舗等の管理者に提供できる。
本態様に係る販売情報管理装置において、前記販売情報は、販売時刻、販売商品および販売数量を含み得る。これにより、顧客の属性と商品の購入との関係を示す有効な情報を、店舗等の管理者に提供できる。
本発明の第2の態様は、販売情報管理装置の制御方法に関する。この態様に係る制御方法は、券売機における各発券の販売情報を取得し、前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する。
本発明の第3の態様は、販売情報管理システムに関する。この態様に係る販売情報管理システムは、券売機と、前記券売機付近を撮像するカメラと、前記券売機の販売情報を管理する制御部と、を備える。前記制御部は、券売機における各発券の販売情報を取得し、前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記カメラの撮像画像に基づいて推定し、前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する。
本発明の第4の態様は、コンピュータに、券売機における各発券の販売情報を取得する機能と、前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定する機能と、前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する機能と、を実行させるプログラムである。
本発明の第2ないし第4の態様によれば、上記第1の態様と同様の効果が奏される。
上記のように、本発明によれば、顧客のグループおよび当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することが可能な販売情報管理装置、販売情報管理装置の制御方法、販売情報管理システムおよびプログラムを提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明により、さらに明らかとなろう。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施形態1に係る、販売情報管理システムの構成を示す図である。 図2は、実施形態1に係る、販売情報管理システムの構成を示すブロック図である。 図3(a)は、実施形態1に係る、顧客の離散タイミングを推定する処理を示すフローチャートである。図3(b)は、実施形態1に係る、店舗に訪れた顧客のグループの属性と、各グループが購入した商品の販売情報とを紐づけする処理を示すフローチャートである。 図4は、実施形態1に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図5は、実施形態1に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の他の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図6(a)は、実施形態1に係る、グループ属性の推定処理を示すフローチャートである。図6(b)は、実施形態1に係る、販売情報とグループ属性とが紐づけられた状態を示す図である。図6(c)は、実施形態1に係る、グループと、グループに含まれる顧客の属性および顔情報とが紐づけられた状態を示す図である。 図7は、実施形態1の変更例に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図8は、実施形態2に係る、店舗に訪れた顧客のグループの属性と、各グループが購入した商品の販売情報とを紐づけする処理を示すフローチャートである。 図9は、実施形態2に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図10は、実施形態2の変更例1に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すフローチャートである。 図11は、実施形態2の変更例1に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図12は、実施形態2の変更例2に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すフローチャートである。 図13は、実施形態2の変更例2に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図14は、実施形態2の変更例2に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の他の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図15は、他の変更例に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。 図16は、さらに他の変更例に係る、各グループの販売情報および顔情報が紐づけられた状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る販売情報管理システム1の構成を示す図である。
販売情報管理システム1は、券売機10と、カメラ20と、販売情報管理装置30(以下、「管理装置30」という)とを備える。
券売機10は、飲食店等の店舗に設置される。店舗を訪れた顧客は、自身が望む商品の利用券を券売機10で購入する。カメラ20は、券売機10付近を撮像する。カメラ20は、券売機10の前方の所定領域を券売機10の後ろ側から撮像する。管理装置30は、券売機10およびカメラ20と通信可能に接続される。管理装置30は、券売機10が設置された店舗の事務室等に設置される。管理装置30は、店舗以外の施設に設置されてもよい。この場合、管理装置30は、インターネット等の公衆通信網を介して、券売機10およびカメラ20と通信を行う。
発券に基づく販売情報が、発券タイミングを示す時刻情報とともに、所定のタイミングで券売機10から管理装置30に送信される。また、カメラ20の撮像画像が、時刻情報(タイムスタンプ)とともに、管理装置30に送信される。管理装置30は、券売機10から受信した販売情報および時刻情報と、カメラ20から受信した撮像画像および時刻情報を記憶する。管理装置30は、たとえば、サーバコンピュータにより構成される。
店舗に券売機10およびカメラ20の組が複数設置される場合、管理装置30は、各組の券売機10およびカメラ20と通信可能に接続されてよい。この場合、管理装置30は、各組の券売機10およびカメラ20からそれぞれ受信した販売情報および時刻情報と、撮像画像および時刻情報とを記憶する。
券売機10は、装置の外郭を構成する略立方体形状の筐体を有する。券売機10の前面上部に、タッチパネル方式の操作表示部11が配置されている。追って、図2を参照して説明するように、操作表示部11は、ディスプレイ106の上面に透明なタッチセンサ107を配置した構成である。ディスプレイ106は、たとえば、液晶ディスプレイであり、タッチセンサ107は、たとえば、感圧式(抵抗膜方式)のタッチパッドである。但し、操作表示部11の構成は、これに限られるものではなく、たとえば、タッチセンサ107が静電容量式のタッチパッドであってもよい。
券売機10の前面中央部に、紙幣を入出金するための紙幣入出金口12と、硬貨を入金するための硬貨入金口13と、硬貨を出金するための硬貨出金口14と、利用券を発行するための発券口15が配置されている。さらに、券売機10には人感センサが配置されている。人感センサは、券売機10の正面に顧客が対峙したことを検知する。
券売機10の正面に顧客が対峙したことが人感センサにより検知されると、操作表示部11に、選択項目が表示される。ここでは、当該店舗が提供可能な飲食物の選択項目が表示される。顧客は、操作表示部11に表示された複数の選択項目のうち所望の選択項目にタッチする。このとき、顧客は、複数の選択項目を纏めて選択可能である。顧客は、選択項目の選択が終了すると、完了ボタンにタッチする。
その後、顧客は、紙幣入出金口12または硬貨入金口13に当該選択項目の購入に必要な金額分の紙幣または硬貨を入金する。これにより、当該選択項目に対応する利用券が発券口15から発行される。顧客が複数の選択項目を選択していた場合、複数の利用券が発券口15から発行される。おつりがある場合は、おつりに対応する紙幣または硬貨が、紙幣入出金口12または硬貨出金口14から出金される。これにより、1工程の取引が終了する。
図2は、販売情報管理システム1の構成を示すブロック図である。
券売機10は、制御部101と、記憶部102と、紙幣処理部103と、硬貨処理部104と、発券処理部105と、ディスプレイ106と、タッチセンサ107と、スピーカ108と、通信部109と、を備えている。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理回路を備え、記憶部102に記憶されたプログラムに従って各部を制御する。記憶部102は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等の記憶媒体を備え、制御部101が実行するプログラムや、各種データを記憶する。また、記憶部102は、制御部101が制御を行う際のワーク領域として利用される。
紙幣処理部103は、各金種の紙幣を収容するための紙幣収容部と、紙幣を搬送する搬送部と、搬送される紙幣の金種を判別する金種判別部とを備え、制御部101からの制御により、紙幣収容部と紙幣入出金口12(図1参照)との間で紙幣を搬送する。硬貨処理部104は、各金種の硬貨を収容するための硬貨収容部と、硬貨を搬送する搬送部と、搬送される硬貨の金種を判別する金種判別部とを備え、制御部101からの制御により、硬貨収容部と、硬貨入金口13および硬貨出金口14(図1参照)との間で硬貨を搬送する。
発券処理部105は、紙の帯体を生成する帯体生成部と、帯体に印刷を行う印刷部とを備え、印刷部により飲食物の名称等が帯体に印刷された利用券を、発券口15に送出する。
ディスプレイ106およびタッチセンサ107は、図1の操作表示部11を構成する。タッチセンサ107は、透明なフィルム状の部材であり、ディスプレイ106の表示面に重ねられる。ディスプレイ106は、制御部101からの制御により、所定の情報を表示する。タッチセンサ107は、操作者がタッチした位置の座標情報を制御部101に出力する。スピーカ108は、制御部101からの制御により、所定の音声を出力する。出力された音声は、券売機10の筐体に形成された音声出力窓(図示せず)から外部に出力される。通信部109は、制御部101からの制御により、管理装置30と通信を行う。
カメラ20は、制御部201と、撮像部202と、通信部203とを備える。制御部201は、たとえば、マイクロコンピュータ等により構成され、内蔵メモリに記憶されたプログラムに従って各部を制御する。撮像部202は、撮像レンズと撮像素子とを備え、制御部201からの制御により視野領域に対する撮像を行う。通信部203は、制御部201からの制御により、管理装置30と通信を行う。
管理装置30は、制御部301と、記憶部302と、通信部303とを備える。制御部301は、CPU等の演算処理回路を備え、記憶部302に記憶されたプログラムに従って各部を制御する。記憶部302は、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶媒体を備え、制御部301が実行するプログラムや、各種データを記憶する。また、記憶部302は、制御部301が制御を行う際のワーク領域として利用される。
この他、記憶部302には、制御部301が、撮像画像から顔認識を行うための顔認識エンジンが記憶されている。また、記憶部302には、制御部301が、顔認識エンジンにより抽出した各顔情報から、各顧客の年齢、性別等の顧客の属性を推定するための属性推定エンジンが記憶されている。
券売機10の制御部101は、一定期間ごとに、各期間において記憶部102に一時記憶した各発券に基づく販売情報および発券タイミングを示す時刻情報を、通信部109を介して管理装置30に送信する。また、カメラ20の制御部201は、たとえば、店舗の営業時間中において連続的に撮像した撮像情報および撮像画像のタイムスタンプである時刻情報を、通信部203を介して管理装置30に送信する。
管理装置30の制御部301は、通信部303を介して券売機10から受信した販売情報および時刻情報と、通信部303を介してカメラ20から受信した撮像画像および時刻情報を、それぞれ記憶部302に記憶させる。管理装置30の制御部301は、たとえば、1日の営業時間が終了した後、その日に記憶部302に記憶させた1日分の販売情報および時刻情報と、1日分の撮像画像および時刻情報とを用いて、その日に店舗に訪れた顧客のグループの属性と、各グループが購入した商品の販売情報との紐づけを行う。
図3(a)は、顧客の離散タイミングを推定する処理を示すフローチャートである。
制御部301は、記憶部302に記憶されている1日分の撮像画像から顔認識処理を実行し(S101)、撮像画像中に含まれる顔を特定する(S102)。制御部301は、特定した顔を一連の撮像画像において追跡し(S103)、追跡した顔が、券売機10の前で滞留した後、券売機10の前から離散したか否かを推定する(S104)。
ステップS104において、制御部301は、たとえば、追跡中の顔が、撮像画像内に設定した券売機10の前方領域に対応する領域において所定時間以上(たとえば、数秒以上)停止し、その後、撮像画像(カメラ20の視野領域)から外れた(抜け出た)か否かを判定する。制御部301は、この判定がYESの場合に、追跡中の顔が、券売機10の前で滞留した後、券売機10の前から離散したと推定し(S104:YES)、この判定がNOの場合、追跡中の顔は、券売機10の前で滞留することなく、券売機10の前から離散した(単に、券売機10の前を横切った)と推定する(S104:NO)。
ステップS104の判定がYESの場合、制御部301は、追跡した顔の顔情報とこの顔の離散タイミングとを記憶部302に記憶させる。記憶される顔情報は、たとえば、予め設定された標準顔画像の複数のサンプル点における特徴量と、追跡した顔画像の対応するサンプル点における特徴量との差分として取得される。また、離散タイミングは、たとえば、追跡した顔が撮像画像から外れた(抜け出た)時刻として取得される。あるいは、離散タイミングは、撮像画像内に設定した券売機10の前方領域に対応する領域から追跡中の顔が外れた時刻であってもよい。また、撮像画像から行列を推定し、その行列から追跡中の顔が外れた時刻が離散タイミングとされてもよい。
ステップS104の判定がNOの場合、すなわち、追跡した顔が券売機10の前で滞留することなく離散した場合、制御部301は、追跡した顔に対する顔情報および離散タイミングを記憶部302に記憶させることなく、当該顔に対する処理を終了する。制御部301は、処理対象である1日分の撮像画像において特定した全ての顔について、図3(a)の処理を実行する。これにより、その日に券売機10の前に滞留した後離散した顧客の顔情報と離散タイミングが、記憶部302に記憶される。
図3(b)は、店舗に訪れた顧客のグループの属性と、各グループが購入した商品の販売情報とを紐づけする処理を示すフローチャートである。
図3(b)の処理は、図3(a)のステップS105で記憶された各顧客の顔情報および離散タイミングと、その日に記憶された1日分の販売情報および時刻情報(発券タイミング)とを対象に行われる。
制御部301は、記憶部302に記憶されている1日分の販売情報の時刻情報(発券タイミング)を参照する(S111)。制御部301は、所定時間間隔以下で発券タイミングが連続する発券を、同じ顧客のグループによる発券としてグループ化する(S112)。ステップS112の所定時間間隔は、同一グループの顧客が順次発券を行った場合に想定され得る発券の時間間隔程度(たとえば、数10秒程度)に設定される。制御部301は、グループ化した発券のうち、最先の発券から最後の発券までの期間と、この期間の前後所定時間との何れかに、離散タイミングが含まれる顧客(顔情報)を、同一グループであると推定する(S113)。
制御部301は、ステップS112でグループ化した発券の販売情報を、ステップS113で同一グループと推定した顧客の販売情報であると推定する(S114)。制御部301は、同一グループであると推定した顧客の顔情報に基づいて、当該グループの属性(家族、夫婦、カップル、単身、等)を推定する(S115)。制御部301は、推定した当該グループの属性と、ステップS114で当該グループに対し推定した販売情報とを互いに紐づけて記憶部302に記憶させる(S116)。さらに、制御部301は、当該グループに、当該グループに含まれる顧客の属性および顔情報を互いに紐づけて記憶部302に記憶させる(S117)。
なお、ステップS112において、所定の発券タイミングが、所定時間間隔以下で他の発券タイミングと連続しない場合、制御部301は、当該発券タイミングの発券のみを同一グループによる発券であると推定する。この場合、制御部301は、ステップS113において、当該発券タイミングの前後所定時間の何れかに離散タイミングが含まれる顧客(顔情報)を、同一グループであると推定する。
図4は、図3(b)の処理による、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。
図4の最上段には、発券タイミングが示されている。ここでは、発券TC1~TC3が生じている。図4の上から2段目には、撮像画像から顧客の顔が認識されたタイミングが示されている。ここでは、顧客C1~C7の顔が認識され、これらの顔が追跡されている。図4の上から3段目には、顧客C1~C7の離散タイミングが示されている。顧客C1、C2は、実質的に同時に、券売機10の前から離散し、顧客C3は、単独で、券売機10の前から離散している。また、顧客C4~C7は、実質的に同時に、券売機10の前から離散している。
図4の下から2段目には、同一グループであると推定された顧客が示され、図4の最下段には、各グループに紐づけられた発券(販売情報)が示されている。ここでは、顧客C1、C2のグループに発券TC2の販売情報が紐づけられ、顧客C3~C7のグループに発券TC1、TC3の販売情報が紐づけられている。この紐づけは、図3(b)の処理により、以下のように行われる。
まず、発券TC1、TC3の時間間隔ΔT10は、図3(b)のステップS112の所定時間間隔より短い。このため、ステップS112において、発券TC1、TC3は、同一グループによる発券としてグループ化される。発券TC2、TC3の時間間隔は所定時間間隔より長いため、発券TC2、TC3はグループ化されない。
次に、グループ化された発券TC1、TC2の前後所定時間ΔT11、ΔT12が設定され、離散タイミングが時間間隔ΔT10および前後所定時間ΔT11、ΔT12の何れかに含まれる顧客が同一グループであると推定される(図3(b)のステップS113)。前後所定時間ΔT11、ΔT12は、たとえば、予め設定された固定の時間(たとえば、数十秒程度)にそれぞれ設定される。ここでは、顧客C3および顧客C4~C7の離散タイミングが前後所定時間ΔT11、ΔT12に含まれるため、これら顧客C3~C7が同一グループであると推定される。
なお、発券TC2は、他の発券とグループ化されないため、発券TC2の発券タイミングに対して前後所定時間ΔT11、ΔT12が設定される。ここでは、顧客C1、C2の離散タイミングが、後ろ側の所定時間ΔT12に含まれるため、これら顧客C1、C2が同一グループであると推定される。
こうして、顧客がグループ化されると、グループを推定した発券の販売情報が、当該グループに対応する販売情報として推定される(図3(b)のステップS114)。ここでは、顧客C3~C7のグループを推定した発券は発券TC1、TC3であるため、発券TC1、TC3の販売情報が、顧客C3~C7のグループに紐づけられる。また、顧客C1、C2のグループを推定した発券は発券TC2であるため、発券TC2の販売情報が、顧客C1、C2のグループに紐づけられる。
なお、図4の例とは異なり、発券TC1、TC3により設定される時間間隔ΔT10およびその前後所定時間ΔT11、ΔT12の全体に1人の顧客の離散タイミングしか含まれない場合もあり得る。同様に、発券TC2により設定される前後所定時間ΔT11、ΔT12の全体に1人の顧客の離散タイミングしか含まれない場合もあり得る。これらの場合、単身の顧客によりグループが構成されると推定され、このグループに、上記と同様、販売情報が紐づけられる。
また、図4の例では、所定時間ΔT11と所定時間ΔT12とが同じ時間長であるように示されているが、所定時間ΔT11と所定時間ΔT12は必ずしも互いに同じ長さでなくてもよい。たとえば、前側に設定される所定時間ΔT11の方が後ろ側に設定される所定時間ΔT12よりも長く設定されてもよい。
また、前後所定時間ΔT11、ΔT12は、必ずしも、予め設定された固定の時間でなくてもよい。たとえば、図5に示すように、前後所定時間ΔT11、ΔT12の前側の所定時間ΔT11は、前回のグループ推定における顧客の最後の離散タイミング、すなわち、図5の例では顧客C1、C2の遅い方の離散タイミングの直後から開始してもよい。これにより、同一グループに紐づけられる顧客の取りこぼしを防ぐことができる。
図6(a)は、図3(b)のステップS115におけるグループ属性の推定処理を示すフローチャートである。
制御部301は、同一グループに含まれる顧客の顔情報を参照する(S131)。制御部301は、参照した顔情報に基づいて、各顧客の属性(性別、年齢)を推定する(S132)。制御部301は、当該グループの各顧客の属性(性別、年齢)と、当該グループに含まれる顧客の人数(顔情報の数)を推定する(S133)。制御部301は、推定した当該グループの各顧客の属性(性別、年齢)および顧客の数に基づいて、当該グループの属性(家族、夫婦、カップル、単身、等)を推定する(S134)。
たとえば、グループに、親世代の年齢の男女の顧客と子供世代の顧客のみが含まれる場合、制御部301は、当該グループの属性を家族と推定する。グループに、同年代の男女の顧客と、同年代の少なくとも1人の顧客(性別は不問)のみが含まれ、これら年代の年齢差が親子と想定され得る年齢差の範囲がある場合、制御部301は、当該グループの属性を家族と推定する。グループに、親世代の年齢の男女の顧客のみが含まれる場合、制御部301は、当該グループの属性を夫婦と推定する。グループに、若年世代の年齢の男女の顧客のみが含まれる場合、制御部301は、当該グループの属性をカップルと推定する。グループに、若年世代の年齢の複数の男または複数の女が含まれる場合、制御部301は、当該グループの属性を友人と推定する。グループに、1人の顧客のみが含まれる場合、制御部301は、当該グループの属性を単身と推定する。制御部301は、予め、記憶部302に記憶されているグループ属性推定ルールに基づいて、上記のように、グループの属性を推定する。
図6(b)は、図3(b)のステップS116の処理により、販売情報とグループ属性とが紐づけられた状態を示す図である。
図6(b)に示すように、販売情報は、販売日時と、販売商品と、代金とを含んでいる。販売情報は、さらに、各商品の販売数量を含んでいる。図6(b)の最上段の紐づけでは、販売商品は、商品A、B、C、Dが1つずつである。図6(b)の上から5段目の紐づけでは、販売商品は、商品Gが2つと、商品Hが1つである。
図6(c)は、図3(b)のステップS117の処理により、グループと、グループに含まれる顧客の属性および顔情報とが紐づけられた状態を示す図である。
図6(c)に示すように、顧客属性は、性別、年齢および人数を含んでいる。顧客属性は、対応するグループのグループ属性に紐付けられる。また、各グループを構成する顧客の顔情報が、各顧客に紐づけられる。
図6(b)、(c)の情報は、図3(b)のステップS116、S117により、管理装置30の記憶部302に記憶される。店舗の管理者は、たとえば、管理装置30と通信可能な端末を介して、図6(b)、(c)の情報を参照できる。この場合、端末には、所定期間(曜日、週、月、季節など)または時間帯においてグループ属性ごとに集計された販売情報が表示されてよい。たとえば、グループ属性ごとに代金の総額が表示され得る。あるいは、管理者が選択したグループ属性について、各販売商品の購入数または購入額の比率が表示され得る。また、管理者が選択した販売商品について、当該販売商品を購入したグループ属性の傾向(たとえば、各グループ属性の購入数や購入数の比率)が端末に表示されてもよい。
また、顔情報に基づいて、所定期間の同一顧客のリピート率が表示されてもよい。さらに、同一顧客がどのようなグループとして来店したかが表示されてもよい。たとえば、所定期間において、同一顧客が単身とその他の属性とで来店した来店数の比率が表示されてもよい。また、所定期間に単身として複数回来店した顧客群について、これら顧客群が同じ商品を購入した回数の、これら顧客群の全来店数に対する割合が表示されてもよい。
以上のような表示を端末に行わせるための集計および編集機能を、管理装置30の制御部301が実行可能であってよい。このような機能は、管理装置30の記憶部302に記憶された上述のプログラムに含まれ得る。
<実施形態1の効果>
実施形態1によれば、以下の効果が奏され得る。
図2の構成において、管理装置30の制御部301は、通信部303を介して、券売機10における各発券の販売情報を取得し、図3(a)の処理により、券売機10の前から顧客が離散したタイミングを券売機10付近の撮像画像に基づいて推定し、図3(b)の処理により、離散のタイミングと発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する。これにより、店舗内が混みあっている場合等、一のグループに他のグループの顧客が接近しているような場合であっても、他のグループの顧客を一のグループの顧客であると誤って推定してしまうことがない。よって、顧客のグループおよび当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することができる。
図3(b)に示したように、制御部301は、発券のタイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し(S113)、グループを推定した発券の販売情報を、当該グループに対応する販売情報として推定する(S114)。たとえば、図4の例において、制御部301は、発券TC2のタイミングに対して前後所定時間ΔT11、ΔT12内に離散した顧客C1、C2を同じグループであると推定し、当該発券TC2の販売情報を、当該グループに対応する販売情報として推定する。
通常、発券のための操作を行った顧客は、発券に応じて券売機の前から離散する。また、発券のための操作を行った顧客と同伴の顧客が券売機の前に共にいる場合、この顧客は、発券に応じて券売機の前から離散するか、あるいは、自身が購入する商品が決まると、発券操作を行う顧客にその商品を伝えて、発券より前に券売機から離散することもある。したがって、このように、発券タイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループと推定することにより、同じグループに含まれる顧客を正確に推定できる。また、この発券の販売情報を当該グループの販売情報と推定することにより、グループと販売情報とを正確に紐付けることができる。
図3(b)に示したように、制御部301は、所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、これら複数の発券の最初と最後の発券のタイミングとの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し(S113)、このグループを推定した複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する販売情報として推定する(S114)。たとえば、図4の例において、制御部301は、所定の時間間隔以下で複数の発券TC1、TC3がなされた場合、これら複数の発券TC1、TC3の最初と最後の発券のタイミングとの間の時間間隔ΔT10およびその前後所定時間ΔT11、ΔT12内に離散した顧客C3~C7を同じグループであると推定し、これら複数の発券TC1、TC3の販売情報を、当該グループに対応する販売情報として推定する。
同じグループの顧客が複数の商品を購入する場合、複数回の発券操作が行われることがある。この場合、これらの発券は一定の流れをもって連続的に行われるため、これらの発券の時間間隔は、グループが異なる顧客が発券を行う場合に比べて、かなり短くなる。このため、所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、これら複数の発券は、同じグループによるものと推定できる。したがって、上記のように、所定の時間間隔以下でなされた複数の発券の最初と最後の発券タイミングの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定することにより、同じグループに含まれる顧客を正確に推定できる。また、これら複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する販売情報として推定することにより、当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することができる。
図5に示したように、前後所定時間ΔT11、ΔT12の前側の所定時間ΔT11は、前回のグループ推定における顧客の最後の離散タイミングの直後から開始するよう設定され得る。これにより、同じグループの顧客が発券タイミングより比較的早く券売機10の前から離散した場合も、この離散した顧客を当該グループに含めることができる。また、前側の所定時間ΔT11は、前回のグループ推定における顧客の最後の離散タイミングの直後から開始するため、他のグループの顧客が当該グループに含まれることもない。よって、同じグループに含まれる顧客をより正確に推定できる。
図4に示したように、前後所定時間は、予め設定された固定の時間に設定されてもよい。これにより、処理の簡素化を図ることができる。
図3(a)に示したように、制御部301は、券売機10の前に滞留した後、離散した顧客を、グループの推定対象に設定する(S105)。単に、券売機の前を通り過ぎただけのグループ外の顧客を同じグループの顧客と推定することを防ぐことができる。よって、同じグループに含まれる顧客をより正確に推定できる。
図3(b)に示したように、制御部301は、撮像画像に基づいて、グループの属性を推定する(S115)。このように、グループの属性を推定することにより、当該グループの販売情報と当該グループの属性とをさらに紐づけることができる。よって、券売機10が設置された店舗等において、グループ属性と販売情報とがどのような関係にあるかの情報を店舗等の管理者に提供できる。
図6(a)に示したように、制御部301は、撮像画像に基づいて、グループに含まれる各顧客の属性を推定し(S132)、推定した各顧客の属性と、グループに含まれる顧客の人数とに基づいて、グループの属性を推定する(S134)。このように、グループに含まれる各顧客の属性(性別、年齢等)とグループに含まれる顧客の人数とに基づいて、グループの属性(家族、夫婦、カップル、友人、単身、等)を推定することにより、グループの属性を正確に推定できる。
図3(b)に示したように、制御部301は、グループの属性とグループの販売情報とを互いに対応付けて記憶部302に記憶させる(S116)。これにより、上記のように、記憶部302に記憶されているグループの属性および当該グループの販売情報を記憶部302から適宜読み出すことにより、券売機10が設置された店舗等においてグループ属性と販売情報とがどのような関係にあるかの情報を、店舗等の管理者に提供できる。
図3(b)に示したように、制御部301は、グループに含まれる各顧客の顔情報を、グループに対応付けて記憶部302に記憶させる(S117)。これにより、記憶部302に記憶された顔情報に基づき、顧客のリピート率や、同一顧客による商品の購入傾向等の情報を、店舗等の管理者に提供できる。
図6(b)に示したように、販売情報は、販売時刻(販売日時)、販売商品および販売数量を含み得る。これにより、顧客の属性と商品の購入との関係を示す有効な情報を、店舗等の管理者に提供できる。
<変更例>
図3(b)の処理では、所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、これらの発券をグループ化した後、これらの発券に基づいて顧客をグループ化したが、先に各発券の前後所定時間内に離散タイミングが含まれる顧客をグループ化し、その後、所定の時間間隔以下の発券をそのグループとともにグループ化してもよい。
図7は、その場合の、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。
この場合、発券TC1の発券タイミングに対して前後所定時間ΔT11、ΔT12内に離散した顧客C4~C7がグループ化され、発券TC3の発券タイミングに対して前後所定時間ΔT11、ΔT12内に離散した顧客C3がグループ化される。そして、発券TC1と発券TC3の時間間隔ΔT10が所定の時間間隔以下であるため、発券TC1および発券TC3についてそれぞれグループ化された顧客C4~C7および顧客C3が同じグループであるとしてグループ化され、さらに、このグループの販売情報として、発券TC1および発券TC3の販売情報が紐付けられる。
この処理によっても、図3(b)の処理と同様、所定の時間間隔以下でなされた複数の発券TC1、TC3の最初と最後の発券のタイミングとの間の時間間隔ΔT10およびその前後所定時間ΔT11、ΔT12内に離散した顧客が同じグループであると推定され、当該グループを推定した複数の発券TC1、TC3の販売情報が、当該グループに対応する販売情報として推定される。よって、顧客のグループおよびその販売情報を正確に推定できる。
<実施形態2>
上記実施形態1では、発券のタイミングに対して前後所定時間内に離散タイミングが含まれる顧客を同じグループであると推定したが、実施形態2では、発券に応じて離散した顧客、すなわち、発券タイミングから所定時間が経過するまでに離散した顧客が同じグループであると推定される。
図8は、店舗に訪れた顧客のグループの属性と、各グループが購入した商品の販売情報とを紐づけする処理を示すフローチャートである。
実施形態2では、図3(b)の処理に代えて、図8の処理が実行される。実施形態におけるその他の構成および制御は、上記実施形態1と同様である。
制御部301は、記憶部302に記憶されている1日分の販売情報の時刻情報(発券タイミング)を順次参照する(S201)。制御部301は、参照した発券タイミングと、図3(a)のステップS105で記憶した離散タイミングとを比較し、この発券タイミングにおける発券に応じて離散した顧客がいるか否かを判定する(S202)。具体的には、制御部301は、この発券タイミングから所定時間が経過するまでの期間に含まれる離散タイミングがあるか否かを判定する。この所定時間は、グループの顧客が発券操作を完了した後、離散するまでに通常想定され得る時間に基づいて設定される。所定時間は、たとえば、数10秒程度に設定され得る。
この発券タイミングの発券に応じて離散した顧客がいない場合(S202:NO)、制御部301は、この発券タイミングについてグループとなる顧客は存在しないとして、この発券タイミングに対する処理を終了する。
他方、この発券タイミングの発券に応じて離散した顧客がいる場合(S202:NO)、制御部301は、この発券タイミングから所定時間が経過するまでの期間に離散タイミングが含まれる顔情報(顧客)が同じグループに含まれると推定し(S203)、さらに、当該発券タイミングの販売情報を当該グループの販売情報として推定する(S204)。そして、制御部301は、当該グループの属性を推定し(S205)、推定したグループ属性を当該グループに販売情報に紐付けて記憶部302に記憶させる(S206)。さらに、制御部301は、グループ、顧客属性および顔情報を互いに紐付けて記憶部302に記憶させる(S207)。ステップS205~S207の処理は、それぞれ、図3(b)のステップS115~S117の処理と同様である。
こうして、この発券タイミングに対する処理が終了すると、制御部301は、次の発券タイミングを参照し、この発券タイミングについて、ステップS201以降の処理を実行する。制御部301は、1日分の発券タイミングに対して同様の処理を繰り返し実行する。
図9は、図8の処理が行われた場合の、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。
この例では、発券TC1から所定時間が経過するまでの期間ΔT20に顧客C4~C7の離散タイミングが含まれている。このため、顧客C4~C7が同じグループに含まれると推定され、このグループに発券TC1の販売情報が紐づけられる。また、発券TC2から所定時間が経過するまでの期間ΔT20に顧客C1、C2の離散タイミングが含まれている。このため、顧客C1、C2が同じグループに含まれると推定され、このグループに発券TC2の販売情報が紐づけられる。
これに対し、発券TC3から所定時間が経過するまでの期間ΔT20には、何れの顧客の離散タイミングも含まれない。このため、発券TC3に対しては顧客のグループは推定されず、発券TC3の販売情報は何れのグループにも紐付けられない。
<実施形態2の効果>
通常、発券が済むと、顧客は券売機10の前から離散する。このため、発券に応じて券売機の前から離散した顧客は、殆どの場合、同じグループであると推定され得る。実施形態2の処理によれば、上記のように、発券に応じて券売機の前から離散した顧客が同じグループであると推定される。このため、同じグループの顧客を正確に推定できる。また、このグループを推定した発券の販売情報が、当該グループに対応する販売情報として推定される。このため、当該グループの販売情報を正確に推定できる。よって、実施形態2の処理によっても、顧客のグループおよび当該グループが購入した商品の販売情報を適正に推定することができる。
<変更例1>
上記実施形態2の処理によれば、図9の例に示したように、発券TC3に対して顧客のグループは推定されず、発券TC3の販売情報は何れのグループにも紐付けられない。しかし、発券TC2に応じて顧客C1、C2が離散しているため、発券TC3は、その後の発券TC1に応じて離散した顧客のグループが行ったものである可能性が高い。
そこで、変更例1では、発券に応じて券売機10の前から顧客が離散した一連の発券タイミングのうち、グループを推定した第1発券タイミングと、その直前の第2発券タイミングとの間に少なくとも1つの他の発券があった場合に、当該他の発券の販売情報が、第1発券タイミングにより推定されたグループに対応する販売情報に含められる。
図10は、変更例1に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。
図10には、図8のフローチャートのうちステップS204、S205の部分のみが示され、その他のステップは図示省略されている。ステップS204、S205以外のステップは、図8と同様である。変更例1では、ステップS204、S205の間にステップS211が追加されている。ステップS211において、制御部301は、前回のグループの発券より後の発券の販売情報を当該グループの販売情報に追加する。
図11は、図10の処理が行われた場合の、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。
図11の例は、図9の例と同じである。このため、図9の場合と同様、発券TC1に応じて離散した顧客C4~C7がグループ化され、このグループに発券TC1の販売情報が紐付けられる。また、発券TC2に応じて離散した顧客C1、C2がグループ化され、このグループに発券TC2の販売情報が紐付けられる。
さらに、この例では、発券TC1(第1発券タイミング)と、その直前の発券TC2(第2発券タイミング)との間(期間ΔT30)に少なくとも1つの他の発券TC3がある。このため、制御部301は、図10のステップS211において、他の発券TC3の販売情報を顧客C4~C7のグループに対応する販売情報に含める。これにより、顧客C4~C7のグループに対応する販売情報は、発券TC1、TC3の販売情報となる。
変更例1の処理によれば、顧客C4~C7のグループが行った可能性が高い発券TC3の販売情報が、顧客C4~C7のグループの販売情報にさらに含められる。このため、グループの販売情報をより正確に推定することができる。
<変更例2>
上記変更例1の処理によれば、図11の例に示したように、顧客C3は何れのグループにも含まれない。しかし、顧客C3は、図10のステップS211に処理により顧客C4~C7のグループによる発券であると推定された発券TC3付近で離散しているため、顧客C1、C2のグループよりも、顧客C4~C7のグループに含まれる可能性が高い。
そこで、変更例2では、グループに対応する発券のうち最も古い発券から所定時間だけ遡ったタイミングと、参照対象の発券タイミングとの間に他の顧客が券売機10の前から離散した場合、当該他の顧客がグループに含められる。
図12は、変更例2に係る、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。
図12には、図10のフローチャートのうちステップS204、S205、S211の部分のみが示され、その他のステップは図示省略されている。ステップS204、S205、S211以外のステップは、図10と同様である。変更例2では、ステップS211、S205の間にステップS212が追加されている。
ステップS212において、制御部301は、グループに対応する発券のうち最も古い発券から所定時間(たとえば、数10秒)だけ遡ったタイミングと、参照対象の発券タイミングとの間に他の顧客が券売機10の前から離散した場合、当該他の顧客を当該グループに含める。
図13は、図12の処理が行われた場合の、顧客のグループと販売情報との紐づけ処理の一例を模式的に示すタイムチャートである。
図13の例は、図11の例と同じである。このため、図11の場合と同様、発券TC1に応じて離散した顧客C4~C7がグループ化され、このグループに発券TC1、TC3の販売情報が紐付けられる。
さらに、この例では、顧客C4~C7のグループに対応する発券TC1、TC3のうち最も古い発券TC3から所定時間ΔT21だけ遡ったタイミングと、参照対象の発券タイミング(発券TC1)との間に、他の顧客C3が離散している。このため、制御部301は、図12のステップS212において、他の顧客C3を顧客C4~C7のグループに含める。これにより、顧客C3~C4がグループ化され、このグループに発券TC1、TC3の販売情報が紐付けられる。
変更例2の処理によれば、顧客C4~C7のグループに含まれる可能性が高い顧客C3が、顧客C4~C7のグループにさらに含められる。このため、グループに含まれる顧客をより正確に推定することができる。
なお、図14の例のように、発券TC1と発券TC2との間の期間ΔT30に他の発券がなかった場合、制御部301は、図12のステップS212において、発券TC1から所定時間ΔT21だけ遡ったタイミングと、参照対象の発券タイミング(発券TC1)との間に、他の顧客C3が離散した場合に、当該他の顧客C3を顧客C4~C7のグループに含める。
<変更例3>
上記実施形態2では、発券に応じて顧客が離散したか否かが、発券から所定時間が経過するまでの間に顧客が離散したか否かによって推定された。しかし、発券に応じて顧客が離散したか否かの推定方法は、これに限られるものではない。
たとえば、実質的に同時に離散した顧客を同一グループと推定し、これら顧客の離散タイミングが、その直前の発券タイミングから所定時間が経過するまでの期間に含まれる場合に、この発券タイミングの発券に応じてこれら顧客が離散したと推定して、当該グループと当該発券の販売情報とを紐付けてもよい。
あるいは、実質的に同時に離散した顧客を同一グループと推定し、これら顧客の離散タイミングのうち最も遅い離散タイミングから所定時間だけ遡ったタイミングまでの期間に発券タイミングが含まれる場合に、この発券タイミングの発券に応じてこれら顧客が離散したと推定して、当該グループと当該発券の販売情報とを紐付けてもよい。
<その他の変更例>
上記実施形態1、2およびその変更例では、撮像画像から取得した各顧客の顔情報に基づいて各顧客の属性が推定されたが、各顧客の服装や身長等の容姿または身体的特徴に基づいて各顧客の属性が推定されてもよい。この場合、顔情報とともに容姿または身体的特徴を加味して、各顧客の属性が推定されてもよい。
また、券売機10の前に立つ顧客が発する音声をマイクで取得し、この音声(会話や声紋、等)をさらに加味して、各顧客の属性またはグループの属性を推定してもよい。
上記実施形態1、2およびその変更例では、券売機の前から顧客が離散したタイミングに基づいて顧客のグループが推定されたが、さらに、顧客間の距離や接触、顧客の顔の向き等を加味して、顧客のグループが推定されてもよい。たとえば、図4に示した例では、当該グループに対応する最先の発券タイミングT3から所定時間ΔT11またはΔT21までの間に他の顧客C3の離散タイミングが含まれる場合に、顧客C3が顧客C4~C7のグループに追加されたが、たとえば、図15に示すように、さらに、顧客C3と顧客C8とが接触した状態が継続したことにより顧客C8が顧客C3~C7のグループに追加されてもよく、あるいは、顧客C8の顔と顧客C3の顔とが互いに向き合った状態が所定時間以上継続したことにより顧客C8が顧客C3~C7のグループに追加されてもよい。これにより、グループに含まれる可能性が高い他の顧客を当該グループに含めることができ、グループに含まれる顧客をより正確に推定することができる。
この構成において、顧客間の接触は、たとえば、顔画像により追跡中の顧客の身体が重なったか否かで推定されればよい。また、接触または顔の向き合いによりグループに追加される顧客は、必ずしも、何れのグループにも含まれない顧客でなくてもよく、他のグループに含まれると推定された顧客であってもよい。
また、離散のタイミングと発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する方法も、上記実施形態1、2および変更例に示した方法に限られるものではない。
たとえば、実質的に同時に離散した顧客を同じグループであると推定し、このグループ内で最先に離散した顧客の離散タイミングから所定時間だけ遡るまでの間に発券タイミングが含まれる発券の販売情報を、当該グループに紐付けてもよい。この場合、このグループ内で最後に離散した顧客の離散タイミングから所定時間だけ経過するまでの間に発券タイミングが含まれる発券の販売情報を、さらに、当該グループに紐付けてもよい。
この他、所定期間の発券タイミングおよび顧客の離散タイミングに対するAI(artificial intelligence)処理により、顧客のグループおよび当該グループに対応する発券(販売情報)が推定されてもよい。また、グループに含まれる顧客の属性および人数に対するAI処理により、当該グループの属性が推定されてもよい。
また、グループ属性の種類および内容は、上記に示したものに限られるものではない。たとえば、顔情報の類似度をもとに、グループ属性として兄弟や姉妹等がさらに追加されてもよい。また、グループ属性として、年齢層および各年齢層の人数が含まれてもよい。
また、上記実施形態1、2およびその変更例では、図6(c)に示したように、グループに含まれる顧客の顔情報がグループに紐付けられたが、図16に示すように、各グループに含まれる顧客の顔情報が各グループの販売情報に紐づけられてもよい。
また、上記実施形態1、2およびその変更例では、1日分の販売情報および撮像画像が処理の対象とされたが、処理対象はこれに限られるものではない。たとえば、1週間分の販売情報および撮像画像が処理の対象とされてもよく、1カ月間の所定時間帯の販売情報および撮像画像が処理の対象とされてもよい。店舗等の管理者が、上記端末を介して、これらの処理対象を指定できてもよい。
また、券売機10、カメラ20および管理装置30の構成も、上記実施形態に示したものに限られるものではない。たとえば、上記では、複数の利用券を纏めて購入できるタイプの券売機10が示されたが、利用券を1枚ずつ購入するタイプの券売機10であってもよい。
また、上記実施形態1、2およびその変更例では、券売機10、カメラ20および管理装置30が個別に配置されて販売情報管理システム1が構成されたが、券売機10、カメラ20および管理装置30は、必ずしも個別に配置されなくてもよい。
たとえば、カメラ20に代えて、券売機10の前方付近を撮像するカメラが券売機10に搭載されてもよい。この場合、販売情報および時刻情報(発券タイミング)とともにカメラの撮像画像および時刻情報(タイムスタンプ)が、券売機10から管理装置30に送信される。あるいは、管理装置30の機能が券売機10に搭載され、管理装置30が省略されてもよい。この場合、券売機10は、販売情報管理装置として共用される。また、カメラ20の撮像画像および時刻情報(タイムスタンプ)は、カメラ20から券売機10に送信される。この他、カメラ20および管理装置30の機能が券売機10に搭載され、販売情報管理システム1からカメラ20および管理装置30が省略されてもよい。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に記載の範囲で適宜変更可能である。
1 販売情報管理システム
10 券売機
20 カメラ
30 販売情報管理装置
301 制御部
302 記憶部

Claims (23)

  1. 制御部を備え、
    前記制御部は、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記制御部は、前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    前記発券のタイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理装置。
  2. 制御部を備え、
    前記制御部は、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記制御部は、前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、前記複数の発券の最初と最後の発券のタイミングとの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理装置。
  3. 前記前後所定時間の前側の所定時間は、前回のグループ推定における顧客の最後の離散タイミングの直後から開始する、請求項またはに記載の販売情報管理装置。
  4. 前記前後所定時間は、予め設定された固定の時間である、請求項ないしの何れか一項に記載の販売情報管理装置。
  5. 制御部を備え、
    前記制御部は、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記制御部は、前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    発券に応じて前記券売機の前から離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理装置。
  6. 前記制御部は、
    発券に応じて前記券売機の前から顧客が離散した一連の発券タイミングのうち、前記グループを推定した第1発券タイミングと、その直前の第2発券タイミングとの間に少なくとも1つの他の発券があった場合、前記他の発券の販売情報を前記グループに対応する前記販売情報に含める、請求項に記載の販売情報管理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記グループに対応する発券のうち最も古い発券から所定時間だけ遡ったタイミングと前記第1発券タイミングとの間に他の顧客が前記券売機の前から離散した場合、前記他の顧客を前記グループに含める、請求項に記載の販売情報管理装置。
  8. 前記制御部は、前記同じグループであると推定した顧客と所定時間以上顔が向き合う他の顧客、または、前記同じグループであると推定した顧客と所定時間以上接触した他の顧客を前記撮像画像に基づき推定し、推定した当該顧客を、前記グループに含める、請求項1ないしの何れか一項に記載の販売情報管理装置。
  9. 前記制御部は、前記券売機の前に滞留することなく、離散した顧客を、前記グループの推定対象から除外する、請求項1ないしの何れか一項に記載の販売情報管理装置。
  10. 前記制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記グループの属性を推定する、請求項1ないしの何れか一項に記載の販売情報管理装置。
  11. 前記制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記グループに含まれる各顧客の属性を推定し、推定した前記各顧客の属性と、前記グループに含まれる顧客の人数とに基づいて、前記グループの属性を推定する、請求項10に記載の販売情報管理装置。
  12. 情報を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記グループの属性と前記グループの販売情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる、請求項10または11に記載の販売情報管理装置。
  13. 前記制御部は、前記撮像画像に基づいて、前記グループに含まれる各顧客の顔情報を抽出し、抽出した顔情報を、前記グループおよび前記販売情報の少なくとも何れか一方に対応付けて前記記憶部に記憶させる、請求項12に記載の販売情報管理装置。
  14. 前記販売情報は、販売時刻、販売商品および販売数量を含む、請求項1ないし13の何れか一項に記載の販売情報管理装置。
  15. 販売情報管理装置の制御方法であって、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定
    前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    前記発券のタイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理装置の制御方法。
  16. 販売情報管理装置の制御方法であって、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、前記複数の発券の最初と最後の発券のタイミングとの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理装置の制御方法。
  17. 販売情報管理装置の制御方法であって、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    発券に応じて前記券売機の前から離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理装置の制御方法。
  18. 券売機と、
    前記券売機付近を撮像するカメラと、
    前記券売機の販売情報を管理する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記カメラの撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記制御部は、前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    前記発券のタイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理システム。
  19. 券売機と、
    前記券売機付近を撮像するカメラと、
    前記券売機の販売情報を管理する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記カメラの撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記制御部は、前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、前記複数の発券の最初と最後の発券のタイミングとの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理システム。
  20. 券売機と、
    前記券売機付近を撮像するカメラと、
    前記券売機の販売情報を管理する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    券売機における各発券の販売情報を取得し、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記カメラの撮像画像に基づいて推定し、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定し、
    前記制御部は、前記グループおよび前記販売情報の推定において、
    発券に応じて前記券売機の前から離散した顧客を同じグループであると推定し、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する、販売情報管理システム。
  21. コンピュータに、
    券売機における各発券の販売情報を取得する機能と、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定する機能と、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する機能と、を実行させ
    前記グループおよび前記販売情報を推定する機能において、
    前記発券のタイミングに対して前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定する機能と、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する機能とを、前記コンピュータに実行させる、プログラム。
  22. コンピュータに、
    券売機における各発券の販売情報を取得する機能と、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定する機能と、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する機能と、を実行させ、
    前記グループおよび前記販売情報を推定する機能において、
    所定の時間間隔以下で複数の発券がなされた場合、前記複数の発券の最初と最後の発券のタイミングとの間の期間およびその前後所定時間内に離散した顧客を同じグループであると推定する機能と、
    前記グループを推定した前記複数の発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する機能とを、前記コンピュータに実行させる、プログラム。
  23. コンピュータに、
    券売機における各発券の販売情報を取得する機能と、
    前記券売機の前から顧客が離散したタイミングを前記券売機付近の撮像画像に基づいて推定する機能と、
    前記離散のタイミングと前記発券のタイミングとに基づいて、顧客のグループおよび当該グループに対応する販売情報を推定する機能と、を実行させ、
    前記グループおよび前記販売情報を推定する機能において、
    発券に応じて前記券売機の前から離散した顧客を同じグループであると推定する機能と、
    前記グループを推定した前記発券の販売情報を、当該グループに対応する前記販売情報として推定する機能とを、前記コンピュータに実行させる、プログラム。
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