JP7780709B2 - コネクタ - Google Patents
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
以下に、本開示の実施形態について説明する。本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本開示の実施形態について、図1から図17を参照しつつ説明する。以下の説明においては、矢線Zの示す方向を上方、矢線Xの示す方向を前方、矢線Yの示す方向を左方として説明する。なお、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材の符号を省略する場合がある。
図1に示すように、本実施形態にかかるコネクタ10は、電線11の端末に接続された端子12と、端子12を収容する収容部32を有するコネクタハウジング30と、コネクタハウジング30における後側部分に取り付けられるリアホルダ31と、を備える。
図5に示すように、電線11は、前後方向にのびて配されている。電線11は、芯線13の外周面を絶縁性の合成樹脂からなる絶縁被覆14で包囲してなる。芯線13は、導電性の金属からなり、複数の金属線を撚り合わせた撚線、または1本の金属線からなる。電線11の前端部において、絶縁被覆14が除かれ、芯線13が露出している。
端子12は、導電性の金属から構成されている。図16及び図17に示すように、端子12は、端子本体15と、端子本体15に対して前後方向に移動可能なスライド部16と、を備える。端子本体15及びスライド部16は、プレス加工、切削加工、鋳造等、公知の手法により所定の形状に形成される。端子本体15及びスライド部16を構成する金属は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼等、必要に応じて任意の金属を適宜に選択できる。端子本体15及びスライド部16の表面にはめっき層が形成されていてもよい。めっき層を構成する金属は、スズ、ニッケル、銀等必要に応じて任意の金属を適宜に選択できる。
図15に示すように、端子本体15の前側部分は、前後方向に延びる角筒状の接続筒部17となっている。接続筒部17は、板状をなす相手方端子(図示せず)を前方から挿入できるようになっている。接続筒部17の内部には、図示しない弾性接触片が配されており、接続筒部17内に挿入された相手方端子が弾性接触片と接触するようになっている。接続筒部17の上壁の前側には、上方に山形状に突出してランス21が形成されている。
挟持部18は、基部20の上壁の後端部から後方に延出されている上側接続片18Aと、基部20の下壁の後端部から後方に延出されている下側接続片18Bと、を備える。上側接続片18Aと下側接続片18Bとは前後方向に細長い形状をなし、それらの前後方向の長さは同程度となっている。上側接続片18A及び下側接続片18Bは、基部20の後端部を支点として、上下方向に弾性変形可能に形成されている。図6に示すように、上側接続片18Aの下面、及び下側接続片18Bの上面は、芯線13を挟み付け、電線11と端子本体15とを電気的に接続できるようになっている。
図14に示すように、スライド部16は、前後方向にのびる角筒状をなしている。図3及び図6に示すように、スライド部16の内部の形状の断面は、端子本体15のうち、挟持部18が設けられた領域の外部の形状の断面と同じか、やや大きく形成されている。これにより、スライド部16は、端子本体15のうち、挟持部18が設けられた領域に外嵌可能になっている。
図6に示すように、スライド部16には、押圧部25が設けられている。押圧部25のうち、スライド部16の上壁の下面には、下方に突出する上側押圧部25Aが配置されており、スライド部16の下壁の上面には、上方に突出する下側押圧部25Bが配置されている。
角筒状のスライド部16の後端部には、芯線13をスライド部16の内部に挿入するための芯線挿入口29が形成されている。
図1に示すように、コネクタハウジング30は上下方向に短く左右方向に長い直方体状をなしている。コネクタハウジング30は絶縁性の合成樹脂から構成されている。コネクタハウジング30は、前後方向に延びて、端子12を収容する収容部32を複数備える。収容部32は、左右方向に間隔を空けて整列されるとともに、上下に2段に重ねられている。上段に形成された各収容部32と、下段に形成された各収容部32とは、左右にずれた位置に配されている。なお、収容部32の個数や相対的な配置は適宜変更することができる。
図11に示すように、リアホルダ31は、前方に開口する箱状をなしている。リアホルダ31は、絶縁性の合成樹脂から構成されている。図1に示すように、リアホルダ31は、コネクタハウジング30の後半部分に外側から嵌合するようになっている。リアホルダ31の左右両側壁の前端部寄りの位置には、ロック受け部38が設けられている。ロック受け部38は、概ね門形状をなしている。
図10に示すように、リアホルダ31は、本体部45と、本体部45を前後方向に貫通する複数の挿通孔46と、を有する。挿通孔46は、コネクタハウジング30の各収容部32と対応する位置に設けられている。すなわち、複数の挿通孔46は、左右方向に整列すると共に、上下に2段に並んで設けられている。挿通孔46の内径寸法は、電線11の絶縁被覆14の外径寸法と同じか、やや大きく設定されている。図4から図8に示すように、挿通孔46には電線11が挿通されるようになっている。挿通孔46は、コネクタハウジング30の各収容部32と前後方向に連通するように配されている。
図12に示すように、リアホルダ31は、本体部45の上下方向中央部から前方にのびる複数の弾性片47を備える。各弾性片47は各挿通孔46の内部の前側に配されている。図10に示すように、上段の挿通孔46内において弾性片47は下側に設けられ、下段の挿通孔46内において弾性片47は上側に設けられている。
図12に示すように、弾性片47の上面には、ガイド部49が形成されている。ガイド部49は、前方に向かうほど挿通孔46の内方(ここでは上方)に傾斜している。図3に示すように、スライド部16が離間位置に保持された端子12をコネクタハウジング30の収容部32に収容し、リアホルダ31をコネクタハウジング30に対して仮係止位置に組み付けた状態において、ガイド部49の先端部は前後方向について芯線挿入口29に臨むように配されている。また、ガイド部49の前端部は芯線挿入口29に近接して配されている。したがって、電線11を挿通孔46内に挿入すると、図4に示すように、芯線13の前端部はガイド部49に摺接することにより、芯線挿入口29の内部へと案内されるようになっている。
図12に示すように、本実施形態のガイド部49は、第1ガイド部50と、第1ガイド部50の前側に連続的に形成される第2ガイド部51と、を備える。第2ガイド部51はガイド部49の前側略4分の1の部分とされている。第1ガイド部50は、ガイド部49のうち第2ガイド部51を除いた部分とされている。電線11が挿入される挿入方向(前後方向)に対する第1ガイド部50の傾斜角度は、第2ガイド部51の同傾斜角度よりも大きくなっている。よって、第1ガイド部50に芯線13が摺接することで、芯線13の前端部の位置を芯線挿入口29の内方へと大きく移動させることができる。一方、第2ガイド部51は傾斜角度が浅く設定されているから、第2ガイド部51は、芯線13の前端部の位置を微調整しつつ、略挿入方向にのびた姿勢で芯線13を芯線挿入口29内へと誘導する(図4参照)。
図12に示すように、リアホルダ31は、挿通孔46の内壁から挿通孔46の内方へと突出する案内部52を備える。なお、案内部52の上方の破線は、挿通孔46の内壁を示している。案内部52は、挿通孔46の前側に配され、前方に向かうほど挿通孔46の内方(ここでは下方)に位置している。芯線13が案内部52に摺接することで、芯線13は芯線挿入口29の内部に進入しやすくなる。また、案内部52は弾性片47と上下方向に対向している。このため、案内部52によって、弾性片47と反対側から芯線13を芯線挿入口29内へと案内することができる。
以下、本実施形態にかかるコネクタ10の製造方法の一例を示す。
公知の手法により、端子本体15及びスライド部16を形成する。端子本体15に対して、後方からスライド部16を組み付ける。端子本体15の係止突起28に後方からスライド部16の前端縁が当接し、スライド部16の側壁が拡開変形する。さらにスライド部16を前方に押し込むと、スライド部16の側壁が復帰変形し、端子本体15の係止突起28に、スライド部16の仮係止受け部26が係止する。これにより、端子本体15に対してスライド部16が離間位置に保持される。これにより端子12が得られる(図17参照)。
続いて、本実施形態のコネクタ10における端子12のリペア作業の一例を示す。なお、端子12のリペアとは、コネクタ10において不具合が生じた端子12を新しい端子12に取り替えることである。
まず、コネクタハウジング30からリアホルダ31を取り外す。リアホルダ31のロック受け部38を外方に撓ませることで本係止ロック部37及び仮係止ロック部36との係止を解除し、リアホルダ31を後方に移動させる。
実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
実施形態にかかるコネクタ10は、芯線13と芯線13の外周を覆う絶縁被覆14とを有し、前後方向にのびる電線11に接続されるコネクタ10であって、芯線13に接続される端子12と、端子12を内部に収容するコネクタハウジング30と、コネクタハウジング30の後側部分に取り付けられるリアホルダ31と、を備え、端子12は、端子本体15と、端子本体15に外側から嵌合した状態で前後方向にスライド移動可能とされるスライド部16と、を備え、端子本体15は、芯線13を挟持する挟持部18を備え、スライド部16は、芯線13が後方から挿入される芯線挿入口29と、芯線挿入口29から挿入された芯線13に対して挟持部18を押圧する押圧部25と、を有し、リアホルダ31は、本体部45と、本体部45を前後方向に貫通するとともに内部に電線11が挿通される挿通孔46と、本体部45から延出されるとともに挿通孔46の内部の前側に配される弾性片47と、を備え、弾性片47は、電線11ののび方向に交差する方向に弾性変形可能とされており、弾性片47には、前方に向かうほど挿通孔46の内方へと傾斜するガイド部49が形成されている。
(1)上記実施形態では、各挿通孔46に1つの弾性片47が設けられ、各挿通孔46の上側または下側に配されていたが、これに限られることはなく、各挿通孔に設けられる弾性片の個数や位置は適宜変更してもよい。例えば、各挿通孔の上側と下側とに2つの弾性片を設けてもよい。
(2)上記実施形態では、リアホルダ31はコネクタハウジング30に仮係止位置と本係止位置とで保持される構成としたが、これに限られることはなく、リアホルダはコネクタハウジングに一つの係止位置で保持される構成としてもよい。
11: 電線
12: 端子
13: 芯線
14: 絶縁被覆
15: 端子本体
16: スライド部
17: 接続筒部
18: 挟持部
18A: 上側接続片
18B: 下側接続片
20: 基部
21: ランス
23A: 上側保持突部
23B: 下側保持突部
24: 治具当接部
25: 押圧部
25A: 上側押圧部
25B: 下側押圧部
26: 仮係止受け部
27: 本係止受け部
28: 係止突起
29: 芯線挿入口
30: コネクタハウジング
31: リアホルダ
32: 収容部
33: ランス受け部
36: 仮係止ロック部
37: 本係止ロック部
38: ロック受け部
41: 隔壁
42: 仕切り壁
43: フード部
44: 係止部
45: 本体部
46: 挿通孔
47: 弾性片
48: 進入空間
49: ガイド部
50: 第1ガイド部
51: 第2ガイド部
52: 案内部
Claims (5)
- 芯線と前記芯線の外周を覆う絶縁被覆とを有し、前後方向にのびる電線に接続されるコネクタであって、
前記芯線に接続される端子と、
前記端子を内部に収容するコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングの後側部分に取り付けられるリアホルダと、を備え、
前記端子は、端子本体と、前記端子本体に外側から嵌合した状態で前後方向にスライド移動可能とされるスライド部と、を備え、
前記端子本体は、前記芯線を挟持する挟持部を備え、
前記スライド部は、前記芯線が後方から挿入される芯線挿入口と、前記芯線挿入口から挿入された前記芯線に対して前記挟持部を押圧する押圧部と、を有し、
前記リアホルダは、本体部と、前記本体部を前後方向に貫通するとともに内部に前記電線が挿通される挿通孔と、前記本体部から延出されるとともに前記挿通孔の内部の前側に配される弾性片と、を備え、
前記弾性片は、前記電線ののび方向に交差する方向に弾性変形可能とされており、
前記弾性片には、前方に向かうほど前記挿通孔の内方へと傾斜するガイド部が形成されており、
前記ガイド部は曲面状をなしており、
前記ガイド部の先端部の曲率半径は、前記ガイド部の後端部の曲率半径より小さくなっている、コネクタ。 - 前記ガイド部の先端部は、前記芯線挿入口に近接している、請求項1に記載のコネクタ。
- 前記ガイド部は、第1ガイド部と、前記第1ガイド部の前側に連続的に配される第2ガイド部と、を備え、
前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部と比較して、緩やかに傾斜している、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。 - 前記リアホルダは、前方に向かうほど前記挿通孔の内壁から前記挿通孔の内方へと突出する案内部を備え、
前記案内部は、前記弾性片が弾性変形可能な方向に前記ガイド部と対向して配されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。 - 芯線と前記芯線の外周を覆う絶縁被覆とを有し、前後方向にのびる電線に接続されるコネクタであって、
前記芯線に接続される端子と、
前記端子を内部に収容するコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングの後側部分に取り付けられるリアホルダと、を備え、
前記端子は、端子本体と、前記端子本体に外側から嵌合した状態で前後方向にスライド移動可能とされるスライド部と、を備え、
前記端子本体は、前記芯線を挟持する挟持部を備え、
前記スライド部は、前記芯線が後方から挿入される芯線挿入口と、前記芯線挿入口から挿入された前記芯線に対して前記挟持部を押圧する押圧部と、を有し、
前記リアホルダは、本体部と、前記本体部を前後方向に貫通するとともに内部に前記電線が挿通される挿通孔と、前記本体部から延出されるとともに前記挿通孔の内部の前側に配される弾性片と、を備え、
前記弾性片は、前記電線ののび方向に交差する方向に弾性変形可能とされており、
前記弾性片には、前方に向かうほど前記挿通孔の内方へと傾斜するガイド部が形成されており、
前記リアホルダは、前方に向かうほど前記挿通孔の内壁から前記挿通孔の内方へと突出する案内部を備え、
前記案内部は、前記弾性片が弾性変形可能な方向に前記ガイド部と対向して配されている、コネクタ。
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