JP7782208B2 - 距離測定システム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、対象物検出装置の投光するレーザ光の投光方向のずれを補正するために、ビームを出射する出射手段と、出射手段により出射されたビームが物体に当り反射された反射ビームを受信する受信手段と、受信手段により受信した反射ビームを反射した物体が路面であるか否かを判別する判別手段と、受信手段により受信した反射ビームを基に路面の反射位置までの距離を測定する測定手段と、測定手段により測定された路面の反射位置までの距離を基に路面の傾斜角度を算出する算出手段と、算出手段により算出された路面の傾斜角度を基にビームの出射角度を制御する制御手段と、を備えた対象物検出装置について開示されている。
すなわち、上記公報に開示された対象物検出装置は、自動車に搭載されたレーザレーダとして使用され、出射手段から出射されたビームが路面に当たって反射した反射ビームの反射位置までの距離に基づいて路面の傾斜角度を算出し、ビームの出射角度を調整する。
よって、レーザレーダの取付姿勢を認識するためには、別に設けられた傾斜センサや水平器等の姿勢検出用の機器が必要となってしまう。
ここで、距離測定装置は、例えば、TOF(Time-of-Flight)センサ、LiDAR(Light Detection And Ranging)、またはSC(Structural Camera)等、基準面上の基準点までの距離情報を取得可能であって、角度情報を有するセンサを用いることができる。
基準面とは、例えば、所定の機器が設置された床面、あるいは、鉛直方向に沿って配置された壁面等の平面であって、基準面上の基準点とは、例えば、床面や壁面上における所定の地点を意味している。
距離情報取得部は、光の反射を検出して距離情報を算出する構成であってもよいし、例えば、外部装置として設けられた距離センサ等から距離情報を取得する構成であってもよい。
なお、取付姿勢検出部は、例えば、距離測定装置の内部に設けられていてもよいし、距離測定装置とは別に設けられていてもよい。
これにより、床面等の基準面に対する距離測定装置の取付姿勢を、距離測定装置において測定あるいは取得された結果(距離情報および角度情報)を用いて検出することができる。
この結果、傾斜センサや水平器等の姿勢検出用の機器を用いることなく、各種装置に取り付けられた距離測定装置の取付姿勢を検出することができる。
これにより、車輪を回転させて基準面上を走行可能な搬送装置に距離測定装置が装着されているシステム構成において、距離測定装置自身が測定あるいは取得した距離情報および角度情報を用いて、距離測定装置の取付姿勢を検出することができる。
これにより、車輪を回転させて基準面上を走行可能な搬送装置に距離測定装置が装着されているシステム構成において、例えば、使用が終了した場合には、自動的に所定の帰着位置へ戻って待機するように制御することができる。
これにより、車輪を回転させて基準面上を走行可能な搬送装置に距離測定装置が装着されているシステム構成において、所定の帰着位置に設けられた充電ステーションへ戻って待機するように制御することができる。
よって、二次電池が常に充電された状態となるため、車輪を駆動する駆動部に対して電力を安定的に供給することができる。
これにより、距離測定装置の取付姿勢の検出に用いられる距離情報を、特定の位置(帰着位置)において取得することで、より安定的かつ正確な取付姿勢の検出を行うことができる。
これにより、距離測定装置の取付姿勢の検出を、特定の位置(帰着位置)において行うことで、より安定的かつ正確な取付姿勢の検出を行うことができる。
これにより、距離測定装置の基準面に対する傾斜角度、距離、回転角度の少なくとも1つを、取付姿勢として検出することができる。
これにより、例えば、床面等の基準面上における2つの基準点に対する距離、角度の情報を用いて、上述した距離測定装置の取付姿勢を検出することができる。
これにより、取得された距離画像に含まれる各画素に、距離情報と角度情報とを持たせることで、特定の画素を基準点として用いて、距離測定装置の取付姿勢を検出することができる。
これにより、距離画像に含まれる第1画素が情報として持つ第1基準点までの第1距離および基準面に対する第1角度と、距離画像に含まれる第2画素が情報として持つ第2基準点までの第2距離および基準面に対する第2角度と、を用いて、距離測定装置の取付姿勢を検出することができる。
これにより、距離画像に含まれる第1画素における照明部から照射される光の照射軸に対する第1角度と、別の第2画素における照射軸に対する第2角度と、を用いて、距離測定装置の取付姿勢(基準面に対する回転の有無)を検出することができる。
これにより、距離画像取得部において取得された距離画像における基準面までの距離が同一となる画素の位置の移動の有無に応じて、距離測定装置の取付姿勢の回転の有無を検出することができる。
これにより、距離画像取得部において取得された距離画像における基準面までの距離が同一となる画素の位置の回転角度を、距離測定装置の取付姿勢の回転角度として検出することができる。
よって、例えば、距離補正ができないほど距離測定装置が大きく傾いている等の状況では、距離補正を行うことなく、使用者に報知する等の措置を採ることができる。
これにより、取付角度、回転角度等の距離測定装置の取付姿勢に関する情報を保存することで、距離測定装置によって測定された距離情報の補正に、これらの取付姿勢に関する情報を用いることができる。
これにより、床面を基準面とし、床面上に基準点を設定することで、上述した距離測定装置の取付姿勢の検出を行うことができる。
これにより、TOFセンサ、LiDAR、SC等の各種距離測定装置において測定される距離情報および角度情報を用いて、取付姿勢を検出することができる。
(1)搬送システム50
搬送システム(距離測定システム)50は、図1に示す搬送装置30が所望の搬送作業を自動的に実施するように制御するシステムであって、搬送装置30と、搬送装置30に対して取り付けられたTOFセンサ(距離測定装置)20と、TOFセンサ20内に設けられた取付姿勢検出装置10と、DOCK(帰着位置、充電ステーション)40(図2(a)等参照)と、を備えている。
位置)に設置されたDOCK40へ戻るように制御される。
なお、取付姿勢検出装置10の詳細な構成については、後段にて詳述する。
TOFセンサ20は、図1等に示すように、搬送装置30の本体部31の上面に取り付けられており、搬送装置30の進行方向にある障害物、搬送される荷物等までの距離情報等を検出する。
搬送装置(所定物)30は、TOFセンサ20が取り付けられる所定物の一例であって、例えば、所定の走行プログラムによって制御されるAGV(Automatic Guided Vehicle)、AMR(Autonomous Mobile Robot)等の自動搬送機である。搬送装置30は、例えば、工場内や倉庫内等において無人あるいは有人で搬送作業を実施する。
本体部31は、例えば、略円筒状の筐体であって、その上面に、TOFセンサ20が取り付けられている。また、本体部31の下部には、回転可能な状態で取り付けられており、搬送装置30を所望の方向へ移動させる複数の車輪32aが設けられている。
複数の車輪32aは、本実施形態では本体部31の下部に3つ設けられており、そのうちの少なくとも1つが駆動部32によって回転駆動される。また、複数の車輪32aの内の少なくとも1つは、搬送装置30の進行方向を決定する操舵輪として設けられている。
駆動制御部34は、複数の車輪32aを回転駆動する駆動部32の回転速度および回転方向を制御する。これにより、搬送装置30は、所望の方向へ所望の速度で移動して搬送作業を実施することができる。
二次電池36は、図1に示すように、搬送装置30の本体部31の内部に設けられている。二次電池36は、搬送装置30がDOCK40に接続された状態になると、充電端子35を介して、DOCK40側から供給される電力によって繰り返し充電される。そして、二次電池36は、蓄えた電力を駆動部32に対して供給する。
また、DOCK40に接続された搬送装置30の正面側には、図2(a)および図2(b)に示すように、床面FL上に描かれたマークMが配置されている。
これにより、取付姿勢検出装置10は、搬送装置30に装着されたTOFセンサ20の取付姿勢を、マークMの線分L2を基準にして検出することができる。
なお、本実施形態では、搬送装置30がDOCK40に接続された状態で、TOFセンサ20の取付姿勢の検出、補正可否の判定、測定された距離情報の補正処理等を行う例を挙げて説明するが、TOFセンサ20の取付姿勢の検出等の処理は、DOCK30に接続されていない状態で実施されてもよい。
TOFセンサ(距離測定装置)20は、図3に示すように、搬送装置30の本体部31の上面に、水平面よりも下向きに取り付けられている。そして、TOFセンサ20は、予め設定された角度テーブルと測定された距離値とを用いて、極座標系から直交座標系(図3の実線で示すTOF光軸座標系(XT,YT,ZT))へ変換する第1の座標変換を行う。また、TOFセンサ20は、後述する検出処理によって得られた取付角度、取付高さを用いて、TOF光軸座標系(XT,YT,ZT)を、床面FLに平行な直交座標系(図3の一点鎖線で示す3軸(XTH,YTH,ZTH))に変換する第2の座標変換を実施する。さらに、TOFセンサ20は、後述する回転角度検出処理によって得られたTOFセンサ20の回転角度を用いて、床面FLに平行な直交座標系(XTH,YTH,ZTH)を、TOFセンサ20が取り付けられた搬送装置30の直交座標系(XA,YA,ZA)と一致させる第3の座標変換を実施する。
なお、TOFセンサ20の回転角度とは、照明部21から照射される光の照射軸を中心とする回転方向における位置ずれを示す角度である。
照明部21は、例えば、LEDを有しており、積み荷や床面FL等の対象物に対して所望の波長を有する光L1を照射する。なお、照明部21には、LEDから照射された光L1を対象物の方向へ導く投光レンズ(図示せず)が設けられている。
撮像素子23は、複数の画素を有しており、受光レンズ22において受光された反射光を、複数の画素のそれぞれにおいて受光して、光電変換した電気信号を制御部24へと送信する。また、撮像素子23において検出される反射光の受光量に対応する電気信号は、制御部24において距離情報の算出に用いられる。
具体的には、制御部24は、対象物までの距離が近い場合には、露光時間を短くするように調整し、対象物までの距離が遠い場合には、露光時間を長くするように調整する。
距離情報算出部24aは、撮像素子23から受信した各画素に対応する電気信号に基づいて、各画素ごとに、対象物までの距離情報を算出する。
ここで、本実施形態のTOFセンサ20による対象物までの距離情報の算出について、図5を用いて説明すれば以下の通りである。
ここで、位相差Φは、以下の関係式(1)によって示される。
(x=a2-a0,y=a3-a1、a0~a3は、受光波を90度間隔で4回サンプリングしたポイントにおける振幅)
そして、位相差Φから距離Dへの変換式は、以下の関係式(2)によって示される。
D=(c/(2×fLED))×(Φ/2π)+DOFFSET ・・・・・(2)
(cは、光速(≒3×108m/s)、fLEDは、LEDの投光波の変調周波数、DOFFSETは、距離オフセット。)
これにより、距離情報算出部24aは、照明部21から照射された光の反射光を受光して、その位相差を比較することで、光速cを用いて、対象物までの距離を容易に算出することができる。
距離画像生成部24cは、距離情報算出部24aと角度情報取得部24bとにおいてそれぞれ算出・取得された距離情報および角度情報を用いて、各画素ごとに距離情報と角度情報とが割り当てられた距離画像を生成する。
記憶部25は、例えば、TOFセンサ20の動作を制御する各種プログラムを保存するとともに、距離情報算出部24aにおいて算出された距離情報、予めテーブルとして保存された各画素ごとに対応する角度情報、距離画像生成部24cにおいて生成された距離画像、距離補正処理部24dにおいて補正された距離情報等を保存する。
本実施形態に係る取付姿勢検出装置10は、図4に示すように、TOFセンサ20内に設けられており、TOFセンサ20において検出された床面FL上における基準点P1,P2までの距離情報および角度情報を用いて、TOFセンサ20自身の取付姿勢を検出する。取付姿勢検出装置10は、図6に示すように、距離情報取得部11と、角度情報取得部12と、距離画像取得部13と、取付姿勢検出部14と、補正可否判定部15と、記憶部16と、通知部17とを備えている。
角度情報取得部12は、角度情報取得部24bにおいて取得された対象物までの角度情報を、制御部24から取得する。
距離画像取得部13は、距離画像生成部24cにおいて生成された距離画像を、制御部24から取得する。
取付角度検出部14aは、取付姿勢に関する情報として、TOFセンサ20の床面FLに対する取付角度に関する情報を検出する。具体的には、取付角度検出部14aは、搬送装置30に取り付けられたTOFセンサ20の床面FLに対する取付角度θaを、2つの基準点P1,P2までの測定結果(距離情報d1,d2)および撮像素子23の各画素に対応する角度情報θ1,θ2を用いて検出する。
すなわち、
da:床面FLからのTOFセンサの取付高さ(daは床面FLに対して90°の垂線とする)、
θa:床面FLとTOFセンサ20の光軸とがなす角度、
θ1:TOFセンサ20の第1画素におけるTOF中心に対する角度(センサ仕様)、
d1:TOFセンサ20の第1画素から床面FL上の基準点P1までの距離(測定値)、
θ2:TOFセンサ20の第2画素のTOF中心に対する角度(センサ仕様)、
d2:TOFセンサ20の第2画素から床面FL上の基準点P2までの距離(測定値)
とすると、以下の関係式が成り立つ。
cos(θa-θ1)=da/d1
cos(θa-θ2)=da/d2
よって、取付高さdaは、取付角度θaと、基準点P1,P2までの距離情報(d1,d2)と角度情報(θ1,θ2)とを用いて、以下の2つの式によって表される。
da=d2cos(θa-θ2) ・・・・・(2)
ここで、θ1、θ2は、センサ仕様によって決まる既知の値であって、d1,d2は測定によって得られる値であることから、式(1)、(2)より、取付高さdaおよび取付角度θaを算出することができる。
なお、TOFセンサ20が回転している場合の取付角度θaおよび取付高さdaについては、図11(a)および図11(b)に示すように、θ1、θ2の画素は同一画角円と上述した同一距離を結ぶ直径線aの中心を通る垂直線との交点の画素の距離をd1,d2とすることで同様に求めることができる。
ここで、補正不可となる場合とは、例えば、搬送装置30が走行中に予期せぬ障害物等に衝突した結果、TOFセンサ20の取付姿勢が大きく歪んでしまった場合等である。
これにより、取付姿勢検出装置10における検出結果が、TOFセンサ20の取付姿勢の大きな歪みを示す結果であった場合には、測定結果である距離値の補正はせず、使用者にTOFセンサ20の取付姿勢を調整するように促す通知を行う等の措置を講じることができる。
これにより、TOFセンサ20は、記憶部16に保存されたTOFセンサ20の取付姿勢に関する情報を用いて、測定結果(距離情報)を補正することができる。
通知部17は、例えば、補正可否判定部15において、距離情報の補正不可と判定された場合には、TOFセンサ20の取付姿勢が極端にずれている等の可能性が高いため、TOFセンサ20の取付姿勢を調整するように使用者に対して通知を行う。
本実施形態のTOFセンサ20の取付姿勢検出方法を、図12に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
ここでは、TOFセンサ20の取付姿勢として、取付角度θaおよび取付高さdaとを検出する工程について説明する。
なお、ステップS11における判定については、中心画素を基準に判定されることは必須ではなく、中心画素以外の画素でもよいが、本実施形態では説明の単純化のために中心画素を用いて説明する。
次に、ステップS13では、ステップS11において中心画素P0が床面FL内であると判定されたため、照明部21から光を照射し、撮像素子23においてその反射光を受光して、TOFセンサ20の中心画素P0の測定値(距離情報)をdと設定する。
次に、ステップS15では、中心画素P0とx座標を同じくする任意の画素P2を選択する。なお、任意の画素P2は床面FL内であって、中心画素P0と任意の画素P2とが成す角をθ2、任意の画素P2の測定値(距離)をd2とする。
da=d1cos(θa-θ1) ・・・・・(1)
da=d2cos(θa-θ2) ・・・・・(2)
次に、ステップS17では、TOFセンサ20の取付角度θaおよび取付高さdaは、基準範囲内であるか否かの判定が行われる。
ここで、ステップS12bでは、ステップS17において取付角度θaおよび取付高さdaが基準範囲外であると判定されたため、TOFセンサ20によって測定された測定結果の補正不可として通知部17が使用者に対して通知を行う。
次に、ステップS19では、取付角度θaおよび取付高さdaの値に基づいて、TOFセンサ20の測定結果を補正して、処理を終了する。
次に、TOFセンサ20の取付姿勢として、回転角度θbを検出する工程について、図13を用いて説明すれば以下の通りである。
ここで、ステップS22aでは、ステップS21において中心画素P0が床面FL外であると判定されたため、TOFセンサ20の取付姿勢に関する情報の検出不可として通知部17が使用者に対して通知を行う。
次に、ステップS24では、円Cの円周上の画素の距離値が読み取られる(距離情報取得ステップ)。
次に、ステップS26では、画素P3、中心画素P0、画素P4は同じY座標上に並んでいないか否かの判定が行われる。ここで、画素P3、中心画素P0、画素P4は同じY座標上に並んでいない場合には、ステップS28へ進み、並んでいる場合には、ステップS27へ進む。
次に、ステップS29では、回転角度θbが基準角度範囲内であるか否かが判定され、基準角度範囲内である場合には、ステップS30へ進み、基準角度範囲外である場合には、ステップS22bへ進む。
次に、ステップS30では、ステップS29において回転角度θbが基準角度範囲内であると判定されたため、回転角度θbを記憶部16に保存する。
なお、ステップS31の後、回転角度θbを用いて、TOFセンサ20による測距時に、座標変換が行われてもよい。あるいは、使用者が、回転角度θbの値を参考に、TOFセンサ20の回転角度の調整を行ってもよい。
本実施形態のTOFセンサ20の取付姿勢検出方法として、搬送システム50がDOCK40に帰着した際に行われる処理について、図14に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
ここでは、TOFセンサ20が取り付けられた搬送装置30が所定の作業を終えてDOCK40に帰着した状態で検出される取付角度θa、取付高さdaおよび回転角度θbを用いて取付姿勢が調整される工程について説明する。
ここで、ステップS42では、ステップS41において搬送装置30がDOCK40に接続されていると認識していないと判定されたため、DOCK40へ接続されるまで、ステップS41、ステップS42を繰り返す。
次に、ステップS44では、TOFセンサ20によってチャートのマークMは識別できるか否かが判定される。ここで、マークMの識別ができる場合には、ステップS46へ進み、識別できない場合には、ステップS45へ進む。
次に、ステップS46では、ステップS44においてTOFセンサ20によってチャートのマークMは識別できると判定されたため、TOFセンサ20が、搬送装置30の正面に略平行に引かれたマークMと共に床面FLを撮影する。
次に、ステップS47では、撮影された床面FL上において2つの基準点P1,P2を設定し、上述した式(1)および(2)により、TOFセンサ20の取付角度θaおよび取付高さdaを算出する(距離情報取得ステップ、角度情報取得ステップ、取付姿勢検出ステップ)。
なお、基準範囲は、使用者の好み、TOFセンサ20の種類、形状、性能等に応じて、任意の範囲で設定されていればよい。
次に、ステップS50では、ステップS48において取付角度θaが基準範囲内であると判定されたため、上述した回転検出部14cが、回転角度θbの算出処理を行う(取付姿勢検出ステップ)。
ここで、ステップS52では、ステップS51において回転角度θbが基準角度範囲外であると判定されたため、回転角度θbを用いてTOFセンサ20の測定結果の補正不可として通知部17が使用者に対して通知を行う。
具体的には、図3の実線で示すTOF光軸座標系(XT,YT,ZT)から、図3の一点鎖線で示す3軸(XTH,YTH,ZTH)へと変換するための変換係数を求めて記憶部16に保存する。
具体的には、図3の一点鎖線で示す3軸(XTH,YTH,ZTH)から搬送装置30の直交座標系(XA,YA,ZA)へと変換するための変換係数を求めて記憶部16に保存する。
次に、ステップS56では、ステップS55において、変換係数の前回比の差が所定の閾値以上であると判定されたため、通知部17が、使用者に対して、TOFセンサ20が前回の調整時と比較して大きく取付姿勢がずれていることを通知する。
次に、ステップS57では、TOFセンサ20が前回の調整時と比較して大きく取付姿勢がずれていると分かったため、搬送装置30に取り付けられたTOFセンサ20の取付角度θa、取付高さda、回転角度θbの調整が行われる。
本実施形態の搬送システム50は、本体部31と、TOFセンサ20と、取付姿勢検出装置10と、を備えている。TOFセンサ20は、床面FLに対して光を照射する照明部21と、照明部21から照射された光を検出する撮像素子23と、撮像素子23において検出された光の受光波と投光波との位相差に応じて床面FL上の基準点P1,P2までの距離情報を取得する距離情報取得部11と、基準点P1,P2までの角度情報を取得する角度情報取得部12と、を有し、本体部31に対して装着されている。取付姿勢検出部14は、距離情報取得部11および角度情報取得部12において取得された距離情報および角度情報に基づいて、床面FLに対するTOFセンサ20の取付姿勢を検出する。
よって、傾斜センサや水平器等の姿勢検出用の機器を用いた計測を実施することなく、各種装置に取り付けられたTOFセンサ20の取付姿勢を検出し、取付姿勢の乱れに応じて、適宜、TOFセンサ20の測定結果を補正することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、TOFセンサ20(距離測定装置)が搬送装置30に対して取り付けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
この場合には、床面を基準面とするように、床面に対してカメラ光軸AXを向けて配置することで、見守り機器の取付姿勢を自動的に検出することができる。
また、本発明の取付姿勢検出装置は、自動車、バイク、電動自転車等の乗り物等、他の機器に取り付けられていてもよい。
上記実施形態では、取付姿勢検出装置10が、TOFセンサ20の内部に設けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、取付姿勢検出装置10は、図16に示すように、TOFセンサ20の外部に設けられた構成であってもよい。
あるいは、取付姿勢検出装置10は、図17に示すように、TOFセンサ等の距離測定装置が取り付けられた搬送装置30の内部に設けられた構成であってもよい。
上記実施形態では、TOFセンサ20の取付姿勢として、取付角度、取付高さ、床面FLに対する回転角度を検出する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上述した取付角度等以外に、ねじれ等の他の取付姿勢を検出する構成であってもよい。
上記実施形態では、TOFセンサ20から床面FL上の2点までの距離情報を用いて、TOFセンサ20の取付角度および取付高さ等を検出する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、床面等の基準面における3点以上の点までの距離を用いて、取付角度および取付高さ等を検出する構成であってもよい。
上記実施形態では、TOFセンサ20の取付姿勢を自動的に検出する際の基準面として、床面FLを用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、基準面としては、床面以外に、壁面、天井面等、他の面が用いられてもよい。
上記実施形態では、所定の帰着位置として、DOCK40が設置された位置を用いて、TOFセンサ20の取付姿勢の検出を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、床面等の基準面に傾斜等がない場合には、特定の位置において取付姿勢の検出を行う必要はなく、所望の位置、タイミングで取付姿勢の検出が行われてもよい。
上記実施形態では、距離測定装置として、TOFセンサ20が用いられる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
11 距離情報取得部
12 角度情報取得部
13 距離画像取得部
14 取付姿勢検出部
14a 取付角度検出部
14b 取付高さ検出部
14c 回転検出部
15 補正可否判定部
16 記憶部
17 通知部
20 TOFセンサ(距離測定装置)
21 照明部
22 受光レンズ
23 撮像素子(検出部)
24 制御部
24a 距離情報算出部
24b 角度情報取得部
24c 距離画像生成部
24d 距離補正処理部
25 記憶部
30 搬送装置(所定物)
31 本体部
32 駆動部
32a 車輪
33 フォーク
34 駆動制御部
35 充電端子
36 二次電池
40 DOCK(帰着位置、充電ステーション)
41 接続部
42 給電部(充電装置)
50 搬送システム(距離測定システム)
110 取付姿勢検出装置
120 TOFセンサ(距離測定装置)
AX 光軸
C 円
d,d1,d2 距離
da 高さ(距離)
FL 床面(基準面)
L1 光
L2 線分
P0 画像中心(画素)
P1,P2 基準点
P3,P4 画素
S1 対象物
θ1,θ2 角度情報
θa 取付角度
θb 回転角度
Claims (16)
- 対象物に対して照射された投光波と受光波との位相差に応じて前記対象物までの距離を測定する距離測定装置を含む距離測定システムであって、
所定の基準面に対して前記光を照射する照明部と、前記照明部から照射された前記光を検出する検出部と、前記検出部において検出された前記光の受光波と照射波との位相差に応じて前記基準面上の基準点までの距離情報を取得する距離情報取得部と、前記基準点までの角度情報を取得する角度情報取得部と、を有する距離測定装置と、
前記距離測定装置が装着される筐体としての本体部と、
前記距離情報取得部および前記角度情報取得部において取得された前記距離情報および角度情報に基づいて、前記基準面に対する前記距離測定装置の取付姿勢を検出する取付姿勢検出部と、
を備え、
前記距離測定装置は、前記距離情報取得部および前記角度情報取得部における取得結果に基づいて前記基準面を含む距離画像を生成する距離画像生成部を、さらに含み、
前記距離画像生成部から前記距離画像を取得する距離画像取得部を、さらに備え、
前記取付姿勢検出部は、前記距離画像取得部において取得された前記距離画像における前記基準面までの距離が同一となる画素の位置が、所定の基準位置から移動しているか否かに基づいて、前記距離測定装置の前記取付姿勢の回転を検出する、
距離測定システム。 - 前記本体部は、前記基準面において走行可能な車輪と、前記車輪を回転駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する駆動制御部と、を有している、
請求項1に記載の距離測定システム。 - 前記駆動制御部は、前記車輪を回転駆動させるように前記駆動部を制御し、所定の帰着位置まで移動する、
請求項2に記載の距離測定システム。 - 前記帰着位置に設けられており、前記本体部の一部が接続される充電ステーションを、さらに備えている、
請求項3に記載の距離測定システム。 - 前記本体部は、前記駆動部に電力を供給する二次電池を有しており、
前記充電ステーションは、前記二次電池の充電を行う充電装置を有している、
請求項4に記載の距離測定システム。 - 前記距離情報取得部は、前記帰着位置において取得された前記基準点に対する前記距離情報を取得する、
請求項3から5のいずれか1項に記載の距離測定システム。 - 前記取付姿勢検出部は、前記帰着位置において取得された前記基準面に対する距離情報および前記角度情報を用いて、前記取付姿勢を検出する、
請求項6に記載の距離測定システム。 - 前記取付姿勢検出部は、前記距離測定装置の前記基準面に対する傾斜角度、前記基準面からの距離、前記基準面に対する回転角度のうち、少なくとも1つを前記取付姿勢として検出する、
請求項1から7のいずれか1項に記載の距離測定システム。 - 前記取付姿勢検出部は、前記基準面上における2つの基準点までの距離情報および前記角度情報を用いて、前記取付姿勢を検出する、
請求項1から8のいずれか1項に記載の距離測定システム。 - 前記取付姿勢検出部は、前記距離画像取得部において取得された前記距離画像に含まれる第1画素における前記基準面上の第1基準点までの第1距離および前記基準面に対する第1角度と、前記第1画素とは別の第2画素における前記基準面上の第2基準点までの第2距離および前記基準面に対する第2角度と、を用いて、前記距離測定装置の取付姿勢を検出する、
請求項1または2に記載の距離測定システム。 - 前記取付姿勢検出部は、前記距離画像取得部において取得された前記距離画像に含まれる第1画素における前記照明部から照射される前記光の照射軸に対する第1角度と、前記第1画素とは別の第2画素における前記照明部から照射される前記光の照射軸に対する第2角度と、を用いて、前記距離測定装置の取付姿勢として前記基準面に対する回転を検出する、
請求項1または2に記載の距離測定システム。 - 対象物に対して照射された投光波と受光波との位相差に応じて前記対象物までの距離を測定する距離測定装置を含む距離測定システムであって、
所定の基準面に対して前記光を照射する照明部と、前記照明部から照射された前記光を検出する検出部と、前記検出部において検出された前記光の受光波と照射波との位相差に応じて前記基準面上の基準点までの距離情報を取得する距離情報取得部と、前記基準点までの角度情報を取得する角度情報取得部と、を有する距離測定装置と、
前記距離測定装置が装着される筐体としての本体部と、
前記距離情報取得部および前記角度情報取得部において取得された前記距離情報および角度情報に基づいて、前記基準面に対する前記距離測定装置の取付姿勢を検出する取付姿勢検出部と、
を備え、
前記距離測定装置は、前記距離情報取得部および前記角度情報取得部における取得結果に基づいて前記基準面を含む距離画像を生成する距離画像生成部を、さらに含み、
前記距離画像生成部から前記距離画像を取得する距離画像取得部を、さらに備え、
前記取付姿勢検出部は、前記距離画像取得部において取得された前記距離画像における前記基準面までの距離が同一となる画素の位置が、所定の基準位置から何度回転しているかに基づいて、前記距離測定装置の前記取付姿勢の回転角度を検出する、
距離測定システム。 - 前記取付姿勢検出部における検出結果に基づいて、前記距離測定装置における測定結果を補正するか否かを判定する補正可否判定部を、さらに備えている、
請求項1から12のいずれか1項に記載の距離測定システム。 - 前記取付姿勢検出部において検出された前記距離測定装置の取付姿勢に関する情報を保存する記憶部を、さらに備えている、
請求項1から13のいずれか1項に記載の距離測定システム。 - 前記基準面は、床面である、
請求項1から14のいずれか1項に記載の距離測定システム。 - 前記距離測定装置は、TOF(Time-of-Flight)センサ、LiDAR(Light Detection And Ranging)、またはSC(Structural Camera)のいずれか1つである、
請求項1から15のいずれか1項に記載の距離測定システム。
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