JP7783096B2 - 防爆型機器 - Google Patents

防爆型機器

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Description

本発明は、電子機器の内部に形成された防爆空間が不燃性物質で満たされた防爆型機器に関する。
従来、石油化学プラントなどの爆発性雰囲気において物理量を測定したり、制御対象を制御するにあたっては、例えば特許文献1に記載されているような防爆型機器が使用される。特許文献1に開示された防爆型機器においては、電子部品を収容する機器ケースの内部に防爆空間が形成されている。防爆空間には、電子部品を覆う消火容積部が設けられている。消火容積部は、いわゆるパウダー防爆構造が採用されており、その内部が砂やガラス玉によって満たされている。また、この防爆型機器は、電子部品に接続された電線を機器ケースの外に引き出す開口部を有している。この開口部は、防爆条件を満たすように封止されている。
パウダー防爆構造の国際規格であるIEC 60079-5:2015によると、材料は石英または固体ガラスの粒子とすることが規定されている。なお、ガラスの成分や形状に関する詳細な規定はなく、Void(空間)がないように粒子を満たすこと、というのが要件である。
特開2019-174463号公報
特許文献1に記載されているパウダー防爆構造では、大型の防爆機器に適用することが難しいという問題があった。この理由は、大型の防爆機器は機器ケースの容積が大きくなり、機器ケースの内部に充填されるガラス玉の総重量が重くなるからである。防爆機器が重くなればなるほど設置が困難になるし、振動の影響を受け易くなるために、防爆機器を支持する支持構造を強固に形成する必要がある。
本発明の目的は、軽いパウダー防爆構造を備えた防爆型機器を提供することである。
この目的を達成するために本発明に係る防爆型機器は、電子部品を収容する機器ケースの内部に防爆空間が形成されるとともに、防爆条件を満たして封止された防爆型機器において、前記防爆空間内に不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体が充填されているものである。
本発明は、前記防爆型機器において、前記防爆空間は、前記機器ケース内の前記電子部品と前記機器ケースの封止部との間の一部空間に形成され、前記球状中空体が前記防爆空間に充填されることのみで防爆条件が満たされてもよい。
本発明に係る防爆型機器は、前記防爆型機器において、プロセス現場に設置され、当該プロセス中の所定の物理量を測定するフィールド機器であってもよい。
本発明に係る防爆型機器は、前記防爆型機器において、プロセス現場に設置され、当該プロセス中の所定の制御対象を制御するフィールド機器であってもよい。
本発明によれば、軽いパウダー防爆構造を備えた防爆型機器を提供することができる。
図1は、第1の実施の形態による防爆型機器の断面図である。 図2は、粒子を示す断面図である。 図3は、ガラス球を充填する手順を説明するための断面図である。 図4は、防爆空間の構成を変えた防爆型機器の変形例を示す断面図である。 図5は、第2の実施の形態による防爆型機器の断面図である。 図6は、第3の実施の形態による防爆型機器の断面図である。 図7は、ポジショナのセンサ部分を拡大して示す断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る防爆型機器の一実施の形態を図1~図4を参照して詳細に説明する。
図1に示す防爆型機器1は、電磁流量計2である。電磁流量計2は、プロセス現場(図示せず)に設置され、当該プロセス中の所定の物理量を測定するフィールド機器である。この場合、所定の物理量とは、被測定流体の流量である。
電磁流量計2は、機器ケース3の内部に測定管4を含む検出部5を備えている。機器ケース3は、パイプ状の本体部3aと、本体部3aに溶接された円筒状の連結部3bとによって形成されている。この実施の形態による防爆型機器1は、機器ケース3の内部が防爆空間6となるように構成されている。
連結部3bは、検出部5から延びる電線7を機器ケース3の外に引き出すための開口部となるものである。連結部3bには電磁流量計2の計器部8が取付けられている。検出部5から延びる電線7は、連結部3bを通って計器部8に接続されている。
検出部5は、被測定流体(図示せず)が流れる測定管4と、測定管4に取付けられた一対の電極11および一対のコイル12などを備えている。この実施の形態においては、電極11およびコイル12が本発明でいう「電子部品」に相当する。
この実施の形態による防爆型機器1においては、機器ケース3の内部に不燃性の球状中空体を含む粒子13が充填されている。すなわち、測定管4と機器ケース3との間の空間(防爆空間6)が不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13で満たされ、連結部3bが防爆条件を満たして封止されることでパウダー防爆構造14が実現されている。
連結部3bには、粒子13が計器部8に入ることを規制するために蓋体15(図3参照)が設けられている。
この実施の形態による粒子13に含まれる不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体は、中空のガラス球13a{図2(A)参照}である。上述した粒子13を機器ケース3内に充填するにあたっては、以下の2つのパターンがある。第1のパターンは、粒子13の一部を中空のガラス球13aとし、残部を中実のガラス球13b{図2(B)参照}とするパターンである。
第2のパターンは、粒子13の全部を中空のガラス球13aとするパターンである。
機器ケース3内に充填される中空のガラス球13aは、肉厚が等しい1種類のものを用いる他に、肉厚が異なる複数種類の中空のガラス球13aを混在させてもよい。
中空のガラス球13aは、その粒径が防爆規定となる1mm以下になるものを用いる。さらに、中空部内が真空となるように形成された中空のガラス球13aや、中空部内に空気などのガスが充填された中空のガラス球13aを用いることができる。
中空のガラス球13aを電磁流量計2の機器ケース3内に充填した場合は、測定管4の口径が25Aで、中空のガラス球13aの密度が0.06g/ccであると、粒子13を充填しない場合と較べて重量増加は2.2g程度と少なくなる。なお、球形のガラス球の場合は、球の半径をR、中空部の半径をrとしたときに、r/R>0.8以上であると、比重が中実のガラス球13bの半分以下になる。
中空のガラス球13aの肉厚は、機器ケース3内が中空のガラス球13aで満たされた状態でガラス球の重量によって潰されたり割れたりすることがない耐圧強度が得られる厚みとする必要がある。一般的な市販の中空のガラス球13aは、外径が60~100μm、肉厚が0.5μmの薄肉であるが、1.7MPaの耐圧強度を有しているため、機器ケース3内への充填に十分耐えうるものである。
電磁流量計2の口径が中口径程度となると、粒子13の充填量が増大してガラス分の重量増加が無視できない程度になる。このような場合は、中空のガラス球13aと中実のガラス球13bとを混在させることが考えられる。
中空のガラス球13a(以下においては中空球13aという)と中実のガラス球13b(以下においては中実球13bという)の重量比が0.5未満となるような中空球13aの厚みtは、下記の式(1)より、外径の10分の1より小さくなることが分かる。
式(1)において、V0は中実球13bの体積、Vは中空部の体積である。中空球13aと中実球13bの重量比は、中空部の比重は0と考えると(V0-V)/V0となる。また、式(1)において、Dはガラス球の外径、半径RはD/2、dは中空部の径、rは中空部の半径である。肉厚をtとすると、t=R-rである。
中実球13bの体積V0=4πR3/3 、中空部の体積V=4πr3/3である。
上記の式(1)より、t<0.2R=0.1Dとなる。ガラスの密度は2.2g/cm3である。市販品では、外径50μm、肉厚0.5μm、真密度0.13g/cc、かさ密度0.08g/cc(充填率63%程度)の中空球13aがある。この中空球13aの耐圧値は1.7MPa程度である。この中空球13aの肉厚t=0.01Dである。
防爆の範囲であるD<1mmで、t>0.01D以上であれば、機器ケース3に充填したガラス球の重量で中空球13aが圧壊することはほぼない。肉厚は、更に薄くてもよいが、製法的な制約があるし、取り扱い時に割れ易くなるために現実的ではない。ガラス球の外径Dは、更に小さくてもよいが、蓋体15と機器ケース3との間の隙間から漏れ出さない程度に大きいほうがよい。
上記の充填率について:径が均一な球の充填率は、面心立方または六方最密充填のときに最大になり74%、現実的には64%程度である。
上記のかさ密度について:かさ密度=ガラス密度×重量比×充填率
ただし、重量比=(V0-V)/V0となる。
次に、図3を参照してガラス球(不燃性の球状中空体を含む粒子13)の充填方法を説明する。
電磁流量計2の機器ケース3にガラス球(粒子13)を充填するためには、図3に示すように、機器ケース3を連結部3bが上方に向けて開口する姿勢として加振装置16に支持させる。加振装置16は、機器ケース3を水平方向や上下方向に振動させるように構成されている。
ガラス球(粒子13)の充填は、機器ケース3を振動させながら、連結部3bの開口にガラス球(粒子13)をホッパー17を用いて落下させて行う。ホッパー17には、ガラス球(粒子13)の流れる量を計る計量器(図示せず)が設けられている。ガラス球(粒子13)を機器ケース3に投入するときには、機器ケース3の予め定められた容量に対し、ガラス球(粒子13)の流量に基づいて充填量を確認しつつ所定量までガラス球(粒子13)をホッパー17から注ぐ。なお、ガラス球(粒子13)の流量に基づいて充填量を確認する他に、投入されたガラス球(粒子13)の重量に基づいて充填量を確認することも可能である。
機器ケース3の中に投入されたガラス球(粒子13)は、機器ケース3の振動が伝わることにより隙間に流れ込み、機器ケース3の内部に隙間なく充填される。
そして、ガラス球(粒子13)が連結部3bの開口部分に達したときにガラス球(粒子13)の投入を止め、連結部3bに蓋体15を取付ける。蓋体15には、図示してはいないが、検出部5と計器部8とを接続する電線7を通すための穴あるいはスリットが形成されている。連結部3bまでガラス球(粒子13)が充填されることにより、機器ケース3の連結部3b(開口部)が防爆条件を満たして封止された防爆型機器1が実現される。
この実施の形態による防爆型機器1は、機器ケース3の内部に防爆空間6が形成されるとともに、機器ケース3内の電極11やコイル12(電子部品)に接続された電線7を機器ケース3の外に引き出す連結部3b(開口部)を有している。また、この防爆型機器1においては、防爆空間6内に中空のガラス球13aを含む粒子13が充填されて連結部3bが防爆条件を満たして封止されている。なお、封止された連結部3bを封止部と称す。
このため、防爆空間6内を中実の粒子13のみによって満たす場合と較べると、軽いパウダー防爆構造14が得られる。したがって、この実施の形態によれば、軽いパウダー防爆構造を備えた防爆型機器を提供することができる。
(パウダー防爆構造の変形例)
図1に示す防爆型機器1においては、機器ケース3の内部の全域にガラス球(粒子13)が充填されている。しかし、パウダー防爆構造14は、図4に示すように、機器ケース3の一部のみにガラス球(粒子13)を充填するだけであっても実現可能である。図4において、図1および図3によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図4に示す防爆型機器1の連結部3bは、本体部3aとの境界部分に仕切壁21を有している。仕切壁21は、本体部3a内と連結部3b内とを仕切り、連結部3bの蓋体15との間に防爆空間22を形成している。すなわち、電極11やコイル12などからなる電子部品と連結部3bの上端の開口(機器ケース3の開口部)との間の一部空間に防爆空間22新が形成されている。この防爆空間22にガラス球(粒子13)が充填されている。この防爆型機器1のパウダー防爆構造14は、防爆空間22にガラス球(粒子13)が充填されることのみで防爆条件が満たされる構成が採られている。
パウダー防爆構造14をこのように構成すると、図1に示す実施の形態を採る場合と較べてガラス球(粒子13)の総重量を軽くすることができるから、より一層軽いパウダー防爆構造を備えた防爆型機器を提供することができる。
(第2の実施の形態)
本発明に係る防爆型機器は図5に示すように構成することができる。図5に示す防爆型機器31は、磁気式の角度センサ32で、非磁性材からなる金属ケース33の内部に検出部34を備えている。
角度センサ32は、プロセス現場に設置され、当該プロセス中のバルブの実開度の測定などに用いられるフィールド機器である。この角度センサ32は、例えば調節弁の開度を制御するポジショナの構成部品や、液面計の構成部品としても用いられるものである。この角度センサ32が測定する所定の物理量とは、角度センサ32の近傍に位置する磁石35が取付けられた回転部品36の回転角である。回転部品36は、図5において上下方向に延びる中心線Cを中心にして回転する。
金属ケース33は、扁平な基板部33aと、基板部33aに被せられたキャップ部33bとによって形成されている。この実施の形態においては、金属ケース33が本発明でいう「機器ケース」に相当する。基板部33aには、複数のリード線37を通すための第1および第2の貫通孔38,39と、金属ケース33内に防爆用の粒子13を投入するための投入口となる第3の貫通孔40とが形成されている。第1および第2の貫通孔38,39は、リード線37が挿通された状態でハーメチックシール41によって封止されている。この実施の形態においては、これらの第1および第2の貫通孔38,39が「開口部」に相当する。第3の貫通孔40は、封止パイプ42によって閉塞されている。閉塞された開口部を封止部と称す。
金属ケース33内に挿入されたリード線37の先端部には、基板43が取付けられている。基板43の中央部には支柱44が立設され、この支柱44の先端にはセンサ本体45が取付けられている。センサ本体45は、磁石35の磁界の強さに基づいて回転部品36の回転角を検出するもので、リード線37にワイヤ46を介して電気的に接続されている。この実施の形態においては、金属ケース33内に挿入されたリード線37と、センサ本体45と、ワイヤ46などが本発明でいう「電子部品」に相当する。また、この実施の形態においては、金属ケース33が本発明でいう「機器ケース」に相当し、金属ケース33の内部の空間が防爆空間47になる。
金属ケース33の内部には不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13が充填されている。すなわち、金属ケース33内の空間(防爆空間47)が不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13で満たされてパウダー防爆構造48が実現されている。球状中空体は、第1の実施の形態を採るときに用いた中空のガラス球13aを用いることができる。金属ケース33内に粒子13を充填するにあたっては、中空のガラス球13aと中実のガラス球13bとを混在させる場合と、中空のガラス球13aのみを金属ケース33内に充填する場合とがある。
金属ケース33の内部に不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13を充填するためには、金属ケース33を基板部33aが上側に位置する姿勢で保持し、基板部33aの第3の貫通孔40に粒子13を投入して行う。このとき、第1の実施の形態を採るときに用いた加振装置16を用いて金属ケース33を振動させてもよい。
金属ケース33内が不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13で満たされた後、第3の貫通孔40に封止パイプ42を挿入し、第3の貫通孔40と封止パイプ42との間の隙間を例えば溶接によってシールする。
この実施の形態で示すように金属ケース33内に不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13を充填することにより、防爆型機器31となる角度センサ32の軽量化を図ることができる。
(第3の実施の形態)
本発明に係る防爆型機器は図6および図7に示すように構成することができる。
図6に示す防爆型機器51は、バルブ用のポジショナ52である。ポジショナ52は、プロセス現場に設置され、当該プロセス中のバルブの開度を制御するフィールド機器である。
この実施の形態によるポジショナ52は、角度センサ53を有するハウジング54にフィードバックレバー55を回動自在に取付けて構成されている。角度センサ53は、ハウジング54に対して固定されている。
フィードバックレバー55は、ハウジング54に支軸56を介して揺動自在に支持されている。フィードバックレバー55の揺動端部には図示していないバルブのステムが連動するように連結されている。フィードバックレバー55は、ステムが開弁方向あるいは閉弁方向に平行移動することにより、支軸56を中心にして揺動する。
支軸56は、ハウジング54に軸受57によって回転自在に支持されている。支軸56の一端部にフィードバックレバー55が結合されている。このため、フィードバックレバー55が揺動するときには、支軸56がフィードバックレバー55と一体に回動する。支軸56の他端部には有底円筒状のヨーク58が取付けられている。ヨーク58は、図7に示すように、角度センサ53の周囲を囲むように形成されており、角度センサ53と対向する内周面に複数の磁石59を有している。
角度センサ53は、上述した第2の実施の形態を採るときに示したものと同等のもので、ハウジング54に対して固定されたベース61と、ベース61に突設されたホルダ62に設けられたセンサ本体63と、センサ本体63を収容する状態でベース61に取り付けられたカップ状のケース64とを備えている。ベース61には、図示してはいないが、配線類が通されてシールされた貫通孔や、不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13を充填する充填口となる貫通孔などが形成されている。
ケース64は非磁性材によって形成され、ベース61に固着されている。このケース64とベース61との間に形成された空間が防爆空間65となり、この防爆空間65に不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13が充填されている。
すなわち、ケース64内の防爆空間65が不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13で満たされてパウダー防爆構造66が実現されている。球状中空体は、第1の実施の形態を採るときに用いた中空のガラス球13aを用いることができる。ケース64内に粒子13を充填するにあたっては、中空のガラス球13aと中実のガラス球13bとを混在させる場合と、中空のガラス球13aのみをケース64内に充填する場合とがある。
この実施の形態よれば、角度センサ53のケース64内が防爆空間65となる防爆型のポジショナ52が実現される。この実施の形態で示すように角度センサ53のケース64内に不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を含む粒子13を充填することにより、防爆型機器51となるポジショナ52の軽量化を図ることができる。角度センサ53内に球状中空体を含む粒子13を充填するときは、上述した第1の実施の形態を採るときに用いた加振装置16を用いてベース61およびケース64を振動させてもよい。
上述した第1~第3実施の形態においては、不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体を中空のガラス球13aによって構成する例を示した。しかし、不燃性の球状中空体は、ガラス球に限定されることはなく、例えばセラミックス製の中空の球体や、合成樹脂製の中空の球体でもよい。
また、上述した実施の形態においては、ガラス球を充填するときに振動を加えて防爆空間6,22,47,65内に隙間が生じることを防ぐ例を示した。しかし、ガラス球が充填されるケースの内部が単純な形状で、ガラス球が円滑に流入する場合は、充填時に振動を加えなくてもよい。
上述した実施の形態においては、プロセス現場に設置されてプロセス中の所定の物理量を測定するフィールド機器として電磁流量計2と角度センサ53を挙げて説明した。しかし、本発明は、機械式の流量計、熱式の流量計、圧力センサ、真空計など、流体の流量、気体や液体の圧力、物質の移動速度などを測定する各種の検出装置に適用することができる。
また、上述した実施の形態においては、プロセス中の所定の制御対象を制御するフィールド機器としてバルブ用のポジショナ52を挙げて説明した。しかし、制御対象を制御するフィールド機器としては、バルブやその他の装置の動作を制御するコントローラでもよい。
1,31,51…防爆型機器、2…電磁流量計(フィールド機器)、3…機器ケース、3b…連結部(開口部)、6,22,47,65…防爆空間、7…電線、11…電極(電子部品)、12…コイル(電子部品)、13…不燃性の球状中空体を含む粒子、13a…中空のガラス球、13b…中実のガラス球、32角度センサ(フィールド機器)、33…金属ケース、37…リード線(電子部品)、45,63…センサ本体(電子部品)、46…ワイヤ(電子部品)、52…ポジショナ(フィールド機器)、64…ケース。

Claims (4)

  1. 電子部品を収容する機器ケースの内部に防爆空間が形成されるとともに、防爆条件を満たして封止された防爆型機器において、
    前記防爆空間内に不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体が充填され
    前記球状中空体の外径Dは、D<0.1mmであり、
    前記球状中空体の肉厚tは、0.01D<t<0.1Dであること
    を特徴とする防爆型機器。
  2. 電子部品を収容する機器ケースの内部に防爆空間が形成されるとともに、防爆条件を満たして封止された防爆型機器において、
    前記防爆空間内に不燃性かつ電気絶縁性を有する球状中空体が充填され、
    前記防爆空間は、前記機器ケース内の前記電子部品と前記機器ケースの封止部との間の一部空間に形成され、前記球状中空体が前記防爆空間に充填されることのみで防爆条件が満たされること
    を特徴とする防爆型機器。
  3. プロセス現場に設置され、当該プロセス中の所定の物理量を測定するフィールド機器であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の防爆型機器。
  4. プロセス現場に設置され、当該プロセス中の所定の制御対象を制御するフィールド機器であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の防爆型機器。
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