JP7784090B2 - アンモニア加熱分解装置 - Google Patents
アンモニア加熱分解装置Info
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Description
それはすなわち、一般に、アンモニアの燃焼速度は天然ガスの25%程度で、燃焼させると窒素酸化物(NOX)の排出量が増大して規制値(180ppm、O2=11%換算)より高くなり、燃料として使えないことに起因する。
前記第一配管(11)の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部(100)と、
前記加熱部(100)の前記バーナ(10)側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管(11)よりも内径の小さい液体アンモニア配管(70)と、
前記加熱部(100)に挿入された前記液体アンモニア配管(70)の先端に設けられた噴射ノズル(80)と、
前記液体アンモニア配管(70)の前記加熱部(100)手前に設けられ、前記液体アンモニア配管(70)内の液体のアンモニアを加圧する加圧部(200)を備え、
さらに、前記加熱部(100)と前記加圧部(200)の間に位置する前記液体アンモニア配管(70)に、前記液体アンモニア配管(70)内部の液体のアンモニアを加熱する加熱ヒータ(90)を設けたことを特徴とする。
前記第一配管(11)の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部(100)と、
前記加熱部(100)の前記バーナ(10)側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管(11)よりも内径の小さい液体アンモニア配管(70)と、
前記加熱部(100)に挿入された前記液体アンモニア配管(70)の先端に設けられた噴射ノズル(80)と、
前記液体アンモニア配管(70)の前記加熱部(100)手前に設けられ、前記液体アンモニア配管(70)内の液体のアンモニアを加圧する加圧部(200)を備え、
前記加熱部(100)の端部から前記噴射ノズル(80)に、加熱空気を供給する加熱空気配管(300)を設けたことを特徴とする。
前記第一配管(11)の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部(100)と、
前記加熱部(100)の前記バーナ(10)側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管(11)よりも内径の小さい液体アンモニア配管(70)と、
前記加熱部(100)に挿入された前記液体アンモニア配管(70)の先端に設けられた噴射ノズル(80)と、
前記液体アンモニア配管(70)の前記加熱部(100)手前に設けられ、前記液体アンモニア配管(70)内の液体のアンモニアを加圧する加圧部(200)と、
前記第一配管(11)に設けられた開閉式の調整弁(17)を備え、
前記所定部分は、前記バーナ(10)と前記調整弁(17)の間であり、
前記加熱部(100)と前記加圧部(200)の間に位置する前記液体アンモニア配管(70)に、前記液体アンモニア配管(70)内部の液体のアンモニアを加熱する加熱ヒータ(90)を設けたことを特徴とする。
また本発明は、バーナ(10)からの火炎(F)で、前記バーナ(10)に燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉(1)において、前記アンモニアが供給される第一配管(11)の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管(11)の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部(100)と、
前記加熱部(100)の前記バーナ(10)側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管(11)よりも内径の小さい液体アンモニア配管(70)と、
前記加熱部(100)に挿入された前記液体アンモニア配管(70)の先端に設けられた噴射ノズル(80)と、
前記液体アンモニア配管(70)の前記加熱部(100)手前に設けられ、前記液体アンモニア配管(70)内の液体のアンモニアを加圧する加圧部(200)を備え、
前記所定部分は、前記バーナ(10)に対する前記第一配管(11)の接続位置(P)から2mの範囲内であり、
前記加熱部(100)と前記加圧部(200)の間に位置する前記液体アンモニア配管(70)に、前記液体アンモニア配管(70)内部の液体のアンモニアを加熱する加熱ヒータ(90)を設けたことを特徴とする。
前記第一配管(11)の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部(100)と、
前記加熱部(100)の前記バーナ(10)側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管(11)よりも内径の小さい液体アンモニア配管(70)と、
前記加熱部(100)に挿入された前記液体アンモニア配管(70)の先端に設けられた噴射ノズル(80)と、
前記液体アンモニア配管(70)の前記加熱部(100)手前に設けられ、前記液体アンモニア配管(70)内の液体のアンモニアを加圧する加圧部(200)と、
前記第一配管(11)に設けられた開閉式の調整弁(17)を備え、
前記所定部分は、前記バーナ(10)と前記調整弁(17)の間であり、
前記加熱部(100)の端部から前記噴射ノズル(80)に、加熱空気を供給する加熱空気配管(300)を設けたことを特徴とする。
また本発明は、バーナ(10)からの火炎(F)で、前記バーナ(10)に燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉(1)において、前記アンモニアが供給される第一配管(11)の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管(11)の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部(100)と、
前記加熱部(100)の前記バーナ(10)側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管(11)よりも内径の小さい液体アンモニア配管(70)と、
前記加熱部(100)に挿入された前記液体アンモニア配管(70)の先端に設けられた噴射ノズル(80)と、
前記液体アンモニア配管(70)の前記加熱部(100)手前に設けられ、前記液体アンモニア配管(70)内の液体のアンモニアを加圧する加圧部(200)を備え、
前記所定部分は、前記バーナ(10)に対する前記第一配管(11)の接続位置(P)から2mの範囲内であり、
前記加熱部(100)の端部から前記噴射ノズル(80)に、加熱空気を供給する加熱空気配管(300)を設けたことを特徴とする。
加熱部では、熱を第一配管内部のアンモニアに加えることでアンモニアを所定温度に加熱することができ、この熱により、気体のアンモニアを水素と窒素に効果的に分解できるので、アンモニア(水素)をバーナの燃料として効率的に使用することができ、同時に、窒素酸化物の排出を低減することができる。
すなわち、バーナ前の配管において、内径の大きい第一配管の使用量を抑えることができるので省空間化となる。
ガス燃料は、都市ガスやプロパンガスなどといった既存のガスからなり、ガス供給装置15から第二配管12を介してバーナ10に送られ第二配管12には途中、ガス用開閉弁(電磁弁)18が設けられている。
燃焼用空気は、外気がブロワ16でエア配管13を介してバーナ10に送られエア配管13には途中、エア用開閉弁(電磁弁)19が設けられている。
バーナ10は水平方向に延び、火炎Fを水平方向(図1では右側から左側)に放射させる。
アンモニア供給装置14から各アンモニア注入ノズル21,22,23,24にアンモニアを送るアンモニア供給パイプ60は、第一配管11においてバーナ10とアンモニア加熱分解装置50の間から分岐していて、ここには気体のアンモニアが流れる。
なお、工業炉1の天井壁5の一部には排ガスを放出するための煙道20が設けられている。
アンモニア加熱分解装置50の配置は、バーナ10の直前、ここでは、バーナ10に対する第一配管11の接続位置Pから2mの範囲内になるようにしている。
直接加熱ヒータH1は、第一配管11の所定部分の内部の中心部分に配置され、その全体(前面、後面、外周面)が第一配管11を通過する気体アンモニアに直接接触するように配置される。また、保温部材Tの材料は限定されないが、グラスウールやロックウールなどの一般的なものを使用することができる。触媒Cは、特に限定されないが、本実施形態ではアルミナを使用している。アルミナは他の触媒C(例えば、ルテニウム系の金属)と比較して廉価であるといった利点がある。従って、アンモニア加熱分解装置50を廉価に製造することができる。触媒Cとしてアルミナを使用することで、第一配管11がアンモニアによって腐食したり、熱によって酸化するのを抑制することができ、これにより、アンモニア加熱分解装置50の物理的な安定性を向上させることができる。触媒Cとしては、アルミナやルテニウム系のほかに、Co、Mo、Fe、Ni、Cuから成るハイエントロピー合金や、金属アミドやイミドを採用することができる。
また、第一配管11の外周面側に、間接加熱ヒータを設けて気体アンモニアを、第一配管11を介して間接的に加熱するようにしてもよい。
また直接加熱ヒータH1を、触媒C(例えばアルミナ)で形成したカバーで覆うことで触媒効果をさらに高めるようにすることもできる。
ここでは、アンモニア加熱分解装置50とバーナ10間を結ぶ第一配管11の部分は、アンモニア加熱分解装置50の加熱部100内の部分も含めて、気体のアンモニアを搬送する流路で内径は大きく、アンモニア供給装置14からアンモニア加熱分解装置50を結ぶ第一配管11の部分は、液体アンモニア配管70として液体のアンモニアを搬送する流路で内径は小さい。
噴射ノズル80は、液体アンモニア配管70内を通過するアンモニアを加熱部100内に霧状に噴霧させるもので、霧状のアンモニアは加熱部100内で気化して気体アンモニアとなる。
液体アンモニアは、例えば、17気圧で40℃の沸点なので20気圧に昇圧した場合には、40℃に加熱することができ、このとき、アンモニアは液体の状態である(アンモニアは圧力が上がるとその沸点も上がる)。
加圧加熱された液体アンモニアは、液体アンモニア配管70の先端に設けられた噴射ノズル80から加熱部100の第一配管11内に噴射される。このとき、第一配管11内は1気圧であるので、噴射ノズル80から噴射されたアンモニアは瞬時に気化してアンモニアガスとなる。
そして、気体のアンモニアは、加熱部100によって200℃以上に加熱されると、アンモニアガスは熱分解され水素ガスを発生する。
これにより、アンモニアを水素と窒素に容易に分解し、アンモニア(水素)をバーナ10の燃料として効果的に使用することができ、同時に、窒素酸化物の排出を低減することができる。
従って、本実施形態に係るアンモニア加熱分解装置50は、アンモニアを200℃以上に加熱するように設定し、その温度に制御することで、この熱の作用と触媒C(アルミナ)の働きによってアンモニアを効果的に分解することができる。このことから、このアンモニア加熱分解装置50は、加熱温度が1000℃未満の工業炉1における使用に適している。
すなわち、バーナ10前の配管において、内径の大きい第一配管11の使用量を抑えることができるので省空間化となる。
さらには、図5に示すように、バーナ10に対してガス燃料15を供給することなく、気体のアンモニアだけを燃料として燃焼用空気とともにバーナ10に供給するようにしてもよい。
この場合、アンモニア加熱分解装置50は、バーナ10側と各アンモニア注入ノズル21,22,23,24側の計5か所に設けられ、各アンモニア加熱分解装置50には加熱機100と加圧機200が設けられているが、加圧機200を、アンモニア供給パイプ60が第一配管11から分岐する位置からアンモニア供給装置14側に寄った位置(図6においてSで示す位置)に1ヶ所だけ設け、そこで加圧されたアンモニアを、各アンモニア加熱分解装置50に送るようにすることもできる(図示は省略する)。これによれば、加圧機200の数を5台から1台に抑えることができる。
2 炉体
3 側壁
5 天井壁
10 バーナ
11 第一配管
12 第二配管
13 エア配管
14 アンモニア供給装置
15 ガス供給装置
16 ブロワ
17 アンモニア用開閉弁
18 ガス用開閉弁
19 エア用開閉弁
20 煙道
21 第1アンモニア注入ノズル
22 第2アンモニア注入ノズル
23 第3アンモニア注入ノズル
24 第4アンモニア注入ノズル
31 第1電磁弁
32 第2電磁弁
33 第3電磁弁
34 第4電磁弁
50 アンモニア加熱分解装置
60 アンモニア供給パイプ
61 第1アンモニア供給パイプ
62 第2アンモニア供給パイプ
63 第3アンモニア供給パイプ
64 第4アンモニア供給パイプ
70 液体アンモニア配管
80 噴射ノズル
90 加熱ヒータ
100 加熱部
200 加圧部
300 加熱空気配管
C 触媒
F 火炎
H1 直接加熱ヒータ
P 接続位置
S 加圧機設置位置
T 保温部材
Claims (6)
- バーナからの火炎で、前記バーナに燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉において、前記アンモニアが供給される第一配管の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部と、
前記加熱部の前記バーナ側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管よりも内径の小さい液体アンモニア配管と、
前記加熱部に挿入された前記液体アンモニア配管の先端に設けられた噴射ノズルと、
前記液体アンモニア配管の前記加熱部手前に設けられ、前記液体アンモニア配管内の液体のアンモニアを加圧する加圧部を備え、
さらに、前記加熱部と前記加圧部の間に位置する前記液体アンモニア配管に、前記液体アンモニア配管内部の液体のアンモニアを加熱する加熱ヒータを設けたことを特徴とするアンモニア加熱分解装置。 - バーナからの火炎で、前記バーナに燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉において、前記アンモニアが供給される第一配管の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部と、
前記加熱部の前記バーナ側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管よりも内径の小さい液体アンモニア配管と、
前記加熱部に挿入された前記液体アンモニア配管の先端に設けられた噴射ノズルと、
前記液体アンモニア配管の前記加熱部手前に設けられ、前記液体アンモニア配管内の液体のアンモニアを加圧する加圧部を備え、
前記加熱部の端部から前記噴射ノズルに、加熱空気を供給する加熱空気配管を設けたことを特徴とするアンモニア加熱分解装置。 - バーナからの火炎で、前記バーナに燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉において、前記アンモニアが供給される第一配管の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部と、
前記加熱部の前記バーナ側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管よりも内径の小さい液体アンモニア配管と、
前記加熱部に挿入された前記液体アンモニア配管の先端に設けられた噴射ノズルと、
前記液体アンモニア配管の前記加熱部手前に設けられ、前記液体アンモニア配管内の液体のアンモニアを加圧する加圧部と、
前記第一配管に設けられた開閉式の調整弁を備え、
前記所定部分は、前記バーナと前記調整弁の間であり、
前記加熱部と前記加圧部の間に位置する前記液体アンモニア配管に、前記液体アンモニア配管内部の液体のアンモニアを加熱する加熱ヒータを設けたことを特徴とするアンモニア加熱分解装置。 - バーナからの火炎で、前記バーナに燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉において、前記アンモニアが供給される第一配管の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部と、
前記加熱部の前記バーナ側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管よりも内径の小さい液体アンモニア配管と、
前記加熱部に挿入された前記液体アンモニア配管の先端に設けられた噴射ノズルと、
前記液体アンモニア配管の前記加熱部手前に設けられ、前記液体アンモニア配管内の液体のアンモニアを加圧する加圧部を備え、
前記所定部分は、前記バーナに対する前記第一配管の接続位置から2mの範囲内であり、
前記加熱部と前記加圧部の間に位置する前記液体アンモニア配管に、前記液体アンモニア配管内部の液体のアンモニアを加熱する加熱ヒータを設けたことを特徴とするアンモニア加熱分解装置。 - バーナからの火炎で、前記バーナに燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉において、前記アンモニアが供給される第一配管の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部と、
前記加熱部の前記バーナ側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管よりも内径の小さい液体アンモニア配管と、
前記加熱部に挿入された前記液体アンモニア配管の先端に設けられた噴射ノズルと、
前記液体アンモニア配管の前記加熱部手前に設けられ、前記液体アンモニア配管内の液体のアンモニアを加圧する加圧部と、
前記第一配管に設けられた開閉式の調整弁を備え、
前記所定部分は、前記バーナと前記調整弁の間であり、
前記加熱部の端部から前記噴射ノズルに、加熱空気を供給する加熱空気配管を設けたことを特徴とするアンモニア加熱分解装置。 - バーナからの火炎で、前記バーナに燃焼用空気とともに供給される気体のアンモニアを燃焼させる工業炉において、前記アンモニアが供給される第一配管の所定部分に設けられる装置であって、
前記第一配管の内部を通過するアンモニアを加熱する加熱部と、
前記加熱部の前記バーナ側とは逆側の端部に挿入され、液体のアンモニアを供給する、前記第一配管よりも内径の小さい液体アンモニア配管と、
前記加熱部に挿入された前記液体アンモニア配管の先端に設けられた噴射ノズルと、
前記液体アンモニア配管の前記加熱部手前に設けられ、前記液体アンモニア配管内の液体のアンモニアを加圧する加圧部を備え、
前記所定部分は、前記バーナに対する前記第一配管の接続位置から2mの範囲内であり、
前記加熱部の端部から前記噴射ノズルに、加熱空気を供給する加熱空気配管を設けたことを特徴とするアンモニア加熱分解装置。
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