JP7784249B2 - 給電装置、ポケット付き給電装置、及び、給電装置付きベッド装置 - Google Patents

給電装置、ポケット付き給電装置、及び、給電装置付きベッド装置

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Description

本発明の実施形態は、給電装置、ポケット付き給電装置、及び、給電装置付きベッド装置に関する。
近年、ベッド装置には、使用者がスマートフォン等の携帯機器(以下、「スマートフォン等」という)を充電するための給電ポートが設けられたものがある。一方、ベッド装置においては、ボトムの角度が変更可能なものがある。しかしながら、ボトムの角度が変更可能なベッド装置に給電ポートを設けると、ボトムの角度を変更したときにスマートフォン等の充電ケーブルがベッド装置の各部や使用者に引っかかるという問題がある。
特開2003-159156号公報
本発明の実施形態の目的は、角度を変更可能なボトムを含むベッド装置に取り付けられる給電装置であって、充電ケーブルの引っかかりを防止可能な給電装置、ポケット付き給電装置、及び、給電装置付きベッド装置を提供することである。
本発明の実施形態に係る給電装置は、角度を変更可能なボトムを有するベッド装置に取り付けられる給電装置である。前記給電装置は、前記ボトムに取り付けられ、給電ポートを有する本体ユニットと、一端が前記本体ユニットに接続され、前記本体ユニットに電力を供給する電源ケーブルと、を備える。
本発明の実施形態に係るポケット付き給電装置は、給電装置と、ポケットと、を備える。前記給電装置は、角度を変更可能なボトムを有するベッド装置に取り付けられる給電装置である。前記給電装置は、前記ボトムに固定可能な取付部と、前記取付部に固定可能であり、給電ポートを有する本体ユニットと、一端が前記本体ユニットに接続され、前記本体ユニットに電力を供給する電源ケーブルと、を備える。前記ポケットは前記取付部に固定可能である。前記給電ポートは前記ポケットの内部に露出する。
本発明の実施形態に係る給電装置付きベッド装置は、前記ポケット付き給電装置と、前記ベッド装置と、を備える。
本発明の実施形態によれば、充電ケーブルの引っかかりを防止可能な給電装置、ポケット付き給電装置、及び、給電装置付きベッド装置を実現することができる。
図1は、実施形態に係る給電装置付きベッド装置を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る給電装置付きベッド装置において、ベッドフレームが水平の状態で、最も低い位置に配置された状態を示す側面図である。 図3は、実施形態に係る給電装置付きベッド装置において、ベッドフレーム及びボトムが傾いた状態を示す側面図である。 図4は、背ボトムのマットレス止めを示す斜視図である。 図5は、実施形態に係るポケット付き給電装置を示す側面図である。 図6は、実施形態に係るポケット付き給電装置を示す断面図である。 図7は、実施形態に係る給電装置の取付部を示す内側から見た斜視図である。 図8は、実施形態に係る給電装置の取付部を示す外側から見た斜視図である。 図9は、実施形態に係る給電装置の本体ユニット及び電源ケーブルを示す内側から見た斜視図である。 図10は、実施形態に係る給電装置の本体ユニットを示す外側から見た斜視図である。 図11は、ベッド装置のマットレス止めと給電装置の取付部を示す内側から見た斜視図である。 図12は、ベッド装置のマットレス止めと給電装置の取付部及び本体ユニットを示す外側から見た斜視図である。 図13は、ベッド装置のマットレス止めと給電装置を示す断面図である。 図14(a)はポケットの第1袋部を示す展開図であり、(b)は第2袋部を示す展開図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
本明細書においては、ベッド装置に使用者が仰臥位で寝たときに、胴体から見て頭がある方向を「頭側」といい、足がある方向を「足側」といい、右手がある方向を「右側」といい、左手がある方向を「左側」といい、部屋の床面がある方向を「下側」といい、天井がある方向を「上側」という。頭側と足側を総称して「長さ方向L」ともいい、右側と左側を総称して「幅方向W」ともいい、上側と下側を総称して「上下方向V」ともいう。幅方向Wのうち、ベッド装置の中央から左側又は右側に向かう方向を「外側」ともいい、左側又は右側からベッド装置の中央に向かう方向を「内側」ともいう。
<給電装置付きベッド装置>
先ず、本実施形態に係る給電装置付きベッド装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る給電装置付きベッド装置を示す斜視図である。
図2は、本実施形態に係る給電装置付きベッド装置において、ベッドフレームが水平の状態で、最も低い位置に配置された状態を示す側面図である。
図3は、本実施形態に係る給電装置付きベッド装置において、ベッドフレーム及びボトムが傾いた状態を示す側面図である。
図1~図3に示すように、給電装置付きベッド装置200においては、ベッド装置100と、ポケット付き給電装置50と、が設けられている。
本実施形態に係る給電装置付きベッド装置200は、例えば高齢者等が自宅等で使用するものである。ただし、給電装置付きベッド装置200の用途は、上記に限定されない。給電装置付きベッド装置200は、例えば組み立て式の電動ベッドである。
ベッド装置100においては、床等に載置される台座110と、台座110上に設けられたベッドフレーム120と、ベッドフレーム120上に設けられたボトム130と、ベッドフレーム120の頭側の端部に取り付け可能なヘッドボード140と、ベッドフレーム120の足側の端部に取り付け可能なフットボード150と、2つのフレームカバー160と、ベッドフレーム120及びボトム130を駆動するアクチュエータ170と、アクチュエータ170に電力を供給する電源部180と、コントローラ190と、が設けられている。
使用者は、コントローラ190を操作することにより、アクチュエータ170を駆動させる。これにより、使用者は、図2及び図3に示すように、ベッドフレーム120の床面910からの高さ及び角度、並びに各ボトム130の角度を変更できる。アクチュエータ170には電源部180から電力が供給される。電源部180には、アクチュエータ170に電力を供給する電源端子の他に、電力を出力可能な電源端子が少なくとも1つ設けられている。
ボトム130には、頭側から足側に向かって、背ボトム131、腰ボトム132、膝ボトム133、足ボトム134が設けられている。背ボトム131、腰ボトム132、膝ボトム133、足ボトム134には、それぞれ、鉄等の金属からなり幅方向Wに延びるボトム本体135と、ボトム本体135の幅方向両端部に取り付けられ、樹脂からなるボトムエッジ136が設けられている。
例えば、背ボトム131においては、長さ方向Lに沿って配列された4本のボトム本体135に一対のボトムエッジ136が取り付けられている。腰ボトム132においては、1本のボトム本体135に一対のボトムエッジ136が取り付けられている。膝ボトム133においては、長さ方向Lに沿って配列された2本のボトム本体135に一対のボトムエッジ136が取り付けられている。足ボトム134においては、長さ方向Lに沿って配列された3本のボトム本体135に一対のボトムエッジ136が取り付けられている。
背ボトム131のボトムエッジ136の外側の端部には、上方に向かって延びるマットレス止め137が取り付けられている。足ボトム134のボトムエッジ136の外側且つ足側の2つの角部には、上方に向かって延びるマットレス止め138が取り付けられている。マットレス止め137及び138は、例えば、樹脂からなる。
図4は、背ボトムのマットレス止めを示す斜視図である。
図4に示すように、背ボトム131のマットレス止め137においては、爪部137a、水平部137b及び垂直部137cが設けられている。爪部137aは水平部137bから下方に延出している。爪部137aは、ボトムエッジ136の上面に形成された穴に嵌合し、マットレス止め137をボトムエッジ136に対して固定する。水平部137bはボトムエッジ136の上面上に配置される。垂直部137cは、水平部137bの外側の端部から上方に延出している。水平部137bと垂直部137cとの境界部分は、連続的に湾曲している。
垂直部137cの形状は、概ね、台形の板状である。長さ方向Lにおける垂直部137cの長さは、上方に向かうにつれて、すなわち、水平部137bから遠ざかるにつれて短くなっている。マットレス止め137は、マットレス300のずれを抑止するものである。マットレス止め137の上端は、マットレス300の上面よりも下方に位置する。マットレス止め137の上部は、給電装置付きベッド装置200の内側に向けて傾斜している。傾斜することで、マットレス止め137の上端が、マットレス300の側面に食い込む。この結果、マットレス300の幅方向W、長さ方向L及び上下方向Vへの移動を抑止し、特に幅方向Wへのずれを抑止する。
背ボトム131に取り付けられた一対のマットレス止め137のうち、左右いずれか一方のマットレス止め137には、ポケット付き給電装置50が取り付けられている。なお、ポケット付き給電装置50は左右両方のマットレス止め137に取り付けられていてもよい。以下、ポケット付き給電装置50について説明する。
<ポケット付き給電装置>
図5は、本実施形態に係るポケット付き給電装置を示す側面図である。
図6は、本実施形態に係るポケット付き給電装置を示す断面図である。
先ず、ポケット付き給電装置50の構成を概略的に説明する。
図5及び図6に示すように、ポケット付き給電装置50においては、給電装置1と、ポケット40と、が設けられている。給電装置1においては、本体ユニット10と、電源ケーブル20と、取付部30と、が設けられている。ポケット付き給電装置50の上端は、マットレス300の上面よりも下方に位置する。換言すれば、このような位置関係が実現するように、マットレス300の厚さを選択する。マットレス300の厚さは、例えば、80~160mmとする。
取付部30は、ベッド装置100のマットレス止め137に固定可能である。したがって、取付部30は、マットレス止め137を介して背ボトム131に固定可能である。本体ユニット10は、取付部30に固定可能である。したがって、本体ユニット10は、取付部30及びマットレス止め137を介して背ボトム131に固定可能である。
電源ケーブル20の一端は、本体ユニット10に接続されている。電源ケーブル20の他端は、ベッド装置100の電源部180の電源端子に接続されている。電源ケーブル20は、電源部180から本体ユニット10に電力を供給する。ポケット40は例えば布製であり、取付部30に固定可能である。
次に、各部品の構成を詳細に説明する。
先ず、取付部30について説明する。
図7は、本実施形態に係る給電装置の取付部を示す内側から見た斜視図である。
図8は、本実施形態に係る給電装置の取付部を示す外側から見た斜視図である。
図7に示すように、取付部30は、例えば、樹脂により一体的に形成されている。取付部30においては、長さ方向L及び上下方向Vに対して平行なLV平面に沿って拡がる基板部31が設けられている。基板部31の上部には、長さ方向Lの両側に延びる一対の角部32が設けられている。基板部31における上下方向Vの中央部であって長さ方向Lの両端部には、ベッド装置100の内側に向かって延出する一対の保持部33が設けられている。一対の保持部33間の距離は、上方に向かうほど短くなっている。また、一対の保持部33の先端には、相互に近づく方向に延出した係止部33aが設けられている。係止部33aの下端には、傾斜面33bが形成されている。例えば、傾斜面33bと隣接する面とのなす角度は、全て鈍角である。
基板部31のベッド装置100の内側に向いた表面には、一対のガイド部34が設けられている。一対のガイド部34は長さ方向Lにおいて相互に離隔している。各ガイド部34は上下方向Vに沿って延びている。各ガイド部34の上端にはベッド装置100の内側に向けて延出した延出部34aが設けられており、各ガイド部34の下端にはベッド装置100の内側に向けて延出した延出部34bが設けられている。基板部31の下部における長さ方向Lの中央部には、溝35が設けられている。
図8に示すように、基板部31のベッド装置100の外側に向いた表面の中央部には、凹部36が設けられている。凹部36の内形は例えば角部が丸められた四角形状である。凹部36は本体ユニット10が収納されるスペースである。凹部36の下部には、基板部31を貫通する貫通孔37が設けられている。貫通孔37は溝35に連通している。
次に、本体ユニット10及び電源ケーブル20について説明する。
図9は、本実施形態に係る給電装置の本体ユニット及び電源ケーブルを示す内側から見た斜視図である。
図10は、本実施形態に係る給電装置の本体ユニットを示す外側から見た斜視図である。
図9及び図10に示すように、本体ユニット10においては、固定部11及び回路筐体部12が設けられている。固定部11の形状は枠状であり、固定部11の中央部には開口部13が設けられている。固定部11の外形は例えば角部が丸められた四角形状である。固定部11は取付部30の凹部36に嵌合する。固定部11は例えば2本のネジ14によって取付部30の基板部31に固定される。
回路筐体部12は固定部11からベッド装置100の外側に延出している。回路筐体部12の形状は、例えば、略直方体形状である。回路筐体部12は固定部11の開口部13を塞ぐように配置されている。回路筐体部12内には回路15が設けられている。回路15は電源ケーブル20の一端に接続されている。回路15は、例えば、給電ポート16に接続されたスマートフォン等の充電を制御する回路である。
回路筐体部12の下面、すなわち、本体ユニット10における下方に向いた面には、給電ポート16が設けられている。給電ポート16は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートである。給電ポート16は開閉可能なカバー17によって覆われている。カバー17が閉じていると、給電ポート16は外部から保護される。カバー17を開くことにより、給電ポート16にアクセス可能となる。
次に、各部品の関係について説明する。
図11は、ベッド装置のマットレス止めと給電装置の取付部を示す内側から見た斜視図である。
図12は、ベッド装置のマットレス止めと給電装置の取付部及び本体ユニットを示す外側から見た斜視図である。
図13は、ベッド装置のマットレス止めと給電装置を示す断面図である。
図11~図13に示すように、本体ユニット10の固定部11が取付部30の凹部36内に嵌合し、ネジ14により固定される。これにより、本体ユニット10は取付部30に固定される。このとき、取付部30、固定部11及び回路筐体部12が略連続した筐体を構成するため、回路15が外部から保護される。また、電源ケーブル20は、回路15から、回路筐体部12内、固定部11の開口部13内、貫通孔37内、及び、溝35内を通過して、マットレス止め137の下方に延びる。電源ケーブル20は、背ボトム131の下方を通過して、他端が電源部180に接続される。電源ケーブル20は、一ヶ所以上の部分で背ボトム131の下面及びベッドフレーム120に固定されている。
次に、給電装置1をマットレス止め137に取り付ける方法について説明する。給電装置1の取付部30をマットレス止め137の垂直部137cの直上から下方に移動させる。これにより、取付部30の一対の保持部33間に垂直部137cが進入する。垂直部137cの形状は概ね台形状であり、一対の保持部33間の距離は上方に向かうほど短くなっているため、取付部30を所定の位置まで下げると、一対の保持部33が垂直部137cに係合され、固定される。このとき、一対の保持部33の係止部33aの他に、取付部30の一対のガイド部34の延出部34a及び34bが、マットレス止め137の垂直部137cに当接する。これにより、取付部30はマットレス止め137に6点で当接する。
係止部33aが、マットレス止め137の垂直部137cの内側の表面に当接し、延出部34a及び34bが垂直部137cの外側の表面に当接する。これにより、マットレス止め137に対する取付部30の幅方向Wの移動が規制される。また、一対の保持部33が垂直部137cの長さ方向Lに向いた両端面に当接する。これにより、マットレス止め137に対する取付部30の長さ方向Lの移動が規制される。更に、上述の如く、上方に向かうほど相互に近づくように配置された一対の保持部33の間に、台形状の垂直部137cが進入することにより、マットレス止め137に対する取付部30の下方への移動も規制される。取付部30が垂直部137cに係合するため、マットレス止め137に対して取付部30を上方に移動させるためには、一定以上の力が必要である。このようにして、取付部30はマットレス止め137に対して着脱可能に固定される。
給電装置1をマットレス止め37から外す場合には、取付部30に上向きの荷重をかける。上向きの荷重をかければ、取付部30は簡単にマットレス止め137から外すことができる。一方で、取付部30に下向きに大きな荷重がかかった場合でも、取付部30はマットレス止め137から外れる。例えば、人が取付部30の上端に体重をかけた場合、取付部30はマットレス止め137に対して下方に移動し、一対の保持部33がマットレス止め137の台形の垂直部137cによって長さ方向Lに押し拡げられて、相互に離れる方向に変形する。しかしながら、マットレス止め137の垂直部137cの下部はベッド装置100の内側に向けて湾曲しているため、取付部30が一定の距離だけ下方に移動すると、垂直部137cは一対の保持部33間から逸脱する。この結果、垂直部137cの側面に、傾斜面33bが接した後、取付部30がマットレス止め137から外れる。一対の保持部33が変形し易い構造にするために、取付部30は、通常時(外部からの荷重が無い場合)には一定の形状を保持しつつ、外部からの荷重に対して変形可能な材質で構成されることが望ましく、その材質は例えば、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ABS樹脂であることが望ましい。
保持部33の係止部33aの下端に傾斜面33bを設けることにより、垂直部137cは一対の保持部33間から逸脱しやすくなり、上述の動作がスムーズになる。また、人が傾斜面33bに指を当てて保持部33を垂直部137cから離れる方向に付勢することにより、上述の動作がよりスムーズになる。取付部30の材質と傾斜面33bの角度を調整することにより、一対の保持部33が開く程度を制御でき、取付部30が破損する前に、取付部30をマットレス止め137から確実に外すことができる。このように、本実施形態によれば、工具を使わずに給電装置1をマットレス止め137から容易に脱離させることができる。また、使用者が誤って給電装置1に乗るなどして過負荷がかかった際にも、給電装置1及びマットレス止め137が破損する前に取付部30がマットレス止め137から外れるため、破損を回避できる。
次に、ポケット40について説明する。
図14(a)はポケットの第1袋部を示す展開図であり、(b)は第2袋部を示す展開図である。
図5、図6、図14(a)及び(b)に示すように、ポケット40においては、第1袋部41と、第2袋部42と、取付部受け43とが設けられている。上述の如く、ポケット40は例えば布製である。なお、ポケット40は樹脂シート等の軟質材料により形成されていてもよく、硬質樹脂又は金属等の硬質材料により形成されていてもよい。本実施形態においては、ポケット40が布製である例を説明する。
第1袋部41はポケット40の主収納部である。例えば、使用者がスマートフォン等や眼鏡等を第1袋部41に収納することができる。第1袋部41の形状はとくに限定されないが、十分な収納スペースを確保しつつ、使用者のベッド装置100への乗降や、ベッド装置100周辺の人の移動の妨げにならないように、幅方向Wにおける長さが、長さ方向Lにおける長さ及び上下方向Vにおける長さよりも短いことが好ましい。本実施形態においては、ポケット40の形状は、長さ方向Lにおける長さが最も長く、幅方向Wにおける長さが最も短い略直方体形状である。
第1袋部41は、表面41a、背面41b、底面41c、2つの側面41dにより構成されている。表面41aは外側、すなわち、ベッド装置100の反対側の表面である。背面41bは内側、すなわち、ベッド装置100側の表面である。底面41cは下方に向いている。側面41dは長さ方向Lの両側に向いている。表面41a、底面41c、背面41bは、1枚の布により形成されていてもよい。なお、第1袋部41はマチ付き袋であるが、マチ無し袋であってもよい。すなわち、底面41c及び側面41dは設けられていなくてもよい。第1袋部41の上縁41eは開口している。第1袋部41の背面41bには、本体ユニット10が挿通可能な第1穴44が形成されている。
第2袋部42はポケット40の副収納部である。第2袋部42には、使用者のスマートフォン等の充電ケーブル400を収納することができる。第2袋部42は、第1袋部41よりも小さく、第1袋部41内に収納可能である。第2袋部42は、表面42a及び背面42bにより構成されている。表面42a及び背面42bは1枚の布により形成されていてもよい。第2袋部42の上縁42cは開口している。なお、第2袋部42はマチ無し袋であるが、マチ付き袋であってもよい。すなわち、第2袋部42にも底面及び側面が設けられていてもよい。第2袋部42は第1袋部41に連結されている。例えば、第2袋部42の背面42bの上部が、第1袋部41の背面41bの上部に縫製により結合されている。背面42bには、本体ユニット10の給電ポート16に連通する第2穴45が形成されている。第2穴45は、例えば、2枚の布が重ね合わせられることにより、形成されている。
取付部受け43は1枚の布からなり、第1袋部41の背面41bに第1穴44を覆うように結合されている。なお、取付部受け43と第2袋部42は連続した布により形成されていてもよい。ベッド装置100の内側から見て、取付部受け43の形状は例えば矩形である。取付部受け43の上縁43a及び2つの側縁43bが第1袋部41の背面41bに例えば縫製等により結合されている。取付部受け43の下縁43cは第1袋部41の背面41bに結合されていない。これにより、第1袋部41と取付部受け43との間に、下縁が開口した袋46が形成される。袋46はマットレス止め137の垂直部137c及び取付部30を収納可能な大きさである。
袋46を取付部30及びマットレス止め137の垂直部137cに被せることにより、取付部30及びの垂直部137cが袋46内に収納される。このとき、取付部30の一対の角部32が、袋46の上側の両角部内に配置されることにより、ポケット40が取付部30に対して固定される。また、本体ユニット10に第1穴44内を挿通させることにより、本体ユニット10を第1袋部41の背面41bと第2袋部42との間に配置する。これにより、給電ポート16はポケット40の内部に露出する。
上述の如く、ベッド装置100の電源部180から給電装置1の本体ユニット10までは、電源ケーブル20によって電力が供給される。電源ケーブル20の大部分はボトム130の下方に配置され、必要に応じて、何ヵ所かでベッドフレーム120及びボトム130の下面に固定されている。電源ケーブル20の長さには、ベッドフレーム120及び背ボトム131の角度変化に対応するために、所定の余裕が設けられている。このため、電源フレーム20は不可避的に弛むことになるが、この弛みはボトム130の下方において発生するため、管理が容易である。
電源ケーブル20は、取付部30におけるベッド装置100の内側の面に背ボトム131の下方から到達し、取付部30の溝35によって固定されると共に溝35内を通過し、貫通孔37内を通過して取付部30の外側に達し、本体ユニット10の固定部11の開口部13内を通過して、回路15に接続されている。
本体ユニット10は、内側の部分がポケット40の取付部受け43と第1袋部41との間に配置され、第1袋部41の背面41bの第1穴44内を挿通し、外側の部分が第1袋部41内に配置されている。このため、本体ユニット10の給電ポート16は第1袋部41内に露出している。
本体ユニット10の給電ポート16から使用者のスマートフォン等までは、充電ケーブル400によって電極が供給される。充電ケーブル400の一方の端子401は給電ポート16に接続される。充電ケーブル400は、第2袋部42の背面42bに設けられた第2穴45を通過し、第2袋部42内に導入される。充電ケーブル400は、使用時には第2袋部42から上方に引き出され、他方の端部402がスマートフォン等に接続される。
充電ケーブル400は使用者の所有物であり、給電装置付きベッド装置200の設計者及び設置者には管理が困難であるが、ベッドフレーム120及び背ボトム131の角度が変化しても、本体ユニット10と使用者との位置関係はあまり変わらないため、角度変化に伴う不具合は発生しにくい。
次に、ポケット付き給電装置50の使用方法について説明する。
ベッド装置100上にいる使用者がスマートフォン等を充電しながら使用する場合は、使用者は、充電ケーブル400の一方の端子401を給電ポート16に接続し、他方の端子402をスマートフォン等に接続し、充電ケーブル400をベッド装置100上まで引き出して、ベッド装置100上でスマートフォン等を使用する。
使用者がスマートフォン等を充電せずに使用する場合は、充電ケーブル400の端子402をスマートフォン等から外し、充電ケーブル400をポケット40の第2袋部42内に収納する。
使用者がスマートフォン等を使用せずに充電する場合は、充電ケーブル400の端子402をスマートフォン等に接続したまま、例えば、スマートフォン等を第1袋部41内に収納する。
使用者がスマートフォン等を使用も充電もしない場合は、充電ケーブル400の端子402をスマートフォン等から外し、充電ケーブル400をポケット40の第2袋部42内に収納すると共に、スマートフォン等を第1袋部41内に収納する。
いずれの場合も、充電ケーブル400の端子401は給電装置1の給電ポート16に接続し続けることができる。また、使用者は、眼鏡等の身の回りの品も第1袋部41内に収納できる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
図1~図3に示すように、本実施形態に係る給電装置付きベッド装置200においては、アクチュエータ170により背ボトム131の角度を変えることができる。これにより、医療処置の選択肢が広がると共に、使用者の快適性が向上する。また、給電装置付きベッド装置200においては、ポケット付き給電装置50が設けられているため、使用者はベッド装置100上にいる状態で、スマートフォン等を充電ケーブル400を介して給電ポート16に接続し、充電することができる。これにより、使用者の利便性が向上する。
本実施形態においては、ベッド装置100の背ボトム131に、ポケット付き給電装置50が取り付けられている。これにより、背ボトム131の角度が変化しても、本体ユニット10が背ボトム131に追従して移動する。このため、ベッド装置100上にいる使用者がスマートフォン等の充電ケーブル400を給電ポート16に接続している状態で、背ボトム131の角度が変化しても、給電ポート16とスマートフォン等との位置関係は変わらないため、充電ケーブル400がベッド装置100の各部や使用者に引っかかったり、充電ケーブル400が伸びきってしまうという不具合が生じにくい。
本実施形態においては、電源ケーブル20の一部が背ボトム131の下方に配置されている。背ボトム131の角度が変化すると、本体ユニット10と電源部180との位置関係は変化するため、電源ケーブル20には予め冗長性を持たせる必要がある。そして、背ボトム131の角度変化に伴い、電源ケーブル20の一部は不可避的に弛んだり、位置が変わったりする。しかしながら、背ボトム131の下方の空間は、通常は使用者がアクセスすることはなく、外乱因子が少ないため、電源ケーブル20が背ボトム131に引っかかる等の不具合が生じにくい。例えば、電源ケーブル20を背ボトム131又はベッドフレーム120等に数カ所固定する等の処置を施すことにより、給電装置付きベッド装置200の設置者が、ベッドフレーム120及び背ボトム131の角度変化に伴う電源ケーブル20の挙動を適切に管理することができる。
これに対して、仮に、給電ポートがヘッドボード140に設けられていると、ベッドフレーム120及び背ボトム131の角度変化に伴い、給電ポートと使用者との位置関係が大きく変化する。そして、給電ポートとスマートフォン等との間は充電ケーブルによって接続されるため、管理が困難である。このため、充電ケーブルがベッド装置100の各部や使用者に引っかかったり、充電ケーブルが伸びきってしまうという不具合が発生しやすい。
本実施形態においては、給電ポート16が本体ユニット10の下方に向いた面に配置されている。これにより、上方から降りかかる埃や液体から給電ポート16を保護することができる。また、給電ポート16がカバー17に覆われていることにより、給電ポート16をより効果的に保護することができる。
取付部30がマットレス止め137に固定されることにより、本体ユニット10は背ボトム131に対して固定される。マットレス止め137は、本体、マットレス300のズレを防止するために設けられた部材である。このように、本実施形態によれば、既存のマットレス止め137を利用して本体ユニット10を背ボトム131に固定することができるため、ポケット付き給電装置50を設けることによるコストの増加が小さい。
また、マットレス止め137の上端は、マットレス300の上面よりも下方に位置するため、ポケット付き給電装置50の上端も、マットレス300の上面よりも下方に位置する。これにより、使用者がマットレス300上で端座位の姿勢を取ったときに、ポケット付き給電装置50が邪魔になることがない。
取付部30を樹脂で形成することにより、人が力をかけることにより取付部30を適度に変形させることができる。そして、取付部30及びマットレス止め137の形状を上述のようにすることにより、ポケット付き給電装置50をベッド装置100に工具を使わずに容易に着脱できる。この結果、ベッド装置100の設置後に、ポケット付き給電装置50を後付けできる。また、ベッド装置100の設置場所を変更したときに、ポケット付き給電装置50を配置する位置を左右で切り替えることができる。
本実施形態に係るポケット付き給電装置50においては、ポケット40が設けられているため、使用者はスマートフォン等や眼鏡等の身の回りの品を、ポケット40に収納することができる。これにより、使用者の利便性が向上する。また、第1袋部41の背面41bに第1穴44が設けられていることにより、本体ユニット10を第1穴44を介してポケット40内に配置することができ、本体ユニット10を保護することができる。さらに、給電ポート16はポケット40の内部に露出しているため、使用者はスマートフォン等をポケット40内に入れたまま、スマートフォン等を充電することができる。
ポケット40に取付部受け43が設けられていることにより、単純な構造によりポケット40を取付部30及びマットレス止め137に対して固定することができる。また、取付部受け43が取付部30及びマットレス止め137を覆っているため、取付部30及びマットレス止め137を保護できると共に、意匠性が高い。
本実施形態においては、第1袋部41内に第2袋部42が設けられ、第2袋部42には給電ポート16に連通する第2穴45が形成されていることにより、充電ケーブル400を第2袋部42内に引き入れることができる。これにより、充電ケーブル400を、スマートフォン等や眼鏡等とは別に収納することができる。この結果、充電ケーブル400がスマートフォン等や眼鏡等と干渉することを回避し、充電ケーブル400が眼鏡等と絡まったり、充電ケーブル400をポケット40の外部に引き出そうとして眼鏡等をポケット40から落下させることを抑制できる。
充電ケーブル400を第2袋部42内に収納できることにより、充電ケーブル400の端子401を給電ポート16に常時接続させておくことができる。これにより、端子401及び給電ポート16の消耗を抑制できる。また、第2袋部42が本体ユニット10に被さることにより、本体ユニット10を保護できる。一方、使用者は、第2袋部42をめくり上げることにより、給電ポート16に容易にアクセスできる。このため、給電ポート16に対する端子401の着脱が容易である。
前述の実施形態は、本発明を具現化した例であり、本発明はこの実施形態には限定されない。例えば、前述の実施形態において、いくつかの構成要素又は工程を追加、削除又は変更したものも本発明に含まれる。
1:給電装置
10:本体ユニット
11:固定部
12:回路筐体部
13:開口部
14:ネジ
15:回路
16:給電ポート
17:カバー
20:電源ケーブル
30:取付部
31:基板部
32:角部
33:保持部
33a:係止部
33b:傾斜面
34:ガイド部
34a、34b:延出部
35:溝
36:凹部
37:貫通孔
40:ポケット
41:第1袋部
41a:表面
41b:背面
41c:底面
41d:側面
41e:上縁
42:第2袋部
42a:表面
42b:背面
42c:上縁
43:取付部受け
43a:上縁
43b:側縁
43c:下縁
44:第1穴
45:第2穴
46:袋
50:ポケット付き給電装置
100:ベッド装置
110:台座
120:ベッドフレーム
130:ボトム
131:背ボトム
132:腰ボトム
133:膝ボトム
134:足ボトム
135:ボトム本体
136:ボトムエッジ
137、138:マットレス止め
137a:爪部
137b:水平部
137c:垂直部
140:ヘッドボード
150:フットボード
160:フレームカバー
170:アクチュエータ
180:電源部
190:コントローラ
200:給電装置付きベッド装置
300:マットレス
400:充電ケーブル
401、402:端子
910:床面
L:長さ方向
V:上下方向
W:幅方向

Claims (12)

  1. 角度を変更可能なボトムと、前記ボトムの端部に取り付けられ上端がマットレスの上面よりも下方に位置するマットレス止めと、を有するベッド装置に取り付けられる給電装置であって、
    前記マットレス止めに着脱可能に固定可能な取付部と、
    前記取付部に固定可能であり、給電ポートを有する本体ユニットと、
    一端が前記本体ユニットに接続され、前記本体ユニットに電力を供給する電源ケーブルと、
    を備え、
    前記ボトムの角度の変化に追従して移動する、給電装置。
  2. 前記ベッド装置は、前記ボトムを駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータに電力を供給する電源部と、をさらに有し、
    前記電源ケーブルの他端は、前記電源部に接続される請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記給電ポートは前記本体ユニットの下方に向いた面に配置された請求項1または2に記載の給電装置。
  4. 記取付部は変形可能であり、
    前記ベッド装置に後付け可能である請求項1~3のいずれか1つに記載の給電装置。
  5. 前記マットレス止めは、前記ボトムから離れる第1方向、及び、前記ボトムの端部が延びる第2方向に沿って拡がる垂直部を有し、前記垂直部の前記第2方向における長さは、前記ボトムから離れるほど短くなり、
    前記取付部は、
    前記第1方向及び前記第2方向に拡がる基板部と、
    前記基板部から前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に延出し、前記第2方向において相互に離隔した一対の保持部と、
    前記保持部の先端から相互に近づく方向に延出した一対の係止部と、
    を有し、
    前記一対の保持部間の距離は、前記ボトムから離れるほど短くなる請求項1~4のいずれか1つに記載の給電装置。
  6. 前記ベッド装置に取り付けられたときに、上端がマットレスの上面よりも下方に位置する請求項1~5のいずれか1つに記載の給電装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1つに記載の給電装置と、
    前記取付部に固定可能なポケットと、
    を備え、
    前記給電ポートは前記ポケットの内部に露出するポケット付き給電装置。
  8. 前記ポケットは、
    上縁が開口し、背面に前記本体ユニットが挿通可能な第1穴が形成された第1袋部と、
    前記第1袋部の前記背面に前記第1穴を覆うように設けられ、下縁が開口し、前記第1袋部との間で前記取付部を保持可能な取付部受けと、
    を有する請求項に記載のポケット付き給電装置。
  9. 前記ポケットは、前記第1袋部に連結されており、前記第1袋部内に収納可能であり、上縁が開口し、前記給電ポートに連通する第2穴が形成された第2袋部をさらに有する請求項に記載のポケット付き給電装置。
  10. 前記ボトムは背ボトムである請求項のいずれか1つに記載のポケット付き給電装置。
  11. 請求項10のいずれか1つに記載のポケット付き給電装置と、
    前記ベッド装置と、
    を備えた給電装置付きベッド装置。
  12. 前記電源ケーブルの一部は、前記ボトムの下方に配置された請求項11に記載の給電装置付きベッド装置。
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