JP7788529B2 - 起泡性コンパウンドクリーム - Google Patents
起泡性コンパウンドクリームInfo
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Description
また、ホイップドクリームに乳のコクや風味を付与したり、ホイップ性を上げることを目的に、生クリームを混合してホイップドコンパウンドクリームにすることが多々ある。
起泡性コンパウンドクリームの水相中に乳化剤Aを、起泡性コンパウンドクリーム全体中0.05~0.55重量%含有し、
前記油脂全体中、エステル交換油脂含量が1重量%未満、乳脂肪含量が3.5重量%以上且つ22.5重量%未満であり、
前記油脂の内、前記乳脂肪を除く油脂全体中、油脂A及び油脂Bの合計含量が80~100重量%であり、油脂B/(油脂A+油脂B)(重量比)が0.45~0.82である、
起泡性コンパウンドクリームに関する。
油脂A:C12以下の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂A全体中0重量%以上40重量%未満含み、上昇融点(但し、複数種の油脂のブレンド物である場合、前記上昇融点は、当該複数種の油脂の上昇融点の平均値を指す)が23~30℃の油脂。
油脂B:C16~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂B全体中45~70重量%含み、上昇融点が23~30℃の油脂。
乳化剤A:HLBが2.8~6.2であり、C10~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中70~100重量%含むショ糖脂肪酸エステル及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステル。
好ましくは、前記乳脂肪が生クリーム由来である。
本発明の第二は、前記起泡性コンパウンドクリームがホイップされたホイップドコンパウンドクリームに関する。
本発明の第三は、前記ホイップドコンパウンドクリームをサンド、ナッペ、フィリング、又はトッピングした食品に関する。
本発明の第四は、起泡性コンパウンドクリーム全体中、油脂含量が25~50重量%、リン酸塩含量が0.02重量%未満であり、前記油脂全体中、エステル交換油脂含量が1重量%未満である起泡性コンパウンドクリームの製造方法であって、
起泡性コンパウンドクリーム全体中、乳化剤A含量が0.05~0.55重量%となるように乳化剤Aを水に添加して撹拌しながら溶解した水相部に、前記油脂全体中、油脂Aと油脂Bの合計含量が62~96.5重量%且つ油脂B/(油脂A+油脂B)(重量比)が0.45~0.82となるように油脂A及び油脂Bを混合した油脂混合物を添加し、予備乳化した後、微細化し、さらに高圧処理して得た水中油型乳化油脂組成物に、前記油脂全体中の乳脂肪含量が3.5重量%以上且つ22.5重量%未満になるように生クリームを混合・撹拌することを特徴とする、起泡性コンパウンドクリームの製造方法に関する。
油脂A:C12以下の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂A全体中0重量%以上40重量%未満含み、上昇融点(但し、複数種の油脂のブレンド物である場合、前記上昇融点は、当該複数種の油脂の上昇融点の平均値を指す)が23~30℃の油脂。
油脂B:C16~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂B全体中45~70重量%含み、上昇融点が23~30℃の油脂。
乳化剤A:HLBが2.8~6.2であり、C10~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中70~100重量%含むショ糖脂肪酸エステル及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステル。
1)(株)カネカ製「パーム核油」(C12以下の飽和脂肪酸:51.2重量%、上昇融点:27.4℃、ラウリン酸:44.9重量%、S2U:3.6重量%)
2)(株)カネカ製「パーム核硬化油」(C12以下の飽和脂肪酸:53.0重量%、上昇融点:40.3℃、ラウリン酸:46.4重量%、S2U:1.3重量%)
3)(株)カネカ製「パーム油中融点部」(C16~C22の飽和脂肪酸:53.7重量%、上昇融点:26.8℃、トランス脂肪酸:0.1重量%、総飽和脂肪酸:55.6重量%、S2U:65.8重量%)
4)(株)カネカ製「パームオレイン」(C16~C22の飽和脂肪酸:44.7重量%、上昇融点:21.9℃、トランス脂肪酸:0.2重量%、総飽和脂肪酸:45.9重量%、S2U:44.0重量%)
5)(株)カネカ製「パームエステル交換油」(パーム核とパーム油のエステル交換油、C16~C22の飽和脂肪酸:31.0重量%、上昇融点:27.5℃、S2U含:0重量%)
6)(株)カネカ製「ナタネ油」(C12以下の飽和脂肪酸:0重量%、C16~C22の飽和脂肪酸:6.5重量%、S2U:0重量%、融点は測定不可)
7)ADM(株)製「Yelkin TS」(不飽和脂肪酸:78.9重量%)
8)阪本薬品工業(株)製ポリグリセリン混酸エステル「SYグリスター CV-23」(不飽和脂肪酸:0.1重量%)
9)阪本薬品工業(株)製ポリグリセリンベヘン酸エステル「SYグリスターDDB-750」(HLB:2.5、不飽和脂肪酸:0.1重量%)
10)阪本薬品工業(株)製ポリグリセリンステアリン酸エステル「SYグリスター MS-3S」(HLB:8.4、不飽和脂肪酸:0.1重量%)
11)よつ葉乳業(株)製「ヨツバ脱脂粉乳」(乳脂肪分:0.7重量%)
12)Friesland Campina DMV社製「カゼインカリウムSPRAY」
13)HILMAR社製「ラクトース HILMAR FINE GRAIND」
14)阪本薬品工業(株)製ポリグリセリンステアリン酸エステル「SYグリスター TS-3S」(HLB:4.6、C10~C22の飽和脂肪酸:99.4重量%)
15)阪本薬品工業(株)製ポリグリセリンステアリン酸エステル「SYグリスターMS-5S」(HLB:11.6、C10~C22の飽和脂肪酸:99.8重量%)
16)(株)明治製「明治フレッシュクリーム43」(乳脂肪分:43重量%、水分:52.33重量%)
17)三菱ケミカルフーズ(株)製ショ糖ステアリン酸エステル「S-370」(HLB:3.0、C10~C22の飽和脂肪酸:100.0重量%)
18)阪本薬品工業(株)製「SYグリスター PS-5S」(HLB:4.5、C10~C22の飽和脂肪酸:99.6重量%)
19)三菱ケミカルフーズ(株)製ショ糖ステアリン酸エステル「S-570」(HLB:5.0、C10~C22の飽和脂肪酸:100.0重量%)
20)阪本薬品工業(株)製ポリグリセリンステアリン酸エステル「SYグリスター PS-3S」(HLB:2.6、C10~C22の飽和脂肪酸:99.8重量%)
21)太陽化学(株)製ポリグリセリンステアリン酸エステル「サンソフトQ18-B」(HLB:6.5、C10~C22の飽和脂肪酸:99.7重量%)
22)三菱ケミカルフーズ(株)製ショ糖ステアリン酸エステル「S-770」(HLB:7.0、C10~C22の飽和脂肪酸:100.0重量%)
23)阪本薬品工業(株)製ポリグリセリンオレイン酸エステル「SYグリスター MO-5S」(HLB:11.6、C10~C22の飽和脂肪酸:29.81重量%、不飽和脂肪酸:70重量%)
24)(株)カネカ製「パーム核オレイン」(C12以下の飽和脂肪酸:47.5重量%、上昇融点:23.0℃、ラウリン酸:40.5重量%、S2U:2.6重量%)
25)(株)カネカ製「パーム油中融点部」(C16~C22の飽和脂肪酸:64.2重量%、S2U:91.8重量%、上昇融点:31.3℃)
実施例・比較例で得られた起泡性コンパウンドクリームをガラスビーカーに60g取り分け、15℃で1時間静置した後、120rpmで撹拌し、増粘するまでの時間(ボテ時間)(分)を測定し、評価値とした。
実施例・比較例で得られた起泡性コンパウンドクリームを、硬さが0.30Nになるまでホイップした時の体積あたりの含気率の計算値をオーバーラン(%)とした。
実施例・比較例で得られた起泡性コンパウンドクリームを、硬さが0.30Nになるまでホイップした時の時間(分、秒)を測定し、評価値とした。
実施例・比較例で得られた硬さが0.30Nのホイップドコンパウンドクリームを室温にて30分間静置した後の最大荷重をレオナーで測定し、その変化を評価した。その際の評価は、下記の基準で行った。
5点:ホイップ後の硬さ変化が0.03N以上且つ0.06N以下
4点:ホイップ後の硬さ変化が0.02N以上0.03N未満、又は0.06Nより大きく0.07N以下
3点:ホイップ後の硬さ変化が0.01N以上0.02N未満、又は0.07Nより大きく0.09N以下
2点:ホイップ後の硬さ変化が0.09Nより大きく0.2N未満、又は-0.05N以上0.01N未満
1点:ホイップ後の硬さ変化が0.2N以上、又は-0.05N未満
実施例・比較例で得られたホイップドコンパウンドクリームを、熟練のパネラー10人が口に含み、5点満点で評価して、その平均点を評価点とした。その際の評価基準は、以下の通りであった。
5点:比較例3のホイップドクリームよりも極めて口溶けが早い
4点:比較例3のホイップドクリームよりも口溶けが早い
3点:比較例3のホイップドクリームと口溶けの早さが同等
2点:比較例3のホイップドクリームよりも口溶けが遅い
1点:比較的3のホイップドクリームよりも極めて口溶けが遅い
実施例・比較例で得られたホイップドコンパウンドクリームを、熟練のパネラー10人が口に含み、評価した結果を平均的に表した。その際の評価基準は、以下の通りであった。
○:口溶けを1回だけ感じる
△:口溶けを僅かに2回に分かれて感じる
×:口溶けを2回に分かれて感じる
評価した原液安定性(ボテ時間)、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、ホイップ後の硬さ、口溶け(早さ、自然さ)の各評価を、以下の基準に従って、総合評価した。
A:ボテ時間30分以上、オーバーラン110%以上、ホイップタイム5~7分、ホイップ後の硬さの評価が5点、口溶け(早さ)の評価が4.5~5点、及び、口溶け(自然さ)の評価が○を満足するもの
B:Aの要件を満たさず、ボテ時間30分以上、オーバーラン110%以上、ホイップタイム5~7分、ホイップ後の硬さの評価が4点以上、口溶け(早さ)の評価が3.5点以上、及び、口溶け(自然さ)の評価が○又は△を満足するもの
C:A及びBの要件を満たさず、ボテ時間30分以上、オーバーラン110%以上、ホイップタイム5~7分、ホイップ後の硬さの評価が3点以上、口溶け(早さ)の評価が3.0点を超え、及び、口溶け(自然さ)の評価が○又は△を満足するもの
D:Eの要件を満たさず、ボテ時間20分以上30分未満、オーバーラン90%以上110%未満、ホイップタイム7分以上8分半未満、ホイップ後の硬さの評価が2点、及び、口溶け(早さ)の評価が2.0点以上3.0点以下からなる評価群より選ばれる少なくとも一つに該当するもの
E:ボテ時間20分未満、オーバーラン90%未満、ホイップタイム8分半以上、ホイップ後の硬さの評価が1点、口溶け(早さ)の評価が2.0点未満、及び口溶け(自然さ)の評価が×からなる評価群より選ばれる少なくとも一つに該当するもの
表1の配合に従い、パーム核油:7.3重量部、パーム油中融点部(PMF):18.2重量部及びパームオレイン:11.5重量部の油脂混合物に、大豆レシチン:0.2重量部、ポリグリセリン混酸エステル:0.06重量部、ポリグリセリンベヘン酸エステル:0.03重量部を添加し、65℃で溶解して油相部を作製した。
表1に従って、パーム核油:11.1重量部、パーム油中融点部(PMF):15.9重量部及びパームオレイン:10.0重量部に変更した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物A2を得た。
表1に従って、パーム核油:18.5重量部、パーム油中融点部(PMF):11.3重量部及びパームオレイン:7.2重量部に変更した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物A3を得た。
表1に従って、パーム核油:9.4重量部、パーム油中融点部(PMF):13.5重量部及びパームオレイン:8.5重量部に変更し、さらにその他の油脂として菜種油:5.6重量部を混合して油脂混合物とし、水量を調整した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物A4を得た。
表1に従って、パーム核油:9.0重量部、パーム油中融点部(PMF):12.9重量部及びパームオレイン:8.1重量部に変更し、水量を調整した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物A5を得た。
表1に従って、パーム核油:13.5重量部、パーム油中融点部(PMF):19.3重量部及びパームオレイン:12.2重量部に変更し、水量を調整した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物A6を得た。
表1に従って、パーム核油:3.7重量部、パーム油中融点部(PMF):20.4重量部及びパームオレイン:12.9重量部に変更した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物B1を得た。
表1に従って、パーム核油:29.6重量部、パーム油中融点部(PMF):4.5重量部及びパームオレイン:2.9重量部に変更した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物B2を得た。
表1に従って、混合油脂としてパーム油中融点部(PMF)とパームオレインは含まず、パーム核油:25.5重量部に変更し、さらにパーム核硬化油:4.0重量部、パームエステル交換油:7.5重量部を混合した以外は、製造例A1と同様にして水中油型乳化油脂組成物B3を得た。
(実施例1)起泡性コンパウンドクリームA1及びホイップドコンパウンドクリームA1
製造例1で得られた水中油型乳化油脂組成物A1と生クリーム(乳脂肪分:43%)とを重量比95:5で混合することで起泡性コンパウンドクリームA1を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA1をカントーミキサー(関東混合機工業(株)製「CS型20」)に4kg入れ、品温を5℃に調整し、グラニュー糖320gを入れ、高速撹拌条件(380rpm)で硬さが0.30Nになるまでホイップし、ホイップドコンパウンドクリームA1を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA1とホイップドコンパウンドクリームA1の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表2にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A1を、水中油型乳化油脂組成物A2~A6に変えた以外は、実施例1と同様にして起泡性コンパウンドクリームA2~A6及びホイップドコンパウンドクリームA2~A6を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA2~A6とホイップドコンパウンドクリームA2~A6の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表2にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A1を、水中油型乳化油脂組成物B1~B3に変えた以外は、実施例1と同様にして起泡性コンパウンドクリームB1~B3及びホイップドコンパウンドクリームB1~B3を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームB1~B3とホイップドコンパウンドクリームB1~B3の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表2にまとめた。
表3に従って、製造例A2と全く同様にして、水中油型乳化油脂組成物A2と全く同じ水中油型乳化油脂組成物A7を作製した。
表3に従って、乳化剤Aであるポリグリセリンステアリン酸エステルの量を0.08重量部に変更し、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A8を得た。
表3に従って、乳化剤Aであるポリグリセリンステアリン酸エステルの量を0.50重量部に変更し、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A9を得た。
表3に従って、乳化剤Aとしてポリグリセリンステアリン酸エステル:0.15重量部に加えてショ糖ステアリン酸エステル:0.08重量部を添加し、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A10を得た。
表3に従って、乳化剤Aとしてポリグリセリンステアリン酸エステル:0.15重量部に加えてショ糖ステアリン酸エステル:0.15重量部を添加し、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A11を得た。
表3に従って、乳化剤Aとしてポリグリセリンステアリン酸エステル:0.15重量部に加えてショ糖ステアリン酸エステル:0.50重量部を添加し、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A12を得た。
表3に従って、乳化剤Aであるポリグリセリンステアリン酸エステルの量を0.03重量部に変更し、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B4を得た。
表3に従って、乳化剤Aであるポリグリセリンステアリン酸エステルの量を0.60重量部に変更し、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B5を得た。
表3に従って、乳化剤Aを水相に添加せずに、油相に添加した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B6を得た。
製造例A7で得られた水中油型乳化油脂組成物A7と生クリーム(乳脂肪分:43%)とを重量比82:18で混合することで起泡性コンパウンドクリームA7を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA7をカントーミキサー(関東混合機工業(株)製「CS型20」)に4kg入れ、品温を5℃に調整し、グラニュー糖320gを入れ、高速撹拌条件(380rpm)で硬さが0.30Nになるまでホイップし、ホイップドコンパウンドクリームA7を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA7とホイップドコンパウンドクリームA7の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表4にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A7を、水中油型乳化油脂組成物A8~A12に変えた以外は、実施例7と同様にして起泡性コンパウンドクリームA8~A12及びホイップドコンパウンドクリームA8~A12を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA8~A12とホイップドコンパウンドクリームA8~A12の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表4にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A7を、水中油型乳化油脂組成物B4~B6に変えた以外は、実施例7と同様にして起泡性コンパウンドクリームB4~B6及びホイップドコンパウンドクリームB4~B6を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームB4~B6とホイップドコンパウンドクリームB4~B6の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表4にまとめた。
表5に従って、製造例A2,製造例A7と全く同様にして、水中油型乳化油脂組成物A2と全く同じ水中油型乳化油脂組成物A13を作製した。
表5に従って、乳化剤Aとしては、ポリグリセリンステアリン酸エステル(HLB:4.6):0.15重量部をショ糖ステアリン酸エステル(HLB:3.0):0.15重量部に変更した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A14を得た。
表5に従って、乳化剤Aとしては、ポリグリセリンステアリン酸エステル(HLB:4.6):0.15重量部をショ糖ステアリン酸エステル(HLB:5.0):0.15重量部に変更した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A15を得た。
表5に従って、乳化剤Aであるポリグリセリンステアリン酸エステル(HLB:4.6):0.15重量部の代わりに、乳化剤Aに該当しないポリグリセリンステアリン酸エステル(HLB:2.6):0.15重量部を用いた以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B7を得た。
表5に従って、乳化剤Aであるポリグリセリン脂ステアリン酸エステル(HLB:4.6):0.15重量部の代わりに、乳化剤Aに該当しないポリグリセリンステアリン酸エステル(HLB:6.5):0.15重量部を用いた以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B8を得た。
表5に従って、乳化剤Aであるポリグリセリンステアリン酸エステル(HLB:4.6):0.15重量部の代わりに、乳化剤Aに該当しないショ糖ステアリン酸エステル(HLB:7.0):0.15重量部を用いた以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B9を得た。
表5に従って、乳化剤Aであるポリグリセリンステアリン酸エステル(HLB:4.6):0.15重量部の代わりに、乳化剤Aに該当しない、飽和脂肪酸量が少なく不飽和脂肪酸量が多いポリグリセリンオレイン酸エステル(HLB:11.6、C10~C22の飽和脂肪酸:29.81重量%、不飽和脂肪酸:70重量%):0.04重量部を用い、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B10を得た。
製造例A13で得られた水中油型乳化油脂組成物A13と生クリーム(乳脂肪分:43%)とを重量比90:10で混合することで起泡性コンパウンドクリームA13を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA13をカントーミキサー(関東混合機工業(株)製「CS型20」)に4kg入れ、品温を5℃に調整し、グラニュー糖320gを入れ、高速撹拌条件(380rpm)で硬さが0.30Nになるまでホイップし、ホイップドコンパウンドクリームA13を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA13とホイップドコンパウンドクリームA13の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表6にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A13を、水中油型乳化油脂組成物A14~A15に変えた以外は、実施例13と同様にして起泡性コンパウンドクリームA14~A15及びホイップドコンパウンドクリームA14~A15を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA14~A15とホイップドコンパウンドクリームA14~A15の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表6にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A13を、水中油型乳化油脂組成物B7~B10に変えた以外は、実施例13と同様にして起泡性コンパウンドクリームB7~B10及びホイップドコンパウンドクリームB7~B10を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームB7~B10とホイップドコンパウンドクリームB7~B10の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表6にまとめた。
表7に従って、パーム核油の含有量を10.5重量部に変更し、パーム核硬化油:0.6重量部を添加した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A16を得た。
表7に従って、パーム核油の含有量を1.3重量部に変更し、パーム核オレイン:9.8重量部を添加した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A17を得た。
表7に従って、パーム油中融点部の含有量を8.6重量部に変更し、パームオレインの含有量を17.3重量部に変更した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A18を得た。
表7に従って、パームオレインの含有量を11.8重量部に変更し、パーム油中融点部の種類を変えて且つ添加量を14.1重量部に変更した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A19を得た。
表7に従って、パーム核油の含有量を11.6重量部に変更し、パーム油中融点部の含有量を16.5重量部に変更し、パームオレインの含有量を10.4重量部に変更し、ポリグリセリン混酸エステル及び乳糖を配合せず、水量を調整した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物A20を得た。
表7に従って、パーム核油の含有量を10.9重量部に変更し、パーム油中融点部の含有量を15.6重量部に変更し、パームオレインの含有量を9.9重量部に変更し、パームエステル交換油:0.6重量部を添加した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B11を得た。
表7に従って、パーム核油の含有量を8.0重量部に変更し、パーム核硬化油:3.1重量部を添加した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B12を得た。
表7に従って、パームオレインを添加せず、パーム油中融点部(上昇融点:26.8℃)の含有量を1.9重量部に変更し、さらに、上昇融点が異なるパーム油中融点部(上昇融点:31.3℃):24.0重量部を添加した以外は、製造例A2と同様にして水中油型乳化油脂組成物B13を得た。
製造例A16で得られた水中油型乳化油脂組成物A16と生クリーム(乳脂肪分:43%)とを重量比90:10で混合することで起泡性コンパウンドクリームA16を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA16をカントーミキサー(関東混合機工業(株)製「CS型20」)に4kg入れ、品温を5℃に調整し、グラニュー糖320gを入れ、高速撹拌条件(380rpm)で硬さが0.30Nになるまでホイップし、ホイップドコンパウンドクリームA16を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA16とホイップドコンパウンドクリームA16の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表8にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A16を、水中油型乳化油脂組成物A17~A19に変えた以外は、実施例16と同様にして起泡性コンパウンドクリームA17~A19及びホイップドコンパウンドクリームA17~A19を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA17~A19とホイップドコンパウンドクリームA17~A19の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表8にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A16を、水中油型乳化油脂組成物B11~B13に変えた以外は、実施例16と同様にして起泡性コンパウンドクリームB11~B13及びホイップドコンパウンドクリームB11~B13を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームB11~B13とホイップドコンパウンドクリームB11~B13の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表8にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A2と生クリーム(乳脂肪分:43%)の配合比を、97.8:2.2(比較例14)、又は78.0:22.0(比較例15)に変えた以外は、実施例2と同様にして起泡性コンパウンドクリームB14~B15及びホイップドコンパウンドクリームB14~B15を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームB14~B15とホイップドコンパウンドクリームB14~B15の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を行い、それらの結果を表9にまとめた。
水中油型乳化油脂組成物A2の代わりに水中油型乳化油脂組成物A20を用い、生クリーム(乳脂肪分:43重量%)の配合比を90:10に変えた以外は、実施例2と同様にして起泡性コンパウンドクリームA20及びホイップドコンパウンドクリームA20を得た。得られた起泡性コンパウンドクリームA20とホイップドコンパウンドクリームA20の評価(原液安定性、ホイップ性(オーバーラン、ホイップタイム)、硬さ、口溶け(早さ、自然さ))を評価し、それらの結果を表9にまとめた。
Claims (5)
- 起泡性コンパウンドクリーム全体中、油脂含量が25~50重量%、リン酸塩含量が0.02重量%未満であり、
起泡性コンパウンドクリームの水相中に乳化剤Aを、起泡性コンパウンドクリーム全体中0.05~0.55重量%含有し、
前記油脂全体中、エステル交換油脂含量が1重量%未満、乳脂肪含量が3.5重量%以上且つ22.5重量%未満であり、
前記油脂の内、前記乳脂肪を除く油脂全体中、油脂A及び油脂Bの合計含量が80~100重量%であり、油脂B/(油脂A+油脂B)(重量比)が0.45~0.70である、
起泡性コンパウンドクリーム。
油脂A:C12以下の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂A全体中0重量%以上40重量%未満含み、上昇融点(但し、複数種の油脂のブレンド物である場合、前記上昇融点は、当該複数種の油脂の上昇融点の平均値を指す)が23~30℃の油脂。
油脂B:C16~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂B全体中45~70重量%含み、上昇融点が23~30℃の油脂。
乳化剤A:HLBが2.8~6.2であり、C10~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中70~100重量%含むショ糖脂肪酸エステル及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステル。 - 前記乳脂肪が生クリーム由来である請求項1に記載の起泡性コンパウンドクリーム。
- 請求項1又は2に記載の起泡性コンパウンドクリームがホイップされたホイップドコンパウンドクリーム。
- 請求項3に記載のホイップドコンパウンドクリームをサンド、ナッペ、フィリング、又はトッピングした食品。
- 起泡性コンパウンドクリーム全体中、油脂含量が25~50重量%、リン酸塩含量が0.02重量%未満であり、前記油脂全体中、エステル交換油脂含量が1重量%未満である起泡性コンパウンドクリームの製造方法であって、
起泡性コンパウンドクリーム全体中、乳化剤A含量が0.05~0.55重量%となるように乳化剤Aを水に添加して撹拌しながら溶解した水相部に、前記油脂全体中、油脂Aと油脂Bの合計含量が62~96.5重量%且つ油脂B/(油脂A+油脂B)(重量比)が0.45~0.70となるように油脂A及び油脂Bを混合した油脂混合物を添加し、予備乳化した後、微細化し、さらに高圧処理して得た水中油型乳化油脂組成物に、前記油脂全体中の乳脂肪含量が3.5重量%以上且つ22.5重量%未満になるように生クリームを混合・撹拌することを特徴とする、起泡性コンパウンドクリームの製造方法。
油脂A:C12以下の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂A全体中0重量%以上40重量%未満含み、上昇融点(但し、複数種の油脂のブレンド物である場合、前記上昇融点は、当該複数種の油脂の上昇融点の平均値を指す)が23~30℃の油脂。
油脂B:C16~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中40重量%以上含み、S2Uを油脂B全体中45~70重量%含み、上昇融点が23~30℃の油脂。
乳化剤A:HLBが2.8~6.2であり、C10~C22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸全体中70~100重量%含むショ糖脂肪酸エステル及び/又はポリグリセリン脂肪酸エステル。
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