JP7793507B2 - 血液生成物の製造において使用するための抗体 - Google Patents
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Description
同種赤血球細胞輸血とは対照的に、IBSは、安全で効力のある代案であると考えられる。重要なことに、優れたウイルス診断薬にもかかわらず、HIV感染の伝達の危険性は、493,000同種血輸血あたり1であり、C型肝炎ウイルス感染の伝達の危険性は、103,000あたり1であり、B型肝炎ウイルス感染の伝染の危険性は、63,000あたり1である(Schreiberら、N.Engl.J.Med.334:1685、1996)。1996年から2001年まで行われた「輸血の深刻な危険要因(Serious Hazards of Transfusions)」研究の結果は、同種輸血発生率のこれらの危険性を文書化した(Dzikら、Transfusion43:1190、2003)。著しいことに、汚染血液輸血による感染性疾患の伝染は、供血及び輸血プロセスとともに管理事務上又は人的不備によるABO不適合血液による重大な危険性と比較して、小さい危険性であることがわかる(Sazama、Transfusion30:583、1990;Dzikら、Transfusion43:1190、2003)。輸血発生率の70%より多くが、管理事務上の不備並びにサンプリング、指示及び成分収集における過誤を主な原因とする間違って輸血される血液成分に帰する可能性がある(Dzikら、Transfusion43:1190、2003)。術前及び術中の赤血球細胞の自己輸血は、同種血輸血に固有のこれらの危険性自体を回避する。全般的に、自己血液回収技術は、利点を提供するが、血液容量を保つために晶質又はコロイドの注入を必要としない(表1)。他の自家技術よりもかなり多くの容量の血液を、過度の出血中に術中に回収できる。
術中血液回収は、25年以上前から利用されている。これは、心胸郭(cardiothoriac)手術、血管及び外傷手術、並びに肝臓移植において広く用いられている。この使用に対する禁忌は、細菌感染及び手術野の血液中におそらく脱落する腫瘍細胞、並びに手術部位でのミクロフィブリルコラーゲン又はその他の外来物質の使用である。現在、ドナー血液不足及び感染の伝染への恐れから、血液喪失が大きい癌手術においてもIBSの使用に対する興味が増加している。癌手術における自己血輸血の使用を外科医が渋ることは少なくなってきており、標準的な生存データと比較して、報告は、局所再発又は転移疾患の増加を示していない(Klimbergら、Arch.Surg.212:1326、1986;Perseghinら、Vox Sang.72:221、1997)。Vanderlindeら(BMJ324:772、2002)により概説されるように、術前供血血液から回収される赤血球細胞自己輸血は、同種輸血と比較して結腸直腸癌手術中の感染及び再発の発生率の低減を著しく導くことができた(表2)。これらの概説された臨床試験のいくつかは、結腸直腸手術がそれ自体細菌感染の伝染の固有の危険性のためにIBSの推奨から除かれているので、さらにより重要である。
・ 自動化IBS装置、例えばCell Saver-5(登録商標)と組み合わせて用いるある方法が、白血球枯渇フィルター(例えばPall RC400、RCEZ1T)、RC XL-1)を通すさらなる試料の濾過により示されている(Bontadiniら、Transfusion34.531、1994;Yaprakら、Turk.J.Pediatr.40:89、1998;Gwakら、Liver Transplant.11:331、2005)。IBSにより回収された赤血球の安全な輸血は、いくつかの試験において評価されているように、臨床成績を損なわない(EdelmanらUrology47:179、1996;Perseghinら、Vox Sang.72:221、1996;Davisら、BJU International91:474、2003)。
・ 別のIBSアプローチにおいて、有核癌細胞の放射線感受性の根底にある原理及び無核赤血球細胞の放射線耐性のために、試料を50Gyにて照射する。
以下の議論は、本発明について説明し、その好ましい実施形態について示す目的のために含まれる。
(1)以下の工程:
- 腫瘍細胞を含み得る術中に回収した血液を準備する工程と、
- 前記術中に回収した血液を、
- 二重特異性、三重特異性、四重特異性及び多重特異性抗体、並びに二価、三価、四価及び多価抗体からなる群より選択される少なくとも1つの抗体、並びに/或いは
- 抗体と同様の多重特異的又は多価結合特性を有する少なくとも足場タンパク質
と接触させる工程であって、
前記少なくとも1つの抗体及び/又は前記少なくとも1つの足場タンパク質が、以下の特性:
a)CD11a、CD15、CD18、CD29、CD39、CD45、CD48、CD52、CD55、CD58、CD59、CD82、CD95、CD97、CD122、CD124、CD132及びCDw137からなる群の少なくとも1つのメンバーから選択されるパン白血球(pan-leukocyte)抗原と結合する、
b)腫瘍細胞上の腫瘍関連抗原と結合する、
c)そのFc部分を介してFc受容体陽性細胞と結合する
を有し、
前記少なくとも1つの抗体及び/又は前記少なくとも1つの足場タンパク質が、血液に含まれる少なくとも腫瘍細胞及び白血球細胞と三次元ネットワークを形成でき、
前記少なくとも1つの抗体及び/又は前記少なくとも1つの足場タンパク質が、10~240分、好ましくは10~180分の期間、前記術中に回収した血液と接触され、該期間は、前記抗体及び/又は前記足場タンパク質を含む会合体及び/又は凝集体を得るために前記腫瘍関連抗原を含む腫瘍細胞、及び前記パン白血球抗原を含む白血球細胞、及び/又は他の腫瘍細胞を架橋するために十分であり、前記腫瘍細胞、前記他の腫瘍細胞及び前記白血球細胞が、術中に回収した血液中に存在する可能性があり、前記腫瘍細胞が、前記少なくとも1つの抗体及び/又は前記少なくとも1つの足場タンパク質により特異的に認識される、工程と、
- 前記会合体及び/又は凝集体を、前記術中に回収した血液から機械的に除去する工程と
を含む、術中に得られた回収血液から腫瘍細胞を除去するためのex vivo方法。
ラット-IgG2b/マウス-IgG2a、
ラット-IgG2b/マウス-IgG2b、
ラット-IgG2b/ヒト-IgG1、
マウス-[VH-CH1;VL-CL]-ヒト-IgG1/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
[*=白人のアロタイプG3m(b+g)=プロテインAと結合しない]
を有する抗体の群から選択される。
a) 前記少なくとも1つの抗体及び/又は前記少なくとも1つの足場タンパク質を添加する前に、術中に回収した血液を、少なくとも1つの抗凝固剤と混合する工程、
b) 前記会合体及び/又は凝集体並びにさらなる血液成分から赤血球を、遠心分離により、好ましくは密度勾配遠心分離により分離する工程、
c) 前記混合物を所望により濾過して、存在する可能性がある残存会合体及び/又は凝集体並びに残存細胞複合体を除去する工程、並びに
d) 赤血球含有画分及びさらなる血液成分を、別の容器に回収する工程
の少なくとも1つを含む。
a)CD11a、CD15、CD18、CD29、CD39、CD45、CD48、CD52、CD55、CD58、CD59、CD82、CD95、CD97、CD122、CD124、CD132及びCDw137からなる群の少なくとも1つのメンバーから選択されるパン白血球抗原と結合する、
b)腫瘍細胞上の腫瘍関連抗原と結合する、
c)そのFc部分を介してFc受容体陽性細胞と結合する
を有する二重特異性、三重特異性、四重特異性若しくは多重特異性抗体、二価、三価、四価若しくは多価抗体及び/又は抗体に類似の多重特異的若しくは多価結合特性を有する足場タンパク質、特に二重特異性三官能性抗体であって、血液中に含まれる腫瘍細胞及び白血球細胞と三次元ネットワークを形成できる抗体の、(1)から(13)のいずれか1つ以上によるex vivo方法における使用。
- 腫瘍細胞を含み得る術中に回収した血液を準備する工程と、
- 前記術中に回収した血液を抗体と接触させる工程であって、前記抗体が、以下の特性:
a)CD11a、CD15、CD18、CD29、CD39、CD45、CD48、CD52、CD55、CD58、CD59、CD82、CD95、CD97、CD122、CD124、CD132及びCDw137からなる群の少なくとも1つのメンバーから選択されるパン白血球抗原と結合する、
b)腫瘍細胞上の腫瘍関連抗原と結合する、
c)そのFc部分を介してFc受容体陽性細胞と結合する
を有し、
前記抗体が、血液に含まれる少なくとも腫瘍細胞及び白血球細胞と三次元ネットワークを形成でき、
前記抗体が、10~240分、好ましくは10~180分の期間、前記術中に回収した血液と接触され、該期間は、前記抗体を含む会合体及び/又は凝集体を得るために前記腫瘍関連抗原を含む腫瘍細胞、及び前記パン白血球抗原を含む白血球細胞、及び/又は他の腫瘍細胞を架橋するために十分であり、前記腫瘍細胞、前記他の腫瘍細胞及び前記白血球細胞が、術中に回収した血液中に存在する可能性があり、前記腫瘍細胞が、前記抗体により特異的に認識される、工程と、
- 前記会合体及び/又は凝集体を、前記術中に回収した血液から機械的に除去する工程と
を含む腫瘍又は癌の処置における使用のための、二重特異性、三重特異性、四重特異性及び多重特異性抗体、並びに二価、三価、四価及び多価抗体からなる群より選択される抗体。
- 腫瘍細胞を含み得る術中に回収した血液を準備する工程と、
- 前記術中に回収した血液を足場タンパク質と接触させる工程であって、前記足場タンパク質が、以下の特性;
a)CD11a、CD15、CD18、CD29、CD39、CD45、CD48、CD52、CD55、CD58、CD59、CD82、CD95、CD97、CD122、CD124、CD132及びCDw137からなる群の少なくとも1つのメンバーから選択されるパン白血球抗原と結合する、
b)腫瘍細胞上の腫瘍関連抗原と結合する、
c)そのFc部分を介してFc受容体陽性細胞と結合する
を有し、
前記足場タンパク質が、血液に含まれる少なくとも腫瘍細胞及び白血球細胞と三次元ネットワークを形成でき、
前記足場タンパク質が、10~240分、好ましくは10~180分の期間、前記術中に回収した血液と接触され、該期間は、前記足場タンパク質を含む会合体及び/又は凝集体を得るために前記腫瘍関連抗原を含む腫瘍細胞、及び前記パン白血球抗原を含む白血球細胞、及び/又は他の腫瘍細胞を架橋するために十分であり、前記腫瘍細胞、前記他の腫瘍細胞及び前記白血球細胞が、術中に回収した血液中に存在する可能性があり、前記腫瘍細胞が、前記足場タンパク質により特異的に認識される、工程と、
- 前記会合体及び/又は凝集体を、前記術中に回収した血液から機械的に除去する工程と
を含む腫瘍又は癌の処置における使用のための、抗体に類似の多重特異的又は多価結合特性を有する足場タンパク質。
本明細書に記載する方法は、ex vivo、すなわち人体の外で行われる。術中回収血液(IBS)は、当該技術において公知であり、「自己回収血液」とも記載される。手術中に喪失される血液は、取り戻され、手術中に喪失された血液を得る同じ患者に再注入される。
好ましくは、方法は、手術野から血液を吸引する外科医から開始する。回収工程は、好ましくは、吸引装置により行われ、希釈剤(dilutive)、例えばステロファンジンもこの工程中で用いることができる。その他の希釈剤、例えばヘパリンを含む0.9%NaClも用いることができる。吸引血液は、次いで、血液の凝固を避けるために抗凝固剤と混合できる。吸引血液は、処理のために十分な血液が得られるまでレザーバに回収できる。
好ましくは、吸引血液は、希釈剤、例えばステロファンジン及び/又はヘパリンを含む0.9%NaClで希釈される。
好ましくは、本発明の方法では、前記腫瘍細胞は、上皮性、血液又は神経外胚葉性腫瘍からである。
好ましくは、術中に回収した血液は、レザーバに回収された後に、前記抗体又は前記足場タンパク質と接触させる。
本発明では、「赤血球濃縮物」は、濃厚赤血球のことをいう。
本発明では、「細胞凝集体」は、互いに接着した細胞のことをいい、前記表現は、「会合体」又は「細胞会合体」と交換可能である。同様に、「会合する」と「凝集する」も交換可能である。
例えば、scFv(例えばBiTEクラス)、Db、scDb、dsDb、DART、dAb2/VHH2、ノブ・イントゥ・ホール派生物、SEED-IgG、ヘテロFc-scfv、Fab-scFv、CrossMab
・三価抗原結合特長を有する二重(三重)特異性抗体フォーマット:
例えば、トリプルボディ、DNL-F(ab)3、scFv2-CH1/CL、dAb3、Fab-scFv2、IgG-scFab
・四価抗原結合特長を有する二重(三重)特異性抗体フォーマット:
例えば、IgG-scFv、scFv-IgG、scFv-Fc、F(ab’)2-scFv2、sDb-Fc、scDb-CH3、Db-Fc、scFv2-H/L、DVD-Ig、tandAb、scFv-dhlx-scFv、dAb2-IgG、2-イン-1 mAb、mAb2、dAb-IgG、dAb-Fc-dAb。
本発明に従って用いる抗体のさらなる例を、同封の図2に示す。
Muller D及びRE Kontermann.Bispecific Antibodies.Kontermann RE(編)、Springer Heidelberg Dordrecht London New York、83~100頁(2011)
scFv (BiTE)
Baeuerle PA、Zugmaier G及びD Ruttinger.Bispecific Antibodies.Kontermann RE(編)、Springer Heidelberg Dordrecht London New York、273~288頁(2011)
DVD-Ig
Tarcsa E、Fraunhofer W、Ghayur T、Salfeld J及びJ Gu.Bispecific Antibodies.Kontermann RE(編)、Springer Heidelberg Dordrecht London New York、171~186頁(2011)
DNL誘導体
Chang C-H、Rossi EA、Sharkey RM、DM Goldenberg.Bispecific Antibodies.Kontermann RE(編)、Springer Heidelberg Dordrecht London New York、199~216頁(2011)
2-イン-1抗体
Koeing P及びG Fuh.Bispecific Antibodies.Kontermann RE(編)、Springer Heidelberg Dordrecht London New York、187~198頁(2011)
クロスMab
Schaeferら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 108:11187(2011)
好ましくは、本発明で用いる三官能性二重特異性抗体は、CD11a、CD18、CD45、CD52、CD82又はCD97を指向する。さらに好ましい実施形態では、抗体は、CD52を指向する。
好ましくは、本発明に従って用いる抗体は、そのFc部分中にFcγ(Fcガンマ)受容体I、II及び/又はIII型との結合部位を含む。
好ましくは、本発明に従って用いる抗体は、Fcγ受容体陽性細胞である単球、マクロファージ、樹状細胞、ナチュラルキラー細胞、好中球及び/又は好酸球性細胞と結合できる。
好ましくは、抗体又は足場タンパク質、三官能性二重特異性抗体が結合する前記腫瘍関連抗原は、EpCAM、Her2neu、EGFR、CD30、CD20、CD22、MUC1、糖鎖付加パターンが変化したMUC1*、PSMA、CD33、MCSP、cMet、EphA2、エンドシアリン、炭酸脱水酵素、IGF-1R、FAP-アルファ、CD19、GD2、CEA、FR、プロテオグリカン、G250、GC182、GT468、GT512からなる群より選択される。
より具体的に、本発明の抗体又は足場タンパク質、三官能性二重特異性抗体が結合する前記腫瘍関連抗原は、EpCAM、Her2/neu、MUC1、EGFR、EphA2、GD2又はCD20である。
GT468/CD11a、GT468/CD15、GT468/CD18、GT468/CD29、GT468/CD39、GT468/CD45、GT468/CD48、GT468/CD52、GT468/CD55、GT468/CD58、GT468/CD59、GT468/CD82、GT468/CD95、GT468/CD97、GT468/CD122、GT468/CD124、GT468/CD132、GT468/CDw137、GT512/CD11a、GT512/CD15、GT512/CD18、GT512/CD29、GT512/CD39、GT512/CD45、GT512/CD48、GT512/CD52、GT512/CD55、GT512/CD58、GT512/CD59、GT512/CD82、GT512/CD95、GT512/CD97、GT512/CD122、GT512/CD124、GT512/CD132及びGT512/CDw137からなる群より選択される。
・ ラット-IgG2b/マウス-IgG2a、
・ ラット-IgG2b/マウス-IgG2b、
・ ラット-IgG2b/マウス-IgG3、
・ ラット-IgG2b/ヒト-IgG1、
・ ラット-IgG2b/ヒト-IgG2、
・ ラット-IgG2b/ヒト-IgG3[東洋のアロタイプG3m(st)=プロテインAと結合]、
ラット-IgG2b/ヒト-IgG4;
・ ラット-IgG2b/ラット-IgG2c;
・ マウス-IgG2a/ヒト-IgG3[白人のアロタイプG3m(b+g)=プロテインAと結合しない、以下において、*で示す]
・ マウス-IgG2a/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ マウス-IgG2a/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ マウス-IgG2a/ヒト-[VH-CH1, VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ マウス-[VH-CH1, VL-CL]-ヒト-IgG4/ラット-[VH-CH1, VL-CL]-ヒト-IgG4-[ヒンジ]-ヒト-IgG4[CH2のN末端領域]-ヒト-IgG3*[CH2のC末端領域:>aa251位]-ヒト-IgG3*[CH3]
・ at-IgG2b/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ-CH2-CH3]
・ ラット-IgG2b/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG2-[ヒンジ-CH2-CH3]
・ ラット-IgG2b/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG3-[ヒンジ-CH2-CH3,東洋のアロタイプ]
・ ラット-IgG2b/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG4-[ヒンジ-CH2-CH3]
・ ヒト-IgG1/ヒト-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ ヒト-IgG1/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG4[CH2のN末端領域]-ヒト-IgG3*[CH2のC末端領域:> aa251位]-ヒト-IgG3*[CH3]
・ ヒト-IgG1/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG4[CH2のN末端領域]-ヒト-IgG3*[CH2のC末端領域:>aa251位]-ヒト-IgG3*[CH3]
・ ヒト-IgG1/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG2[CH2のN末端領域]-ヒト-IgG3*[CH2のC末端領域:>aa251位]-ヒト-IgG3*[CH3]
ヒト-IgG1/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG2[CH2のN末端領域]-ヒト-IgG3*[CH2のC末端領域:>aa251位]-ヒト-IgG3*[CH3]
・ ヒト-IgG1/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ ヒト-IgG1/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ ヒト-IgG2/ヒト-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG2-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ ヒト-IgG4/ヒト-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG4-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ ヒト-IgG4/ヒト-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG4-[ヒンジ]-ヒト-IgG4[CH2のN末端領域]-ヒト-IgG3*[CH2のC末端領域:>aa251位]-ヒト-IgG3*[CH3]
・ マウス-IgG2b/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ マウス-IgG2b/ヒト-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
・ マウス-IgG2b/マウス-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
a)CD11a、CD15、CD18、CD29、CD39、CD45、CD48、CD52、CD55、CD58、CD59、CD82、CD95、CD97、CD122、CD124、CD132及びCDw137からなる群の少なくとも1つのメンバーから選択されるパン白血球抗原と結合する、
b)腫瘍細胞上の腫瘍関連抗原と結合する、
c)そのFc部分を介してFc受容体陽性細胞と結合する、
三官能性二重特異性抗体は、さらに好ましくは、以下のアイソタイプの組み合わせを有する抗体の群から選択される:
ラット-IgG2b/マウス-IgG2a、
ラット-IgG2b/マウス-IgG2b、
ラット-IgG2b/ヒト-IgG1、
マウス-[VH-CH1;VL-CL]-ヒト-IgG1/ラット-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
[*=白人のアロタイプG3m(b+g)=プロテインAと結合しない]。
本発明の方法を用いて得られる血液生成物は、好ましい実施形態によると、次いで、最初の血液試料を得た患者に再投与され、このことは、重篤な副作用を引き起こさない。
好ましくは、抗体のいずれも免疫細胞と結合できないが、同一又は異なる腫瘍関連抗原とのみ結合できることを条件として、抗体と少なくとも2つの腫瘍細胞との間の会合体を得るために、少なくとも2つの異なる腫瘍細胞の間が架橋されることが非常に重要である。
好ましくは、少なくとも1つの抗体は、会合体を得るために腫瘍細胞並びに所望により免疫細胞及び/又は他の腫瘍細胞を架橋するために十分な期間、前記術中に得られた回収血液と接触させる。好ましくは、前記腫瘍細胞及び前記免疫細胞は、前記術中に得られた回収血液中に存在する。前記腫瘍細胞は、前記少なくとも1つの抗体又は前記少なくとも1つの足場タンパク質により特異的に認識され得る。
会合体は、腫瘍細胞を本質的に含まないIBSを得るために、前記術中に得られた回収血液(IBS)から最終的に除去される。前記細胞凝集体の枯渇は、好ましくは、遠心分離、濾過又はその組み合わせにより達成される。好ましい方法では、少なくとも1つの遠心分離工程及び好ましくは少なくとも1つのさらなる濾過工程が含まれる。
好ましくは、遠心分離は、密度勾配遠心分離工程と、その後の、例えば生理食塩水を用いて、前記腫瘍細胞を含む会合体を除去し、かつ前記腫瘍細胞会合体及び白血球から赤血球を分離するために十分な時間及び回転速度で洗浄することにより行われる。
好ましくは、濾過は、一般的に、前記腫瘍細胞を含む会合体を少なくとも実質的に除去し、前記腫瘍細胞会合体及び白血球から赤血球を分離するために十分な期間行われる。
好ましい実施形態では、混入腫瘍細胞を含まないか又は実質的に含まない前記赤血球の濃縮物は、生理食塩水の添加なしで用いられる。
根底にある白血球濾過技術は、目詰まりの問題を含む古典的でミクロン定格の濾過手順とは異なるので、この進歩した腫瘍細胞除去方策は、実行可能であると考えられる。
腫瘍細胞の前記除去に含まれる操作の時間、複雑さ、選択度、強度が、抗体を用いる破壊による腫瘍細胞の枯渇、或いは腫瘍手術中の限定された時間だけ実行できる腫瘍細胞の除去を可能にする磁性ビーズを用いる除去又は放射線照射又は細胞ソーティング方法と比較して、劇的に低減されることが、本発明の利点の一つである。
好ましくは、本発明の方法を用いて得られる血液生成物は、次いで、最初の血液試料が得られた患者に再投与される。
以下において、本発明を行うための一つの例示的な例を記載する。このアプローチに従う当業者は、請求する利益を必ず得る。この例に従って、本発明から逸脱することなく様々な改変を行うことができる。
組織マイクロアレイ染色により分類される膜貫通糖タンパク質EpCAMの発現プロファイルは、様々な腫瘍の癌腫において生じる(表3)。この広い発現EpCAMパターンは、治療用のために考慮できるだけでなく、癌手術中の改良IBSプロトコールのためにも考慮できる癌腫の興味深い特質を表す。それにも関わらず、ほとんどの軟部腫瘍及び全てのリンパ腫は、完全にEpCAM陰性であったことに注目すべきである。
1.抗CD52×抗EpCAM三官能性二重特異性抗体の取得
三官能性二重特異性抗体の主鎖において、抗リンパ球パラトープを、白血球と結合する抗CD52特異的可変領域のパラトープと交換した。抗CD52特異的可変領域(H+L IgG鎖)の配列は、Croweら(Clin Exp Immunol、第87巻、1992、図2)に発表されている。
2つの結合アームの機能性を確認するために、EpCAM又はCD52のいずれかを発現する2つの異なる株化細胞への結合のフローサイトメトリー分析を行った。
抗体結合は、FACS分析により評価した。5×105標的細胞(CD52陽性Jurkat細胞又はEpCAM陽性HCT-8細胞を、記載する抗体濃度にて2~8℃にて60分間インキュベーションした。標的細胞を、PBS緩衝液に再懸濁した。次いで、細胞を2回洗浄し、細胞上での抗体結合を、蛍光標識(FITC)ラット-抗マウスIgG(Jurkat細胞)又はマウス-抗ラットIgG(HCT-8細胞)二次検出抗体(Dianova)を用いて検出した。陽性染色された細胞を、FACS-Caliburサイトメータ(Becton Dickinson)を用いて評価した。
抗体結合は、FACS分析により評価した。5×105標的細胞(Fc-ガンマ受容体陽性THP-1細胞)を、記載する抗体濃度にて2~8℃にて60分間インキュベーションした。標的細胞を、PBS緩衝液に再懸濁した。次いで、細胞を2回洗浄し、細胞上での抗体結合を、蛍光標識(FITC)F(ab)2ヤギ-抗マウスIgG F(ab)2二次検出抗体(Dianova)を用いて検出した。陽性染色された細胞を、FACS-Caliburサイトメータ(Becton Dickinson)を用いて評価した。
1.標的分子構造
PGB0005二重特異性抗体は、その可変領域を用いてCD52及びEpCAM受容体を標的にするように設計されたラット/マウス三官能性抗体である。ラット半抗体の元来の可変領域を、文献に記載されるCampath配列に由来する、CD52を標的にするものと交換している。EpCAMを標的にする可変領域を有するカツマキソマブのマウス半抗体は、改変しなかった。両方の半抗体の遺伝子配列は、CHO発現のために最適化した。
方法:
PGB0005安定細胞プール5を、4本の1Lフラスコ中、300mlの作業容量のExcell-Advanced流加培養培地中で、0.5×106細胞/mlの細胞密度を初期に播種して培養した。細胞ブースト7a及び7b供給培地を、培養プロセスの第3日から開始して、作業容量のそれぞれ3%及び0.3%で毎日加えた。
約23×106細胞/mlの最大細胞密度が、培養プロセスの第9日目に達成された。細胞生存率は、第11日に90%未満に下落し、培養物を第12日に採集し、4本のフラスコにわたる平均生細胞密度は23×106細胞/ml、及び平均生存率は86%であった(図4)。
方法:
1Lの培養上清を、定組成アフィニティークロマトグラフィーにより精製した。42mlのカラム容量で、MabSelect Sure樹脂を用いた。0.1Mクエン酸Naを溶出緩衝液として用い、抗体画分の分離のために以下の条件を用いた:親のラット抗体の溶出のためにpH5.8、標的PGB0005二重特異性抗体の溶出のためにpH5.15、親のマウス抗体の溶出のためにpH3.5。
標的二重特異性抗体は、両方の親の抗体からうまく分離された(図5)。
記載する試料の流加培養生成を開始する前に、PGB0005安定細胞プール5により生成されるタンパク質のアイデンティティーを、LC-MSにより確認した。流加培養により生成された精製PGB0005二重特異性抗体試料を、SDS-PAGEにより分析し、Fcγ-受容体結合活性、EpCAM結合活性及びCD52結合活性について試験した。
方法:
フラスコ培養により生成され、ACクロマトグラフィーにより精製されたPGB0005二重特異性抗体試料を、LC-MSにより分析した。LC-MS分析の前に、試料を2つの異なる処理に付した:1)変性と、PNGアーゼF処理及びDTT処理によるその後の脱グリコシル化、並びに2)変性と、その後のDTT処理。試料を、次いで、分離のためにBEH C4カラムに注入し、Q-Tof質量分析計により分析した。
標的タンパク質についての理論的分子量の情報を、表1に示す。翻訳後修飾の後の理論的分子量情報を、表2及び3に示す。
抗CD52軽鎖及び抗EpCAM軽鎖が、非PNGアーゼF処理試料においてMSにより同定された(図6)。抗CD52軽鎖について得られた実測MWは23177.0Daであり、これは、理論的MVである23175.9Daとよく対応する(表4)。抗CD52軽鎖について得られた実測MWは24426.0Daであり、これは、理論的MWである24424.8Daとよく対応する(表1)。
抗CD52グリコシル化重鎖が同定され、MWは51156.0Daであり(図7)、これは、翻訳後修飾を考慮した場合に、抗CD52重鎖についての理論値51150.5Daとよく対応する(表5)。G0Fグリコシル化(51320.9Da)及びG1Fグリコシル化(51483.1Da)をそれぞれ有する抗EpCAM重鎖の予測MWに相当する51156.0Da及び51487.0Daの2つのMSピーク(図7)が同定された(表6)。GoFグリコシル化抗EpCAM重鎖についてのおよそ6Daと、G1Fグリコシル化抗EpCAM重鎖についてのおよそ4Daの予測値と実測値との間の不一致は、DTT処理によるジスルフィド結合の開放により説明され得る。G0Fグリコシル化を有する抗EpCAM重鎖とG1Fグリコシル化を有する抗CD52鎖との間の質量の差は10Da未満であり、これらのシグナルが互いに干渉している可能性がある。
方法:
精製PGB0005試料を、2つのバッチ:1)非脱グリコシル化及び2)脱グリコシル化(PNGアーゼFでの処理)に分けた。2つのバッチは、還元及び非還元条件下でSDSポリアクリルアミドゲル上の電気泳動により分析した。
およそ50kDのMWでの2つの重鎖バンドが、レーン2(非脱グリコシル化試料)並びにレーン3、5及び6(脱グリコシル化試料)で見られる。レーン2(非脱グリコシル化)の重鎖バンドは、レーン3、5及び6(脱グリコシル化)のものより低いMWを有する(図9)。
それぞれおよそ150kD及び200kDのMWを有する2つの主なバンドが、レーン7、8、10及び11において見られる。レーン11(非脱グリコシル化)におけるバンドは、レーン7、8及び10(脱グリコシル化)と比較して、より低いMWのものである。
それぞれおよそ120kD、85kD及び22.5kDのMWを有する3つのさらなるバンドが、レーン7、8、10及び11において観察される。
方法:
PGB0005精製二重特異性抗体試料を、Fcγ-受容体結合活性について、フローサイトメトリー(FACS)により試験した。
THP-1細胞培養懸濁物を、ウェルあたり50μlにて、4×106細胞/mlの密度にて用いた。PGB0005二重特異性抗体について用いた作業試料濃度は、ウェルあたり50μlで、0.0017~100μg/mlの範囲であった。
結合反応は、2~8℃にて1時間行った。pH7.4のPBSを、希釈緩衝液として用い、2%FBSを含むpH7.4のPBSを、洗浄緩衝液として用いた。
FITC-ヤギ抗マウスF(ab’)2断片特異的を、検出抗体として用いた。
抗体検出反応は、2~8℃にて30分間行った。
PGB0005二重特異性抗体は、Fcγ-受容体結合活性を示す(図10)。
方法:
PGB0005精製二重特異性抗体試料を、EpCAM結合活性について、フローサイトメトリー(FACS)により試験した。
HCT-8接着細胞培養物を、ウェルあたり100μlにて、1.5×106細胞/mlの密度にて用いた。PGB0005二重特異性抗体について用いた作業試料濃度は、ウェルあたり50μlで、0.0017~100μg/mlの範囲であった。
結合反応は、室温にて1時間行った。2%FBSを含むpH7.4のPBSを、希釈緩衝液及び細胞清浄溶液としても用いた。
FITC-マウス抗ラット(H+L)を検出抗体として用いた。
抗体検出反応は、2~8℃にて30分間行った。
PGB0005二重特異性抗体は、EpCAM結合活性を示す(図11)。100μg/mlの濃度での単独データ点は、Hook効果により除いた。
方法:
精製PGB0005二重特異性抗体試料を、2つの異なるpH値、7.4及び6.1にてPBS緩衝液中に溶解し、CD52結合についてフローサイトメトリー(FACS)により試験した。2つの異なる検出抗体を用いた。2回の反復実験を行った。
Ramos細胞培養懸濁物を、ウェルあたり50μlにて、4×106細胞/mlの密度にて用いた。PGB0005二重特異性抗体試料について用いた作業試料濃度を、以下の表に示す。
FITC-マウス抗ラット(H+L)及びFITC-ラット抗マウス(H+L)を、検出抗体として用いた。
抗体検出反応は、2~8℃にて30分間行った。
PGB0005二重特異性抗体は、6.1及び7.4の両方のpH値にてCD52結合活性を示す(図12)。ラット-抗マウス検出抗体は、マウス抗ラット検出抗体と比較して、より強く標的二重特異性抗体と結合することがわかる。結果は、2回の独立した実験間で一貫している。
Cell saverシステム、及び三官能性二重特異性抗CD52×抗EpCAM抗体を用いて精製した癌患者の血液試料はともに、赤血球濃縮物において実質的に又は全く残存腫瘍細胞(0)が検出できない。さらに、手術中に分泌されるサイトカインは、記載する手順の後の赤血球濃縮物において明確に減少し、このことは、患者に安全性の問題がないことを明らかにする。重要なことに、残存抗CD52×抗EpCAM抗体は、非常に感度の高いELISA法(検出限界:250pg/ml)を用いても、生成された赤血球濃度において全く又は実質的に検出できず、このことは、これらの精製自己赤血球濃縮物を受容する可能性のある患者の安全性を確認する。
同種血輸血による検査済み及び検査されていないウイルスの可能性のある感染の危険性並びにその他の危険性、需要及び経済的必要性の増加のために、病院における血液管理プログラムにおいて、術中血液回収に対する興味が増加している。それにもかかわらず、主な癌手術における術中自己輸血の使用は、腫瘍細胞が患者に再注入されて、再発症例が増加する可能性のために、制限されている。
従来の方法と比較して、本発明は、術中に回収した血液から腫瘍細胞を除去するために改良された効率を有するより早い方法を提供する。本発明で開示する抗体、特に三官能性二重特異性抗体は、白血球、腫瘍細胞及びFcガンマ受容体陽性アクセサリー細胞と結合して、抗体と、腫瘍細胞及び免疫細胞、並びにさらに所望により又は追加として他の腫瘍細胞との三次元ネットワークを形成する。前記三官能性二重特異性抗体は、特定のパン白血球抗原と結合でき、このことは、T細胞、リンパ球のほぼ100%までを含む様々な型の血液細胞の、腫瘍細胞との結合を可能にする。よって、他の既知の方法、例えば抗体が、腫瘍細胞とのT細胞の結合を単に媒介する方法と比較して、ここで開示する三官能性二重特異性抗体は、T細胞の量よりかなり多い白血球及びリンパ球を含む著しく増加した量の血液細胞を媒介して、術中に回収した血液中の腫瘍細胞と相互作用して、よって、腫瘍細胞をより効率的に除去できる。この点で、本発明は、癌患者が末梢血中に有するT細胞の量が低い場合に、特に有利である。なぜなら、腫瘍細胞とのT細胞の結合に依存する他の既知の方法は、腫瘍細胞を効率的に除去できないことがあるが、前記三官能性二重特異性抗体は、T細胞に加えて様々な他の型の血液細胞と結合できるので、本発明は、そのような制限がないからである
Claims (14)
- 以下の工程:
- 腫瘍細胞を含み得る術中に回収した血液を準備する工程と、
- 前記術中に回収した血液を、
- 三官能性二重特異性抗体である抗体と接触させる工程であって、
前記抗体が、以下の特性:
a)CD11a、CD15、CD18、CD29、CD39、CD45、CD48、CD52、CD55、CD58、CD59、CD82、CD95、CD97、CD122、CD124、CD132及びCDw137からなる群の少なくとも1つのメンバーから選択されるパン白血球抗原と結合する、
b)腫瘍細胞上の腫瘍関連抗原EpCAMと結合する、
c)そのFc部分を介してFc受容体陽性細胞と結合する
を有し、
前記抗体が、血液に含まれる少なくとも腫瘍細胞及び白血球細胞と三次元ネットワークを形成でき、
前記抗体が、10~240分の期間、前記術中に回収した血液と接触され、該期間は、前記抗体を含む会合体及び/又は凝集体を得るために前記腫瘍関連抗原を含む腫瘍細胞、及び前記白血球抗原を含む白血球細胞、及び/又は他の腫瘍細胞を架橋するために十分であり、前記腫瘍細胞、前記他の腫瘍細胞及び前記白血球細胞が、術中に回収した血液中に存在する可能性があり、前記腫瘍細胞が、前記抗体により特異的に認識される、工程と、
- 前記会合体及び/又は凝集体を、前記術中に回収した血液から機械的に除去する工程と
を含む、術中に回収した血液からの腫瘍細胞のex vivo除去による血液生成物の製造において使用するための、抗体。 - 前記三官能性二重特異性抗体が、以下のアイソタイプの組み合わせ:
ラット-IgG2b/マウス-IgG2a、
ラット-IgG2b/マウス-IgG2b、
ラット-IgG2b/ヒト-IgG1、
マウス-[VH-CH1;VL-CL]-ヒト-IgG1/rat-[VH-CH1,VL-CL]-ヒト-IgG1-[ヒンジ]-ヒト-IgG3*-[CH2-CH3]
[*=白人のアロタイプG3m(b+g)=プロテインAと結合しない]
を有する抗体の群から選択される、請求項1に記載の抗体。 - 前記パン白血球抗原が、CD52である、請求項1又は2に記載の抗体。
- 腫瘍抗原特異性及び/又はパン白血球抗原特異性が互いに異なる少なくとも2つの異なる抗体が、用いられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の抗体。
- 前記会合体が、抗体、腫瘍細胞及び白血球細胞で構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載の抗体。
- 前記抗体が、術中に回収した血液1リットルあたり1μgから20μgの量で用いられる、請求項1から5のいずれか一項に記載の抗体。
- 以下のさらなる工程:
a) 前記抗体を添加する前に、術中に回収した血液を、少なくとも1つの抗凝固剤と混合する工程、
b) 前記会合体及び/又は凝集体並びにさらなる血液成分から赤血球を、遠心分離により分離する工程、
c) 前記混合物を濾過して、存在する可能性がある残存会合体及び/又は凝集体並びに残存細胞複合体を除去する工程、並びに
d) 赤血球含有画分及びさらなる血液成分を、別の容器に回収する工程
の少なくとも1つを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の抗体。 - 前記術中に回収した血液との前記抗体のインキュベーション時間が、10と90分の間であり、前記インキュベーションが、19から25℃の間の温度にて行われる、請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体。
- 会合体及び/又は凝集体の前記除去が、遠心分離、濾過又はそれらの組み合わせによる、請求項1から8のいずれか一項に記載の抗体。
- 白血球及び/又は腫瘍細胞を含む細胞複合体が、白血球吸着/枯渇フィルターを用いて別の工程において除去される、請求項1から9のいずれか一項に記載の抗体。
- 前記腫瘍細胞が、上皮性、血液又は神経外胚葉性腫瘍からである、請求項1から10のいずれか一項に記載の抗体。
- T細胞、腫瘍細胞上の腫瘍関連抗原、及びそのFc部分を介してFc受容体陽性細胞に結合する追加の三官能性二重特異性抗体が、施用される、請求項1から11のいずれか一項に記載の抗体。
- 前記抗体が、2つの異なる腫瘍関連抗原と結合する特性を有する、請求項1から12のいずれか一項に記載の抗体。
- 前記抗体が、2つの異なる腫瘍関連抗原と結合する特性を有する、請求項1に記載の抗体。
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