JP7797848B2 - ホルダ、およびホルダと印刷物の組合体 - Google Patents
ホルダ、およびホルダと印刷物の組合体Info
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Description
図1に示されるホルダ10は、印刷物を挟持することによって保持するものである。本明細書における「印刷物」とは、紙、および紙以外の材料に印刷されたものを意味する。印刷物の厚みは、例えば、10mm以下であることが好ましい。印刷物の厚みの下限は、特に限定されないが、例えば、0.1mm以上となっていてもよい。印刷物としては、特に限定されないが、例えば、カレンダーや書類等の冊子、ポスター、カード等が挙げられる。ホルダ10は、特に、中綴じカレンダーのような中綴じ冊子を保持するのに好適である。
ホルダ本体部11の形状は、特に限定されないが、例えば、長板状となっている。図1に示されるホルダ本体部11は、横長状のものであり、具体的には長方形状となっている。ホルダ本体部11の長手方向DR1の長さは、印刷物の大きさにもよるが、例えば100mm以上550mm以下となっていてもよい。ホルダ本体部11の長手方向DR1の長さの下限は180mm以上、250mm以上、または290mm以上となっていてもよく、またホルダ本体部11の長手方向DR1の長さの上限は、520mm以下、450mm以下、または420mm以下となっていてもよい。ホルダ本体部11の長手方向DR1の長さが、印刷物の幅方向の長さとほぼ同程度である場合には、経時によるカールをより抑制できるとともに、印刷物とともに梱包することができ、搬送が容易となる。このため、ホルダ本体部11の長手方向DR1の長さは、印刷物の幅方向の長さの±80mm以内であることが好ましい。この長さは、ランダムに5箇所で測定したホルダ本体部11の長手方向DR1の長さの平均値とする。
挟持片部12は、上記したようにホルダ本体部11との間で印刷物を挟持するものである。挟持片部12は、ホルダ本体部11に囲まれており、2以上設けられている。具体的には、挟持片部12は、ホルダ本体部11の長手方向DR1において、第1貫通穴11Eと第1端縁11Aとの間の第1領域、および第1貫通穴11Eと第2端縁11Bとの間の第2領域にそれぞれ配置されている。また、挟持片部12は、2以上設けられていれば、3つ、4つ、5つ、またはそれ以上設けられていてもよい。例えば、挟持片部12の個数が偶数個の場合には、挟持片部12は、第1領域および第2領域に同数ずつ配置されていることが好ましい。挟持片部12が多いほど、印刷物の経時により発生するカールは抑制できるが、挟持片部12によって印刷物の隠れる部分が多くなるので、挟持片部12の数は、4以下であることが好ましい。
ホルダ本体部11と挟持片部12との間には、幅W2(図2参照)が1.0mm以上10mm以下の第2貫通穴13を有することが好ましい。ホルダ本体部11と挟持片部12で挟持される印刷物の厚みが大きい場合であっても、このような第2貫通穴13があれば、強度を維持しながら印刷物を挟持することができる。第2貫通穴13の幅W2の下限は、1.5mm以上、2.0mm以上、または2.5mm以上であることがより好ましく、上限は、9.5mm以下、9.0mm以下、または8.5mm以下であることがより好ましい。幅W2は、特に3.0mm以上8.0mm以下が特に好ましい。第2貫通穴13の幅W2は、ランダムに5箇所で測定した第2貫通穴13の幅W2の平均値とする。
図1に示される第1貫通穴11Eは、ホルダ本体部11の中央部に配置されているが、図3に示されるホルダ20のように、ホルダ本体部11の短手方向DR2側に突部11Fを形成し、その突部11Fに第1貫通穴11Eを形成してもよい。ホルダ20は、ホルダ本体部11に囲まれ、かつ印刷物を吊下げるための突片部21をさらに備えている。突片部21を印刷物に設けられた貫通穴に挿通することにより、印刷物を吊下げることができる。突片部21は、ホルダ本体部11と一続きとなっている。突片部21は、第1貫通穴11Eよりも第4端縁11D側に配置されており、また突片部21の根元部は、突片部21の先端部よりも第4端縁11D側に位置している。突片部21の太さは、印刷物に設けられた貫通穴の幅以下であればよい。ホルダ本体部11と突片部21との間には第3貫通穴22が形成されていてもよい。
組合体は、ホルダ10、20、30、40、50と、ホルダ10、20、30、40、50によって保持される印刷物とを備えていればよい。
まず、厚み0.8mmの板状のバルカナイズドファイバー(北越東洋ファイバー株式会社製)を用意した。次いで、レーザー加工によって図1に示される形状の第1貫通穴を有するホルダ本体部、挟持片部、第2貫通穴を形成した。ホルダ本体部は、縦35mm×横400mmの大きさであった。第1貫通穴は、直径6mmの円状であり、ホルダ本体部の短手方向の第3端縁から第1貫通穴までの距離d1は、16mmであった。また、ホルダ本体部の長手方向における第1端縁から第2貫通穴までの幅および第2端縁から第2貫通穴まで幅はそれぞれ10mmであった。挟持片部は中抜き半円状となっており、ホルダ本体部の短手方向における中抜き部の最大長さL1は9.0mmであり、挟持片部の幅W1は3.0mmであった。第2貫通穴の幅W2は5.0mmであった。
実施例2においては、厚み0.8mmのバルカナイズドファイバーの代わりに、厚み1.0mmのバルカナイズドファイバー(北越東洋ファイバー株式会社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、ホルダ付きカレンダーを得た。
実施例2においては、バルカナイズドファイバーの代わりに、厚み0.42mmのエリプラペーパー(T目)(大王製紙株式会社)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、ホルダ付きカレンダーを得た。
実施例4においては、バルカナイズドファイバーの代わりに、厚み0.395mmの板紙を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、ホルダ付きカレンダーを得た。
比較例1においては、ホルダを設けずに、実施例1と同様のカレンダーを用いた。
実施例1~4に係るホルダ付きカレンダーおよび比較例1に係るカレンダーにおいて、環境試験を行った。具体的には、まず、環境試験機(製品名「HIFLEX NEO」、楠本化成株式会社製)の中に、フックで実施例1~4に係るホルダ付きカレンダーおよび比較例1に係るカレンダーを吊るした。なお、実施例1~4に係るホルダ付きカレンダーにおいてはホルダの第1貫通穴およびカレンダーの吊下げ用穴を介してフックで吊下げ、比較例1に係るカレンダーにおいてはカレンダーの吊下げ用穴を介してフックで吊下げた。その後、環境試験装置内を温度40℃、相対湿度80%で、6時間保持した後、温度0℃で9時間保持した。これを3サイクル繰り返し行った。そして、環境試験後の実施例1~4に係るホルダ付きカレンダーおよび比較例1に係るカレンダーを平らな台の上に置き、カール量を測定した。カール量は、カレンダーの両上角部と台との距離をそれぞれ測定し、それを平均した値とした。なお、環境試験前の実施例1~4に係るホルダ付きカレンダーおよび比較例1に係るカレンダーは、カール量が測定できないほど、平坦であった。
11…ホルダ本体部
11A…第1端縁
11B…第2端縁
11C…第3端縁
11D…第4端縁
11E…第1貫通穴
12、31、41、51…挟持片部
12A、31A、41A、51A…根元部
13、42、52…第2貫通穴
21…突片部
41A1…切欠き部
Claims (11)
- 印刷物を保持するためのホルダであって、
壁に前記ホルダを固定するための第1貫通穴を有するホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部に囲まれ、かつ前記ホルダ本体部との間で前記印刷物を挟持する2以上の挟持片部と、
前記ホルダ本体部に囲まれ、かつ前記印刷物を吊下げるための突片部と、を備え、
前記挟持片部が、それぞれ前記ホルダ本体部と一続きとなっており、
前記突片部が、前記ホルダ本体部と一続きとなっている、ホルダ。 - 印刷物を保持するためのホルダであって、
壁に前記ホルダを固定するための第1貫通穴を有するホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部に囲まれ、かつ前記ホルダ本体部との間で前記印刷物を挟持する2以上の挟持片部と、を備え、
前記挟持片部が、それぞれ前記ホルダ本体部と一続きとなっており、かつ貫通穴である中抜き部を有している、ホルダ。 - 印刷物を保持するためのホルダであって、
壁に前記ホルダを固定するための第1貫通穴を有するホルダ本体部と、
前記ホルダ本体部に囲まれ、かつ前記ホルダ本体部との間で前記印刷物を挟持する2以上の挟持片部と、
前記ホルダ本体部に囲まれ、かつ前記印刷物を吊下げるための突片部と、を備え、
前記挟持片部が、それぞれ、前記ホルダ本体部と一続きとなっており、かつ貫通穴である中抜き部を有しており、
前記突片部が、前記ホルダ本体部と一続きとなっている、ホルダ。 - 前記ホルダ本体部と前記挟持片部との間に設けられた幅が1.0mm以上10mm以下の第2貫通穴をさらに有する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のホルダ。
- 前記挟持片部の根元部が、切欠き部を有している、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のホルダ。
- 前記ホルダ本体部および前記挟持片部が、紙材料から構成されている、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のホルダ。
- 前記印刷物が、冊子である、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のホルダ。
- 前記印刷物が、カレンダーである、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のホルダ。
- 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のホルダと、印刷物とを備える、組合体。
- 前記印刷物が、冊子である、請求項9に記載の組合体。
- 前記印刷物が、カレンダーである、請求項9または10に記載の組合体。
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