JP7797855B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法及びプログラムInfo
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Description
図1は、本開示を適用した場面の一例を模式的に例示する。本実施形態に係る車載装置1は、レーダSによる距離計測を実行するように構成された1台以上のコンピュータである。
例では、レーダSは、車両Vの前部、後部、及び側部のいずれかに配置されてよい。図1では、図面の左方向が車両Vの前方に対応しており、レーダSが車両Vの後方に設けられる場面の一例が示されている。複数のレーダSが設けられる場合、複数のレーダSのうちの少なくとも2つのレーダが、計測範囲を重複するように水平方向に並列的に離間して配置されてよい。複数のレーダSのうちの少なくとも2つのレーダが、計測範囲を重複するように垂直方向に並列的に離間して配置されてよい。
[ハードウェア構成例]
図4は、本実施形態に係る車載装置1のハードウェア構成の一例を模式的に示す。図4に示されるとおり、本実施形態に係る車載装置1は、制御部11、記憶部12、外部インタフェース13、入力装置14、出力装置15、及びドライブ16が電気的に接続された
コンピュータである。
れてよい。外部インタフェース13、入力装置14、出力装置15、及びドライブ16の少なくともいずれかは省略されてもよい。車載装置1は、複数台のコンピュータにより構成されてよい。この場合、各コンピュータのハードウェア構成は、一致していてもよいし、或いは一致していなくてもよい。車載装置1は、提供されるサービス専用に設計されたコンピュータの他、汎用のコンピュータ、スマートフォンを含む携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)等であってよい。
図5は、本実施形態に係る車載装置1のソフトウェア構成の一例を模式的に示す。車載装置1の制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラム81をRAMに展開する。そして、制御部11は、RAMに展開されたプログラム81に含まれる命令をCPUにより実行する。これにより、図5に示されるとおり、本実施形態に係る車載装置1は、取得部111、第1判定部112、補正処理部113、結果導出部114、及び第2判定部115をソフトウェアモジュールとして備えるコンピュータとして動作する。すなわち、本実施形態では、車載装置1の各ソフトウェアモジュールは、制御部11(CPU)により実現される。
図6は、本実施形態に係る車載装置1の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下の処理手順は、情報処理方法の一例である。ただし、以下の処理手順は、一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてよい。また、以下の処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
ステップS10では、制御部11は、取得部111として動作し、複数のレーダSの計測値3を取得する。一例では、制御部11は、各レーダ(SA、SB)の計測値(3A、3B)を取得する。本実施形態では、ステップS10の処理は、重複範囲について、各レーダSの計測値3を取得することを含む。各レーダSの計測値3を取得すると、制御部11は、次のステップS12に処理を進める。
ステップS12では、制御部11は、第1判定部112として動作し、車両Vが駐停車動作中であるか否かを判定する。一例では、制御部11は、ウインカー、ハザード、ブレーキ、速度計等の車両情報に基づいて、車両Vが停止状態に向けて一定速度以下になったか否かに応じて、車両Vが駐停車動作中であるか否かを判定してよい。他の一例では、制御部11は、車両Vの加速度の値(例えば、所定時間を超えて減速方向の値をとり続けたか否か)に応じて、車両Vが駐停車動作中であるか否かを判定してよい。駐停車動作中であるか否かを判定する方法には、駐停車のための動作(例えば、駐停車に向かう動作)を検知する任意の手法が採用されてよい。例えば、制御部11は、駐停車への過渡状態にあるか否かに応じて、駐停車動作中であるか否かを判定してもよい。車両Vが駐停車動作中
であると判定した場合、制御部11は、ステップS16に処理を進める。一方、車両Vが駐停車動作中ではないと判定した場合、制御部11は、ステップS14に処理を進める。
ステップS14では、制御部11は、第2判定部115として動作し、反射物が車両Vに近接しているか否かを判定する。
定器等の位置情報を得るための装置を備えてよい。また、記憶部12は、地図情報を保持してよく、地図情報は、反射物の位置を示す情報を含んでいてよい。この場合、制御部11は、得られる位置情報及び地図情報に基づいて、反射物が車両Vに近接しているか否かを判定してもよい。反射物は、例えば、壁面、ガードレール、鉄板(例えば、路面上の工事用の鉄板、連結部の鉄板等)、上方構造物(例えば、道路案内板等)、中央分離帯のフェンス、大型車両(例えば、バス、トラック等)の側面等であってよい。
ステップS16では、制御部11は、補正処理部113として動作し、取得された計測値3に対する補正処理を実施する。補正処理の内容は、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。本実施形態では、統計学的又は確率論的手法を用いる上記補正処理が、ステップS16における補正処理として採用されてよい。
ステップS161では、制御部11は、統計学的又は確率論的手法により、対象時刻よりも前の各レーダSの計測値3から対象時刻の計測結果の推定値を算出する。ステップS162では、制御部11は、対象時刻における各レーダSの計測値3と算出された推定値をと比較する。これにより、統計学的又は確率論的手法により、各レーダSの計測値3の確からしさを評価する。
そして、式1の予測分布及び対象時刻tにおける観測の結果から、対象時刻tにおける対象物Zの状態を表現する確率分布p(xt|y1:t)を以下の式2のように導出することができる。
この式2において、尤度p(yt|xt)の項は、対象時刻の対象物Zの状態xtに応じて観測値ytが得られる確率を表現しており、上記ステップS162の処理における計測値3と推定値との比較結果に相当する。
わち、計測値3の確からしさ)を評価であれば、推定値は直接的には導出されなくてもよい。計測結果の推定値を算出することは、推定値を直接的には導出していないが、推定値を導出したと同等の演算を実行することを含んでよい。
ステップS163では、制御部11は、ステップS162の処理における比較の結果に応じて、処理の分岐先を決定する。ステップS162の処理において、推定値から外れると評価された計測値3が存在した場合、制御部11は、次のステップS164に処理を進める。一方、推定値から外れると評価された計測値3が存在しなかった場合、制御部11は、ステップS164の処理を省略して、本動作例に係る補正処理のサブルーチンを終了し、ステップS18に処理を進める。
ステップS164では、制御部11は、各レーダSの計測値3のうち推定値から外れると評価された計測値3を除外する。上記図3A及び図3Bの一例では、制御部11は、時刻t=3に関して、レーダSAの計測値3Aが推定値から外れていると評価し、各レーダ(SA、SB)の計測値(3A、3B)からレーダSAの計測値3Aを除外してよい。対象の計測値3を除外することは、計測結果の導出に対象の計測値3が反映されないようにすることに対応する。外れた計測値3を除外すると、制御部11は、本動作例に係る補正処理のサブルーチンを終了し、ステップS18に処理を進める。
図6に戻り、ステップS18では、制御部11は、結果導出部114として動作し、重複範囲における計測結果を各レーダSの計測値3から導出する。重複範囲の計測結果を導出する方法は、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
で得られてよい。一例では、制御部11は、レーダSの計測値をそのまま計測結果として採用してよい。計測結果を導出すると、制御部11は、次のステップS20に処理を進める。
ステップS20では、制御部11は、各レーダSによる距離計測を終了するか否かを判定する。終了のトリガは、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。一例では、ユーザによる終了操作の有無に応じて、制御部11は、距離計測を終了するか否かを判定してよい。
本実施形態では、上記ステップS12及びステップS14の処理により、レーダSの計測値3に対する補正処理を実施する期間を、車両Vが駐停車動作中である又は車両Vに反射物が近接していると判定される場面に絞ることができる。これにより、レーダSによる距離計測に誤差の生じやすい場面での補正処理の実行を担保すると共に、補正処理を実行する時間を抑えて、車載装置1における処理負荷を低減することができる。その結果、補正処理の効率化を図ることができる。
以上、本開示の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本開示の例示に過ぎない。本開示の範囲を逸脱することなく種々の改良又は変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
本開示において説明した処理及び手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
11…制御部、12…記憶部、13…外部インタフェース、
14…入力装置、15…出力装置、16…ドライブ、
81…プログラム、91…記憶媒体、
111…取得部、112…第1判定部、
113…補正処理部、114…結果導出部、
115…第2判定部、
3(3A、3B)…計測値、
S(SA、SB)…レーダ、Z…対象物
Claims (15)
- 車両に設けられたレーダの計測値を取得すること、
前記車両が駐停車動作中であるか否かを判定すること、及び
前記車両が駐停車動作中であると判定した場合、取得された前記計測値に対する補正処理を実施すること、
を実行するように構成された制御部を備え、
前記車両には、複数の前記レーダが、計測範囲を重複するように設けられ、
前記レーダの計測値を取得することは、前記各レーダの前記計測範囲のうち重複する範囲について、前記各レーダの計測値を取得することを含み、
前記制御部は、前記重複する範囲における計測結果を前記各レーダの計測値から導出するように構成され、
前記複数のレーダの計測値は時系列に取得され、
前記補正処理は、
統計学的又は確率論的手法によって、対象時刻よりも前の前記各レーダの計測値から当該対象時刻の計測結果の推定値を算出すること、
前記対象時刻における前記各レーダの計測値と算出された前記推定値とを比較すること、及び
前記各レーダの計測値のうち前記推定値から外れた計測値を除外すること、
により構成され、
前記計測結果を導出することは、前記対象時刻の計測結果を残りの計測値から導出することにより構成され、
前記車両はカメラを更に備え、前記複数のレーダは前記カメラを挟むように水平方向に離間して配置され、
前記制御部は、前記カメラにより得られる撮像画像に対して前記各レーダにより得られる計測結果を関連付けることで、前記撮像画像に写る対象までの距離を得るように構成される、
情報処理装置。 - 前記統計学的又は確率論的手法は、ベイズ推定法又はカルマンフィルタによる推定法である、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記対象時刻の計測結果を残りの計測値から導出することは、前記残りの計測値のうち前記推定値に最も近い計測値を前記計測結果として採用することにより構成される、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
反射物が前記車両に近接しているか否かを判定すること、及び
前記反射物が前記車両に近接していると判定した場合にも、取得された前記計測値に対する補正処理を実施すること、
を更に実行するように構成される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記レーダは、前記車両の後部に設けられる、
請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータによって実行される情報処理方法であって、
車両に設けられたレーダの計測値を取得すること、
前記車両が駐停車動作中であるか否かを判定すること、及び
前記車両が駐停車動作中であると判定した場合、取得された前記計測値に対する補正処理を実施すること、
を含み、
前記車両には、複数の前記レーダが、計測範囲を重複するように設けられ、
前記レーダの計測値を取得することは、前記各レーダの前記計測範囲のうち重複する範囲について、前記各レーダの計測値を取得することを含み、
前記情報処理方法は、前記重複する範囲における計測結果を前記各レーダの計測値から導出することを更に含み、
前記複数のレーダの計測値は時系列に取得され、
前記補正処理は、
統計学的又は確率論的手法によって、対象時刻よりも前の前記各レーダの計測値から当該対象時刻の計測結果の推定値を算出すること、
前記対象時刻における前記各レーダの計測値と算出された前記推定値とを比較すること、及び
前記各レーダの計測値のうち前記推定値から外れた計測値を除外すること、
により構成され、
前記計測結果を導出することは、前記対象時刻の計測結果を残りの計測値から導出することにより構成され、
前記車両はカメラを更に備え、前記複数のレーダは前記カメラを挟むように水平方向に離間して配置され、
前記情報処理方法は、前記カメラにより得られる撮像画像に対して前記各レーダにより得られる計測結果を関連付けることで、前記撮像画像に写る対象までの距離を得ることを含む、
情報処理方法。 - 前記統計学的又は確率論的手法は、ベイズ推定法又はカルマンフィルタによる推定法である、
請求項6に記載の情報処理方法。 - 前記対象時刻の計測結果を残りの計測値から導出することは、前記残りの計測値のうち前記推定値に最も近い計測値を前記計測結果として採用することにより構成される、
請求項6又は7に記載の情報処理方法。 - 反射物が前記車両に近接しているか否かを判定すること、及び
前記反射物が前記車両に近接していると判定した場合にも、取得された前記計測値に対する補正処理を実施すること、
を更に含む、
請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記レーダは、前記車両の後部に設けられる、
請求項6から9のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - コンピュータに情報処理方法を実行させるためのプログラムであって、
前記情報処理方法は、
車両に設けられたレーダの計測値を取得すること、
前記車両が駐停車動作中であるか否かを判定すること、及び
前記車両が駐停車動作中であると判定した場合、取得された前記計測値に対する補正処理を実施すること、
を含み、
前記車両には、複数の前記レーダが、計測範囲を重複するように設けられ、
前記レーダの計測値を取得することは、前記各レーダの前記計測範囲のうち重複する範囲について、前記各レーダの計測値を取得することを含み、
前記情報処理方法は、前記重複する範囲における計測結果を前記各レーダの計測値から導出することを更に含み、
前記複数のレーダの計測値は時系列に取得され、
前記補正処理は、
統計学的又は確率論的手法によって、対象時刻よりも前の前記各レーダの計測値から当該対象時刻の計測結果の推定値を算出すること、
前記対象時刻における前記各レーダの計測値と算出された前記推定値とを比較すること、及び
前記各レーダの計測値のうち前記推定値から外れた計測値を除外すること、
により構成され、
前記計測結果を導出することは、前記対象時刻の計測結果を残りの計測値から導出することにより構成され、
前記車両はカメラを更に備え、前記複数のレーダは前記カメラを挟むように水平方向に離間して配置され、
前記情報処理方法は、前記カメラにより得られる撮像画像に対して前記各レーダにより得られる計測結果を関連付けることで、前記撮像画像に写る対象までの距離を得ることを含む、
プログラム。 - 前記統計学的又は確率論的手法は、ベイズ推定法又はカルマンフィルタによる推定法である、
請求項11に記載のプログラム。 - 前記対象時刻の計測結果を残りの計測値から導出することは、前記残りの計測値のうち前記推定値に最も近い計測値を前記計測結果として採用することにより構成される、
請求項11又は12に記載のプログラム。 - 前記情報処理方法は、
反射物が前記車両に近接しているか否かを判定すること、及び
前記反射物が前記車両に近接していると判定した場合にも、取得された前記計測値に
対する補正処理を実施すること、
を更に含む、
請求項11から13のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記レーダは、前記車両の後部に設けられる、
請求項11から14のいずれか1項に記載のプログラム。
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