JP7798538B2 - 表示ドライバ及び表示装置 - Google Patents

表示ドライバ及び表示装置

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Description

本発明は、映像信号に応じて表示パネルを駆動する表示ドライバ及び当該表示ドライバを有する表示装置に関する。
近年、液晶表示パネルや有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の表示パネルを、車両のカーナビゲーション用としてだけでなく各種の電子計器に搭載した車両が登場している。
ところで、車両走行中に表示パネルが故障して誤った表示がなされると運転に支障が生じる虞がある。
そこで、当該表示パネルの通常の使用中に故障が生じているか否かの検査を行い、故障を検知した場合に、その旨を車両の搭乗者に警告する故障検査回路を備えた液晶表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
当該故障検査回路は、液晶表示パネルの複数のソース線各々の一端からモニタ入力信号を供給し、夫々の他端から出力されたモニタ出力信号と所定の期待値とを比較することで、ソース線のショート異常及びオープン異常を検出する。よって、かかる故障検査回路には、各ソース線の一端に夫々個別に接続されている、故障検査用のモニタ入力信号を入力する為のモニタ信号線と、各ソース線の他端から出力されたモニタ出力信号を所定の期待値と比較する比較回路と、が含まれている。
WO2018/079636号公報
しかしながら、特許文献1に記載の故障検査では、期待値を閾値として用いた大小比較により、表示パネルのソース線にショート異常やオープン異常が生じているか否かを判断しているので、微量な電流リーク等の故障を精度良く検出することが困難であった。 また、特許文献1に記載の故障検査回路では、ソース線の他端には、上記したモニタ出力信号を取り出すためのスイッチが接続されているので、ソース線に駆動電圧を出力するアンプの出力負荷がこのスイッチ素子の分だけ増加するという問題があった。
そこで、本発明は、出力負荷を増加することなく、表示パネルに生じている故障を精度良く検知することが可能な表示ドライバ、及び表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示ドライバは、映像信号にて示される輝度レベルに対応した電圧値を有する階調電圧を受け、前記階調電圧に基づく出力電流を表示パネルのソース線に出力することで前記階調電圧に対応した電圧値を有する出力電圧を前記ソース線に供給するアンプ回路と、前記出力電流をコピーしたミラー電流を生成し、前記ミラー電流の電流量に対応したレベルを有する出力電流検出信号を出力する出力電流検出回路と、前記出力電流検出回路から出力された前記出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することにより前記ソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する故障判定回路と、を有し、前記アンプ回路は、前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第1の出力ノードから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、を含み、前記出力電流検出回路は、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第2の出力ノードから前記ミラー電流を送出する第2のトランジスタと、前記第2の出力ノードに接続されており前記ミラー電流が流れ込むことで前記第2の出力ノードに前記出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、を含む。
また、本発明に係る表示ドライバは、映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第n(nは2以上の整数)の階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電流を表示パネルの第1~第nのソース線に夫々出力することで前記第1~第nの階調電圧に夫々対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、前記第1~第nの出力電流を夫々コピーした第1~第nのミラー電流を生成し、前記第1~第nのミラー電流の電流量に夫々対応したレベルを有する第1~第nの出力電流検出信号を出力する第1~第nの出力電流検出回路と、前記第1~第nの出力電流検出回路から出力された前記第1~第nの出力電流検出信号に基づき前記第1~第nのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を判定する故障判定回路と、を有し、前記第1~第nのアンプ回路の各々は、前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第1の出力ノードから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、を含み、前記第1~第nの出力電流検出回路の各々は、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第2の出力ノードから前記ミラー電流を送出する第2のトランジスタと、前記第2の出力ノードに接続されており前記ミラー電流が流れ込むことで前記第2の出力ノードに前記出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、を含む。
本発明に係る表示装置は、第1~第n(nは2以上の整数)のソース線と複数のゲート線とが交叉する各交叉部に表示セルが配置されている表示パネルと、映像信号に応じて前記表示パネルを駆動する表示ドライバと、を有する表示装置であって、前記表示ドライバは、前記映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第nの階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、前記第1~第nの出力電流を夫々コピーした第1~第nのミラー電流を生成し、前記第1~第nのミラー電流の電流量に夫々対応したレベルを有する第1~第nの出力電流検出信号を出力する第1~第nの出力電流検出回路と、前記第1~第nの出力電流検出回路から出力された前記第1~第nの出力電流検出信号のレベルを夫々所定の閾値と比較することにより、前記第1~第nのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを個別に判定する故障判定回路と、を有し、前記第1~第nのアンプ回路の各々は、前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第1の出力ノードから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、を含み、前記第1~第nの出力電流検出回路の各々は、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第2の出力ノードから前記ミラー電流を送出する第2のトランジスタと、前記第2の出力ノードに接続されており前記ミラー電流が流れ込むことで前記第2の出力ノードに前記出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、を含む。
また、本発明に係る表示ドライバは、映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第n(nは2以上の整数)の階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電流を表示パネルの第1~第nのソース線に夫々出力することで前記第1~第nの階調電圧に夫々対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、前記第1~第nのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を判定する故障判定回路と、前記第1~第nのアンプ回路の各々と接続されている共通配線と、を有し、前記第1~第nのアンプ回路の各々は、前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、前記差動信号を自身のゲートで受け、前記第1のトランジスタから送出された前記出力電流をコピーしたミラー電流を前記共通配線に送出する第2のトランジスタと、を含み、前記故障判定回路は、前記共通配線に接続されており、前記第1~第nのアンプ回路各々の前記第2のトランジスタから送出された前記ミラー電流を合成した電流が前記共通配線を介して流れ込むことで前記共通配線に出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、前記出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することにより、前記第1~第nのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する比較器と、を含む。
また、本発明に係る表示ドライバは、映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第n(nは2以上の整数)の階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電流を表示パネルの第1~第nのソース線に夫々出力することで前記第1~第nの階調電圧に夫々対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、前記第1~第nのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を判定する故障判定回路と、前記第1~第nのアンプ回路を、夫々に少なくとも1つの前記アンプ回路が属する第1~第k(kは2以上n未満の整数)のアンプ回路群に区分けした、前記第1~第kのアンプ回路群に夫々個別に接続されている第1~第kの共通配線と、を有し、前記第1~第nのアンプ回路の各々は、前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、前記差動信号を自身のゲートで受け、前記第1のトランジスタから送出された前記出力電流をコピーしたミラー電流を、前記第1~第kの共通配線のうちで自身が属する前記アンプ回路群が接続されている共通配線に送出する第2のトランジスタと、を含み、前記故障判定回路は、前記第1~第kの共通配線を1つずつ選択し、選択した1の共通配線と出力ノードとを接続するマルチプレクサと、前記出力ノードに接続されており、前記1の共通配線、前記マルチプレクサ及び前記出力ノードを介して、前記アンプ回路各々の前記第2のトランジスタから送出された前記ミラー電流を合成した電流が流れ込むことで前記出力ノードに出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、前記出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することにより、前記第1~第nのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する比較器と、を含む。
本発明は、映像信号にて示される輝度レベルに対応した階調電圧に基づく出力電流を表示パネルのソース線に出力することで出力電圧をソース線に供給するアンプ回路を含む表示ドライバ内に、表示パネルのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を検出する以下の出力電流検出回路及び故障判定回路を設けたものである。
出力電流検出回路は、アンプ回路がソース線に出力する出力電流をコピーしたミラー電流を生成し、当該ミラー電流を表す出力電流検出信号を得る。故障判定回路は、出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することでソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する。
ここで、出力電流検出回路は、アンプ回路の差動部で生成された、階調電圧と出力電圧との差分を表す差動信号をゲートで受けることで上記したミラー電流を生成するトランジスタと、当該ミラー電流が流れることで上記した出力電流検出信号を生成すると共に、この出力電流検出信号のレベルを調整する可変抵抗と、を含む。
よって、表示パネルのサイズや各ソース線の長さ及び材質等で想定される電流リークの量に合わせて出力電流検出信号のレベルを上記可変抵抗にて調整することで、電流リークの量に拘わらず所定の閾値を用いて精度の高い故障判定を行うことが可能となる。
したがって、表示パネルのソース線に生じている電流リークの量が微量であっても、これを精度良く故障として検出することが可能となる。
更に、出力電流検出回路では、アンプ回路の差動部で生成された差動信号に基づき、アンプ回路が出力した出力電流をコピーしたミラー電流を生成し、当該ミラー電流に基づき出力電流の電流量の推移を表す出力電流検出信号を生成している。
これにより、アンプ回路の出力ノードに電流検出用のスイッチや抵抗等の素子を接続する必要がないので、出力負荷を増やすことなく表示パネルのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を検出することが可能となる
表示装置100の構成を示すブロック図である。 データ取込信号LOAD及びストローブ信号STB各々の波形の一例を示す波形図である。 ソースドライバ13の内部構成の一例を示すブロック図である。 アンプAMIの内部構成を示す回路図である。 表示パネル20のソース線S1に短絡故障又は電流リーク故障が生じている場合と生じていない場合とに分けてアンプAM1内での動作波形を示す図である。 故障判定回路1330の内部構成の一例を示す回路図である。 ソースドライバ13の内部構成の他の一例を示すブロック図である。 アンプAXIの内部構成を示す回路図である。 故障判定回路1330Aの内部構成の一例を示す回路図である。 ソースドライバ10の内部構成の更に他の一例を示すブロック図である。 故障判定回路1330Bの内部構成の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る表示ドライバを含む表示装置100の構成を示すブロック図である。
表示装置100は、駆動制御部11、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、及び表示パネル20を有する。
表示パネル20は、例えば液晶又は有機EL(electro-luminescence)パネルである。表示パネル20には、夫々が2次元画面の水平方向に伸張するゲート線G1~Gm(mは2以上の整数)と、夫々が2次元画面の垂直方向に伸張するソース線S1~Sn(nは2以上の整数)とが交叉して配置されている。ゲート線とソース線との交叉部には、液晶又は有機EL素子等からなる表示セルPCが形成されている。
駆動制御部11は、映像信号VSを受け、当該映像信号VSに含まれる水平同期信号に応じて走査信号を生成しこれをゲートドライバ12に供給する。
また、駆動制御部11は、映像信号VSに基づき各画素の輝度レベルを例えば8ビットで表す表示データ片の系列を含む映像データ信号VPDと、データ取込信号LOADを含む各種の制御信号と、を生成しこれらをソースドライバ13に供給する。
データ取込信号LOADは、図2に示すように、水平同期信号と同一の周期(1H)を有する2値(論理レベル0、1)のパルス信号である。
更に、駆動制御部11は、ソースドライバ13から供給された故障箇所データ信号FLDを所定期間おきに取り込む。尚、故障箇所データ信号FLDは、表示パネル20に故障が生じている場合にその故障箇所を示す信号である。駆動制御部11は、故障箇所データ信号FLDが故障箇所を示す場合には、その故障箇所に故障が生じている旨をユーザに知らせる表示制御又は音声出力制御を実行する。
ゲートドライバ12は、駆動制御部11から供給された走査信号に応じて走査パルスを生成し、これを表示パネル20のゲート線G1~Gnに順次印加する。
ソースドライバ13は、データ取込信号LOADに応じて当該映像データ信号VPDに含まれる表示データ片の系列を取り込む。ここで、ソースドライバ13は、1水平走査ライン分、つまりn個の表示データ片を取り込む度に、各表示データ片が表す輝度レベルに夫々対応した電圧値を有する出力電圧GV1~GVnを生成する。そして、ソースドライバ13は、出力電圧GV1~GVnを表示パネル20のソース線S1~Snに供給する。
更に、ソースドライバ13は、表示パネル20のソース線S1~Snに生じている故障を検出しその故障箇所を示す信号を上記した故障箇所データ信号FLDとして駆動制御部11に供給する。
図3は、ソースドライバ13の内部構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、ソースドライバ13は、データラッチ部131、デコーダ部132、出力アンプ部133を含む。
データラッチ部131は、データ取込信号LOADの例えばフロントエッジ部のタイミングで、映像データ信号VPDに含まれる各画素に対応した表示データ片の系列を取り込む。
そして、データラッチ部131は、1水平走査期間分のn個の表示データ片を取り込む度に、夫々を表示データJ1~Jnとして、データ取込信号LOADの例えばフロントエッジ部のタイミングでデコーダ部132に供給する。
デコーダ部132は、表示データJ1~Jnの各々毎に、互いに異なる電圧値を有する例えば256個の階調電圧のうちから、その表示データJq(qは1~nの整数)にて示される輝度レベルに対応した階調電圧を選択する。そして、デコーダ部132は、表示データJ1~Jnに基づき上記したように選択されたn個の階調電圧を、階調電圧V1~Vnとして出力アンプ部133に供給する。
出力アンプ部133は、表示パネル20のソース線S1~Snに夫々対応して設けられたアンプAM1~AMnと、故障判定回路1330と、を含む。
アンプAM1~AMnは、階調電圧V1~Vnを受け、夫々を個別に増幅することで各階調電圧の電対値に対応した電圧値を有する出力電圧GV1~GVnを生成する。尚、外部端子TM1~TMnには表示パネル20のソース線S1~Snが夫々接続されている。アンプAM1~AMnは、生成した出力電圧GV1~GVnを外部端子TM1~TMnを介してソース線S1~Snに供給する。
更に、アンプAM1~AMnは、ソース線S1~Snの各々毎にそのソース線に送出した出力電流を検出し、当該出力電流の電流量をソース線S1~Sn毎に表す出力電流検出信号f1~fnを故障判定回路1330に供給する。
尚、アンプAM1~AMnは、同一の内部構成を有する。そこで、以下に、アンプAM1~AMnのうちからアンプAM1を抜粋してその内部構成について説明する。
図4は、アンプAM1の内部構成の一例を示す回路図である。
アンプAM1は、図4に示すようにアンプ回路1331及び出力電流検出回路1332を含む。
アンプ回路1331は、例えばボルテージフォロワのオペアンプであり、差動部DCと、PチャネルMOS型の出力トランジスタとしてのトランジスタQ1と、NチャネルMOS型の出力トランジスタとしてのトランジスタQ2と、を有する。
差動部DCは、アンプ回路1331から出力される出力電圧GV1と、上記した階調電圧V1とを受け、両者の電圧値の差分に対応したレベルを有する差動信号PGを生成する。差動部DCは、生成した差動信号PGをノードnd0を介して、正極側出力トランジスタとしてのトランジスタQ1のゲート及び出力電流検出回路1332に供給する。更に、差動部DCは、差動信号PGの位相を反転させた反転差動信号NGを、負極側出力トランジスタとしてのトランジスタQ2のゲートに供給する。
すなわち、差動部DCは、階調電圧V1が出力電圧GV1より高い場合、すなわち出力電圧の立ち上がり時には両者の差が大きいほど高レベルとなる差動信号PGを生成する。また、差動部DCは、階調電圧V1が出力電圧GV1より低い場合、すなわち出力電圧の立下り時には両者の差が大きいほど高レベルとなる反転差動信号NGを生成する。
トランジスタQ1のソースには電源電位が印加されており、ドレインには出力ノードnd1を介してトランジスタQ2のドレイン及び外部端子TM1が接続されている。トランジスタQ2のソースには接地電位が印加されている。
トランジスタQ1は、自身のゲートで受けた差動信号PGに応じた出力電流Ioutを生成しこれを出力ノードnd1を介して外部端子TM1に送出する。トランジスタQ2は、自身のゲートで受けた反転差動信号NGに応じた電流(引抜電流と称する)を出力ノードnd1から引き抜く。かかる動作により、出力ノードnd1及び外部端子TM1には、入力された階調電圧V1に対応した電圧値を有する出力電圧GV1が生成される。
例えばアンプAM1に含まれるアンプ回路1331に接続されている外部端子TM1は、図4に示すように、表示パネル20のソース線S1に接続されている。よって、アンプAM1は、上記したように生成した出力電圧GV1を表示パネル20のソース線S1に供給する。同様に、アンプAMj(jは2~nの整数)に含まれるアンプ回路1331に接続されている外部端子TMjは、表示パネル20のソース線Sjに接続されており、夫々が生成した出力電圧GVjをソース線Sjに供給する。
出力電流検出回路1332は、アンプ回路1331に接続されているソース線に出力される出力電流を検出し、その出力電流の電流量を電圧値のレベルで表す出力電流検出信号を生成する。例えば、アンプAM1に含まれている出力電流検出回路1332は、アンプ回路1331がソース線S1に送出する出力電流Ioutを検出し、その電流量を電圧値のレベルで表す出力電流検出信号f1を生成する。同様に、アンプAMj(jは2~nの整数)に含まれている出力電流検出回路1332は、アンプ回路1331がソース線Sjに送出する出力電流を検出し、その電流量を電圧値のレベルで表す出力電流検出信号fjを生成する。
出力電流検出回路1332は、図4に示すように、PチャネルMOS型のトランジスタQS、レジスタRG1及び可変抵抗R1を含む。
トランジスタQSのソースには電源電位が印加されており、自身のゲートにはノードnd0を介して差動信号PGが供給されている。つまり、トランジスタQSは、トランジスタQ1と同様に、差動部DCで生成された差動信号PGを自身のゲートで受ける。トランジスタQSのドレインは出力ノードnd2を介して可変抵抗R1の一端に接続されている。可変抵抗R1の他端には接地電位が印加されており、その抵抗値はレジスタRG1に保持されている調整値によって変更可能となっている。
かかる構成により、トランジスタQSは、自身のゲートで受けた差動信号PGに応じた電流、つまりアンプ回路1331のトランジスタQ1が出力した出力電流に対応したミラー電流を生成し、これを出力ノードnd2を介して可変抵抗R1に送出する。よって、当該ミラー電流が可変抵抗R1に流れ込むことで出力ノードnd2に生じる電圧信号が、ソース線に送出された出力電流の電流量の推移を電圧レベルで表す出力電流検出信号fとして生成される。換言すると、当該ミラー電流が可変抵抗R1に流れ込み、当該流れ込み量に応じて変化する出力電流検出信号が出力ノードnd2にもたらされる。
これにより、アンプAM1~AMnに夫々含まれる出力電流検出回路1332は、ソース線S1~Snに夫々送出された出力電流の電流量を個別に表す出力電流検出信号f1~fnを故障判定回路1330に供給する。
尚、当該出力電流検出信号f1~fn各々のレべルは、可変抵抗R1により、レジスタRG1に保持されている調整値にて調整可能とされる。例えば、表示パネル20のソース線がゲート線と短絡している場合に想定される電流リークによる出力電流の増加分を考慮し、この電流増加を故障判定回路1330で故障として判定できるように、上記した調整値を予めレジスタRG1に保持させておく。
故障判定回路1330は、出力電流検出信号f1~fnに基づき、表示パネル20のソース線S1~Snに短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かの判定を行い、故障が生じているソース線を示す故障箇所データ信号FLDを生成する。
具体的には、故障判定回路1330は、図2に示すようにデータ取込信号LOADのフロントエッジの時点t0から所定期間DLだけ経過した時点t1で、出力電流検出信号のレベルを故障判定用の所定の閾値Vthと比較する。この際、出力電流検出信号のレベルが閾値Vthより大きい場合には、故障判定回路1330は、この出力電流検出信号に対応したソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じていると判定する。一方、出力電流検出信号のレベルが閾値Vth以下である場合には、故障判定回路1330は、この出力電流検出信号に対応したソース線には短絡故障や電流リーク故障が生じていないと判定する。そして、故障判定回路1330は、出力電流検出信号の各々毎に、上記した判定処理を行って得られた判定結果を個別に示す故障箇所データ信号FLDを生成する。
以下に、上記したアンプ回路1331、出力電流検出回路1332及び故障判定回路1330における故障判定動作について、図4及び図5を参照しつつ説明する。
尚、図5は、表示パネル20のソース線S1に短絡故障又は電流リーク故障が生じている場合と生じていない場合とに分けて、図4に示すアンプAM1内での動作波形を示す図である。また、図5では、アンプAM1が受ける階調電圧V1の電圧が、データ取込信号LOADのフロントエッジのタイミング(時点t0)で、電圧値0から電圧値Vaに遷移した際の動作波形を表している。
[故障無しの場合]
図5に示すように、時点t0にて階調電圧V1が電圧値ゼロから電圧値Va(Va>0)に遷移すると、アンプ回路1331の差動部DCは、出力電圧GV1と階調電圧V1との差分値(0-Va)を有する差動信号PGをノードnd0に送出する。この差動信号PGに応じてトランジスタQ1はオン状態となり、当該差分値(0-Va)に対応した出力電流Ioutをソース線S1に送出する。これにより、ソース線S1上の電圧、つまり出力電圧GV1の電圧値が徐々に上昇する。その結果、階調電圧V1と出力電圧GV1との差分値が徐々に小さくなり、それに伴い差動信号PGの電圧値も徐々に電圧値Vbに戻るにつれて出力電流Ioutが低下して行く。その後、出力電圧GV1の電圧値が、階調電圧V1の電圧値であるVaに到達すると、差動信号PGの電圧値がトランジスタQ1をオフ状態に遷移させる電圧値Vbとなる。よって、トランジスタQ1がオフ状態になることで出力電流Ioutもゼロとなる。
この間、出力電流検出回路1332のトランジスタQSは、図5に示すように出力電流Ioutをコピーしたミラー電流Imrを、出力ノードnd2を介して可変抵抗R1に送出する。これにより、出力ノードnd2上には、ミラー電流Imrにおける電流量の推移を電圧値の推移として表す信号、つまり、図5に示す出力電流Ioutにおける電流量の推移を表す出力電流検出信号f1が生成される。
ここで、表示パネル20のソース線S1に短絡故障又は電流リーク故障が生じていない場合には、図5に示すように、時点t0から所定期間DL経過した時点t1で出力電流Ioutはゼロとなる。この際、当該出力電流Ioutをコピーしたミラー電流Imrについても時点t1ではゼロとなるので、当該ミラー電流Imrに対応した出力電流検出信号f1の時点t1でのレベルが、図5に示すように電流量ゼロを表す電圧値Vxとなる。
よって、図5に示すように、時点t1での出力電流検出信号f1のレベルが所定の閾値Vth(図5の一点鎖線にて示す)以下であるので、故障判定回路1330は、ソース線S1に対して短絡故障又は電流リーク故障無しを表す故障箇所データ信号FLDを生成する。
[故障有りの場合]
ソース線S1に短絡故障又は電流リーク故障が生じている場合にも、時点t0にて階調電圧V1が電圧値ゼロから電圧値Vaに遷移すると、アンプ回路1331の差動部DCは、出力電圧GV1と階調電圧V1との差分値(0-Va)を有する差動信号PGをノードnd0に送出する。この差動信号PGに応じてトランジスタQ1はオン状態となり、当該差分値(0-Va)に対応した出力電流Ioutをソース線S1に送出する。これにより、ソース線S1上の電圧、つまり出力電圧GV1の電圧値が徐々に上昇する。その結果、上記差分値が徐々に大きくなり、それに伴い差動信号PGの電圧値も徐々に増加し、当該差動信号PGの電圧値の増加につれて出力電流Ioutが低下して行く。
この際、ソース線S1が、ゲート線G1~Gnのうちの少なくとも1つ、例えば図4に示すようにゲート線G2に短絡していると、出力電流Ioutがソース線S1のみならずゲート線G2にも流れ込む。つまり、出力電流Ioutの一部がリーク電流としてゲート線G2に漏れこむ。よって、ソース線S1のみならずゲート線G2も出力電流Ioutによる充電対象となるので、ソース線S1に短絡故障が生じていない場合に比べて、出力電圧GV1の増加が緩やかになる。これにより、図5に示すように、時点t1の段階では、出力電圧GV1の電圧値は階調電圧V1の電圧値であるVaに到達せず、当該電圧値Vaより低い電圧値Vcに留まるので、出力電圧GV1と階調電圧V1との差分値(Vc-Va)はゼロにならない。よって、図5に示すように当該差分値に対応した差動信号PGの電圧値は、トランジスタQ1をオフ状態に遷移させ得る電圧値Vbに到らない。したがって、トランジスタQ1は、時点t1の段階でもオン状態を維持し、図5に示すように、差動信号PGにて表される差分値(Vc-Va)に対応した電流量Ibを有する出力電流Ioutを送出する。これにより、当該出力電流Ioutをコピーしたミラー電流Imrに対応した出力電流検出信号f1の時点t1でのレベルは、図5に示すように電流量ゼロを表す電圧値Vxよりも高い電流量Vyとなる。
よって、図5に示すように、時点t1での出力電流検出信号f1のレベルが所定の閾値Vthより高いので、故障判定回路1330は、ソース線S1に対して短絡故障又は電流リーク故障有りを表す故障箇所データ信号FLDを生成する。
以上、詳述したように、表示装置100では、表示パネル20のソース線(S1~Sn)の短絡故障又は電流リーク故障を検出する故障検出装置として、出力電流検出回路1332及び故障判定回路1330をソースドライバ13内に設けている。
出力電流検出回路1332は、アンプAM1~AMnの各々内に設けられており、各アンプAM毎に、そのアンプがソース線に出力する出力電流Ioutをコピーしたミラー電流Imrを生成し、これを出力ノードnd2を介して可変抵抗R1に送出する。この際、ミラー電流Imrが可変抵抗R1に流れることで、当該出力ノードnd2には、ミラー電流Imrに電流電圧変換を施した号、つまり当該ミラー電流Imrの電流量の推移を電圧値の推移で表す出力電流検出信号fが生成される。
故障判定回路1330は、図5に示すように、入力された階調電圧の電圧値が変化した時点t0から所定期間DL経過した時点t1で、出力電流検出信号fのレベルが所定の閾値Vthより大きい場合には故障有り、閾値Vth以下である場合には故障無しの判定を行う。
このように、故障検出装置(1332、1330)は、ソースドライバの出力アンプとしてボルテージフォロワのオペアンプ(1331)を採用した場合に、ソース線に短絡や電流リーク等の故障が生じていると、生じていない場合に比べてミラー電流Imr(=Iout)が高くなることに着目して、閾値Vthを用いた故障判定を行う。
ここで、出力電流検出回路1332では、ミラー電流Imrから出力電流検出信号を得る為に用いる抵抗器として可変抵抗R1を採用することで、出力電流検出信号のレベルを調整可能にしている。
これにより、表示パネルのサイズや各ソース線の長さ及び材質等で想定される電流リークの量に合わせて出力電流検出信号のレベルを調整することで、当該電流リークの量に拘わらず固定の閾値Vthを用いた精度の高い故障判定を行うことが可能となる。
よって、故障検出装置(1332、1330)によれば、表示パネル20のソース線に生じている電流リークの量が微量であっても、これを精度良く故障と判定することが可能となる。
更に、出力電流検出回路1332では、ソース線に出力される出力電流Ioutを検出するために、アンプ回路1331の差動部DCが生成した差動信号PGを、出力トランジスタ(Q1)と同様にゲートで受けるトランジスタQSを設けている。
つまり、出力電流検出回路1332では、トランジスタQSによって当該出力電流Ioutのコピーを行い、このコピーによって得られたミラー電流Imrを抵抗(R1)に送出することで出力電流の検出を行う。これにより、アンプ回路1331の出力ノードnd1に、故障(短絡、電流リーク)検出を行うためのスイッチや抵抗等の素子を接続する必要がなくなる、よって、アンプの出力負荷を増やすことなく表示パネル20のソース線の短絡故障又は電流リーク故障を検出することが可能となる。
尚、上記した故障判定回路1330としては、前述したように全てのソース線S1~Snに対して個別に故障判定するのではなく、全ソース線を複数のソース線群に分け、ソース線群毎に、代表する1本のソース線に対して故障判定を施すようにしても良い。
図6は、かかる点に鑑みて為された故障判定回路1330の内部構成の一例を示すブロックである。尚、図6に示す構成では、ソース線S1~Snを、夫々が隣接する例えば20本のソース線からなる第1~第r(rは2以上の整数)のソース線群に区分けし、第1~第rのソース線群の各々毎に、代表する任意の1つのソース線に対して故障判定を行うものである。
図6に示す故障判定回路1330は、セレクタSL1~SLr(rは2以上の整数)、比較器CM1~CMr、遅延回路DD1、及びレジスタRG2を含む。
セレクタSL1~SLrの各々は、出力電流検出信号f1~fnのうちの20本の出力電流検出信号を夫々受ける。セレクタSL1~SLrの各々は、夫々が受けた20本の出力電流検出信号のうちから代表ソース線指定信号TSにて示される1つの出力電流検出信号を選択し、これを代表出力電流検出信号Sfとして出力する。すなわち、セレクタSL1~SLrは、代表ソース線指定信号TSに応じて夫々が選択して得た代表出力電流検出信号Sf1~SFrを、夫々に対応した比較器CM1~CMrに供給する。
比較器CM1~CMrの各々は、自身が受けた代表出力電流検出信号Sfのレべルを故障判定用の所定の閾値Vthと比較する。この際、比較器CM1~CMrの各々は、代表出力電流検出信号Sfのレベルが、閾値Vthより大きい場合には故障有りを示し、閾値Vth以下である場合には故障無しを示す事前故障判定信号を生成する。よって、比較器CM1~CMrは、夫々が生成した事前故障判定信号群を事前故障判定信号e1~erとしてレジスタRG2に供給する。
遅延回路DD1は、データ取込信号LOADを受け、これを図2に示すように所定期間DLだけ遅延させた信号をストローブ信号STBとしてレジスタRG2に供給する。
レジスタRG2は、比較器CM1~CMrから供給された事前故障判定信号e1~erを、図2に示すストローブ信号STBのフロントエッジのタイミングで取り込む。レジスタRG2は、取り込んだ事前故障判定信号e1~erを故障判定信号b1~brとして含む故障箇所データ信号FLDを出力する。
ここで、例えば、故障判定信号b1が故障有りを示す場合には、故障判定信号b1に対応した代表出力電流検出信号Sf1が属する出力電流検出信号群(例えばf1~f20)に対応した第1のソース線群(S1~S20)に短絡故障又は電流リーク故障が生じていることが確認できる。また、例えば、故障判定信号b2が故障有りを示す場合には、故障判定信号b2に対応した代表出力電流検出信号Sf2が属する出力電流検出信号群(例えばf21~f40)に対応した第2のソース線群(S21~S40)に短絡故障又は電流リーク故障が生じていることが確認できる。
このように、図6に示す構成では、先ず、ソース線S1~Snに対応した出力電流検出信号f1~fnを、例えば夫々が20個の出力電流検出信号からなる第1~第rの出力電流検出信号群に分ける。そして、これら第1~第rの出力電流検出信号群の各々毎に、代表する1つの出力電流検出信号を選出し、選出した出力電流検出信号のレベルを閾値Vthと比較する。これにより、当該選出した出力電流検出信号が属する出力電流検出信号群に対応したソース線群毎に、そのソース線群に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かの判定を行うのである。
尚、上記実施例では、アンプAM1~AMn各々内に設けた出力電流検出回路1332において、出力電流Ioutをコピーしたミラー電流Imrを可変抵抗R1によって電圧レベルに変換することで、出力電流Ioutの電流量を表す出力電流検出信号fを生成している。
しかしながら、ソースドライバ13内に、出力電流検出回路1332に含まれている可変抵抗R1及びレジスタRG1を1系統だけ設け、アンプAM1~AMnの各々に含まれているトランジスタQSのドレインと、可変抵抗R1の一端とを単一の配線で共通に接続した構成を採用しても良い。
図7は、かかる点に鑑みて為されたソースドライバ13の内部構成の他の一例を示すブロック図である。
尚、図7に示す構成では、出力アンプ部133に代えて出力アンプ部133Aを採用した点を除く他の構成、つまり、データラッチ部131及びデコーダ部132については図3に示すものと同一であるので説明は省略する。
出力アンプ部133Aは、図3に示すアンプAM1~AMnに代えてアンプAX1~AXnを採用し、図3に示す故障判定回路1330に代えて、故障判定回路1330Aを採用したものである。
アンプAX1~AXnは、 アンプAM1~AMnと同様に階調電圧V1~Vnを受け、夫々を個別に増幅することで出力電圧GV1~GVnを生成し、生成した出力電圧GV1~GVnを外部端子TM1~TMnを介してソース線S1~Snに供給する。
尚、アンプAX1~AXnは、同一の内部構成を有する。そこで、以下に、アンプAX1~AXnのうちからアンプAX1を抜粋してその内部構成について説明する。
図8は、アンプAX1の内部構成の一例を示す回路図である。
図8に示すように、アンプAX1は、アンプAM1と同様にアンプ回路1331を含む。ただし、アンプAX1では、図4に示す出力電流検出回路1332に代えてミラー電流生成回路1333を採用している。
尚、図8に示すアンプ回路1331は、図4に示すアンプ回路1331とその構成及び動作が同一であるので説明は省略する。
ミラー電流生成回路1333は、自身のソースに電源電位が印加されているPチャネルMOS型のトランジスタQSを含む。トランジスタQSのゲートはノードnd0を介してアンプ回路1331のトランジスタQ1のゲートに接続されており、そのゲートで、差動部DCから出力された差動信号PGを受ける。トランジスタQSのドレインは共通配線LBに接続されている。尚、アンプAX2~AXnの各々に含まれるトランジスタQSのドレインも共通配線LBに共通に接続されている。
かかる構成により、トランジスタQSは、自身のゲートで受けた差動信号PGに応じた電流、つまりアンプ回路1331のトランジスタQ1が出力した出力電流に対応したミラー電流Imrを生成し、これを共通配線LBに送出する。
故障判定回路1330Aは、共通配線LBに送出された電流に基づき、データ取込信号LOADに応じたタイミングで、表示パネル20のソース線S1~Snに短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する。そして、故障判定回路1330Aは、その判定結果として故障が生じているか否かを表す故障検出信号FLXを出力する。
図9は、故障判定回路1330Aの内部構成の一例を示す回路図である。
図9に示すように、故障判定回路1330Aは、レジスタRG1、可変抵抗R1、比較器CM1、レジスタRG3及び遅延回路DD1を含む。
可変抵抗R1の一端は共通配線LBに接続されており、その他端には接地電位が印加されている。よって、可変抵抗R1には、アンプAX1~AXnの各々に含まれるトランジスタQSから送出されたミラー電流Imrを合成した合成電流が共通配線LBを介して流れ込む。これにより、可変抵抗R1は、共通配線LBを介して自身に流れ込む合成電流を、その電流量に対応した電圧レベルに変換し、この電圧レベルを有する信号を出力電流検出信号として共通配線LBに生成する。
レジスタRG1には、可変抵抗R1の抵抗値を示す調整値が保持されている。レジスタRG1は、自身に保持されている調整値によって可変抵抗R1の抵抗値を設定する。
比較器CM1は、共通配線LBの電圧、つまり上記した出力電流検出信号と故障判定用の所定の閾値Vthとを比較し、電圧出力電流検出信号の電圧レベルが閾値Vthより大きい場合には故障有りを示し、閾値Vth以下である場合には故障無を示す故障判定信号eXを生成する。比較器CM1は、生成した故障判定信号eXをレジスタRG3に供給する。
遅延回路DD1は、データ取込信号LOADを受け、これを図2に示すように所定期間DLだけ遅延させた信号をストローブ信号STBとしてレジスタRG3に供給する。
レジスタRG3は、比較器CM1から供給された故障判定信号eXを、図2に示すストローブ信号STBのフロントエッジのタイミングで取り込む。レジスタRG3は、取り込んだ故障判定信号eXのレベルを表す信号を保持しつつ、これを、ソース線群(S1~Sn)に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを表す故障検出信号FLXとして、駆動制御部11に供給する。
すなわち、共通配線LBには、アンプAX1~AXn各々のトランジスタQSから出力された出力電流Ioutと同一のミラー電流Imrを合成した合成電流が流れる。この際、ソース線S1~Snのうちの少なくとも1つに短絡故障又は電流リーク故障が生じている場合には、ソース線S1~Snに短絡故障又は電流リーク故障が生じていない場合に比べて、図5に示す時点t1でのミラー電流Imr(=Iout)が高くなる。
そこで、ソース線S1~Snのうちの1つのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じている場合と、ソース線S1~Snに短絡故障又は電流リーク故障が生じていない場合とを上記した閾値Vthで判別できるように、可変抵抗R1の抵抗値を調整する調整値をレジスタRG1に保持させておく。
よって、図7~図9に示す構成によれば、ソース線S1~Snのうちの少なくとも1つのソース線に生じた短絡故障又は電流リーク故障を検出することができる。この際、図7~図9に示す構成では、このような故障が生じているソース線を特定することはできないものの、図3、図4及び図6に示す構成を採用した場合に比べて装置規模を抑えることが可能となる。
尚、図7~図9に示す構成に対して、複数の共通配線LBを用いることで、ソース線群の単位で故障箇所を特定することが可能となる。
図10は、かかる点に鑑みて為された、図7~図9に示す構成の応用例としてのソースドライバ10の内部構成の一例を示すブロック図である。
尚、図10に示す構成では、出力アンプ部133に代えて出力アンプ部133Bを採用した点を除く他の構成、つまり、データラッチ部131及びデコーダ部132については図3に示すものと同一であるので説明は省略する。
出力アンプ部133Bは、図7と同様なアンプAX1~AXnと、共通配線LB1~LB3と、故障判定回路1330Bとを含む。尚、アンプAX1~AXnは図7に示すものと同一であるので、その説明は省略する。
ただし、アンプAX1~AXnのうちのAX1~AXp(pは2以上の整数)各々のトランジスタQSのドレインが共通配線LB1に接続されている。また、アンプAX(p+1)~AXt(tはpより大きい整数)各々のトランジスタQSのドレインが共通配線LB2に接続されており、AX(t+1)~AXn各々のトランジスタQSのドレインが共通配線LB3に接続されている。
故障判定回路1330Bは、共通配線LB1~LB3に夫々送出された電流に基づき、データ取込信号LOADに応じたタイミングで、表示パネル20のソース線S1~Snに短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する。故障判定回路1330Bは、ソース線S1~Spからなる第1のソース線群、ソース線S(p+1)~Stからなる第2のソース線群、ソース線S(t+1)~Snからなる第3のソース線群毎に、そのソース線群に故障が生じているか否かを個別に表す故障箇所データ信号FLDを出力する。
図11は、故障判定回路1330Bの内部構成の一例を示す回路図である。
図11に示すように、故障判定回路1330Bは、マルチプレクサMX、レジスタRG1及びRG4、可変抵抗R1、比較器CM1及び遅延回路DD1を含む。
マルチプレクサMXは、代表ソース線指定信号TSに基づき、共通配線LB1~LB3を1つずつ順に選択し、選択した1の共通配線を出力ノードnd2と接続する。
可変抵抗R1の一端は出力ノードnd2に接続されており、その他端には接地電位が印加されている。レジスタRG1には、可変抵抗R1の抵抗値を示す調整値が保持されている。レジスタRG1は、自身に保持されている調整値によって可変抵抗R1の抵抗値を設定する。
比較器CM1は、出力ノードnd2の電圧、つまりマルチプレクサMXによって選択された1の共通配線(LB1、LB2又はLB3)の電圧と故障判定用の所定の閾値Vthとを比較する。ここで、比較器CM1は、上記した1の共通配線の電圧が、閾値Vthより大きい場合には故障有りを示し、閾値Vth以下である場合には故障無を示す故障判定信号eXを生成する。そして、比較器CM1は、生成した故障判定信号eXをレジスタRG4に供給する。
遅延回路DD1は、データ取込信号LOADを受け、これを図2に示すように所定期間DLだけ遅延させた信号をストローブ信号STBとしてレジスタRG4に供給する。
レジスタRG4は、比較器CM1から供給された故障判定信号eXを、図2に示すストローブ信号STBのフロントエッジのタイミングで取り込む。レジスタRG4は、取り込んだ故障判定信号eXのレベルを表す信号を保持する。すなわち、レジスタRG4は、マルチプレクサMXによって共通配線LB1が比較器CM1に接続された際に得られた故障判定信号eXのレベルを表す信号を、第1のソース線群(S1~Sp)に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを表す第1の故障判定信号として保持する。また、レジスタRG4は、マルチプレクサMXによって共通配線LB2が比較器CM1に接続された際に得られた故障判定信号eXのレベルを表す信号を、第2のソース線群[S(p+1)~St]に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを表す第2の故障判定信号として保持する。更に、レジスタRG4は、マルチプレクサMXによって共通配線LB3が比較器CM1に接続された際に得られた故障判定信号eXのレベルを表す信号を、第3のソース線群[S(t+1)~Sn]に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを表す第3の故障判定信号として保持する。
そして、レジスタRG4は、これら第1~第3のソース線群毎に、そのソース線群に故障が生じているか否かを個別に表す故障箇所データ信号FLDを駆動制御部11に供給する。
尚、図10及び図11に示す一例では、アンプAX1~AXnを3つのアンプ群、つまり[AX1~AXp]、[AX(p+1)~AXt]、[AX(t+1)~AXn]に区分けし、アンプ群毎に、そのアンプ群に含まれるトランジスタQSのドレイン同士を接続する3つの共通配線LB1~LB3を用いているが、その数は3つに限定されない。要するに、第1~第nのアンプ回路(AX1~AXn)を、夫々が少なくとも1つのアンプを含む第1~第k(kは2以上でありn未満の整数)のアンプ回路群に区分けし、第1~第kのアンプ回路群に対して、夫々個別に第1~第kの共通配線が接続されていれば良い。
また、上記実施例では、遅延回路DD1がデータ取込信号LOADからストローブ信号STBを生成しているが、駆動制御部11が直接、ストローブ信号STBを生成するようにしてもよい。
11 駆動制御部
13 ソースドライバ
20 表示パネル
100 表示装置
1330 故障判定回路
1331 アンプ回路
1332 出力電流検出回路
AM1~AMn アンプ
DC 差動部
QS トランジスタ
R1 可変抵抗
RG1 レジスタ
S1~Sn ソース線

Claims (13)

  1. 映像信号にて示される輝度レベルに対応した電圧値を有する階調電圧を受け、前記階調電圧に基づく出力電流を表示パネルのソース線に出力することで前記階調電圧に対応した電圧値を有する出力電圧を前記ソース線に供給するアンプ回路と、
    前記出力電流をコピーしたミラー電流を生成し、前記ミラー電流の電流量に対応したレベルを有する出力電流検出信号を出力する出力電流検出回路と、
    前記出力電流検出回路から出力された前記出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することにより前記ソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する故障判定回路と、を有し、
    前記アンプ回路は、
    前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第1の出力ノードから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、を含み、
    前記出力電流検出回路は、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第2の出力ノードから前記ミラー電流を送出する第2のトランジスタと、
    前記第2の出力ノードに接続されており前記ミラー電流が流れ込むことで前記第2の出力ノードに前記出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、を含むことを特徴とする表示ドライバ。
  2. 調整値を保持するレジスタを含み、
    前記可変抵抗は、前記レジスタに保持されている前記調整値に応じて前記出力電流検出信号のレベルを調整することを特徴とする請求項1に記載の表示ドライバ。
  3. 前記映像信号に基づく各画素の輝度レベルを表す表示データ片を所定タイミング毎に取り込んで出力するデータラッチ部と、
    前記データラッチ部から出力された前記表示データ片をその表示データ片にて示される輝度レベルに対応した電圧値を有する電圧に変換し当該電圧を前記階調電圧として前記アンプ回路に供給するデコーダ部と、を含み、
    前記故障判定回路は、前記所定タイミングの時点から所定期間経過した時点で前記出力電流検出信号のレベルを前記所定の閾値と比較した結果に基づき、前記ソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示ドライバ。
  4. 前記故障判定回路は、前記出力電流検出信号のレベルが前記所定の閾値より大きい場合に前記ソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じていると判定することを特徴とする請求項3に記載の表示ドライバ。
  5. 映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第n(nは2以上の整数)の階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電流を表示パネルの第1~第nのソース線に夫々出力することで前記第1~第nの階調電圧に夫々対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、
    前記第1~第nの出力電流を夫々コピーした第1~第nのミラー電流を生成し、前記第1~第nのミラー電流の電流量に夫々対応したレベルを有する第1~第nの出力電流検出信号を出力する第1~第nの出力電流検出回路と、
    前記第1~第nの出力電流検出回路から出力された前記第1~第nの出力電流検出信号に基づき前記第1~第nのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を判定する故障判定回路と、を有し、
    前記第1~第nのアンプ回路の各々は、
    前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第1の出力ノードから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、を含み、
    前記第1~第nの出力電流検出回路の各々は、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第2の出力ノードから前記ミラー電流を送出する第2のトランジスタと、
    前記第2の出力ノードに接続されており前記ミラー電流が流れ込むことで前記第2の出力ノードに前記出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、を含むことを特徴とする表示ドライバ。
  6. 前記故障判定回路は、前記第1~第nの出力電流検出回路から出力された前記第1~第nの出力電流検出信号のレベルを、夫々所定の閾値と比較することにより、前記第1~第nのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを個別に判定することを特徴とする請求項5に記載の表示ドライバ。
  7. 前記故障判定回路は、前記第1~第nの出力電流検出回路から出力された前記第1~第nの出力電流検出信号を、夫々が複数の出力電流検出信号からなる第1~第r(rは2以上の整数)の出力電流検出信号群に区分けし、前記第1~第rの出力電流検出信号群の各々毎に、前記出力電流検出信号群のうちから代表する1の出力電流検出信号を選出し、選出した前記1の出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することにより、前記1の出力電流検出信号に属する出力電流検出信号群に対応したソース線群の単位で、短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かの判定を行うことを特徴とする請求項5に記載の表示ドライバ。
  8. 第1~第n(nは2以上の整数)のソース線と複数のゲート線とが交叉する各交叉部に表示セルが配置されている表示パネルと、
    映像信号に応じて前記表示パネルを駆動する表示ドライバと、を有する表示装置であって、
    前記表示ドライバは、
    前記映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第nの階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電流を前記第1~第nのソース線に夫々出力することで前記第1~第nの階調電圧に夫々対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、
    前記第1~第nの出力電流を夫々コピーした第1~第nのミラー電流を生成し、前記第1~第nのミラー電流の電流量に夫々対応したレベルを有する第1~第nの出力電流検出信号を出力する第1~第nの出力電流検出回路と、
    前記第1~第nの出力電流検出回路から出力された前記第1~第nの出力電流検出信号のレベルを夫々所定の閾値と比較することにより、前記第1~第nのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを個別に判定する故障判定回路と、を有し、
    前記第1~第nのアンプ回路の各々は、
    前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第1の出力ノードから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、を含み、
    前記第1~第nの出力電流検出回路の各々は、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインが接続されている第2の出力ノードから前記ミラー電流を送出する第2のトランジスタと、
    前記第2の出力ノードに接続されており前記ミラー電流が流れ込むことで前記第2の出力ノードに前記出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、を含むことを特徴とする表示装置。
  9. 映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第n(nは2以上の整数)の階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電流を表示パネルの第1~第nのソース線に夫々出力することで前記第1~第nの階調電圧に夫々対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、
    前記第1~第nのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を判定する故障判定回路と、
    前記第1~第nのアンプ回路の各々と接続されている共通配線と、
    を有し、
    前記第1~第nのアンプ回路の各々は、
    前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、前記第1のトランジスタから送出された前記出力電流をコピーしたミラー電流を前記共通配線に送出する第2のトランジスタと、を含み、
    前記故障判定回路は、
    前記共通配線に接続されており、前記第1~第nのアンプ回路各々の前記第2のトランジスタから送出された前記ミラー電流を合成した電流が前記共通配線を介して流れ込むことで前記共通配線に出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、
    前記出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することにより、前記第1~第nのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する比較器と、を含むことを特徴とする表示ドライバ。
  10. 調整値を保持するレジスタを含み、
    前記可変抵抗は、前記レジスタに保持されている前記調整値に応じて前記出力電流検出信号のレベルを調整することを特徴とする請求項9に記載の表示ドライバ。
  11. 前記映像信号に基づく各画素の輝度レベルを表す第1~第nの表示データ片を所定タイミング毎に取り込んで出力するデータラッチ部と、
    前記データラッチ部から出力された前記第1~第nの表示データ片を夫々が前記表示データ片にて示される輝度レベルに対応した電圧値を有するn個の電圧に変換し、当該n個の電圧を前記第1~第nの階調電圧として前記第1~第nのアンプ回路に供給するデコーダ部と、を含み、
    前記故障判定回路は、前記所定タイミングの時点から所定期間経過した時点で前記出力電流検出信号のレベルを前記所定の閾値と比較した結果に基づき、前記ソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定することを特徴とする請求項9又は10に記載の表示ドライバ。
  12. 前記故障判定回路は、前記出力電流検出信号のレベルが前記所定の閾値より大きい場合に前記第1~第nのソース線の内の少なくとも1つに短絡故障又は電流リーク故障が生じていると判定することを特徴とする請求項11に記載の表示ドライバ。
  13. 映像信号にて示される各画素の輝度レベルに対応した電圧値を夫々有する第1~第n(nは2以上の整数)の階調電圧を受け、前記第1~第nの階調電圧の各々毎に当該階調電圧の電圧値の変化量に対応した電流を第1~第nの出力電流として生成し、生成した前記第1~第nの出力電流を表示パネルの第1~第nのソース線に夫々出力することで前記第1~第nの階調電圧に夫々対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧を前記第1~第nのソース線に供給する第1~第nのアンプ回路と、
    前記第1~第nのソース線の短絡故障又は電流リーク故障を判定する故障判定回路と、
    前記第1~第nのアンプ回路を、夫々に少なくとも1つの前記アンプ回路が属する第1~第k(kは2以上n未満の整数)のアンプ回路群に区分けした、前記第1~第kのアンプ回路群に夫々個別に接続されている第1~第kの共通配線と、を有し、
    前記第1~第nのアンプ回路の各々は、
    前記階調電圧と前記出力電圧との差分を表す差動信号を生成する差動部と、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、自身のドレインから前記出力電流を送出する第1のトランジスタと、
    前記差動信号を自身のゲートで受け、前記第1のトランジスタから送出された前記出力電流をコピーしたミラー電流を、前記第1~第kの共通配線のうちで自身が属する前記アンプ回路群が接続されている共通配線に送出する第2のトランジスタと、を含み、
    前記故障判定回路は、
    前記第1~第kの共通配線を1つずつ選択し、選択した1の共通配線と出力ノードとを接続するマルチプレクサと、
    前記出力ノードに接続されており、前記1の共通配線、前記マルチプレクサ及び前記出力ノードを介して、前記アンプ回路各々の前記第2のトランジスタから送出された前記ミラー電流を合成した電流が流れ込むことで前記出力ノードに出力電流検出信号を生成する可変抵抗と、
    前記出力電流検出信号のレベルを所定の閾値と比較することにより、前記第1~第nのソース線に短絡故障又は電流リーク故障が生じているか否かを判定する比較器と、を含むことを特徴とする表示ドライバ。
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