JP7802186B2 - カバー部材 - Google Patents
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Description
各実施の形態に係るエアロゾル生成装置は、電子たばこの一形態である。
以下の説明では、エアロゾル生成装置が生成する物質をエアロゾルという。エアロゾルは、気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子と、空気その他の気体との混合体をいう。
各実施の形態では、燃焼を伴わずに、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置について説明する。
以下の説明では、エアロゾル生成装置が生成したエアロゾルをユーザが吸引することを、「吸引」又は「パフ」という。
各実施の形態では、固形のエアロゾル源の取り付けが可能なエアロゾル生成装置について説明する。なお、固形のエアロゾル源を収納する容器は、商品形態に応じて「カプセル」とも「スティック型基材」ともいう。カプセルやスティック型基材は消耗品である。このため、カプセルやスティック型基材には、交換の目安が定められる。
<外観例>
まず、実施の形態1で使用するエアロゾル生成装置の外観例を説明する。
図1は、エアロゾル生成装置1の正面側を斜め上方から観察する図である。
図2は、エアロゾル生成装置1の正面側を斜め下方から観察する図である。
図3は、シャッタ30を取り外したエアロゾル生成装置1を上方から観察する図である。
図4は、フロントパネル10を取り外した状態の本体装置20を正面から観察する図である。
図5は、本体装置20から取り外されたフロントパネル10の裏面を観察する図である。
エアロゾル生成装置1は、本体装置20と、本体装置20の正面に装着されるフロントパネル10と、本体装置20の上面に配置され、上面に沿ってスライド操作が可能なシャッタ30を有している。
フロントパネル10は、本体装置20に対して着脱が可能な部材である。フロントパネル10の着脱はユーザが行う。
本体装置20に取り付けられたフロントパネル10は、図1及び図2に示すように、本体装置20の側面、上面、底面と段差なく連続的につながり、一体的な外観を形成する。
このように、フロントパネル10の役割の一つに装飾がある。なお、本体装置20の側面、上面、底面は、フロントパネル10で覆われていない部分の一例である。
実施の形態1における窓10Bは、光を透過する素材で構成される。もっとも、窓10Bは表面から裏面まで貫通するスリットでもよい。なお、発光素子の点灯や点滅は、エアロゾル生成装置1の動作の状態等を表現する。動作の状態には、エラーも含まれる。発光素子の点灯や点滅は、後述する制御部206(図6参照)によって制御される。
さらに、フロントパネル10には、汚れや傷等から本体装置20を保護する役割がある。なお、後述する二次電池搭載型のフロントパネル10は、エアロゾル生成装置1全体で使用可能な電力量を増やす役割を有する。
本実施の形態で使用するフロントパネル10は、窓10Bよりも下方の位置をユーザが指先で押すことで変形し、押すのを止めると元の形状が復元される。
本実施の形態の場合、電源部101には、例えばフィルム型のリチウムイオン二次電池やコンデンサを使用する。なお、図5における電源部101、充電回路102、給電回路103の配置は一例である。また、フロントパネル10には、複数の電源部101が取り付けられていてもよい。
本実施の形態におけるフロントパネル10は、カバー部材の一例である。なお、図1及び図2に示すフロントパネル10の外観を形成する本体パネル10Aは、本体部の一例である。
実施の形態1の場合、孔22は、スティック型基材210とほぼ同型の円筒形状である。孔22の開口部分の直径は、スティック型基材210の挿入が可能な寸法である。換言すると、スティック型基材210の直径は、孔22に挿入が可能な寸法である。
ホールICは、ホール素子とオペアンプ等で構成される磁気センサであり、ホール素子を横切る磁界の強度に応じた電圧を出力する。
本実施の形態では、シャッタ30のスライドに伴いホールICから出力される電圧の変化からシャッタ30の開閉を検知する。すなわち、シャッタ30が開位置か閉位置かを検知する。
ボタン20Bは、例えば本体装置の電源のオンとオフ、エアロゾル源を加熱する加熱部207(図6参照)への給電のオンとオフ、ブルートゥース(登録商標)のペアリング指示等に使用される。
なお、フロントパネル10が本体装置20から取り外された状態でボタン20Bを長押しすると(例えば5秒以上押すと)、リセット機能が作動する。
本実施の形態では、ブルートゥースとして、BLE(=Bluetooth Low Energy)を使用する。
なお、磁石10C及び20Cのうちいずれか一方は、鉄その他の磁性を有する金属片でもよい。因みに、フロントパネル10の本体装置20への取り付けは、本体装置20側に設けられたホールICによって検知される。
この他、本体装置20には、エアロゾルの生成に必要な各種の電子部品が内蔵されている。この意味で本体装置20は、エアロゾルの生成に特化した電子機器の一例である。なお、狭義には、本体装置20をエアロゾル生成装置という。
図6は、エアロゾル生成装置1の内部構成を模式的に示す図である。なお、図6には、本体装置20にスティック型基材210が取り付けられた状態を表している。また、図6に示す内部構成は、フロントパネル10と本体装置20に設ける部品やそれらの位置関係を説明することを目的とする。このため、図6に示す部品等の外観は、前述した外観図と必ずしも一致しない。
図7は、フロントパネル10と本体装置20における電源系回路の接続関係を模式的に示す図である。
図7では、電源部101が二次電池101Aの場合を表している。ここでの二次電池101Aは、例えばリチウムイオン二次電池である。二次電池101Aは、第2の電池の一例である。なお、二次電池101Aは、本体装置20側の二次電池201Aに対する副電池又は補助電池として機能する。
給電回路103は、例えば昇圧型のDC/DC回路で構成される。給電回路103は、電源部101の出力電圧によらず一定の電圧(例えば5V)を本体装置20に供給する回路である。なお、給電回路103には、電流の逆流を防止する回路が設けられている。
有接点給電には、例えば電極の機械的な接触による方法、バネ付き電極ピン(ポゴピン)による機械的な接触による方法、コネクタの結合による方法を使用する。
無接点給電には、例えばQi規格、NFC(=Near field communication)規格等の電磁誘導方式による給電、電界誘導方式による給電を使用する。
前述したように、図6は、スティック型基材210が保持部209に保持された状態を表している。この状態で、ユーザによるエアロゾルの吸引が行われる。
二次電池201Aは、外部電源からの充電が可能である。本実施の形態の場合、外部電源として、例えば商用電源やモバイルバッテリ、フロントパネル10の二次電池101Aを想定する。
電源ユニット201Bは、動作モードに応じて、電力の供給経路の切り替えや電圧レベルの変換を実行する。
電源ユニット201Bは、センサ部202、通知部203(LED20Aを除く)、記憶部204、通信部205、制御部206が接続された電源ラインに対し、例えば3.3V(以下、「システム電源」ともいう。)を出力する。
また、電源ユニット201Bは、LED20Aが接続された電源ラインには例えば5Vを出力し、加熱部207が接続された電源ラインには例えば4.2Vを出力する。
ここでの外部電源には、商用電源やモバイルバッテリの他、フロントパネル10の二次電池101Aも含まれる。
商用電源やモバイルバッテリからの給電にはUSBケーブルを使用するので、図7では、これらに対応する給電端子をVUSBで表している。
センサ部202には、例えばマイクロホンコンデンサ等の圧力センサ、流量センサがある。センサとしてのセンサ部202は、検出した情報を制御部206に出力する。例えば吸引に伴う気圧の変化や空気の流れを検出した場合、センサ部202は、ユーザの吸引を表す数値を制御部206に出力する。
ボタン20Bは、主電源のオンとオフの切り替え、加熱部207への給電の開始と停止(すなわちエアロゾルの生成開始と停止)の切り替え等に使用される。
ユーザの指示の内容は、センサ部202から制御部206に出力される。なお、ボタン20Bは、ボタンの一例だけでなく、スイッチの一例でもある。
また、センサ部202には、スティック型基材210を個体識別するための光学カラーセンサー、RFID(=Radio Frequency Identification)リーダ等がある。
また、センサ部202には、ユーザの心拍数等を測定する生体センサ、ロック解除に用いる指紋センサ等がある。
また、センサ部202には、ユーザの動きを検出する加速度センサ、ジャイロセンサー等がある。
ここでのパターンには、色の違い、点灯/消灯のタイミングの違い等が含まれる。
この他、通知部203は、エアロゾルの吸引が可能になった状態をユーザに通知してもよい。この通知は、加熱部207により加熱されたスティック型基材210の温度が所定の温度に達した場合に通知される。
記憶部204に記憶される情報には、例えばOS(=Operating System)やFW(=FirmWare)その他のプログラムがある。
また、記憶部204に記憶される情報には、例えば電子部品の制御に関する情報がある。制御に関する情報には、吸引回数、吸引時刻、吸引時間累計等の、ユーザの吸引に関する情報である。
例えば通信部205は、ユーザの吸引に関する情報をスマートフォンに送信する。また、通信部205は、更新プログラムや加熱モードにおける加熱部207の温度変化を規定するプロファイルをサーバからダウンロードする。また、通信部205は、給電回路103に対して給電の開始や停止を送信する。
制御信号の送信は、電源ラインとは異なる信号線を通じて実行される。例えば本体装置20内の通信には、I2C(=Inter-Integrated Circuit)通信方式、SPI(=Serial Peripheral Interface)通信方式、UART(=Universal Asynchronous Receiver Transmitter)通信方式等のシリアル通信方式を使用する。フロントパネル10の充電回路102及び給電回路103との通信には、SPI通信方式やUART通信方式を使用する。なお、通信回線には、例えばBLEを使用する。
制御部206には、プログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(=Read Only Memory)、適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(=Random Access Memory)を含んでいてもよい。
ここでの処理や制御には、例えば電源部201から他の電子部品への給電、電源部201の充電、センサ部202による情報の検出、通知部203による情報の通知、記憶部204による情報の記憶及び読み出し、通信部205による情報の送受信がある。なお、通信部205による通信には、フロントパネル10との通信も含まれる。
この他、電子部品への情報の入力、電子部品から出力された情報に基づく処理なども、制御部206が制御する。
保持部209には、内部空間209Aを外部に連通する開口209Bが設けられている。スティック型基材210は、この開口209Bから内部空間209Aに挿入される。スティック型基材210は、その先端が底部209Cに当たるまで挿入される。
スティック型基材210は、その一部だけが内部空間209Aに収容される。内部空間209Aにスティック型基材210が収容されている状態を、内部空間209Aにスティック型基材210が保持されているという。
このため、内部空間209Aに挿入されるスティック型基材210の外周面には、保持部209の内壁から圧迫を受ける。この圧迫により、スティック型基材210は、内部空間209Aに保持される。
保持部209は、スティック型基材210を通る空気の流路を画定する機能も有する。流路への空気の入り口である空気流入孔は、例えば底部209Cに配置される。なお、開口209Bは、空気の出口である空気流出孔にあたる。
少なくとも基材部210Aには、エアロゾル源が収納されている。エアロゾル源は、加熱されることで霧化され、エアロゾルを生成する物質である。
エアロゾル源には、刻みたばこの他、たばこ原料を粒状、シート状、又は粉末状に成形した加工物その他のたばこ由来の物質が含まれる。
本体装置20が医療用の吸入器である場合、エアロゾル源は、患者が吸入するための薬剤を含んでもよい。なお、エアロゾル源は固体に限られるものではなく、例えばグリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコールでもよく、水等の液体でもよい。
吸口部210Bをユーザが咥えて吸引すると、空気流入孔から内部空間209Aに空気が流入する。流入した空気は、内部空間209Aと基材部210Aを通過してユーザの口内に到達する。ユーザの口内に到達する空気には、基材部210Aで発生するエアロゾルが含まれる。
加熱部207の発熱により、スティック型基材210に含まれるエアロゾル源が加熱され、霧化される。霧化されたエアロゾル源が空気等と混合され、エアロゾルが生成される。
図6の場合、スティック型基材210の外周付近が最初に加熱され、加熱される範囲が徐々に中心付近に移動する。
加熱部207は、電源部201からの給電により発熱する。例えば所定のユーザ入力がセンサ部202を通じて検出された場合、加熱部207への給電が許可される。ここでのユーザ入力には、シャッタ30(図1参照)やボタン20B(図4参照)に対する操作がある。ただし、加熱部207への給電は、フロントパネル10(図1参照)が本体装置20に取り付けられていることが前提となる。フロントパネル10を取り付けることで、フロントパネル10を取り付けない場合よりも、ユーザの手に伝わる温度を下げることが可能になる。
その後、所定のユーザ入力がセンサ部202で検出されると、加熱部207への給電が停止される。なお、ユーザによる吸引がセンサ部202で検出されている期間、加熱部207に給電され、ユーザによる吸引がセンサ部202で検出されなくなると、加熱部207への給電が停止される方式を採用してもよい。
断熱部208は、例えば真空断熱材、エアロゲル断熱材等で構成される。真空断熱材とは、例えばグラスウール及びシリカ(ケイ素の粉体)等を樹脂製のフィルムで包んで高真空状態にすることで、気体による熱伝導を限りなくゼロに近づけた断熱材である。
以下では、制御部206(図6参照)が実行する処理動作例を説明する。
<装着検知動作>
図8は、制御部206が実行するフロントパネル10の装着検知動作の一例を説明するフローチャートである。この動作は、加熱部207(図6参照)の加熱が開始される前だけでなく加熱の開始後も実行される動作であり、バックグラウンドで常に実行される。なお、図中に示す記号のSはステップを意味する。
まず、制御部206は、フロントパネル10(図1参照)が本体装置20(図1参照)に装着されているか否かを判定する(ステップ1)。
ステップ1で肯定結果が得られた場合、制御部206は、加熱部207によるエアロゾル源の加熱の禁止状態を解除する(ステップ2)。
ステップ1で否定結果が得られた場合、制御部206は、加熱部207によるエアロゾル源の加熱を禁止状態に制御する(ステップ3)。
ステップ2又はステップ3が実行されると、制御部206は、ステップ1に戻り、フロントパネル10が本体装置20に装着されているか否かの判定を繰り返す。
この装着検知動作により、加熱動作中の本体装置20をユーザが直接触れずに済む。
図9は、制御部206が実行するUSB充電動作の一例を説明するフローチャートである。USB充電動作もバックグラウンドで常に実行される。
まず、制御部206は、USB接続を検知したか否かを判定する(ステップ11)。
USBコネクタ21(図2参照)にUSBケーブルが接続されている場合、ステップ11で肯定結果が得られる。一方、USBコネクタ21にUSBケーブルが接続されていない場合、ステップ11で否定結果が得られる。
一方、ステップ11で肯定結果が得られた場合、制御部206は、本体装置20の二次電池201Aとフロントパネル10の二次電池101Aの充電を開始する(ステップ12)。なお、実際の充電は、本体装置20の二次電池201Aとフロントパネル10の二次電池101Aのいずれか一方を先に満容量まで充電し、次に他方を満容量まで充電する手法を採用してもよい。もっとも、本体装置20の二次電池201Aとフロントパネル10の二次電池101Aの充電を並列的に実行してもよい。
次に、制御部206は、2つの二次電池101A、201Aがいずれも満充電電圧か否かを判定する(ステップ13)。
ステップ13で否定結果が得られた場合、制御部206は、USBケーブルの取り外しか否かを判定する(ステップ14)。
USBケーブルが取り付けられたままの場合、ステップ14で否定結果が得られる。一方、充電中にUSBケーブルが取り外された場合、ステップ14で肯定結果が得られる。
ステップ14で否定結果が得られた場合、制御部206は、ステップ13に戻り、ステップ13の判定を繰り返す。
その後、制御部206は、USB充電動作を終了する。
図10は、USB充電動作を説明する図である。
図中の横軸は時間であり、縦軸の上半分は本体装置20内の二次電池201Aの残量であり、縦軸の下半分はフロントパネル10内の二次電池101Aの残量である。
時点T2の場合、本体装置20の二次電池201Aとフロントパネル10の二次電池101Aの残量は、いずれも満充電から低下している。
この状態でUSBケーブルが接続されると、USB充電が開始される。
その結果、USB充電の終了時T3には、二次電池101A、201Aの両方が満充電に戻ることになる。
図11は、本体装置20の二次電池201Aをフロントパネル10の二次電池101Aにより充電する動作(すなわち補助充電)を説明する図である。
制御部206は、本体装置20の二次電池201Aの残量が閾値V1より小さいか否かを判定する(ステップ21)。ここでの閾値V1は、予め定めた基準の一例である。
残量が閾値V1以上の場合、ステップ21で否定結果が得られる。一方、残量が閾値V1より小さい場合、ステップ21で肯定結果が得られる。
ステップ21で否定結果が得られた場合、制御部206は、ステップ21の判定を繰り返す。
一方、ステップ21で肯定結果が得られた場合、制御部206は、フロントパネル10の二次電池101Aから本体装置20の二次電池201Aへの給電を開始する(ステップ22)。
これにより、本体装置20の二次電池201Aの充電が開始される。
次に、制御部206は、本体装置20の二次電池201Aの残量が閾値V2(>V1)より大きいか否かを判定する(ステップ23)。
二次電池201Aの残量が閾値V2以下の場合、ステップ23で否定結果が得られる。一方、二次電池201Aの残量が閾値V2より大きい場合、ステップ23で肯定結果が得られる。
フロントパネル10の二次電池101Aの残量が閾値V3以上の場合、ステップ24で否定結果が得られる。一方、フロントパネル10の二次電池101Aの残量が閾値V3より小さい場合、ステップ24で肯定結果が得られる。
ステップ24で否定結果が得られた場合、制御部206は、ステップ23に戻り、ステップ23の判定を繰り返す。
なお、ステップ23で肯定結果が得られた場合、又は、ステップ24で肯定結果が得られた場合、制御部206は、フロントパネル10の二次電池101Aから本体装置20の二次電池201Aへの給電を停止する(ステップ25)。
その後、制御部206は、フロントパネル10の二次電池101Aを外部電源とする本体装置20の二次電池201Aの充電を終了する。
図12は、フロントパネル10を外部電源とする補助充電を説明する図である。
図中の横軸は時間であり、縦軸の上半分は本体装置20内の二次電池201Aの残量であり、縦軸の下半分はフロントパネル10内の二次電池101Aの残量である。
図12の時点T12は、本体装置20の二次電池201Aの残量が閾値V1より低下した状態を表している。なお、フロントパネル10の二次電池101Aは満充電のままである。もっとも、図10の時点T2と同様、フロントパネル10の二次電池101Aの残量が低下していることもある。
この時点T12から補助充電が開始される。補助充電の実行により、フロントパネル10の二次電池101Aの残量は低下し、反対に本体装置20の二次電池201Aの残量が増加する。
図12の場合、本体装置20の二次電池201Aの残量は閾値V2に達していないが、外部電源としてのフロントパネル10の二次電池101Aの残量が閾値V3より小さくなったことで充電が停止している。
図13は、エアロゾル生成装置1全体で使用可能な電力量を説明する図である。
図中の縦軸はエアロゾル生成装置1全体で使用可能な電力量である。
図13に示すように、本体装置20の二次電池201Aだけの場合に比して、二次電池101Aを内蔵するフロントパネル10を本体装置20に装着した場合の方が使用可能な電力量が増えることが分かる。
本実施の形態では、フロントパネル10の二次電池101Aに蓄積されている電力を、本体装置20の二次電池201Aの充電以外にも使用する場合について説明する。
なお、エアロゾル生成装置1の内部構成や外観構成は、実施の形態1と共通である。
図14は、実施の形態2で採用するフロントパネル10と本体装置20における電源系回路の接続関係を模式的に示す図である。図14には、図7との対応部分に対応する符号を付して示している。
図14では、電源ユニット201Bが、フロントパネル10の二次電池101Aから供給される電圧を降圧し、システム電源Vsysを生成する。
本実施の形態における電源ユニット201Bは、本体装置20の二次電池201Aに対する充電電力だけでなく、システム電源Vsysも生成する。
また、フロントパネル10の二次電池101Aに蓄積されている電力を通知部203に供給すれば、本体装置20の二次電池201Aの残量不足等をユーザに通知することも可能になる。もちろん、本体装置20の二次電池201Aの残量不足等は、通信部205を通じてスマートフォンやサーバ等にアップロードしてもよい。
また、図14の例では、システム電源が供給される電源ラインに通信部205が直接接続されているが、電源ラインと各電子回路との間に電源スイッチを設けてもよいし、各電子回路に専用の電源ラインを用意して電力を供給する電子回路を選択可能としてもよい。
本実施の形態では、フロントパネル10の二次電池101Aに蓄積されている電力を、本体装置20の二次電池201Aの充電以外にも使用する場合の他の例について説明する。
本実施の形態では、フロントパネル10の二次電池101Aに蓄積されている電力を、加熱部207への給電に使用する場合について説明する。
図15は、実施の形態3で採用するフロントパネル10と本体装置20における電源系回路の接続関係を模式的に示す図である。図15には、図7との対応部分に対応する符号を付して示している。
図15における昇圧DC/DC回路212は、加熱部207が要求する電圧を生成する回路である。
また、フロントパネル10の二次電池101Aの電力の併用により、1回の充電によるエアロゾル生成装置1の使用時間を延ばすことが可能になる。
本実施の形態では、通知部付きのフロントパネル10について説明する。
図16は、通知部付きのフロントパネル10を装着したエアロゾル生成装置1の外観例を説明する図である。図16には、図1との対応部分に対応する符号を付して示している。図16に示す外観は、エアロゾル生成装置1の正面側を斜め上方から観察する例である。
もっとも、通知部104として、本体装置20と同種のLEDを使用してもよい。
なお、本体装置20のLED20Aを常にオフすることにより、オンオフを制御する場合に比して消費電力を低減できる。その分、二次電池201Aの容量の減り方が少なくなり、エアロゾルの吸引の仕方が同じであれば、本体装置20の使用可能時間を延ばすことができる。
フロントパネル10の通知部104で通知する情報の内容は、LED20Aで通知する情報の内容と重複してもよいし、補完関係でもよい。例えばフロントパネル10の通知部104と本体装置20のLED20Aの両方で二次電池201Aの残量を通知してもよい。また例えば本体装置20のLED20Aでは二次電池201Aの残量を通知し、フロントパネル10の通知部104では、時刻、エラー情報、本体装置20の現在の動作モード(エアロゾルの発生が多いモード、少ないモード)、エアロゾルの吸引の履歴等を通知してもよい。
図17に示すフロントパネル10には、電気を蓄積する電源部101と、本体装置20側から供給される電力により電源部101を充電する充電回路102と、電源部101から本体装置20等に給電する給電回路103と、情報を通知する通知部104と、通信部105とが設けられている。
通信部105は、本体装置20の通信部205と通信が可能であり、本体装置20から状態情報を取得して通知部104に与える。
図18に示す電源部101には昇降圧DC/DC回路101Bが設けられており、二次電池101Aの出力電圧から3.3Vのシステム電源Vsysを生成して通知部104に供給している。このため、通知部104による情報の通知のために本体装置20の二次電池201Aの電力を使用せずに済む。
なお、実施の形態4の場合には、フロントパネル10に通知部104と通信部105を設ける例を説明したが、センサ部や記憶部を設けてもよい。
本実施の形態では、制御部付きのフロントパネル10について説明する。
図19は、実施の形態5で使用するフロントパネル10の裏面を観察する図である。図19には、図5との対応部分に対応する符号を付して示している。
図19の場合、フロントパネル10の裏面には、二次電池101Aと、充電回路102と、給電回路103と、通信部105と、制御部106とが取り付けられている。
制御部106は、各種のプログラムを実行する演算処理装置や制御装置として機能する。
図20は、実施の形態5で使用するエアロゾル生成装置1の内部構成を模式的に示す図である。図20には、図17との対応部分に対応する符号を付して示している。
制御部106は、通信部105を通じて、本体装置20の通信部205やスマートフォン等と通信する。
図21に示すように、制御部106には、フロントパネル10の二次電池101Aから昇降圧DC/DC回路101Bを通じてシステム電源Vsysが供給される。このため、フロントパネル10に制御部106を設ける場合でも、本体装置20の二次電池201Aの電力を消費せずに済む。
本実施の形態におけるフロントパネル10は、二次電池101Aと通信部105と制御部106とを有するので、本体装置20から取り外した状態でも自律的な動作が可能である。なお、制御部106には、機能の実行に必要な半導体メモリを設ける。
(1)以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示の技術的範囲は前述した実施の形態に記載の範囲に限定されない。前述した実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本開示の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
なお、専用の電源ラインを通じて電力を供給する場合には、各電源ラインに適した電圧を生成するための昇降圧DC/DC回路をフロントパネル10や本体装置20に設ける。
また、特定の電子部品にのみフロントパネル10から電力を供給する場合には、特定の電子部品に対してのみ専用の電源ラインを設ければよい。
この場合、フロントパネル10の本体装置20への装着は、本体装置20で実行可能な機能の拡張に使用される。例えばフロントパネル10を取り外した状態の本体装置20は、内蔵する二次電池201A(図7参照)のみで動作し、二次電池付きのフロントパネル10が装着された本体装置20は、フロントパネル10の二次電池101A(図7参照)からの電力を使用する機能が有効になる。
例えば通知部104(図16参照)としてタッチパネルを採用し、タッチパネルに対するユーザの操作を示す情報を、通信部105(図17参照)経由で、本体装置20の制御部206(図17参照)に通知してもよい。
また例えばフロントパネル10にスイッチやボタンを配置し、これらに対する操作の有無等を通信部105(図17参照)経由で、本体装置20の制御部206(図17参照)に通知してもよい。ここでのタッチパネルやスイッチ等は操作部の一例である。
なお、この種の本体装置20の表面部材やその内側には遮熱構造を採用する。
(1)内蔵する第1の電池により動作する電子機器に対して着脱が可能なカバー部材であって、電子機器からの給電により充電される第2の電池を有するカバー部材。
(2)電子機器からの給電により第2の電池を充電する充電回路、を更に有する(1)に記載のカバー部材。
(3)電子機器に電力を供給する給電回路を更に有する(1)又は(2)に記載のカバー部材。
(4)第1の電池の残量が予め定めた基準以下の場合、給電回路は、第1の電池を充電する、(3)に記載のカバー部材。
(5)給電回路による電力の供給は、電子機器からの指示により実行される、(3)に記載のカバー部材。
(6)給電回路は、電子機器の通信部に電力を供給する、(3)に記載のカバー部材。
(7)第2の電池から電力の供給を受けて情報を通知する通知部を更に有する(1)~(6)のいずれか1つに記載のカバー部材。
(8)電子機器は、エアロゾル源を加熱する加熱部を有するエアロゾル生成装置であり、給電回路は、加熱部に電力を供給する、(3)~(6)のいずれか1つに記載のカバー部材。
(9)電子機器は、エアロゾル源を加熱する加熱部を有するエアロゾル生成装置であり、エアロゾル生成装置に装着された本体部は、動作可能な状態にあるエアロゾル生成装置の表面の一部を覆う、(1)~(8)のいずれか1つに記載のカバー部材。
(10)本体部の前記エアロゾル生成装置への装着が、加熱部による前記エアロゾル源の加熱が可能になる条件の1つである、(8)又は(9)に記載のカバー部材。
(11)本体部は、電子機器に装着された状態でのユーザの押圧により、電子機器側のスイッチの操作が可能である、(1)~(10)のいずれか1つに記載のカバー部材。
(12)ユーザの操作を受け付けて電子機器に通知する操作部を更に有する、(1)~(10)のいずれか1つに記載のカバー部材。
(13)電子機器に装着された本体部は、動作可能な状態にある電子機器のうち本体部で覆われていない部分と一体的な外観を形成する、(1)~(11)のいずれか1つに記載のカバー部材。
Claims (12)
- 内蔵する第1の電池により動作する電子機器の正面に対して本体部が着脱可能なカバー部材であって、
前記電子機器からの給電により充電される第2の電池と、
前記第2の電池から電力の供給を受け、前記電子機器の動作状態を含む情報を通知する通知部と、
を有するカバー部材。 - 前記電子機器からの給電により前記第2の電池を充電する充電回路、
を更に有する請求項1に記載のカバー部材。 - 前記電子機器に電力を供給する給電回路
を更に有する請求項1又は2に記載のカバー部材。 - 前記第1の電池の残量が予め定めた基準以下の場合、前記給電回路は、前記第2の電池からの給電により前記第1の電池を充電する、
請求項3に記載のカバー部材。 - 前記給電回路による電力の供給は、前記電子機器からの指示により実行される、
請求項3に記載のカバー部材。 - 前記給電回路は、前記電子機器の通信部に電力を供給する、
請求項3に記載のカバー部材。 - 前記電子機器は、エアロゾル源を加熱する加熱部を有するエアロゾル生成装置であり、
前記給電回路は、前記第2の電池から前記加熱部に電力を供給する、
請求項3に記載のカバー部材。 - 前記電子機器は、エアロゾル源を加熱する加熱部を有するエアロゾル生成装置であり、
前記エアロゾル生成装置に装着された前記本体部は、前記エアロゾル源の加熱により発生するエアロゾルをユーザが吸引可能な状態で前記エアロゾル生成装置の正面を覆う、
請求項1に記載のカバー部材。 - 前記本体部の前記エアロゾル生成装置への装着が、前記加熱部による前記エアロゾル源の加熱が可能になる条件の1つである、
請求項8に記載のカバー部材。 - 前記本体部は、前記電子機器に装着された状態でのユーザの押圧により変形し、装着された前記本体部で覆われている前記電子機器の操作部の操作が可能である、
請求項1に記載のカバー部材。 - ユーザの操作を受け付けて前記電子機器に通知する操作部、
を更に有する、請求項1に記載のカバー部材。 - 前記電子機器に装着された前記本体部は、前記電子機器の正面に設けられた操作部を覆い隠すように前記正面に装着された状態で前記電子機器の外観の一部となる、
請求項1に記載のカバー部材。
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