JP7805155B2 - 通信装置およびその制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置およびその制御方法、プログラム

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Description

本発明は、時分割複信(TDD)通信システムの基地局の動作に関するものである。
公衆通信事業者(キャリア)が構築する時分割複信(TDD)通信システムの基地局(キャリア網基地局)は、隣接する基地局との間の干渉を防止するために、各基地局のTDDパターンを同期して運用している。TDDパターンとは、各基地局で運用するTDDスロット内のアップリンク/ダウンリンクのタイミングを規定するパターンである。
一方で、近年ローカル5Gや地域BWA(Broadband Wireless Access)といった、公衆通信事業者以外の事業者がセルラー通信網を構築運用可能にするための制度化が進められている。ただし、キャリア以外の事業者が設置する基地局(ローカル網基地局)は低遅延通信や高速アップリンク通信など、高速ダウンリンク通信を主体とするキャリア網基地局とは異なるパターンの通信を実施する場合がある。この場合、TDDのUL/DLパターンがローカル網基地局とキャリア網基地局との間で一致しなくなる。そのため、地理的に隣接するキャリア網基地局とローカル網基地局が隣接する周波数帯で運用される場合、TDDパターンの不一致により干渉が生じ、性能が低下する可能性がある。
そこで、キャリア網基地局と隣接するローカル網基地局との干渉を防止するための準同期TDDパターンの導入が検討されている(特許文献1)。準同期TDDパターンとは、同期運用中の所定の基地局(同期基地局)のTDDパターンの一部のダウンリンクサブフレームをアップリンクサブフレームに置換したものである(図1)。図1では、1つの無線フレーム内に含まれる複数のサブフレーム(スロット)それぞれの種別を示している。「D」はダウンリンク(基地局から端末)、「U」はアップリンク(端末から基地局)、「S」はDからUへの切替期間を含む特別スロットを示している。ローカル網基地局がこのような準同期TDDパターンを用いる場合、少なくともローカル網基地局がキャリア網基地局へ干渉を与えることを防止することが出来る。
特開2020-188388号公報
しかしながら、上述の準同期TDDパターンの検討においては、キャリア網の同期基地局が固定のTDDパターンを使用することを前提としており、同期基地局がTDDパターンを変更する場合に関して検討がなされていない。また、同期基地局がTDDパターンを変更した場合、他の基地局との間で同期動作時は発生しなかった干渉が生じることになる。そのため、同期基地局はTDDパターンを変更することが困難であるという課題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、TDD通信システムのより効率的な運用を可能とする技術を提供することを目的としている。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る通信装置は以下の構成を備える。すなわち、時分割複信(TDD)通信システムにおける基地局として動作する通信装置は、
ダウンリンク/アップリンクのタイミングを定めるTDDパターンを使用して通信を行う通信手段と、
複数のTDDパターンを記憶する記憶手段と、
前記通信手段が使用するTDDパターンを決定する決定手段と、
前記基地局に接続する端末が使用すべきネットワークスライスの種別を取得する取得手段と、
を備え、
前記複数のTDDパターンは、所定の基地局が使用するTDDパターンと一致する同期TDDパターンと、前記同期TDDパターンに含まれる少なくとも1つのダウンリンクのタイミングをアップリンクのタイミングに置換した準同期TDDパターンと、を含み、
前記決定手段は、前記取得手段により取得された種別と、前記複数のTDDパターンと、に基づいて、前記通信手段が使用するTDDパターンを決定する。
本発明によれば、TDD通信システムのより効率的な運用を可能とする技術を提供することができる。
準同期TDDパターンを説明する図である。 基地局装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態における基地局装置のソフトウェア機能を示すブロック図である。 TDDパターン対応表の一例を示す図である。 端末リストの一例を示す図である。 第1実施形態におけるネットワークの全体構成を示す図である。 第1実施形態におけるTDDパターン設定処理の動作フローチャートである。 第1実施形態における動作シーケンスを示す図である。 運用TDDパターンの決定の一例を示す図である。 第2実施形態における基地局装置のソフトウェア機能を示すブロック図である。 第2実施形態におけるネットワークの全体構成を示す図である。 第2実施形態におけるTDDパターン設定処理の動作フローチャートである。 第2実施形態における動作シーケンスを示す図である。 運用TDDパターンとなる複数のTDDパターンを示す図である。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(第1実施形態)
本発明に係る~装置の第1実施形態として、時分割複信通信システム(TDD通信システム)における基地局として動作する通信装置である基地局装置を例に挙げて以下に説明する。
<装置構成およびシステム構成>
図2は、基地局装置201のハードウェア構成を示すブロック図である。基地局装置201は、制御部202、記憶部203、無線通信部204、アンテナ制御部205を含む。
制御部202は、記憶部203に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する。記憶部203は、制御部202が実行する制御プログラムや各種情報(利用可能な所与の複数のTDDパターン、接続端末情報、ネットワークスライス情報等)を記憶する。後述する各種動作は、記憶部203に記憶された制御プログラムを制御部202が実行することにより行われる。
無線通信部204は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に準拠するLTE、5G等のセルラー網通信を行う。アンテナ制御部205は、無線通信部204にて行われる無線通信用のアンテナを制御する。
図3は、第1実施形態における基地局装置のソフトウェア機能を示すブロック図である。通信装置機能301は、信号受信部302、信号送信部303、データ記憶部304、接続制御部305、ネットワークスライス制御部306、TDDパターン決定部307を含む。
信号受信部302および信号送信部303は、端末装置との間で3GPP規格に準拠したLTE、5G等のセルラー網通信を実施する。データ記憶部304は、ソフトウェアプログラムおよび、後述するTDDパターン対応表や端末リストなどの情報を記憶保持している。
図4は、TDDパターン対応表の一例を示す図である。TDDパターン対応表はデータ記憶部304に記憶される。TDDパターン対応表は、基地局にて利用可能な複数のネットワークスライスのサービスタイプそれぞれに対応するサービスタイプ値および関連付けられたTDDパターンの対応を示す。
図5は、端末リストの一例を示す図である。端末リストはデータ記憶部304に記憶される。端末リストは、基地局に接続中の端末の識別情報と、当該端末が利用するネットワークスライスのサービスタイプ値と、を対応付けたものである。ここでは、ネットワーク内において端末を識別するための情報として、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)を使用している。IMSIは、SIM(Subscriber Identity Module)に格納され、加入者を識別するための番号である。ただし、端末を一意に識別できるものであれば他の情報を用いてもよい。
接続制御部305は、端末やコアネットワーク機能との間で実施される、RRC(Radio Resource Control)メッセージ通信等のセルラー網への端末の接続および切断に関する処理を実施する。
ネットワークスライス制御部306は、データ記憶部304に記憶する端末リスト(図5)を用いて、基地局へ接続する端末が利用するネットワークスライスに関する情報を管理する。例えば、端末が基地局へ接続した場合、接続制御部305から接続通知を受けたネットワークスライス制御部306は、接続端末の識別情報および当該接続端末が利用するネットワークスライスのサービスタイプ値を端末リストへ登録する。また、接続端末が基地局から離脱した場合は、接続制御部305から切断通知を受けたネットワークスライス制御部306は、切断した接続端末に関する情報を端末リストから削除する。
TDDパターン決定部307は、端末接続時に、後述するTDDパターン設定処理において運用TDDパターンを決定し、決定したTDDパターンを端末の接続制御部へ通知する。
図6は、第1実施形態におけるネットワークの全体構成を示す図である。本実施形態において、キャリア網601のサービスエリア(通信圏内)には、キャリア網601を構成する設備として基地局602が配置されている。また、キャリア網601の通信圏内には、ローカル網603のサービスエリアが存在している。ローカル網603のサービスエリアには、ローカル網603を構成する設備として基地局604が配置されている。端末605は、キャリア網602へ接続して通信を行うことが可能な端末であり、キャリア網602への接続に必要な加入者情報(IMSI)を所有している。
キャリア網603では、図4に挙げたスライスサービスタイプのサービスを利用可能である。基地局602は、データ記憶部304にTDDパターン対応表(図4)を記憶している。また、端末605はキャリア網602へ接続した際には、準同期TDDパターンを用いる高信頼・低遅延通信(URLLC)サービス(サービスタイプ値は「2」)を利用することを想定する。
尚、基地局602が構築するキャリア網601と、基地局604が構築するローカル網603は隣接する周波数帯で運用されているものとする。例えば、キャリア網601では4.5GHz帯の電波が使用され、ローカル網603では4.6GHz帯の電波が使用されている。
<装置の動作>
図7は、第1実施形態におけるTDDパターン設定処理の動作フローチャートである。TDDパターン設定処理は、基地局602により実施される処理であり、端末が基地局602へ接続した際に接続制御部305にて開始される。また、TDDパターン設定処理は、制御部202が記憶部203に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S701では、接続制御部305は、データ記憶部304に記憶されている端末リストとTDDパターン対応表を参照し、準同期TDDパターンを使用するスライスサービスを利用中の端末の有無を確認する。
準同期TDDパターンを使用するスライスサービスを利用中の端末が存在する場合(S701でYes)は、接続制御部305は処理を終了し、基地局は準同期TDDパターンを用いた運用を継続する。一方、準同期TDDパターンを使用するスライスサービスを利用中の端末が存在しない場合(S701のNo)は、接続制御部305は、TDDパターン決定部307へ運用TDDパターンを決定するよう指示する。なお、接続制御部305はTDDパターン決定部307へ指示する際に、併せて接続端末が利用するサービスタイプ値をTDDパターン決定部307へ通知する。なお、接続制御部305は、端末接続時に端末から受信するRRC Connection Completeメッセージ中のNSSAI値を参照することで、接続端末が利用するサービスタイプ値を取得する。NSSAIは、ネットワークスライス選択補助情報である。
S702では、TDDパターン決定部307は、接続制御部305からの指示を受信すると、接続端末が利用するネットワークスライスのTDDパターンを確認する。具体的には、TDDパターン決定部307は、接続制御部305から通知されたサービスタイプ値を基にTDDパターン対応表を参照することで、接続端末が利用するネットワークスライスのTDDパターンを確認する。ネットワークスライスのTDDパターンが準同期TDDパターンの場合はS703に進み、ネットワークスライスのTDDパターンが同期TDDパターンの場合はS704に進む。
S703では、TDDパターン決定部307は、運用TDDパターンを「準同期TDDパターン」に決定し、結果を接続制御部305へ通知する。一方、S704では、TDDパターン決定部307は、運用TDDパターンを「同期TDDパターン」に決定し、結果を接続制御部305へ通知する。
S705では、接続制御部305は、TDDパターン決定部307から通知を受けると、決定した運用TDDパターンを無線通信部204(信号送信部302、信号受信部303)へ設定する。無線通信部204は、設定されたTDDパターンを接続中の端末へ通知した後に、設定されたTDDパターンへ動作を変更する。
S706では、接続制御部305は、ネットワークスライス制御部306へ接続通知を送信して端末リストの内容を更新する。その後、処理を終了する。
図8は、第1実施形態における動作シーケンスを示す図である。具体的には、キャリア網601へ接続中の端末605が基地局602へ接続する際に実施される処理動作のシーケンスを示している。
端末605は、基地局602とRRC接続を確立する(F801)。その後、端末605は、利用するネットワークスライスのサービスタイプ値(例えばNSSAI)を含むRRC Connection Completeメッセージを基地局602に送信する(F802)。
メッセージを受信した基地局602は、TDDパターン設定処理(図7)を起動する。ここでは、端末605がURLLCサービス(サービスタイプ値は「2」)を利用することから、運用TDDパターンを「準同期TDDパターン」に決定する(F803)。
基地局602は、決定したTDDパターンを端末605へ通知する(F804)。その後、基地局602は、運用TDDパターンを「準同期TDDパターン」へ切り替える(F805)。
以上の手順により、基地局602は、端末605が利用するネットワークスライスに応じてTDDパターンを「同期TDDパターン」または「準同期TDDパターン」に変更することができる。これにより、基地局602は他の基地局へ干渉を与えることなくサービスに適したTDDパターンを利用することが可能となる。
なお、本実施形態では、端末605がスライスサービスとしてURLLCを利用する場合について説明したが、他のスライスサービスを利用する場合に「準同期TDDパターン」を設定しても良い。例えば、高速大容量(eMBB)のスライスサービスよりも高いアップリンク速度を提供する「上り高速サービス」を定義し、当該サービス利用時に「準同期TDDパターン」を設定しても良い。
また、TDDパターン設定処理(図7)においては、基地局が運用TDDパターンを「同期TDDパターン」か「準同期TDDパターン」のいずれかに設定すると説明したが、上記以外のTDDパターンを設定しても良い。例えば、基地局は、同期TDDパターンおよび準同期TDDパターンに基づいて他の運用TDDパターンを決定してもよい。
図9は、運用TDDパターンの決定の一例を示す図である。まず、基地局は、記憶している「同期TDDパターン」と「準同期TDDパターン」との間でサブフレーム種別が同じ区間を「同期区間」と定め、かつサブフレーム種別が異なる区間を「非同期区間」と定める。その後、基地局は、「非同期区間」のサブフレーム種別を任意に設定したTDDパターンを運用TDDパターンとして設定する。
上述のようにして設定された運用TDDパターンを利用することにより、同期基地局は他の同期基地局へ干渉を与えずかつ準同期基地局からの干渉を受けないようにしつつ、サービスに適したTDDパターンを利用することが可能となる。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、同期基地局は、端末が利用するネットワークスライスに応じて運用TDDパターンを変更する。運用TDDパターンを同期TDDパターンおよび準同期TDDパターンに基づいて設定することで、同期基地局は、他の同期基地局へ干渉を与えずかつ準同期基地局からの干渉を受けずに、より効率的なTDDパターンを使用することが可能となる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、キャリア網の基地局602が接続端末605の利用するネットワークスライスに応じてTDDパターンを切り替える場合について説明した。ただし、基地局602がTDDパターンを切り替えて運用している場合に、ローカル網の基地局604においてもTDDパターンを切り替えて運用する事が考えられる。このような場合、選択されたTDDパターンによっては、基地局604が基地局602へ干渉を与えてしまう場合がある。
例えば、基地局602が図1に示す準同期TDDパターンを設定している状態で、基地局604が図1に示す同期TDDパターンを選択した場合を考える。この場合、基地局602のTDDパターンにおいて、サブフレーム番号8、9および18、19のスロットは「U」のフレームになる。これに対して、基地局604における対応するスロットでは「D」のフレームが設定される。この状態で通信を行うと、これらのスロットにおいて、基地局604の電波が基地局602に干渉を与えてしまう可能性がある。
ローカル網の基地局604は、キャリア網の基地局602に対する干渉が発生しないよう、基地局604において自主的に対策を実施することになっている。そのため、第2実施形態では、ローカル網の基地局604において、キャリア網の基地局602へ干渉を及ぼさないようにTDDパターンを設定する形態について説明する。
<装置構成およびシステム構成>
ローカル基地局604のハードウェア構成のブロック図は図2に示すブロック図と同等であるため詳細な説明は省略する。図2の説明に加えて、ただし、本実施形態のアンテナ制御部205は、自装置が構築するセルの周波数帯に隣接する周波数帯において、当該隣接する周波数帯で動作する他の基地局と通信できるよう構成されている。それに伴いアンテナも隣接周波数帯での通信が可能なように構成されているものとする。なお、1つのRF回路で自装置の周波数帯と隣接する周波数帯との両方をカバーするように構成してもよいし、周波数帯毎にRF回路を設けるよう構成してもよい。
図10は、第1実施形態における基地局装置のソフトウェア機能を示すブロック図である。通信装置機能1001は、信号受信部1002、信号送信部1003、データ記憶部1004、接続制御部1005、ネットワークスライス制御部1006、TDDパターン決定部1007、TDDパターン取得部1008を含む。信号受信部1002~TDDパターン決定部1007は、図3に示す信号受信部302~TDDパターン決定部307と同等のブロックであるため説明は省略する。TDDパターン取得部1008は、隣接基地局のTDDパターンを取得する。より具体的には、TDDパターン決定部1007でTDDパターンを決定するために使用される「隣接周波数帯で動作する他の基地局のTDDパターン」の取得処理を行う。取得処理の詳細については図12、図13を参照して後述する。
図11は、第2実施形態におけるネットワークの全体構成を示す図である。本実施形態においては、図6の構成に加えて、ローカル網603へ接続して通信を行う端末1101を含む。端末1101は、ローカル網603への接続に必要な加入者情報(IMSI)を所有している。
本実施形態において、ローカル網603も、図4に記載のスライスサービスタイプのサービスを利用可能であり、ローカル網603の基地局604はデータ記憶部304に図4のTDDパターン対応表を記憶している。尚、TDDパターンはキャリア網601と同じスライスサービスタイプである必要はない。ローカル網603で独自のスライスサービスタイプを用いても良いが、以下の説明では、説明を簡単にするために図4のスライスサービスタイプを用いるものとする。
また、本実施形態では、図4の「TDDパターン」の項目で示されているTDDパターンは使用が優先される「優先TDDパターン」であるとする。後述のTDDパターン判定処理の結果、「優先TDDパターン」を使用できないと判定された場合は、別のTDDパターンが使用されることになる。詳細については図12を参照して後述する。
さらに、端末1101は、ローカル網602へ接続した際に、準同期TDDパターンを用いるeMBBサービス(サービスタイプ値は「1」)を利用するものとする。尚、本実施形態における同期TDDパターンと準同期TDDパターンは図1、図9に示されるものを用いるものとする。
<装置の動作>
図12は、第2実施形態におけるTDDパターン設定処理の動作フローチャートである。TDDパターン設定処理は、ローカル網603の基地局604により実施される処理であり、端末が基地局604へ接続した際に接続制御部305にて開始される。また、TDDパターン設定処理は、制御部202が記憶部203に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより実現される。
処理開始後、接続制御部1005は、TDDパターン決定部1007へ運用TDDパターンを決定するよう指示する。なお、接続制御部1005は、TDDパターン決定部1007へ指示する際に、併せて接続端末が利用するサービスタイプ値をTDDパターン決定部1007へ通知する。また、接続制御部1005は、端末接続時に端末から受信するRRC Connection Completeメッセージ中のNSSAI値を参照することで、接続端末が利用するサービスタイプ値を取得する。
S1201では、TDDパターン決定部1007は、接続制御部1005からの指示を受信後、接続端末が利用するネットワークスライスのTDDパターンを確認する。具体的には、TDDパターン決定部1007は、接続制御部1005から通知されたサービスタイプ値を基にTDDパターン対応表を参照することで、接続端末が利用するネットワークスライスのTDDパターンを確認する。
S1202では、TDDパターン決定部1007は、TDDパターン取得部1008に隣接周波数帯で動作する基地局のTDDパターンを取得するよう指示を出す。TDDパターン取得部1008は、TDDパターン決定部1007からの指示を受信後、まず、隣接周波数帯で動作する基地局が存在するか否かの判定処理を行う。隣接周波数帯で動作する基地局が存在する場合はS1203に進む。隣接周波数帯で動作する基地局が存在しない場合はS1206に進む。
隣接周波数帯で動作する他の基地局が存在するか否かは、自基地局が構築するセルの周波数帯の隣接周波数帯で他の基地局が報知する信号を受信したか否かで判定する。隣接周波数帯で他の基地局が存在するか否かはこれに限るものではない。網側の装置を経由して情報を取得しても良いし、接続端末に対して、隣接基地局に関する情報を収集して通知するように要求して取得するようにしても良い。
尚、ここで、隣接周波数帯とは、自基地局が他の基地局に干渉を与える可能性のある隣接周波数帯であり、干渉を与える周波数帯か否かは事前に規定の周波数帯として記憶部に記憶しておくものとする。あるいは他の基地局からの電波を受信し、自装置の電波強度を元に干渉の度合いを算出し、干渉を与えると判定された場合に該当周波数帯を隣接周波数帯に含むようにしてもよい。
また、隣接周波数帯で動作する基地局がキャリア網か否かの判定を加えるようにしてもよい。キャリア網であった場合に隣接周波数帯で動作する基地局が存在すると判定する。キャリア網でなかった場合には隣接周波数帯で動作する基地局は存在しないと判定する。キャリア網か否かは他の基地局から送信される報知信号を受信し、報知信号に含まれるPLMNID(Public Land Mobile Network Identifier)を用いて、キャリア網か否かを判定する。尚、キャリア網か否かを判定する方法はこれに限るものではない。
S1203では、TDDパターン取得部1008は、隣接周波数帯で動作する他の基地局のTDDパターンを取得する処理を行う。例えば、TDDパターンの取得は隣接周波数帯で動作する他の基地局が報知するSIB(System Information Block)に含まれる情報から取得可能である。SIBにはいくつかのタイプがあり、SIB1(System Information Block Type1)に含まれる「TDD UL/DL Configuration」という情報要素から取得することが出来る。尚、TDDパターンの取得はこれに限るものではない。網側の装置を経由して情報を取得しても良いし、接続端末に対して隣接基地局に関する情報を収集して通知するように要求して取得するようにしても良い。あるいは基地局間で、TDDパターンを交換する信号を規定し、当該信号に基づいて取得するようにしても良い。
本実施形態では、TDDパターン取得部1008は、キャリア網の基地局602のTDDパターンを取得するものとする。TDDパターン取得部1008は、取得したTDDパターンをTDDパターン決定部1007に送る。TDDパターン決定部1007は、TDDパターン取得部1008からTDDパターンを受信後、S1204に進む。尚、TDDパターンを取得できなかった場合は、TDDパターン決定部1007においてキャリア網に干渉を与える可能性のあるTDDパターンは使用せず、それ以外のTDDパターンを使用すると判定してもよい。
S1204では、TDDパターン決定部1007は、接続端末が利用するスライスサービスに対して優先TDDパターンを利用可能か否か判定する。優先TDDパターンを利用可能か否かは、S1203で収集した隣接周波数帯の基地局のTDDパターンとTDDパターン対応表(図4)とを元に判定する。優先TDDパターンを利用可能と判定された場合はS1026に進む。優先TDDパターンを利用不可と判定された場合はS1205に進む。
例えば、本実施形態において、接続端末1101はeMBBサービス(サービスタイプ値は「1」)を利用しており、優先TDDパターンである「同期TDDパターン」を仮選択する。これに対して、隣接周波数帯の基地局のTDDパターンは、キャリア網の基地局602のTDDパターンであり、「準同期TDDパターン」である。この場合、ローカル網の基地局604で優先TDDパターンである「同期TDDパターン」を選択した場合、キャリア網の基地局602に対して、非同期区間でのサブフレームで干渉を与えてしまう。そのため、TDDパターン決定部1007は、ローカル網の基地局604において、優先TDDパターンは利用できないと判定する。これに対して、例えば、隣接周波数帯の基地局のTDDパターンが「同期TDDパターン」であった場合は、優先TDDパターンの同期TDDパターンを利用できると判定される。
別の例として、接続端末1101は上り高速サービス(サービスタイプ値は「101」)を利用した場合についても説明する。まず、上り高速サービスの優先TDDパターンである「準同期TDDパターン」を仮選択する。この場合、隣接周波数帯の基地局であるキャリア網のTDDパターンが「同期TDDパターン」あるいは「準同期TDDパターン」のどちらであっても、基地局604が準同期TDDパターンを使用する場合、基地局602に対して干渉は与えない。そのため、TDDパターン決定部1007は、ローカル網の基地局604において、優先TDDパターンである「準同期TDDパターン」を利用可能であると判定する。
上述のように、接続端末のサービスタイプ値の優先TDDパターンが(隣接周波数帯で動作する基地局のTDDパターンに依存せず)干渉を与えないことが既知である場合もある。このような場合は、隣接周波数帯で動作するTDDパターンの取得処理(S1202~S1203)をスキップして優先TDDパターンを利用可能と判定するようにしてもよい。干渉を与えないことが既知である場合とは、例えば、非同期区間が全て「U」であるTDDパターンを利用する場合である。
S1205では、TDDパターン決定部1007は、基地局604の運用TDDパターンに「優先TDDパターンとは別のTDDパターン」を用いると決定する。本実施形態では別のTDDパターンとして「準同期TDDパターン」を用いると決定される。尚、本実施形態では同期TDDパターンおよび準同期TDDパターンが1つずつの場合で説明しているがこれに限るものではない。すなわち、同期TDDパターンおよび/または準同期TDDパターンが複数存在しても良い。そのような場合、S1205では、隣接周波数帯で動作する基地局のTDDパターンに対して干渉を与えないTDDパターンが選択される。S1205でTDDパターンが決定されるとS1207に進む。
S1206では、TDDパターン決定部1007は、自基地局の運用TDDパターンに「優先TDDパターン」を用いると決定し、結果を接続制御部305に通知する。
S1207では、接続制御部1005は、TDDパターン決定部1007から通知を受けると、決定した運用TDDパターンを無線通信部204(信号送信部1002、信号受信部1003)へ設定する。無線通信部204は、設定されたTDDパターンを接続中の端末へ通知した後に、設定されたTDDパターンへ動作を変更する。
S1208では、接続制御部1005は、ネットワークスライス制御部306へ接続通知を送信して端末リストの内容を更新する。その後、処理を終了する。
図13は、第2実施形態における動作シーケンスを示す図である。具体的には、ローカル網へ接続する端末1101がローカル網の基地局604へ接続する際に実施される処理動作のシーケンスを示している。
端末1101は、基地局604とRRC接続を確立する(F1301)。その後、端末1101は、利用するネットワークスライスのサービスタイプ値(例えばNSSAI)を含むRRC Connection Completeメッセージを基地局604に送信する(F1302)。
メッセージを受信した基地局604は、TDDパターン設定処理(図12)を起動する。ここでは、端末1101が利用するスライスサービス(eMBB)のサービスタイプ値を取得し、対応する優先TDDパターンを取得する(F1303)。また、基地局602が報知するSIB(F1304)の受信処理をする。
基地局604は、端末1101が利用するスライスサービス用の優先TDDパターンとSIBに含まれるTDDパターンとを比較して、運用TDDパターンを「準同期TDDパターン」に決定する(F1305)。
基地局604は、決定したTDDパターンを端末1101へ通知する(F1306)。その後、基地局604は、運用TDDパターンを「準同期TDDパターン」へ切り替える(F1307)。
以上の手順により、基地局604は、端末605が利用するネットワークスライスと基地局602が運用中のTDDパターンとに応じて、TDDパターンを「同期TDDパターン」または「準同期TDDパターン」に変更することができる。これにより、基地局604は、キャリア網基地局へ干渉を与えることなくサービスに適したTDDパターンを利用することが可能となる。
なお、本実施形態では、端末1101がスライスサービスとしてeMBBを利用する場合について説明したが、他のスライスサービスを利用する場合に「準同期TDDパターン」を設定しても良い。
また、本実施形態では説明を簡単にするために、基地局604に既存の接続中端末が存在しない場合について説明したが、第1実施形態と同様に既に接続中の端末が存在する場合についても適用することができる。その場合、接続中の端末のスライスサービス値と新規に接続する端末のスライスサービス値、およびキャリア網基地局のTDDパターンに基づいて、利用するTDDパターンを決定する。
さらに、本実施形態では隣接周波数帯で動作する基地局が1つの場合について説明したがこれに限るものではない。例えば、隣接周波数帯で動作する基地局が複数存在した場合であっても本発明を適用可能である。その場合、複数の基地局のTDDパターンを取得し、各基地局に干渉を与えないTDDパターンを決定する。
図14は、運用TDDパターンとなる複数のTDDパターンを示す図である。例えば、1つ目のキャリア網基地局のTDDパターンが「同期TDDパターン」であり、2つ目のキャリア網基地局のTDDパターンが「準同期TDDパターン1」で動作していたものとする。また、利用可能な準同期TDDパターンとして「準同期TDDパターン2」がさらに存在しているものとする。
その際に、接続端末において下り通信重視のスライスサービス(例えば、上述の「上り高速サービス」)が指定された場合、ローカル網基地局において、優先TDDパターンとして「準同期TDDパターン2」が設定されているものとする。この場合、運用TDDパターンには優先TDDパターンが用いられる。
これに対して、接続端末において下り通信重視のスライスサービス(例えば、上述の「eMBB」)が指定された場合、ローカル網基地局において、優先TDDパターンとして「同期TDDパターン」が設定されているものとする。この場合、運用TDDパターンに「同期TDDパターン」を選択すると、2台目のキャリア網基地局の「準同期TDDパターン1」に対して、サブフレーム番号8、9のスロットで干渉を与えてしまうことになる。そのため、この場合はローカル網基地局の運用TDDパターンとして「同期TDDパターン」が用いられる。
また、第1実施形態と同様に、基地局は運用TDDパターンとして非同期区間のサブフレーム種別を任意に設定したTDDパターンを設定しても良い。また、記憶部203に設定されていないTDDパターンであってもよい。たとえば、隣接周波数帯で動作する基地局に干渉を与えないような新たな準同期TDDパターンを生成し、運用TDDパターンとして用いるようにしてもよい。
以上説明したとおり第2実施形態によれば、ローカル網基地局は、端末が利用するネットワークスライスに応じて運用TDDパターンを変更する。ローカル網基地局は、接続端末が利用するネットワークスライスとキャリア網基地局が運用中のTDDパターンとに基づいて運用TDDパターンを設定する。これにより、ローカル網基地局は、キャリア網基地局へ干渉を与えずに、より効率的なTDDパターンを使用することが可能となる。
(変形例)
上述の実施形態においては、基地局装置にてTDDパターンを決定する場合について説明したがこれに限るものではない。図3、図10に記載のネットワークスライス制御部およびTDDパターン決定部の機能を、基地局装置を制御する制御装置に持たせるように構成してもよい。そして、制御装置は、各判定処理を行い判定結果に基づいて基地局装置を制御するようにしてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
201 通信装置; 202 制御部; 203 記憶部; 204 無線通信部; 205 アンテナ制御部; 301 通信装置機能; 302 信号送信部; 303 信号受信部; 304 データ記憶部; 305 接続制御部; 306 ネットワークスライス制御部; 307 TDDパターン決定部

Claims (23)

  1. 時分割複信(TDD)通信システムにおける基地局として動作する通信装置であって、
    アップリンク/ダウンリンクのタイミングを定めるTDDパターンを使用して通信を行う通信手段と、
    複数のTDDパターンを記憶する記憶手段と、
    前記通信手段が使用するTDDパターンを決定する決定手段と、
    前記基地局に接続する端末が使用すべきネットワークスライスの種別を取得する取得手段と、
    を備え、
    前記複数のTDDパターンは、所定の基地局が使用するTDDパターンと一致する同期TDDパターンと、前記同期TDDパターンに含まれる少なくとも1つのダウンリンクのタイミングをアップリンクのタイミングに置換した準同期TDDパターンと、を含み、
    前記決定手段は、前記取得手段により取得された種別と、前記複数のTDDパターンと、に基づいて、前記通信手段が使用するTDDパターンを決定する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記複数のTDDパターンは、それぞれ異なるネットワークスライスの種別に関連付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記決定手段は、前記取得手段により取得された種別が高信頼・低遅延通信(URLLC)を示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記準同期TDDパターンを選択する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記決定手段は、前記取得手段により取得された種別が高速大容量(eMBB)を示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記同期TDDパターンを選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記決定手段は、前記同期TDDパターンに対して該同期TDDパターンと前記準同期TDDパターンとで一致していない非同期区間におけるアップリンクおよびダウンリンクを任意に変更した新規のTDDパターンを、前記通信手段が使用するTDDパターンとして決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、公衆通信事業者が運用する基地局として動作し、
    前記所定の基地局は、公衆通信事業者が運用する基地局である
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置が構築するセルの第1の周波数帯に隣接する第2の周波数帯のセルを構築する第2の基地局が使用しているTDDパターンを取得するパターン取得手段をさらに備え、
    前記決定手段は、さらに前記パターン取得手段により取得されたTDDパターンに基づいて、前記通信手段が使用するTDDパターンを決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  8. 前記パターン取得手段は、前記第2の基地局が報知する報知信号を受信することにより、前記第2の基地局が使用しているTDDパターンを取得する
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 指定された2つのTDDパターンが通信における干渉を引き起こすか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記取得手段により取得された種別がURLLCを示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記準同期TDDパターンを仮選択し、
    前記判定手段は、前記準同期TDDパターンと前記パターン取得手段により取得されたTDDパターンとが通信における干渉を引き起こすか否かを判定し、
    前記決定手段は、前記判定手段により干渉を引き起こさないと判定された場合に前記準同期TDDパターンを前記通信手段が使用するTDDパターンとして決定する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の通信装置。
  10. 指定された2つのTDDパターンが通信における干渉を引き起こすか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記取得手段により取得された種別がeMBBを示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記同期TDDパターンを仮選択し、
    前記判定手段は、前記同期TDDパターンと前記パターン取得手段により取得されたTDDパターンとが通信における干渉を引き起こすか否かを判定し、
    前記決定手段は、前記判定手段により干渉を引き起こさないと判定された場合に前記同期TDDパターンを前記通信手段が使用するTDDパターンとして決定する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の通信装置。
  11. 前記通信装置は、公衆通信事業者以外の事業者が運用する基地局として動作し、
    前記所定の基地局は、公衆通信事業者が運用する基地局である
    ことを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項に記載の通信装置。
  12. 時分割複信(TDD)通信システムにおける基地局としての機能を通信装置に提供する方法であって、
    前記通信装置に接続する端末が使用すべきネットワークスライスの種別を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された種別と、所与の複数のTDDパターンと、に基づいて、前記通信装置がTDD通信に使用するTDDパターンを決定する決定工程と、
    を含み、
    前記複数のTDDパターンは、所定の基地局が使用するTDDパターンと一致する同期TDDパターンと、前記同期TDDパターンに含まれる少なくとも1つのダウンリンクのタイミングをアップリンクのタイミングに置換した準同期TDDパターンと、を含む
    ことを特徴とする方法。
  13. 前記複数のTDDパターンは、それぞれ異なるネットワークスライスの種別に関連付けられている
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記決定工程では、前記取得工程により取得された種別が高信頼・低遅延通信(URLLC)を示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記準同期TDDパターンを選択する
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記決定工程では、前記取得工程により取得された種別が高速大容量(eMBB)を示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記同期TDDパターンを選択する
    ことを特徴とする請求項12乃至14の何れか1項に記載の方法。
  16. 前記決定工程では、前記同期TDDパターンに対して該同期TDDパターンと前記準同期TDDパターンとで一致していない非同期区間におけるアップリンクおよびダウンリンクを任意に変更した新規のTDDパターンを、前記通信装置が使用するTDDパターンとして決定する
    ことを特徴とする請求項12乃至15の何れか1項に記載の方法。
  17. 前記通信装置は、公衆通信事業者が運用する基地局として動作し、
    前記所定の基地局は、公衆通信事業者が運用する基地局である
    ことを特徴とする請求項12乃至16の何れか1項に記載の方法。
  18. 前記通信装置が構築するセルの第1の周波数帯に隣接する第2の周波数帯のセルを構築する第2の基地局が使用しているTDDパターンを取得するパターン取得工程をさらに含み、
    前記決定工程では、さらに前記パターン取得工程により取得されたTDDパターンに基づいて、前記通信装置が使用するTDDパターンを決定する
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
  19. 前記パターン取得工程では、前記第2の基地局が報知する報知信号を受信することにより、前記第2の基地局が使用しているTDDパターンを取得する
    ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 指定された2つのTDDパターンが通信における干渉を引き起こすか否かを判定する判定工程をさらに含み、
    前記決定工程では、前記取得工程により取得された種別がURLLCを示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記準同期TDDパターンを仮選択し、
    前記判定工程では、前記準同期TDDパターンと前記パターン取得工程により取得されたTDDパターンとが通信における干渉を引き起こすか否かを判定し、
    前記決定工程では、前記判定工程により干渉を引き起こさないと判定された場合に前記準同期TDDパターンを前記通信装置が使用するTDDパターンとして決定する
    ことを特徴とする請求項18または19に記載の方法。
  21. 指定された2つのTDDパターンが通信における干渉を引き起こすか否かを判定する判定工程をさらに含み、
    前記決定工程では、前記取得工程により取得された種別がeMBBを示す場合に、前記複数のTDDパターンに含まれる前記同期TDDパターンを仮選択し、
    前記判定工程では、前記同期TDDパターンと前記パターン取得工程により取得されたTDDパターンとが通信における干渉を引き起こすか否かを判定し、
    前記決定工程では、前記判定工程により干渉を引き起こさないと判定された場合に前記同期TDDパターンを前記通信装置が使用するTDDパターンとして決定する
    ことを特徴とする請求項18または19に記載の方法。
  22. 前記通信装置は、公衆通信事業者以外の事業者が運用する基地局として動作し、
    前記所定の基地局は、公衆通信事業者が運用する基地局である
    ことを特徴とする請求項18乃至21の何れか1項に記載の方法。
  23. 請求項12乃至22のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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