JP7809247B2 - 走行情報生成装置、地図データ生成システムおよび走行情報生成方法 - Google Patents

走行情報生成装置、地図データ生成システムおよび走行情報生成方法

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Description

本開示は、車両の走行に関する情報、特に、車線変更に関する情報を生成する走行情報生成装置に関するものである。
例えば下記の特許文献1には、車載カメラが撮影した車両周辺の映像を分析して取得した車両の周辺状況に基づいて、車線別のリスクマップを生成し、運転者にリスクの少ない車線を走行するように促す走行支援装置が開示されている。
特開2021-123254号公報
特許文献1のリスクマップのように、車両が走行すべき車線を示す情報は、車線変更すべきか否かの判断材料となり、運転者が運転を円滑に行うために有効な情報である。そのため、車両が走行すべき車線を示す情報の精度の向上は重要な課題である。
本開示は以上のような課題を解決するためになされたものであり、車両が走行すべき車線を示す情報の精度向上に寄与できる情報を生成する技術を提供することを目的とする。
本開示に係る走行情報生成装置は、自車両の位置の情報を取得する位置情報取得部と、自車両の走行中の車線を示す走行車線情報を取得する走行車線情報取得部と、自車両の走行状態および自車両の運転者の状態の少なくとも片方を含む情報である車両状態情報を取得する車両状態情報取得部と、自車両の周辺状況の情報である周辺情報を取得する周辺情報取得部と、走行車線情報から自車両の車線変更を検出し、自車両の車線変更前と車線変更後の車両状態情報または周辺情報に基づいて、車線変更の意図が自車両を円滑に運転する意図である円滑意図であったか否かを推定する意図推定部と、車線変更の位置、車線変更の前後の車線、および車線変更の意図の推定結果を含む車線変更情報を生成する車線変更情報生成部と、を備える。
本開示によれば、過去に行われた車線変更の意図の情報を含む車線変更情報が生成されるため、車線変更すべきか否かを示す情報の精度向上に寄与できる。
本開示の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係る走行情報生成装置の構成を示す図である。 車線変更の意図の推定ロジックの例を説明するための図である。 車線変更の意図の推定ロジックの例を説明するための図である。 車線変更の意図の推定ロジックの例を説明するための図である。 車線変更の意図の推定ロジックの例を説明するための図である。 車線変更の意図の推定ロジックの例を説明するための図である。 車線変更情報の例を説明するための図である。 車線変更情報の例を示す図である。 実施の形態1に係る走行情報生成装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る走行情報生成装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る走行情報生成装置の構成を示す図である。 地図データ生成部の動作を示すフローチャートである。 地図データベースに格納される地図データに含まれる車線変更支援情報の例を示す図である。 地図データベースに格納される地図データの例を示す図である。 実施の形態3に係る走行情報生成装置の変形例を説明するための図である。 実施の形態3に係る走行情報生成装置の変形例を説明するための図である。 実施の形態4に係る走行情報生成装置の構成を示す図である。 実施の形態4に係る走行情報生成装置の動作を説明するための図である。 実施の形態4に係る走行情報生成装置の動作を説明するための図である。 走行情報生成装置のハードウェア構成例を示す図である。 走行情報生成装置のハードウェア構成例を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る走行情報生成装置10の構成を示す図である。本実施の形態では、走行情報生成装置10は、車両100に搭載されているものとし、以下、走行情報生成装置10が搭載された車両100を「自車両」という。ただし、走行情報生成装置10は、自車両100に常設される必要はない。また、走行情報生成装置10は、例えば、携帯電話やスマートフォン、PND(Portable Navigation Device)など、自車両100と通信可能な携帯端末上に構築されていてもよい。
図1に示すように、走行情報生成装置10は、自車両100が備えるロケータ21、周辺検出装置22、車内LAN23に接続されており、記録媒体24にデータを記録可能に構成されている。
ロケータ21は、車線単位の道路形状情報を有する高精度地図データ(HD地図データ)と高精度測位部と備えており、測定した自車両100の位置と高精度地図データとを照合して、自車両100が走行中の道路および車線を特定する。走行情報生成装置10は、ロケータ21から、自車両100の位置、走行中の道路および車線の情報を取得できる。
周辺検出装置22は、例えば、LiDAR(Light Detection And Ranging)や、車載カメラ、画像処理装置などから構成され、自車両100の周辺状況を検出する。走行情報生成装置10は、周辺検出装置22から、自車両100の周辺状況の情報として、自車両100の周辺に存在する他車両や障害物の位置、移動方向、移動速度などの情報を取得できる。
車内LAN23は、自車両100内のネットワークであり、走行情報生成装置10は、車内LAN23から、自車両100の走行状態の情報や、自車両100の運転者の状態の情報を取得できる。自車両100の走行状態の情報は、例えば、速度、加速度、進行方向などである。自車両100の運転者の状態の情報は、例えば、ハンドルの切り角、アクセルの踏み込み量などの運転操作の情報の他、DMS(Driver Monitoring System)で取得される運転者の視線や表情、姿勢などの情報が含まれてもよい。
記録媒体24は、自車両100がデータを記録可能なものであれば、どのようなものでもよい。
走行情報生成装置10は、位置情報取得部11、走行車線情報取得部12、車両状態情報取得部13、周辺情報取得部14、意図推定部15および車線変更情報生成部16を備えている。
位置情報取得部11は、ロケータ21から、自車両100の位置の情報を取得する。
走行車線情報取得部12は、ロケータ21から、自車両100の走行中の車線を示す走行車線情報を取得する。
車両状態情報取得部13は、車内LAN23から、自車両100の走行状態および自車両100の運転者の状態の少なくとも片方の情報を含む車両状態情報を取得する。
周辺情報取得部14は、周辺検出装置22から、自車両100の周辺状況の情報である周辺情報を取得する。
意図推定部15は、走行車線情報取得部12が取得した走行車線情報から自車両100の車線変更を検出する。また、意図推定部15は、車両状態情報取得部13が取得した車両状態情報または周辺情報取得部14が取得した周辺情報に基づいて、検出された車線変更の意図が自車両100を円滑に運転する意図である円滑意図であったか否かを推定する。
車線変更情報生成部16は、自車両100が行った車線変更の情報である車線変更情報を生成する。車線変更情報には、車線変更の位置、車線変更の前後の車線、および意図推定部15による車線変更の意図の推定結果が含まれている。車線変更の位置は、車線変更が検出されたときに位置情報取得部11が取得した自車両100の位置から求められ、車線変更の前後の車線は、車線変更が検出された前後に車両状態情報取得部13が取得した走行車線情報から求められる。車線変更情報生成部16が生成した車線変更情報は、記録媒体24に記録される。
ここで、意図推定部15による車線変更の意図の推定ロジックについて説明する。車線変更の意図の推定ロジックはいかなるものでもよいが、以下のような推定ロジックを適用可能である。なお、以下に示す図2から図6においては、自車両100が走行中の車線の対向車線は省略している。また、符号「101」が付された車両は他車両である。
例えば、意図推定部15は、車線変更後の自車両100の走行速度が車線変更前の自車両100の走行速度よりも高く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、車線変更の意図を円滑意図と推定してもよい。すなわち、図2のように、車線変更前の時刻t1における自車両100の位置をP(t1)、速度をV(t1)とし、図3のように、車線変更後の時刻t2における自車両100の位置をP(t2)、速度をV(t2)とし、上記の閾値をVth1とすると、V(t2)≧V(t1)+Vth1の関係が成り立てば、意図推定部15は、車線変更の意図を円滑意図と推定してもよい。
閾値Vth1は、例えば10[km/h]などである。また速度V(t)は、一定期間(例えば5秒間)または一定距離(例えば50m等)における平均値としてもよい。時刻t1と時刻t2との間が極端に短いと、上の式が成立しないので、時刻t2を時刻t1の5秒程度後とすることが好ましい。
また、意図推定部15は、車線変更を行わずに走行した場合の自車両100の走行速度を推定し、車線変更後の自車両100の走行速度が、車線変更を行わずに走行した場合の自車両100の走行速度の推定値よりも高く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、車線変更の意図を円滑意図と推定してもよい。すなわち、図4のように、車線変更後の時刻t2における自車両100の位置をP(t2)、速度をV(t2)とし、車線変更を行わずに走行した場合の時刻t2における自車両100の推定位置をPE(t2)、推定速度をVE(t2)とし、上記の閾値をVth2とすると、V(t2)≧VE(t2)+Vth2の関係が成り立てば、意図推定部15は、車線変更の意図を円滑意図と推定してもよい。なお、推定速度VE(t2)は、周辺情報取得部14が取得した周辺情報に含まれる、自車両100の周辺の移動体の状況、例えば、渋滞の有無、停止車両の有無などから推定することができる。
閾値Vth2は、Vth1と同じでも異なってもよい。車線変更前の車線が渋滞している場合や、車線変更前の車線に停止車両が存在する場合などを想定すると、Vth2>Vth1とするのが好ましく、例えば、閾値Vth2を15[km/h]としてもよい。
また、意図推定部15は、車線変更前の車線における自車両100の前方に走行阻害要因が存在し、車線変更後の車線における自車両100の前方に走行阻害要因が存在しない場合に、車線変更の意図を円滑意図と推定してもよい。走行阻害要因とは、例えば、障害物、停止車両(乗降中のバスなど)、渋滞などである。渋滞のうち、交差点または分岐点での右折待ち渋滞や左折待ち渋滞、駐車場の入り口付近での入場待ち渋滞などは、車線ごとに生じる。例えば、図5のように、車線変更前の車線における自車両100の前方に走行阻害要因である渋滞(左折待ち渋滞)が存在し、図6のように、車線変更後の車線における自車両100の前方には渋滞が存在しない場合に、車線変更の意図を円滑意図と推定される。各車線の走行阻害要因の有無は、周辺情報取得部14が取得した周辺情報から判断することができる。
また、意図推定部15は、車線変更の前後における自車両100の障害物への衝突リスクの高さを算出し、車線変更後の衝突リスクが車線変更前の衝突リスクよりも低く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、車線変更の意図を円滑意図と推定してもよい。各車線における自車両100の障害物への衝突リスクは、周辺情報取得部14が取得した周辺情報に含まれる、自車両100の前方の障害物の情報から判断することができる。衝突リスクの対象となる障害物は、自車両100が走行中の車線上に位置するものに限られず、例えば、歩道から飛び出してくるおそれのある歩行者や自転車、隣接車線から自車両100が走行中の車線に車線変更するおそれのある他車両や、自車両100の後方に位置し自車両100に追突するおそれのある他車両などが含まれてもよい。
また、意図推定部15は、車線変更後の運転者の心理的不快指数(イライラ、緊張)が車線変更前の運転者の心理的不快指数よりも低く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、車線変更の意図を円滑意図と推定してもよい。運転者の心理的不快指数は、車両状態情報取得部13が取得した車両状態情報に含まれる運転車の状態の情報(例えば、運転者の視線、表情、生理計測値など)から判断することができる。
意図推定部15は、以上の5つの推定ロジックの2つ以上の推定ロジックを用いて車線変更の意図を推定し、それらの推定結果から総合的に、車線変更の意図を推定してもよい。また、2つ以上の推定ロジックを用いる場合は、1つの推定ロジックだけを用いる場合に対して、円滑意図か否かを推定するための閾値(例えば上記のVth1やVth2)を下げてもよい。
次に、車線変更情報生成部16が生成する車線変更情報について説明する。例えば、自車両100が図7に示す地点Pn(n=1,2,…)において車線変更を実施した場合、車線変更情報生成部16は、図8のような車線変更情報を生成する。図8は車線変更情報のデータの一例である。図8に示す車線変更情報の各データには、データのID、車線変更の位置、車線変更の日時、車線変更の前後の車線、および車線変更の意図の推定結果(円滑意図の有無)の情報が含まれている。図7および図8には、自車両100の走行方向が一方向であるときの例を示したが、自車両100の走行方向がどちらの場合でも、車線変更情報は生成される。車線変更情報生成部16によって生成された車線変更情報は、例えばSQL形式で、記録媒体24に記録される。
このように、実施の形態1に係る走行情報生成装置10は、実際に行われた車線変更の情報である車線変更情報を生成するため、自車両100が走行すべき車線を示す情報の精度向上に寄与できる。自車両100が走行すべき車線を示す情報は、車線変更すべきか否かの判断材料となり、その精度向上は自車両100の円滑な運転に繋がる。
次に、図9のフローチャートを参照しつつ、走行情報生成装置10の動作を説明する。
自車両100が走行を開始すると、位置情報取得部11がロケータ21から自車両100の位置の情報を取得し、走行車線情報取得部12がロケータ21から自車両100の走行車線情報を取得する(ステップS101)。
また、車両状態情報取得部13は、車内LAN23から車両状態情報を取得する(ステップS102)。周辺情報取得部14は、周辺検出装置22から、自車両100の周辺情報を取得する(ステップS103)。
意図推定部15は、走行車線情報取得部12が取得した走行車線情報に基づいて、自車両100の車線変更が行われたか否かを判断する(ステップS104)。
自車両100の車線変更が行われた場合(ステップS104でYES)、意図推定部15は、車両状態情報取得部13が取得した車両状態情報または周辺情報取得部14が取得した周辺情報に基づいて、車線変更の意図が円滑意図であったか否かを推定する(ステップS105)。そして、車線変更情報生成部16が、自車両100が行った車線変更の情報である車線変更情報を生成して、記録媒体24に記録する(ステップS106)。車線変更情報には、車線変更の位置、車線変更の前後の車線、および意図推定部15による車線変更の意図の推定結果が含まれる。
自車両100の車線変更が行われていなければ(ステップS104でNO)、ステップS105およびS106はスキップされる。
その後、走行情報生成装置10は、自車両100の走行が終了したか否かを確認する(ステップS107)。自車両100の走行が継続していれば(ステップS107でNO)、ステップS101に戻る。自車両100の走行が終了すれば(ステップS107でYES)、図9の処理は終了する。
[変形例]
車線変更情報生成部16は、車線変更前の車線において自車両100の円滑な運転を阻害した要因、つまり、運転者が円滑意図の車線変更を行う切っ掛けとなった事象の情報を、車線変更情報に含ませてもよい。円滑な運転の阻害要因としては、自車両100の速度低下、走行阻害要因との遭遇、衝突リスクの発生、運転者の心理的不快指数の上昇などがある。車線変更情報に含ませる円滑な運転を阻害した要因は、交差点または分岐での右折待ち渋滞、左折待ち渋滞、駐車場への入場待ち渋滞、停止車両による車線占有状態など、より詳細な情報でもよい。
また、車線変更情報生成部16は、円滑な運転の阻害要因となった事象(例えば、停止車両や、渋滞中の他車両など)の画像データ、音声データ、センサ出力データなどを、車線変更情報に含ませてもよい。
走行情報生成装置10は、通信装置(不図示)を用いた車々間通信により、他車両に搭載された別の走行情報生成装置10との間で、蓄積した車線変更情報をやりとりしてもよい。例えば、他車両の走行情報生成装置10から入手した車線変更情報を、自車両100の記録媒体24に記録してもよい。このとき、走行情報生成装置10は、自車両100の走行実績のある道路(つまり、自車両100が過去に走行したことのある道路)の車線変更情報のみを選択して、記録媒体24に記録してもよい。そうすることにより、自車両100が走行する可能性の低い道路の車線変更情報が、記録媒体24に記録されることが防止され、記録媒体24の記憶容量の節約となる。
意図推定部15は、周辺情報取得部14が取得した周辺情報から、自車両100の周辺の他車両の車線変更を検出し、周辺情報に基づいて、他車両の車線変更の意図が円滑意図であったか否かを推定してもよい。他車両が行った車線変更の意図が円滑意図であった場合、車線変更情報生成部16は、その車線変更に対応する車線変更情報を生成し、記録媒体24に記憶する。自車両100の車線変更情報だけでなく、他車両の車線変更情報も記録されるため、多くの車線変更情報を収集できる。
意図推定部15は、車線変更が行われたときに周辺検出装置22のカメラによって撮影された周辺映像を解析し、周辺映像の解析結果と円滑意図の判断結果との関係を、人工知能(AI)を用いて学習し、その学習の結果に基づいて円滑意図の推定ロジックを策定してもよい。学習から策定された判断ロジックは、意図推定部15に適用され、車線変更の意図推定に用いられる。
<実施の形態2>
実施の形態2に係る走行情報生成装置10の構成は、実施の形態1の構成(図1)と同様である。ただし、実施の形態2においては、意図推定部15が、車線変更の意図を推定するとともに、車線変更の前後における自車両100の運転円滑度を算出し、車線変更情報生成部16が、その運転円滑度の情報を車線変更情報に含ませる。その他の要素の動作は、実施の形態1と同様であるためここでの説明は省略する。
図10は、実施の形態2に係る走行情報生成装置10の動作を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、図9のフローチャートに対し、ステップS105とステップS106との間に、ステップS111を追加したものである。
ステップS111では、意図推定部15が、車線変更の前後における自車両100の運転円滑度を算出する。また、ステップS106では、車線変更情報生成部16が、車線変更の前後における自車両100の運転円滑度の情報を含む車線変更情報を生成して、記録媒体24に記録する。その他のステップは実施の形態1(図9)と同様である。
自車両100の運転円滑度は、自車両100の運転の円滑さの程度を定量化した数値である。ここでは、運転円滑度の数値が大きいほど、運転がより円滑であることを意味するものとする。
意図推定部15による運転円滑度の算出方法はいかなるものでもよいが、以下のような算出方法を適用可能である。
例えば意図推定部15は、自車両100の速度に基づいて運転円滑度を算出してもよい。具体的には、時刻tにおける自車両100の速度をV(t)と、時刻tに自車両100が走行中の道路の制限速度をVlimitとから、時刻tにおける自車両100の運転円滑度SDL(t)を、SDL(t)=V(t)/Vlimitの式から算出してもよい(SDLの上限を1とする)。
意図推定部15は、自車両100の走行阻害要因の密度(例えば、渋滞車両の密度など)に基づいて運転円滑度を算出してもよい。この場合、走行阻害要因の密度が小さいほど、運転円滑度を大きくする。
意図推定部15は、自車両100の衝突リスクの高さに基づいて運転円滑度を算出してもよい。この場合、衝突リスクが低いときほど、運転円滑度を大きくする。
意図推定部15は、以上の算出方法の2つ以上を用いて運転円滑度を算出し、それらの推定結果から総合的に、運転円滑度を判断してもよい。
車線変更情報生成部16は、異なる方法で算出した2つ以上の運転円滑度を、車線変更情報に含ませてもよい。また、車線変更情報生成部16は、車線変更の前後における自車両100の運転円滑度の差を、車線変更による運転円滑度の改善度として、車線変更情報に含ませてもよい。また、車線変更情報生成部16は、運転円滑度の改善度が予め定められた閾値以上の車線変更に限り、記録媒体24に記録してもよい。
実施の形態2に係る走行情報生成装置10によれば、車線変更の前後における運転円滑度を含む車線変更情報が生成される。そのため、車線変更情報から、車線変更による運転円滑度の改善度を評価できるようになる。
<実施の形態3>
図11は、実施の形態3に係る走行情報生成装置10の構成を示す図である。図11の走行情報生成装置10の構成は、図1の構成に対し、走行情報生成装置10に地図データベース25を接続するとともに、走行情報生成装置10に地図データ生成部17を設けたものである。
地図データベース25は、地図データが格納されたデータベースである。地図データベース25に格納される地図データは、円滑な運転のために車両が走行すべき車線、すなわち、円滑な運転に有利な車線を示す車線変更支援情報を、車線のリンク単位またはサブリンク単位で含んでいる。この地図データには、サブリンクよりもさらに詳細な位置を特定した車線変更の位置が含まれてもよい。
地図データ生成部17は、記録媒体24に蓄積された車線変更情報に基づいて、車線変更支援情報を含む地図データを生成し、予め定められたタイミングで、地図データベース25内の地図データを更新する。
図12は、地図データ生成部17の動作を示すフローチャートである。
自車両100が走行を開始すると、地図データ生成部17は、地図データの予め定められた更新タイミングか否かを判断する(ステップS201)。地図データの更新タイミングは、いかなるタイミングでもよく、例えば、定期的なタイミング(例えば1か月ごと)でもよいし、特定のイベントの発生タイミング(例えば、記録媒体24に新たな車線変更情報が一定数(例えば100件)蓄積されたタイミング)でもよい。
地図データの更新タイミングになると(ステップS201でYES)、地図データ生成部17は、記録媒体24に蓄積された車線変更情報に基づいて、車線変更支援情報を含む更新用の地図データを生成する(ステップS202)。本実施の形態では、地図データ生成部17は、円滑意図の車線変更が行われる前の車線の運転円滑度を1、円滑意図の車線変更が行われた後の車線の運転円滑度を2として、車線変更支援情報を生成する。また、サブリンク内に車線変更情報が複数存在する場合は、統計処理によりサブリンクの車線毎の運転円滑度を求める。
その後、地図データ生成部17は、生成した更新用の地図データを用いて、地図データベース25内の地図データを更新する(ステップS203)。
本実施の形態では、図12の処理は、車線変更情報の生成処理(図9または図10)と並列に実行されるものとする。ただし、両者の処理は、必ずしも並列に実行されなくてもよく、シングルプロセスを含むどのようなソフトウェア構成でもよい。
地図データベース25に格納される地図データの例を、図13および図14を用いて説明する。図13は、地図データベース25の地図データに含まれる車線変更支援情報の例である。図14は、図13の車線変更支援情報に対応する地図データを地図の画像として表したものであり、図14の地図には、円滑な運転に有利な車線が示されている。図13および図14において、「L」は道路を表すリンク、「N」は地点を表すノード、「SL」はリンクを分割したサブリンク、「SN」はサブリンク間の地点を表すサブノードをそれぞれ表している。この例では、サブリンクSL1-3において円滑な運転に有利な車線は第1車線であり、サブリンクSL1-1,SL1-2,SL2-1において円滑な運転に有利な車線は第2車線である。
[変形例]
地図データベース25の地図データには、円滑な運転を阻害した要因、つまり、運転者が円滑意図の車線変更を行う切っ掛けとなった事象の情報を含ませてもよい。また、円滑な運転を阻害した要因別に、地図データベース25を設けてもよい。
地図データ生成部17は、記録媒体24に蓄積された新たな車線変更情報に基づいて、地図データの車線変更支援情報に反した車線変更が行われた道路を特定し、車線変更支援情報に反した車線変更が一定以上の頻度で行われた道路の車線変更支援情報を修正してもよい。地図データ生成部17は、例えば、自車両100が、円滑な運転に有利と判定されている車線から、円滑な運転に不利と判定されている車線への車線変更を行った場合に、車線変更支援情報に反した車線変更が行われたものと判断する。
車線変更支援情報に反した車線変更が一定以上の頻度で行われた道路の車線変更支援情報は、例えば、円滑な運転に有利/不利の優劣をつけないように修整されてもよい。優劣をつけない場合は、例えば図13における第1車線の運転円滑度と第2車線の運転円滑度とを同じ値にすればよい。もしくは、運転円滑度を多段階で表現している場合は、第1車線の運転円滑度と第2車線の運転円滑度とを互いに近づけてもよい。例えば、第1車線から第2車線への車線変更の回数をn1、第2車線から第1車線への車線変更の回数をn2とすると、図15のように、第1車線および第2車線の運転円滑度をn1の割合に応じて決定してもよい。
意図推定部15は、車線変更が行われたときに周辺検出装置22のカメラによって撮影された周辺映像を解析し、周辺映像の解析結果と円滑意図の判断結果との関係を、人工知能(AI)を用いて学習し、その学習の結果に基づいて円滑意図の推定ロジックや、運転円滑度の判断ロジック、円滑な運転を阻害した要因の判断ロジックなどを策定してもよい。
意図推定部15は、車線変更が行われたときに周辺検出装置22のカメラによって撮影された周辺映像を解析し、周辺映像の解析結果と運転円滑度との関係を学習し、その学習の結果に基づいて、運転円滑度や車線変更要因を判断するロジックを構築してもよい。その際、車線変更支援情報に反した車線変更が行われたときの周辺映像の重みを大きくして学習してもよい。
図16のように、地図データ生成部17および地図データベース25は、自車両100の外部に設置されたサーバ200に構築されてもよい。すなわち、走行情報生成装置10を搭載した車両と、地図データ生成部17および地図データベース25を備えるサーバ200とで構成される地図データ生成システムが構築されてもよい。この場合、サーバ200の地図データ生成部17は、複数の車両100の走行情報生成装置10から、いわゆるプローブ情報として車線変更情報を収集し、収集した車線変更情報に基づいて、車線変更支援情報を含む地図データを生成してもよい。
また、図16において自車両100内または走行情報生成装置10内に示されている要素の一部をサーバ200上に構築してもよい。特にAIを用いた学習などは、CPUおよびメモリの性能が高いサーバ200で実行すると効果的である。
<実施の形態4>
図17は、実施の形態4に係る走行情報生成装置10の構成を示す図である。図17の走行情報生成装置10の構成は、図11の構成に対し、走行情報生成装置10に報知装置26を接続するとともに、走行情報生成装置10に運転支援部18を設けたものである。
報知装置26は、走行情報生成装置10が、自車両100の運転者に対して車線変更支援情報を提示するための手段である。報知装置26は、例えば、音声出力装置、表示装置など、運転者に情報を提示できれば、いかなるものでもよい。なお、表示装置は、自車両100のウインドシールド等に画像を投影することで、運転車の視野に直接画像を表示できるヘッドアップディスプレイ(HUD)でもよい。
運転支援部18は、自車両100の位置および走行中の車線、自車両100の周辺情報、ならびに、地図データベース25に格納された地図データの車線変更支援情報に基づいて、円滑な運転に有利な車線を自車両100の運転者に提示することで、車線変更を促し、自車両100の運転を支援する。具体的には、運転支援部18は、自車両100が走行中の車線が円滑な運転に有利な車線でない場合に、その円滑な運転に有利な車線への車線変更を促す報知を、報知装置26を用いて行う。
例えば、図18のように、自車両100が、円滑な運転に有利な車線が第2車線である区間(サブノードSL1-2)を、円滑な運転に有利な車線が第1車線である区間(サブノードSL1-3)に向かって走行している状況を想定する。自車両100がサブノードSL1-3に接近したときに(例えば、自車両100がサブノードSL1-3の手前20mに達したとき、自車両100がサブノードSN1-3に入る2秒前、など)、自車両100が第2車線を走行していた場合、運転支援部18は、自車両100の運転車に対し、第1車線への車線変更を促す報知を行う。例えば報知装置26がHUDである場合、運転支援部18は、HUDを用いて運転車の視野に図19に示すような表示オブジェクトを表示して、運転者に車線変更を促す。この報知に従って自車両100の車線変更を行えば、サブノードSL1-3に入っても円滑な運転に有利な車線(第1車線)を走行することができ、運転者は円滑な運転を持続できる。ひいては渋滞緩和や安全運転に寄与できる。
車線変更支援のための報知を行う方法はHUDを用いた方法に限られない。例えば、図18のように、走行すべき車線が分かるような地図を報知装置26の画面に表示させてもよいし、車線変更を促す音声案内が行われてもよい。
車線変更を促す報知を行うタイミングは可変でもよい。例えば、車線変更による運転円滑度の改善度が大きい場合ほど、報知のタイミングを早めてもよい。
車線変更情報生成部16は、車線変更に手間取った時間の情報を車線変更情報に含ませてもよく、地図データ生成部17は、車線変更情報に含まれる車線変更に手間取った時間の情報から車線変更の困難度を判断し、車線変更の困難度の情報を地図データの車線変更支援情報に含ませてもよい。その場合、運転支援部18は、車線変更の困難度の高い場所では、車線変更の困難度の低い場所よりも車線変更を促す報知のタイミングを早くすることが好ましい。
車線変更に手間取った時間は、運転者が車線変更の意思を持ってから、実際に車線変更が行われるまでの時間として定義される。また、運転者が車線変更の意思を持ったタイミングは、例えば、前方の他車両の影響で自車両100の速度が低下したタイミング、運転者が自車両100を変更先の車線側に寄せたタイミング、運転者が方向指示器をオンにしたタイミング、運転者が変更後の車線の方を繰り返し目視したタイミング、などと定義できる。
なお、運転者が車線変更の意思を持ったこと自体を「みなし車線変更」として扱い、実際に車線変更が行われなかったとしても、意図推定部15が「みなし車線変更」の意図を推定し、車線変更情報生成部16が「みなし車線変更」の意図の推定結果を含む車線変更情報を生成してもよい。
地図データ生成部17は、車線変更の前後における自車両100の運転円滑度の情報から車線変更による運転円滑度の改善度を算出し、車線変更による運転円滑度の改善度の情報を地図データの車線変更支援情報に含ませてもよい。その場合、運転支援部18は、自車両100が走行中の道路における車線変更による運転円滑度の改善度に応じて、円滑な運転に有利な車線を運転者に提示する方法を変更してもよい。例えば、車線変更による運転円滑度の改善度が小さい場合は、画像のみで提示を行い、改善度が大きい場合は、画像に加えて音声を用いた提示を行うなど、改善度が大きい車線変更を強く促すことが好ましい。
また、自車両100の円滑な運転を阻害する要因に応じて、円滑な運転に有利な車線を運転者に提示する方法を変えてもよい。例えば、円滑な運転を阻害する要因が衝突リスクであり、衝突リスクを避けるために車線変更を案内する場合は、電動パワーステアリング(EPS)を駆動させてハンドルに力覚を加えたり、自動走行制御により車線変更を行う運転操作の一部または全てをアシストしたりしてもよい。
運転支援部18は、車線変更が行われたときに撮影された周辺映像を解析し、過去に車線変更が行われたときの自車両100の周辺状況を学習する機能を備えてもよい。運転支援部18は、自車両100の走行中の車線が円滑な運転に有利な車線でなく、且つ、学習の結果から、自車両100の周辺の状況が過去に車線変更が行われたときの周辺状況に近い状況になったと判断した場合に、円滑な運転に有利な車線への車線変更を促す報知を行う。
車線変更情報は、曜日、天候、時刻、祭日、イベント(催し物)等の走行条件別にカテゴライズして記録媒体24に記録されてもよい。その場合、運転支援部18は、自車両100の現在の状況が、カテゴライズされた走行条件のいずれかに一致する場合に、円滑な運転に有利な車線を運転者に提示するようにしてもよい。
また、図17において自車両100内または走行情報生成装置10内に示されている要素の一部をサーバ上に構築してもよい。特にAIを用いた学習などは、CPUおよびメモリの性能が高いサーバで実行すると効果的である。
<ハードウェア構成例>
図20および図21は、それぞれ走行情報生成装置10のハードウェア構成の例を示す図である。図1に示した走行情報生成装置10の構成要素の各機能は、例えば図20に示す処理回路50により実現される。すなわち、走行情報生成装置10は、自車両の位置の情報を取得し、自車両の走行中の車線を示す走行車線情報を取得し、自車両の走行状態および自車両の運転者の状態の少なくとも片方を含む情報である車両状態情報を取得し、自車両の周辺状況の情報である周辺情報を取得し、走行車線情報から自車両の車線変更を検出し、車両状態情報または周辺情報に基づいて、車線変更の意図が自車両を円滑に運転する意図である円滑意図であったか否かを推定し、車線変更の位置、車線変更の前後の車線、および車線変更の意図の推定結果を含む車線変更情報を生成するための処理回路50を備える。処理回路50は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサ(中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる)を用いて構成されていてもよい。
処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものなどが該当する。走行情報生成装置10の構成要素の各々の機能が個別の処理回路で実現されてもよいし、それらの機能がまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
図21は、処理回路50がプログラムを実行するプロセッサ51を用いて構成されている場合における走行情報生成装置10のハードウェア構成の例を示している。この場合、走行情報生成装置10の構成要素の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせ)により実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、走行情報生成装置10は、プロセッサ51により実行されるときに、自車両の位置の情報を取得する処理と、自車両の走行中の車線を示す走行車線情報を取得する処理と、自車両の走行状態および自車両の運転者の状態の少なくとも片方を含む情報である車両状態情報を取得する処理と、自車両の周辺状況の情報である周辺情報を取得する処理と、走行車線情報から自車両の車線変更を検出し、車両状態情報または周辺情報に基づいて、車線変更の意図が自車両を円滑に運転する意図である円滑意図であったか否かを推定する処理と、車線変更の位置、車線変更の前後の車線、および車線変更の意図の推定結果を含む車線変更情報を生成する処理と、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ52を備える。換言すれば、このプログラムは、走行情報生成装置10の構成要素の動作の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、メモリ52は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)およびそのドライブ装置のほか、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、走行情報生成装置10の構成要素の機能が、ハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、走行情報生成装置10の一部の構成要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の構成要素をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、一部の構成要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の構成要素についてはプロセッサ51としての処理回路50がメモリ52に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、走行情報生成装置10は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
上記した説明は、すべての態様において、例示であって、例示されていない無数の変形例が想定され得るものと解される。
10 走行情報生成装置、11 位置情報取得部、12 走行車線情報取得部、13 車両状態情報取得部、14 周辺情報取得部、15 意図推定部、16 車線変更情報生成部、17 地図データ生成部、18 運転支援部、21 ロケータ、22 周辺検出装置、23 車内LAN、24 記録媒体、25 地図データベース、26 報知装置、50 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ、100 自車両、101 他車両、200 サーバ。

Claims (20)

  1. 自車両の位置の情報を取得する位置情報取得部と、
    前記自車両の走行中の車線を示す走行車線情報を取得する走行車線情報取得部と、
    前記自車両の走行状態および前記自車両の運転者の状態の少なくとも片方を含む情報である車両状態情報を取得する車両状態情報取得部と、
    前記自車両の周辺状況の情報である周辺情報を取得する周辺情報取得部と、
    前記走行車線情報から前記自車両の車線変更を検出し、前記自車両の前記車線変更前と前記車線変更後の前記車両状態情報または前記周辺情報に基づいて、前記車線変更の意図が前記自車両を円滑に運転する意図である円滑意図であったか否かを推定する意図推定部と、
    前記車線変更の位置、前記車線変更の前後の車線、および前記車線変更の意図の推定結果を含む車線変更情報を生成する車線変更情報生成部と、
    を備える走行情報生成装置。
  2. 前記車両状態情報取得部は、前記車両状態情報として前記自車両の走行速度を取得し、
    前記意図推定部は、前記車線変更後の前記自車両の走行速度が前記車線変更前の前記自車両の走行速度よりも高く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、前記車線変更の意図を前記円滑意図と推定する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  3. 前記車両状態情報取得部は、前記車両状態情報として前記自車両の走行速度を取得し、
    前記意図推定部は、前記車線変更を行わずに走行した場合の前記自車両の走行速度を推定し、前記車線変更後の前記自車両の走行速度が、前記車線変更を行わずに走行した場合の前記自車両の走行速度の推定値よりも高く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、前記車線変更の意図を前記円滑意図と推定する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  4. 前記周辺情報取得部は、前記周辺情報として、前記自車両の前方の走行阻害要因の情報を取得し、
    前記意図推定部は、前記車線変更前の車線における前記自車両の前方に前記走行阻害要因が存在し、前記車線変更後の車線における前記自車両の前方に前記走行阻害要因が存在しない場合に、前記車線変更の意図を前記円滑意図と推定する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  5. 前記周辺情報取得部は、前記周辺情報として、前記自車両の前方の障害物の情報を取得し、
    前記意図推定部は、前記車線変更の前後における前記自車両の前記障害物への衝突リスクの高さを算出し、前記車線変更後の前記衝突リスクが前記車線変更前の前記衝突リスクよりも低く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、前記車線変更の意図を前記円滑意図と推定する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  6. 前記車両状態情報取得部は、前記車両状態情報として運転者の心理的不快指数を取得し、
    前記意図推定部は、前記車線変更後の前記心理的不快指数が前記車線変更前の前記心理的不快指数よりも低く、その差が予め定められた閾値以上である場合に、前記車線変更の意図を前記円滑意図と推定する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  7. 前記車線変更情報生成部は、前記車線変更前の車線において円滑な運転を阻害した要因の情報として、前記自車両の速度低下、走行阻害要因との遭遇、および衝突リスクの発生のいずれかを前記車線変更情報に含ませる、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  8. 前記意図推定部は、前記車線変更の前後における前記自車両の運転円滑度を算出し、
    前記車線変更情報生成部は、前記車線変更の前後における前記運転円滑度の情報を前記車線変更情報に含ませる、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  9. 前記車線変更情報に基づいて、円滑な運転に有利な車線を示す車線変更支援情報を含む地図データを生成する地図データ生成部をさらに備える、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  10. 前記地図データ生成部は、新たな前記車線変更情報に基づいて、前記地図データの前記車線変更支援情報に反した前記車線変更が行われた道路を特定し、前記車線変更支援情報に反した前記車線変更が一定以上の頻度で行われた道路の前記車線変更支援情報を修正する
    請求項9に記載の走行情報生成装置。
  11. 前記周辺情報取得部は、前記周辺情報として、前記自車両の周辺を撮影した映像である周辺映像を取得し、
    前記意図推定部は、前記車線変更が行われたときに撮影された前記周辺映像を解析し、前記周辺映像の解析結果と前記円滑意図の判断結果との関係を学習し、その学習の結果に基づいて前記円滑意図の推定ロジックを策定する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  12. 前記地図データの前記車線変更支援情報に基づいて、円滑な運転に有利な車線を運転者に提示する運転支援部をさらに備える、
    請求項9に記載の走行情報生成装置。
  13. 前記運転支援部は、前記自車両の走行中の車線が円滑な運転に有利な車線でない場合に、当該円滑な運転に有利な車線への車線変更を促す報知を行い、
    前記車線変更情報生成部は、前記車線変更に手間取った時間の情報を前記車線変更情報に含ませ、
    前記地図データ生成部は、前記車線変更情報に含まれる前記車線変更に手間取った時間の情報から前記車線変更の困難度を判断し、前記車線変更の前記困難度の情報を前記地図データの前記車線変更支援情報に含ませ、
    前記運転支援部は、前記車線変更の前記困難度の高い場所では、前記車線変更の前記困難度の低い場所よりも前記車線変更を促す報知のタイミングを早くする、
    請求項12に記載の走行情報生成装置。
  14. 前記意図推定部は、前記車線変更の前後における前記自車両の運転円滑度を算出し、
    前記車線変更情報生成部は、前記車線変更の前後における前記自車両の前記運転円滑度の情報を前記車線変更情報に含ませ、
    前記地図データ生成部は、前記車線変更情報に含まれる前記車線変更の前後における前記自車両の前記運転円滑度の情報から前記車線変更による前記運転円滑度の改善度を算出し、前記車線変更による前記運転円滑度の前記改善度の情報を前記地図データの前記車線変更支援情報に含ませ、
    前記運転支援部は、前記自車両が走行中の道路における前記車線変更による前記運転円滑度の前記改善度に応じて、円滑な運転に有利な車線を運転者に提示する方法を変更する、
    請求項12に記載の走行情報生成装置。
  15. 前記周辺情報取得部は、前記周辺情報として、前記自車両の周辺を撮影した映像である周辺映像を取得し、
    前記運転支援部は、前記車線変更が行われたときに撮影された前記周辺映像を解析し、過去に前記車線変更が行われたときの前記自車両の前記周辺状況を学習し、
    前記運転支援部は、前記自車両の走行中の車線が円滑な運転に有利な車線でなく、且つ、前記自車両の周辺の状況が、過去に前記車線変更が行われたときの前記周辺状況に近い状況になった場合に、当該円滑な運転に有利な車線への車線変更を促す報知を行う、
    請求項12に記載の走行情報生成装置。
  16. 前記意図推定部は、前記車両状態情報または前記周辺情報に基づいて、運転者が車線変更の意思を持ったことを検出し、
    前記車線変更情報生成部は、運転者が車線変更の意思を持ってから実際に前記車線変更が行われるまでの時間を、前記車線変更に手間取った時間の情報として、前記車線変更情報に含ませる、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  17. 前記意図推定部は、前記車両状態情報または前記周辺情報に基づいて、運転者が車線変更の意思を持ったことを検出し、運転者が車線変更の意思を持ったことをみなし車線変更として扱い、前記みなし車線変更の意図を推定し、
    前記車線変更情報生成部は、前記みなし車線変更の意図の推定結果を含む前記車線変更情報を生成する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  18. 前記意図推定部は、さらに、前記周辺情報から前記自車両の周辺の他車両の車線変更を検出し、前記周辺情報に基づいて、前記他車両の前記車線変更の意図が前記円滑意図であったか否かを推定し、
    前記車線変更情報生成部は、さらに、前記他車両が行った前記円滑意図の前記車線変更に対応する前記車線変更情報を生成する、
    請求項1に記載の走行情報生成装置。
  19. 請求項1に記載の走行情報生成装置を搭載した車両と、
    複数の前記車両の前記走行情報生成装置から前記車線変更情報を収集し、収集した前記車線変更情報に基づいて、円滑な運転に有利な車線を示す車線変更支援情報を含む地図データを生成する地図データ生成部を有するサーバと、
    を備える地図データ生成システム。
  20. 走行情報生成装置の位置情報取得部が、自車両の位置の情報を取得し、
    前記走行情報生成装置の走行車線情報取得部が、前記自車両の走行中の車線を示す走行車線情報を取得し、
    前記走行情報生成装置の車両状態情報取得部が、前記自車両の走行状態および前記自車両の運転者の状態の少なくとも片方を含む情報である車両状態情報を取得し、
    前記走行情報生成装置の周辺情報取得部が、前記自車両の周辺状況の情報である周辺情報を取得し、
    前記走行情報生成装置の意図推定部が、前記走行車線情報から前記自車両の車線変更を検出し、前記自車両の前記車線変更前と前記車線変更後の前記車両状態情報または前記周辺情報に基づいて、前記車線変更の意図が前記自車両を円滑に運転する意図である円滑意図であったか否かを推定し、
    前記走行情報生成装置の車線変更情報生成部が、前記車線変更の位置、前記車線変更の前後の車線、および前記車線変更の意図の推定結果を含む車線変更情報を生成する、
    走行情報生成方法。
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