本開示の一態様は、電子デバイスの位置情報を獲得する方法において、第1アンカーデバイスから伝送される開始メッセージを受信する段階と、第2アンカーデバイスから、前記第2アンカーデバイスの第1応答時間(reply time)に係わる情報を受信する段階において、前記第1応答時間に係わる情報は、前記第2アンカーデバイスが、前記開始メッセージを受信した時点から、応答メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含む、前記第1応答時間に係わる情報を受信する段階と、前記第1アンカーデバイスから、前記第2アンカーデバイスに対する第2応答時間に係わる情報を受信する段階において、前記第2応答時間に係わる情報は、前記第1アンカーデバイスが、前記応答メッセージを受信した時点から、終了メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含む、前記第2応答時間に係わる情報を受信する段階と、前記電子デバイスが、前記開始メッセージ、前記応答メッセージ及び前記終了メッセージのうち少なくとも一つを受信した時点に係わる情報、前記第1応答時間に係わる情報、並びに前記第2応答時間に係わる情報に基づき、前記第1アンカーデバイスと前記電子デバイスとの第1距離と、前記第2アンカーデバイスと前記電子デバイスとの第2距離との差に係わる情報を獲得する段階と、を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記開始メッセージは、前記第2アンカーデバイスを含む少なくとも1つのアンカーデバイスのアドレスを含むリストを含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記開始メッセージは、前記第2アンカーデバイスが、前記応答メッセージを伝送するために利用されるスロットインデックスを含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記開始メッセージ、前記応答メッセージ及び前記終了メッセージは、バックエンドコントローラによってスケジューリングされる、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1応答時間に係わる情報は、前記応答メッセージに含まれ、前記第2アンカーデバイスから受信される、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第2応答時間に係わる情報は、前記終了メッセージに含まれ、前記第1アンカーデバイスから受信される、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記終了メッセージは、第3アンカーデバイスに対する第1アンカーデバイスの往復時間(round-trip time)をさらに含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1距離と前記第2距離との差に係わる情報を獲得する段階は、前記第1アンカーデバイスから、前記電子デバイスへのメッセージ到着時間と、前記第2アンカーデバイスから、前記電子デバイスへのメッセージ到着時間との到着時間差(TDoA:time difference of arrival)を計算する段階と、前記到着時間差(TDoA)に基づき、前記第1距離と前記第2距離との差を計算する段階と、を含み、前記到着時間差(TDoA)は、前記第2アンカーデバイスの前記第1応答時間、前記第1アンカーデバイスの往復時間、前記電子デバイスの前記開始メッセージ受信時点から、前記応答メッセージ受信時点までの時間差、前記第1アンカーデバイスの前記第2応答時間、及び前記電子デバイスの前記応答メッセージ受信時点から、前記終了メッセージ受信時点までの時間差に基づいて計算されることを特徴とする、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1距離と前記第2距離との差に係わる情報を獲得する段階は、前記電子デバイス、前記第1アンカーデバイス及び前記第2アンカーデバイスのうち1つのデバイスのクロックに基づく補正(compensation)を行うことにより、前記第1距離と前記第2距離との差を計算する段階を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1距離と前記第2距離との差に係わる情報を獲得する段階は、前記第1アンカーデバイスのクロックを利用して測定される前記第1アンカーデバイスが開始メッセージを伝送する間隔(interval)と、前記第2アンカーデバイスのクロックを利用して測定される前記第2アンカーデバイスが、前記第1アンカーデバイスから開始メッセージを受信する間隔との比率(ratio)に基づく補正を行うことにより、前記第1距離と前記第2距離との差を計算する段階を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1アンカーデバイス及び前記第2アンカーデバイスのうち少なくとも1つの位置情報を受信する段階をさらに含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1アンカーデバイスから伝送される前記開始メッセージ及び前記終了メッセージのうち少なくとも一つは、前記第1アンカーデバイスの位置情報を含み、前記第2アンカーデバイスから伝送される前記応答メッセージは、前記第2アンカーデバイスの位置情報を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
本開示の他の態様は、電子デバイスにおいて、通信部と、メモリと、前記メモリに保存されたプログラムを実行することにより、前記電子デバイスの動作を制御する少なくとも1つのプロセッサと、を含み、前記通信部は、第1アンカーデバイスから伝送される開始メッセージを受信し、前記第2アンカーデバイスから、前記第2アンカーデバイスの第1応答時間に係わる情報を受信し、前記第1応答時間に係わる情報は、前記第2アンカーデバイスが、前記開始メッセージを受信した時点から、応答メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含み、前記第2アンカーデバイスに係わる第2応答時間に係わる情報を受信し、前記第2応答時間に係わる情報は、前記第1アンカーデバイスが、前記応答メッセージを受信した時点から、終了メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記開始メッセージ、前記応答メッセージ及び前記終了メッセージのうち少なくとも一つを受信した時点に係わる情報、前記第1応答時間に係わる情報、並びに前記第2応答時間に係わる情報に基づき、前記第1アンカーデバイスと前記電子デバイスとの第1距離と、前記第2アンカーデバイスと前記電子デバイスとの第2距離との差に係わる情報を獲得することを特徴とする、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記開始メッセージは、前記第2アンカーデバイスを含む少なくとも1つのアンカーデバイスのアドレスを含むリストを含む、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記開始メッセージは、前記第2アンカーデバイスが、前記応答メッセージを伝送するために利用されるスロットインデックスを含む、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記開始メッセージ、前記応答メッセージ及び前記終了メッセージは、バックエンドコントローラによってスケジューリングされる、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1応答時間に係わる情報は、前記応答メッセージに含まれ、前記第2アンカーデバイスから受信される、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第2応答時間に係わる情報は、前記終了メッセージに含まれ、前記第1アンカーデバイスから受信される、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記終了メッセージは、第3アンカーデバイスに対する第1アンカーデバイスの往復時間をさらに含む、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1アンカーデバイスから、前記電子デバイスへのメッセージ到着時間と、前記第2アンカーデバイスから、前記電子デバイスへのメッセージ到着時間との到着時間差(TDoA)を計算し、前記到着時間差(TDoA)に基づき、前記第1距離と前記第2距離との差を計算し、前記到着時間差(TDoA)は、前記第2アンカーデバイスの前記第1応答時間、前記第1アンカーデバイスの往復時間、前記電子デバイスの前記開始メッセージ受信時点から、前記応答メッセージ受信時点までの時間差、前記第1アンカーデバイスの前記第2応答時間、及び前記電子デバイスの前記応答メッセージ受信時点から、前記終了メッセージ受信時点までの時間差に基づいて計算されることを特徴とする、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記電子デバイス、前記第1アンカーデバイス及び前記第2アンカーデバイスのうち1つのデバイスのクロックに基づく補正を行うことにより、前記第1距離と前記第2距離との差を計算する、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1アンカーデバイスのクロックを利用して測定される前記第1アンカーデバイスが開始メッセージを伝送する間隔と、前記第2アンカーデバイスのクロックを利用して測定される前記第2アンカーデバイスが、前記第1アンカーデバイスから開始メッセージを受信する間隔との比率に基づく補正を行うことにより、前記第1距離と前記第2距離との差を計算する、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記通信部は、前記第1アンカーデバイス及び前記第2アンカーデバイスのうち少なくとも1つの位置情報をさらに受信する、電子デバイスを提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1アンカーデバイスから伝送される前記開始メッセージ及び前記終了メッセージのうち少なくとも一つは、前記第1アンカーデバイスの位置情報を含み、前記第2アンカーデバイスから伝送される前記応答メッセージは、前記第2アンカーデバイスの位置情報を含む、電子デバイスを提供することができる。
本開示の他の態様は、電子デバイスの位置情報を獲得する方法を遂行させるプログラムが保存されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体において、前記位置情報獲得方法は、第1アンカーデバイスからブロードキャスティングされる開始メッセージを受信する段階と、前記開始メッセージに応答し、第2アンカーデバイスからブロードキャスティングされる応答メッセージを受信する段階において、前記応答メッセージは、前記第2アンカーデバイスの第1応答時間を含む、前記応答メッセージを受信する段階と、前記第1アンカーデバイスからブロードキャスティングされる終了メッセージを受信する段階において、前記終了メッセージは、前記第2アンカーデバイスに係わる第2応答時間を含む、前記終了メッセージを受信する段階と、前記開始メッセージ、前記応答メッセージ及び前記終了メッセージに基づき、前記第1アンカーデバイスと前記電子デバイスとの第1距離と、前記第2アンカーデバイスと前記電子デバイスとの第2距離との差に係わる情報を獲得する段階と、を含む、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
本開示の他の態様は、電子デバイスの位置情報を獲得する方法において、第1アンカーデバイスから第1メッセージを受信する段階と、第2アンカーデバイスから第2メッセージを受信する段階と、第3アンカーデバイスから第3メッセージを受信する段階と、第4アンカーデバイスから第4メッセージを受信する段階と、前記電子デバイスが、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、前記第3メッセージ及び前記第4メッセージを受信した時点に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得する段階と、を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記位置情報を獲得する段階は、前記第1アンカーデバイス、前記第2アンカーデバイス、前記第3アンカーデバイス及び前記第4アンカーデバイスの位置情報及びスロット間隔をさらに考慮し、前記時点に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得する段階を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第2メッセージ、前記第3メッセージ及び前記第4メッセージそれぞれは、前記第1アンカーデバイスに基づき、クロックが補正された、前記第2アンカーデバイス、前記第3アンカーデバイス及び前記第4アンカーデバイスのそれぞれから伝送されることを特徴とする、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1メッセージは、第1スロット内において伝送され、前記第2メッセージは、第2スロット内において伝送され、前記第1メッセージの伝送時点からスロット間隔後に伝送される、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1メッセージは、第1スロットの開始時点において伝送され、前記第2メッセージは、第2スロットの開始時点において伝送される、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1メッセージは、第1スロットの開始時点において伝送され、前記第2メッセージは、前記第1アンカーデバイスと前記第2アンカーデバイスとの距離、及び前記第2アンカーデバイスが、前記第1メッセージを受信した時点に基づいて決定された第2スロットの開始時点において伝送される、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1アンカーデバイスのクロックと、前記電子デバイスのクロックとの差を獲得する段階を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
また、本開示の一実施形態において、前記第1アンカーデバイス、前記第2アンカーデバイス、前記第3アンカーデバイス及び前記第4アンカーデバイスのうち少なくとも1つの位置情報を受信する段階をさらに含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
本開示の他の態様は、電子デバイスにおいて、通信部と、メモリと、少なくとも1つのプロセッサと、を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに保存されたプログラムを実行することにより、第1アンカーデバイスから第1メッセージを受信し、第2アンカーデバイスから第2メッセージを受信し、第3アンカーデバイスから第3メッセージを受信し、第4アンカーデバイスから第4メッセージを受信し、前記電子デバイスが、前記第1メッセージ、前記第2メッセージ、前記第3メッセージ及び前記第4メッセージを受信した時点に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得するように、前記電子デバイスの動作を制御する、電子デバイスを提供することができる。
本開示の他の態様は、電子デバイスの位置情報を獲得する方法において、第1アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数、及び前記第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得するためのレンジング方式を決定する段階と、前記決定されたレンジング方式が、第1レンジング方式である場合、前記第1アンカーデバイスから受信される開始メッセージ、第2アンカーデバイスから受信される第1応答メッセージ、第3アンカーデバイスから受信される第2応答メッセージ、及び前記第1アンカーデバイスから受信される終了メッセージを受信した時点に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得する段階と、前記決定されたレンジング方式が、第2レンジング方式である場合、前記第1アンカーデバイスから受信される第1メッセージ、第2アンカーデバイスから受信される第2メッセージ、第3アンカーデバイスから受信される第3メッセージ、及び第4アンカーデバイスから受信される第4メッセージを受信した時点に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得する段階と、を含む、位置情報獲得方法を提供することができる。
本開示の他の態様は、電子デバイスにおいて、通信部と、メモリと、少なくとも1つのプロセッサと、を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに保存されたプログラムを実行することにより、第1アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数、及び前記第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得するためのレンジング方式を決定し、前記決定されたレンジング方式が、第1レンジング方式である場合、前記第1アンカーデバイスから受信される開始メッセージ、第2アンカーデバイスから受信される第1応答メッセージ、第3アンカーデバイスから受信される第2応答メッセージ、及び前記第1アンカーデバイスから受信される終了メッセージを受信した時点に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得し、前記決定されたレンジング方式が、第2レンジング方式である場合、前記第1アンカーデバイスから受信される第1メッセージ、第2アンカーデバイスから受信される第2メッセージ、第3アンカーデバイスから受信される第3メッセージ、及び第4アンカーデバイスから受信される第4メッセージを受信した時点に基づき、前記電子デバイスの位置情報を獲得するように、前記電子デバイスの位置情報を獲得するように、前記電子デバイスの動作を制御する、電子デバイスを提供することができる。
以下においては、添付図面を参照し、本開示が属する技術分野において当業者が容易に実施することができるように、本開示の実施形態について詳細に説明する。しかしながら、本開示は、さまざまに異なる形態にも具現され、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。また、図面において、本開示を明確に説明するために、説明と関係ない部分は、省略され、明細書全体において、類似した部分については、類似した図面符号を付した。
本開示で使用される用語は、本開示で言及される機能を考慮し、現在使用される一般的な用語でもって記載されているが、それは、当分野の当業者の意図、判例、または新たな技術の出現などにより、多様な異なる用語を意味しうる。従って、本開示で使用される用語は、用語の名称だけで解釈されるものではなく、該用語が有する意味と、本開示の全般にわたる内容とを基に解釈されなければならない。
また、第1、第2のような用語は、多様な構成要素についての説明に使用されうるが、該構成要素は、該用語によって限定されるものではない。該用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的に使用される。
また、本開示で使用されている用語は、単に特定実施形態についての説明に使用されているものであり、本開示を限定する意図で使用されるものではない。単数の表現は、文脈上、明白に単数を意味しない限り、複数の意味を含む。また、明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結」されているとするとき、それは、「直接連結」されている場合だけではなく、その中間に、他の素子を挟み、「電気的に連結」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むものでもあるということを意味する。
本明細書全般にわたって使用された「前記」、及びそれと類似した指示語は、単数及び複数のいずれも指示するものでもある。また、本開示による方法について説明する段階の順序を明白に指定する記載がなければ、記載された段階は、適切当な順序で実行されうる。記載された段階の記載順序により、本開示が限定されるものではない。
本明細書で多様なところに登場する「一実施形態において」というような語句は、必ずしもいずれも同一実施形態を示すものではない。
本開示の一実施形態は、機能的なブロック構成、及び多様な処理段階によっても示される。そのような機能ブロックの一部または全部は、特定機能を実行する多様な個数のハードウェア構成及び/またはソフトウェア構成によっても具現される。例えば、本開示の機能ブロックは、1以上のマイクロプロセッサによって具現されるか、あるいは所定機能のための回路構成によっても具現される。また、例えば、本開示の機能ブロックは、多様なプログラミング言語またはスクリプティング言語によっても具現される。該機能ブロックは、1以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムによっても具現される。また、本開示は、電子的な環境設定、信号処理、及び/またはデータ処理などのために、従来技術を採用することができる。
また、図面に図示された構成要素間の連結線または連結部材は、機能的な連結及び/または物理的、あるいは回路的連結を例示的に示したものであるのみである。実際の装置においては、代替可能であったり、追加されたりする多様な機能的な連結、物理的な連結または回路連結により、構成要素間の連結が示されうる。
一般的に、無線センサネットワーク技術は、認識距離により、大きく見て、無線LAN(WLAN:wireless local area network)技術と、無線私設網(WPAN:wireles spersonal area network)技術に区分される。このとき、無線LANは、IEEE 802.11に基づく技術であり、半径100m前後で、基幹網(backbone network)に接続しうる技術である。そして、該無線私設網は、IEEE 802.15に基づく技術であり、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標)、ジグビー(Zigbee(登録商標))、超広帯域通信(UWB:ultra wide band)などがある。そのような無線ネットワーク技術が具現される無線ネットワークは、多数個の通信電子装置によってもなる。このとき、多数個の通信電子装置は、単一チャネルを利用し、アクティブ区間(active period)で通信を行う。すなわち、該通信電子装置は、アクティブ区間において、パケットを収集することができ、収集されたパケットを伝送することができる。
超広帯域通信(UWB)は、基底帯域状態において、数GHz以上の広い周波数帯域、低いスペクトル密度、及び短いパルス幅(1~4nsec)を利用する短距離高速無線通信技術を意味しうる。該超広帯域通信(UWB)は、超広帯域通信(UWB)通信が適用される帯域自体をも意味しうる。以下においては、電子デバイス間のレンジング方法について、超広帯域通信(UWB)通信方式に基づいて説明するが、それは、1つの例示に過ぎず、実際においては、多様な無線通信技術が利用されうる。
本開示の実施形態による電子デバイスは、コンピュータ装置で具現される固定型端末や移動型端末を含むものでもあり、無線または有線の通信方式を利用し、他のデバイス及び/またはサーバと通信することができる。例えば、該電子デバイスは、スマートフォン(smart phone)、移動端末機、ノート型パソコン(laptop computer)、デジタル放送用端末機、PDA(personal digital assistant)、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション、スレートPC(slate personal computer)、タブレットPC(tablet PC)、デスクトップコンピュータ、デジタルTV、冷蔵庫、人工知能スピーカ、ウェアラブルデバイス、プロジェクタ、スマートキー、スマートカー、プリンタなどを含むものでもあるが、そのような例に制限されるものではない。
D2D(device-to-device)通信とは、基地局のようなインフラを経ずに、地理的に近接した電子デバイスが、直接通信する方式を言う。本開示の多様な実施形態は、該D2D通信に基づく媒体アクセス制御(MAC:medium access control)に係わるものであり、該媒体アクセス制御のためには、電子デバイス間の距離が測定される必要がある。このとき、該電子デバイス間の距離を測定するために、超広帯域通信(UWB)レンジング(ranging)技術が使用されうる。
本開示の多様な実施形態による超広帯域通信(UWB)レンジング方法は、多様な位置基盤サービス(location-based service)にも利用される。該位置基盤サービスは、移動客体に対する位置に基づいて提供されるサービスを意味する。例えば、工場内または会社内において、人力または物品の位置を追跡するシステム、室内ナビゲーションシステム、スマートゲート、スマートペイ、またはスポーツ選手の動き分析などに超広帯域通信(UWB)レンジング技術が利用されうる。本開示の一実施形態による位置確認システムは、レンジングシステムを含むものでもある。該位置基盤サービスを提供するデバイスのユーザは、自分らがどこにいるか、どこの関心地点(POI:points of interest)に近接しているか、あるいは目的地にいかように達することができるかということを知ることになる。
電子デバイスの位置を求めるための超広帯域通信(UWB)レンジング技術は、事前に位置を知っている複数のアンカーデバイスと電子デバイスとのメッセージ交換に係わりうる。該複数のアンカーデバイスの位置は、帯域外無線通信(out of band wireless communications)を介して電子デバイスに伝達されるか、あるいは電子デバイス内に事前に保存されうる。例えば、レンジングシステムは、ToA(time of arrival)方式または到着時間差(TDoA)方式を利用することができる。
図1は、電子デバイス位置確認システム(positioning system)が、電子デバイスの位置情報を獲得するために、ToAを利用する方法について説明するための図面である。
該ToA方式は、簡単であって一般的なレンジング技術である。該ToA方式は、電子デバイス101(例えば、位置を確認する対象になるターゲットデバイス)または参照ポイント(例えば、アンカーデバイス)から信号が伝送された時点、当該信号が到着する時点、及び当該信号が伝送される速度に基づきうる。一般的には、信号が伝送される速度は、光の速度でもある。
図1に図示されたシステムは、電子デバイス101が伝送した信号が、特定アンカーデバイスに到着する時間、または特定アンカーデバイスが伝送した信号が、電子デバイス101に到着する時間を利用し、電子デバイス101と特定アンカーデバイスとの距離を獲得することができる。位置確認システムは、電子デバイス101と、複数のアンカーデバイスとの距離に基づき、電子デバイス101の位置を確認することができる。
図1を参照すれば、位置確認システムは、電子デバイス101とアンカーデバイス103との距離を半径にする球面(spherical surface)113、電子デバイス101とアンカーデバイス102との距離を半径にする球面112、及び電子デバイス101とアンカーデバイス105との距離を半径にする球面115の交点を電子デバイス101の位置に決定することができる。
以下において、ToAは、デバイス間において信号が到着するのに必要となる時間を称することもでき、デバイス間において信号が到着するのに必要となる時間に基づき、デバイス間の距離を測定するレンジング方式を称することもできる。
図2は、電子デバイス位置確認システムが、電子デバイスの位置情報を獲得するために、到着時間差(TDoA)を利用する方法について説明するための図面である。
ToAと同様に、到着時間差(TDoA)も、一般的なレンジング技術である。ただし、該到着時間差(TDoA)は、該ToAに比べ、さらに多目的(versatile)にも利用される。到着時間差(TDoA)方式は、信号が伝送される時点を必要とせず、電子デバイス201または特定アンカーデバイスに信号が受信された時点、及び該信号が伝送される速度に基づきうる。一般的には、該信号が伝送される速度は、光の速度でもある。
図2に図示されたシステムは、電子デバイス201が伝送した信号が、特定アンカーデバイスに到着する時間、または該特定アンカーデバイスが伝送した信号が電子デバイス201に到着する時間に基づき、電子デバイス101と、特定アンカーデバイスとの間の到着時間と、電子デバイス101と、他の特定アンカーデバイスとの間の到着時間との差を獲得することができる。位置確認システムは、電子デバイス201と、複数のアンカーデバイスとの間の到着時間差(TDoA)に基づき、電子デバイス201と、複数のアンカーデバイスとの距離差を獲得することができる。該位置確認システムは、電子デバイス201と、複数のアンカーデバイスとの距離差に基づき、電子デバイス201の位置を確認することができる。
図2を参照すれば、位置確認システムは、アンカーデバイス202とアンカーデバイス203との位置を焦点にする双曲面212,213、アンカーデバイス202とアンカーデバイス204との位置を焦点にする双曲面214,216、及びアンカーデバイス202とアンカーデバイス205との位置を焦点にする双曲面215,217の交点を、電子デバイス201の位置に決定することができる。
以下において、到着時間差(TDoA)は、デバイス間において、信号が到着するのに必要となる時間差を称することもでき、デバイス間において信号が到着するのに必要となる時間差に基づき、デバイス間の距離を測定するレンジング方式を称することもできる。
一方、位置確認システムは、ダウンリンク(downlink)方式またはアップリンク(uplink)方式を利用することができる。
図3は、電子デバイス位置確認システムにおいて、電子デバイスの位置情報を獲得する方法について説明するための図面である。
図3に図示されているように、ダウンリンク方式を利用する位置確認システムは、アンカーデバイス302,303,304,305から電子デバイス301に伝送された信号に基づき、電子デバイス301の位置を確認することができる。電子デバイス301が、直接自体の位置を計算することができる。
ダウンリンク方式を利用する位置確認システムは、位置確認を行うターゲットデバイスの個数に制限がない拡張性(scalability)を有し、該ターゲットデバイスが自体の位置を直接計算するので、私生活保護に有利であり、インバンドクロック同期化(in-band clock synchronization)が可能であるという長所がある。該ダウンリンク方式を利用する位置確認システムは、例えば、室内ナビゲーションシステムにも利用される。
なお、図3に図示されているように、アップリンク方式を利用する位置確認システムは、電子デバイス310からアンカーデバイス306,307,308,309に伝送された信号に基づき、電子デバイス310の位置を確認することができる。インフラストラクチャ(infrastructure)(例えば、アンカーデバイス306,307,308,309)が電子デバイス310の位置を計算することができる。
アップリンク方式を利用する位置確認システムは、位置確認を行うターゲットデバイスが、信号受信のために待機している必要がないので、低電力消費という長所がある。該アップリンク方式を利用する位置確認システムは、例えば、資産(asset)/患者(patient)の位置追跡、流動人口分析(foot traffic analytics)、及びショッピング行動分析(shopping behavior analytics)にも利用される。
本開示の多様な実施形態による電子デバイスは、アンカーデバイス間のメッセージをオーバーヒアリングすることにより、自体の位置を確認することができる。このとき、本開示の多様な実施形態による電子デバイスは、ダウンリンク到着時間差(TDoA)方式を利用し、位置確認を行うことができる。
各アンカーデバイス(すなわち、開始子(イニシエータ(initiator))またはレスポンダ(responder))のメッセージ伝送タイミング及びその役割は、レンジング動作に先立っても設定される。アンカーデバイスは、2種類の役割を遂行することができる。1つの役割は、開始子の役割であり、他の1つの役割は、レスポンダの役割でもある。該開始子役割を有するアンカーデバイスが、到着時間差(TDoA)レンジングラウンドを開始し、レスポンダ役割を有するアンカーデバイスが、それに応答することができる。到着時間差(TDoA)レンジングラウンドは、到着時間差(TDoA)メッセージ交換の1サイクルが完了するレンジングラウンドでもある。電子デバイスは、開始子アンカーデバイス及びレスポンダアンカーデバイスから、レンジングメッセージを受信し、到着時間差(TDoA)を測定することができる。二次元位置を決定するためには、該電子デバイスは、2以上の到着時間差(TDoA)を測定しなければならない。該到着時間差(TDoA)測定、及びアンカーの与えられた位置に基づき、該電子デバイスは、自体の位置を推定することができる。
一実施形態によるアンカーデバイスは、両面双方向レンジング(DS-TWR:double sided two way ranging)を遂行し、帯域外(有線または無線)通信を介しても構成される。また、一実施形態によるアンカーデバイスは、クロックオフセットを補償するか、あるいは他のアンカーデバイスに係わるクロックドリフトを推定することができる。例えば、基本セルは、1つの開始子アンカーデバイスと、3以上のレスポンダアンカーデバイスとによって構成され、全体システムには、いくつかのセルがあり得る。
開始子アンカーデバイスは、レンジング開始メッセージ(RIM:ranging initiation message)をレスポンダアンカーデバイスに伝送(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト)し、到着時間差(TDoA)ラウンドを制御することができる。該開始子アンカーデバイスは、自体が属したセルに含まれるレスポンダアンカーデバイスのリストを有している。該レスポンダアンカーデバイスから、レンジング応答メッセージ(RRMs:ranging response messages)を受信した後、該開始子アンカーデバイスは、該レスポンダアンカーデバイスに、レンジング終了メッセージ(RFM:ranging final message)を伝送することができる。
レスポンダアンカーデバイスは、到着時間差(TDoA)ラウンドの間、レンジング開始メッセージ(RIM)を介し、開始子アンカーデバイスが構成した通り作動しうる。該レスポンダアンカーデバイスは、割り当てられたレンジングスロットにおいて、レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送することにより、該開始子アンカーデバイスからのレンジング開始メッセージ(RIM)に応答することができる。該開始子アンカーデバイスから、レンジング終了メッセージ(RFM)を受信した後、該レスポンダアンカーデバイスは、該レスポンダアンカーデバイスのクロックを、該開始子デバイスのクロックに合うように補正することができる。
一実施形態による電子デバイスは、開始子アンカーデバイス及びレスポンダアンカーデバイスから、レンジングメッセージ(例えば、レンジング開始メッセージ(RIM)、レンジング応答メッセージ(RRM)及びレンジング終了メッセージ(RFM))を受信し、該レンジングメッセージの受信時間を測定することができる。また、該電子デバイスは、帯域内通信または帯域外通信を介し、配されたアンカーデバイスの位置を把握することができる。該電子デバイスは、到着時間差(TDoA)測定及びアンカー位置を利用し、該電子デバイスの位置を計算することができる。
一実施形態による電子デバイスは、アンカーデバイスから、レンジングメッセージを受信することができる。該電子デバイスは、到着時間差(TDoA)ラウンド内において、該レンジングメッセージの受信タイミング間の時間を測定することができる。該電子デバイスは、該レンジングメッセージの全体セット(すなわち、レンジング開始メッセージ(RIM)、レンジング応答メッセージ(RRM)及びレンジング終了メッセージ(RFM))を受信する場合、自体が直接測定した値、及び受信されたメッセージから獲得された測定データに基づき、自体の位置を計算することができる。
電子デバイスの位置確認のために利用されるアンカーデバイスのうち1つのアンカーデバイスが、開始子になり、残り全てのアンカーデバイスが、レスポンダになりうる。特定到着時間差(TDoA)ラウンドにおいて、開始子役割を遂行していたアンカーは、他の到着時間差(TDoA)ラウンドにおいて、レスポンダ役割を遂行することができる。以下においては、説明の便宜のために、電子デバイスが2つのアンカーデバイス間の信号交換を観察する場合を例として挙げて説明する。しかしながら、本開示は、以下の説明に制限されるものではなく、該電子デバイスが、自体の二次元位置または三次元位置を確認するためには、少なくとも4つ、または少なくとも5つのアンカーデバイス間の信号交換が必要にもなる。
図4は、一実施形態による電子デバイスの動作方法のフローチャートを図示する。
一実施形態による電子デバイスは、周囲の複数のアンカーデバイスとの信号交換を観察することにより、自体の位置情報を獲得することができる。以下の説明において、第1アンカーデバイスは、開始子アンカーデバイスであり、第2アンカーデバイス及び第3アンカーデバイスは、レスポンダアンカーデバイスでもある。
段階S410において、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスから伝送される開始メッセージを受信することができる。一実施形態による第1アンカーデバイスは、開始メッセージを、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることにより、電子デバイスに伝送することができる。
一例として、電子デバイスが含まれるレンジングシステムは、帯域内(in-band)スケジューリングを介し、レンジングを行うことができる。帯域内スケジューリングを利用する場合、該レンジングシステムは、バックエンドコントローラを含まないのである。このとき、開始メッセージは、第2アンカーデバイスが、応答メッセージを伝送するために利用されるスロットインデックスを、スケジューリング情報として含むものでもある。該開始メッセージは、第2アンカーデバイスを含む少なくとも1つのアンカーデバイスのアドレス、及び該アドレスによって識別される少なくとも1つのアンカーデバイスに割り当てられるスロットインデックス情報をさらに含むものでもある。
他の例として、一実施形態による電子デバイスが含まれるレンジングシステムは、外部スケジューリング情報を活用し、レンジングを行うことができる。この場合、該レンジングシステムは、スケジューリング情報を提供するバックエンドコントローラを含むものでもある。開始メッセージ、応答メッセージ及び終了メッセージは、バックエンドコントローラにより、スケジューリングされうる。従って、該開始メッセージに、アンカーデバイスのアドレス、及び該アドレスによって識別されるアンカーデバイスに割り当てられるスロットインデックス情報が含まれないのである。
段階S420において、一実施形態による電子デバイスは、第2アンカーデバイスから、該第2アンカーデバイスの第1応答時間に係わる情報を受信することができる。該第1応答時間に係わる情報は、該第2アンカーデバイスが開始メッセージを受信した時点から、応答メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含むものでもある。
一実施形態による第2アンカーデバイスは、開始メッセージを受信し、該開始メッセージに応答し、応答メッセージを伝送することができる。該第2アンカーデバイスは、該応答メッセージをユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることにより、電子デバイスに伝送することができる。
一実施形態による電子デバイスは、開始メッセージに応答し、第2アンカーデバイスから伝送される応答メッセージを受信することができる。
一例として、電子デバイスは、第2アンカーデバイスの第1応答時間に係わる情報を含む応答メッセージを受信することができる。他の例として、該応答メッセージには、STS(scrambled timestamp sequence)が含まれ、該第1応答時間に係わる情報は、含まれないのである。その場合、該第1応答時間に係わる情報は、該応答メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。
段階S430において、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスから、第2アンカーデバイスに係わる第2応答時間に係わる情報を受信することができる。該第2応答時間に係わる情報は、第1アンカーデバイスが、応答メッセージを受信した時点から、終了メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含むものでもある。
一実施形態による第1アンカーデバイスは、応答メッセージを受信し、終了メッセージを伝送することができる。該第1アンカーデバイスは、終了メッセージをユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることにより、電子デバイスに伝送することができる。
一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスから伝送される終了メッセージを受信することができる。
一例として、電子デバイスは、第2アンカーデバイスに係わる第2応答時間を含み、第1アンカーデバイスから伝送される終了メッセージを受信することができる。他の例として、該終了メッセージには、STSが含まれ、第2応答時間に係わる情報は、含まれないのである。その場合、該第2応答時間に係わる情報は、終了メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。
また、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報をさらに受信することができる。
一例として、電子デバイスは、第2アンカーデバイスに対する第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報を含む終了メッセージを受信することができる。しかしながら、本開示は、それに制限されるものではなく、該第2アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報は、終了メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。該第2アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの往復時間は、該第1アンカーデバイスが、開始メッセージを伝送した時点から、第2アンカーデバイスから応答メッセージを受信する時点までの時間を意味しうる。
他の例として、電子デバイスは、第3アンカーデバイスに対する第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報を含む終了メッセージを受信し、該第3アンカーデバイスに係わる往復時間から、第2アンカーデバイスに係わる第1アンカーデバイスの往復時間を計算することができる。しかしながら、本開示は、それに制限されるものではなく、第3アンカーデバイスに係わる往復時間に係わる情報は、終了メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。
第3アンカーデバイスは、第1アンカーデバイスによって伝送された開始メッセージを受信する複数のアンカーデバイスのうち、開始メッセージに対して一番先に応答メッセージを伝送したアンカーデバイスでもある。該第3アンカーデバイスに係わる往復時間は、第1アンカーデバイスが開始メッセージを伝送した時点から、第3アンカーデバイスから応答メッセージを受信する時点までの時間を意味しうる。
一実施形態による電子デバイスは、第3アンカーデバイスに係わる往復時間、第3アンカーデバイスに係わる応答時間、及び他のアンカーデバイスに係わる応答時間を利用し、他のアンカーデバイスに係わる往復時間を計算することができる。例えば、該電子デバイスは、該第3アンカーデバイスに係わる往復時間と、該第3アンカーデバイスに係わる応答時間との和から、第2アンカーデバイスに係わる応答時間を減算することにより、該第2アンカーデバイスに係わる往復時間を計算することができる。
段階S440において、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスと電子デバイスとの第1距離と、第2アンカーデバイスと電子デバイスとの第2距離との差に係わる情報を獲得することができる。該電子デバイスは、該第1距離と該第2距離との差に基づき、該電子デバイスの位置情報を獲得することができる。一実施形態による電子デバイスは、開始メッセージ、応答メッセージ及び終了メッセージのうち少なくとも一つを受信した時点に係わる情報、第1応答時間に係わる情報、並びに第2応答時間に係わる情報に基づき、該第1距離と該第2距離との差に係わる情報を獲得することができる。
一実施形態による電子デバイスは、第1距離と第2距離との差に係わる情報を獲得するために、第1アンカーデバイスから電子デバイスへのメッセージ到着時間と、第2アンカーデバイスから電子デバイスへのメッセージ到着時間との到着時間差(TDoA)を計算することができる。
到着時間差(TDoA)は、第2アンカーデバイスの第1応答時間、第1アンカーデバイスの往復時間、電子デバイスの開始メッセージ受信時点から、応答メッセージ受信時点までの時間差、第1アンカーデバイスの第2応答時間、電子デバイスの応答メッセージ受信時点から、前記終了メッセージ受信時点までの時間差に基づいても計算される。
一実施形態による電子デバイスは、第1距離と第2距離との差に係わる情報を獲得するために、電子デバイス、第1アンカーデバイス及び第2アンカーデバイスのうち1つのデバイスのクロックに基づく補正を行うことにより、第1距離と第2距離との差を計算することができる。
一実施形態による電子デバイスは、開始メッセージ伝送間隔に基づき、開始子アンカーデバイスのクロックに合うように、測定値に対する補正を行うことができる。一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスが、該開始メッセージを伝送する間隔と、第2アンカーデバイスが開始メッセージを受信する間隔との比率に基づく補正を行うことにより、第1距離と第2距離との差に係わる情報を計算することができる。該第1アンカーデバイスが開始メッセージを伝送する間隔は、該第1アンカーデバイスのクロックを利用して測定され、該第2アンカーデバイスが第1アンカーデバイスから開始メッセージを受信する間隔は、該第2アンカーデバイスのクロックを利用しても測定される。
また、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイス及び第2アンカーデバイスのうち少なくとも1つの位置情報を受信し、受信されたアンカーデバイスの位置情報に基づき、第1距離と第2距離との差に係わる情報を獲得することができる。例えば、該第1アンカーデバイスから伝送される開始メッセージ及び終了メッセージのうち少なくとも一つは、該第1アンカーデバイスの位置情報を含むものでもある。該第2アンカーデバイスから伝送される応答メッセージは、該第2アンカーデバイスの位置情報を含むものでもある。
図5Aは、一実施形態による電子デバイス位置確認システムの構成一部を図示する。
一実施形態による電子デバイス位置確認システムは、アンカーデバイスA 502、アンカーデバイスB 503及び電子デバイス(または、モバイルデバイスM)501を含むものでもある。図5Aにおいて、「l」は、アンカーデバイスA 502とアンカーデバイスB 503との距離を示し、「a」は、アンカーデバイスA 502と電子デバイス501との距離を示し、「b」は、アンカーデバイスB 503と電子デバイス501との距離を示すことができる。
一実施形態による電子デバイス501は、アンカーデバイスA 502から伝送された信号が、電子デバイス501に到着する時間と、アンカーデバイスB 503から伝送された信号が、電子デバイス501に到着する時間との差に基づき、アンカーデバイスA 502から電子デバイス501までの距離と、アンカーデバイスB 503から電子デバイス501までの距離との差を計算することができる。
図5Aないし図5Cにおいては、説明の便宜のために、電子デバイス501が2つのアンカーデバイス502,503間の到着時間差(TDoA)を計算する場合を例として挙げて図示したが、本開示の実施形態は、図5Aないし図5Cに制限されるものではない。電子デバイス501は、3以上のアンカーデバイス間の信号交換を観察して測定された到着時間差(TDoA)に基づき、電子デバイス501の位置を確認することができる。一実施形態による電子デバイス501が、自体の三次元位置を確認するためには、少なくとも4または5のアンカーデバイス間の到着時間差(TDoA)が必要にもなる。
図5Bは、一実施形態による電子デバイスが、アンカーデバイスに対する電子デバイスの位置情報を獲得するために利用される情報について説明するための図面である。
図5Bにおいて、アンカーデバイスA 502が、開始子アンカーデバイス及びマスターアンカーデバイスとして動作すると仮定する。本開示の一実施形態によれば、該マスターアンカーデバイスは、電子デバイス位置確認システムに含まれる複数のスレーブアンカーデバイスと、該電子デバイス(または、ターゲットデバイス)とのレンジングを制御するデバイスでもある。該マスターアンカーデバイスは、開始子役割及びレスポンダ役割をいずれも遂行することができるアンカーデバイスでもある。該スレーブアンカーデバイスは、レスポンダ役割のみを遂行するアンカーデバイスでもある。
まず、アンカーデバイスA 502は、スケジューリング情報に基づき、レンジング開始メッセージ(RIM)を伝送することにより、レンジングを開始することができる。
図5Bを参照すれば、アンカーデバイスA 502からレンジング開始メッセージ(RIM)が伝送される時点を0とするとき、レンジング開始メッセージ(RIM)が電子デバイス501に到着する時点は、a/cでもある。a/cにおいて、「a」は、アンカーデバイスA 502と電子デバイス501との距離であり、「c」は、信号が伝送される速度でもある。また、該レンジング開始メッセージ(RIM)が、アンカーデバイスB 503に到着する時点は、l/cでもある。l/cにおいて、「l」は、アンカーデバイスA 502とアンカーデバイスB 503との距離であり、「c」は、信号が伝送される速度でもある。
一実施形態によれば、アンカーデバイスは、レンジング開始メッセージ(RIM)内のスケジューリング情報を参照することにより、該レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送しなければならないか否かということ、レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送するために利用されるスロット、レンジング終了メッセージ(RFM)がいつ伝送されるかということを知ることができる。
レンジング開始メッセージ(RIM)を受信したアンカーデバイスB 503は、スケジューリング情報に基づき、割り当てられたスロットにおいて、レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送することができる。図5Bを参照すれば、βは、アンカーデバイスB 503が該レンジング開始メッセージ(RIM)を受信し、該レンジング開始メッセージ(RIM)に対する応答であるレンジング応答メッセージ(RRM)を伝送するまでに必要となった応答時間を示す。該レンジング応答メッセージ(RRM)は、応答時間βに係わる情報を含んでも伝送される。
アンカーデバイスB 503において、レンジング応答メッセージ(RRM)が伝送される時点をl/c+βとするとき、該レンジング応答メッセージ(RRM)が電子デバイス501に到着する時点は、l/c+β+b/cでもある。b/cにおいて、「b」は、アンカーデバイスB 503と電子デバイス501との距離であり、「c」は、信号が伝送される速度でもある。また、該レンジング応答メッセージ(RRM)がアンカーデバイスA 502に到着する時点は、l/c+β+l/c=2l/c+βでもある。
レンジング応答メッセージ(RRM)を受信したアンカーデバイスA 502は、該レンジング終了メッセージ(RFM)を伝送することにより、レンジングを終了することができる。図5Bを参照すれば、γは、アンカーデバイスA 502がレンジング応答メッセージ(RRM)を受信し、該レンジング終了メッセージ(RFM)を伝送するまでに必要となった応答時間を示す。該レンジング終了メッセージ(RFM)は、応答時間γに係わる情報、及び往復時間τに係わる情報を含んでも伝送される。
アンカーデバイスA 502において、レンジング終了メッセージ(RFM)が伝送される時点を2l/c+β+γとするとき、該レンジング終了メッセージ(RFM)が電子デバイス501に到着する時点は、2l/c+β+γ+a/cでもある。また、該レンジング終了メッセージ(RFM)がアンカーデバイスB 503に到着する時点は、2l/c+β+γ+l/c=3l/c+βでもある。
図5Bに図示されているように、電子デバイス501は、伝送されるレンジング開始メッセージ(RIM)、レンジング応答メッセージ(RRM)及びレンジング終了メッセージ(RFM)をオーバーヒア(overhear)し、到着時間差(TDoA)カーブを獲得(find out)することができる。電子デバイス501は、図5Cに図示された計算過程を、3以上のアンカーデバイスから受信される信号に対し、反復して行うことにより、到着時間差(TDoA)結果を獲得することができる。電子デバイス501は、該到着時間差(TDoA)結果に基づき、アンカーデバイスに係わる相対的な位置を獲得することができる。
電子デバイス501にインストールされたアプリケーションは、到着時間差(TDoA)結果から、電子デバイス501の位置を獲得することができる。電子デバイス501にインストールされたアプリケーションは、メッセージに含まれるMACアドレス情報により、メッセージと係わる各アンカーデバイスを識別することができる。
図5Cは、一実施形態による電子デバイスが、アンカーデバイスに対する電子デバイスの位置情報を獲得するために利用する具体的な計算過程について説明するための図面である。
図5Bにおいて、電子デバイス501が、レンジング開始メッセージ(RIM)を受信した時点から、レンジング応答メッセージ(RRM)を受信するまでに必要となった時間は、αと測定され、レンジング応答メッセージ(RRM)を受信した時点から、レンジング終了メッセージ(RFM)を受信するまでに必要となった時間は、δと測定されうる。
このとき、電子デバイス501またはアンカーデバイス502,503それぞれのクロックは、常時正確に同一速度で動作するものではなく、それにより、クロックドリフトが生じうる。例えば、クロックを発生させるオシレータが、温度や圧力などの変化により、微細に影響を受けることにより、クロックドリフトが生じうる。
従って、正確なレンジングのために、電子デバイス501または各アンカーデバイス502,503は、デバイス間のクロック速度差ほどクロック速度を変更することにより、クロックドリフトを補正することができる。例えば、電圧制御(voltage control)方式を利用し、該クロックドリフトを補正することができる。
また、デバイス間のクロック差により、時間測定値に差が生じうるので、正確なレンジングのために、デバイス間のクロックドリフトによる誤差を補正する過程が必要にもなる。電子デバイス501または各アンカーデバイス502,503は、デバイス間のクロック速度差を感知し、感知されたクロック速度差に基づき、測定値を補正することにより、クロックドリフトによる誤差を補正することができる。
αとδは、電子デバイス501のクロックで測定された値であるとするとき、図5Cのα’とδ’は、電子デバイス501のクロックで測定された値を、アンカーデバイスA 502のクロックで同期化されるように補正した値でもある。
電子デバイス501のクロックと、アンカーデバイスA 502のクロックとのドリフトによる誤差は、アンカーデバイスA 502が、レンジング開始メッセージ(RIM)を伝送した時点から、レンジング終了メッセージ(RFM)を伝送した時点までの時間であるτ+γと、電子デバイス501が、レンジング開始メッセージ(RIM)を受信した時点から、レンジング終了メッセージ(RFM)を受信した時点までの時間であるα+δとの比率((τ+γ)/(α+δ))を利用しても補正される。
α’は、以下の数式1によって計算されうる:
δ’は、以下の数式2によって計算されうる。
従って、α’-δ’は、図5Cに図示されているようにも計算される。
図5Cには、以下の数式3に基づき、アンカーデバイス502,503の電子デバイス501からの距離差b-aを導き出す具体的な計算過程がさらに図示されている。
数式3は、電子デバイス501で測定された時間値に基づいて記述される。
図5Cには、電子デバイス501とアンカーデバイスA 502とのクロックドリフトによる誤差のみを補正する場合を例として挙げて説明しているが、アンカーデバイスA 502のクロックと、アンカーデバイスB 503のクロックとの間にも、クロックドリフトによる誤差が存在しうる。一実施形態によれば、アンカーデバイスA 502のクロックと、アンカーデバイスB 503のクロックとのドリフトによる誤差は、無線/有線通信を介して補正されうる。例えば、アンカーデバイス間のクロック差につき、0.1ppm(parts per million)以内において、測定値が補償されうる。アンカーデバイス間のクロックドリフトによる誤差補正と係わっては、追って、図11A、図11B及び図12を参照して具体的に説明する。
図6は、一実施形態による、アンカーデバイスが伝送するメッセージの構造を図示する。
デバイス間において送受信されるメッセージ605は、図6に図示されているように、LSB(least significant bit)に対する固有静的STS(unique static STS(scrambled timestamp sequence))を含むSP1メッセージでもある。
図7Aは、一実施形態による、開始子アンカーデバイスが伝送する開始メッセージの形式を図示する。
図7Aに図示されているように、開始子アンカーデバイスによって伝送される第1メッセージ(すなわち、レンジング開始メッセージ(RIM))のペイロードIEは、6+3*N bytesでもっても構成される。
レンジング開始メッセージ(RIM)は、コンテンツフィールドのサイズを示すLengthフィールド、Vendor Specific Nested IEであることを示すGroup IDフィールド、ペイロードIEであることを示すTypeフィールド、及びコンテンツフィールドを含むものでもある。本開示の一実施形態によるレンジング開始メッセージ(RIM)のコンテンツフィールドは、Ranging device management list lengthフィールド及びRanging device management listフィールドを含むものでもある。該Ranging device management list lengthフィールドは、4bitsで構成され、該Ranging device management listフィールド内要素の個数(N)を示しうる。該Ranging device management listフィールドが、N個のRanging device management list elementを含む場合、該Ranging device management listフィールドは、24*N bitsでもっても構成される。該Ranging device management listフィールドは、レンジングに参与する各アンカーデバイス別に、Ranging device management elementを含むものでもある。
本開示の一実施形態によるレンジング開始メッセージ(RIM)のコンテンツフィールドは、図7Aに図示された例に制限されるものではなく、Message controlフィールド及びRound indexフィールドのうち少なくとも一つをさらに含むものでもある。
Message controlフィールドは、メッセージの構成を示しうる。該Message controlフィールドは、該Ranging device management listフィールド内要素の個数、メッセージ内にブロックインデックスフィールドが存在(present)するか否かということ、ラウンドインデックスフィールドが存在するか否かということ、及びスロットインデックスが存在するか否かということに係わる情報を含むものでもある。
Round indexフィールドは、現在到着時間差(TDoA)ラウンドのインデックスを示しうる。レンジング開始メッセージ(RIM)を受信した近傍の(nearby)マスターアンカーデバイスは、該Round indexフィールドを利用し、自体のレンジング開始メッセージ(RIM)伝送タイミングを計算することができる。該レンジング開始メッセージ(RIM)を受信した電子デバイスは、該Round indexフィールドを利用し、自体の電力節約モード(power saving mode)の開始タイミング及び終了(exit)タイミングを計算することができる。
図7Bは、一実施形態による、開始メッセージに含まれるデバイス管理リスト要素(Ranging device management list element)の形式を図示する。
図7Bに図示されているように、Ranging device management listフィールドに含まれる1つのRanging device management list elementは、Ranging slot indexフィールド及びAddressフィールドを含み、24bitsでもっても構成される。
Ranging slot indexフィールドは、Addressフィールドによって識別されるレスポンダアンカーデバイスが、応答メッセージを伝送するために利用するように割り当てられるスロットのインデックスを示す。該Addressフィールドは、各レスポンダアンカーデバイスを識別するためのアドレスを示す。該Addressフィールドには、各レスポンダアンカーデバイスのMACアドレス情報が含まれるものでもある。
図8は、一実施形態による、レスポンダアンカーデバイスが伝送する応答メッセージ810の形式を図示する。
図8に図示されているように、レンジング開始メッセージ(RIM)に応答し、レスポンダアンカーデバイスによって伝送される第2メッセージ(すなわち、レンジング応答メッセージ(RRM))810のペイロードIEは、10bytesでもっても構成される。
レンジング応答メッセージ(RRM)810は、コンテンツフィールドのサイズを示すLengthフィールド、Vendor Specific Nested IEであることを示すGroup IDフィールド、ペイロードIEであることを示すTypeフィールド、及びコンテンツフィールドを含むものでもある。本開示の一実施形態によるレンジング応答メッセージ(RRM)のコンテンツフィールドは、Reply timeフィールドを含むものでもある。該Reply timeフィールドは、32bitsで構成され、レスポンダアンカーデバイスの応答時間を示しうる。該レスポンダアンカーデバイスの応答時間とは、該レスポンダアンカーデバイスが、開始子アンカーデバイスからレンジング開始メッセージ(RIM)を受信する時点から、レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送する時点までの時間を意味しうる。
本開示の一実施形態によるレンジング応答メッセージ(RRM)のコンテンツフィールドは、図8に図示された例に制限されるものではなく、Message controlフィールドをさらに含むものでもある。
Message controlフィールドは、メッセージの構成を示しうる。該Message controlフィールドは、ホッピングモードが利用されるか否かということ、メッセージ内に、ラウンドインデックスフィールドが存在するか否かということ、Round-trip time listの長さ、及びメッセージ内にReply timeフィールドが存在するか否かということに係わる情報を含むものでもある。
図9Aは、一実施形態による、開始子アンカーデバイスが伝送する終了メッセージ910の形式を図示する。
図9Aに図示されているように、開始子アンカーデバイスによって伝送される第3メッセージ(すなわち、レンジング終了メッセージ(RFM))910のペイロードIEは、10+6*N bytesでもっても構成される。
レンジング終了メッセージ(RFM)は、コンテンツフィールドのサイズを示すLengthフィールド、Vendor Specific Nested IEであることを示すGroup IDフィールド、ペイロードIEであることを示すTypeフィールド、及びコンテンツフィールドを含むものでもある。本開示の一実施形態によるレンジング終了メッセージ(RFM)のコンテンツフィールドは、First round-trip timeフィールド及びReply time listフィールドを含むものでもある。
First round-trip timeフィールドは、レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送した複数のレスポンダアンカーデバイスのうち最初レスポンダアンカーデバイスに係わる往復時間に係わる情報を含むものでもある。最初レスポンダアンカーデバイスに係わる往復時間は、開始子アンカーデバイスが、レンジング開始メッセージ(RIM)を伝送した時点から、最初レスポンダアンカーデバイスからレンジング応答メッセージ(RRM)を受信した時点までの時間でもある。該First round-trip timeフィールドは、32bitsでもっても構成される。
一実施形態によるレンジング終了メッセージ(RFM)には、最初レスポンダアンカーデバイスに係わる往復時間だけ含まれ、他のレスポンダアンカーデバイスに係わる往復時間情報は、含まれないのである。他のレスポンダアンカーデバイスに対する開始子アンカーデバイスの往復時間情報は、該開始子アンカーデバイスが、レンジング開始メッセージ(RIM)を伝送した時点から、他のレスポンダアンカーデバイスからレンジング応答メッセージ(RRM)を受信した時点までの時間情報でもある。その場合、電子デバイスは、該最初レスポンダアンカーデバイスに対する開始子アンカーデバイスの往復時間、及び他のレスポンダアンカーデバイスに対する開始子アンカーデバイスの応答時間に基づき、他のレスポンダアンカーデバイスに対する開始子アンカーデバイスの往復時間情報を計算することができる。
Reply time listフィールドが、N個のReply time elementを含む場合、該Reply time listフィールドは、48*N bitsでもっても構成される。該Reply time listフィールドは、レンジングに参与する各レスポンダアンカーデバイス別に、該Reply time elementを含むものでもある。
本開示の一実施形態によるレンジング終了メッセージ(RFM)のコンテンツフィールドは、図9Aに図示された例に制限されるものではなく、Message controlフィールドをさらに含むものでもある。
Message controlフィールドは、メッセージの構成を示しうる。該Message controlフィールドは、ホッピングモードが利用されるか否かということ、メッセージ内にラウンドインデックスフィールドが存在するか否かということ、及びReply time listの長さに係わる情報を含むものでもある。
図9Bは、一実施形態による、終了メッセージに含まれる応答時間リスト要素920の形式を図示する。
図9Bに図示されているように、Reply time listフィールドに含まれる1つのReply time list element 920は、Addressフィールド及びReply timeフィールドを含み、32bitsでもっても構成される。
Addressフィールドは、各レスポンダアンカーデバイスを識別するためのアドレスを示す。該Addressフィールドには、各レスポンダアンカーデバイスのMACアドレス情報が含まれるものでもある。
Reply timeフィールドは、Addressフィールドによって指示される(indicated)レスポンダアンカーデバイスに対する開始子アンカーデバイスの応答時間情報を含むものでもある。該レスポンダアンカーデバイスに対する開始子アンカーデバイスの応答時間は、該開始子アンカーデバイスが、当該レスポンダアンカーデバイスからレンジング応答メッセージ(RRM)を受信した時点から、レンジング終了メッセージ(RFM)を伝送する時点までの時間でもある。
なお、前述の図7A及び図7Bは、バックエンドコントローラを含んでいない位置確認システムにおいて、開始子アンカーデバイスが、レンジング開始メッセージ(RIM)にスケジューリング情報を含んで伝送する場合に係わるものである。しかしながら、本開示は、図7A及び図7Bに図示された例に制限されるものではなく、一実施形態による位置確認システムは、スケジューリング情報を管理するバックエンドコントローラを含むものでもある。
図10は、一実施形態による、バックエンドコントローラを含む位置確認システムの開始子アンカーデバイスが伝送する開始メッセージ1010の形式を図示する。
図10に図示されているように、開始子アンカーデバイスによって伝送される第1メッセージ(すなわち、レンジング開始メッセージ(RIM))のペイロードIEは、6bytes、すなわち、48bitsでもっても構成される。
レンジング開始メッセージ(RIM)1010は、コンテンツフィールドのサイズを示すLengthフィールド、Vendor Specific Nested IEであることを示すGroup IDフィールド、ペイロードIEであることを示すTypeフィールド、及びコンテンツフィールドを含むものでもある。図7Aに図示されたレンジング開始メッセージ(RIM)(710)と比較し、図10に図示されたレンジング開始メッセージ(RIM)1010のコンテンツフィールドは、Ranging device management list lengthフィールド及びRanging device management listフィールドを含まない。バックエンドコントローラがレンジングスケジュールを管理する位置確認システムにおいて、開始子アンカーデバイスは、レスポンダに係わるスケジューリング情報が含まれたレンジング開始メッセージ(RIM)を伝送することが要求されないのである。
バックエンドコントローラを含む位置確認システムは、下記のように動作しうる。
まず、開始子アンカーデバイスは、バックエンドコントローラによってスケジューリングされるレンジング開始メッセージ(RIM)を伝送することにより、レンジングを開始することができる。全てのレスポンダアンカーデバイスは、バックエンドコントローラによって通知された情報を参照することにより、レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送しなければならないか否かということ、及びレンジング応答メッセージ(RRM)を伝送するために利用されるスロットを知ることができる。例えば、該レンジング開始メッセージ(RIM)は、図10に図示された形式を有しうる。
レンジング開始メッセージ(RIM)を受信したレスポンダアンカーデバイスは、バックエンドコントローラによって通知された情報に基づき、レンジング応答メッセージ(RRM)を伝送することができる。例えば、該レンジング応答メッセージ(RRM)は、図8に図示された形式を有しうる。
レンジング応答メッセージ(RRM)を受信した開始子アンカーデバイスは、バックエンドコントローラによってスケジューリングされるレンジング終了メッセージ(RFM)を伝送することにより、レンジングを終了することができる。例えば、該レンジング終了メッセージ(RFM)は、図9A及び図9Bに図示された形式を有しうる。
電子デバイスは、伝送されるレンジング開始メッセージ(RIM)、レンジング応答メッセージ(RRM)及びレンジング終了メッセージ(RFM)をオーバーヒアし、到着時間差(TDoA)カーブを獲得(find out)することができる。3以上のアンカーデバイスから受信される信号につき、電子デバイスは、図5Cに図示された計算過程を反復して行うことにより、到着時間差(TDoA)結果を獲得することができる。該電子デバイスは、該到着時間差(TDoA)結果に基づき、アンカーデバイスに係わる相対的な位置を獲得することができる。
電子デバイスにインストールされたアプリケーションは、到着時間差(TDoA)結果から、電子デバイスの位置を獲得することができる。該電子デバイスにインストールされたアプリケーションは、メッセージに含まれるMACアドレス情報により、メッセージと係わる各アンカーデバイスを識別することができる。
なお、電子デバイス位置確認システムが、外部の共通クロック(external common clock)を含まない場合、クロックドリフトによって生じるアンカーデバイス間の誤差が補正されなければならない。開始子デバイスとレスポンダデバイスとのクロックドリフトによる誤差は、到着時間差(TDoA)結果において、重大なエラーをもたらしうる。到着時間差(TDoA)エラーを最小化させるために、レスポンダデバイスは、クロックドリフトによる誤差を補償しなければならない必要がある。以下においては、図11A、図11B及び図12を参照し、アンカーデバイス間のクロックドリフトによる誤差を補正する方法について具体的に説明する。
図11Aは、一実施形態による、アンカーデバイス間のクロックドリフトによる誤差を補正するために利用される情報について説明する図面である。
以下においては、説明の便宜のために、図5Aに図示されているように、一実施形態による電子デバイス位置確認システムが、アンカーデバイスA、アンカーデバイスB及び電子デバイス(または、モバイルデバイスM)を含む場合を仮定して説明する。
一実施形態による、レスポンダ役割を遂行するアンカーデバイスB 1102は、開始子役割を遂行するアンカーデバイスA 1101とのクロックドリフトによる誤差を補正するために、変数ρnを利用することができる。変数ρnは、n番目レンジングラウンドのDS-TWR(double sided-two way ranging)が終われば、アップデートされうる。アンカーデバイスB 1102は、(n+1)番目レンジングラウンドのDS-TWRの間、ρnを利用することができる。
図11Aにおいて「l」は、アンカーデバイスA 1101とアンカーデバイスB 1102との距離を示しうる。図11Aは、アンカーデバイスA 1101及びアンカーデバイスB 1102が、反復的にDS-TWRを行いながら、アンカーデバイスA 1101とアンカーデバイスB 1102との距離lを推定する動作を図示する。
図11Aにおいてτnは、アンカーデバイスA 1101とアンカーデバイスB 1102とのにおいて遂行されるn番目DS-TWRにおいて測定される第1往復時間を示しうる。該第1往復時間は、アンカーデバイスA 1101がアンカーデバイスB 1102に、第1メッセージを伝送した時点から、アンカーデバイスB 1102から第2メッセージを受信するまでに必要となった時間でもある。
βnは、n番目DS-TWRにおいて、アンカーデバイスB 1102によって測定されるアンカーデバイスB 1102の第1応答時間を示しうる。該第1応答時間は、アンカーデバイスB 1102が、アンカーデバイスA 1101から第1メッセージを受信した時点から、アンカーデバイスA 1101に第2メッセージを伝送した時点までに必要となった時間でもある。βn’は、n番目DS-TWRにおいて、アンカーデバイスA 1101によって測定されるアンカーデバイスB 1102の第1応答時間を示しうる。
γnは、n番目DS-TWRにおいて、アンカーデバイスA 1101によって測定されるアンカーデバイスA 1101の第2応答時間を示しうる。該第2応答時間は、アンカーデバイスA 1101が、アンカーデバイスB 1102から第2メッセージを受信した時点から、アンカーデバイスB 1102に第3メッセージを伝送した時点までに必要となった時間でもある。γn’は、n番目DS-TWRにおいて、アンカーデバイスB 1102によって測定されるアンカーデバイスA 1101の第2応答時間を示しうる。
θnは、n番目DS-TWRにおいて測定される第2往復時間を示しうる。該第2往復時間は、アンカーデバイスB 1102がアンカーデバイスA 1101に、第2メッセージを伝送した時点から、アンカーデバイスA 1101から第3メッセージを受信するまでに必要となった時間でもある。
アンカーデバイス間のクロックドリフトによる誤差を補正し、アンカーデバイスA 1101とアンカーデバイスB 1102とのの距離を測定するために、アンカーデバイスA 1101が伝送する第3メッセージに、τn、γnが含まれるものでもある。また、アンカーデバイスB 1102が伝送する第2メッセージに、アンカーデバイスB 1102で測定された第1応答時間βnが含まれるものでもある。βnが、アンカーデバイスB 1102のクロックで測定された値であるとするとき、図11Aのβn’は、アンカーデバイスA 1101のクロックによって測定されたβn値でもある。γnが、アンカーデバイスA 1101のクロックで測定された値であるとするとき、γn’は、アンカーデバイスB 1102のクロックで測定されたγn値でもある。図11Bに図示されているように、βn’=τn-2*l/cとも推定される。γn’=θn-2*l/cとも推定される。
図11Bの具体的な計算過程1105を参照すれば、アンカーデバイスA 1101のクロックと、アンカーデバイスB 1102のクロックとのドリフト差(drift difference)は、Dn,1=βn’/βnと推定され、Dn,2=γn’/γnと推定されうる。
電子デバイスは、DS-TWR時ごとに測定されるβを補正するために、クロックドリフトによる誤差Dn,1を利用することができる。Dn,1は、n番目DS-TWRを介して獲得されたデータを利用して計算されたドリフト差値である。他の一実施形態によれば、Dn,1及びDn,2は、アンカーデバイスB 1102とアンカーデバイスA 1101とのクロックドリフトによる誤差を示し、アンカーデバイス間の同期化、及びアンカーデバイスと電子デバイスとの同期化にいずれも活用されうる。カルマンフィルタ(Kalman filter)または調和平均(harmonic mean)を介し、同期化正確度を強化することができる。例えば、ドリフト差値の平均値であるρn=2/(1/Dn,1+1/Dn,2)またはρn=Kalman(Dn,1,Dn,2)が推定されたドリフト誤差としても利用される。
前述のように、アンカーデバイスA 1101のクロックと、アンカーデバイスB 1102のクロックとのドリフトによる誤差は、アンカーデバイスA 1101がアンカーデバイスB 1102に、第1メッセージを伝送した時点から、アンカーデバイスB 1102から第2メッセージを受信するまでに必要となった時間のτnを利用しても補正される。また、アンカーデバイスA 1101のクロックと、アンカーデバイスB 1102のクロックとののオフセットは、アンカーデバイスB 1102がアンカーデバイスA 1101に、第2メッセージを伝送した時点から、アンカーデバイスA 1101から第3メッセージを受信するまでに必要となった時間のθnを利用しても補正される。図11Bに図示されているように、γn’は、以下の数式4に基づいても計算される:
従って、図5Cに図示された数式において、アンカーデバイス502,503の電子デバイス501からの距離差b-aを計算するにおいて、アンカーデバイスA 1101のクロックに対するアンカーデバイスB 1102のクロックのドリフトによる誤差が補正された測定値が利用されうる。例えば、n番目DS-TWRを介して測定される値を利用してb-aを計算するにおいて、図5Cに図示された数式において、 β値の代わりに、補正値であるβn*Dnまたはβn*ρn-1街利用されうる。
一例として、電子デバイスは、アンカーデバイスA 1101の第3メッセージ(例えば、終了メッセージ)を介してDnを受信した後、βn*Dnを計算することができる。
他の例として、電子デバイスは、アンカーデバイスB 1102の第2メッセージ(例えば、応答メッセージ)を介し、その前に計算されたρn-1を受信し、アンカーデバイスA 1101の第3メッセージ(例えば、終了メッセージ)を受信した後、βn*ρn-1を計算することができる。
図12は、一実施形態による、アンカーデバイス間のクロックドリフトによる誤差を補正するために利用される情報について説明する図面である。
図12に図示された実施形態によれば、レスポンダ役割を遂行するアンカーデバイス2 1203は、開始子役割を遂行するアンカーデバイス1 1202に整列(align)された応答時間測定値βをアップデートすることができる。レンジング開始メッセージ(RIM)間隔(ranging initiation message interval)は、レンジング開始メッセージ(RIM)フレーム間の時間を示し、アンカーデバイスの配置(anchor devices deployment)が行われる間に設定される値でもある。アンカーデバイス1 1202とアンカーデバイス2 1203は、到着時間差(TDoA)を遂行するために、レンジング開始メッセージ(RIM)間隔を知っていなければならないので、自体固有のクロックを利用し、レンジング開始メッセージ(RIM)間隔を測定することができる。
TA1及びTA2は、アンカーデバイス1 1202とアンカーデバイス2 1203とのそれぞれによって測定されるレンジング開始メッセージ(RIM)間隔でもある。TA1とTA2との比率は、アンカーデバイス1 1202のクロックと、アンカーデバイス2 1203のクロックとの差を示しうる。それにより、アンカーデバイス2 1203は、アンカーデバイス1 1202とアンカーデバイス2 1203とのクロックドリフトによる誤差が補正された応答時間β’=β*(TA1/TA2)を含むレンジング応答メッセージ(RRM)を伝送することができる。
なお、本開示の一実施形態によるレンジングメッセージ(例えば、レンジング開始メッセージ(RIM)、レンジング応答メッセージ(RRM)、レンジング終了メッセージ(RFM))には、電子デバイスの位置確認(localization)のために必要なアンカーデバイスの位置情報が追加されうる。例えば、開始子アンカーデバイスの位置情報は、レンジング開始メッセージ(RIM)またはレンジング終了メッセージ(RFM)に含まれ、レスポンダアンカーデバイスの位置情報は、レンジング応答メッセージ(RRM)に含まれるものでもある。
図13は、一実施形態による、開始子アンカーデバイスが伝送する開始メッセージ1310の形式を図示する。
図13に図示されているように、開始子アンカーデバイスによって伝送されるレンジング開始メッセージ(RIM)のペイロードIEは、6+3*N bytes、すなわち、48+24*N bitsでもっても構成される。
レンジング開始メッセージ(RIM)1310は、コンテンツフィールドのサイズを示すLengthフィールド、Vendor Specific Nested IEであることを示すGroup IDフィールド、ペイロードIEであることを示すTypeフィールド、及びコンテンツフィールドを含むものでもある。
図7Aに図示されたレンジング開始メッセージ(RIM)710と比較し、図13に図示されたレンジング開始メッセージ(RIM)1310のコンテンツフィールドは、Information of initiatorフィールドをさらに含むものでもある。該Information of initiatorフィールドは、開始子アンカーデバイスの位置情報を示しうる。例えば、該開始子アンカーデバイスの位置情報は、GPS(global positioning system)値、建物の階情報、建物内の絶対位置値などを含むものでもある。該Information of initiatorフィールド以外の他のパラメータについては、図7A及び図7Bの説明が適用されうるので、重複説明は、省略する。
図14は、一実施形態による、レスポンダアンカーデバイスが伝送する応答メッセージ1410の形式を図示する。
図14に図示されているように、レスポンダアンカーデバイスによって伝送されるレンジング応答メッセージ(RRM)のペイロードIEは、10bytes、すなわち、80bitsでもっても構成される。
レンジング応答メッセージ(RRM)1410は、コンテンツフィールドのサイズを示すLengthフィールド、Vendor Specific Nested IEであることを示すGroup IDフィールド、ペイロードIEであることを示すTypeフィールド、及びコンテンツフィールドを含むものでもある。
図8に図示されたレンジング応答メッセージ(RRM)810と比較し、図14に図示されたレンジング応答メッセージ(RRM)1410のコンテンツフィールドは、Information of responderフィールドをさらに含むものでもある。該Information of responderフィールドは、レスポンダアンカーデバイスの位置情報を示しうる。例えば、該レスポンダアンカーデバイスの位置情報は、GPS値、建物の階情報、建物内の絶対位置値などを含むものでもある。該Information of responderフィールド以外の他のパラメータについては、図8の説明が適用されうるので、重複説明は、省略する。
図15は、一実施形態による、開始子アンカーデバイスが伝送する終了メッセージ1510の形式を図示する。
図15に図示されているように、開始子アンカーデバイスによって伝送されるレンジング終了メッセージ(RFM)1510のペイロードIEは、10+6*N bytes、すなわち、80+48*N bitsでもっても構成される。
レンジング終了メッセージ(RFM)1510は、コンテンツフィールドのサイズを示すLengthフィールド、Vendor Specific Nested IEであることを示すGroup IDフィールド、ペイロードIEであることを示すTypeフィールド、及びコンテンツフィールドを含むものでもある。
図9Aに図示されたレンジング終了メッセージ(RFM)910と比較し、図15に図示されたレンジング終了メッセージ(RFM)1510のコンテンツフィールドは、Information of initiatorフィールドをさらに含むものでもある。該Information of initiatorフィールドは、開始子アンカーデバイスの位置情報を示しうる。例えば、該開始子アンカーデバイスの位置情報は、GPS値、建物の階情報、建物内の絶対位置値などを含むものでもある。該Information of initiatorフィールド以外の他のパラメータについては、図9A及び図9Bの説明が適用されうるので、重複説明は、省略する。
前述のように、本開示の多様な実施形態による電子デバイスは、開始子アンカーデバイスから、レンジング開始メッセージ(RIM)を受信し、複数のレスポンダアンカーデバイスから、レンジング開始メッセージ(RIM)に応答するレンジング応答メッセージ(RRM)を受信し、複数のレスポンダアンカーデバイスに応答するレンジング終了メッセージ(RFM)を、開始子アンカーデバイスから受信した結果に基づき、電子デバイスの位置を計算することができる。
従って、前述の実施形態によれば、電子デバイスが、開始子アンカーデバイスからメッセージを円滑に受信することができない場合(例えば、電子デバイスと開始子アンカーデバイスとの間の障害物があり、LOS(line of sight)が確保されない場合)、電子デバイスの位置情報獲得が困難になりうる。従って、本開示の一実施形態によれば、マスターアンカーデバイスまたは開始子アンカーデバイスからのメッセージ受信に依存しない電子デバイスの位置情報獲得方法が提案される。
一実施形態による電子デバイスは、複数のアンカーデバイスからレンジングメッセージを受信し、到着時間差(TDoA)を測定することができる。二次元位置を決定するためには、該電子デバイスは、4以上のアンカーデバイスからレンジングメッセージを受信し、到着時間差(TDoA)を測定することができる。到着時間差(TDoA)測定、及びアンカーの与えられた位置に基づき、電子デバイスは、自体の位置を推定することができる。以下においては、説明の便宜のために、電子デバイスが、4つのアンカーデバイス間の信号交換を観察する場合を例として挙げて説明する。しかしながら、本開示は、以下の説明に制限されるものではなく、該電子デバイスが自体の三次元位置を確認するためには、少なくとも5つのアンカーデバイス間の信号交換が必要にもなる。
図16は、一実施形態による電子デバイスの動作方法のフローチャートを図示する。
段階S1610において、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスから第1メッセージを受信することができる。一実施形態による第1アンカーデバイスは、第1メッセージをユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることができる。
段階S1620において、一実施形態による電子デバイスは、第2アンカーデバイスから第2メッセージを受信することができる。一実施形態による第2アンカーデバイスは、第2メッセージをユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることができる。
段階S1630において、一実施形態による電子デバイスは、第3アンカーデバイスから第3メッセージを受信することができる。一実施形態による第3アンカーデバイスは、第3メッセージをユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることができる。
段階S1640において、一実施形態による電子デバイスは、第4アンカーデバイスから第4メッセージを受信することができる。一実施形態による第4アンカーデバイスは、第4メッセージをユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることができる。
例えば、第1アンカーデバイスが開始子アンカーデバイスである場合、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスは、第1アンカーデバイスが伝送した第1メッセージに応答し、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージをそれぞれ伝送することができる。しかしながら、本開示は、それに制限されるものではなく、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスは、別途の開始子アンカーデバイスから受信されたレンジング開始メッセージ(RIM)に応答し、第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージを伝送することができる。
段階S1650において、一実施形態による電子デバイスは、第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージを受信した時点に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。
一実施形態によれば、第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージは、事前に決定されたスロット間隔においても伝送される。従って、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスの位置情報、及びスロット間隔をさらに考慮し、アンカーデバイスからメッセージを受信した時点に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。
一実施形態による電子デバイスは、少なくとも1つのアンカーデバイスの位置情報を受信し、受信されたアンカーデバイスの位置情報に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。該電子デバイスは、アンカーデバイスからメッセージを受信した時点、アンカーデバイスの位置情報、及びメッセージが伝送されるスロット間隔に基づき、アンカーデバイスに係わる到着時間差(TDoA)を測定し、測定された到着時間差(TDoA)に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。
一実施形態によれば、正確なレンジングのために、アンカーデバイス間において、クロックドリフト補正が行われうる。一実施形態によれば、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスのうち1つのアンカーデバイスのクロックに基づき、他のアンカーデバイスが、クロックドリフトを補正するか、あるいはクロックドリフトによる誤差を補正することができる。例えば、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスは、第1アンカーデバイスのクロックに基づき、クロックを補正し、補正されたクロックに基づき、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージをそれぞれ伝送することができる。
また、一実施形態によれば、アンカーデバイス間において、スロットタイミング同期化が遂行されうる。一実施形態によれば、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスのうち1つのアンカーデバイスのスロットタイミングに基づき、他のアンカーデバイスが、自体のメッセージ伝送タイミングを計算することができる。
例えば、第1アンカーデバイスは、第1スロット内において、第1メッセージを伝送し、第2アンカーデバイスは、第2スロット内において、第2メッセージを伝送することができる。このとき、該第1アンカーデバイスと該第2アンカーデバイスとのスロットタイミング同期化に基づき、該第2アンカーデバイスは、該第1アンカーデバイスの第1メッセージの伝送時点から1つのスロット間隔後、第2メッセージを伝送することができる。例えば、該第1アンカーデバイスが、第1メッセージを、第1スロットの開始時点に伝送すれば、第2アンカーデバイスは、第1スロットの次のスロットである第2スロットの開始時点に第2メッセージを伝送することができる。また、該第2アンカーデバイス以外の他のアンカーデバイスも、該第1アンカーデバイスのメッセージ伝送タイミング(または、スロットタイミング)に基づき、割り当てられたスロットの開始時点にメッセージを伝送することができる。
一方、正確なレンジングのためには、アンカーデバイス間のクロックドリフトによる誤差補正だけではなく、電子デバイスとアンカーデバイスとのクロックドリフトによる誤差補正が必要にもなる。従って、一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスのクロックと、電子デバイスのクロックとの差を獲得し、獲得されたクロックの差に基づき、測定値を補正することにより、クロックドリフトによる誤差が補正された位置情報を獲得することができる。
図17は、一実施形態による、アンカーデバイス間において遂行される補正について説明するための図面である。
図17に図示されているように、第1アンカーデバイス1701と第2アンカーデバイス1702との間において、補正が行われうる。しかしながら、本開示は、図17に図示された例に制限されるものではなく、第2アンカーデバイス1702以外の他のアンカーデバイスも、第1アンカーデバイス1701に基づき、補正を行うことができる。
まず、一実施形態による第2アンカーデバイス1702は、測定されたレンジングブロック周期(duration)に基づき、クロックドリフトによる誤差を補正することができる。
図17においてT1は、所定レンジングブロックにおいて、第1アンカーデバイス1701がメッセージを伝送した時点を示し、t1は、第2アンカーデバイス1702が測定した当該メッセージの受信時点を示しうる。T2は、所定レンジングブロックの次のレンジングブロックにおいて、第1アンカーデバイス1701がメッセージを伝送した時点を示し、t2は、第2アンカーデバイス1702が測定した当該メッセージの受信時点を示しうる。従って、T2-T1は、第1アンカーデバイス1701のクロック内において知っているブロック周期(known block duration in the first anchor device clock)であり、t2-t1は、第2アンカーデバイス1702のクロック内において測定されたブロック周期(measured block duration in the second anchor device clock)でもある。
図17に図示された第1アンカーデバイス1701と第2アンカーデバイス1702とのクロックドリフトによる誤差は、(T2-T1)/(t2-t1)=Rと推定され、推定された値Rは、第2アンカーデバイス1702のクロックドリフトによる誤差補正にも利用される。
なお、一実施形態による第2アンカーデバイス1702は、第1アンカーデバイス1701のスロットタイミングに基づき、自体のメッセージ伝送タイミングを決定することができる。
メッセージ伝送タイミングを決定するために、第2アンカーデバイスは、第1アンカーデバイスと第2アンカーデバイスとの距離lを、信号の伝送速度cで除することにより、該第1アンカーデバイスと該第2アンカーデバイスとのToF(time of flight)を計算することができる。そして、該第2アンカーデバイスは、該第1アンカーデバイスから第1メッセージを受信した時点t1から、該第1アンカーデバイスと該第2アンカーデバイスとのToF(l/c)を減算することにより、第1メッセージが伝送された時点である第1スロットの開始時点t0を決定することができる。該第2アンカーデバイスは、第1スロットの開始時点t0に、事前に決定されたスロット間隔を加えることにより、第2メッセージを伝送する第2スロットの開始時点を決定することができる。
一実施形態によるアンカーデバイスは、図17を参照して説明したアンカーデバイス間の補正が完了した後、所定スロット間隔でもって、メッセージを伝送することができる。一実施形態による電子デバイスは、アンカーデバイス間の補正が完了したアンカーデバイスから受信されたメッセージに基づき、自体の位置情報を獲得することができる。以下においては、一実施形態による電子デバイスが位置情報を獲得する具体的な動作方法について説明する。
図18Aは、一実施形態による電子デバイス位置確認システムの構成を図示する。
一実施形態による電子デバイス位置確認システムは、第1アンカーデバイス1801、第2アンカーデバイス1802、第3アンカーデバイス1803、第4アンカーデバイス1804及び電子デバイス(または、モバイルデバイスM)1805を含むものでもある。
図18Aにおいてl1,2は、第1アンカーデバイス1801と第2アンカーデバイス1802との距離を示し、l1,3は、第1アンカーデバイス1801と第3アンカーデバイス1803との距離を示し、l1,4は、第1アンカーデバイス1801と第4アンカーデバイス1804との距離を示しうる。d1は、第1アンカーデバイス1801と電子デバイス1805との距離を示し、d2は、第2アンカーデバイス1802と電子デバイス1805との距離を示し、d3は、第3アンカーデバイス1803と電子デバイス1805との距離を示し、d4は、第4アンカーデバイス1804と電子デバイス1805との距離を示しうる。
一実施形態による電子デバイス1805は、第1アンカーデバイス1801から伝送された信号が、電子デバイス1805に到着するのに必要となる時間と、第2アンカーデバイス1802から伝送された信号が、電子デバイス1805に到着するのに必要となる時間との差に基づき、第1アンカーデバイス1801から電子デバイス1805までの距離d1と、第2アンカーデバイス1802から電子デバイス1805までの距離d2との差を計算することができる。
また、一実施形態による電子デバイス1805は、第1アンカーデバイス1801から伝送された信号が、電子デバイス1805に到着するのに必要となる時間と、第3アンカーデバイス1803から伝送された信号が、電子デバイス1805に到着するのに必要となる時間との差に基づき、第1アンカーデバイス1801から電子デバイス1805までの距離d1と、第3アンカーデバイス1803から電子デバイス1805までの距離d3との差を計算することができる。
また、一実施形態による電子デバイス1805は、第1アンカーデバイス1801から伝送された信号が、電子デバイス1805に到着するのに必要となる時間と、第4アンカーデバイス1804から伝送された信号が、電子デバイス1805に到着するのに必要となる時間との差に基づき、第1アンカーデバイス1801から電子デバイス1805までの距離d1と、第4アンカーデバイス1804から電子デバイス1805までの距離d4との差を計算することができる。
図18Aないし図18Cにおいては、説明の便宜のために、電子デバイス1805が4つアンカーデバイス1801,1802,1803,1804間の到着時間差(TDoA)を計算する場合を例として挙げて図示したが、本開示の実施形態は、図18Aないし図18Cに図示された例に制限されるものではない。電子デバイス1805は、5つ以上のアンカーデバイス間の信号交換を観察して測定された到着時間差(TDoA)に基づき、電子デバイス1805の位置を確認することができる。一実施形態による電子デバイス1805が、自体の三次元位置を確認するためには、少なくとも5つのアンカーデバイス間の到着時間差(TDoA)情報が必要にもなる。
図18Bは、一実施形態による電子デバイスが、アンカーデバイスに対する電子デバイスの位置情報を獲得するために利用される情報について説明するための図面である。
図18Bに図示されているように、第1アンカーデバイス1801、第2アンカーデバイス1802、第3アンカーデバイス1803及び第4アンカーデバイス1804それぞれは、スロットの開始時点にメッセージを伝送するように、スロットタイミング同期化を行うことができる。図18Bにおいてスロット周期(slot duration)は、Sと表される。
最初スロットにおいて、第1アンカーデバイス1801が第1メッセージを伝送する時点を0とするとき、電子デバイス1805は、第1メッセージを受信する時点をt1として測定することができる。2番目スロットにおいて、第2アンカーデバイス1802が第2メッセージを伝送する時点をSとするとき、電子デバイス1805は、第2メッセージを受信する時点を、t2として測定することができる。3番目スロットにおいて、第3アンカーデバイス1803が第3メッセージを伝送する時点を2Sとするとき、電子デバイス1805は、第3メッセージを伝送する時点をt3として測定することができる。4番目スロットにおいて、第4アンカーデバイス1804が第4メッセージを伝送する時点を3Sとするとき、電子デバイス1805は、第4メッセージを受信する時点をt4として測定することができる。
一実施形態による電子デバイス1805は、アンカーデバイスが伝送するメッセージをオーバーヒアし、到着時間差(TDoA)カーブを獲得することができる。電子デバイス1805は、図18Cに図示された計算過程を行うことにより、到着時間差(TDoA)結果を獲得することができる。電子デバイス1805は、該到着時間差(TDoA)結果に基づき、自体の位置情報を獲得することができる。
図18Cは、一実施形態による電子デバイスが、アンカーデバイスに対する電子デバイスの位置情報を獲得するために利用する具体的な計算過程について説明するための図面である。
図18Cに図示されているように、電子デバイス位置確認システムにおいて、アンカーデバイスの位置を知っており、電子デバイスの位置が推定される前である場合、該アンカーデバイスから該電子デバイスまでの距離d1,d2,d3,d4、及び開始子アンカーデバイスに対する電子デバイスのクロックドリフトRは、知られていない値(unknown values)でもある。一実施形態による電子デバイスは、該開始子アンカーデバイスに対する電子デバイスのクロックドリフトによる誤差Rを利用し、メッセージ受信時点間の差値と、事前に決定されたスロット間隔値とを、開始子アンカーデバイスのクロックを基準に補正し、補正された値を、到着時間差(TDoA)測定に利用することができる。
電子デバイス1805は、第1アンカーデバイス1801から電子デバイス1805に、第1メッセージが伝達されるのに必要となる時間t1*Rと、第2アンカーデバイス1802から電子デバイス1805に、第2メッセージが伝達されるのに必要となる時間(t2-S)*Rとの差(t2-t1-S)*Rから、第1アンカーデバイス1801と電子デバイス1805との距離d2と、第2アンカーデバイス1802と電子デバイス1805との距離d1との差(d2-d1)を導き出すことができる。図18Cに図示されているように、(t2-t1-S)*R=(d2-d1)/cとの表される。
電子デバイス1805は、第1アンカーデバイス1801から電子デバイス1805にメッセージが伝達されるのに必要となる時間t1*Rと、第3アンカーデバイス1803から電子デバイス1805にメッセージが伝達されるのに必要となる時間(t3-2S)*Rとの差(t3-t1-2S)*Rから、第1アンカーデバイス1801と電子デバイス1805との距離d1と、第3アンカーデバイス1803と電子デバイス1805との距離d3との差(d3-d1)を導き出すことができる。図18Cに図示されているように、(t3-t1-2S)*R=(d3-d1)/cとも表される。
電子デバイス1805は、第1アンカーデバイス1801から電子デバイス1805にメッセージが伝達されるのに必要となる時間t1*Rと、第4アンカーデバイス1804から電子デバイス1805にメッセージが伝達されるのに必要となる時間(t4-3S)*Rとの差(t4-t1-3S)*Rから、第1アンカーデバイス1801と電子デバイス1805との距離d1と、第4アンカーデバイス1804と電子デバイス1805との距離d4との差(d4-d1)を導き出すことができる。図18Cに図示されているように、(t4-t1-3S)*R=(d4-d1)/cとも表される。
また、図18Cを参照すれば、知らない変数の個数を減らすために、第1アンカーデバイスと電子デバイスとの距離d1は、第1アンカーデバイス1801の位置情報(x1,y1)、及び電子デバイス1805の位置情報(xm,ym)を利用しても表される。
第2アンカーデバイスと電子デバイスとの距離d2は、第2アンカーデバイス1802の位置情報(x2,y2)、及び電子デバイス1805の位置情報(xm,ym)を利用しても表される。第3アンカーデバイスと電子デバイスとの距離d3は、第3アンカーデバイス1803の位置情報(x3,y3)、及び電子デバイス1805の位置情報(xm,ym)を利用しても表される。第4アンカーデバイスと電子デバイスとの距離d4は、第4アンカーデバイス1804の位置情報(x4,y4)、及び電子デバイス1805の位置情報(xm,ym)を利用しても表現される。
結果的としては、図18Cに図示されているように、電子デバイス1805は、3個の新たな到着時間差(TDoA)数式から、変数R,xm,ymを導き出すことができる。
前述のように、電子デバイスは、本開示の多様な実施形態により、到着時間差(TDoA)を遂行することができる。従って、一実施形態による電子デバイスは、アンカーデバイスから受信されるメッセージに基づき、レンジングを行う到着時間差(TDoA)方式を決定することができる。
一実施形態による電子デバイスは、第1アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数、及び該第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数に基づき、該電子デバイスの位置情報を獲得するための方式を決定することができる。このとき、該第1アンカーデバイスは、マスターアンカーデバイスまたは開始子アンカーデバイスでもある。一実施形態による電子デバイスは、1つのレンジングラウンド内において、該第1アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数がm(mは、自然数である)であるか否かということ、及び第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数がn(nは、自然数である)以上であるか否かということに基づき、該電子デバイスの位置情報を獲得するための方式を決定することができる。
一例として、電子デバイスが、二次元位置情報を獲得するためには、第1アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数が2であるか否かということ、及び第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数が4以上であるか否かということに基づき、該電子デバイスの位置情報を獲得するための方式を決定することができる。他の例として、該電子デバイスが、三次元位置情報を獲得するためには、第1アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数が2であるか否かということ、及び第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数が5以上であるか否かということに基づき、該電子デバイスの位置情報を獲得するための方式を決定することができる。
図19は、一実施形態による電子デバイスの動作方法のフローチャートを図示する。図19は、一実施形態による電子デバイスが、自体の二次元位置情報を獲得するための方式を決定する方法の例を図示する。
図19に図示されているように、段階S1910において、一実施形態による電子デバイスは、1つのレンジングラウンド内において、第1アンカーデバイスから受信されたメッセージの数Mが2であるか否かということ、及び第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数Nが4以上であるか否かということを決定することができる。
Mが2であり、Nが4以上である場合、段階S1931において電子デバイスは、第1レンジング方式を利用し、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。該第1レンジング方式とは、例えば、図4ないし図15を参照して説明した到着時間差(TDoA)アルゴリズムでもある。第1レンジング方式によれば、該電子デバイスは、第1アンカーデバイスからレンジング開始メッセージ(RIM)を受信した時点、第2アンカーデバイス及び第3アンカーデバイスからレンジング応答メッセージ(RRM)を受信した時点、並びに第1アンカーデバイスからレンジング終了メッセージ(RFM)を受信した時点に基づき、自体の位置情報を獲得することができる。
段階S1920において、一実施形態による電子デバイスは、Mが2より小さいか否かということ、及びNが4以上であるか否かということを判断することができる。
Mが2より小さく、Nが4以上である場合、段階S1932において電子デバイスは、第2レンジング方式を利用し、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。該第2レンジング方式とは、例えば、図16ないし図18Cを参照して説明した到着時間差(TDoA)アルゴリズムでもある。該第2レンジング方式によれば、該電子デバイスは、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスのそれぞれから、第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージを受信した時点に基づき、自体の位置情報を獲得することができる。
もしレンジングラウンド内において、アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数が4個未満である場合、段階S1940において、電子デバイスは、レンジング失敗と判断することができる。
図19は、一実施形態による電子デバイスが、自体の二次元位置情報を獲得するための方式を決定する方法の例を図示するので、本開示の多様な実施形態は、図19に図示された例に制限されるものではない。例えば、一実施形態による電子デバイスが、自体の三次元位置情報を獲得するためには、段階S1910において、第1アンカーデバイスから受信されたメッセージの数Mが2であるか否かということ、及び第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数Nが5以上であるか否かということを決定することができる。そして、一実施形態による電子デバイスは、段階S1920において、Mが2より小さいか否かということ、及びNが5以上であるか否かということを判断することができる。
図20は、一実施形態による電子デバイスのブロック図を図示する。
本開示の多様な実施形態による電子デバイス2000は、固定型端末でもあり、移動型端末でもある。電子デバイス2000は、例えば、スマートフォン、ナビゲーション、コンピュータ、デジタル放送用端末、スマート家電、人工知能スピーカ、PDA、PMP、スマートキー及びウェアラブルデバイスのうち少なくとも一つでもあるが、それらに限定されるものではない。電子デバイス2000は、無線通信方式または有線通信方式を利用し、ネットワークを介し、他のデバイス及び/またはサーバと通信することができる。
図20を参照すれば、本開示の多様な実施形態による電子デバイス2000は、通信部2010、プロセッサ2020及びメモリ2030を含むものでもある。しかしながら、図20に図示された構成要素より多いか、あるいはそれよりも少ない構成要素により、電子デバイス2000が具現されうる。
図20においては、電子デバイス2000が、1つのプロセッサを含むように図示されているが、本実施形態は、それに制限されるものではなく、電子デバイス2000は、複数のプロセッサを含むものでもある。以下、敍述されるプロセッサ2020の動作及び機能の少なくとも一部は、複数のプロセッサによっても遂行される。図20に図示された電子デバイス2000は、本開示の多様な実施形態による動作方法を遂行することができ、図2ないし図19に係わる説明が適用されうる。従って、前述の重複内容は、省略する。
本開示の一実施形態による通信部2010は、他のデバイスまたはネットワークと有無線通信を行うことができる。そのために、通信部2010は、多様な有無線通信方法のうち少なくとも一つを支援する通信モジュールを含むものでもある。例えば、該通信モジュールは、チップセット(chipset)の形態でもあり、あるいは通信に必要な情報を含むステッカ/バーコード(例:NFC(near field communication)タグを含むステッカ)などでもある。
該無線通信は、例えば、セルラ通信、Wi-Fi(wireless fidelity)、Wi-Fi direct、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、超広帯域通信(UWB:ultra wide band)またはNFCのうち少なくとも一つを含むものでもある。該有線通信は、例えば、USB(universal serial bus)またはHDMI((登録商標)high definition multimedia interface)のうち少なくとも一つを含むものでもある。
本開示の一実施形態によるプロセッサ2020は、メモリ2030に保存されたプログラムを実行することにより、電子デバイス2000の全体的な動作を制御し、CPU(central processing unit)、GPU(Graphic Processing Unit)のようなプロセッサを、少なくとも1以上含むものでもある。プロセッサ2020は、超広帯域通信(UWB)レンジングを実行するために、電子デバイス2000に含まれた他の構成を制御しうる。プロセッサ2020が、電子デバイス2000の全体的な動作を制御し、位置確認(positioning)を遂行する具体的な方法については、図4、図16または図19に係わる説明が適用されうるが、重複説明は、省略する。
一実施形態によるプロセッサ2020は、周囲の複数アンカーデバイスとの信号交換を介し、電子デバイス2000の位置情報を獲得することができる。
一実施形態よれば、プロセッサ2020は、第1アンカーデバイスから伝送される開始メッセージを受信するように、通信部2010を制御することができる。このとき、該開始メッセージを伝送する第1アンカーデバイスは、開始子アンカーデバイスでもある。
一例として、一実施形態による電子デバイスが含まれるレンジングシステムは、バックエンドコントローラを含まないのである。このとき、開始メッセージは、第2アンカーデバイスが、応答メッセージを伝送するために利用されるスロットインデックスをスケジューリング情報として含むものでもある。該開始メッセージは、第2アンカーデバイスを含む少なくとも1つのアンカーデバイスのアドレスをさらに含むものでもある。
他の例として、一実施形態による電子デバイスが含まれるレンジングシステムは、バックエンドコントローラを含むものでもある。このとき、開始メッセージ、応答メッセージ及び終了メッセージは、該バックエンドコントローラによってスケジューリングされうる。従って、該開始メッセージに、スロットインデックスが含まれないのである。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第2アンカーデバイスから、該第2アンカーデバイスの第1応答時間に係わる情報を受信するように、通信部2010を制御することができる。該第1応答時間に係わる情報は、該第2アンカーデバイスが開始メッセージを受信した時点から、応答メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含むものでもある。一実施形態によるプロセッサ2020は、開始メッセージに応答し、該第2アンカーデバイスから伝送される応答メッセージを受信するように、通信部2010を制御することができる。
一例として、応答メッセージは、第2アンカーデバイスの第1応答時間に係わる情報を含むものでもある。他の例として、該応答メッセージには、STSが含まれ、該第1応答時間に係わる情報は、含まれないのである。該第1応答時間に係わる情報は、該応答メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1アンカーデバイスから、第2アンカーデバイスに係わる第2応答時間に係わる情報を受信するように、通信部2010を制御することができる。該第2応答時間に係わる情報は、該第1アンカーデバイスが応答メッセージを受信した時点から、終了メッセージを伝送する時点までの時間に係わる情報を含むものでもある。一実施形態によるプロセッサ2020は、該第1アンカーデバイスから伝送される終了メッセージを受信するように、通信部2010を制御することができる。
一例として、終了メッセージは、第2アンカーデバイスに係わる第2応答時間を含むものでもある。他の例として、該終了メッセージには、STSが含まれ、該第2応答時間に係わる情報は、含まれないのである。該第2応答時間に係わる情報は、終了メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。
また、一実施形態によるプロセッサ2020は、第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報をさらに受信するように、通信部2010を制御することができる。
一例として、第2アンカーデバイスに対する第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報は、終了メッセージに含まれても伝送される。しかしながら、本開示は、それに制限されるものではなく、該第2アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報は、該終了メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。該第2アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの往復時間は、該第1アンカーデバイスが開始メッセージを伝送した時点から、該第2アンカーデバイスから応答メッセージを受信する時点までの時間を意味しうる。
他の例として、第3アンカーデバイスに対する第1アンカーデバイスの往復時間に係わる情報が、終了メッセージに含まれても伝送される。しかしながら、本開示は、それに制限されるものではなく、該第3アンカーデバイスに係わる往復時間に係わる情報は、該終了メッセージとは別途のメッセージに含まれても伝送される。該第3アンカーデバイスは、該第1アンカーデバイスによって伝送された開始メッセージを受信する複数のアンカーデバイスのうち、開始メッセージに対して一番先に応答メッセージを伝送したアンカーデバイスでもある。該第3アンカーデバイスに係わる往復時間は、該第1アンカーデバイスが開始メッセージを伝送した時点から、該第3アンカーデバイスから応答メッセージを受信する時点までの時間を意味しうる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第3アンカーデバイスに対する第1アンカーデバイスの往復時間、該第3アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの応答時間、及び他のアンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの応答時間を利用し、他のアンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの往復時間を計算することができる。例えば、プロセッサ2020は、該第3アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの往復時間、及び該第3アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの応答時間の和から、第2アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの応答時間を減算することにより、該第2アンカーデバイスに対する該第1アンカーデバイスの往復時間を計算することができる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1アンカーデバイスと電子デバイスとの第1距離と、第2アンカーデバイスと該電子デバイスとの第2距離の差に係わる情報を獲得することができる。該電子デバイスは、第1距離と第2距離との差に基づき、該電子デバイスの位置情報を獲得することができる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、開始メッセージ、応答メッセージ及び終了メッセージのうち少なくとも一つを受信した時点に係わる情報、第1応答時間に係わる情報、並びに第2応答時間に係わる情報に基づき、第1距離と第2距離との差に係わる情報を獲得することができる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1距離と第2距離との差に係わる情報を獲得するために、第1アンカーデバイスから電子デバイスへのメッセージ到着時間と、第2アンカーデバイスから該電子デバイスへのメッセージ到着時間との到着時間差(TDoA)を計算することができる。
到着時間差(TDoA)は、第2アンカーデバイスの第1応答時間、電子デバイスの開始メッセージ受信時点から応答メッセージ受信時点までの時間差、第1アンカーデバイスの第2応答時間、及び前記電子デバイスの応答メッセージ受信時点から、前記終了メッセージ受信時点までの時間差に基づいても計算される。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1距離と第2距離との差に係わる情報を獲得するために、電子デバイス、第1アンカーデバイス及び第2アンカーデバイスのうち少なくとも1つのデバイスのクロックに基づく補正を行うことにより、該第1距離と該第2距離との差を計算することができる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1アンカーデバイス及び第2アンカーデバイスだけではなく、3以上のアンカーデバイス間において信号を送受信することにより、到着時間差(TDoA)結果を獲得することができる。プロセッサ2020は、該到着時間差(TDoA)結果に基づき、アンカーデバイスに係わる相対的な位置を獲得することができる。
一方、他の一実施形態によれば、電子デバイス2000は、マスターアンカーデバイスまたは開始子アンカーデバイスからのメッセージ受信に依存せず、位置情報を獲得することができる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1アンカーデバイスから第1メッセージを受信し、第2アンカーデバイスから第2メッセージを受信し、第3アンカーデバイスから第3メッセージを受信し、第4アンカーデバイスから第4メッセージを受信することができる。他の一実施形態によるプロセッサ2020は、第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージを受信した時点に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスの位置情報、及びスロット間隔をさらに考慮し、アンカーデバイスからメッセージを受信した時点に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。プロセッサ2020は、該アンカーデバイスからメッセージを受信した時点、該アンカーデバイスの位置情報、及びメッセージが伝送されるスロット間隔に基づき、該電子デバイスの位置情報を獲得することができる。
一実施形態によれば、アンカーデバイス間のクロックドリフト補正、またはクロックドリフトによる誤差補正が行われうる。一実施形態によれば、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスのうち1つのクロックに基づき、他のアンカーデバイスが、クロックドリフト、またはクロックドリフトによる誤差を補正することができる。例えば、該第2アンカーデバイス、該第3アンカーデバイス及び該第4アンカーデバイスは、該第1アンカーデバイスのクロックに基づき、クロックを補正し、補正されたクロックに基づき、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージをそれぞれ伝送することができる。
また、一実施形態によれば、アンカーデバイス間のスロットタイミング同期化が行われうる。一実施形態によれば、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスのうち1つのスロットタイミングに基づき、他のアンカーデバイスが、自体のメッセージ伝送タイミングを計算することができる。
一実施形態による第1アンカーデバイスは、第1スロット内において、第1メッセージを伝送し、第2アンカーデバイスは、第2スロット内において、第2メッセージを伝送することができる。このとき、該第1アンカーデバイスと該第2アンカーデバイスとのスロットタイミング同期化に基づき、該第2アンカーデバイスは、該第1アンカーデバイスの該第1メッセージの伝送時点から、1つのスロット間隔後、該第2メッセージを伝送することができる。例えば、該第1アンカーデバイスが該第1メッセージを、第1スロットの開始時点に伝送すれば、該第2アンカーデバイスも、該第2スロットの開始時点に第2メッセージを伝送することができる。また、該第2アンカーデバイス以外の他のアンカーデバイスも、該第1アンカーデバイスのメッセージ伝送タイミング(または、スロットタイミング)に基づき、割り当てられたスロットの開始時点にメッセージを伝送することができる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、正確な位置情報を獲得するために、開始子アンカーデバイス(または、マスターアンカーデバイス)のクロックと、電子デバイスのクロックとの差を獲得し、獲得されたクロックの差に基づき、クロックドリフトを補正するか、あるいはクロックドリフトによる誤差を補正することができる。
また、一実施形態によるプロセッサ2020は、少なくとも1つのアンカーデバイスの位置情報を受信し、受信されたアンカーデバイスの位置情報に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。
一方、一実施形態による電子デバイス2000は、アンカーデバイスとの通信状態によってレンジングを行う到着時間差(TDoA)アルゴリズムを適応的に決定しうる。
一実施形態によるプロセッサ2020は、第1アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数、及び第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数に基づき、電子デバイスの位置情報を獲得するためのレンジング方式を決定することができる。このとき、該第1アンカーデバイスは、該マスターアンカーデバイスまたは該開始子アンカーデバイスでもある。
例えば、プロセッサ2020は、1つのレンジングラウンド内において、第1アンカーデバイスから受信されたメッセージの数Mが2であるか否かということ、及び第1アンカーデバイスを含む複数のアンカーデバイスから受信されるメッセージの総個数Nが4以上であるか否かということを決定することができる。
Mが2であり、Nが4以上である場合、プロセッサ2020は、第1レンジング方式を利用し、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。例えば、該第1レンジング方式によれば、該電子デバイスは、第1アンカーデバイスからレンジング開始メッセージ(RIM)を受信した時点、第2アンカーデバイス及び第3アンカーデバイスからレンジング応答メッセージ(RRM)を受信した時点、並びに第1アンカーデバイスからレンジング終了メッセージ(RFM)を受信した時点に基づき、自体の位置情報を獲得する到着時間差(TDoA)アルゴリズムを利用することができる。
一方、Mが2より小さく、Nが4以上である場合、プロセッサ2020は、第2レンジング方式を利用し、電子デバイスの位置情報を獲得することができる。例えば、該第2レンジング方式によれば、該電子デバイスは、第1アンカーデバイス、第2アンカーデバイス、第3アンカーデバイス及び第4アンカーデバイスのそれぞれから、第1メッセージ、第2メッセージ、第3メッセージ及び第4メッセージを受信した時点に基づき、自体の位置情報を獲得する到着時間差(TDoA)アルゴリズムを利用することができる。もしレンジングラウンド内において、アンカーデバイスから受信されるメッセージの個数が4個未満である場合、プロセッサ2020は、レンジング失敗と判断することができる。
前述の本開示の多様な実施形態は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(computer-readable storage media)に保存された命令語を含むS/W(software)プログラムによっても具現される。
コンピュータは、記録媒体から保存された命令語を呼び出し、呼び出された命令語により、開示された実施形態による動作が可能である装置であり、開示された実施形態による映像伝送装置及び映像受信装置を含むものでもある。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、非一時的(non-transitory)記録媒体の形態にも提供される。ここで、「非一時的」は、記録媒体が信号を含まず、実在(tangible)するということを意味するのみ、データが記録媒体に半永久的または臨時に保存されることを区分するものではない。
また、開示された実施形態による電子装置または方法は、コンピュータプログラム製品(computer program product)に含まれても提供される。該コンピュータプログラム製品は、商品として、販売者と購入者との間においても取り引きされる。
該コンピュータプログラム製品は、S/Wプログラム、S/Wプログラムが保存されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含むものでもある。例えば、該コンピュータプログラム製品は、電子装置の製造社または電子マーケット(例;Googleプレイストア、アプリストア)を介して電子的に配布されるS/Wプログラム形態の商品(例:ダウンローダブルアプリ)を含むものでもある。電子的配布のために、S/Wプログラムの少なくとも一部は、記録媒体に保存されるか、あるいは臨時に生成されうる。その場合、該記録媒体は、製造社のサーバ、電子マーケットのサーバ、またはSWプログラムを臨時に保存する中継サーバの記録媒体になりうる。
該コンピュータプログラム製品は、サーバ及び端末(例;レンジング電子デバイス)によって構成されるシステムにおいて、該サーバの記録媒体、該または端末の記録媒体を含むものでもある。または、該サーバまたは該端末と通信連結される第3装置(例:スマートフォン)が存在する場合、該コンピュータプログラム製品は、該第3装置の記録媒体を含むものでもある。または、該コンピュータプログラム製品は、該サーバから該端末または該第3装置に伝送されるか、あるいは該第3装置から該端末に伝送されるS/Wプログラム自体を含むものでもある。
その場合、サーバ、端末及び第3装置のうち一つが、コンピュータプログラム製品を実行し、開示された実施形態による方法を遂行することができる。または、該サーバ、該端末及び該第3装置のうち2以上が、該コンピュータプログラム製品を実行し、開示された実施形態による方法を分散させて実施することができる。
例えば、サーバ(例:クラウドサーバまたは人工知能サーバなど)が、該サーバに保存されたコンピュータプログラム製品を実行し、サーバと通信連結された端末が、開示された実施形態による方法を遂行するように制御することができる。
他の例として、第3装置がコンピュータプログラム製品を実行し、第3装置と通信連結された端末が、開示された実施形態による方法を遂行するように制御することができる。具体的な例として、該第3装置は、レンジングデバイスを遠隔制御し、該レンジングを実行するように制御することができる。
第3装置がコンピュータプログラム製品を実行する場合、該第3装置は、サーバからコンピュータプログラム製品をダウンロードし、ダウンロードされたコンピュータプログラム製品を実行することができる。または、該第3装置はプレロードされた状態で提供された該コンピュータプログラム製品を実行し、開示された実施形態による方法を遂行することもできる。
本開示は、その特定の実施形態について特に示されて説明されているが、添付された特許請求の範囲、及びそれに準ずるところから逸脱することなく、当業者により、さまざまな形態と詳細との変更が行われると理解される。