JP7831434B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
車両の制御装置Info
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Description
以下、車両の制御装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に示すように、車両500は、内燃機関10を備えている。内燃機関10は、車両500の駆動源である。
内燃機関10は、吸気通路20と、スロットルバルブ21と、複数の燃料噴射弁22と、を備えている。吸気通路20は、各気筒12に吸入空気を導入するための通路である。吸気通路20は、各気筒12に接続している。スロットルバルブ21は、吸気通路20の途中に位置している。スロットルバルブ21は、吸入空気量GAを調節する。燃料噴射弁22は、気筒12毎に設けられている。燃料噴射弁22は、吸気通路20における、スロットルバルブ21に対して下流側に位置している。燃料噴射弁22は、燃料を噴射する。燃料噴射弁22が噴射した燃料は、吸気通路20を介して気筒12内に至る。すなわち、燃料噴射弁22は、気筒12内に供給するための燃料を噴射する。
車両500は、アクセルセンサ91と、車速センサ92と、イグニッションスイッチ93と、を備えている。アクセルセンサ91は、車両500におけるアクセルペダルの踏み込み量をアクセル操作量ACCとして検出する。車速センサ92は、車両500の走行速度を車速SPとして検出する。これらの各センサは、それぞれが検出した情報に応じた信号を後述の制御装置100に繰り返し出力する。イグニッションスイッチ93は、車両500の起動用のスイッチである。イグニッションスイッチ93は、乗員の操作に応じた信号Yを後述の制御装置100に出力する。
車両500は、制御装置100を備えている。制御装置100は、CPU101と、メモリ102と、を備えている。メモリ102は、CPU101が実行するべき処理が記述された各種のプログラムを予め記憶している。CPU101は、メモリ102が記憶しているプログラムを実行することにより内燃機関10を制御する。なお、メモリ102には、RAM、ROM、及び電気的に書き換え可能な不揮発性タイプの3種が存在している。
CPU101は、1トリップ中、基本的には通常処理によって内燃機関10を制御する。CPU101は、通常処理では、アクセル操作量ACC及び車速SPなどに基づいて、内燃機関10の目標トルクを算出する。そして、CPU101は、目標トルクが得られるように、スロットルバルブ21の開度を調整したり、燃料噴射弁22から燃料を噴射させたり、点火プラグ19による点火を行ったりする。そのことで、CPU101は、気筒12内で混合気を燃焼させる。通常処理において、CPU101は、目標トルクの算出と、目標トルクに基づく各種部位の制御とを繰り返す。そのことで、CPU101、各気筒12で混合気の燃焼を繰り返す。
CPU101は、フラグ設定処理を実行可能である。フラグ設定処理は、禁止フラグのオンオフをセットするための処理である。禁止フラグは、燃料カットの開始の禁止を示すフラグである。禁止フラグがオフであることは、燃料カットの開始を許可することを意味する。禁止フラグがオンであることは、燃料カットの開始を禁止することを意味する。
ステップS370において、CPU101は、フィルタ温度TFが判定温度TK以下であるか否かを判定する。メモリ102は、判定温度TKを予め記憶している。本実施形態の判定温度TKは、500度である。判定温度TKは、フィルタ34でのPM燃焼が可能でありながらもフィルタ34が損傷する温度よりは相当に低い温度として、例えば実験又はシミュレーションで予め定められている。CPU101は、最新のフィルタ温度TFが判定温度TKよりも高い場合(ステップS370:NO)、再度ステップS370の処理を実行する。CPU101は、フィルタ温度TFが判定温度TK以下になるまでステップS370の処理を繰り返す。そして、CPU101は、フィルタ温度TFが判定温度TK以下になると(ステップS370:YES)、フィルタ設定処理の一連の処理を終了する。そして、CPU101は、再度ステップS310の処理を実行する。
CPU101は、実行用処理を実行可能である。実行用処理は、燃料カットを実行するための処理である。CPU101は、1トリップ中、燃料カットの実行条件が不成立状態から成立状態に切り替わると、実行用処理を開始する。燃料カットの実行条件は、次の3つの要件を全て満たしていることである。第1要件は、車両500が減速中であることである。第2要件は、機関回転速度が復帰回転速度以上であることである。第3要件は、禁止フラグがオフであることである。CPU101は、車速SP、機関回転速度、及び禁止フラグといった、各要件を判断する上で必要なパラメータの最新の情報に基づいて、燃料カットの実行条件の成立可否を随時判断する。そして、CPU101は、燃料カットの実行条件が成立状態に切り替わる度に、実行用処理を開始する。なお、CPU101は、第1要件の成立可否については、アクセル操作量ACCに基づいて判断してもよい。この場合、CPU101は、アクセル操作量ACCがゼロよりも大きい状態からアクセル操作量ACCがゼロに切り替わったことをもって車両500が減速を開始した、すなわち車両500は減速中であると判断できる。第2要件における復帰回転速度は、燃料カットの後に燃料噴射及び混合気の燃焼を再開したときに、内燃機関10のストールを回避できる値として予め定められている。
上記時間マップに定められている、各フィルタ温度TF及び各PM堆積量DAの組み合わせに対応する様々な許容時間Hのうち、最も長い許容時間Hを最長許容時間と呼称する。所定時間Pは、最長許容時間よりも長い時間に設定されている。
以下の説明では、車両500の減速中、燃料カットの実行条件における第2要件は常に満たされているものとする。
(1)上記実施形態の作用に記載したとおり、燃料カットが繰り返される状況下では、PMの燃焼に伴いフィルタ温度TFが徐々に高まる。燃料カットを継続する許容時間Hを設定しているとはいえ、燃料カットを繰り返す状況がそのまま続くと、やがてはフィルタ34が過昇温するおそれがある。さて、燃料カットを継続する許容時間Hを設定する場合、フィルタ34の過昇温抑制に有利である一方で、燃料カットを中断する機会も生じることになる。仮に、比較的短い期間の中で燃料カットの中断を繰り返すと、乗員が意図しないにもかかわらず、車両500の減速中に当該減速の度合いの変化が繰り返されることになる。このことから、比較的短い期間の中で燃料カットの中断を繰り返すと、乗員が違和感を覚えるおそれがある。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・時間マップは、表またはグラフに限らず、数式でもよい。
・フィルタ温度TFの算出方法は、上記実施形態の例に限定されない。フィルタ温度TFを適切に算出できるのであれば当該フィルタ温度TFの算出手法は問わない。
Claims (4)
- 気筒内に供給するための燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記気筒から排出される排気中の粒子状物質を捕集するフィルタと、を有する内燃機関を備えた車両に適用され、
前記車両の減速中に前記燃料噴射弁による燃料噴射を停止する燃料カットを行うことと、
前記燃料カットを開始してからの継続時間が予め定められた許容時間よりも長くなった場合に前記燃料カットを中断することと、
予め定められた所定時間内において、前記燃料カットを中断する回数が予め定められた所定回数に至った場合、前記フィルタの温度が予め定められた判定温度以下になるまで前記燃料カットの開始を禁止することと、
を実行する
車両の制御装置。 - 同一の前記フィルタの温度に関して、前記フィルタに堆積している粒子状物質の堆積量が第1堆積量の場合、前記堆積量が前記第1堆積量よりも少ない第2堆積量の場合に比べて前記許容時間を短く設定し、
同一の前記堆積量に関して、前記フィルタの温度が第1温度の場合、前記フィルタの温度が前記第1温度よりも低い第2温度の場合に比べて前記許容時間を短く設定する
請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記所定時間は、1秒以上、20秒以下の範囲内で定められている
請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記判定温度は、400度以上、600度以下の範囲内で定められている
請求項1に記載の車両の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2023125536A JP7831434B2 (ja) | 2023-08-01 | 2023-08-01 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2023125536A JP7831434B2 (ja) | 2023-08-01 | 2023-08-01 | 車両の制御装置 |
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| JP2025021662A JP2025021662A (ja) | 2025-02-14 |
| JP7831434B2 true JP7831434B2 (ja) | 2026-03-17 |
Family
ID=94537840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2023125536A Active JP7831434B2 (ja) | 2023-08-01 | 2023-08-01 | 車両の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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2023
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