JP7836723B2 - 接合構造 - Google Patents
接合構造Info
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Description
かかる特許文献1記載の接合構造では、一対の鋼板端部の夫々が当該鋼板の面内方向において上記突き合せ方向と交差する幅方向に沿って直線状に形成されている。よって、これら一対の鋼板端部を突き合せた状態では、一対の鋼板端部の夫々に形成されたボルト挿通孔は、直線状の境界部を挟んで上記突き合せ方向の両側に配置されることになる。そして、一対の鋼板端部の夫々が、境界部を挟んで両側に配置されたボルト挿通孔に挿通されたボルトによりスプライスプレートに締結される。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、同一平面内で所定の突き合せ方向に突き合せられた一対の鋼板端部同士を、スプライスプレートを介してボルトにより接合する接合構造において、意匠性を向上しながら一対の鋼板端部同士を良好に接合することができる技術を提供する点にある。
前記一対の鋼板端部の夫々に、前記鋼板の面内方向において前記突き合せ方向と交差する幅方向に並設された複数の凸部からなる櫛歯部が形成されていると共に、当該一対の鋼板端部が、前記櫛歯部を互いに噛み合わせた状態で突き合せられており、
前記複数の凸部の夫々にボルト挿通孔が形成されており、当該ボルト挿通孔に挿通されたボルトにより前記一対の鋼板端部の夫々が前記スプライスプレートに締結されている点にある。
従って、本発明により、同一平面内で所定の突き合せ方向に突き合せられた一対の鋼板端部同士を、スプライスプレートを介してボルトにより接合する接合構造において、意匠性を向上しながら一対の鋼板端部同士を良好に接合することができる技術を提供することができる。
そして、上記突き合せ方向において、一対の鋼板端部の夫々の櫛歯部が存在する範囲内に、スプライスプレートが収まることになるので、これらを外部から容易に隠蔽することができる。
先ず、本実施形態の接合構造Xの基本構成を図1及び図2に基づいて説明する。
接合構造Xは、同一平面内で所定の突き合せ方向D1に突き合せられた一対の鋼板である第1鋼板1及び第2鋼板2の夫々の端部1a,2a同士を、スプライスプレート7を介してボルト4及びナットにより接合するための構造である。
尚、図1は、これらを接合する前に、同一平面内にある第1鋼板1の端部1aと第2鋼板2の端部2aとを、上記突き合せ方向D1に突き合せて配置した状態を表している。また、図2は、このように配置された第1鋼板1の端部1aと第2鋼板2の端部2aとを接合した後の状態を表している。
そして、接合構造Xは、意匠性を向上しながら第1鋼板1と第2鋼板2の端部1a,2a同士を良好に接合するための特徴構成を採用しており、以下にその詳細を説明する。
このように配置されたスプライスプレート7に対し、一対の鋼板1,2の端部1a,2aの夫々が、複数の凸部1Aa,2Aaの夫々に形成されたボルト挿通孔1B,2B及びスプライスプレート7に形成された夫々のボルト挿通孔7Bに挿通された複数のボルト4及びナットにより締結される。
尚、スプライスプレート7は一対の鋼板1,2の端部1a,2aの片面にのみ設けることもできるが、図2に示すように、一対の鋼板1,2の端部1a,2aの両面にスプライスプレート7を配置することで、強固な接合が実現されている。
上述した接合構造X(図1及び図2を参照)の適用例として、第1実施例の接合構造X1の構成を図2及び図3に基づいて説明する。
尚、以下の説明において、上述した接合構造X(図1及び図2を参照)と同様の構成については詳細な説明は割愛する場合がある。
即ち、接合構造X1では、耐風梁10の下面側に固設された鋼板である下ガセットプレート13の下端部13aと、鋼板である下マリオン材20の上端部20aとが、耐風梁10の延在方向と直交する同一鉛直面内において鉛直方向である突き合せ方向D1に突き合せられており、両面に設けられた一対のスプライスプレート27を介してボルト24及びナットにより接合されている。
そして、下ガセットプレート13の下端部13aと下マリオン材20の上端部20aとが、互いの櫛歯部13A,20Aを互いに噛み合わせた状態で上記突き合せ方向D1に沿って突き合せられる。
そして、当該複数の凸部13Aa,20Aaに形成されたボルト挿通孔13B,20B及び当該スプライスプレート27に形成されたボルト挿通孔27Bに挿通されたボルト24及びナットにより、下ガセットプレート13及び下マリオン材20の一対の端部13a,20a同士が接合される。
上述した接合構造X(図1及び図2を参照)の適用例として、第2実施例の接合構造X2の構成を図5及び図6に基づいて説明する。
尚、以下の説明において、上述した接合構造X(図1及び図2を参照)と同様の構成については詳細な説明は割愛する場合がある。
即ち、接合構造X2では、手摺30が有する鋼板である支柱プレート31の下方奥側(図5の下方左側)の端部31aと、縦胴縁41に固設されたブラケット42の手前側(図5の右側)の端部42aとが、複数の支柱プレート31の並設方向(図6の左右方向)と直交する同一鉛直面内において水平方向である突き合せ方向D1に突き合せられており、両面に設けられた一対のスプライスプレート47を介してボルト44及びナットにより接合されている。
そして、支柱プレート31の下方奥側端部31aとブラケット42の手前側端部42aとが、互いの櫛歯部31A,42Aを互いに噛み合わせた状態で上記突き合せ方向D1に沿って突き合せられる。
そして、当該複数の凸部31Aa,42Aaに形成されたボルト挿通孔31B,42B及び当該スプライスプレート47に形成されたボルト挿通孔47Bに挿通されたボルト44及びナットにより、支柱プレート31の及びブラケット42の一対の端部31a,42a同士が接合される。
また、手摺30の支柱プレート31の中間部分には、上記接合構造X1の上方を覆う水平姿勢で支柱プレート31から腰壁40に向けて突出する鋼板である見切材32が固設されている。尚、接合構造X2の構成を限定するものではないが、図6に示すように、手摺30の支柱プレート31及び縦胴縁41のブラケット42が複数並設されており、夫々の接合部において接合構造X2が適用されている。更に、見切材32及び複数の支柱プレート31の手前側端部を含む鉛直面に沿って仕上げ材49が設けられており、この見切り材32及び仕上げ材49により、腰壁40と支柱プレート31との間に収容された接合構造X2が覆い隠されている。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
1A,2A 櫛歯部
1Aa,1Ab 凸部
1Ab,2Ab 基端部
1B,2B ボルト挿通孔
1a,2a 端部
4 ボルト
7 スプライスプレート
13 下ガセットプレート(鋼板)
13A 櫛歯部
13Aa 凸部
13Ab 基端部
13B ボルト挿通孔
13a 下端部(鋼板端部)
20 下マリオン材(鋼板)
20A 櫛歯部
20Aa 凸部
20Ab 基端部
20B ボルト挿通孔
20a 上端部(鋼板端部)
24 ボルト
27 スプライスプレート
31 支柱プレート(鋼板)
31A 櫛歯部
31Aa 凸部
31Ab 基端部
31B ボルト挿通孔
31a 下方奥側端部(鋼板端部)
42 ブラケット(鋼板)
42A 櫛歯部
42Aa 凸部
42Ab 基端部
42B ボルト挿通孔
42a 手前側端部(鋼板端部)
44 ボルト
47 スプライスプレート
D1 突き合せ方向
D2 幅方向
X 接合構造
X1 接合構造
X2 接合構造
Claims (3)
- 同一平面内で所定の突き合せ方向に突き合せられた一対の鋼板端部同士を、スプライスプレートを介してボルトにより接合する接合構造であって、
前記一対の鋼板端部の夫々に、前記鋼板の面内方向において前記突き合せ方向と交差する幅方向に並設された複数の凸部からなる櫛歯部が形成されていると共に、当該一対の鋼板端部が、前記櫛歯部を互いに噛み合わせた状態で突き合せられており、
前記複数の凸部の夫々にボルト挿通孔が形成されており、当該ボルト挿通孔に挿通されたボルトにより前記一対の鋼板端部の夫々が前記スプライスプレートに締結されている接合構造。 - 前記スプライスプレートの前記突き合せ方向に沿った長さが、前記一対の鋼板端部の夫々における前記凸部の基端部間の範囲内に設定されている請求項1に記載の接合構造。
- 前記一対の鋼板端部の夫々において、前記複数の凸部の夫々に形成された前記ボルト挿通孔が、前記幅方向に沿って同列に配置されている請求項1又は2に記載の接合構造。
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