JP7837882B2 - 生物由来代替カーボンブラック及びその製造方法 - Google Patents
生物由来代替カーボンブラック及びその製造方法Info
- Publication number
- JP7837882B2 JP7837882B2 JP2022567298A JP2022567298A JP7837882B2 JP 7837882 B2 JP7837882 B2 JP 7837882B2 JP 2022567298 A JP2022567298 A JP 2022567298A JP 2022567298 A JP2022567298 A JP 2022567298A JP 7837882 B2 JP7837882 B2 JP 7837882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biomass
- microbial
- ion
- carbonized
- cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/05—Preparation or purification of carbon not covered by groups C01B32/15, C01B32/20, C01B32/25, C01B32/30
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
- C09C1/44—Carbon
- C09C1/48—Carbon black
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P3/00—Preparation of elements or inorganic compounds except carbon dioxide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/60—Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Landscapes
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
本出願は、全内容が参照により本明細書に援用される2020年5月7日に出願された「Biologically-derived carbon black alternative and method of making the same」と題する米国仮特許出願第63/021,494号の優先権を、米国特許法第119条(e)の下で主張するものである。
開示される技術は、微生物バイオマスからの顔料及び着色剤の製造全般に関する。
ある特定の実施形態では、微生物バイオマスは、熱処理工程の前に、約30℃~約300℃の温度で乾燥され、微生物バイオマスは、水分含有量が約15%未満まで減少されるまで乾燥される。ある特定の実行では、熱処理工程は、炭化バイオマスが約20%~約70%の固定炭素量を有するまで行われる。さらなる実行では、熱処理工程は、酸素濃度が約10~15%となるまで行われる。
本明細書で用いられる場合、「所望に応じた」又は「所望に応じて」の用語は、続いて記載されるイベント又は状況が、発生しても又は発生しなくてもよいこと、並びにその記載が、前記イベント又は状況が発生する場合及びそれが発生しない場合を含むことを意味している。
生物学的物質は、主として炭水化物、タンパク質、及び脂質を含む。これらの分子は、500~600℃で熱分解に掛けられると、複雑な解重合及び脱水反応を起こし、続いて様々な開裂、脱離、及び縮合反応を起こして、非凝縮性揮発性物質、凝縮性蒸気(冷却後には液体タール)、及び固体残渣としての炭素質の炭(char)を生成する。
ある特定の態様では、開示される方法は、微生物バイオマスを成す複数の微生物細胞の細胞表面上及び/又は細胞内空間中に結晶を形成させる工程を含む。ある特定の実施形態では、細胞結晶形成を引き起こす工程は、2つの工程、核形成工程及び結晶形成工程、を含む。例示的な実行では、核形成工程は、第一の可溶性イオンを微生物バイオマス溶液に添加することによって行われ、結晶化工程は、第二の可溶性イオンを微生物バイオマス溶液に添加することによって行われ、第一の可溶性イオンの電荷は、第二の可溶性イオンの電荷の反対である(例:第一のイオンの電荷が正である場合、第二のイオンの電荷は正であり、第一のイオンの電荷が負である場合、第二のイオンの電荷は正である)。第一及び第二のイオンは、結合して、細胞表面上及び/又は細胞空隙中に不溶性結晶を形成する。
なおさらなる実施形態では、核形成工程は、第一のイオンの細胞中への浸透を増加させる目的で、撹拌工程を行うことをさらに含む。ある特定の実行では、撹拌工程は、微生物バイオマス溶液を約2000RPMで約2分間にわたってせん断混合することによって行われる。別の選択肢としての実行では、撹拌工程は、超音波処理によって行われる。
ある特定の態様では、微生物バイオマスは、水分含有量を低下させて細胞を濃縮するために、乾燥される。ある特定の実行では、微生物バイオマスは、15%を例とする約10%~約20%の水分含有量に到達するまで乾燥される。さらなる実施形態では、微生物バイオマスは、水分含有量が約5%以下に到達するまで乾燥される。
ある特定の実施形態によると、微生物バイオマスの乾燥に続いて、微生物バイオマスは、微生物炭を生成するために、熱処理を受ける。ある特定の態様では、熱処理は、反応容器中で行われる。例示的な実行では、反応容器は、生成プロセス中にいかなる追加のガスが導入されることも除外するために、密封することが可能である。1つの実施形態では、二酸化炭素、酸素、及び他のいずれかの反応性ガス種などの不要ないかなるガスも押し出すように、不活性ガスが容器に添加されてもよい。ある特定の別の選択肢としての実施形態では、全体としての燃焼温度を高め、チャンバー内での化学反応を促進するために、空気及び他の反応性ガスが、燃焼チャンバーに添加される。別の実施形態では、加熱プロセスの過程での異なる時点で様々な種類の反応を得るために、続いての工程で様々な種類の不活性及び反応性ガスが反応チャンバーに導入されてよい。適切な反応容器は、本技術分野で公知の様々な反応容器を含む。例示的な反応容器としては、限定されるものではないが、バッチ反応器、ロータリーキルン(垂直又は水平)、シャフト炉、流動床、噴流床(sprouted bed)、同伴床、スクリュー反応器、ヘルスホフ多段焼却炉(herreshoff over/multiple hearth furnace)、Torbed反応器、マイクロ波反応器、コンパクト移動床、ベルト乾燥機/反応器、及び固定床反応器が挙げられる。
さらなる実施形態では、熱処理工程は、炭化バイオマス中の近似揮発分レベルが約25%未満となるまで行われる。さらなる実施形態では、熱処理工程は、炭化バイオマス中の近似揮発分レベルが約20%未満となるまで行われる。なおさらなる実施形態では、熱処理工程は、炭化バイオマス中の近似揮発分レベルが約15%~約25%となるまで行われる。
さらなる実行では、開示される方法はまた、バイオマスの熱処理後洗浄/活性化工程も含む。例示的な実行では、洗浄は、洗浄剤を酸性又は塩基性の性質とする物質で炭化バイオマスを洗浄することによって行われ得る。例示的な実施形態では、以下の1又は複数が用いられる:塩酸、塩化水素酸、漂白剤、リン酸、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、塩化カルシウム、及び塩化亜鉛。ある特定の実行では、酸又は塩基の濃度は、洗浄剤の約0.2%~約20%である。酸洗浄剤が用いられるある特定の実行では、洗浄剤は、約-1.0~約6のpHを有する。例示的な実行では、洗浄剤は、約0.1~約3.0のpHを有する。
特定のいかなる理論にも束縛されるものではないが、炭化後洗浄工程は、以下の機能のうちの1又は複数を果たすものと考えられる:i)より大きい粒子をより小さい粒子とすること(例:細胞接着及び細胞結合を引き起こし得るバイオマス物質を溶解することで、粒子の表面積及び粒子自体に伴う電磁電荷を変化させる);ii)ミネラル種を除去し、結果としてミネラル含有量(灰分含有量)を材料の全体質量の1%~30%のミネラルとすること。例示的な実施形態では、灰分含有量は、約10%未満である。このことは、より高濃度の炭素をサンプル中に存在させ、したがって、ミネラル種が通常は灰白色であることから、より黒色の材料となる;iii)除去された場合に、より高い表面積を可能とするが、粒子の体積は変化させずに維持する表面ミネラルを除去すること;iv)バイオマスを一緒により「粘着」させる細胞成分の分解;酸洗浄は、バイオマスの電荷を変化させ得る。
ある特定の実施形態では、熱処理工程後に粉砕は必要とされず、微生物炭は、さらなる処理なしで、又は化学的処理のみで、顔料として用いることができる。しかし、ある特定の別の選択肢としての実施形態では、微生物炭の粉砕が、0.01ミクロン~100ミクロンの値の粒子径サイズである目的の顔料粒子サイズ又は細胞凝集物径を得るために必要とされる。ある特定の実施形態では、粉砕工程は、乳鉢/乳棒、ロータリータンブラー、振動タンブラー、磁気タンブラー、ロールミル、ビーズミル撹拌器、ディスクミル、バスケットミル、ジェットミル、ボールミル、ジョークラッシャー、ローターミル、カッティングミル、ナイフミル、クライオミル、ハンマーミル、ピンミル、サイクロンミル、及び分級ミルから成る群より選択される装置によって行われる。
なおさらなる実施形態によると、粉砕工程は、超音波処理によって行われる。
ある特定の実行では、粉砕工程は、炭化バイオマスに、1又は複数の機械的粉砕添加剤を粉砕の過程で添加することを含む。さらなる実施形態によると、1又は複数の機械的粉砕添加剤は、鋼鉄、クロム、ステンレス鋼、セラミック、ゴム、石器、アルミニウム、マグネシウム、ジルコニア、磁器、シリカ、及びガラスからなるリストより選択される。ある特定のさらなる実施形態によると、機械的粉砕添加剤は、約1/32インチ~約5インチ径の範囲内の粒子サイズを有する。
ある特定の実施形態によると、開示される方法はさらに、粉砕工程の後に、粉末化微生物炭を改質することを含む。ある特定の態様では、これらの粉砕後改質工程は、個々の粒子サイズを低下させようとするものである。さらなる態様では、これらの工程は、微生物炭を特定の用途に適するものとするために、粒子表面の所望される特性を実現するために行われる。ある特定の実施形態によると、粉砕後改質は、微生物炭の重金属含有量を低減しようとするものである。さらなる実施形態では、粉砕後処理は、可溶性の無機塩の除去及び、又は灰分含有量の低減を行おうとするものである。なおさらなる実施形態では、粉砕後改質は、全溶解固体濃度を低下させる。さらなる実行では、粉砕後改質は、pHを調整すること及び、又は粒子の表面積を増加させることを含む。さらなる態様では、粉砕後処理は、微生物炭の水分含有量をさらに低下させようとするものである。
この乾燥は、このプロセスに含められても、又は含められなくてもよい。
別の工程では、第二のイオン源又は析出物前駆体対イオンであるリン酸塩の水溶液が、混合物に添加される。第二のイオン源又は析出物前駆体対イオンであるリン酸塩は、固体の形態であってもよい。ある特定の実行では、リン酸三ナトリウムが用いられる。リン酸塩濃度は、バイオマス混合物の最終体積に基づいて算出して、約1.25~50重量%、約2~30%、又は約2.5~20%であってよい。
さらなる工程では、炭は、酸洗浄されて灰分が除去される。ある特定の実行では、酸は、様々なミネラル成分を溶解するために用いられる。様々な実行では、酸は、塩化水素酸である。ある特定の実行では、酸は、約-1.0~6、又は約0.1~3.0のpHを有する。
以下の例は、本明細書で請求される物品、装置、及び/又は方法が作製及び評価される方法の完全な開示及び記述を当業者に提供するために示されるものであって、本発明の単なる例示であることを意図しており、本発明者らが自身の発明と見なす範囲を限定することを意図するものではない。しかし、当業者であれば、本開示に照らして、開示される特定の実施形態に多くの変更を成すことができ、それでも、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、同様の又は類似の結果を得ることができることは理解されるべきである。
この例では、3.46gの塩化カルシウムを、100.97gのDI水に添加した。次に、8.28gの酵母菌を塩化カルシウム水溶液に添加し、バイオマス懸濁液を得た。この混合物を、1.5インチのブレードを備えたせん断ミキサーを用いて、2000RPMで3分間せん断処理し、マグネティックスターラープレートを用いて100°Fで撹拌した。
この例では、2.99gの塩化カルシウムを、99.50gのDI水に添加する。次に、8.11gのスピルリナ属を塩化カルシウム水溶液に添加し、バイオマス懸濁液を得た。この混合物を、1.5インチのブレードを備えたせん断ミキサーを用いて、2000RPMで2分間せん断処理し、マグネティックスターラープレートを用いて150°Fで撹拌した。
1つの例では、炭化の前にバイオマスから塩を除去し、バイオマスが一緒に溶融するようにした。炭化の前にバイオマス上に塩が存在することにより、(i)粒子が別個の状態で維持され、及び(ii)バイオマスに孔が形成される。
この例では、用いたバイオマスは、塩をすべて洗浄除去した全細胞藍藻類として店舗で販売されている光合成微生物であった(Earthrise、spirulina(光合成原核生物)、食料品店にあるスピルリナ属)。図2Aは、いかなる処理も受けていない炭化バイオマスを示す。図2Bは、可溶性アニオン/カチオン混合物で処理し、続いて炭化したバイオマスを示す。図2Bでは、非常に多孔性である表面を有する別個の粒子が示されている。
この例では、用いたバイオマスは、発酵槽からの全細胞酵母菌であった(UC-Anschutzからの研究者、酵母菌(従属栄養真核生物)、酵母菌)。図3Aは、いかなる処理も受けていない炭化バイオマスを示す。図3Bは、可溶性アニオン/カチオン混合物で処理し、続いて炭化したバイオマスを示す。
この例では、炭化前にバイオマスに塩を添加することで、高い流動性/注ぎ性の特性を有する炭が生成された。例4の結果の概要を表1に示す。図4Aは、塩をすべて洗浄除去し、続いて炭化したスピルリナ属バイオマスを示す。図4Aでは、バイマスは、キノコ形に広がって固体となり、その元の状態とは異なる非流動性物質となった。図4Bは、洗浄した後、可溶性アニオン/カチオン混合物を連続して用いて塩を添加し、続いて炭化したスピルリナ属バイオマスを示す。図4Bの例では、炭化バイオマスは、形態を変化させない流動性物質として維持された。
表2~表4に示されるように、炭化前にバイオマスに塩を添加し、炭化後に酸洗浄することで、黒色度値が大きく増加することが示された。また、炭化前にバイオマスに塩を添加することで、炭化バイオマスが互いに粘着せず自由に流動することで表されるように、炭化バイオマスの流動性も大きく増加する。
図6Aには、塩を添加した炭化バイオマス上に形成された塩結晶の例が示される。図6Bでは、塩を添加した炭化バイオマスから酸処理を介して塩が除去され、したがって、得られた炭化バイオマスの高多孔性の性質が明らかとなっている。
図1~図3:走査型電子顕微鏡画像を、すべてのサンプルについてTGAの後に取得した。画像は、Jeol/EQ InTouchscopeを用いて取得した。5~10mgのサンプルを、SEM試料台に固定した両面カーボン上に振りかけた。イメージング中のいかなる帯電も低減するために、サンプルを、予めスパッタンリグによって金及びパラジウムでコーティングした。画像を、150×、500×、及び1500×の倍率で取得した。
図6:走査型電子顕微鏡画像を、すべてのサンプルについてTGAの後に取得した。画像取得は、エネルギー分散型X線分光装置を備えたPhenom Prox Desktop走査型電子顕微鏡で行った。5~10mgのサンプルを、SEM試料台に固定した両面カーボン上に振りかけた。イメージング中のいかなる帯電も低減するために、サンプルを、予めスパッタンリグによって金及びパラジウムでコーティングした。画像は、100,000×の倍率である。
Claims (21)
- 微生物バイオマスからカーボンブラック顔料を製造するための方法であって、
複数の微生物細胞を水性溶媒中に含む微生物バイオマス溶液を提供すること、
第一の可溶性イオンを前記微生物バイオマス溶液に添加することによって、前記複数の微生物細胞を核化すること、
第二の可溶性イオンを前記微生物バイオマス溶液に添加することによって、前記複数の微生物細胞の中及び/又は上に結晶形成を開始させて、複数の結晶外殻被覆微生物細胞を形成することであって、前記第一の可溶性イオンの電荷は、前記第二の可溶性イオンの電荷の反対であり、前記結晶は、前記第一及び第二のイオンの析出から形成される、形成すること、及び
前記複数の結晶外殻被覆微生物細胞の熱処理を行って、炭化バイオマスを形成すること、
前記炭化バイオマスを洗浄して、微生物炭を形成すること、
を含む、方法。 - 前記第一のイオンが、アニオンであり、前記第二のイオンが、カチオンである、請求項1に記載の方法。
- 前記第一のイオンが、カチオンであり、前記第二のイオンが、アニオンである、請求項1に記載の方法。
- 前記カチオンが、カルシウムであり、前記アニオンが、リン酸イオンである、請求項3に記載の方法。
- 前記第一のイオン及び第二のイオンが、化学量論比で存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記核化する工程が、前記第一のイオンを複数の微生物細胞と共に、5分間から2時間の継続時間にわたってインキュベートすることによる核形成インキュベーションを行うことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記インキュベーション工程が、前記微生物バイオマス溶液を32℃~65℃の温度まで加熱することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
- 前記インキュベーション工程が、前記微生物バイオマス溶液を撹拌することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
- 前記撹拌工程が、前記微生物バイオマス溶液を2000RPMで2分間にわたってせん断混合することによって行われる、請求項8に記載の方法。
- 前記結晶形成工程が、前記核化された微生物バイオマス溶液を前記第ニのイオンと共に、5分間から2時間の継続時間にわたってインキュベートすることによる結晶化インキュベーションをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記複数の結晶外殻被覆微生物が、細胞表面の結晶形成を有する及び/又は前記複数の結晶外殻被覆微生物が、細胞内の結晶形成を有する、請求項1に記載の方法。
- 前記微生物バイオマスが、複数の原核細胞を含み、前記原核細胞の平均細胞サイズは、50μm未満である、請求項1に記載の方法。
- 前記微生物バイオマスが、前記熱処理工程の前に、30℃~300℃の温度で乾燥され、前記微生物バイオマスが、水分含有量が15%未満まで減少されるまで乾燥される、請求項1に記載の方法。
- 前記熱処理工程が、前記炭化バイオマスが20%~70%の固定炭素を含むまで行われる、請求項1に記載の方法。
- 前記熱処理工程が、酸素濃度が10~15%となるまで行われる、請求項1に記載の方法。
- 前記炭化バイオマスの前記洗浄が、酸洗浄であり、前記酸洗浄は、1分間~1時間の時間長さにわたって前記炭化バイオマスのpHを2未満に低下させることを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記酸洗浄に続いて、前記炭化バイオマスを水で洗浄することをさらに含み、前記酸洗浄及び続いての水洗浄が、多孔性微生物炭を生成する、請求項16に記載の方法。
- 前記微生物炭の前記洗浄に続いて、粉砕工程をさらに含み、前記粉砕工程は、前記粉末化微生物炭の平均粒子サイズ径が10ミクロン未満となるまで行われる、請求項1に記載の方法。
- 製造された前記カーボンブラック顔料が、結晶形成を行わない同等の熱処理による微生物バイオマスと比較して、増加した流動性を有する、請求項1に記載の方法。
- 製造された前記カーボンブラック顔料が、結晶形成を行わない同等の熱処理による微生物バイオマスと比較して、増加した多孔度を有する、及び/又は製造された前記カーボンブラック顔料が、結晶形成を行わない同等の熱処理による微生物バイオマスと比較して、増加した黒色度を有する、請求項1に記載の方法。
- 微生物バイオマスから設計されたカーボンブラック顔料を製造するための方法であって、
複数の結晶外殻被覆微生物細胞を含む前記微生物バイオマスの熱処理を行って、炭化バイオマスを形成すること、及び
前記炭化バイオマスの洗浄が、酸洗浄であること、
を含み、前記洗浄工程は、前記炭化バイオマスのpHを、1分間~1時間の時間長さにわたって2未満まで低下させて、微生物炭を形成することを含む、方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US202063021494P | 2020-05-07 | 2020-05-07 | |
| US63/021,494 | 2020-05-07 | ||
| PCT/US2021/031431 WO2021226552A1 (en) | 2020-05-07 | 2021-05-07 | Biologically-derived carbon black alternative and method of making the same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023524986A JP2023524986A (ja) | 2023-06-14 |
| JP7837882B2 true JP7837882B2 (ja) | 2026-03-31 |
Family
ID=78412288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022567298A Active JP7837882B2 (ja) | 2020-05-07 | 2021-05-07 | 生物由来代替カーボンブラック及びその製造方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (3) | US11739219B2 (ja) |
| EP (1) | EP4146731A4 (ja) |
| JP (1) | JP7837882B2 (ja) |
| KR (1) | KR20230142675A (ja) |
| CN (1) | CN116897192A (ja) |
| CA (1) | CA3177971A1 (ja) |
| WO (1) | WO2021226552A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116897192A (zh) * | 2020-05-07 | 2023-10-17 | 活墨水技术有限责任公司 | 生物衍生的炭黑替代物及其制备方法 |
| CN119461309B (zh) * | 2024-10-08 | 2025-10-28 | 哈尔滨工业大学 | 一种SiO2/C复合材料及其制备方法与应用 |
| CN120246952B (zh) * | 2025-04-16 | 2025-10-31 | 江西京纬通新材料有限公司 | 具有直压功能的药用辅料无水磷酸氢钙的生产工艺 |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4284616A (en) | 1978-02-15 | 1981-08-18 | Intenco, Inc. | Process for recovering carbon black and hydrocarbons from used tires |
| ZA908290B (en) * | 1989-10-20 | 1991-09-25 | Hydrocarb Corp | Process for the conversion of carbonaceous feedstocks to particulate carbon and methanol |
| BE1004586A3 (nl) * | 1990-09-12 | 1992-12-15 | Heijden Iris De Pace Maria Pal | Werkwijze ter bereiding van roet en aldus bereid roet. |
| WO2008147711A1 (en) * | 2007-05-17 | 2008-12-04 | Riverside Technologies, Inc. | Pelletization of pyrolyzed rubber products |
| DK2070991T3 (da) * | 2007-12-12 | 2010-12-20 | Omya Development Ag | Fremgangsmåde til frembringelse af overflademodificeret, udfældet calciumcarbonat |
| US10717674B2 (en) | 2010-04-27 | 2020-07-21 | Biomason, Inc. | Methods for the manufacture of colorfast masonry |
| FI20115147L (fi) * | 2011-02-16 | 2012-08-17 | Upm Kymmene Corp | Menetelmä ja laitteisto mustan väripigmentin valmistamiseksi |
| US10118870B2 (en) * | 2011-06-06 | 2018-11-06 | Cool Planet Energy Systems, Inc. | Additive infused biochar |
| IN2014DN05883A (ja) * | 2011-12-23 | 2015-05-22 | Solazyme Inc | |
| EP2778202A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-17 | Orion Engineered Carbons GmbH | Carbon black compositions |
| US20150240093A1 (en) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | Living Ink Technologies, Llc | Compositions, Systems, Methods and Devices for Utilizing Microorganisms in Print |
| KR20160001783A (ko) | 2014-06-26 | 2016-01-07 | 에스케이이노베이션 주식회사 | 고온 특성 및 저온 특성이 우수한 이차전지 |
| US20180134899A1 (en) * | 2016-11-11 | 2018-05-17 | Carbon Research & Development, Co. | Renewable Pyrolysis-Gas Derived Carbon Black Material and Method of Making the Same |
| KR102837200B1 (ko) * | 2018-11-07 | 2025-07-21 | 리빙 잉크 테크놀로지스, 엘엘씨 | 생물학적 잉크 및 코팅 및 관련 방법 |
| NO346500B1 (en) | 2019-03-27 | 2022-09-12 | Control Cutter As | Method and tool for cutting a tubular structure in the petrochemical industry |
| CN116897192A (zh) * | 2020-05-07 | 2023-10-17 | 活墨水技术有限责任公司 | 生物衍生的炭黑替代物及其制备方法 |
-
2021
- 2021-05-07 CN CN202180044735.2A patent/CN116897192A/zh active Pending
- 2021-05-07 US US17/315,204 patent/US11739219B2/en active Active
- 2021-05-07 KR KR1020227042805A patent/KR20230142675A/ko active Pending
- 2021-05-07 WO PCT/US2021/031431 patent/WO2021226552A1/en not_active Ceased
- 2021-05-07 CA CA3177971A patent/CA3177971A1/en active Pending
- 2021-05-07 EP EP21799723.8A patent/EP4146731A4/en active Pending
- 2021-05-07 JP JP2022567298A patent/JP7837882B2/ja active Active
-
2023
- 2023-08-24 US US18/455,465 patent/US12421397B2/en active Active
-
2025
- 2025-09-19 US US19/334,435 patent/US20260015508A1/en active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20230407099A1 (en) | 2023-12-21 |
| US20260015508A1 (en) | 2026-01-15 |
| EP4146731A4 (en) | 2024-09-11 |
| JP2023524986A (ja) | 2023-06-14 |
| WO2021226552A1 (en) | 2021-11-11 |
| CN116897192A (zh) | 2023-10-17 |
| EP4146731A1 (en) | 2023-03-15 |
| CA3177971A1 (en) | 2021-11-11 |
| US20210347996A1 (en) | 2021-11-11 |
| KR20230142675A (ko) | 2023-10-11 |
| US11739219B2 (en) | 2023-08-29 |
| US12421397B2 (en) | 2025-09-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7837882B2 (ja) | 生物由来代替カーボンブラック及びその製造方法 | |
| CN113454168B (zh) | 生物墨水和涂料及相关方法 | |
| CN102250157A (zh) | 制造d-阿洛酮糖晶体的方法 | |
| US20260058142A1 (en) | Method for producing a battery active material and product thereof | |
| JP2025111836A (ja) | 顆粒の製造方法及び顆粒 | |
| Yadav et al. | Effective remediation of lead and cadmium from aqueous solution using sustainable nanolignin derived from protic ionic liquid-pretreated cocoa pod husk | |
| HK40102207A (zh) | 生物衍生的炭黑替代物及其制备方法 | |
| RU2478117C2 (ru) | Сульфоаддукт нанокластеров углерода и способ его получения | |
| JP2011079697A (ja) | 球状ヒドロキシアパタイト及びその製造方法 | |
| JP5178888B2 (ja) | エステル交換油の製造方法 | |
| CN111801403B (zh) | 可膜过滤的物理预处理的生物质组合物 | |
| JP5032089B2 (ja) | フラーレン類の水分散方法 | |
| HK40108715A (zh) | 生物墨水和涂料及相关方法 | |
| KRISHNAMOORTHY et al. | Synthesis, Characterization and Dye Adsorption Studies of Silver Nanoparticles by Biowaste of the Plant Caesalpinia Pulcherrima. | |
| HK40061590B (zh) | 生物墨水和涂料及相关方法 | |
| CN117551307A (zh) | 一种金属盐介导的亲水性纤维素纳米片的制备方法 | |
| HK40061590A (en) | Biological inks and coatings and associated methods | |
| JP2019098278A (ja) | 加水分解用触媒 | |
| JPS5951996B2 (ja) | 酵母溶解微生物用培地 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240417 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250609 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20250908 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20251110 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20251118 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20260216 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20260318 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7837882 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |