JP7842479B1 - 歯科矯正用トレー - Google Patents

歯科矯正用トレー

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Abstract

【課題】
熟練の技を必要とすることなくブラケットを矯正対象の歯の適切な位置に容易且つ迅速に固定可能とするとともに施術者及び被施術者に負担の少ない施術矯正用トレーを得る。
【解決手段】
歯列矯正対象の歯13の形状に対応した形状の外壁4と内壁5とから成るとともに当該外壁4と内壁5とに連続する底壁6と当該底壁とは対向位置にある開口部7とを備え、前記開口部7から内方に前記歯13を挿入配置することによって、前記歯13に着脱自在に被覆可能とするトレー本体17において、前記外壁4には、前記歯13へのブラケット10の装着予定位置に前記ブラケット10を内部に配置可能とする切り欠き部8が、前記開口部7から連続して切り欠き形成される。
【選択図】図1

Description

本願発明は、歯列矯正対象の歯へのブラケット装着時に使用する、前記歯の外周に着脱自在に被覆する歯列矯正用トレーに関するものである。
一般的な歯列矯正方法として、歯列矯正対象の歯に歯科矯正器具であるブラケットを固定するとともに当該ブラケットにワイヤーを挿通することによって、ワイヤーの力によって前記歯を少しずつ移動させ、歯列を正常な位置に矯正する方法が広く知られている。このようにワイヤーにて歯列を正常な状態に矯正するためには、歯列矯正前の歯にブラケットを、当該歯の適切な位置に固定配置する必要がある。
そこで、ブラケットを歯の適切な位置に固定する方法として、ダイレクトボンディング法という方法が知られている。このダイレクトボンディング法は、図11に示す如く専用のゲージ(31)を用いてブラケットの装着位置を都度正確に測りながら、矯正対象の歯にブラケットを固定するものである。しかし、専用のゲージを使いながらブラケットの固定位置を正確に測り、当該ブラケットを歯に固定する作業には熟練した技術が必要であり、施術者は当該技術を習得するためにある程度の経験を積む必要がある。また作業に時間がかかるため、施術が長時間にわたるものとなり施術者及び被施術者に多大な負担がかかるものとなる。
記の如きダイレクトボンディング法の問題点を解消するために、特許文献1に示す如くインダイレクトボンディング法という方法によってブラケットを矯正対象の歯に固定する方法が公知となっている。このインダイレクトボンディング法では、歯列矯正対象の歯を内部に装着配置可能とするインダイレクトボンディングトレーを使用する。即ち、歯列矯正対象の歯に装着するブラケットを、上記インダイレクトボンディングトレーの内面であって、矯正対象の歯のブラケット固定位置となる適切な位置に、あらかじめ着脱可能な状態で装着しておく。
そして、上記インダイレクトボンディングトレーに装着したブラケットの裏面に、当該ブラケットを歯に接着するための接着剤を塗布する。そして、上記インダイレクトボンディングトレーを上記歯に被覆し、上記ブラケットを上記歯に固定するための処置を行う。その後、上記歯からインダイレクトボンディングトレーのみを取り外すことにより、ブラケットが矯正対象の歯の適切な位置に固定配置される。
上記の如く、インダイレクトボンディング法は矯正対象の歯に固定するブラケットをあらかじめインダイレクトボンディングトレーにセッティングした状態で、当該インダイレクトボンディングトレーを歯に被覆することにより、当該歯の適切な位置にブラケットを固定配置することができる。そのため、従来のダイレクトボンディング法のように熟練の技を必要とすることなく、経験が浅い施術者でも容易にブラケットを矯正対象の歯の適切な位置に配置することが可能となる。
特表2008-534129号公報
しかし、特許文献1に示す如きインダイレクトボンディング法は上記の如く、インダイレクトボンディングトレーを歯に被覆した状態で、当該インダイレクトボンディングトレーの内面に配置したブラケットを矯正対象の歯に接着させるものであるから、当該接着時に上記歯とブラケットとの接着状態を直接視認することは困難である。またブラケットはトレーに被覆されているため、接着操作中にブラケットを直接歯面に圧接することができない。そのため、インダイレクトボンディングトレーを取り外した際に、矯正対象の歯にブラケットがうまく接着されておらず十分な固定がなされていない事態が生じ、再度同様の施術を行う必要があるためブラケットの装着作業を円滑に行うことが困難となるおそれがある。
また従来のインダイレクトボンディングトレーはブラケットを把持するための構造を有する必要があるため、歯に接する部分は硬質のアクリル樹脂を用い、ブラケットに接する部分は軟質のシリコン樹脂を用い、両者を接着することで一体型のトレーを製作する。その技工作業が煩雑であり、歯科技工士においても一定の熟練と作業時間を要する。
そこで本願では上述の如き課題を解決しようとするものであって、歯科医師、歯科技工士ともに熟練の技を必要とすることなくブラケットを矯正対象の歯の適切な位置に容易且つ迅速に固定可能とするとともに施術者及び被施術者に負担の少ない歯列矯正用トレーを得ようとするものである。
上述の如き課題を解決するため、本願発明は、歯列矯正対象の個歯又は複数歯の形状に対応した個歯又は複数歯一体型の形状の外壁と内壁とから成るとともに当該外壁と内壁とに連続する底壁と当該底壁とは対向位置にある開口部とを備え、前記開口部から内方に前記個歯又は複数歯を挿入配置することによって、前記個歯又は複数歯に着脱自在に被覆可能とするトレー本体において、前記外壁には、前記個歯又は複数歯へのブラケットの装着予定位置に前記ブラケットを内部に配置可能とする切り欠き部が、前記開口部から連続して切り欠き形成され、当該切り欠き部は、内部に前記ブラケットを配置可能な大きさに形成され、前記トレー本体を前記個歯又は複数歯に装着した状態で、前記切り欠き部内に前記ブラケットを当該ブラケットの表面を露出させて配置することにより、前記トレー本体を介さずに前記ブラケットを前記個歯又は複数歯に前記露出部分を通じて直接圧接可能としたものである。
尚、本発明の歯列矯正用トレーは上記の如く、矯正対象となる1本の個歯のみに対応させた個歯のためのトレーであってもよく、また連続する複数の歯に対応させた複数歯一体型のためのトレーであってもよい。
また、前記切り欠き部は、当該切り欠き部の内方に前記ブラケットを配置した際に、当該切り欠き部の内周と前記ブラケットの外周とが接触する形状としたものであってもよい。
また、歯列矯正対象の歯へのブラケットの装着時に、前記個歯又は複数歯に着脱自在に被覆可能とする歯列矯正用トレーの製造方法について、前記ブラケットが装着された状態の前記個歯又は複数歯の模型を形成し、当該模型に樹脂製シートを被覆するとともに当該樹脂製シートを前記模型に密着させた状態で固化させることにより、外壁と、内壁と、当該外壁及び内壁に連続する底壁と、及び当該底壁に対向して位置する開口部とが備えられたトレー本体を形成した後、当該トレー本体を前記模型から分離し、当該トレー本体の形成時に前記ブラケットの形状に変形された前記外壁の変形部を前記開口部から連続して切り欠くことにより、前記トレー本体に切り欠き部を形成することができる。
また、本発明の歯列矯正用トレーの三次元データに基づいて、3Dプリンターにより歯列矯正用トレーを形成することができる
願発明は上記の如く、矯正対象となる個歯又は複数歯の適切な位置にブラケットを挿入配置可能とする切り欠き部を設けるものである。ワイヤーを使用した歯列矯正では、施術時にブラケットを歯の適切な位置に固定配置することが重要であるが、本願発明の歯科矯正用トレーを用いることにより、当該トレーを矯正対象の歯に装着するとともに前記切り欠き部内にブラケットを配置することによって、矯正対象となる歯の適切な位置にブラケットを容易に装着することが可能となる。
また、インダイレクトボンディング法とは異なりトレーを介さずにブラケットを直接歯に固定配置する作業を行うことができるため、矯正対象となる前記個歯又は複数歯へのブラケットの固定状態を容易に行うことができる。また矯正対象の前記個歯又は複数歯へのブラケットの固定状態を随時確認するとともに、ブラケットを歯面へ直接圧接することが可能であるため、余分な接着剤をぬぐい取るなど何らかの処置が必要な場合でも迅速に対応することができる。よって、前記個歯又は複数歯の適切な位置にブラケットを迅速かつ確実に固定配置することが可能となる。
本発明の実施形態を示す斜視図。 実施例1のバーチャル画像を示す図。 実施例1のバーチャル画像を示す部分拡大図。 実施例1において矯正前の歯列のバーチャル画像を示す図。 実施例1において模型を真空加圧装置に設置した状態を示す斜視図。 模型にトレー本体を密着配置した状態を示す斜視図。 実施例2において歯列にトレーを配置したバーチャル画像を示す図。 歯列に本実施態様のトレーを装着した状態を示す斜視図。 (a)トレーの切り欠き凹部内にブラケットを仮固定した状態を示す斜視図。 (b)トレーの切り欠き凹部内にブラケットを装着する状態を示す斜視図。 (a)ブラケットを仮固定するとともにトレーを外した状態を示す斜視図。 (b)仮固定したブラケットに光を照射する状態を示す斜視図。 ダイレクトボンディング法によるブラケットの配置状態を示す概念図。
本願の実施形態について以下に説明する。 図1に示す如く(1)は複数歯用のトレーであって、全体形状を被施術者の上歯列(3)に対応させた弧状としている。即ち前記トレー(1)は、歯(13)の表面(13)側を被覆する外壁(4)と、当該歯(13)の裏側を被覆する内壁(5)と、当該外壁(4)及び内壁(5)との間に設けられ前記歯(13)の先端を被覆する底壁(6)とで構成され、前記底壁(6)の対向位置を開口部(7)とした断面略U字型としたトレー本体(17)に基づき形成されたものである。
また、前記トレー本体(17)の外壁(4)には略四角形状の切り欠き部(8)が設けられ、これにより本発明のトレー(1)が形成される。即ち前記切り欠き部(8)は、前記開口部(7)から連続して外壁(4)に凹設させたものであって、その内部にブラケット(10)が挿入されるよう当該ブラケット(10)の大きさに対応させた寸法とし、当該切り欠き部(8)の内周形状を前記ブラケット(10)の外周寸法を同一あるいはやや大きいものとしている。尚、本実施形態及び以下の実施例では複数歯用のトレーについて説明しているが、個歯用のトレーについても、その製造方法は以下の実施例1、2に記載の複数歯用のトレーの製造方法と同様である。
次に、上記実施形態の歯列矯正用トレー(1)を製造する方法について以下の実施例1及
び実施例2において説明する。
まず、矯正対象となる歯列(3)をスキャンするなどして当該歯列形状の三次元データを取得する。そして当該三次元データをもとに、専用のソフトウェアを用いて当該歯列(3)の矯正後、すなわち正しい位置に配列された歯列(3)のバーチャル画像を作成する。そして図3、4に示す如く、当該バーチャル画像に前記歯列(3)へのワイヤーの装着位置となるスロットライン(12)を設ける。その後、このスロットライン(12)に基づいて、前記バーチャル画像において矯正対象となる歯(13)の表面(13)にブラケット(10)を設ける。
上記の如き方法にて、図2に示す如くバーチャル画像において矯正対象となる全ての歯(13)にブラケット(10)を設置する。そして、上記の如く全ての歯(13)にブラケット(10)を設置したバーチャル画像について、前記ソフトウェアを用いて図4に示す如くブラケット(10)を設けた前記バーチャル画像の歯列(3)を矯正前の状態に戻す。これにより、矯正前の歯列(3)の正しい位置にブラケット(10)が装着されたバーチャル画像が形成される。
次に、上記の如く形成したバーチャル画像の三次元データに基づいて、3Dプリンターにより、図4に示す如き矯正前の歯(13)にブラケット(10)が装着された状態の歯列(3)の模型(16)を形成する。これにより、矯正前の歯(13)の正しい位置にブラケット(10)が装着された歯列(3)の模型(16)を得ることができる。そして、図5に示す如く当該歯(13)の模型(16)を真空加圧装置((11)に設置し、軟化させた樹脂シートを前記模型(16)に被覆した状態で真空加圧する。更に、図6に示す如く前記模型(16)に密着させた状態で前記樹脂シートを固化させることにより、当該模型(16)の外形をかたどり、図1に示す如く外壁(4)と、内壁(5)と、当該外壁(4)及び内壁(5)に連続する底壁(6)と、及び当該底壁(6)に対向して位置する開口部(7)とが備えられたトレー本体(17)が形成される。
そして、前記トレー本体(17)を模型(16)から取り外して分離し、当該トレー本体(17)の形成時に前記ブラケット(10)により突出変形された前記外壁(4)の変形部分(15)を、前記トレー本体(17)の開口部(7)から連続して切り欠く。これにより、図1に示す如き切り欠き部(8)が形成される。上記の如く切り欠き部(8)を形成することにより、当該切り欠き部(8)の大きさが、前記ブラケット(10)の大きさに対応させた寸法となることから、当該切り欠き部(8)の内周寸法を前記ブラケット(10)の外周寸法とほぼ同一とすることができる。
よって、当該方法により製造したトレー(1)の切り欠き部(8)内にブラケット(10)を配置することにより、当該切り欠き部(8)の内周と前記ブラケット(10)の外周とがぴったりと合わさった状態で当該ブラケット(10)を配置することができる。以上の方法により、本発明の歯列矯正用トレー(1)が完成する。
次に、上記実施例1とは異なる本発明の歯列矯正用トレー(1)の製造方法について以下に説明する。まず、矯正対象となる歯列(3)をスキャンするなどして当該歯列形状の三次元データを取得する。そして当該三次元データをもとに、専用のソフトウェアを用いて当該歯列(3)の矯正後、すなわち正しい位置に配列された歯列(3)のバーチャル画像を作成する。そして図3、4に示す如く、当該バーチャル画像に前記歯列(3)へのワイヤーの装着位置となるスロットライン(12)を設ける。その後、このスロットライン(12)に基づいて、前記バーチャル画像において矯正対象となる歯(13)の表面(13)にブラケット(10)を設ける。
上記の如き方法にて、図2に示す如くバーチャル画像において矯正対象となる全ての歯(13)にブラケット(10)を設置する。そして、上記の如く全ての歯(13)にブラケット(10)を設置したバーチャル画像について、前記ソフトウェアを用いて図4に示す如くブラケット(10)を設けた前記バーチャル画像の歯列(3)を矯正前の状態に戻す。これにより、矯正前の歯列(3)の正しい位置にブラケット(10)が装着されたバーチャル画像が形成される。
更に、専用のソフトウェアを用いて上記の如く形成したバーチャル画像に、トレー本体(17)を装着した画像を形成する。更に、前記バーチャル画像において、図7に示す如く歯列(3)の表面に表示されたブラケット(10)の外周を切り欠き形成した切り欠き部(8)をトレー本体(17)に設けた画像を形成する。そしてこの画像の三次元データを3Dプリンター(図示せず。)に入力することにより、図1に示す如き歯科矯正用のトレー(1)を得ることができる。尚、前記3Dプリンターには、あらかじめ前記トレー(1)を造形する上で当該トレー(1)に適した材料をセッティングしておく。
上記の如くトレー(1)を形成することにより、当該トレー(1)に設けられた該切り欠き部(8)の大きさが、前記ブラケット(10)の大きさに対応させた寸法となることから、当該切り欠き部(8)の内周寸法が前記ブラケット(10)の外周寸法とほぼ同一となる。よって、当該方法により製造したトレー(1)の切り欠き部(8)内にブラケット(10)を配置することにより、当該切り欠き部(8)の内周と前記ブラケット(10)の外周とがぴったりと合わさった状態で当該ブラケット(10)を配置することができる。以上により、本発明の歯列矯正用トレー(1)が完成する。
[使用方法]
前記実施例1又は実施例2の製造方法にて製造した本実施態様の歯科矯正用のトレー(1)の使用方法について、以下に説明する。まず、矯正対象となる歯(13)を洗浄した後、図8
に示す如く、矯正対象となる歯列(3)に前記トレー(1)を装着する。次に、当該歯列(3)に装着するブラケット(10)の背面に光硬化樹脂製の接着材(図示せず。)を塗布し、図9(a)(b)に示す如く、当該ブラケット(10)を上記トレー(1)の切り欠き部(8)内に挿入配置し仮固定する。
この時、上記の如く切り欠き部(8)の内周寸法を前記ブラケット(10)の大きさに対応させて形成しているため、当該切り欠き部(8)内にブラケット(10)を容易に配置することができる。また上記の如く、矯正対象の歯(13)の正確な位置に前記切り欠き部(8)を形成しているため、当該切り欠き部(8)内にブラケット(10)を配置することにより、矯正対象の歯(13)の正確な位置にブラケット(10)を容易に配置することが可能となる。
そして、図10(a)に示す如く上記の如き方法にて前記トレー(1)に設けられた全ての切り欠き部(8)内にブラケット(10)を装着し、当該ブラケット(10)を矯正対象の歯(13)に仮固定した後、トレー(1)を前記歯列(3)から取り外す。ここで、本発明では上記の如く、トレー(1)の開口部(7)から外壁(4)にかけて切り欠き部(8)を連続して設けているため、ブラケット(10)が装着されているにもかかわらず、歯列(3)に装着されたトレー(1)を歯(13)の先端方向にスライドさせることにより、当該トレー(1)を容易に取り外すことができるとともに、歯列(3)の歯茎側に向けてトレー(1)をスライドさせることにより、ブラケット(10)が固定された歯列(3)に当該トレー(1)を容易に装着することができる。
そして、図10(b)に示す如く、当該ブラケット(10)に向けて光を照射することにより、前記接着剤を硬化させて矯正対象の歯(13)に前記ブラケット(10)を接着固定する。これにより、ブラケット(10)の固定作業が完了する。
上記の如く、トレー(1)を矯正対象の歯列(3)に装着して当該トレー(1)に設けられた切り欠き部(8)内にブラケット(10)を配置することにより、前記歯(13)の適切な位置にブラケット(10)を容易に装着することが可能となる。そのため、熟練の技や長年の経験を要することなく、経験が浅い者でも容易且つ正確にブラケット(10)を歯(13)に装着することが可能となる。また上記の如く、ブラケット(10)の装着が容易であるため、短時間でブラケット(10)の装着を完了することが可能となる。従って、施術者や患者に対する負担を軽減することができる。
また、インダイレクトボンディング法とは異なりトレー(1)を介さずにブラケット(10)を直接歯(13)に固定配置する作業を行うことができるため、矯正対象となる歯(13)へのブラケット(10)の固定状態を容易に行うことができる。また矯正対象の歯(13)へのブラケット(10)の固定状態を随時確認するとともに、ブラケットを歯面へ直接圧接することが可能であるため、余分な接着剤をぬぐい取るなど何らかの処置が必要な場合でも迅速に対応することができる。よって、前記歯(13)の適切な位置にブラケット(10)を迅速かつ確実に固d定配置することが可能となる。
1 トレー
4 外壁
5 内壁
6 底壁
7 開口部
8 切り欠き部
13 歯
17 トレー本体__

Claims (1)

  1. 歯列矯正対象の個歯又は複数歯の形状に対応した個歯又は複数歯一体型の形状の外壁と内壁とから成るとともに当該外壁と内壁とに連続する底壁と当該底壁とは対向位置にある開口部とを備え、前記開口部から内方に前記個歯又は複数歯を挿入配置することによって、前記個歯又は複数歯に着脱自在に被覆可能とするトレー本体において、前記外壁には、前記個歯又は複数歯へのブラケットの装着予定位置に前記ブラケットを内部に配置可能とする切り欠き部が、前記開口部から連続して切り欠き形成され、当該切り欠き部は、内部に前記ブラケットを配置可能な大きさに形成され、前記トレー本体を前記個歯又は複数歯に装着した状態で、前記切り欠き部内に前記ブラケットを当該ブラケットの表面を露出させて配置することにより、前記トレー本体を介さずに前記ブラケットを前記個歯又は複数歯に前記露出部分を通じて直接圧接可能としたことを特徴とする歯列矯正用トレー。
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