JP7842614B2 - 自動ドア装置、自動ドアシステム、自動ドア装置の通知制御方法、及び自動ドア装置の通知制御プログラム - Google Patents

自動ドア装置、自動ドアシステム、自動ドア装置の通知制御方法、及び自動ドア装置の通知制御プログラム

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Description

本発明は、自動ドア装置、自動ドアシステム、自動ドア装置の通知制御方法、及び自動ドア装置の通知制御プログラムに関する。
従来、人又は物がドア近傍に存在する場合にドアを開動作する自動ドア装置において、所定の条件下ではドアを開動作させない自動ドア装置が知られている。例えば、特許文献1には、扉1が閉じ位置で、自動ドアの戸袋側に人又は物体が存在していることを戸袋センサが検出してコントローラに検出信号を入力しているときに、出入口センサから検出信号がコントローラに入力されると、設定待機時間だけモータを停止して扉を閉じ位置のままとする自動ドア装置が記載されている。特許文献1の自動ドア装置によると、扉が設定待機時間だけ閉じ位置で待機するので、その待機しているときに自動ドアの戸袋側から人又は物体が退避することがあり、扉が戸袋側に存在する人又は物体と衝突することを未然に防止できる。
特開2012-127152号公報
しかし、特許文献1に記載のような所定の条件下でドアを開動作させない自動ドア装置では、通常であれば開動作するはずのドアが開動作しない場合、その自動ドア装置の近傍に存在する人やそのドアを開動作させるように操作した人はその事態を把握できない場合がある。そのため、利便性の面で改善の余地があった。
上記を鑑み、本発明の目的は、所定の条件下でドアが開動作しない場合に、その自動ドア装置の近傍に存在する人やそのドアを開動作させるように操作した人に自動ドア装置がドアを開動作できないような状況にあることを把握させることを可能にする自動ドア装置の技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の自動ドア装置は、開口を開閉するドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、を備える、自動ドア装置である。
本発明の別の態様の自動ドア装置は、起動検知エリア内において人又は物が検知されたことに基づいて開口を開閉するドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、を備える、自動ドア装置である。
本発明の別の態様の自動ドアシステムは、開口を開閉するドアの開動作を許可するためのセキュリティ解除信号を出力するセキュリティ解除装置と、自動ドア装置であって、起動検知エリアにおいて人又は物を検知したことに基づいて起動信号を出力する起動センサと、前記起動信号及び前記セキュリティ解除信号の少なくとも一方に基づいて前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、を含む、自動ドア装置と、を備える自動ドアシステムである。
本発明のさらに別の態様の自動ドア装置の通知制御方法は、所定の条件下で開口を開閉するドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部が前記制限信号を出力するステップと、前記制限信号を受け付けた状態で前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部から前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知する通知部が前記開動作できない旨を通知するステップと、を備える、自動ドア装置の通知制御方法である。
本発明のさらに別の態様の自動ドア装置の通知制御プログラムは、コンピュータに、所定の条件下で開口を開閉するドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部が前記制限信号を出力するステップと、前記制限信号を受け付けた状態で前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部から前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知する通知部が前記開動作できない旨を通知するステップと、を実行させる、自動ドア装置の通知制御プログラムである。
なお、以上の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、プログラム、プログラムを記録した一時的なまたは一時的でない記憶媒体、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、所定の条件下でドアが開動作しない場合にその自動ドア装置の近傍に存在する人に自動ドア装置がドアを開動作できないような状況にあることを把握させることが可能な自動ドア装置の技術を提供できる。
自動ドア装置を概略的に示す正面図である。 第1実施形態の自動ドア装置に関するシステム構成を例示する図である。 上方から見たときの第1実施形態の起動検知エリア及び保護検知エリアを示す模式図である。 第1実施形態のドアコントローラの機能ブロック図である。 第1実施形態のドアコントローラの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のドアコントローラの機能ブロック図である。 第3実施形態の自動ドア装置に関するシステム構成を例示する図である。 第3実施形態のドアコントローラの機能ブロック図である。 第3実施形態のドアコントローラの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、共通点のある別々の構成要素には、名称の冒頭に「第1、第2」等と付して区別し、総称するときはこれらを省略する。また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
第1実施形態
図1は、自動ドア装置100を概略的に示す正面図である。図1に示す自動ドア装置100は、両引分け戸タイプであり、2枚のドア9が左右に自動的に開閉する。ドア9は、左右一対であり、開口23を挟んで左右に間隔を開けて固定配置されたフィックス22に沿って往復移動可能に構成され、開口23を開閉する。一例として、自動ドア装置100は、マンション、ホテル、研究室等の各種施設において、空間を仕切る壁等に設けられた開口23を開閉するための扉を開閉動作させる装置である。本実施形態の自動ドア装置100は、マンションの出入口に設けられる。
以下、自動ドア装置100の開閉方向に沿った方向を左右方向という。図1のように自動ドア装置100を正面視で、向かって左側を「左」、「左方」といい、向かって右側を「右」、「右方」という。また、自動ドア装置100の見込み方向に沿った方向を前後方向という。自動ドア装置100から離れる側を「前」、「前方」といい、前後方向に自動ドア装置100に接近する側を「後」、「後方」という。また、自動ドア装置100の見付け方向を「上下方向」という。このような方向の表記は自動ドア装置100の姿勢を制限するものではなく、自動ドア装置100は、任意の姿勢で使用され得る。
ドア9は、左右それぞれの戸先が突き合わされるように接触して開口23が閉ざされた全閉状態となる。ドア9は、戸先が離れるように移動し、戸先がフィックス22の開口23側の端部付近まで移動して停止し、開口23が開いた全開状態となる。なお、自動ドア装置100は、両引分け戸タイプのほか、片引き戸タイプ、折り戸タイプ等のものであってもよい。
図2は、第1実施形態の自動ドア装置100に関するシステム構成を概略的に示すブロック図である。
図2に示すように、自動ドア装置100は、自動ドア用センサ10と、通知装置40と、ドア9を開閉駆動する自動ドア駆動装置90と、を備える。自動ドア装置100は、自動ドア装置100の外部に設けられたセキュリティ解除システム50の認証装置51及び開許可装置52と通信可能に構成される。
自動ドア用センサ10は、自動ドア装置100の起動検知エリア70及び保護検知エリア71内で人又は物(以下、「検知対象」という場合がある)を検知する。自動ドア用センサ10は、屋外起動センサ4A及び屋内起動センサ4Bと、補助光電センサ30と、を含む。
屋外起動センサ4Aは、開口23の屋外側周辺に配置された屋外起動検知エリア70Aで検知対象を検知する。また、屋外起動センサ4Aは、ドア9が開動作しているときにドア9との接触から検知対象を保護するために配置された保護検知エリア71で検知対象を検知する。屋外起動センサ4Aは、例えば開口23の上方の無目16の屋外側の外面の左右方向の中央に配置されている。
屋内起動センサ4Bは、開口23の屋内側周辺に配置された屋内起動検知エリア70Bで検知対象を検知する。屋内起動センサ4Bは、例えば開口23の上方の無目16の屋内側の外面の左右方向の中央に配置されている。
図3は、上方から見たときの第1実施形態の起動検知エリア70及び保護検知エリア71を示す模式図であり、床面における起動検知エリア70及び保護検知エリア71を示す。図3に示すように、屋外起動検知エリア70Aは、全閉状態のドア9の屋外側に設けられる。屋内起動検知エリア70Bは、開口23を挟んで屋外起動検知エリア70Aとは反対側に設けられる。なお、図3中の実線で示されるドア9は全閉状態のドア9を例示し、点線で示されるドア9は全開状態のドア9を例示する。
保護検知エリア71は、第1保護検知エリア71Aと第2保護検知エリア71Bとを含む。第1保護検知エリア71Aは、開口23の開口幅(図3参照)の範囲内に設けられる。本実施形態の第1保護検知エリア71Aは、左右両側のフィックス22の間に設けられ、ドア9の軌道から開口23側に設けられる。また、本実施形態の第1保護検知エリア71Aは、ドア9のドア面に沿ってドア9に対して見込み方向に関してフィックス22側に設けられる。第1保護検知エリア71Aは、ドア9の軌道上のエリアを含んでもよいし、含まなくてもよい。
第2保護検知エリア71Bは、ドア9の戸尻側に設けられる。第2保護検知エリア71Bは、開口23の開口幅の範囲外、かつフィックス22のドア9側の正面に設けられる。第2保護検知エリア71Bは、ドア9の軌道上のエリアを含んでもよいし、含まなくてもよい。
屋外起動センサ4A及び屋内起動センサ4Bは、それぞれ、無目16における配置位置から斜め下方に向けて赤外光を投受光する赤外線反射式センサであり、ドア9へ進入してくる検知対象を検知する。屋外起動センサ4Aは、検知対象を検知すると、屋外起動信号をドアコントローラ91へ送信する。屋内起動センサ4Bは、検知対象を検知すると、屋内起動信号をドアコントローラ91へ送信する。以下、屋外起動センサ4A及び屋内起動センサ4Bを起動センサ4と総称する場合がある。また、屋外起動信号及び屋内起動信号を起動信号と総称する場合がある。屋外起動検知エリア70A及び屋内起動検知エリア70Bにより、自動ドア装置100の起動検知エリア70が構成される。
本実施形態では、屋外起動センサ4Aは、屋外起動検知エリア70Aにおける赤外線の受光量を順次取得する。また、屋内起動センサ4Bは、屋内起動検知エリア70Bにおける赤外線の受光量を順次取得する。例えば、屋外起動センサ4A及び屋内起動センサ4Bは、それぞれ、受光量の取得結果に基づいて、そのエリアにおける検知対象の有無を判断する。例えば、屋外起動センサ4A及び屋内起動センサ4Bは、それぞれ、その起動検知エリア70A及び70Bにおける受光量の検知レベルが所定のレベルを超える場合に、その起動検知エリア70A及び70Bに検知対象が存在していると判定し、起動信号を生成する。以下、起動検知エリア70で検知対象が存在すると判定された状態を検知状態といい、検知状態でない状態を非検知状態という。また、例えば、屋外起動センサ4Aは、保護検知エリア71における受光量の検知レベルが所定のレベルを超える場合に、保護検知エリア71に検知対象が存在していると判定し、保護検知信号を生成する。なお、起動検知エリア70及び保護検知エリア71の形状は、円形、楕円、長方形、矩形以外の多角形であってもよい。起動検知エリア70及び保護検知エリア71の数や大きさは、図3の例に限定されず、任意に設定されてもよい。
補助光電センサ30は、光電方式による検知装置であり、フィックス22の開口23の近傍に配置された投光器301および受光器302を有している。補助光電センサ30は、投光器301と受光器302の間に通った光線が遮られることを検知しており、ドア9の軌道上に人または物体が存在していることを示す検知情報をドアコントローラ91へ送信する。尚、補助光電センサ30は、光電方式の他、無目16に取り付けられる光線反射方式または超音波方式による検知装置等であってもよい。
自動ドア駆動装置90は、ドアコントローラ91とドアエンジン92とを含む。ドアコントローラ91は、起動信号や検知情報、後述のセキュリティ解除信号に基づいてドア9を開閉するようにドアエンジン92を制御する。起動信号、検知情報及び後述のセキュリティ解除信号を伝送する伝送路96に限定はないが、この例の伝送路96は、装置内バス(例えば、CAN:Controller Area Network)を含む。ドアエンジン92は、ドアコントローラ91の制御に基づいて、モータ(不図示)を回転させてドア9を開閉駆動する。
ドアコントローラ91は、屋内起動信号を受信した場合、ドアエンジン92のモータ(不図示)を作動させてドア9が全開状態となるまで開駆動する。一方で、本実施形態では、例えば屋外から不審者が建物内に侵入することを抑制して建物内のセキュリティを向上させる観点から、ドアコントローラ91は、後述のセキュリティ解除信号を受け付けていない状態で屋外起動信号を受信したとしてもドア9を開駆動せず、後述のセキュリティ解除信号を受け付けた状態で屋外起動信号を受信した場合にドア9が全開状態となるまで開駆動する。
ドアコントローラ91は、ドア9が全開状態に変化した後、一定時間、全開状態を保持し、ドアエンジン92を反転方向へ作動させてドア9が全閉状態となるまで駆動する。ドアコントローラ91は、補助光電センサ30からの検知情報をドア9の閉駆動中に受信すると、ドアエンジン92によるドア9の駆動方向を反転し、ドア9を全開状態とする。
ドアコントローラ91は、後述の制限部103からの制限信号を受け付けた状態で後述の開指示信号出力部102から開指示信号が出力された場合には、ドア9を開動作しない。
セキュリティ解除システム50は、認証装置51と、開許可装置52と、自動ドア装置100の近傍に設けられた外部インターフォン53と、マンションの居住者や管理人等の居室内に設けられた内部インターフォン54と、を含む。認証装置51及び開許可装置52は、それぞれ、所定の場合に開口23を通行しようとする者(通行者)の通行を許可するように自動ドア装置100のセキュリティを解除するための認証信号及び開許可信号をドアコントローラ91に出力する。例えば、ドアコントローラ91は、認証信号又は開許可信号を受信すると、所定時間だけセキュリティ解除信号を受け付けた状態となる。本実施形態の認証装置51及び開許可装置52は、それぞれ、セキュリティ解除装置の一例である。また、本実施形態の認証装置51の認証信号及び開許可装置52の開許可信号は、それぞれ、セキュリティ解除信号の一例である。以下、認証信号及び開許可信号をセキュリティ解除信号と総称する場合がある。
認証装置51は、通行者の認証に基づいて認証信号を出力する。認証装置51は、例えば、ドア9の近傍に設けられる。本実施形態では、認証装置51は、自動ドア装置100が設けられた建物の屋外に設けられる。認証装置51は、例えば、所定のキーの操作に基づいて通行者を認証するキー操作装置、暗証番号を入力するための暗証番号入力装置、生体認証装置であってもよい。
開許可装置52は、居室内のユーザ(居住者や管理人など)からの入力に基づいて開許可信号を出力する。本実施形態の開許可装置52は、各居室内に設けられる。例えば、開許可装置52は、外部インターフォン53及び内部インターフォン54を通信させることにより通行者が居室内のユーザと対話した場合に、その通信中にその通行者の通行を許可するためのユーザ入力を受けたことに応答して開許可信号を出力する。
通知装置40は、例えば、スピーカ、LEDランプ、液晶ディスプレイである。通知装置40は、スピーカの音、LEDランプの点滅、液晶ディスプレイの表示等を通じてドア9を開動作できない旨を報知することができる。本実施形態の通知装置40は、例えば、ドア9のドア面やドア9の近傍に設置されるが、自動ドア装置100の外部に設けられてもよい。また、通知装置40は、例えば、通行者や居住者、管理人等の所有する携帯通信端末であってもよい。
図4は、第1実施形態のドアコントローラ91の機能ブロック図である。以下の各図に示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのプロセッサ、CPU、メモリをはじめとする素子や電子回路、機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
図4に示すように、ドアコントローラ91は、取得部101と、開指示信号出力部102と、制限部103と、制御部104と、通知部105と、を備える。
取得部101は、屋外起動センサ4A及び屋内起動センサ4Bの各起動信号及び保護検知信号、補助光電センサ30からの検知情報、並びにセキュリティ解除信号等を取得する。
開指示信号出力部102は、所定の場合にドア9の開指示信号を出力する。本実施形態の自動ドア装置100は、セキュリティ解除信号を受け付けたときに起動センサ4が有効になるように設定されており、開指示信号出力部102は、起動センサ4の起動信号が出力されたときに開指示信号を出力する。
制限部103は、所定の条件下でドア9の開動作を制限するための制限信号を出力する。本実施形態の制限部103は、保護検知エリア71において屋外起動センサ4Aが検知対象を検知しているときにドア9の開動作を制限するための制限信号を出力する。
制御部104は、ドア9の開動作及び閉動作を制御する。制御部104は、開指示信号に基づいてドア9を開動作し、制限信号を受け付けた状態で開指示信号が出力された場合にドア9を開動作しない。以下、開動作が制限されているときのドア9の動作を開保護動作という場合がある。
本実施形態では、制限部103はドア9が全閉状態のときに保護検知信号を取得した場合にドア9を開動作させないように制限信号を出力して、制御部104はドア9の開保護動作を実行する。一方で、全閉状態以外の状態のときに保護検知信号を取得した場合には、制限部103は制限信号を出力せず、制御部104は閉動作するドア9から検知対象を保護するためにドア9の所定の閉保護動作(例えば、通常よりも低速での閉動作、停止、又は開動作に反転)を実行する。
図5は、第1実施形態のドアコントローラ91の処理S100を示すフローチャートである。
ステップS101で、開指示信号出力部102は、開指示信号出力条件を満たすか否かを判断する。例えば、開指示信号出力部102は、開指示信号出力条件として、取得部101を介して屋内起動信号を取得したか否か及びセキュリティ解除信号(認証信号又は許可信号)を受け付けた状態で屋外起動信号を取得したか否かを判断する。開指示信号出力条件を満たさない場合(ステップS101のN)、処理S100はステップS101の先頭に戻り、ステップS101を繰り返す。開指示信号出力条件を満たす場合(ステップS101のY)、処理S100はステップS102に進む。
ステップS102で、開指示信号出力部102は、開指示信号を制御部104に出力する。
ステップS103で、制御部104は、開指示信号の受信に応答して、制限信号を受け付けた状態であるか否かを判断する。ここで、制限信号は、屋外起動センサ4Aが保護検知エリア71内で検知対象を検知している検知状態になったときに出力される保護検知信号を制限部103が取得部101を介して取得した際に、制限部103から制御部104に出力される。制御部104が制限信号を取得すると制限信号を受け付けた状態となる。この制限信号を受け付けた状態は制限信号の受信から後述の制限終了条件が満たされるまで継続する。また、制限信号を受け付けた状態は、制限信号の受信から所定時間の経過後に終了してもよい。制限信号を受け付けた状態ではない場合(ステップS103のN)、処理S100はステップS108に進む。
制限信号を受け付けていない状態では、保護検知エリア71に検知対象が存在しないため、ドア9を開動作しても検知対象がドア9に接触する可能性は低い。そのため、ステップS108で、制御部104は、開指示信号を有効にして、ドア9を開動作する。ステップS108の後、処理S100は終了する。
制限信号を受け付けた状態では、保護検知エリア71内に検知対象が存在するため、ドア9を開動作した場合には検知対象がドア9に接触するおそれがある。そのため、制限信号を受け付けた状態である場合(ステップS103のY)、制御部104はドア9を開動作せず、処理S100はステップS104に進む。
ステップS104で、通知部105は、ドア9を開動作できない旨を通知装置40に通知させる。例えば、通知部105は、「保護検知エリア71内で人又は物が検知されているため、ドア9を開動作できません。」というメッセージを通知装置40のディスプレイに表示させる。
ステップS105で、制御部104は、屋外起動センサ4Aが保護検知エリア71内で検知対象を検知している状態が所定の開動作保留時間継続したか否かを判断する。例えば、開動作保留時間は、30秒程度とすることができる。検知状態が開動作保留時間継続していない場合(ステップS105のN)、処理S100はステップS106に進む。
ステップS106で、制御部104は、制限終了条件を満たすか否かを判断する。本実施形態の制限終了条件は、例えば、屋外起動センサ4Aが保護検知エリア71内で検知対象を検知しなくなった場合である。具体的には、例えば、それまで保護検知エリア71内に存在していた検知対象が保護検知エリア71から退出して、ドアコントローラ91が保護検知信号を受信しなくなった場合である。制限終了条件を満たす場合(ステップS106のY)、処理S100はステップS107に進む。制限終了条件を満たさない場合(ステップS106のN)、処理S100はステップS105に戻り、検知状態が開動作保留時間継続するか(ステップS106のY)、又は制限終了条件を満たすまで(ステップS106のY)、ステップS105及びS106が繰り返される。
ステップS107で、通知部105は、ドア9を開動作できない旨の通知を終了する。
ステップS108で、制御部104は、開指示信号を有効にして、ドア9を開動作する。ステップS108の後、処理S100は終了する。
ステップS105に戻ると、検知状態が開動作保留時間継続した場合(ステップS105のY)、処理S100はステップS109に進む。ステップS109で、通知部105は、ドア9を開動作できない旨の最終通知を行う。例えば、通知部105は、「保護検知エリア71内で人又は物が検知されているため、ドアを開動作できませんでした。」というメッセージを通知装置40のディスプレイに表示させる。
ステップS110で、制御部104は、開指示信号を無効にし、ドア9の全閉状態を維持する。ステップS110の後、処理S100は終了する。
ここで、仮に保護検知エリア71に検知対象が存在する状態でドア9が開動作した場合、その検知対象は開動作しているドア9と接触してしまうおそれがある。この対策として、例えば保護検知エリア71に検知対象が存在する状態ではドア9の開動作を行わないことで、上記衝突のリスクを低減できる。
しかし、この対策を利用する場合、保護検知エリア71に検知対象が存在している状態で通行者が自動ドア装置100を通行しようとした場合、通行者はなぜドアが開動作しないのかわからない場合がある。特に、マンションなどのセキュリティ仕様(全閉状態では屋外起動検知エリア70Aでの自動起動が無効)で運用している自動ドア装置100では、例えば、屋内側から屋外側に通行者が通行しようとした際にドア9が開動作しない場合、フィックス22等が死角となってその通行者と屋外側に設置された保護検知エリア71にいる検知対象とが互いを視認しにくいことがある。その結果、通行者や保護検知エリア71にいる検知対象は、事態を把握できない場合があるという点で利便性に改善の余地があった。
本実施形態では、制限部103は保護検知エリア71において屋外起動センサ4Aが検知対象を検知しているなどの所定の条件下でドア9の開動作を制限するための制限信号を出力し、通知部105は制限信号を受け付けた状態で開指示信号が出力された場合にドア9を開動作できない旨を通知装置40に通知させる。本構成によると、その通知された人に、ドア9が開動作しない状況にあることを把握させることが可能となる。そのため、その通知された人が安全確認して保護検知エリア71にいる検知対象を保護検知エリア71から退出させるなどの適切な行動をとりやすくなる。そのため、開動作するドア9に対する安全性を確保しつつ、利便性をより向上させることが可能となる。
本実施形態では、制限部103における所定の条件は、屋外起動センサ4Aが保護検知エリア71内で人又は物を検知している状態になったことであり、ドア9を開動作できない旨は保護検知エリア71内で人又は物が検知されているためにドア9を開動作できない旨を含む。本構成によると、通知された人は、保護検知エリア71内に人又は物が存在することを把握することができるため、安全確認して保護検知エリア71にいる検知対象を保護検知エリア71から退出させるなどの適切な行動をよりとりやすくなる。
本実施形態では、制御部104は、開指示信号を受け付けた場合、保護検知エリア71内で人又は物が検知されている状態が開指示信号の受け付けから所定の開動作保留時間継続したときに開指示信号を無効にし、通知部105は保護検知エリア71内で人又は物が検知されている状態が開指示信号の受け付けから所定の開動作保留時間経過したときにドアを開動作できない旨を通知する。ここで、仮にこのような状況において開指示信号を無効にしない場合、保護検知エリア71内から検知対象が退出したときには開口23を通過したい人が保護検知エリア71内にいなくなってしまった状態であってもドア9が開動作してしまうことになる。開指示信号を無効にすることにより、開口23を通行する人がいないにもかかわらずドア9が開動作してしまうことを抑制できる。
以下、変形例について説明する。
制限終了条件は、上述の例に限定されない。例えば、制限終了条件は、ドア9の開動作の制限を開始してから所定時間経過した場合であってもよい。制御部104は、上述した制限終了条件の少なくとも1つを満たすか否かを判断してもよい。
本実施形態では、ドア9を一切開動作させなかったが、ドア9を数センチだけ開動作させた後に全閉位置に戻す動作やドア9を全閉位置からさらに閉動作させて戸先ゴムを変形させる動作のように、人が通れない程度にドア9を開動作又は閉動作させるものでもよい。
本実施形態では、2つの起動センサ4が屋外及び屋内にそれぞれ配置された例を示したが、これに限定されず、2つの起動センサ4はいずれも屋内に配置されてもよいし、いずれも屋外に配置されてもよい。
本実施形態では、屋外起動センサ4Aが保護検知エリア71を設定したが、これに限定されず、屋内起動センサ4B、補助光電センサ30等の他のセンサが保護検知エリア71を設定してもよい。また、保護検知エリア71は、屋外及び屋内の両方に設定されてもよい。
本実施形態では、保護検知エリア71は第1保護検知エリア71Aと第2保護検知エリア71Bとの2つのエリアからなるが、いずれか一方のみで構成されてもよい。
本実施形態では、ドアコントローラ91は、屋内からの通行者については、屋内起動信号を取得したことに基づいてドア9を開動作したが、これに限定されず、セキュリティ解除信号及び屋内起動信号を取得したことに基づいてドア9を開動作してもよい。また、本実施形態では、ドアコントローラ91は、屋外からの通行者については、セキュリティ解除信号及び屋外起動信号を取得したことに基づいてドア9を開動作したが、これに限定されず、屋外起動信号を取得したことに基づいてドア9を開動作してもよい。また、ドアコントローラ91は、起動信号にかかわらず、セキュリティ解除信号を受け付けたことに基づいてドア9を開動作してもよい。さらに、ドアコントローラ91は、セキュリティ解除信号を要せずに、起動信号のみに基づいてドア9を開動作してもよい。
本実施形態では、認証装置51は自動ドア装置100が設けられた建物の屋外に設けられたが、これに限定されない。認証装置51は、屋内に設けられてもよいし、屋外及び屋内にそれぞれ設けられてもよい。
本実施形態では、ドアコントローラ91が、ドア9が全閉状態であるか否かに基づいてドア9の開保護動作及び閉保護動作のいずれを行うかを決定したが、これに限定されない。例えば、自動ドア用センサ10が、ドア9が全閉状態であるか否かに基づいてドア9を開保護動作させるための信号及びドア9を閉保護動作させるための信号を出力することにより、ドア9の開保護動作及び閉保護動作のいずれを行うかが決定されてもよい。
本実施形態では、通知部105は、ステップS104でドア9を開動作できない旨を通知した後、ステップS109で最終通知を行うまで通知を行わなかったが、これに限定されない。通知部105は、ステップS106において制限終了条件を満たすまで定期的に通知を行ってもよいし、ステップS109での通知を行わずにステップS104での1回のみ通知を行ってもよい。
通知部105による通知内容は、上述のものに限定されない。例えば、通知部105は、上述の開動作できない旨に加えて、「周囲を確認し、再度自動ドアを起動させる操作を行って下さい」とのように、ドア9を起動させるための操作を再度行うように指示してもよい。また、例えば、通知部105は、上述の開動作できない旨に加えて、「屋外の起動センサがフィックス前の保護検知エリアにおいて検知状態であるため、ドアを開動作できませんでした。」とのように、保護検知エリア71内で検知対象を検知したセンサ及び検知対象が存在する保護検知エリア71の少なくとも一方を示すことにより、ドア9が開動作できない理由をより詳細に示してもよい。
開指示信号を受け付けたときに制限信号を受け付けた状態であれば、制御部104は開指示信号を都度無効にしてもよい。
本実施形態では、ステップS105で所定の開動作保留時間が経過した場合には、ステップS106で制限終了条件を満たすか否かが判断されたが、これに限定されない。例えば、この場合には、開指示信号出力部102が改めて開指示信号出力条件を満たすか否かを判断し、開指示信号出力条件を満たさない場合に処理S100をステップS109及びS110に進めてもよい。また、例えば、制限終了条件を満たすか否かの判断を所定の開動作保留時間が経過したか否かの判断よりも前に行い、屋外起動センサ4Aが保護検知エリア71内で検知対象を検知しなくなってから直ちに開指示信号出力条件を満たすか否かが判断されてもよいし、所定時間経過してから開指示信号出力条件を満たすか否かが判断されてもよい。
本実施形態では、通知部105は、メッセージの表示によりドア9を開動作できない旨を通知したが、これに限定されず、例えば、音声による通知であってもよいし、絵や画像によって通知してもよい。また、通知部105は、起動センサ4として使用されている画像センサやドア9を監視範囲に含む監視カメラ等の映像を使用してドア9を開動作できない旨を通知してもよい。
第2実施形態
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態の図面および説明では、第1実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。第1実施形態と重複する説明を適宜省略し、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
図6は、第2実施形態の自動ドア装置100の機能ブロック図である。図6に示すように、第2実施形態の自動ドア装置100は、異常判定部106と、稼働情報記憶部107と、をさらに備える。
異常判定部106は、例えば、自動ドア装置100の稼働情報に基づいて、自動ドア装置100を構成する機器の異常を判定する。自動ドア装置100を構成する機器とは、例えば、ドアコントローラ91、ドアエンジン92、自動ドア用センサ10、これらの通信のための伝送路96、ドア9等である。また、機器の異常とは、例えば、ドア9を開動作させるように適切に動作できない程度に上記機器が故障したことや、ドア9の開閉動作が通常とは異なる挙動を示すなどドア9を安全に開閉できない程度に上記機器が劣化したこと等を含む。自動ドア装置100の稼働情報は、例えば、自動ドア用センサ10の検知状態を示す情報、ドア9の位置を示す情報、ドア9の移動速度を示す情報、ドアエンジン92の駆動電圧を示す情報、ドアコントローラ91の応答特性を示す情報などを含む。
例えば、取得部101は、ドアコントローラ91、ドアエンジン92、自動ドア用センサ10等から稼働情報を取得し、稼働情報記憶部107に時系列的に記憶させる。異常判定部106は、例えば、稼働情報の時系列データが異常値を示す場合に自動ドア装置100を構成する機器に異常があると判定し、異常判定信号を制限部103に出力する。本実施形態では、制限部103は異常判定信号の取得に応じて制限信号を制御部104に出力する。これにより、制御部104は制限信号を受け付けた状態となる。
本実施形態では、通知部105は、例えば、上述のステップS104において「自動ドア装置100の機器の異常のために、ドアを開動作できません。」というメッセージを通知装置40のディスプレイに表示させる。また、通知部105は、例えば、上述のステップS109において「自動ドア装置100の機器の異常のために、ドアを開動作できませんでした。」というメッセージを通知装置40のディスプレイに表示させる。
このように、本実施形態では、制限部103における所定の条件は、異常判定部106が自動ドア装置100を構成する機器の異常を判定することであり、通知部105は自動ドア装置100の機器の異常のためにドア9を開動作できない旨を通知する。本構成によると、通知を受けた人は自動ドア装置100を構成する機器に異常があるためにドア9を開動作できない旨を把握することができるため、管理人に自動ドア装置100が動作しないことを連絡するなどの適切な行動をとりやすくなる。
異常判定部106は、上述した例に限定されず、公知の方法を用いて自動ドア装置100を構成する機器の異常を判定できる。
第3実施形態
以下、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態の図面および説明では、第1実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。第1実施形態と重複する説明を適宜省略し、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
図7は、第3実施形態の自動ドア装置100に関するシステム構成を例示するブロック図である。図7に示すように、第3実施形態では、自動ドア装置100、認証装置51及び開許可装置52にそれぞれ通知装置40A~40Cが設けられている。第3実施形態では、ドアコントローラ91の通知部105は、自動ドア装置100の通知装置40Aに加え、認証装置51及び開許可装置52の通知装置40B及び40Cにドア9を開動作できない旨をそれぞれ通知可能である。
図8は、第3実施形態のドアコントローラ91の機能ブロック図である。図8に示すように、ドアコントローラ91は、決定部108と、信号記憶部109と、をさらに備える。
図9は、第3実施形態のドアコントローラ91の処理S200を示すフローチャートである。図9のステップS201、S203~S204、S206~S212は、図5のステップS101~S110と特に言及する点を除いて基本的に同様であるため、重複する点についてはその説明を省略する。
ステップS201で、開指示信号出力条件を満たす場合(ステップS201のY)、処理S200はステップS202に進む。ステップS202で、信号記憶部109は開指示信号出力条件を満たす旨の判断の基となった信号を記憶する。例えば、信号記憶部109は、屋内起動信号を取得したことに基づいて開指示信号出力条件を満たした場合には屋内起動信号を記憶し、セキュリティ解除信号(例えば、許可信号)を受け付けた状態で屋外起動信号を取得したことに基づいて開指示信号出力条件を満たした場合には屋外起動信号とそのセキュリティ解除信号(許可信号)とを記憶する。
ステップS203~S204を経て、ステップS205で、決定部108は、ドア9を開動作できない旨を通知させる通知装置40を決定する。具体的には、決定部108は、ステップS202で信号記憶部109が記憶した信号を出力した装置に対応する通知装置40にドア9を開動作できない旨を通知させるように決定する。例えば、決定部108は、信号記憶部109が記憶した信号が屋内起動信号である場合には屋内起動信号を出力した自動ドア用センサ10を有する自動ドア装置100に設けられた通知装置40Aにドア9を開動作できない旨を通知させるように決定する。また、例えば、決定部108は、信号記憶部109が記憶した信号が屋外起動信号及び認証信号である場合には、屋外起動信号を出力した自動ドア用センサ10を含む自動ドア装置100に設けられた通知装置40Aと、認証信号を出力した認証装置51に設けられた通知装置40Bと、にドア9を開動作できない旨を通知させるように決定する。また、例えば、決定部108は、信号記憶部109が記憶した信号が屋外起動信号及び開許可信号である場合には、屋外起動信号を出力した自動ドア用センサ10を含む自動ドア装置100に設けられた通知装置40Aと、開許可信号を出力した開許可装置52に設けられた通知装置40Cとにドア9を開動作できない旨を通知させるように決定する。
ステップS206及びS211で、通知部105は、ステップS205で決定された通知装置にドア9を開動作できない旨を通知させる。
本実施形態では、通知装置40B及び40Cはセキュリティ解除装置である認証装置51及び開許可装置52にそれぞれ設けられており、通知部105は、セキュリティ解除信号に基づいて開指示信号が出力された場合にはセキュリティ解除信号を出力したセキュリティ解除装置に設けられた通知装置40B又は40Cに上記開動作できない旨を通知させる。本構成によると、ドア9を開動作させようとした人に対して、ドア9が開動作できない旨を直接知らせることができる。
本実施形態では、認証装置51が認証信号を出力した場合には、認証信号を出力した認証装置51に設けられた通知装置40Bにドア9を開動作できない旨が通知される。本構成によると、認証装置51を用いてドア9を開動作させようとした通行者に、ドア9が開動作しない状況にあることを把握させることが可能となる。
本実施形態では、開許可装置52が開許可信号を出力した場合には、開許可信号を出力した開許可装置52に設けられた通知装置40Cにドア9を開動作できない旨が通知される。ここで、居室から開許可装置52を用いて開許可信号を出力した居住者等は自動ドア装置100から離れた場所にいるため、ドア9が開動作していないことやその原因を把握できない場合がある。本構成によると、開許可装置52を用いてドア9を開動作させようとした居住者等に、ドア9が開動作しない状況にあることを把握させることが可能となる。
なお、通知部105は、起動信号やセキュリティ解除信号を出力した装置に関する通知装置40に加えて、他の通知装置40にもドア9が開動作できない旨を通知させてもよいし、その出力した装置に関する通知装置40のみにドア9が開動作できない旨を通知させてもよい。
上述した各実施形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
4A 屋外起動センサ、 4B 屋内起動センサ、 9 ドア、 10 自動ドア用センサ、 20 自動ドア駆動装置、 22 フィックス、 23 開口、 50 セキュリティ解除システム、 51 認証装置、 52 許可装置、 70 起動検知エリア、 71 保護検知エリア、 100 自動ドア装置、 101 取得部、 102 開指示信号出力部、 103 制限部、 104 制御部、 105 通知部、 106 異常判定部、 107 稼働情報記憶部、 108 決定部、 109 信号記憶部。

Claims (15)

  1. 開口を開閉するドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、
    所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、
    前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、
    を備え
    前記所定の条件は自動ドア装置を構成する機器の異常を判定する異常判定部が前記機器の異常を判定したことであり、
    前記開動作できない旨は前記機器の異常のために前記ドアを開動作できない旨を含む、
    自動ドア装置。
  2. 開口を開閉するドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、
    所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、
    前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、
    を備え、
    前記開指示信号出力部は前記ドアの開動作を許可するためのセキュリティ解除信号を出力するセキュリティ解除装置の前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号を出力し、
    前記通知装置は前記セキュリティ解除装置に設けられ、
    前記通知部は前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号が出力された場合には前記セキュリティ解除信号を出力した前記セキュリティ解除装置に設けられた前記通知装置に前記開動作できない旨を通知させる、
    自動ドア装置。
  3. 前記所定の条件は開動作する前記ドアとの接触から人又は物を保護するための保護検知エリアを検知エリアに含むセンサが前記人又は物を検知した状態になったことであり、
    前記開動作できない旨は前記保護検知エリア内で前記人又は物が検知されているために前記ドアを開動作できない旨を含む、
    請求項1又は2に記載の自動ドア装置。
  4. 前記制御部は前記検知した状態が所定時間継続したときに前記開指示信号を無効にし、
    前記通知部は前記開指示信号が無効になったときに前記ドアを開動作できない旨を通知する、
    請求項に記載の自動ドア装置。
  5. 前記セキュリティ解除装置は前記ドアの近傍に設けられ前記開口を通行しようとする者の認証に基づいて前記セキュリティ解除信号を出力する、
    請求項に記載の自動ドア装置。
  6. 前記自動ドア装置は建物の出入口に設けられ、
    前記セキュリティ解除装置は前記建物の居室内に設けられ前記居室内のユーザの入力に基づいて前記セキュリティ解除信号を出力する、
    請求項に記載の自動ドア装置。
  7. 起動検知エリア内において人又は物が検知されたことに基づいて開口を開閉するドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、
    所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、
    前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、
    を備え
    前記所定の条件は自動ドア装置を構成する機器の異常を判定する異常判定部が前記機器の異常を判定したことであり、
    前記開動作できない旨は前記機器の異常のために前記ドアを開動作できない旨を含む、
    自動ドア装置。
  8. 前記所定の条件は開動作する前記ドアとの接触から人又は物を保護するための保護検知エリアを検知エリアに含むセンサが前記人又は物を検知した状態になったことであり、
    前記開動作できない旨は前記保護検知エリア内で前記人又は物が検知されているために前記ドアを開動作できない旨を含む、
    請求項に記載の自動ドア装置。
  9. 前記制御部は前記検知した状態が所定時間継続したときに前記開指示信号を無効にし、
    前記通知部は前記開指示信号が無効になったときに前記ドアを開動作できない旨を通知する、
    請求項に記載の自動ドア装置。
  10. 開口を開閉するドアの開動作を許可するためのセキュリティ解除信号を出力するセキュリティ解除装置と、
    自動ドア装置であって、
    起動検知エリアにおいて人又は物を検知したことに基づいて起動信号を出力する起動センサと、
    前記起動信号及び前記セキュリティ解除信号の少なくとも一方に基づいて前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、
    所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、
    前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、
    を含む、自動ドア装置と、
    を備え
    前記所定の条件は前記自動ドア装置を構成する機器の異常を判定する異常判定部が前記機器の異常を判定したことであり、
    前記開動作できない旨は前記機器の異常のために前記ドアを開動作できない旨を含む、
    自動ドアシステム。
  11. 開口を開閉するドアの開動作を許可するためのセキュリティ解除信号を出力するセキュリティ解除装置と、
    自動ドア装置であって、
    起動検知エリアにおいて人又は物を検知したことに基づいて起動信号を出力する起動センサと、
    前記起動信号及び前記セキュリティ解除信号の少なくとも一方に基づいて前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部と、
    所定の条件下で前記ドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部と、
    前記開指示信号に基づいて前記ドアの開動作及び閉動作を制御し、前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作しない制御部と、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知装置に通知させる通知部と、
    を含む、自動ドア装置と、
    を備え、
    前記開指示信号出力部は前記ドアの開動作を許可するためのセキュリティ解除信号を出力するセキュリティ解除装置の前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号を出力し、
    前記通知装置は前記セキュリティ解除装置に設けられ、
    前記通知部は前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号が出力された場合には前記セキュリティ解除信号を出力した前記セキュリティ解除装置に設けられた前記通知装置に前記開動作できない旨を通知させる、
    自動ドアシステム。
  12. 所定の条件下で開口を開閉するドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部が前記制限信号を出力するステップと、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部から前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知する通知部が前記開動作できない旨を通知するステップと、
    を備え
    前記所定の条件は自動ドア装置を構成する機器の異常を判定する異常判定部が前記機器の異常を判定したことであり、
    前記開動作できない旨は前記機器の異常のために前記ドアを開動作できない旨を含む
    自動ドア装置の通知制御方法。
  13. 所定の条件下で開口を開閉するドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部が前記制限信号を出力するステップと、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部から前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知する通知部が前記開動作できない旨を通知装置に通知させるステップと、
    を備え、
    前記開指示信号出力部は前記ドアの開動作を許可するためのセキュリティ解除信号を出力するセキュリティ解除装置の前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号を出力し、
    前記通知装置は前記セキュリティ解除装置に設けられ、
    前記通知部は前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号が出力された場合には前記セキュリティ解除信号を出力した前記セキュリティ解除装置に設けられた前記通知装置に前記開動作できない旨を通知させる、
    自動ドア装置の通知制御方法。
  14. コンピュータに、
    所定の条件下で開口を開閉するドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部が前記制限信号を出力するステップと、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部から前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知する通知部が前記開動作できない旨を通知するステップと、
    を実行させ
    前記所定の条件は自動ドア装置を構成する機器の異常を判定する異常判定部が前記機器の異常を判定したことであり、
    前記開動作できない旨は前記機器の異常のために前記ドアを開動作できない旨を含む
    自動ドア装置の通知制御プログラム。
  15. コンピュータに、
    所定の条件下で開口を開閉するドアの開動作を制限するための制限信号を出力する制限部が前記制限信号を出力するステップと、
    前記制限信号を受け付けた状態で前記ドアの開指示信号を出力する開指示信号出力部から前記開指示信号が出力された場合に前記ドアを開動作できない旨を通知する通知部が前記開動作できない旨を通知装置に通知させるステップと、
    を実行させ、
    前記開指示信号出力部は前記ドアの開動作を許可するためのセキュリティ解除信号を出力するセキュリティ解除装置の前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号を出力し、
    前記通知装置は前記セキュリティ解除装置に設けられ、
    前記通知部は前記セキュリティ解除信号に基づいて前記開指示信号が出力された場合には前記セキュリティ解除信号を出力した前記セキュリティ解除装置に設けられた前記通知装置に前記開動作できない旨を通知させる、
    自動ドア装置の通知制御プログラム。
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