JP7845457B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び記録媒体

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Description

この開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び記録媒体の技術分野に関する。
この種の装置として、複数の認証処理の結果を統合するものが知られている。例えば特許文献1では、顔認証の結果と虹彩認証の結果とを統合して、2つの認証処理を考慮した総合的な認証結果を出力することが開示されている。特許文献2では、第1の照合部で算出された照合スコアと、第2の照合部で算出された照合スコアを統合して、統合照合スコアを出力することが開示されている。特許文献3では、認証方式A、Bによる認証判断の判断結果a、bに対して、重み付け変数mを用いた演算を実行して最終判断を行うことが開示されている。
国際公開第2021/090364号 国際公開第2013/132695号 特開2000-242786号公報
この開示は、先行技術文献に開示された技術を改善することを目的とする。
この開示の情報処理装置の一の態様は、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する第1スコア取得手段と、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する第2スコア取得手段と、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得する参照データ取得手段と、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する統合スコア算出手段と、を備える。
この開示の情報処理方法の一の態様は、少なくとも1つのコンピュータにより、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得し、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得し、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する。
この開示の記録媒体の一の態様は、少なくとも1つのコンピュータに、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得し、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得し、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する、情報処理方法を実行させるコンピュータプログラムが記録されている。
第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である 第4実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第6実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第6実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第7実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第8実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第9実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第10実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第11実施形態に係る情報処理装置において用いられる参照データ、及び参照データから算出される過去の統合スコアの一例を示す表である。 第11実施形態に係る情報処理装置において用いられる本人ヒストグラム及び他人ヒストグラムの一例を示すグラフである。 第12実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第12実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第13実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第13実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、情報処理装置、情報処理方法、及び記録媒体の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る情報処理装置について、図1から図3を参照して説明する。
(ハードウェア構成)
まず、図1を参照しながら、第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る情報処理装置10は、プロセッサ11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、記憶装置14とを備えている。情報処理装置10は更に、入力装置15と、出力装置16と、を備えていてもよい。上述したプロセッサ11と、RAM12と、ROM13と、記憶装置14と、入力装置15と、出力装置16とは、データバス17を介して接続されている。
プロセッサ11は、コンピュータプログラムを読み込む。例えば、プロセッサ11は、RAM12、ROM13及び記憶装置14のうちの少なくとも一つが記憶しているコンピュータプログラムを読み込むように構成されている。或いは、プロセッサ11は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体が記憶しているコンピュータプログラムを、図示しない記録媒体読み取り装置を用いて読み込んでもよい。プロセッサ11は、ネットワークインタフェースを介して、情報処理装置10の外部に配置される不図示の装置からコンピュータプログラムを取得してもよい(つまり、読み込んでもよい)。プロセッサ11は、読み込んだコンピュータプログラムを実行することで、RAM12、記憶装置14、入力装置15及び出力装置16を制御する。本実施形態では特に、プロセッサ11が読み込んだコンピュータプログラムを実行すると、プロセッサ11内には、統合スコアを算出するための機能ブロックが実現される。このように、プロセッサ11は、情報処理装置10における各制御を実行するコントローラとして機能してよい。
プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)、DSP(Demand-Side Platform)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成されてよい。プロセッサ11は、これらのうち一つで構成されてもよいし、複数を並列で用いるように構成されてもよい。
RAM12は、プロセッサ11が実行するコンピュータプログラムを一時的に記憶する。RAM12は、プロセッサ11がコンピュータプログラムを実行している際にプロセッサ11が一時的に使用するデータを一時的に記憶する。RAM12は、例えば、D-RAM(Dynamic Random Access Memory)や、SRAM(Static Random Access Memory)であってよい。また、RAM12に代えて、他の種類の揮発性メモリが用いられてもよい。
ROM13は、プロセッサ11が実行するコンピュータプログラムを記憶する。ROM13は、その他に固定的なデータを記憶していてもよい。ROM13は、例えば、P-ROM(Programmable Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Read Only Memory)であってよい。また、ROM13に代えて、他の種類の不揮発性 メモリが用いられてもよい。
記憶装置14は、情報処理装置10が長期的に保存するデータを記憶する。記憶装置14は、プロセッサ11の一時記憶装置として動作してもよい。記憶装置14は、例えば、ハードディスク装置、光磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)及びディスクアレイ装置のうちの少なくとも一つを含んでいてもよい。
入力装置15は、情報処理装置10のユーザからの入力指示を受け取る装置である。入力装置15は、例えば、キーボード、マウス及びタッチパネルのうちの少なくとも一つを含んでいてもよい。入力装置15は、スマートフォンやタブレット等の携帯端末として構成されていてもよい。入力装置15は、例えばマイクを含む音声入力が可能な装置であってもよい。
出力装置16は、情報処理装置10に関する情報を外部に対して出力する装置である。例えば、出力装置16は、情報処理装置10に関する情報を表示可能な表示装置(例えば、ディスプレイ)であってもよい。また、出力装置16は、情報処理装置10に関する情報を音声出力可能なスピーカ等であってもよい。出力装置16は、スマートフォンやタブレット等の携帯端末として構成されていてもよい。また、出力装置16は、画像以外の形式で情報を出力する装置であってもよい。例えば、出力装置16は、情報処理装置10に関する情報を音声で出力するスピーカであってもよい。
なお、図1では、複数の装置を含んで構成される情報処理装置10の例を挙げたが、これらの全部又は一部の機能を、1つの装置として実現してもよい。その場合、情報処理装置10は、例えば上述したプロセッサ11、RAM12、ROM13のみを備えて構成され、その他の構成要素(即ち、記憶装置14、入力装置15、出力装置16)については、情報処理装置10に接続される外部の装置が備えるようにしてもよい。また、情報処理装置10は、一部の演算機能を外部の装置(例えば、外部サーバやクラウド等)によって実現するものであってもよい。
(機能的構成)
次に、図2を参照しながら、第1実施形態に係る情報処理装置10の機能的構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、第1実施形態に係る情報処理装置10は、その機能を実現するための構成要素として、第1スコア取得部110と、第2スコア取得部120と、参照データ取得部130と、統合スコア算出部140と、を備えて構成されている。第1スコア取得部110、第2スコア取得部120、参照データ取得部130、及び統合スコア算出部140の各々は、例えば上述したプロセッサ11(図1参照)によって実現される処理ブロックであってよい。
第1スコア取得部110は、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得可能に構成されている。第1生体認証は、対象の第1生体情報を用いる生体認証である。第2スコア取得部120は、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得可能に構成されている。第2生体認証は、対象の第2生体情報(即ち、第1生体情報とは異なる生体情報)を用いる生体認証である。第1生体認証及び第2生体認証の一例として、顔認証及び虹彩認証が挙げられる。この場合、第1生体情報は、顔画像等の顔を示す情報として取得されればよく、第2生体情報は、虹彩画像等の虹彩を示す情報として取得されえればよい。そして、第1スコア取得部110は、顔を示す情報を用いた顔認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、第2スコア取得部120は、虹彩を示す情報を用いた虹彩認証の認証スコアを示す第2スコアを取得すればよい。なお、上述した顔認証及び虹彩認証はあくまで一例であり、その他の生体情報を用いて、様々な生体認証が実行されてよい。例えば、第1生体情報及び第2生体情報として、指紋、静脈、耳音響等を示す情報が取得され、それらの生体情報を用いて、指紋認証、静脈認証、耳音響認証等が実行されてよい。
第1スコア取得部110及び第2スコア取得部120の各々は、装置外部で実行された生体認証の結果として第1スコア及び第2スコアを取得してよい。或いは、第1スコア取得部110及び第2スコア取得部120は、それら自身が生体認証を実行して第1スコア及び第2スコアを取得してもよい。例えば、第1スコア取得部110及び第2スコア取得部120は、対象の顔画像や虹彩画像を取得して生体認証を実行し、その生体認証の結果として第1スコア及び第2スコアを取得してよい。
参照データ取得部130は、参照データを取得可能に構成されている。ここでの「参照データ」は、第1生体認証及び第2生体認証の少なくとも一方に関するデータであり、後述する統合スコアの算出に用いられるデータである。参照データの具体例については、後述する他の実施形態で詳しく説明する。
統合スコア算出部140は、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、参照データ取得部130で取得された参照データと、に基づいて統合スコアを算出可能に構成されている。ここでの「統合スコア」は、第1生体認証及び第2生体認証の両方の結果を統合した総合的な認証結果を示すスコアである。統合スコアの具体的な算出方法については、後述する他の実施形態で詳しく説明する。
(動作の流れ)
次に、図3を参照しながら、第1実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れ(統合スコアを算出するまでの流れ)について説明する。図3は、第1実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、第1実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。なお、参照データは、第1スコア及び第2スコアを取得する前に取得されてもよい。或いは、参照データは、第1スコア及び第2スコアと並行して同時に取得されてもよい。
続いて、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、参照データ取得部130で取得された参照データと、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS104)。そして、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
出力された統合スコアは、対象の生体認証(即ち、第1生体認証及び第2生体認証を含む全体としての生体認証)の成否を判定するために用いられてよい。例えば、統合スコアが所定スコアより大きい場合、対象の生体認証が成功したと判定されてよい。また、統合スコアが所定スコアより小さい場合、対象の生体認証が失敗したと判定されてよい。
(技術的効果)
次に、第1実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図1から図3で説明したように、第1実施形態に係る情報処理装置10では、第1スコアと、第2スコアと、参照データと、に基づいて統合スコアが算出される。このようにすれば、生体認証に関する参照データが考慮されることになるため、第1スコア及び第2スコアのみに基づいて統合スコアを算出する場合と比較して、より適切に統合スコアを算出することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る情報処理装置10について、図4を参照して説明する。なお、第2実施形態は、上述した第1実施形態と一部の構成及び動作が異なるのみであり、その他の部分については第1実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した第1実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(機能的構成)
まず、図4を参照しながら、第2実施形態に係る情報処理装置10の機能的構成について説明する。図4は、第2実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図4では、図2で示した構成要素と同様の要素に同一の符号を付している。
図4に示すように、第2実施形態に係る情報処理装置10は、その機能を実現するための構成要素として、第1スコア取得部110と、第2スコア取得部120と、参照データ取得部130と、統合スコア算出部140と、過去データ記憶部210と、を備えて構成されている。即ち、第2実施形態に係る情報処理装置10は、第1実施形態の構成(図2参照)に加えて、過去データ記憶部210を更に備えている。過去データ記憶部210は、例えば上述した記憶装置14(図1参照)によって実現されてよい。
過去データ記憶部210は、過去の第1生体認証及び第2生体認証で取得された認証スコア(即ち、第1スコア、第2スコア、及び統合スコア)、並びに統合スコアに基づく認証結果の少なくとも1つを記憶可能に構成されている。なお、認証結果は、その認証結果が正しい結果であるの否かを含む情報を含んでいてもよい。例えば、認証結果が誤った結果であった場合には、その結果を修正するための修正情報を含んでいてもよい。修正情報は、例えば人の手によって付与されるものであってよい。
過去データ記憶部210は、複数人の第1生体認証及び第2生体認証で取得された認証スコア及び認証結果を記憶可能とされてよい。また、過去データ記憶部210は、同一人物の第1生体認証及び第2生体認証で取得された認証スコア及び認証結果を複数回分記憶可能とされてよい。過去データ記憶部210に記憶された認証スコアは、参照データ取得部130によって適宜読み出し可能とされている。即ち、本実施形態に係る参照データは、過去データ記憶部210に記憶された、過去の第1生体認証及び第2生体認証で取得された認証スコア及び認証結果を含んでいる。なお、参照データは、複数の認証スコア及び認証結果を含むものであってよい。
(技術的効果)
次に、第2実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図4で説明したように、第2実施形態に係る情報処理装置10では、過去に取得された第1スコア、第2スコア、及び統合スコアの少なくとも1つが参照データとして用いられる。このようにすれば、過去に実行された生体認証の結果が考慮されることになるため、現在の認証結果のみを用いる場合と比較して、より適切に統合スコアを算出することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る情報処理装置10について、図5を参照して説明する。なお、第3実施形態は、上述した第1及び第2実施形態と一部の構成及び動作が異なるのみであり、その他の部分については第1及びお第2実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(機能的構成)
まず、図5を参照しながら、第3実施形態に係る情報処理装置10の機能的構成について説明する。図5は、第3実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図5では、図2で示した構成要素と同様の要素に同一の符号を付している。
図5に示すように、第3実施形態に係る情報処理装置10は、その機能を実現するための構成要素として、第1スコア取得部110と、第2スコア取得部120と、参照データ取得部130と、統合スコア算出部140と、他機データ記憶部220と、を備えて構成されている。即ち、第3実施形態に係る情報処理装置10は、第1実施形態の構成(図2参照)に加えて、他機データ記憶部220を更に備えている。他機データ記憶部220は、例えば上述した記憶装置14(図1参照)によって実現されてよい。
他機データ記憶部220は、情報処理装置10の場所(即ち、情報処理装置10が運用される場所)とは別の場所で実行された第1生体認証及び第2生体認証で取得された認証スコア及び認証結果(即ち、本実施形態に係る情報処理装置10とは異なる他機で取得された認証スコア及び認証結果)を記憶可能に構成されている。ここでの「情報処理装置10の場所」は、単に情報処理装置10が設置されている場所だけでなく、情報処理装置10の一部が設置されている場所でもよいし、情報処理装置10の全部が設置されている場所でもよい。なお、認証結果は、第2実施形態で説明した場合と同様に、その認証結果が正しい結果であるの否かを含む情報を含んでいてもよい。例えば、認証結果が誤った結果であった場合には、その結果を修正するための修正情報を含んでいてもよい。修正情報は、例えば人が装置等を操作することによって(装置等を介して)付与されるものであってよい。
他機データ記憶部220は、複数の場所で取得された認証スコアを記憶可能とされてよい。他機データ記憶部220に記憶された認証スコアは、参照データ取得部130によって適宜読み出し可能とされている。即ち、本実施形態に係る参照データは、他機データ記憶部220に記憶された、別の場所で実行された第1生体認証及び第2生体認証で取得された認証スコアである。なお、参照データは、複数の認証スコアを含むものであってよい。
(技術的効果)
次に、第3実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図5で説明したように、第3実施形態に係る情報処理装置10では、他の装置で取得された取得された第1スコア、第2スコア、及び統合スコアの少なくとも1つが参照データとして用いられる。このようにすれば、別の場所で実行された生体認証の結果が考慮されることになるため、現在の装置による認証結果のみを用いる場合と比較して、より適切に統合スコアを算出することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態に係る情報処理装置10について、図6を参照して説明する。なお、第4実施形態は、上述した第3実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第3実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(動作の流れ)
まず、図6を参照しながら、第4実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図6は、第4実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図6では、図3で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図6に示すように、第4実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する。ここでの参照データ取得部130は特に、現在の場所(即ち、本実施形態に係る情報処理装置10)で取得された参照データ(以下、適宜「本機参照データ」と称する)と、すでに第3実施形態で説明した、別の場所(即ち、他機)で取得された参照データ(以下、「他機参照データ」と称する)と、を取得する(ステップS501)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。
続いて、統合スコア算出部140が、参照データに関する重みを設定する。具体的には、統合スコア算出部140は、本機参照データの重みが、他機参照データの重みよりも大きくなるように設定する(ステップS502)。なお、本機参照データは、現在の場所で取得されたデータであるため、別の場所で取得されたデータ(即ち、他機参照データ)よりも、統合スコアを算出するために用いるデータとして適していると考えられる。よって、ここでは、本機参照データの重みが、他機参照データの重みよりも大きくなるように設定される。
続いて、統合スコア算出部140は、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、参照データ取得部130で取得された参照データと、に基づいて統合スコアを算出する。統合スコア算出部140は特に、上述した重みを考慮して統合スコアを算出する(ステップS503)。このため、重みが大きく設定される本機参照データは、統合スコアを算出する際に相対的に大きく寄与し、重みが小さく設定される他機参照データは、統合スコアを算出する際に相対的に小さく寄与する。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第4実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図6で説明したように、第4実施形態に係る情報処理装置10では、本機参照データと他機参照データとを用いる場合に、本機参照データの重みが他機参照データの重みより大きくされる。このようにすれば、本機参照データの影響が相対的に大きくされる(言い換えれば、他機参照データの影響が相対的に小さくされる)ため、より適切に統合スコアを算出することができる。
<第5実施形態>
第5実施形態に係る情報処理装置10について、図7を参照して説明する。なお、第5実施形態は、上述した第3及び第4実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第4実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(動作の流れ)
まず、図7を参照しながら、第5実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図7は、第5実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図7では、図3で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図7に示すように、第5実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する。ここでの参照データ取得部130は特に、複数の場所で取得された他機参照データを取得する(ステップS601)。ここでの他機参照データは、現在の場所との類似度が所定値よりも高い別の場所で取得された類似参照データと、現在の場所との類似度が所定値よりも高い別の場所で取得された非類似参照データと、を含んでいる。なお、ここでの「所定値」は、現在の場所と別の場所とが互いに類似しているか否かを判定するために予め設定される閾値である。また「類似」とは、生体認証の結果に影響を与え得る要素が類似していることを意味している。例えば、生体認証に用いる画像を撮像する環境条件(例えば、明るさ等)が類似している場所で取得されたデータは類似参照データに分類されてよく、環境条件が類似していない場所で取得されたデータは非類似参照データに分類されてよい。類似する場所と類似しない場所とは、予め人の手で分類されていてもよいし、その際の各種条件を取得して自動的に判断されてもよい。自動で判断する場合、例えば、環境条件が50%以上一致する場合には類似する場所であると判断し、50%以上一致しない場合には類似しない場所であると判断してよい。或いは、環境条件の項目が所定個数以上一致する場合には類似する場所であると判断し、所定個数以上一致しない場合には類似しない場所であると判断してよい。上述した例の「50%」及び「所定個数」は、所定値の一具体例である。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。
続いて、統合スコア算出部140が、参照データに関する重みを設定する。具体的には、統合スコア算出部140は、類似参照データの重みが、非類似参照データの重みよりも大きくなるように設定する(ステップS602)。なお、類似参照データは、現在の場所と類似する場所で取得されたデータであるため、類似しない場所で取得されたデータ(即ち、非類似参照データ)よりも、統合スコアを算出するために用いるデータとして適していると考えられる。よって、ここでは、類似参照データの重みが、非類似参照データの重みよりも大きくなるように設定される。
続いて、統合スコア算出部140は、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、参照データ取得部130で取得された参照データと、に基づいて統合スコアを算出する。統合スコア算出部140は特に、上述した重みを考慮して統合スコアを算出する(ステップS603)。このため、重みが大きく設定される類似参照データは、統合スコアを算出する際に相対的に大きく寄与し、重みが小さく設定される非類似参照データは、統合スコアを算出する際に相対的に小さく寄与する。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第5実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図7で説明したように、第5実施形態に係る情報処理装置10では、類似参照データと非類似参照データとを用いる場合に、類似参照データの重みが非類似参照データの重みより大きくされる。このようにすれば、類似参照データの影響が相対的に大きくされる(言い換えれば、非類似参照データの影響が相対的に小さくされる)ため、より適切に統合スコアを算出することができる。
<第6実施形態>
第6実施形態に係る情報処理装置10について、図8及び図9を参照して説明する。なお、第6実施形態は、上述した第1から第5実施形態と一部の構成及び動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第5実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(機能的構成)
まず、図8を参照しながら、第6実施形態に係る情報処理装置10の機能的構成について説明する。図8は、第6実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図8では、図2で示した構成要素と同様の要素に同一の符号を付している。
図8に示すように、第2実施形態に係る情報処理装置10は、その機能を実現するための構成要素として、第1スコア取得部110と、第2スコア取得部120と、参照データ取得部130と、統合スコア算出部140と、を備えて構成されている。そして特に、第6実施形態に係る統合スコア算出部140は、比重値決定部145を備えている。
比重値決定部145は、第1スコア及び第2スコアの少なくとも1以上に対応する比重値を決定可能に構成されている。比重値決定部145は、参照データを用いて比重値を決定するように構成される。比重値の具体的な決定方法については、後述する他の実施形態で詳しく説明する。比重値は、統合スコアを算出する際に、第1スコア及び第2スコアの各々をどの程度考慮するのかを示す値である。このため、本実施形態に係る統合スコア算出部140は、第1スコアと、第2スコアと、比重値決定部145で決定された比重値と、に基づいて統合スコアを算出するように構成されている。
(動作の流れ)
次に、図9を参照しながら、第6実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図9は、第6実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図9では、図3で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図9に示すように、第6実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。本実施形態では特に、参照データは、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。
続いて、比重値決定部145が、参照データを用いて比重値を決定する(ステップS701)。そして、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、比重値決定部145で決定された比重値と、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS702)。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第6実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図8及び図9で説明したように、第6実施形態に係る情報処理装置10では、参照データに基づき第1スコア及び第2スコアに対応する比重値が決定される。このようにすれば、第1スコア、第2スコア、及び比重値を用いて容易且つ適切に統合スコアを算出できる。より具体的には、比重値を用いることで、第1スコア及び第2スコアの各々の影響度(即ち、どの程度を統合スコアに反映させるか)を考慮し、適切に統合スコアを算出することができる。
<第7実施形態>
第7実施形態に係る情報処理装置10について、図10を参照して説明する。なお、第7実施形態は、上述した第6実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第6実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(動作の流れ)
まず、図10を参照しながら、第7実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図10は、第7実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図10では、図3で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図10に示すように、第7実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。本実施形態では特に、参照データは、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。
続いて、比重値決定部145が、参照データを用いて第1比重値及び第2比重値を決定する(ステップS801)。第1比重値は、第1スコアに対応する比重値である。第2比重値は、第2スコアに対応する比重値である。即ち、本実施形態では、第1スコア及び第2スコアの各々に対応する2つの比重値が決定される。
続いて、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、比重値決定部145で決定された第1比重値及び第2比重値と、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS802)。具体的には、統合スコア算出部140は、第1スコアを第1比重値で補正し、第2スコアを第2比重値で補正して、統合スコアを算出する。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(統合スコアの算出例)
次に、第7実施形態に係る情報処理装置10における統合スコアの具体的な算出例について説明する。
例えば、比重値決定部145において、第1比重値m及び第2比重値nが決定されているとする。なお、m及びnは、m+n=1を満たすように設定されてもよいし、そうでなくてもよい。m及びnは、対応する第1スコア及び第2スコアのレンジに依存して設定されてもよい。
上述した第1比重値m及び第2比重値nを用いて、統合スコアは、下記の計算式(1)のように算出できる。
統合スコア=m×第1スコア+n×第2スコア …(1)
なお、上述した計算式はあくまで一例であり、その他の方法で統合スコアを算出してもよい。
(技術的効果)
次に、第7実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図10で説明したように、第7実施形態に係る情報処理装置10では、第1スコアに対応する第1比重値と、第2スコアに対応する第2比重値とが決定される。このようにすれば、第1スコア、第2スコア、第1比重値、及び第2比重値を用いて、容易且つ適切に統合スコアを算出できる。
<第8実施形態>
第8実施形態に係る情報処理装置10について、図11を参照して説明する。なお、第8実施形態は、上述した第6及び第7実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第7実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(動作の流れ)
まず、図11を参照しながら、第8実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図11は、第8実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図11では、図9で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図11に示すように、第8実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。本実施形態では特に、参照データは、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。
続いて、比重値決定部145が、参照データを用いて比重値を決定する。具体的には、比重値決定部145は、他人許容率又は本人棄却率が所定の条件を満たすように比重値を決定する(ステップS901)。なお、ここでの他人許容率及び本人棄却率は、参照データに基づいて算出されるものであり、例えば過去の統合スコアに基づく認証処理における他人許容率及び本人棄却率である。なお、所定の条件については、後述する他の実施形態で詳しく説明する。
続いて、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、比重値決定部145で決定された比重値と、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS702)。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第8実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図11で説明したように、第8実施形態に係る情報処理装置10では、他人許容率又は本人棄却率に基づいて比重値が決定される。このようにすれば、他人許容率又は本人棄却率を用いて適切な比重値を決定することができるため、第1スコア、第2スコア、及び比重値を用いて適切に統合スコアを算出できる。
<第9実施形態>
第9実施形態に係る情報処理装置10について、図12を参照して説明する。なお、第9実施形態は、上述した第8実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第8実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(動作の流れ)
まず、図12を参照しながら、第9実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図12は、第9実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図12では、図11で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図12に示すように、第9実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。本実施形態では特に、参照データは、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。
続いて、比重値決定部145が、所定の他人許容率を満たす場合の本人棄却率を算出し、算出した本人棄却率が最小となるように比重値を決定する(ステップS1002)。ここでの「所定の他人許容率」は、運用上の問題が発生しない程度に低い値として設定されてよい。比重値決定部145は、例えば決定され得る複数の比重値のすべてについて、所定の他人許容率を満たす場合の本人棄却率を算出し、その本人棄却率が最小となる場合の比重値を、統合スコアの算出に用いる比重値として決定してよい。より具体的な比重値の決定方法については、後述する他の実施形態で詳しく説明する。
続いて、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、比重値決定部145で決定された比重値と、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS702)。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第9実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図12で説明したように、第9実施形態に係る情報処理装置10では、所定の他人許容率を満たす場合の本人棄却率が最も小さくなるように比重値が決定される。このようにすれば、他人許容率及び本人棄却率を用いて適切な比重値を決定することができるため、第1スコア、第2スコア、及び比重値を用いて適切に統合スコアを算出できる。
<第10実施形態>
第10実施形態に係る情報処理装置10について、図13を参照して説明する。なお、第10実施形態は、上述した第9実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第9実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(動作の流れ)
まず、図13を参照しながら、第10実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図13は、第10実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図13では、図12で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図13に示すように、第10実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。本実施形態では特に、参照データは、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。
続いて、比重値決定部145が、参照データを用いてスコア分布を生成する(ステップS1101)。具体的には、比重値決定部145は、本人ペアの統合スコア(即ち、対象の画像と、その対象本人の登録画像と、を照合した場合の統合スコア)と、他人ペアの統合スコア(即ち、対象の画像と、他人の登録画像と、を照合した場合の統合スコア)とのスコア分布を生成する。
続いて、比重値決定部145は、生成したスコア分布を用いて、所定の他人許容率を満たす場合の本人棄却率を算出し、算出した本人棄却率が最小となるように比重値を決定する(ステップS1102)。スコア分布を用いた比重値の具体的な決定方法については、後述する他の実施形態で詳しく説明する。
続いて、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、比重値決定部145で決定された比重値と、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS702)。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第10実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図13で説明したように、第10実施形態に係る情報処理装置10では、本人ペア及び他人ペアの統合スコアの分布が生成され、そのスコア分布に基づいて比重値が決定される。このようにすれば、統合スコアの分布を用いて適切な比重値を決定することができるため、第1スコア、第2スコア、及び比重値を用いて適切に統合スコアを算出できる。
<第11実施形態>
第11実施形態に係る情報処理装置10について、図14及び図15を参照して説明する。なお、第11実施形態は、上述した第10実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第10実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(スコア分布の算出)
まず、図14を参照しながら、第11実施形態に係る情報処理装置10におけるスコア分布の算出例(即ち、比重値を決定するために用いるスコア分布の算出例)について説明する。図14は、第11実施形態に係る情報処理装置において用いられる参照データ、及び参照データから算出される過去の統合スコアの一例を示す表である。
図14に示すように、第11実施形態に係る情報処理装置10では、参照データとして、本人スコア(即ち、本人ペアの第1スコア及び第2スコア)と、他人スコア(即ち、他人ペアの第1スコア及び第2スコア)が取得される。他人スコアは、他人1スコア~他人nスコアのn人分のスコアが取得される。各スコアは、k回分取得されている。なお、ここでは、第1スコアの一例として、顔認証のスコアが取得されている。また、第2スコアの一例として、虹彩認証のスコアが取得されている。
比重値決定部145は、上述した本人スコア及び他人スコアに比重値(正確には、比重値の候補)を乗ずることにより、本人ペアの統合スコアと、他人ペアの統合スコアを算出する。そして、本人ペアの統合スコアから本人ペアのスコア分布が算出され、他人ペアの統合スコアから本人ペアのスコア分布が生成されることになる。
(比重値の決定)
次に、図15を参照しながら、上述したスコア分布を用いて比重の決定方法について説明する。図15は、第11実施形態に係る情報処理装置において用いられる本人ヒストグラム及び他人ヒストグラムの一例を示すグラフである。
図15に示すように、第11実施形態に係る情報処理装置10では、本人ペアのスコア分布を示す本人ヒストグラムと、他人ペアのスコア分布を示す他人ヒストグラムと、を用いて比重値を決定する。具体的には、まず他人ヒストグラムにおける他人許容数(即ち、他人ヒストグラムの閾値以上の部分)から求められる他人許容率(即ち、ヒストグラム全体に対する他人許容数の割合)が所定の他人許容率以上となるように閾値を設定する。そして、本人ヒストグラムにおける本人棄却数(即ち、本人ヒストグラムの閾値未満の部分)から求められる本人棄却率(即ち、ヒストグラム全体に対する本人棄却数の割合)を算出する。
比重値決定部145は、上述したように算出される本人棄却率が最小となる比重値を、統合スコアの算出に用いる比重値として決定する。具体的には、比重値を変更しながら、比重値の候補すべてについて本人棄却率を算出し、その中で本人棄却率が最小となった場合の比重値の候補を、最終的な比重値として決定する。
(技術的効果)
次に、第11実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図14及び図15で説明したように、第11実施形態に係る情報処理装置10では、本人ヒストグラム及び他人ヒストグラムを用いて比重値が決定される。このようにすれば、所定の他人許容率を満たす場合の本人棄却率が最も小さくなるような比重値を適切に決定することができる。よって、第1スコア、第2スコア、及び比重値を用いて適切に統合スコアを算出できる。
<第12実施形態>
第12実施形態に係る情報処理装置10について、図16及び図17を参照して説明する。なお、第12実施形態は、上述した第6実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第11実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(機能的構成)
まず、図16を参照しながら、第12実施形態に係る情報処理装置10の機能的構成について説明する。図16は、第12実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図16では、図8で示した構成要素と同様の要素に同一の符号を付している。
図16に示すように、第12実施形態に係る情報処理装置10は、その機能を実現するための構成要素として、第1スコア取得部110と、第2スコア取得部120と、参照データ取得部130と、統合スコア算出部140と、対象情報取得部150と、環境情報取得部160と、を備えて構成されている。即ち、第12実施形態に係る情報処理装置10は、第6実施形態の構成(図8参照)に加えて、対象情報取得部150と、環境情報取得部160と、を更に備えている。対象情報取得部150、及び環境情報取得部160の各々は、例えば上述したプロセッサ11(図1参照)によって実現される処理ブロックであってよい。
対象情報取得部150は、第1生体認証及び第2生体認証の対象に関する情報(以下、適宜「対象情報」と称する)を取得可能に構成されている。対象情報の一例としては、身長、性別、髪型、装着物の有無(例えば、メガネやマスクの有無)等が挙げられる。対象情報取得部150は、例えば対象の画像から対象情報を取得してよい。或いは、対象情報取得部150は、各種センサやユーザ端末との通信を用いて対象情報を取得してよい。或いは、対象情報取得部150は、対象自身が入力する情報から対象情報を取得してもよい。
環境情報取得部160は、第1生体認証及び第2生体認証を実行する環境に関する情報(以下、適宜「環境情報」と称する)を取得可能に構成されている。環境情報の一例としては、日付、時間帯、天気、照明条件、曜日、周辺に存在する人の数等が挙げられる。環境情報取得部160は、各種センサや通信等を用いて環境情報を取得してもよい。或いは、環境情報取得部160は、装置のユーザ等によって入力される情報から環境情報を取得してもよい。
なお、上述した対象情報取得部150及び環境情報取得部160は、いずれか一方のみが備えられてもよい。即ち、第12実施形態に係る情報処理装置10は、対象情報取得部150を備え、環境情報取得部160を備えずに構成されてもよい。或いは、第12実施形態に係る情報処理装置10は、環境情報取得部160を備え、対象情報取得部150を備えずに構成されてもよい。
(動作の流れ)
次に、図17を参照しながら、第12実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図17は、第12実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図17では、図9で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図18に示すように、第12実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。本実施形態では特に、参照データは、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。
続いて、対象情報取得部150及び環境情報取得部160の各々が、対象情報及び環境情報を取得する(ステップS1301)。対象情報及び環境情報の各々は、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。なお、対象情報及び環境情報は、上述した第1スコア、第2スコア、及び参照データよりも前に取得されてもよい。即ち、ステップS1301の処理は、ステップS101~S103の処理と相前後して実行されてもよいし、同時に並行して実行されてもよい。
続いて、比重値決定部145が、参照データに加えて、対象情報及び環境情報を用いて比重値を決定する(ステップS1302)。例えば、比重値決定部145は、対象情報及び環境情報の違いに応じて適切な比重値を決定してよい。言い換えれば、比重値決定部145は、対象情報及び環境情報が違う条件である場合には、それぞれ異なる比重値を決定してよい。
続いて、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、比重値決定部145で決定された比重値と、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS702)。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第12実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図16及び図17で説明したように、第12実施形態に係る情報処理装置10では、対象情報及び環境情報の少なくとも一方に基づいて比重値が決定される。このようにすれば、対象や環境を考慮して比重値が決定されるため、第1スコア、第2スコア、及び比重値を用いて適切に統合スコアを算出できる。
<第13実施形態>
第13実施形態に係る情報処理装置10について、図18及び図19を参照して説明する。なお、第13実施形態は、上述した第6実施形態と一部の動作が異なるのみであり、その他の部分については第1から第12実施形態と同一であってよい。このため、以下では、すでに説明した各実施形態と異なる部分について詳細に説明し、その他の重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
(機能的構成)
まず、図18を参照しながら、第13実施形態に係る情報処理装置10の機能的構成について説明する。図18は、第13実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。なお、図18では、図8で示した構成要素と同様の要素に同一の符号を付している。
図18に示すように、第13実施形態に係る情報処理装置10は、その機能を実現するための構成要素として、第1スコア取得部110と、第2スコア取得部120と、参照データ取得部130と、統合スコア算出部140と、比重値記憶部230と、を備えて構成されている。即ち、第13実施形態に係る情報処理装置10は、第6実施形態の構成(図8参照)に加えて、比重値記憶部230を更に備えている。比重値記憶部230は、例えば上述した記憶装置14(図1参照)によって実現されてよい。
比重値記憶部230は、過去に比重値決定部145で決定された比重値を記憶可能に構成されている。比重値記憶部230は、1つの比重値のみを記憶してもよいし、複数の比重値を記憶してもよい。例えば、比重値記憶部230は、直前に決定された1つの比重値のみを記憶してもよいし、過去所定回数分の比重値を記憶してもよい。比重値記憶部230で記憶されている過去の比重値は、比重値決定部145によって適宜読み出し可能に構成されている。本実施形態に係る比重値決定部145は、比重値記憶部230から読み出した過去の比重値を用いて、新たな比重値を決定可能に構成されている。
(動作の流れ)
次に、図19を参照しながら、第13実施形態に係る情報処理装置10の動作の流れについて説明する。図19は、第13実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図19では、図9で示した処理と同様の処理に同一の符号を付している。
図19に示すように、第13実施形態に係る情報処理装置10による動作が開始されると、まず第1スコア取得部110が、第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する(ステップS101)。また、第2スコア取得部120が、第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する(ステップS102)。第1スコア及び第2スコアは、それぞれ統合スコア算出部140に出力される。
続いて、参照データ取得部130が参照データを取得する(ステップS103)。参照データ取得部130で取得された参照データは、統合スコア算出部140に出力される。本実施形態では特に、参照データは、統合スコア算出部140における比重値決定部145に出力される。
続いて、比重値決定部145が、比重値記憶部230から過去の比重値を読み出す(ステップS1401)。そして、比重値決定部145は、参照データに加えて、読み出した過去の比重値を用いて新たな比重値を決定する(ステップS1402)。例えば、比重値決定部145は、例えば下記の計算式(2)を用いて新たな比重値を算出してよい。
k+1=n×W+(1-n)WOPT …(2)
なお、Wは直前の比重値(即ち、読み出した過去の比重値)、WOPTは参照データを用いて算出された比重値、Wk+1は決定された新たな比重値である。上述した計算式を用いれば、新たな比重値を平滑化した値とすることができる。ただし、上述した計算式はあくまで一例であり、その他の方法で新たな比重値を算出してもよい。
続いて、統合スコア算出部140が、第1スコア取得部110で取得された第1スコアと、第2スコア取得部120で取得された第2スコアと、比重値決定部145で決定された比重値と、に基づいて統合スコアを算出する(ステップS702)。その後、統合スコア算出部140は、算出した統合スコアを出力する(ステップS105)。
(技術的効果)
次に、第13実施形態に係る情報処理装置10によって得られる技術的効果について説明する。
図18及び図19で説明したように、第13実施形態に係る情報処理装置10では、過去に決定した比重値を用いて新たな比重値が決定される。このようにすれば、比重値の急激な変化が抑制され、より適切な比重値を適切に決定することができる。よって、第1スコア、第2スコア、及び比重値を用いて適切に統合スコアを算出できる。
上述した各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。
記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。更に、プログラム自体がサーバに記憶され、ユーザ端末にサーバからプログラムの一部または全てをダウンロード可能なようにしてもよい。
<付記>
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
付記1に記載の情報処理装置は、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する第1スコア取得手段と、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する第2スコア取得手段と、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得する参照データ取得手段と、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する統合スコア算出手段と、を備える情報処理装置である。
(付記2)
付記2に記載の情報処理装置は、前記参照データは、過去に取得された前記第1スコア、前記第2スコア、及び前記統合スコア、及び前記統合スコアに基づく認証結果の少なくとも1つを含む、付記1に記載の情報処理装置である。
(付記3)
付記3に記載の情報処理装置は、前記参照データは、当該情報処理装置が運用される場所とは別の場所で取得された前記第1スコア、前記第2スコア、及び前記統合スコア、及び前記統合スコアに基づく認証結果の少なくとも1つを含む、付記1又は2に記載の情報処理装置である。
(付記4)
付記4に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、当該情報処理装置で取得された前記参照データである本機参照データと、当該情報処理装置が運用される場所とは別の場所で取得された前記参照データである他機参照データと、を用いる場合に、前記本機参照データの重みを、前記他機参照データの重みより大きくして、前記統合スコアを算出する、付記3に記載の情報処理装置である。
(付記5)
付記5に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が所定値よりも高い別の場所で取得された前記参照データである類似参照データと、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が前記所定値よりも低い別の場所で取得された前記参照データである非類似参照データと、を用いる場合に、前記類似参照データの重みを、前記非類似参照データの重みより大きくして、前記統合スコアを算出する、付記3又は4に記載の情報処理装置である。
(付記6)
付記6に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、前記参照データを用いて、前記第1スコア及び前記第2スコアに対応する比重値を決定し、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記比重値と、に基づいて前記統合スコアを算出する、付記1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
(付記7)
付記7に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、前記参照データを用いて、前記第1スコアに対応する第1比重値と、前記第2スコアに対応する第2比重値と、を決定し、前記第1スコアを前記第1比重値で補正し、前記第2スコアを前記第2比重値で補正して、前記統合スコアを算出する、付記6に記載の情報処理装置である。
(付記8)
付記8に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、前記参照データを用いて、他人許容率又は本人棄却率が所定の条件を満たすように前記比重値を決定する、付記6又は7に記載の情報処理装置である。
(付記9)
付記9に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、前記参照データを用いて、所定の他人許容率を満たす場合の本人棄却率が最も小さくなるように前記比重値を決定する、付記8に記載の情報処理装置である。
(付記10)
付記10に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、前記参照データを用いて、本人ペア及び他人ペアの前記統合スコアの分布を生成し、前記統合スコアの分布に基づいて、前記所定の他人許容率を満たす場合の本人棄却率を算出する、付記9に記載の情報処理装置である。
(付記11)
付記11に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、他人ペアの前記統合スコアの分布を示す第1ヒストグラムを用いて、該第1ヒストグラムにおける閾値スコア以上の部分の全体に対する割合として求められる他人許容率が前記所定の他人許容率を満たすように前記閾値スコアを設定し、本人ペアの前記統合スコアの分布を示す第2ヒストグラムを用いて、該第2ヒストグラムにおける前記閾値スコア未満の部分の全体に対する割合である本人棄却率を算出する、付記10に記載の情報処理装置である。
(付記12)
付記12に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、前記参照データに加え、前記対象に関する情報である対象情報と、前記第1生体認証及び前記第2生体認証を実行する環境に関する情報である環境情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記比重値を決定する、付記6から11のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
(付記13)
付記13に記載の情報処理装置は、前記統合スコア算出手段は、過去に決定した前記比重値を用いて、新たな前記比重値を決定する、付記6から12のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
(付記14)
付記14に記載の情報処理方法は、少なくとも1つのコンピュータにより、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得し、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得し、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する、情報処理方法である。
(付記15)
付記15に記載の記録媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得し、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得し、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する、情報処理方法を実行させるコンピュータプログラムが記録された記録媒体である。
(付記16)
付記16に記載のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのコンピュータに、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得し、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得し、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する、情報処理方法を実行させるコンピュータプログラムである。
(付記17)
付記17に記載の情報処理システムは、対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する第1スコア取得手段と、前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する第2スコア取得手段と、前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得する参照データ取得手段と、前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する統合スコア算出手段と、を備える情報処理システムである。
この開示は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報処理装置、情報処理方法、及び記録媒体もまたこの開示の技術思想に含まれる。
10 情報処理装置
11 プロセッサ
14 記憶装置
110 第1スコア取得部
120 第2スコア取得部
130 参照データ取得部
140 統合スコア算出部
145 比重値決定部
150 対象情報取得部
160 環境情報取得部
210 過去データ記憶部
220 他機データ記憶部
230 比重値記憶部

Claims (8)

  1. 対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得する第1スコア取得手段と、
    前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得する第2スコア取得手段と、
    前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得する参照データ取得手段と、
    前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出する統合スコア算出手段と、
    を備え、
    前記参照データは、当該情報処理装置が運用される場所とは別の場所で取得された前記第1スコア、前記第2スコア、及び前記統合スコア、及び前記統合スコアに基づく認証結果の少なくとも1つを含
    前記統合スコア算出手段は、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が所定値よりも高い別の場所で取得された前記参照データである類似参照データと、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が前記所定値よりも低い別の場所で取得された前記参照データである非類似参照データと、を用いる場合に、前記類似参照データの重みを、前記非類似参照データの重みより大きくして、前記統合スコアを算出する、
    情報処理装置。
  2. 前記参照データは、過去に取得された前記第1スコア、前記第2スコア、前記統合スコア、及び前記統合スコアに基づく認証結果の少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記統合スコア算出手段は、当該情報処理装置で取得された前記参照データである本機参照データと、当該情報処理装置が運用される場所とは別の場所で取得された前記参照データである他機参照データと、を用いる場合に、前記本機参照データの重みを、前記他機参照データの重みより大きくして、前記統合スコアを算出する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記統合スコア算出手段は、
    前記参照データを用いて、前記第1スコア及び前記第2スコアに対応する比重値を決定し、
    前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記比重値と、に基づいて前記統合スコアを算出する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記統合スコア算出手段は、
    前記参照データを用いて、前記第1スコアに対応する第1比重値と、前記第2スコアに対応する第2比重値と、を決定し、
    前記第1スコアを前記第1比重値で補正し、前記第2スコアを前記第2比重値で補正して、前記統合スコアを算出する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記統合スコア算出手段は、前記参照データを用いて、他人許容率又は本人棄却率が所定の条件を満たすように前記比重値を決定する、
    請求項又はに記載の情報処理装置。
  7. 少なくとも1つのコンピュータが、
    対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、
    前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得し、
    前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得し、
    前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出し、
    前記参照データは、当該情報処理装置が運用される場所とは別の場所で取得された前記第1スコア、前記第2スコア、及び前記統合スコア、及び前記統合スコアに基づく認証結果の少なくとも1つを含
    前記統合スコアの算出においては、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が所定値よりも高い別の場所で取得された前記参照データである類似参照データと、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が前記所定値よりも低い別の場所で取得された前記参照データである非類似参照データと、を用いる場合に、前記類似参照データの重みを、前記非類似参照データの重みより大きくして、前記統合スコアを算出する、
    情報処理方法。
  8. 少なくとも1つのコンピュータに、
    対象の第1生体情報を用いる第1生体認証の認証スコアを示す第1スコアを取得し、
    前記対象の第2生体情報を用いる第2生体認証の認証スコアを示す第2スコアを取得し、
    前記第1生体認証及び前記第2生体認証の少なくとも一方に関する参照データを取得し、
    前記第1スコアと、前記第2スコアと、前記参照データと、に基づいて統合スコアを算出し、
    前記参照データは、当該情報処理装置が運用される場所とは別の場所で取得された前記第1スコア、前記第2スコア、及び前記統合スコア、及び前記統合スコアに基づく認証結果の少なくとも1つを含
    前記統合スコアの算出においては、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が所定値よりも高い別の場所で取得された前記参照データである類似参照データと、当該情報処理装置が運用される場所との類似度が前記所定値よりも低い別の場所で取得された前記参照データである非類似参照データと、を用いる場合に、前記類似参照データの重みを、前記非類似参照データの重みより大きくして、前記統合スコアを算出する、
    情報処理方法を実行させるコンピュータプログラム。
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