JP7846444B2 - 粘着テープ及び電子機器 - Google Patents
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Description
また、近年では、情報表示の高精細化を達成するため、有機EL製の情報表示装置の使用が進行しているが、このような有機EL表示装置は高価なため、電子機器の修理時には再利用することが求められている。そのため、有機EL表示装置に用いられる粘着テープは、有機EL表示装置を構成する部品同士を強固に接合するだけでなく、有機EL表示装置を構成する部品に糊残りせずに、粘着テープを容易に剥離除去が可能となることが求められている。
本発明の粘着テープは、発泡体基材の片面又は両面に、直接又は他の層を介して粘着剤層を有する粘着テープであって、上記発泡体基材の流れ方向の引張強度が650N/cm2以上であり、上記発泡体基材の25%圧縮強度が1000kPa以下であり、上記発泡体基材の密度が0.35g/cm3以上0.90g/cm3以下である。
本発明における発泡体基材は、少なくとも、流れ方向の引張強度、25%圧縮強度及び密度がそれぞれ所定の範囲内にある。
本発明における上記発泡体基材は、流れ方向の引張強度が650N/cm2以上である。発泡体基材の流れ方向の引張強度を上記範囲にすることで、本発明の粘着テープを引き伸ばして再剥離する際に、発泡体基材及び粘着テープがちぎれない強度を確保することができる。
発泡体基材を構成する樹脂は、上記物性を達成することが可能な発泡体基材が得られるものであれば特に制限されず、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、天然ゴムやエラストマー等のゴム系樹脂、アクリル系樹脂等が挙げられる。中でも、発泡体基材は、ポリオレフィン系樹脂またはゴム系樹脂を主成分とすることが好ましく、中でもポリオレフィン系樹脂または熱可塑性エラストマー樹脂を主成分とすることが好ましくい。これらの樹脂を主成分とすることで、発泡体基材の柔軟性や機械強度等を確保しやすくなり、粘着テープ全体で高追従性及び高耐衝撃性を発現でき、且つテープを引き伸ばす際にちぎれ等を生じずに再剥離することができる。なお発泡体基材における主成分とは、発泡体基材を構成する樹脂の全量中に最も多く含有される樹脂成分を意味する。具体的には樹脂全量中50質量%以上、好ましくは80質量%以上、90質量%以上、95質量%以上で含有される樹脂成分をいう。
本発明における発泡体基材の好ましい一態様は、被着体表面の凹凸への追従性や緩衝吸収性等に優れることから、ポリオレフィン系樹脂を主成分とするポリオレフィン系樹脂発泡体である。ポリオレフィン系発泡体を構成する上記ポリオレフィン系樹脂は熱可塑性樹脂であり、その種類としては特に限定されないが、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン-プロピレン共重合樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。なかでも、ポリエチレン系樹脂を使用することで、均一な厚さで製造しやすく、また好適な柔軟性を付与しやすいため好ましい。特にポリオレフィン系樹脂中におけるポリエチレン系樹脂の含有量が40質量%以上であることが好ましく、50質量%以上であることがより好ましく、60質量%以上であることが更に好ましく、100質量%であることが特に好ましい。
本発明における発泡体基材の好ましい一態様は、ゴム系樹脂を主成分とするゴム系樹脂発泡体である。ゴム系樹脂発泡体を構成するゴム系樹脂としては、特に限定されず、天然ゴム、熱可塑性エラストマー樹脂、熱硬化性エラストマー樹脂等が挙げられる。これらのゴム系樹脂は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
く、熱可塑性エラストマー樹脂を主成分とすることがより好ましい。
オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂は、ポリオレフィンをハードセグメントに有し、ゴム成分及び/又は非結晶性ポリエチレンをソフトセグメントに有する。また、オレフィン系熱可塑性エラストマーは、ポリオレフィンとゴム成分との単純ブレンド型であってもよく、動的加硫などの手法によってゴム成分に部分架橋ないしは完全架橋を導入した動的架橋型であってもよく、重合型であってもよい。
上記スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、スチレンの重合体又は共重合体ブロックと、共役ジエン化合物の重合体又は共重合体ブロックとを有するブロックコポリマー、及びその水素添加物などが挙げられる。共役ジエン化合物としては、イソプレン、ブタジエンなどが挙げられる。
発泡体基材を構成する樹脂が、主成分である熱可塑性エラストマー樹脂と他の樹脂成分の混合物である場合、上記他の樹脂成分としては、エラストマーとの相溶性などを考慮して適宜選択することができ、例えばポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、ナイロン樹脂等が挙げられる。ポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらの中ではポリエチレン樹脂が好ましい。
本発明における発泡体基材は、少なくとも樹脂を含むが、その物性を損なわない範囲で必要に応じて、着色剤、可塑剤、酸化防止剤、酸化亜鉛などの発泡助剤、気泡核調整材、熱安定剤、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどの難燃剤、帯電防止剤、ガラス製やプラスチック製の中空バルーン・ビーズ、金属粉末、金属化合物等の充填剤、導電性フィラー、熱伝導性フィラー等を含有することができる。これらの任意成分については、後述する発泡体基材の製造方法の項にて説明する。
本発明における発泡体基材は、公知の発泡体の製造方法を用いて製造することができ、特に限定されないが、一つの態様としては、例えば樹脂成分及び発泡剤を少なくとも含む発泡性樹脂組成物をシート状に成形してなる発泡性樹脂シートを得る発泡性樹脂シート形成工程と、上記発泡性樹脂シートを発泡させて発泡体基材を形成する発泡工程とを少なくとも有する方法により製造することができる。
本発明の粘着テープとしては、上述した発泡体基材の片面または両面に、直接または他の層を介して粘着剤層を有するものを使用することができる。
上記粘着剤層の形成に使用可能な粘着剤としては、粘着剤樹脂を主成分として少なくとも含有すれば特に限定されないが、例えば(メタ)アクリル系共重合体を粘着剤樹脂の主成分とするアクリル系粘着剤、ウレタン系ポリマーを粘着剤樹脂の主成分とするウレタン系粘着剤、ゴム系ポリマーを粘着剤樹脂の主成分とするゴム系粘着剤、シリコーン系ポリマーを粘着剤樹脂の主成分とするシリコーン系粘着剤等を使用することができる。
中でも、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、及びゴム系粘着剤から1種又は2種以上選択されることが好ましい。
アクリル系粘着剤は、(メタ)アクリル系共重合体を主成分とする粘着剤樹脂を少なくとも含有する。上記アクリル系粘着剤は、必要に応じて粘着付与樹脂や架橋剤、フィラー等の他の成分を含有することができる。なお、(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタクリルを意味する。また、(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
アクリル系粘着剤において、粘着剤樹脂の主成分として用いる(メタ)アクリル系共重合体の1つの態様としては、(メタ)アクリル系ランダム共重合体(以下、(メタ)アクリル系共重合体(A)とする。)が挙げられる。アクリル系粘着剤は、粘着剤樹脂として1種又は2種以上の(メタ)アクリル系ランダム共重合体を含むことができる。
サンプル濃度:0.5質量%(テトラヒドロフラン溶液)
サンプル注入量:100μL
溶離液:テトラヒドロフラン
流速:1.0mL/分
測定温度:40℃
本カラム:TSKgel GMHHR-H(20)2本
ガードカラム:TSKgel HXL-H
検出器:示差屈折計
標準ポリスチレンの重量平均分子量:1万~2000万(東ソー株式会社製)
アクリル系粘着剤において、粘着剤樹脂の主成分として用いる(メタ)アクリル系共重合体の別つの態様としては、(メタ)アクリル系ブロック共重合体(以下、(メタ)アクリル系共重合体(B)とする。)が挙げられる。アクリル系粘着剤は、粘着剤樹脂として1種又は2種以上の(メタ)アクリル系ブロック共重合体を含むことができる。
アクリル系粘着剤は、被着体や発泡体基材に対する優れた接着力と優れた追従性とを両立し、さらに粘着テープを引き伸ばして剥離しやすくするうえで、粘着付与樹脂を含有するものを使用することが好ましい。
アクリル系粘着剤は、被着体や発泡体基材に対する優れた接着力を確保しすくするために、架橋剤を使用することが好ましい。上記架橋剤としては、例えばイソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤、アジリジン系架橋剤等を使用することができる。なかでも、上記架橋剤としては、アクリル系共重合体との反応性に富むイソシアネート系架橋剤及びエポキシ系架橋剤のいずれか一方または両方を使用することが好ましく、イソシアネート系架橋剤を使用することがより好ましい。
ゲル分率(質量%)=(G2/G1)×100
ゴム系粘着剤は、ゴム及び/又はエラストマーを主成分とする粘着剤樹脂を少なくとも含有する。上記ゴム系粘着剤は、必要に応じて粘着付与樹脂や架橋剤、フィラー等の他の成分を含有することができる。粘着剤樹脂の主成分として好ましい一態様としては、ポリ芳香族ビニル化合物と共役ジエン化合物とのブロック共重合体が好適に使用でき、特に、スチレン-イソプレン-スチレン共重合体、スチレン-ブタジエン-スチレン共重合体、スチレン-エチレン-ブチレン共重合体、スチレン-エチレン-プロピレン共重合体などのスチレン系樹脂が使用できる。
上記粘着剤層及びそれを形成する粘着剤は、フィラー粒子を1種又は2種以上含有することが好ましい。粘着剤層がフィラー粒子を含有することで、粘着テープを引き伸ばした際にフィラー粒子が該粘着剤層から露出し、これにより粘着剤層と被着体との接着面積が小さくなるため、粘着テープの引き伸ばし方向が被着体の貼合面(「接着面」と称することもある)に対して比較的大きい角度、例えば垂直方向(「90°方向」と称することもある)である場合であっても、また、速い速度で伸長させた場合であっても、より簡易に且つより速やかに粘着テープを剥がすことができるからである。
上記粘着剤層及びそれを形成する粘着剤は、その他の成分として、例えば可塑剤、軟化剤、酸化防止剤、難燃剤、顔料・染料等の着色剤、レベリング剤、増粘剤、撥水剤、消泡剤等の添加剤を含有するものを使用することができる。
本発明における粘着剤層は、応力-歪み曲線に基づく歪み量100%における引張応力が3N/cm2以上70N/cm2以下であることが好ましく、5N/cm2以上60N/cm2以下であることがさらに好ましく、8N/cm2以上50N/cm2以下であることがより好ましい。粘着剤層の応力-歪み曲線に基づく歪み量100%における引張応力が上記の範囲内にあることで、再剥離時に粘着剤層がちぎれない強度を確保し、かつ、段差部の追従性に必要な柔軟性を確保することができるからである。
本発明の粘着テープとしては、上記発泡体及び粘着剤層の他に必要に応じてその他の層を有するものを使用することができる。上記他の層としては、例えば粘着テープの寸法安定性や良好な引張強度や再剥離適性等を付与するうえで、ポリエステルフィルム等のラミネート層、遮光層、光反射層、金属層等の熱伝導層が挙げられる。
(2)次に、中心部に直径10mmの穴がある、厚さ2mm、30×60mmの長方形のSUS板に、1)で作成した粘着テープつきアクリル板を、アクリル板の中心とSUS板の中心が一致する様に貼付して、2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で1時間静置して試験片とする。
(3)試験片のSUS側からSUS板の穴を通して、直径8mmのステンレス製プローブを取り付けた引張試験機でアクリル板を10mm/分で押し、アクリル板が剥がれる強度を測定する。
本発明の粘着テープは、例えば凹凸や大きな段差を有する箇所に接着固定用することを要求され、かつ再剥離時に被着部材を破壊しないことが要求される固定等に特に好適に使用することができ、例えば電子機器を構成する部材間の接合に用いられることが好ましい。電子機器を構成する部材間の接合に用いられ、引き伸ばしにより剥離して上記部材間の接合を解除可能であることが好ましい。
本発明の物品は、上記「I.粘着テープ」の項で説明した粘着テープを用いた物品である。上記粘着テープは、物品を構成する部材に貼付して用いられ、中でも凹凸や大きな段差を有し、易解体性が要求される部材の固定に好適に用いられる。
以下の方法に従い、粘着剤樹脂溶液を調製した。
攪拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、及び滴下漏斗を備えた反応容器に、n-ブチルアクリレート 75.94質量部、2-エチルヘキシルアクリレート5質量部、シクロヘキシルアクリレート15質量部、アクリル酸4質量部、4-ヒドロキシブチルアクリレート0.06質量部、及び、酢酸エチル200質量部を仕込み、攪拌下、窒素を吹き込みながら65℃まで昇温させて
混合物(1)を得た。次に、上記混合物(1)に、予め酢酸エチルに溶解した2,2’-アゾビスイソブチロニトリル溶液4質量部(固形分2.5質量%)を添加し、攪拌下、65℃で10時間ホールドして混合物(2)を得た。次に、上記混合物(2)を酢酸エチル98質量部で希釈し、200メッシュ金網でろ過することによって、重量平均分子量160万(ポリスチレン換算)のアクリル共重合体溶液(1)溶液を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロートおよび窒素ガス導入口を備えた反応容器に、n-ブチルアクリレート96.4質量部、アクリル酸3.5質量部、2-ヒドロキシエチルアクリレート0.1質量部、重合開始剤として2、2’-アゾビスイソブチロニトリル0.1質量部とを、酢酸エチル100質量部からなる溶剤に溶解し、70℃で12時間重合して、重量平均分子量が80万(ポリスチレン換算)のアクリル系共重合体を得た。次に、アクリル系共重合体100質量部に対し、荒川化学社製ペンセルD135(重合ロジンのペンタエリスリトールエステル)10質量部と、荒川化学社製スーパーエステルA100(不均化ロジンのグリセリンエステル)10質量部を添加、酢酸エチルを加えて均一に混合し、不揮発分35%の粘着剤樹脂溶液(a-2)を得た。
以下の方法に従い、粘着剤を調製した。
上記粘着剤樹脂溶液(a-1)の固形分100質量部に対して、シリコーン粒子として信越化学工業社製KMP-601(体積平均粒径:12μm)を4質量部添加した。続いて、架橋剤としてバーノックD-40(DIC株式会社製;トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体、イソシアネート基含有率7質量%、不揮発分40質量%)を、上記粘着剤樹脂溶液(a-1)100質量部を基準に1.0質量部添加し、均一になるよう攪拌混合した後、酢酸エチルを添加することによって固形分30質量%の粘着剤(A-1)を得た。
上記粘着剤樹脂溶液(a-1)の固形分100質量部に対して、シリコーン粒子として信越化学工業社製KMP-601を10質量部添加した。続いて、架橋剤としてバーノックD-40を、上記粘着剤樹脂溶液(a-1)100質量部を基準に1.0質量部添加し、均一になるよう攪拌混合した後、酢酸エチルを添加することによって固形分30質量%の粘着剤(A-2)を得た。
上記粘着剤樹脂溶液(a-1)の固形分100質量部に対して、シリコーン粒子として信越化学工業社製KMP-600(体積平均粒径:5μm)を10質量部添加した。続いて、架橋剤としてバーノックD-40を、上記粘着剤樹脂溶液(a-1)100質量部を基準に1.0質量部添加し、均一になるよう攪拌混合した後、酢酸エチルを添加することによって固形分30質量%の粘着剤(A-3)を得た。
上記粘着剤樹脂溶液(a-1)の固形分100質量部に対して、シリコーン粒子として信越化学工業社製KMP-602(体積平均粒径:30μm)を8質量部添加した。続いて、架橋剤としてバーノックD-40を、上記粘着剤樹脂溶液(a-1)100質量部を基準に1.0質量部添加し、均一になるよう攪拌混合した後、酢酸エチルを添加することによって固形分30質量%の粘着剤(A-4)を得た。
上記粘着剤樹脂溶液(a-1)の固形分100質量部に対して、シリコーン粒子として信越化学工業社製KMP-600を20質量部添加した。続いて、架橋剤としてバーノックD-40を、上記粘着剤樹脂溶液(a-1)100質量部を基準に1.0質量部添加し、均一になるよう攪拌混合した後、酢酸エチルを添加することによって固形分30質量%の粘着剤(A-5)を得た。
上記粘着剤樹脂溶液(a-1)の固形分100質量部に対して、架橋剤としてバーノックD-40を1.0質量部添加し、均一になるよう攪拌混合した後、酢酸エチルを添加することによって固形分30質量%の粘着剤(A-6)を得た。
上記粘着剤樹脂溶液(a-2)の固形分100質量部に対して、シリコーン粒子として信越化学工業社製KMP-601を6質量部添加した。続いて、架橋剤としてバーノックD-40を、上記粘着剤樹脂溶液(a-1)100質量部を基準に1.1質量部添加し、均一になるよう攪拌混合した後、酢酸エチルを添加することによって固形分30質量%の粘着剤(A-7)を得た。
[実施例1]
離型ライナーの表面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが35μmとなるように、バーコーターを用いて上記粘着剤(A-1)を塗工し、80℃で3分間乾燥させることによって粘着剤層を作製した。
離型ライナーの表面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが50μmとなるように、バーコーターを用いて上記粘着剤(A-2)を塗工し、80℃で3分間乾燥させることによって粘着剤層を作製した。
粘着剤(A-2)の代わりに、粘着剤(A-3)を使用すること以外は、実施例2と同様の方法で粘着テープを得た。
粘着剤(A-2)の代わりに、粘着剤(A-4)を使用すること以外は、実施例2と同様の方法で粘着テープを得た。
粘着剤(A-2)の代わりに、粘着剤(A-5)を使用すること以外は、実施例2と同様の方法で粘着テープを得た。
粘着剤(A-2)の代わりに、粘着剤(A-6)を使用すること以外は、実施例2と同様の方法で粘着テープを得た。
粘着剤(A-2)の代わりに、粘着剤(A-3)を使用すること以外は、実施例1と同様の方法で粘着テープを得た。
離型ライナーの表面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが50μmとなるように、バーコーターを用いて上記粘着剤(A-6)を塗工し、80℃で3分間乾燥させることによって粘着剤層を作製した。
離型ライナーの表面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが55μmとなるように、バーコーターを用いて上記粘着剤(A-2)を塗工し、80℃で3分間乾燥させることによって粘着剤層を作製した。
実施例及び比較例で使用した発泡体基材の密度、流れ方向及び幅方向の引張強度、25%圧縮強度、破断伸度、応力-歪み曲線に基づく歪み量100%における引張応力は、上述した方法と同様の方法で測定した。
粘着剤層の厚さは、両面粘着テープを、長さ方向に100mm間隔で5箇所、幅方向に切断し、上記各切断面において幅方向に100mm間隔で5点の上記粘着剤層の厚さをTH-104 紙・フィルム用厚さ測定機(テスター産業株式会社製)を用いて測定した、合計25点の厚さの平均値を指す。
発泡体基材の厚さは、株式会社 尾崎製作所製のダイヤルシクネスゲージG型を用いて、長さ方向に100mm間隔で5箇所の厚さを測定した平均値である。
実施例及び比較例で得た粘着テープの総厚さは、剥離ライナーを剥がした状態での厚さを、株式会社 尾崎製作所製のダイヤルシクネスゲージG型を用いて長さ方向に100mm間隔で5箇所の厚さを測定した平均値である。
厚さ2mm、外形25mm×50mmのポリカーボネート板12に、長さ20mm及び幅2mmに裁断した2枚の粘着テープ11を40mmの間隔をあけて平行に貼付(図2参照)した後、厚さ2mm、外形50mm×50mmのアクリル板13(三菱レイヨン株式会社製、商品名:アクリライトL、色相:透明)の中央部に貼付した(図3参照)。それらを50N/cm2で10秒加圧した後、23℃で24時間静置したものを試験片とした。
◎:上記撃芯の落下高さが80cm以上であった。
○:上記撃芯の落下高さが50cm~80cm未満であった。
×:上記撃芯の落下高さが50cm未満であった。
上記で得た粘着テープを用いて、外形64mm×43mm、幅1mmの額縁状サンプルを作成し、厚さ2mm、外形65mm×45mmのアクリル板に貼付して、粘着テープつきアクリル板を得た(図5参照)。次に、もう一枚の厚さ2mm、外形65mm×45mmのアクリル板の中央部に、厚さ20μm、幅5mm、長さ45mmのポリエチレンテレフタレート(PET)基材の片面粘着テープ(段差形成用)2枚を、縦方向に1cm間隔で平行に貼付して、段差付きのアクリル板を作成した(図6参照)。23℃下で段差つきアクリル板の粘着テープ部分に粘着テープつきアクリル板をのせた後、端部から2kgローラーで1往復加圧して試験片を作成し((図7参照))、得られた試験片を、ダブルクリップで固定された状態で、水深1mに30分静置した(JISC0920のIPX7準拠)。上記静置後、上記試験片を目視で観察し、以下の評価基準にしたがって評価した。
○:上記試験片を構成する、額縁状の試験テープによって囲まれた内部(試験片の中央部)に、水が浸入していなかった。
×:上記試験片を構成する、額縁状の試験テープによって囲まれた内部(試験片の中央部)に、水が浸入していた。
5mm幅×60mm長さの上記粘着テープを5mm幅×10mm長さの掴み手をはみ出させた状態で清潔で表面平滑なアルミ板に貼付した後、その反対面に清潔で表面平滑なガラス板に貼付し、50℃5気圧下で20分加圧したものを試験片とした。貼付後23℃,50%RH雰囲気下で1日間放置し、23℃,50%RH雰囲気下で粘着テープの掴み手部分を粘着テープの水平方向からガラス側に引張角度45°方向に手でおよそ300mm/minの速度で引き伸ばした。試験回数3回の内、粘着テープの切れおよび粘着テープ剥離後の被着体への粘着剤の残留の程度を以下の基準で目視評価した。なお、試験片の長さ方向は、発泡体基材の流れ方向及び引き伸ばし方向と対応した。
◎:3回ともにきれいに剥がせた。
○:2回はきれいに剥がせたが1回はテープが切れた。切れた1回は、伸長せずに残留した粘着テープの面積が初期貼付面積に対して1/5以下だった。
△:2回はきれいに剥がせたが1回はテープが切れた。切れた1回は、伸長せずに残留した粘着テープの面積が初期貼付面積に対して1/5以上だった。
×:粘着テープを剥がすことができなかった。または、2回以上テープの切れが生じた。
1…発泡体基材
2a、2b…粘着剤層
Claims (10)
- 発泡体基材の片面又は両面に、直接又は他の層を介して粘着剤層を有する粘着テープであって、
前記発泡体基材が、エラストマー樹脂を主成分に含み、
前記発泡体基材の流れ方向の引張強度が650N/cm2以上であり、
前記発泡体基材の流れ方向において、応力-歪み曲線に基づく歪み量100%における引張応力が450N/cm2以下であり、
前記発泡体基材の25%圧縮強度が1000kPa以下であり、
前記発泡体基材の密度が0.35g/cm3以上0.90g/cm3以下であることを特徴とする粘着テープ。 - 発泡体基材の片面又は両面に、直接又は他の層を介して粘着剤層を有する粘着テープであって、
前記発泡体基材が、エラストマー樹脂を主成分に含み、
前記粘着テープの引き伸ばし方向における前記発泡体基材の引張強度が650N/cm2以上であり、
前記粘着テープの引き伸ばし方向において、前記発泡体基材の応力-歪み曲線に基づく歪み量100%における引張応力が450N/cm2以下であり、
前記粘着テープの引き伸ばし方向は、前記発泡体基材の流れ方向であり、
前記発泡体基材の25%圧縮強度が1000kPa以下であり、
前記発泡体基材の密度が0.35g/cm3以上0.90g/cm3以下であることを特徴とする粘着テープ。 - 前記発泡体基材の幅方向の引張強度が450N/cm2以上であることを特徴とする、請求項1に記載の粘着テープ。
- 前記粘着テープの引き伸ばし方向と直行する方向における前記発泡体基材の引張強度が450N/cm2以上であることを特徴とする、請求項2に記載の粘着テープ。
- 前記粘着剤層中がフィラー粒子を含有することを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の粘着テープ。
- 前記粘着剤層中に含まれる前記フィラー粒子の含有量が、前記粘着剤樹脂100重量部に対して20質量部未満であることを特徴とする、請求項5に記載の粘着テープ。
- 前記発泡体基材の厚みが50μm~500μmの範囲内であることを特徴とする、請求項1~6のいずれか1項に記載の粘着テープ。
- 前記粘着剤層は、応力-歪み曲線に基づく歪み量100%における引張応力が25N/cm2以下であることを特徴とする、請求項1~7のいずれか1項に記載の粘着テープ。
- 電子機器を構成する部材間の接合に用いられる請求項1~8のいずれか1項に記載の粘着テープ。
- 請求項1~9のいずれか1項に記載の粘着テープを用いた電子機器。
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