JP7846861B2 - ブラシローラ保持装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
ブラシローラ保持装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置Info
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Description
特に、特許文献1のものは、ファーブラシにコイルバネを接触させているため、ファーブラシに付着したトナーが除去される効果が期待できるものの、その効果が充分ではなかった。
前記壁状部材は、前記コイル状部材が衝突する表面に、シート状弾性部材が設置されたものである。
図1は、実施の形態における画像形成装置1を示す全体構成図である。図2は、図1の画像形成装置1に設置されたイエロー用のプロセスカートリッジ10Y(作像部)の構成を示す断面図である。
なお、4つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(作像部)は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、図2ではイエロー用のプロセスカートリッジ10Yのみを代表的に図示する。
また、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成されるプロセスカートリッジ、16は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト17上に重ねて転写する1次転写ローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のトナー像をシート上に転写するための2次転写ローラ、19は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング装置、20はシート上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、50は印刷動作(画像形成動作)に関わる情報が表示されたり操作をおこなったりするための操作表示パネル、を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光L(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム11(像担持体)上に向けて発せられる。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11の表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部(1次転写ニップ)に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ9が設置されている。そして、1次転写ローラ9の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11の表面は、潤滑剤供給装置15、除電装置(不図示)の位置を順次通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング装置19の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング装置19に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、シートを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送されたシートが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ25(タイミングローラ)に導かれる。レジストローラ25に達したシートは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後のシートは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセス(印刷動作)が完了する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ10Yは、像担持体(又は、対象物)としての感光体ドラム11と、帯電装置12と、現像装置13と、第1のブラシローラ保持装置としてのクリーニング装置14と、第2のブラシローラ保持装置としての潤滑剤供給装置15と、が一体的にユニットとして構成されている。プロセスカートリッジ10Yは、画像形成装置本体1に対して着脱可能(交換可能)に設置されていて、適宜に画像形成装置本体1から取り出されて新品のものに交換されたり修理がされたりすることになる。
感光体ドラム11は、基層としての導電性支持体上に、絶縁層である下引き層、感光層としての電荷発生層及び電荷輸送層、表面層(保護層)が順次積層されている。
感光体ドラム11は、不図示の駆動モータによって図2の反時計方向に回転駆動される。
なお、本実施の形態において、帯電装置12として、感光体ドラム11に当接する接触式の帯電ローラを用いることもできるし、コロナ放電方式を用いたグリッドを有する帯電チャージャを用いることもできる。
また、帯電装置12に印加する帯電バイアスとして、DC電圧にAC電圧が重畳されたものとすることもできるし、DC電圧のみとすることもできる。
現像ローラ13aと2つの搬送スクリュ13b、13cとは、不図示の駆動モータによって感光体ドラム11とともに回転駆動される。
そして、感光体ドラム11上に付着する未転写トナー(シートから生じる紙粉、帯電装置12による放電時に感光体ドラム11上に生じる放電生成物、トナーに添加されている添加剤、等の付着物も含むものとする。)が、クリーニングブレード14aやブラシローラ14bによって機械的に掻き取られてクリーニング装置14内に回収物として回収されることになる。
詳しくは、ブラシローラ14bは、対象物(像担持体)としての感光体ドラム11に摺接するブラシ毛14b2(図4参照)が周設されている。図4を参照して、ブラシローラ14bは、金属材料からなる芯金14b1の外周に直毛状又はループ状のブラシ毛14b2が巻装されたローラ部材である。ブラシ毛14b2としては、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、アクリル、ビニロン、塩化ビニル等の樹脂繊維を用いることができ、必要に応じてカーボン等の導電付与剤が混入された導電繊維を用いることができる。また、ブラシ毛14b2は、長さ(毛足)が0.2~20mm、ブラシ密度が2~10万F/inch2のものを用いることができる。
ブラシローラ14bは、クリーニングブレード14aに対して感光体ドラム11の回転方向上流側であって、1次転写ニップ(1次転写ローラ9)に対して感光体ドラム11の回転方向下流側に配設されている。そして、ブラシローラ14bは、そのブラシ毛14b2が感光体ドラム11の表面に接触した状態で、不図示の駆動モータによって図2の反時計方向に回転駆動される。
なお、本実施の形態において、クリーニング装置14には、ブラシローラ14bに接触可能なコイル状部材14dが設置されているが、これについては後で詳しく説明する。
潤滑剤供給装置15は、クリーニング装置14(クリーニングブレード14a)に対して感光体ドラム11の回転方向下流側であって、帯電装置12に対して感光体ドラム11の回転方向上流側に配設されている。また、薄層化ブレード15fは、ブラシローラ15aに対して感光体ドラム11の回転方向下流側に配設されている。
ブラシローラ15aは、図2の反時計方向に回転する感光体ドラム11に対してカウンタ方向(逆方向)で摺接するように回転駆動される(図2の反時計方向の回転である。)。すなわち、ブラシローラ15aの回転方向は、感光体ドラム11との摺接位置において、感光体ドラム11の回転方向(走行方向)と逆方向になるように構成されている。
また、ブラシローラ15aは、固形潤滑剤15bと感光体ドラム11とに摺接するように配置されていて、ブラシローラ15aが回転することによって固形潤滑剤15bから潤滑剤を掻き取り、その潤滑剤を感光体ドラム11上に塗布する。
また、固形潤滑剤15bの後方部には、ブラシローラ15aと固形潤滑剤15bとの接触ムラをなくすために圧縮スプリング15c(付勢部材)が配置されていて、固形潤滑剤15bをブラシローラ15aに向けて付勢している。
なお、本実施の形態において、潤滑剤供給装置15には、ブラシローラ15aに接触可能なコイル状部材15dが設置されているが、これについては後で詳しく説明する。
ステアリン酸亜鉛は、代表的なラメラ結晶紛体である。ラメラ結晶は両親媒性分子が自己組織化した層状構造を有していて、せん断力が加わると層間にそって結晶が割れて滑りやすい。したがって、感光体ドラム11の表面を低摩擦係化することができる。すなわち、せん断力を受けて均一に感光体ドラム11の表面を覆っていくラメラ結晶によって、少量の潤滑剤によって効果的に感光体ドラム11の表面を覆うことができる。そして、感光体ドラム11の表面を比較的均等に覆い帯電工程における電気的ストレスから良好に保護できることになる。
また、タルク、マイカ、窒化ホウ素のような板状構造を有する無機潤滑剤を使用することで、クリーニング装置14(クリーニングブレード14a)でのトナーや潤滑剤のすり抜けが生じにくくなり、帯電装置12を汚れにくくすることができる。
なお、本実施の形態において、薄層化ブレード15fは、感光体ドラム11の走行方向(回転方向)に対してカウンタ方向にて感光体ドラム11に当接しているが、感光体ドラム11の走行方向(回転方向)に対してトレーディング方向にて感光体ドラム11に当接するように構成してもよい。
現像ローラ13aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置13内の現像剤Gは、間に仕切部材を介在するように配設された第1搬送スクリュ13b及び第2搬送スクリュ13cの矢印方向の回転によって、トナー補給部30からトナー補給口を介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向(図2、図3の紙面垂直方向であって、図4の左右方向である。)に循環する。
先に図2、図3等を用いて説明したように、本実施の形態におけるプロセスカートリッジ10Y(画像形成装置1)には、第1のブラシローラ保持装置としてのクリーニング装置14と、第2のブラシローラ保持装置としての潤滑剤供給装置15と、が設置されている。
クリーニング装置14と潤滑剤供給装置15とは、ブラシローラ保持装置として、どちらもブラシローラ14b、15aやコイル状部材14d、15dが設置されている。そして、クリーニング装置14には搬送部材としての廃トナー搬送スクリュ14cが設置されているのに対して潤滑剤供給装置15には設置されていない点と、潤滑剤供給装置15には固形潤滑剤15bや圧縮スプリング15cが設置されているのに対してクリーニング装置14には設置されていない点と、を除き、クリーニング装置14と潤滑剤供給装置15とはほぼ同等の構成部材からなっている。そのため、以下、同等の構成や機能の説明について、一方の装置についてのみおこない、他方の装置については適宜省略する(又は、カッコ書きで符号を記載する。)。
なお、潤滑剤供給装置15には、ブラシローラ15aに摺接する固形潤滑剤15bが設けられている。そして、潤滑剤供給装置15において、コイル状部材15dは、固形潤滑剤15bがブラシローラ15aに接触する位置に対して、ブラシローラ15aの回転方向上流側でブラシローラ15aに接触するように配置されている。
詳しくは、図4を参照して、コイル状部材14d(15d)は、長手方向両端部の中心(コイル中心)にそれぞれ支軸14d1(15d1)が設けられている。すなわち、コイル状部材14d(15d)は、長手方向両端部の支軸14d1(15d1)以外の部分は、中心(コイル中心)に軸部が存在せず、螺旋状の円筒コイル部のみで形成されている。
そして、それらの支軸14d1(15d1)がクリーニング装置14(潤滑剤供給装置15)のハウジング14k(15k)に非回転で支持されている。
なお、コイル状部材14d(15d)としては、外周面に外力が作用したときに図4の上下方向に変位しやすいものが好ましく、例えば、線径が0.5~1.5mm程度の金属材料又は樹脂材料からなる線材をコイル状に形成したものを用いることができる。
なお、本実施の形態において、壁状部材14k1(15k1)は、クリーニング装置14(又は、潤滑剤供給装置15)のハウジング14k(15k)における内壁面の一部である。すなわち、ハウジング14k(15k)における内壁面の一部が、壁状部材14k1(15k1)として機能している。また、本実施の形態において、壁状部材14k1(15k1)は、コイル状部材14d(15d)の外周の一部を覆うように、その外周の曲率に略合致する曲面を有している。
詳しくは、装置が駆動されてブラシローラ14b(15a)が回転すると、図4(A)に示すように、コイル状部材14d(15d)は、ブラシ毛14b2(15a2)に衝突する(喰込む)ように黒矢印方向に移動して、そのときに生じる反発力によって壁状部材14k1(15k1)に向かって白矢印方向に移動(反発)する。そして、図4(B)に示すように、コイル状部材14d(15d)は、壁状部材14k1(15k1)に衝突(接触)するように黒矢印方向に移動して、そのときに生じる反発力によってブラシ毛14b2(15a2)に向かって白矢印方向に移動(反発)する。以降、ブラシローラ14b(15a)が回転している間、図4(A)、(B)の動作が繰り返される。
詳しくは、シート状弾性部材14r(15r)は、緩衝性と弾性(反発性)との双方を有する発泡ポリウレタン(スポンジ)などの材料からなり、厚さが0.05~2mm程度のシート状部材である。したがって、コイル状部材14d(15d)は、図4(B)に示すように、シート状弾性部材14r(15r)を介して壁状部材14k1(15k1)に衝突・反発することになる。なお、シート状弾性部材14r(15r)は、壁状部材14k1(15k1)に両面テープなどを介して貼着されている。
このように、壁状部材14k1(15k1)にシート状弾性部材14r(15r)を設置することで、コイル状部材14d(15d)が壁状部材14k1(15k1)で反発する機能を維持しつつ、コイル状部材14d(15d)が壁状部材14k1(15k1)で衝突するときの衝突音の発生を減ずることができる。
これは、コイル状部材14d(15d)が、ブラシローラ14b(15a)との接触部分においてブラシローラ14b(15a)の回転方向の力を受けるため、上述した仮想直線S1(S2)に沿うように搖動するのではなくて、仮想直線S1(S2)に対して回転方向下流側に傾斜する方向(図4中の両矢印で示す方向である。)に搖動するためである。
このように構成することによって、コイル状部材14d(15d)がシート状弾性部材14r(15r)を介さずに壁状部材14k1(15k1)に直接的に衝突してしまう不具合が軽減されるため、コイル状部材14d(15d)が壁状部材14k1(15k1)で衝突するときの衝突音の発生を確実に減ずることができる。
そして、本実施の形態におけるクリーニング装置14において、コイル状部材14dと壁状部材14k1(コイル状部材14dが衝突するハウジング内壁面である。)とは、クリーニング装置14の内部において回収物(未転写トナー、廃トナー)に埋没しない位置に配置されている。
このように構成することにより、ブラシローラ14bと壁状部材14k1との間でのコイル状部材14dの搖動が、装置内の回収物によって阻害されることなく、良好におこなわれることになる。
なお、本実施の形態における潤滑剤供給装置15は、装置内において潤滑剤を回収するための充分なスペースが設けられており、またコイル状部材15dが回収スペースに対して充分に高い位置に設けられているため、コイル状部材15dや壁状部材15k1が回収物(潤滑剤)に埋没しにくくなる。したがって、ブラシローラ15aと壁状部材15k1との間でのコイル状部材15dの搖動が、装置内の回収物によって阻害されることなく、良好におこなわれることになる。
図5に示すように、変形例1におけるクリーニング装置14(又は、潤滑剤供給装置15)において、コイル状部材14d(15d)は、ブラシローラ14b(15a)に対する喰い込み量が、長手方向中央部に比べて長手方向両端部が大きくなるように形成されている。
具体的に、変形例1において、コイル状部材14d(15d)は、長手方向両端部の外径D2が、長手方向中央部の外径D1に比べて、大きくなるように形成されている(D2>D1)。
これは、コイル状部材14d(15d)において、長手方向両端部の支軸14d1(15d1)がハウジング14k(15k)の側部に固定支持されているため、長手方向中央部に比べて長手方向両端部の搖動(振動)の程度が低く、ブラシローラ14b(15a)に対するフリッカ性(付着物を除去する性能)が小さくなる可能性があるためである。
これに対して、変形例1では、ブラシローラ14b(15a)に対するコイル状部材14d(15d)の喰い込み量が、長手方向中央部に比べて長手方向両端部(フリッカ性が弱くなりやすい部分である。)が大きくなるように構成しているため、ブラシローラ14b(15a)に対するフリッカ性が長手方向にわたって充分かつ均一になる。
図6は、変形例2において、コイル状部材14d(15d)とブラシローラ14b(15a)のブラシ毛14b2(15a2)との接触部を、図3の仮想面S1、S2において、ブラシローラ14b(15a)の回転方向上流側から各部の比例尺を無視して模式的にみた図である。
図6に示すように、変形例2におけるブラシローラ保持装置としてのクリーニング装置14(又は、潤滑剤供給装置15)において、ブラシローラ14b(15a)は、ブラシ毛14b2(15a2)が所定の倒れ方向(図6の斜め上方であって、長手方向一端側である。)に倒れるように形成されている。
そして、図6(A)に示すように、コイル状部材14d(15d)は、ブラシ毛14b2(15a2)の倒れ方向に逆らってブラシローラ14b(15a)に接触するように、コイル巻き方向(図6(A)において上方から斜め下方に向かう巻き方向である。)が定められている。
このように構成することにより、図6(B)に示すようにブラシ毛14b2(15a2)の倒れ方向にならってブラシローラ14b(15a)にコイル状部材14d(15d)が接触するようにコイル巻き方向を設定する場合に比べて、ブラシローラ14b(15a)に対するコイル状部材14d(15d)の負荷抵抗が大きくなるものの、ブラシローラ14b(15a)に対するコイル状部材14d(15d)のフリッカ性が向上することになる。
図7に示すように、変形例3におけるブラシローラ保持装置としてのクリーニング装置14は、潤滑剤供給装置としても機能するものであって、ブラシローラ14bに摺接する固形潤滑剤15bと、固形潤滑剤15bをブラシローラ14bに向けて付勢する圧縮スプリング15cと、が設置されている。このように構成されたクリーニング装置14は、ブラシローラ14bによって、感光体ドラム11上の未転写トナーを除去・回収するとともに、感光体ドラム11上に潤滑剤を塗布することになる。
そして、変形例3において、コイル状部材14dは、固形潤滑剤15bがブラシローラ14bに接触する位置に対して、ブラシローラ14bの回転方向上流側でブラシローラ14bに接触するように配置されている。そして、コイル状部材14dは、ブラシローラ14bの回転にともない(クリーニング装置14の駆動にともない)、ブラシローラ14bと壁状部材14k1(シート状弾性部材14rが貼着されている。)との間で衝突・反発を繰り返して搖動するように構成されている。
このように構成されたクリーニング装置14であっても、ブラシローラ14bに付着したトナーや潤滑剤などの付着物を充分に除去することができる。したがって、クリーニング不良や潤滑剤供給不良などの不具合が生じにくくなる。
これにより、ブラシローラ14b(15a)に付着したトナーや潤滑剤などの付着物を充分に除去することができる。
これに対して、これらの構成部材を、プロセスカートリッジの構成部材とせずに、それぞれ単体で画像形成装置本体1に交換可能に設置されるように構成することもできる。特に、潤滑剤供給装置15とクリーニング装置14とがユニット化されて画像形成装置本体1に交換可能に設置されるように構成することもできるし、潤滑剤供給装置15をクリーニング装置14に対して着脱可能に構成してそれぞれ単体で画像形成装置本体1に交換可能に設置されるように構成することもできる。
そして、このような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち少なくとも1つと、像担持体と、が一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、本実施の形態では、ブラシローラ15aに対して固形潤滑剤15bを付勢する付勢部材として圧縮スプリング15cを用いたが、付勢部材の構成はこれに限定されることなく、種々の形態のものを用いることもできる。
また、本実施の形態では、像担持体としての感光体ドラム11の表面に付着したトナーを除去するクリーニング装置14や、像担持体としての感光体ドラム11の表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給装置15に対して本発明を適用したが、像担持体としての中間転写ベルト17の表面に付着したトナーを除去するクリーニング装置や、像担持体としての中間転写ベルト17の表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給装置に対しても本発明を適用することもできる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
(付記1)
対象物に摺接可能なブラシ毛が周設されたブラシローラと、
前記ブラシ毛に接触可能に配置されて、螺旋状に巻回されたコイル状部材と、
前記コイル状部材を介して前記ブラシローラに対向する壁状部材と、
を備え、
前記コイル状部材は、前記ブラシローラの回転に連動して、前記コイル状部材と前記壁状部材との間で互いの部材への衝突と反発とを交互に繰り返して搖動することを特徴とするブラシローラ保持装置。
(付記2)
前記壁状部材は、前記コイル状部材が衝突する表面に、シート状弾性部材が設置されたことを特徴とする付記1に記載のブラシローラ保持装置。
(付記3)
前記壁状部材は、前記ブラシローラの回転中心に直交する断面でみたときに、前記回転中心と前記コイル状部材の中心とを通る仮想直線に接する部分と、前記部分から前記ブラシローラの回転方向下流側に対応する範囲と、を少なくとも含む表面に、前記シート状弾性部材が設置されたことを特徴とする付記2に記載のブラシローラ保持装置。
(付記4)
前記コイル状部材は、長手方向両端部の中心にそれぞれ支軸が設けられて、前記支軸が当該ブラシローラ保持装置のハウジングに非回転で支持されたことを特徴とする付記1~付記3のいずれかに記載のブラシローラ保持装置。
(付記5)
前記コイル状部材は、前記ブラシローラに対する喰い込み量が、長手方向中央部に比べて長手方向両端部が大きくなるように形成されたことを特徴とする付記1~付記4のいずれかに記載のブラシローラ保持装置。
(付記6)
前記コイル状部材によって前記ブラシローラから除去されて当該ブラシローラ保持装置の内部に回収された回収物を外部に排出するための搬送部材を備え、
前記コイル状部材と前記壁状部材とは、当該ブラシローラ保持装置の内部において前記回収物に埋没しない位置に配置されたことを特徴とする付記1~付記5のいずれかにに記載のブラシローラ保持装置。
(付記7)
前記対象物は、トナー像が担持される像担持体であって、
前記ブラシローラに摺接する固形潤滑剤を備え、
前記コイル状部材は、前記固形潤滑剤が前記ブラシローラに接触する位置に対して前記ブラシローラの回転方向上流側で前記ブラシローラに接触することを特徴とする付記1~付記6のいずれかに記載のブラシローラ保持装置。
(付記8)
前記ブラシローラは、前記ブラシ毛が所定の倒れ方向に倒れるように形成され、
前記コイル状部材は、前記倒れ方向に逆らって前記ブラシローラに接触するように、コイル巻き方向が定められたことを特徴とする付記1~付記7のいずれかに記載のブラシローラ保持装置。
(付記9)
前記壁状部材は、当該ブラシローラ保持装置のハウジングにおける内壁面の一部であることを特徴とする付記1~付記8のいずれかに記載のブラシローラ保持装置。
(付記10)
画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
トナー像が担持される前記対象物としての像担持体と、
付記1~付記9のいずれかに記載のブラシローラ保持装置と、
を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
(付記11)
前記対象物と、
付記1~付記9のいずれかに記載のブラシローラ保持装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
10Y、10M、10C、10BK プロセスカートリッジ、
11 感光体ドラム(対象物、像担持体)、
14 クリーニング装置(ブラシローラ保持装置)、
14a クリーニングブレード、
14b ブラシローラ、
14b2 ブラシ毛、
14c 廃トナー搬送スクリュ(搬送部材)、
14d コイル状部材(円筒状コイル)、
14k ハウジング(ケース)、
14k1 壁状部材(ハウジングの内壁面の一部)、
14r シート状弾性部材、
15 潤滑剤供給装置(ブラシローラ保持装置)、
15a ブラシローラ、
15a2 ブラシ毛、
15b 固形潤滑剤、
15c 圧縮スプリング(付勢部材)、
15d コイル状部材(円筒状コイル)、
15f 薄層化ブレード、
15k ハウジング、
15k1 壁状部材(ハウジングの内壁面の一部)、
15r シート状弾性部材。
Claims (15)
- 対象物に摺接可能なブラシ毛が周設されたブラシローラと、
前記ブラシ毛に接触可能に配置されて、螺旋状に巻回されたコイル状部材と、
前記コイル状部材を介して前記ブラシローラに対向する壁状部材と、
を備え、
前記コイル状部材は、前記ブラシローラの回転に連動して、前記ブラシローラと前記壁状部材との間で互いの部材への衝突と反発とを交互に繰り返して搖動し、
前記壁状部材は、前記コイル状部材が衝突する表面に、シート状弾性部材が設置されたことを特徴とするブラシローラ保持装置。 - 前記壁状部材は、前記ブラシローラの回転中心に直交する断面でみたときに、前記回転中心と前記コイル状部材の中心とを通る仮想直線に接する部分と、前記部分から前記ブラシローラの回転方向下流側に対応する範囲と、を少なくとも含む表面に、前記シート状弾性部材が設置されたことを特徴とする請求項1に記載のブラシローラ保持装置。
- 対象物に摺接可能なブラシ毛が周設されたブラシローラと、
前記ブラシ毛に接触可能に配置されて、螺旋状に巻回されたコイル状部材と、
前記コイル状部材を介して前記ブラシローラに対向する壁状部材と、
を備え、
前記コイル状部材は、
長手方向両端部の中心にそれぞれ支軸が設けられて、前記支軸が当該ブラシローラ保持装置のハウジングに非回転で支持されるとともに、
前記ブラシローラの回転に連動して、前記ブラシローラと前記壁状部材との間で互いの部材への衝突と反発とを交互に繰り返して搖動することを特徴とするブラシローラ保持装置。 - 対象物に摺接可能なブラシ毛が周設されたブラシローラと、
前記ブラシ毛に接触可能に配置されて、螺旋状に巻回されたコイル状部材と、
前記コイル状部材を介して前記ブラシローラに対向する壁状部材と、
前記ブラシローラに摺接する固形潤滑剤と、
を備え、
前記対象物は、トナー像が担持される像担持体であって、
前記コイル状部材は、
前記固形潤滑剤が前記ブラシローラに接触する位置に対して前記ブラシローラの回転方向上流側で前記ブラシローラに接触するとともに、
前記ブラシローラの回転に連動して、前記ブラシローラと前記壁状部材との間で互いの部材への衝突と反発とを交互に繰り返して搖動することを特徴とするブラシローラ保持装置。 - 対象物に摺接可能なブラシ毛が周設されたブラシローラと、
前記ブラシ毛に接触可能に配置されて、螺旋状に巻回されたコイル状部材と、
前記コイル状部材を介して前記ブラシローラに対向する壁状部材と、
を備え、
前記ブラシローラは、前記ブラシ毛が所定の倒れ方向に倒れるように形成され、
前記コイル状部材は、
前記倒れ方向に逆らって前記ブラシローラに接触するように、コイル巻き方向が定められるとともに、
前記ブラシローラの回転に連動して、前記ブラシローラと前記壁状部材との間で互いの部材への衝突と反発とを交互に繰り返して搖動することを特徴とするブラシローラ保持装置。 - 前記コイル状部材は、前記ブラシローラに対する喰い込み量が、長手方向中央部に比べて長手方向両端部が大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のブラシローラ保持装置。
- 前記コイル状部材によって前記ブラシローラから除去されて当該ブラシローラ保持装置の内部に回収された回収物を外部に排出するための搬送部材を備え、
前記コイル状部材と前記壁状部材とは、当該ブラシローラ保持装置の内部において前記回収物に埋没しない位置に配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のブラシローラ保持装置。 - 前記壁状部材は、当該ブラシローラ保持装置のハウジングにおける内壁面の一部であることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のブラシローラ保持装置。
- 前記コイル状部材は、前記ブラシローラに対する喰い込み量が、長手方向中央部に比べて長手方向両端部が大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のブラシローラ保持装置。
- 前記コイル状部材によって前記ブラシローラから除去されて当該ブラシローラ保持装置の内部に回収された回収物を外部に排出するための搬送部材を備え、
前記コイル状部材と前記壁状部材とは、当該ブラシローラ保持装置の内部において前記回収物に埋没しない位置に配置されたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のブラシローラ保持装置。 - 前記壁状部材は、当該ブラシローラ保持装置のハウジングにおける内壁面の一部であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のブラシローラ保持装置。
- 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
トナー像が担持される前記対象物としての像担持体と、
請求項1又は請求項3に記載のブラシローラ保持装置と、
を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記対象物と、
請求項1又は請求項3に記載のブラシローラ保持装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
トナー像が担持される前記対象物としての像担持体と、
請求項4又は請求項5に記載のブラシローラ保持装置と、
を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記対象物と、
請求項4又は請求項5に記載のブラシローラ保持装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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|---|---|---|---|
| JP2022068121A JP7846861B2 (ja) | 2022-04-18 | 2022-04-18 | ブラシローラ保持装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2022068121A JP7846861B2 (ja) | 2022-04-18 | 2022-04-18 | ブラシローラ保持装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
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-
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