JP7846957B2 - 吸収体及び吸収性物品 - Google Patents
吸収体及び吸収性物品Info
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Description
吸収性物品に用いられ、前記吸収性物品の着用者の体液を吸収及び保持する吸収体であって、前記着用者の肌側に配置される、フラッフパルプを吸収基材として含有する第一の吸収体と、前記着用者の非肌側に配置される、フラッフパルプを含有しない第二の吸収体と、を含む積層体であり、前記第二の吸収体は、高吸収性シートを含み、前記高吸収性シートは、スパンボンド不織布と、前記スパンボンド不織布の少なくとも一方の表面に一体化されたパルプ繊維ウェブを含む第一の複合型不織布層と、スパンボンド不織布と、前記スパンボンド不織布の少なくとも一方の表面に一体化されたパルプ繊維ウェブを含む第二の複合型不織布層と、前記第一の複合型不織布層及び前記第二の複合型不織布層の間に配置された高吸収性ポリマーと、を備え、前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、前記高吸収性シートの前記高吸収性ポリマーと接する面が、前記スパンボンド不織布及び前記パルプ繊維ウェブが水流交絡されており、前記複合型不織布層の前記水流交絡された面には凹凸が形成されており、前記凹凸が前記高吸収性ポリマーを保持し、前記高吸収性シートには、長手方向に延びる開口部が幅方向に2本設けられ、前記開口部の幅方向における配置間隔が、60~100mmであり、前記高吸収性シートの前記開口部の幅方向の寸法が、5~12mmである、吸収体である。
(2)
前記第二の吸収体は、前記高吸収性シートの表面の少なくとも一部を覆う親水性シートを更に備える、(1)の吸収体である。
(3)
前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、前記スパンボンド不織布の材質が、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリスチレンからなる群より選択される少なくとも1つである、(1)又は(2)のいずれかの吸収体である。
(4)
前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、前記スパンボンド不織布の坪量が、7~20g/m2であり、前記パルプ繊維ウェブの坪量が、30~70g/m2であり、かつ、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウェブとの重量構成比が、40/60~10/90である、(1)~(3)のいずれかの吸収体である。
(5)
前記高吸収性シートの前記開口部の長手方向の寸法が、前記高吸収性シートの長手方向
の最大寸法に対して50~95%である、(1)~(4)のいずれかの吸収体である。
(6)
底面140×100mm、外径40mm、内径35mm、重量1400gの治具を用いて、荷重下で150mLの生理食塩水を10分間隔で3回注水し、3回目の注水分150mLを吸収するのに要する時間が、50秒未満である、(1)~(5)のいずれかの吸収体である。
(7)
底面140×100mm、外径40mm、内径35mm、重量1400gの治具を用いて、荷重下で150mLの生理食塩水を10分間隔で3回注水した後、生理食塩水を吸収した領域の最大長さが、280mmを超えている、(1)~(6)のいずれかの吸収体である。
(8)
液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置された(1)~(7)のいずれかの吸収体と、を備え、前記着用者の肌側に配置されるトップシート側に、前記第一の吸収体が位置し、前記着用者の非肌側に配置されるバックシート側に、前記第二の吸収体が位置するように、前記吸収体が配置されている、吸収性物品である。
以下に示すトップシート20、バックシート30、及び第一の複合型不織布層14及び第二の複合型不織布層15を準備して、図1~図3に示す構成を有する吸収体10及び吸収性物品1を作製した。
表1に示す条件に変更した以外は実施例1と同様にして、図4に示す構成を有する吸収体100及び吸収性物品Aを得た。吸収性物品Aの第一の吸収体110は、実施例1の吸収性物品1の第二の吸収体12と同じである(表1参照)。吸収性物品Aの第二の吸収体120は、実施例1の吸収性物品1の第一の吸収体11と同じものである(表1参照)。すなわち、実施例1とは、第一の吸収体11と第二の吸収体12の配置の上下が異なるものである。
表1に示す条件に変更した以外は実施例1と同様にして、図5に示す構成を有する吸収体200及び吸収性物品Bを得た。吸収性物品Bの第一の吸収体210は、実施例1の吸収性物品1の第一の吸収体11と同じである(表1参照)。吸収性物品Bの第二の吸収体220は、表1に示すフラッフパルプ量及びSAP量を有する吸収体である。
表1に示す条件に変更した以外は実施例1と同様にして、図6に示す構成を有する吸収体300及び吸収性物品Cを得た。吸収性物品Cの第一の吸収体310は、表1に示すフラッフパルプ量及びSAP量を有する吸収体である。吸収性物品Cの第二の吸収体320は、実施例1の吸収性物品1の第一の吸収体11と同じである(表1参照)。
実施例1及び比較例1~3の各吸収性物品の厚みを、70gf/cm2荷重下で測定した。
あらかじめ重量を測定した実施例1及び比較例1~3の各吸収体を、生理食塩水に完全に浸かるように5分間浸漬させた。浸漬から5分後、吸収体を金網の上において30秒水切りをして、吸収後の重量を測定し、吸収前後の重量差を計測することで、総吸収量(g)を測定した。
底面140×100mm、外径40mm、内径35mm、重量1400gの治具を用いて、荷重下150mLの生理食塩水を10分間隔で3回注水し、3回目の注水分150mLを吸収するのに要した時間を測定した。
繰り返し吸収速度の測定試験における注水3回目の測定終了時から10分経過後に、35gf/cm2の荷重条件の下、円形定性ろ紙(アドバンテック東洋社製、ADVANTEC No.2、直径55mm)に1分間で逆戻り吸収された水分量を測定した。
繰り返し吸収速度の測定試験における注水3回目の測定終了後に、生理食塩水を吸収した領域の最大長さを測定した。
20名のモニターテストを実施し、下記の基準で着用感を評価した。
○:「着用感が良い」が16人以上20人以下であった。
△:「着用感が良い」が11人以上15人以下であった。
×:「着用感が良い」がいないか、1人以上10人以下であった。
<付記>
なお、本実施形態に関して、さらに以下の事項を付記として開示する。
<付記1>
吸収性物品に用いられ、前記吸収性物品の着用者の体液を吸収及び保持する吸収体であって、前記着用者の肌側に配置される、フラッフパルプを吸収基材として含有する第一の吸収体と、前記着用者の非肌側に配置される、フラッフパルプを含有しない第二の吸収体と、を含む積層体であり、前記第二の吸収体は、高吸収性シートを含み、前記高吸収性シートは、スパンボンド不織布の表面上にパルプ繊維ウェブが積層された第一の複合型不織布層と、スパンボンド不織布の表面上にパルプ繊維ウェブが積層された第二の複合型不織布層と、前記第一の複合型不織布層及び前記第二の複合型不織布層の間に配置された高吸収性ポリマーと、を備え、前記高吸収性シートには、長手方向に延びる開口部が設けられている、吸収体である。
<付記2>
前記第二の吸収体は、前記高吸収性シートの表面の少なくとも一部を覆う親水性シートを更に備える、<付記1>の吸収体である。
<付記3>
前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、テンシロンでの引張強度試験において、25mm幅に形成した試験片を縦方向に2mm伸ばすのに必要な力が、1.5~5.0N/25mmである、<付記1>又は<付記2>の吸収体である。
<付記4>
前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、前記スパンボンド不織布の材質が、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリスチレンからなる群より選択される少なくとも1つである、<付記1>~<付記3>のいずれかの吸収体である。
<付記5>
前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、前記スパンボンド不織布の坪量が、7~20g/m 2 であり、前記パルプ繊維ウェブの坪量が、30~70g/m 2 であり、かつ、前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウェブとの重量構成比が、40/60~10/90である、<付記1>~<付記4>のいずれかの吸収体である。
<付記6>
前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、前記高吸収性シートの前記高吸収性ポリマーと接する面が、前記スパンボンド不織布及び前記パルプ繊維ウェブが水流交絡されており、前記複合型不織布層の前記水流交絡された面には凹凸が形成されており、前記凹凸が前記高吸収性ポリマーを保持する、<付記1>~<付記5>のいずれかの吸収体である。
<付記7>
前記高吸収性シートの前記開口部の幅方向の寸法が、1~15mmである、<付記1>~<付記6>のいずれかの吸収体である。
<付記8>
前記高吸収性シートの前記開口部が幅方向に複数設けられ、前記開口部の幅方向における配置間隔が、30~120mmである、<付記1>~<付記7>のいずれかの吸収体である。
<付記9>
前記高吸収性シートの前記開口部の長手方向の寸法が、前記高吸収性シートの長手方向の最大寸法に対して50~95%である、<付記1>~<付記8>のいずれかの吸収体である。
<付記10>
液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置された<付記1>~<付記9>のいずれかの吸収体と、を備え、前記着用者の肌側に配置されるトップシート側に、前記第一の吸収体が位置し、前記着用者の非肌側に配置されるバックシート側に、前記第二の吸収体が位置するように、前記吸収体が配置されている、吸収性物品である。
Claims (5)
- 吸収性物品に用いられ、前記吸収性物品の着用者の体液を吸収及び保持する吸収体であって、
前記着用者の肌側に配置される、フラッフパルプを吸収基材として含有する第一の吸収体と、
前記着用者の非肌側に配置される、フラッフパルプを含有しない第二の吸収体と、を含む積層体であり、
前記第二の吸収体は、高吸収性シートを含み、
前記高吸収性シートは、スパンボンド不織布と、前記スパンボンド不織布の少なくとも一方の表面に一体化されたパルプ繊維ウェブを含む第一の複合型不織布層と、スパンボンド不織布と、前記スパンボンド不織布の少なくとも一方の表面に一体化されたパルプ繊維ウェブを含む第二の複合型不織布層と、前記第一の複合型不織布層及び前記第二の複合型不織布層の間に配置された高吸収性ポリマーと、を備え、
前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、
前記高吸収性シートの前記高吸収性ポリマーと接する面が、前記スパンボンド不織布及び前記パルプ繊維ウェブが水流交絡されており、
前記複合型不織布層の前記水流交絡された面には凹凸が形成されており、前記凹凸が前記高吸収性ポリマーを保持し、
前記高吸収性シートには、長手方向に延びる開口部が幅方向に2本設けられ、
前記開口部の幅方向における配置間隔が、60~100mmであり、
前記高吸収性シートの前記開口部の幅方向の寸法が、5~12mmであり、
前記高吸収性シートの前記開口部の長手方向の寸法が、前記高吸収性シートの長手方向の最大寸法に対して60~80%である、
吸収体。 - 前記第二の吸収体は、前記高吸収性シートの表面の少なくとも一部を覆う親水性シートを更に備える、
請求項1に記載の吸収体。 - 前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、
前記スパンボンド不織布の材質が、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリスチレンからなる群より選択される少なくとも1つである、
請求項1又は2に記載の吸収体。 - 前記第一の複合型不織布層及び/又は前記第二の複合型不織布層は、
前記スパンボンド不織布の坪量が、7~20g/m2であり、
前記パルプ繊維ウェブの坪量が、30~70g/m2であり、かつ、
前記スパンボンド不織布と前記パルプ繊維ウェブとの重量構成比が、40/60~10/90である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の吸収体。 - 液透過性のトップシートと、
液不透過性のバックシートと、
前記トップシート及び前記バックシートの間に配置された請求項1~4のいずれか一項に記載の吸収体と、
を備え、
前記着用者の肌側に配置されるトップシート側に、前記第一の吸収体が位置し、前記着用者の非肌側に配置されるバックシート側に、前記第二の吸収体が位置するように、前記吸収体が配置されている、
吸収性物品。
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| JP2020110858A JP7846957B2 (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | 吸収体及び吸収性物品 |
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