JP7848094B2 - 差動式分布型感知器の試験装置 - Google Patents
差動式分布型感知器の試験装置Info
- Publication number
- JP7848094B2 JP7848094B2 JP2022151088A JP2022151088A JP7848094B2 JP 7848094 B2 JP7848094 B2 JP 7848094B2 JP 2022151088 A JP2022151088 A JP 2022151088A JP 2022151088 A JP2022151088 A JP 2022151088A JP 7848094 B2 JP7848094 B2 JP 7848094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air pipe
- pressure
- test
- air
- pressure sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Description
作動試験(ポンプ試験):所定量の空気を注入した際に、感知器が正常に作動するか否かを確認する試験。
流通試験:所定量の空気を注入した際の圧力状態を計測し、空気管が正常か否かを確認する試験。
ダイヤフラム試験:所定量の空気を注入した際の圧力状態を計測し、ダイヤフラムが正常か否かを確認する試験。
リーク試験:所定量の空気を注入した際の圧力状態を計測し、リーク抵抗の機能が正常か否かを確認する試験。
まず、図1において、感知器10は、空気管式の差動式分布型感知器であり、監視区域にループ状に敷設される長尺の空気管11と箱状の感知器本体(一般的には検出部とも称される。図示省略)等からなり、感知器本体内に、空気管11が接続されるコックスタンド13(空気管接続部の一例)や、コックスタンド13を介して空気管11と連通し、空気管11内の圧力を検知するダイヤフラム14等を備え、火災発生時、空気管11内の空気の熱膨張による急激な圧力上昇でダイヤフラム14が接点を閉じ、火災信号を出力して火災の感知を行う。
・基本構成
そして、図1に示したように、試験装置1は、空気管11とコックスタンド13(空気管接続部の一例)の間に設けられて、空気管11内の圧力を検知する圧力センサ2と、試験時、コックスタンド13の試験孔部13cを介して空気管11内に空気を注入するテストポンプ4(空気注入手段の一例)と、圧力センサ2と一体のものとして設けられて、圧力センサ2の出力値に基づいて、試験結果を判定する判定処理部3等からなる。
・・圧力センサ
圧力センサ2は、流体用のものが用いられ、所定量の空気を試験孔部13cを介して空気管11内に注入した際の、空気管11内の空気の圧力を検知、計測して電気信号として出力する。出力される計測値は、一定周期(常時でも可)で計測した値とすることができる。
圧力センサ2は、前記の通り、空気管11とコックスタンド13の間に設けられる。これにより、既設の感知器10に対して後付けが可能となり、取り付けの作業を容易にすることができる。圧力センサ2が設けられる位置については、より詳細には、図1の例のように、空気管11の一方の端部11aと第1接続孔部13aの間とするのが好適である。試験時、試験孔部13cと第2接続孔部13bを介し、空気管11には、他方の端部11b側から空気が注入される。すなわち、図1の例の場合、試験時、圧力センサ2は、空気管11の下流側の位置で圧力を検知することになる。空気管11の他方の端部11bと第2接続孔部13bの間に設けられるものとし、空気管11の上流側の位置で圧力を検知するものとしてもよいが、空気管11の下流側の位置で圧力を検知するものとした方が、テストポンプ4で空気を注入し、空気が空気管11全体を流通した後で圧力を検知することとなり、空気管11に穴が開いている場合など、圧力上昇に明確な差が生じ、異常を見つけやすいという点で有利である。
圧力センサ2は、空気管11とコックスタンド13を連結する連結部5に設けられるものとすることができる。図1に示した例の場合、空気管11の一方の端部11aとコックスタンド13の第1接続孔部13aの間に設けられて、両者を連結する連結部5に設けられる。連結部5としては、例えば、空気管11側との接続部と、コックスタンド13側との接続部と、圧力センサ2側との接続部を有する継手部材等とすることができる。
判定処理部3は、圧力センサ2から出力される圧力の計測値に基づき、その計測値を所定間隔(例えば、1秒間隔)で記録して、圧力上昇率(例えば、基準値に対する計測値上昇分のパーセンテージ等)を算出し、その圧力上昇率の値と各種閾値を比較して、各種試験結果の判定を行う。判定処理部3としては、マイコン等が用いられる。
空気管11に注入する空気の量が一定であれば、空気管11が長いほど、上昇する圧力の最大値は減少する。すなわち、空気管11の長さによって、空気管11内の圧力の最大値が決定される。したがって、圧力の最大値から空気管11の長さを推定することができる。判定処理部3は、そのような空気管11の長さの推定機能を有する。なお、空気管11の長さの推定値は、後記で説明する空気管11の標準の圧力減少幅を推定するのに用いることができるが、それ以外にも、現場において、空気管11の施工状態を把握するのにも用いることができる。
空気管11の長さの推定値から空気管11の標準の圧力減少幅(空気管11が正常である場合の圧力減少幅。すなわち、テストポンプ4による空気の注入(加圧)後、その空気による変化がなくなるまでの差)を推定することができる。判定処理部3は、そのような空気管11の標準の圧力減少幅の推定機能を有する。なお、空気管11の標準の圧力減少幅の推定値は、後記で説明する「空気管又はリーク孔の試験」の際に、圧力減少幅判定用の第3閾値を決定するのに用いることができる。
試験装置1は、圧力センサ2、判定処理部3、テストポンプ4等の動作の制御機能や、各種試験結果等を表示する表示機能等を有するものとすることができ、例えば、判定処理部3がそのような制御機能や表示機能等を有するものとすることができる。
テストポンプ4としては、所定量の空気の注入機能を有する電動式のもの(電動式のエアポンプ等)が用いられる。なお、電動式のものに代えて、手動式のシリンジ等を用いるようにしてもよい。
圧力センサ2、判定処理部3、テストポンプ4等の電源が必要なものの電源としては、電池を用いることができる。
試験装置1を構成する、圧力センサ2、判定処理部3、連結部5、テストポンプ4等は、一部又は全部を感知器10に常設されるものとすることができる。例えば、一部を常設化する場合、連結部5を感知器10に常設されるものとし、試験時に、連結部5に圧力センサ2が接続されるものとすることができる。そのようにすることにより、試験時に、空気管11を脱着する必要をなくすことができる。
・準備作業
感知器10の試験を行う際、点検員は、準備作業として、圧力センサ2、判定処理部3、連結部5、テストポンプ4等の接続(常設化したものについては、省略可)の作業と、切替通路13fの、固定通路13eとリーク孔部13dの2者間と、第2接続孔部13bと試験孔部13cの2者間を別々に連通する第2の状態(この発明における試験時の状態であると共に、従来技術における作動試験時及び流通試験時の状態であり、図1(b)の状態)への切り替えの作業を行う。
(1)空気管の試験(従来技術における流通試験に対応)
判定処理部3において、圧力上昇率の値を圧力上昇判定用の第1閾値と比較して、圧力上昇がないか否かの判断処理を行う。圧力上昇率の値が第1閾値を上回らない場合、圧力上昇なしと判断処理する。ここで、例えば、空気管11に詰まりや大きな穴等があると圧力が上昇しない。圧力上昇がない場合、空気管11に異常がある可能性が高い。したがって、圧力上昇なしと判断される場合には、試験結果として、空気管11に異常ありの判定処理を行う。
判定処理部3において、(1)の試験で圧力上昇ありの判断がされる場合には、圧力上昇率の値を圧力低下判定用の第2閾値と比較して、圧力低下がないか否かの判断処理を行う。第2閾値を下回らない場合、圧力低下なしと判断処理する。ここで、例えば、リーク孔部13dに詰まり等があると、圧力が低下し難い。圧力低下がない場合、リーク孔部13dに異常がある可能性が高い。したがって、圧力低下なしと判断される場合には、試験結果として、リーク孔部13dに異常ありの判定処理を行う。
判定処理部3において、(2)の試験で圧力低下ありの判断がされる場合には、圧力上昇率の値を圧力減少幅判定用の第3閾値と比較して、圧力減少幅が適正範囲を超えているか否かの判断処理を行う。第3閾値を下回る場合、圧力減少幅が適正範囲を超えていると判断処理する。ここで、例えば、空気管11に小さな穴がある場合や、リーク孔部13dの抵抗が小さい場合、圧力減少幅が大きくなる。圧力減少幅が適正範囲を超えている場合、空気管11又はリーク孔部13dに異常がある可能性が高い。したがって、圧力減少幅が適正範囲を超えていると判断される場合には、試験結果として、空気管11又はリーク孔部13dに異常ありの判定処理を行う。
判定処理部3において、(3)の試験で圧力減少幅が適正範囲内にあると判断される場合、空気管11とリーク孔部13dが正常であると推測される。したがって、点検員は、感知器10が作動(火災感知)しないか否かを確認して、作動しない場合には、ダイヤフラム4に異常ありと判断することができ、作動する場合には、ダイヤフム4だけでなく、空気管11とリーク孔部13dを含むすべてが正常であると判断することができる。
図2は、準備作業終了後、試験開始から試験終了までの動作の流れの一例を示したものである。
以上、この発明の実施形態について、図1乃至4を参照しつつ説明したが、具体的な構成は、上記の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等の変更も含むものである。
例えば、連結部5については、図3に示したように、空気管11側とコックスタンド13側の間の連通を開閉する開閉部6が設けられるものとすることができ、圧力センサ2は、開閉部6が閉じられて、空気管11側とコックスタンド13側の間の流通が遮断されていると、空気管11側の圧力を検知するように設けられるものとすることができる。
また、連結部5については、図4に示したように、空気管11の一方の端部11aと他方の端部11bの間と、コックスタンド13の第1接続孔部13aと第2接続孔部13bの間を跨ぐように設けられ、それら4者を連結するものとすることができ、圧力センサ2は、そのように設けられる連結部5に設けられるものとすることができる。
5:連結部 6:開閉部 10:感知器 11:空気管
11a:一方の端部 11b:他方の端部
13:コックスタンド 13a:第1接続孔部
13b:第2接続孔部 13c:試験孔部 13d:リーク孔部
13e:固定通路 13f:切替通路 13g:流路切替機構部
14:ダイヤフラム
Claims (5)
- 警戒区域に敷設される空気管内の圧力上昇を、空気管接続部を介して空気管と連通する圧力検知部によって検知して火災を感知する差動式分布型感知器の試験を行う試験装置であって、
前記空気管内に空気を注入する空気注入手段と、
前記空気管と前記空気管接続部の間に設けられ、前記空気管内の圧力を検知する圧力センサと、
前記圧力センサの出力値に基づいて、前記感知器の試験結果を判定する判定処理部と、を備えることを特徴とする試験装置。 - 前記圧力センサは、前記空気管と前記空気管接続部を連結する連結部に設けられ、前記連結部と共に着脱可能か、又は、前記連結部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 前記空気管接続部には、前記空気管の一方の端部が接続されると共に、前記圧力検知部と連通する第1接続孔部と、前記空気管の他方の端部が接続されると共に、前記空気注入手段が接続される試験孔部と連通する第2接続孔部と、が設けられ、
前記圧力センサは、前記空気管の一方の端部と前記第1接続孔部の間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。 - 前記判定処理部は、前記圧力センサの出力値に基づいて、前記空気管の長さを推定することを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 前記圧力センサは、前記空気管の一方の端部と前記第1接続孔部を連結する連結部であって、両者間の連通を開閉する開閉部が設けられる連結部に設けられ、前記開閉部が閉じていると、前記空気管側の圧力を検知することを特徴とする請求項3に記載の試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022151088A JP7848094B2 (ja) | 2022-09-22 | 2022-09-22 | 差動式分布型感知器の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022151088A JP7848094B2 (ja) | 2022-09-22 | 2022-09-22 | 差動式分布型感知器の試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2024045975A JP2024045975A (ja) | 2024-04-03 |
| JP7848094B2 true JP7848094B2 (ja) | 2026-04-20 |
Family
ID=90481638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022151088A Active JP7848094B2 (ja) | 2022-09-22 | 2022-09-22 | 差動式分布型感知器の試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7848094B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003077074A (ja) | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Hochiki Corp | 差動式分布型熱感知器の試験装置 |
| CN101216978A (zh) | 2008-01-07 | 2008-07-09 | 刘星 | 多路管式线型感温火灾探测器 |
| US20150137980A1 (en) | 2013-11-18 | 2015-05-21 | Firesys Ltd. | Fully mechanical pneumatic excessive heat or/and fire line-type detector, and system, methods, applications thereof |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02227799A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Hochiki Corp | 差動式分布型感知器 |
-
2022
- 2022-09-22 JP JP2022151088A patent/JP7848094B2/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003077074A (ja) | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Hochiki Corp | 差動式分布型熱感知器の試験装置 |
| CN101216978A (zh) | 2008-01-07 | 2008-07-09 | 刘星 | 多路管式线型感温火灾探测器 |
| US20150137980A1 (en) | 2013-11-18 | 2015-05-21 | Firesys Ltd. | Fully mechanical pneumatic excessive heat or/and fire line-type detector, and system, methods, applications thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2024045975A (ja) | 2024-04-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5172729B2 (ja) | 流体フィルタの目詰まりの検出 | |
| JP4896139B2 (ja) | プロセス弁のための漏れ検出器 | |
| JP5693221B2 (ja) | 透析機器、透析液への空気の入り込みの監視方法、及び透析液への空気の入り込みの監視および圧力保持試験の実行方法 | |
| JP6351839B2 (ja) | 測定範囲が拡張された統合型の流量測定プローブ | |
| US20190063689A1 (en) | Leak detection device and method | |
| WO2003078955A1 (en) | Leak tester | |
| CN102654410B (zh) | 基于差压的流量测量 | |
| CN102636321B (zh) | 液压支架的泄漏诊断系统和诊断方法、液压支架 | |
| JPH08136386A (ja) | 管路閉塞検出装置 | |
| JPH08166309A (ja) | 導圧管の詰まり診断機構付き差圧測定装置 | |
| JPH0961284A (ja) | 配管漏洩監視装置 | |
| JP7848094B2 (ja) | 差動式分布型感知器の試験装置 | |
| JP7425146B1 (ja) | 差動式分布型感知器 | |
| KR101495033B1 (ko) | 발전소 솔레노이드밸브의 테스트 블록장치 및 방법 | |
| JP2005267572A (ja) | 流量制御の異常判定方法及び装置 | |
| JP2005037268A (ja) | 流量検査装置 | |
| JPH0843154A (ja) | フローセンサ付フルイディックガスメータを用いて行う内管からのガス漏れ判定方法 | |
| JP3295236B2 (ja) | フローセンサ付フルイディックガスメータを用いて行う内管からのガス漏れ判定方法 | |
| JPH08178782A (ja) | 差圧測定装置 | |
| JP4197218B2 (ja) | ガス遮断装置 | |
| KR101420313B1 (ko) | 관 조립품의 접합부 검사방법 | |
| JP3151803B2 (ja) | 羽口の破損診断方法 | |
| CN106124076A (zh) | 蒸汽发生器传热管倒流监测装置 | |
| CN216381521U (zh) | 一种汽轮机跳闸保护的信号监测系统 | |
| JP2979337B2 (ja) | ガス設備点検装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20250317 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20260227 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20260310 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20260408 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7848094 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |